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  • トロ・ロッソ、ホンダとの契約に向けてマクラーレンにギアボックスを打診

    トロ・ロッソ、ホンダとの契約に向けてマクラーレンにギアボックスを打診

    マクラーレンは、トロ・ロッソが2018年にホンダのF1エンジンを搭載した場合にギアボックスを供給できるかどうかについてレッドブルから打診されていることが明らかになった。

    トロ・ロッソとホンダは、非公式で2018年のF1エンジン契約について交渉を行ってきたが、夏休み中に交渉は決裂したと報じられている。

    マクラーレンは、ホンダが追加でカスタマーチームにエンジンを供給することに対して拒否権を持っているが、すでに破綻となったものの、ザウバーへの供給を承認していた。

    トロ・ロッソとホンダの契約について質問されたマクラーレンのエグゼクティブディレクターを務めるザク・ブラウンは、交渉について“公式”なコメントをするつもりはないが、レッドブルからギアボックス供給について打診があったことを明かした。

    「我々はザウバーとの契約を祝福していたし、正式な打診があり、ギアボックスに取り組み始めていた」とザク・ブラウンはコメント。

    「ホンダとトロ・ロッソとの交渉に関して、我々が行った会話について明らかにするのは適切ではないと思う。私が言いたいのは、我々はホンダがトロ・ロッソと関係を持つことを非常に支持しているということだ」

    「クリスチャン(ホーナー)から、要求した場合、我々がギアボックスを手助けする立場にあるかどうかという打診はあった」

    ザク・ブラウンは、F1ベルギーGPの金曜記者会見に、ホンダのF1プロジェクト総責任者を務める長谷川祐介、トロ・ロッソのチーム代表フランツ・トストと並んで出席した。

    長谷川祐介は、トロ・ロッソとの交渉について、ホンダは“公式な議論はしていないので、マクラーレンにトロ・ロッソと議論を開始することは求めてはいない”と語った。

    また、トロ・ロッソはルノーのエンジンを継続するのかと質問されたフランツ・トストは“ホンダとトロ・ロッソとの間で公式な交渉はなされていない”という点を強調した。

  • ストフェル・バンドーン、65グリッドにペナルティが増加 / F1ベルギーGP

    ストフェル・バンドーン、65グリッドにペナルティが増加 / F1ベルギーGP

    マクラーレン・ホンダは、ストフェル・バンドーンのパワーユニットをパーツをさらに交換することを余儀なくされ、さらに25グリッドの降格ペナルティが追加されることを明らかにした。

    母国グランプリとなるストフェル・バンドーンは、週末に先駆けてパワーユニットの6つのエレメントを交換。金曜日にはさらにギアボックスも交換し、40グリッド降格ペナルティを科せられ、最後尾からのスタートがほぼ確定していた。

    だが、その後マクラーレン・ホンダは信頼性の疑いが出たため、再びパワーユニットのコンポーネント交換を余儀なくされ、ストフェル・バンドーンは65グリッド降格ペナルティを科せられることになった。

    ストフェル・バンドーンは金曜日は“スペック3.6”と呼ばれるパワーユニットを走らせていたが、アロンソと同じ“スペック3.5”に変更している。

    今年、ホンダのF1パワーユニットは多数の信頼性問題に見舞われており、ストフェル・バンドーンは第12戦のこの段階ですでに9基目のターボチャージャーとMGU-Hを使用している。

  • マクラーレン・ホンダ:F1ベルギーGP 金曜フリー走行レポート

    マクラーレン・ホンダ:F1ベルギーGP 金曜フリー走行レポート

    マクラーレン・ホンダは、F1ベルギーGPの金曜フリー走行で フェルナンド・アロンソが11番手タイム、ストフェル・バンドーンが14番手タイムだった。

    初日のフリー走行は、マクラーレン・ホンダにとって比較的スムーズなセッションとなった。どちらのガレージも、空力評価および土日用のさまざまなセットアップとバランス設定に関わる作業を両セッションで実施した。

    FP1では、DRS(ドラッグリダクションシステム)に不具合が発生し、それによって短い中断が2回発生。その後、赤旗による短い中断があったが、走行の合間には複数のセットアップ変更を行った。両ドライバーは、予選と決勝に向けた準備として多くの周回を重ね、今週末に母国グランプリを迎えるストフェル・バンドーンは10番手、フェルナンド・アロンソは13番手でセッションを終了した。

    FP2では、さらなる空力の評価とハンドリングの調整を行いながら、実りの多いかたちでセッションを消化した。ただ、FP2終了から20分前に、典型的なスパのスタイルで天気が急変。大雨でコースはすぐに水浸しになり、ウエットタイヤでも走行できない状態になった。その結果、コース上で不必要なリスクを負わないためにも、チームは両ドライバーの走行を予定より早く終了することにした。フェルナンド・アロンソは同セッションで11番手となり、ストフェル・バンドーンは14番手で本日のフリー走行を終了した。

    フェルナンド・アロンソ (11番手)

    「スパは、おそらく世界で一番のサーキットであり、ここで走るラップは、どれも魔法のようだ。ただ、我々のマシンはストレートではかなりスピードを失い、コーナーではスピードが増す傾向なので、ここでは難しい週末となる。今日はすばらしいとは言えない一日だった。特にFP1では、いくつかの問題が発生した。一方、FP2はいつも通りのセッションで、最終的にはマシンをまずまずの状態に仕立て上げることができた。今夜エンジニアとマシンをさらに準備し、明日に向けてラップタイムを0.2~0.3秒詰められるようにしていく。雨が降り出した際には、土日に再度雨が降った場合に備えてマシンの動きを確認するために、ウエットコンディションのなかコースに出たが、あれほどの雨になるとは思っておらず、マシンを無事ガレージに戻すために、すぐにピットに向かった。ポイントを狙うには、すべてを完ぺきに実施しなければならない。そのためには、いい予選を行い 、決勝では好スタートを切り、いい戦略を適用するとともに、集中する必要がある。容易ではないが、天気が手助けとなるかもしれない。ドライとウエットが入り混じったコンディションになれば、理想的だ」

    ストフェル・バンドーン (14番手)

    「今日はマシンにかなりポジティブな感触があったし、ハンドリングは比較的いいように思った。今週末のレースでは、最後尾からのスタートになることがわかっているので、今日は通常の金曜日とは少し異なる走行プログラムを実施した。レース用にマシンをセットアップするために、燃料を多く積んだ状態での走行をいつもより重点的に行った。今週末は主にレースに焦点を当てており、決勝では変わりやすい天候を味方につけて、なんとかいい結果を出せるようにしたいと思う。ペナルティーによって、僕のモチベーションが下がることは決してない。スパでペナルティーを受けることは残念だが、それが現実だ。シーズン開幕当初に数々の問題を抱えていたことを考えると、ペナルティーは致し方ないものだと思う。だから、こうなることはわかっていた。僕たちは今後を見据える必要があり、今回ペナルティーを受けることで、他のグランプリではそれが手助けになることを願っている。残りのシーズンについては、自信を持っています。いつもながら、自分たちのマシンに適したサーキットもあれば、そうではないサーキットもある。それでもポイント獲得につながるチャンスがあれば、それをうまく活かしていくつもりだ」

    エリック・ブーリエ (マクラーレン・ホンダ レーシングディレクター)

    「雨による中断を挟んだものの、今日は比較的収穫の多い一日だった。また、空力やハンドリングといった有意義な車体側の評価を多数実施することができた。スパはマシンにとっては厳しいサーキットなので、できる限り準備した状態で土日に臨みたいと考えている。今日は両セッションで、信頼性の問題もなく走行し、明日の非常に重要な予選に向けて有効な情報を入手することができた。フェルナンドに関しては、ペナルティーを受けることはない。なので、日曜日に着実な結果を出すには、明日の予選でいいグリッドポジションを獲得することが重要だ。一方、ストフェルについては、残念ながら決勝を最後尾からスタートすることになるが、それでも彼の母国グランプリのためにできる限りベストなレーシングカーを提供することに焦点を当てている。ストフェルは今日、母国の観衆の前で着実なパフォーマンスを披露していたと思う。ご存知のとおり、ここスパはいつも変わりやすい天候で、コンディションが急速に変化することがある。我々はあらゆる可能性に備えてセットアップを最適なものにするために準備をしている。土曜日に少し雨が降れば、予選ではポジションが大きく入れ替わる可能性もあるし、そうなれば日曜日にはどんなことも起こり得ると思っている」

    長谷川祐介 (ホンダF1プロジェクト総責任者)

    「今日は両方のマシンともに、アップデートしたPUを搭載しFP1とFP2を走行しましたが、FP2の終盤を除くほとんどのセッションをドライコンディションで走行し、特に大きな問題を抱えることなく一日を終了できました。パフォーマンスの面で一定の進歩を確認でき、前向きな一日になったと思います。ここスパは高速サーキットということで、事前から楽な週末にはならないと思っていた中で、まだ金曜とは言え、10番手前後のポジションでセッションを終えられたこともよかったと思います。ストフェルについては、F1での初めてホームレースでペナルティーを受けざるを得ないことをとても残念に思いますが、できる限り早いタイミングでアップデートを入れるために、チームとして決断をしました。そしてそのような状況でも、ここ数戦と同様、今日も彼はいい走りを みせてくました。フェルナンドもFP2ではタイムを上げてきましたし、両ドライバーともに明日の予選を悪くないかたちで迎えられます。スパは天候が荒れることでよく知られていますし、タフな状況の中でも両ドライバーがポイント獲得できるよう、予選に向けてさらにセッティングを煮詰めていきたいと思います」

    関連:
    ・F1ベルギーGP フリー走行2回目:ルイス・ハミルトンが最速タイム
    ・F1ベルギーGP フリー走行1回目:キミ・ライコネンが最速タイム

  • ホンダF1 「アップデートしたPUで一定の進歩を確認できた」

    ホンダF1 「アップデートしたPUで一定の進歩を確認できた」

    ホンダのF1プロジェクト総責任者を務める長谷川祐介が、マクラーレン・ホンダのF1ベルギーGP初日のフリー走行を振り返った。

    ホンダは、F1ベルギーGPにアップデート版パワーユニットを持ち込んでおり、ストフェル・バンドーンが“スペック3.6”、フェルナンド・アロンソが“スペック3.5”と呼ばれるバージョンを搭載している。

    「今日は両方のマシンともに、アップデートしたPUを搭載しFP1とFP2を走行しましたが、FP2の終盤を除くほとんどのセッションをドライコンディションで走行し、特に大きな問題を抱えることなく一日を終了できました」

    「パフォーマンスの面で一定の進歩を確認でき、前向きな一日になったと思います。ここスパは高速サーキットということで、事前から楽な週末にはならないと思っていた中で、まだ金曜とは言え、10番手前後のポジションでセッションを終えられたこともよかったと思います」

    「ストフェルについては、F1での初めてホームレースでペナルティーを受けざるを得ないことをとても残念に思いますが、できる限り早いタイミングでアップデートを入れるために、チームとして決断をしました。そしてそのような状況でも、ここ数戦と同様、今日も彼はいい走りを みせてくました」

    「フェルナンドもFP2ではタイムを上げてきましたし、両ドライバーともに明日の予選を悪くないかたちで迎えられます」

    「スパは天候が荒れることでよく知られていますし、タフな状況の中でも両ドライバーがポイント獲得できるよう、予選に向けてさらにセッティングを煮詰めていきたいと思います」

    マクラーレンのレーシングディレクターを務めるエリック・ブーリエは「雨による中断を挟んだものの、今日は比較的収穫の多い一日だった」とコメント。

    「また、空力やハンドリングといった有意義な車体側の評価を多数実施することができた。スパはマシンにとっては厳しいサーキットなので、できる限り準備した状態で土日に臨みたいと考えている」

    「今日は両セッションで、信頼性の問題もなく走行し、明日の非常に重要な予選に向けて有効な情報を入手することができた。フェルナンドに関しては、ペナルティーを受けることはない。なので、日曜日に着実な結果を出すには、明日の予選でいいグリッドポジションを獲得することが重要だ」

    「一方、ストフェルについては、残念ながら決勝を最後尾からスタートすることになるが、それでも彼の母国グランプリのためにできる限りベストなレーシングカーを提供することに焦点を当てている。ストフェルは今日、母国の観衆の前で着実なパフォーマンスを披露していたと思う」

    「ご存知のとおり、ここスパはいつも変わりやすい天候で、コンディションが急速に変化することがある。我々はあらゆる可能性に備えてセットアップを最適なものにするために準備をしている。土曜日に少し雨が降れば、予選ではポジションが大きく入れ替わる可能性もあるし、そうなれば日曜日にはどんなことも起こり得ると思っている」

    関連:
    ・F1ベルギーGP フリー走行2回目:ルイス・ハミルトンが最速タイム
    ・F1ベルギーGP フリー走行1回目:キミ・ライコネンが最速タイム

  • ホンダ、F1ベルギーGPに“スペック3.6”パワーユニットを投入

    ホンダ、F1ベルギーGPに“スペック3.6”パワーユニットを投入

    ホンダは、F1ベルギーGPに2台揃ってアップグレード版エンジンを投入。マクラーレン・ホンダは、ストフェル・バンドーンが“スペック3.6”、フェルナンド・アロンソが“スペック3.5”と呼ばれるパワーユニットを走らせる。

    ホンダは、F1アゼルバイジャンGPで“スペック3”パワーユニットを導入。その後もパフォーマンス改善のための開発は続けられており、同じスペック3でも改良版が存在する。

    ホンダは、F1ベルギーGPで2台にスペック3の改良版を持ち込んでおり、このアップデートでホンダは多少のパワー向上を期待している。

    フェルナンド・アロンソに関しては、すでに前回のパワーユニット交換でアップグレードを投入しているため、“スペック3.5”にアップデートする際に完全に新しいコンポーネントを入れることなく新パーツが導入でき、グリッドペナルティは科されないという。

    だが、ストフェル・バンドーンに関しては、エンジンが交換のタイミングを迎えており、マクラーレン・ホンダはこの機会にパワーユニットの6つのエレメントをすべて交換することに決定。これにより、ストフェルン・バンドーンは信頼性を強化する細かいアップデートも追加された“スペック3.6”のコンポーネントを使用できるが、35グリッド降格のペナルティを科される。

    ホンダのF1プロジェクト総責任者を務める長谷川祐介は「今週末、フェルナンドとストフェルは二人ともアップグレードされたパワーユニットを走らせることになります」とコメント。

    「残念ながら、ストフェルはホームグランプリでグリッドペナルティを受けることになってしまいますが、我々としては、アップデートの準備ができ次第導入することが重要だと思っています」

    「これだけ早くこの次のステップを導入できたのはポジティブなことですし、残りのシーズンでもアップデートの導入を続けていきます」

    今年、完全に新しいコンセプトのパワーユニットを導入したホンダは、パフォーマンスと信頼性に苦しんできたが、F1ハンガリーGPで今シーズン初めて2台揃って入賞を果たしており、コンストラクターズ選手権で最下位を脱している。

    夏休み前、ホンダはシーズン終了までに数回のアップデートを計画していると語っており、“スペック4”と呼ばれる新たなアップデートがシーズン後半のどこかのタイミングで投入されるとみられている。

    また、ホンダは、今年のパワーユニットが2018年のベースになると述べており、2018年も現在のコンセプトを発展させていくとしている。

    ストフェル・バンドーンは、今回のエレメント交換でICE(内燃エンジン)とMGU-Kが5基目、MGU-Hとターボチャージャーが8基目、エネルギーストアとコントロールエレクトロニクスが6基目となる。

    関連:2017 F1ベルギーGP テレビ放送時間&タイムスケジュール

  • フェルナンド・アロンソ 「ホンダが勝てるエンジンを供給できるかは不明」

    フェルナンド・アロンソ 「ホンダが勝てるエンジンを供給できるかは不明」

    フェルナンド・アロンソは、ホンダが問題を解決するため懸命に取り組んでいるのは疑いのないことだとしつつも、来シーズンが始まるまでに勝てるエンジンを供給できるかどうかを予想するのは難しいと語った。

    今年でマクラーレン・ホンダでの3シーズン目を迎えているフェルナンド・アロンソだが、ホンダのF1エンジンは上位を争うパフォーマンスは発揮できておらず、シーズン前半を終えてアロンソはまだ10ポイントしか獲得できていない。

    フェルナンド・アロンソとマクラーレンの契約は今シーズン末で期限を迎え、アロンソは来月にも今後について決断を下すとされている。

    今もホンダのプロジェクトを信頼しているかと質問されたフェルナンド・アロンソは「そこはみんなに示してきたはずだ」とベルギーでコメント。

    「心から信頼しているし、難しい状況でも3年ここにいる。初年度は問題が多くて本当に難しかったけど、2年目は良い進歩を遂げられたと思っているし、大部分のレースを中団グループで戦っていたと思う」

    「今年もかなり難しい状況でスタートしたけど、今は再び中団グループにいると思う。どんなとき僕は常にこのプロジェクトを信じてきたし、常にポジティブに考えて、楽観的であろうとしている。チームと一緒に24時間、毎日、密接に頑張っている」

    「このプロジェクトに対する信頼度が高いことに驚かれることもある。ロズベルグはフェルナンドのようにはできないと言っていたし、ウェバーはどうしてフェルナンドは怒り狂わないんだと驚いていたよ」

    「僕は常に冷静だ。仕事に取り組んでいるし、みんなの仕事を信じている」

    「別に悪いことをと思ってしているわけではない。全員が100%を尽くしている。それができるときもあれば、できないときもある。特に短期的や中期的ではね。でも、僕はずっとチームを助けていくつもりだ」

    なぜ“怒り狂わない”のかと質問されたフェルナンド・アロンソは「そんなことをしても何も得しない。何のメリットもない」とコメント。

    「僕が爆発することでみんながもっと必死に頑張り、次のレースで1秒速くなるんだったらそうするつもりだ。でも、僕は精一杯の速さで走っている。みんなも力を限界まで出し尽くしているし、そこについては感謝しかない。ただ、もっと必要なだけだ」

    フェルナンド・アロンソのまだ今後についてははっきりしていないが、選択肢を「9月には考える」と明かしており、マクラーレンに残留するかどうかの鍵を握るのはパフォーマンスだと強調している。

    だが、フェルナンド・アロンソは、必要といているパフォーマンスをホンダが得られるかどうかを予想するにはまだ早いと述べた。

    「僕は専門家ではないし、彼らのようなアイデアもエンジンを開発する知識もない」とフェルナンド・アロンソはコメント。

    「僕にわかるのは、彼らがエンジンを改善しようと昼夜を問わず頑張っているということだけだ。ただ、6カ月後、7カ月後にどうなっているのか、どれくらい改善しているかを予想するのは難しい。彼らが最高の仕事を果たしてくれることは確信している。改善のために全力を尽くしてくれるはずだ」

  • ホンダ、F1イタリアGPで「RA300」の優勝50周年記念デモ走行を実施

    ホンダ、F1イタリアGPで「RA300」の優勝50周年記念デモ走行を実施

    ホンダは、「Honda RA300」の優勝50周年を記念して、当時と同じモンツァ・サーキットで開催される2017 F1イタリアGP決勝日にRA300のデモンストレーションランを実施することを発表。ドライバーは、ホンダの育成ドライバーでGP3に参戦中の福住 仁嶺が務める。

    また、F1イタリアGPの期間中、展示エリアにRA300のマシンを含む特別展示ブースを出展する。

    ホンダは1964年にF1参戦を開始。1967年イタリアGPにおいてデビューしたRA300は、今年の3月に逝去された故ジョン・サーティースのドライブで9番グリッドから決勝レースに臨み、ファイナルラップにトップに立ち2位を0.2秒差で振り切るという劇的な展開で、ホンダにF1での2勝目をもたらした。

    山本雅史 (本田技研工業株式会社 モータースポーツ部 部長)

    「RA300の勝利から50年という節目に、再び同じサーキットで同じマシンを走らせることができ、非常に嬉しく思っています。“何がなんでも勝つ”という強い想いから作られたこのマシンの走りと往年のV12エンジンが奏でるHondaサウンドを、ファンの皆様に楽しんで頂きたいと思います。また、この企画にご賛同・ご協力頂いたFIA、FOMに心から感謝いたします。」

    福住仁嶺

    「私にとって今回が初めてF1マシンをドライブする機会になります。その場所が50年前の勝利と同じイタリアのモンツァ・サーキットということでとても光栄に思っています。今後F1ドライバーとしてこのサーキットへ戻ってこられるように頑張っていきたいと思います。」

    <デモンストレーションラン>
    日時:2017年9月3日(日)現地時間12時10分~(日本時間19時10分~)
    場所:イタリア モンツァ・サーキット(1周5.793Km)
    ドライバー:福住 仁嶺選手(ふくずみ にれい、GP3ドライバー)

    <特別展示>

    日時:2017年9月1日(金)~9月3日(日)
    場所:イタリア モンツァ・サーキット内 F1ファンゾーンエリア

    <Honda RA300>
    デビュー:1967年イタリアGP
    エンジン:Honda RA273E 水冷90°V型12気筒NA
    排気量:2,992cc
    出力:420hp以上/11,500rpm

  • マクラーレン・ホンダ:2017 F1 第12戦 ベルギーGP プレビュー

    マクラーレン・ホンダ:2017 F1 第12戦 ベルギーGP プレビュー

    マクラーレン・ホンダは、F1 第12戦 ベルギーGPに特別な気持ちで挑む。

    スパ・フランコルシャンでは、ベルギー出身のストフェル・バンドーンが、F1ドライバーとして初めてのホームレースを迎える。また、スパは、マクラーレンの創立者であるブルース・マクラーレンが1968年にグランプリ初勝利を飾った地でもあり、それに加えて翌週の8月30日がブルースの生誕80年という記念日にあたる。

    夏休み前のF1ハンガリーGPでは、フェルナンド・アロンソがレースのファステストラップを記録して6位入賞。ストフェル・バンドーンも10位でフィニッシュして今シーズン初のダブル入賞を果たしたマクラーレン・ホンダ。高速コーナーとロングストレートで構成されるスパではホンダのF1パワーユニットにとってチャレンジングとなるが、その勢いを生かしてポイント獲得を狙う。

    フェルナンド・アロンソ

    「サマーブレイクが明けるのを待ち遠しく思っていたよ! 休みでリフレッシュし、エネルギーを充電してから後半初戦に臨むのは、素晴らしい気分だ。家族や友人と充実した時間を過ごしつつ、トレーニングもしっかりと行ってきた。マシンに戻るのが本当に楽しみだ。スパはカレンダーの中でも素晴らしいサーキットの一つで、ドライバーの多くがお気に入りのコースに挙げている。数々の名場面が生まれ、その名声に値するサーキットだと思う。なかでも、“オー・ルージュ”は他には例がない特殊なコーナーだ。マシンからの視点は低いのに傾斜は急で、上っていくときには空しか見えない、信じられないような光景が広がる。シーズンが進むにつれて我々は競争力を増しているので、後半戦の開幕でもポイント圏内でフィニッシュできればと思っている。1ラップの4分の3でスロットルを開けるコースであり、マシンとドライバー双方に厳しいサーキットなので、エンジニア、メカニックらチーム全員に厳しいチャレンジが強いられる。ここで結果を出すためにはハードワークが必要なことはみんな分かっているが、全長が長くオーバーテイクポイントも多いコースなので、週末の間全力でプッシュしてチャンスをつかむつもりだ」

    ストフェル・バンドーン

    「F1ドライバーとしてベルギーGPを迎える日を、長い間待ちわびていた。どのドライバーにとっても、ホームGPは特別な週末だから、とてもワクワクしている。母国の大観衆を背に戦うのは最高だし、家族や友人も応援に来てくれる。多忙な前半戦を終えて休暇を楽しみにしていたが、数日でマシンに戻りたくなってしまったよ! それでも、つかの間の休息でこの数カ月を振り返り、よかったこと、悪かったことを分析できたのはよかった。ハードなトレーニングもしたので、スパにはより強くなって戻れると思っている。シーズン序盤は僕にとってもチームにとっても苦しい時期だった。完走を阻むような問題もいくつか起きたし、それによって僕自身もマシンを理解するのに時間がかかってしまったように思う。でも、ここ最近では、ファクトリーでチームやエンジニアとやってきたハードワークの成果が表れている。取り組んだことすべてがいいステップだし、それが明るい兆候として出ている。改善の余地はまだまだあるし、ここからさらによくなるはずだ。だから、今後数戦がいい結果になることを期待している」

    エリック・ブーリエ (マクラーレン・ホンダ レーシングディレクター)

    「サマーブレイクが明けてレースの世界に戻るのは、いつも気持ちがいいものだ。エネルギーを充電するとともに、大切な人との時間を過ごしたことで、再びレースへの意欲が満たされている。スパ・フランコルシャンでのレースは、チームにとっていつも特別だが、今年はそれがより強くなるだろう。まず、ベルギー出身のストフェルが、F1ドライバーとして初めてのホームレースを迎える。また、スパは、マクラーレンの創立者であるブルース・マクラーレンが1968年にグランプリ初勝利を飾った地でもあるが、それに加えて翌週の8月30日がブルースの生誕80年という記念日にあたり、特別な節目となる。日曜日、私たちは彼の偉業を称えるとともに、誇りに思うことだろう。前半戦は浮き沈みが激しく、苦労したことは確かだ。ただ、シーズン終了までの目標ははっきりしており、それに向けて水面下で努力を重ねてきた成果を披露する場は、まだ9戦も残されている。シーズンは長いので、全力でプッシュしてポイントを得るチャンスは多くある。続けてきた進化が実になり、熱狂的なベルギーのファンの皆さんに、楽しいレースウイークをお見せしたいと思っている」

    長谷川祐介 (ホンダ F1プロジェクト総責任者)

    「つかの間のサマーブレイクを経て、後半戦の開始であるベルギーに向かいます。長い伝統を持つスパ・フランコルシャンは、高速コーナーと長いストレート、激しいアップダウンを持つ、マシンに厳しいコースです。また、世界で最も難しいコーナーの一つと言われ、マシンからはまるで壁のように見える高速コーナー、“オー・ルージュ”を代表として、ドライバーにとっても高い技術と度胸を試されるサーキットでもあります。マクラーレン・ホンダは前戦のハンガリーGPで今季初のダブルポイント獲得を果たし、その後のインシーズンテストでも後半戦に向けて多くの貴重なデータを収集できるなど、前半戦をいい形で締めることができました。スパ・フランコルシャンは我々にとってタフなサーキットであるとは思っていますが、ハンガリーで得た勢いを維持し、後半戦をいい形でスタートきればと思っています」

    関連:2017 F1ベルギーGP テレビ放送時間&タイムスケジュール

  • ホンダF1 「F1エンジンメーカー4社間のパフォーマンス差は同じ」

    ホンダF1 「F1エンジンメーカー4社間のパフォーマンス差は同じ」

    ホンダF1は、現在のF1エンジンメーカー4社間のパフォーマンス差は同じだと考えている。

    2015年のF1復帰以来、ホンダは苦戦を強いられており、今年はパフォーマンス不足に加えて、度重なる信頼性トラブルに悩まされてきた。

    スタートで出遅れたホンダだが、その改善率は印象的であり、ホンダのF1プロジェクト総責任者を務める長谷川祐介は、現在のパフォーマンスは、プレシーズンで目標にしていたレベルに匹敵するものだと語っている。

    現在、ホンダはライバルと比較してどの位置にいると考えているかと質問された長谷川祐介は、4社間には同じような差があると述べた。

    「伝えにくいですが、メルセデス、フェラーリ、ルノー、そしてホンダは、おそらくパフォーマンス面で同じギャップがあると思います」と長谷川祐介は RACER にコメント。

    「しかし、このクルマのパフォーマンスをシャシーで評価する必要があるので、サーキット特性に依存してきます」

    「ハンガリーではルノーと比べても非常に強かったと言えます。我々の方が強いというわけではないですが、拮抗してました。スパやモンツァのようなパワーサーキットではまだ難しいかもしれません」

    ホンダは、F1ハンガリーGPでグリッドポジションを失うことを避けるために、その前戦F1イギリスGPで多くのペナルティを受けた。

    長谷川祐介は、また別のパワーユニットアップグレードを導入する準備が整えば、F1ベルギーGPでさらなるグリッド降格ペナルティを受ける可能性があると述べた。

    「技術的に言えば、スパでペナルティを回避することはできますが、我々はセットアップを向上させ続けていますし、エンジンのパフォーマンスアップグレードの準備ができれば、ペナルティを受ける必要があっても、それを導入したいと思っています。ですが、これは私個人の意見であり、チーム、そしてドライバーたちと話す必要があります」

    「もちろん、現状では準備はできていません。それは時間内に準備できた場合に限ってのことです」

    マクラーレンとホンダの将来は不透明なままだが、最近、長谷川祐介は、ホンダは急速な改善を目指しており、残りの9戦で3段階の新しい仕様のパワーユニットを導入する可能性があることを示唆している。

  • マクラーレン、ホンダF1のイルモアとの成果で2018年の計画にジレンマ

    マクラーレン、ホンダF1のイルモアとの成果で2018年の計画にジレンマ

    マクラーレンは、ホンダがエンジン専門企業のイルモアの助けを借りてパフォーマンスを向上させていることで、2018年のF1エンジン契約についてジレンマに陥っていると Autosport が報じている。

    マクラーレンとホンダとの将来については数カ月間に及んで推測がなされてきたが、マクラーレンはホンダと継続するか、もしくはルノーを始めとする他のエンジンに乗り換えるかをまもなく決定しなければならない。

    数週間前、マクラーレンとホンダが継続する可能性はほぼないと見られていたが、最近、ホンダはイルモアの協力によって良い進歩を果たしていることが示唆されており、状況はより複雑になっている。

    今年、ホンダはF1オペレーションの見直しの一環として、迅速な改善のために外部のコンサルタントからのインプットを活用している。

    ホンダは、実際に誰と協力しているかは明かしていないが、困難を乗り越えた協力先の一社がイルモアであることが情報源によって確認されている。

    マクラーレンは、パートナーシップを継続するにはホンダに前進を要求しているが、イルモアの徹底的な仕事がホンダのパワーユニットにあらゆる点で大きな利益をもたらしていることがダイナモで明らかになっているという。

    それらの進歩は、ホンダにとっては完璧なタイミングで訪れている。マクラーレンは、フェルナンド・アロンソと新契約の交渉を開始する前に、今後数週間で2018年のF1エンジン契約を決定する必要がある。

    マクラーレンの選択肢として、ルノーへの変更が残されているが、ルノーは、レッドブル、トロ・ロッソ、そして自身のワークスチームへエンジンを供給しており、4チームに供給を拡大する可能性は否定してはいないものの、消極的だとされている。

    だが、トロ・ロッソとホンダのF1供給に関する交渉は先週決裂したとみられているものの、実際にはまだトロ・ロッソがホンダに乗り換え、ルノーの供給枠を解放する可能性は残されているという。

    ホンダは、今シーズンここまで劇的な成果は上げていないが、舞台裏では多くの変化がみられている。

    シーズン前には元フェラーリのジル・シモンとのコンサルタント契約を解消し、その後、イルモアやメルセデスを含めた外部から幅広いインプットを得ている。

    イルモアに関する状況についてコメントを求められたホンダは、2018年に向けて懸命に作業を進めているという以外、特定の詳細について明らかにすることを拒否している。

    ホンダの広報担当は「外部コンサルタントと協力する可能性は否定しませんが、詳細について明かすつもりはありません」と述べた。

    「現在、我々は2018年のパワーユニットの開発に取り組んでいますが、現時点ではさらなる競争力強化のために非常に懸命に作業をしているという以外に具体的に述べることはできません」

    アウトソーシングとの仕事だけでなく、ホンダはエンジンの評価方法についても変更している。

    これまでダイナモとコース上での相関関係に問題を抱えていたホンダは、シリンダー単体でのテストから完全なV6エンジンでのパフォーマンス評価へとアプローチを変更している。

    夏休み前、ホンダのF1プロジェクト総責任者を務める長谷川祐介は、ホンダがダイナモの結果に依存しないように開発アプローチを変更したと語っている。

    イルモアを率いるマリオ・イリエンは、1990年代中盤にメルセデスとマクラーレンとともに成功を収めてきた。1998年と1999年にはミカ・ハッキネンとタイトルを2連覇している。イルモアのエンジンはF1で44勝を挙げ、43回のポールポジションを獲得している。

    イルモアは、2015年にルノーのF1パワーユニットに取り組んできた。イルモアによって提供されたシリンダーのプロトタイプを含めたプログラムはレッドブルの命令によるものだった。しかし、有望な結果が得られたにも関わらず、ルノーは独自の設計ソリューションの方がより大きな進歩のチャンスを提供すると感じ、イルモアとの仕事を中止している。

    イルモアは、最近のFIAのミーティングに出席し、将来のF1エンジンのフォーマットについての議論に参加している。