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  • マックス・フェルスタッペン、今季2勝目も「タイトルはメルセデス優位」

    マックス・フェルスタッペン、今季2勝目も「タイトルはメルセデス優位」

    レッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンは、第11戦F1ドイツGPで今季2勝目を挙げたものの、チャンピオンシップの可能性が近づいたとは考えておらず、メルセデスは“はるかに先にいる”と主張する。

    目まぐるしくコンディションが変化し、複数のセーフティカーが導入される大波乱のF1ドイツGPで、マックス・フェルスタッペンのスキルとレッドブル・ホンダの的確な戦略判断によって、チームは今季2勝目を挙げた。フェルスタッペンはレースでファステストラップも記録している。

    マックス・フェルスタッペンは、コンストラクターズ選手権2位のメルセデスのバルテリ・ボッタスとの差を22ポイントに縮め、コンストラクターズ選手権でもレッドブル・ホンダは2位のフェラーリとの差を44ポイント差まで縮めた。

    しかし、まだランキングトップのルイス・ハミルトンとマックス・フェルスタッペンとの差は63ポイントあり、メルセデスのギャップを縮めるのはかなりの挑戦だとフェルスタッペンは感じている。

    2019年のタイトルについて質問されたマックス・フェルスタッペンは「わからない。彼らはチャンピオンシップではるか先を進んでいる」とコメント。

    「ポイント差はまだ2勝以上だし、メルセデスはまだ優勢なチームだと思う。今日はとにかく非常にトリッキーだった。そうだね、彼らの日ではなかった」

    「我々は何とか良い仕事をすることができた。でも、我々はまだそのギャップを埋めるために非常に一生懸命に努力しなければなららない。そして、実際にあらゆるレースごとに勝利のために本当に戦わなければならない。やらなければならないことはまだたくさんある」

    マックス・フェルスタッペンは、ミディアムコンパウンドのアウトラップで360度スピンを喫している。

    「とてもトリッキーだった。僕たちはかなり集中していなければならなかったし、ミスをする余裕はなかった。レースを終えた今だからこそ、観客のための360度スピンをしたと言えるけど、トリッキーだったし、ミディアムタイヤはとてもグリップが低かった」とマックス・フェルスタッペンはコメント。

    「今日は僕とチームの間のコミュニケーションがとても重要だったし、僕たちは正しい判断ができたと思っている。それが僕たちに勝利をもたした」

    過去3戦で2勝を挙げたレッドブル・ホンダとマックス・フェルスタッペンは、タイトル獲得はまだ先かもしれないが、シーズン開幕前にレッドブルのモータースポーツアドバイザーを務めるヘルムート・マルコが掲げた“少なくとも5勝”という目標には近づいている。シーズン後半にはホンダF1が“スペック4”エンジンの投入を予定しており、さらなる競争力アップが期待されている。

  • トロロッソ・ホンダ、ダニール・クビアトが3位表彰台 / ドイツGP

    トロロッソ・ホンダ、ダニール・クビアトが3位表彰台 / ドイツGP

    トロロッソ・ホンダは、F1ドイツGPのダニール・クビアトがチームにとって11年ぶりとなる3位表彰台を獲得。アレクサンダー・アルボンも自己ベストとなる6位でフィニッシュし、ダブル入賞を果たした。

    フランツ・トスト (チーム代表)
    「今日のレースは、とてもエキサイティングなF1の一戦となった。フェルスタッペン、優勝おめでとう! そしてホンダF1にとって、このPU時代の競争の中での2勝目は、たいへんすばらしい結果だ!」

    「そして、ダニール・クビアトには誰よりも大きな『おめでとう』を言いたい。彼の3位表彰台は成るべくして成した結果だったと思う。今日のような難しいコンディションの中、彼は数々の巧みなオーバーテイクを見せ、最後の最後までミスなくレースに集中していた。雨は我々の味方となってくれたようだ。雨の神に感謝しなければならない。ダニールのタイヤ交換のためのピットインのタイミングは早くリスクがあったが、結果的に表彰台獲得という結果につなげることができた。そのようなすばらしい作戦を立てたチームには賞賛の言葉を送りたい。エンジニアたちがセットアップですばらしい仕事をしてくれたおかげで、今日は最高のマシンでレースができた。そしてアルボンの今日のレースで見せたパフォーマンスにもとても満足している。このように目まぐるしく変化するコンディションの中、F1マシンで走行することは、彼にとって初めての経験だったにも関わらず、6位でレースを終えるのには重要であったし、タイヤマネージメントもしっかりコントロールできていたと思う。トロロッソのチームのみんなに、今日のすばらしいレースに貢献してくれたことに感謝する。次戦のブダペストでのレースでは過去にもいい結果を残している。またすばらしいレースができるのを楽しみにしている」

    ダニール・クビアト(3位)
    「F1での2度目のチャンスとなる今シーズン、こうして表彰台にまた戻って来ることができて最高の気分だ。再び表彰台に上ることは難しいのではないのかと思っていたので、信じられないぐらいうれしい。今はいろいろな感情が高ぶって、少し落ち着く時間が必要かもしれない。トロロッソにとってベッテルがモンツァ(2008年イタリアGP)で優勝して以来の表彰台という、すばらしい結果になった。そんな記念すべき日に貢献することができ、とても幸せだ。チームのみんな、一人一人のおかげです、本当にありがとう。ここのところ、自分のキャリアの中でもっとも良い状態だと感じていた。今シーズンは自分自身でも成長し、冷静に考えることを覚え、上位争いができる準備は整っていると感じていたので、今日のこの結果で自分自身に、そして周りの支えてくれた人たちに証明することができた。この結果を一度とは言わず、また何度も繰り返せるようにしていきたい。今日のようなレースは簡単なものではなく、あのタイミングでのピットインの判断はとても難しいものだった。チームと僕にとってともに勝つも負けるも半々の確率だったが、今日は共に表彰台を勝ち取ることができたすばらしい結果になった」

    アレクサンダー・アルボン(6位)
    「いいレースになった! このサーキットでのウエットコンディションでマシンがどう反応するか確かではなかったので、スタートは少し慎重になった。F1で初めてこのようなコンディションで走行したが、満足のいくパフォーマンスを見せることができたと思っている。レースペースもよく、すこし運もあったし、最初のピットストップのタイミングの判断も正しい時を見定められた。4番手を走行していた時は「さあ、行くぞ!」ととても興奮した。残念ながらウエットタイヤからドライタイヤに替えるための2回目のピットストップはタイミングを逃し、ダニール(クビアト)の一周後に入ることになり、その間に4台に抜かれてしまった。途中まで4番手で走行できていたからか、6位という結果が残念に感じてしまうのは可笑しいかもしれないね。あの厳しい予選から決勝にはここまで持ち直してくれた、チームのすばらしい働きに感謝している」

  • レッドブル・ホンダ、マックス・フェルスタッペンが今季2勝目 / ドイツGP

    レッドブル・ホンダ、マックス・フェルスタッペンが今季2勝目 / ドイツGP

    レッドブル・ホンダは、F1ドイツGPの決勝レースで、マックス・フェルスタッペンが今季2勝目となる優勝。ピエール・ガスリーはリタイアでレースを終えた。

    クリスチャン・ホーナー(チーム代表)
    「今日のマックスとチームのパフォーマンスは信じられないほどで、5回のピットストップを経ての優勝となった。マックスはこの難しいコンディションでも集中して、すばらしいペースを発揮して勝利をつかみ取った」

    「ホンダF1にとってはダブル表彰台という最高の結果になったし、トロロッソと、昨日父親になったばかりのダニール・クビアトにも心からおめでとうと言いたい。今日はピットクルーもすばらしい仕事をしてくれたので、それに報いるためにも、我々のチーフメカニックであるフィル・ターナーに表彰台でコンストラクターズトロフィーを受け取ってもらった。ピエールについては、いい展開が訪れた時間帯もあったし、トップ5以内でフィニッシュも可能だっただけに残念だ。アルボンとの接触は私も目にしたが、幸いにも両者にケガはなかったし、ピエールもここからばん回してくれるだろう」

    マックス・フェルスタッペン(優勝)
    「このようなレースで優勝できて最高だし、ホンダF1とともに今季2勝目を挙げられたのもすばらしいことだ。スタートで何が起きたのか自分でもよく分かっていないが、右側のグリッドにいたマシンはみんなグリップが低かったように思う。クラッチをつないだときにはひどいスタートになっていたが、冷静にメルセデスの後ろにつけた。気流が乱れ、路面が乾いてタイヤにも厳しくなっていたので、パスするのはたいへんだった。そこからは、戦略の判断がすべて当たった。スリックタイヤに変えたときには360度回るスピンを喫してしまったが、幸いにも走行を続けることができた。再びインターミディエイトを履いてからはレースをリードしてペースをコントロールすることができたし、マシンのペースを十二分に発揮した。先頭に立ってからはなるべくリスクを避けたが、全体的な感触もよくなっていた。とても難しいコンディションで、サバイバルレースになったし、変化する状況への対処は簡単ではなかった。チームの判断はすべて正しく、他チームの状況やセクタータイムを注視しながら適切な情報を与えてくれた。最高のチームだし、みんなが連携していい仕事をしてくれた。僕にとってはこれまでで最も難しいレースの一つで、そこでトップに立てたのは最高の気分だ。ウエットでのドライビングを楽しんだが、それはマシンがよかったからこそだと思う。自分の腕とマシンの両方が力を発揮できてのこの結果に、とても満足している。(母国オランダのカラーである)オレンジを身につけたファンがたくさん来てくれたし、首位に立ってその光景を目にするのはすばらしかった。チームのみんなに感謝している。たいへんだったけど、最高の決勝日になった」

    ピエール・ガスリー(リタイア)
    「常識では考えられないようなレースだった。雨やクラッシュ、それにともなうセーフティカーとピットストップによって、まるで運試しのような戦いになった。自分にも多くのチャンスがあっただけに、それをつかめずリタイアに終わったのはとても残念だ。レース終盤、僕はアレックス(アルボン)と数周にわたって争っていたが、接触してフロントウイングが外れ、それによってパンクしたためにマシンを止めざるを得なかった。言うべき言葉が見つからないが、こういうレースでポイントを獲得できなかったのは悔しく感じている。スタートでは、ホイールスピンを喫してスピードを上げられず、ターン1にかけてポジションをかなり落としたことで追い上げがたいへんだった。今日のようなコンディションでは、いつピットインするのか、もしくはしないのかという判断に運が絡むものだ。ただ、ペースはよかったので、次戦のハンガリーに向けてプッシュし続けていく。チームとホンダF1にとっては、今日のマックスの勝利によって多くのポイントを稼げてすばらしい結果になったと思う」

  • ホンダF1、フェルナンド・アロンソの“GP2エンジン”発言を皮肉る?

    ホンダF1、フェルナンド・アロンソの“GP2エンジン”発言を皮肉る?

    F1ドイツGPで今季2勝目を挙げたホンダのソーシャルメディアチームは、フェルナンド・アロンソの有名な“GP2エンジン”発言を皮肉るような投稿をしてしまった。

    マクラーレン・ホンダから参戦していた2015年のF1日本GPでフェルナンド・アロンソは、当時トロロッソのマックス・フェルスタッペンにストレートであっさりと追い抜かれたあと、無線で“GP2エンジン”だと非難した。

    英国のホンダF1のソーシャルメディアチームはTwitterで「また彼(フェルスタッペン)がやってくれた! 2019年のGP2 victoriesだ」とツイート。その後、「2 GP* Autocorrect…」と訂正しているが・・・そのように自動変換されることはないはずだ・・・。


    4年間表彰台にすら届かずに終わったフェルナンド・アロンソは昨年F1を離れた一方で、ホンダはレッドブル・レーシングと2勝を挙げるとともに、トロロッソのダニール・クビアトも3位表彰台を獲得している。

    レッドブルのモータースポーツアドバイザーを務めるヘルムート・マルコは、フェルナンド・アロンソのレッドブル・ホンダ加入の可能性を完全に除外。シンプルに“ホンダには出入り禁止”だと語っている。

  • マックス・フェルスタッペン 「コミュニケーションがもたらした勝利」

    マックス・フェルスタッペン 「コミュニケーションがもたらした勝利」

    レッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンは、雨で大混乱に陥ったF1ドイツGPで勝利を手にできたのは、チームとのコミュニケーションが良く、状況の変化に対して適切なタイヤ判断ができたためだと語る。

    マックス・フェルスタッペンは、今季初のウエットレースとなり、4回のセーフティカーが入った大波乱のレースでウエットとドライタイヤを定期的に交換する5回のピットストップ戦略で勝利。レッドブルとホンダF1に今季2勝目をもたらした。

    マックス・フェルスタッペンの勝利は、インターミディエイトからミディアムに交換して最終セクターでスッピンした際に離れていったかに見えたが、直後のインターミディエイトタイヤへの交換でメルセデスの2台の前に出ることに成功。他のライバルの多くがクラッシュするなか、その後のレース後半を支配し、自身7勝目を手に入れた。

    「とてもトリッキーだった。僕たちはかなり集中していなければならなかったし、ミスをする余裕はなかった。レースを終えた今だからこそ、観客のための360度スピンをしたと言えるけど、トリッキーだったし、ミディアムタイヤはとてもグリップが低かった」

    「今日は僕とチームの間のコミュニケーションがとても重要だったし、僕たちは正しい判断がでいたと思っている。それが僕たちに勝利をもたした」

    「メルセデス勢の前に出てからは本当にペースがあった。最初の数周はバルテリ(ボッタス)の後ろで汚れた空気のなかで身動きが取れなかったからね」

    「前に出た後は、基本的にタイヤをもう少しセーブすることができたし、基本的にもう少しコントロールしやすくなった」

    ウエットコンディションで定評のあるマックス・フェルスタッペンは「子供の頃からウエットでたくさん練習してきたし、父と一緒に何時間も取り組んできた。彼もウエットではかなりまともだったと思う」とコメント。

    「彼は僕に正しいコツを教えてくれたし、ただウエットで運転するだけでなく、運転中に決断をして、周りで何が起こっているかに注意を払うことも教えてくれた」

    「もちろん、人生、そして、F1での経験もある。90回を超えるレースをすれば、すでに多くの経験を積んでいるし、それを土台として、より優れた決断ができるようになると思う」

  • ダニール・クビアト 「今年F1に復帰することを不安に感じていた」

    ダニール・クビアト 「今年F1に復帰することを不安に感じていた」

    ダニール・クビアトは、今年トロロッソ・ホンダでF1復帰することを不安に感じていたと明かす。

    2017年でトロロッソのF1シートを失い、レッドブルからも解雇されたダニール・クビアトだが、今年、再びトロロッソでF1復帰。F1ドイツGPでは3位表彰台を獲得し、トロロッソに11年ぶりとなる2度目の表彰台をもたらした。

    復帰後は一貫性のあるパフォーマンスを復帰しているダニール・クビアトだが、F1に復帰することを不安に感じていたと認める。だが、プレシーズンテストをスムーズに過ごせたことで、過去を忘れ去ることができ、F1カーを走らせることに再び“喜び”を感じられるようになったと語る。

    「アブダビテストの前は少し不安だったと言っても過言ではない」とダニール・クビアトはコメント。

    「長い間F1カー、F1、そして、トラックアクションから離れていた。こう言い換えてみよう。そこに至るまでの数日は簡単ではなかったけど、別の意味でとても幸せな日々だった」

    「しばらく離れたあと、状況がどのように進んでいるかにも疑問符があった。全体的にはドライビングに関してだ。でも、5周以内に普通に戻れたし、フランツ(トスト/チーム代表)が言っていたように、離れていたような気がしなかった」

    ダニール・クビアトは、昨年フェラーリのシミュレータードライバーの役割がどのような恩恵をもたらしたか、それが今シーズンのパフォーマンスにどう反映されているかについて語った。

    「最後にここにいたときとは違っていると思う。今年、状況をまとめ、物事を熟考し、ドライバーとして良くなるためにも良かったと思う」

    「全体的な仕事、ドライビングに対するアプロートの変化もコース上に現れていると思う」

    18か月前に解雇を告げられたチームに復帰することをどう思ったかと質問されたダニール・クビアトは、F1グリッドに戻ることを熱望していたため、ノーというのは不可能だったと語る。

    「通常、夏の期間に将来のプランについて話し合いを進めるけど、最初のリアルな提案がヘルムート(マルコ)から非常に直接的にあった」とダニール・クビアトは語る。

    「二度考えることはなかった。僕は戻りたいと思っていたし、トロロッソとともにやるべきことはたくさんあった。2017年を通してレースをしたいという気持ちは大きくなっていた」

    「今は通常の状態にかなり戻っていると言える。今は本当にそこに入っているし、クルマに乗るたびに全てのプロセスを本当に楽しんでいる。それは喜びだ」

  • マックス・フェルスタッペン、今季2勝目でレッドブル離脱はトーンダウン

    マックス・フェルスタッペン、今季2勝目でレッドブル離脱はトーンダウン

    マックス・フェルスタッペンが今季2勝目を挙げたことで、レッドブルを離脱するというストーリーはトーンダウンしている。

    マックス・フェルスタッペンとレッドブル・ホンダは、雨で大波乱となったF1ドイツGPで今季2勝目を挙げた。過去3戦で2勝を挙げたことでレッドブル・ホンダの勢いは明らかに上昇している。

    2019年のチャンピオンシップはメルセデスのルイス・ハミルトンの独走で終わるかと思われたが、F1ドイツGP終了時点でハミルトンとマックス・フェルスタッペンの差は63ポイント差まで縮まった。まだシーズンは前半戦が終わっただけだ。

    F1ドイツGPの優勝後、2019年のタイトルについて質問されたマックス・フェルスタッペンは「わからない。彼らはチャンピオンシップではるか先を進んでいる」とコメント。

    「ポイント差はまだ2勝以上だし、メルセデスはまだ優勢なチームだと思う。今日はとにかう非常にトリッキーだった。そうだね、彼らの日ではなかった」

    だが、マックス・フェルスタッペンのマネジメント人はタイトルの可能性を完全には除外していない。

    マックス・フェルスタッペンのマネージャーを務めるレイモンド・フェルミューレンは、レッドブル・ホンダの進歩を後押ししているのは、雨天やメルセデスのミスではないと語る。

    「我々はまだ小さなステップを重ねていく必要がある」とレイモンド・フェルミューレンは Formule 1 にコメント。

    「だが、シルバーストンを見れば、2位でフィニッシュできたはずだし、ポールポジションも可能だったかもしれない。我々は本当に大きく近づいていると思う」

    「メルセデスでさえ、ピットストップでパニックに陥ることがあることがわかった。だが、我々は全てがパーフェクトだったし、チームは素晴らしかった」

    マックス・フェルスタッペン陣営は、ほんの1ヶ月前にレッドブルとの契約には解除条項があることを明らかにし、2020年にレッドブルを去る可能性があることをほのめかしていた。

    しかし、そのストーリーはトーンダウンしている。

    「それがどういうものかはわかっていると思う。このビジネスはパフォーマンスと同義であるため、誰もがパフォーマンス条項を有している。誰もが高いレベルにいたいと思っている」

    「我々はずっと『ここに非常に満足しているが、勝ちたい』と言ってきた。今、我々は勝っている」

    2019年シーズンは残り10戦あるが、レッドブルとホンダは開発の手を緩めることはない。

    「我々はレッドブルでまだ何が進行しているかをわかっているし、ホンダで何が進行しているかをわかっている。かなりの自信をもってシーズン後半にアプローチしている」

    「我々は非常に強力な後半戦を戦えると本気で思っている」

  • ホンダF1、1992年以来のダブル表彰台という偉業を達成 / F1ドイツGP

    ホンダF1、1992年以来のダブル表彰台という偉業を達成 / F1ドイツGP

    F1ドイツGPの決勝は、レッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンが優勝、トロロッソ・ホンダのダニール・クビアトが3位表彰台を果たし、表彰台を2台のホンダのF1パワーユニット(PU)搭載のマシンが飾るというすばらしい結果の歴史的な一戦となった。

    雨で迎えた日曜の決勝レースはコンディション確認のため3周のフォーメーションラップから始まったが、その後周回数を減らし、レースはスタンディングスタートが切られることとなった。

    レッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンとピエール・ガスリーはスタートで出遅れ、ポジションを落としてしたが、マックス・フェルスタッペンはすぐに3番手までポジションアップ。ピエール・ガスリーは早めのピットストップでさらにポジションを落としてしたが、懸命に追い上げを開始した。

    アレクサンダー・アルボンは16番手からスタートだったにも関わらず8番手までポジションアップし、初めてとなったウエットコンディションのF1でも力強さを見せた。

    コンディションが変わり、ピットストップが必要な状況になると、25周目のセーフティカーのタイミングでマックス・フェルスタッペンはミディアムタイヤに履き替える。しかしその後再度雨が降り始めると、チームは早めにインターミディエイトタイヤに再度変更する判断を下す。タイミングのいいピットストップのおかげで、マックス・フェルスタッペンはトップに立つことになった。

    その後もマックス・フェルスタッペンはピットインを繰り返し、全部で5回のピットストップを実施。チームは確実にピット作業を行い、マックス・フェルスタッペンも多くのドライバーたちがミスをおかす中で、冷静さを保ちレースに集中し、ここ3大会で2度目の優勝へとチームを導いた。

    3度目のセーフティカー中、残り20周となった時、トロロッソ・ホンダが思いきった作戦に出る。ダニール・クビアトが他チームに先駆けてスリックタイヤに変更。結果的に他のチームよりも1周早いタイミングでの判断をしたおかげで3番手に浮上し、その後ランス・ストロール(レーシングポイント)をオーバーテイクして、2番手にまでポジションアップを果たした。

    レースを通して両チームの作戦と判断はすばらしく、レース終盤ではホンダ PU搭載の4台すべてのマシンがトップ7以内を走行していた。しかしレース残り5周で再開した最後のセーフティカーの後、アレクサンダー・アルボンとピエール・ガスリーが6番手争いで接触し、マシンにダメージを負ったピエール・ガスリーは惜しくもリタイアとなった。

    また、セーフティカーにより各マシンの差が縮まり接近戦となったため、ダニール・クビアトはセバスチャン・ベッテル(フェラーリ)にオーバーテイクされるが、3位表彰台を獲得。トロロッソとしては2008年以来の表彰台、そしてホンダとしては1992年以来のダブル表彰台という偉業を達成することとなった。

    田辺豊治 (ホンダF1 テクニカルディレクター)
    「フェルスタッペン選手が今季2勝目、クビアト選手が3位表彰台獲得と、すばらしいレース結果になりました。レースはウエットとドライが入り混じる難しいコンディションにより大荒れの展開となりました。そんな中、両ドライバーのすばらしいドライビング、非常に的確なチームのストラテジー、それに幾度にも渡ったピット作業を迅速かつ確実に成し遂げたピットクルーの仕事により、見事ダブル表彰台を獲得することができました。両チームのすばらしい仕事に、感謝しています。前回のオーストリアでのAston Martin Red Bull Racingの表彰台に続き、今回はRed Bull Toro Rosso Hondaとも一緒にポディウムに登ることができました。Toro Rossoと昨年ゼロから一緒にプロジェクトをスタートしてきた歴史を思うと、Hondaにとっても本当にうれしい表彰台になりました。Scuderia Toro Rossoのメンバー全員に、心からおめでとうの言葉を送ります。今日はこの特別な一日を、両チームと一緒に祝おうと思います。そして明日からはまた、来週末にやってくるハンガリーGPに向けた準備を進めます」

    本橋正充 (ホンダF1 チーフエンジニア/トロロッソ 担当)
    「いままでToro Rossoと一緒にたくさん苦労してきましたし、格別な想いです。ここのところ調子があまりあがらなかった中で、今日も本当に難しいレースになりました。そんな中で、すべてがうまく噛み合ったと思います。昨年も4位入賞はあったのですが、いつもあと一歩のところでうまくいかないレースも多かったです。そんな中、今日は本当に『やりきった』と言う手応えを感じられた、忘れられないレースに成りました。チーム、ドライバー、そしてすべてのHonda F1のメンバーの努力に感謝しています。そしてここまで応援してくれた皆さん、本当にありがとうございます」

    フランツ・トスト (トロロッソ代表)
    「今日のレースは、とてもエキサイティングなFormula1の一戦となりました。フェルスタッペン選手、優勝おめでとう!そしてHondaにとって、このPU時代の競争の中での2勝目は、たいへんすばらしい結果です! そして、ダニール・クビアト選手には誰よりも大きな『おめでとう』を言いたいです。彼の3位表彰台は成るべくして成した結果だったと思います。 今日のような難しいコンディションの中、彼は数々の巧みなオーバーテイクを見せ、最後の最後までミスなくレースに集中していました。雨は我々の味方となってくれたようです。雨の神に感謝しなくてはなりません。ダニールのタイヤ交換のためのピットインのタイミングは早くリスクがありましたが、結果的に表彰台獲得という結果につなげることができました。そのようなすばらしい作戦を立てたチームには賞賛の言葉を送りたいです。エンジニアたちがセットアップですばらしい仕事をしてくれたおかげで、今日は最高のマシンでレースができました。そしてアルボン選手の今日のレースで見せたパフォーマンスにも、とても満足しています。このように目まぐるしく変化するコンディションの中、F1マシンで走行することは、彼にとって初めての経験だったにも関わらず、6位でレースを終えるのには重要であったし、タイヤマネージメントもしっかりコントロールできていたと思います。Toro Rossoのチームのみんなに、今日のすばらしいレースに貢献してくれたことに感謝します。次戦のブダペストでのレースでは過去にもいい結果を残しています。またすばらしいレースができるのを楽しみにしています」

    クリスチャン・ホーナー (レッドブル・レーシング代表)
    「今日のマックスとチームのパフォーマンスは信じられないほどで、5回のピットストップを経ての優勝になりました。マックスはこの難しいコンディションでも集中して、すばらしいペースを発揮して勝利をつかみ取りました。Hondaにとってはダブル表彰台という最高の結果になりましたし、Toro Rossoと、昨日父親になったばかりのダニール・クビアトにも心からおめでとうと言いたいです。今日はピットクルーもすばらしい仕事をしてくれたので、それに報いるためにも、我々のチーフメカニックであるフィル・ターナーに表彰台でコンストラクターズトロフィーを受け取ってもらいました。ピエールについては、いい展開が訪れた時間帯もありましたし、トップ5以内でフィニッシュも可能だっただけに残念です。アルボンとの接触は私も目にしましたが、幸いにも両者にケガはありませんでしたし、ピエールもここからばん回してくれるでしょう」

    マックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ/優勝)
    「このようなレースで優勝できて最高ですし、Hondaとともに今季2勝目を挙げられたのもすばらしいことです。スタートで何が起きたのか自分でもよく分かっていませんが、右側のグリッドにいたマシンはみんなグリップが低かったように思います。クラッチをつないだときにはひどいスタートになっていましたが、冷静にメルセデスの後ろにつけました。気流が乱れ、路面が乾いてタイヤにも厳しくなっていたので、パスするのはたいへんでした。そこからは、戦略の判断がすべて当たりました。スリックタイヤに変えたときには360度回るスピンを喫してしまいましたが、幸いにも走行を続けることができました。再びインターミディエイトを履いてからはレースをリードしてペースをコントロールすることができましたし、マシンのペースを十二分に発揮しました。先頭に立ってからはなるべくリスクを避けたのですが、全体的な感触もよくなっていました。とても難しいコンディションで、サバイバルレースになりましたし、変化する状況への対処は簡単ではありませんでした。チームの判断はすべて正しく、他チームの状況やセクタータイムを注視しながら適切な情報を与えてくれました。最高のチームですし、みんなが連携していい仕事をしてくれました。僕にとってはこれまでで最も難しいレースの一つで、そこでトップに立てたのは最高の気分です。ウエットでのドライビングを楽しみましたが、それはマシンがよかったからこそだと思います。自分の腕とマシンの両方が力を発揮できてのこの結果に、とても満足しています。(母国オランダのカラーである)オレンジを身につけたファンがたくさん来てくれましたし、首位に立ってその光景を目にするのはすばらしかったです。チームのみんなに感謝しています。たいへんだったけど、最高の決勝日になりました」

    ダニール・クビアト(トロロッソ・ホンダ/3位)
    「F1での2度目のチャンスとなる今シーズン、こうして表彰台にまた戻って来ることができて最高の気分です。再び表彰台に上ることは難しいのではないのかと思っていたので、信じられないぐらいうれしいです。今はいろいろな感情が高ぶって、少し落ち着く時間が必要かもしれないですね。Toro Rossoにとってベッテル選手がモンツァ(2008年イタリアGP)で優勝して以来の表彰台という、すばらしい結果になりました。そんな記念すべき日に貢献することができ、とても幸せです。チームのみんな、一人一人のおかげです、本当にありがとう。ここのところ、自分のキャリアの中でもっとも良い状態だと感じていました。今シーズンは自分自身でも成長し、冷静に考えることを覚え、上位争いができる準備は整っていると感じていたので、今日のこの結果で自分自身に、そして周りの支えてくれた人たちに証明することができました。この結果を一度とは言わず、また何度も繰り返せるようにしていきたいです。今日のようなレースは簡単なものではなく、あのタイミングでのピットインの判断はとても難しいものでした。チームと僕にとってともに勝つも負けるも半々の確率でしたが、今日は共に表彰台を勝ち取ることができたすばらしい結果になりました」

    アレクサンダー・アルボン(トロロッソ・ホンダ/6位)
    「いいレースになりました!このサーキットでのウエットコンディションでマシンがどう反応するか確かではなかったので、スタートは少し慎重になりました。F1で初めてこのようなコンディションで走行しましたが、満足のいくパフォーマンスを見せることができたと思っています。レースペースもよく、すこし運もありましたし、最初のピットストップのタイミングの判断も正しい時を見定められました。4番手を走行していた時は「さあ、行くぞ!」ととても興奮しました。残念ながらウエットタイヤからドライタイヤに替えるための2回目のピットストップはタイミングを逃し、ダニール(クビアト選手)の一周後に入ることになり、その間に4台に抜かれてしまいました。途中まで4番手で走行できていたからか、6位という結果が残念に感じてしまうのは可笑しいかもしれませんね。あの厳しい予選から決勝にはここまで持ち直してくれた、チームのすばらしい働きに感謝しています」

    ピエール・ガスリー(レッドブル・ホンダ/リタイア)
    「常識では考えられないようなレースでした。雨やクラッシュ、それにともなうセーフティカーとピットストップによって、まるで運試しのような戦いになりました。自分にも多くのチャンスがあっただけに、それをつかめずリタイアに終わったのはとても残念です。レース終盤、僕はアレックス(アルボン)と数周にわたって争っていましたが、接触してフロントウイングが外れ、それによってパンクしたためにマシンを止めざるを得ませんでした。言うべき言葉が見つかりませんが、こういうレースでポイントを獲得できなかったのは悔しく感じています。スタートでは、ホイールスピンを喫してスピードを上げられず、ターン1にかけてポジションをかなり落としたことで追い上げがたいへんでした。今日のようなコンディションでは、いつピットインするのか、もしくはしないのかという判断に運が絡むものです。ただ、ペースはよかったので、次戦のハンガリーに向けてプッシュし続けていきます。チームとHondaにとっては、今日のマックスの勝利によって多くのポイントを稼げてすばらしい結果になったと思います」

  • ヘルムート・マルコ、マックス・フェルスタッペンとホンダF1を大絶賛

    ヘルムート・マルコ、マックス・フェルスタッペンとホンダF1を大絶賛

    レッドブルのモータースポーツアドバイザーを務めるヘルムート・マルコは、F1ドイツGPで2勝目を挙げたマックス・フェルスタッペンとエンジンパートナーのホンダについて“フェルスタッペンとホンダによるマスタークラス”だと大絶賛した。

    ヘルムート・マルコは、今シーズン開幕前にレッドブルとホンダは2019年に少なくとも5勝を挙げると発言。当時は無謀な公約だと考えられたが、過去3戦でレッドブル・ホンダは2勝を挙げる勢いをみせている。

    「この勝利はマックスとエンジンによるマスタークラスだ」とヘルムート・マルコは ORF にコメント。

    「今日では、タイヤとピットストップの選択が非常に重要だった。どちらも我々にとって非常に良い結果が得られた。我々の人々はここでセンセーショナルな仕事をした」

    唯一、ミディアムタイヤを装着した際にはスピンを喫するなど苦しんだマックス・フェルスタッペンだったが、その後はレースを完全にコントールした。

    「あのスピンを除けば、マックスは完璧な走りをした」

  • マックス・フェルスタッペン 「ホンダF1との今季2勝目は素晴らしい結果」

    マックス・フェルスタッペン 「ホンダF1との今季2勝目は素晴らしい結果」

    レッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンは、大波乱のレースとなったF1ドイツGPの決勝レースで見事優勝を果たした。

    スタートで出遅れ、ポジションを落としてしたマックス・フェルスタッペンだったが、すぐに3番手までポジションアップ。コンディションが変わり、ピットストップが必要な状況になると、25周目のセーフティカーのタイミングでミディアムタイヤに履き替える。

    しかし、その後再度雨が降り始めると、チームは早めにインターミディエイトタイヤに再度変更する判断を下す。タイミングのいいピットストップのおかげで、マックス・フェルスタッペンはトップに立つことになった。

    その後もマックス・フェルスタッペンはピットインを繰り返し、全部で5回のピットストップを実施。チームは確実にピット作業を行い、フェルスタッペンも多くのドライバーたちがミスをおかす中で、冷静さを保ちレースに集中し、ここ3大会で2度目の優勝へとチームを導いた。

    「このようなレースで優勝できて最高だし、ホンダF1とともに今季2勝目を挙げられたのもすばらしいことだ」とマックス・フェルスタッペンはコメント。

    「スタートで何が起きたのか自分でもよく分かっていないが、右側のグリッドにいたマシンはみんなグリップが低かったように思う。クラッチをつないだときにはひどいスタートになっていたが、冷静にメルセデスの後ろにつけた。気流が乱れ、路面が乾いてタイヤにも厳しくなっていたので、パスするのはたいへんだった」

    「そこからは、戦略の判断がすべて当たった。スリックタイヤに変えたときには360度回るスピンを喫してしまったが、幸いにも走行を続けることができた。再びインターミディエイトを履いてからはレースをリードしてペースをコントロールすることができたし、マシンのペースを十二分に発揮した。先頭に立ってからはなるべくリスクを避けたが、全体的な感触もよくなっていた。とても難しいコンディションで、サバイバルレースになったし、変化する状況への対処は簡単ではなかった」

    「チームの判断はすべて正しく、他チームの状況やセクタータイムを注視しながら適切な情報を与えてくれた。最高のチームだし、みんなが連携していい仕事をしてくれた。僕にとってはこれまでで最も難しいレースの一つで、そこでトップに立てたのは最高の気分だ。ウエットでのドライビングを楽しんだが、それはマシンがよかったからこそだと思う。自分の腕とマシンの両方が力を発揮できてのこの結果に、とても満足している」

    「(母国オランダのカラーである)オレンジを身につけたファンがたくさん来てくれたし、首位に立ってその光景を目にするのはすばらしかった。チームのみんなに感謝している。たいへんだったけど、最高の決勝日になった」