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  • クリスチャン・ホーナー:インタビュー (ハンガリーGPプレビュー)

    クリスチャン・ホーナー:インタビュー (ハンガリーGPプレビュー)

    イギリスGPとドイツGPで連続2回の1−2フィニッシュを決め、好調にシーズンの中間地点にたどり着いたレッドブル・レーシング。チーム代表クリスチャン・ホーナーが、これまでと今後の2009年シーズンについて語った。

    シーズン後半がスタートしますが、感じるプレッシャーは昨年度、もしくは今シーズンのスタートとは異なりますか?
    コースでの喜びは異なるが、プレッシャーは同じ。できるだけ早く最大限のパフォーマンスを発揮できることを目指し、これまでと同じように努力を続けている。今年の大規模なレギュレーション変更に合わせるためには厳しいペースで開発を進めなければならないが、現在、ファクトリーのメンバーは足取りも軽い様子だ。ファクトリーでは大勢の陰のヒーローたちが、超人的な仕事ぶりで長時間労働に耐え、クルマの開発作業に取り組んでいる。

    ミルトンキーンズのオペレーションの方法を変えたから、今シーズンのパフォーマンスが生まれたのでしょうか?
    昨年度からすでに変化の兆候はあった。RB4がレースに導入され、シーズン前半はまずまずのパフォーマンスだった。レッドブル・テクノロジーとしては、シーズン後半も基本的には同じクルマであるトロロッソが良いリザルトを達成した。デザイングループが本格的にまとまり、仕事の結束力も高まった。研究開発から生産サイドまでのグループ全体の結束力も高まり、非常に順調に仕事が行われている。比較的若いチームとしては高い安定性と継続性をもって仕事ができているおかげだろう。

    サーキットのレースチームにも大勢の新しいメンバーが加わり順調なようですが、パフォーマンスにもその影響は出ていますか?
    レースチームに新しく加わったメンバーは、全員が昨年度からテストチームにいたメンバーなので、社員としては新人というわけではない。これは以前のテストチームの強さを物語るものだ。冬のオフシーズン中には他のチーム同様、余剰人員を解雇するという難しい仕事を行わなければならず、綿密に考えられた公平なシステムを通して空きのあるポジションに最も適した人材を選んだ。ガレージのメンバーは素晴らしい。2台のクルマを担当するそれぞれのグループの間には仲間意識があり、お互いに協力しながら仕事をしてくれている。今年はチームスピリットが非常に高まっている。

    チームの弱点は?
    チームは常に上を目指している。現在のパフォーマンスや1−2フィニッシュで圧倒的勝利を収めたこの2戦のことは考えずに、慢心せずに改善の努力を続ける決意が非常に重要だ。能力的には明らかな弱点はないが、ひとつのグループとして常に全ての部分で努力を続けていかなければならない。

    過去のレースに話を戻しますが、中国で優勝して初めてF1の表彰台に立った時のことは覚えていますか?
    チームの設立当初からのメンバーだったぼくにとって、チームの初優勝の際にレッドブルを代表して表彰台に立つのは非常に名誉なことだった。眼下には表彰台を見上げるメンバーの顔があって、ぼくの隣には素晴らしいレースを戦ったふたりのドライバーがいた。あの瞬間は一生忘れない。特に、過酷なコンディションの中で行われた2時間にも及ぶ長丁場のレースの末のことだったので、最高の気分だった。

    自転車事故もあったからだと思いますが、シーズン開幕時のマーク・ウェバーは新人のベッテルに対して勝ち目がないような立場だったと思います。これに関してはどう思いますか?
    ふたりはキャリアの異なる段階にいるトップドライバーで、お互いに激しくプッシュしあっている。現在のF1では最高のドライバー・ラインナップだと思う。ぼくは1月上旬にマークに会っているのだが、彼は肩も骨折していることを言い忘れたんだ!右脚に全く体重がかけられない状態にも関わらず、マークは新車の発表会では運転する決意だったので、『こいつはおもしろくなるぞ!』と思ったのを記憶している。初めてRB5を運転した時の彼の目には安堵感が漂っていた。自分の右脚の感覚が以前と変わっていないか、路面の凹凸に対応できるかなど、いろいろと心配なこともあったんだと思う。その後は、マークの回復がメルボルンに間に合わなかったらどうしようと思ったことは一度もない。実にオージーらしいことだと思うが、彼は一度も痛みや不快感を訴えなかった。彼の理学療法士やトレーナーも素晴らしい仕事をしてくれた。今ようやく負傷する前のレベルに体が戻った所だが、ここ最近のリザルトを見れば彼が絶好調なのは明らかだと思う。セバスチャンがスターになるのは疑いない。経験が浅いドライバーであるにも関わらず、彼は非常に高い完成度を見せている。彼の才能は並外れており、今後もさらに成長していくだろう。彼はまだこれからだ。チーム内でのふたりの扱いは対等だし、クルマに関しても差はない。

    どの時点でふたりのチーム内での順位付けを考えなければならないのですか?
    今後もチームはふたりを同じようにサポートしていく。ふたりの差はわずか1.5ポイントなので、もちろんドライバーズ・チャンピオンシップの戦いも続いている。ジェンソン・バトンにはまだまだ追いつけない。ふたりのポイント差が大きく広がったり、いずれかがチャンピオン争いから脱落することになれば、チームのメンバーとして、ひとりがサポートする側に回らなければならないこともある。しかし、我々としては、1日も早く2人揃ってブラウンに追いつき、チャンピオンシップをリードして欲しいと思っている。

  • エイドリアン・ニューウェイ Q&A

    エイドリアン・ニューウェイ Q&A

    エイドリアン・ニューウェイ : レッドブル・レーシング チーフ・テクニカル・オフィサー Q&A

    ダブルディフューザー騒動がある前からRB5はブラウンを相手に善戦していましたが、ダブルディフューザーの開発作業は開発プログラムのスケジュールにどのぐらい影響を与えましたか?
    ダブルディフューザーを考慮せずに設計されたクルマだったため、大変な作業だった。特に、プルロッド式リヤサスペンションとの統合が難しかった。ダブルディフューザーのコンセプトに合ったギヤボックスとリヤサスペンションを設計し直すにはリソースが足りなかったので、既存のメカニカルパッケージを保持し、出来る限り適合させることにした。その第1弾がモナコのパッケージだが、わずかしか前進できず、期待通りの性能は得られなかった。第2弾を導入したのはイギリスGPだ。

    それはクルマの総合的な開発プログラムに影響を与えましたか?
    時間がかかってしまったため、作業が集中した2ヵ月間は、わたしはいつもと同じようには他の作業に関われなかったが、平行して通常の開発作業も行うことができた。

    レッドブル・レーシングを含む他チームはテスト抜きで新しい開発部品を投入しました。これまで行われていたテストにはあまり意味がなかったということですか?それとも、以前と同じようにテストが行われたら、今年のクルマはもっと速くなっていたのでしょうか?
    それは何とも言えない。テストせずに何かを投入する場合、リサーチツールによって得た情報に頼るしかない。これは主に風洞実験のデータのことだが、CFDやシミュレーションのデータも利用する。しかし、レースの週末に新しい要素を取り入れた場合、以前のような規模のテストを直後に行うことができないため、わずかな方向性の狂いがあっても気付かない場合がある。もちろん、グランプリの金曜日にはテストやその週末の準備作業を行うがね。

    今年はタイヤが原因の不測の事態が起こっていますが、タイヤ関連のテストが足りないと感じますか?
    今年のタイヤに関する問題はサーキットや気温に関わるものだ。レースを行うサーキットや気温でテストが行えなければ、タイヤ関連のトラブルは浮上しないかも知れない。

    次の数戦、ブラウン以外で脅威となるチームはありますか?
    どのチームにも可能性はあると思う。ニュルブルクリンクではマクラーレンとルノーが大きく前進していたし、我々自身もシルバーストンで一歩前進した。各チームが新しいパッケージを導入しているので、どのチームにも大きく前進する可能性がある。これが今シーズンのこれまでの特徴だが、今後も続いていくだろう。

    両方のタイトルを狙うならばシーズンの最後まで今年のクルマの開発を続けなければならないのではないかと思いますが、2010年のクルマへの影響はありますか?
    それは、毎年、直面している問題だ。昨年度はRB4のリサーチをシーズンの最後まで続けたが、レギュレーションの変更があったため、2009年度のクルマには全く活かされていない。しかし今年はRB5のための開発パーツがRB6にも使われるし、RB6のためのリサーチを開始したらその逆もあり得る。

    現在のチャンピオンシップの順位には驚いていますか?このような順調なシーズンは予測していましたか?
    ここ数年で我々はかなりの進歩を遂げており、レッドブル・テクノロジーとしてはそれが昨年のモンツァ優勝に繋がっている。その後の大規模なレギュレーション変更は、我々にとってはそれまでとは異なる新しいことを試し、大規模なライバルチームを出し抜くチャンスでもあった。他のチームは2008年度のクルマの開発を我々よりも少し早く止めていたが、我々はRB4とTR3の開発をかなりアグレッシブなペースで夏の終わりまで続けた。その夏はリソース的にもかなりの負担になってしまったが、開発チームを分けたりして、かなりうまく対応することができた。我々は一番遅れて2009年のクルマに着手したチームのひとつだったと思う。しかし、クルマの競争力向上を助けるいくつかの要素を見つけることができ、その後はその開発に取り組んだ。

    個人的な意見ですが、イギリスGPの1−2フィニッシュの後のシルバーストンの表彰台に立つあなたはとても感激しているように見えました。どんな気持ちでしたか?
    正直に言って、シルバーストンまでの3ヵ月は、ダブルディフューザーを取り入れるためのクルマの開発作業に追われてとても大変だった。だから、それがひとつのパッケージにまとまり、シルバーストンで結果が出せたのは最高の気分だった。

  • レッドブル 今週末にRB5の改善テストを実施

    レッドブル 今週末にRB5の改善テストを実施

    レッドブルは今週末、RB5のパフォーマンスをさらに改善するためにテストを実施する。

    セバスチャン・ベッテルは、今週末にオーストリアで開催されるエンスタールクラシックラリーに出席する予定だったが、レッドブルはこれをキャンセル。バルセロナ近郊のイディアダの実験場に招集した。

    レッドブルは、このテストで主にスタート時のマシン効率を改善させるという。土曜日にはマーク・ウェバーも参加する予定となっている。

    レッドブルのチームアドバイザーを務めるヘルムート・マルコは「ワールドチャンピオンシップは重要な局面を迎えている」と語る。

    「今回のテストの方がエンスタール・クラシックよりも優先度が高いのは明らかだ。ベッテルの欠席は残念だが、我々は今、ワールドチャンピオンシップの話をしているんだ」

  • レッドブル マーク・ウェバーと契約交渉へ

    レッドブル マーク・ウェバーと契約交渉へ

    レッドブルは、マーク・ウェバーとの2010年の契約交渉をすぐに開始する予定であることを明らかにした。

    マーク・ウェバーは、F1ドイツGPで初優勝を飾るなど、これまでの印象的なシーズンを送っており、レッドブルは、少なくとももう1年ウェバーと契約を結ぶ準備に入っている。

    レッドブルのチーム代表であるクリスチャン・ホーナーは、まもなくマーク・ウェバーとの交渉を始めるとしており、2010年もセバスチャン・ベッテルとのコンビを維持できることを望んでいる。

    「マークは素晴らしい仕事をしているし、彼は素晴らしいチームプレイヤーだ」とホーナーは語る。

    「チーム内のバランスはとても良いし、まもなく彼と契約について話す予定だ。彼はチームの非常に貴重なメンバーだ」

    マーク・ウェバーは現在、時の人となっているが、世界チャンピオンとしてシーズンを終える可能性もあり、彼の契約はそう簡単には進まないかもしれない。

    レッドブルは、コスト削減を進めており、すでにテクニカルディレクターのジェフ・ウィリスを解雇している。

    さらに、ウェバーは彼のキャリアの終わりまでの長期契約を望んでいるが、チームとしては、短期的な契約望んでいるとみられている。

    しかし、今のところは、このパートナーシップは素晴らしい結果を生み出しており、誰もがチャンピオンシップでのブラウンGP打倒を目指しているので、両者とも契約を結ぶために喜んで妥協するかもしれない。

  • マーク・ウェバー ハンガリーGP後に再手術

    マーク・ウェバー ハンガリーGP後に再手術

    マーク・ウェバーは、ハンガリーGP後の休暇を利用して、右脚の再手術を行う。

    ドイツGPでF1初優勝を果たす前、ウェバーは冬に起こした自転車事故で骨折した脚から固定スクリューを外す手術を受けていた。

    マーク・ウェバーは「8月」に残りのスクリューを外すつもりだと語る。

    「チタン製のロッドは、シーズン後でなければ外せない。外したら、脚のコブは消えるだろう」

    ドイツ人元F1レーサーのハンス・ヨアヒム・シュトックは、ニュルブルクリンクのパドックで、マーク・ウェバーの怪我の様子をみたという。

    「まだ、かなり酷い状態にみえた。大きなコブと傷跡がある。全力で仕事ができるなんて、本当に奇跡だ」

    自転車事故で脚だけでなく肩も骨折していたマーク・ウェバーだが、2009年シーズン前には体調は十分に整っていると主張していた。しかし、今はそれが少し楽観的だったと認めている。

    「自分を少し騙していだんだと思う。脚が回復するまで長い時間がかかることは明らかだったし、まだ折れたままだった」

    「気力だけで頑張ってきた。長かったね」

    関連:マーク・ウェバーが事故、右足を骨折 – 2008年11月22日

  • レッドブル:マーク・ウェバーがF1初優勝! (F1ドイツGP)

    レッドブル:マーク・ウェバーがF1初優勝! (F1ドイツGP)

    レッドブルは、F1ドイツGPの決勝レースで、マーク・ウェバーが1位、セバスチャン・ベッテルは2位。2戦連続となる1-2フィニッシュを達成した。

    マーク・ウェバーが遂にF1初優勝を成し遂げた。2002年にF1デビューしたマーク・ウェバー。132戦目での初優勝は、F1最遅優勝。F1では通算102人目のグランプリウィナーとなる。

    セバスチャン・ベッテルも2位に入り、レッドブルはシルバーストンに続いての1-2フィニッシュを飾った。

    マーク・ウェバー (1位)
    「最高の日だった。シルバーストンでも優勝の可能性も高かったので、その後は優勝を切望していた。昨日、ポールポジションを達成できたので、今日のレースは優勝を狙える良いポジションだと言うことも分かっていた。唯一の試練は雨だろうと考えていたが、雨も降らなかった。今日の優勝は難しかった。スタートでルーベンスを完全に見失ってしまった。彼が左に少しそれたと思ったので、右へ寄ったらば衝突してしまった。いつものぼくのスタイルじゃないけれど、それでドライブスルー・ペナルティを科せられたので、遅れを取り返さなければならなかった。しかし、担当エンジニアのおかげで冷静さを保つことができ、必用な場面では全力でプッシュすることができたので最高の日だった。今年の冬は大変だったが、冬期テストでセバスチャンがクルマのポテンシャルを証明してくれたおかげで、ひどい痛みに耐えながらのリハビリ中もぼくはモチベーションをとても高くキープすることができた。怪我から立ち直れたのも、周囲の人々がサポートしてくれたおかげだ。チームも非常に辛抱強く見守ってくれた。この冬ぼくを支えてくれたデートリッヒ・マシテッツ、レッドブル、そしてレッドブル・レーシングのみんなに感謝したい。そして、これまでぼくを応援してくれたオーストリアのみんなにも感謝する。ぼくに対して懐疑的だった人も少しいたので、彼らにもハローと言っておこう。ぼくの今日までの道程を支えてくれた人々全員にとって、今日は最高の日だ」

    セバスチャン・ベッテル (2位)
    「マーク、おめでとう。今日の彼は無敵だった。誰よりも速かったので、この勝利は当然だと思う。ぼくも最終的にはポジションを取り戻すことができたので、今日のリザルトにはとても満足している。スタートで失敗した上にKERS搭載車に囲まれていた ― マクラーレンの2台とフィリペ(マッサ)までに抜かれてしまった。4番手グリッドからのスタートで、第1コーナーでは8位ぐらいだったので、かなり難しかった。そして、第1スティントはソフトタイヤ で苦労した上に、ひどい渋滞の中にいた。もっと速く走ることはできたが、フィリペはぼくが近づくたびにあの特別なボタンを使ったので、彼を抜くのは不可能だった。しかし、正しい戦略のおかげで、2位までポジションを取り戻すことができてラッキーだった。でも、フィリペもプッシュし続けていたので、最後まで厳しいレースだった。戦わなければならなかったが、今回もチームは1−2フィニッシュを達成することができたので、ぼくはハッピーだ。もちろん優勝したかったので2位で満足なんて言ったらば嘘になるが、昨日のマークはぼくよりも良い仕事をしたので、彼が優勝したのは当然だ。お互いが切磋琢磨している関係なので、今後のレースが楽しみだ」

    クリスチャン・ホーナー (レッドブル チーム代表)
    「最高のチームパフォーマンスだった。今週末はマークが素晴らしいドライビングを見せてくれた。今年の冬はいろいろと大変だったので、彼が初優勝を達成したことを本当に嬉しく思う。彼の努力の成果だ。セバスチャンは1周目で苦労したが、ポジションを取り戻し、2位でマークの優勝をバックアップしながら卓越したパフォーマンスを見せた。1−2フィニッシュは最高のリザルトであり、これでドライバーズ及びコンストラクターズ・チャンピオンシップの可能性が再び見えてきた。チームにとっては重要なリザルトだが、今日は実力で勝利を手に入れたマーク・ウェバーのものだ」

    ファブリス・ロム (ルノー・プリンシパルエンジニア)
    「本当にハッピーだ。最高のレースだった!ドライブスルー・ペナルティもあり、ふたりとも最高のスタートとは言えなかったが、優れたクルマとエンジンのパッケージのおかげでそこから立ち直り、1-2フィニッシュを果たすことができた。2戦連続の1−2なんて、ただただ魔法のようだ。マークの初優勝は当然の結果だと思う。彼のためにも本当に嬉しい。ピエール・エメリックのことを思わずにはいられない。マークの初優勝をぼくは彼に捧げたいと思う。きっと彼は天国からぼくたちを見守ってくれている。今日のことは彼もとてもよろこんでいるだろう。チームのためにもハッピーだ。今後もタイトル獲得を目指して頑張っていきたい」

    関連:F1ドイツGP:マーク・ウェバーが初優勝!レッドブルが1-2フィニッシュ!

  • レッドブル:マーク・ウェバーが初ポール獲得! (F1ドイツGP予選)

    レッドブル:マーク・ウェバーが初ポール獲得! (F1ドイツGP予選)

    レッドブルは、F1ドイツGPの予選で、マーク・ウェバーが1番手、セバスチャン・ベッテルが4番手だった。

    不安定な天候のニュルブルクリンクで、マーク・ウェバーが、2002年のF1デビュー以来、132戦目にして遂に初ポールポジションを獲得した。

    一方、セバスチャン・ベッテルは4番グリッドを獲得。ブラウンGPの2台の先行を許してた。

    マーク・ウェバー (1番手)

    マーク・ウェバー

    「今日は僕にとってはとてもスペシャルな日だ。これまでにもポールポジションを獲得できそうになったことは何度かあった。今日はチームが最高の仕事をしてくれた。今週末はずっと良いタイムを記録しているが、あの予選セッションはチームとドライバーにとって本当の試練だった。本当に大変だったので、僕にとっては一番重要な瞬間に良いラップタイムを記録することがとても重要だったが、トップタイムを記録できたので本当にうれしかった。クルマはとても調子が良かったが、コースコンディションが非常に難しかったので、常にエンジニアと無線連絡を取って状況を確認していた。路面はかなりドライになっているように見えたが、スリックタイヤでは全くダメだった。Q2は最後の10分に何が必用かを読むのが本当に難しかった。最終的には、3つのセクターをミスなくクリーンに走ることができたのがカギとなり、ポールポジションを獲得することができた。自分の経験を生かすことができたし、チームも最高だった。ピットウォールのスタッフの判断も正しかった。彼らは他のドライバーたちの動向を観察することができるからね。ここには世界のトップドライバーが集まっているので、彼らがミスを犯すということは、タイヤが間違っているということだ。自分たちの決断を信じて、コースに出て全力を尽くした。このコンディションでは誰もが大変なのは分かっていたからね。ファクトリーのスタッフとここにいるチームの全員に心から感謝する。明日は最高のポジションからのスタートなので、初優勝となることを願う。バリチェロもバトンも非常に力強いシーズンを戦っているのでプッシュしてくるだろうが、良い戦いができれば良いと思う。明日は初優勝を目指して全力で戦う」

    セバスチャン・ベッテル (4番手)
    「今日の予選はクジ引きみたいだった。特にQ2はどのタイヤを選べば良いのかが分からなかったからね。Q3は再びドライタイヤでの戦いだったが、厳しい接戦だった。セッションを通して路面のコンディションは向上したが、最終ラップがイマイチでフロントローとはならなかった。クルマの性能は十分だったが、できなかった。この辺は天気がかなり不安定なので、明日のレースでも何が起きるか分からない。様子を見よう」

    クリスチャン・ホーナー (チーム代表)
    「非常にトリッキーなコンディションだったにも関わらず、マークは初のF1ポールポジションを達成し、明日のレースを理想的なポジションからスタートすることになった。セバスチャンは少し重い燃料でのスタートとなる。彼もとても良い仕事をしたと思うが、最終ターンで少しタイムを落としたようだ。残念ながらブラウンの2台に抜かれてしまったので、ブラウンをレッドブルの2台が挟む結果となった。KERS搭載車のマクラーレンの2台がすぐ後ろから我々を狙っているので、明日はとてもエキサイティングなレースになるだろう」

    ファブリス・ロム (ルノー・プリンシパルエンジニア)
    「マークはこれまでの努力が報われて本当に良かった。彼は良い男だし、良いドライバーだ。シルバーストンでは本当にギリギリで実現できなかったが、今回はポールポジションを達成することができ、我々としても借りを返すことができた。我々ルノーのメンバーも彼に初のポールポジションをもたらすことができたことを非常に喜んでいる。セバスチャンにとっては少し難しい予選で、僅かな差で4位となった。しかし、クルマが期待通りのパフォーマンスを発揮すれば、明日は良いレースを戦ってくれるだろう」

    関連:F1ドイツGP 予選:マーク・ウェバーが初ポールポジション獲得!

  • レッドブル 「ジェフ・ウィリス離脱の影響はない」

    レッドブル 「ジェフ・ウィリス離脱の影響はない」

    レッドブルのチーフ・テクニカル・オフィサーを務めるエイドリアン・ニューウェイは、テクニカルディレクターのジェフ・ウィリスの離脱が、彼の日々の仕事に影響を与えることはないと主張する。

    2007年にレッドブルに加わったジェフ・ウィリスは、“仕事が余剰人員となった”として、チームを離脱した。

    エイドリアン・ニューウェイは、チームが“4つか5つ”の部門長により多くの権限を与える予定であることを明らかにした。

    常にマネジメントよりもデザイン作業に集中することを好むことを認めているエイドリアン・ニューウェイだが「私の役割と日々のオペレーティングは変わらない」と語る。

    「変わるのは、4つか5つのシニアの人間が次のレベルへ進むことだ。彼らが部門により責任を持って取り組み、一人のテクニカルディレクターを必要とせずともに運営できると期待している」

    これはチーフ・デザイナーのロブ・マーシャルや、チーフ・エアロダイナミストのピーター・プロドロモウがレッドブルの技術部門の管理においてより責任が増すことを意味している。

    関連:ジェフ・ウィリス、レッドブルを離脱 – 2009年7月10日

  • レッドブル:F1ドイツGP初日

    レッドブル:F1ドイツGP初日

    レッドブルは、F1ドイツGP初日のフリー走行で、セバスチャン・ベッテルが2番手、マーク・ウェバーは4番手タイムだった。

    セバスチャン・ベッテル (2番手)
    「午前中にターン1でエンジンが切れるというトラブルがあり、走行時間をかなりロスしてしまった。幸い午後は再びドライになったので、全体的なロスはそれほど大きくなかった。午後はコースがまだかなり滑りやすかったのでトリッキーで、良い周回を走るのが困難だった。ここでは、タイヤの使い方がとても重要なポイントのようだ。また、風がとても強く、それがやっかいだ。特に最終セクターのブレーキングの間がトリッキーだが、良いクルマだと思うので、明日を楽しみにしている。もちろん、まだやらなければならない仕事はたくさんある。今日は沢山のテストを行ったので、これから予選の準備を万全に行うためにデータを検討する」

    マーク・ウェバー (4番手)
    「「かなり良い日だった。天気の変わりやすい涼しいコンディションを予想していたが、ニュルブルクリンクではそれがあたりまえなので、天気に関して驚きはなかった。今日はタイヤの比較などの通常の金曜日の作業を行ったが、とても順調だった。まあまあの距離を走ることができ、今夜、検討する良い情報を集めることができた。今日もメカニックたちがとても良い仕事をしてくれて、必用な作業を全て行うことができた。明日に期待したい」

    結果:
    F1ドイツGP フリー走行2回目:ルイス・ハミルトンがトップタイム
    F1ドイツGP フリー走行1回目:マーク・ウェバーがトップタイム

  • ジェフ・ウィリス、レッドブルを離脱

    ジェフ・ウィリス、レッドブルを離脱

    レッドブル・レーシングのテクニカル・ディレクターであるジェフ・ウィリスがチームを離れた。

    レッドブルが大幅なアップグレードで1-2フィニッシュを果たしたシルバーストンに、ジェフ・ウィリスは帯同していたが、9日にレッドブルは彼が退職したことを認めた。

    レッドブルの広報は「彼の仕事が重複するようになったため」チームを去ったと述べた。

    ジェフ・ウィリスは、2007年半ばにレッドブルに加わり、1990年代にレイトンハウスやウィリアムズで同僚だったエイドリアン・ニューウェイと再び仕事をすることになった。

    エイドリアン・ニューウェイは1997年にウィリアムズからマクラーレンに移籍し、その後ジェフ・ウィリスがウィリアムズでギャヴィン・フィッシャーとともに設計チームを率いていた。

    ジェフ・ウィリスは、2001年にBARに移籍したが、2006年半ばにホンダF1に改名されたチームを離れ、1年間休職したあとレッドブルに加入していた。