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  • トゥルーリ、「オベに捧げるために力強い結果を」

    トゥルーリ、「オベに捧げるために力強い結果を」

    ヤルノ・トゥルーリは、先日、ラリー事故で亡くなったトヨタF1元チーム代表のオベ・アンダーソンのためにも、フランスGPで力強い結果を出すことを誓った。

    ヤルノ・トゥルーリ
    マニクールはエキサイティングなサーキットだ。たくさんの高速シケインがあり、私はそれが好きなんだ。けれど、いくつかの低速コーナーと中速コーナーも備えていて、それらが更に面白くてチャレンジングなコースにしているんだ。

    私はフランスを訪れることを楽しんでおり、とてもくつろいだ気分になれる。フランスのファンは、いつも私を一生懸命応援してくれる。だから、再びポイントを獲得して、我々の車がどれだけ競争力があるかを彼らに実際に証明したいと思っている。特に今週末は、オベに捧げるために強い結果を獲得したい。なぜならば、もし彼が居なかったら、トヨタが今、F1でレースをできているかどうかわからないからね。彼は、ラリー時代にゼロから工場を作る手助けをし、それが現在では世界選手権で勝てる車を作れる可能性を持った、本当のF1のファクトリーになっているんだ。彼はモータースポーツを愛していた。そして、トヨタが成功するのを見ることに、彼は情熱をかけていた。だから我々は、今週末にその思いに相応しい結果を手に入れたい。

  • トヨタ:F1 カナダGP予選 Q2で脱落

    トヨタ:F1 カナダGP予選 Q2で脱落

    トヨタは、F1カナダGP予選で、両ドライバーがQ2で脱落。ティモ・グロックが11位、ヤルノ・トゥルーリは14位だった。トゥルーリは何度もスピンするなど、マシンの安定性不足を露呈させた。

    ティモ・グロック (11位)
    「今日は本当に厳しいセッションだった。良いバランスを見つけるのが大変で、私はハッピーとは言えなかった。主な問題は各セッションが進むにつれて、コースの状態が悪化していったことだ。それにより、2度目と3度目の走行はとても大変になり、誰もがミスをしていた。私は結局11位に落ち着き、最終的に10位以内に入れなかったのは残念だった。第3セッションに残れればよかったのだけれど、物事がうまくは運ばなかった。今は、レースで何が起こるかを我々は予測していかなければならない。ここのコースは、通常では追い越すのが可能だけれど、今日と同じようなコースコンディションになったら、重大な問題が起きることも有りうるだろうね。」

    ヤルノ・トゥルーリ (14位)
    「コースコンディションが最悪の状態だったため、今日の予選はことのほか難しかった。コース表面は崩れていて、周回を重ねる毎により悪くなっていった。何が起こっていたのかは分からないけれど、始めはベストラップを出したのに、その後では、そのようなラップを繰り返すことが出来なかった。第2セッション序盤で、私は最も速い周回のときにスピンをしてしまった。さもなければ、たぶん10位以内には入れたかもしれない。しかしその後、コースはただ悪くなる一方だった。今日の予選は、1周のラッキーなラップを得ることがすべてだったようだね。どのようにレースが進んでいくかは分からないが、コース表面の状態のことがとても心配だ。」

    パスカル・バセロン シャシー部門シニア・ゼネラル・マネージャー
    「我々の車が両方とも10位以内に入れなかったのは今回が初めてなので、今までのところ、シーズンで最も悪い予選結果となった。グリップレベルは、モントリオールの常で低いのだが、高い路面温度のせいで、更にもう1段階悪くなっていたように思う。アスファルトは崩れてきていて、シチュエーションを更に複雑なものにした。しかし、誰に対してもコンディションは同じなのだから、我々に何か不具合があるということであり、調査しなければならない。昨日の公式練習では、タイヤ選択は各チームでほとんど同等だったが、今日は高温のため二つのコンパウンドの相対的なランキングが変わることになった。つまりそれぞれのチームがそれぞれ異なった組み合わせを選択したということだ。とにかく、我々は、現在明日に備えてたくさんのことを分析しなければならない。」

    新居章年 技術コーディネーション担当ディレクター
    「今回の予選はモントリオールのコースの難しさを思い知らされた。荒れた路面で、グリップも低く、難しい条件ではあったがヤルノは本当に珍しいことに予選中に何度もスピンを喫し満足なラップを刻めなかった。ティモは最後のアタックでトラフィックの影響と小さなミスで11番手にとどまってしまった。ただプラクティスでは燃料を積んだ状態のペースはよく、明日は上位を目指していいレースをしたい。」

  • ティモ・グロック(カナダGPプレビュー)

    ティモ・グロック(カナダGPプレビュー)

    いまだポイントを獲得していないティモ・グロックだが、カナダはグロックにとって相性の良いサーキットでもある。カナダGPでトヨタでの初ポイントを獲得できるか。

    ティモ・グロック
    「私は、カナダにおいて7位でフィニッシュした、2004年の、私にとっての最初のグランプリを決して忘れないだろう。それは貴重な体験だったし、デビューで2ポイント獲得したことを非常に誇りに思っている。また、2005年にチャンプ・カーで同じコースを走り、2位でレースを終えた。事実上、私はもう少しでレースに勝つところだったが、それでもこの2位はそのシーズンで最も良い結果だった。つまり今までのところ、モントリオールは私にとってすばらしいコースで、良い記録を持っているから、更に別の良い結果を生み出せるだろうと思っている。

    「確実に、我々はポイントを獲得できる車を持っている。サーキットとしては、モントリオールはシケインがすべてで、高速から大きくスピードを落とすときに、強いブレーキを多用するので、かなりブレーキに負担がかかることになる。しかし、我々はこの件に関して準備しているので、何か問題が起きるとは予想していない。モナコで、我々はポイントを獲得するチャンスがあったのに思うようにはいかなかったから、私にとってモナコは非常に残念なものになってしまった。しかし、我々は、今はモナコのことは忘れて、次のレースで競争していくことに焦点をあわせなくてはならない。」

  • ヤルノ・トゥルーリ(カナダGPプレビュー)

    ヤルノ・トゥルーリ(カナダGPプレビュー)

    モナコではノーポイントに終わったヤルノ・トゥルーリだが、トヨタ TF108のパッケージに自信をみせた。

    ヤルノ・トゥルーリ
    「モントリオールは、我々がF1で訪れる中でも最も良い都市のひとつだから、今週末を本当に楽しみにしている。モントリオールとサーキットの雰囲気はとにかくファンタスティックだよ。とても多くの人々が街の周りにいて、そして彼らはF1に関して非常に熱狂的なんだ。それはすばらしいことだよ。」

    「私はこのサーキットを楽しんでいるよ。なぜならばこのサーキットは良いリズムがあって、また適度にチャレンジングなんだ。面白いコースと素晴らしい都市とがあいまって、私はこのレースを気に入っている。ただ私はいままで本当にモントリオールでは運がなくて、去年はロバート・クビサの事故のために、いいレースではなかったから、今回はもっと良い週末であってほしいと思っているよ。」

    「我々はモナコとは全く異なったパッケージを使用するが、我々はより良い結果を得ることができると確信している。天候とトラフィックのせいでモナコは私にとって難しいレースだったが、我々が、あの結果が示すよりもはるかに良いパッケージを持っているのは分かっている。私の目標はポイント争いに戻ることであり、我々にはそれができる十分な可能性があると思っている。」

  • ヤルノ・トゥルーリ、「思っている形で運転できなかった」

    ヤルノ・トゥルーリ、「思っている形で運転できなかった」

    ヤルノ・トゥルーリは、モナコGPをノーポイントで終えた。天候が目まぐるしく変わったモナコGP。トゥルーリは、トヨタ TF108のグリップに問題があったとモナコGPを振り返った。

    モナコGPでは13位よりもいい結果を期待していたはずですよね?
    「当然ながら我々はもっといい結果になると考えていた。この結果はがっかりだったが、とにかく状況が我々に都合良く進まず、難しいレースだった。レース序盤、私がトップ6を争っていた時はそれほど問題なかったが、1回目のピットストップの後、レースの流れが我々から遠ざかり始めたんだ。モナコを走るのは楽しいから残念だった。大抵の場合は上手くいくのに、今回は計画通りに進まなかった」

    コース状況の変化がどんな風にあなたに影響したのか、説明してもらえますか?
    「スタンダード・ウェットタイヤでレースを始めたが、雨が降り続けたためグリップが全くなくなり、コースは非常にドライブしにくい状況になった。そこで我々はエクストリーム・ウェットタイヤに交換することに決めたんだ。最初のうちはこれが非常に上手く行き、速く走ることができた。相変わらず渋滞の中でタイムを失っていたものの、何度か良い形で追い抜きもできたしね。だがその後雨がやみ、サーキットがスタンダード・ウェットタイヤに適した状況になっていくと、エクストリーム・ウェットタイヤで走行を続けるのが難しくなった。そこで元々予定されていた1回目の燃料補給のためピットインした際にスタンダード・ウェットタイヤに戻したんだ。でもその時点で既に私はかなりのタイムを失っていた。たとえ自分が速くとも、モナコでは追い越しが不可能だからね。その後もコースはどんどん乾いていき、最後はドライのオプションタイヤも使える状況になった。そのタイヤを履いたレース終盤、私は何周かかなり速いラップタイムを叩き出したが、既に手遅れだった」

    レースの週末の最初の段階に話を戻しますが、フリー走行ではあなたに何が起こったのでしょう?
    「木曜日の午前中の走行で私はミスを犯し、ポルティエコーナーの出口の壁にクルマをぶつけてしまった。軽く当たっただけだったが、それでもサスペンションが壊れてしまった。2回目のセッションではメカニカルトラブルに見舞われ、そのせいで走行を止めなければならず、縁石でダメージを受けたクルマのフロアの一部を交換した。このクルマの修復作業のためにかなり走行時間を失ってしまった。全体的に言って、木曜日はクルマに対し十分な自信を持つ事ができず、土曜日の午前中になっても幾分苦しんでいた。全般的にタイヤが路面に食いつく感触やグリップが得られなかったんだ」

    それが予選での走行にも影響したのでしょうか?
    「もちろん私はなんとか予選第3セッションに進出し、最善を尽くした結果8番グリッドを得たわけだが、“モナコではこんな感じで走りたい”と自分で思っている形では運転できなかった。私が抱えていた様々な問題は全てグリップに関わるもので、自分が望むようなフィーリングをクルマから得ることができなかった。それでも一定レベルで戦う事ができたが、100パーセント満足はしていなかったし、望んでいた程プッシュする事もできなかった。そしてモナコではちょっとでも自信を失ったりすれば、コンマ2〜3秒は失うことになるんだ」

    予選第3セッションに進出し、8番グリッドを獲得した事は嬉しかったですか?
    「第3セッションに進めたのは嬉しかったと言っていい。クルマの中の私は望んでいたような自信を手にできなかったものの、とにかく自分をプッシュし、そしてなんとかやり遂げたんだ。自分のラップにはハッピーだったし、結果にも満足していた。いいパフォーマンスができたと思うし、8番グリッドというのはレースをスタートするにはいい位置だったとも思う。レースでの私はかなりいい戦略を手にしていたので、本当ならポイントが獲れていて不思議はなかったはずだが、残念ながら今回の日曜日の天候が我々の足を引っ張ってしまった」

    カナダに向けて、どんなことを考えていますか?
    「モントリオールは足を運ぶのにいい場所だし、いつ行っても心地よい雰囲気がある。モナコは例年のことながら1回限りの特別なレースで、一方でモントリオールのサーキットはモナコとは大きくレイアウトが異なる。カナダでは遥かにダウンフォースを削ることになるし、またブレーキが特に重要な要素になる。直近のポールリカールでのテストでは、カナダ用に幾つかテストを行う予定だったが、残念ながら最終日は雨にたたられてしまった。もちろんチームには前年までのレースデータがあるので大丈夫だが、ただし丸一日使ってテストをこなし、カナダに向けて準備ができていればもっと良かったね」

    モナコで起こった事を気にしていますか?
    「それほどでもない。なぜならモナコは唯一無比の場所だし、日曜日の午後の状況はかなり特異だったからね。だからカナダで我々が同じような問題を抱えるとは思わない。レース序盤に雨が降っていた際も我々はかなりいい位置にいたわけだから、落ち込む必要はないし、私はいつも通り期待を胸にしつつカナダに赴くつもりだ」