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  • マーク・ウェバー、ハートレーの解雇に同情 「股間を蹴られるような辛さ」

    マーク・ウェバー、ハートレーの解雇に同情 「股間を蹴られるような辛さ」

    元F1ドライバーのマーク・ウェバーは、ブレンドン・ハートレーのトロロッソ・ホンダからの解雇は“股間を蹴られた”ような辛さだったはずだと説明する。

    2017年の後半にトロロッソからF1デビューを果たしたブレンドン・ハートレーは、2018年にホンダのF1エンジンを搭載したトロロッソでフル参戦を果たしたが、結果を出すことができず、5月のモナコGPの時点で解雇が噂され始めた。

    レッドブルの首脳陣は、最終戦アブダビGPの1時間後にブレンドン・ハートレーに解雇を通達。後任としてアレクサンダー・アルボンを起用するという決断を下した。

    Channel 4のテレビ解説者としてアブダビにいたマーク・ウェバーは、そのニュースが確認された直後にサーキットでブレンドン・ハートレーと会っている。過去にマーク・ウェバーとブレンドン・ハートレーは、ポルシェでともにFIA 世界耐久選手権を戦っている。

    「偶然の出来事だった。僕たちは文字通り、ばったりと出くわしたんだ」とマーク・ウェバーは Speedcafe.com にコメント。

    「彼が会議をしたばかりだということは知っていたけど、彼は僕に少し時間をくれないかと言ってきた。そして、僕たちは上に上がって話をした」

    「当然ながら、ドライバーが終わりを知らされるのは決して良いことではないし、とにかく元気づけてあげることしかできなかった」

    「彼は本当に全力を尽くしていたし、彼にやれることをやっていた。もちろん、今年アルボンに交代したいというのがレッドブルの意見だった。だから、かなり短い、フランクな会話だったよ」

    「今、彼はキャリアの次の段階にいる。ほとんどの人がF1キャリアを自分が望んでいたよりも短く終えるものだし、彼らは再び向きを変えて、キャリアの次の段階に進んでいく。それが今、彼がやっていることだ」

    「失望だし、股間を蹴られるような辛さだけど、とにかく失敗しても、怖がったり諦めたりせずにまた挑戦しなければならない。それが勝者がすることだ。立ち上がって、また進まなければならない」

    マーク・ウェバーは、ブレンドン・ハートレーの解雇は厳しい判断ではあるが、それがスポーツの本質だと語る。

    「F1のチャレンジは時間だ。常にラップタイムを出さなければならない。彼はその時間を少し早すぎると感じたかもしれないけど、F1では2~3年も待ってはくれない」

    「彼には何度かチャンスがあった。どんな理由であれ、レッドブルは彼に2度目のチャンスを与えた。それは驚くべきだ。最終的にはゆっくりと忘れ去っていくだろう。彼はもっとうまくやれる部分があったかもしれないけど、彼はラフな走りをすることもあった。少し信頼性の部分で奇妙なクラッシュもあったけどね」

    「でも、人々はスコアボードだけを重要視してこき下ろすものだし、ガスリーは主要なポイントを抑えていた。ブレンドンはもう少しやりたいと感じていたと思う・・・確かにチーム内の環境は最初からかなりチャレンジングだったし、彼にとっては少しショックだったと思う」

    ブレンドン・ハートレーは、今年フェラーリF1チームのシミュレータードライバーに就任。また、ジェンソン・バトンの代役としてSMPレーシングからWECの2レースに出場することも決定した。来期はポルシェのワークスドライバーとしてフォーミュラEに参戦すると考えられており、次のキャリアを着実に進めている。

    関連:ブレンドン・ハートレー、トロロッソ・ホンダ放出の全貌を激白

  • ブレンドン・ハートレー、バトンの代役でSMPレーシングからWECに復帰

    ブレンドン・ハートレー、バトンの代役でSMPレーシングからWECに復帰

    元トロロッソ・ホンダのF1ドライバーであるブレンドン・ハートレーが、今年の2レースでジェンソン・バトンの代役としてSMPレーシングでからFIA 世界耐久選手権(WEC)に参戦することが発表された。

    昨シーズン限りでトロロッソ・ホンダのF1シートを失ったブレンドン・ハートレーだが、2019年のプログラムはゆっくりと動き出している。今週、フェラーリのF1シミュレータードライバー就任が発表されたハートレーは、さらにWECへの参戦が決定した。

    ブレンドン・ハートレーは、SUPER GTのスケジュールと重なるジェンソン・バトンの代役として、3月のセブリング1000マイル、5月のスパ・フランコルシャン6時間レースで、SMPレーシングののBRエンジニアリング BR1プロトタイプの11号車をヴィタリー・ペトロフ、ミカエル・アレシンとともに走らせる。

    ブレンドン・ハートレーは、2012年と2013年にマーフィー・プロトタイプズからル・マン24時間レースに参戦。2015年からはポルシェのワークスチームに加入し、2度のチャンピオンを獲得。2017年にはル・マン24時間レースも制している。

    「セブリイングとスパの次のWECの2レースでSMPレーシングに参加できることをとても嬉しく思っている」とブレンドン・ハートレーはコメント。

    「チームはすべてのツールと素晴らしいドライバーが揃っている。僕たちには表彰台を争う大きなチャンスがあると思う」

    「僕のWEC復帰戦となるし、よく知った顔がたくさんいるパドックに戻ることを本当に楽しみにしている」

    SMPレーシングの17号車には昨年ともにF1を戦った元ウィリアムズのセルゲイ・シロトキン、そして、ステファン・サラザン、イゴール・オルトツェフという馴染みの顔もいる。

    セルゲイ・シロトキンは「ブレンドン・ハートレーのSMPレーシングチーム加入を歓迎する」とコメント。

    「ブレンドンのことはかなり長い間知っているし、仲もいい。彼は優秀なドライバーだし、僕たちのチームに利益をもたらしてくれるだろう」

    関連:ブレンドン・ハートレー、フェラーリF1チームの開発ドライバーに就任

  • ブレンドン・ハートレー、トロロッソ・ホンダ放出の全貌を激白

    ブレンドン・ハートレー、トロロッソ・ホンダ放出の全貌を激白

    ブレンドン・ハートレーが、トロロッソ・ホンダ放出の全貌を激白。昨年の第6戦モナコGPの時点で自分を交代させようという計画が持ち上がっていたと明かした。

    2010年にレッドブルのジュニアプログラムから外されたブレンドン・ハートレーは、その後、ル・マン24時間レース優勝、2度目のWECチャンピオンを獲得してキャリアを挽回し、2017年のF1アメリカGPでトロロッソのドライバーとして抜擢された。

    2018年にホンダをパートナーに迎えたトロロッソは、引き続きブレンドン・ハートレーをレースドライバーに起用。しかし、チームメイトのピエール・ガスリーの成績に匹敵することができず、ランキング19位でシーズンを終了。

    シーズン終了後にブレンドン・ハートレーの放出が発表され、トロロッソは元ドライバーのダニール・クビアトを呼び戻し、チームメイトとしてF2をランキング2位で終えたアレクサンダー・アルボンを起用することを選んだ。

    ブレンドン・ハートレーは、F1アブダビGPのレース終了から1時間後に解雇を伝えられたことを含め、トロロッソ・ホンダ放出の全貌を激白。トロロッソが、当時マクラーレンのリザーブドライバーを務めていたランド・ノリスに接触を図ったと報じられた5月のモナコGPの時点ですでに自分を交代させる計画があったと述べた。

    シーズンを通してプレッシャーにどのように対処していたかと質問されたブレンドン・ハートレーは「実際、自分の身に悪いことが起きるのではないかという感覚は一年中消えることはなかった。でも、まさにその通りだった」と The Players’ Tribune にコメント。

    「プロレベルのすべてのドライバーやアスリートはプレッシャーに対処しなければならない。そして、全ての人々がそれに対処する方法やそれをポジティブに変える方法を独自に持っている。F1ではあらゆる角度からプレッシャーがあかるけど、常に顕微鏡で見られているという感覚はこれまで扱ったことのないレベルだった」

    「僕がクルマの中でおならをしたら、誰かがそれについて書いたり、コメントするんじゃないかというくらいに感じていた。だから、自分のアプローチを強化する方法を見つけて、レース週末の自分の時間をもっと利己的にして、書かれたことや他人が何が考えているかについてあまり気にしないようにしていた」

    ブレンドン・ハートレーは、シーズンで最も厳しかった瞬間は、F1モナコGPで自分が交代させられるかもしれなという推測が真実だとわかった瞬間だったと語る。

    「厳しかった。今振り返ってみて、最も覚えているのは、週末が始める前の水曜日にメディハ対応のためにパドックまで歩いていたら、自分に将来について次々と質問を受けたことだ」

    「僕はここにいて、F1キャリアで一握りのレースしかしていないのに、終わりについて質問されるんだからね」

    「でも、あの日のいちばん最悪だったのは、その噂にいくつか真実が含まれていることがわかったときだった。まだほんの数戦しか終えていないのに、僕がそこにいることを望まんでいない人々が何人か出てきたんだ。正直に言うとちょっとショックだった」

    「僕は世界耐久選手権(WEC)で2度のタイトルを獲り、ル・マンで優勝して、豊富な経験を積んでF1にやってきたし、最初の3レースでは予選で2回チームメイトに勝っていた。だから、あんなにも早くに僕を交代させるという話が出るなんて信じられなかった」

    「あの夜は自分のアパートメントまで歩きながらモンテカルロ・サーキットの壁を見て、今週末、もしここで失敗して、この壁にぶつかりでもしようものなら、僕のF1キャリアはあと数日で終わることになるだろうなと考えていた。僕にとって全てのプラクティスセッションがより重いものになると理解していた。全てのラップタイム、全てのリザルトが精査されて、僕をシートから追い出すための材料にされる可能性があるとね。それまでに経験したことのない独特なタイプのプレッシャーだった」

    「でも、それがF1での人生というものだ。スポーツには多くのお金とたくさんの人が関わっている。政治的なことがあるのは当然のことだ。ファンならばそれを知っているし、ドライバーであれば、それを耐えるしかない」

    解雇の噂が浮上するなかで、ブレンドン・ハートレーは2018年の最終戦を迎えた。だが、アブダビに到着した時には自分の来季の去就については知らなかったとハートレーは語る。

    「ファンのみんなと同じように、僕もどうなるのかは全くわからなかった。それがF1の政治というものだ。少し厄介なことかもしれない。誰もが卵の殻の上を歩いているようなもので、必ずしも明確であるとは限らない。だから、とにかく僕は自分にできることをした。自分の仕事をね。予選でチームメイトに勝ち、日曜日の夜は12位でフィニッシュした」

    「その1時間後、ミーティングに呼び出された。そして、その数分後、僕はもうF1ドライバーではなくなった」

    「会議ではあまり多くのことは言われなかった。はるか昔のモナコから僕を放出する計画があることは明らかだったしね。そういうものだ。どうでもいいと思ったよ」

    「自分のドライバーズルームに戻ってサラ(妻)を抱きしめた。涙が出たし、悲しみもあったけど、すでに未来と次のステップに目を向けてもいた。数分後に友人のマーク・ウェバーが部屋に入ってきた。彼はスポーツについて多少のことはわかっている。僕はいつも彼が提供するどんなアドバイスにも耳を傾けてきた。僕のトレーナーのリッチと親友のジョーも一緒にいた。その瞬間はチームで僕に最も近いメンバーの何人かが一緒にいてくれてありがたかった。その夜遅く、僕のストーリーの大部分を占めている他の人々にも電話をした」

    「サラと仲間が出て行った後、ガレージまで歩いて戻り、何人かにもう戻ってはこないことを伝えた。厳しかったね。ここにいる人たちは男性も女性も人生の本当に多くの時間をスポーツとチームのために捧げている。でも、必ずしもそれに見合った称賛を得られるとは限らない。焦点はだいたいチーム全体よりドライバーに向けられてしまうからね。僕はトロロッソとホンダの誇り高きメンバーの一員だった。あの日にさよならを言わなければならないのは今まで僕が経験してきた中で一番つらいことのひとつだった」

    ブレンドン・ハートレーは、2019年の計画について発表していないが、ポルシェのワークスドライバーに復帰しており、シーズン6からワークス参戦するポルシェとともにフォーミュラEに転向すると言われている。

  • トロロッソ・ホンダ、2019年F1マシン『STR14』を2月11日に発表

    トロロッソ・ホンダ、2019年F1マシン『STR14』を2月11日に発表

    トロロッソ・ホンダは、2019年F1マシン『STR14』を2月11日(月)にお披露目することを発表。現時点で全チームのなかで最速での新車発表となる。

    昨年からホンダをパワーユニットサプライヤーに迎えたスクーデリア・トロ・ロッソ。新車『STR14』はF1プレシーズンテスト開始からちょうど1週間前に公開する。

    2019年にダニール・クビアトとアレクサンダー・アルボンがドライバーを務めるトロロッソ・ホンダは、すでにSTR14がクラッシュテストに合格していることを1月11日(月)に報告している。

    今年からホンダはレッドブル・レーシングにもF1パワーユニット供給を拡大。両チームのパーツはレッドブル・テクノロジーが製造しており、姉妹チームであるトロロッソは、レッドブルが設計したリアエンドやフロントサスペンションのパーツなどが流用されることになる。

    F1規則では、チームは一定数のコンポーネントを独自に製造する責任が定められているが、厳密な空力テスト制限が遵守されている限りは、競技規約への“掲載部品”以外を競合他社から調達可能となっている。

    レッドブル・レーシングは、シーズン開幕のギリギリまでコンポーネントの設計を推し進めることで有名であるため、トロロッソの2019年F1マシンはレッドブルの2018年F1マシン『RB14』のパーツをベースに開発が進められている。

    レッドブルのモータースポーツアドバイザーを務めるヘルムート・マルコは、4台のための十分なパーツを製造することは論理的に不可能だとし、トロロッソ・ホンダの2019年F1マシン『STR14』にはレッドブルの2018年マシン『RB14』のパーツが“規約の許す限り”流用されることになると語っている。

    「コンセプトはもはや秘密ではない。トロロッソはトラック3台分のパーツを受け取っており、レギュレーションの許す限りのレッドブル・レーシングの2018年マシンの多くのパーツが引き継がれる」とヘルムート・マルコはコメント。

    「全体的なことは、エンジン全体の問題によって容易になった。リアエンドは完全に我々からのものだ。レギュレーションに従って許可されているすべてだ。これにより、コスト面で小さなアドバンテージが得られる」

    ホンダは、同じエンジンのコンセプトを継続するという決定が、レッドブルとトロロッソの2チーム間でのパフォーマンスと信頼性の検証にも役立つと考えている。

    「デザインのコンセプトを大きく変更すると信頼性を得るのがとても難しくなります」とホンダF1のテクニカルディレクターを務める田辺豊治はコメント。

    「設計のレベルにもよりますが、我々は現在のコンセプトを引き継ぐことに満足しています。新しいチーム、新しいデザインのクルマですからね。細かなことはクルマのインスタラーションにあるので、そのコンセプトを引き継ぐことによって少し容易になります」

    「トロロッソとレッドブルの間にはコミュニケーションがありますし、トロロッソは我々のパワーユニットのことをわかっているので、レッドブル側も容易になります。彼らはシャシー側での問題点や懸念を伝えることができますし、それらが我々に返ってくることになります」

  • アレクサンダー・アルボン 「F1カーですぐにペースを発揮することが目標」

    アレクサンダー・アルボン 「F1カーですぐにペースを発揮することが目標」

    2019年にトロロッソ・ホンダでF1デビューを果たすアレクサンダー・アルボンは、今シーズンの目標は“すぐにペースを発揮する”ことだと語る。

    ロンドン生まれのタイ国籍のアレクサンダー・アルボン(22歳)は、今年、ブレンドン・ハートレーの後任としてトロロッソ・ホンダのドライバーに抜擢された。昨年、アルボンはF2選手権を3位で終えている。

    レッドブルによるドライバー決定が遅れたことで、アレクサンダー・アルボンは、日産と結んでいたフォーミュラEの契約を解消しなければならなかった。かつてアルボンはレッドブルのジュニアプログラムを外された過去があり、サプライズでの抜擢となった。

    まだ、F1マシンを走らせたことのないアレクサンダー・アルボンだが、トロロッソ・ホンダでチームメイトとなる同じくレッドブル・ファミリーに出戻るダニール・クビアトに大きな差をつけられない決意でシーズンに挑むと語る。

    2019年の最大のチャレンジは何かと質問されたアレクサンダー・アルボンは「メインはすぐにスピードが上げていけるかになると思う」と Formule 1 にコメント。

    「バルセロンで4日間のテストがあるけど、僕はそれまでF1マシンを運転したことがない。メルボルンまで多くの時間があるわけではないし、もちろん、F1カーはF2とは非常にことなる。はるかに速い」

    「だが、クルマを知り、速く走ろうすることが主な問題になってくると思っている」

    アレクサンダー・アルボンは、この冬にF1でのチャレンジ備えるために体力的な面にも多くの時間を費やしていると述べた。

    「首、カーディオのテスト、血液検査、そして、何度かCTスキャンを受けたところだ。もちろん、できるだけ首を鍛えようとしている」とアレクサンダー・アルボンはコメント。

    「体力的な要求は厳しいものになるだろう。だから、それが今まさに集中している部分だ。トレーナーがついてくれているし、メルボルンまでに最高の状態に整えたいと思っている」

  • トロロッソ 「若手ドライバーにとってメディア対応はレースより困難」

    トロロッソ 「若手ドライバーにとってメディア対応はレースより困難」

    トロロッソのチーム代表フランツ・トストは、若手ドライバーにとってはレースよりもメディア対応の方が困難だと語る。

    昨年、トロロッソ・ホンダで走ったブレンドン・ハートレーは、レースは問題なかったが、メディアからのプレッシャーに苦しんだと語っている。シーズン序盤に交代が噂されたハートレーには、常にその噂が付きまとった。

    最終的にブレンドン・ハートレーはシートを喪失。今季はアレクサンダー・アルボンがドライバーを務める。

    トロロッソは若手ドライバーの育成で定評があるが、フランツ・トストはブレンドン・ハートレーの発言に同意。若いドライバーにとってはレースは最も簡単な部分だと語る。

    「F1はレースを中心に展開するだけではない。実際、多くの若いドライバーにとって、その部分は元も簡単なことだと思う。運転しているチーム内でさえ、関与しなければならないことはたくさんある」とフランツ・トストはコメント。

    「10~20年前と比較すると、当時よりドライバーの成熟度ははるかに低い。ベルトコンベヤーでインタビューされ、何を言うかについて考える。マスコミにとっては、誰かがときどき意図的ではないことを言うのは良いことからもしれないが、レーサーにとってはそうではない」

  • トロロッソ・ホンダ、2019年F1マシン『STR14』がクラッシュテストに合格

    トロロッソ・ホンダ、2019年F1マシン『STR14』がクラッシュテストに合格

    トロロッソ・ホンダは、2019年F1マシン『STR14』がクラッシュテストに合格したことを明らかにした。

    F1チームは、新車をトラックで走らせる前にFIAのクラッシュテストに合格しなければならないルールとなっている。2019年のF1世界選手権では、新しい空力レギュレーションが導入されるため、早期のテスト通過は重要となってくる。

    トロロッソ・ホンダは1月11日(月)に2019年F1マシン『STR14』がFIAのクラッシュテストに合格したことをチームのTwitterで報告。これにより、2019年のドライバーを務めるダニール・クビアトとアレクサンダー・アルボンは開幕戦に向けて走行する準備が整った。

    今年からホンダがレッドブル・レーシングにもF1パワーユニット供給を拡大。両チームのパーツはレッドブル・テクノロジーが製造しており、姉妹チームであるトロロッソは、レッドブルが設計したリアエンドやフロントサスペンションのパーツなどが流用されることになる。

    F1規則では、チームは一定数のコンポーネントを独自に製造する責任が定められているが、厳密な空力テスト制限が遵守されている限りは、競技規約への“掲載部品”以外を競合他社から調達可能となっている。

    レッドブル・レーシングは、シーズン開幕のギリギリまでコンポーネントの設計を推し進めることで有名であるため、トロロッソの2019年F1マシンはレッドブルの2018年F1マシン『RB14』のパーツをベースに開発が進められている。

    レッドブルのモータースポーツアドバイザーを務めるヘルムート・マルコは、4台のための十分なパーツを製造することは論理的に不可能だとし、トロロッソ・ホンダの2019年F1マシン『STR14』にはレッドブルの2018年マシン『RB14』のパーツが“規約の許す限り”流用されることになると語っている。

    「コンセプトはもはや秘密ではない。トロロッソはトラック3台分のパーツを受け取っており、レギュレーションの許す限りのレッドブル・レーシングの2018年マシンの多くのパーツが引き継がれる」とヘルムート・マルコはコメント。

    「全体的なことは、エンジン全体の問題によって容易になった。リアエンドは完全に我々からのものだ。レギュレーションに従って許可されているすべてだ。これにより、コスト面で小さなアドバンテージが得られる」

    ホンダは、同じエンジンのコンセプトを継続するという決定が、レッドブルとトロロッソの2チーム間でのパフォーマンスと信頼性の検証にも役立つと考えている。

    「デザインのコンセプトを大きく変更すると信頼性を得るのがとても難しくなります」とホンダF1のテクニカルディレクターを務める田辺豊治はコメント。

    「設計のレベルにもよりますが、我々は現在のコンセプトを引き継ぐことに満足しています。新しいチーム、新しいデザインのクルマですからね。細かなことはクルマのインスタラーションにあるので、そのコンセプトを引き継ぐことによって少し容易になります」

    「トロロッソとレッドブルの間にはコミュニケーションがありますし、トロロッソは我々のパワーユニットのことをわかっているので、レッドブル側も容易になります。彼らはシャシー側での問題点や懸念を伝えることができますし、それらが我々に返ってくることになります」

    トロロッソの2019年F1マシン『STR14』の発表について、フランツ・トストは「第7週(2月中旬)の発表を計画している。現在、発表に関する様々なシナリオが議論させている」と語っている。

  • トロロッソ、ランスタッド・イタリアとのスポンサー契約を発表

    トロロッソ、ランスタッド・イタリアとのスポンサー契約を発表

    スクーデリア・トロ・ロッソは、ランスタッド・イタリアとスポンサー契約を締結したことを発表した。

    総合人材サービス会社ランスタッドは、トロロッソの“公式ヒューマンリソースパートナー”となり、同社のロゴがトロロッソ・ホンダのF1ドライバーのレーシングスーツやピットクルーのヘルメットに掲載される。契約は2019年から複数年契約となる。

    トロ・ロッソのチーム代表フランツ・トストは「F1の結果は、チームが常に非常に高いレベルで業務を遂行する能力にかかっている。ビジネスのあらゆる面で最高水準を維持する必要がある」とコメント。

    「それは適切な陣勢を適切な仕事に従事させることを意味するだけでなく、会社を成長させるために若い才能を育成しながら、全員が正しい方向に向かって働いていることを保証することも含まれる」

    「そのためには我々がランスタッドと共有するモチベーションと決断力、資質が必要となる。彼らの専門知識を活用することで、作業方法が向上し、進歩に役立つと確信している」

    トロロッソのヒューマンリソース・ディレクターを務めるオテロ・ヴァレンティンは「F1はモータースポーツの頂点だ。我々の人材のチームワークと卓越性は、我々が競争力を発揮するために不可欠な重要性を持っている」とコメント。

    「スクーデリア・トロ・ロッソは、F1で才能を選りすぐり、訓練し、育成することにおいて、認識と専門知識を持っており、ランドスタッドとのパートナーシップは我々のチームにとって戦略的協力を表す」

    「才能のある若者と技術的なエキスパートの正しい組み合わせを作り出すこと自体が大きなプロジェクトだ。我々は、時間が最も重要な変数である急速に変化する環境で働いている。そして、人事部門は、拡大し続けるニーズを満たすために素早く革新的な人材を惹きつけ、成長させなければならない。したがって、我々はランスタッドと協力することを非常に楽しみにしている」

    「ランスタッドは、専門的な人材の育成を通して卓越性を追求するという独自の理念を共有している。この分野でのランスタッドの貢献は我々の会社にとって大きな利益になると信じている。、そして、それはファクトリーとレーストラックで我々のチームプロセスの継続的な改善に反映されるだろう」

    ランスタッド・イタリアのマネージングディレクターを務めるマルコ・セレサは「ランスタットが常に技術革新と才能のある若者の育成に力を入れているF1の最も意欲的なチームのひとつであるトロロッソと提携することを誇りに思っている」とコメント。

    「あらゆる職場環境と同様に、レーストラックはあらゆる事業がその能力を最大限に発揮することを要求される。ランスタッドは、結果を追及し、従業員の能力を評価し、革新に投資し、常に完璧さと成功を目指すとスポーツの価値をトロロッソと共有している」

  • ブレンドン・ハートレー、フェラーリのF1開発ドライバー就任を否定

    ブレンドン・ハートレー、フェラーリのF1開発ドライバー就任を否定

    ブレンドン・ハートレーの父親は、トロロッソ・ホンダのF1シートを喪失した息子がフェラーリのシミュレータードライバーに就任するという“噂”を否定した。

    ブレンドン・ハートレーは、トロロッソ・ホンダのF1シートを喪失するとともに、レッドブルのF1プログラムからも解雇されることになったが、まだレースプログラムは発表されてはいないものの、かつてル・マン24時間レースをともに制したポルシェのワークスドライバーとして復帰している。

    しかし、今週イタリアの Corriere dello Sport は、ブレンドン・ハートレーがダニール・クビアトの後任としてフェラーリのテスト兼シミュレータードライバーの役割の候補に挙がっていると報じた。

    しかし、ブレンドン・ハートレーの父ブライアンは「どかからそのような話が出てきたんだ? 噂にすぎない」と Newshub にコメント。

    「それはまったく我々が目指している方向ではない」

    元レーシングドライバーであるブライアンは、現在、ブランドン・ハートレーはニュージーランドで休暇を過ごしていると述べた。

    近年、F1チームではシミュレーターで開発を進める割合が高まっており、チームはコース上からのライブデータに基づいて専用のシミュレータードライバーを配置してマシン開発を行っている。

    昨年、フェラーリではダニール・クビアトとアントニオ・ジョビナッツィでレース週末を含めてシミュレーターで作業を行い、フェラーリ SF71-Hの開発とセットアップに貢献していた。

    しかし、今年、ダニール・クビアトはトロロッソ、アントニオ・ジョビナッツィはザウバーのF1シートを獲得したことで、フェラーリにはF1経験のあるシミュレーター兼開発ドライバーが不在となっている。

  • ホンダF1 「レッドブルとトロロッソの2チームへの供給は大きな利点」

    ホンダF1 「レッドブルとトロロッソの2チームへの供給は大きな利点」

    ホンダF1のテクニカルディレクターを務める田辺豊治は、トロロッソが2019年F1マシンでレッドブルの完全なリアエンドを使用することは、2チームにF1パワーユニットを供給する準備において“大きなアドバンテージ”になると考えている。

    ホンダが姉妹チームのトロロッソとのパートナーシップで堅実な進歩を示したことで、レッドブル・レーシングは今年からルノーに代えてホンダのF1エンジンを搭載することを決断するに至った。

    トロロッソは伝統的にレッドブル・テクノロジーが供給するレッドブルと同じギアボックスの内部構造を使用していたが、ギアボックスとリアサスペンションの確定を待つことを望まなかったため、ケーシングはチームで異なるパーツを用意していた。

    今年、両方のチームがホンダのF1エンジンを搭載することで、トロロッソは、レッドブルと同じフロントサスペンションのパーツに加え、リアサスペンションを含めた完全なリアエンドを使用することになる。

    ホンダF1のテクニカルディレクターを務める田辺豊治は「大きなアドバンテージなると思います」と Autosport にコメント。

    「あるチームと別のチームとの間でコミュニケーションをとる必要はありませんし、完全に個別なものを要求されることもありません。我々はそのような状況ではありません。もちろん、彼らの設計はわずかに異なりますし、チーム毎に適応する必要はありますが、大きな仕様の変更ではありません」

    ホンダは、2015年にF1に復帰して以降、初めて2チームにF1パワーユニットを供給することになる。

    当初、ホンダは2018年にマクラーレンとザウバーの2チームに供給する計画だったが、ザウバーは合意を白紙化してフェラーリの最新のパワーユニットを搭載することを選択し、マクラーレンはルノーに切り替えたことで、それまでルノーを搭載していたトロロッソに単独で供給することになった。

    今年、ホンダにとっては、ワークスホンダとスーパーアグリがエンジンを使用していた2008年以来、2チームにエンジンを供給することになる。

    2チームへの供給に利点について質問された田辺豊治あ「理論的にデータは2倍になりますね」と冗談交じりに語る。

    「現場だけでなく、開発側もそうです。特に現場では(レッドブルの)異なるチーム、異なるマシン哲学、異なる作業方法になります。新しいチームからより多くの情報、より多くの知識を得ることができます。それは我々にとって大きな利点です」

    2018年序盤にレッドブルとホンダのアライアンスの見込みが具体化してきた際、ホンダのF1体制は、田辺豊治がテクニカルディレクターとして現場側のオペレーションを担当し、HRD Sakuraでは浅木泰昭がパワーユニットの研究開発を統括するという体制にシフトした。

    ホンダのモータースポーツ部長を務める山本雅史は、2018年後半の優先事項は、純粋にマンパワーを増強することだったと語る。

    「もちろん、ファクトリーの人員は増やしています。現場もそうです。今年の2倍の人員が必要になります。レースエンジン用のアセンブリチームも用意しなければなりません」と山本雅史はコメント。

    「両方のチームで共有できる特定の仕事もあるかもしれませんが、仕事が2倍になることで専門性を失うことになってしまます。ですので、より多くの人員を抱えることは賢明なアイデアと言えます」