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  • WRC | 2019年にラリージャパンが復活へ!開催契約を締結

    WRC | 2019年にラリージャパンが復活へ!開催契約を締結

    2019年の世界ラリー選手権(WRC)でラリージャパンが復活することが発表された。

    今年1月、2019年の日本開催を目指してWRC世界ラリー選手権日本ラウンド招致準備委員会が発足。10年ぶりとなる日本でのWRC開催を目指して、様々招致活動を行ってきた。

    WRC世界ラリー選手権日本ラウンド招致準備委員会は8月22日(水)に活動経過報告会を開催。

    WRCプロモーターとWRC日本ラウンドの開催契約を締結したことを発表した。日程は9月もしくは11月が候補に挙げられているものの、まだ決定しておらず、12月に発表されるFIAの国際競技カレンダーへ掲載されることで正式開催決定という運びになる。

    開催地は愛知県と岐阜県の2県にまたがる地域での開催を予定しており、イベント施設は愛・地球博記念公園(モリコロパーク)の使用を計画している。

    世界ラリー選手権(WRC)は、過去北海道でラリージャパンとして2004年から2010年までに日本ラウンドが6回開催されたが、その後は日本での開催はなかった。

  • トヨタ 豊田章男社長 「全力で走れるクルマをつくる責任を果たせていない」

    トヨタ 豊田章男社長 「全力で走れるクルマをつくる責任を果たせていない」

    トヨタ自動車の代表取締役社長でTOYOTA GAZOO Racing World Rally Team総代表を務める豊田章男が、トヨタが1-3フィニッシュを果たしたWRC 第9戦ラリー・ドイチェランドについてコメントを発表した。

    2018年 FIA 世界ラリー選手権(WRC) 第8戦ラリー・フィンランドの競技最終日デイ4が7月29日(日)にユバスキュラを中心に行われ、TOYOTA GAZOO Racing World Rally Teamのオット・タナック/マルティン・ヤルヴェオヤ組 (ヤリスWRC 8号車)が今季2勝目を飾った。

    また、ヤリ-マティ・ラトバラ/ミーカ・アンティラ組(7号車)は総合3位でフィニッシュ。だが、総合4位につけていたエサペッカ・ラッピ/ヤンネ・フェルム組(ヤリスWRC 9号車)は、クラッシュによりリタイアとなった。

    豊田 章男(チーム総代表) コメント
    週末、ドイツで行われた世界ラリー選手権でタナック選手、ヤルヴェオヤ選手組が優勝し、フィンランドに続く2連勝を果たしてくれました。

    加えて、フィンランドでは悔しい想いをしたラッピ選手、フェルム選手組が3位表彰台に立ち、TOYOTA GAZOO Racing WRTとしては2戦連続での1-3フィニッシュとなりました。

    ヤリスWRCのエンジンは、ドイツにあるTMG(Toyota Motorsport GmbH)でつくられています。

    その設計・開発に携わる関係者が見守る地ドイツでドライバー達がポディウムに立った姿は、私にとっても、とても嬉しく、感動的なシーンとなりました。

    感動的な週末に導いてくれたチームのみんな、本当にありがとう。

    そして、いつも応援いただいているファンの皆様、今週も熱い声援を送ってくださり、ありがとうございました。

    一方で、悔しい想いもありました。

    ラトバラ選手がマシントラブルにより、ドイツの道を完走できずに終わってしまいました。

    先日、ラトバラ選手は、私に「ヤリスは乗りやすいクルマです」と話してくれました。

    今回も彼は「ヤリスの運転を心底楽しめている」と言ってくれていましたが、マシントラブルで彼のドライブを止めてしまいました。

    我々はドライバーが安心して全力で走れるクルマをつくる責任があります。しかし、まだ我々には、それが果たせていません。

    この悔しさを、しっかり受けとめもっといいクルマをつくるチャンスに変え、努力していかなければならないと、改めて、強く感じています。

    ドライバーが安心して走りを楽しめるクルマを目指し、今後も戦ってまいります。

    皆さま、引き続き、応援よろしくお願いいたします。

  • WRC ラリー・ドイチェランド | トヨタのオット・タナックが今季3勝目

    WRC ラリー・ドイチェランド | トヨタのオット・タナックが今季3勝目

    2018年FIA世界ラリー選手権(WRC)第9戦ラリー・ドイチェランドの競技最終日 デイ4が8月19日(日)にドイツ西南部のボスタルジーを中心に行なわれ、TOYOTA GAZOO Racing World Rally Teamのオット・タナック/マルティン・ヤルヴェオヤ組 (ヤリスWRC 8号車)が、前戦ラリー・フィンランドに続き優勝を果たし、今シーズン3勝目を飾った。また、エサペッカ・ラッピ/ヤンネ・フェルム組(9号車)は総合3位に入り、今季2回目の表彰台フィニッシュを達成した。なお、総合3位につけていたヤリ-マティ・ラトバラ/ミーカ・アンティラ組(7号車)は、メカニカルトラブルによりリタイアとなった。

    ラリー・ドイチェランドのデイ4は、モーゼル河近くのブドウ畑を中心とする「グラフシャフト」のステージを2回連続で走り、その後サービスパーク方面へと移動。トップ5タイムを記録した選手に対してボーナスの選手権ポイントが与えられる「パワーステージ」に指定された「ボーゼンベルク」の農道ステージを走行するという3本のSS計72.18kmでタイムを競った。

    デイ3で総合2位の選手に対し、43.7秒差を築いたタナックは安定した走りで最初の2本のSSを走破。最後のパワーステージは全開で攻め、セカンドベストタイムを記録して優勝を決めると共に、ボーナスの4ポイントを獲得した。今回、タナックはSS2を除く全てのSSで首位の座を保ち続け、そしてヤリスWRCは初めてターマックラリーをリード。TOYOTA GAZOO Racing World Rally Teamは 2017年のWRC参戦以来初となる、ターマックラリー優勝を果たした。

    デイ2で総合5位に順位を上げたラッピは、上位の選手が脱落した事もあってふたつポジションを上げ、総合3位でフィニッシュした。ただし、脱落した選手の中には、僅差の2位争いをしていたラトバラも含まれ、チームにとっては少し残念な結末となった。ラトバラはオープニングのSS16でクルマに技術的な問題が発生。自分たちの力で修復を試みましたが問題解決には至らず、リタイアを余儀なくされた。なお、タナックとラッピによるダブルポディウムにより大量のポイントを得たチームは、マニュファクチャラーズランキングにおいて、トップのチームと13ポイント差の2位に浮上した。

    WRC次戦は、9月13日(木)から16日(日)にかけてトルコで開催されるラリー・トルコ。トルコでのWRC開催は2010年以来だが、地中海に面したリゾート、マルマリスを舞台とするのは今回が初めて。ラリー・トルコの路面はグラベル(未舗装路)であり、フラットで高速なステージと、多くの石が転がる荒れた山岳ステージが入り混じった、複雑なコースになると予想される。また、9月中旬は日中気温がかなり上昇するため、クルマの熱対策が重要な課題のひとつとなる。

    トミ・マキネン(チーム代表)
    我々のチームにまたしても素晴らしい時間が訪れました。オットは前戦のラリーフィンランドに続き今回もまた週末を通して傑出していました。唯一、今朝ヤリ-マティのクルマに問題が起こってしまった事には失望しました。我々は彼が今日のステージできっと活躍するだろうと確信していたので、本当に残念に思います。運に恵まれなかったとも言えますが、できる限りヤリ-マティをサポートするつもりです。ドイチェランドはミスをしやすいラリーなのですが、エサペッカは、ミスなくクリーンな素晴らしい走りをしました。今回は、チーム全員の献身的な働きにより、ターマックラリーで素晴らしい結果を残す事ができました。そして、今季の残るラリーにも最大限の努力で臨もうと、皆がモチベーションを高めています。

    ヤリ-マティ・ラトバラ (ヤリスWRC 7号車)
    最初のSSに向かうロードセクションで止まった時、ギヤを1速に入れようとしたのですが、入りませんでした。油圧ポンプが止まってしまったのです。ギヤチェンジを手動に切り替える事はできたのですが、油圧ポンプが作動していないためギヤボックスに大きなストレスがかかり、結局駆動を完全に失いました。今年は何度も運の悪い出来事に遭遇してきましたが、今週末は良いフィーリングを感じていただけに残念です。クルマのパフォーマンスは非常に高く、戦いを楽しめたことが今回1番の収穫です。

    オット・タナック (ヤリスWRC 8号車)
    間違いなく、今まででもっとも大変な思いをして手にした勝利です。週末を通して激しいバトルが続き、ひたすら全力で攻め続けなくてはなりませんでしたが、金曜日のブドウ畑のステージでは、快適に運転する事ができました。土曜日の午前中はあまり自信を持てなかったのですが、チームが日中のサービスでクルマを大幅に改善してくれました。そして今日は、クリーンな走りだけを心がけました。我々のチームは今週末本当に強く、とても満足しています。選手権争いについても正しい方向に進んでいると思いますが、それでも自分としては1戦、1戦を大事にしています。現在は次戦トルコに集中しており、できる限り万全な準備をしてラリーに臨みたいと思います。

    エサペッカ・ラッピ (ヤリスWRC 9号車)
    本当に大変な週末でしたが、それでも問題もミスもなく戦い続けた結果、ポディウムに立つ事ができました。自分のまわりでは、昨日から今日にかけて色々な出来事がありましたが、それがラリーというものであり、自分もそのような経験をしてきました。週末を通して前進する事ができたと思いますが、それでもダーティな路面で限界がどこにあるのかを理解するためには、もう少し多くの距離を走る必要があります。ドイチェランドはミスに寛容なラリーではないので、今回はミスをしないよう、細心の注意を払って走りました。

    ラリー・ドイチェランド デイ4の結果
    1 オット・タナック/マルティン・ヤルヴェオヤ (トヨタ ヤリスWRC) 3h03m36.9s
    2 ティエリー・ヌービル/ニコラス・ジルソー (ヒュンダイ i20 クーペ WRC) +39.2s
    3 エサペッカ・ラッピ/ヤンネ・フェルム (トヨタ ヤリス WRC) +1m00.9s
    4 セバスチャン・オジエ/ジュリアン・イングラシア (フォード フィエスタ WRC) +1m34.5s
    5 テーム・スニネン/ミッコ・マルックラ (フォード フィエスタ WRC) +2m02.9s
    6 アンドレアス・ミケルセン/アンダース・ジーガー (ヒュンダイ i20 クーペ WRC) +2m13.8s
    7 クレイグ・ブリーン/スコット・マーティン (シトロエン C3 WRC) +2m39.1s
    8 マリヤン・グリーベル/アレクサンダー・ラーツ (シトロエン DS3 WRC) +10m41.2s
    9 ヤン・コペツキ/パヴェル・ドレスラー (シュコダ ファビア R5) +13m12.8s
    10 カッレ・ロバンペラ/ヨンネ・ハルットゥネン (シュコダ ファビア R5) +13m16.6s
    R ヤリ-マティ・ラトバラ/ミーカ・アンティラ (トヨタ ヤリス WRC)

  • WRC 第9戦 ラリー・ドイチェランド  | トヨタのオット・タナックが優勝

    WRC 第9戦 ラリー・ドイチェランド | トヨタのオット・タナックが優勝

    2018年 FIA世界ラリー選手権(WRC) 第9戦 ラリー・ドイチェランドの競技最終日 デイ4が8月19日(日)にドイツ西南部のボスタルジーを中心に行なわれ、TOYOTA GAZOO Racing World Rally Teamのオット・タナック/マルティン・ヤルヴェオヤ組 (ヤリスWRC 8号車)が今季3勝目を飾った。

    競技4日目最終日となる8月19日(日)のデイ4は、ボスタルジーのサービスパークを中心に3本のSSが行われた。

    SS16とその再走ステージであるSS17「グラフシャフト」は、ふたたびモーゼル河畔のブドウ畑が舞台。そして、最終ステージのSS18「ボーゼンベルク」は、トップ5タイムを記録した選手に対してボーナスの選手権ポイントが与えられる「パワーステージ」に指定された。

    オット・タナックは、2位に39.2差をつけて圧勝。前戦ラリー・フィンランドに続いて2連勝、今季3勝目を挙げた。2位にはティエリー・ヌービル(ヒュンダイ)、3位にはエサペッカ・ラッピ(トヨタ)が続いた。

    ヤリ・マティ・ラトバラ(トヨタ)は、SS16でテクニカルトラブルによりリタイアで終えることになった。

    ラリー・ドイチェランド 結果
    1 オット・タナック/マルティン・ヤルヴェオヤ (トヨタ ヤリスWRC)
    2 ティエリー・ヌービル/ニコラス・ジルソー (ヒュンダイ i20 クーペ WRC) +39.2s
    3 エサペッカ・ラッピ/ヤンネ・フェルム (トヨタ ヤリス WRC) +1m00.9s
    4 セバスチャン・オジエ/ジュリアン・イングラシア (フォード フィエスタ WRC) +1m34.5s
    5 テーム・スニネン/ミッコ・マルックラ (フォード フィエスタ WRC) +2m02.9s
    6 アンドレアス・ミケルセン/アンダース・ジーガー (ヒュンダイ i20 クーペ WRC) +2m13.8s

  • WRC 第9戦 ラリー・ドイチェランド 3日目 | トヨタのタナックがリード拡大

    WRC 第9戦 ラリー・ドイチェランド 3日目 | トヨタのタナックがリード拡大

    2018年 FIA世界ラリー選手権(WRC) 第9戦 ラリー・ドイチェランドの競技3日目 デイ3が8月18日(土)にドイツ西南部のボスタルジーを中心に行なわれ、TOYOTA GAZOO Racing World Rally Teamのオット・タナック/マルティン・ヤルヴェオヤ組 (ヤリスWRC 8号車)が首位の座を守った。また、ヤリ-マティ・ラトバラ/ミーカ・アンティラ組(7号車)は総合3位に、エサペッカ・ラッピ/ヤンネ・フェルム組(9号車)は総合5位に、それぞれ順位を上げた。

    ラリー・ドイチェランドのデイ3は、バウムホールダー軍事演習場内の名物ステージ「パンツァープラッテ」や、ザールラント州のカントリーロードを舞台とするステージなど、4本のSSをサービスを挟んで各2回走行。8本のSSの合計距離は150.12kmに及んだ。デイ2で総合2位のセバスチャン・オジエ選手に12.3秒のリードを築いたタナックは、コンスタントな走りでタイム差を保っていた。そして、SS13でオジエ選手がパンクで大きく順位を落とした結果、新たに総合2位に浮上したダニ・ソルド選手とのタイム差は42.8秒になった。タナックは残る2本のSSを慎重に走り、最終的に43.7秒差を築いてデイ3を締めくくった。デイ2で総合5位に順位を上げたラトバラは、2本のベストタイムを記録するなど1日を通して好調を維持し、総合2位と僅か0.8秒差の総合3位にポジションを上げた。また、ラッピも1本のベストタイムと3本のセカンドベストタイムを刻み、総合5位に浮上した。

    競技4日目最終日となる8月19日(日)のデイ4は、ボスタルジーのサービスパークを中心に3本のSSが行われる。SS16とその再走ステージであるSS17「グラフシャフト」は、ふたたびモーゼル河畔のブドウ畑が舞台となる。そして、最終ステージのSS18「ボーゼンベルク」は、トップ5タイムを記録した選手に対してボーナスの選手権ポイントが与えられる「パワーステージ」に指定されている。3本のSSの合計距離は72.18km、リエゾン(移動区間)も含めた1日の総走行距離は240.37kmとなる。

    トミ・マキネン(チーム代表)
    3台のクルマがトップ5に入るという、これ以上ないくらい良い状況で明日の最終日を迎えることになりました。オットはリードをとても上手くコントロールし、明日はまだ何本か長いステージが残っていますが、十分なタイム差がある為、余裕を感じます。また、ヤリ-マティがライバルと僅差の戦いを楽しんでいる姿を目にして嬉しく思います。ヤリ-マティとエサペッカは明日さらに順位を上げるチャンスがあり、私には彼らが大きな自信を持っているように見えます。

    ヤリ-マティ・ラトバラ (ヤリスWRC 7号車)
    とても楽しい1日でした。朝から良いスタートを切り、午後のステージも上手く行ったので嬉しい気分です。軍事施設内のステージではダニ・ソルド選手のペースに及びませんでしたが、ザールラントの農道ステージではかなりプッシュしました。ある所では彼の方が速く、またある所では自分の方が速いという様な感じでステージが進み、我々は非常に小さなタイム差で1日を終えました。このような戦いは本当に楽しいですし、明日もバトルが続く事を楽しみにしています。

    オット・タナック (ヤリスWRC 8号車)
    今日もまた良い1日となりました。ただし、これまでとは違うタイプの道をこのクルマで走る事に慣れなければならなかったため、午前中は簡単ではなく、タイム差も小さかったのでかなり激しくプッシュする必要がありました。しかし、日中のサービスで施したセッティング変更が上手く機能し、正しい方向に進んだ結果、午後はフィーリングがとても良くなりました。今は心からクルマを楽しんでいますし、快適に運転できています。2位との差は大きく広がり、明日はいくつかの良いステージが控えていますので、楽しんで走る事が何よりも大切だと思います。

    エサペッカ・ラッピ (ヤリスWRC 9号車)
    全体としてはまあまあな1日でした。バウムホールダー演習場内のステージではかなり苦戦しました。今朝は足まわりのセッティングが柔らか過ぎて、午後のステージに向けてはそれを改善して臨んだのですが、それでも思うようにタイムが伸びずフラストレーションが溜まりました。一方で、農場内のステージでは良いフィーリングで走る事ができ、2回目の走行では土や砂利が路面に広がっていたにも関わらず良いタイムを記録できました。総合4位の選手とのタイム差はとても少ないので、明日どのような展開となるのか楽しみです。

    ラリー・ドイチェランド デイ3の結果
    1 オット・タナック/マルティン・ヤルヴェオヤ (トヨタ ヤリスWRC) 2h23m27.1s
    2 ダニ・ソルド/カルロス・デル・バリオ (ヒュンダイ i20 クーペ WRC) +43.7s
    3 ヤリ-マティ・ラトバラ/ミーカ・アンティラ (トヨタ ヤリス WRC) +44.5s
    4 ティエリー・ヌービル/ニコラス・ジルソー (ヒュンダイ i20 クーペ WRC) +52.5s
    5 エサペッカ・ラッピ/ヤンネ・フェルム (トヨタ ヤリス WRC) +58.8s
    6 アンドレアス・ミケルセン/アンダース・ジーガー (ヒュンダイ i20 クーペ WRC) +1m50.7s
    7 セバスチャン・オジエ/ジュリアン・イングラシア (フォード フィエスタ WRC) +1m51.2s
    8 テーム・スニネン/ミッコ・マルックラ (フォード フィエスタ WRC) +1m57.0s
    9 マッズ・オストベルグ/トシュテン・エリクソン (シトロエン C3 WRC) +2m20.4s
    10 クレイグ・ブリーン/スコット・マーティン (シトロエン C3 WRC) +2m34.4s

  • WRC 第9戦 ラリー・ドイチェランド 2日目 | トヨタのタナックが首位堅持

    WRC 第9戦 ラリー・ドイチェランド 2日目 | トヨタのタナックが首位堅持

    2018年 FIA世界ラリー選手権(WRC) 第9戦 ラリー・ドイチェランドの競技2日目デイ2が8月17日(金)にドイツ西南部のボスタルジーを中心に行なわれ、TOYOTA GAZOO Racing World Rally Teamのオット・タナック/マルティン・ヤルヴェオヤ組 (ヤリスWRC 8号車)が総合1位の座を堅持した。また、デイ1総合15位のヤリ-マティ・ラトバラ/ミーカ・アンティラ組(7号車)は総合5位に、総合12位のエサペッカ・ラッピ/ヤンネ・フェルム組(9号車)は総合7位に、それぞれ順位を上げた。

    ラリー・ドイチェランドのデイ2は、モーゼル河畔のブドウ畑内のステージを始めとする、3本のステージを各2回走行した。タナックはオープニングのSS2こそ3番手タイムに留まったが、以降はSS3からSS7にかけて5ステージ連続でベストタイムを記録。2位の選手とのタイム差を12.3秒に拡げた。ちなみに、ターマック(舗装路)ラリーでヤリスWRCがラリーをリードしたのは2017年参戦以来初めてであり、ターマックでのクルマの進化を確認できた1日となった。ラトバラとラッピは、1日を通してライバルチームの選手と僅差の総合4位争いを続け、ラトバラは安定した走りで総合5位に。総合4位の選手との差は僅か1秒。また、ラッピはSSの2番手タイムを2回記録。SS2からSS4にかけて総合4位につけていたが、その後ややペースが上がらず総合7位で1日を終えた。

    競技3日目となる8月18日(土)のデイ3は、ボスタルジーのサービスパークを中心に4本のSSを各2回走行する。そのうちSS8/12「アリーナ・パンツァープラッテ」、SS9/13「パンツァープラッテ」は、バウムホールダー軍事演習場内を走行するラリー・ドイチェランドの名物ステージ。軍事演習場内の道は舗装路ながら路面の状態が目まぐるしく変わり、アスファルトではなくコンクリートで舗装された特殊な路面も多くある。全般的にタイヤに厳しい路面が続き、特にパンツァープラッテは全長38.57kmと今大会最長のステージのため、タイヤの摩耗コントロールが非常に重要となる。8本のSSの合計距離は150.12km、リエゾン(移動区間)も含めた1日の総走行距離は453.94kmと、デイ3は4日間でもっとも長い距離を走行する1日となる。

    トミ・マキネン(チーム代表)昨日から今日にかけての7本のSSで6本のベストタイムを記録し、このような順位でデイ2の夜を迎えられ、本当に素晴らしい気分です。オットはクルマに全幅の信頼を寄せているので、とてもイージーに走っているように見えます。ターマックにおけるこのクルマのパフォーマンスは、去年のシーズン始めからチーム全員が続けてきたハードワークの産物です。また、ヤリ-マティとエサペッカもクルマに良いフィーリングを感じていると思います。このラリーはコースコンディションの違いが大きいため、走りに自信を持つのが本当に難しいのですが、彼らは明日に向けて良いポジションにつけています。明日のパンツァープラッテのSSは一部の道がかなり荒れていますが、非常にハイスピードなコースなので全開で走らなければなりません。いかなる事も起こりうるステージだと言えます。

    ヤリ-マティ・ラトバラ (ヤリスWRC 7号車)
    今朝は、これまで経験したことがないくらい後方からのスタートだったため、路面に多くの泥が出ており、そのようなコンディションに対する自信がやや欠けていました。しかし、日中のサービスでフロントデフのセッティングを少し変えたところ、午後のステージでは状況がかなり良くなりました。午後の再走ステージ、特にミッテルモーゼルの2回目のSSの走りにはとても満足していますし、明日は良い戦いができると思います。明日は、このラリーで自分が最も好きなステージが続きます。道幅が広いため、より多くのレーシングラインを通れることが、気に入っている理由です。また、路面が今日のステージよりもクリーンである事も、私には合っています。

    オット・タナック (ヤリスWRC 8号車)
    ほぼ完璧な1日でした。良いドライビングができたと思いますし、クルマも本当に良く走ってくれました。このクルマで、本日のような非常に特殊なステージを走るのは初めてでしたし、すべてが自分にとっては新しい体験でした。しかし、すぐに対応する事ができ、最初のステージから良いリズムが感じられたので、1日を通して思いっきり攻める事ができました。午後のステージは、ランチタイムに雨が降ったためコーナーごとにタイヤのグリップレベルが異なり、とても難しく感じました。それでも、ミスのないクリーンな走りができました。明日は、挑戦し甲斐があるバウムホールダー演習場内のステージを走るなど大変な1日となるでしょうが、自分のアプローチは今日と変わりません。まだまだ先は長いので、集中力を最後まで保ち続ける必要があります。

    エサペッカ・ラッピ (ヤリスWRC 9号車)
    午前中の1回目の走行はとても良かったと思います。路面のコンディションは良好で、クルマも最高でした。しかし午後は状況が大きく変わり、ブドウ畑の道はいくつかのコーナーで泥や砂利が多く出ていて滑りやすく、かなり苦戦しました。ただしクルマに問題があった訳ではなく、自分が自信を持てなかっただけです。絶対にミスをしたくなかったので、少し抑え過ぎてしまいました。とはいえ、明日は長い1日ですし出走順も悪くありません。4位の選手との差はたった5秒なので、頑張りたいと思います。

    ラリー・ドイチェランド デイ2の結果
    1 オット・タナック/マルティン・ヤルヴェオヤ (トヨタ ヤリスWRC) 59m22.6s
    2 セバスチャン・オジエ/ジュリアン・イングラシア (フォード フィエスタ WRC) +12.3s
    3 ティエリー・ヌービル/ニコラス・ジルソー (ヒュンダイ i20 クーペ WRC) +27.4s
    4 エルフィン・エバンス/ダニエル・バリット (フォード フィエスタ WRC) +37.8s
    5 ヤリ-マティ・ラトバラ/ミーカ・アンティラ (トヨタ ヤリス WRC) +38.8s
    6 ダニ・ソルド/カルロス・デル・バリオ (ヒュンダイ i20 クーペ WRC) +42.7s
    7 エサペッカ・ラッピ/ヤンネ・フェルム (トヨタ ヤリス WRC) +42.8s
    8 クレイグ・ブリーン/スコット・マーティン (シトロエン C3 WRC) +58.0s
    9 アンドレアス・ミケルセン/アンダース・ジーガー (ヒュンダイ i20 クーペ WRC) +59.0s
    10 テーム・スニネン/ミッコ・マルックラ (フォード フィエスタ WRC) +1m21.4s

  • WRC 第9戦 ラリー・ドイチェランド 初日 | トヨタのタナックが総合1位

    WRC 第9戦 ラリー・ドイチェランド 初日 | トヨタのタナックが総合1位

    2018年 FIA 世界ラリー選手権(WRC)第9戦ラリー・ドイチェランドが8月16日(木)に開幕。デイ1としてドイツ西南部のザンクト・ヴェンデル市街地でSS1が行なわれ、TOYOTA GAZOO Racing World Rally Teamのオット・タナック/マルティン・ヤルヴェオヤ組 (ヤリスWRC 8号車)が総合1位に、エサペッカ・ラッピ/ヤンネ・フェルム組(ヤリスWRC 9号車)が総合12位に、ヤリ-マティ・ラトバラ/ミーカ・アンティラ組(7号車)が総合15位につけ、ヤリスWRCは全車がSS1を走破した。

    ラリー・ドイチェランドは16日の午前中に、サービスパークが置かれるボスタルジーの近くでシェイクダウンが行なわれ、全長5.52kmのターマック(未舗装路)ステージでタナックが全体のベストタイムを、ラトバラが2番手タイムを、ラッピが8番手タイムを記録した。そして、夕方7時過ぎにザンクト・ヴェンデルの市街地でSS1がスタート。大きな牧草ロールによって形づくられた、全長2.04kmの非常にタイトなターマックコースで、タナックがベストタイムを記録。初日を首位で終えました。また、ラッピとラトバラはタナックに対しやや遅れをとったが、それでも15位ラトバラとタナックの差は2.6秒に過ぎず、明日のデイ2が本格的な戦いの始まりとなる。

    競技2日目となる8月17日(金)のデイ2は、ボスタルジーのサービスパークを中心に3本のSSを各2回走行する。そのうちSS2/5「シュタイン・ウント・ヴァイン」、SS3/6「ミッテルモーゼル」は、古都トリアーから近いモーゼル河畔のブドウ畑が主舞台となる。ブドウ畑内の舗装路は幅が狭く、ヘアピンコーナーや、直角コーナーがとても多いのが特徴。また、雨が降ると路面が非常に滑りやすくなり、難易度が大幅に上がる。6本のSSの合計距離は101.42km、リエゾン(移動区間)も含めた1日の総走行距離は449.52kmとなる。

    カイ・リンドストローム(スポーティング・ディレクター)
    最初のSSを大きな問題なく、そしてベストタイムで終える事ができ満足しています。また、午前中のシェイクダウンでは1、2番手タイムを記録し良い出だしとなりました。もちろん、シェイクダウンのタイムはラリーの最終結果に何も影響しませんが、クルマの仕上がりが良く、ドライバー全員が喜んでいる姿を見るのはやはり嬉しい事です。このラリーで、我々は常に天気を注視しています。週の初めの天気予報では雨が降らない見込みでしたが、どうやら明日の金曜日は降雨がありそうです。もし雨が降ると、ブドウ畑のステージは誰にとっても非常にトリッキーになるでしょう。

    ヤリ-マティ・ラトバラ (ヤリスWRC 7号車)
    しばらくグラベル(未舗装路)のラリーが続いたので、シェイクダウンでの狙いは、グラベルとは大きく異なるターマックでのドライビング感覚を取り戻す事でした。そして、4回の走行でその感覚を取り戻すことができました。ラリーう・ドイチェランドに向けたテストを終えた後、セッティングに関していくつかクリアにしたい事があったのですが、それをシェイクダウンで確認する事ができましたし、クルマの仕上がりには満足しています。スーパーSSでは小さなミスでエンジンが止まってしまいましたが、だからといって世界が終わったわけではありません。このラリーではしばしばタイヤ選択で勝敗が決まるので、明日は天候の変化に注意する必要があります。

    オット・タナック (ヤリスWRC 8号車)
    すぐに良いペースをつかむ事ができて良かったと思います。このラリーに向けてのテストを行なったのは今から数週間前でしたので、まずは午前中のシェイクダウンでターマックの走行感覚を思い出し、満足出来る形で終える事がとても重要でした。シェイクダウンではクルマに少しセッティング変更を施しましたが、全体的なバランスは良好でした。SS1は全体的にかなりタイトで、我々のクルマに合っていないコースでした。走りのフィーリングはあまり良くなかったので、ベストタイムが出たのには驚きました。きっと、誰にとっても難しいステージだったのでしょう。明日からの本格的なステージが楽しみです。この週末、優勝争いはかなり激しくなると思われますが、全力で臨みたいと思います。

    エサペッカ・ラッピ (ヤリスWRC 9号車)
    前戦ラリー・フィンランドでのクラッシュがあったので、シェイクダウンは走りの感覚を取り戻すための良いチャンスでした。シェイクダウンのコースは非常にスムーズで、クルマはかなりグッドフィーリングでした。SS1では良い感覚がまったく得られませんでしたが、明日からのステージとはタイプが大きく異なるので、気にするべきではないでしょう。今週末は良い結果を期待しており、表彰台に上がる事が最低限の目標です。ターマックラリーとクルマの仕上がりには自信があるので、優勝を狙って戦いたいと思います。

    ラリー・ドイチェランド デイ1の結果
    1 オット・タナック/マルティン・ヤルヴェオヤ (トヨタ ヤリスWRC) 2m11.2s
    2 カッレ・ロバンペラ/ヨンネ・ハルットゥネン (シュコダ ファビア R5) +0.1s
    3 オーレ・クリスチャン・ヴェイビー/スティグ・ルンネ・スクヤルモエン (シュコダ ファビア R5) +0.2s
    4 ダニ・ソルド/カルロス・デル・バリオ (ヒュンダイ i20 クーペ WRC) +0.4s
    5 ヤン・コペツキ/パヴェル・ドレスラー (シュコダ ファビア R5) +0.6s
    6 セバスチャン・オジエ/ジュリアン・イングラシア (フォード フィエスタ WRC) +0.9s
    7 アンドレアス・ミケルセン/アンダース・ジーガー (ヒュンダイ i20 クーペ WRC) +1.0s
    8 クレイグ・ブリーン/スコット・マーティン (シトロエン C3 WRC) +1.1s
    9 ウンベルト・スキャンドラ/アンドレア・ガスパリ (シュコダ ファビア R5) +1.3s
    10 カイエタン・カイエタノビッチ/マチィ・シュツェパニアク (フォード フィエスタ R5) +1.4s
    12 エサペッカ・ラッピ/ヤンネ・フェルム (トヨタ ヤリス WRC) +1.5s
    15 ヤリ-マティ・ラトバラ/ミーカ・アンティラ (トヨタ ヤリス WRC) +2.6s

  • WRC | トヨタ 第9戦 ラリー・ドイチェランド プレビュー

    WRC | トヨタ 第9戦 ラリー・ドイチェランド プレビュー

    TOYOTA GAZOO Racing World Rally Teamは、8月16日(木)から19日(日)にかけて開催されるFIA世界ラリー選手権(WRC)第9戦ラリー・ドイチェランドに、ヤリ-マティ・ラトバラ/ミーカ・アンティラ組(ヤリスWRC 7号車)、オット・タナック/マルティン・ヤルヴェオヤ組(8号車)、エサペッカ・ラッピ/ヤンネ・フェルム組(9号車)の、3台のヤリスWRCで参戦する。

    前戦ラリー・フィンランドで、タナック/ヤルヴェオヤ組が今シーズン2勝目を飾り、チームは高いモチベーションを持ってラリー・ドイチェランドに臨む。ドイツは今シーズン3回目、そして4月の第4戦ツール・ド・コルス(フランス)以来となるターマック(舗装路)ラリーだが、コースのキャラクターはツール・ド・コルスと大きく違う。ラリー・ドイチェランドはもともと異なる地域で開催されていた3つのラリーが合体し、ひとつの大きなイベントになったという歴史がある。そのため地域ごとにステージの特徴はかなり異なる。トリアーの町から近いモーゼル河沿いのステージは、ブドウ畑の中の狭く曲がりくねった道を走行する。バウムホールダー軍事演習場が舞台となる「パンツァープラッテ」をはじめとするステージは、舗装路面の状態が刻々と変わり、コンクリート状の路面はグリップ力が低く、特に雨が降ると非常に滑りやすくなる。また、サービスパークが置かれるボスタルジー(ボスタル湖)周辺のザールラント地方のステージは全体的に道幅が狭く高速。それぞれの地域ごとに最適なクルマのセットアップは異なり、変わりやすい天気がセットアップとタイヤ選択をさらに難しくする。

    今年のラリー・ドイチェランドはザンクト・ヴェンデルの町がスタート&フィニッシュ地点となり、16日(木)にはデイ1としてオープニングのスーパーSSが行なわれる。17日(金)のデイ2は2本のブドウ畑のステージを含む3本のステージを各2回走行。18日(土)のデイ3はバウムホールダー軍事演習場を中心とする4本のステージを各2回走る。そして、競技最終日となる19日(日)のデイ3はブドウ畑のステージを2回走行し、ボーナスポイントの獲得がかかるパワーステージに指定された、ボーゼンベルグのSSでラリーは閉幕する。4日間で18本のSSを走行し、その合計距離は325.76km。リエゾン(移動区間)も含めた総走行距離は1221.89kmとなる。

    トミ・マキネン(チーム代表)
    良いフィーリングでラリー・ドイチェランドに臨む事ができると考えています。ラリーに向けての事前テストは上手く行ったと思いますし、ここまでのところ、ヤリスWRCは舗装路で高いパフォーマンスを示しています。今回のラリーでも進化の継続を期待しています。昨年積み重ねた経験により、我々はいくつかのの領域について改善をしてきました。オットは昨年ドイツで優勝しており、きっと今年も活躍してくれるはずです。一方、ヤリ-マティとエサペッカは去年SSでベストタイムを記録しましたが、バウムホールダーのステージではパンクを喫し、その厳しさを知りました。道幅がとても狭く路面に泥が出ているようなステージもあり、このラリーではミスをしやすいので注意が必要です。

    ヤリ-マティ・ラトバラ (ヤリスWRC 7号車)
    ラリー・フィンランドが終わってリラックスしていますし、良いフィーリングでラリー・ドイチェランドを迎えられそうです。引き続き好調を保ち、今年の終わりまで良いリズムで戦い続けられる事を期待しています。去年の時点で我々のクルマには既に高い競争力があったので、今年のドイツでもきっと速さがあるでしょう。畑の中の田舎道は狭く、高速で私にとってはとても楽しめるステージです。また、軍事施設内のステージにも良いセクションがいくつかあります。ただし、このラリーは天気が変わりやすいので、しっかりと準備をして臨まなくてはなりません。

    オット・タナック (ヤリスWRC 8号車)
    フィンランドで優勝した事もあり、ドイツに向けては高い目標を設定しています。これからは、ひとつひとつのラリーで最高の結果を得ることを目標に掲げ、その上で再び選手権争いに加わる事ができるかどうか見極めたいと思います。私は多くの異なるタイプの道にチャレンジする事が好きなので、ドイツでは毎年ラリーを楽しんでいます。このラリーでは天気の変化を読む力がとても重要です。なぜならタイヤ選択が大きな差を生み、私は去年正しいタイヤ選択もあって勝利を手にする事ができたからです。ヤリスWRCの舗装路でのパフォーマンスはとても高いので、優勝争いをするための条件がすべて整っている事を期待していますし、とても自信があります。

    エサペッカ・ラッピ (ヤリスWRC 9号車)
    ラリー・ドイチェランドはいつも、非常にチャレンジし甲斐のあるラリーです。雨が降る事が多く、1日の間にしばしばコンディションが変わります。コーナーのイン側をカットして走ると泥が路面にかき出され、それがラリーを難しくします。私は過去にこのラリーで苦戦しましたが、困難に立ち向かう事は好きですし、再び舗装路を走るのはとても楽しみです。ツール・ド・コルスでは良いクルマのセットアップが見つかり、スピードも十分にありました。ドイツは大きく異なるラリーではありますが、ツール・ド・コルスの時と同じように良い走りができる事を願っています。

  • タミヤ、トヨタ ヤリスWRCの電動RCカーを発売

    タミヤ、トヨタ ヤリスWRCの電動RCカーを発売

    タミヤは、トヨタがWRC(FIA 世界ラリー選手権)に参戦するWRカー『ヤリスWRC』の電動RCカーを発売する。

    トヨタは、2017年に18年ぶりにWRCに復帰。初年度に2勝を記録し、ドライバーズ選手権で最上位4位、マニュファクチャラーズ選手権3位でシーズンを締めくくった。今年もヤリス WRCで参戦し、前戦ラリー・フィンランドで、オット・タナックが今シーズン2勝目を挙げている。

    タミヤは、1/10電動RCカーシリーズの新製品として「トヨタ ガズー レーシング WRT/ヤリス WRC」を発表。

    空力を追求した複雑なフォルムをポリカーボネートで実感たっぷりに再現。ライトケースやカナードなどはポリカーボネートの別部品、ドアミラーや大型リヤウイングも樹脂部品で用意したスケール感の高さが魅力。シャーシはシャフト4WDのTT-02を採用している。

    組立キット(58659)は2018年9月1日(土)ごろ発売。価格は12,960円(本体価格12,000円)。また、XBシリーズ(完成モデル:57903)は2018年9月29日(土)ごろ発売を開始する。価格は27,864円(本体価格25,800円)。

  • WRC ラリー・フィンランド | トヨタのオット・タナックが今季2勝目!

    WRC ラリー・フィンランド | トヨタのオット・タナックが今季2勝目!

    2018年 FIA 世界ラリー選手権(WRC) 第8戦ラリー・フィンランドの競技最終日デイ4が7月29日(日)にいユバスキュラを中心に行われ、TOYOTA GAZOO Racing World Rally Teamのオット・タナック/マルティン・ヤルヴェオヤ組 (ヤリスWRC 8号車)が今季2勝目を飾った。また、ヤリ-マティ・ラトバラ/ミーカ・アンティラ組(7号車)は総合3位でフィニッシュ。総合4位につけていたエサペッカ・ラッピ/ヤンネ・フェルム組(ヤリスWRC 9号車)は、クラッシュによりリタイアとなった。

    ラリー・フィンランドのデイ4は、ユバスキュラの東側エリアで2本のステージを各2回走行。デイ3で総合2位の選手に39秒のギャップを築いていたタナックは、注意深く最初の3本のSSを走行した。しかし、トップ5タイムを記録した選手にボーナスの選手権ポイントが与えられる、最終のパワーステージでは今ラリー12回目となるベストタイムを記録し、第5戦ラリー・アルゼンティーナ以来となる今シーズン2勝目を手にした。タナックとヤルヴェオヤはパワーステージを走り終えた直後、チーム総代表の豊田章男トヨタ自動車社長、チーム代表のトミ・マキネンと共にクルマのルーフ上に立ち、優勝の喜びを分かち合った。パワーステージを制しボーナスの5ポイントを獲得したタナックは、ドライバーズ選手権では依然3位ですが、2位の選手との差を大幅に縮めた。また、チームはマニュファクチャラーズ選手権2位のチームとの差をわずか1ポイントに縮めた。

    総合3位でデイ4をスタートしたラトバラは、2本のSSベストタイムを記録。総合2位の選手との差を2.5秒まで縮めたが、残念ながら逆転はならず。それでも、開幕戦ラリー・モンテカルロ以来となる総合3位でラリーを締めくくった。また、デイ3で総合4位に順位を上げていたラッピは、デイ4最初のSS20でクラッシュ。残念ながら完走を果たす事ができなかった。なお、ヤリスWRCはラリー・フィンランドの全23本のSSのうち、18本でベストタイムを記録するなど、高速グラベルラリーにおけるパフォーマンスを証明した。

    WRC次戦は、8月16日(木)から19日(日)にかけてドイツ西部のボスタルジーを中心に開催される、第9戦「ラリー・ドイチェランド」。完全なターマック(舗装路)ラリーとしては今シーズン2戦目となり、ブドウ畑の中の狭くツイスティな道、軍事演習場内の滑りやすいコンクリート路、そして一般的な峠道など、様々なタイプの舗装路を走行する。また、地形および季節的に雨が降る事も多く、路面がウェットになると途端に難易度が跳ね上がるのも、ラリー・ドイチェランドの特徴。

    豊田 章男(チーム総代表)
    トヨタガズーレーシングワールドラリーチームの本拠地で母国とも呼べる、ここフィンランドでの勝利が、これほど嬉しいものとは思いませんでした。この感動をもたらしてくれたチームのみんなにお礼を言いたいと思います。この場に一緒にいさせてくれて、そして、その一番高いところからの景色を見させてくれて本当にありがとう! ドライバー達が、ホームロードを心から楽しんで運転しているのが、コースサイドから見ていても伝わってきました。フィンランドの道が、ドライバーにとって楽しく、安心して走れるクルマをつくってくれたのだと思います。 今回初めて、チームのホームタウンで戦うラリーに参加し、地元の皆さんが、こんなにもトヨタガズーレーシングを温かくサポートし、応援してくださっている姿を見て、この地が本当の意味で「母国」なんだと実感することができました。SSやサービスパークには、トヨタガズーレーシングの旗やフィンランド、エストニアの国旗を振りながら「I love TOYOTA! I love Yaris!」と声援を送る人が溢れていました。街には「Welcome to my home roads」と書かれたヤリスの大きな看板が掲げられ、ハンバーガーショップに入れば店員がトヨタガズーレーシングのTシャツを着ていました。18年振りの復帰から2年目で、こんなにも我々が地元の皆さんに温かく迎え入れてもらえていることを知るとともに「母国」で勝利することの喜び、素晴らしさを知ることができました。応援してくださったファンの皆様に、あらためて感謝いたします。本当にありがとうございました。今シーズンの戦いはまだ続いて参ります。エストニア、フィンランド、日本の国旗が並んで掲げられる姿を今後もファンの皆様にご覧いただけるように、引き続き、チームのみんなと努力を重ねてまいります。応援よろしくお願いいたします。今はまだ、日本でのWRCは開催されておりませんが、もう一つの母国である日本で、今日のように三カ国の旗がはためくことを表彰台の上で空を見上げながら想像していました。近い将来、その日を迎えられたらと、改めて強く願っています。

    トミ・マキネン(チーム代表)
    何という週末、何というラリーでしょうか! 我々にとって本当に素晴らしい瞬間でした。特にオットは、信じられないような走りを続け、最終のパワーステージでも勝利しました。また、最終ステージまで2位の座を競い続けたヤリ-マティの戦いも素晴らしかったと思います。彼の2位浮上は叶いませんでしたが、それでも我々にとってのホームイベントでこのような良い結果を得られた事に、とても満足しています。

    ヤリ-マティ・ラトバラ (ヤリスWRC 7号車)
    2位でフィニッシュするために、全力を尽くして走りました。本当に素晴らしい戦いができたと思います。ミスなくすべてを上手くまとめ、このようなハードな戦いを続けられた事で自信がつきました。久々にポディウムに上がり、しかもそれが地元のフィンランドだったこともあり、本当にハッピーです。オットの優勝も含め、チームにとって大きな意味を持つ結果だと思います。

    オット・タナック (ヤリスWRC 8号車)
    すべてが自分が望んだように進み、完璧な週末となりました。金曜日は早い出走順によってかなり苦労しましたが、その後はリードを拡げて行く事ができました。完璧な準備をしてラリーに臨み、チームも手厚くサポートをしてくれました。すべてがひとつになれば、このような良い結果が得られるのです。私にとってホームイベントのようなこの1戦で、フィンランドに拠点を置くチームと共に挙げた優勝は特別なものです。そして、サポートしてくれた人々の前での勝利は格別な気分です。

    エサペッカ・ラッピ (ヤリスWRC 9号車)
    残念ながら、私のラリーは今朝最初のSSをスタートした後すぐに終わってしまいました。クルマはとても良いフィーリングで、ミスは自分のせいです。コーナリングラインが少しワイドに膨らみ、タイヤが路肩の溝に落ちて木の切り株に当たりスピンしてしまったのです。金曜日は厳しいスタートになりましたが、その後状況は良くなりました。このような形でラリーが終わってしまったのは残念ですが、それでもオット、ヤリ-マティ、そしてチームが良い結果を得て嬉しく思います。

    ラリー・フィンランド デイ4の結果
    1 オット・タナック/マルティン・ヤルヴェオヤ (トヨタ ヤリスWRC) 2h35m18.1s
    2 マッズ・オストベルグ/トシュテン・エリクソン (シトロエン C3 WRC) +32.7s
    3 ヤリ-マティ・ラトバラ/ミーカ・アンティラ (トヨタ ヤリス WRC) +35.5s
    4 ヘイデン・パッドン/セバスチャン・マーシャル (ヒュンダイ i20 クーペ WRC) +1m35.6s
    5 セバスチャン・オジエ/ジュリアン・イングラシア (フォード フィエスタ WRC) +2m15.0s
    6 テーム・スニネン/ミッコ・マルックラ (フォード フィエスタ WRC) +2m19.2s
    7 エルフィン・エバンス/ダニエル・バリット (フォード フィエスタ WRC) +2m29.5s
    8 クレイグ・ブリーン/スコット・マーティン (シトロエン C3 WRC) +3m08.4s
    9 ティエリー・ヌービル/ニコラス・ジルソー (ヒュンダイ i20 クーペ WRC) +3m51.8s
    10 アンドレアス・ミケルセン/アンダース・ジーガー (ヒュンダイ i20 クーペ WRC) +8m37.4s
    R エサペッカ・ラッピ/ヤンネ・フェルム (トヨタ ヤリス WRC)