タグ: ニコ・ロズベルグ

  • ニコ・ロズベルグ マドリンク酷評のサインツに「大使なのだから彼にも責任がある」

    ニコ・ロズベルグ マドリンク酷評のサインツに「大使なのだから彼にも責任がある」

    ニコ・ロズベルグが、2026年F1スペインGPの舞台となったマドリンクを「ひどい」と酷評したカルロス・サインツJr.に対し、大会アンバサダーとして「彼にも責任がある」と指摘した。

    初開催されたマドリンクでは、予選でその高速かつ難易度の高いレイアウトが注目を集めた一方、決勝では追い抜きが極めて難しく、レース展開に対する厳しい評価が相次いだ。サインツJr.は追い抜きの問題だけでなく、高速のブラインド区間について安全面からも疑問を呈している。

    ロズベルグ「サインツも批判する必要がある」
    2016年F1ワールドチャンピオンで現在はSky Sports F1の解説者を務めるロズベルグは、マドリンクには明確な改善が必要だとしたうえで、その批判の矛先を大会アンバサダーのサインツJr.にも向けた。

    「カルロス・サインツはアンバサダーだった。だから、僕たちはカルロス・サインツも批判する必要がある」

    ロズベルグは、2027年のF1スペインGPに向けてレイアウトを見直し、少なくともひとつは明確なオーバーテイクポイントを作る必要があると訴えた。

    「来年に向けてコースレイアウトを見直して、ひとつでもいいから良いオーバーテイクの機会を作る必要がある」

    「このコースにはそれが必要だ。追い抜くのがあまりにも難しいからね」

    大会アンバサダーのサインツがマドリンクを酷評
    皮肉なのは、マドリンクに厳しい評価を下したサインツJr.自身が、大会アンバサダーとして新たなF1スペインGPのプロモーションに関わってきたことだ。

    サインツJr.は決勝後、マドリンクについて率直に「ひどい」と評した。

    「ジェッダやバクーと同じで、ひどいと思う」

    ただし、サインツJr.が特に強調したのは、決勝での追い抜き不足だけではなかった。FIAが近年の新しいサーキットで採用している方向性と、それによって生じる安全性の問題に目を向けている。

    「でも、FIAは今後の新しいサーキットについて、こういう方向に進んでいくことに満足しているように見える」

    「僕たちドライバーとしては、懸念というより、安全性をさらに改善していきたいという考えを伝えている」

    カルロス・サインツJr. マドリンク

    サインツ「270km/hで先が見えない」
    市街地と常設区間を組み合わせたマドリンクは、高速セクションに加え、バンク角24%を誇るラ・モニュメンタル(La Monumental)など特徴的なコーナーを備えている。

    その一方で、高速で通過しながら先を見通すことが難しいセクションもあり、サインツJr.は重大事故につながる可能性を懸念している。

    「僕たちはこういうサーキットへ向かっている。260km/h、270km/hで、先が見えないS字を走るというのは、間違いなく目を見開かされるものだ」

    「すべてがどれだけ安全なのか、疑問を持たざるを得ない」

    サインツJr.がジェッダとバクーを引き合いに出したのも、高速でありながら視界が制限される市街地コースという共通点があるためだ。自身もドライバーとして、こうした方向性についてFIAに改善を求めていると説明した。

    初開催で追い抜き不足が浮き彫り
    マドリンクのF1初開催に向けては大きな期待が寄せられていた。新設されたコースで過去のデータがなく、ドライバーやチームにとって未知の要素が多いことから、波乱のレースになる可能性も予想されていた。

    しかし、実際の決勝では追い抜きの機会が限られ、コース上でポジションを入れ替えることは容易ではなかった。キミ・アントネッリが優勝を飾ったものの、レース後にはマドリンクのレイアウトそのものを見直すべきだとの声が上がった。

    ロズベルグもその問題を認めており、サインツJr.を批判したのは、マドリンクに改善が必要ないと考えているからではない。むしろ、追い抜きを可能にする場所を作るべきだという点では明確だった。

    そのうえで、大会の顔としてマドリンクを後押ししてきたサインツJr.が、完成したコースを批判するだけでは済まされないというのがロズベルグの指摘だ。

    マドリンクはF1と10年間の開催契約を結んでおり、今後もF1スペインGPの舞台となる予定だ。初開催で浮き彫りになった追い抜きの難しさと安全面への懸念を受け、2027年に向けてはコースの一部を変更する動きも始まっている。

    アンバサダーのサインツJr.からも厳しい評価が飛び出したマドリンク。ロズベルグが指摘したように、主催者やFIAだけでなく、大会の顔を務めるサインツJr.が今後の改善にどのように関わっていくのかも注目される。

  • ニコ・ロズベルグがメルセデスF1を批判「ラッセルを守りすぎて勝利を逃した」

    ニコ・ロズベルグがメルセデスF1を批判「ラッセルを守りすぎて勝利を逃した」

    メルセデスF1の2026年バルセロナ・カタルーニャGPでの戦略判断について、2016年F1ワールドチャンピオンのニコ・ロズベルグが厳しく批判した。

    ロズベルグは、アンドレア・キミ・アントネッリの方がレースペースで優れていたにもかかわらず、チームがジョージ・ラッセルを優先して対応したことで勝利の可能性を自ら狭めたと指摘している。

    アントネッリはラッセルの後方で足止め
    バルセロナ・カタルーニャGPでは、アントネッリがラッセルに追いつきながらもオーバーテイクできず、長時間にわたってチームメイトの後方を走行する展開となった。

    アントネッリはレース後、「もしもっと早くラッセルを抜いていたら、違うレースになっていた」と振り返った。

    一方、チーム代表のトト・ヴォルフは「タイトルを争う2人のドライバーがいる状況で戦略的な判断を下すのは簡単ではない」と説明し、チームとして難しい選択だったことを認めている。

    ロズベルグ「チームの勝利を優先すべきだった」
    しかしロズベルグは、メルセデスの判断は慎重すぎたと考えている。

    ドイツメディア『Motorsport Aktuell』に対し、ロズベルグは次のように語った。

    「メルセデスはジョージのことを考えすぎたし、守りすぎた」

    「チームが勝利を失うリスクを抱えた時点で、個人ではなくチームの成功を優先すべきだ。そしてメルセデスはもっと早くそうするべきだった」

    ロズベルグは、アントネッリの方が明らかに速かったと評価し、レース中の序列を早い段階で見直すべきだったとの見解を示した。

    予選では互角でも決勝では差があると分析
    ロズベルグは今季の両ドライバーの特徴についても言及した。

    「アントネッリは今回もレースでラッセルより速かった」

    「予選ではラッセルはトップ勢と戦える。しかし決勝では何かが足りない」

    2026年シーズン序盤はラッセルがチームのエースとしてスタートしたが、モナコGPで初優勝を飾ったアントネッリはその後も高い競争力を維持している。

    バルセロナでもレースペースの優位性を示したことで、メルセデス内部の力関係やチームオーダーのあり方を巡る議論は今後さらに活発になりそうだ。

    勝利を優先するのか平等を維持するのか
    今回のロズベルグの指摘は、単なるレース戦略への批判にとどまらない。

    メルセデスは現在、ジョージ・ラッセルとアンドレア・キミ・アントネッリという2人の優勝候補を抱えている。チーム内の公平性を維持することは重要だが、その結果として勝利を逃せば本末転倒となる。

    特にアントネッリがモナコGP以降、決勝で安定してラッセルを上回るパフォーマンスを見せている現状を考えれば、今後は状況に応じてより柔軟な判断が求められるだろう。

    バルセロナでの戦略判断は、メルセデスがドライバー間のバランスとチーム全体の利益をどう両立させるのかという課題を改めて浮き彫りにした。

  • ニコ・ロズベルグがハミルトンのフェラーリF1初勝利を絶賛「F1の伝説的瞬間」

    ニコ・ロズベルグがハミルトンのフェラーリF1初勝利を絶賛「F1の伝説的瞬間」

    ニコ・ロズベルグがハミルトンルイス・ハミルトンのフェラーリ移籍後初となるF1グランプリ優勝は、かつてのチームメイトで最大のライバルだったニコ・ロズベルグにも強い印象を与えた。

    バルセロナ・カタルーニャGPでの勝利を受け、ロズベルグはハミルトンが困難な状況を乗り越えて再び頂点争いに戻ってきたことを称賛し、「F1の伝説的な瞬間だ」と語った。

    ロズベルグ「F1の伝説的な瞬間だ」
    2025年にメルセデスを離れてフェラーリへ移籍したハミルトンだったが、初年度は苦戦を強いられた。中国GPスプリントで勝利を挙げたものの、グランプリでは表彰台に届かず、Q1敗退やノーポイントレースが続いたことで、自らを厳しく批判する場面も少なくなかった。

    しかしフェラーリはオフシーズンに大幅な改善を進め、2026年の新レギュレーション導入も追い風となった。カナダGPとモナコGPで連続2位を獲得したハミルトンは、バルセロナでは予選Q3でフロントロウを確保すると、決勝では3ストップ戦略を成功させてフェラーリ移籍後初優勝を飾った。

    レース後にF1公式サイトの取材に応じたロズベルグは、その快挙を高く評価した。

    「僕たちはF1の伝説的な瞬間を目撃した。彼にとって歴史的な出来事であり、F1にとっても歴史的な瞬間だ」

    「F1界全体がこの瞬間を評価していると思う。誰もこの瞬間を称賛しない人はいないだろう」

    「フェラーリでのスタートは本当に厳しかった。それでも彼は状況を好転させ、再び偉大な存在へと登り詰めた。本当に素晴らしいことだ」

    「今はこの流れが続いてほしいと思う。メルセデス勢とのタイトル争いを見たいからね。それが実現したら最高だ。マシンは速いし、うまく機能するか見てみよう」

    タイトル争い再浮上に期待
    バルセロナ・カタルーニャGP開幕時点で、ハミルトンはランキング首位のキミ・アントネッリに66ポイント差をつけられていた。しかし自身の優勝とアントネッリのリタイアにより、その差は41ポイントまで縮まった。

    ハミルトンが8度目のワールドチャンピオン獲得、そしてフェラーリが2008年以来となるタイトル奪還を狙えるか問われたロズベルグは、迷うことなく肯定した。

    「可能だ。そうあるべきだし、実際に可能だと思う」

    フェラーリのアップグレード成功も高評価
    さらにロズベルグはSky Sports F1の取材でも、今回の勝利がハミルトンとフェラーリにさらなる勢いをもたらすと分析した。

    「良い結果が出れば、よりモチベーションが高まり、幸せになり、さらに努力するようになる」

    「これはチームとともに彼をさらに高いレベルへ押し上げるだろう。今のフェラーリには素晴らしい勢いがある。勝つために必要な要素がすべて揃い始めている」

    ロズベルグは、バルセロナで投入された大規模アップグレードも成功したと評価した。

    「彼らはマシンを改善した。この週末には8か所もの新パーツを投入している。そして彼は精神的にも非常に良い状態にある」

    「チームメイトのシャルル・ルクレールを上回っているし、他のライバルたちはそれぞれ異なる問題を抱えている。今はすべてがひとつにまとまり始めている。それが本当に素晴らしい」

    ハミルトンにとって今回の勝利は、フェラーリ移籍後の苦しい時期を乗り越えたことを証明する結果となった。ロズベルグが語ったように、この成功が単発の勝利に終わらず、本格的なタイトル争いへの第一歩となるかに注目が集まる。

  • ニコ・ロズベルグ告白 ハミルトンを倒すため「本来の自分」を捨てた

    ニコ・ロズベルグ告白 ハミルトンを倒すため「本来の自分」を捨てた

    2016年のF1ワールドチャンピオンであるニコ・ロズベルグが、ルイス・ハミルトンとの激闘を制してタイトルを獲得するために、自身の性格まで変えなければならなかったと明かした。

    ロズベルグは2016年F1最終戦アブダビGPでドライバーズタイトルを獲得。その直後に現役引退を発表し、長年追い続けた世界王者の夢を叶えた。

    しかし、その頂点に立つまでには、単なる速さだけでは足りなかったという。

    「優しすぎる自分」を変えた王者への道
    ロズベルグはポッドキャスト『High Performance』に出演し、ハミルトンを倒すために精神面で大きな変化を強いられたと振り返った。

    「もちろんだ。だって本来のニコ・ロズベルグは優しすぎる人間だからね」

    「時にはもっと厳しく、もっと強くならなければならなかった。それは僕にとって自然なことではなかった」

    幼少期からのライバルでもあったハミルトンとの戦いは、ロズベルグにとってキャリア最大の挑戦だった。メルセデス時代には互いに激しく争い、コース上だけでなく心理面でも一歩も引かない戦いを繰り広げた。

    ロズベルグは、現在のマクラーレンのランド・ノリスにも同じ傾向を感じているという。

    ノリスはフェルスタッペンに「一度だけでも譲るな」
    ロズベルグは、マックス・フェルスタッペンとの直接対決でノリスが常に後手に回っていると指摘した。

    「ランドについても同じ例がある。多くの人が『彼は優しすぎる』と言うだろう」

    「ホイール・トゥ・ホイールの戦いでは、ここ数年ずっとマックスに負け続けている。直接対決になると毎回マックスにしてやられているんだ」

    ロズベルグは、その状況を変えるには一度だけでも強硬姿勢を見せる必要があると主張した。

    「ランドが一度だけやるべきことは、自分のラインを守ってクラッシュを引き起こすことだ」

    「そうすればマックスに『彼は変わった。以前より攻撃的になった。次は少し気を付けないとクラッシュするかもしれない』というメッセージを送れる」

    「必要なのはそれだけなんだ」

    ハミルトンとの戦いで実践した“メッセージ”
    インタビュアーから「それはハミルトン相手にあなたが実際にやったことなのか」と問われると、ロズベルグは象徴的な出来事を引き合いに出した。

    「まあ、僕たちはクラッシュしただろう?」

    ロズベルグが言及したのは2016年スペインGPでのメルセデス同士討ちだ。スタート直後にハミルトンと接触し、両者リタイアとなったあの事故は、当時の激しいタイトル争いを象徴する場面として知られている。

    ロズベルグの経験が示す“王者の条件”
    ロズベルグの発言は、トップレベルのタイトル争いでは速さだけでなく、心理的な駆け引きや相手へのプレッシャーも重要な武器になることを示している。

    実際、2016年のロズベルグは予選・決勝のパフォーマンスだけでなく、精神面でもハミルトンに真正面から対抗し続けた。そして悲願のタイトル獲得後、燃え尽きたようにF1から去った。

    現在のノリスもフェルスタッペンとの戦いの中で同じ課題に直面しているとロズベルグは見ている。世界王者になるためには、時として本来の自分の殻を破る覚悟が必要なのかもしれない。

  • 元F1王者ニコ・ロズベルグ ベンチャー投資で運用316億円超

    元F1王者ニコ・ロズベルグ ベンチャー投資で運用316億円超

    F1世界王者としてキャリアを終えてから約10年。ニコ・ロズベルグは、サーキットの外でもその手腕を証明し続けている。

    元ドイツ人F1ドライバーで現在はベンチャーキャピタリストとして活動するロズベルグは、自身が率いる投資会社Rosberg Venturesの第3号ファンドとして、1億ドル(約158億円)を調達したと発表した。

    この成功により、同社の運用資産総額(AUM)は2億ドル超(約316億円超)に達し、ロズベルグはアスリート出身投資家の中でも有数の実績を持つ存在としての評価を確立した。

    引退後のキャリア転換として始まったこの取り組みは、現在ではシリコンバレーの最先端テクノロジーと欧州の機関投資家資本を結びつける投資プラットフォームへと進化している。

    今回の成果は、競争が激化するベンチャー投資環境の中で達成されたものだ。2016年のタイトル獲得シーズンと同様に、ロズベルグの集中力と戦略的判断が、他を一歩リードする結果につながったとされている。

    報道によれば、このファンドは募集超過となり、投資家からの強い需要を受けて出資枠が制限されたという。現在はAIやソフトウェア分野の有力企業を含むポートフォリオを支えている。

    パドックから取締役会へ
    ロズベルグのベンチャーキャピタルへの転身は、ルイス・ハミルトンを破った当時と同じ「限界を突く積み重ね」の哲学に基づいている。

    2017年の設立当初は「ファンド・オブ・ファンズ」という分散型モデルを採用していたが、その後はリアルタイム分析企業ClickHouseや、電動航空機を手がけるLiliumといった成長企業への直接投資へと舵を切った。

    その結果、Tier MobilityやChargePointを含む、評価額10億ドル超のユニコーン企業を4社生み出すポートフォリオを構築している。

    単なる名前貸しにとどまらず、ロズベルグはLinkedInでの発信力や国際的な人脈を活用し、投資先企業の商業提携を仲介するなど、実務面でも深く関与していることで知られている。

    ニコ・ロズベルグ F1

    計算されたリスクの方程式
    第3号ファンドのクローズをLinkedInで報告したロズベルグは、需要が「前例のない水準」に達したことを明かした。

    「Rosberg Venturesの1億ドル規模の第3号ファンドをクローズした。前例のない需要で募集超過となり、最適なパフォーマンスを確保するため出資枠を制限した」とロズベルグは語った。

    「今回も多大な支援をいただき、本当に身が引き締まる思いだ。特に長年のパートナーの信頼に心から感謝している」

    さらに彼は、レースの世界で培った経験が、テック投資の不確実性への向き合い方にどう生きているかにも言及している。

    「チャンスは掴むものだ。時には成功確率が10%しかなくても、リターンが非常に大きいなら挑戦する」

    「失敗の可能性が高い中で、どうして大胆にコミットできるのかと疑問に思うかもしれない。すべては準備にかかっている」

    「考えうる失敗シナリオをすべて洗い出し、それにどう対処するか、あるいは影響を最小限に抑える計画を立てる。そうすることで、チャンスに全力で挑む自信が生まれる」

    次なる地平線へ
    ロズベルグは現在もSky SportsのF1解説者や、登録者150万人を超えるYouTubeクリエイターとして高い知名度を維持しているが、主軸はあくまで投資会社の長期的成長に置かれている。

    金融の世界にはチェッカーフラッグのような即時の達成感はないとしながらも、AUMが約316億円超に達したことで得た「火力」は、別の形の高揚感をもたらしているという。

    「スポーツでは、時に攻めに出てリスクを全身で受け止めなければならない」

    「どのチャンスを取るかを直感的に判断し、ときに成功する。その積み重ねは非常に大きな力になる。ベンチャー投資は長い旅だ」

    「レースでフィニッシュラインを越えるほど明確な瞬間はない。しかし、AUMが2億ドル超、約316億円超に達した今のような節目は、前に進み続けるための大きな原動力になる」

  • 元F1王者ニコ・ロズベルグ ザク・ブラウンの“ピアストリへの共感欠如”を批判

    元F1王者ニコ・ロズベルグ ザク・ブラウンの“ピアストリへの共感欠如”を批判

    2025年F1最終戦アブダビGPでドライバーズタイトルを逃したオスカー・ピアストリに対し、マクラーレンCEOザク・ブラウンが無神経なトーンで声を掛けた──。これについて、元F1ワールドチャンピオンのニコ・ロズベルグが苦言を呈した。

    ピアストリは逆転タイトルの可能性を残して決勝に臨み、2位でフィニッシュ。選手権も3位で終えたが、チームラジオでは落胆の色を隠せず、レースエンジニアが必死に励ます様子が流れていた。

    その直後、ブラウンはタイトルを獲得したランド・ノリスを称えた勢いのまま、ピアストリの無線に割って入り「オスカー、素晴らしいシーズンだった。7勝だ。君はスターだよ。また来年やろう」と声を掛けた。

    さらに「とても誇りに思っている。最高のチームプレーヤーだ。来年また頑張ろう。表彰台で会おう」と続けた。

    ロズベルグ「ザクはもう少し寄り添うべきだった」
    ロズベルグは Sky Sports F1 に対し、ブラウンのトーンは“場面にそぐわなかった”と指摘した。

    「彼(ピアストリ)にとってはレーシングキャリアで最もつらい瞬間だった。ザクは祝福モードのまま話しかけていたが、もう少し共感を示すべきだったかもしれない」

    とロズベルグは語った。

    「『来年こそ君の年になる』など、落胆している彼に寄り添う言葉もあったはずだ。もちろんザクはランドのタイトルで興奮していたのだと思うが、あの瞬間のオスカーの気持ちを考えれば難しい状況だ」

    ロズベルグは、ブラウンの態度が決して悪意ではなく、“ノリス初戴冠”という高揚感が生んだものだと理解を示しつつも、敗れたピアストリへの配慮が不足していたと結論づけた。

  • フェラーリF1のイタリアGPにニコ・ロズベルグの呪い?

    フェラーリF1のイタリアGPにニコ・ロズベルグの呪い?

    フェラーリのF1イタリアGPでの希望は、F1で最も恐れ(?)られている“呪い”によって打つ砕かれたかもしれない。

    ニコ・ロズベルグの呪いは、レース前のソーシャルメディア投稿に登場するチームやドライバーを悩ませてきた。そして日曜日のグランプリを控えたモンツァでは、ロズベルグがフェラーリの幸運を祈る自撮り写真を投稿したことで、フェラーリの最悪の懸念が裏付けられた。

    「フォルツァ・フェラーリ」とニコ・ロズベルグはインスタグラムに書いた。

    案の定(?)、ポールポジションからスタートしたにもかかわらず、フェラーリはホームレースで夢の勝利を収めることができなかった。

    カルロス・サインツがポールポジションからスタートし、シャルル・ルクレールが3位となったが、フロントローからスタートしたマックス・フェルスタッペンがグランプリ10連勝を達成した。

    今シーズン初め、ソーシャルメディアへの2つの別々の投稿が該当ドライバーに悪影響を及ぼしたハンガリーでニコ・ロズベルグの呪いの“ネタ化”が加速した。

    予選前にロズベルグはレッドブルのガレージから投稿したが、マックス・フェルスタッペンは6レースぶりにポールポジションを獲得できなかった。

    レース前、今後はメルセデスのガレージから投稿すると、ポールポジションからスタートしたルイス・ハミルトンはわずか4位でフィニッシュした。

    ニコ・ロズベルグの呪い

    スパ・フランコルシャンでは、マクラーレンがロズベルグのガレージ付近での写真撮影を禁止した(もちろん冗談)。

    「私たちはあなたのジンクスの力を見てきた」とマクラーレンF1チームはソーシャルメディアに投稿した。

  • ニコ・ロズベルグの呪い:マクラーレンF1のガレージに自撮り禁止の張り紙

    ニコ・ロズベルグの呪い:マクラーレンF1のガレージに自撮り禁止の張り紙

    ニコ・ロズベルグは、スパ・フランコルシャンのマクラーレンF1チームのガレージに出入り禁止を言い渡された。チームは自撮りをするためにガレージに入ることを禁止するとの張り紙を貼った。これは『ニコ・ロズベルグの呪い』にちなんでの冗談だった。

    ハンガリーGPの予選を前に、ニコ・ロズベルグにガレージの外に立つ自撮り写真をソーシャルメディアに投稿されたマックス・フェルスタッペンは、ルイス・ハミルトンに0.003秒差でポールポジションを奪われた。

    翌日、ロズベルグはハミルトンのガレージの前に自撮り写真を投稿し、ハミルトンはグランプリで1位から4位に転落した。

    F1ファンから『ニコ・ロズベルグの呪い』と教えられたマクラーレンF1チームは、スパ・フランコルシャンでロズベルグのガレージ付近での写真撮影を禁止した。

    「私たちはあなたのジンクスの力を見てきた」とマクラーレンF1チームはソーシャルメディアで述べた。

    ロズベルグは「ハハ…自撮りのためにファクトリーに向かっているところだ」と返した。

    2016年ワールドチャンピオンはハンガリーGP後の『Sky』のポッドキャストで、ツイッターで話題になっている『ニコ・ロズベルグF1の呪い』について質問され、「クールじゃないよね。全然クールじゃない」と答えた。

    「レースウイークエンドにピットレーンでクルマと一緒に撮った写真とかを投稿するんだけど、そのクルマがかなり調子が悪くなった」

    「だから、今後は気をつけないといけないね」

    「裏話をすると、土曜日に僕はマックスのマシンを投稿して、もちろん彼は予選で負けた。そして日曜日に『メルセデス頑張れ』って感じでルイスのマシンをポスティングしたんだけど、それが完全に失敗したんだ。それがこの背後にある裏話だ」

    マクラーレンと全チームにとって朗報なのは、ロズベルグが“一時停止ボタン”を押す必要性を認め、「もうそんなことはしない」と付け加えたことだ。

    マクラーレンのガレージ付近の写真がないにもかかわらず、チームはここ3レースで最悪の予選となり、オスカー・ピアストリが5番手、ランド・ノリスが7番手スタートとなった。しかし、土曜日のスプリントでは、ピアストリが2位、ノリスが6位に入り、ポイントを加算した。

  • 元F1王者ニコ・ロズベルグ 「31歳のF1引退でアイデンティティを捨てた」

    元F1王者ニコ・ロズベルグ 「31歳のF1引退でアイデンティティを捨てた」

    ニコ・ロズベルグは、2016年に最初で唯一のタイトルを獲得した数日後に突然F1を辞めたことについて、「ショックだった」と認めている。

    現在37歳のドイツ人は、昨年、新型コロナウイルスのワクチン接種を受けることを拒否し、F1解説者としての役割を失っていた。

    しかし、今年はパドックに戻ったロズベルグは、このたび『Men’s Health』誌の最新ドイツ版の表紙を飾った。

    ロズベルグは、ルイス・ハミルトンを破って2016年のチャンピオンになったわずか5日後に、31歳でF1から引退するという衝撃的な決断をした後、どのように対処したかを語った。

    「ある意味、僕は自分のアイデンティティを捨てた」とロズベルグは語った。

    「僕の人生のすべてがレースだった」

    「それが一挙にゼロになるのは、僕のシステムにとってショックだった。自分には他にどんな情熱があるのか、自問自答したことすらなかった。常に次のレースしかなかった」

    「何をするにしても、また最初からやり直すんだということを受け入れなければならなかった」

    ロズベルグは現在、F1のテレビ解説者であると同時に、新しい企業、特に持続可能なモビリティに焦点を当てた企業への投資家としても活躍している。

    「自分自身を知るために多くの投資もした」とロズベルグは語り、これまでの37年間で最大の挑戦は「人生の意味を見つけること」だと語った。

  • マックス・フェルスタッペン陣営、ニコ・ロズベルグの発言に激怒との報道

    マックス・フェルスタッペン陣営、ニコ・ロズベルグの発言に激怒との報道

    マックス・フェルスタッペンの内輪は、ニコ・ロズベルグがF1サウジアラビアGPの週末に語ったコメントに対して不満を持っていると報じられている。

    元F1王者のニコ・ロズベルグはジェッダでSky Sports F1のインタビューに応じ、2度のワールドチャンピオンであるフェルスタッペンが土曜日にチームミーティングを欠席していたことを示唆した。

    これは、フェルスタッペンがドライブシャフトの故障により予選Q2で脱落し、15番手スタートという結果になった後のことだった。

    ロズベルグは「それを見るのは本当に良くない」と語った。「昨日(土曜日)、彼は非常に素早くコースを離れ、チームミーティングをスキップしたらしい、それは我々が聞いた話だ。

    「見るに耐えない」とロズベルグは勝った。

    どうやら昨日(土曜日)、彼はすぐにサーキットを離れ、チームミーティングをサボったという話があった。それが僕たちが聞いた」

    「チームがあれほど素晴らしい仕事をし、懸命に取り組んできたシーズンの早い段階で、それは良いアプローチやメンタリティだとは思わない。彼はもっと潔くなれると思う」

    しかし、フェルスタッペンはレース週末に向けて体調を崩していることが知られていた。

    木曜日、彼は胃の病気から回復するためにメディアとサーキットの仕事をスキップした後、レース週末に適していると宣言された。

    Sport1によると、フェルスタッペン陣営の関係者は、あのような形で状況を提示したロズベルグに腹を立てているという。

    同報道は次のように述べている

    「ロズベルグがいかに現実からかけ離れているかがわかる。幸運なことに、Skyにはラルフ・シューマッハも所属しており、彼はすぐに記録を更新してくれた」

    フェルスタッペンは2位でレースを終え、チームメイトのセルジオ・ペレスが今年初のレース優勝を飾った。

    レース後、ソーシャルメディア上では、マックスの父親であるヨス・フェルスタッペンが、車から降りたペレスの優勝を祝福しなかったとする説があり、物議を醸していた。

    この噂は、レッドブルのドライバーコンビの間に不穏な空気が流れていることを示すもので、昨年のブラジルGPでは、チームオーダーをめぐる争いの中で注目された。

    しかし、ライブ配信では放送されなかったさらなるカメラアングルでは、フェルスタッペンSnrがペレスの背中を叩いて祝福していることが確認された。