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  • メルセデスのタイヤテスト、ライバルチームはなぜ気づかなかった?

    メルセデスのタイヤテスト、ライバルチームはなぜ気づかなかった?

    メルセデスとピレリによるタイヤテストの最大のミステリーは、なぜライバルチームが気づかなかったのかということだ。

    メルセデスとピレリによるタイヤテストが行われたのは、F1スペインGP直後のバルセロナ。だが、テストが行われたという事実が発覚したのはF1モナコGPの土曜日のドライバーミーティングだった。

    長い間シーズン中のテストは禁止されており、ピレリは旧型マシンでしか限られたプライベートテストを行うことができない。

    だが、今回のメルセデスとピレリのテストは、現行マシンと現行タイヤで3日間にわたって行われた。そのため、フェラーリとレッドブルはすぐに抗議を申し入れた。

    F1で秘密を保っておくのは非常に難しい。メディアは必死になってリーク情報をかき集め、過去にはチームがライバルチームのクルマの接写写真をお金を払って入手していた。ヨーロッパの会場では、メカニックや宮殿のようなモーターホームを設置・解体するスタッフにさえ注目が集まっている。

    それでも、メルセデスは、F1スペインGP後のカタロニア・サーキットで3日間にわたる1000kmのテストを表面上は誰にも気づかれずに完了した。

    マクラーレンの“ガラス張り”のモーターホームや、レッドブルの“エナジー・ステーション”は解体に数日かかることがある。だが、メルセデスだけが荷造りをせず、ルイス・ハミルトンとニコ・ロズベルグがそこに残っていたのか、疑問に思った関係者もいるはずだ。

    メルセデスのモータースポーツ責任者トト・ヴォルフは「我々は全てをそこに残りしていた。ガレージ、バス、トラック、エンジニアリングオフィスの全てだ。何も秘密はなかった。我々はTwitterはしなかった。そうするべきだったか?」とテストを隠していたつもりはないと主張する。

    レッドブルのチーム代表クリスチャン・ホーナーは「現役ドライバーが現行マシンをバルセロナのトラックで走らせたことを誰も知らなかったことは注目に値する」と述べた。

    「メルセデスは秘密を守るのがうまくと言わなければならない。誰かがそこにいるとか、去ろうとしているということなど大半のことは耳にする。だが、彼らはそれを著しく静かにしておくことができていた」

    メルセデスが、レギュレーションを無視したとわかった場合、ポイント剥奪、罰金、さらにはチャンピオンシップ除外というペナルティが科せられる可能性が囁かれている。

    また、この問題が明確になれば、シーズン中のテスト解禁への繋がり、“出費戦争”が再開してF1のコストが上昇する可能性がある。

    フェラーリは、シーズン中のテストの再導入を激しく推進しており、チーム代表のステファノ・ドメニカリは、抗議したのはそれが理由のひとつだと述べた。

    「それが可能であるならば、我々も同じことがやれるように真っ先に手を上げるだろう。ご存知の通り、フェラーリはずっとトラックでのシーズン中のテストをすることを常に推進してきたからね」

    テストが合法だったのか違法だったかに関わらず、メルセデスは間違ったことは何もしていないと頑固だ。

    ピレリとFIAの契約では、ピレリはテストを実施することはできるが、全チームに対してテストの機会を与えることが条件となっている。

    だが、ピレリとメルセデスのどちらもテストについて他チームに通知はしておらず、クリスチャン・ホーナーを含めた他のチーム代表は、その透明性不足に懸念を表明している。

    またピレリとメルセデスは否定しているが、メルセデスがアドバンテージを得るためにテストを実施したことは間違いないだろう。

    実際、すでにF1モナコGPのニコ・ロズベルグの優勝にも疑惑の目が向けられている。変更されたタイヤが持ち込まれる2週間後のF1カナダGPでメルセデスが力強いパフォーマンスをみせれば、テストはかなり悪質だったことが証明される可能性がある。

    クリスチャン・ホーナーは、メルセデスの振る舞いは“陰険”だと非難する。

    「クルマを走らせれるときは、常に信頼性、クルマのメカニカル面、タイヤの機能や挙動について学ぶものだ」

    「メルセデスがテストによって利益を得なかったと主張するのは信じがたいことだ」

    「今後のグランプリで使われることになるタイヤでのタイヤテストを実施することはどんな競争者にとっても利益となる」

    クリスチャン・ホーナーは、メルセデスはマシンを走らせるエンジン走行距離、コンポーネント、諸経費と物流において数十万ドルを費やしたと述べた。

    「我々はコスト削減について多くの話し合いをしており、まだシーズン中のテストに関する解決策を見つけるために金曜日に3時間を費やしている。だが、1つのチームが膨大な量のテストを実施した」

  • メルセデス、ピレリとのタイヤテストは規約違反でペナルティも?

    メルセデス、ピレリとのタイヤテストは規約違反でペナルティも?

    FIAは、5月初旬にメルセデスとピレリが現行マシンでプライベートテストを実施した件について、今後法廷で判断を下すことになると述べた。

    メルセデスは、F1スペインGPの翌週、3日間に渡ってカタロニア・サーキットで行われたピレリのプライベートテストに参加。

    ピレリとFIAの契約では、ピレリはテストを実施することはできるが、全チームに対してテストの機会を与えることが条件となっているという。

    レッドブルとフェラーリは、テストはスポーティングレギュレーションに反していると考え、意義を申し立てた。

    だが、今回の抗議はモナコGPのレース結果を問うものではなく、スポーティングレギュレーションを無視したものでないかどうかの明確化を問うものである。

    F1モナコGP終了後は、スチュワードは3回に渡ってヒアリングを実施。レッドブルとフェラーリが同席したほか、メルセデスとピレリは個別に聞き取りが行われている。

    メルセデスはFIAの承認を受けていたと主張しているが、FIAはテスト実施に際して条件があったことし、その条件を満たしているかどうかに関してピレリとメルセデスからの確認はなかったと述べた。

    「5月初旬、FIAにピレリから現行型マシンを用いたタイヤの開発テストをチームとともに行うことは可能かと問い合わせがあった」

    「単独サプライヤーとしてピレリがFIAと締結している契約では、全チームに対してその機会を申し出る場合に限り、どのチームとでも1,000kmのテストを行うことができるとの条項が設けられている」

    「ピレリとメルセデスAMGは、FIAよりマシンとドライバーを提供するチームではなく、ピレリが実施するのであればそのような開発テストを行うことができるとアドバイスを受けており、競技の公平性を保つため、こういったテストを実施するには全チームに同じテストの機会が与えられることが条件になっている」

    「この連絡があった後、FIAはピレリあるはメルセデスAMGからテスト実施の可能性に関して詳細を聞いていない。加えて、FIAは全チームが今回のテストに参加する機会を与えられたかどうかについての確認も受けていない」

    この件は、今後国際法廷に委ねられること可能性が高く、場合によってはペナルティが科せられる可能性がある。

  • ピレリ:F1モナコGP レースレポート

    ピレリ:F1モナコGP レースレポート

    ピレリが、F1モナコGPの決勝レースを振り返った。

    F1モナコGPは、ニコ・ロズベルグが、メルセデスへ今シーズン初勝利をもたらした。2位にはレッドブルのセバスチャン・ベッテルが入り、ドライバーズ選手権でのリードを広げた。

    終始トップを走ったニコ・ロズベルグは、P Zero レッド・スーパーソフトタイヤでスタートし、セーフティカー導入時にP Zero イエロー・ソフトタイヤへ交換した。

    45周目に発生した事故で赤旗中断となり、ドライバーたちは、レギュレーションで認められている中断中のタイヤ交換を行った。残り15周時点で再びセーフティカーが導入されたなか、ロズベルグはスーパーソフトタイヤでレースをフィニッシュした。

    決勝のスタート後、レッドブルのマーク・ウェバーが、上位勢では最初に予定のピットストップを行い、25周でスーパーソフトからソフトへと交換した。しかし、29周時点で今シーズン初めてのセーフティカーが導入されたことでレースの様相は一変し、ピットストップが集中した。

    2周後にメルセデスの2台が連続してソフトタイヤへの交換を行った。この際、ルイス・ハミルトンは2位から4位へと順位を下げる結果となった。

    赤旗中断の原因となった事故から25分後のリスタートでは、各チームは自由にコンパウンドを選択することができた。大半のドライバーが中古のスーパーソフトを選択した。ロータスのキミ・ライコネンは、ソフタイヤでリスタートした最上位のドライバーだった。ライコネンは、その後の接触によってスーパーソフトへ交換する最終ピットストップを余儀なくされ、残り5周で6台をオーバーテイクし、ポイントを獲得した。

    17番グリッドからスタートしたフォース・インディアのポール・ディ・レスタは、2ストップ戦略を予定していた。ディ・レスタは、9周でスーパーソフトからソフトへ交換し、赤旗中断時点で11位まで順位を上げていた。赤旗によって、ある意味で“自由な”ピットストップを行うことが可能となり、ディ・レスタは、結果的にポイント圏内の9位でフィニッシュした。

    ポール・ヘンベリー (ピレリ・モータースポーツ・ダイレクター)
    「またしても、セーフティカーと赤旗が重要な役割を演じたモナコGPとなりました。このため、戦略に決定的な影響が及び、慎重なレース前のプランが事実上台無しになってしまいました。その中においても、想定通りの低いレベルの摩耗とデグラデーションが確認できました。実際、今年のコンパウンドは全体的に軟らかくなっているにもかかわらず、レースリーダーによるスーパーソフトでの第1スティントは、昨年よりも1週長いものでした。レース中断後、大半のドライバーが中古のスーパーソフトでリスタートを選択肢、2周目のセーフティカー導入による効果もありましたが、残り32周を走行してフィニッシュしました。全セッションでトップに立ち、アクション満載のグランプリを終始リードしたニコ・ロズベルグとメルセデスを祝福したいと思います。また、非常に予測不可能なレース状況にもかかわらず、タイヤと戦略を効果的に利用したドライバーたちの素晴らしいパフォーマンスが見られました」

    関連:F1モナコGP 結果:ニコ・ロズベルグが今季初優勝

  • メルセデス、ピレリとのプライベートテスト実施に波紋

    メルセデス、ピレリとのプライベートテスト実施に波紋

    メルセデスが、1000kmのプライベートテストでタイヤをテストしたことがF1モナコGPのパドックで波紋を呼んでいる。

    メルセデスは、4戦連続でポールポジションを獲得しているが、レースではタイヤの摩耗に苦しんでいる。

    メルセデスは、先週バルセロナで3日間にわたってプライベートテストを実施。

    シーズン中のテストは禁止されているが、メルセデスはタイヤの問題を解決することを助けるためにピレリに協力を要請したとされている。

    メルセデスの情報筋によると、状況によってはピレリはプライベートテストでチームのプライベートテストに協力することが許可されているという。

    だが、ライバルチームは、メルセデスがタイヤの理解を深めるための絶好の機会を与えられたことに不満を抱いており、FIAに説明を求めていると AUTOSPORT は報道。

    レッドブルのチーム代表クリスチャン・ホーナーは、事前にメルセデスとピレリがテストを知らせなかったことに混乱していると述べた。

    「昨晩、また聞きでわかった」とクリスチャン・ホーナーはコメント。

    「我々がやっていくことについて適切なチャンネルを通して対処する必要がある」

    「ピレリがタイヤテストを望んでいるのは理解できる。彼らはタイヤに明らかに問題を抱えているからね。失望しているのは、それが不透明な方法で実施されたことだ」

    「3日間のテストは、現行マシンに次のグランプリで使われるタイヤを装着して行われた。それを求めることは不適切だ」

    チームとピレリの契約では、個別のテストを許可する条項が存在するかもしれないが、それをメルセデスがテストを許可されると考えるには十分な基盤ではないとクリスチャン・ホーナーは示唆した。

    「契約上許されていることと、チームがF1参入時にスポーティングレギュレーション内で許されたことが混同されていると思う」

    「説明が必要な状況だ。我々の見解としては、説明を要請するつもりだ」

  • ピレリ:F1モナコGP 予選レポート

    ピレリ:F1モナコGP 予選レポート

    ピレリが、F1モナコGPの予選を振り返った。

    F1モナコGPの予選では、メルセデスのニコ・ロズベルグが、P Zeroレッド・スーパーソフトタイヤで3戦連続のポールポジションを獲得した。これは、30年前にモナコで優勝した1982年の世界王者である父のケケ・ロズベルグも為しえなかったこと。

    今年のモナコには、P Zeroレッド・スーパーソフトとともにP Zeroイエロー・ソフトが選択されている。

    スリリングな予選を制したニコ・ロズベルグのタイム1分13秒876は、昨年のポールタイム(メルセデスのミハエル・シューマッハが記録)よりも0.5秒程速いものだった。これによりメルセデスは4戦連続のポールポジション獲得となった。

    Q1開始30分前からの小雨によって、路面はこのレース週末で初めてダンプ状態となった。雨が強くなる中、全ドライバーがCinturatoグリーン・インターミディエイトタイヤでQ1のセッションを開始。その後、セッションの終了間際に雨は弱まりまった。Q1での最速タイムは、ウィリアムズのパストール・マルドナードがインターミディエイトで記録。また、ケータハムのギド・ヴァン・デル・ガルデは、インターミディエイトを使用してチームを今シーズン初のQ2進出へと導いた。

    降り続く雨のため、Q2でもインターミディエイトが明らかな選択肢となった。Q2残り5分時点で、ヴァン・デル・ガルデを筆頭に、ドライバーたちはスーパーソフトタイヤへの移行を開始した。レッドブルのセバスチャン・ベッテルが、セッション終了間際にスーパーソフトでQ2の最速タイムを記録。

    Q3は、ドライバーたちがセッション開始からスリックタイヤを使用することができた唯一のセッションとなり、全ドライバーがスーパーソフトでコースに出た。ポールポジションは、ニコ・ロズベルグがチームメイトのルイス・ハミルトンを抑えて、セッション終了間際に決定しました。

    ニコ・ロズベルグは、午前中の最終フリー走行(FP3)で、P Zeroレッド・スーパーソフトを使用して2位とは0.7秒差の最速タイムを記録し、今年のモナコでの全フリー走行セッションで最速タイムを記録した。

    ポール・ヘンベリー (ピレリ・モータースポーツ・ダイレクター)
    「Q1では、このレース週末で初めてのウェットコンディションに直面し、特にサーキットの一部が他の部分よりもウェットな状態となっていたため、グリップレベルの把握が難しく、慎重を要する予選の開始となりました。各セッションが進むにつれて路面が改善していったため、予選でのランのタイミングが絶対的に重要になりました。例年通り、決勝での好成績のためには、トラックポジションが鍵となりますが、順位を上げるための独創的な戦略を使用する余地は常にあります。しかし、明日も不安定なコンディションが続くようであれば、戦略は白紙状態となってしまいます。週末を通しての路面の改善は、さらに進むと予測しています。ドライバーたちが1ストップを選択するか、2ストップを選択するかは、彼らのマシンスピードと維持可能なトラックポジションによって決まるでしょう。摩耗やデグラデーションは、あまり重要な問題ではないと考えています。フロントローを独占したメルセデスを祝福したいと思います。この結果を決勝での成功にどうつなげるのか、彼らの戦略が興味深いところです」

    関連:F1モナコGP 予選:ニコ・ロズベルグが3戦連続のポールポジション

  • ピレリ、F1撤退を警告

    ピレリ、F1撤退を警告

    ピレリは、2014年以降の契約に速やかに合意することができなければ、F1撤退も考慮すると警告した。

    ピレリはシーズン開幕時からチームと交渉を続いるが、ピレリのモータースポーツディレクタを務めるポール・ヘンベリーは「6月や7月になってもまだ活動を続けるかどうかについて議論していることは考えられない」と繰り返し述べてきた。

    だが、現状ではまだ契約は結ばれておらず、2014年年の新レギュレーションに沿った新しいタイヤを設計しなければならないことから、事態は非常に深刻になりつつあるとポール・ヘンベリーは述べた。

    「常に言い続けてきたが、最終期限を設けるつもりはない。だが、明らかに遅すぎる」とポール・ヘンベリーはコメント。

    「我々から見て、状況は非常に深刻になってきている。来年の変化はかなり大きなものであり、F1は早急に決断を下す必要がある」

    「F1におけるビジネス面のリソース配分の問題以外に、技術的な作業の問題もある。今年のタイヤにもっと硬いコンパウンドを付ければいいというものではなく、タイヤ全体の再設計が必要になる。この状態が長引けば、我々の仕事は不可能になり、どこかでもう間に合わないと判断しなければならない時がやってくる」

    ポール・ヘンベリーは、サプライヤーは2014年タイヤの詳細について9月にチームに情報を提供することが求められていると述べた。

    「9月1日(日)には来季のタイヤについて必要な情報を提供しなければならない。だが、すでに5月半ばだ。契約がないことが、いかにばかげた状況かわかるだろう。もしかしたが、我々は来年いないのかもしれないけれどね」

    「来年も契約するとして、エンジンについてはシミュレーションデータがあるかもしれないが、現実はさらに厳しいことも考えられる」

    「たとえ我々が慎重を期したとしても、新たなソリューションを2014年シーズンの早い段階でテストしたい。今年のマシンでテストはしたくない。そんなことをしても無意味であり、実際のマシンで試したい。だが11台ものマシンをテストするつもりはないし、それほど多くは必要ない」

  • ピレリ 「決勝では2ストップが主流、1ストップも十分可能」

    ピレリ 「決勝では2ストップが主流、1ストップも十分可能」

    ピレリが、F1モナコGP初日のフリー走行を振り返った。

    木曜日に行われた2つのフリー走行セッションでは、メルセデスのニコ・ロズベルグが、FP1ではP Zero イエロー・ソフトで、FP2ではP Zero レッド・スーパーソフトで、ともに最速タイムを記録。

    FP2の最速タイム1分14秒759は、昨年のベンチマークより1秒近く速いものだった。

    ポール・ヘンベリー (ピレリ・モータースポーツ・ダイレクター)
    「モナコは、週末を通して路面の改善が大幅に進むサーキットのひとつであるため、既にマシンの序列が見え隠れしているものの、FP1とFP2から確固たる結論を導くのは難しいといえマsン。ここまで、両コンパウンド間の性能差はラップあたり1秒程となっており、この時点での我々の想定通りですが、レース週末が進むにつれて、このギャップが縮まっていくと思います。週末を通して、より多くのラバーが路面に乗ることによってマシンはスライドしにくくなり、モナコではもともと高くない磨耗とデグラデーションのレベルがさらに低下します。ここまで見た限り、決勝では2ストップが主流となるでしょう。1ストップも十分可能です。決勝時と同様の路面コンディションで行われる土曜日の予選後、より正確な予測ができると思います。今日も見られたように、モナコで速いタイムを計測するためにはトラフィックがかぎとなります。しかし、スーパーソフトコンパウンドの迅速なウォームアップによって、マシンは即座にスピードに乗ってベストなラップを刻むことができるでしょう」

    関連:
    ・F1モナコGP フリー走行2回目:ニコ・ロズベルグがトップタイム
    ・F1モナコGP フリー走行1回目:ニコ・ロズベルグがトップタイム

  • ピレリ、タイヤ変更はリアタイヤのみ?

    ピレリ、タイヤ変更はリアタイヤのみ?

    ピレリが発表したF1カナダGP以降のタイヤ変更は非常に小さなものになりそうだ。

    パドックの噂によると、マイナーな変更はリアタイヤにしか施されないという。それはフェラーリとロータスにとっては良いニュースだが、メルセデスとレッドブルにとっては都合が悪い。

    「他になにかあったらアンフェアだ」とキミ・ライコネンは Auto Motor und Sport にコメント。

    「一部のチームがタイヤに対処できないからといって全てを変更することはできない」

    「僕たちはリアタイヤにより強いアイデアを実行することができる。それは全員の助けになると思う」

    また MTV3 には「最もフェアなことは、現在のタイヤを継続することだけど、変更しようする多くの圧力があるのはわかっている」

    チームは、リアタイヤの調整について木曜日により多くの情報を得ると見られている。

    ピレリタイヤに対する論争は、いまだパドックで続いている。

    フェラーリのフェルナンド・アロンソは、レッドブルの不満は負け惜しみにすぎないと述べた。、

    「数年間、あまりに楽になっているときに、そのようなことが怒る。そのあとにいくつかのレースで負けるのは難しいものだからね」とフェルナンド・アロンソは英国のリポーターにコメント。

    母国スペインのメディアに対しては「今年、僕たちは彼ら(レッドブル)がすべての御使ではないことを見ていると思う。マレーシア、そして現在は生命でそれを見た」

    「数年間、楽な方法で勝っていると、負ける方法を忘れることもある」

    一方で、レッドブルのセバスチャン・ベッテルは、ピレリへの批判を続けている。

    「プロのスキーヤーが次のシーズンに木製のスキーに変えなければならないようなものだ」とセバスチャン・ベッテルは SID通信 にコメント、

    「僕たちはタイヤの表面が剥がれるのを繰り返し見てきた。それはそれらが十分に良くないからだ」

    イタリアの AutoSprint には「僕たちの誰もトンネルでタイヤが外れることは望んではいない」と述べた。

    だが、セバスチャン・ベッテルは、レッドブルが他のどのチームよりもピレリに対して不満を述べているとの見方を否定した。

    「たとえば、みなさん(ジェーナリスト)は、マルシャよりも僕たちのことを報じていると思う」

    「でも、ドライバーミーティングでは、極端ではないけど、ロータスでさえ僕たちと同じ問題があると不満を言っている。不満を言っているの僕たちだけではない」

  • ピレリ:F1モナコGP プレビュー

    ピレリ:F1モナコGP プレビュー

    2013年 第6戦 F1モナコGPが開催されるモンテカルロ市街地コースでのレースをタイヤメーカーの観点から解説した。

    過去2年間同様、モナコGPには、ピレリのタイヤレンジで最も軟らかい2つのコンパウンドであるP Zero イエロー・ソフトとP Zero レッド・スーパーソフトが選択されている。

    モナコは、カレンダー中最も低速でツィスティなサーキットで、オーバーテイクが難しいため、迅速なウォームアップとタイヤによる高いメカニカルグリップが不可欠になる。しかし、摩耗とデグラデーションはシーズン中で最も低いレベルにある。

    したがって、最大2ストップが標準になるだろう。また、他のグランプリとは異なり、通常金曜日に行われるフリー走行は木曜日に開催される。トラックは、グランプリ週末中にも一定期間公道として使用されるため、結果的に路面の改善が進む。また、過去には雨に見舞われたケースもあり、Cinturato グリーン・インターミディエイトとCinturato ブルー・ウェットタイヤが登場する可能性もある。

    ポール・ヘンベリー (ピレリ・モータースポーツ・ダイレクター)
    「バルセロナでの前回のレースとは全く対照的に、モナコではタイヤの摩耗とデグラデーションのレベルが非常に低いため、2ストップが平均的なものになると予測しています。しかし、過去には全く異なった戦略による大接戦が見られたように、このことがレースの戦略性を低くするわけではありません。スペインでは、過去には例のない下位グリッドからの優勝となりました。したがって、モナコでも同様のパターンが繰り返されるかどうか、興味深いところです。モナコのトラックは、オーバーテイクが難しいことで知られているため、戦略が通常よりも重要となり、各チームは上位のスターティンググリッドを確保するために、戦略を駆使してくるでしょう」

    ジャン・アレジ (ピレリ・ブランド・アンバサダー)
    「モナコは、私が愛して止まないサーキットです。表彰台には3回上がり、決勝でのファステストラップを2回記録していると記憶しています。また、モナコでの最初のレースでは、アイルトン・セナに続く2位でフィニッシュしました。モナコの最初の感触は、ピレリタイヤを通してのものでした。1990年、ティレルのドライバーとして参戦した時であり、当時は予選用タイヤがありました。その走りは、非常に楽しいもので、トラック全体が魅力的でした。予選で出来るだけ上位のグリッドを獲得することが重要なため、予選のラップは大混雑したものです。今は、予選の重要性は以前ほどではないかもしれません。今シーズン、下位グリッドからのスタートでもうまい戦略でそれを克服するような、重要度を増した決勝が数多く見られています。したがって、予選が完璧でなくとも、まだチャンスは残されており、これは、ピレリがF1へもたらした大きなアドバンテージです。モナコでは、タイヤの摩耗とデグラデーションが低いことに加えて、週末を通しての路面の改善が、おそらくシーズン中で最も大きいことが注目されます。軟らかいタイヤでハードに気持ちよくプッシュできるでしょう」

  • ピレリ 「タイヤ変更は最小限」

    ピレリ 「タイヤ変更は最小限」

    ピレリは、F1カナダGP以降で予定しているタイヤ変更が最小限のものになるだろうと認めた。

    F1スペインGP後の議論や批判を受け、ピレリは1レースあたりのピットストップ回数を減らすべくF1カナダGPから構造およびコンパウンドの変更を行うと発表していた。

    しかし、タイヤ変更を求めたレッドブルやメルセデスに対し、ロータスとフェラーリが厳しく反論。

    またFIAも、規約ではチームによる満場一致の合意なしでは安全性の見地からなる変更しか認められないことを再確認したと報じられている。

    ピレリのモータースポーツディレクターのポール・ヘンベリーは、同社が“スポーツの公正さへの影響を最小限にとどめる”変更のみを望んでいることを明らかにした。

    「必要とされる変更は最初に想定されたよりも少ないだろう」とポール・ヘンベリーは Reuters にコメント。

    また、カナダでは多少の変更を行うものの、タイヤのデラミネーションの修正のみにとどまると述べた。

    「大多数でスポーツ上の公正さを保ちつつ、トレッドの問題を脱することのできる策を見い出そうと努めている。任意のチームのこれまでの作業を大幅に変えることなく変更できるだろう」