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  • MotoGP | ヤマハ 第14戦 アラゴンGP 初日レポート

    MotoGP | ヤマハ 第14戦 アラゴンGP 初日レポート

    Monster Energy Yamaha MotoGP、フリープラクティスのハードワークが結実
    Monster Energy Yamaha MotoGPのマーベリック・ビニャーレスとバレンティーノ・ロッシはフリープラクティス初日、マシン・セッティング向上を目指してハードワークに取り組んだ結果、それぞれ総合2番手と3番手を獲得している。

    ビニャーレスにとっては今季3回目のホームレース。フリープラクティス第1セッションではベース・セッティングの向上に取り組みながら徐々にペースを上げ、セッション最終ラップで1分48秒486を記録してトップから1.617秒差の2番手につけた。

    午後からの第2セッションもほとんどの時間帯でセッティングに集中し、2020年に向けた準備を継続。またも終盤でタイムアタックを行うと1分48秒014へ更新してトップに立った。第1セッションとの総合ではトップから1.145秒差の2番手となっている。

    一方のロッシは第1セッション、前回ミサノのデータを確認しながらマシン・セッティングに集中。最後までアタックは行わず、1分49秒913のベストタイムでトップから3.044秒差の17番手で終えた。

    第1セッションでのハードワークが功を奏して調子を上げたロッシは、午後からの第2セッションでさらなる前進を目指す。そして終盤ではタイムアタックを行い、午前のタイムを1.9秒近く更新する1分48秒071を記録。セッション・トップのビニャーレスに0.057秒差まで迫り、総合順位ではトップから1.202秒差の3番手を獲得した。

    クアルタラロとモルビデリ、モーターランド・アラゴンで順調スタート
    PETRONAS Yamaha Sepang Racing Teamのファビオ・クアルタラロとF・モルビデリは、フリープラクティス初日を終えてそれぞれ総合4番手と14番手。

    前回ミサノでトップ・バトルを展開したクアルタラロは、今回も好調を維持して2番手にコンマ1秒差と迫る4番手を獲得。決勝用セッティングのペースも1ラップの速さも順調に上げてきており、明日はフロントロウ獲得を目指して予選セッションに臨む。

    チームメイトのモルビデリは、フィーリングをつかみながらもラップタイムではあまり上がらず14番手。午前中の第1セッションは9番手につけていたが、第2セッションでは決勝に向けたセッティング作業に取り組んだこともあり、Q2進出順位を確保することができなかった。明日のフリープラクティス第3セッションで挽回を目指し、クアルタラロとともに前の2列までに入ることを目標としている。

    フリープラクティスは現地時間9:55にスタート。予選セッションは同14:10から行われる。

    Monster Energy Yamaha MotoGP
    マーベリック・ビニャーレス(フリー走行総合2番手/1分48秒014)
    「ここまでとても順調。新しいパーツを試すなど、マシン・セッティングに多くの時間を割いています。今はマシンに集中して方向性を把握することが重要なので、自分自身のリズムやタイムはあまり気にしていませんでしたが、ハードワークの結果としての好タイムにはとても満足しています。明日も作業を継続し、新しいアイテムを探求しながらその成果を見ていきたいと思っています。今日のところは良い仕事をして、トップ10に入れたことが大きな成果。ウエットでも調子が上がっているので、明日もしも雨が降っても問題はありません。雨でもトップ5は確実だと思っていますが、決勝で好スタートから前へ出るためにフロントロウ獲得を目指します。このコースではいつも順調。今日も上位につけることができてうれしいです」

    バレンティーノ・ロッシ(フリー走行総合3番手/1分48秒071)
    「午前中はたくさんの問題にぶつかりましたが、午後からの第2セッションでは電子制御システム、エンジンブレーキ、加速性能の面で改善が見られフィーリングが向上しました。明日のフリープラクティス第3セッションは雨になりそうなので、今日の時点で3番手を獲得できたことは大きな収穫です。ドライ・コンディションで好調なときは、たいていウエットでも同様です。明日はそのことを再確認するチャンスになりそうです」

    マッシモ・メレガリ(チーム・ディレクター)
    「このコースはレイアウトが素晴らしく、チームとしては非常に気に入っています。しかし歴史的にはあまり良いところがなかったので、今日の2回のセッションは試練でもありました。前回ミサノでは、私たちがいつも苦戦してきた暑さと低グリップを克服して大健闘。今日もその好調が続いており、決して得意とは言えないこのコースでふたりとも素晴らしい走りを見せてくれました。私たちはすでに来年に向けた準備を始めています。マーベリックはおもにニュー・パーツのテストを行いながらフィーリングをつかんでいますし、バレンティーノは第2セッションで2秒近くも更新しています。このように初日はとても順調と言えますが、ハードワークは明日以降も続けなければなりません。トップとの差を縮めることと、明日の天候にしっかり対処することが求められています。明日は雨が降るかもしれないので、今日の時点でふたりともトップ10に入っていることは重要です。来年に向けた準備のための良いチャンスにもなるので、明日もしも雨が降ったとしても問題はありません」

    PETRONAS Yamaha Sepang Racing Team
    ファビオ・クアルタラロ(フリー走行総合4番手/1分48秒117)
    「ここアラゴンで初日に4番手を獲得できたことは、ルーキーとしては決して悪くない結果だと思います。おもに決勝用セッティングに取り組んでフィーリングは上々。でも今日の時点でまだ100%というわけではなく、課題がいくつか残っているので明日の天気が気になるところです。今日はとくに第4セクションで苦戦したのですが、初めてのコースでここまでできたことは評価できると思いますし、問題の原因もわかっているので、これからしっかり対処していきます。明日、もしも雨が降ればQ2 進出がこのまま決まるわけですから、今日の成果には満足しています。これからチーム・クルーと話し合って、明日に向けてさらにマシンを向上するための作戦を練ります」

    フランコ・モルビデリ(フリー走行総合14番手/1分49秒104)
    「マシンのフィーリングがとても良かっただけに、最終的な順位にはとてもがっかりしています。タイムアタックのために新品タイヤに履き替え、本当なら最低でも1秒は短縮しなければならないところでコンマ2秒しか縮めることができませんでした。そのようなことがあってトップ10を逃してしまったのです。それでもマシンには自信を持っていますし、これから明日までにさらに磨きをかけていきます。明日、晴れてくれればQ2進出を目指してもう一度アタックします」

  • MotoGP | 第14戦 アラゴンGP:マルク・マルケスが初日トップ

    MotoGP | 第14戦 アラゴンGP:マルク・マルケスが初日トップ

    MotoGP 第14戦 アラゴンGPのフリー走行が9月20日(金)、モーターランド・アラゴンで行われ、マルク・マルケスが初日のトップタイムを記録した。

    気温27度、路面温度38度のドライコンディションの中、マルク・マルケスは13ラップ目の8コーナーで今季9度目の転倒を喫したが、唯一新品タイヤに履き替えずに1分48秒台を最多の7回記録。タイムを更新できず4番手に後退したが、フリー走行1のタイムで第11戦オーストリアGP以来、今季4度目となる初日総合1番手タイムを記録した。

    フリー走行1で2番手タイムを記録したマーベリック・ビニャーレスは今季11度目のトップタイムをマーク。フリー走行1で17番手のバレンティーノ・ロッシは、0.057秒差の2番手に浮上。フリー走行1で3番手のファビオ・クアルタラロは、0.103秒差の3番手に入り、ヤマハ勢が上位に進出。

    フリー走行1で8番手のポル・エスパルガロは5番手。フリー走行1で5番手のジャック・ミラー、フリー走行1で15番手のカル・クラッチロー、フリー走行1で4番手のアンドレア・ドビツィオーゾ、フリー走行1で6番手のジョアン・ミル、フリー走行1で12番手のアレイシ・エスパルガロがトップ10入り。

    フリー走行1で13番手のアレックス・リンスは11番手。フリー走行1で7番手のダニロ・ペトルッチは12番手。

    フリー走行1で10番手の中上貴晶は、0.909秒差の13番手だった。

    順位 ライダー チーム マシン タイム
    1 M・マルケス Repsol Honda Team Honda 1’46.862
    2 M・ビニャーレス Monster Energy Yamaha MotoGP Yamaha 1’48.014
    3 V・ロッシ Monster Energy Yamaha MotoGP Yamaha 1’48.071
    4 F・クアルタラロ Petronas Yamaha SRT Yamaha 1’48.117
    5 P・エスパルガロ Red Bull KTM Factory Racing KTM 1’48.392
    6 J・ミラー Alma Pramac Racing Ducati 1’48.442
    7 C・クラッチロー LCR Honda Honda 1’48.450
    8 A・ドビツィオーゾ Mission Winnow Ducati Ducati 1’48.477
    9 J・ミル Team SUZUKI ECSTAR Suzuki 1’48.641
    10 A・エスパルガロ Aprilia Racing Team Gresini Aprilia 1’48.704
    11 A・リンス Team SUZUKI ECSTAR Suzuki 1’48.737
    12 D・ペトルッチ Mission Winnow Ducati Ducati 1’48.873
    13 中上貴晶 LCR Honda Honda 1’48.923
    14 F・モルビデリ Petronas Yamaha SRT Yamaha 1’49.104
    15 A・イアンノーネ Aprilia Racing Team Gresini Aprilia 1’49.236
    16 T・ラバト Reale Avintia Racing Ducati 1’49.304
    17 M・カリオ Red Bull KTM Factory Racing KTM 1’49.342
    18 M・オリベイラ Red Bull KTM Tech 3 KTM 1’49.425
    19 H・シャーリン Red Bull KTM Tech 3 KTM 1’49.626
    20 J・ロレンソ Repsol Honda Team Honda 1’49.710
    21 F・バニャイア Alma Pramac Racing Ducati 1’49.821
    22 K・アブラハム Reale Avintia Racing Ducati 1’49.903
    23 B・スミス Aprilia Racing Team Aprilia 1’50.164
  • MotoGP | ホンダ 第14戦 アラゴンGP プレビュー

    MotoGP | ホンダ 第14戦 アラゴンGP プレビュー

    Repsol Honda Teamが優勝を多く飾ったアラゴンでマルケスが大会4連覇を狙う
    第14戦アラゴンGPが、9月20日(金)~22日(日)の3日間、スペインのモーターランド・アラゴンで開催される。このサーキットは、バルセロナとバレンシアからそれぞれ約200km離れたアルカニスの郊外にる。スペインGP、カタルニアGP、バレンシアGPに続くスペイン4カ所目のグランプリとして2010年にスタートし、今年で10度目の開催となる。

    モーターランド・アラゴンは一周5.078km。マレーシアのセパン・インターナショナル・サーキット、タイのチャーン・インターナショナル・サーキット、そしてトルコのイスタンブール・パーク・サーキットなどを手がけたドイツ人デザイナーのヘルマン・ティルケ氏によって設計された。ティルケ氏がデザインしたサーキットは、自然の地形を利用したアップダウンと、バリエーションに富んだコーナーが連続し、リズム感あふれるレイアウトが特徴。モーターランド・アラゴンはこうした特徴に加え、2本の長いストレートを組み合わせたレイアウトになっており、パッシングポイントが多いため、選手たちから高い評価を得ている。

    過去、この大会では、11年に当時、Repsol Honda Teamから参戦していたケーシー・ストーナーが優勝。このサーキットにおけるRepsol Honda TeamのMotoGP通算100勝目を達成した。さらに12年には、18年までRepsol Honda Teamに在籍したダニ・ペドロサ、13年にはマルク・マルケスと、Repsol Honda Teamが3年連続で優勝を果たしている。

    その後、14年、15年はRepsol Honda Teamは優勝できなかったが、16年はマルケスが3年ぶりの優勝を達成し、17年、18年と3年連続で大会制覇を成し遂げた。

    前戦サンマリノGPで今季7勝目、今季12回目の表彰台を獲得したマルケスは、総合首位をキープするだけではなく、ランキング2位のアンドレア・ドヴィツィオーゾ(ドゥカティ)に93ポイント、総合3位のダニーロ・ペトルッチ(ドゥカティ)に124ポイント、総合4位のアレックス・リンス(スズキ)に126ポイントと大量リードを築いた。今大会はシーズンを通してマルケスが得意とするサーキットの一つであり、シーズン8勝目を目標に、タイトル獲得に向けて着実に前進する意気込みだ。

    マルケスは、バルセロナから約100km離れたリェイダ近郊のセルベラで生まれ育った。自宅から最も近いカタルニアGPがホームグランプリとなるが、アラゴンも自宅から約170kmの距離にあるため、自身にとって第2のホームグランプリと言える。

    2010年にスタートしたアラゴンGPでは、Moto2クラスに出場した11年に優勝、12年は2位。MotoGPクラスでは、13年、16年、17年、18年と4勝を挙げている。予選では、125cc時代の10年、Moto2時代の11年、MotoGPクラスでは13年から16年まで4年連続でポールポジション(PP)を獲得し、アラゴンGPでの最速ライダーとして君臨してきた。過去2年はPP獲得を逃しているが、今年はシーズン9回目のPPが期待される。昨年の大会では、10コーナーが「マルク・マルケス・コーナー」と命名され、その記念すべき大会で優勝している。今年も自身の名前が付けられたコーナーがあるサーキットで、ファンを魅了する走りが期待される。

    このサーキットを得意とするカル・クラッチロー(LCR Honda CASTROL)は、後半戦に入って苦戦が続いている。前戦サンマリノGPではタイヤのグリップをうまく引き出せず転倒リタイアに終わった。過去、アラゴンGPでは、ドゥカティ時代の14年に3位表彰台に立っているが、LCR Hondaでは15年に7位、16年に5位。過去2年は転倒リタイアに終わっている。今年はシーズン3回目の表彰台獲得を目指す。

    総合12位につける中上貴晶(LCR Honda IDEMITSU)は、過去2戦、得意とするイギリスGP、そしてサンマリノGPと2戦連続で転倒再スタートという厳しいレースが続いている。昨年の大会では、12位の結果を残した。今年は安定した走りでシングルフィニッシュを量産してきただけに、今年もシングルフィニッシュとベストリザルトを目標に上位を目指す。

    ケガから復帰3戦目を迎えるホルヘ・ロレンソ(Repsol Honda Team)が、ホームグランプリで今季ベストを目指す。体調はまだ完全ではないが、アラゴンは得意とするサーキットの一つ。昨年はPPを獲得、決勝はスタート直後の1コーナーで転倒リタイアという残念なレースとなった。万全ではない体調で、イギリスGP、サンマリノGPと2戦連続で14位でフィニッシュしているロレンソ。地元ファンの声援に応える結果を目指す。

    マルク・マルケス(MotoGP 総合1位)
    「ミサノで優勝することができたので、今週のレースがとても楽しみです。アラゴンはセルベラにとても近いのでまるで家にいるような気分になります。僕の街からたくさんの人が見に来てくれるので、モチベーションも上がります。チャンピオンシップをリードしていますが、レースウイークのアプローチは変わりません。プッシュし続け、最高の結果を達成できるようにがんばります。アラゴンが楽しみです」

    カル・クラッチロー(MotoGP 総合9位)
    「ミサノはあまりいい週末にならなかったので、今週末は前進しなければなりません。ミサノはグリップがありませんでした。条件はみんな同じなので、なぜマシンのフィーリングに苦戦したのか、しっかり分析したいです。アラゴンはグリップがいいサーキットなので、もっといいフィーリングがつかめると思います。チームとHondaとともに取り組み、再びトップグループに戻れることを願っています」

    中上貴晶(MotoGP 総合12位)
    「ミサノはノーポイントに終わりました。なにが起きたのか、そしてアラゴンに向けてどのように改善できるのか、データを検証しました。アラゴンはアップダウンや、ブラインドコーナーがあるので、簡単なサーキットではありません。どのライダーにとっても大きな挑戦になります。いいペースがあることは分かっていますし、自分の強みも分かっているのでベストを尽くします。アラゴンのあとはタイGP。そのあとは僕のホームグランプリのもてぎを迎えます。モチベーションをキープしてがんばります」

    ホルヘ・ロレンソ(MotoGP 総合19位)
    「アラゴンは好きなサーキットです。過去にいい結果を残したこともあります。ミサノGPの週末はいいスタートを切れたので、今回も強くなれることを願っています。体力も回復してきているので、目標はトップとの差を縮めていくことです。シルバーストンとミサノよりもいい結果を残すことを目標に戦います。後半戦の遠征シリーズが始まる前にホームのファンの前でレースができるのでうれしいです」

  • MotoGP | ヤマハ 第14戦 アラゴンGP プレビュー

    MotoGP | ヤマハ 第14戦 アラゴンGP プレビュー

    Monster Energy Yamaha MotoGP、アラゴンGPに期待
    Monster Energy Yamaha MotoGPのマーベリック・ビニャーレスとバレンティーノ・ロッシは今週末、ファンの大声援を期待できるアラゴンGPに出場する。

    サンマリノGPで3位を獲得して、ますます士気が上がるビニャーレスは、ホームレースのひとつであるこのコースで表彰台の頂上を目指す。

    2011年は125ccクラスで3位、2013年はMoto3で2位、2014年はMoto2で優勝を果たして合計3回表彰台に上っており、今年はMotoGPでの表彰台獲得が期待されている。

    チームメイトのロッシは前回のサンマリノGPで3回連続の4位に留まっており、今回こそ表彰台を獲得したいところ。アラゴンは決して相性の良いコースではないが、ここがMotoGPの日程に加えられた2010年以降、2013年、2015年、2016年にいずれも3位で表彰台に上っている。

    モーターランド・アラゴンはバルセロナから車で2~3時間の距離にあるアルカニス近郊に位置。全長5.1kmのコースのなかに10の左コーナーと7の右コーナー、そして968mのストレートを持つ。MotoGP初開催の際には、ライダーとファンから愛されたことでIRTAベスト・グランプリ・オブ・ザ・イヤーを受賞した。アジア/オセアニア・ラウンドを迎える前の一戦ということもあり、例年、多くのファンが足を運ぶイベントなっている。

    クアルタラロとモルビデリ、大活躍のミサノから7日で次戦アラゴンへ
    前回のサンマリノGPでは素晴らしい活躍を見せたPETRONAS Yamaha Sepang Racing Teamのファビオ・クアルタラロとフランコ・モルビデリ。イタリアからスペインへ移動して連戦となる今回も、勢いを維持して好成績獲得に意欲を見せている。

    ミサノではM・マルケスと終始、優勝争いを展開したクアルタラロは、GPルーキーとしてのここまでの成長に自信を深めている。今回も前回と同様の作戦で好スタートからハイペースを維持し、今季5度目となる表彰台を獲得することが目標。

    チームメイトのモルビデリも前回5位と健闘しており、YZR-M1のベース・セッティングの進化とともに上位を目指して戦う。

    Monster Energy Yamaha MotoGP
    マーベリック・ビニャーレス
    「ミサノで表彰台を獲得したあと、次のアラゴンにも期待が高まっています。スペインで開催されるすべてのラウンド同様、ここにも多くのファンが来てくれて素晴らしい雰囲気で私を迎えてくれますし、私自身、このコースがとても気に入っています。シーズン後半戦が始まって以来、どんどんポテンシャルが上がってきていて、このところはとくに上向きになっているので、今回も良い走りをお見せできると思います。毎回、前進し続けるという目標に集中していきます」

    バレンティーノ・ロッシ
    「ミサノのあとすぐアラゴンへ移動して連戦となります。私たちにとって難しいコースであることは歴史が物語っていますが、前回からの課題に集中することで前進を図り、少しでも上を目指せるようベストを尽くしたいと考えています。ここではいつも苦戦してきましたが、今年はこのところ良いレースができているので期待もしています。ハードワークが必要なことは間違いありませんが、以前よりも良い戦いをすることが目標です」

    マッシモ・メレガリ (チーム・ディレクター)
    「チームとバレンティーノとホームGPからマーベリックのホームGPへ。アジア/オセアニア・ラウンドへ向かう前の最後の一戦ということもあって、私たちにとっても特別なレースになります。このあとは最終戦のバレンシアまでヨーロッパのファンに会うことができないのですから、良い成績とともに彼らに’Goodbye’を言いたいと思っています。マーベリックは調子が上がっており、2戦連続で3位を獲得。しかもこのコースが大好きなので、今回も好成績が期待できることは間違いありません。バレンティーノのほうはここのビック・ファンというわけではありませんが、それでもこれまでに3回、表彰台に上っているので今回もそこに向けてモチベーションを上げています。ハードワークを通じて、前回ミサノでの成果をここでも生かせるよう期待しています」

    PETRONAS Yamaha Sepang Racing Team
    ファビオ・クアルタラロ
    「マルコ・マルケスとミサノでバトルしたあと、自信を持ってアラゴンへ向かうことができます。前回は非常に好調で、そこからわずか5日で、良いコンディションを保ったまま次のレースを迎えられるのですから、今回も大いに期待しています。レッドブル・リンクでもミサノでも、好スタートを切って最初の5ラップでスパートすればトップ争いに加われることは証明できているので、ここのロング・ストレートも大きな問題にはならないと思います。そのためにも最初の目標はフロントロー獲得。それからいつものようにベストを尽くします」

    フランコ・モルビデリ
    「マシンのフィーリングが非常に良くなっていて、シルバーストン、ミサノと連続で良いパフォーマンスができたことで自分自身への信頼も高まっています。アラゴンにはロング・ストレートがありますが、コーナー・スピードにおいては前回までにかなり上がってきているので、今回も前回と同じレベルで戦えることを期待しています。2017年にはMoto2で優勝、その前の年も表彰台に上り、また昨年は速さをアピールするなど良い思い出がいくつかあります」

  • MotoGP | ホンダ 第13戦 サンマリノGP 決勝レポート

    MotoGP | ホンダ 第13戦 サンマリノGP 決勝レポート

    マルケス今季7勝目。チャンピオンシップでもリードを広げる。
    MotoGP 第13戦サンマリノGPの決勝は、予選5番手から決勝に挑んだマルク・マルケス(Repsol Honda Team)と予選3番手のファビオ・クアルタラロ(ヤマハ)の一騎打ちとなり、最終ラップにクアルタラロを抜いて先行したマルケスが、3戦ぶり今季7勝目を挙げた。これまでミサノでは、ウエットコンディションをのぞき、常に厳しいレースを強いられてきたが、2週間前のテストで得たデータを基に着実にセットアップを進め、3度目の大会制覇を達成した。

    前日のフリー走行で、決勝に向けてシミュレーションした走りを見事に再現したマルケスだが、オーストリア、イギリスと過去2戦、最終ラップに逆転を許し優勝を逃しているだけに、今大会はしっかり戦略を立て、勝利につなげた。

    マルケスは、チャンピオンシップで2位のアンドレア・ドヴィツィオーゾ(ドゥカティ)に78点差をつけて今大会を迎えた。勝利を目指すことはもちろんだが、後半戦はチャンピオンシップを優先しなければならないレースが続く。しかし、こうしたチャンピオンシップ獲得のプレッシャーを常に勝利へのモチベーションへと転換させるマルケスの走りにファンも大喜びだった。これで、今大会6位に終わったドヴィツィオーゾ(ドゥカティ)との差を93点へと広げることに成功した。

    連戦となる第14戦アラゴンGPは、マルケスが得意とするサーキットの一つ。気持ちを引きしめ、今季8勝目に挑む。

    チームメートのホルヘ・ロレンソ(Repsol Honda Team)が14位でフィニッシュ。ケガから復帰して、2戦連続でポイントを獲得した。しかし、復帰戦となったイギリスGP以上のパフォーマンスを期待していただけに、納得のいくレースにはならなかったが、体調は着実に回復しており、ホームGPとなる次戦アラゴンGPでは、さらに上位を目指す意気込みだ。

    予選11番手の中上貴晶(LCR Honda IDEMITSU)は、ヨハン・ザルコ(KTM)のペナルティーで10番グリッドから上位を目指したが、4周目の10コーナーで転倒を喫し、再スタートを切ったが18位に終わった。序盤は、ホアン・ミル(スズキ)、ジャック・ミラー(ドゥカティ)と9番手争いのグループを形成したが、フロントのフィーリングが完全ではなく、ペースをキープすることができず転倒した。これで前戦イギリスGPから2戦連続のノーポイント。連戦となるアラゴンGPではその雪辱に挑む。

    予選14番手から追い上げのレースに挑んだカル・クラッチロー(LCR Honda CASTROL)は、ウイークを通じて最後まで好感触をつかめず、11番手を走行していた23周目に転倒を喫し、リタイアとなった。2週間前のテストから抱えていた問題を解消できず、厳しい大会となったが、次戦アラゴンでは、表彰台を目指します。

    マルク・マルケス(MotoGP 優勝)
    「正直、優勝しなければならないというレースではありませんでした。リンスがリタイアし、ドヴィツィオーゾが後方にいたからです。でもモチベーションが上がっていました。できる限りファビオについていき、アタックすべきかどうか考えていました。最終ラップにアタックすることを決めました。3コーナーでファビオが速いことは分かっていたので、その前にアタックしました。そしてできる限りコーナーで隙を作らないようにしました。今日はファビオがとても力強いレースをしました。僕はなるべくスムーズに走ろうと思いました。イタリアで優勝することができてよかったです。もっとよかったのは93ポイントのアドバンテージができたことです」

    ホルヘ・ロレンソ(MotoGP 14位)
    「シルバーストンでは、思っていた以上の走りができましたが、今日は残念ながらそんな走りができませんでした。正直、もう少しいい結果とペースを期待していました。トップと1.5秒の差を期待していましたが、現実はそれ以上の差でした。しかし僕の体調はよくなってきています。プラクティスセッションではこれまで以上に前との差が縮まりました。これはポジティブなことです。路面はあまりコンディションはよくありませんでした。アラゴンではもっとプッシュできる状態になっていることを願っています。また、もっとトレーニングができるようになっていることを願っています」

    中上貴晶(MotoGP 18位)
    「スタートはまずまずでしたが、走り出しからフロントの右側のフィーリングがよくありませんでした。4コーナー、10コーナー、14コーナーのスローコーナーでエッジグリップがうまく機能せず、4周目の10コーナーで転倒してしまいました。今週はリアタイヤのグリップを引き出すのに苦労しましたが、フロントに関しては全く問題はありませんでした。どうしてフロントのフィーリングがよくなかったのか、その原因をミシュランと分析したいです。前戦イギリス、そしてサンマリノと、自分が得意とするサーキットでしたが、2戦連続でノーポイントという残念な結果に終わりました。シーズン前半は、トップ10内でフィニッシュすることを目標に着実にポイントを獲得してきましたが、この2戦ノーポイントに終わったこともあり、アラゴンからの6戦は、みんなに魅せる走りをしたいと思います。今大会はチームのホームGPでした。こういう結果に終わり、チームには申し訳ない気持ちです。連戦となるアラゴンGPで、ノーポイントに終わった2戦の雪辱に挑みたいです」

    カル・クラッチロー(MotoGP リタイア)
    「トップとかなりの差があったにもかかわらず、転倒してしまい残念です。テストでマシンのフィーリングがあまりよくなかったのですが、今週末もいいフィーリングをつかめませんでした。これが現実です。レースで転倒するとは思っていませんでした。遅くてもなんとかレースを完走できると思っていたので、転倒してしまったことに少しショックを受けました。全体的にいいフィーリングがつかめませんでした。気持ちを切り換え、アラゴンに向けて前進しなければなりません」

  • MotoGP | ヤマハ 第13戦 サンマリノGP 決勝レポート

    MotoGP | ヤマハ 第13戦 サンマリノGP 決勝レポート

    ビニャーレスが2戦連続の表彰台。
    Monster Energy Yamaha MotoGPのマーベリック・ビニャーレスは、ほとんどの時間帯で3番手を走行。トップ2台に仕掛けるチャンスを狙っていたが、わずかに届かなかった。一方、地元ファンの期待を背負いグリッド7番手からスタートしたバレンティーノ・ロッシは、全力のプッシュで4位まで浮上した。

    ビニャーレスはポールポジションからスタート後、前日に語っていたとおりの作戦を実行。すなわちオープニングラップの第1コーナーで首位をキープし、そのまま後続の追撃を抑え続けた。しかしアドバンテージを広げることはできず、3ラップ目にはファビオ・クアルタラロに、4ラップ目にはM・マルケス(ホンダ)に先行を許して3番手へと後退した。

    その後はフロントのフィーリングが十分でなかったこともあり、思うようにペースを上げることができない状態が続いたが、あきらめることなくついて行き、14ラップ目以降は少しずつ差を短縮。トップ2がバトルする間に一旦は0.8秒差まで近づいたが、最終的にはトップから1.636秒差の3位でチェッカーを受けた。

    チームメイトのロッシはグリッド7番手、3列目からのスタート。素早くペースを上げて始めからポジションアップを狙ってゆくが、A・リンス(スズキ)をなかなかパスすることができない。6ラップ目まで追撃を続けてリンスがコーナーではらむ間にようやく前へ出ると、そこからが本当の勝負の始まり。地元ファンの声援を受け、7ラップ目にP・エスパルガロ(KTM)をパスして5番手。さらに9ラップ目には自己ベストを記録するなど順調にペースを上げていった。

    ミサノ・サーキットのレイアウトを考慮し、冷静に次のチャンスを窺うロッシ。16ラップ目まで待ってF・モルビデリに仕掛けるも一度目は失敗。同ラップの第14コーナーでもう一度トライし、ついに4番手に浮上。モルビデリも懸命について行ったがロッシが抑えきって4位でゴールラインを通過。トップとの差は12.660秒となっていた。

    この結果、ビニャーレスはランキング5位をキープ。ロッシが5ポイント差のランキング6位で続いている。ヤマハはコンストラクターズ・ランキング3位、Monster Energy Yamaha MotoGPはチーム・ランキング3位をそれぞれ維持している。

    クアルタラロが2位、今季4度目の表彰台
    PETRONAS Yamaha Sepang Racing Teamのファビオ・クアルタラロが今季4度目となる表彰台を獲得。最終ラップで激しい首位争いを展開し、わずかに及ばず2位となった。チームメイトのF・モルビデリもホームレースで大健闘を見せ、MotoGPで自己ベストタイの5位を獲得している。

    クアルタラロは3周目にトップに立つと、M・マルケスを抑えて最終ラップまでポジションをキープ。最後の最後で逆転されてしまったが、僅差の2位でチェッカーを受け、ランキングでも7位に浮上した。またトップ・サテライトとしてルーキー・オブ・ザ・イヤー獲得のためのリードを拡大している。

    一方、ホームコースで自己通算100回目のグランプリに臨んだモルビデリも今季2度目となる5位獲得と健闘。この好結果をはずみに、次回アラゴンではさらなるジャンプアップを目指す。第13戦終了時点でランキング10位につけている。

    第14戦アラゴンGPは9月20日(金)にフリープラクティスがスタート。22日(日)に決勝が行われる。

    Monster Energy Yamaha MotoGP
    マーベリック・ビニャーレス(3位)
    「トップに1.5秒差まで近づいての3位ですから、とてもうれしい結果です。レースのたびに少しずつ差が縮まっていて、ここからさらに、いかに速く、いかに安定して走れるようになるかを懸命に追求しているところです。今日のミサノ・サーキットは路面がとても滑りやすい状態でしたが、そのなかで上位争いを展開することができました。ここに来てようやく、いろいろなことが分かってきたという感じです。もちろん、まだまだ不十分ですが、少しずつ自信がついてきていますし、ヤマハのマシンが正しい方向へと進んでいることは間違いありません。私たちは日に日に調子を上げています。私自身もしっかりと前進を続けるなかで、優勝争いのポテンシャルを実感し始めています」

    バレンティーノ・ロッシ(4位)
    「表彰台を目指していました。なぜなら、ファンのみなさんの声援をあの台の上から聞くのは最高の気分ですからね。でも残念ながら、レースは思い通りにはいきませんでした。予想ではマーベリックがもう少し速く、クアルタラロがもう少し遅いと考えていたのですが、いずれにしても前の3台のほうが私よりもペースが良かったということ。コースのなかの2~3か所で彼らに遅れをとってしまうところがあって、それはプラクティス中からわかっていたので、何とか解決しようと取り組んできましたが、残念ながら成功には至りませんでした。グリッド7番手も厳しい条件となり、ドビツィオーゾ(ドゥカティ)をパスしたあとリンスに抜かれてしまいました。またフランコ(モルビデリ)にも手間取ってしまいました。私が仕掛けるたびに、彼は素晴らしい走りをしましたからね。このコースでのオーバーテイクの難しさはよく知っていますが、今日もその通りになってしまったということです。私自身のペースもトップ3には及ばず、なかなか近づくことができませんでした」

    マッシモ・メレガリ(チーム・ディレクター)
    「優勝争いの一員になることを目指していましたが、残念ながらわずかに及びませんでした。マーベリックは好スタートを切りましたが、そのあとフロントに違和感がありトップから離されてしまいました。それでも少しずつペースを上げ、何度かトップ争いのラップタイムを上回ることも。とくに最後の5ラップは着実に差を縮めていったのですが、パスするにはまだ足りませんでした。厳しい状況のなかで最大限の結果をつかみ、前回に続いて表彰台に上がれたことは、チームにとって大きな励みになっています。
    バレンティーノのほうはグリッド3列目からのチャレンジ。このコースは最初のほうにタイト・コーナーが続いているので、いつも以上に厳しい状況でした。そのようななかでも彼は終始、好調を維持し、最終ラップの最後の瞬間まで懸命にプッシュして4位を獲得してくれました。地元のファンのためにも、彼にもマーベリックと一緒に表彰台に立ってもらいたいと強く願っていたので、それが実現しなかったことは残念。オーストリアとイギリスでも、あと一歩というところまで迫っていたので、何とか実現できるようチームとして懸命に努力を続けます。ふたりが優勝争いを展開し、そろって表彰台に上ることが私たちの目標です。近いうちにまた、そのようなチャンスが巡ってくると信じています。次の日曜日の第14戦に備えて、これからアラゴンへ向かいます」

    PETRONAS Yamaha Sepang Racing Team
    ファビオ・クアルタラロ(2位)
    「ただただ、この結果をうれしく思います。最後までレースをリードしていましたが、マルコが最終ラップで仕掛けてくることはわかっていました。実際にその時が来て、一旦は抜き返すことに成功。でも2回目に抜かれたときには、ちょっとはらんでしまって、もう挽回は不可能でした。第11コーナーでは私のほうが少し速かったので、最後まであきらめることなく戦い続けましたが、結局は2位に留まらざるを得ませんでした。マルコは終盤、タイヤの片側のグリップで優っていました。でも私は右側にアドバンテージを感じることができたので、タイヤをコントロールする方法を身につけた結果だと誇りに思いました。全力を賭けて戦いましたが、最終ラップのバトルではマルコのほうが経験豊富。今日もその強みを生かして優勝をさらっていきました。彼との優勝争いは初めてで、ここまでの私のキャリアのなかで最高の瞬間になりました」

    フランコ・モルビデリ(5位)
    「結果にはとても満足しています。ウイークを通じてペースが良く、マシンのフィーリングも上々でした。ただ決勝では、路面温度が上がってグリップが昨日よりも低下したため、安全に走り切るためにペースを落とさなければなりませんでした。今回は、ヤマハの全員がとても好調でした。この勢いを来週もキープしたいと思っています。大勢の地元ファンの前で5位を獲得できたことは、私にとってとても特別な出来事です。しかもそれが、偶然にもちょうど100回目のGP出場と重なったのです。2013年、ここミサノでのレースにワイルドカードで出場したときのことを今でも覚えています。でもそのときには、6年後にこのような素晴らしいマシンに乗り、素晴らしいチームとともにMotoGPで5位を獲得するなど想像もできませんでした」

    ウィルコ・ズィーレンベルグ(チーム・マネジャー)
    「見事なレースを展開し、最終ラップではマルク・マルケスとのバトルを見せてくれました。とても感動的な瞬間でした。私たちチームにとっては非常に誇りに思える出来事ですが、同時に、タイトルを賭けて戦っているマルクが、今日もこのように最後までしっかりと戦ってくれたことに敬意を表します。非常にフェアな戦いでしたし、これからまた何度でも、ファビオ(クアルタラロ)がマルクに挑んでゆくところを見たいと思います。フランコ(モルビデリ)も5位獲得とほんとうによくがんばりました。そして私たちとともに100回目のグランプリを迎えたことをうれしく思います。素晴らしいチームワークを喜び、”ハッピー・ファミリー”としてこの地を去ります」

    ラズラン・ラザリ(チーム代表)
    「ファビオ(クアルタラロ)は多くの周回でレースをリードし、マルク・マルケスとの真っ向勝負に挑みました。フランコ(モルビデリ)もまた、たくさんのファクトリー・マシンを抑えて5位獲得と健闘しました。今回はヤマハがとても好調だったので、ここから何かが始まり、初優勝の実現も遠くないことを期待しています。結果に満足していますが、やはり、あとわずかと迫りながら勝利を逃したことに残念な気持ちを隠すことはできません」

  • MotoGP | スズキ 第13戦 サンマリノGP 決勝レポート

    MotoGP | スズキ 第13戦 サンマリノGP 決勝レポート

    サンマリノGPはミルが健闘の8位、リンスは転倒リタイア。
    2019年MotoGP第13戦サンマリノGP決勝は、ミサノワールドサーキットに朝早くから約100,000人の観客が集まり、興奮の渦の中で幕を開けた。

    朝のウォームアップから気温はじりじりと上昇し、チームスズキエクスターライダーのふたりは揃ってフロント、リア共にミディアムタイヤを選択して27周の長い決勝に挑む。

    午後2時、シグナルがオフになり決勝がスタート。リンスはスタートを決め、すぐにふたつポジションアップし6番手に。またミルも好スタートで9番手につける。

    トップグループが徐々に後続を引き離そうとペースを上げ出すと、リンスもそれに続こうと猛チャージ。しかしリンスは前を走るポル・エスパルガロ(KTM)のオーバーテイクに手間取り、さらにオーバーランをしてポジションを落とす。コースに戻った後はポル・エスパルガロの後方に数台が続く形となり、リンスが再びポル・エスパルガロをオーバーテイクした直後、同じタイミングでリンスにロングラップペナルティが提示される。さらにその数秒後、リンスは4コーナーでスリップダウンを喫し、前レースのイギリスGPウィナーはサンマリノGPを痛恨のリタイヤという結果で終える形となった。なおリンスに怪我はなかった。

    一方のミルは序盤から終盤まで安定したペースでトップ10圏内を走行。残り数周で1台をオーバーテイクし、怪我からの復帰レースを8位で完走。ミルは2戦欠場後の復帰戦で確かな感触と自信を取り戻した。

    河内 健 テクニカルマネージャー
    「我々にとってタフなレースとなってしまいました。アレックスは週末を通してスピードを見せることができなかったので、レースで何が起こったのかを含め、 しっかりとデータを検証し、また次のアラゴンから再チャレンジしたいと思います。一方のジョアンですが、今回は怪我からの復帰レースとなったのですが、非常に良いレースをしてくれたと思います。彼の体調が完全に回復すればさらに良いレースができると思うので、それに期待し、早くふたりのライダーが揃ってトップグループに戻れるよう頑張っていきたいと思います。 」

    ダビデ・ブリビオ チームマネージャー
    「ジョアンにとって今日は復帰後の初レースだったので、彼の頑張りと結果には満足しています。Q1からQ2に着実に上がり、決勝では安定したペースで最終的に予選よりひとつ順位を上げてゴールできたので、本当に素晴らしい仕事をしてくれたと思っています。彼にとってこの再スタートは今年の残りのレースを戦うに当たってとても重要でしたし、これで彼の自信が戻り、ひとつでも多くの経験に繋がってくれることを願っていたので、まずは良い形で終わることができたと思います。アレックスはレース序盤からフロントのグリップに問題を抱えていて、転倒リタイヤとなってしまい、残念な結果となってしまいました。しかしこれがレースなので悲観はせず、まずは次のアラゴンでもう一度仕切り直し、しっかりリザルトを残していけるように全力で努力していきます。」

    ジョアン・ミル
    「ブルノテストで怪我をして以来2戦欠場した後の復帰戦だったから、ここではとにかくマシンのフィーリングを取り戻すこととレースを完走することが一番の目標だったんだ。セッティングは完璧だったとは言い難いけど、チームは僕のためにベストを尽くしてくれたし、決勝ではトップとの差を少しずつ縮めることができたから目標は達成できたし、僕らのマシンとの相性があまり良くないサーキットで8位という結果には満足しているよ。とにかくまたサーキットに戻れたことが何よりも嬉しいし、次のアラゴンは大好きなサーキットなので、今から来週末が待ちきれない思いさ。」

    アレックス・リンス
    「転倒リタイヤなんて最悪な結果だね。他のライダー達も皆同様だったみたいだけど、週末を通して路面のグリップが悪かったせいでうまくまとめることができなかった。スタート直後は数人オーバーテイクしてうまく順位を上げたんだけど、その後ポル・エスパルガロの後ろについてからは何周も彼をオーバーテイク出来なくて、立ち往生状態になっちゃったんだ。ポルはハードブレーキングだし、KTMのマシンはアクセレーションが良くて本当に抜くのが困難で、やっとポルをオーバーテイクした後、4コーナーでかなり慎重に進入しながらコーナースピードを落とさないようにコーナリングした際にフロントが切れ込んで転倒してしまった。チャンピオンシップのためにポイントを少しでも得ることが大事だったのに、本当に残念だよ。次戦のアラゴンは好きなサーキットだし、昨年も良い結果を得ることができたから、短い時間だけど気持ちを入れ替えて次に臨むことにするよ。」

  • MotoGP サンマリノGP 結果 | マルク・マルケスが今季7勝目

    MotoGP サンマリノGP 結果 | マルク・マルケスが今季7勝目

    MotoGP 第13戦 サンマリノGPの決勝レース(周回数27ラップ)が9月15日(日)にミサノ・ワールド・サーキット-マルコ・シモンチェリで行われ、5番グリッドからスタートしたマルク・マルケスがファビオ・クアルタラロを最終ラップに抜き去って今季7勝目を挙げた。

    気温26度、路面温度39度のドライコンディションの中、3番グリッドのクアルタラロは、3ラップ目からレースの主導権を握る。

    しかし、最終ラップに抜かれて、0.903秒差の2位。今季2度目の2位、4度目の表彰台を獲得すれば、ポールポジションのマーベリック・ビニャーレスは、1.636秒差の3位に入り、2戦連続5度目の表彰台を獲得。

    7番グリッドのバレンティーノ・ロッシは、12.660秒差の4位。4番グリッドのフランコ・モルビデッリは、2戦連続4度目の5位に入り、ヤマハ勢全4台がトップ5に進出。

    6番グリッドのアンドレア・ドビツィオーゾは6位。2番グリッドのポル・エスパルガロは7位。10番グリッドのジョアン・ミル、16番グリッドのジャック・ミラー、17番グリッドのダニロ・ペトルッチがトップ10入り。8番グリッドのヨハン・ザルコは11位。18番グリッドのホルヘ・ロレンソは14位。

    11番グリッドの中上貴晶は、4ラップ目に今季7度目の転倒した後、レースに復帰して18位。9番グリッドのアレックス・リンスは、16ラップ目に今季8度目の転倒、3度目の転倒リタイア。

    チャンピオンシップは、総合1マルケスと総合2位ドビツィオーゾのギャップが78ポイント差から93ポイント差に拡大した。

    次戦アラゴンGPは、モーターランド・アラゴンで来週20日に初日、21日に決勝レースが行われる。

    順位 ライダー チーム マシン タイム
    1 M・マルケス Repsol Honda Team Honda 42’25.163
    2 F・クアルタラロ Petronas Yamaha SRT Yamaha +0.903
    3 M・ビニャーレス Monster Energy Yamaha MotoGP Yamaha +1.636
    4 V・ロッシ Monster Energy Yamaha MotoGP Yamaha +12.660
    5 F・モルビデリ Petronas Yamaha SRT Yamaha +12.774
    6 A・ドビツィオーゾ Mission Winnow Ducati Ducati +13.744
    7 P・エスパルガロ Red Bull KTM Factory Racing KTM +20.050
    8 J・ミル Team SUZUKI ECSTAR Suzuki +22.512
    9 J・ミラー Alma Pramac Racing Ducati +26.554
    10 D・ペトルッチ Mission Winnow Ducati Ducati +31.456
    11 J・ザルコ Red Bull KTM Factory Racing KTM +32.388
    12 A・エスパルガロ Aprilia Racing Team Gresini Aprilia + 34.477
    13 T・ラバト Reale Avintia Racing Ducati +35.325
    14 J・ロレンソ Repsol Honda Team Honda +47.247
    15 H・シャーリン Red Bull KTM Tech 3 KTM +1’02.280
    16 M・オリベイラ Red Bull KTM Tech 3 KTM +1’07.831
    17 K・アブラハム Reale Avintia Racing Ducati +1’24.666
    18 中上貴晶 LCR Honda Honda 1Lap
  • MotoGP | ホンダ 第13戦 サンマリノGP 予選レポート

    MotoGP | ホンダ 第13戦 サンマリノGP 予選レポート

    マルケス、アタックが決まらず5番手。2列目から決勝に挑む
    好天に恵まれた第13戦サンマリノGPの予選は、最高気温が26℃、路面温度が40度と、金曜日とほぼ同じコンディションとなった。金曜日は、気温と路面温度が上がると、路面のグリップが低下し、ライダーたちはタイヤのパフォーマンスを引き出すことに苦労した。

    しかし、着実にメニューを消化したマルク・マルケス(Repsol Honda Team)は、フリー走行で4番手。Q2にダイレクトでの進出を決めると、その後に行われたFP4では、決勝に向けてのシミュレーションを行いトップタイムをマーク。1分33秒台前半のラップタイムを連続で刻み、決勝に向けての準備を進めた。

    その後に行われたQ2では、3回のアタックにトライしたが、2回目、3回目のアタックが決まらず、1回目にマークした1分32秒742で5番手となった。ドイツGPから続いていた5戦連続9回目のPP獲得は果たせなかったが、決勝に向けて順調にセットアップを進めており、今季7勝目と3度目の大会制覇が期待される。

    初日のフリー走行でタイヤのグリップに苦しんだ中上貴晶(LCR Honda IDEMITSU)が、FP3で6番手までタイムを上げてダイレクトでQ2進出を果たした。午後の予選では、金曜日同様、路面のグリップ低下に苦戦して11番手となったが、決勝での上位進出に向けて一歩前進した。課題は気温と路面温度が上がり、路面のグリップが低下する午後の時間帯でいかにタイムの低下を抑えるかにかかっている。中上は、気温が低くタイヤパフォーマンスを発揮できる午前中のセッションでは6番手までポジションを上げており、朝のウォームアップで最後の調整を行い、決勝では追い上げのレースに挑む。

    初日12番手と苦戦したカル・クラッチロー(LCR Honda CASTROL)は、2日目もセットアップを進めることができず、予選14番手に終わった。さまざまなセッティングにトライも解決策を見いだせない一日だったが、決勝日朝のウォームアップで最後の調整を行う。

    初日17番手のホルヘ・ロレンソ(Repsol Honda Team)は18番手となった。ポジションを上げられなかったが、体調は順調に回復し、走りにもリズムが出てきた。復帰戦となった前戦イギリスGP同様、ポイント獲得を目標に挑む。

    マルク・マルケス(MotoGP 5番手)
    「今回の予選はあまりうまくいきませんでした。残念ながらミスをしてしまい、僕のアタックは早々に終わってしまいました。しかし、2列目からのスタートは悪くありません。目標は優勝争いをすることです。また最終的なゴールはチャンピオンシップの獲得で、それに集中したいです。FP4で小さな転倒がありましたが、フィーリングはとてもよかったので、レースペースにはかなり自信があります」

    中上貴晶(MotoGP 11番手)
    「午前中はいい走りができたのですが、気温と路面温度が上がった午後は、金曜日と同じように厳しい走りを強いられました。決勝時間とほぼ同じ時間帯のFP4では、レースシミュレーションを行いました。しかし、いいフィーリングがなく、その後に行われた予選でも自分が望むレベルに到達することができませんでした。問題は、リアタイヤのグリップ不足とコーナーの立ち上がりでタイムロスをしていることです。2日間とも同じ問題に苦しみました。特に午後は路面コンディションが変わりグリップが低下します。それにあわせて自分たちのパフォーマンスも落ちていきました。みんな同じ状況を抱えています。そういう意味では、この問題を解消できれば大きなチャンスだと思います。チームのホームGPなので、明日の決勝はみんなに喜んでもらえる結果を残したいです。決勝に向けて最後までベストを尽くします」

    カル・クラッチロー(MotoGP 14番手)
    「フリー走行、予選ともに今日はあまりいい日ではありませんでした。でもこれが現実です。どのようなセッティングで走っても難しい一日でした。ここでテストを行ったときから難しい週末になるのではないかと思っていました。でもいつものように前向きな気持ちでレースウイークに挑んでいます。明日のレースでは、ラップタイムを上げられるようにベストを尽くしてがんばり、レースが終わったときには上位にいられることを願っています。問題は自分のペースがどのくらいのポジションにいるのかがわからないことです。チームはマシンのセッティングに一生懸命取り組んでくれました。とても感謝しています。でも自分の思うようなフィーリングにはなりませんでした。それでもレースでは何が起きるかわかりません。ベストを尽くします」

    ホルヘ・ロレンソ(MotoGP 18番手)
    「今日はまずまずの日でした。金曜日の走行を終えたときに、もう少し前とのギャップを縮められると思っていましたが、思うようにはいきませんでした。でも、予選ではまた一歩前進できました。もっと前進しなければなりません。ウォームアップに向けてそのアイディアはあります。決勝レースでは、なるべくトップに近づいてフィニッシュすることが目標です。この目標の達成に向けてベストを尽くします」

  • MotoGP | ヤマハ 第13戦 サンマリノGP 予選レポート

    MotoGP | ヤマハ 第13戦 サンマリノGP 予選レポート

    ビニャーレスがポールポジション獲得
    Monster Energy Yamaha MotoGPのマーベリック・ビニャーレスはサンマリノGPのQ2セッションで大健闘。コース上の混雑を避けて2回のピットストップを行う作戦をとり、見事ポールポジションを獲得した。チームメイトのバレンティーノ・ロッシはQ2を順調にスタートしたものの、2回目の走行でタイムを更新することができず7位に留まっている。

    ビニャーレスはタイムアタックに十分なクリアスペースを確保するために、マシンを2回乗り換えるという明確な作戦を持ってQ2に臨んでいた。最初のアタックで4番手につけ、2回目もそのポジションを維持したあと残り8分でピットイン。そして1分以内に2台目のマシンで復帰すると、その間に第1マシンには最終走行のために燃料が入れられた。

    2回目の走行で3番手に上げてから再び第1マシンに乗り換えたビニャーレス。残り時間はわずか2分半、チェッカーフラッグがすでに用意されているなかで一気にペースを上げ、1分32秒265をマークしてトップに躍り出た。2番手に0.295秒差をつけ、今季2度目となるポールポジションを獲得している。

    一方のロッシは通常通りに1ストップの作戦を採り、最初のアタックで5位。1分33秒079でポジションをキープしたものの、3度目のトライで短縮できないままピットに戻ってきた。2回目の走行に残された時間は5分。これを最後まで使い切って懸命にプッシュし続けたが、マシンは思うように走ってくれなかった。最終ラップでは第3セクションと第4セクションでアクシデントがありラップタイム更新のチャンスは消滅。さらにはコースのリミット・ラインを越えたことで記録がキャンセルとなった結果、ロッシはトップから0.814秒差の7番手となり、グリッド3列目に留まっている。

    クアルタラロとモルビデリ、サンマリノGP予選で絶好調
    PETRONAS Yamaha Sepang Racing Teamのファビオ・クアルタラロとフランコ・モルビデリが好調ぶりを発揮し、チームとして最高の3番手と4番手を獲得した。

    クアルタラロは午前中に行われたフリープラクティス第3セッションでトップタイムをマーク。気温が上がりコンディションが変化したQ2ではやや苦戦したものの、1分32秒571で3番手を獲得して今季7度目となるフロントロウにつけた。

    一方のモルビデリはクアルタラロにコンマ1秒差の4番手となりグリッド2列目。午後のセッションでは気温上昇とともにグリップ・レベルが低下したが、その対処方法に懸命に取り組み、明日の決勝に備えている。

    決勝は現地時間14:00にスタート。全27ラップで競われる。

    Monster Energy Yamaha MotoGP
    マーベリック・ビニャーレス(予選トップ/1分32秒265)
    「とてもうれしくて興奮しています。ここまで非常に順調で、とてもいい雰囲気を作り出すことができています。もちろん、ここで終わりというわけではありませんが、予選でトップを獲得するのは難しいことなので、今はこの瞬間をエンジョイしているのです。すでに決勝に向けての準備も万全。リズムが良く、終盤までペースを維持することができています。テストのときには滑りやすい路面コンディションと格闘し懸命に取り組んできたので、その成果がここに現れていると思います。すべてはチームの努力のおかげです。今回はウイーク初日からヤマハの全員が好調でしたが、なかでも私がひとつ前へ出ることができました。他にもかなり接近しているライダーがいるので状況を見なければなりませんが、明日は第1コーナーからトップに立ち、そのあとも最後まで全力でプッシュしていくつもりです。もちろん優勝を狙います。失うものは何もなく、すべてが勝利のためにあります。その結果がどうなろうと、優勝を目指す気持ちが重要だと思っています」

    バレンティーノ・ロッシ(予選7番手/1分33秒079)
    「残念な結果になってしまいました。フリープラクティス第4セッションでは非常にペースが良く順調だったのですが…。Q2も好調を維持できるはずでしたが、ソフト・コンパウンドを履いたら問題が出てしまいました。最初のラップで苦戦し、そのあとも混雑につかまってしまいました。7番手ということは2列目に入れなかったということですから、とても厳しい状況。2列目と3列目では大きく違うのです。でもペース自体は悪くないので、とにかく全力でトライします。セッション終盤、私は2本目のタイヤで限界までプッシュしていました。そのときに高速コーナーでマルケスに抜かれたことで遅れてしまいました。彼はそのあとグリーン・スペースへ出たのでペースを落とすだろうと思い、私はイン側に留まって抜き返そうとしました。ところが彼がライン上に留まったためブレーキングでオーバーテイクを試みることになり、そこではらんでしまったのです。最終ラップに100%を賭けていましたが、最後のチャンスを失ってしまいました」

    マッシモ・メレガリ(チーム・ディレクター)
    「あらゆる意味で、非常に激しい予選セッションになりました。まずマーベリックに”おめでとう”を言います。カタール以来のポールポジションです。今日は彼の2ストップ作戦が功を奏し、スリップストリームの効果も使わず彼ひとりの力で1分32秒265という見事なタイムを記録しました。ミサノ・テストでも非常に好調でしたが、今回のこの暑さのなかでも、実際のところ今シーズンはこの暑さに苦労してきたわけなのですが、彼は好調を維持しています。ですから明日の決勝がとても楽しみです。一方、バレンティーノのほうはホームレースを3列目からスタートすることとなり残念です。でもプラクティスまでは、とても好調だったのですから、ペース自体は決して悪くありません。明日はウォームアップ・セッションで試してみようと思っていることがあります。決勝ではふたりそろって素晴らしいレースをお見せできるよう準備を整えます」

    Petronas Yamaha Sepang Racing Team
    ファビオ・クアルタラロ(予選3番手/1分32秒571)
    「難しいセッションになってしまいましたが、フロントロウ獲得の目標に届いたので良かったと思います。午前中はとても好調に乗れていたのですが、午後は風と気温上昇でコンディションが大きく変化。その対処方法を間違えて、そうするべきではないタイミングでフロントをソフト・コンパウンドに換えてしまったのです。それでも何とか好位置を確保できましたし、決勝で上位を狙うだけのペースも持っています。好スタートを決めてポジションを下げないようにできれば、トップ5を狙っていけるはず。さらに上を目指すチャンスがあれば、必ずそれをつかみに行きます」

    フランコ・モルビデリ(予選4番手/1分32秒710)
    「予選セッションはとても順調で、前の2列までを確保するという目標を達成することができました。フロントロウまであとわずかだったので、ちょっと悔しい気持ちもありますが、4番手のポジションに満足していますし、これからまた作業を続けて明日はさらに上を目指します。決勝では好スタートを決め、そこから最後までいい走りを続けることが目標です。このコースは路面グリップが悪く、午後になって気温が上がるとますますひどくなってしまいます。でもそれは誰もが同じ条件なので、重要なことはリアタイヤのチョイスだと思っています」