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  • 【MotoGP】 ヤマハ:日本GP 予選 レポート&ライダーコメント

    【MotoGP】 ヤマハ:日本GP 予選 レポート&ライダーコメント

    Movistar Yamaha MotoGPのバレンティーノ・ロッシとホルヘ・ロレンソは、強い決意を露わに見事な走り。それぞれトップと3番手を獲得して日本のファンを歓喜させた。

    バレンティーノ・ロッシはスタートをやや遅らせ、前方にクリアスペースを確保してからコースイン。ひとたびリズムをつかむと素早くペースを上げ、最初のアタックで暫定3番手につけた。

    2回目のアタックでは1分44秒736へ更新したものの、順位ではチームメイトのロレンソに先行されて4番手に後退。次のトライでもさらに1000分の5秒短縮したが、全体のペースが上がったためポジションアップはならないまま、残り5分でピットに戻った。

    タイヤ交換を終え、1分後にコースに戻ったバレンティーノ・ロッシはその時点で6番手だったが、再び激しくプッシュすると、セッション終盤で第2、第3、第4セクションでトップタイムをマーク。1分43秒954のファステストラップを叩き出して一気にトップに躍り出た。最後の1ラップは第1、第2セクションでタイムを短縮したもののタイムは更新ならず。それでもトップを守り切り、自己通算64回目のポールポジションを獲得した。2位との差は0.180秒。

    一方のホルヘ・ロレンソは、まさに超人的なパフォーマンス。フリープラクティス第3セッションでは、第2コーナーで激しいハイサイド・クラッシュ。メディカル・センターでチェック後、ヘリコプターで宇都宮市内の病院へ運ばれてCTスキャン検査を受けた。その結果、走行可能と診断されたためすぐまたコースへ戻り、フリープラクティス第4セッションに出場して3番手を獲得した。

    Q2に進出したホルヘ・ロレンソは、十分なスペースを確保するためロッシよりさらに遅れ最後尾からスタート。初めは慎重に走り出し、2周目のアタックで1分44秒399を記録すると、10番手から一気に2番手までポジションアップ。その後、残り7分でピットに戻りタイヤ交換を行った。

    素早くコースに復帰するも、その時点で順位をひとつ下げて3番手となるが、ここからもう一度、挽回しようと激しくプッシュしていったが、5ラップ目のアタックでは更新できず、逆にロッシがトップに浮上したことで4番手へとポジションを下げてしまった。しかしロレンソはあきらめず、最終ラップでトップから0.267秒差の1分44秒221を記録。明日の決勝はフロントロー、3番手の位置からスタートすることとなった。

    中須賀、16番グリッドから決勝に臨む
    フリープラクティス3までの総合結果で上位10台が公式予選Q2に進出し、スターティンググリッドのトップ10グリッドが決定。そしてフリープラクティス3までの総合11位以下は公式予選Q1に進み、スターティンググリッドの12番以降が決定する。

    そのフリープラクティス3は午前9時55分から45分間で行われたが、開始から約20分後、YAMALUBE YAMAHA FACTORY RACINGの中須賀克行はヘアピンカーブで転倒を喫してしまった。これで右肩を強打した中須賀だったが、続くフリープラクティス4そして公式予選Q1に出走。そのQ1で中須賀は全セッションを通じて自己ベストとなる1分46秒627を記録して16番グリッドから決勝レースのスタートを待つことになった。

    なお、中須賀の日本グランプリでの自己ベストは昨年の公式予選Q1で記録した1分45秒496で、目標にしていたこのタイムには及ばなかった。もちろんこれには、全車統一のECUや、今年からタイヤがミシュランに変更されたことなどが関与している。

    エスパルガロが3列目スタート。スミスは果敢に挑み5列目
    トップ・サテライトを目指すMonster Yamaha Tech 3のポル・エスパルガロは、グリッド3列目を獲得。午前中に行われたフリープラクティス第3セッションでは、昨日までの勢いをキープしながらセットアップを継続。45分間のセッションをノンストップでプッシュし続け、総合9番手を獲得してQP2に進出した。エスパルガロはここでもさらにペースを上げ、セッション終盤で1分45秒232の自己ベストを記録。ロレンソに1秒差まで迫り9番グリッドを獲得した。決勝ではロケットスタートを決め、前方集団を抜いて好成績を目指す。

    ブラッドリー・スミスは、右膝の怪我が完治していない状態だが、果敢にも予選を走り切りグリッド5列目を獲得した。午前中のフリープラクティスでは17ラップを走行。走るたびに力強さを増し、セッション終盤では、ウイーク初日を4秒近く上回る好タイムを記録。これによって総合20番手を獲得した。午後からのQ1でも見事なペースを披露。膝を十分に動かせない状態にもかかわらず、4ラップ中の最終ラップで自己ベストを更新して15番手を獲得した。決勝は完走を目標にベストを尽くす。

    Movistar Yamaha MotoGP
    バレンティーノ・ロッシ(予選トップ)
    「シーズン3度目のポールポジション! 今年は予選から強さを発揮できているので、とても満足しているよ! 昨日まではマシンのバランスに悩まされ、その上、僕自身の身体の状態も100%ではなかったからあまり気分が良くなかったんだ。フリープラクティス第4セッションでようやくマシンのバランスが大幅に改善され、ラップタイムも上がって、第11コーナーのブレーキングもうまくいくようになった。ポールポジションからのスタートはとても重要。あとは明日の決勝を待つだけ」

    ホルヘ・ロレンソ(予選3番手)
    「時間が経つごとに状態は良くなっているよ。痛み止めの注射と、僕自身のアドレナリンが、心身の回復を早めてくれているんだ。かなり激しく転倒してしまい、とくに左脚には大きな衝撃があったので、怪我がひどくないことを祈っていた。幸いにも、こうして予選に出場することができ、とくに2回目の走行の1周目は素晴らしかったと思う。良いポジションを確保することができて本当にうれしいよ。ロッシのタイムはすごいね。そしてマルケスも。ポールポジションは無理だったけれど、病院から戻った時点で想像していたよりはずっといいよ」

    マッシモ・メレガリ (チーム・ディレクター)
    「セッティングで苦労したり、ホルヘがクラッシュしたり、どのセッションも本当に大変だった。だから、ふたりが揃ってフロントローに並ぶことなど想像もできなかった。しかも最大のライバルのホームコースだということを考えればなおさらだ。フリープラクティス第4セッションではバレンティーノのマシンのセッティングが大幅に向上。ハンドリング性能が改善されたことでより乗りやすくなり、彼の思い通りの走りができるようになった。体調は依然として完璧ではなかったが、それを超えるくらいのパフォーマンスでファステストラップを叩き出した。ホルヘの3番手もまた見事だった。走れるかどうかさえ分からない状況だったのに、本当に勇敢な走りを見せてもらった。また、難しい問題を克服したチームの仕事ぶりも素晴らしかった。ふたりのフロントローは最高だ!」

    YAMALUBE YAMAHA FACTORY RACING
    中須賀克行(予選16番手)
    「フリープラクティス3中にヘアピンで転倒して右肩を強打してしまいました。ちょうど砂が浮いているところに乗り上げそうになり、危ないと思った瞬間に転んでいました。マシンを降りてからは右肩が痛くてたまらなかったのですが、その後のフリープラクティス4、そしてQ1を走っている間は、痛みを感じることはまったくありませんでした。それほど集中して走れているし、何よりこのMotoGPという舞台で走れていることが本当に楽しいです。目標にしていた昨年の自己ベストには迫れませんでしたが、それでもマシンに関しては順調にセットアップが進んでいるし、データも残せています。もちろんライダーとしては明日の決勝がいちばん大切です。ただ、順位を気にするのではなく、自分の走っているポジションで、しっかりとライバルと戦えるようにしたい。そしてポイント圏内でゴールすることが目標です」

    尾方宏彰(チーム監督)
    「今日も、さまざまなデータを集積するために、中須賀選手にはセッティングを大きく振ったマシンに乗ってもらいました。フリープラクティス3ではヘアピンで転んでしまいましたが、あのときはちょっと止まりにくい状態だったかもしれません。Q1では、さらに試したいセッティングがあったのですが、タイヤが温まるまでの時間などでチーム内が少々ばたついてしまい、時間管理がうまくいきませんでした。おそらくあと1周走れていたら、さらにタイムを詰められたと思います。明日の決勝に向けて、いくつかのコーナーで試したいセッティングがあるので、朝の走行でこれを確認します。これが決まれば、中
    須賀選手も気持ちよく走れると確信しています」

    Monster Yamaha Tech 3
    ポル・エスパルガロ(予選9番手)
    「3列目を獲得できたことに満足しないとね。なぜなら今回は、ここ数戦のなかでも最も難しい状況だったのだから… たとえばアラゴン。あそこではウイークを通じて速かったにもかかわらず、Q2が終わってみるとグリッドは4列目。そう考えると、今日の9番手は喜ぶほどではないものの、少なくともレース序盤でトップグループについて行くチャンスを与えてくれると思うんだ。レース序盤の最大の目標は、できるだけ多くのドゥカティ勢をかわすこと。彼らは加速で優れているので、あとから抜き返すのは大変なことだからね。タイヤのチョイスは、考え方はすでにはっきり決まっている。そして幸いにも、僕らのリズムは1ラップのものよりもレース全体のほうが上なんだ。フリープラクティス4ではまったく別のセッティングを試したけど、期待したほどの効果は得られなかった。そこで予選ではもう一方の方向性を選択することになり、その新しいセッティングに慣れるまでに、少し時間がかかってしまったんだ。2回目の走行ではフィーリングが格段に良くなったので、明日のウォームアップでもこれを採用したいと思っているよ。そうすれば決勝でも最善の順位を獲得できるだろう」

    ブラッドリー・スミス(予選15番手)
    「怪我の状況を考えれば、予選15番手は想像をはるかに超えている。だからこれ以上の喜びはないよ。チームのみんなが素晴らしい仕事をしてくれ、マシンに最善かつ繊細な変更を加えてくれたことで、僕の膝がどんどん楽になっていったんだ。そしてセッションごとに少しずつペースが上がっていった。もちろん、予選は距離が短く、決勝は24ラップと長いのだからずっと大変だろう。でも今日こうしていい走りができたので、明日もトライしたいんだ。タイヤは前後ともに順調。とくに加速性が要求されるこのコースでは、リアのグリップが重要になるので、おもにそこに注意を注いでいる。今日までのところは、15番手獲得ということでしっかりチャンスをつかんだと思っている。明日の目標は24ラップを走り切ること」

    関連:MotoGP 日本GP 予選:バレンティーノ・ロッシがポールポジション!

  • 【MotoGP】 ホンダ:日本GP 予選 レポート

    【MotoGP】 ホンダ:日本GP 予選 レポート

    MotoGP 日本グランプリの予選が15日(土)、ツインリンクもてぎで行われた。

    MotoGP レポート
    第15戦日本GPの予選は、終日にわたり青空が広がる絶好のコンディションの中で行われ、フリー走行でただ一人1分44秒台をマークしたマルク・マルケス(Repsol Honda Team)は、予選でも安定した走りを見せた。

    Q2最初のアタックで1分44秒134を叩き出し、他のライダーを圧倒。2回目のアタックで更なるタイムアップを狙ったが、それはかなわず。セッションの最後にバレンティーノ・ロッシ(ヤマハ)にタイムを逆転され、0秒180の差でセカンドグリッドとなった。明日の決勝は52ポイント差でチャンピオン争いをするロッシと並んでフロントローからスタートします。

    次にHonda勢上位に入ったのは、カル・クラッチロー(LCR Honda)だった。午前中に行われた3回目のフリー走行で2番手のタイムを記録したクラッチローだったが、スリップダウンを喫するなど予選では思うような走りができず、トップに遅れること0秒448の1分44秒402で5番グリッドとなった。

    また、前日の転倒によるケガで戦列を離れたダニ・ペドロサ(Repsol Honda Team)に代わって参戦することになった青山博一(Repsol Honda Team)。3回目のフリー走行で1分47秒522のタイムを記録し、予選に臨んだが、フリー走行でのタイムを更新することはかなわず、22番グリッドからのスタートとなった。

    Moto2 レポート
    Moto2クラス、ポールポジションを獲得したのは1分49秒961のタイムを記録した、ポイントランキング首位を走るヨハン・ザルコ(Ajo Motorsport)だった。

    2番手には、今季3勝目を狙うトーマス・ルティ(Garage Plus Interwetten)が0秒067の差で入り、3番手には、今期初優勝を狙うフランコ・モルビデリ(Estrella Galicia 0,0 Marc VDS)が入った。ポイントランキングにおいて1ポイント差でザルコを追いかける、アレックス・リンス(paginas Amarillas HP 40)は 1分51秒594と振るわず、最後列22番グリッドから決勝レースに臨む。

    初日2番手のタイムだった中上貴晶(IDEMITSU Honda Team Asia)は、予選で1分50秒522とタイムを縮めたもののトップグループには追い付かず、7番グリッドからのスタートとなった。明日、決勝での巻き返しに期待したいところだ。

    今大会、Moto2クラスにワイルドカードとして参戦の関口太郎(Team Taro Plus One)は、1分54秒397のタイムで30番グリッドから明日の決勝に臨む。

    Moto3 レポート
    Moto3クラスは、13周目に尾野弘樹(Honda TEAM ASIA)が、2014年にアレックス・マルケスが記録した1分57秒112のコースレコードを破る、1分56秒443という予選トップタイムでポールポジションを獲得。しかしながら、前日のフリー走行で下ったペナルティーにより、3グリッド降格の2列目4番グリッドから明日の決勝をスタートする。また、エネア・バスティアニーニ(Gresini Racing Moto3)は予選4番手のタイムを記録するものの、尾野の降格によりスターティンググリッドが繰り上がり、フロントロー3番グリッドとなった。そのほかのHonda勢は、ニッコロ・アントネッリ(Ongetta-Rivacold)が7番グリッド。アダム・ノロディン(Drive M7 SIC Racing Team)が9番グリッドから明日の決勝を戦う。

    また、ワイルドカードで初参戦となる岡崎静夏(UQ & Teluru KOHARA RT)は、今年、全日本ロードレース選手権のJ-GP3クラスで記録したツインリンクもてぎでの自身ベストラップを上回る、2分2秒753というタイムを記録。健闘したものの、34番グリッドにとどまった。

    関連:MotoGP 日本GP 予選:バレンティーノ・ロッシがポールポジション!

  • ポルシェ:2016 WEC 第7戦 富士6時間レース 予選レポート

    ポルシェ:2016 WEC 第7戦 富士6時間レース 予選レポート

    ポルシェの919ハイブリッドは10月15日(土)午後に富士スピードウェイで行われたFIA世界耐久選手権(WEC)第7戦、富士6時間耐久レースの予選において2位及び6位となった。

    現世界チャンピオンであるカーナンバー1のティモ・ベルンハルト/ブレンドン・ハートレー/マーク・ウェバー組はフロントローから、現在チャンピオンシップポイントのリーダーであるカーナンバー2のロマン・デュマ/ニール・ジャニ/マルク・リーブ(ドイツ)組は6番グリッドから明日の決勝レースをスタートする。

    ポールポジションを獲得したカーナンバー8のアウディと2番グリッドのカーナンバー1のポルシェとの差は僅か0.025秒だった。このタイム差を距離に換算すると、2台の差は1.4mだった事になる。

    かつてF1日本グランプリの舞台であった富士山の麓に位置する全長4.549kmのサーキットにおけるポルシェのターゲットは、マニュファクチュアラー及びドライバータイトル連覇に少しでも近づくこと。数々の条件はあるが、結果次第ではここ日本でポルシェが両タイトルを獲得する可能性がある。決勝レースは明日10月16日午前11時にスタート予定。

    WECでは2名のドライバーによるベストタイムの平均でグリッドが決定する。富士スピードウェイにおいては、カーナンバー1ではベルンハルトとウェバー(1分23秒595で2番グリッド)が、カーナンバー2はジャニとリーブ(1分24秒134で6番グリッド)が予選アタックを担当した。

    フリッツ・エンツィンガー (LMP1担当副社長)
    「今回の富士の予選は本当にギリギリの争いでした。ポールポジションと2位の差は1000分の25秒しかありません。もちろんいつも予選はぎりぎりの戦いですが、今年これほど熾烈な争いはありませんでした。決勝においても同じようにエキサイティングな激しいレースを期待せずにいられません。気象情報によると明日は少し涼しくなるようですが、我々にとって問題ではありません」

    アンドレアス・ザイドル (チーム代表)
    「またしても非常にスリリングな予選を通じて我々は何とか919ハイブリッドをフロントローに戻すことができました。富士スピードウェイのような極端に長いストレートを持つ特殊なサーキットでも我々が十分な戦闘力を持つことを証明できました。ティモもマークも完璧なアタックを決めてくれ、ポールポジションとの差は本当に紙一重でした。ニールとマルクの2号車が何故、完全な戦闘力を発揮できなかったかはこれから分析します。朝のプラクティスでは、2台とも決勝ペースではいいタイムで走れることを確認していますので、明日のスタートを楽しみにしています」

    ポルシェ919ハイブリッド カーナンバー1
    ティモ・ベルンハルト
    「言い訳するような必要はまったくありません。我々は必死にアタックして、ポールポジション獲得の可能性もありました。もちろん残念ではありますが、100分の3秒届かなかったということです。マークは2回にわたって完璧なアタックラップを敢行し、 私もいいタイムを出すことができました。もう一度予選について分析をしたら、決勝レースへ向けて頭を切り替えるべきです。明日こそが本当の勝負なのですから」

    マーク・ウェバー
    「今日のポールポジション争いは実に素晴らしいものでした。もちろん我々にとって満足のいく結果ではありませんでしたが、ティモも私も自分のベストラップには満足していますし、決勝レースへ向けての準備は整っています」

    919ハイブリッド カーナンバー 2
    ニール・ジャニ
    「今回の予選は我々にとっていいものではありませんでした。我々はじっくりと分析してなぜこういうことになったか原因を分析する必要があります。個人的にも完璧なアタックラップを決めることができませんでしたし、マシーンも完璧とはいえませんでした。いずれにしても明日に向けてすべてが正しく機能するよう確認する必要があります。どんなに厳しいバトルになったとしても、本当に熱い戦いになるはずです」

    マルク・リーブ
    「6番手グリッドは決して嬉しいものではありません。カーNo.1のクルーは可能な限りひとつにまとめましたが、我々はそれができませんでした。今日はエキサイティングな一日でしたがトラフィックに捕まるという不運もありました。各車の差はほんの僅かです。もし0.2〜0.3秒でもロスをしたら6番手になってしまう、そういうことです」

  • トヨタ:2016 WEC 第7戦 富士6時間レース 予選レポート

    トヨタ:2016 WEC 第7戦 富士6時間レース 予選レポート

    10月15日(土)、午後2時半から行われたFIA世界耐久選手権(WEC)第7戦・富士6時間レースの予選は、激しいポールポジション争いが繰り広げられ、TOYOTA GAZOO Racingの2台のTS050 HYBRIDがグリッド2列目に並び、#5号車が3番手、#6号車が4番手につける健闘を見せた。

    富士6時間レースの予選はTOYOTA GAZOO Racingにとって今シーズン3度目の3番手グリッド獲得となった。

    5号車はまず中嶋一貴が、6号車はステファン・サラザンがステアリングを握ってアタックを開始、中嶋はその時点でのトップタイムをマークする快走を見せた。その後、中嶋はセバスチャン・ブエミに、サラザンは小林可夢偉にバトンタッチ。そのタイミングで両車揃ってニュータイヤに履き替え、タイムアップを狙った。

    そこで小林は僅か1周のアタックで全車中のベストタイムとなった1分23秒239をマークし、再びサラザンに交替。コース状況の改善で更なるタイム向上を狙ったものの、残念ながらポールポジションの夢は果たせなかった。#5号車のブエミはタイムを伸ばし、トップから僅差の1分23秒739(平均タイム)で3番手グリッド、#6号車は1分23秒781(平均タイム)で4番手グリッドとなった。5号車のタイムはポールポジションを取った8号車アウディから僅か0秒169遅れだった。

    ポールポジション獲得、あるいは最前列グリッド独占という望みは叶わなかったが、金曜日、土曜日と行われた走行で、2台のTS050 HYBRIDは素晴らしい仕上がりを見せた。決勝レースに向けて高いパフォーマンスを誇るTS050 HYBRIDは、大勢の地元ファンの皆様の前で勝利を目指す。

    TS050 HYBRID #5号車(中嶋一貴、アンソニー・デビッドソン、セバスチャン・ブエミ)
    公式練習3回目: 1番手 (1分24秒078), 33周
    公式予選: 3番手 (平均1分23秒739)

    TS050 HYBRID #6号車(小林可夢偉、ステファン・サラザン、マイク・コンウェイ)
    公式練習3回目: 4番手 (1分24秒895), 33周
    公式予選: 4番手 (平均1分23秒781)

    中嶋一貴
    予想以上の素晴らしい予選で、今季初めてポールポジション争いが出来ました。今日の結果にはとても満足しています。決勝レースへ向けて更なるセットアップの改良を進め、日本のファンの皆様の素晴らしい応援に報いることが出来ればと思っています。

    セバスチャン・ブエミ
    我々にとっては今シーズンで最高の予選アタックが出来ました。TS050 HYBRIDでポールポジションにここまで近づけたのは初めてで、とても嬉しく思っています。ポールまで僅かコンマ2秒差に迫れたことで我々のTS050 HYBRIDの進化をお見せ出来たと思います。明日の決勝レースでも競争力を発揮出来るよう頑張ります。

    小林可夢偉
    今朝の公式練習走行では若干車両に不安定さがあり、少々苦戦しましたが、その後チームが素晴らしい仕事で改良を進めてくれたおかげで、予選では全体のベストタイムをマークすることが出来ました。残念ながらポールポジションには僅かに届きませんでしたが、4番手は悪くない結果ですし、我々はいつも最も重要な決勝レースで予選以上の強さを見せていますので、決勝が楽しみです。

    ステファン・サラザン
    最高の予選バトルでした。私自身は最後のアタックラップで少々攻め過ぎてミスをしてしまいました。第1セクターは本当に速く、ラップタイム更新を狙えたと思ったのですが、残念ながらラップの最後までそれを持続出来ませんでした。しかし、ポールポジションと僅差の4番手という結果は嬉しく思います。明日の決勝レースでは全力を尽くします。

  • MotoGP 日本GP 予選:バレンティーノ・ロッシがポールポジション!

    MotoGP 日本GP 予選:バレンティーノ・ロッシがポールポジション!

    MotoGP 第15戦 日本GPの公式予選が15日(土)、ツインリンクもてぎで行われ、総合2位のバレンティーノ・ロッシが今季6度目のトップタイムをマーク。今季3度目、最高峰クラスで54度目、もてぎで2009年以来2度目、歴代トップに並ぶキャリア通算64度目のポールポジションを奪取した。

    気温25度、路面温度34度のドライコンディションの中、フリー走行総合8番手のバレンティーノ・ロッシは、フリー走行4で1分46秒台を5回、1分45秒台を6回記録して、0.186秒差の5番手、公式予選2では、1分43秒954のトップタイムを刻んだ。

    フリー走行総合1番手のマルク・マルケスは、フリー走行4で1分45秒台を6回記録。週末2度目の1番手に進出した後、公式予選2では、0.180秒差の2番手に入り、2戦連続10度目の1列目に進出。

    午前中に転倒してドクターヘリで搬送されて怪我が心配されたホルヘ・ロレンソは、フリー走行4で1分46秒台を2回、1分45秒台を6回記録して、0.033秒差の3番手、公式予選2では、0.267秒差の3番手に入り、3戦連続10度目の1列目に進出。

    フリー走行総合3番手のアンドレア・ドビツィオーゾは、フリー走行4で1分46秒台を3回、1分45秒台を3回記録して、0.035秒差の4番手、公式予選2では、0.340秒差の4番手。

    フリー走行総合2番手のカル・クラッチローは、今季20度目の転倒を喫したが5番手に進出。フリー走行総合6番手のアレイシ・エスパルガロは、フリー走行4で0.019秒差の2番手に浮上した後、0.540秒差の6番手。フリー走行総合7番手のマーベリック・ビニャーレス、フリー走行総合4番手のエクトル・バルベラ、フリー走行総合9番手のポル・エスパルガロ、フリー走行総合10番手のダニロ・ペトルッチがトップ10入り。

    フリー走行総合11番手のスコット・レディングは、公式予選1で2番手、公式予選2で11番手。フリー走行総合14番手のアルバロ・バウティスタは、公式予選1で1番手。アプリリアで2度目の公式予選2は、今季13度目の転倒を喫して12番手。

    フリー走行総合15番手の中須賀克行は、フリー走行4で15番手、公式予選1で6番手。フリー走行総合19番手の青山博一は、フリー走行4で20番手、公式予選1で12番手だった

  • 【WEC】 富士6時間レース 予選:アウディ8号車がポールポジション獲得

    【WEC】 富士6時間レース 予選:アウディ8号車がポールポジション獲得

    WEC 第7戦 富士6時間レースの予選が15日(土)に富士スピードウェイで行われ、アウディ8号車がポールポジションを獲得した。

    公式予選は14時30分からスタート。ポールポジションはアウディ8号車(ルーカス・ディ・グラッシ / ロイック・デュバル / オリバー・ジャービス)が獲得した。

    2番手にポルシェの1号車(ティモ・ベルンハルト / ブレンドン・ハートレー / マーク・ウェバー)が続いた。

    トヨタは5号車(中嶋一貴 / アンソニー・デビッドソン / セバスチャン・ブエミ)が3番手、6号車(小林可夢偉 / ステファン・サラザン / マイク・コンウェイ)が4番手。

    5番手はアウディ7号車(マルセル・ファスラー / アンドレ・ロッテラー / ブノワ・トレルイエ)、6番手はポルシェ2号車(ロマン・デュマ / ニール・ジャニ / マルク・リーブ)が続いた。

    富士6時間レースは、16日(日)午前11時に決勝レースのスタートが切られ、午後5時に6時間にわたるレースのチェッカーを迎える。

  • 【動画】 2016 F1日本GP 予選ハイライト

    【動画】 2016 F1日本GP 予選ハイライト

    2016 F1 第17戦 日本GPの予選が9日(土)、鈴鹿サーキットで行われた。

    天候は曇り。日本グランプリの予選は大接戦となり、ニコ・ロズベルグがチームメイトのルイス・ハミルトンを0.013秒差で退け、鈴鹿で3年連続のポールポジションを獲得。3番手にはキミ・ライコネン(フェラーリ)が続いた。

    ホームレースとなったマクラーレン・ホンダは、パフォーマンス不足に苦しみ、フェルナンド・アロンソがQ2で敗退して15番手、ジェンソン・バトンはQ1で敗退して17番手だった。

    2016年 F1日本GP 予選 ダイジェスト 動画

    関連:F1日本GP 予選:ニコ・ロズベルグがポールポジション

  • F1 日本GP 予選:トップ10ドライバーコメント

    F1 日本GP 予選:トップ10ドライバーコメント

    2016 FORMULA 1 EMIRATES JAPANESE GRAND PRIX

    1位:ニコ・ロズベルグ (メルセデス)
    「週末を通して最高の感覚だし、マシンは信じられないくらい快適だ。そのおかげでQ3の最後にはさらにハードにプッシュできるだけの自信があったし、ルイスからポールを奪う素晴らしいラップにつながった。鈴鹿は本当に厳しいサーキットだ。様々なコーナーがあって、クルマのセットアップを合わせるのがいつも難しい。1番手からスタートできるなんて最高だよ。でも、これまでに実感しているように今年最も重要なのはそこではない。タートを決め手、レース戦略をぴったりとはめる必要もある。ルイスはハードにプッシュしてくるだろうし、フェラーリやレッドブルもそうだろう。2チームとも燃料を積んでいるときにとても強そうなのは明らかだ。明日は鈴鹿の素晴らしいファンの前でエキサイティングなレースになるだろう。本当に楽しみしているよ!」

    2位:ルイス・ハミルトン (メルセデス)
    「今週末はそれほど簡単には行っていない。マシンのセットアップでちょっとずれていて、だましだまし予選に挑んだけれど、Q1が始まるときには不毛の地にでもいるような気分だった。それを考えればこれだけのギャップまで巻き返せたことにはとても満足している。もちろん、ポールポジションからのスタートはいつだっていいことだけど、スタートに関してやってきた作業がうまくいくことを願おう。今の段階では天候がどうなるかもわからないけど、明日はベストを尽くすつもりだ」

    3位:キミ・ライコネン (フェラーリ)
    「全体的にクルマの挙動はかなり良かった。ちょっとアンダーステアに苦しんだけど、セットアップとスピードによってゆっくりと良くなっていったし、僕たちが競争力でメルセデスに近づけたことはポジティブな驚きだった。今日、クルマはアンダーステアがちょっと少なかったし、ラップの最初の部分でかなり助けになった。3番手はそれほど悪くはないけど、もちろん、僕たちはもっと上位を望んでいる。この結果が今の僕たちだし、セブがペナルティを受けるのは残念だ。今日、チームはかなり力強いセッションができていたからね。もちろん、僕たちはハッピーだけど、まだ状況を改善するためにやらなければならない作業はあるし、明日も良い一日にしなければならない。僕たちにはスピードがあると確信しているし、明日それが突然なくなることはないだろう。通常、僕たちはレースの方がいいけど、様子を見てみなければならない。コンディションやその他の状況次第だけど、ベストを尽くすつもりだ」

    4位:セバスチャン・ベッテル (フェラーリ)
    「チームとして素晴らしい結果だ。僕に関しては、Q3の最終セクターでちょっととっ散らかって、あまりに多くのタイムを失ってしまった。でも、全体的にはとても良い予選だった。多くのことの組み合わせによって、僕たちのクルマは全てのセッションを通して扱いやすかったし、両方のクルマがレッドブルの前にいることに満足している。グリッドペナルティによって明日はちょっと後方からスタートしなければならないのは確かだけど、仕方ないことだ。受け入れなければならない。それでも、挽回するためにスピードが助けになってくれると思うし、そこから何ができるか見てみるつもりだ。接戦になると思う。多くはみんあがタイヤをどのように扱うか次第だろう。第1スティントは全員が同じコンパウンドでスタートするし、そのあと戦略がどう展開していくか見てみるつもりだ」

    5位:マックス・フェルスタッペン (レッドブル)
    「予選ではこんなに悪い結果ではなく、チーム全体がもう少し良い結果を期待していたと思う。僕たちはフェラーリの前にいたかったし、とても近づいていたけど、僕たちのクルマのバランスはあまりよくなかった。通常、僕たちは低速コーナーでとても強いけど、今日は僕たちにとってあまりうまくいかなかった。天候の変化もあるかもしれないけど、はっきりとはわからない。明日4番グリッドからスタートすることは良い結果を出すためのチャンスを与えてくれるので、まだ僕たちはポジティブでいられる。ここはオーバーテイクが難しいし、予選で目にしたようにとても接戦になっている。レース中も同じだと思う。今夜は全員でじっくり話し合って、レースにむけてできるだけ準備を整えられるように働いていく」

    6位:ダニエル・リカルド (レッドブル)
    「正直、もっと良い予選結果を期待していた。フェラーリと接戦になることはわかっていたし、彼らの前に出ることを期待していたけど、彼らのペースは良かったね。ストレートでタイムを失っていることにはちょっとフラストレーションを感じるし、理由を解明する必要がある。やれることは全てやったと感じているし、ラップ自体はOKだった。2本目の最終ラップではセクター1で少しは乱せたと思うけど、そのラップの最終部分でタイヤを痛めてしまあったと感じている。僕たちのロングランのレースペースには満足しているし、フェラーリと同等のペースがあるはずだ。レースでは彼らがリアルなライバルになると思う。それにメルセデスは保守的にいくと思うし、レースではパワーを抑えると思うので、どうなるか見てみよう。セバスチャンのペナルティでポジションが上がる。5番手スタートは6番手よりはいいし、良いバトルができることを期待している」

    7位:セルジオ・ペレス (フォース・インディア)
    「とても激しい予選セッションだったし、競争的なクルマがたくさんいた。ロマンと同タイムでフィニッシュしたけど、彼の前に分類されたのは運がよかった。自分たちのパフォーマンスにはとても満足している。特にQ3のラップにはね。周りとのマージンはかなりタイトだったし、小さなミスが7番手と12番手の間で差を生んだ。でも、僕たちは今日、本当にいい仕事をした。セバスチャンのペナルティによって予選よりもひとつ前の位置でスタートすることで、明日は良い結果を出すための力強いポジションにいることができる。変わった状況ではなく、ノーマルなレースであれば、重要なポイントを獲得を狙うことができるだろう。戦略は明日の転向次第だ。今日よりも涼しくなれば特にね。全体的にポジティブだ」

    8位:ロマン・グロージャン (ハース)
    「かなり気分がいいし、チーム全体のためにとても嬉しい。僕たちはいろいろなアップデートを持ち込んだ。僕たちはクルマに新しいフロントウィングを搭載していたし、それが予選で違いを生んだ。セッション全体がとてもスムーズに進んだ。最終コーナーの最後のストレッティでDRSが使えなかった。でも、僕たちはここにいるし、明日はとても難しいトラックでの長いレースだ。タイヤデグラデーションがとても重要だ。明日も今日のようにバランスが良ければ、問題ないはずだ」

    9位:ニコ・ヒュルケンベルグ (フォース・インディア)
    「今日にはかなり満足しているし、明日は良いポジションでスタートする。Q3での最後のラップは本当に強かったと思うけど、最終シケインでコンマ数秒を失ってしまった。コーナーへの入りはOKだったけど、ベストな立ち上がりができなかった。全体的にクリーンなラップができていれば、もう少し高いグリッドに着けただろう。今日もミッドフィールドがいかに施栓かを目にしたし、明日も大きな戦いになると思う。ここではトラックポジションが重要なので、クリーンなスタートを切って、僕たちのスターティングポジションを最大限に生かすことが特に重要だ」

    10位:エステバン・グティエレス (ハース)
    「チーム全体のためにとてもハッピーに感じている。僕たちはとても難しいポジションで週末をスタートしたので、2台揃ってQ3に進出できたのは驚くべきことだ。FP2では多くのプラクティスタイムを失ったし、クルマのバランスに完全に満足していなかったけど、チームとして僕たちは完全に挽回することができた。今日はそれが本当に違いを生んだし、僕たちは手放してはいけない素晴らしいスキルだ。僕たちは最大限にプッシュしたし、最後まで戦った。チーム全体をとても誇りに思う。彼らは素晴らしい仕事をしてきたし、全員がこの結果に相応しい。チーム、クルー、エンジナ、メカニックなしでは今日の結果は可能ではなかった。なので、今日僕たちが成し遂げた結果は彼らに捧げたい。明日は最大限にプッシュするつもりだ。振り返るつもりはない」

    関連:【動画】 2016 F1日本GP 予選ハイライト

  • F1日本GP 予選:フェリペ・マッサとケビン・マグヌッセンに戒告

    F1日本GP 予選:フェリペ・マッサとケビン・マグヌッセンに戒告

    F1日本GPのレーススチュワードは、フェリペ・マッサとケビン・マグヌッセンに対して戒告ペナルティを科すことを決めた。

    FIAは、アタック中でないドライバーが極端に低速で走行するのを防ぐためにピット出口の先にあるセーフティカーラインからピット入り口の手前にあるセーフティカーラインの間に最大タイムを設けており、ドライバーはインラップで走る際にそのタイムを越えてはならない。

    フェリペ・マッサとケビン・マグヌッセンは、この規定タイムを超えて走行してしまったため、ペナルティの対象となった。

    FIAは通常ならグリッド降格ペナルティを科しているが、今回は両ドライバーが低速走行して被害を受けたドライバーがいないため、戒告ペナルティにとどめられた。

    関連:2016 F1日本GP テレビ放送時間&タイムスケジュール

  • ハース、メルセデスの低速走行を非難 / F1日本GP 予選

    ハース、メルセデスの低速走行を非難 / F1日本GP 予選

    エステバン・グティエレスは、F1日本GP予選のラストアタックが“とてつもなくスロー”だったルイス・ハミルトンによって台無しにされたと語った。

    今年、F1に参入したハースは、鈴鹿で初めて2台揃ってQ3進出を成し遂げたが、ロマン・グロージャンが8番手に食い込んだ一方、グティエレスは最終セッション終盤にかけた一発勝負のラップでポールから1.9秒遅れの10番手にとどまっている。

    エステバン・グティエレスは、アウトラップで低速走行するルイス・ハミルトンに引っかかり、結果的にタイヤの温度が急激に下がってしまったと主張する。

    「ルイスが最後のパートでとてつもなくスローだったせいで、ラップのスタートでタイヤが冷えすぎてしまった」とエステバン・グティエレスは説明。

    「彼の前には誰もいなかったのに本当に低速で走っていたし、後ろにいた僕はタイヤの温度をかなり失ってしまい、タイヤが機能しない状態でラップをスタートせざるを得なかったし、確かターン7で膨らんでしまってタイムをロスした」

    「でも、言い訳にしないでおこう。Q3進出常連にならないとね。そうすればQ3の戦い方もわかるようになるだろうからね」

    今シーズン、エステバン・グティエレスは、レースの青旗への対応が遅すぎるとして非難を受けている。

    F1ハンガリーGPではエステバン・グティエレスが青旗を無視したとしてルイス・ハミルトンが怒りの仕草を見せ、F1ドイツGPでもレッドブルのダニエル・リカルドが同じように非難。その後、F1シンガポールGPではメルセデスを率いるトト・ヴォルフがニコ・ロズベルグの優勝争いを“妨害した”として非難している。

    ハースのチーム代表のギュンター・シュタイナーも、鈴鹿でのメルセデスの“非常に奇妙”な動きに疑問を呈した。

    「トトに聞いてみなければならない。というのも、前回、ニコ(ロズベルグ)はこの件に対して問題なかったというのにトトがダメだと言っていた。今回、エステバンがホールドされた理由をどう思っているのか聞いてみるべきかもしれない」

    「前回、ニコはエステバンに問題があったとは言っていなかったが、トトはあったと言う。ならば今日はトトがエステバンをかばってくれるのではないかな」

    「冗談はさておき、メルセデスが超低速だったのは非常に奇妙だ。最初に高速で走って後はスローダウン。彼らはコントロールラインを超えるまでに熱を入れることに長けているのだろう。遅く走る者がいることで、誰かのラップが台無しになる」

    「まだ彼らがどの程度のタイムで走っていたかは調べていない。彼らがどれだけスローダウンしていたかなどはGPSのデータを見れば簡単にわかることだ。いつもそうだが、メルセデスの後ろにつくと、彼らが何をやっているのかまったくわからない」

    「英語では誰かがノロノロしていることを何と言う? そう、ブラブラか、コース上をブラついていたんだ」

    ハースのドライバーがメルセデスの予選の戦い方を批判するのはこれが初めてではない。F1モナコGPではグロージャンがメルセデスドライバーが低速走行していたためにQ2のトラフィックを引き起こし、Q3進出のチャンスを台無しにされたとコメントしている。