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  • トロロッソ 「ピエール・ガスリーは急速に進歩を遂げている」

    トロロッソ 「ピエール・ガスリーは急速に進歩を遂げている」

    スクーデリア・トロ・ロッソのチーフレースエンジニアを務めるジョナサン・エドルズは、ピエール・ガスリーが2つの重要な分野で急速な進歩を遂げたと語る。

    今年、トロロッソ・ホンダで初めてのF1フルシーズンを戦っているピエール・ガスリー(22歳)は、今シーズン末にレッドブル・レーシングに加入することが決定している。

    2016年にGP2でチャンピオンしたピエール・ガスリーだが、翌年のF1昇格は見送られ、シーズン後半までF1に到達することはなかった。

    しかし、ジョナサン・エドルズは、その期間におけるピエール・ガスリーの進歩に感銘を受けていると語る。

    「まず最初に、彼は自分の能力にとても自信を持っている」とジョナサン・エドルズは語る。

    「彼は非常に速いドライバーであり、その自信はシーズンを通して増していると思う」

    ピエール・ガスリーは、GP2への参戦開始時はピレリのタイヤ特性への適応に時間がかかった。その後、20177年にスーパーフォーミュラに参戦し、F1に戻って再びピレリのタイヤに再適応しなければならなかった。

    ジョナサン・エドルズは、タイヤマネジメントがピエール・ガスリーが最も改善した分野のひとつだと語る。

    「彼はシーズン開始時にすでに優れていた。我々が知っているように、ピレリタイヤはすべての条件で理解するのは非常に難しい。レース毎に異なるし、レース毎にグレイニング、ブリスター、オーバーヒートといった異なる挑戦を投げかけている。そこが彼が取り組んできて最も発展したエリアだと思う」

    「最近でも彼がまだ完全にタイヤを理解できていないことを示したレースが数戦あったが、彼に関して良い部分は、レース後に腰を据えてすべてをくまなく調べていることだ。彼は本当に勉強熱心だ。最も最近のレースで彼はタイヤマネジメントに関して大きなステップを果たしたことを示している」

    ジョナサン・エドルズは、ピエール・ガスリーが改善しているもうひとつのメインのエリアは予選パフォーマンスだとし、特にセッション中にグリップレベルの変化を読む能力が優れていると語る。

    「シーズン開始時に予選で彼がグリップを見い出せるかは驚きだったと言えるかもしれない。連続走行でそれをするのはかなり難しいことだ。だが、そこも彼が大きく改善したエリアだ」

  • F1 ブラジルGP 予選 | トップ10ドライバーコメント

    F1 ブラジルGP 予選 | トップ10ドライバーコメント

    2018年 F1ブラジルGPの予選が11月10日(土)にサンパウロのインテルラゴス・サーキットで行われた。

    セッション中にはタイムに影響するほどの雨がコース上に降る難しいコンディションの中、ルイス・ハミルトン(メルセデス)がコースレコードを更新する1分07秒281を記録して、今シーズン10回目、通算82回目となるポールポジションを獲得した。

    2番手には0.093秒差でセバスチャン・ベッテル(フェラーリ)、3番手には0.160秒差でバルテリ・ボッタス(メルセデス)、4番手には0.175秒差でキミ・ライコネン(フェラーリ)が続いた。フェラーリの2台はソフトタイヤでレースをスタートする。レッドブルの2台は2チームからやや遅れた。

    1番手:ルイス・ハミルトン(メルセデス)
    「今日はかなりの僅差だったし、99%ではなく、100%が必要だった。自分のラップには本当に満足していたし、今日はポールポジションを獲得するためにチーム一丸となった素晴らしい仕事ができたと思う。一晩かけて多くの仕事をしなければならなかったし、チームは本当に頑張ってくれた。1周目から本当に満足だったし、良いスタートを切っていることがすぐにわかった。トラックの感触は良好だったし、グリップは素晴らしかった。これまで以上に良い感覚だった。素晴らしいサーキットだ。このようなサーキットはもう生まれないだろう。丘陵に富んでいて、かなり短く、非常にテクニカルで、全体的にとてもチャレンジングだ。時々雨が降っていたし、次のコーナーが滑りやすいかどうか本当にわかりにくかった。それは間違いなくトリッキーだったけど、僕たち全員がか

    2番手:セバスチャン・ベッテル(フェラーリ)
    「今日、計測台で起こったことははっきりしていると思うので、僕たちは予選についてだけ話すべきだと思っている。今日はいくつか良いラップが走れたし、タイヤマネジメントも本当に良かった。Q3での最後の走行でターン8で小さなミスをしてしまい、タイムと勢いを失ってしまった。もう少しプッシュしなければならないことはわかっていたし、うまくいくかどうかはわからなかった。最終的にうまくいかなかったけど、クルマの感触は本当に良かったので不満はない。明日はオプション(ソフト)でスタートすることはレースに役立つかもしれない。もちろん、雨が降らなければだけどね。グリップが少ないので蹴り出しでは不利であることは把握しているけど、ターン1まではとても短いし、様子を見てみるつもりだ。多くはスタートでの仕事を正しくこなせるかにかかっていると思う」

    3番手:バルテリ・ボッタス(メルセデス)
    「週末のペースがあれば、ポールポジションを争えると感じていたので、ルイスと僕の間にフェラーリが入って3番手で終えたのは少し残念だ。今日はポールを獲得できたと思う。Q3の2回目の走行でコンマ2秒以上縮めていたけど、ターン12で少しタイムを失ってしまった。僕はバックストレートに向かう最初のクルマだったのでトウがなかったし、フィニッシュラインへの上り坂でタイムを失ってしまった。でも、チームとして全体的に力強い予選だったし、ルイスにとってまた素晴らしいポールだった。二人ともベッテルよりも柔らかいタイヤでスタートするので、明日はスタートがかなり面白くなるだろう。僕たちにとってレースがどのような展開になるか見てみよう」

    4番手:キミ・ライコネン(フェラーリ)
    「今週末ここまでがいかに難しかったかを考えれば、今回の予選はベストなセッションだった。もちろん、結果は理想的ではないけど、僕たちは良い仕事をしたと思う。クルマには満足していたし、それは明日に向けてポジティブうなことだ。Q2ではコンディションがトリッキーだったし、雨のリスクもあったけど、僕たちはソフトタイヤでレースをスタートするためにあのコンパウンドで行くことに決めたし、それがうまくいった。僕たちはこれがベストな選択だと思っているけど、レースでは多くのことが起こり得るのでどうなるか見てみよう。最後のアテンプトではラップの前半はとても良かったけど、最数セクターで少し落ちてしまった。最終コーナーで取り戻そうとしたけど、ラップタイムを改善することはできなかった。上位勢のタイム差はとても小さいし、接戦だった。明日のレースはとても面白いものになるだろう」

    5番手:マックス・フェルスタッペン(レッドブル)
    「できる限りベストを尽くしての5番手だし、それについては満足すべぎだと思う。コンディションはちょっとトリッキーだったけど、ガレージのみんながうまく対応してくれて、良いパフォーマンスを発揮することができた。Q2ではソフトタイヤでタイムを出そうとしたけど、わずかに届かなかった。スーパーソフトでのスタートは大惨事というわけではないし、あまり心配はしていない。クルマのバランスは理想的ではなかったし、少しフロントのグリップが欠けていた。バランスがはまっていれば、フェラーリにチャレンジする小さなチャンスはあったかもしれないけど、ストレートでかなりのタイムを失っているときは常に難しい。クルマはレースに向けて良いセットアップに仕上がっていると確信している。明日は温かくなりそううだし、リアタイアに厳しくなるだろう。その方が僕たちに合っていると思うし、僕たちは良い状態にあると思う。ここはドライではいつも厳しレースになるので、雨が降れば、僕たちに有利に運ぶかもしれない」

    6番手:ダニエル・リカルド(レッドブル)
    「僕たちには良いクルマがあると思うし、ここでの予選でポールから0.5秒差だったのは過去にそこまで近づけて記憶はないし、ポジティブだと思う。それに僕たちがレースコンディションの方が良いことは昨日からわかっている。もちろん、ペナルティがあるので、僕は上位勢から少し外れた11番手からのスタートになるけど、素早く順位を上げて、上位争いに加わって楽しめることを願っている。雨はかなり素早く過ぎて行ったけど、Q2ではスーパーソフトタイヤを使わざるを得なかった。理想的には明日はソフトでスタートしたかったけど、幸いにもそれを成功させたのはフェラーリだけだったし、メルセデスは僕たちと同じ立場にいる。僕たちはスーパーソフトで優れたクルマがあるし、タイアマネジメントも良好なので、あまり大きな差は生じないと思う。それに戦略が入り乱れているので、順位を上げるには2ストップレースを強制して、状況をかき回すことになるかもしれない。去年に後方からのレースを経験しているし、このトラックにはオーバーテイクができるスポットがいくつかあるので、それに挑みたい。僕のレースはいかに素早く順位を上げてトップ5に食らいついていけるかで決まると思う。とにかく、何が起こっても楽しいレースになるだろう」

    7番手:マーカス・エリクソン(ザウバー)
    「チームとして素晴らしい一日だった。両方のマシンがミッドフィールドのトップだ。スーパーパフォーマンスだね。チーム全体のために嬉しく思う。自分自身にとってもね。僕のF1でのベストの予選だ。コンディションはトリッキーだったけど、全てのセグメントで改善することができたし、ミスもなかった。クルマの感触は良かったし、チームにとってこのような結果を届けられたのはとにかく素晴らしいことだ。シャルルも真後ろにいるし、僕たちは明日に向けて素晴らしいスターティングポジションにいる。レースを楽しみにしているし、たくさんのポイント獲得を目指していく」

    8番手:シャルル・ルクレール(ザウバー)
    「チームにとって素晴らしい一日だ。2台のクルマがベスト・オブ・ザ・レストという本当に強力な結果で予選を終えられたのは素晴らしい成果だし、僕たち全員が誇りに思うべきだ。Q2の最後の自分のラップにはとても満足していた。Q3はそれほどでもなかったけどね。今日、マーカスは素晴らしい仕事をした。見事だったね」

    9番手:ロマン・グロージャン(ハース)
    「今日はベスト・オブ・ザ・レストになりたいと思っていたけど、望んでいたほどの好ましいコンディションを得ることができなかった。Q2でのクルマの感触は素晴らしかったと言わなければならない。1回目の計時ラップのためにコースに出て、ターン3でエンジンのキルスイッチが入ってしまい、パワーを失って再びクルマのスイッチを入れなければならなかった。そのあとは1回しかアテンプトできないことがわかっていたし、あのラップは素晴らしかった。クルマの感触は本当に良かった。Q2に向けて自信があったけど、何らかの理由でアンダーステアになってしまった。同じようなラップタイムを出すことができなかったので、分析する必要がある。このようなコンディションではわずかな差で同じバランスが得られないことがよくある。明日は大丈夫だと思っている。ウエットかドライについて僕たちにできることは何もない。明日どうなるか見てみよう」

    10番手:ピエール・ガスリー(トロロッソ・ホンダ)
    「予選での感触は本当によくて、Q3進出を果たせたのは大きいと思う。今日のパフォーマンスには満足しているし、(レッドブルのダニエル・リカルドのペナルティーにより)明日は9番手からスタートできる。セッションの間じゅう、緊張とエキサイティングな気分が入り混じったような心境だった。Q1では雨がだんだんと強まっていったけど、チームとともにうまく対処できて、Q2、Q3へ進出することができた。今日のような不安定なコンディションの中では、次のコーナーでグリップがどのくらいあるのか、路面の濡れ具合はどうなのかなど、予測がつかないので大変だったけど、最終的にはすごくいい仕事ができたと思う。今日はトップ10に入ることができたけど、ライバルたちは速いので、明日のレースは簡単にはいかないと思う。全開でプッシュし、いいバトルをしてポイントを積み重ねたい」

    関連:2018年 F1ブラジルGP テレビ放送時間&タイムスケジュール

  • トロロッソ・ホンダ:F1ブラジルGP 予選レポート

    トロロッソ・ホンダ:F1ブラジルGP 予選レポート

    トロロッソ・ホンダは、F1ブラジルGPの予選で、ピエール・ガスリーがQ3進出を果たし10番手、ブレンドン・ハートレーは僅差の争いの中で17番手に終わった。

    第20戦ブラジルGPは2日目を迎え、フリー走行P3と予選が行われた。開催地のインテルラゴス・サーキットは黒い雲に覆われ、雨が予想されるコンディションで一日が始まった。

    P3は、気温24℃、路面温度34℃で、雨は降らずドライコンディションで開始。トロロッソ・ホンダのピエール・ガスリーは、スーパーソフトタイヤでアタックシミュレーションを行い、1分9秒402をマークし9番手となる。ブレンドン・ハートレーは1分9秒985で16番手。ともに予選に向けてマシンのセッティングを進めた。

    午後3時、空には厚く黒い雲が現れ、セッション中の降雨が予想される中、予選Q1がスタート。コースの状況を見極め、トロロッソ・ホンダの2台は最後にコースイン。1セット目のスーパーソフトタイヤでのアタックで、ガスリーが1分9秒501、ハートレーが1分9秒739をマークする。2セット目のアタックに入る頃、コースの一部で小雨が降り始めた。セッション終盤、ガスリーは1分9秒046、ハートレーは1分9秒280とタイムアップを果たす。2台は再度アタックを行ったが、さらなるタイムアップは果たせずQ1を終了。ガスリーは12番手でQ2進出を果たしたが、ハートレーは僅差の争いの中で17番手に終わり、Q1敗退となった。

    さらなる降雨が懸念されたQ2では、セッション早々にガスリーが1分8秒616とベストタイムを更新。セッション中盤から雨はやや強くなり、2セット目のアタックではタイムを伸ばすことはできずにQ2を終了したが、ガスリーは10番手でQ3進出を果たした。

    Q3開始時には雨は上がり、ガスリーはまず中古のスーパーソフトタイヤでアタックし1分9秒029をマーク。セッション終盤に新品のタイヤでコースインしたが、タイムアップには至らなかった。ガスリーは予選10番手となり、日本GP以来のトップ10入りとなった。

    トロロッソ・ホンダの2台は、上位車にグリッドペナルティーが出たことにより、ガスリーが5列目9番手から、ハートレーは8列目16番手から決勝レースでの上位進出を狙う。

    F1ブラジルGP決勝レースは、11月11日(日)午後3時10分(日本時間12日〈月〉午前2時10分)にスタートする。

    田辺豊治 (ホンダF1 テクニカルディレクター)
    「昨日の走行データをもとにマシンのセットアップを煮詰めて午前のプラクティスに臨み、いい感触を得た上で予選に向かうことができました。午後の予選では時折小雨が降る状況のなか、チームが適切なタイミングでマシンを送り出し、またガスリー選手も力強い走りを見せてくれたことにより、Q3進出を果たすことができました。
    明日もレース中盤から終盤にかけて雨の予報が出ていますので、様々な状況に対してシミュレーションを行った上で決勝に臨みます」

    ジョナサン・エドルズ (トロロッソ チーフレースエンジニア)
    「昨日はショートランがよかったので、夜はロングランのペースに焦点を当てて作業を進めてきました。おかげで、P3では多くのセットアップ変更を試し、明日のレースに向けてパフォーマンス向上を果たせたと思います。一方で、そのような変更を加えてもショートランのペースはよかったので、予選でのQ3進出は、1台は確実に、よければ2台とも果たせる自信がありました。雨が降り出すのが分かったので、セッションは難しくなり、ピットウォールも慌ただしかったですし、ガレージの作業も大変でした!残念ながら、Q1でブレンドンはターン8でロックアップするミスがあり、わずか0.016秒差でQ2進出を逃してしまいました。Q2でも引き続きドライとウエットが入り交じる難コンディションでしたが、インターミディエイトタイヤを使うほどの雨量ではありませんでした。スーパーソフトを使える適切なタイミングでコース上にいることが狙いで、うまく対応することができてQ3進出を果たしました。Q3では本来のペースを発揮できなかったので、原因を把握する必要があります。Q2までにタイヤを多く使い、新品が1セットしか残っていなかったので、その点はライバル勢が有利でした。ただ、それを差し引いても、ペースを上げられませんでした。Q1とQ2の時点で予想していたペースに届いていないことが分かっていたので、リスクを冒して他のマシンよりも最後にアタックすることを選びました。作戦通りトラックポジションはよかったのですが、ピエールがマシンの力を引き出そうとしても、勝負になるラップにできませんでした。Q3に進めたのはいいことですし、マシンに加えた変更が、明日のレースでの上位進出に役立つはずです」

    ピエール・ガスリー (10番手)
    「予選での感触は本当によくて、Q3進出が果たせたのは大きいと思います。今日のパフォーマンスには満足していますし、(Red Bullのリカルド選手のペナルティーにより)明日は9番手からスタートできます。セッションの間じゅう、緊張とエキサイティングな気分が入り混じったような心境でした。Q1では雨がだんだんと強まっていきましたが、チームとともにうまく対処できて、Q2、Q3へ進出することができました。今日のような不安定なコンディションの中では、次のコーナーでグリップがどのくらいあるのか、路面の濡れ具合はどうなのかなど、予測がつかないので大変でしたが、最終的にはすごくいい仕事ができたと思います。今日はトップ10に入ることができましたが、ライバルたちは速いので、明日のレースは簡単にはいかないと思います。全開でプッシュし、いいバトルをしてポイントを積み重ねたいです」

    ブレンドン・ハートレー (17番手)
    「1000分の2秒差でQ2進出を逃してしまい、もどかしい気持ちです。ターン8でフロントをロックさせるという大きなミスを犯してしまい、それによってタイヤに小さなフラットスポットができたことで0.5秒ほどを失ったので、Q2進出に届かなかったと考えています。雨により難しい状況の中でしたが、ピットウォールのエンジニアから伝えられた路面コンディション情報は的確でした。フリー走行でマシンバランスに満足していなかったのを受けて、懸命に作業してくれたチームに感謝しています。今日は中団の差がとてもタイトで、僕らは一歩及びませんでした。明日は厳しいレースになると思いますが、マシンの手ごたえはいいですし、予報のように雨がらみのコンディションになれば、予測が難しいレースにもなりうるのではと思っています」

    関連:F1ブラジルGP 予選:ルイス・ハミルトンが今季10回目のPP獲得

  • ピエール・ガスリー 「Q3進出を果たしてパフォーマンスには満足」

    ピエール・ガスリー 「Q3進出を果たしてパフォーマンスには満足」

    トロロッソ・ホンダのピエール・ガスリーは、F1ブラジルGPの予選でQ3進出を果たして10番手で終了。決勝は9番グリッドからスタートする。

    Q1で12番手タイムを記録しいて、Q2進出を果たしたピエール・ガスリーは、さらなる降雨が懸念されたセッション早々に1分8秒616とベストタイムを更新。セッション中盤から雨はやや強くなり、2セット目のアタックではタイムを伸ばすことはできずにQ2を終了するが、ガスリーは10番手でQ3進出を果たした。

    Q3開始時には雨は上がり、ガスリーはまず中古のスーパーソフトタイヤでアタックし1分9秒029をマーク。セッション終盤に新品のタイヤでコースインしたが、タイムアップには至らなかった。ガスリーは予選10番手となり、日本GP以来のトップ10入りとなった。

    上位車にグリッドペナルティーが出たことにより、ピエール・ガスリーは5列目9番手から上位進出を狙うう。

    「予選での感触は本当によくて、Q3進出を果たせたのは大きいと思う」とピエール・ガスリーはコメント。

    「今日のパフォーマンスには満足しているし、(レッドブルのダニエル・リカルドのペナルティーにより)明日は9番手からスタートできる」

    「セッションの間じゅう、緊張とエキサイティングな気分が入り混じったような心境だった。Q1では雨がだんだんと強まっていったけど、チームとともにうまく対処できて、Q2、Q3へ進出することができた。今日のような不安定なコンディションの中では、次のコーナーでグリップがどのくらいあるのか、路面の濡れ具合はどうなのかなど、予測がつかないので大変だったけど、最終的にはすごくいい仕事ができたと思う」

    「今日はトップ10に入ることができたけど、ライバルたちは速いので、明日のレースは簡単にはいかないと思う。全開でプッシュし、いいバトルをしてポイントを積み重ねたい」

    関連:F1ブラジルGP 予選:ルイス・ハミルトンが今季10回目のPP獲得

  • F1ブラジルGP 予選:ルイス・ハミルトンが今季10回目のPP獲得

    F1ブラジルGP 予選:ルイス・ハミルトンが今季10回目のPP獲得

    2018年のF1世界選手権 第20戦 ブラジルGPの予選が11月10日(土)にサンパウロのインテルラゴス・サーキットで行われ、ルイス・ハミルトン(メルセデス)がポールポジションを獲得した。

    トロロッソ・ホンダは、ピエール・ガスリーがQ3に進出して10番手、ブレンドン・ハートレーはQ1で敗退して17番手で予選を終えた。

    サンパウロ郊外に位置するインテルラゴス・サーキットは1周4.3kmと短く、反時計回り、高速セクションとテクニカルなセクションがバランスよく組み合わされたサーキット。また標高は800m以上あり、天候が不安定なコースとしても知られている。

    ピレリは、インテルラゴス・サーキットにミディアム(白)、ソフト(黄)、スーパーソフト(赤)という3種類のコンパウンドを選択。レースではミディアムとソフトのいずれか1セットを使用されなければならず、スーパーソフトは予選Q3用タイヤに指定されている。

    予選開始時間となる15時は降水確率60%の曇り空。気温23.7℃、路面温度39.6℃のドライコンディションでセッションはスタート。雨雲が接近しており、各チームが雨を警戒してQ1開始直後からアタックを開始。3つのセッションはドライタイヤでアタックが行われたが、各セッション中には若干タイムに影響するほどの雨がコース上に降った。

    ポールポジションを獲得したのはルイス・ハミルトン(メルセデス)。コースレコードを更新する1分07秒281を記録して、今シーズン10回目、通算82回目となるポールポジションを獲得した。

    2番手には0.093秒差でセバスチャン・ベッテル(フェラーリ)、3番手には0.160秒差でバルテリ・ボッタス(メルセデス)、4番手には0.175秒差でキミ・ライコネン(フェラーリ)が続いた。フェラーリの2台はソフトタイヤでレースをスタートする。レッドブルの2台は2チームからやや遅れた。

    ベスト・オブ・ザ・レスタの4列目にはマーカス・エリクソンとシャルル・ルクレールのザウバーの2台が並ぶ。5列目はロマン・グロージャン(ハース)、ピエール・ガスリー(トロロッソ・ホンダ)が並ぶ。

    F1ブラジルGPの決勝レースは、11月12日(日)の26時10分(現地時間15時10分)から行われる。

    2018年 第20戦 F1ブラジルGP 予選 結果

    順位 No ドライバー チーム Q1 Q2 Q3
    1 44 ルイス・ハミルトン メルセデス 1分08秒464 1分07秒795 1分07秒281
    2 5 セバスチャン・ベッテル フェラーリ 1分08秒452 1分07秒776 1分07秒374
    3 77 バルテリ・ボッタス メルセデス 1分08秒492 1分07秒727 1分07秒441
    4 7 キミ・ライコネン フェラーリ 1分08秒452 1分08秒028 1分07秒456
    5 33 マックス・フェルスタッペン レッドブル 1分08秒205 1分08秒017 1分07秒778
    6 3 ダニエル・リカルド レッドブル 1分08秒544 1分08秒055 1分07秒780
    7 9 マーカス・エリクソン ザウバー 1分08秒754 1分08秒579 1分08秒296
    8 16 シャルル・ルクレール ザウバー 1分08秒667 1分08秒335 1分08秒492
    9 8 ロマン・グロージャン ハース 1分08秒735 1分08秒239 1分08秒517
    10 10 ピエール・ガスリー トロロッソ・ホンダ 1分09秒046 1分08秒616 1分09秒029
    11 20 ケビン・マグヌッセン ハース 1分08秒474 1分08秒659  
    12 11 セルジオ・ペレス フォース・インディア 1分09秒217 1分08秒741  
    13 31 エステバン・オコン フォース・インディア 1分09秒264 1分08秒770  
    14 27 ニコ・ヒュルケンベルグ ルノー 1分09秒009 1分08秒834  
    15 35 セルゲイ・シロトキン ウィリアムズ 1分09秒259 1分10秒834  
    16 55 カルロス・サインツ ルノー 1分09秒269    
    17 28 ブレンドン・ハートレー トロロッソ・ホンダ 1分09秒280    
    18 14 フェルナンド・アロンソ マクラーレン 1分09秒402    
    19 18 ランス・ストロール ウィリアムズ 1分09秒441    
    20 2 ストフェル・バンドーン マクラーレン 1分09秒601    

    【Q1】
    18分間のQ1。各チーム、雨を経過して早めにコースイン。ルイス・ハミルトンを先頭に全車がスーパーソフトタイヤでタイムアタックを開始。トロロッソ・ホンダは他車とシークエンスをずらして少し遅れてコースに出ていく。

    コース上で雨粒を報告するドライバーもいる中、マックス・フェルスタッペンが1分08秒205でタイムシートのトップに立つ。終盤にはセクター3でタイムにも少し影響するほどの雨となる。

    Q1ではカルロス・サインツ(ルノー)、ブレンドン・ハートレー(トロロッソ)、ランス・ストロール(ウィリアムズ)とマクラーレンの2台がノックアウト。最下位のストフェル・バンドーンは25戦連続でフェルナンド・アロンソに予選で敗れている。

    【Q2】
    15分間のQ2。雨具の用意をしている観客もいるなか、ザウバーの2台はドライタイヤでピットレーン出口に並ぶ。フェラーリの2台がソフトタイヤでタイムアタックというギャンブルに出て成功。すでにスーパーソフトでタイムを出していたメルセデス勢とレッドブル勢もソフトタイヤで再アタックするもタイムを更新できない。

    Q2ではバルテリ・ボッタスがコースレコードを更新する1分07秒727でトップタイム。セバスチャン・ベッテル、ルイス・ハミルトンまでが1分7秒台に入れる。終盤にはピットレーンでも肉眼で雨が確認できるほどとなり、タイム更新は難しい状況となるが、シャルル・ルクレール(ザウバー)がタイムを更新して8番手に食い込む。

    Q2ではケビン・マグヌッセン(ハース)、フォースインディアの2台、ニコ・ヒュルケンベルグ(ルノー)、セルゲイ・シロトキン(ウィリアムズ)がノックアウトとなる。

    セバスチャン・ベッテルが重量計でエンジンを切ることを拒否して、機材を壊すというトラブル。ペナルティが科せられると思われる。また、ルイス・ハミルトン(メルセデス)が、ラインを外れようとしたときにセルゲイ・シロトキン(ウィリアムズ)とあわや接触というシーンがあった。

    【Q3】
    12分間のQ3。一転して各マシンはガレージで待機してからのアタック開始。1回目のアタックでルイス・ハミルトン(メルセデス)が1分07秒301でトップに立ち、セバスチャン・ベッテルが0.073秒、バルテリ・ボッタスが0.140秒差で続く。

    2回目のアタックではルイス・ハミルトンはタイムを更新。しかし、それ以外は7番手のマーカス・エリクソン(ザウバー)以外は更新できず、ハミルトンがポールポジションを獲得した。

  • トロロッソ・ホンダ:F1ブラジルGP 初日レポート

    トロロッソ・ホンダ:F1ブラジルGP 初日レポート

    トロロッソ・ホンダは、F1ブラジルGP初日のフリー走行で、ピエール・ガスリーが12番手タイム、ブレンドン・ハートレーが19番手タイムだった。

    2018シーズンのF1は第20戦ブラジルGPを迎えた。サンパウロ郊外に位置するインテルラゴス・サーキットは1周4.3kmと短く、反時計回り、高速セクションとテクニカルなセクションがバランスよく組み合わされたサーキット。また標高は800m以上あり、天候が不安定なコースとしても知られている。

    午前11時、天候は曇り、気温20℃のコンディションでP1が開始された。トロロッソ・ホンダの2台はソフトタイヤで多くの周回を重ね、セッティングを進めた。ベストラップは、ピエール・ガスリーが1分10秒934で15番手、ブレンドン・ハートレーが1分11秒176で18番手につけた。両者ともにタイムはあまり伸びなかったが、ガスリーが30周、ハートレーが32周を走行し、プログラムを順調に消化しました。

    午後3時からのP2開始時には、サーキット上に雲が厚く広がり、降雨も予想されるコンディションとなった。このセッション、2台は主にスーパーソフトタイヤでのセッティングを進め、ガスリーが1分10秒330、ハートレーが1分10秒734をマークする。セッション後半に予想された雨もなく、ロングランを含め順調にセッティングを進め、ガスリーは44周、ハートレーは46周と多くの周回を重ねた。このセッションを、ガスリーは12番手、ハートレーは19番手で終了している。

    F1ブラジルGPの2日目は11月10日(土)の正午(日本時間午後11時)よりP3、午後3時(日本時間11日午前2時)より予選が行われる。

    田辺豊治 (ホンダF1 テクニカルディレクター)
    「今日は全て予定通りにプログラムを消化することができ、スムーズな一日となりました。P1からP2にかけてチームがマシンのバランスを改善し、P2ではガスリー選手が12番手にポジションを上げることができました。明日の予選については、午後にかけて不安定な天候が予想されていますので、状況に応じて臨機応変に対応していければと考えています」

    ジョナサン・エドルズ (トロロッソ チーフレースエンジニア)
    「予定していたプログラムは問題なく進められ、チームにとって建設的な一日になりました。2台ともに搭載した新しいエアロパッケージは期待通りに動作していたので、その点はポジティブだったと思います。P1ではエアロパッケージのテストを行い、データの収集に努めました。スタート時は路面が汚く、そのためグリップ力もかなり低かったです。P1ではガスリー車、ハートレー車がともにアンダーステア気味になってしまい、対処を試みたのですが、結局セッション終了間際まではいいマシンバランスがありませんでした。P2ではP1で学んだことを基に、エアロバランスの最適化に取り組み、ノーマルタイヤでショートランを繰り返しました。どちらのセッションも、赤旗によって最初のランを若干狂わされましたが、大きなクラッシュだっただけにニコ・ヒュルケンベルグ選手(ルノー)が無事だったことはなによりでした。P2ではマシンバランスを改善し、競争力を発揮することができました。予選を想定したショートランではいいペースがあったのですが、決勝を考慮したロングラン時にはあまりペースがよくなかったため、これからその原因解明にあたります。予選と決勝レースとのセッティングの間で、ベストな着地点を見つけたいと思っています。今日は、日曜日の決勝レースに向けた想定より、路面温度が低い状況でした。今日タイヤについて学んだことを明日に活かしつつ、レースで路面温度が上がった場合のタイヤ戦略にも気を付けなければなりません」

    ピエール・ガスリー (12番手)
    「このサーキットで走るのは2度目ですが、また戻ってこられて嬉しいです。チームにとって有意義な一日となり、P1からP2にかけて大きくマシンを改善することができました。全体としては、効率的にセットアップを進められたと思いますが、明日までにマシンバランスをもう少し詰めなければならないと感じています。トップ10には近づいているので、今夜中に課題を解決できれば、上位とのギャップをさらに縮められるはずです。ここでいい走りをするチャンスはありますが、そのためにはすべてをベストの状態な形で機能させる必要があります。それが今夜、僕たちが行うべきことです」

    ブレンドン・ハートレー (19番手)
    「インテルラゴスに戻ってくることができて嬉しいです。今日はマシンバランスに若干、苦しめられ、予想していたような競争力を発揮できたとは言えませんでした。明日までに、エンジニアと作業を進めるべき項目がいくつかあります」

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  • ピエール・ガスリー 「効率的にセットアップを進められた」

    ピエール・ガスリー 「効率的にセットアップを進められた」

    トロロッソ・ホンダのピエール・ガスリーは、F1ブラジルGPの金曜フリー走行で、FP1に15番手タイム、FP2に12番手タイムを記録した。

    「このサーキットで走るのは2度目ですが、また戻ってこられて嬉しい。チームにとって有意義な一日となり、P1からP2にかけて大きくマシンを改善することができた」とピエール・ガスリーはコメント。

    「全体としては、効率的にセットアップを進められたと思うけど、明日までにマシンバランスをもう少し詰めなければならないと感じている」

    「トップ10には近づいているので、今夜中に課題を解決できれば、上位とのギャップをさらに縮められるはずだ。ここでいい走りをするチャンスはあるけど、そのためにはすべてをベストの状態な形で機能させる必要がある。それが今夜、僕たちが行うべきことだ」

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  • F1ブラジルGP フリー走行2回目:バルテリ・ボッタスがトップタイム

    F1ブラジルGP フリー走行2回目:バルテリ・ボッタスがトップタイム

    2018年のF1世界選手権 第20戦 ブラジルGPのフリー走行2回目が11月9日(金)にサンパウロのインテルラゴス・サーキットで行われ、バルテリ・ボッタス(メルセデス)がトップタイムを記録。ルイス・ハミルトンも僅差で続き、メルセデスが1-2で初日のセッションを終えた。

    トロロッソ・ホンダは、ピエール・ガスリーが12番手タイム、ブレンドン・ハートレーが19番手タイムでセッションを終えた。

    現地時間15時、気温20.8℃、路面温度33.4℃のドライコンディションで90分間のフリー走行2回目はスタート。サーキットは雲に覆われ、レーダーでは雨雲が接近している。

    開始20分に差し掛かったところで、ニコ・ヒュルケンベルグ(ルノー)がターン13でバリアにクラッシュ。右リアタイヤ部分を破損してセッションは赤旗中断となった。

    セッションの3分の1が経過した時点で1分08秒846でタイムシートのトップに立ったのはメルセデスのバルテリ・ボッタス。2番手にはセバスチャン・ベッテル(フェラーリ)が0.073秒差で続く。午前中にトップタイムを記録したマックス・フェルスタッペン(レッドブル)はオイルタンクにクラックが見つかり、この時点でまだ走行を行っていない。

    残り45分を経過した頃、マックス・フェルスタッペンがようやくコースイン。各チームはロングランへプログラムを移行していく。

    フリー走行2回目のトップタイムは、バルテリ・ボッタスの1分08秒846。2番手には0.003秒の僅差でルイス・ハミルトンが続き、メルセデスが1-2で初日のセッションを締めくくった。3番手のセバスチャン・ベッテル(フェラーリ)も0.073秒差で続き、1分08秒台のタイムをマークしている。

    ダニエル・リカルド、マックス・フェルスタッペン(レッドブル)、キミ・ライコネン(フェラーリ)までの差は0.6秒以内となっている。

    中団チームのトップはロマン・グロージャン(ハース)。僅差でシャルル・ルクレール(ザウバー)が続いている。

    トロロッソ・ホンダは、“スペック3”エンジンのマイレージを抑えるために金曜日は“スペック2”で走行。ピエール・ガスリーが1分10秒330で12番手、ブレンドン・ハートレーが1分10秒734で19番手タイムだった。

    F1ブラジルGP フリー走行3回目は、11月10日(土)の23時(現地時間12時)から行われる。

    2018年 第20戦 F1ブラジルGP フリー走行2回目

    順位 No ドライバー チーム ベストタイム GAP 周回
    1 77 バルテリ・ボッタス メルセデス 1分08秒846   48
    2 44 ルイス・ハミルトン メルセデス 1分08秒849 0.003 43
    3 5 セバスチャン・ベッテル フェラーリ 1分08秒919 0.073 42
    4 3 ダニエル・リカルド レッドブル 1分09秒164 0.318 44
    5 33 マックス・フェルスタッペン レッドブル 1分09秒339 0.493 28
    6 7 キミ・ライコネン フェラーリ 1分09秒412 0.566 42
    7 8 ロマン・グロージャン ハース 1分09秒769 0.923 44
    8 16 シャルル・ルクレール ザウバー 1分09秒943 1.097 44
    9 20 ケビン・マグヌッセン ハース 1分10秒007 1.161 39
    10 31 エステバン・オコン フォース・インディア 1分10秒159 1.313 45
    11 11 セルジオ・ペレス フォース・インディア 1分10秒320 1.474 23
    12 10 ピエール・ガスリー トロロッソ・ホンダ 1分10秒330 1.484 44
    13 14 フェルナンド・アロンソ マクラーレン 1分10秒332 1.486 36
    14 55 カルロス・サインツ ルノー 1分10秒458 1.612 48
    15 9 マーカス・エリクソン ザウバー 1分10秒532 1.686 44
    16 35 セルゲイ・シロトキン ウィリアムズ 1分10秒569 1.723 46
    17 2 ストフェル・バンドーン マクラーレン 1分10秒596 1.750 26
    18 18 ランス・ストロール ウィリアムズ 1分10秒662 1.816 44
    19 28 ブレンドン・ハートレー トロロッソ・ホンダ 1分10秒734 1.888 46
    20 27 ニコ・ヒュルケンベルグ ルノー 1分11秒774 2.828 6
  • ピエール・ガスリー 「ホンダの新スペックはザウバーを倒す助けになる」

    ピエール・ガスリー 「ホンダの新スペックはザウバーを倒す助けになる」

    トロロッソ・ホンダのピエール・ガスリーは、ホンダのアップグレード版F1エンジンがザウバーからコンストラクターズ選手権8位を取り戻すための助けになると考えている。

    前戦メキシコGPでは標高の高いコンディションを考慮して最新エンジンを使用しないことを選択したホンダだが、今週末のブラジルGPでは“スペック3”パワーユニットを再導入する。

    F1メキシコGPで、ピエール・ガスリーは古いエンジンで最後尾グリッドからのスタートとなったが、粘り強い走りで10入賞。しかし、ザウバーがダブル入賞を果たしたことでトロロッソ・ホンダはコンストラクターズ選手権で9位に転落している。

    コンストラクターズ選手権の順位は賞金に大きな差を生むことになり、ピエール・ガスリーは残り2戦でザウバーを倒さなければならないと語る。

    「週末に向けてはポジティブなことがたくさんあると思う。ペナルティを受けることはないはずだし、それは本当に良いことだ。最後の2戦は厳しい戦いになるからね」とピエール・ガスリーはコメント。

    「グリッド後方からスタートすることで、いつも僕たちはポイントを獲得するのが難しい状況に陥っていた。チーム、8位、ザウバーとの戦いに関して、今後2戦は僕たちにとって重要なレースになる」

    「わずか3ポイント差だけど、来年に向けて高価な3ポイントだし、来年のクルマの開発に影響を与えることになる。だから、本当にチャンスを最大限に生かす必要があるし、それが現時点で僕たちが目指していることだ」

    「新スペックのエンジンだけでなく、クルマには空力アップグレードもあるので、可能なかぎりベストな形で自分たちを守るためのかなり良いポジションにいると思う」

    ピエール・ガスリーは、ザウバーのパッケージの強さを考えれば、シーズン後半にザウバーがより多くのポイントを獲得できていないことに驚いていると語る。

    「ある意味、彼らがもっと多くのポイントを獲得していないことに驚いている。彼らはしばらくの間、かなり安定してQ3に進出していたからね」とピエール・ガスリーは語る。

    「彼らがフェラーリと協力して開発を進めてきたのは確かだと思うし、毎週末多くのアップグレードが行われていた。クルマのペースはシーズン序盤よりもずっと強くなっている。彼らが本当に競争力があるのは明らかだ。チャンピオンシップで彼らを捕えるのは本当に簡単なことではない」

    「でも、彼らがシーズン序盤に示していたパフォーマンスとペースを元にすれば、どこかの時点で彼らを抑えるのが難しくなることはわかっていた」

    ブラジルとアブダビのどちらが、ザウバーと比較してトロロッソ・ホンダのマシンに適しているかと質問されたピエール・ガスリーは「実際に2つから1つを選ぶのは難しい」とコメント。

    「ホンダは大きなステップを果たしてはいるけど、ブラジルは大きな丘、長いストレートがあるのでかなりパワーが重要視されることはわかっている。客観的にフェラーリのパワーユニットは僕たちよりも速いからね」

    「でも、アップグレードによって、僕たちはクルマを良いウインドウに入れることができると思う。僕たちは競争的になれると思うけど、彼らも競争的だ。彼らはメキシコで2台がポイントを獲得しているし、素晴らしいパッケージであることを示してた。本当に接戦になると考えている」

  • ピエール・ガスリーのレッドブルからの早期解雇を心配する声

    ピエール・ガスリーのレッドブルからの早期解雇を心配する声

    2019年からレッドブル・レーシングのF1ドライバーを務めることになるピエール・ガスリーだが、すでに結果を出せなかった場合に早期に解雇されることを心配する声も挙がっている。

    レッドブルの育成プラグラムで育ったピエール・ガスリーは、今年トロロッソ・ホンダで実績を残し、ダニエル・リカルドがルノーに移籍することを決断したこともあり、わずか1年のフル参戦でレッドブル・レーシングにステップアップを果たす。

    だが、レッドブルのモータースポーツアドバイザーを務めるヘルムート・マルコの“冷酷さ”は有名であり、過去にハイメ・アルグエルスアリ、ジャン・エリック・ベルニュ、そして、来季トロロッソで復帰を果たすダニール・クビアトといったドライバーたちをレッドブルのプログラムから切り捨てている。

    来年、ピエール・ガスリーは、レッドブルが将来のF1ワールドチャンピオンとして期待をかけているマックス・フェルスタッペンとチームを組む。

    元F1ドライバーで、現在はSky Sport F1の解説を務めるポール・ディ・レスタは、ピエール・ガスリーがヘルムート・マルコの標的になってしまうのではないかと警告する。

    「マルコが誰かを選ぶ場合、彼は真剣に選んでいるだろう」とポール・ディ・レスタはコメント。

    「だが、昇格させるドライバーがいれば、落とされるドライバーもいる。彼はかなり無慈悲だ。彼らがそのような扱いに相応しいとは思わないような解雇が早すぎるものもいた。彼が本当にそれに相応しいと感じても、チャンスは1回しかない」

    同じSky Sport F1の解説者であるマーティン・ブランドルは、ヘルムート・マルコが過去にもたらしたドライバーたちは皆優れていたと語る。

    「ベッテル、リカルド、フェルスタッペン。彼が何か間違ったことをしてきたとは言えないだろう」とマーティン・ブランドはコメント。

    それでも、ヘルムート・マルコの忍耐については「ブエミやベルニュのような人々はF1で十分な時間を与えられなかった」とマーティン・ブランドルは付け加えた。

    しかし、レッドブル・レーシングのチーム代表を務めるクリスチャン・ホーナーは、ピエール・ガスリーのチームとの初年度にプレッシャーをかけるつもりはないと語っている。

    「ピエールにとっては挑戦になると思うが、彼にはその資質がある」とクリスチャン・ホーナーはコメント。

    「彼はマックスと同じプログラムをやり遂げてきたし、我々は彼が次の最高の才能であり、彼はクルマに乗るチャンスに相応しいと信じているからここにいる。来年、ピエールには大きな結果を期待している」

    「マックスにすぐに挑戦することを期待するのは不公平だともう。彼にはチームに溶け込むための時間を与えなければならないと思っている」

    「彼はF1で1年しか過ごしていないが、いくつか素晴らしい走りを見せている。バーレーン、モナコ、ハンガリーで目にしたように、彼はいくつか優秀なレースをしている」