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  • マックス・フェルスタッペン 「僕たちは毎週末マシンを改善させている」

    マックス・フェルスタッペン 「僕たちは毎週末マシンを改善させている」

    マックス・フェルスタッペンは、レッドブル・ホンダは毎週末マシンを改善させているとし、来週末にホッケンハイムで開催されるF1ドイツGPも楽しみにしていると語る。

    前戦F1イギリスGPではセバスチャン・ベッテルに追突されたこともあって表彰台を獲得できなかったマックス・フェルスタッペンだが、週末を通して力強いパフォーマンスを見せていた。

    パワーが重視されるシルバーストンで、マックス・フェルスタッペンは予選でポールポジションから0.183秒差の4番手タイムを記録。レースでもレッドブル・ホンダはフェラーリをコース上でオーバーテイクするパフォーマンスを発揮している。

    「ドイツGPは好きだし、ホッヘンハイムはそこまで遠くないのでいつも多くのオランダジンファンが来てくれる」とマックス・フェルスタッペンはコメント。

    「スタジアムセクションはとてもクールだ。速いコーナーで進入して、そのあと小さなランオフエリアしかないバンク角のついてコーナーに繋がる。ストレートに向けて正しい流れを掴むことができれば、最後のいくつかのコーナーでかなりタイムを稼げる」

    「今回も暖かい週末になりそうだし、そうなるといつもよりチャレンジングで楽しいものになる。僕たちは毎週末クルマを改善させて良い走りができているので、再びスタートを切るのが待ち切れない」

  • ピエール・ガスリー 「シルバーストンの勢いをF1ドイツGPでも続けたい」

    ピエール・ガスリー 「シルバーストンの勢いをF1ドイツGPでも続けたい」

    レッドブル・ホンダのピエール・ガスリーが、2019年のF1世界選手権 第11戦 ドイツGPへの意気込みを語った。

    開幕から不振が続いていたピエール・ガスリーだが、前戦イギリスGPでは、マックス・フェルスタッペンに匹敵するペースを発揮し、F1での自己ベストリザルトに並ぶ4位でフィニッシュした。

    「ドイツでの次のラウンドを楽しみにしている。特にシルバーストンで力強い週末を過ごした後だからね。この好調な勢いを前進させるのを楽しみにしている」とピエール・ガスリーはコメント。

    「レース後の火曜日にピレリのタイヤテストのためにマシンに戻っていたので、これから数日間休日を過ごして、少し休んでから、ハードにトレーニングして、ビーストに戻るつもりだ!」

    「ホッケンハイムは好きなトラックだ。今よりもさらに特別だった古いホッケンハイムリンクでレースをしたかった。それでもレースという点ではまだかなりエキサイティングなトラックだし、去年のレースは多くのことが起こってかなり素晴らしかった」

    「最終コーナーのスタジアムパートが好きだ。とてもテクニカルでチャレンイングだ。ホッケンハイムは僕のキャリアでレース中に消火器が自分の顔に噴射した唯一の場所でもある。今年はもっとうまく処理できることを願っているよ!」

  • 2019年 F1ドイツGP | 各ドライバーのタイヤ選択

    2019年 F1ドイツGP | 各ドライバーのタイヤ選択

    2019年のF1世界選手権 第11戦 ドイツGPの各ドライバーのタイヤ選択をF1公式タイヤサプライヤーのピレリが発表した。

    ピレリは、2019年のF1世界選手権から新しいタイヤ命名システムを導入。ドライコンパウンドは7種類から5種類への削減され、最も硬いものをC1(コンパウンド1)、最も柔らかいものをC5(コンパウンド5)と名付け、各レースでハード(ホワイト)、ミディアム(イエロー)、ソフト(レッド)として配分する。

    ホッケンハイムで行われる第11戦ドイツGPでは、C2(ハード/ホワイト)、C3(ミディアム/イエロー)、C4(ソフト/レッド)というコンパウンドが配分される。

    レースではC2とC3のいずれか1セットを使用されなければならない。また、C4は予選Q3で使用しなければならない。残りの10セットはチームが自由に選択できる。

    F1ドイツGPでは、各チームがC4を中心にC3を多めに選択しているが、ルノーとトロロッソ・ホンダはC4を10セットとソフト寄りの選択をしている。

    3強チームではフェラーリがややソフト寄りの選択。レッドブル・ホンダはC4をセット、C3を4セットとしている。

    2019年 F1 ドイツグランプリ 各ドライバーのタイヤ選択

  • MotoGP | 第9戦ドイツGP 結果:マルク・マルケスが今季5勝目

    MotoGP | 第9戦ドイツGP 結果:マルク・マルケスが今季5勝目

    2019年のMotoGP 第9戦ドイツGPの決勝レースが7月7日、ザクセンリンクで行われ、マルク・マルケスが今季5勝目を挙げた。

    気温20度、路面温度32度のドライコンディションの中、ウォームアップ走行で週末4度目の1番手に進出したポールポジションのマルク・マルケスがホールショットを決めた後、最後まで一度もポジションを譲らずに独走で今季5勝目。最高峰クラスに進出した13年から7年連続、軽量級のタイトルを制した10年から10年連続のポール・トゥ・ウインを達成した。

    3番グリッドのマーベリック・ビニャーレスは、4.587秒差の2位に入り、2戦連続3度目の表彰台を獲得すれば、6番グリッドのカル・クラッチローは、7.741秒差の3位に入り、開幕戦カタールGP以来今季2度目の表彰台を獲得。

    12番グリッドのダニロ・ペトルッチは、4人による4位争いを制し、13番グリッドのアンドレア・ドビツィオーゾは5位。5番グリッドのジャック・ミラー、9番グリッドのジョアン・ミルが続き、11番グリッドのバレンティーノ・ロッシは、19.110秒差の8位。

    7番グリッドのフランコ・モルビデッリと14番グリッドのステファン・ブラドルがトップ10入り。

    10番グリッドの中上貴晶は、32.925秒差の14位に入り、今季7度目のポイント圏内に進出。

    2番グリッドのファビオ・クアルタラロは、7番手走行中の2ラップ目3コーナーで今季2度目の転倒を喫して初の転倒リタイア。4番グリッドのアレックス・リンスは、2番手走行中の19ラップ目に11コーナーで今季7度目の転倒、2戦連続の転倒リタイアを喫した。
    チャンピオンシップは、総合1位マルケスと総合2位ドビツィオーゾのギャップが44ポイント差から58ポイント差に拡大。

    次戦チェコGPは、アウトモトドローム・ブルノで1か月後の8月2日に初日、4日に決勝レースが行われる。

    順位 ライダー チーム マシン タイム
    1 M・マルケス Repsol Honda Team Honda 41’08.276
    2 M・ビニャーレス Monster Energy Yamaha MotoGP Yamaha +4.587
    3 C・クラッチロー LCR Honda Honda +7.741
    4 D・ペトルッチ Mission Winnow Ducati Ducati +16.577
    5 A・ドビツィオーゾ Mission Winnow Ducati Ducati +16.669
    6 J・ミラー Alma Pramac Racing Ducati +16.836
    7 J・ミル Team SUZUKI ECSTAR Suzuki +17.156
    8 V・ロッシ Monster Energy Yamaha MotoGP Yamaha +19.110
    9 F・モルビデリ Petronas Yamaha SRT Yamaha +20.634
    10 S・ブラドル Team HRC Honda +22.708
    11 T・ラバト Reale Avintia Racing Ducati +26.345
    12 P・エスパルガロ Red Bull KTM Factory Racing KTM +26.574
    13 A・イアンノーネ Aprilia Racing Team Gresini Aprilia +32.753
    14 中上貴晶 LCR Honda Honda +32.925
    15 K・アブラハム Reale Avintia Racing Ducati +37.934
    16 H・シャーリン Red Bull KTM Tech 3 KTM +41.615
    17 F・バニャイア Alma Pramac Racing Ducati +56.189
    18 M・オリベイラ Red Bull KTM Tech 3 KTM +57.377
  • MotoGP | スズキ 2019年 第9戦 ドイツGP 決勝レポート

    MotoGP | スズキ 2019年 第9戦 ドイツGP 決勝レポート

    ドイツGPはルーキーのミルが大健闘の7位、リンスは転倒・リタイヤ
    MotoGP前半戦最後のレースとなるドイツGP決勝は、チームスズキエクスターライダーふたりの金曜、土曜の好調なパフォーマンスにより大きな期待と共にスタートを切ったが、思いがけない結果で幕を閉じることとなった。

    厳しい展開が予想された30周の長いレースに、ジョアン・ミルとアレックス・リンスは共にフロントミディアム、リアハードのタイヤコンビネーションを選択。ふたりは揃って好スタートを決め、リンス4番手、ミルは10番手につける。

    トップグループがリンスを最後尾に4台で形成されると、マルケス(ホンダ)がグループから逃げようとペースを上げる。その姿を後方から捉えたリンスは、間髪を入れず前の2台をオーバーテイクし、2番手にポジションを上げてマルケスを逃すまいと自らもペースアップ。追い上げ中にはファステストラップを記録する。その後リンスは安定したペースでレース中盤過ぎまで単独走行でマルケスに続くが、残り11周目、高速の右コーナーで転倒。怪我は免れたものの、マシンは大きく大破し、再スタートを切ることはできずそのままリタイヤを強いられた。

    ルーキーのミルは周回を重ねる毎に確実にリズムを掴み、徐々にペースを上げてセカンドグループに加わると、経験を積んだMotoGPライダー達を相手にバトル。追い上げ中にミスを犯して一度は順位を落とすが、その後も猛チャージを緩めることなく一時は5番手までポジションアップし、終盤までドゥカティ3台と順位争いを続け7位でチェッカーを受けた。この第9戦ドイツGPでMotoGP前半戦が終了。チャンピオンシップではリンスが101ポイントで4位、ミルが39ポイントで13位。次戦は8月第1週のチェコGPとなる。

    河内 健 テクニカルマネージャー
    「アッセンに続いて非常に残念なレースとなってしまいました。アレックスに関しては前戦も今回も表彰台を争う力は見せることができたとは思いますが、それを結果に結びつけることができませんでした。このブレイクを挟んで、またブルノからスタートし直したいと思います。一方ジョアンですが、今日は非常に良いレースをしてくれました。経験あるライダー達と一緒にセカンドグループを戦えたことで、彼にとって学ぶことも多かったと思いますし、これを続けてさらに成長してくれることを期待しています。これからも我々の偉大な先輩である伊藤光夫さんに喜んでいただけるようなレースができるよう頑張っていきたいと思います。ありがとうございました。」

    ダビデ・ブリビオ チームマネージャー
    「アレックスは転倒するまでとても快調でしたし、前も後ろも離れている状態での単独転倒だったので本当に残念でなりません。前戦に続き、今回もまた強いレースをしながら表彰台のチャンスを逃す結果となってしまいましたが、これがレースなので仕方ないですね。ジョアンは今日の決勝では素晴らしいパフォーマンスを見せてくれ、一時は集団の中で一番速いタイムを記録した時もあったのですが、このサーキットではオーバーテイクが困難なこともあり、なかなかグループの前に出ることができなかったようです。しかし今日は経験豊富なライダー達とのバトルで、多くのことを学んでくれたでしょう。我々チームの戦闘力は確実に上がっている確かな手応えがあるので、後半戦が楽しみでなりません。また気持ちを新たにし、後半戦ではさらに上のリザルトを目指して全力で戦っていきます。」

    ジョアン・ミル
    「経験を積んだ速いライダー達のグループで彼らと一緒にバトルできたことで、今日は学んだことがすごく多かったよ。レース中いくつかミスをしてしまったせいでポジションを落としてしまい、またペースを上げて追い上げしなくてはならなかったけど、何れにしても今日の自分のペースとパフォーマンスには満足しているよ。経験豊富なライダー達をオーバーテイクするのは簡単ではなかったけど、とにかく全力で走ることができたし、激しいバトルの結果、7位で終えることができたのは上出来だったと思う。これで前半戦が終わったから、まずは少し家族との時間を楽しんで、それからまた後半戦に向けてしっかり準備を整えるよ。」

    アレックス・リンス
    「表彰台のチャンスを逃してしまって本当に悔しいよ。マシンのフィーリングもペースも良かったから、スタート後、早めに前をオーバーテイクして一気に2番手まで上がったんだ。終始無理なく走っていたつもりだったけど、右高速コーナーでほんのちょっと突っ込みすぎて、フロントから転倒してしまった。2戦連続でどちらも表彰台圏内を走っていたのに転倒でノーポイントになってしまって本当にがっかりさ。でもこの数戦ペースも上がっているし、マシンも良い状態だから、焦らずに、まずはサマーブレイクで気持ちを切り替えてまた後半戦全力で頑張るよ。」

  • MotoGP | ドゥカティ 2019年 第9戦 ドイツGP 決勝レポート

    MotoGP | ドゥカティ 2019年 第9戦 ドイツGP 決勝レポート

    MotoGP第8戦のオランダGPでドヴィツィオーゾは4位、ペトルッチは6位フィニッシュ
    2019 MotoGP第9戦のドイツGPが、7月7日にザクセンリンクで開催された。ドゥカティ・チームの両ライダーは、予選から大きく順位を上げてこのレースをフィニッシュした。

    レース前夜と早朝に小雨が降る中、ウォームアップ・セッションはセミウェットの中で行われたが、決勝レースは完全にドライな状態で開催された(気温は20℃、路面温度は30℃)。予選で苦戦し、それぞれ12番および13番グリッドからスタートしたダニーロ・ペトルッチとアンドレア・ドヴィツィオーゾは、ポジションを大きく挽回し、それぞれ4位と5位でチェッカーを受けた。

    力強いスタートを切ったペトルッチとドヴィツィオーゾは、2周目には7人のライダーが1.5秒差にひしめくトップグループに追いつき、6番手と7番手を走行。その後、レース中盤には、それぞれ4番手と5番手にポジションを上げた。最終ラップに、クリーンで見ごたえのあるバトルを演じたペトルッチとドヴィツィオーゾは、わずか0.092秒差でフィニッシュラインを通過した。

    第9戦終了時点で、合計127ポイントを獲得したドヴィツィオーゾは、ライダーズランキング2位をキープしている。合計121ポイントのペトルッチは、4位のライダーとの差を広げて、こちらも3位の座を維持している。マニュファクチャラーズ・ランキングでは、157ポイントのドゥカティは2位となっている。チーム・ランキングでは、合計248ポイントを獲得したドゥカティ・チームが引き続きトップに立っている。

    ダニーロ・ペトルッチ(ドゥカティ・チーム #09) 4位
    「今日はベストを尽くしてポジションを上げ、4位でフィニッシュして、チャンピオンシップにとって貴重なポイントを持ち帰ることができた。複雑な週末となったが、幸運なことに、昨日のクラッシュが今日のレースのパフォーマンスに大きな影響を与えることはなかった。12番グリッドから力強いスタートを切って、すぐにポジションをいくつか上げることができた。その後は、可能な限り最善の方法で、リアタイヤを温存することを心がけて走った。他のライダーの追撃から逃れることは容易ではなかった。今回も再び、アンドレアとジャック(ミラー:ドゥカティ)と楽しいバトルを演じることができた。ウイナーとのタイム差だけがネガティブなポイントだが、今日はできる限り最高の結果を出したと思う。これから少しの間休みに入るが、その間にハードワークを続けて、次戦までにマシンの戦闘力をさらに高め、チャンピオンシップでライバルを追撃できる体制を整えたい」

    アンドレア・ドヴィツィオーゾ(ドゥカティ・チーム #04) 5位
    「今日も、レース全体を通してダニーロとエキサイティングなバトルを展開してポジションを5位まで上げ、もっとも苦手とするサーキットの一つで貴重なポイントを獲得することができた。しかし、今日のレースではこれが精一杯で、トップとはタイム差が開いてしまった。これは、それぞれ異なるサーキットでトップグループと互角に戦うには、いくつかの点でマシンをさらに改善する必要があることを示している。カタルーニャでは不運なアクシデントに巻き込まれ、この2戦は苦戦しているが、それでもランキング2位をキープしている。僕たちはあきらめるつもりはないし、この後の休みを有効活用して、さらに戦闘力を高めるためのソリューションを探して、次のブルノでスタートを切りたい」

    第10戦のチェコGPは、8月2日~4日にブルノ・サーキットで開催される。

  • MotoGP | ヤマハ 2019年 第9戦 ドイツGP 決勝レポート

    MotoGP | ヤマハ 2019年 第9戦 ドイツGP 決勝レポート

    ビニャーレスが2位表彰台、ロッシは8位
    Monster Energy Yamaha MotoGPのマーベリック・ビニャーレスがドイツGP決勝でメンタルの強さを見せた。2位の座を奪い取ろうとするC・クラッチロー(ホンダ)からレースの半分にわたってプレッシャーを受けながら、決してぶれることなくポジションを守り切った。チームメイトのバレンティーノ・ロッシは4位グループの背後までたどり着くも戦いに加わることができず8位で終えている。

    ビニャーレスはグリッド3番手から好スタートを切り2番手で第1コーナーへ。トップのM・マルケス(ホンダ)を逃すまいと序盤から果敢に攻めるが、同時にタイヤ・コントロールも必須の課題。そのため4ラップ目でA・リンス(スズキ)に先行を許したあとはその後ろについて、行動は起こさず2台揃ってペースを上げる方法を選んだ。

    しかしまもなくすると1分21秒台をキープするのが難しくなり、追い上げてきたクラッチローに注意を向けざるを得なくなる。そして19ラップ目にリンスが転倒するとクラッチローとの2番手争いが激化。そのまま15ラップにわたりプレッシャーを受け続けたが、高い集中力と安定性で抑え込み、ついにはクラッチローが小さなミスをして遅れる間にアドバンテージを広げてチェッカーを受けた。トップとの差は4.587秒だった。

    一方のロッシはグリッド11番手からスタート。厳しい展開が予想されるなか、1ラップ目でひとつ順位を下げたあと序盤で転倒車が出たことから9番手まで浮上。長くそのポジションをキープしながら7台に膨れ上がった5番手争いについてゆくが、なかなかバトルに加わることができない。そして中盤ではJ・ミル(スズキ)に先行を許してひとつ下げるも、リンスの転倒によりふたたび9番手へ。終盤になるとタイヤの消耗にも苦しめられたが、残り9ラップではフランコ・モルビデリをとらえ、さらに4番手グループに迫って行った。しかし残り4ラップでミスをおかしてコンマ数秒遅れ、もう一度トライするもかなわず、8位でチェッカーを受けた。

    この結果、ビニャーレスはランキング5位に浮上してトップとの差は100ポイント。ロッシは105ポイント差のランキング6位となっている。ヤマハはコンストラクターズ・ランキング3位をキープ。Monster Energy Yamaha MotoGPもチーム・ランキング3位を守っている。

    MotoGPはこのあと3週間の夏休み。次回、第10戦は8月2日~4日、チェコはブルノ・サーキットで行われる。

    モルビデリが9位を獲得、クアルタラロは転倒リタイアの悔しい結果
    PETRONAS Yamaha Sepan Racing Teamのフランコ・モルビデリは序盤で表彰台争いを目指したあと9位でゴール。その一方でチームメイトのファビオ・クアルタラロは、序盤で表彰台争いを展開中に転倒リタイアとなった。

    ひと晩、降り続いた雨でコース・コンディションが変化したザクセンリンク。モルビデリは慎重なレース運びでタイヤを温存し、終盤も後続との距離を保って走り切り今季5度目となるトップ10入りを果たした。

    フロントロー・スタートのクアルタラロは前回に続く好成績獲得を目指していたが、序盤のポジション争いのなかで他の多くのライダーと同様に小さなミスをおかし、2ラップ目の第3コーナーで転倒してリタイアとなった。

    Monster Energy Yamaha MotoGP
    マーベリック・ビニャーレス(2位)
    「ウイークの早い段階から今回は2位が最高だとわかっていました。その点では目標を達成できたことになります。私にとってここでは2位がベスト・リザルトなのです。スタートも良かったし、好調ラップも何度かありました。次につながるいいレースだったと感じています。進むべき方向がはっきり見えていて、今は自分たちの長所も短所もわかっています。マシンと自分自身をさらに高めるために、ここで夏休みに入るのはとても良いことだと思います。今日はタイヤ・チョイスが難しかったのですが、最も慣れていたハード・コンパウンドに賭けました。それは完走できるかできないかのぎりぎりのところでしたが、”もしも最後の10ラップでペースを落とさなければならないような状態になったら、そうする。でもそれはトップに立っているとき”と自分自身に話しかけていました。ヤマハにとって2戦連続の好成績は非常に重要なものだと思います。私のピットボードにはずっと’Cal’の文字が出続けていましたが、約15ラップにわたってそのドアを閉め続けました。彼に抜かれないように必死でした。抜かれたら逃げられてしまうとわかっていたからです。幸運にも2位を獲得でき本当にハッピーです。次のブルノでまた新しいことを試し、進化を確認するのを楽しみにしています」

    バレンティーノ・ロッシ(8位)
    「非常に難しいレースになってしまいした。ミシュランによればハード・コンパウンドでは不可能ということだったのでミディアムを使用したのですが、実際に走り出してみるとスライドが激しくグリップが十分ではありませんでした。これがひとつめの問題。それ以上に大きな問題は、アッセンでの好調をここで再確認したかったのですが、まったくペースが上がらずマシンのフィーリングも良くなかったことです。昨年のこの時期は非常に好調で、ル・マンからザクセンリンクまでいいレースが続いていたことを考えると、今は本当に苦しく厳しい状況です。マシンに好感触を得られず思い通りにペースを上げられない状態なので、原因を把握して問題を取り除かなければなりません」

    マッシモ・メレガリ(チーム・ディレクター)
    「リアタイヤの耐久性が鍵になるということは、昨日の時点ですでに予想できていました。そして実際にその通りになったのです。マーベリックはウイーク初日からずっと好調を維持していたのでタイヤもうまく機能しているとわかっていましたが、決勝の全工程でどこまで消耗を抑えられるかについては依然としてチャレンジでした。とくに今日のように追撃のプレッシャーを受け続ければ、さらに苦しいものになりますが、マーベリックは安定性と精確性を維持して素晴らしい仕事をしてくれました。バレンティーノはミディアム・コンパウンドを使用しましたが、それが私たちが思っていたのとは違う動きをしていました。とくに後半戦でもっと安定すると考えていましたが、予想以上にパフォーマンスが下がってしまい、終盤でのアタックが不可能になったことはとても残念です。このあとは3週間の休暇をとり、充電してから次のブルノに臨みます。そこではまた新しいものも試せると思います」

    PETRONAS Yamaha Sepan Racing Team
    フランコ・モルビデリ(9位)
    「私にとっては不思議なレースでした。4番手争いから長く続く大きな集団のなかにいたのですが、アタックすることはできず後方に留まるしかありませんでした。タイヤを温存しようとしたにもかかわらず少しずつグリップが落ちてきて、ポジションも徐々に下げてしまいました。トップ10に入ったものの、フィーリングはプラクティスのときとは明らかに違っていました。このあとしばらく休暇に入るので、その間に少しリラックスしながら、いろいろなことを勉強したいと思っています。そしていくつか新しいアイディアを持って次回ブルノに戻ってきます」

    ファビオ・クアルタラロ(DNF)
    「小さなミスをしてしまいました。前のライダーをパスしようとしていたのに、行くべきかどうかちょっと躊躇してしまい、結局はスピードが落ちきらないまま深く傾いた状態でコーナーに進入してしまいました。決勝中のミスは初めてでしたが、このことから学び、より強くなって復活したいと思います。シーズン前半は非常に好調でした。実際のところ、私たちはポールポジションや表彰台を期待してはいませんでした。ここまでの成果に満足しており、後半戦を非常に楽しみにしています」

    ウィルコ・ズィーレンベルグ(チーム・マネジャー)
    「今日のレースには満足していません。ファビオ(クアルタラロ)が2ラップ目で転倒し、フランコ(モルビデリ)はタイヤ温存のため苦戦しました。でも最終的にフランコは最善の方法でフィニッシュ。これまで何度かリタイアを経験してきましたが、今日は貴重なポイントを持ちかえってくれました。シーズン前半を最高のパフォーマンスで締めくくることはできませんでしたが、開幕から8戦までの成果については誇りに思います。全員が待ち望んでいた夏休みを大切に過ごし、今日より少し成長して次のブルノに臨みたいと思っています」

    ラズラン・ラズリ(チーム代表)
    「シーズン前半を振り返ってみれば、MotoGPで3回のポールポジションと2回の表彰台。今回のドイツは最高の力を出し切ることはできませんでしたが、フランコ(モルビデリ)が9位とトップ10入り。ファビオ(クアルタラロ)は残念ながら転倒してしまいましたが、ふたりともシーズン前半を非常に力強く戦ってきました。チームとして初めて参戦したMotoGPにおいて多くのことを学び、チーム全体がますます絆を深めて、このような素晴らしい成果をあげてきたことを非常にうれしく思います。これから夏休みに入りますが、リフレッシュしてまた後半戦に備えます。PETRONASをはじめすべてのパートナーたちのサポートに心から感謝し、より力強いパフォーマンスで恩返しできる日を楽しみにしています」

    鷲見崇宏(MS開発部モトGPグループリーダー)
    「ここは長く続く左コーナーでのリヤタイヤ消耗をいかにコントロールできるかがキーとなりますが、早朝に降った雨と今週で最も低い気温の影響により、路面グリップが昨日までと大きく異なり、各ライダー、タイヤ選択に迷う状況でのレーススタートとなりました。ビニャーレス選手は、冷静にタイヤをセーブしながら、ライバルによる後方からのプレッシャーに動じることなく抑えきり2位フィニッシュ。アッセンからの連続表彰台を獲得してくれました。ロッシ選手は、タイヤのグリップ不足に苦しみ、彼本来のパフォーマンスの発揮には遠い状況で8位と、最後までフィーリングとタイヤグリップの耐久性を満たすセッティングを見つけられませんでした。数戦続いている苦戦の要因を分析し、改善の糸口を見つけ出したいと思います。サテライトのモルビデリ選手もロッシ選手と同じくリアタイヤのグリップダウンに苦しみ9位。フロントロースタートのクアルタラロ選手は、2ラップ目にコーナーでミスをして転倒リタイヤとなってしまいましたが、全ての経験が今後の強さにつながると期待しています。これからレースは3週間のサマーブレイクに入ります。前半戦は、いくつかの良い瞬間はあったものの、チャンピオンシップは我々が目指すものには程遠い状況で、決して満足できるものではありません。後半戦での巻き返しを目指し、開発陣一同全力で車両性能開発作業を進めています。引き続きご声援よろしくお願いします」

  • MotoGP | ホンダ 2019年 第9戦 ドイツGP 決勝レポート

    MotoGP | ホンダ 2019年 第9戦 ドイツGP 決勝レポート

    マルケスが今季5勝目、HondaはドイツGP10連覇を達成。
    クラッチローが3位で今季2回目の表彰台を獲得

    シーズン前半戦を締めくくる第9戦ドイツGPは、フリー走行、予選とトップタイムをマーク、ライバルを圧倒したマルク・マルケス(Repsol Honda Team)が、決勝でも好スタートからホールショットを奪い、30周のレースで真っ先にチェッカーを受けた。

    今大会はタイヤ選択が勝敗のカギを握るだろうと言われていたが、フリー走行、予選でタイヤテストを行ったマルケスは、フロントにハード、リアにミディアムを選択すると、レース中盤までは1分21秒台のハイペースで後続を引き離し、後半は1分22秒台とややペースを緩めるも約7秒の大量リードを築く悠々の独走優勝となった。

    これでマルケスは、ドイツGPでは、最高峰クラスで7年連続でポールトゥウインを達成。2010年の125ccクラス、11年と12年のMoto2クラスを含め、10年連続でポールトゥウインという偉業を達成した。この優勝でマルケスは、総合2位で今大会5位のアンドレア・ドヴィツィオーゾ(ドゥカティ)との差を58ポイントとし、総合3位で今大会4位のダニーロ・ペトルッチ(ドゥカティ)との差を64ポイント、今大会も転倒リタイアに終わった総合4位のアレックス・リンス(スズキ)に84ポイントの大量リードを築いた。

    また、この優勝でHondaは、ドイツGPでの最高峰クラス10連勝。コンストラクターズポイントで2位のドゥカティに対し34ポイント、3位のヤマハに38ポイントのリードを築いた。

    今大会の2位はマーベリック・ビニャーレス(ヤマハ)で、そのビニャーレスを厳しく追撃したカル・クラッチロー(LCR Honda CASTROL)が3位でフィニッシュ。開幕戦カタールGP以来、今季2回目の表彰台を獲得。ドイツGPでは16年以来の表彰台となった。今大会、クラッチローは開幕前のトレーニング中に右ヒザを痛め、ヒザに血がたまるなど完ぺきな状態ではなかった。しかし、得意のコースで熱走をみせ、ファンを喜ばせました。これで総合10位から9位へとポジションを上げた。

    前戦オランダGPのフリー走行で転倒し、背中を痛めて欠場したホルヘ・ロレンソ(Repsol Honda Team)の代役として出場したステファン・ブラドルが、予選14番手からスタートして10位でフィニッシュした。今季2回目の出場となったブラドルだが、今大会は、Repsol Honda Teamからの参戦で、これからのマシン開発に向けて収穫ある大会となった。また、地元ファンの期待にも応えるすばらしいレースだった。

    前戦オランダ大会でほかのライダーの転倒に巻き込まれ、左足首を負傷して今大会に挑んだ中上貴晶(LCR Honda IDEMITSU)は、予選10番手から序盤16番手までポジションを落とすが、それから着実に順位を上げて13番手へ。後半はタイヤの消耗に苦しんでポジションを落とすものの、粘り強い走りで14位でフィニッシュした。

    マルク・マルケス(MotoGP 優勝)
    「完ぺきな戦略でしたが、スタートは完ぺきではありませんでした。そのため1コーナーで少し深く入ってしまいました。今大会のプランは、フロントタイヤをしっかり温めるために2周をゆっくり走り、そのあとプッシュして少しずつ差を広げるというもので、計画通りに進みました。後方とのギャップが3秒に広がってからは、タイヤをセーブしてライディングを楽しみました。優勝して夏休みに入ることができるのはすばらしい気分です。今日優勝した弟(アレックス)にもおめでとうと言いたいです。一緒に優勝できるのは本当にうれしいです。今回のレース、そしてシーズン前半がんばってくれたRepsol Honda Teamに感謝したいです」

    カル・クラッチロー(MotoGP 3位)
    「HJCグランプリで表彰台に上がることができて、とてもうれしいです。チームはすばらしい仕事をしてくれました。レースウイークを通してレースペースに取り組みました。昨日は28周くらい走行して、1分22秒7を出しました。今日の28周目のタイムと全く同じです。そのときはみんな僕のペースに驚いていましたが、僕はそれがレースでのペースだと思っていました。路面コンディションはあまりよくありませんでした。レース中盤はマーベリック(・ビニャーレス)より少しペースがよかったのですが、リンスが転倒したあとは、表彰台に上がれると思いました。後方とは9秒の差があり、毎周差は広がっていたからです。残り5周でアタックしようとしましたが、風が強く目に涙がたまったので、瞬きして流そうとしているうちに、ビニャーレスとのギャップが広がってしまいました。再び差を縮めましたが、残り2周の10コーナーで大きなミスをしてリアが流れてしまい、3位でフィニッシュすることにしました。今日は表彰台に上がることができてとてもうれしいです。チームとHondaの多大な努力が報われました」

    ステファン・ブラドル(MotoGP 10位)
    「レースウイークを通して楽しく走り、仕事をすることができました。ホームレースで、Repsol Hondaカラーで走れるライダーはそんなに多くいません。特別な週末になりました。すべての瞬間を楽しむことができました。温かく迎えてくれたチームに本当に感謝しています。とてもいい仕事ができました。レースへのアプローチもよかったです。序盤でもう少しアグレッシブに走れていたら、前の集団についていけたかもしれません。それでも目標だったトップ10でフィニッシュできました。安定した走行ができました。自分自身、チーム、そしてHRCが課した目標を達成できてよかったです」

    中上貴晶(MotoGP 14位)
    「金曜日はそれほではありませんでしたが、昨日、今日と痛みとの戦いになりました。今日もウォームアップ前と決勝前に痛み止めを打ちましたが、本来の自分の走りができず、厳しく苦しいレースになりました。加えて、終盤の8周は、左側のリアタイヤの消耗が激しく、それまでより1秒から2秒、ペースを落とさなくてはいけませんでした。そういう状態で14位で完走してポイントを獲得できたのはよかったです。予選は一周だけがんばって10番グリッドを獲得しましたが、決勝はそうはいきません。なるべく体力を温存してレースを走りきろうと決めていました。身体の動き、メリハリをおさえて走ることに決めて、リアにソフトを選びました。なんとか最後まで持たせられるだろうと思っていましたが、タイヤを使いきってしまったのは残念でした。それがなければ、ブラドル選手とは戦えたのではないかと思います。これから夏休みに入るので、日本に帰って、MRIなどでしっかり検査と治療をして後半戦に挑みたいです」

  • MotoGP | 第9戦ドイツGP 予選:マルク・マルケスが今季5度目のPP獲得

    MotoGP | 第9戦ドイツGP 予選:マルク・マルケスが今季5度目のPP獲得

    MotoGP 第9戦ドイツGPの公式予選が7月6日(土)にザクセンリンクで行われ、マルク・マルケスがポールポジションを獲得した。

    気温27度、路面温度44度のドライコンディションの中、フリー走行総合1番手に進出したポイントリーダーのマルク・マルケスが週末3度目、今季23度目のトップタイムとなる1分20.195をマーク。今季5度目のポールポジションを奪取した。

    フリー走行4で亜脱臼した左肩の状態を確認したフリー走行総合2番手のファビオ・クアルタラロは、0.205秒差の2番手。4戦連続5度目の1列目に進出すれば、フリー走行総合3番手のマーベリック・ビニャーレスは、0.211秒差の3番手。

    フリー走行総合5番手のアレックス・リンスは4番手。フリー走行総合8番手のジャック・ミラー、フリー走行総合4番手のカル・クラッチロー、フリー走行総合6番手のフランコ・モルビデッリ、フリー走行総合10番手のポル・エスパルガロが続き、フリー走行総合9番手のジョアン・ミルは9番手。

    フリー走行総合13番手の中上貴晶は、今季5度目の公式予選1で2番手、公式予選2で10番手。

    フリー走行総合11番手のバレンティーノ・ロッシは、今季6度目の公式予選1で今季4度目の転倒を喫したが1番手で通過。公式予選2は11番手。

    フリー走行総合7番手のダニロ・ペトルッチは、今季6度目の転倒を喫して12番手。フリー走行総合14番手のアンドレア・ドビツィオーゾは、今季3度目の公式予選1で3番手だった。

    順位 ライダー チーム マシン タイム
    1 M・マルケス Repsol Honda Team Honda 1’20.195
    2 F・クアルタラロ Petronas Yamaha SRT Yamaha 1’20.400
    3 M・ビニャーレス Monster Energy Yamaha MotoGP Yamaha 1’20.406
    4 A・リンス Team SUZUKI ECSTAR Suzuki 1’20.531
    5 J・ミラー Alma Pramac Racing Ducati 1’20.690
    6 C・クラッチロー LCR Honda Honda 1’20.857
    7 F・モルビデリ Petronas Yamaha SRT Yamaha 1’20.964
    8 P・エスパルガロ Red Bull KTM Factory Racing KTM 1’21.023
    9 J・ミル Team SUZUKI ECSTAR Suzuki 1’21.061
    10 中上貴晶 LCR Honda Honda 1’21.104
    11 V・ロッシ Monster Energy Yamaha MotoGP Yamaha 1’21.137
    12 D・ペトルッチ Mission Winnow Ducati Ducati 1’21.486
    13 A・ドビツィオーゾ Mission Winnow Ducati Ducati 1’21.105
    14 S・ブラドル Team HRC Honda 1’21.227
    15 A・エスパルガロ Aprilia Racing Team Gresini Aprilia 1’21.313
    16 A・イアンノーネ Aprilia Racing Team Gresini Aprilia 1’21.443
    17 F・バニャイア Alma Pramac Racing Ducati 1’21.446
    18 H・シャーリン Red Bull KTM Tech 3 KTM 1’21.465
    19 J・ザルコ Red Bull KTM Factory Racing KTM 1’21.637
    20 M・オリベイラ Red Bull KTM Tech 3 KTM 1’21.683
    21 K・アブラハム Reale Avintia Racing Ducati 1’21.796
    22 T・ラバト Reale Avintia Racing Ducati 1’22.119
  • MotoGP | スズキ 2019年 第9戦 ドイツGP 予選レポート

    MotoGP | スズキ 2019年 第9戦 ドイツGP 予選レポート

    ドイツGP予選、スズキライダーは4番手と9番手
    土曜朝のFP3セッションは、毎レース同様にストレートQ2行きを目指してライダー達が激しいタイム争いを繰り広げ、多くのライダーがベストラップタイムを更新。チームスズキエクスターライダーのふたりも同じくセッションを通してアタックを繰り返し、共に安定した好ペースを刻みつつ、リンス5番手、ミル9番手で揃ってトップ10ポジションを獲得した。

    さらに予選前最後の調整となる午後のFP4ではトップから僅か0.4秒差で、リンス3番手、ミル4番手でセッションを締めくくり、好調ぶりをアピール。

    決勝スタートポジションを決定する予選Q2ではリンスがフロントロー獲得を賭け猛アタック。フロントミディアム・リアハードタイヤのコンビネーションで1’20.531を記録するも僅かにフロントローには届かず、明日の決勝は2列目4番手からのスタートとなった。ジョアン・ミルもリンス同様のタイヤコンビネーションで1’21.061を記録し、決勝は3列目9番手からのスタートに。

    ダビデ・ブリビオ チームマネージャー
    「今日の予選は総合的にポジティブだったと思います。アレックスは最終ラップでフロントが切れ込んでしまってタイムを更新することができなかったので、順調に行けばさらに上位で終われたかもしれませんが、いずれにしても結果には満足しています。ジョアンもこの週末はずっと好調な走りを見せてくれているので、明日の決勝にはどちらのライダーにも期待しています。決勝は天候とタイヤ選択が大きな鍵となると思いますが、ふたりが揃ってトップグループでバトルしてくれることを願っています。」

    アレックス・リンス
    「予選最終ラップのアタックでベストタイムを更新中に最終コーナーで転びそうになったので、肘をついてなんとかセーブしたんだ。正直かなりヒヤッとしたよ。フロントローは逃してしまったけど、転倒は免れたし、目標は2列目以内だったからまずまず納得している。ペースは良い感じなので、決勝では良いスタートを決めるよ。」

    ジョアン・ミル
    「FP4のペースがかなり良かったから、新品タイヤでアタックすればもっとタイムが上がるだろうと思っていたんだけど、予選では思ったようにタイムを上げることができなくてちょっと残念だったね。でも3列目からスタートできるのはまずまずだと思っている。夏休み前の最後のレースだからとにかく全力を出し切って走り、気持ちよく前半戦を締めくくりたいね。」