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  • レッドブル 2024年にアプトのチーフスポンサーとしてDTMに復帰

    レッドブル 2024年にアプトのチーフスポンサーとしてDTMに復帰

    レッドブルは、2024年にアプトのチーフスポンサーとしてDTM(ドイツツーリングカー選手権)に復帰。アウディR8 LMS GT3の両車にエナジードリンク大手の有名なカラーリングが施される。

    先月のホッケンハイム・ファイナルでアプトが2024年型チャレンジャーのカバーを外したとき、DTMパドックには大きな驚きがあった。ピカピカの新型アウディR8 LMSは、夜遅くに大勢のカメラマンやジャーナリストに披露され、モータースポーツにおけるレッドブルのアイデンティティともいえる青と赤のカラーリングが施された。

    ドイツのメーカーがGT3プログラムの縮小を決めたにもかかわらず、アプトがアウディとの長年の関係を継続することが確認された一方で、過去にDTMに深く関わってきたブランドであるレッドブルとの新たなパートナーシップがスタートしたことも明らかになった。

    直近では、レッドブルは2021年から22年にかけてDTMに自社チームを投入し、リアム・ローソン、アレックス・アルボン、ニック・キャシディらにレース参戦の機会を与えていた。

    しかし、レッドブルが最近DTMに参戦したのは、シリーズのオーナーであるゲルハルト・ベルガーのおかげである。そのため、昨年末にベルガーがDTMをドイツの自動車クラブADACに売却した際、レッドブルもオーストリア人の後を追うようにDTMを去り、シリーズに大きな穴が空いた。

    そんなレッドブルが将来的にDTMに復帰するとは誰も予想していなかっただろうが、アプトはわずか1シーズンの不在を経て、しかもアウディから独立した将来に向けた重要な局面で、このブランドを呼び込む契約を結ぶことに成功した。

    この取引の鍵となったのは、アプトのマーケティング責任者であるハリー・ウンフラスである。

    「ハリー・ウンフラスは常にレッドブルのトップと連絡を取り合っている」とアプトのマネージングディレクターであるトーマス・ビアマイヤーはMotorsport-Total.comに語った。

    「彼は常にそれに取り組んできた。そのドアが徐々に開きつつあることに気づいたとき、彼はすぐに足を踏み入れた」

    「夫と妻のようなものだ。関心があればわかる。そして、そこにいなければならない」

    アブトとレッドブルの契約におけるもう一人の立役者は、元DTMドライバーでチームの現スポーツディレクターであるマーティン・トムチェクだ。

    トムチェクは2004年から10年までレッドブルのカラーをまとってアプトをドライブし、2016年シーズン限りでシリーズから引退するまで、ヘルメットとキャップにレッドブルのロゴを入れ続けた。

    さらにトムチェクは、2022年にはベルガーのITR組織でシリーズ・マネージャー兼代表を務め、この役割のなかでレッドブルの意思決定者たちとも頻繁に接触していた。

    「彼は元レッドブルのドライバーであり、彼の人脈にも助けられている」とビアマイヤーは語った。「ふたりはこの仕事を一緒にやってのけた」

    長年のDTMファンなら、2000年のシリーズ復活から、2度のチャンピオンに輝いたマティアス・エクストロームがラリークロスに専念するために引退する17年まで、アプトがレッドブルとの長いパートナーシップを楽しんでいたことを覚えているだろう。

    しかし、モータースポーツ以外でのアブトとレッドブルの関係は30年前にさかのぼり、現在もレッドブルのロードカーにパーツを供給し続けている。

    「ドイツのフィールドサービス用のクルマを供給しているんだ」とビアマイヤーは明かした。

    レッドブルのロゴが初めてアプトのアウディに入ったのは、スーパーツーリングカー・カップ(STW)に参戦していた1997年。

    レッドブルとのパートナーシップは、ケンプテンを拠点とするアブトにとって重要な意味を持つ。というのも、アウディは今後、GT3レースのトップチームに対して資金的な支援を行わず、単なるスペアパーツのサプライヤーにとどまることになるからだ。

    レッドブルとの契約は、他のスポンサーとの契約更新とともに、アブトが来年から2台体制でシリーズに参戦するための資金を独自に調達できることを保証するものだ。

    新しいスポンサー契約はホッケンハイムでホーヘンシンの立ち会いのもと発表され、アブトがレッドブル界で大きな力を持っていることを示した。

    「レッドブルからの補償は間違いなくある」とビアマイヤーは語った。「僕たちにとっては、それがアウディに忠誠を誓う決定的な理由でもあった」

    「彼らにとっては、DTMであること、そしてアプトであることが重要だった」

    アプトは以前、フォルクスワーゲン・グループの別ブランドであるランボルギーニへの移籍をちらつかせ、今年のニュルブルクリンク24時間レースにはウラカンGT3で参戦したこともあった。

    しかし、パートナーメーカーからの金銭的なインセンティブがないにもかかわらず、最終的にはアウディとの長年の関係を継続することを決めた。

    チームはオールプロのラインナップを継続し、リカルド・フェラーとケルビン・ファン・デル・リンデの両ドライバーは来季も引き続きDTMに参戦する。

    興味深いことに、1980年代半ばからこの役職に就いているアプトのマーケティング責任者ウンフラスは、かつてドイツにおけるレッドブルの台頭で小さな役割を果たしていた。

    当時、フォルクスワーゲンのカール・ハーン元CEOの息子がアプトに車をチューニングしてもらっており、ウンフラスはフォルクスワーゲンの社員食堂のマネジャーとのアポイントメントを取るために父親に話をするよう頼んだ。

    計画はうまくいき、
    ウンフラスとレッドブルのゼネラル・マネージャー、ロバート・ホーヘンシンは1994年にフォルクスワーゲンの意思決定者と会い、フォルクスワーゲンのすべての社員食堂でこの飲料の提供を開始したが、人体への影響のため当時はまだ物議を醸していた。

    レッドブルはシフト勤務の労働者たちに大人気であることが証明され、それは会社の売上高にも反映された。

  • SUPER GTとDTMのプロモーターがクラス1マシンの後継車を議論

    SUPER GTとDTMのプロモーターがクラス1マシンの後継車を議論

    SUPER GTとDTMのプロモーターは、モータースポーツや自動車業界の状況が変化する中、共同で策定したクラス1レギュレーションの後継を検討するための予備会議を開催した。

    SUPER GTのプロモーターであるGTアソシエイションの坂東正明代表は、2月28日にドイツ・フランクフルトのADAC本部を訪れ、現在のGT3マシンの上に位置する新カテゴリーを提案した。

    北米のIMSAを含む世界中の選手権にとって魅力的なレギュレーションを策定することで、各シリーズのメーカーがより実行可能にするというアイデアだ。

    SUPER GTとDTMは、以前はクラス1(Class 1)のレギュレーションで協力し、2019年には富士スピードウェイで合同レースを開催して成功を収めたが、2020年以降のアウディの撤退により、DTMは安価なGT3ベースのカスタマーフォーミュラに切り替えることになり、SUPER GTだけがクラス1マシンを使用する選手権となった。

    しかし坂東は、2028年もしくは29年にSUPER GTのトップクラスを形成するGT500マシンの後継として、将来的に同じような国際提携を行う可能性があると感じている。

    「ヨーロッパ(DTM)ではGT3がベースになっていますが、その上にGT500、つまりかつてクラス1と呼ばれていたものがあります」と坂東は語った。

    「現状では、海外のメーカーがGT500車両を生産することないと思いますが、新しい環境規制や安全規制の話が進めば、GT3の上に『新GT500』のようなカテゴリーを作れないことはないでしょう」

    「クラス1 は基本的にITRからの提案で、それに乗っかって一緒にやっていたのですが、その後、GT3車両にルールが変わって、そのまま我々のGT500レギュレーションになりました」

    「しかし、コストを上げずに二酸化炭素を減らす方法が見つかれば、GT3より一段上のものが作れる。それがみんなの考えであり、それが我々全員が考えていることであり、将来一緒に検討したいことです」

    ADAC Mortorsportのツディレクターのトーマス・ヴォスは、世界中の複数のシリーズでレースができるのであれば、メーカーが新しいレギュレーションに合わせて車を製造するさらなる推進力になると語る。

    これは、世界耐久選手権とIMSAウェザーテック・スポーツカー選手権がルールの収束に合意し、それぞれのトップクラスが同じLMDhとLMHのマシンを走らせることになったことを受けてのことだ。

    「孤立したソリューションはもはや意味をなさない」とヴォスは語った。

    「メーカーがDTMにしか出られないようなクルマを作ることはないだろう」

    「同じクルマでIMSAやSUPER GT、そしてオーストラリアにも参戦できるのであれば、それはメーカーにとってまた新たな挑戦となる。だからこそ、世界中のプロモーターが、『あなた方は何をやっているのか』と問いかけるのは、とても意味のあることなのだ」

    「現在、自動車メーカーは、FIAとともに将来の枠組み条件を提案するプロモーターのグループを待っている」

    「自動車メーカーからは『各選手権のために別々のクルマを作るつもりはないので、合意に達してください』という明確なシグナルが出ている。それが、今後数年間の課題のひとつだ」

    自動車産業が電気自動車に毎年数十億の投資を続ける一方で、ヴォスは、モータースポーツにおいて内燃機関が引き続き主役であることを期待するが、その際には二酸化炭素排出量を削減するための対策が必要となる。

    SUPER GTはすでに2023年にカーボンニュートラル燃料に移行しており、ETS Racing Fuelsが今シーズンに3万リットルのバイオマス由来燃料を供給している。

    「SUPER GTから連絡があり、『我々はホンダ、日産、トヨタが互いに戦うメーカー指向のシリーズでもある』と言われた」とヴォスは説明した。

    「そこでも、メーカーはサステイナビリティ(持続可能性)の方向へ向かっている。我々はより環境に優しくならなければならないと言っている。そして、単にショーのために何かをするのではなく、テクノロジーの最前線に立ちたい」

    「それがモータースポーツにとってのチャンスだ。そして、アメリカ人、日本人、フランス人、そして私たち全員が同じ問題を抱えている」

  • トヨタ:SUPER GT/DTM交流戦 ホッケンハイム レースレポート

    トヨタ:SUPER GT/DTM交流戦 ホッケンハイム レースレポート

    10月4日(金)から6日(日)にかけて、ドイツのホッケンハイム・サーキットで行われたDTM(ドイツ・ツーリングカー選手権)最終戦に、日本のSUPER GT車両が特別交流戦として出場しました。

    日本を中心にアジアで戦われているSUPER GTのGT500クラスと、ドイツを中心に欧州を転戦し戦われているDTMは、共に高い人気を誇る、世界でも有数のGT車両でのレースカテゴリーで、以前より技術規則の共通化を図ってきた。

    そしてついに今年、ほぼ同一の規則に準拠する車両となった2シリーズが、お互いにスポット参戦する交流戦が実現。このドイツ・ホッケンハイム大会は初の試みとなる。

    日本はまだシーズン中ということもあり、ドイツへ運ばれたのはGT500クラスに参戦している3メーカーから各テスト車両が1台ずつ。LEXUS GAZOO RacingからはLEXUS TEAM TOM’S LC500 37号車が交流戦に臨んだ。

    DTMは土曜、日曜の2日間1戦ずつのスプリントレースとなっており、通常は両レースを一人のドライバーが走るが、今回LEXUS GAZOO Racingからは平川亮とニック・キャシディがそれぞれ1日ずつ担当。土曜日のレース1は平川、日曜日のレース2にはキャシディが出場した。

    DTMはワンメイクのタイヤで行われており、SUPER GTとは異なるメーカーのタイヤが使用されているため、このタイヤへの適応及び、ホッケンハイムを初めて走る平川やキャシディらドライバーの習熟も含め、3日(木)に特別に練習走行を実施。続いて4日(金)には公式練習が行われた。この4日の練習走行1回目はウェットとなり、初めて履く銘柄のレインタイヤに苦しんだキャシディがクラッシュ。メカニックの懸命な作業で修復し、ドライコンディションとなった午後は平川が走行を重ね、各種セッティングデータの収集などを行った。

    5日(土)は朝まで降っていた雨は止んだものの、午前中の予選はウェットコンディション。初めてのレインタイヤで慎重な走行となった平川は、20番手グリッドにつけました。

    午後の決勝レースはドライコンディションで行われた。ほぼ最後尾スタートの平川は、1周目を終えたところでタイヤ交換義務を消化するためにピットイン。前車との空間が空いたところでペースを上げていった。予想よりもタイヤのタレが大きかったこともあり、セーフティカー導入時に2度目のタイヤ交換を行い、更にポジションアップ。13位でチェッカーを受けた。

    6日(日)も雨模様。レース2の予選が始まる頃には雨足が強まり、フルウェットでのアタックとなったが、キャシディがSUPER GT勢では最上位となる16番手グリッドを獲得した。

    午後の決勝レースも雨は止まず、ウェットコンディションで開始。16番手スタートのキャシディは、1周目の順位争いの中で他車との接触でクラッシュ。早々に戦線離脱となってしまった。

    SUPER GTとDTMの初交流戦は、初めて使用するタイヤの特性がSUPER GTと全く異なるため、セットアップを十分詰め切れず苦戦を強いられたが、11月の富士での交流戦に向けて様々なデータを蓄積でき、次につながる大会となった。

    LEXUS TEAM TOM’S LC500 37号車 ドライバー 平川亮:
    初めて経験するタイヤで使い方が難しかったのですが、ドライでは感触も悪くなかったですし、データも得られました。ただ、レインタイヤは難しいです。スタンディングスタートなど、SUPER GTとは違うところを経験できたのも良かったです。スタートポジションからは順位を上げることが出来ましたが、DTMの上位勢に近づくまでには至りませんでした。そういう意味では悔しいところもありますが、かなり収穫はありました。次は富士での交流戦となりますが、日本は僕らがいつも戦っているステージですし、DTM勢にやられないように、僕らLEXUSの強さを発揮出来ればと思います。

    LEXUS TEAM TOM’S LC500 37号車 ニック・キャシディ:
    初めてのDTMとの交流戦となる、ホッケンハイム最終戦にLEXUSのドライバーとして来られてとても嬉しいですし、たくさんのDTMファンの皆様から注目されていることもわかり、良かったです。残念ながら私のレースはウェットとなり、1周目に接触されて終えることとなってしまいました。しかし、(平川)亮と共に得た様々なデータは必ず日本での交流戦で役立つと思いますし、富士ではリベンジしたいと思います。

  • SUPER GT×DTM、GT500勢はジェンソン・バトンが9位フィニッシュ

    SUPER GT×DTM、GT500勢はジェンソン・バトンが9位フィニッシュ

    DTM(ドイツ・ツーリングカー選手権)第9戦ホッケンハイムのレース1が10月5日(土)に行われ、SUPER GT勢はNo.1 Honda NSX-GT(TEAM KUNIMITSU)のジェンソン・バトンが6番手グリッドからスタートし、9位のシングルフィニッシュ。No.37 LEXUS LC500(LEXUS TEAM KeePer TOM’S)の平川亮は13位、No.35 NISSAN GT-R NISMO GT500(NISMO)の松田次生は未完走となった。

    雨が降ったり、止んだりと不安定な天候となった公式予選。現地時間の10:35から予定通り始まった20分間の予選はウエットコンディションとなった。No.1 Honda NSX-GTのジェンソン・バトン、No.35 NISSAN GT-R NISMO GT500の松田次生、No.37 LEXUS LC500の平川亮もセッションの最初からコースイン。前日のFP1同様にハンコックタイヤのレインタイヤに苦しみながら周回を重ねる。残り10分程となったところで1号車バトンはピットインし、タイヤの内圧を調整するような作業を行う。また35号車の松田もピットインし、こちらはタイヤ交換を行う。再びコースインしたバトンは、1分46秒206というタイムをマークし、一気に上位に浮上する。その後DTM勢もタイムを上げたため、7番手で予選を終える。しかし予選終了後に他車のタイムが抹消された為、最終的に6番手から決勝レースに臨むこととなった。

    37号車の平川は最後のアタック機会をイエローフラッグで阻まれ20番手、35号車の松田は21番手となった。ポールポジションは2019年チャンピオン、No.33 AUDI SPORT TEAM ROSBERGのレネ・ラストが1分45秒552をマークして獲得した。

    午後に行われたレース1の決勝はドライコンディションに。現地時間13:30に記念すべきSUPER GTとDTMの初となる公式レースが始まると思われたフォーメーションラップで、なんと21番グリッドスタートのNo.35 NISSAN GT-R NISMO GT500の松田次生が動けずストップ。牽引されてピットロードに運ばれる。

    注目のスタートはSUPER GTのローリングスタートではなく、DTMはスタンディングスタートで行われる。6番手のNo.1 Honda NSX-GTのジェンソン・バトンは動き出しで明らかに周囲のマシンに遅れて順位を下げてしまったが、その後、オープニングラップで巻き返して7番手にポジションを戻す。No.37 LEXUS LC500の平川亮は好スタートを決めてひとつ順位を上げるも、オープニングラップを終えて1周目でピットインし、ピットストップ義務をクリアしつつ、クリアな状態でペースを上げる作戦に。その後はタイヤのマネジメントのためか、順位に大きな変動はないまま中盤戦へ進み、17周過ぎには、駆動系のトラブルを修復した35号車の松田がピットアウトしてコースイン。観衆からは拍手が起きる。

    その翌周、8番手を走行していたバトンがピットイン。しかし、左リヤタイヤの交換作業に時間がかかり、約7秒程度のロスをしてしまい、コースに戻った時には17番手まで順位を落としてしまう。その直後の19周目にはBMWの1台がスローダウンしてコースサイドにストップし、ここでセーフティカーが導入。このタイミングで平川は2度目のピットインをし、15番手でコースに復帰。ピットストップで順位が入り乱れるなか、バトンは13番手に順位を上げる。

    22周目にはセーフティカーがアウトして、2列に並んでローリングでのリスタートが行われ、1コーナーで飛び出すマシンや接触するマシンもでるなか、バトンは序々に順位を上げて31周目には11番手、34周目には前のアウディをオーバーテイクするなど見せ場を作り、日本勢でトップとなる9番手まで順位を上げてフィニッシュ。2ストップ作戦を選択した37号車の平川は13位、レース途中でコースインを果たした35号車の松田は21周を周回したが未完走扱いとなった。

    優勝はチャンピオンNo.33 AUDI SPORT TEAM ROSBERGのレネ・ラスト。チェッカー後は1コーナーでドーナツターンを見せ、クルマを降りて履いているドライビングシューズを観客席に投げ込んで喜びをアピールし、ファンを盛り上げた。

  • レッドブル 「ホンダはアストンへのDTMエンジンの供給に関心がなかった」

    レッドブル 「ホンダはアストンへのDTMエンジンの供給に関心がなかった」

    レッドブルのモータースポーツアドバイザーを務めるヘルムート・マルコは、レッドブル・レーシングのF1エンジンサプライヤーであるホンダがRモータースポーツとアストンマーティンによるDTMプロジェクトにレッドブルとともに加わることを拒否したことで、レッドブルとしてもDTMへの関与を取り止めたことを明かした。

    当初、レッドブルは、長年のメルセデスのパートナーであるHWAと共同で2020年にアストンマーティンをDTMに参戦させることを計画に関与していた。

    レッドブルは、F1チームのタイトルスポンサーであるアストンマーティンと緊密な関係を築いており、両者はエイドリアン・ニューウェイのデザインによってハイパーカーのヴァルキリーを完成させている。

    2018年初頭にヘルムート・マルコは、ITR会長のゲルハルト・ベルガー、Rモータースポーツ代表のフロリアン・カメルガーと会合を開き、2019年にアストンマーティンがメルセデスに代わってDTMに参戦する道を開くことになった。

    当初は、レッドブル・レーシングにF1エンジンを供給するホンダがSUPER GTに投入している2リッター 4気筒エンジンを使用するという計画だった。しかし、ホンダはそれを拒否したことで、Rモータースポーツはヴァンテージ DTM用に独自のオーダーメイドエンジンを製造することを余儀なくされた。

    「レッドブル・テクノロジーからのコミットメントを含め、Rモータースポーツがホンダのエンジンを搭載したクルマを使用するというプロジェクトだった」とヘルムート・マルコは Autosport にコメント。

    「ホンダはその計画を拒否した。彼らにはエンジンがあったが、彼らはこのシリーズに関心を示さなかった」

    ヘルムート・マルコは、ホンダがエンジンを供給することを断ったことで、レッドブルとしてもRモータースポーツとHWAのプロジェクトに関与することを願わなくなったと語る。

    「我々はほぼメルセデスチームと仕事をすることに興味はなかった」とヘルムート・マルコはコメント。

    「メルセデスと我々の関係はそこまで良くはないが、それでもこのような協力には十分だったかもしれない

    レッドブルは長年にわたってDTMをサポートしており、2度のチャンピオンであるマティアス・エクストロームが2017年末に引退するまで彼のアウディを後援していた。

    また、2014年から2017年までBMWのドライバーを務めていたアントニオ・フェリックス・ダ・コスタとマルコ・ウィットマンもサポートしていた。

    アストンマーティン DTM

  • SUPER GTとDTMの交流戦、11月に富士スピードウェイでの開催が決定

    SUPER GTとDTMの交流戦、11月に富士スピードウェイでの開催が決定

    SUPER GTは、ドイツツーリングカー選手権(DTM)とのジョイントイベント開催について、大会名称、開催日ならびに開催サーキットが下記のとおり決定したことを明らかにした。

    本大会は、昨年6月のDTMノリスリンク大会において、同選手権統括団体 Internationalen Tourenwagen Rennen e.V (ITR) ゲルハルト・ベルガー会長ならびにGTAの坂東正明代表が出席して実施した両シリーズ共通の技術規則「CLASS1(クラス・ワン)」完成版公開共同記者会見の場発表したもの。

    ■2019年DTMおよびSUPER GTによるジョイントイベント開催概要
    ・大会名称
     SUPER GT/DTM特別交流戦      (メインタイトル)
     日欧6メーカーによる史上初の競宴   (サブタイトル)
     日欧統一の第一歩 歴史の目撃者となれ! (キャッチコピー)

    ・開催日:11月23日(土)、24日(日)

    ・開催サーキット:富士スピードウェイ
     ※参加車両、レーススケジュール、レースフォーマットなどイベントの詳細については、改めて明らかされるという。

    また、本年のDTMシリーズ最終戦(第9戦)ホッケンハイム大会(ドイツ)に、トヨタ(レクサス)、ホンダ、日産各社のSUPER GT GT500車両各1台が参加することも、併せて明らかにされた。

    ゲルハルト・ベルガー (ITV会長)
    SUPER GTとDTMによるジョイントイベント開催に向けて大きな一歩を踏み出したことを嬉しく思っております。これはGTAとITRのパートナーシップにとって画期的な出来事といえるでしょう。GTAの坂東正明代表ならびに富士スピードウェイの方々のこれまでのご尽力に感謝申し上げます。富士スピードウェイは世界的に知られた最新のサーキットで、SUPERGTとDTMのジョイントイベントにとって、まさにふさわしい舞台です。

    坂東正明 (GTA代表)
    開催に向けて計画を進めてまいりましたDTMとSUPER GTによるジョイントイベントが、ここにようやく実現の運びとなりました。ベルガーITR会長はじめ、関係各位のご努力に心より感謝いたします。また、本計画に常に前向きに取り組んでいただいた富士スピードウェイの方々にお礼を申し上げるとともに、この記念すべきイベントを共に開催できますことを嬉しく存じます。残念ながら本計画スタート当初メンバーだったメルセデスがDTMシリーズから撤退しましたが、アストンマーティンが新たに参戦を表明し、日独メーカー6社という大枠が維持されることになりましたことはファンの皆様にも朗報と存じます。

  • セルゲイ・シロトキン、アウディからDTMルーキーテストに参加

    セルゲイ・シロトキン、アウディからDTMルーキーテストに参加

    ウィリアムズのF1シートを失ったセルゲイ・シロトキンは、今週、アウディから(ドイツツーリングカー選手権)DTMのルーキーテストに参加する。

    今年、ウィリアムズでF1デビューを飾ったセルゲイ・シロトキンだったが、チームは2019年にジョージ・ラッセルとロバート・クビサを起用することを発表。シロトキンはF1を去ることになった。

    セルゲイ・シロトキンのスポンサーであるSMPレーシングは、アウディから招待されてセルゲイ・シロトキンが水曜日にヘレスサーキットで2018年のアウディ RS5 DTMを走らせることを明らかにした。

    SMPレーシングは「テストは今後のシーズンの彼のパフォーマンスのために彼のプログラムを決定するという状況の中で行われる」と述べた。

  • DTM | アストンマーティンの2019年からの参戦が正式決定

    DTM | アストンマーティンの2019年からの参戦が正式決定

    DTM(ドイツツーリングカー選手権)は、2019年シーズンからメルセデスに代わり、アストンマーティンがRモータースポーツとHWAと提携して参戦することを正式発表した。

    Rモータースポーツは、スポーツカープログラムを通してアストンマーティンとすでに関係を築いてきた。新しいDTMプロジェクトは、アストンマーティンにライセンス供与され、サポートとされる。

    また、チームは、DTMマシンの開発、製造、運営を担当する合弁会社をDTMでメルセデスの長期的なパートナーだったHWA AGとともに設立している。

    DTMは、開発が許可されたことを発表しており、Rモータースポーツは2019年にアストンマーティン ヴァンテージをベースとしたマシンを投入する。

    これにより、2018年末でメルセデスが撤退することによるアウディとBMWに加わる第3のマニュファクチャーを探す試みは終止符が打たれることになった。

    アウディとDTMは近い将来のDTMにコミットしており、2019年にメルセデスの撤退によって生じる台数減少を補うために追加でマシンを走らせるにも前向きな姿勢を示していた。

    DTMの代表を務めるゲルハルト・ベルガーは「アストンマーティンのような高級スポーツカーメーカーのこの決定は、我々のシリーズにとって歴史的なイベントであり、DMTの国際的な方向付けによって画期的なものだ」とコメント。

    また、ゲルハルト・ベルガーは、ドイツに留まらず、他の5か国で開催するというDTMの国際的な方向性がアストンマーティンを引きつけることに役立ったと語る。DTMは、SUPER GTと共通の技術規則「クラス1(Class One)」を完済させ、2019年に2つの交流戦を行うことを発表している。

    「ITRとGTAの国際化への協力は、アストンマーティンのDTM参戦という決定とともに、さらなるマニュファクチャラーへのシグナル伝達効果をもたらすと確信している」

    「GTAとの協力、我々のプラットフィームの故日下、さらなるブランドの参戦は、我々の最も重要な戦略目標の一部を表している」

    「我々はチームとメーカーに準拠した国際展開を推進しており、2020年からシリーズ名の適応によって発展は強調されることになるだろう」

    Rモータースポーツのフロリアン・カーメルガー代表は「我々はアストンマーティンととも国際的に有名なトップシリーズに参戦することを嬉しく思っているとコメント。

    「プレミアムメーッカーとの競争は当社ブランドの大きな課題だ。シリーズの新しい技術レギュレーションと国際的な方向性は、我々の決定にとって重要な理由だった」

    BMWとアウディもアストンマーティンの参戦を歓迎している。

    アウディ モータースポーツのディーター・ガス代表は「アストンマーティン、アウディ、そして、BMWは、トップクラスのモータースポーツを盛り上げることにだろう」とコメント。

    BMWモータースポーツのイェンス・マルカルト代表は「DTMの継続性、ITRとアウディと共同で仕事をしてきた多くの時間における信頼が成果を挙げた」と述べた。

  • ミック・シューマッハ、メルセデスのDTMカーをテスト

    ミック・シューマッハ、メルセデスのDTMカーをテスト

    ミック・シューマッハは、DTM(ドイツツーリングカー選手権)が開催されているニュルブルクリンクでメルセデスAMG C63 DTMのデモカーでの走行を実施した。

    7度のF1ワールドチャンピオンのミハエル・シューマッハの息子である19歳のミック・シューマッハは、2年目となるヨーロッパF3選手権で頭角を現し始めており、同じニュルブルクリンクで開催されてレース1では今季4勝目を挙げてランキングトップとの差を26ポイントまで縮めている。

    今回のミックシューマッハのテスト走行は、DTMの代表を務め、ミハエル・シューマッハの友人でもあるゲルハルト・ベルガーの招待によって実現した。

    「本当に楽しかったし、貴重な経験だった。招待してくれたゲルハルト・ベルガーに心から感謝している」とミック・シューマッハはコメント。走行中に雨が降ってきたが「このような天候でもDTMカーのパワーはとても印象的だった」と語った。

    ミック・シューマッハのテスト走行は、元F1ドライバーで今季DTMに参戦するパスカル・ウェーレインがコーチを務めた。

    「難しい仕事なのでスリリングだった。パスカルの知識は役に立った。彼はコーナーリング中のブレーキの強さなどのヒントをくれた」

    走行を見守ったゲルハルト・ベルガーは「すぐに興奮したし、メルセデスAMGと同じように私もそれをサポートして、我々はこれを実現させた」とコメント。

    「ミックはF3でとてもうまくやっており、初勝利も挙げている。少年が徐々にシューマッハの遺伝子を示しているのを目にし、彼が今日DTMカーを楽しんでいるのを見るのは私にとって喜びだ」

  • アストンマーティン、レッドブル・ホンダと組んで2020年にDTM参戦の噂

    アストンマーティン、レッドブル・ホンダと組んで2020年にDTM参戦の噂

    アストンマーティンが、レッドブルと組んでホンダのエンジンを搭載してDTM(ドイツツーリングカー選手権)に参戦するとの噂が浮上。ドライバーには現トロロッソ・ホンダのブレンドン・ハートレーやセバスチャン・ブエミの名前が挙げられている。

    現在、プランパンGTシリーズでアストンマーティン・チームを運営するR-モータースポートは、DTM参戦を検討しているという。

    パドックの情報筋によると、プロジェクトはレッドブルの支援を受ける可能性があり、今シーズン末でメルセデスがDTMを撤退することでキャパシティに余裕ができるHWAがマシンを製造するとされている。

    チーム自体は、レッドブル・レーシングのチーム代表クリスチャン・ホーナーの父であるゲイリー・ホーナーがCEOを務めるアーデン・インターナショナルが運営することになるという。チームはシングルシーター活動でレッドブルのジュニアドライバーを走らせてきた長い歴史がある。

    参戦は4台体制になるとされ、レッドブルの契約ドライバーでフォーミュラEに参戦するセバスチャン・ブエミ、現在トロロッソ・ホンダからF1に参戦するブレンドン・ハートレー、そして、R-モータースポートでアストンマーティンのファクトリードライバーを務めるニッキー・ティームとマキシム・マルタンの名前がドライバー候補に挙げられている。マキシム・マルタンはBMWでのDTM参戦経験がある。

    DTMが新たに導入する4気筒 2リッターターボエンジンは、アストンマーティンの哲学に合致しておらず、マシンはSUPER GTで使用されるホンダのユニットが搭載されると推測されている。SUPER GTとDTM(ドイツツーリングカー選手権)は共通の技術規則「クラス1(Class One)」を完成させ、2020年より同規則に準拠した車両でレースを行うことになっている。

    R-モータースポートのチームプリンシパルを務めるフロチアン・カメルガーは「我々は急速に成長しているモータースポーツブランドであり、新たな機会を模索し、異なるシリーズに目を向けてるのは確かだ」と Autosport にコメント。

    「DTMには確かに関心はある。ポテンシャルがあるのは確かだ。だが、具体的なことはまだ決まっていない」

    R-モータースポートの親会社AFレーシングは、アストンマーティンのハイパーカー『ヴァルキリー』の構想と資金調達において大きな役割を果たした。そのヴァルキリーの開発はレッドブル・レーシングが担当している。

    アストンマーティンは、F1でレッドブル・レーシングのタイトルスポンサーを務めており、2019年からはホンダのF1パワーユニットを搭載した“アストンマーティン・レッドブル・ホンダ”として参戦する。

    アストンマーティンは、2021年から導入される新しいF1レギュレーション下でエンジンサプライヤーとしてF1に参入することを検討していたが、条件としていたコスト削減は進んでおらず、またレッドブル・レーシングとホンダがワークス契約を結んだこともあり、実現の可能性は低くなっていると考えられている。

    メルセデスが撤退することで、現状では来季からアウディとBMWだけとなるDTMだが、アストンマーティンが2020年の参戦をコミットすることになれば、存続についてははるかに安泰となる。また噂ではフェラーリの姉妹会社であるマセラティも参戦を検討しているとされている。