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  • ランド・ノリス 「F1のトラックリミットは最もバカげたルール」

    ランド・ノリス 「F1のトラックリミットは最もバカげたルール」

    マクラーレンのランド・ノリスは、F1アメリカGPの決勝で「最もバカげたルールのひとつ」と痛烈に批判した。彼は序盤からトラックリミット違反の警告を受け、レース中盤以降は常に5秒ペナルティのリスクを背負いながら走行していた。

    サーキット・オブ・ジ・アメリカズで行われた決勝では、フェラーリのシャルル・ルクレールとの2位争いの最中に3回の警告を受けたノリスは、以降の周回で慎重な走りを強いられた。

    3回の警告で「白黒旗」、4回目でペナルティ
    F1ではトラックリミットを3回違反すると白黒旗の警告が出され、4回目で5秒加算ペナルティが科される。ノリスはレース前半の10周目頃までにすでに3回の警告を受けていたという。

    「ターン9の丘の頂上と、最後の2つのコーナーが簡単にコースを外れやすい場所なんだ。10周目ぐらいで3回やっちゃって、あまりいい立ち上がりじゃなかった」とノリスはレース後に語った。

    19周目には再びルクレールとのバトル中に外側へ膨らみ、3度目の違反として正式にストライクを受ける形となった。ノリスはこの判定に強い不満を示し、ルールがレースの本質を損ねていると訴えた。

    「僕の1回のストライクは“レースをしていたから”という理由なんだ。これが僕らが持っている最もバカげたルールのひとつだよ。レースをしろと言われてるのに、レースをしすぎると罰則を受けるなんておかしい」

    「ルクレールの外側に出て抜こうとした時、逆にタイムを失ってるのに“トラックリミット違反”とされた。レースを盛り上げようとしてるのに、これじゃ意味がない」

    「特にターン19は風が強くて、挙動がすごく不安定だった。常に限界ギリギリを攻め続けるのは本当に難しい。正直、序盤で少しやりすぎた」

    「最後は慎重にならざるを得なかったけど、必要なリスクは取ったよ」とノリスは振り返った。

    ランド・ノリスとシャルル・ルクレールのバトル:F1アメリカGP

    トラックリミット規定がもたらす“逆効果”
    近年、FIAは安全性と公平性の観点から「白線の外側は走行不可」という厳格なルールを徹底している。しかし、オースティンのように風や路面の傾斜が大きく影響するサーキットでは、ドライバーが自然なラインで走るだけで“違反”とされるケースも多い。

    ノリスの主張は、レースアクションを促す一方で過度に厳格な適用が“戦う意欲”を削いでしまうという現行制度の矛盾を突いている。観客から見ても、白線1本で勝負が左右される光景は違和感を残す。FIAは今後も「公平性」と「エンターテインメント性」の両立という難題に直面し続けることになるだろう。

  • ランド・ノリス F1アメリカGP決勝「ルクレールとの戦いはタフだった」

    ランド・ノリス F1アメリカGP決勝「ルクレールとの戦いはタフだった」

    ランド・ノリス(マクラーレン)は、2025年F1アメリカGP決勝で2位を獲得し、「これ以上はできなかった」と振り返った。フェラーリのシャルル・ルクレールとの「タフなバトル」を制しての表彰台に満足感を示した。

    ポールポジションのマックス・フェルスタッペンに並ぶ2番グリッドからスタートしたノリスは、1コーナーでルクレールに抜かれ、序盤は追う立場に。ターン12でのオーバーテイクで一度は前に出たものの、ピットストップのタイミングで再び順位を入れ替える展開となった。

    ルクレールとの激闘を回想「最後にようやく抜けた」

    ノリスはレース後、「ようやくシャルルを抜けた」と笑顔を見せ、「時間がかかったけど、いいバトルだった。彼はタフだったし、僕たちはやれることはすべてやった」とコメントした。

    「オーバーカットのあと、もう少し楽に抜けると思っていたけど、そうはならなかった。シャルルはとてもいいレースをしていたし、戦うのが楽しかった。だから2位で満足しないとね。これ以上はできなかったと思う」

    ランド・ノリス(マクラーレン) F1 アメリカグランプリ

    タイヤマネジメントと戦略の妙

    ルクレールとの攻防中、エンジニアのウィル・ジョセフから「タイヤを冷やせ」と指示が飛んだ場面もあった。ノリスは当時をこう振り返る。

    「新品タイヤを履いた直後は、グリップがあって一番チャンスがあるけど、同時にタイヤ温度が高くなりやすい。最初のアタックのあとにタイヤが厳しくなって、シャルルは安定したペースを保っていたと思う」

    「だから何周か引いてクールダウンして、もう一度仕掛けた。うまくいったよ。いい戦略といいドライビングだったし、すごく楽しいレースだった」

    チャンピオンシップ争いに影響

    この2位で、ノリスはドライバーズランキングでチームメイトのオスカー・ピアストリとの差を14ポイントに縮めた。一方、優勝したフェルスタッペンは首位ピアストリとの差を40ポイントにまで詰めている。シーズン終盤に向け、三つ巴のタイトル争いはさらに激化しそうだ。

  • ランド・ノリス F1アメリカGPスプリント予選「レッドブルとの差は驚きではない」

    ランド・ノリス F1アメリカGPスプリント予選「レッドブルとの差は驚きではない」

    マクラーレンのランド・ノリスは、F1アメリカGPスプリント予選でマックス・フェルスタッペンにポールポジションを奪われたことについて「驚きではない」と語った。

    ノリスはSQ1とSQ2をトップで通過したが、最終ラップでレッドブルのフェルスタッペンに0.071秒差で逆転され、2番手となった。それでもチームメイトでありタイトル争いのライバルであるオスカー・ピアストリを上回り、スプリント決勝をフロントローからスタートする。

    「もちろんポールを取りたかったけど、最近はレッドブルのほうが少し速いから驚きではない。それでもかなり満足している」とノリスは語った。

    「どれくらい差があったのか正確にはわからないけど、細かい部分で改善できるところはいくつかあったと思う。少しバンプに引っかかってミスしたところもあったし、このサーキットはそういう難しさがある。それ以外はすべて順調だった」

    スプリント決勝に向けた手応え

    ノリスは、マクラーレンの強みは依然としてレースペースにあると強調した。

    「通常、僕たちはレースペースのほうがいい。予選ではずっと苦しんできたし、特にこうして接戦のときは難しい。だから驚きではないけど、スプリントではまた前に出られると期待している」

    ピアストリは「スクラッフィーなラップ」

    ピアストリは3番手を獲得したものの、フェルスタッペンからは約0.4秒、ノリスからも0.3秒離された。

    「正直、かなりスクラッフィー(荒れた)なラップだった」とピアストリは認めた。「すべてをまとめきれなかったから、3番手でいられたのは運が良かったと思う」

    「でもマシンのペースは良いし、大きな問題はない。今日は少し雑なラップになっただけで、明日はうまくまとめたい。スタートで良い発進ができれば、1コーナーで正しいポジションに入れるようにしたい」

    オスカー・ピアストリ(マクラーレン) F1 アメリカGP

    チーム代表ステラ「レッドブルはすべてのサーキットで勝てる」

    マクラーレンF1チーム代表のアンドレア・ステラは、フェルスタッペンの速さについて「レッドブルが再びどんなサーキットでも勝負できるようになったことを証明した」と語った。

    「彼らがマシンを確実に改善したことを示している。いまやあらゆるタイプのサーキットで勝利とポールを狙える状態だ」とステラはSky Sports F1に語った。

    「もちろん我々はポールを狙っていたから満足ではないが、明日のスプリントに向けて良い基盤ができた。微調整でさらにパフォーマンスを引き出せると思う。通常、我々のマシンはタイヤデグラデーションがある状況で強いので、その点でも明日のスプリントが楽しみだ」

    分析:マクラーレンは“予選での詰め”が課題

    フェルスタッペンに対して0.071秒差のノリス、そして0.4秒差のピアストリという結果は、マクラーレンのスプリント1周ペースの限界を示すものだった。両者ともFP1では好調だったが、最終セクターのグリップ確保とブレーキ安定性に苦戦。レッドブルRB21の改良による高速コーナーでの一貫性が、わずかに差を生んだ形だ。

    ただし、ノリスが述べたようにマクラーレンはロングランで優位に立つ傾向があり、タイヤ摩耗が鍵となるスプリント決勝では巻き返しの可能性がある。特に序盤のターン1攻防で、フロントローからスタートするノリスがどこまでフェルスタッペンに食い下がれるかが注目だ。

  • マクラーレンF1に「ノリス優遇」疑惑 スカイF1のテッド・クラビッツが否定

    マクラーレンF1に「ノリス優遇」疑惑 スカイF1のテッド・クラビッツが否定

    2025年F1シーズンのタイトル争いが激化する中、マクラーレンがランド・ノリスを優遇しているのではないかとの指摘が浮上している。しかしSky Sports F1のテッド・クラビッツは「その証拠はまったくない」と一蹴し、あくまでパフォーマンスの差が結果を生んでいるだけだと強調した。

    シンガポールGPでは、オスカー・ピアストリが開幕戦から守ってきたランキング首位の座を危うくし、ノリスとの差は22ポイントに縮まった。

    そのレースのオープニングラップでノリスが強引なオーバーテイクを仕掛け、チームメイト同士の軽い接触を誘発したことで、議論は一気に過熱した。

    「パパイヤ・ルール」違反もチームは静観
    ピアストリは、ノリスの動きがマクラーレン内部で定められた“パパイヤ・ルール”に反していると主張。

    しかしスチュワードは調査の必要なしと判断し、チームも介入しなかった。

    これにより「マクラーレンは2人を平等に扱っていない」との批判が浮上した。

    シーズン序盤には、ピアストリがノリスに対して攻めた走りを見せた際、チームが警告を与えた例もあった。

    対照的に、今回はノリス側にお咎めなしだったことが「ダブルスタンダード」としてSNSで物議を醸している。

    「ノリスを優遇している証拠はない」
    クラビッツはSky F1ポッドキャストの最新回で、こうした見方を完全に否定した。

    「ノリスがチームに長く在籍しているから優遇されているという話も聞くが、根拠がまったくない」と語り、「マクラーレンがどちらかのドライバーを勝たせたいという証拠は何もない。もしそんな気配があれば、我々ジャーナリストは真っ先に報じている」と断言した。

    ノリスは2019年にマクラーレンのフルタイムドライバーとなって以来、チームの象徴的存在として活躍してきたが、クラビッツは「それだけで優遇される理由にはならない。すべてはコース上での結果次第だ」と説明した。

    マクラーレン F1 ランド・ノリス

    マクラーレンの実力主義とタイトル争いの行方
    クラビッツは、両者の成績の差は単に「その時点での調子の違い」だと分析する。

    「メルボルンではノリスが優勝し、ピアストリはスピンして9位だった。だがその後ピアストリは立て直し、予選でノリスに迫った。

    23ポイント差を詰めたのは、マシンのセットアップに苦しんだノリスとの対照であり、チームの扱いとは無関係だ」と述べた。

    2025年のタイトル争いがさらに接近する中で、マクラーレン内部の“平等性”が改めて問われている。

    しかし、少なくとも現時点でチームの戦略に偏りは見られず、すべてはトラック上のパフォーマンスに委ねられているようだ。

    Source: Sky Sports F1

  • ランド・ノリス ピアストリとの接触を正当化「咎めるならF1にいるべきじゃない」

    ランド・ノリス ピアストリとの接触を正当化「咎めるならF1にいるべきじゃない」

    マクラーレンのランド・ノリスは、2025年F1シンガポールGP決勝のオープニングラップで発生したチームメイトのオスカー・ピアストリとの接触について、「攻撃的ではなかった」と主張した。ノリスは5番グリッドから好スタートを切り、1コーナーの進入で1つポジションを上げた。

    その後、ターン3にかけてピアストリと並走する形となり、前方のレッドブルのマックス・フェルスタッペンのリアを軽くヒット。

    この際、25歳のノリスのマシン(MCL39)はピアストリのマシンにも接触し、フロントウイングのエンドプレートを損傷した。しかしこの接触によりノリスはピアストリの前に出ることに成功。無線で不満を訴えたピアストリだったが、チームはポジションの入れ替えを指示しなかった。

    レース後の記者会見で、オープニングラップでピアストリに対して攻撃的だったのかと問われたノリスはこう答えた。

    「マックスに当たっただけだ。チームメイトに対して攻撃的だったわけじゃない」

    さらに「フェルスタッペンとの接触を避けるためにピアストリ側に寄せたのか」と尋ねられると、彼は短く「そうだ」と答えた。

    この日の3位フィニッシュで、ノリスはドライバーズランキング首位のピアストリとの差を縮め、シンガポールでは3年連続となる表彰台を獲得した。

    ランド・ノリス F1シンガポールGP

    ノリス「誰でも同じことをしたはず。僕は悪くない」
    マクラーレンのランド・ノリスは、チームメイトのピアストリとの接触について「自分の責任ではない」と主張した。記者会見で改めてこの件について問われた彼は、こう振り返った。

    「見直して、もう少し違うやり方があったかもしれないとは思う。でもグリッド上の誰だって僕と同じことをしたはずだ。僕が大きく開いていたイン側のスペースにマシンを入れただけで、それを咎めるならF1にいるべきじゃないと思う」

    「もちろんマックスとの距離を少し読み違えたのは確かだけど、それもレースだ。結局何も起きなかったし、どうせ僕はオスカーより前に出ていたと思う。僕はイン側で、彼はアウト側のダーティーなラインにいたからね。もちろん反省すべき点はあると思うけど、チームメイトと接触するのは望んでないんだ。なにより、そうすると君たち(メディア)に質問攻めにされるからね」

    この結果、ノリスはランキング首位のピアストリに22ポイント差まで迫った。残るは6戦と3つのスプリントだ。

  • ランド・ノリス 角田裕毅に皮肉「フェルスタッペンをプッシュできていない」

    ランド・ノリス 角田裕毅に皮肉「フェルスタッペンをプッシュできていない」

    マックス・フェルスタッペンはF1シンガポールGPを前に、再びタイトル争いに名を連ねている。しかし、ランド・ノリスは、レッドブル内部のチーム状況が彼にとって不利に働いていると考えている。

    フェルスタッペンはイタリアGPとアゼルバイジャンGPで連勝し、ランキング首位のオスカー・ピアストリとの差を69ポイント、ノリスとの差を44ポイントにまで縮めた。

    チームの272ポイント中255ポイントをフェルスタッペンが稼いでおり、その貢献率は驚異の93.8%。一方で、角田裕毅は今季これまでの33回の公式セッションのうち、完走扱いとなったレースでフェルスタッペンを上回ったのはわずか1回のみだ。

    マクラーレンでは、ピアストリ対ノリスの予選成績が13勝7敗、決勝成績が8勝9敗と拮抗しているのに対し、レッドブルではフェルスタッペン対角田裕毅が予選17勝0敗、決勝15勝1敗と圧倒的な差がついている(スプリントを含む)。

    対照的に、マクラーレンの両ドライバーはほぼ互角の戦いを繰り広げており、ピアストリが通算21対8で僅差のリードを保っている。

    ノリス「角田はフェルスタッペンを“プッシュ”できていない」
    シンガポールGP予選前に放映されたSky Sportsのインタビューで、ノリスは「マクラーレンが今季支配的なマシンを持っている」という指摘を否定した。

    シャルル・ルクレールは「今年のマクラーレンは2023年のレッドブル並み」と評しているが、ノリスは「それはドライバーラインナップのレベルを反映している」と強調した。

    フェルスタッペンは今季最多のポールポジションを獲得しており、ノリスとの差もわずか1勝だ。

    現在のコンストラクターズランキングは、1位マクラーレン(623ポイント)、2位メルセデス(290ポイント)、3位フェラーリ(286ポイント)、4位レッドブル(272ポイント)となっている。

    「マックスはシーズンを通して決して大きく離れていたわけじゃない」とノリスは語った。「我々はチームとして強力なんだ。マックスもチームのためにしっかり仕事をしている。彼は多くのポイントを稼いでいるよ。でも、彼には僕やオスカーのように、もう少しプッシュし合えるチームメイトがいないんだ」

    角田裕毅 F1

    レッドブル、角田裕毅の将来についてすでに決断
    わずか2戦でリアム・ローソンに代わってレッドブルのトップチーム昇格を果たした角田裕毅は、現在契約延長を目指している。レッドブルはフェルスタッペンに挑むレベルまでは求めていないが、ランキング17位という現状は改善が必要だ。

    報道によると、角田裕毅は2026年以降のレッドブル残留候補から外れており、その後任にはアイザック・ハジャーが最有力とされている。一方、レーシングブルズのシート争いには依然として名を連ねている。

    もしその座をリアム・ローソンとアービッド・リンドブラッドが獲得する場合、角田裕毅はアストンマーティンのリザーブドライバーに就任する可能性があり、それがF1グリッドに残る最後のチャンスとなるかもしれない。

  • ランド・ノリス フェルスタッペンの怒りを一蹴「レッドブルは何にでも文句を言う」

    ランド・ノリス フェルスタッペンの怒りを一蹴「レッドブルは何にでも文句を言う」

    ランド・ノリスは、F1シンガポールGP予選中にマックス・フェルスタッペンが見せた怒りをさらりと受け流した。

    4度のワールドチャンピオンであるフェルスタッペンは、ポールポジションを狙った最終ラップで前方を走るノリスのスロー走行に妨げられたと不満を示した。レッドブルのドライバーはその結果、ラップを中断し、最終的にメルセデスのジョージ・ラッセルに0.182秒届かず、2番手に終わった。

    フェルスタッペンのレースエンジニアであるジャンピエロ・ランビアーゼは、チェッカーフラッグ後に無線で「その件は君の友達に感謝だな」と語りかけていた。

    フェルスタッペンはパルクフェルメでのインタビューでも怒りを隠さず、ノリスに向けて警告とも取れる発言を残した。

    「前をただ2秒遅く走っているクルマがいると、こうなるんだ。それは記録されたし、覚えておく」とフェルスタッペンは語った。

    どのドライバーに妨害されたのか問われると、彼は「オスカーじゃないよ!惜しかった、ポールはかなり接近していたと思う」と答えた。

    その後のFIA公式記者会見では、フェルスタッペンの口調はやや落ち着いていた。

    「Q3のラップでは、可能な限りクリーンエアが必要なんだ。ブレーキングもすべて限界だからね。少しダウンフォースを失って、真っ直ぐ行ってしまった」と説明した。

    レッドブルへの皮肉を込めたノリスの返答
    チャンピオンシップでフェルスタッペンに44ポイント差をつけているノリスは、ライバルの発言について尋ねられると、レッドブルを皮肉るように答えた。

    「彼らはいつも文句を言うよ。何にでもね。レッドブルだから。僕はたぶん3秒くらい前を走っていたと思うけど、よく分からないね」とノリスは英BBC Sportに語った。

    チームメイトでタイトルを争うオスカー・ピアストリの2つ後ろ、5番手から決勝を迎えるノリスは、週末を通して体調不良に悩まされていたことも明かした。

    「ここで体調を崩すのは最悪なんだけど、今日はだいぶ良くなった」とノリスはSky Sportsに語った。

    「昨日と一昨日は少しきつかった。急に症状が出て、でもわりと早く引いていった。完璧な状態ではないけど、今日の結果に言い訳はしないよ」

    マクラーレンは日曜の決勝で13ポイントを獲得すればコンストラクターズタイトルを確定させることになる。この偉業が達成されれば、マクラーレンはレッドブルが持つ「残り6戦を残してのタイトル決定」という記録に並ぶことになる。

  • ランド・ノリス F1シンガポールGP初日「昨年のフィーリングをすべて失った」

    ランド・ノリス F1シンガポールGP初日「昨年のフィーリングをすべて失った」

    マクラーレンのランド・ノリスは、シンガポールGP初日の走行を終え、「難しい1日だった」と振り返った。昨年の勝利の地であったにもかかわらず「昨年ここで感じていたあらゆる感触が失われている」と語った。

    FP1ではチームメイトのオスカー・ピアストリに次ぐ6番手で終えたノリスは、FP2序盤で最速タイムを記録したものの、その後は波乱の展開となった。

    セッション中には2度の赤旗が出され、さらにピットレーンでシャルル・ルクレール(フェラーリ)との接触事故も発生。ルクレールのマシンがリリースされる際に両者の車が並走し、接触するという異例の出来事だった。

    マクラーレンはフロントウイングを交換して走行を再開したが、ノリスは最終的に5番手でセッションを終えた。スチュワードは調査の結果、フェラーリにアンセーフリリースの責任があると判断し、1万ユーロの罰金を科した。

    「いや、特に影響はなかった。チームにとって少しお金のかかる出来事だったのは残念だけどね」とノリスは語った。

    さらにマシンバランスについて問われると、「今日はとにかく難しかった。クルマの感触が良くなくて、昨年ここで感じていたあのすべてのフィーリングがなくなっていた。やるべきことがたくさんある。悪い一日だった」と苦笑いを浮かべた。

    また、赤旗中断により重燃料での走行ができなかったことについて問われると、「うん、もうぶっつけ本番でいくよ」と冗談交じりに答えた。ノリスは金曜のセッションを5番手で終え、チームとしてはピアストリが最速タイムを記録するなど好調を維持している。

    ランド・ノリス F1シンガポールGP

  • ランド・ノリス 「レッドブルのF1マシンはマクラーレンと同じレベルに戻った」

    ランド・ノリス 「レッドブルのF1マシンはマクラーレンと同じレベルに戻った」

    ランド・ノリスは、マックス・フェルスタッペンが「本当に勝利を狙える挑戦者」だと発言した。これは、レッドブルが導入したフロアのアップグレードによってRB21が再び競争力を取り戻したことを受けてのものだ。

    4度のF1ドライバーズチャンピオンであるフェルスタッペンは、イタリアGPでのアップデートを活かしてモンツァで勝利を挙げ、さらに2週間後のバクーでも連勝を果たした。

    この結果、オランダ人ドライバーは再びタイトル争いに名乗りを上げ、マクラーレンのオスカー・ピアストリとの差は現在69ポイント。これはモンツァ前より35ポイント縮まった数字だ。ノリス自身はチームメイトのピアストリから25ポイント差で追っている状況にある。

    ノリスは、レッドブルのドライバーがシーズン終盤に向けて争いに加わるだろうと考えており、その理由はRB21が現在MCL39と「同じレベル」に戻ったからだと語った。

    メディアら、フェルスタッペンの直近の勝利は特定のサーキットによるものなのか、それとも本当に挑戦者となったのかと問われると、25歳のノリスはすぐにこう答えた。

    「本当に挑戦者だと思う」

    「シーズン序盤を振り返れば、彼らは最初の6、7戦で僕たちとレース勝利を争い、ドライバーズ選手権でも競っていた」

    「そして僕たちがアップグレードを持ち込み、少し改善した。数週間前に彼らがアップグレードを導入して、それがまた僕たちと同じレベルに戻したように見える」

    「だから、僕たちは依然として、毎レースに勝利を目指し、チームとして支配したいという野心と目標を持って挑んでいるし、これまでのシーズンを通して築いてきた流れを続けたいと思っている」

    「でも、それにもかかわらず、ここ数戦ではメルセデス、フェラーリ、そしてレッドブルが接近している。だから、特に彼とのバトルを覚悟している」

  • ランド・ノリス 角田裕毅を抜けず危機感「レッドブルF1は別次元」

    ランド・ノリス 角田裕毅を抜けず危機感「レッドブルF1は別次元」

    ランド・ノリスは、レッドブルがマクラーレンと比べて「別次元にある」と考えている

    ノリスの発言は、アゼルバイジャンGPでマクラーレンにとっては散々な週末となり、自身は7位に終わった後に出てきたものだ。その一方で、レッドブルのマックス・フェルスタッペンは2戦連続となる圧倒的な勝利を収めた。

    この結果により、フェルスタッペンはノリスとのポイント差を44に縮める一方で、日曜のレースでクラッシュを喫したオスカー・ピアストリとの差は69となった。

    ノリスは、レッドブルの最近の不調は誇張されすぎだと主張し、フェルスタッペンが2025年のタイトル争いに再び名乗りを上げることに驚きはないと述べた。

    「彼らが遅いなんてことはめったにないんだ。だから、彼らが速いことに人々は驚くのをやめるべきだと思う」とノリスは語った。

    「マックスはすでにシーズン序盤から勝っていた。開幕戦でも勝てたかもしれないし、第2戦のスプリントでも勝ちにかなり近づいていたと思う。

    シーズンを通して彼らは速かったし、レッドブルのマシンは良かった。モンツァにアップグレードを持ち込んで、それがさらに改善につながったようだ。

    「だから驚きはない。僕たちは、彼らが信じられないほど強力なチームであり、F1史上最高のドライバーの一人を擁していることを知っている。だから、それ以上でもそれ以下でもないと予想している」

    ノリスは、レース終盤に角田裕毅を抜けず6位を逃した後、レッドブルのRB21の強さを指摘した。

    「彼らはシーズン残りも僕たちの人生を難しくするだろうと思う。ただ、僕たちもバクーでは少し苦戦したし、モンツァでは明らかに速さが足りなかった」とノリスは付け加えた。

    「我々も改善してきたけれど、レッドブルが過去にとても強く、支配的だった部分を、彼らはいまだに持っていて、我々は持っていない。レッドブル(角田裕毅)を追いかけているとき、彼らが僕たちよりも明らかに“別次元”にある部分があった。それがなぜなのか理解する必要がある」

    ランド・ノリス マクラーレン

    マクラーレンは依然として“一部の領域で不十分”
    ノリスは、バクーでのマクラーレンの散々な週末は、チームがまだ改善すべき点を浮き彫りにしたと感じている。

    「究極の速さという意味では、この週末(バクー)でもまだ悪くなかったと思う。FP1、FP2、FP3でも速かったし」とノリスは語った。

    「もし通常の予選だったなら……難しいコンディションや小雨、最初にコースに出たことなどが重なって、最悪の週末になった」

    「レースでのポジションも、2番手からスタートしていれば2位で終えられたと思う。正直なところ、僕たちはレッドブルの速さには届かなかった。それは本当に、とても明らかだった。ローダウンフォースのトラックでは、まだ僕たちは苦戦しているようだ」

    「僕たちはまだ必要な自信を持てていない。マシンは速いけど、それをレッドブルのように頻繁に再現できていない」

    「素晴らしいシーズンを過ごしているのは確かだけど、明らかに十分でない部分もあり、それを改善し続けなければならない」