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  • F1最終戦ブラジルGP フリー走行1回目:マッサがトップタイム

    F1最終戦ブラジルGP フリー走行1回目:マッサがトップタイム

    2008年F1第最終戦 ブラジルGPのフリー走行1回目が31日(金)、インテルラゴス・サーキットで行われた。

    タイトルを賭けたF1最終戦ブラジルGPがついに開幕。はやくもタイトルを争う2人によるタイム争いが始まった。

    この日のインテルラゴスは、若干の霧雨が降ったが、大部分がドライの状況で行われた。フリー走行1回目のトップタイムは、フェリペ・マッサ(フェラーリ)が記録した1分12秒305。しかし、セッションの大半はルイス・ハミルトンがタイプシートのトップにいた。ハミルトンは約コンマ2秒差で2番手タイムにつけている。

    3番手タイムは、キミ・ライコネン(フェラーリ)、4番手にはロバート・クビサ(BMWザウバー)が続いた。ハミルトンのドライバーズタイトルとチームのコンストラクターズタイトル獲得に向け、重要なレースとなるヘイキ・コバライネン(マクラーレン)は5番手タイムだった。

    中嶋一貴は16番手タイムでフリー走行1回目を終えた。

    フリー走行2回目は、このあと現地時間14時(日本時間25時)より開始予定。

    F1最終戦 ブラジルGP フリー走行1回目

    順位 ドライバー コンストラクターズ ベストタイム 周回
    1 フェリペ・マッサ フェラーリ 1分12秒305 24
    2 ルイス・ハミルトン マクラーレン 1分12秒495 23
    3 キミ・ライコネン フェラーリ 1分12秒507 18
    4 ロバート・クビサ BMW 1分12秒874 24
    5 ヘイキ・コバライネン マクラーレン 1分12秒925 20
    6 フェルナンド・アロンソ ルノー 1分13秒061 25
    7 マーク・ウェバー レッドブル 1分13秒298 24
    8 ネルソン・ピケJr ルノー 1分13秒378 39
    9 ニック・ハイドフェルド BMW 1分13秒426 28
    10 ティモ・グロック トヨタ 1分13秒466 33
    11 ヤルノ・トゥルーリ トヨタ 1分13秒600 24
    12 ニコ・ロズベルグ ウィリアムズ 1分13秒621 23
    13 セバスチャン・ブルデー トロ・ロッソ 1分13秒649 30
    14 ルーベンス・バリチェロ ホンダ 1分13秒676 28
    15 ジェンソン・バトン ホンダ 1分13秒766 13
    16 中嶋一貴 ウィリアムズ 1分13秒806 24
    17 セバスチャン・ベッテル トロ・ロッソ 1分13秒836 30
    18 デビッド・クルサード レッドブル 1分13秒861 19
    19 エイドリアン・スーティル フォース・インディア 1分14秒704 21
    20 ジャンカルロ・フィジケラ フォース・インディア 1分14秒821 21
  • デビッド・クルサード:インタビュー(ブラジルGP)

    デビッド・クルサード:インタビュー(ブラジルGP)

    デビッド・クルサードが、ブラジルGPのFIA記者会見でチャンピオンシップ最終戦をウィングス・フォー・ライフのカラーリングで走る気持ちを語った。

    デビッド、今回のレースへの気持ちを聞かせてください。
    もっと感情的になるべきなのかも知れないが、日曜日にクルマから降りたときに何か感じるのだと思う。願わくはチェッカーフラッグを受けた後に、自分のひとつの時代が終わったことを実感するだろう。ぼくよりも長くレースを続けているルーベンスを除けば、このテーブルに座っている全員にとって、レースを引退する時を想像するのは難しいと思う。ぼくがレースを辞めるのは、グランプリカーの運転が嫌いだからでも、レースが嫌いだからでもない。自然と自分の人生の旅路のひとつの終着点にたどり着いたんだ。日曜日にパドックを去る時が、ぼくのドライバー人生の終わりだ。

    今回のクルマのカラーリングは特別なものですが、それについて聞かせてください。
    最後のグランプリで、ぼくだけが特別なカラーリングで出場することを全てのチームが許可してくれた。現代のF1では初めてのことだと思う。何十年も前にはあったと思うが、今回、2004年に設立された脊髄損傷治療研究基金である「ウィングス・フォー・ライフ」のカラーリングのクルマで走ることを他のチームに許してもらった。脊髄損傷はエキストリームスポーツをやるような人たちが負う怪我だと思っている人がほとんどだと思うが、統計では実際はエキストリームスポーツが原因の怪我は3%にしか過ぎない。年間13万人もの人々が他の原因の怪我によって車椅子での生活を余儀なくされている。家庭内での怪我、自動車事故など、毎日の生活の中での負傷によるものだ。現在、このようなタイプのリサーチへの政府の補助金はほとんどなく、製薬会社は興味を示さない。脊髄損傷を治す薬はないからね。ウィングス・フォー・ライフはレッドブル創設者であるデートリッヒ・マシテッツと、バイクの事故で脊髄を損傷する怪我を負ったご子息がいるハインツ・キニガードナーによって設立された基金だ。ウィングス・フォー・ライフへの募金は全て世界中の様々な団体の資金として使われている。また、ウィングス・フォー・ライフはクリストファー・リーブ基金などの他の基金とも協力して、脊髄損傷治療の研究を行っている。

    デビッド、あなたはこれまで何回も世界チャンピオンが決定する瞬間を見てきたわけですが、今年はどうなると思いますか?
    今回のレースまでに何度も同じ質問を受けてきたので、今日はふたりのチャンピオン候補の前でメディアに言ってきたことを言おうと思う。7ポイントリードするルイスの方がチャンピオンシップ優勝の可能性が高い。これは明白なことだと思う。彼はシーズンの大半をリードして来たのだから、チャンピオンにふさわしいと思う。しかし、ぼくはフィリペは今シーズン最も実力を伸ばしたドライバーだと思っている。彼のスピードについては誰もが知るところだが、今年の彼のドライビング、特にブダペストは素晴らしかった。最終的には優勝できなかったが、あのレースでのルイスへのオーバーテイクは、彼の攻撃力の素晴らしさを物語っていた。世界トップレベルのオーバーテイクだったと思う。どちらにも良い顔をしようとしているのではなく、本当にふたりのどちらも今年の世界チャンピオンにふさわしいドライバーだとぼくは思っている。だが、ルイスが有利なのは確かだ。フィリペが今回のレースに優勝し、ブラジルのファンを満足させることができ、ルイスがポイントを獲得するポジションで完走できれば、良いのかなと思う。だが、みんなも承知している通り何が起きてもおかしくないのがレースだ。ぼくも、みんなと同じようにどんな結果になるのか楽しみにしている。

  • F1最終戦はタイトル獲得者の家族がチェッカーを担当

    F1最終戦はタイトル獲得者の家族がチェッカーを担当

    F1最終戦ブラジルGPは、タイトル獲得者の家族がチェッカーを担当する。

    ブラジルGPでは、でルイス・ハミルトン(マクラーレン)がフェリペ・マッサ(フェラーリ)のどちらかがタイトルを獲得するが、インテルラゴスの主催者は、その記念すべきレースのチェッカーをタイトル獲得者の家族にゆだねることを発表した。

    ハミルトンがタイトルを獲得すれば、父親でありマネージャーも務めるアンソニーと弟のニコラスで、マッサのなら両親のルイス・アントニオとアナ・エレーナがチェッカーを振ることになる。

    ブラジルGP主催側は、「こういった形で家族がGPに花を添えれば、より特別なものになるだろう」とコメントを寄せた。

  • ネルソン・ピケJr. ブラジルGP特別ヘルメット

    ネルソン・ピケJr. ブラジルGP特別ヘルメット

    ネルソン・ピケJr.は、ブラジルGPを特別カラーリングを施したヘルメットで戦う。

    インテルラゴス・サーキットで行われるF1最終戦ブラジルGPは、ピケJrにとって母国GPとなる。ピケJr.は、ブラジルGP用に特別カラーリングのヘルメットを用意した。

    ヘルメット側面の“ピエロの涙”と上部には、特別に母国ブラジルの国旗がプリントされる。

    ネルソン・ピケJr. ブラジルGP特別ヘルメット

    ピケJr. ブラジルGP特別ヘルメット(画像) ピケJr. ヘルメット画像

    関連:ネルソン・ピケJr. ヘルメット (2008年)

  • インテルラゴス・サーキット:F1サーキット解説

    インテルラゴス・サーキット:F1サーキット解説

    ホンダのテストドライバーであるアレキサンダー・ブルツが、F1ブラジルGPが開催されるインテルラゴス・サーキット(ホセ・カルロス・パーチェ)を解説。

    アレキサンダー・ブルツ
    ブラジルはシーズンを終えるに、ふさわしい場所だ。彼らのF1に賭ける情熱にはかなりのものがあるし、今年は何と言ってもフェリペ・マッサがチャンピオン候補なんだから。

    コース自体も、ドライバーにとっては大きな挑戦だ。スタート・フィニッシュラインを通過した時には、7速全開。ターン1でブレーキングにかかろうという時点で、速度は317km/hに達している。このコーナーはバンク角が付いているし、クリップポイントはブラインドで見えない。だからこのブレーキングは、実に面白いんだ。できるだけ遅らせれば、先行車を抜く大きなチャンスが生まれる。

    そこから右へと切り返しながら下っていって、出口では4速まで上げる。ターンインでうまくノーズが入ってくれるよう、ちょっとスロットルを戻した方がいいかもしれない。それからエントリーでバンプがあるから、これも要注意だ。マシン挙動が、不安定になるからね。ここはインテルラゴスでも屈指のむずかしいコーナーで、今年はトラクションコントロールがない分、もっと厄介だろうね。次のターン3は、長い左コーナー。ここは普通に、全開で行けるだろう。

    そして裏のストレートを抜ければ、ターン4だ。ここのブレーキング地点も、ひどい凹凸がある。7速で到達して、90mのサインでフルブレーキ。マシンに大きな負担をかけずに、スピードをできるだけ殺さないこと。そのためには、できるだけスムーズな運転を心がけないとね。コーナリング中は、マシンの動きに素直に任せる。そしてできるだけ早く、スロットルを開けるんだ。クリップは、必ず外さないこと。そうしないと立ち上がりで、大きく膨らんでしまう。

    ターン5は、特に問題ない。そこから丘を上っていくと、ダブルクリップの右コーナー、ターン6と7が待ってる。このクリップはすごく長いし、その最中に丘の頂上に達するから、リヤがふっと軽くなる。ここをいかにうまく抜けるかが、かなりラップタイムを左右するね。でもここを完璧にクリアできるようなバランスに仕上げることは、ほとんど不可能だよ。

    そこからは、低速区間に入る。ターン8は、2速の右コーナー。必ずイン側の縁石に、しっかり乗ること。凹凸がひどいけど、これをしっかり使わないと、タイムアップは望めない。初日には相当滑りやすいけど、そのうちグリップが付いてくる。レース当日までにどれぐらいのラバーが載るのか、その見極めも重要だ。

    もうひとつの丘を上り切って、次の左コーナーのクリップめがけて、マシンともども突っ込んでいく。ここを速く走るには、コーナーへの飛び込みを自分のイメージよりずっと速く行うこと。思い切ってやれば、それは可能なんだ。縦Gがかかるから、普通以上のグリップが期待できるからね。このコーナーは、実に素晴らしい。特に軽いマシンの時にね。そこから短い加速で、ヘヤピンのターン10に向かう。ここのブレーキングは、すごく滑りやすい。前輪が簡単にロックするから、できるだけ自分を抑えるようにしないとね。

    ターン11は、全開での下り左コーナーだ。続くターン12は、このコースで最も重要なコーナーと言っていい。ギアレシオによって2速か3速かの違いはあるけど、そこからの立ち上がりをいかにスムーズに行えるか。あとは1コーナーまで、ひたすら全開だからね。ここでスピードが乗るかどうかで、タイムはまったく違ってしまう。ブレーキングは、できるだけ遅らせる。そうでないと、タイムロスが大きすぎる。とはいえあくまで、立ち上がり重視なのを忘れずに。そしてイン側の縁石に、思い切りよく乗って行く。でも勢いがよすぎると車輪が空転して、立ち上がりのトラクションが効かなくなってしまうから、注意が必要だ。

  • セバスチャン・ベッテル(ブラジルGPプレビュー)

    セバスチャン・ベッテル(ブラジルGPプレビュー)

    セバスチャン・ベッテルがF1最終戦ブラジルGPへ向けての抱負を語った。

    来季レッドブルへの移籍が決まっているベッテルにとって、ブラジルGPは18ヶ月在籍したトロ・ロッソでの最後のレースとなる。

    しかし、ベッテルは、特別な感情は持たず、いつものグランプリと同じようにインテルラゴスへ向かうと語る。

    「正直なところ、最後のレースになるということについては考えないよ。ただそこに行って、僕達の仕事をするだけだ。」

    「僕たちはフェラーリやマクラーレンほど大きくはない。僕たちは集中しているし、なにかを達成するためにここにいる。最後のレースかもしれないけど、土曜日と日曜日のパフォーマンスだけを考えている。」

    「僕達はベストを尽くす。そして、日曜の夜に僕達はそこで一緒にパーティーをする良いチャンスがあるしね!」

    トロ・ロッソは、シーズン後半の力強いパフォーマンスにより、コンストラクターズ争いで姉妹チームのレッドブルを5ポイントリードしている。

    しかし、イタリアGPでの優勝という衝撃的な結果にも関わらず、ベッテルはチームがシーズン最後のレースで数ポイント加えられれば満足だと語る。

    「ただ継続したいだけだ。僕たちはたいてい勝てる範囲にいないのは明らかだし、通常の予選では上位を争ってはいない」

    「軽いクルマでのQ2では、僕たちはかなり接近していると思うけど、クルマに燃料を積んだときは、良いときも悪いときもある。でも、あなたが望むことを話せば、ビックチームとのギャップはあるね。」

    「モンツァは、僕達にとって全てが完璧だった。僕たちはその日、それらのコンディションで最も速かったし、最高の仕事をした。モンツァを見るべきではないと思うけど、他の全てのレースのパフォーマンスを見ると、ここ数レースではコンスタントにポイントを取るには十分よかった。」

    「僕たちには良いパッケージがあるし、それを使うことは僕たち次第だ。でも、必ずしもトップレベルにいるわけではない。フェラーリとマクラーレンが全てのレースを1-2、1-3または1-4で勝てば、上位4位はフェラーリとマクラーレンのものだ」

  • ジャンカルロ・フィジケラ (ブラジルGPプレビュー)

    ジャンカルロ・フィジケラ (ブラジルGPプレビュー)

    ジャンカルロ・フィジケラが、F1最終戦ブラジルGPへの意気込みを語った。ブラジルGPはフィジケラが2003年にジョーダンで初優勝をとげた記念すべきグランプリだ。

    ジャンカルロ・フィジケラ (フォース・インディア)
    2003年にジョーダンで初優勝をおさめた時から、ブラジルGPは常に好きな場所なんだ。当時僕のクルマで作業した人の何人かは、まだフォース・インディアにいるけど、この年からチームは多く変わっている。それにも関わらず、そこには同じスピリットがあるし、誰もが最大限のモチベーションを持っていいる。勝利か1ポイントに関わらず、出来る限り最高の結果を得たいね。

    モチベーションは僕にもまだある。ドライブすることが好きだし、うまきやって、できる限りプッシュしたい。確かにベストを尽くしても、まだ19位か20位なのはがっかりするけど、それが今の状況だし、それに対処して頑張らなければならない。ブラジルがタフになることは分かっているけど、目標はフィールドに留まって、できるだけコンペティティブなレースをすることだ。

  • エイドリアン・スーティル(ブラジルGPプレビュー)

    エイドリアン・スーティル(ブラジルGPプレビュー)

    エイドリアン・スーティルが、F1最終戦ブラジルGPへの意気込みを語った。ここ3レースで連続リタイアに終わっているスーティルは、完走してポジティブなシーズンの終わりを迎えることを期待している。

    エイドリアン・スーティル (フォース・インディア)
    ブラジルは、半分南アメリカ人である僕にとっては特別なイベントなので本当に楽しみしている。トラックは肉体的にはタフだけど、とても楽しい。周囲の気温は高くなるだろうし、非常に湿気があるときがあるけど、最もタフなのはバンプだ。レースでトラックを回ると、本当にそれぞれのバンプを感じるんだ!また、反時計まわりなので普段使わない首の筋肉を使うんだ。

    ブラジルでは目標がある。レースをフィニッシュすることだ。3連続リタイアなので、僕たちには本当に必要なことだ。今年これまでの完走記録には満足していない。僕たちはメカニカル問題や事故でフラッグに辿り着けないことがあまりに多かった。例えそれが何であったとしても、十分ではない。ギャンカルロと僕が、素晴らしい、コンペティティブなフィニッシュができれば、それがみんなにとって困難なシーズンを終えるポジティブな方法だ。

  • キミ・ライコネン(ブラジルGPプレビュー)

    キミ・ライコネン(ブラジルGPプレビュー)

    キミ・ライコンネンが、F1最終戦ブラジルGPへ向けての抱負とこれまでの1年、そして来年に向けての抱負を語った。

    キミ・ライコネン (フェラーリ)
    僕には、去年達成したようなポジティブなことがあまりなかった。僕たちは起こったあらゆることを詳細に分析し、来年すべてを改善させるためにミスから学ばなければならない。しかし、今、僕たちは2008年の最後のレースに全力を尽くさなければならない。

    来年はいくつか新しいルールになるし、僕たちは冬の間に多くの仕事をしなければならない。今年はドライバーズタイトルを獲得することができなかったけど、来年は再びトライすることを断言するよ。

    僕たちは今年どんなチャンスがあるかを知るためには、金曜のプラクティスセッションを待たなければならない。マクラーレンとの予選は非常にハードものになるだろう。

    ここ2レースでは、より多くの燃料を積んだQ3でクルマがとても良い感覚だった。クルマと攻撃する可能性を信じることが重要だ。それが違いを生む。

    数回、非常に間近だったので、正しいセットアップを見つけられることを期待している。今年の初めはとてもうまくいったけど、そのあと僕たちはトラックを見失って、取り戻すことができなかった。とても長い1年だったし、休暇が待ちきれないよ。

  • トヨタF1:パスカル・バセロン(ブラジルGPプレビュー)

    トヨタF1:パスカル・バセロン(ブラジルGPプレビュー)

    トヨタF1チームのシャシー部門シニア・ゼネラル・マネージャーであるパスカル・バセロンが、インテルラゴスで開催されるF1ブラジルGPで必要となるセッティングなどを語った。

    インテルラゴスは非常にバンピーなコースですが、この状況は相変わらずでしょうか?
    過去数度に渡り再舗装しているものの、バンプはどうもまだ残っているようだね。あるいは移動しているようにも見える。理由はあの土地が湿っているからだ。だが昨年は以前より遥かに効果的な再舗装を施し、2006年と比べるとかなり良くなっていた。

    TF108にとってどんなレースが予想されるでしょうか?
    我々はあそこで常に良いパフォーマンスを発揮できているので、今回のブラジルGPにもかなり期待しつつ臨むつもりだ。私は本当にこのレースが楽しみなんだ。今シーズンは何度か、路面温度の低さがTF108に適さない、という状況に直面してきたが、通常ブラジルでは気温がかなり高くなるので、その点は我々に有利になるだろう。我々のクルマはほぼ全てのサーキットで競争力を発揮しているし、インテルラゴスでもやはりかなり力を出せると思っている。ヤルノはいつもあそこでいいパフォーマンスを見せてくれるが、今回もそうなることを彼に期待している。インテルラゴスではティモもある程度F1の経験があるし、それにどのコースに行っても彼がTF108に慣れるまでにほとんど時間を必要としないことは既に我々が目にしている通りだ。

    インテルラゴスを速く走る鍵は何でしょう?
    最後の左コーナーは長い登り坂になっていて、それがピットを通過するまで続く。そのため馬力が重要になる。ただし更に重要な意味を持つのが、非常に長い時間トラクションが必要になる3〜4カ所の連続コーナーだ。従ってクルマのバランスと横滑りを上手くコントロールすることが非常に重要になる。インテルラゴスで一番肝心なのはタイヤだ。昨年、ブリヂストンは果敢にもソフトとスーパーソフトを持ち込んだが、そのためブリスターが大きな問題となった。だが今回はソフトとミディアムコンパウンドを使用する。これは昨年のものより遥かに適しているはずだ。ただし、だからと言ってタイヤの扱いが難しくない、というわけではない。なぜなら各チームは恐らくミディアムコンパウンドの熱入れの問題と、ソフトタイヤのブリスターの問題の間で揺れ動くことになるはずだからね。これは明確に線引きできることではないだろうし、また大変な比較作業も必要になるだろう。それ以外の要素としては、インテルラゴスは非常にブレーキに優しく、また中〜低程度のダウンフォースのコースだと言えるね。

    他の多くのコースと比べてブラジルで追い越しが多いのはなぜですか?
    インテルラゴスで追い越しが可能なのは間違いないが、ただしだからと言って簡単なわけじゃない。恐らく誰もが2001年のレースで、セーフティーカー後のリスタートの際、ファン‐パブロ・モントーヤがミハエル・シューマッハをかわした場面を覚えていると思う。あれはとにかく信じられない追い越しだった。低速コーナーの次に長いストレートがあり、そして急ブレーキするエリアがあってタイトなコーナーが続く、というあのレイアウトが各ドライバーに追い越しのチャンスをもたらしてくれるんだ。

    サーキットの施設はどうやって使いこなしていますか?
    ピットビルがやや手狭なため、インテルラゴスに持ち込むべきスペアパーツや様々な部品の量については、よく考えておかなければならない。なぜなら十分なスペースがないからね。サーキットそのものは、より新しい幾つかのサーキットと比較するとそれほど豪華ではないが、それは仕方のないことだ。それよりも私としてはあそこでのグランプリが好きでたまらないんだ。今は、バーレーンやイスタンブールや上海、それに来年開催のアブダビでも、新しくて素晴らしい施設を目にしているだけに、その対比が一層はっきりとしているのだろう。インテルラゴスは生活のコントラストが最も鮮明になる場所の一つだ。だがそういったことはあれど、インテルラゴスには本物のレースの雰囲気がある。観客は本当に熱狂的だしね。今回はフェリペ・マッサにまだチャンピオン獲得の可能性があるので、尚更そういった雰囲気になるだろう。

    何がそういった魅力を生み出しているのでしょう?
    ブラジル人はモータースポーツが大好きだし、自分たちのヒーローが好きでたまらないんだ。過去約30年間、彼らはフィッティパルディやピケやセナといった面々と共に何度もタイトルを獲得してきた。ブラジルはファンの平均人数が他のどこよりも多いいし、それに彼らには本物の情熱があるんだ。