マクラーレンは、来月ムジェロで行われる公式F1テストにルイス・ハミルトンとジェンソン・バトンが参加しないことを発表した。
代わりにテストドライバーのオリバー・ターベイとゲイリ・パフェットがテストに参加する。両ドライバーは、昨年アブダビで行われた若手ドライバーテストでマクラーレンの2011年マシンを走らせている。
またオリバー・ターベイは、プレシーズン前にMP4-27のシェイクダウンを担当している。
シーズン中唯一の公式テストとなるムジェロテストは、5月1日(火)〜3日(木)に行われる。

ルイス・ハミルトンは、今後もマクラーレンに残留する意向であることを再びほのめかした。
ルイス・ハミルトンとマクラーレンとの契約は今シーズン末に終了するため、2013年はチーム移籍が可能となる。
そのためフェラーリやレッドブルへの移籍、最近ではミハエル・シューマッハの後任としてメルセデス加入などが噂されている。
マクラーレンのチーム代表マーティン・ウィットマーシュは残留を説得されているかと質問されたルイス・ハミルトンは「説得は必要ないよ」とコメント。
「必要なときに将来について決めるつもりだ。来年までの期間内であればね」
「チームは素晴らしい仕事をしている。チームでこれ以上の満足はないだろう」
13歳から育ててくれたチームを離れることは難しいかと質問されたルイス・ハミルトンは「そうだね。離れたいという気持ちはない」とコメント。
「将来についてじっくりと考えてはいない。今年のことだけを考えている」
「うまくいけば、来年以降もF1でここにいることになるだろう。それが今臨んでいることだ」
「今年は全てが良くなっている。チームも良くなっているし、マシンも良くなっている。僕もとてもいい。ここ(中国)には父親が来ていた。現在、僕たちには本当に良い絆がある」
「状況は素晴らしいし、それが僕のパフォーマンスにも表れている」

マクラーレンは、F1中国GPの決勝レースで、ジェンソン・バトンが2位、ルイス・ハミルトンが3位だった。
ジェンソン・バトン (2位)
「今日はニコ(ロズベルグ)におめでとうと言いたい。彼は完全無欠なレースをしていた。でも、もし僕たちが最終スティントで彼に対してクリーンな走行ができていたら、何を達成できたかは誰にもわからないよね? 僕たちのペースはとても良かったし、マシンの集団の前に出ることが目標だった」
「ピットストップでタイムを失わずに彼を追いかけてプレッシャーをかけていたら僕たちはそれを達成できただろう。でも、最終ストップの遅れは仕方ないことだ。今週末それ以外のピットストップはとても力強かったけど、特にその1回がうまくいかなかった。遅れにとってトラフィックの中に戻ってしまったし、それはちょっとショックだったけど、マシンにはペースと一貫性があったし、良いバトルをしてセバスチャン(ベッテル)をうまく追い抜いて2位に返り咲くことができた。優勝にチャレンジできなかったのは期待外れだったけど、多くのオーバーテイクやバトルがあって楽しいレースだった。より重要なのは、マクラーレンにとて素晴らしい一日だったことだ。僕たちは今、両方のチャンピオンシップをリードしているからね。一貫性がとても重要だし、表彰台に戻れて嬉しいよ。でも、自分達自身をさらに高めるために改善する必要があることはいくつかある」
ルイス・ハミルトン (3位)
「素晴らしいレースだった。ジェンソンも僕も優勝できなかったのは悲しいけど、今日はニコの初優勝を本当に嬉しく思っている。でも、マクラーレン・チームのためにも本当に満足している。ジェンソンと僕の二人が表彰台に戻ることができたし、多くのポイントを獲得することができた。でも、タフなレースだった。ニコにチャレンジしたかったし、フロントローでスタートできれば、おそらくチャレンジできていたと思う。でも、僕たちはスタートからなんとか前進することができたし、楽しいオーバーテイクもたくさんあった。マシンの全てを引き出せたと思う。僕たちにはとても一貫性のあるマシンがあるとわかったことも非常にポジティブなことだ。僕たちは前進を続けていかなければならない。それが全てだ。メルセデス、レッドブル、フェラーリ、ロータス、そしてザウバーがいる。物凄いチャンピオンシップだし、観ているファンにとっても素晴らしいレースになるだろう。ドライバーズ世界選手権のトップに立つのは久しぶりだ。でも、僕たちは集中したままだ。作業を続けていけば、優勝は必ずやってくると思うし、今後もっと良い結果を得るためにプッシュし続けていく」

マクラーレンは、F1中国GPの予選で、ルイス・ハミルトンが2番手、ジェンソン・バトンが6番手だった。
ルイス・ハミルトン (2番手)
「今日のニコ(ロズベルグ)に心からおめでとうと言いたい。僕たちは1997年に初めて出会い、2000年はチームメイトだった。それ以来ずっと親友だった。僕たちがチームメイトだったとき、いつも一緒にF1で予選1位と2位になることを夢見ていた。今日それを成し遂げられたのは凄いことだ」
「レースに目を向ければ、僕たちには良いマシンがある。でも、明日はフィールドを通り抜けて順位を上げていかなければならない。でも、レースで前進できさえすれば僕は満足だ。レースで最も強いようにマシンをセットアップした。でも、ジェンソンと僕は望んでいたよりも少し後方にいるので、やらなければならない作業があるし、また僕たちはうまくやり遂げることができる。僕たちの前のグリッドには良いドライバーの集団がいるけど、レースペースという点では僕たちは申し分ない。オーバーテイクができるトラックだし、DRSもあるので、明日にはとても興奮しているよ」
ジェンソン・バトン (6番手)
「Q1では、ソフト側のタイヤで出て行ったし、他チームの大部分が走っていないときにラップを行った。Q2ではあまりにアンダーステアが大きいと感じたので、Q3に向けていくつか調整した。でも、最終セッションでは気温が下がっていると感じた。出て行くのがちょっと遅かったんだと思う。もちろん、それには少し落胆しているけど、僕たちのレースペースはとてもいいと思う。明日が寒ければ、フロントタイヤに熱を入れるのがトリッキーになりそうだ。僕にとっては珍しいことではないけどね。でも、そういうものだし、5番グリッドから良いレースができることを願っている。僕たちの目標は優勝することだ。簡単なことではないだろうけど、レースでは僕たちの前のマシンの大半と同じように速いか、彼らよりも速いはずだ。例外は(小林)可夢偉だ。彼は非常に良いロングランペースがある」

マクラーレンは、F1中国GP初日のフリー走行で、ルイス・ハミルトンが2番手タイム、ジェンソン・バトンが6番手タイムだった。
ルイス・ハミルトン (2番手)
「素晴らしい一日だった。午後はドライのままだったので、走行プログラムを首尾よく実行することができた。僕たちはまだセットアップの改善に取り組んでいるけど、マシンに新しいものはうまく働いていると思う。ファクトリーのスタッフ達は素晴らしい仕事をしてくれた」
「僕たちは競争力がありそうだし、今週末は特にロングランに集中している。まだいくつか改善をもたらす必要があるけど、マシンは良さそうだ。P3前にマシンのギアボックスを交換する予定だ。明日の予選セッションは接戦になるだろう。良いバトルになるだろうし、できるだけ高いグリッドからスタートできることを願っている。僕たちはまだ成功する見込みがあると思っているし、上位グループにいると思う。戦ってポジションを上げるチャレンジは大好きだ」
ジェンソン・バトン (6番手)
「僕にとってはちょっと難しい一日だった。良いセットアップを見つけようとしていたけど、涼しい気候でタイヤが完璧に働いていなかったので、マシンを理解するのを難しくしていた。明日は今日よりも少し暖かくなるはずだ。僕たちはタイヤ温度をあまり理解できていないし、正しいエリアでそれらを得られていない。セットアップを変更した場合、タイヤ温度は5〜10℃くらい変わるし、そのような変化はウインドウを外れてしまう。それらを解決しなければならないけど、低い燃料搭載量と高い燃料搭載量での走行から多くの有益な情報を得ることができた。トリッキーな一日だったけど、詳しく調べるための多くの良い情報がある。今夜もっと良い方向性を探していくつもりだ」
関連:
・F1中国GP フリー走行2回目:ミハエル・シューマッハがトップタイム
・F1中国GP フリー走行1回目:ルイス・ハミルトンがトップタイム

ルイス・ハミルトンは、今週末のF1中国GPでギアボックス交換による5グリッド降格ペナルティを科せられることが明らかになった。
開幕2戦でポールポジションを獲得したルイス・ハミルトンだが、上海では最高でも6番手からスタートすることが決まった。
ルイス・ハミルトンは、過去48時間の間にギアボックスのダメージが発覚し、今週末のために新しいギアボックスを必要としていることを認めた。
「ギヤボックスに問題があり、土曜日の朝に交換する予定だ。そのため5グリッド降格ペナルティを受ける。そこから上位を目指すことができる速さがあることを願っている」

セバスチャン・ベッテルは、現時点でのベストチームはマクラーレンだと考えている。
昨年は圧倒的な強さをみせたセバスチャン・ベッテルだが、今季はF1マレーシアGPでノーポイントに終わったこともあり、ドライバーズランキングでセルジオ・ペレスに次ぐ6位に甘んじてる。
フランスの RMC Sport に現時点のベストチームを挙げるように質問されたセバスチャン・ベッテルは「いくつかあるね」と述べた。
「でも、現時点ではマクラーレンがとても強いと思う。彼らは倒さなければならないチームだ」
セバスチャン・ベッテルは、最近パリでアカデミー・オブ・スポーツのグランプリを受賞してFIA会長ジャン・トッドからトロフィを手渡された。
「それが(2012年の)最初のトロフィーだ」とセバスチャン・ベッテルは笑ってコメント。
「でも、それだけじゃなく、もっと多くのトロフィーが欲しいね!」
「チャンピオンシップは長い。オーストラリアではかなり良い仕事をしたし、マレーシアは天候によってカオスだった」
「僕たちには良いマシンがあるし、目標はタイトルを争うことだ」

ルイス・ハミルトンが、F1中国GPへの意気込みを語った。
昨年の中国で優勝のアカウントを開きましたね。今シーズンも同じことを望んでいますか?
僕は全体としてチャンピオンシップを見ている。でも、もちろん全てのレースに勝ちたいし、全てのレースで十分にポイント圏内にいることがより重要だ。開幕二戦はそれを示せたと思うし、チームとして僕たちが勝てるポジションにいるのは間違いない。
マレーシアは、チャンピオンシップを考えてポイントをどのように獲るべきかという良い例だったと思う。実際、あのレースからポジティブなものを持ち帰ることができた。でも、そうだね、中国へは優勝を目指して向かうつもりだ。でも、なんらかの理由で優勝の可能性がなかったとしても、多くのポイントを獲得することが重要だ。
上海インターナショナル・サーキットは好きですか?
中国でのレースにはいくつか鮮明な記憶がある。いいものも、それほど良くないものもね! 2度優勝しているけど、どちらの優勝も本当に誇りに思っている。2008年はとても重要なレースだったし、チャンピンシップのために本当に良い結果が必要だった。ポールポジションを獲得し、ファステストタップを記録し、そしてレースに優勝するという本当に完璧な週末を過ごすことができた。2011年は、マレーシアでの難しい週末から立ち直って、素晴らしいレースができたし、全ラップでプッシュし続けて、最後までリードすることができた。僕たちがその年のチャンピオンシップの勢力であることが示せたので本当に重要な優勝だった。
チャンピオンシップにおけるポジションを強化した2度の3位は、良いシーズンへの鍵ですか?
2つのポールポジションを獲得して、そのどちらも勝利に繋げられなかったことに落ち込んでいるのは否定しない。でも、ただ運がなかったと考えたいし、遅かれ早かれ僕の方に向いてくると思う。
それに去年は、一貫性の価値を教えてくれたと思う。次の週にまた力強い結果でそれをバックアップできなければ、大きな結果を追っても無駄だ。なので、自分自身を穏やかに振舞っているかもしれない。2007年は6ラウンドまでレースに勝てなかったけど、最終的にシーズンを通してタイトルを争っていた。まだ勢力図が落ち着いているとは思っていないし、出来る限り良い結果を手にすることが重要だ。ここ3週間にわたって勢力図がどのように振り落とされているかを見つのはとても興味深いだろう。面白い週末になりそうだね。