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  • アレクサンダー・アルボン 「モナコで初めてトロロッソが真価を発揮した」

    アレクサンダー・アルボン 「モナコで初めてトロロッソが真価を発揮した」

    アレクサンダー・アルボンは、先週末のF1モナコGPはトロロッソ・ホンダが今シーズン初めてポテンシャルを最大限に発揮できたレースだったと振り返る。

    アレクサンダー・アルボンはF1モナコGPを10位でフィニッシュ。8位でフィニッシュしたダニール・クビアトとともに今シーズン初めてトロロッソ・ホンダはダブル入賞を達成した。

    前戦F1スペインGPではダブルピットストップでの混乱によって結果を逃していたトロロッソ・ホンダだが、アレクサンダー・アルボンはF1モナコGPで初めてチームがすべてを正しくまとめたと感じている。

    「僕たちにとってトップ10は求められるほぼ最大限の結果だった。チームとして相応しいポイントを獲得できた初めての週末だと思う」とアレクサンダー・アルボンは Autosport にコメント。

    「チームの努力として週末の初めから終わりまで想定していたすべてを実行できたし、とてもうまくいった」

    「自分たちの仕事に本当に満足している」

    だが、モナコで初めてF1カーをドライブしたアレクサンダー・アルボンは初日のFP2で6番手タイムを記録しており、予選でもっと高いグリッドを獲得できたはずだと考えている。

    「順調なスタートが切れた週末だったけど、予選では少しリズムを失ってしまった」とアレクサンダー・アルボンは語る。

    「その日の間で少し感触が異なっていた。経験不足の成果もしれないけど、トラックに自分のドライビングを抵抗させるのに時間がかかってしまった」

    「日曜日のペースはかなり競争力だったと思うので残念だ。チームは僕が少し限界までプッシュするのが好きなので、気楽に行けと言っていたことはわかっているけどね!」

    「多くがタイヤマネジメントに関連していたし、チームは戦略で素晴らしい仕事をした」

  • レッドブル 「フェルスタッペンは開発面でチームを引っ張っている」

    レッドブル 「フェルスタッペンは開発面でチームを引っ張っている」

    レッドブル・ホンダのF1チーム代表を務めるクリスチャン・ホーナーは、マックス・フェルスタッペンは開発面でチームを引っ張っていると信頼を寄せる。

    昨シーズン限りでダニエル・リカルドがチームを離脱したことで、ピエール・ガスリーの方が年上ではあるが、レッドブル・レーシングでの経験が豊富なマックス・フェルスタッペンが事実上のチームリーダーとなった。

    クリスチャン・ホーナーは、より成熟したマックス・フェルスタッペンがチームの開発をリードしていると語る。

    「12ヶ月前に時計を巻き脅せば、去年のモナコは彼のキャリアで最悪な週末だったかもしれない。勝てるクルマがあったが、FP3でのクラッシュで予選に参加できなかった。彼にとって非常にタフだったし、あのレースを経験して、彼は強く反省したと思う」とクリスチャン・ホーナーはコメント。

    「去年のモントリオール以来、彼はいっそう物事を効率よくこなすようになった。クルマに乗るときはいつでも驚異的な力を発揮していた」

    「今シーズンのスタートは見事だ。彼は特定の面で予想以上の結果を出しているし、成熟して、開発面でチームを本当に引っ張っている。彼はその役割を楽しんでいると思う」

    「去年のモントリオール以来、彼はいっそう物事を効率よくこなすようになった。クルマに乗るときはいつでも驚異的な力を発揮していた」

    「今シーズンのスタートは見事だ。彼は特定の面で予想以上の結果を出しているし、成熟して、開発面でチームを本当に引っ張っている。彼はその役割を楽しんでいると思う」

    「2019年5月23日のマックス・フェルスタッペンと去年を比べれば、彼は物凄い進化を遂げているし、それは経験の恩恵だと思う」

    クリスチャン・ホーナーは、5秒加算ペナルティによって最終順位は4位だったものの、メルセデスのルイス・ハミルトンを追い詰めたF1モナコGPでのマックス・フェルスタッペンの走りを称賛する。

    「マックスは残りのレースをライオンのように走り、ルイスを追い抜くためにあらゆることを試みた。我々の方がタイヤ戦略が良かったが、仕掛けるためにシケインで近づけたのは実際に1周だけだった。2番手でフィニッシュしたが、トップ4は非常に接近していたので、彼は表彰台を逃すことになった。あのような走りをしたマックスが今日を4位で終えたのは厳しいが、彼はチェッカーフラッグまで諦めなかった」

  • ホンダF1 「2015年は完全な準備ができていなかった」

    ホンダF1 「2015年は完全な準備ができていなかった」

    ホンダは、F1に復帰した2015年は“完全な準備ができていなかった”と認める。

    2008年にF1から撤退したホンダは、2013年5月におよそ2年後の2015年からマクラーレンのワークスパートナーとしてF1に復帰することを発表。かつてF1で黄金時代を築いた“マクラーレン・ホンダ”の復活は大きな注目を集めた。

    しかし、2014年にF1パワーユニットが導入され、ライバルよりも1年遅れでの参入となったホンダのF1エンジンは信頼性、パフォーマンスに欠け、2015年にマクラーレンはチーム史上最悪となるコンストラクターズ選手権9位でシーズンを終了。特にエネルギー回生の“デプロイメント”が弱点となった。

    翌年はパフォーマンスが上向いて6位まで順位を挙げたものの、ホンダは当時のコンセプトのパフォーマンスに限界を感じてエンジン設計を完全に見直した2017年は再びプレシーズンテストからトラブルが多発。これに端を発してマクラーレンとホンダはパートナーシップを解消。2015年と同じランキング9位でシーズンを終えている。

    ホンダF1のマネージングディレクターを務める山本雅史は「十分な準備が整っていなかったというのが最大の教訓でした」と語る。

    「もし、やり直せるとしたら、もっと早くに良いポジションにたどり着くために間違いなくもっと良い準備ができていたでしょう」

    ホンダとマクラーレンは2017年にパートナーシップを解消したが、2018年にトロロッソと組んで以降、ホンダは明確な進歩を遂げた。そして、今年、レッドブルとのパートナーシップを開始している。

    「マクラーレンと経験したことは貴重な教訓です。我々はそこから多くのことを学びました。それが我々を現在の場所へと導いてくれました」

    現在、ホンダは打倒メルセデスを目標に掲げていると山本雅史は続ける。

    「大変だとは思いますが、この道を進み続けていけば、いつかは彼らと戦えると思っています。我々はその方向に向かって頑張っています。プレッシャーが50パーセント、楽しさが50パーセントではありますが、モータースポーツは勝つか負けるです。我々は計画に沿って進歩していく必要があります」

    「この挑戦に取り組むにはF1は最高のステージです」

  • マックス・フェルスタッペン 「メルセデスにはまだ匹敵できていない」

    マックス・フェルスタッペン 「メルセデスにはまだ匹敵できていない」

    レッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンは、F1モナコGPでメルセデスのルイス・ハミルトンを追い詰めたが、パフォーマンス的にはまだ匹敵できていないと認める。

    F1モナコGPではレースの大部分でルイス・ハミルトンにプレッシャーをかけ続けたマックス・フェルスタッペンは、残り2周でシケインでブレーキングをおくらせてハミルトンのインに飛び込んだ。

    その結果、マックス・フェルスタッペンの右フロントホイールとルイス・ハミルトンの左リアホイールが接触。両方のマシンにダメージはなかったが、ハミルトンはシケインをカットせざるを得なかった。

    レッドブルのモータースポーツアドバイザーを務めるヘルムート・マルコは、ルイス・ハミルトンがマックス・フェルスタッペンの方に寄せてきており、ハミルトンに対してペナルティを科すべきだったと主張した。

    しかし、マックス・フェルスタッペン自身は、単なるレーシングインシデントであり、二人とも非難されるものではないと感じている。

    「ずっとヘアピンではかなり近づいていたけど、ターン8の立ち上がりでずっとその勢いを失っていた」とマックス・フェルスタッペンはコメント。

    「ある時点で『とにかく仕掛けてみてどうなるか見てみよう』と思った。少し接触したけど、ブレーキング中はすでにミラーは見てないものだし、見るのも難しい。責任を負うものは誰もいなかった。ダメージがなくてよかった」

    レース終盤、ホンダのエンジニアは、マックス・フェルスタッペンにルイス・ハミルトンに挑戦するために強力なエンジンモードにアクセスすることを許可したが、おそらくメルセデス陣営も同じような微調整で応じていた。

    「僕たちはいくつかのパフォーマンスモードを使用したけど、メルセデスもそれをやっていたのは確かだ」とマックス・フェルスタッペンはコメント。

    「メルセデスやフェラーリのようなパフォーマンスはまだ得られていない。僕たちはすでにシーズンの初めからそれをわかっていた」

    「もちろん、僕たち全員が、クルマだけでなく、エンジンの改良にも全力で取り組んでいる」

  • ホンダF1 「マクラーレンとの失敗は“最大の教訓”となった」

    ホンダF1 「マクラーレンとの失敗は“最大の教訓”となった」

    ホンダF1のマネージングディレクターを務める山本雅史は、マクラーレンとの失敗はホンダにとって“最大の教訓”だと述べた。

    F1モナコGPではホンダのF1エンジンを搭載するレッドブルのマックス・フェルスタッペンが、レースウィナーのルイス・ハミルトンを追い詰めた。2位でチェッカーを受けたものの、最終的に5秒加算ペナルティによって表彰台に上がることができなかったが、山本雅史はそれは重要な“小さな勝利”の一つだったと語る。

    「我々は、前進したという小さな勝利を祝うことが最も重要なことだということを学んできました」と山本雅史は Speed Week にコメント。

    2015年にマクラーレンのパートナーとしてF1復帰して以降、ホンダにとっては厳しい旅路となったが、山本雅史はレッドルとタッグを組んだ今、ホンダは実際のレースで勝利を目標にしていると語る。

    「我々はレースでの勝つことに集中し続けなければなりません。それが最大の目標です」と山本雅史はコメント。

    しかし、最大の教訓はマクラーレン時代の失敗だったと山本雅史は付け加えた。

    「十分な準備が整っていなかったというのが最大の教訓でした。もし、やり直せるとしたら、もっと早くに良いポジションにたどり着くために間違いなくもっと良い準備ができていたでしょう」

    ホンダとマクラーレンは2017年にパートナーシップを解消したが、2018年にトロロッソと組んで以降、ホンダは明確な進歩を遂げた。そして、今年、レッドブルとのパートナーシップを開始している。

    「マクラーレンと経験したことは貴重な教訓です。我々はそこから多くのことを学びました。それが我々を現在の場所へと導いてくれました」

    現在、ホンダは打倒メルセデスを目標に掲げていると山本雅史は続ける。

    「大変だとは思いますが、この道を進み続けていけば、いつかは彼らと戦えると思っています。我々はその方向に向かって頑張っています」

    「プレッシャーが50パーセント、楽しさが50パーセントではありますが、モータースポーツは勝つか負けるです。我々は計画に沿って進歩していく必要があります」

    「この挑戦に取り組むにはF1は最高のステージです」

  • レッドブル・ホンダ | 2019年 第6戦 モナコGP 決勝レポート

    レッドブル・ホンダ | 2019年 第6戦 モナコGP 決勝レポート

    レッドブル・ホンダは、2019年 第6戦 モナコGPの決勝で、マックス・フェルスタッペンが4位、ピエール・ガスリーが5位でレースを終えた

    クリスチャン・ホーナー(チーム代表)
    「今日のマックスの走りは見事だった。グリッドポジションを離れた彼はターン1でボッタスを抜きかけたが、十分に並ぶことはできなかった。メカニックはピットストップで素晴らしい仕事をしてマックスはボッタスの前でボックスを離れた。ルールに従っていたし、問題なかった」

    「残念ながら、全てがあまりにタイトで結果としてメルセデスがバリアに接触し、スチュワードはマックスに5秒ペナルティを科した。マックスは残りのレースをライオンのように走り、ルイスを追い抜くためにあらゆることを試みた。我々の方がタイヤ戦略が良かったが、仕掛けるためにシケインで近づけたのは実際に1周だけだった。2番手でフィニッシュしたが、トップ4は非常に接近していたので、彼は表彰台を逃すことになった。あのような走りをしたマックスが今日を4位で終えたのは厳しいが、彼はチェッカーフラッグまで諦めなかった。ピエールは昨日のペナルティによる8番手スタートから本当に素晴らしい挽回をみせた。彼は落ち着いていたし、トラックがクリアになったときは速さを見せて、順位を上げていった。2回目のピットストップのおかげで彼はチームにとって重要なエクストラポイントのためにファステストラップを叩き出し、そして、5位まで順位を上げることができた。彼とチームによる素晴らしい仕事、そして、4台のホンダのF1エンジンを搭載したマシンがトップ8に入ったホンダを祝福したい」

    マックス・フェルスタッペン(4位)
    「今日は全力を尽くしたし、楽しいレースになった。僕らはすごく競争力があったし、前のマシンにプレッシャーをかけ続けて、優勝争いを楽しむことができた。ルイス(ハミルトン)と戦うのはとても大変だが、僕はプッシュし続け、彼がミスをするように攻め続けた。彼のタイヤを少しでも消耗させれば、仕掛けるチャンスはあると見ていた。いくつかのコーナーではすごく遅くなっていたので、そこで行けるかと思ったけど、十分に近づくことができなかった。残り数周になったとき、ここで行くしかないと仕掛けてみた。やや接触してしまったけど、ダメージがなくてよかった。ピットストップでのペナルティーは不運だったけど、チームは何も間違ったことをしていないし、あのように狭いピットレーンでは起こり得ることだと思う。もちろん、表彰台に上りたかったけど、レースは楽しめたし、こうした展開では勝つことも負けることもあるものだ。もう数周あれば捉えられたと言われるかもしれないけど、僕は全力を尽くしたし、できることはすべてやりきったつもりだ。レースウイークを通じて、チームは最高の仕事を成し遂げてくれたし、全員が勝つためにすべてを出し尽くした」

    ピエール・ガスリー(5位)
    「今日はとてもいい一日で、ポジションを上げるのが難しいモナコで8番手スタートから5位でフィニッシュできたことに満足している。僕らには、優れた戦略とすばらしいマシンがあった。このコースをこれだけ速いマシンで走るのは楽しかったし、終盤でもハードにプッシュできて、かなり速いタイムをマークしたことで、8番手からでもトップと10秒以内の差でフィニッシュすることができた。今日はとてもうれしいし、今後のレースウイークでも同じようなパフォーマンスを発揮していけるよう、取り組みを継続していく」

  • トロロッソ・ホンダ | 2019年 第6戦 モナコGP 決勝レポート

    トロロッソ・ホンダ | 2019年 第6戦 モナコGP 決勝レポート

    トロロッソ・ホンダは、2019年 第6戦 モナコGPの決勝で、ダニール・クビアトが7位、アレクサンダー・アルボンが8位でレースを終えた

    フランツ・トスト(チーム代表)
    「週末の初めからトロロッソはここモナコで力強いパフォーマンスを発揮していた。予選では8番手と10番手に入り、7位と8位でレースを終えた。このような重要で難しいレースをトップ10内でフィニッシュできたことにとても満足していると言わなければならない」

    「レースのスタートはOKだったし、ドライバーは良いファーストラップを走った。その後、メインのゴールはタイヤをセーブし、オーバーシュートせず、グレイニングを発生させないことだった。ダニーとアレックスの二人ともがそれを非常にプロフェッショナルにこなした。戦略が良かった。セーフティカーが導入されたときにステイアウトし、完璧なタイミングで両方のドライバーを呼び入れ、グロージャンを抑えることができた。我々にとって重要な10ポイントであり、ドライバーとチームに競争力のある優れた週末を祝福したい。ホンダのエンジンを搭載した4台がトップ8でレースを終えるのを見ることができ本当に満足している。引き続きポイントを獲得できることを願ってカナダに備えよう」

    ジョディ・エギントン(テクニカルディレクター)
    「両方のドライバーが予選でトップ10入りしたポジティブな土曜日に続き、我々は今日仕事を終え、両方のドライバーが7位と8位でフィニッシュしてポイントを獲得することができた。素晴らしいことだ。裏で雨の脅威が迫っているなか、我々はできる限り多くの戦略オプションをオープンにしておくために第1スティントのタイヤをなんとか管理することを決定した。雨のリスクがあったが、到着することはなかった。だが、我々は準備していたし、すべてがうまくいった。ドライバーはタイヤをマネジネントして必要なときにプッシュするという素晴らしい仕事をしてくれた。チームの運営側も今日は堅実なピットストップと優れたピットウォールコミニュケーションで良い仕事をした。我々はふさわしいポイントで報われた。シーズンは長いが、STR14は開発によく反応しているし、さらなるゲインを得られると確信している」

    ダニール・クビアト(7位)
    「僕らは昨日の予選でとても力強く、その勢いのままいいレースができたので、とてもいい気分だ。スタートではなす術がなかかった。ガスリーがクリーンなブレーキングでアウト側から抜いてきたので、イン側にいた僕はラインを外すことができなかかった。それでも、今日は力強いレースができてとてもうれしい。獲得できたポイント数にも満足していますし、チームワークも最高で、いいレースマネージメントができた。みんなからの声援もすごかった! モナコで7位という結果はすばらしいことだ。この数週間、どこを改善すべきか、僕はどうしたら速く走れるのかを解明するために懸命に取り組み、それが実った。これを毎週継続していく必要があるし、そうすればポイントをさらに重ねていけるはずだ。マシンのパフォーマンスはいいので、このままの方向性で改善を続けていくことが必要だ」

    アレクサンダー・アルボン(8位)
    「今日の戦略はすばらしく、チームには本当に感謝している! 今日はポイント獲得のチャンスがあるのは分かっていたけど、僕ら全員がいい仕事をして、しっかりと実現できた。ブレーキングが遅れたり、ロックアップしたりすればレースを終えることになってしまうので、どんなときでも、前のマシンに接近して走るのは難しいものだ。今日一番苦労したのはタイヤマネージメントで、ソフトタイヤはあまり持たずにデグラデーションが始まって振動が起きてしまった。それでも、ここでのレースは楽しかったですし、チームの2台ともポイントを獲得できたことはよかった!」

  • ダニール・クビアト 「かつてないほど良い走りができている」

    ダニール・クビアト 「かつてないほど良い走りができている」

    トロロッソ・ホンダのダニール・クビアトは、2019年に“かつてないほど良い走り”ができていると語る。

    ロシア出身のダニール・クビアトは、2014年にトロロッソで華々しくF1デビュー。1年後にシニアチームであるレッドブル・レーシングに昇格を果たした。

    しかし、レッドブル・レーシングでは結果を出すことができずに、2016年にマックス・フェルスタッペンと交代するかたちでトロロッソに出戻ったがスランプから抜け出すことができず、翌年のシーズン途中にレッドブルのプログラムから外されてF1から締め出され、昨年はフェラーリのテストドライバーとして1年を過ごした。

    だが、今年再びトロロッソに戻ってきたダニール・クビアトは、先週末のモナコGPで8番グリッドを獲得。レースでは1つ順位を上げて7位でフィニッシュした。

    ダニール・クビアトは「とても良い状態にある」と Championat にコメント。

    「今は人生でかつてないほど良い走りができている。近い将来、これをさらに良い結果に繋げれることができればと思っている」

    「今シーズン、トロロッソがとても速いことも助けになっている。バルセロナでは総合的に僕たちはミッドフィールドで最速のチームだった」

  • マックス・フェルスタッペン 「5秒加算ペナルティの苛立ちで火が付いた」

    マックス・フェルスタッペン 「5秒加算ペナルティの苛立ちで火が付いた」

    マックス・フェルスタッペンは、F1モナコGPで5秒加算ペナルティを科せられたことの苛立ちがレースリーダーのルイス・ハミルトンにもっとプレッシャーをかけようという気持ちに火をつけたと語る。

    マックス・フェルスタッペンは、ピットレーンでバルテリ・ボッタス(メルセデス)と接触しながら前に出たが、スチュワードはレッドブルがアンセーフリリースを行ったとしてフェルスタッペンに5秒加算ペナルティを科した。

    ルイス・ハミルトンはミディアムタイヤでの第2スティントに苦しんでおり、ハードタイヤのマックスフェルスタッペンはハミルトンを捕えつづけ、最後には接触はしたものの、果敢にオーバーテイクを試みた。

    最終的に2位でチェッカーを受けたマックス・フェルスタッペンだったが、タイムに5秒が加算されたことでセバスチャン・ベッテル(フェラーリ)とバルテリ・ボッタス(メルセデス)に次ぐ4位に分類された。

    「あれで火がついたね」とマックス・フェルスタッペンはコメント。

    「ペナルティのことを聞いてすぐにルイスのことをプッシュしていた。最初、彼はとてもゆっくり走っていたからね」

    「ペナルティのことを聞いていたので、プッシュし続け、彼がミスをするように攻め続けまた。もちろん、彼はプッシュしなければならず、タイヤを壊していた。それが彼を抜くための唯一の方法だった」

    「彼のタイヤを少しでも消耗させれば、仕掛けるチャンスはあると見ていた。いくつかのコーナーではすごく遅くなっていたので、そこで行けるかと思ったけど、十分に近づくことができなかった」

    ピットストップではバルテリ・ボッタスのことが見えていなかったとマックス・フェルスタッペンは語る。

    「ピットストップでのペナルティーは不運だったが、チームは何も間違ったことをしていないし、あのように狭いピットレーンでは起こり得ることだと思う」とマックス・フェルスタッペンはコメント。

    「誰が隣にいるかはわからなかった。彼らは僕をリリースして、全てがちょっとタイトだった。僕たちの方が前だったけど、接触してしまったのっは残念だ。でも、彼のことは見えていなかった」

    ルイス・ハミルトンを攻略するためにどのような計画を立てていたかと質問されたマックス・フェルスタッペンは「あまり計画は立てていなかった。ずっとヘアピンではかなり接近していたけど、ターン8の立ち上がりでずっと勢いを失っていた」とコメント。

    「ある時点でとにかく仕掛けてみてどうなるか見てみようと思った。少し接触したけど、ブレーキング中はすでにミラーは見てないものだし、見るのも難しい。責任を負うものは誰もいなかった。ダメージがなくてよかった」

    「楽しかったよ! 前に出れば、ギャップを広げていけるとわかっていたのでルイスの前に出ようとしていた。僕たちの方がずっと速かったし、彼のタイヤは壊れていてグリップがなかったからね」

    「全力を尽くした。ここではダーティエアーのなかにいると0.5秒のしないうちに本当に厳しくなる。高速コーナーではかなりスライドするし、ウォールの間をキープしなければならないからね」

    「もちろん、表彰台に上りたかったけど、レースは楽しめましたし、こうした展開では勝つことも負けることもあるものだ。もう数周あれば捉えられたと言われるかもしれなけど、僕は全力を尽くしたし、できることはすべてやりきったつもりだ。でも、楽しかったよ。もちろん、4位でフィニッシュしたのは残念だけど、僕自身、楽しいレースができた」

    「レースウイークを通じて、チームは最高の仕事を成し遂げてくれたし、全員が勝つためにすべてを出し尽くした」

  • ホンダ | F1 第6戦 モナコGP 決勝レポート

    ホンダ | F1 第6戦 モナコGP 決勝レポート

    2019年のF1世界選手権 第6戦 モナコGPは、ホンダのPU(パワーユニット)を搭載するマシンが4台入賞を果たす一方で、レッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンが終始トップ争いを演じながら、ピットストップ時の5秒加算ペナルティーにより表彰台を逃すなど、ポジティブ、ネガティブの両面があるレースになった。

    3番グリッドからスタートしたフェルスタッペンは、2番手奪取に向けて好スタートを切り、オーバーテイクを仕掛けたが惜しくも成功には至らず、結果的には3番手のままレースを続ける形になった。他車のクラッシュにより9周目にセーフティカーが導入されると、上位を走るマシンが一斉にピットイン。3番手を走るフェルスタッペンも前後のマシンと同じタイミングでピットインする。タイヤ交換を終えて1つポジションを上げた2番手で復帰するが、タイヤ交換終了後の発進時、後方からライバルが走行してくるタイミングでの発車が危険ということで、5秒加算のペナルティーという裁定が下された。その後は2番手のポジションから終始トップを走るハミルトンにアタックを続けるが、結果的に2番手でフィニッシュ。3番手、4番手のマシンもフェルスタッペンから5秒以内のタイムでフィニッシュしたため、ペナルティー加算後は4位でレースを終えた。

    8番グリッドからスタートしたピエール・ガスリーは、セーフティカー導入時にピットインしない戦略を選択。その後力強い走りを見せてポジションを5番手に上げる。レース終盤には後続との距離を離し、ニュータイヤに交換。5番手のポジションのまま復帰すると、そこからファステストラップを記録してレースを終えた。

    一方のトロロッソ・ホンダの2台も、セーフティカー導入時にガスリーと同じ戦略を取った。クビアトが7番グリッド、アルボンが10番グリッドからスタートし、すべてのマシンがピットストップを終えたレース後半にはそれぞれ7番手と8番手の位置で走行する。2台ともに6番手を走行する前のマシンに迫るが、オーバーテイクが極めて難しいモンテカルロ市街地コースではポジションを上げることは叶わず、そのまま7位と8位でレースをフィニッシュし、2台同時入賞を果たした。

    なお、ホンダF1エンジンを搭載するマシンの4台同時入賞は1987年のイギリスGP以来、4台揃っての8位以内でのフィニッシュは1991年のイギリスGP以来になる。

    田辺豊治 (ホンダF1 テクニカルディレクター)
    「今日のレースでは、Aston Martin Red Bull Racing とRed Bull Toro Rosso Hondaのすべてのマシンが完走し、4台同時入賞を果たしたことはポジティブにとらえています。一方で、フェルスタッペン選手がピットアウト時に5秒加算のペナルティーを受けてしまったことは残念に思っています。4台入賞という今日の結果からも分かるように、週末を通して両チームともいいパフォーマンスを見せ、レースも上手くまとめることができました。次のカナダGPは今回とはまた異なるタイプのサーキットになります。引き続きPUの開発をプッシュしていきたいと思います」

    アレクサンダー・アルボン (トロロッソ・ホンダ)
    「今日の戦略はすばらしく、チームには本当に感謝しています!今日はポイント獲得のチャンスがあるのは分かっていましたが、僕ら全員がいい仕事をして、しっかりと実現できました。ブレーキングが遅れたり、ロックアップしたりすればレースを終えることになってしまうので、どんなときでも、前のマシンに接近して走るのは難しいものです。今日一番苦労したのはタイヤマネージメントで、ソフトタイヤはあまり持たずにデグラデーションが始まって振動が起きてしまいました。それでも、ここでのレースは楽しかったですし、チームの2台ともポイントを獲得できたことはよかったです!」

    ダニール・クビアト (トロロッソ・ホンダ)
    「僕らは昨日の予選でとても力強く、その勢いのままいいレースができたので、とてもいい気分です。スタートではなす術がありませんでした。ガスリー選手がクリーンなブレーキングでアウト側から抜いてきたので、イン側にいた僕はラインを外すことができませんでした。それでも、今日は力強いレースができてとてもうれしいです。獲得できたポイント数にも満足していますし、チームワークも最高で、いいレースマネージメントができました。みんなからの声援もすごかったです!モナコで7位という結果はすばらしいことです。この数週間、どこを改善すべきか、僕はどうしたら速く走れるのかを解明するために懸命に取り組み、それが実りました。これを毎週継続していく必要がありますし、そうすればポイントをさらに重ねていけるはずです。マシンのパフォーマンスはいいので、このままの方向性で改善を続けていくことが必要です」

    ピエール・ガスリー (レッドブル・ホンダ)
    「今日はとてもいい一日で、ポジションを上げるのが難しいモナコで8番手スタートから5位でフィニッシュできたことに満足しています。僕らには、優れた戦略とすばらしいマシンがありました。このコースをこれだけ速いマシンで走るのは楽しかったですし、終盤でもハードにプッシュできて、かなり速いタイムをマークしたことで、8番手からでもトップと10秒以内の差でフィニッシュすることができました。今日はとてもうれしいですし、今後のレースウイークでも同じようなパフォーマンスを発揮していけるよう、取り組みを継続していきます」

    マックス・フェルスタッペン (レッドブル・ホンダ)
    「今日は全力を尽くしましたし、楽しいレースになりました。僕らはすごく競争力がありましたし、前のマシンにプレッシャーをかけ続けて、優勝争いを楽しむことができました。ルイス(ハミルトン選手)と戦うのはとても大変ですが、僕はプッシュし続け、彼がミスをするように攻め続けました。彼のタイヤを少しでも消耗させれば、仕掛けるチャンスはあると見ていました。いくつかのコーナーではすごく遅くなっていたので、そこで行けるかと思ったのですが、十分に近づくことができませんでした。残り数周になったとき、ここで行くしかないと仕掛けてみました。やや接触してしまいましたが、ダメージがなくてよかったです。ピットストップでのペナルティーは不運でしたが、チームは何も間違ったことをしていないし、あのように狭いピットレーンでは起こり得ることだと思います。もちろん、表彰台に上りたかったのですが、レースは楽しめましたし、こうした展開では勝つことも負けることもあるものです。もう数周あれば捉えられたと言われるかもしれませんが、僕は全力を尽くしましたし、できることはすべてやりきったつもりです。レースウイークを通じて、チームは最高の仕事を成し遂げてくれましたし、全員が勝つためにすべてを出し尽くしました」