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  • ジャン・アレジ 「F1フランスGPが外れたのはF1ではなく国の政治の問題」

    ジャン・アレジ 「F1フランスGPが外れたのはF1ではなく国の政治の問題」

    ポール・リカールの新サーキット代表となったジャン・アレジは、F1フランスGPを取り戻すためにフランスのエマニュエル・マクロン大統領に働きかけると語り、カレンダーから脱落したことについてF1を責めるべきことではないと考えている。

    2018年から2022年までの4年間、ポール・リカールでF1カレンダーに復帰したフランスGPは、今年からスケジュールから外れ、再び長い間傍観することになりかねない。

    以前は政治的な理由で1991年にポール・リカールから引き継いだマニクールで18年間開催された後、2009年から2017年まで休眠状態となっていた。

    今週から新しい役職に就いた元F1ドライバーのジャン・アレジは、レースがなくなったことの責任の所在を明確に語った。

    「フランスでのF1の問題はサーキットではなく、政治にある」と1995年のF1カナダGPのウィナーは Autosport に語った。

    「おそらく、大統領が観戦に来なかった唯一のF1グランプリだ。かつてマニクールでは、(フランソワ・)ミッテランがレース開催を望む政治の一環として観戦したことを除いてはね」

    「それ以来、一度もないんだ。問題はサーキットにあるのではない。問題は国の意向だ」

    「私のもう一つの仕事はF1アンバサダーなので、F1とのつながりは直接的であり、でたらめなことは言っていないし、彼らはそれについて非常に明確だ」

    「F1は現在、おそらく世界で32カ国がF1レースの開催を求めている。昨年ここで開催された最後のグランプリは、人々に非常に人気がありました。だから、それを失うのは残念だ」

    F1フランスGPは1950年のF1世界選手権から始まったレースのひとつだが、そのタイトルは1906年までさかのぼる。

    「フランスGPを開催することはF1カレンダーでは良さそうに見えるが、それを行う可能性がない場合、それは国がモータースポーツに興味を持っていないためであり、それは非常に残念なことだ」とジャン・アレジは付け加えた。

    「F1がフランスでグランプリを開催することは問題ではなく、責任はフランスにある」

    「もちろん、私の新しい役割の一部は、手紙を送ってフランス大統領との面会を要請することですが、それが実現するかどうかはわからない」

    「もしそれが実現し、フランスGPを取り戻すことができれば、私は世界で最も幸せな男になるだろう!」

    「アルピーヌとルノーは現在、F1で非常に強い。でも、それはフランスのおかげではなく、F1がとても強いからだ」

    「私がエリゼに行ってマクロンと話せば、他の人にロビー活動をするよりもはるかに役立つだろう」

    ポール・リカールは、元夫バーニーとの離婚調停の一環として所有権を主張したスラヴィカ・エクレストンの手中にあるが、ジャン・アレジの組織に加わったのは、主要な経営改革の一環として行われる。

    「ポール・リカールの取締役は完全に変わった。以前は20年前から同じメンバーだった」とジャン・アレジは説明する。

    「新しい取締役が新しい社長を探していたが、私は以前からその輪に入っていたので、依頼された。私にとっては、ポール・リカールの会長になることはとても意味のあることなので、お引き受けした」

    「サーキットはアヴィニョンからわずか120 km の場所にあり、子供の頃はF1 のテストを見に来ていた。私のモータースポーツへの情熱はこの土地で育った」

    ジャン・アレジは1989年のF1フランスGPでミケーレ・アルボレートに代わってティレルからF1デビューし、16番グリッドから4位というセンセーショナルな成績を収めた。

    「1989年にスポットライトを浴びたのは、私の人生において驚くべき日だった。しかし、そこはすでに私にとって非常に特別な場所であり、このスポーツの一部であり、F1のそばにいたいという気持ちを増大させるものだった」とジャン・アレジは語る。

    「今年は280日間のトラック活動が予約されている。非常に裕福なサーキットであり、多くの収入が得られている。また、スポーツカー、バイク、国内レースが開催され、イタリアのチャンピオンシップも開催される。我々は非常に忙しいが、F1は我々にとって非常に魅力的だ。グランプリが再び開催されることは素晴らしいこ都だと思う」

    「多くのF1チームがテストのためにポール・リカールに来ている。長いストレート、多くのランオフエリア、スプリンクラーシステムでいつでもウェットタイヤをテストできるなど、F1マシンとって非常に便利なサーキットだ。そしてもちろん、ここはいつも天気がいい」

  • F1フランスGP復活の希望を打ち砕く使途不明の巨額負債

    F1フランスGP復活の希望を打ち砕く使途不明の巨額負債

    F1フランスGPがカレンダーから姿を消しているのは短期間ではないかという希望は打ち砕かれたようだ。

    フランスの日刊紙Var Matinは、ポール・リカールでのF1フランスGPの元プロモーターであるクリスチャン・エストロジに送られた秘密の手紙の一部を公開した。

    手紙の主は、ヴァール県の地方議会議長を務めるジャン=ルイ・マソンである。

    Var-Matinによると、ジャン・ルイ・マソンはF1フランスGPの公益団体が残した2700万ユーロ(約38億3500万円)の負債について懸念を表明しているという。

    ちょうどフランス出身のF1界のレジェンドであるジャン・アレジがポールリカール・サーキットの新会長に就任したところで、ジャン・ルイ・マソンは過去6年間のプロモーターの経費について「多くの深刻な不正」を指摘したという。

    「経費の是非がわからない以上、負担金を支払うことはできない」とVar-Matinは伝えている。

    現在、この元F1フランスGPプロモーターの契約は、元F1チームのボスであるゼネラル・ディレクターのエリック・ブーリエを含む3人のみが有効となっている。

    エリック・ブーリエはVar-Matinに対し、「不必要な議論」はしたくないとしながらも、非難の多くは「過剰で間違っている」と述べている。

    関係者が公益団体に過剰な請求を行ったという主張については、エリック・ブーリエは「F1は世界各地で22以上のイベントが開催されるグローバルスポーツだ」と述べた。

    「フランスGPを最高の条件で開催するために、権利所有者、スポーツ連盟、放送局、そしてすべてのプロモーターと必要な会議を開くためには、ある程度の数の出張が必要になる」

  • ルイス・ハミルトン、ドリンクボトル故障で「ちょっと脱水症状だった!」

    ルイス・ハミルトン、ドリンクボトル故障で「ちょっと脱水症状だった!」

    ルイス・ハミルトンは、300回目のグランプリウィークエンドを2位表彰台でスタイリックに締めくくり、3位に続いたチームメイトのジョージ・ラッセルとともに今シーズンのメルセデスF1のベストリザルトを獲得した。

    4番グリッドからの電光石火のスタートを決めたルイス・ハミルトンは、セルジオ・ペレス(レッドブル)を抜いて3番手に浮上すると、シャルル・ルクレール(フェラーリ)のリタイアの恩恵を受けて、2021年のタイトルライバルであるマックス・フェルスタッペンの後ろで快適な2位でレースを終えた。

    「実際、これ以上幸せなことはない」と7回のF1ワールドチャンピオンであるルイス・ハミルトンは語った。

    「もちろん、勝っていたら、また別のステップだっただろうけど、間違いなく今日はそのような結果は期待してはいなかった。もちろん、表彰台を争えることを祈っていたし、期待していた。3位を目指していた。でも、2位を獲得できるなんて信じられないことだ。僕たちにとってこれは大きな意味がある」

    「もちろん、シャルルにとっては残念だったけど、チームとして信頼性のある素晴らしい仕事をしてきたので、チームに本当に感謝しなければならない」

    一方、ルイス・ハミルトンの結果は、メルセデスW13のドリンクボトルの故障に悩まされていたことを考えると、さらに印象的だった。表彰式の前に、クールダウンルームの床に横たわっているハミルトンをテレビカメラが捕えていた。

    「素晴らしい気分だ。ほんの少し脱水状態だったけどね!」とルイス・ハミルトンは語った。

    「ドリンクボトルがレースでは機能していなかった。実際、これまでレースでは飲んでいなかったし、飲もうとしたのは今回がシーズンで初めてだったけど、何も出てこなかった」

    「しかし、素晴らしい一日、素晴らしい週末だった。特に(ニック・デ・フリースの代わりに)FP1を逃していたので、チームをとても誇りに思っている。これは素晴らしい結果だ。レースに勝つため、このような結果を得るためには、パッケージ全体が重要だ」

    「もちろん、前の2チーム(フェラーリとレッドブル)のペースにはまだ及んでいないことは分かっているけど、信頼性はプロセスの非常に基本的な部分だし、僕たちが備えている信頼性に関してチームのことをとても誇りに思っている。なんて素晴らしい結果だだろう…ジョージも今日は素晴らしい仕事をしたし、2位と3位を獲得することは僕たちにとって本当に特別なことだ」

    次戦の舞台は8勝を挙げているハンガロリンクとなる。オーストリアを3位、フランスを2位で終えた後、ルイス・ハミルトンのファンはシーズン初勝利を夢見ることができるだろうか?

    「あえて夢を見ている!それは確かだ」とルイス・ハミルトンは語った。

    「でも、タフなレースになるだろう。レッドブルとフェラーリはとても速いで。それにフェラーリは今週末に大きな一歩を踏み出したし、ブダペストでそれを倒すのは難しいだろう。でも、暑くなりそうなので、もう少し車が良くなることを願っている。そこに着くまでわからないので、祈っているよ!」

    ルイス・ハミルトン F1 メルセデスAMG・ペトロナス・モータースポーツ

  • 2019年 F1 フランスGP 決勝 | ピレリ タイヤ戦略解説

    2019年 F1 フランスGP 決勝 | ピレリ タイヤ戦略解説

    ピレリが、2019年のF1世界選手権 第8戦 フランスGP 決勝でのタイヤ戦略を振り返った。

    ピレリがタイトルスポンサーを務めるフランスグランプリは、路面温度が54度に達する、シーズン中でも屈指の高温下で行われた。このエクストリームなコンディションの下、トップ7中の6名を含む大半のドライバーが、ミディアムからハードへと繋ぐ1ストップ戦略を採用した。

    5位に入賞したフェラーリのセバスチャン・ベッテルは、ファステストラップポイントを狙って、レース終盤にソフトタイヤに交換する2ストップ戦略を採った。

    ■キーポイント
    ・南フランスの高温のコンディション下、摩耗とデグラデーションレートが予測通りの数値を示したなか、7名を除くドライバーがミディアムタイヤでスタートした。レッドブルのピエール・ガスリーが見せたように、ソフトタイヤによるスタートでも1ストッパーが可能だった。

    ・マシンスピードはこれまで以上に速くなり、レース中盤時点で、メルセデスのバルテリ・ボッタスが昨年のファステストラップを更新した。昨年と比較して、より燃料が多く残っている状態で、より硬いコンパウンドによるタイム更新だった。(2019年のC2コンパウンドは昨年のミディアムに相当し、2018年はスーパーソフトでのタイムだった)
    ・ハードタイヤで長いオープニングスティントを走行する戦略を採ったドライバーも見られた。レーシング・ポイントのランス・ストロールは、ハードタイヤで39周を走行後ミディアムへ交換した。

    ・フェラーリのセバスチャン・ベッテルがファステストラップポイントを獲得した。ベッテルは、終盤にソフトへ交換する2ストップ戦略を採った。ベッテルのタイムは、優勝したルイス・ハミルトンがハードタイヤで記録したタイムをわずかに更新するものだった。

    各コンパウンドのパフォーマンス
    ・ハード C2:大半のドライバーが第2スティントで使用するなど、このレースでの不可欠な要素となった。路面の厳しさに十分に対応していたものの、終盤では一定のマネジメントが必要だった。

    ミディアム C3:予測通り、大半のドライバー(トップ10グリッド中の8名、トップ10グリッドより下位では、5名を除く全ドライバー)がスタートタイヤとして使用した。

    ソフト C4:2名のドライバーのみが、ソフトタイヤでスタートした。ソフトタイヤのライフは、ポール・リカールの厳しいコンディション下では限定的だった。燃料が軽くなったファイナルラップで、セバスチャン・ベッテルがソフトを使用してファステストラップを更新した。

    マリオ・イゾラ (ピレリ カーレーシング責任者)
    「路面温度が今シーズンで最も高い部類に入るコンディションの下、フランスグランプリは、マシンスピードが昨年よりも速くなっていることを印象的に示すレースとなりました。厳しいコンディションにもかかわらず、多くのドライバーが、我々が最速と予測したミディアムからハードと繋ぐ1ストップ戦略を採りました。高温に加え、大幅な路面の改善など、エクストリームな厳しいコンディションに、タイヤは十分に対応していました。これから、今シーズン最初の連戦となるオーストリアのシュピールベルクへ向かいます」

    2019年のF1世界選手権 フランスグランプリ2019年 F1 フランスグランプリ

  • マクラーレン、ランド・ノリスがレッドブル・ホンダと0.009秒差の5番手

    マクラーレン、ランド・ノリスがレッドブル・ホンダと0.009秒差の5番手

    マクラーレンは、F1フランスGPの予選でランド・ノリスがレッドブル・ホンダから0.009秒差の5番手、カルロス・サインツも6番手に続き、3列目グリッドを獲得した。

    今週末、好調ぶりを見せていたマクラーレンだったが、そのペースは本物だった。両ドライバーともミディアムタイヤでQ3進出を果たし、ランド・ノリスが1分29秒418で5番グリッドを獲得。カルロス・サインツも0.104秒差で6番手に続き、レッドブル・ホンダを射程圏内に捕えた。

    5番グリッドを獲得したランド・ノリスは「昨日とFP3を終えて、かなりいい感じの状態で予選に入れた」とコメント。

    「FP3後はそれほどでもなかったけどね。昨日よりはだいぶ近づくことができていた。でも、期待はしていたし、心配もしていなかった。まだもっと近づけると思っていた」

    「予選前に行ったいくつかの調整が役立ったと思う。僕たちは必要なことをやれたし、それなりのラップを刻むことができた。最終コーナーは少し散らかってしまった。ちょっと欲張り過ぎて、少しオーバシュートしてしまった。それ以外は明らかに良い結果だ。でも、明日は長いレースだ。チームに本当に感謝している」

    6番グリッドを獲得したカルロス・サインツは「まず何よりもチーム全体、そして、ファクトリーのチームを心から祝福したい。この結果はいろいろな場所で行われている全てのハードワークや僕たちが最近もたらしたアップグレードの成果だ。僕たちはとにかくこの方向に向かってプッシュし続けていく必要がある」とコメント。

    「二つ目として、個人的には少し厳しい週末だったと言える。そうは見えなかったかもしれないけどね。昨日は多くの実験的なことを試していた。おそらくそれによって今日は少し劣勢に立たされていたかもしれない。クルマを完全には快適に感じられていなかった。それでも、ほぼ挽回できたし、今日は感触は良くなっていた。予選ではライバルの前の6番手に到達するために良いラップができたし、ミディアムでQ3に進出できたことでレースで良い戦いをするチャンスがある。明日っは仕事を終わらせなければならない!」

    マクラーレンのチームプリンシパルを務めるアンドレアス・ザイドルは「5番手と6番手、現場とファクトリーの全員を祝福したい。しばらくぶりとなるマクラーレンの予選ベストリザルトだ」とコメント。

    「昨日の2つの堅実なセッションの後、今朝も良いフリープラクティスを行うことができた。予選に向けてタイアの使い方を含め、学んだすべてのことを適用した。チームによってうまく考えられた予選で、我々はQ3に進出し、ミディアムタヤでスタートできるよにするという目標のすべてを達成することができた。ミディアムタイヤでのスタートはレースの結果に非常に重要なものとなるだろう」

    「だが、我々はこの結果に過度に興奮していない。落ち着いているし、完全に集中したままだ。ポイントが与えられるのは明日だ」

  • 【動画】 ルイス・ハミルトンのポールラップ / F1フランスGP 予選

    【動画】 ルイス・ハミルトンのポールラップ / F1フランスGP 予選

    メルセデスのルイス・ハミルトンは、2019年のF1世界選手権の第8戦となるF1フランスGPの予選で、ポール・リカールのコースレコードを大幅に更新するタイムでポールポジションを獲得した。

    ここまでの週末はバルテリ・ボッタスに上回られていた感のあったルイス・ハミルトンだが、予選までに見事に仕上げてきた。昨年、自身が記録していたコースレコード(1分30秒029)を上回る1分28秒319をマークし、今季3回目、通算86回目のポールポジションを獲得した。

    「ここは簡単なサーキットではないし、週末を通してバルテリがとても速かったので、クルマのポテンシャルを引き出すことができて本当に満足している」とルイス・ハミルトンはコメント。

    「チームは素晴らしい仕事をしてくれた。タイムを少しずつ縮め、最後の2ラップでも縮めることができた。風が出てきてコースの周りはかなりの強風だった。最後のラップでは0.5秒近く速かったけど、後半に突風にリアを持っていかれてその分のタイムを失った。それでも前より速いタイムだったのがポイントになった」

    「僕たちは本当にハードワークを続けてきたし、全体的にも素晴らしいチームワークを発揮できたので本当に満足している。明日も暑い日になりそうで、タイヤ管理が難しくなると思うけど、どういう展開になるか楽しみにしている」

  • ホンダ | 2019年 F1フランスGP 金曜フリー走行レポート

    ホンダ | 2019年 F1フランスGP 金曜フリー走行レポート

    ホンダのF1エンジンを搭載するレッドブルとトロロッソの両チームにとってF1フランスGPの初日は多くの有益なデータを得ることができたフリー走行となり、実りあるものとなった。

    アストンマーティン・レッドブル・レーシングの2台とレッドブル・トロロッソ・ホンダのダニール・クビアトは、新しくアップデートされたPU(パワーユニット)を使用しての走行となった。

    新しいPUの仕様に問題はなく、このレースウイーク初日から力強さを見せた。FP1ではアストンマーティン・レッドブル・レーシングのマックス・フェルスタッペンが4番手、ピエール・ガスリーが6番手、そして旧スペックのPUを使用していたレッドブル・トロロッソ・ホンダのアレクサンダー・アルボンが10番手と、ホンダのPUを搭載した4台中3台がトップ10に入るという好発進を見せた。

    ダニール・クビアトはFP1を14番手、そしてFP2は全体で一番の走行距離を走りきり15番手となった。アレクサンダー・アルボンはFP2で13番手となったが、11番手のアントニオ・ジョヴィナッツィとわずか0.05秒差と中団争いは接戦となりった。8番手のピエール・ガスリーと7番手のカルロス・サインツの差はさらに僅差の0.016秒差と大激戦。マックス・フェルスタッペンは6番手に入った。

    今日のFP1、FP2で得たデータを活かし、土曜日のFP3と予選でポール・リカール・サーキットでのPUの威力を最大限に発揮できるよう、チーム一丸となり取り組んでいく。

    田辺豊治 (ホンダF1 テクニカルディレクター)
    本日のフランスGP初日には、アストンマーティン・レッドブル・レーシングの2台と、レッドブル・トロロッソ・ホンダのクビアト選手のマシンにスペック3のPUを投入しました。アルボン選手に投入しなかった理由としては、トロロッソの2台が同時にペナルティーを受けることを避けるためです。今日は大きなトラブルもなく、スムーズな一日となり、新しく投入したスペック3のセッティングも順調に進めることができました。今晩、さらに細かい部分のデータを分析し、明日の予選とレースに備えます。

    マックス・フェルスタッペン (レッドブル・ホンダ)
    まだやるべきことは残っていますが、フェラーリと互角に戦えるパフォーマンスはあると思います。メルセデスは速すぎますが、明日に向けてなにが改善できるかデータを解析したいと思います。タイヤがどのように作用するか予測するのが難しく、ソフトタイヤがミディアムタイヤより断然速いかといえばそうでもなさそうなので、きっと予選はおもしろくなるでしょう。今朝はこのレースウイークに合わせていいセッティングも見つけられたので、一日を通してチームとして総合的に悪くない日となりました。

    ピエール・ガスリー (レッドブル・ホンダ)
    今日は実りある一日にすることができました。たくさんの新しいパーツを使用しテストしたので、これからチームと共になにが作用したか、なにがうまくいかなかったかを解析していく必要があります。新しいホンダのPUについては、まだはっきりとフィードバックできるほど時間をかけて走行できていないのですが、さらにポテンシャルを引き出せるよう今夜努めていきたいと思います。現状の感触はよく、信頼性も問題ないので、あとはパフォーマンス面でチームが求めていることを発揮できているかを調べる必要があります。コースのコンディションとターマックがタイヤとグリップの問題を難しくさせているのではないでしょうか。このレースウイークに予想していたコンディションとは少し違いましたが、これはどのチームにも言えることだと思います。最初FP1ではグリップ力が低かったのですが、午後には少し改善が見られたので、さらに状態が上がっていくことに期待したいです。ソフトタイヤにあまり期待ができなさそうなので、どの作戦がベストか、そして日曜日に向けてなにができるか見つけ出したいと思います。

    アレクサンダー・アルボン (トロロッソ・ホンダ)
    今日はすべてが順調にいったという日ではありませんでした。路面温度がとても高くタイヤをどううまく使えるのかを探るのに苦戦しましたが、FP1からFP2にかけて大きく改善することができました。今日得たデータをよく解析し、予選に向けてなにが改善できるか見つけたいと思います。いつものように中団争いは僅差なので、0.1秒でもタイムを縮める策を見つけてQ3進出を目指します。

    ダニール・クビアト (トロロッソ・ホンダ)
    有益な一日となり、総合的には悪くない初日だったのではないでしょうか。タイヤに関して理解をするのは簡単ではありませんでしたが、多くのことを学ぶことができました。FP2は特に問題なく走行することができ、マシンが今どのような状態であるかを知ることができました。僕にとっては決勝に向けた準備にフォーカスして行いたかったのですが、今日はショートランでのマシンの挙動を調べるための走行をメインに行いました。チームにとって必要なことはほぼカバーできたので、あとはどれだけ改善していけるかが重要だと思います。

  • アルファロメオF1、アップデート投入で復調の兆し / F1フランスGP

    アルファロメオF1、アップデート投入で復調の兆し / F1フランスGP

    アルファロメオ・レーシングは、F1フランスGP初日のフリー走行で、キミ・ライコネンが9番手タイム、アントニオ・ジョビナッツィが11番手タイムを記録。両ドライバーとも復調に自信をみせている。

    ここ3戦をノーポイントで終えてるアルファロメオ・レーシングは、今週末のF1フランスGPでアップグレードを投入。初日の走行では再びトップ10争いに加われる速さを垣間見せた。

    9番手タイムで終えたキミ・ライコネンは「ラップタイムを見れば状況は簡単にわかるはずだ。でも、いつものように金曜日から多くを読み取ることはできない」とコメント。

    「今日は全体的にはポジティブな1日だったと思う。もっとクルマの力を引き出すために仕事を続けなければならない。予選をどの位置で終えられるか見てみよう」

    11番手で終えたアントニオ・ジョビナッツィは「トップ10に近いところで1日を終えたし、初日の走行としては満足できるものだった」とコメント。

    「ミッドフィールドはまだ本当にタイトなので、今夜は残りのパフォーマンスを見つけ出すために多くの仕事をしなければならない。でも、ポジティブなスタートだ。明日はまた別の一日だし、集中して懸命に仕事をして、予選でできるだけベストなクルマに仕上げる必要がある。目標はQ3のままだ」

  • F1フランスGP、サーキットへの渋滞問題の解消に自信

    F1フランスGP、サーキットへの渋滞問題の解消に自信

    F1フランスGPは、昨年発生した渋滞問題に対策を講じており、アドバイザーを務める元マクラーレンのエリック・ブーリエも2019年の開催に向けて“100%快適に過ごせるだろう”と問題解決に自信を見せている。

    昨年、F1フランスGPは10年ぶりにカレンダーに復帰。開催地はマニクールからポール・リカール・サーキットに移されたが、交通管理や駐車場が整備されおらず、物流的には悪夢のようなイベントとなり、観戦を予定していた多くの観客も走行開始までにサーキットに到着できないという事態を招いた。

    その手助けをする役割に就いたのがエリック・ブーリエだ。昨年、エリック・ブーリエは、マクラーレン・ホンダのプロジェクト失敗のスケープゴートとしてスポーティングディレクターを更迭された。

    エリック・ブーリエは、戦略と運営面のアドバイザーとしてF1フランスGPをサポートしている。

    また、F1フランスGP主催者は、2019年に向けて駐車場の拡大やシャトルバスの運行、道路レイアウトの一時的な変更といった移動計画を練り直すとともに、ゴルフのライダーカップとサッカーのユーロ2016の交通管理で支援してきたCITECと契約。さらに交通情報アプリを開発する『Waze』との契約して、ライブアップデートを提供する独自のアプリを作成している。

    エリック・ブーリエは、それらの対策により、イベントに参加する人々はよりスムーズな移動ができるはずだと自信をみせる。

    「交通管理へのアプローチは非常に分析的なものだった」とエリック・ブーリエは語る。

    「CITECとともに我々は地方自治体と警察と計画を立てた。Wazeとの契約、わかりやすい看板、パークアンドライドの計画など、現在、我々はしっかりとしたサポートを備えている」

    「目的は、道路上の自動車の台数を減らすだけでなく、流れを制御することだ。現在、駐車場は無料なので、たとえばマルセイユから来てコースの反対側の駐車場に停めるためのトラックを横切る必要はなくなる。それが渋滞を引き起こしていた。どの駐車場でも使用可能になる。道路の交通容量を3倍に増やすなど、道路の管理方法も異なる。これらすべての対策によって、今年100パーセント良くなると自信を持っている」

    関連:2019年 F1フランスGP テレビ放送時間&タイムスケジュール

  • 2019年 F1フランスGP テレビ放送時間&タイムスケジュール

    2019年 F1フランスGP テレビ放送時間&タイムスケジュール

    2019年のF1世界選手権 第8戦 F1フランスGPが、6月21日(金)からポール・リカール・サーキットで行われる。

    昨年、F1フランスGPが10年ぶりにF1カレンダーに復活。近年、ポール・リカールは、F1ではテストトラックとしては使用されてきた。非常によく考えて設計された素晴らしいサーキットレイアウトであり、とはいえ、パワーユニットのパワーが必要なサーキットであることは間違いない。

    F1フランスGPでは、C2(ハード/ホワイト)、C3(ミディアム/イエロー)、C4(ソフト/レッド)というコンパウンドが配分され、ほぼ全チームがソフトを重視した選択となっている。

    ちなみにレッドブル・ホンダのピエール・ガスリーを含め、現在グリッド上には2人のフランス人ドライバーがおり、ルノーF1チームにとっては母国レースとなる。

    日本とフランスの時差は7時間。2018年 F1フランスGPはサッカーのワールドカップの試合との衝突を避けるために調整されたが、今年は他のヨーロッパでのレースと同じスケジュールとなり、フリー走行1回目は6月22日(金)の日本時間18時(現地時間11時)から開始。決勝は6月24日(日)の日本時間22時10分(現地時間15時10分)のスタートとなる。

    テレビ放送に関しては、今年もフジテレビはBSフジによる無料放送は行わず、F1フランスGPの放送もCS放送による有料放送のみ。フジテレビNEXTでフリー走行から公式予選、決勝まで全セッションをノーカット完全生中継で放送する。

    F1フランスGP

    6月21日(金) フリー走行1回目 18:00~19:30 (現地時間 11:00~12:30)
      フリー走行2回目 22:00~23:30 (現地時間 15:00~16:30)
    6月22日(土) フリー走行3回目 19:00~20:00 (現地時間 12:00~13:00)
      予選 22:00~23:00 (現地時間 15:00~16:00)
    6月23日(日) 決勝 22:10~ (現地時間 15:10~)

    CS放送/フジテレビNEXT F1フランスGP 放送時間

    【フリー走行1】 6月21日(金) 17:50~19:40
    【フリー走行2】 6月21日(金) 21:50~23:40
    【フリー走行3】 6月22日(土) 18:50~20:10
    【予選】 6月22日(土) 21:50~24:00
    【決勝】 6月23日(日) 21:30~25:00