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  • MotoGP | ホンダ 最終戦 バレンシアGP 初日レポート

    MotoGP | ホンダ 最終戦 バレンシアGP 初日レポート

    MotoGP 最終戦バレンシアGPのフリー走行は、断続的に強い雨が降る厳しいコンディションとなった。その中で3年連続5回目のタイトルを獲得、ホームグランプリに凱旋を果たしたマルク・マルケス(Repsol Honda Team)がトップタイムで初日を終えた。

    FP1は、強い雨が降った影響でコース上の一部が冠水し、セッション開始直後に赤旗中断となった。

    その後、セッションは再開され、マルケスが積極的な走りを見せてトップタイムをマーク。FP2は、セッションを通じて雨量の多い難しいコンディションとなったが、フロントにミディアム、リアにソフトコンパウンドのタイヤを選択したマルケスは、ロングランを行い、決勝のシミュレーションを行った。

    バレンシアGPでは、最高峰クラスで14年に優勝しているが、それ以降は、チャンピオン決定戦の舞台になるなど、優勝がない。しかし、チャンピオンを決め、凱旋レースとなった今年は、シーズン10勝目と2回目の大会制覇に向けて、伸び伸びとした走りを見せている。

    ラストランとなるダニ・ペドロサ(Repsol Honda Team)は、FP1では18ラップをこなし5番手。FP2ではウエットコンディションのフィーリングを確認する程度の走行とし、5ラップを走行してこの日の走行を切り上げた。過去、バレンシアGPでは通算7勝(うち最高峰クラス4勝)を上げている。過去19年のバレンシアGPの歴史でもっとも優勝しているライダーだけに、地元ファンも、ラストランでの優勝、表彰台に期待を寄せている。

    ケガで欠場のカル・クラッチロー(LCR Honda CASTROL)の代役として2戦連続で出場のステファン・ブラドルが16番手。FP1で転倒を喫したが、快調にラップを重ね、2戦連続ポイント獲得に向けてまずまずのスタートを切った。

    ルーキー・オブ・ザ・イヤーに王手のフランコ・モルビデリ(Estrella Galicia 0,0 Marc VDS)が18番手。中上貴晶(LCR Honda IDEMITSU)が20番手。トーマス・ルティ(Estrella Galicia 0,0 Marc VDS)が23番手と苦戦のスタートとなった。MotoGPルーキーの3選手は、ウエットコンディションでの経験が少ないため、この日はフィーリングを確認しながらの一日となったが、2日目のフリー走行、予選でのタイム短縮とポジションアップが期待される。

    マルク・マルケス(MotoGP 1番手)
    「正直、今日は難しい一日でした。ウエットコンディションで、かなりの雨量があっただけでなく、とても寒かったからです。路面に水がたくさんあるときは、ギャンブルのような走りになり、唯一できることは転倒しないようにすることでした。こうした状況では物事がさらに複雑になりますが、幸いこのサーキットは水はけがとてもよく、とてもグリップがいいので、最後まで走ることができました。マシンの感触はとてもよくて、限界を感じることができました。速く走ることもできました。これはとても重要なことです。明日の天気は少し回復しそうですが、日曜日にまた悪くなりそうなので、表彰台争いをするにはどのようなコンディションになってもいいように準備を整えておく必要があります」

    ダニ・ペドロサ(MotoGP 5番手)
    「今週末は、かなり雨が降りそうです。水が増えると路面コンディションが変わり、走るのが少し難しくなります。今日の午後がそうでした。そのため数周しか走りませんでした。また、FP1のように路面の水が少ないときはかなり速く走ることができます。いずれにしても、どのようなコンディションになるか様子を見なければなりません。これはタイヤの選択やレースのリズムにも影響してきます」

    ステファン・ブラドル(MotoGP 16番手)
    「今日は両方のセッションでかなりの雨が降り、トリッキーなコンディションでした。みんなレインタイヤの数を少し気にしていましたが、それは僕も同じです。そのためいつもよりあまり周回しませんでした。いいペースを見つけることができたのでよかったです。この状況に満足しています。午後は雨量が多く、続けて走る意味がないと感じたのでタイヤを少しセーブしましたが、フィーリングはとてもよかったです。しかし、リアから転倒してしまいました。今日はとても難しいコンディションでした。水が路面にあるときもあれば、5分後にはそれが大きく改善されているからです。明日どうなるか様子を見たいと思います。明日は少し天気が回復すると聞きました。FP3はおもしろくなると思います」

    フランコ・モルビデリ(MotoGP 18番手)
    「雨のため難しい日になりましたが、今シーズンはあまり雨の中走ることがなかったので、ウエットコンディションでのマシンの状態を理解するいい機会になりました。いい経験になりましたし、前進することができました。でも残念ながらFP2でもっと速いタイムを出す最高の瞬間を逃してしまいました。でも全体的にはいい日でした」

    中上貴晶(MotoGP 20番手)
    「2セッションともにコンディションがあまりよくなく、難しい一日でした。雨量が多いときはコースに川ができて、ストレートでもスピニングしている状態でした。雨の走行は得意ではないので、できるだけコースにとどまってウエット攻略につとめました。前戦マレーシアGPに比べれば、ウエットコンディションでは少し前進できたと思います。課題は、ブレーキングからの倒し込みで、その部分で大きくタイムロスしています。明日もウエットコンディションになれば、今日の課題克服に全力を傾けたいです」

    トーマス・ルティ(MotoGP 23番手)
    「路面にたくさんの水があってかなりエキサイティングな日になりました。FP1で赤旗が出たときはかなり危険な状態でした。FP1では限界を見つけることが一番の課題でした。もっと速く走ることができたと思うのですが、僕の準備ができていなくて、その限界は見つけることができませんでした。FP2では最初かなりの水がありましたが、その後雨量は少なくなりました。明日の予選に向けてレインタイヤを少し残すことが重要でした」

  • MotoGP | ヤマハ 最終戦 バレンシアGP 初日レポート

    MotoGP | ヤマハ 最終戦 バレンシアGP 初日レポート

    Movistar Yamaha MotoGPのマーベリック・ビニャーレスとバレンティーノ・ロッシは、ウエットコンディションのなかでフリープラクティスをスタート。午前中は好調な走りを見せたが、午後は思うようにペースが上がらず、それぞれ総合7番手と12番手でウイーク初日を終了した。

    ビニャーレスは順調に第1セッションをスタートしたが、ハイドロプレーニングの影響でペースダウン。そのあとさらにコンディションが悪化したためセッションは一時中断となり、雨が少なくなってから再開された。

    コースの状況を確かめながら徐々にペースを取り戻してゆくと暫定3番手へと浮上。最終ラップでは1分40秒772を記録し、トップから1.005秒差の7番手でセッションを終了した。

    午後からの第2セッションでも同様の展開となった。懸命にペースを上げようとするなかでセッションは中断。再開後には雨の影響でペースが上がらず、第1セッションのタイムを更新できないまま時間を費やすこととなってしまった。第2セッションのベストラップは1分42秒746。トップとの差は1.428秒に広がったが順位では7番手をキープし、総合でも7番手となった。

    一方のロッシは、フリープラクティス第1セッションの再スタート後、早々にウエットコンディションに適応。序盤でペースを上げ、その後はセッティング作業を行いながら、さらにリズムよく走行を続けた。ベストラップは1分41秒015で、トップから1.248秒差の12番手で終了した。

    第2セッションは雨がさらに激しくなったため、滑りやすい路面に注意しながら慎重にスタート。再開後の走行ではウエットでのスキルを見せつけ、ほとんどの時間帯で3番手をキープし、また一時はトップにも浮上した。最終的には1分42秒081のベストタイムでトップから0.763秒差の3番手を獲得。しかし総合順位では第1セッションの記録が採用されて12位にとどまった。

    Monster Yamaha Tech3のウイーク初日は雨
    最終戦のフリープラクティスは雨のなかでスタートした。ヨハン・ザルコはMonster Yamaha Tech3とともに挑む最後の戦いを順調にスタートしたが、午後になって雨が激しくなると、第2セッションではペースを上げることができず、ベストラップは1分41秒146で総合13番手となった。

    一方のハフィス・シャーリンにとっては、ウエットのコンディションで自信をつかむ絶好のチャンス。第2セッションでコンディションが悪化したにもかかわらず、第1セッションのタイムを更新するなど、経験を最大限に生かすことができた。明日のフリープラクティス第3セッションで、さらに一歩前進を目指す。

    Movistar Yamaha MotoGP
    マーベリック・ビニャーレス (フリー走行総合7番手/1分40秒772)
    「フィーリングは悪くなく、自分で思っていたよりも順調でしたが、午後はコース上の雨が多くなったため、午前中よりもタイムが伸びませんでした。課題はまだ残っていますが、今のところは満足しています。明日はもう一歩、前進を目指します。天気が気になるところですが、もしも今日と同様のコンディションなら、5番手に入れればよいと思っています。来週火曜日のバレンシアテストから新しいゼッケンナンバー、12をつけて走ることを発表しました。12を選んだ理由は、子供の頃に5~6年間、使っていて非常に成功したものだからです。25も長い間、使用してきましたが、12のほうがより自分らしいと感じているのです」

    バレンティーノ・ロッシ (フリー走行総合12番手/1分41秒015)
    「今日はフルウエットとなり、とても忙しい日になりました。日曜日も悪天候が予想されているので、今日のコンディションを利用して、タイヤのチョイスやマシンのバランスなどいろいろテストできたのはよかったと思います。午前中のほうが雨が少なかったのでタイムはよかったのですが、マシンのほうは完璧とは言えず、残念ながらフィーリングがあまりよくありませんでした。午後のセッションの前にモディファイを試み、これが功を奏して手応えをつかむことができました。でもラップタイムでは午前中を上回ることができずトップ10入りを逃してしまいましたが、フィーリングもペースも向上しているので不安はありません」

    マッシモ・メレガリ (チームディレクター)
    「バレンシアはいつも少し苦戦しますが、今日はウエットで、さらに課題が増えてしまいました。初日の結果は7番手と12番手となりましたが、これが実力を反映したものだとは考えていません。とくにロッシ選手は雨のなかで非常によいフィーリングをつかんでいたからです。前回のマレーシアでも似たような条件でしたが、このようなコンディションのもとでよい走りができているのですから、私たちはチームとして正しい方向へ進んでいると思っています。ベースセッティングにそれほど多くの変更を行わずに、ここまで仕上がってきたことは評価できるもの。このところは雨のなかで難しい戦いが続いていただけに、この状況を克服することがとても重要なのです。天気予報によれば日曜日も雨になるようですが、明日もまた降ってくれるなら私たちにとっては決して悪いことではありません。フリープラクティス第3セッションでふたりともQ2進出を決めることが目標です」

    Monster Yamaha Tech3
    ヨハン・ザルコ (フリー走行総合13番手/1分41秒146)
    「第1セッションはとても順調で、作業も順調に進みマシンのフィーリングも上々でした。でも最終ラップで前のライダーをパスしなければならなくなってしまったため、ラップタイムを更新できずトップ10を逃しました。午後は雨がさらに強くなり、コース上の水の量も増加。最初の走行で転倒してしまったのですが、そのあとはペトルッチを除いて全員がスローペースで走っていることに気づきました。つまりリスクをおかさず、明日のためにタイヤをセーブしたほうがよかったのです。明日の午前中に雨が少なくなっていれば、すぐさまラップタイムを更新してトップ10に届くと思います」

    ハフィス・シャーリン (フリー走行総合24番手/1分43秒727)
    「第2セッションでフィーリングがよくなりました。YZR-M1でフルウエットを走るのは、セパンの15分間の予選に続いてわずか2回目ですから、第1セッションではなかなかフィーリングがつかめなかったのです。午後になると非常に順調で、セッティングも私自身も向上していました。コンディションのほうは午前中より少し難しくなりましたが、もしも同じような状態が続いていたとしたら、もっとタイムを更新することができたでしょう。いずれにしても、今はとても満足しています。MotoGPルーキーにとってこのようなウエットコンディションは簡単ではありませんが、チームとともにハードワークを続けてできるだけ多くを学びたいと思います。そして経験を重ね、データを分析して、コーナーのひとつひとつを改善していきます。明日が楽しみです」

  • MotoGP | 最終戦 バレンシアGP:マルク・マルケスが初日総合トップ

    MotoGP | 最終戦 バレンシアGP:マルク・マルケスが初日総合トップ

    MotoGP 最終戦バレンシアGPのフリー走行2回目が11月16日(土)、サーキット・リカルド・トルモで行われ、ダニロ・ペトルッチ(アルマ・プラマック)がトップタイムをマーク。フリー走行1でトップタイムを記録したマルク・マルケス(レプソル・ホンダ)は0.407秒差の2番手だったが、午前のラップタイムで第2戦アルゼンチンGP、第14戦アラゴンGP以来、今季3度目となる初日総合1番手に進出した。

    気温17度、路面温度15度のウェットコンディションの中、バレンティーノ・ロッシ(モビスター・ヤマハ)は0.763秒差の3番手。アンドレア・イアンノーネ(スズキ)が1.047秒差の4番手。アレイシ・エスパルガロ、ポル・エスパルガロ、スコット・レディング、ブラッドリー・スミス、アレックス・リンスがトップ10入りした。

    アンドレア・ドヴィツィオーゾ(ドゥカティ)は12番手。フリー走行1回目で2番手のジャック・ミラー(アルマ・プラマック)は13番手。ホルヘ・ロレンソ(ドゥカティ)は15番手。

    中上貴晶(LCR・ホンダ)は2.528秒差の17番手。フリー走行1回目で5番手のダニ・ペドロサ(レプソル・ホンダ)は24番手だった。

    2018年 MotoGP 最終戦 バレンシアGP フリー走行2回目

    順位 No. Rider Team Time
    1 9 ダニロ・ペトルッチ アルマ・プラマック・レーシング 1分41秒318
    2 93 マルク・マルケス レプソル・ホンダ・チーム 1分41秒725
    3 46 バレンティーノ・ロッシ モビスター・ヤマハ MotoGP 1分42秒081
    4 29 アンドレア・イアンノーネ チーム・スズキ・エクスター 1分42秒365
    5 41 アレイシ・エスパルガロ アプリリア・レーシング・チーム・グレシーニ 1分42秒385
    6 44 ポル・エスパルガロ レッドブル・KTM・ファクトリー・レーシング 1分42秒655
    7 25 マーベリック・ビニャーレス モビスター・ヤマハ MotoGP 1分42秒746
    8 45 スコット・レディング アプリリア・レーシング・チーム・グレシーニ 1分42秒857
    9 38 ブラッドリー・スミス レッドブル・KTM・ファクトリー・レーシング 1分43秒009
    10 42 アレックス・リンス チーム・スズキ・エクスター 1分43秒051
    11 10 ザビエル・シメオン レアーレ・アビンティア・レーシング 1分43秒113
    12 4 アンドレア・ドヴィツィオーゾ ドゥカティ・チーム 1分43秒250
    13 43 ジャック・ミラー アルマ・プラマック・レーシング 1分43秒409
    14 55 ハフィス・シャーリン モンスター・ヤマハ・テック3 1分43秒727
    15 99 ホルヘ・ロレンソ ドゥカティ・チーム 1分43秒798
    16 19 アルバロ・バウティスタ アンヘル・ニエト・チーム 1分43秒844
    17 30 中上貴晶 LCR・ホンダ・イデミツ 1分43秒846
    18 21 フランコ・モルビデリ エストレージャ・ガルシア・0,0・マーク・VDS 1分43秒854
    19 12 トーマス・ルティ エストレージャ・ガルシア・0,0・マーク・VDS 1分43秒858
    20 5 ヨハン・ザルコ モンスター・ヤマハ・テック3 1分44秒261
    21 51 ミケーレ・ピロ ドゥカティ・チーム 1分44秒681
    22 6 ステファン・ブランドル LCR・ホンダ・カストロール 1分44秒732
    23 17 カレル・アブラハム アンヘル・ニエト・チーム 1分45秒260
    24 26 ダニ・ペドロサ レプソル・ホンダ・チーム 1分45秒401
    25 81 ジョルディ・トーレス レアーレ・アビンティア・レーシング 1分45秒975

    2018年 MotoGP 最終戦 バレンシアGP 初日総合タイム

    順位 No. Rider Team FP1 FP2
    1 93 マルク・マルケス レプソル・ホンダ・チーム 1分39秒767 1分41秒725
    2 43 ジャック・ミラー アルマ・プラマック・レーシング 1分39秒873 1分43秒409
    3 9 ダニロ・ペトルッチ アルマ・プラマック・レーシング 1分39秒907 1分41秒318
    4 4 アンドレア・ドヴィツィオーゾ ドゥカティ・チーム 1分40秒179 1分43秒250
    5 26 ダニ・ペドロサ レプソル・ホンダ・チーム 1分40秒467 1分45秒401
    6 29 アンドレア・イアンノーネ チーム・スズキ・エクスター 1分40秒685 1分42秒365
    7 25 マーベリック・ビニャーレス モビスター・ヤマハ MotoGP 1分40秒772 1分42秒746
    8 51 ミケーレ・ピロ ドゥカティ・チーム 1分40秒836 1分44秒681
    9 44 ポル・エスパルガロ レッドブル・KTM・ファクトリー・レーシング 1分40秒892 1分42秒655
    10 42 アレックス・リンス チーム・スズキ・エクスター 1分40秒965 1分43秒051
    11 41 アレイシ・エスパルガロ アプリリア・レーシング・チーム・グレシーニ 1分40秒967 1分42秒385
    12 46 バレンティーノ・ロッシ モビスター・ヤマハ MotoGP 1分41秒015 1分42秒081
    13 5 ヨハン・ザルコ モンスター・ヤマハ・テック3 1分41秒146 1分44秒261
    14 17 カレル・アブラハム アンヘル・ニエト・チーム 1分41秒160 1分45秒260
    15 10 ザビエル・シメオン レアーレ・アビンティア・レーシング 1分41秒277 1分43秒113
    16 6 ステファン・ブランドル LCR・ホンダ・カストロール 1分41秒479 1分44秒732
    17 38 ブラッドリー・スミス レッドブル・KTM・ファクトリー・レーシング 1分41秒489 1分43秒009
    18 21 フランコ・モルビデリ エストレージャ・ガルシア・0,0・マーク・VDS 1分41秒713 1分43秒854
    19 99 ホルヘ・ロレンソ ドゥカティ・チーム 1分41秒782 1分43秒798
    20 30 中上貴晶 LCR・ホンダ・イデミツ 1分42秒471 1分43秒846
    21 19 アルバロ・バウティスタ アンヘル・ニエト・チーム 1分42秒617 1分43秒844
    22 45 スコット・レディング アプリリア・レーシング・チーム・グレシーニ 1分42秒893 1分42秒857
    23 12 トーマス・ルティ エストレージャ・ガルシア・0,0・マーク・VDS 1分43秒300 1分43秒858
    24 55 ハフィス・シャーリン モンスター・ヤマハ・テック3 1分43秒804 1分43秒727
    25 81 ジョルディ・トーレス レアーレ・アビンティア・レーシング 1分45秒001 1分45秒975
  • MotoGP | 最終戦 バレンシアGP:マルク・マルケスがFP1トップタイム

    MotoGP | 最終戦 バレンシアGP:マルク・マルケスがFP1トップタイム

    MotoGP 最終戦バレンシアGPのフリー走行1回目が11月16日(金)、サーキット・リカルド・トルモで行われ、2018年王者のマルク・マルケス(レプソル・ホンダ)がトップタイムをマークした。

    気温16度、路面温度14度のウェットコンディションの中、マルク・マルケスは1分39秒767をマーク。今季38度目のトップタイムをマーク。第5戦フランスGP、第8戦TTアッセン以来今季3度目となる1番手発進を決めた。

    2番手には0.106秒差でジャック・ミラー(アルマ・プラマック)、3番手には0.140秒差でダニロ・ペトルッチ(アルマ・プラマック)。アンドレア・ドヴィツィオーゾ(ドゥカティ)が0.412秒差で4番手に続いた。

    以下、ダニ・ペドロサ(レプソル・ホンダ)、アンドレア・イアンノーネ(スズキ)、マーベリック・ビニャーレス(モビスター・ヤマハ)、ワイルドカード参戦のミケーレ・ピロ(ドゥカッティ)、ポル・エスパルガロ(KTM)、アレックス・リンス(スズキ)がトップ10入り。

    バレンティーノ・ロッシ(モビスター・ヤマハ)は1.248秒差の12番手、ヨハン・ザルコ(ヤマハ・テック3)は13番手、ホルヘ・ロレンソ(ドゥカティ)は19番手。中上貴晶(LCR・ホンダ)は20番手だった。

    2018年 MotoGP 最終戦 バレンシアGP フリー走行1回目

    順位 No. Rider Team Time
    1 93 マルク・マルケス レプソル・ホンダ・チーム 1分39秒767
    2 43 ジャック・ミラー アルマ・プラマック・レーシング 1分39秒873
    3 9 ダニロ・ペトルッチ アルマ・プラマック・レーシング 1分39秒907
    4 4 アンドレア・ドヴィツィオーゾ ドゥカティ・チーム 1分40秒179
    5 26 ダニ・ペドロサ レプソル・ホンダ・チーム 1分40秒467
    6 29 アンドレア・イアンノーネ チーム・スズキ・エクスター 1分40秒685
    7 25 マーベリック・ビニャーレス モビスター・ヤマハ MotoGP 1分40秒772
    8 51 ミケーレ・ピロ ドゥカティ・チーム 1分40秒836
    9 44 ポル・エスパルガロ レッドブル・KTM・ファクトリー・レーシング 1分40秒892
    10 42 アレックス・リンス チーム・スズキ・エクスター 1分40秒965
    11 41 アレイシ・エスパルガロ アプリリア・レーシング・チーム・グレシーニ 1分40秒967
    12 46 バレンティーノ・ロッシ モビスター・ヤマハ MotoGP 1分41秒015
    13 5 ヨハン・ザルコ モンスター・ヤマハ・テック3 1分41秒146
    14 17 カレル・アブラハム アンヘル・ニエト・チーム 1分41秒160
    15 10 ザビエル・シメオン レアーレ・アビンティア・レーシング 1分41秒277
    16 6 ステファン・ブランドル LCR・ホンダ・カストロール 1分41秒479
    17 38 ブラッドリー・スミス レッドブル・KTM・ファクトリー・レーシング 1分41秒489
    18 21 フランコ・モルビデリ エストレージャ・ガルシア・0,0・マーク・VDS 1分41秒713
    19 99 ホルヘ・ロレンソ ドゥカティ・チーム 1分41秒782
    20 30 中上貴晶 LCR・ホンダ・イデミツ 1分42秒471
    21 19 アルバロ・バウティスタ アンヘル・ニエト・チーム 1分42秒617
    22 45 スコット・レディング アプリリア・レーシング・チーム・グレシーニ 1分42秒893
    23 12 トーマス・ルティ エストレージャ・ガルシア・0,0・マーク・VDS 1分43秒300
    24 55 ハフィス・シャーリン モンスター・ヤマハ・テック3 1分43秒804
    25 81 ジョルディ・トーレス レアーレ・アビンティア・レーシング 1分45秒001
  • 【MotoGP】 マルク・マルケスがタイトル2連覇…ホンダは3冠達成

    【MotoGP】 マルク・マルケスがタイトル2連覇…ホンダは3冠達成

    2017 FIM ロードレース世界選手権の最終戦バレンシアGP(11月12日決勝、スペイン バレンシアサーキット)において、レプソル・ホンダ・チーム(Repsol Honda Team)のマルク・マルケスがチャンピオンを獲得し2連覇を達成。同時にチームのタイトルも獲得し、前戦で獲得したコンストラクターズタイトルと合わせ、三冠を達成した。

    マルク・マルケスは、11日(土)の予選でシーズン8度目となるポールポジションを獲得し、順調な仕上がりで決勝に臨んだ。

    決勝レースでも序盤から上位を走行しつつ、ライバルとのポイント差を考慮した堅実な走りを展開。3位でフィニッシュし、チャンピオンの座に輝いた。レースではチームメートのダニ・ペドロサが優勝し、チームタイトルの獲得に華を添えた。

    マルク・マルケスは、2013年にHondaワークスチームのレプソル・ホンダ・チームからMotoGPクラスに初参戦すると、デビューイヤーでチャンピオンを獲得し最年少記録を更新した。翌年も開幕戦からの10連勝を含む13勝を挙げ、2年連続でチャンピオンを獲得。今回は、史上最年少でMotoGPクラスにおける通算4度目のチャンピオンとなる快挙を成し遂げた。また、Hondaも昨年に引き続き2年連続のコンストラクターズタイトルを獲得。さらに、レプソル・ホンダ・チームもタイトルを獲得したことで、3年ぶりの三冠達成となった。

    マルク・マルケス

    「このバレンシアで勝って4度目のチャンピオンタイトルを獲得するため、序盤からレースをコントロールしようとしてプッシュしましたが、ザルコ選手を抜いた後の第1コーナーでミスをしてしまいました。このミスの後、彼と競うことにリスクを感じたので、確実にフィニッシュを目指す走りに切り替えたら、ドビツィオーゾ選手がリタイアし、チャンピオンを獲得したと知りました。今季の前半戦は、肉体的にも、精神的にも本当にタフなものでした。最初の何戦かは楽しんで走ることができませんでしたが、チームの努力のおかげで走りをエンジョイできるようになりました。今日のレースは本当に信じられません。パルクフェルメに来て初めてチャンピオンになれたと気づいたくらいでした」

    八郷隆弘 (本田技研工業株式会社 代表取締役社長)

    「一年を通して、チャレンジし続けながらも、安定した走りで、2年連続チャンピオンを獲得したマルケス選手を心から祝福します。またコンストラクターズタイトル、チームタイトルを加えた3つのタイトルを獲得できたことを大変うれしく思います。チームおよび関係者、スポンサーの皆さま、そしてファンの皆さまに心より感謝申し上げます。今後も、二輪の最高峰レースであるMotoGPでの勝利を目指し、新たなチャレンジを続けてまいりますので、引き続きご声援をよろしくお願いします」

    野村欣滋 (株式会社ホンダ・レーシング 代表取締役社長)

    「今シーズンは各メーカーの進化が大きく、またコースごとにコンディションの変化も激しい非常にタフなシーズンでした。そのような状況で、マルケス選手は着実に勝利を重ね、チャンピオンを獲得することができました。また、チームのメンバーとHRCメンバー全員の素晴らしい働きにより、三冠まで達成できたことは、HRCの代表として、レースに携わってくれた全員を誇りに思うとともに、その努力とチャレンジに感謝いたします。加えて、Hondaのレース活動を支えてくれた、多くのスポンサーとファンの皆さまに御礼申し上げます」

    関連:【MotoGP】 マルク・マルケスが2017年のチャンピオンを獲得!

  • 【MotoGP】 ホンダ:2017年 最終戦 バレンシアGP 決勝レポート

    【MotoGP】 ホンダ:2017年 最終戦 バレンシアGP 決勝レポート

    最終戦がタイトル決定戦となったMotoGPクラスは、今季8回目のポールポジションから好スタートを切り、トップグループにつけたマルク・マルケス(Repsol Honda Team)が、3位でフィニッシュして2年連続4回目のタイトルを獲得した。

    レースでは、好スタートからオープニングラップを制すと、3周目までレースの主導権を握る。その後、後方につけるヨハン・ザルコ(ヤマハ)を先行させ、2番手を走行した。

    23周目の最終コーナーでザルコをかわしトップに浮上したが、24周目の1コーナーでフロントタイヤがスライドしてオーバーラン。コースに復帰したが、5番手へとポジションを落とした。

    この日のタイトル獲得の条件は、タイトルを争う総合2位のアンドレア・ドヴィツィオーゾ(ドゥカティ)が優勝しても、11位以内に入っていればタイトルが決まるというもの。そのためマルケスは、優勝を狙う走りからタイトル獲得のための冷静な走りへと切り替える。25周目には、先行するホルヘ・ロレンソ(ドゥカティ)とドヴィツィオーゾが次々に転倒。この時点でマルケスのタイトルは確定したが、30周のレースで最終的に3位でチェッカーを受け、2年連続4回目のライダーズタイトルを獲得した。

    これでホンダは、最高峰クラスで23回目のコンストラクターズタイトルを、マルケスがライダーズタイトルを、そして、Repsol Honda Teamが3年ぶり8回目のチームタイトルを獲得し、MotoGPクラスでの3冠を果たした。

    マルケスがオーバーランを喫し、5番手へと後退したあとは、ザルコとダニ・ペドロサ(Repsol Honda Team)の一騎打ちとなり、最終ラップとなる30周目の1コーナーでザルコをかわしたペドロサが、第4戦スペインGP以来となる今季2勝目を達成、総合5位から4位へとランクを一つ上げてシーズンを終えた。これでペドロサは、125ccで1勝、250ccで2勝、最高峰クラスでは、2007年、09年、2012年に続き4回目の制覇となる。バレンシアGPでは、通算7勝目を達成した。

    予選12番手と好スタートを切ったジャック・ミラー(Estrella Galicia 0,0 Marc VDS)は、アレックス・リンス(スズキ)、バレンティーノ・ロッシ(ヤマハ)、アンドレア・イアンノーネ(スズキ)らとし烈なバトルを繰り広げて7位でフィニッシュ。総合12位から11位へと一つランクを上げてシーズンを終了した。

    予選16番手から決勝に挑んだカル・クラッチロー(LCR Honda)は、追い上げて8位でチェッカーを受けて総合9位となった。また、ティト・ラバト(Estrella Galicia 0,0 Marc VDS)は、予選14番手から10位でフィニッシュし、今季ベストリザルトを獲得。総合20位から19位へとランクを上げてシーズンを締めくくった。

    マルク・マルケス (MotoGP 3位 / チャンピオン)

    「夢のようです。6度目のタイトルは重い言葉です。正直な気持ちを言うと、今年は本当に一生懸命、作業をしてきたので、例えようもないくらいにうれしいです。特に今日のレースはものすごく緊張感があって、エキサイティングでした。ミスもしましたが、“マルケス・スタイル”も少し入って、今年一番のセーブができたと思います。あの瞬間から、いい順位でレースを終えることだけに専念しました。アンドレア(ドヴィツィオーゾ)はすばらしい対戦相手だったので、今日、彼がフィニッシュすることができなかったことは残念に思っています。彼にとっても今シーズンはすばらしいものだったはずなので、今日は一緒に表彰台に上がりたかったです。今年、僕たちのカギとなったのは、メンタリティーでした。僕たちの世界では、困難な状況でもポジティブさを保ち、意識を高く保つことがとても大切です。シーズンの初めにはいくつかの困難な状況に直面しましたが、その都度、物事を整理して、すべてをいい方向へと進めてきました。また、Hondaとチームの3冠達成におめでとうと言いたいです。本当にすばらしい成果です。さらに、シーズン最終戦にファンの前でタイトルを勝ち取ることができて最高です。本当に特別な気持ちです。今はこの気持ちを、チームのみんなや家族と分かち合いたいと思います。そしてあさってからは来年に向けて活動します」

    ダニ・ペドロサ (MotoGP 優勝)
    「今回は本当にタフでハードな戦いだったので、とてもうれしいです。今日はいいスタートが切れたし、セットアップも決まっていたのでチャンスがあると思い、それをモノにすることができました。コース上ではフロントのグリップ感が完ぺきとは言えず、難しい状況でした。実際に転倒者の多いレースでした。マルクがクラッシュせずに持ちこたえたとき、僕はちょうど彼の後ろにいましたが、あれはすごいシーンでした。スモーク、ノイズ、スピードのすべてが信じられないものでした。このサーキットでは、リア側のグリップがより高いせいで、フロントに荷重がかかってコースの限界点があるのだろうと感じました。いずれにしても、最初はフロントのグリップをマネジメントすることに専念しましたが、最後の3周はヨハン(ザルコ)をパスすることに全力を尽くしました。彼はコーナーの進入がよかったですが、最終周にようやくパスできました。ホームの観客の前で勝利することができて、本当に幸せです。そしてこの勝利を僕の家族、友人、ファン、そしてチームに捧げたいと思います。今日はマルクがタイトルを獲得し、またコンストラクターズとチームの2つのタイトルも獲得できて、すばらしい一日となりました。僕自身もチャンピオンシップのランキングを一つ上げることができ、満足しています」

    ジャック・ミラー (MotoGP 7位)
    「すばらしいレースになりました。残り2周でかなりタイムを落したので、それがなければもっといい結果になっていたと思います。終盤に向けてフロントタイヤのグリップが落ち、フロントエンドが危ない瞬間が何度かあったので、バレンティーノ(ロッシ)とのバトルをあきらめなければなりませんでした。それがなければ、バレやイアンノーネと戦えたと思います。2度の7位を含め、トップ10に3回入ることができて、このすばらしいチームと、とてもいい終わり方になりました」

    カル・クラッチロー (MotoGP 8位)
    「かなり後方からのスタートでしたが、いい結果が出せて満足しています。このようなサーキットで16番手からのスタートは難しく、トップ10に入ることができれば十分だと思っていました。いい抜き方ができて、残り10周ではいいレースができました。プッシュできましたが、前のライダーたちに追いつくには時間が足りませんでした。もう少し前でスタートしていれば、リンスのグループの前でフィニッシュできたと思います。全体的にはいいレースだったと思います。今シーズンは平均的だったと思います。すばらしいレースがいくつかできたし、4位や5位も獲得できました。しかし、自分のせいだったりそうでなかったりはしましたが、完走できず、よくないレースもありました。でも十分に満足しています。これから次のシーズンにポジティブな気持ちで進みます。ルーチョ(チェッキネロ)とすべてのクルーのすばらしい仕事や、いいときも悪いときもサポートしてくれたパートナーにも、もちろん感謝したいと思います」

    ティト・ラバト (MotoGP 10位)
    「このすばらしいチームでの最後のレースとなったバレンシアで、10位を獲得して去ることができるのはとてもうれしいことです。Moto2クラスでもMotoGPクラスでも、ここですばらしい時間を過ごすことができました。序盤は難しかったですが、決してあきらめませんでした。そして自分の新しいチャレンジへ向けた準備となったレースで、トップ10に入ることができて、とても満足しています」

    関連:【MotoGP】 マルク・マルケスがタイトル2連覇…ホンダは3冠達成

  • 【MotoGP】 ドゥカティ:2017年 最終戦 バレンシアGP 決勝レポート

    【MotoGP】 ドゥカティ:2017年 最終戦 バレンシアGP 決勝レポート

    2017 MotoGP 最終戦(第18戦)のバレンシアGPがスペインのバレンシア・サーキットで開催され、ドゥカティMotoGPチームのアンドレア・ドヴィツィオーゾがチャンピオンシップ2位を確定させた。年間タイトルを獲得するためには、このレースで優勝、且つマルク・マルケス(ホンダ)が12位以下でフィニッシュという厳しい条件の中、ドヴィツィオーゾは、3番手争いをしていた残り6周の時点で、惜しくもクラッシュしてリタイアとなった。しかし、6度の優勝に輝き、最後の最後までタイトル争いをしたドヴィツィオーゾとチームにとって、2017年は満足すべき素晴らしいシーズンとなった。

    ホルヘ・ロレンソも、最終戦でチェッカーを受けることができなかった。ロレンソは、ヨハン・ザルコ(ヤマハ)とダニ・ペドロサ(ホンダ)を追撃し、チーム・メイトの前で3番手を走行していた25周目にクラッシュして、リタイアを余儀なくされた。ロレンソは、ドゥカティに移籍した最初のシーズンを、総合ランキング7位で終えることになった。

    今季3回目のワイルドカード参戦となったミケーレ・ピッロは、ドゥカティ・テストチームのデスモセディチGPを駆って、素晴らしいレースを見せた。予選6番手となり、2列目からスタートしたピッロは、バレンシアGPを9位でフィニッシュした。

    MotoGPライダーは、11月14日(火)に再びサーキットに集結し、2018シーズンのスタートを告げる2日間のテストに臨む。

    アンドレア・ドヴィツィオーゾ(Ducati MotoGPチーム #04) リタイア

    「すべてを出し切ったので、今週末の結果を喜ぶべきだと思う。マルケスより速くはなかったが、最後まで戦い抜いた。オープニングラップからハードにプッシュし、まったくミスを犯さずに、良いポジションにつけることができたが、それ以上切れるカードが残っていなかった。スタートしたときには、ホルヘをパスできると思ったが、彼より遅いセクションや速いセクションがあったので、結局彼の後ろにつくことになった。それによって、よりスムーズにライディングすることができたので、ホルヘが前にいたことはポジティブにとらえたい。すべてのライダーが限界で走行していた。マルクでさえも、クラッシュしそうになって立て直していた。彼を祝福したい。彼は今シーズンも、ライバルとの差をつけて、それをうまくコントロールしていた。いずれにしても、素晴らしいシーズンを送ることができて非常に嬉しい。チームのスタッフ、ドゥカティ、僕らをサポートしてくれた人々全員に感謝したい。今シーズンは、予想以上の結果を出せたので、本当に満足している」

    ホルヘ・ロレンソ(Ducati MotoGPチーム #99) リタイア

    「シーズン最終戦をクラッシュで終わりたいと思っているライダーはいないと思うが、今回のリタイアを抜きにしても、チャンピオンシップの結果には満足すべきだと思う。前回のマレーシアと今回のバレンシアの両方で、表彰台争いをすることができた。来年に向けて大きな手ごたえを感じている。トップグループを捉えるために、最初から最後までハードにプッシュしたが、レース終盤でリスクを取らざるを得なくなった。とくに右コーナーでフロントがインに入ってしまい、最終的にはコントロールを失って、クラッシュを避けることができなかった。レース中盤にアンドレアが後ろにぴったりとついたとき、状況を分析して、このままの状態で走行して、彼のけん引役となってトップグループに迫った方が良いと判断した。ザルコとペドロサを捉えた時点で、彼を前に行かせるつもりだった。結果的にはふたりともクラッシュしてしまったが、アンドレアを祝福したい。彼は本当に素晴らしいシーズンを送ったと思う」

    ミケーレ・ピッロ(Ducati MotoGPテストチーム #51) 9位

    「スタートの時点で、トップグループと戦うことができたので、レースを楽しむことができた。フロントにソフトタイヤを選択したので、少し限界がきていたが、ドーヴィ(ドヴィツィオーゾ)とホルヘがクラッシュしたのを見て、出来る限り、最高のリザルトを出そうと思った。9位という結果は残念だが、僕たちは今年、ワールドタイトルを争うことができることを証明した。来シーズンは、より強くなってスタートを切ることが出来るだろう。ドゥカティ、アンドレア、そしてホルヘに感謝したい。彼らと一緒に戦って、最高のシーズンを送ることができた」

    クラウディオ・ドメニカーリ(ドゥカティ・モーター・ホールディングCEO)

    「今日は、本当に記憶に残る1日となった。最終戦はドラマチックな展開となったが、ドゥカティとアンドレア・ドヴィツィオーゾにとって素晴らしいシーズンとなった。マルク・マルケスは、2017年のワールド・チャンピオンシップを獲得するに相応しい走りを見せた。彼を祝福したい。しかし、アンドレアは最後のレースで、これまで苦戦することが多かったこのサーキットでも、素晴らしいペース、スピード、そして決意を見せてくれた。ホルヘとドーヴィが、わずか数秒のうちにクラッシュして、シーズン最終戦をリタイアで終えることになったが、今年チームが達成したことに、大きな満足感を感じている」

    ルイジ・ダッリーニャ(ドゥカティ・コルセ・ゼネラルマネージャー)

    「非常に厳しいチャンピオンシップだったが、最終的にはマルケスとホンダがタイトルを獲得した。彼らに賛辞を贈りたい。我々は最後まで戦って、もう少しでタイトルに手が届くところだった。リザルトの面でも、技術レベルの点でも、個人的には本当に充実した素晴らしいシーズンとなった。それでもチャンスを逃したことは少し残念だが、今年はマシンの戦闘力を大きく向上させることができたので、満足すべきだと思う。この素晴らしいワールド・チャンピオンシップを可能にしてくれた、すべての人々に心から感謝したい」

    関連:【MotoGP】 マルク・マルケスが2017年のチャンピオンを獲得!

  • 【MotoGP】 ヤマハ:2017年 最終戦 バレンシアGP 決勝レポート

    【MotoGP】 ヤマハ:2017年 最終戦 バレンシアGP 決勝レポート

    MotoGPファンにとってこれ以上望めないほどの劇的な展開となったシーズン最終戦。そのなかでMovistar Yamaha MotoGPのバレンティーノ・ロッシは終始、安定した走りを見せて5位を獲得。一方、午前中に行われたウォームアップ・セッションで転倒もあったチームメイトのマーベリック・ビニャーレスは、なかなかペースが上がらず12位となった。

    バレンティーノ・ロッシはグリッド7番手からスタートして、1周目はそのポジションをキープ。

    続いてジャック・ミラー(ホンダ)とバトルとなり8番手に後退したが、7ラップ目にこれを抜き返して再び7番手へ。しばらく淡々とペースを守って走行したあと、アンドレア・イアンノーネ(スズキ)に仕掛けてパス、次にアレックス・リンス(スズキ)に先行を許すなどバトルを再開。この頃、前方では転倒が発生して大きく順位が入れ替わっており、バレンティーノ・ロッシもこの影響を受けて5番手へと浮上した。このあとも前車との差を詰めていくことはできなかったが、最後までこのポジションを守り切ってチェッカー。トップから13.817秒差で5位を獲得した。

    一方のマーベリック・ビニャーレスは、午前中に行われたウォームアップ・セッションのなかでマシンの最終調整を行ったものの、小さな転倒もあり、十分な成果を得られないまま決勝をスタート。グリッド13番手からオープニングラップでひとつ上げたあと、ペースアップに苦しみ15番手へ後退した。しかしこのあとダニロ・ペトルッチ(ドゥカティ)をとらえて自信を取り戻し、さらに2ラップ連続で自己ベストを更新するなど1分32秒前半に上げるとブラッドリー・スミス(KTM)をパス。これで一旦は10番手までポジションを上げたが、そのあと再びふたつ下げて12位でゴールした。トップとの差は35.012秒だった。

    この結果、シリーズポイントではバレンティーノ・ロッシが合計208ポイントに伸ばしてランキング5位。マーベリック・ビニャーレスはYZR-M1デビューイヤーに合計230ポイントを挙げ、トップから68ポイント差でランキング3位を獲得した。ヤマハはコンストラクターズ・ランキングでトップに36ポイント差の2位、Movistar Yamaha MotoGPはチーム・ランキングでトップに70ポイント差の2位となった。

    Monster Yamaha Tech3 Teamのヨハン・ザルコがシーズン最終戦で熾烈な優勝争いを展開。僅差で2位となった。絶好のスタートから終始ハイペースをキープし、終盤はD・ペドロサ(ホンダ)との一騎打ち。わずかに届かず0.337秒差の2位でチェッカーを受けた。

    一方のマイケル・ファン・デル・マークはMotoGP2戦目も最後まで順調に走り切った。グリッド9列目から16番手まで上がったあと、小さなミスの間にひとつ下げて17位でゴールラインを通過した。

    これで2017シーズンは終了したが、11月14日火曜日には再びリカルド・トルモ・サーキットへ戻って2日間の公式テストに臨む。

    Movistar Yamaha MotoGP
    バレンティーノ・ロッシ (5位)
    「もちろんもっといい成績が欲しかったけれど、一方で、予想していた通りのレースになったように思います。ウイーク中ずっと思うようにペースが上がっていなかったので、厳しい展開は始めからわかっていたことです。このあとは、オフシーズン中のマシンテストが非常に重要になります。前との差を縮め、セッティングを向上させ、来シーズンに向けてしっかり準備をしていきます」

    マーベリック・ビニャーレス (12位)
    「ウォームアップ・セッションは好調だったのですが、おそらくプッシュが激しすぎたのでしょう。でもフィーリングがとても良かったので、そのことがとても重要だと感じていました。このあとのテストのなかで、またこの好感触を取り戻せるようにがんばっていきたいと思います。決勝では状況がまったく異なっていて、今までにないようなフィーリングだったのでペースを抑えてしまうことになりました。いろいろなセッティングを試してみた結果でしたが、これからまた調整を行って感覚を取り戻していけば、良い方向性を見つけ出せると確信しています」

    マッシモ・メレガリ (チーム・ディレクター)
    「わたしたちにとっては非常に厳しい展開になってしまいました。でもMotoGPファンにとっては、依然としてエキサイティングなレースであったに違いありません。バレンティーノはこの苦しみのなかでも、ひとつもミスをせずに走り切りました。そしてクラッシュやコースアウトの影響もあって5位まで上がることができたのです。ただ、わずか2ポイント差でランキング4位を逃したことは本当に残念でした。マーベリックは午前中のウォームアップ・セッションのなかで転倒してしまったため、短い時間でそのあとの準備を整えなければなりませんでした。それでも、ウォームアップではかなり好感触をつかんでいたのです。ところが決勝になるとまったく違う展開になってしまい、期待したような成績を残すことができませんでした。このように非常に厳しい状況のなかでも、チームが一丸となって全力でプッシュし続けた結果としてチームおよびコンストラクターのランキング2位を獲得。そしてマーベリックはヤマハ1年目にしてランキング3位と本当によく頑張ってくれました。しかしながら、わたしたちはやはり、もっと違う形でシーズンを終えたいと考えていたのです。全力を尽くしたけれども、目標には手が届きませんでした。火曜日には早くも2018シーズンが始まります。新しいパーツやシステム、新しいアイディアを試すための絶好のチャンスなので、そのなかで、新たなシーズンに向けて確かな方向性を見いださなければなりません」

    Monster Yamaha Tech3 Team
    ヨハン・ザルコ(2位)
    「優勝を狙えるだけのポテンシャルがあったと思います。昨日も話しましたが、勝つために必要な要素がすべて備わっていたのです。マルケスが近づいてきたときも私自身は非常に落ち着いていましたが、彼にアドバンテージを握られたくないと考えましたし、逃げ切られないようにしなければならないと思いました。優勝を目指していたので何とか抜き返したかったのです。これができたことが、むしろ私には重要でした。1位か2位かで今日の私のレースの質が変わるわけではないと思っています。この時間をエンジョイし、またダニを祝福したいと思います。最終ラップで彼はとても巧みに私を抜いていきました。私はうまくコーナーに進入できなくなって大きく差をつけられてしまったのです。そのあともう一度、仕掛けたかったのですが、あやうく転倒しそうになってしまいした。この2位は、最終戦を締めくくるのに最高の結果だと思っています」

    マイケル・ファン・デル・マーク (17位)
    「とても厳しいウイークでしたが、今日はレースをエンジョイすることができました。絶好のスタートが切れたので、そこでまずいくつかポジションアップ。そしてMotoGPのコース上で何度かバトルを展開することもできました。グランプリは本当に楽しく、わくわくできる場所。MotoGPマシンに乗ることはいつでも私の夢でしたが、このような素晴らしいチームから2回のレースに出させていただけたことはとても特別なことで、このようなチャンスを与えてくれたエルベ(ポンシャラル)に心から感謝しています。もしもまた呼んでもらえるなら本当に光栄です。マシンに慣れるには時間が必要でした。でも2回のレースを完走し、存分にエンジョイすることができました」

    エルベ・ポンシャラル (チームマネジャー)
    「最高の最終戦になりました。ドビツィオーゾとマルケスにはたくさんの戦術、戦略があったと思いますが、ヨハンはこのことを理解した上で、レースをリードし、逃げ切りを図りました。彼は、失うものが大きいライバルたちよりも、より多くのリスクを賭けようとしていたのです。序盤から素晴らしい走りを見せ、残り1ラップまでトップをキープしました。しかしダニが最後の10ラップで非常に強く、まさに絶好の場所、つまり最終ラップの第1コーナーで仕掛けてきました。もちろん、優勝できたとしたら、それは夢のようにうれしいことですし、当然、誰もが望むことです。しかしこの経験が、必ず彼を強くしてくれるでしょう。とくにここ4戦、4連続フロントローと2位表彰台を獲得できたことを私も本当にうれしく思っています。さらには、ファクトリー・ヤマハにも貴重なフィードバックができたとすれば光栄なことです。いずれにしてもザルコは明らかな強さを見せ、成績を残しているのです。シーズンを通しての大きな成長を祝福し、ルーキー・オブ・ザ・イヤーとランキング6位とトップ・サテライトの栄誉を与えてくれたことに感謝します。さらに加えて、トップ走行周回数でヨハンは、マルケスに続く2位も獲得しているのです。もう一方、マイケルが今日も素晴らしい仕事をしてくれました。前回のセパンからまた大きく前進。天候に恵まれたことも助けになってくれたのだと思います。経験豊富なMotoGPライダーたちと競り合うなどベストを尽くし、そのなかで大きく成長してくれたことをうれしく思います。この時期になっていきなりジョナスの代役を務めることが決して簡単ではないことは、わたしたちがよく知っていますが、そのなかで彼は非常に聡明であり、貴重なチャンスを十分に生かしてくれました。彼の貢献に心から感謝し、ヤマハとのコラボレーションのなかで、もしも可能ならば、またチャンスをあげられるように精一杯、努力したいと思っています。ジョナスがこのレースを見て、復帰に向けて奮起してくれることを期待します。もちろんわたしたちには彼が必要です。できるだけ早く、ナンバー94が帰って来ることを願っています。チーム全員の努力に感謝。本当に素晴らしいシーズンでした。最後になりましたが、Monster Yamaha Tech3 Teamに多大な貢献をしてくれたウィル・ムーディに感謝とお別れを。新たな旅立ちに幸運を祈ります」

  • 【MotoGP】 スズキ:2017年 最終戦 バレンシアGP 決勝レポート

    【MotoGP】 スズキ:2017年 最終戦 バレンシアGP 決勝レポート

    MotoGP 最終戦 バレンシアGP決勝は、チームスズキエクスターのMotoGPルーキー、アレックス・リンスが輝かしい活躍を見せ、4位フィニッシュ。チームメイトのアンドレア・イアンノーネも僅か後方の6位でフィニッシュし、2017年シーズンをポジティブなリザルトで締めくくった。

    朝のウォームアップではリンス、イアンノーネ共にマシンセットアップがうまく決まり、どちらも好ペースでラップを重ね、リンス2番手、イアンノーネ3番手でセッションを終了。

    決勝ではリンスがスタートでミスをするも、ポジションダウンを最小限に抑え、オープニングラップを13番手で通過。しかしその後、猛追撃を見せ、トップグループとほぼ同タイムを刻みながら次々とポジションアップを図り、24周目には6番手になり、最終的に4位でチェッカーを受け、今シーズンのベストリザルトを記録した。一方、フロントローからスタートしたイアンノーネは、好スタートを決めて序盤の数周をトップグループで走行するも、フロントに問題を抱えてペースをキープできず、徐々にペースダウン。しかしその後も我慢の走りで、トップから14秒差の6位完走で2017年最後のレースを締めくくった。

    ワールドチャンピオンシップスタンディングでは、イアンノーネが70ポイントで13位、リンスが59ポイントで16位、そしてチームスタンディングでは、チームスズキエクスターは総合6位で終了。

    “MotoGPクラスチャンピオンを獲得したマルク・マルケス選手、ランキング2位のアンドレア・ドビツィオーゾ選手、3位のマーベリック・ビニャーレス選手、さらにMoto2クラスチャンピオンのフランコ・モルビデッリ選手、Moto3クラスチャンピオンのホアン・ミール選手にチームスズキエクスタースタッフ一同より、祝福の言葉を贈ります”

    アレックス・リンス (決勝4位)
    「今週末は全てにおいて良い週末だったね。セッション毎にマシンも自分も進歩することができたし、そのお陰で予選ではQ2にもダイレクトに進むことができた。予選ではもっと上位を目指していたけど、その部分さえ除けば、すべてが上手くいったと思っているよ。今朝のウォームアップを安定したペースで走行することができたから、決勝も自信を持って挑んだんだけど、スタートでちょっとミスしてしまい、ポジションを落としてしまった。それをリカバーするために、とにかく1周目から全開で攻めて、最終的に4位で終わることができた。このような形でシーズンを締めくくることができたのは、来シーズンに向けてもとても大事なことだし、火曜日からのテストが楽しみでならないよ。」

    アンドレア・イアンノーネ (決勝6位)
    「順位はともかく、トップから14秒差でフィニッシュすることができたことはポジティブだったと言っていいだろうね。序盤はトップグループにいることができたのに、ブレーキングが思うようにいかなくて、ポジションダウンしてしまったのが残念だよ。MotoGPクラスではブレーキングが大きな鍵になるから、そこをうまく生かせないとタイムダウンしてしまう。今日はそれが原因でトップフィニッシュは叶わなかったけど、ここ数戦の進歩を考えると、新しいシーズンが本当に楽しみだよ。まずは最初のテストをきっちり行って、来シーズンに向けて準備をしていかないとね。」

    河内 健 (テクニカルマネージャー)
    「最終的には、シーズンの締めくくりとして、良いレースができたと思います。今週末、我々は非常にコンペティティブで、予選、ウォームアップと良いペースで走行できていたので、正直、決勝はもう少し良いペースを期待していたのですが、トップとは少し差がついてしまい、好結果は叶いませんでした。しかし、ライダーの成長も見られましたし、我々のマシンの成長も見られたので、まずまずの締めくくりのレースができたのではないかと思っています。明日からは新しいシーズンのスタートとなり、来シーズンに向けて沢山のテストパーツを用意していますので、今からどのようにマシンを進化させていくかということを楽しみにしています。1年間応援ありがとうございました。」

    ダビデ・ブリビオ (チームマネージャー)
    「今シーズンは色々と苦労も多かったので、最終戦をこのような結果で締めくくることができたことは喜ぶべきことでしょう。シーズン最後の5-6戦はパフォーマンスも安定し、特に日本GP以降は、我々が持つ、本来のチーム力を発揮することができたと思っています。この進歩はもちろん来シーズンへの期待に繋がりますし、我々のモチベーションをさらに高めてくれるでしょう。この苦しいシーズンを共に戦い、支えてくれたチームスタッフ、エンジニア、そして我々のチームをサポートしてくださった全ての皆様に心から感謝します。苦しい時を皆で乗り越えたことで、我々のチームはさらに強くなったと思いますし、来シーズンに向けて、また新たなチャレンジを続けていきます。」

  • 【MotoGP】 マルク・マルケスが2017年のチャンピオンを獲得!

    【MotoGP】 マルク・マルケスが2017年のチャンピオンを獲得!

    ロードレース世界選手権 MotoGP 最終戦バレンシアGPの決勝が12日(日)にスペインのサーキット・リカルド・トルモで行われ、ダニ・ペドロサ(ホンダ)が優勝。3位でフィニッシュしたマルク・マルケス(ホンダ)がMotoGPクラスで2戦連続4度目、通算6度目のチャンピオンを獲得した。

    最終戦を前に、マルク・マルケスは282点を獲得。総合2位のアンドレア・ドヴィツィオーゾは261点。その差は21点。

    ドヴィツィオーゾが優勝した場合でも、マルケスは11位以上でフィニッシュできれば、チャンピオン獲得。ドヴィツィオーゾが2位以下の場合は無条件でマルケスのチャンピオンが決まる状況で決勝を迎えた。

    ロードレース世界選手権 MotoGP 最終戦バレンシアGPの決勝が12日(日)にスペインのサーキット・リカルド・トルモで行われ、ダニ・パドロサ(ホンダ)が優勝。3位でフィニッシュしたマルク・マルケス(ホンダ)がMotoGPクラスで2戦連続4度目、通算6度目のチャンピオンを獲得した。

    最終戦を前に、マルク・マルケスは282点を獲得。総合2位のアンドレア・ドヴィツィオーゾは261点。その差は21点。ドヴィツィオーゾが優勝した場合でも、マルケスは11位以上でフィニッシュできれば、チャンピオン獲得。ドヴィツィオーゾが2位以下の場合は無条件でマルケスのチャンピオンが決まる状況で決勝を迎えた。

    気温25度、路面温度27度のドライコンディションでレースをスタート。ホールショットを奪ったのはポールポジションからスタートしたマルク・マルケス。2番手にはチームメイトのダニ・ペドロサがあがり、ホンダが1-2体制で1周目を終える。

    だが、2周目にはヨハン・ザルコ(テック3)が2番手に浮上、3周目には確実にチャンピオンを狙うマルク・マルケスが後方からのプレシャーを交わす形でザルコに首位の座を譲る。4番手にはホルヘ・ロレンソ、5番手にはタイトルへの望みをつなぐアンドレア・ドヴィツィオーゾが浮上した。マルケスにとっては3番手にペドロサがいるのは安心な展開。

    その後、レースはしばらくこう着状態。ドヴィツィオーゾはチームメイトのロレンソの前になかなか出ることができない。そして、残り11周、ドゥカティが異例のチームオーダーを発令。ロレンソに1つ順位を下げる指示が出し続けるが、ロレンソは応じない。ドヴィツィオーゾが十分に差を縮められないようにもみえる。

    残り8周。マルク・マルケスはヨハン・ザルコに仕掛けて前に出るが、1コーナーでコースオフ。あわや転倒という状況だったが、抜群のマシンコントロールでバイクを保ち、5番手でコーフに復帰する。

    残り6周。ホルヘ・ロレンソが2コーナーで転倒。ドゥカティに移籍した今年、初めて最高峰クラスで優勝することなくシーズンを終えた。そして、同じ周になんとアンドレア・ドヴィツィオーゾもまさかのコースアウト。グラベルにはまったことでレースを諦めてピットに戻った。ドゥカティのクルーも温かくドヴィツォーゾを迎え入れた。

    これでマルク・マルケスはリタイアしてもチャンピオンが確定する状況となった。

    レースは、ヨハン・ザルコとダニ・ペドロサが激しいトップバトルを開始する。そして、最終ラップでペドロサが前に出てトップでチェッカー。第4戦スペイン以来となる今季2勝目を挙げた。2位にはヨハン・ザルコ。惜しくもルーキーイヤーでの勝利は叶わなかった。

    3位表彰台を獲得したのはマルク・マルケス。37ポイント差をつけて2017年のチャンピオンを獲得。MotoGPクラスで2戦連続4度目、通算6度目のチャンピオンを獲得した。

    ホンダは、2017年にドライバーズタイトルとマニュファクチャラーズタイトルの両チャンピオンを制した。

    2017 MotoGP 最終戦 バレンシアGP 決勝 結果

    Po. Num. Rider Team
    1 26 ダニ・ペドロサ レプソル・ホンダ・チーム
    2 5 ヨハン・ザルコ モンスター・ヤマハ・テック3
    3 93 マルク・マルケス レプソル・ホンダ・チーム
    4 42 アレックス・リンス チーム・スズキ・エクスター
    5 46 バレンティーノ・ロッシ モビスター・ヤマハ MotoGP
    6 29 アンドレア・イアンノーネ チーム・スズキ・エクスター
    7 43 ジャック・ミラー エストレージャ・ガルシア・0,0・マーク・VDS
    8 35 カル・クラッチロー LCR・ホンダ
    9 51 ミケーレ・ピロ ドゥカティ・チーム
    10 53 ティト・ラバット エストレージャ・ガルシア・0,0・マーク・VDS
    11 38 ブラッドリー・スミス レッドブル・KTM・ファクトリー・レーシング
    12 25 マーベリック・ビニャーレス モビスター・ヤマハ MotoGP
    13 9 ダニロ・ペトルッチ オクト・プラマック・レーシング
    14 17 カレル・アブラハム プル&ベア・アスパル・チーム
    15 8 エクトル・バルベラ レアーレ・エスポンソラマ・レーシング
    16 76 ロリス・バス レアーレ・エスポンソラマ・レーシング
    17 60 マイケル・ファン・デル・マーク モンスター・ヤマハ・テック3
      44 ポル・エスパルガロ レッドブル・KTM・ファクトリー・レーシング
      4 アンドレア・ドヴィツィオーゾ ドゥカティ・チーム
      99 ホルヘ・ロレンソ ドゥカティ・チーム
      22 サム・ロウズ アプリリア・レーシング・チーム・グレシーニ
      19 アルバロ・バウティスタ プル&ベア・アスパル・チーム
      45 スコット・レディング オクト・プラマック・レーシング
      41 アレイシ・エスパルガロ アプリリア・レーシング・チーム・グレシーニ
      36 ミカ・カリオ レッドブル・KTM・ファクトリー・レーシング