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  • マクラーレン・ホンダ、前日に続き2度目のパワーユニット交換

    マクラーレン・ホンダ、前日に続き2度目のパワーユニット交換

    ホンダの新型F1パワーユニットに連日トラブルが発生している。

    前日にオイルシステムのトラブルにより29周の走行に留まったマクラーレン・ホンダ。2日目はストフェル・バンドーンがテストを担当したが、インストレーションラップ後にピットレーンで停止。

    その後、比較的早くにコースに復帰し、29周を走ったストフェル・バンドーンだったが、その再びトラブルが発生。

    まだトラブルの詳細は不明だが、マクラーレンは2日間で2度目のパワーユニット交換を行っている。

    「パワーユニットがパワーを失いました」とマクラーレン・ホンダの広報担当はコメント。

    「現時点で問題の原因が何かはわかっていません。現在、完全に調査し、原因を特定するために、パワーユニットの交換を行っています」

  • ホンダ F1、トラブルは「2017年のオイルタンク形状に関連する問題」

    ホンダ F1、トラブルは「2017年のオイルタンク形状に関連する問題」

    ホンダのF1プロジェクト総責任者を務める長谷川祐介が、F1バルセロナテスト初日に発生したオイルシステムのトラブルについて語った。

    マクラーレン・ホンダは、フェルナンド・アロンソが新車MCL32のステアリングを握ってテストを開始。しかし、インストレーションラップでトラブルが発覚。ホンダは最終的にパワーユニットを交換。フェルナンド・アロンソは7時間ガレージでの待機を強いられ、29周の走行で10番手タイムだった。

    「午前中にフェルナンドのインストレーションラップ中にオイルシステムに問題が発生しました。時間を考慮し、パワーユニットを交換することが最良な対処法だと判断しました」

    「初期の調査に基づき、2017年のオイルタンクの形状に関連する問題だと考えていますが、それ特定するにはさらなる調査が必要です」

    「午後は今日のテストプログラムを継続できました。明日の走行に向けて状況を改善するために夜通し作業を続けていきます」

    2017年 F1バルセロナテスト 初日:ルイス・ハミルトンがトップタイム
    2017年 F1バルセロナテスト 初日:ルイス・ハミルトンがトップタイム

  • マクラーレン、テスト初日のホンダのトラブルは“想定外”

    マクラーレン、テスト初日のホンダのトラブルは“想定外”

    マクラーレン・ホンダは、2017年のプレシーズンテストの不吉なスタートに困惑している。

    新たなカラーリングを纏ったマクラーレン・ホンダ MCL32は、フェルナンド・アロンソがステアリングを握ってテストを開始。だが、インストレーションラップでホンダのパワーユニットのオイルシステムにトラブルが発覚し、アロンソはそこから7時間ガレージで過ごすことになった。

    マクラーレン・ホンダは、パワーユニットの全てを交換したが、さらなる不具合が発生。最終的に29周の走行で9番手チームとなる1分24秒852で初日のテストを終了。後ろは2016年のフェラーリ製パワーユニットを搭載するザウバーだけだ。

    2015年の悲惨なプレシーズンテストの繰り返しとなったが、それでも前日のフィルミングーでほぼ問題なく100kmを走行していたため、マクラーレンのレーシングディレクターを務めるエリック・ブーリエはまだリラックスしている。

    「オイルシステムに問題が発生した。何が起こっているのか調査している」とエリック・ブーリエはコメント。

    「昨日のフィルミングデーでは100kmを走行していたし、ほぼ全てが問題なかったので、かなり期待外れだ。問題が発生したのは驚きだったが、コースに戻るにはホンダの作業を待たなければならなかった」

    エリック・ブーリエは、初日のテストを担当したフェルナンド・アロンソは“あまり満足していない”と認める。アロンソは、このテストのために特別なデザインのヘルメットを持ち込んで気合を入れていた。

    「彼は何が起こっているのか分刻みで把握していた。もちろん、午前中に彼は満足していなかったが、昨日も彼はここにいて、クルマの感触を掴むために数周走らせている。彼は昨日は満足していた。午前中は想定外だった。だが、我々はオーストラリアで全てが適切であること確実にするためにここにいる」

    トラブル続きのホンダに関して、エリック・ブーリエは彼らが問題を片付けてくれると確信していると語る。

    「彼らは皆さんが予想するのと同じくらいプロフェッショナルに対応していた。もちろん、彼らも落胆している。走行せずにナットを回して、座り、日本のさくらに連絡し、我々とミーティングをしていたのだからね」

    「調査は役に立ってきているが、何をするべきか決めなければならない。それが古いパワーユニットを外すことに決めた理由だ。全てをバラし、出来る限り早く走れるように別のパワーユニットのために全てを元通りにした。全てはさくらとワーキングの間で調整された」

    2017年 F1バルセロナテスト 初日:ルイス・ハミルトンがトップタイム
    2017年 F1バルセロナテスト 初日:ルイス・ハミルトンがトップタイム

  • 【360度動画】 佐藤琢磨、ホンダ NSXで鈴鹿サーキットを走行

    【360度動画】 佐藤琢磨、ホンダ NSXで鈴鹿サーキットを走行

    ホンダは、佐藤琢磨がNSXで鈴鹿サーキットを走行する様子を360度動画で公開した。

    動画は、NSXに360度カメラが装着され、佐藤琢磨が130R、デグナー、ヘアピン、スプーンといった名物コーナーを走行する様子を360度好きな方向から見ることができる。

    佐藤琢磨が目線での走行ライン、ドライビング中の佐藤琢磨のステアリングさばきや表情など、様々な視点で楽しむことができる動画だ。

    佐藤琢磨選手NSX 360度映像 at 鈴鹿サーキット

  • ホンダ F1 長谷川祐介 「パワーユニットの90%以上が新しい」

    ホンダ F1 長谷川祐介 「パワーユニットの90%以上が新しい」

    ホンダのF1プロジェクト責任者を務める長谷川祐介は、2017年型パワーユニット『Honda RA617H』は90%以上が新しくなっていると述べた。

    マクラーレン・ホンダは24(金)、マクラーレン・テクノロジー・センターでニューマシン『MCL32』を発表。新規定に対応したロー&ワイドなプロポーションとなっており、オレンジとブラックを基調とした新たなカラーリングが採用された。

    長谷川祐介は、昨年の6位をベースにできることを期待しているが、予想で語ることや、結果を約束することは拒否した。

    「我々はホンダで非常に忙しい冬を過ごしました」と長谷川祐介はコメント。

    「トークンシステムは廃止されたことで、エンジンにこれまでは制限されていたあらゆるアイデアを取り入れることができました」

    「実際、そこはより多くのパワーを引き出すために2015年の当初のエンジンから変更したかったエリアです。もちろん、クルマは劇的に変わっているので、クルマに合わせてエンジンを再設計し、クルマでの挙動をよくしたいと思いました」

    「我々は、エンジンをより低重心に改良し、軽量化させました。開発にとっては大きなチャレンジでしたし、今シーズンにむけたチームメンバーの素晴らしい仕事をとても誇りに思っています」

    「もちろん、我々は今シーズンにむけていかなり約束もしていません。しかし、我々の目標は、より多くの進歩を進められるように、進歩を重ね、フロントランナーを捕えることです」

    長谷川祐介は、ホンダは90%以上のものを新しくしたが、それがメルセデスを捕えるのに十分かどうかはわからないと語る。

    「ボルトなどの一般的なパーツを除けば、全てのパーツを新たに設計しました。90%以上だと思いますが、設計したパーツの数を数えてないのでわかりません。ですが、レギュレーションによってVバンク角やシリンダー数は変えられないですし、変更できるものはまだ規制されています」

    「メルセデスがどれくらいのゲインを見込んでいるのかはわからりません。ですが、「もちろん、我々はトップレベルのパワーユニットを目指しています。現時点ではそれはメルセデスです。ですが、今、彼らがどれくらいパワーを作り出したかはわかりません。(2016年末の)彼らからはそれほど離れていないと感じています。ですが、シーズン開幕までにはそこに追いつくと思っています」

    マクラーレン・ホンダ、MCL32を発表 / 2017年F1マシン
    マクラーレン・ホンダ MCL32

  • ホンダ F1 「開幕戦までには2016年のメルセデスのレベルに・・・」

    ホンダ F1 「開幕戦までには2016年のメルセデスのレベルに・・・」

    ホンダのF1プロジェクト総責任者を務める長谷川祐介は、ホンダの新型F1パワーユニットはまだ昨年のメルセデスのレベルに達していないと考えている。

    ホンダは、新型パワーユニット「Honda RA617H」に新たなコンセプトを採用。低重心化と軽量化を図り、内燃機関(ICE)のさらなる出力向上を実現したとしている。

    だが、マクラーレン・ホンダの新時代を告げるMCL32の発表会の場で、ホンダ側から強気なコメントはなかった。

    2016年のメルセデスのパフォーマンスに匹敵するという目標には到達したかと質問された長谷川祐介は「現時点では達していないと思います・・・メルセデスが(2017年エンジンで)どれくらいゲインを得ているのかわかりませんしね」とコメント。

    「もちろん、我々はトップレベルのパワーユニットを目指しています。現時点ではそれはメルセデスです。ですが、今、彼らがどれくらいパワーを作り出したかはわかりません」

    「(2016年末の)彼らからはそれほど離れていないと感じています。ですが、シーズン開幕までにはそこに追いつくと思っています」

    メルセデスは、2017年パワーユニットに“先例のない”ステップを果たしたことを示唆している。

    「メルセデスも非常に素晴らしい仕事をしたと聞いています。それはとても不運なことです」と長谷川祐介はコメント。

    「彼らとのギャップを縮められることを期待していますが、走らせてみるまで正確な数字はわかりません。ですが、我々も進歩していますし、ギャップを縮められると期待しています」

    マクラーレン・ホンダ、MCL32を発表 / 2017年F1マシン
    マクラーレン・ホンダ MCL32

  • ホンダ F1 「新型パワーユニットRA617Hはパワー向上を実現している」

    ホンダ F1 「新型パワーユニットRA617Hはパワー向上を実現している」

    ホンダのF1プロジェクト総責任者を務める長谷川祐介が、マクラーレン・ホンダ MCL32の発表会で2017年シーズンへの意気込みを語った。

    マクラーレン・ホンダは24日(金)、2017年F1マシン『MCL32』を発表。MCL32に搭載される新型パワーユニット「Honda RA617H」は、新たなコンセプトのもと、低重心化と軽量化を図り、内燃機関(ICE)のさらなる出力向上を実現している。

    長谷川祐介 (F1プロジェクト総責任者)
    「過去2シーズンで得た経験を基に、2017年シーズンはパワーユニットのコンセプトを大きく変更しました。新型のRA617Hは、すべての主要コンポーネントの見直しを図り、低重心化と軽量化、ICEのパワー向上を実現しています。また、レギュレーション変更に伴い刷新されたシャシーとのマッチングを図るため、オフシーズンを通してマクラーレンと一体になり開発を進めてきました。マシン全体での変更点が多いため、パワーユニットを初めてシャシーに載せて走るバルセロナテストは、パッケージ全体がどう機能できるかを検証する場として非常に重要になります。まだ上位陣との差はあると思っていますが、ここ2年間、我々は目覚ましいスピードで成長を遂げてきました。3年目に入るマクラーレンとのパートナーシップも、日々強固なものになってきていると実感しています。これからも進化のスピードを緩めることなく、目標に向けてマクラーレンとともに前進していきます」

    マクラーレン・ホンダ、MCL32を発表 / 2017年F1マシン
    マクラーレン・ホンダ MCL32

  • ルノー 「2017年の大きな未知数はホンダ」

    ルノー 「2017年の大きな未知数はホンダ」

    ルノーは、2017年のF1の勢力図において自分たちがどの位置にいるかについて良いアイデアを持っているが、ホンダだけは大きなクエスチョンマークだと認める。

    ルノー・スポール・レーシングのマネージングディレクターを務めるシリル・アビテブールは、2017年はメルセデス、フェラーリ、レッドブルがリードし、自分たちはウィリアムズ、トロ・ロッソと4位と5位を争うことになるだろうと予想している。

    だが、マクラーレンとホンダだけはどのように予想していいかわからないとシリル・アビテブールは認める。

    「我々にとっては、ホンダがエンジン開発面でどのようなことをやってくるかが大きな未知数だ。マクラーレンが、特に空力レギュレーションがこのように劇的に変化するときに非常にしっかりとしたクルマを生産できるのは確かだ」とシリル・アビテブールはコメント。

    「彼らが入り混じってくるのは見ていて面白いと思う。メルセデス、フェラーリ、そして、レッドブルが異常な序列にいることはないと思う。我々はウィリアムズ、フォース・インディア、トロ・ロッソとの戦いになるはずだ。問題はマクラーレンだ」

    シリル・アビテブールは、2017年はフォース・インディアのような小規模チームに損害を与える“軍備競争”になると予測している。

    「我々が示しているこのクルマはバルセロナのテストで走るクルマではない。そして、バルセロナのクルマはメルボルンでレースをするクルマではない。レース毎に我々は新しいパーツを導入してきた…」

    「小規模チームはリソースを維持しなければならなくなると本気で感じている。レギュレーションはそのようなチームにとって非常に難しい。新しいレギュレーションに対処するために、フォース・インディアにはクルマの大部分を造り上げる予算はもうなくなっていると思う」

    「我々のリソースレベルがあれば、ハースやフォース・インディアのようなチームを楽に倒せるはずだ」

    ルノーは、2017年にパワーユニットを“ゼロ”から設計することを決断。シリル・アビテブールはルノーの新型パワーユニットから0.3〜0.4秒のゲインが得られると期待している。

    「昨年、我々には優れたプロダクトがあった。我々が成し遂げたことは素晴らしかった。それでも我々は再びゼロからスタートすることに決めた。F1では攻めないことは死を意味するからね」

    「我々はクラスで最高であるメルセデスに追いつくという野心に本気であるかを確認した。追い抜けないのであれば、我々は完全に異なる哲学を争点しなければならなかった。それが我々が今年行ったことだ」

    「パフォーマンスのゲインに関しては、我々はシーズン終了時とシーズン開始時という点で0.3秒を目標にしている。私が話しているのはエンジンに関してだけだ。クルマの残りの部分は関連しない。そして、我々はシーズンを通してだいたい同等のステップを果たしたいと思っている」

  • メルセデス、ホンダの2017年の進歩に興味津々

    メルセデス、ホンダの2017年の進歩に興味津々

    メルセデスのエンジン責任者は、2017年のホンダの進歩に強い興味を持っていると認める。

    メルセデスが“パワーユニット”時代を支配する間、マクラーレンのパートナーとしてF1復帰したホンダは、2015年と2016年に苦戦を強いられた。

    メルセデスのエンジン責任者を務めるアンディ・カウエルは、シャシーとタイヤのレギュレーションが変化する2017年もエンジンが非常に重要なままだと考えている。

    「より長い間アクセルを踏んでいることを考えれば、エンジの重要性が増すのは明らかだ」とアンディ・カウエルは Auto Motor und Sport にコメント。

    「だが、もうこのエンジン世代での4年目だ。全員が多くのことを学んでいる。他のマニュファクチャラーが何をするかにかなり興味を持っている。特にホンダにはね」

    「彼らはもう3年目だ。彼らは開発部門を確立させ、多くの知識を蓄えている。彼らは、勇敢な大きなステップを果たす時だと思う」

    実際、ホンダとルノーは2017年にむけてパワーユニットの基本的なデザインを変更したことを認めている。

    だが、アンディ・カウエルは「我々もただ傍観して、小さな改良しかしていないわけではない。前の年と比較して変化はかなり大きい」と述べた。

  • 【MotoGP】 ホンダ:2017 フィリップアイランド公式テスト レポート

    【MotoGP】 ホンダ:2017 フィリップアイランド公式テスト レポート

    マレーシアテストに続く今季2度目となるMotoGP公式テストが、2月15日(水)〜17日(金)の3日間、オーストラリアのメルボルン近郊にあるフィリップアイランド・サーキットで行われた。

    フィリップアイランドでの公式テストは、昨年、2008年以来となる8年ぶりに復活した。今年は2年連続の開催となる。昨年は天候に恵まれなかったが、今年は3日間を通じ、ドライコンディションでテストを行えた。

    マレーシアは、エンジン、車体、電気系ともに、17年型RC213Vを開発するに当たっての方向性を決める重要なテストだった。今回は、マレーシアで絞り込んだテーマを中心に、同地で明らかになった課題に対応するテストなど、多くのメニューをこなし、ホンダ勢はまた一歩前進できた。

    昨年は天候に恵まれず、続くカタールでの公式テスト、そして開幕戦カタールGPに多くの課題を残した。それに比べて今年は、天候に恵まれたこともあり、順調にテストメニューを消化している。

    フィリップアイランドは一周4.448km。高速コーナーが連続するレイアウトで、カレンダーの中でもアベレージの高い高速サーキットの一つとして知られている。昨年の大会でポールポジションを獲得するも、決勝では転倒を喫して2年連続の勝利を果たせなかったマルク・マルケス(Repsol Honda Team)は、テストメニューを精力的にこなしながら、フィリップアイランドで毎年課題になる数カ所のコーナリングスピードの改善に努めた。

    3日間で271ラップ。今回のテストに参加したライダーで最多周回数を刻んだマルケスは、連日、レースを想定したセットアップで周回に挑んだ。その2日目と3日目は、連続での周回にトライするたびにアベレージを上げることに成功。セットアップが順調に進んでいることを感じさせた。ベストタイムでは総合2番手となるも、内容はライバルをしのぐもので、2年連続4度目のタイトル獲得に向けて、すばらしいテストとなった。

    チームメートのダニ・ペドロサ(Repsol Honda Team)が総合3番手でテストを終えた。今回のテストでは、初日の夜に体調を崩し、2日目は午後からの走行となった。そのため、3日間で160ラップと周回数は少なかったが、テストメニューを消化しながら、着実にタイムを上げることに成功した。

    昨年のオーストラリアでのテストは、ペドロサにとっても、多くの課題を残すものだった。今年はマシンのセットアップが順調に進み、ピットのムードも上々。今年は本来の力を発揮できるシーズンになることが期待され4う。

    昨年のオーストラリアGPを制しているカル・クラッチロー(LCR Honda)は、テストメニューを順調に消化。さらなる活躍に期待が膨らんだ。3日間の周回数は226ラップ。今回もライダー同士のタイムが接近するテストとなったが、1日目に5番手、2日目に3番手、3日目に5番手と、アベレージの高い走りでテストメニューを消化した。クラッチローにとっては、RC213Vで3年目のシーズン。昨年にシーズン2勝を挙げているクラッチローは、今年はチャンピオン争いが期待される。

    MotoGPクラスでの3年目のシーズンを迎えるジャック・ミラー(Estrella Galicia 0,0 Marc VDS)は、大きな成長を感じさせる3日間を送った。3日間でこなした周回数は258周。加えて、初日に9番手、2日目に10番手、3日目に9番手と、安定した走りでトップ10入りを果たして注目を集めた。昨年は雨のオランダGPで初優勝を果たしたが、シーズンを通して安定した戦いができたとは言えない。今年は、RC213Vのパフォーマンスを引き出せるようになったことが、リザルトの向上につながっているようだ。ミラーにとって、大きな自信となったオーストラリアテスト。今年の飛躍に注目だ。

    ミラーのチームメートであるティト・ラバト(Estrella Galicia 0,0 Marc VDS)は、マレーシアテストで負ったケガの影響で、今回のテストをキャンセルした。

    次回のテストは、3月10日(金)〜12日(日)の3日間。カタールのロサイル・インターナショナル・サーキットで行われる。

    マルク・マルケス(総合2番手 1分28秒843 271ラップ)
    「今回のテストは、大きく前進できたので満足しています。特に最終日の午前中にベストラップを出せたのはいいことです。2日目のロングランでは、我々が到達したかったレベルまで電気系を高められ、ずいぶん快適になりました。この3日間は、本当に有意義なものになりました。もちろんこのサーキットはシーズンを通して特殊なコースで、カタールとは違うことをよく知っています。今日、誕生日を迎え、チームからおもしろいプレゼントをもらいました。拡大鏡(虫眼鏡)です。問題点を自分自身で見つけ出すために、データをチェックするように言われました(笑)。これは忍耐が強くないとできないことですからね。いずれにしても、HRCの努力には本当に感謝しています。それが一歩一歩、前進できている要因だと思います。メディカルチェックのためフィリップアイランドに来られなかったチーフクルーのサンティ(エルナンデス)には、これから最善を尽くすことをお願いしたいです。今回は会えなくてさびしい思いをしましたが、次のテストで会えることを楽しみにしています」

    ダニ・ペドロサ(総合3番手 1分29秒033 160ラップ)
    「フィリップアイランドは、自分が好きなサーキットでないことを考えると、ずいぶんポジティブなものになりました。いい感じで乗れていたし、日ごとに改善できました。2日目まではいい感じとは言えなかったので、今日は特にいい仕事ができたように思います。チームがんばってくれました。また、電子制御に集中してセットアップを進められました。時間が足りずにロングランはできませんでしたが、ミシュランはまた大きく前進したように思います。まだ作業しなければならないところはいくらかありますが、いい方向に向かっていることは間違いありません」

    カル・クラッチロー(総合5番手 1分29秒101 226ラップ)
    「最終日は、修正しないといけない問題が発生したため、タイムアタックの機会が設けられず残念でした。今回のテストでは、これまで取り組んだことのないことにトライしてみました。電子制御にはまだ少し問題がありますが、これまでと違う仕様のエンジンを搭載してテストを始めたばかりなので、これからしばらく、この作業に取り組んでいかなければなりません。カタールでまたいろいろと学ぶことになると思います。事実上、今年のテストが始まったばかりですが、ラップタイムは悪くないです。いいスタートが切れると思っています。それにしても、昨日の状態でもしレースをしたら、マルクと(マーベリック)ビニャーレス(ヤマハ)の戦いになるでしょう。とはいえ僕はかなり楽観的です。いい気分でテストを終えられました」

    ジャック・ミラー(総合9番手 1分29秒538 258ラップ)
    「フィリップアイランドでの3日間は我々にとってポジティブなものでした。周囲のことは意識せず、マシンのセットアップに集中できました。とてもいい時間になりました。セパンで学んだことやベースのセットアップを2つのサーキットで確認できました。カタールで予定している最終テストでも、同じようにできる自信が持てました。開幕戦に向けて、やらなければならないことはまだたくさんありますが、ここでできなかったことをカタールでやりたいです。とにかく新しいシーズンに向けて、いくらかの準備はできました。来月のカタールでの最終テストが楽しみです」