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  • トヨタ、シルバーストンで公式練習を開始 (WEC第4戦)

    トヨタ、シルバーストンで公式練習を開始 (WEC第4戦)

    トヨタ・レーシングにとってWEC(FIA世界耐久選手権)第2戦目となるシルバーストン6時間レースの公式練習が始まった。

    トヨタ・レーシングはTS030 HYBRID #7の1台を出場させ、アレックス・ブルツ、ニコラス・ラピエール、中嶋一貴の3人のドライバーが、シルバーストンのグランプリコースで行われた2回の公式練習でステアリングを握った。

    この週末、トヨタ・レーシングがシルバーストンに持ち込んだTS030 HYBRIDは、ル・マン仕様よりも高いダウンフォースを生み出す新しい空力パッケージを装着。この空力仕様は今シーズン残りのWECシリーズ全戦で採用される。

    今日の公式練習は、90分間の最初のセッションが午前11時30分に始まり、ニコラス・ラピエールがまずステアリングを握り、TS030 HYBRIDをシルバーストンで最高の走りが可能なようにセットアップを行った。続いて中嶋一貴、アレックス・ブルツが運転を引き継ぎ、ここ2週間ケルンにあるTMGのドライビングシミュレーターで培った力を見せた。

    雨の予報に反し午後のセッションも晴れて3人のドライバーが走行したが、電気系のトラブルでトヨタ・レーシングの公式練習初日は幕を閉じた。

    明日土曜日は、公式練習が午前11時から1時間行われ、TS030 HYBRIDが出走するLMP1、LMP2クラスの予選は午後3時20分から20分間の予定で行われる。日曜日は午前8時55分から20分間ウォームアップ走行が行われ、正午に6時間レースがスタートを切る。

    TS030 HYBRID #7:(アレックス・ブルツ/ニコラス・ラピエール/中嶋一貴)
    公式練習1回目:2位(1分46秒010)38周
    公式練習2回目:4位(1分47秒084)24周

    アレックス・ブルツ #7:
    今日は建設的な1日で、新しい空力パッケージから多くの情報を得ることが出来た。我々はレース仕様のセットアップを試し、そのパッケージがシルバーストンに向いていることを確認出来た。ただ、クルマのバランスに関してもう少し詰めなくてはならないが、今日の結果を見る限り、その問題は解決するはずだ。TS030 HYBRIDは新しい空力パッケージでより大きなダウンフォースを得ており、シルバーストンのようなコースでは効果を発揮すると信じている。

    ニコラス・ラピエール #7:
    シルバーストンを走ったのは2010年が最後だったので、自分を目覚めさせることが最初の課題だった。我々のTS030 HYBRIDはシルバーストンを走ったことが無く、少し調整が必要だったが、走り出しから効率の良い空力バランスで良い走りが出来た。もちろん路面温度の変化で空力のバランスも変わるので、もう少し見極めなければならない。ダウンフォースとトップスピードの理想的な接点を見付けなければならないが、セットアップの方向性は間違っていないと思う。TS030 HYBRIDは高速コーナーで最高の走りを得られたので、新しい空力パッケージが効果を発揮していることを確認出来た。

    中嶋一貴 #7:
    シルバーストンは雨が降ると走りにくいので、ドライコンディションで走ることが出来て良かった。新しいレイアウトのシルバーストンを走ったのは初めてだが、新しいセクションは非常にトリッキーだ。しかし、古いセクションもまだ残っており楽しんで走ることが出来た。今日は遅いクルマも多く、クリアラップを見付けるのに苦労した。まあ、今日は新しい空力パッケージとタイヤに関して勉強の日になった。TS030 HYBRIDは非常に戦闘力が高そうで、全体としては全体に良い初日だったと思う。

  • トヨタ、BMWと提携強化 スポーツカー共同開発へ

    トヨタ、BMWと提携強化 スポーツカー共同開発へ

    トヨタとBMWは、昨年12月に締結した両社の戦略的な協力関係を強化することを発表。、「FCシステムの共同開発」「スポーツカーの共同開発」「電動化に関する協業」「軽量化技術の共同研究開発」という4つのテーマで、長期的な戦略的協業関係構築を目指していく覚書に調印した。

    トヨタの豊田章男社長は、BMW本社を訪れ、BMWのノベルト・ライトホーファー取締役会会長とともに、両社の長期的な戦略的協業関係を強固なものにしていく意向を確認する共同声明に調印した。

    BMWのノベルト・ライトホーファー取締役会会長は、「我々は持続可能な将来の技術開発を更に強化していくべく、本日、覚書に調印した。トヨタとBMWはそれぞれの持続可能な将来のモビリティについて、戦略的なビジョンを共有している。両社で力を合わせ、自動車業界をリードしていきたい」と語った。

    トヨタの豊田章男社長は「BMWとトヨタは、『もっといいクルマの追求』という、共通の価値観を持ち、共に尊敬の念を抱いているからこそ、提携合意からわずか半年で、次のステップを踏み出すことができたのだと思う。両社の強みを生かし、環境にも優しく、世界中のクルマ好きを興奮させるスポーツカーの誕生を楽しみにしている」と語った。

    両社は今年3月、次世代リチウムイオンバッテリー技術に関する共同研究の開始を発表している。また、両社は、2014年から欧州市場向けに販売予定のトヨタ車に搭載する排気量1.6及び2.0リットルのディーゼルエンジンの供給契約を締結している。尚、両社はすでに、環境技術におけるその他の協業テーマについても検討を進めることに合意していた。

  • アンソニー・デビッドソン Q&A:ル・マン24時間レースの事故について

    アンソニー・デビッドソン Q&A:ル・マン24時間レースの事故について

    アンソニー・デビッドソンが、ル・マン24時間レースでの大クラッシュ、そして現在の体調について語った。

    トヨタ TS030 HYBRID#8をドライブしていたアンソニー・デビッドソンは、ミュルサンヌストレートの終わりのコーナー進入でフェラーリ 458と接触。マシンは宙を舞って1回転し、タイヤバリアに激しく衝突した。

    負傷は全治3ヶ月と診断され、デビッドソンは回復プログラムを開始するために水曜日まで入院する。

    アンソニー・デビッドソン

    気分はいかがですか?
    良くなっていると感じているよ。それは確かだ。背中の中央部がちょっと痛む。本当に痛いのはそこだけなので幸運だった。

    診察はどのようなものでしたか?
    基本的に脊柱が2本折れている。T11とT12がね。医師は全地3ヵ月だと言っているけど、それは平均的な人のもので、プロのスポーツ選手やアスリートのものではない。その評価は完全に骨が、以前と同じくらい強い、健康な状態に戻るためのものだ。3週間くらいで痛みが引いて、完全に動けるようになるそうだ。

    事故の原因は?
    コーナーのエイペックス後にほぼ完全にマシンを追い抜いていた。プロドライバーのステッカーが貼ってあるシボレーとフェラーリを追い抜いた。彼らは戦っていたし、前のフェラーリも彼らのグループの一員でプロだと思っていた。マシンはずっと左にいたので、プロドライバーの行為だと思っていた。マシンの真後ろについて初めてアマチュアのステッカーが貼ってあることに気付いた。でも、心配はしていなかった。完全に筋道の通った動きだと感じていたし、彼は左側に留まるだろうと思っていた。彼はそうしているようだったしね。コーナーのエイペックスについてブレーキを踏み始め、ほぼコーナーを発ちあがったところで、左リアが接触したのを感じた。

    その後どうなったか話していただけますか?
    最初、マシンがスピンして左に回転し、そのあと飛び上がってひっくり返った。その時点で、制御不能な飛行機に乗っているような感じだった。バリアがどれくらい近いかわかっていたし、あのスピードではすぐにそこに行くだろうとわかった。事故のその部分ではかなり硬直していた。地面に着地して、マシンの4輪がついたときに、途方もない衝撃を感じた。まだ目を閉じて、ホイールから手を離して不時着時の姿勢をとっていた。コンマ数秒後、バニアに衝突した。

    マシンが止まったときはどうでしたか?
    目を開き、痛みはあったけど、僕はまだここにいるんだと理解した。感覚があったし、足も動かすことができた。全てが動いていた。マシンに留まっていなければならないのはわかっていたけど、最初は完全にパニックになってしまい、閉所恐怖症になって、マシンから降りなければならなかった。本当に奇妙だった。痛みがあったので、ドアを開けて、慎重に外に出た。楽にして横にならなければならなかったし、最も近い場所はマシンの横だった。そのあと医者がやってきた。

    すでにチームはお見舞いにきましたか?
    全てのドライバーが来てくれたよ。ステファンとセバスチャンは昨晩来てくれたし、7号車のみんなも今朝来てくれた。去年のチームメイトであるセバスチャン・ブルデーがメディカルセンタに来てくれたのは感激だった。お馴染みのフレンドリーな顔を見たときは嬉しかったね。今朝、全てのチームが僕がどんな感じかをチェックするために来てくれたよ。

    TS030 HYBRIDのレースデビューについての印象は?
    チームが訪問したとき、僕たち全員がお互いにパフォーマンスに対して称賛していた。何よりも、僕たちはマシンのスピードを示したかった。今週、多くのことをチェックする必要があるし、速さもそのひとつだ。予選セッションもアウディ勢に割って入り素晴らしかったし、レースでも、7号車のニコがリードし、素晴らしいペースを示すことができた。ファンにとっても本当に良かったと思う。

  • アンソニー・デビッドソン、脊椎の一部損傷で全治3ヶ月

    アンソニー・デビッドソン、脊椎の一部損傷で全治3ヶ月

    アンソニー・デビッドソンは、ル・マン24時間レースでのクラッシュにより、脊椎に全治3ヶ月の怪我を負った。

    トヨタ TS030 HYBRID#8をドライブしていたアンソニー・デビッドソンは、ミュルサンヌの進入でフェラーリ 458と接触。マシンは宙を舞って1回転し、タイヤバリアに激しく衝突した。

    アンソニー・デビッドソンは自力で車両から脱出したが、受けた衝撃と、背中の痛みを訴えメディカルセンターへ向かい、脊椎の一部損傷が認められたため、病院に移動した。

    負傷は全治3ヶ月と診断され、月曜日まで病院で療養することとなる。

    木下美明 (トヨタ・レーシング チーム代表)
    「今この瞬間の我々の気持ちは、悲しいの一言に尽きる。ただ、素晴らしいチームメイトであり、チームに力を与えてくれたアンソニー・デビッドソンが無事だったことだけは良かった。我々は、彼の一刻も早い回復を願っており、彼を勇気づけられるようなリザルトを#7で残せなかったことは、残念だ」

    アレックス・ブルツ
    「レースは残念な結果に終わったが、アンソニー・デビッドソンが無事だったのは嬉しい。それこそが最も重要なことだ」

    ニコラス・ラピエール
    「アンソニー・デビッドソンについては私もチームメイト同様に、彼が一日も早く回復することを願っている」

    中嶋一貴
    「アンソニー・デビッドソンの怪我のことを聞くのは非常に辛い。チームの皆と同様、彼が一刻も早く回復することを願っている」

    ステファン・サラザン
    「まず、アンソニー・デビッドソンがあのようなアクシデントから脱出出来たことに安堵しており、彼の一日も早い回復を願っている」

    セバスチャン・ブエミ
    「アンソニー・デビッドソンが、一刻も早く復帰することを願い、これからもさらに頑張る」

  • トヨタ、アンソニー・デビッドソンが大クラッシュでリタイア (ル・マン24時間)

    トヨタ、アンソニー・デビッドソンが大クラッシュでリタイア (ル・マン24時間)

    トヨタ・レーシングにとっての第80回ル・マン24時間レースは、スタートしてから8時間を経過して、様々なドラマに見舞われることとなった。

    TS030 HYBRID#7はニコラス・ラピエールの素晴らしい走りで、スタートから5時間終了の時点では一時、首位に浮上した。しかし、その直後に#8が最高速度330km/hに達するミュルサンヌストレートの終わりのコーナー進入で他車と接触し、コントロールを失ってタイヤバリヤに激しく衝突。

    #8のドライバーであったアンソニー・デビッドソンは自力で脱出。サーキットのメディカルセンターでショックと背中の痛みを訴えているが、歩行も可能で会話もしている。

    アンソニー・デビッドソンは更なる検査のために地元の病院へと向かい、チームメイトのステファン・サラザンとセバスチャン・ブエミも同行した

    このアクシデントにより1時間余りにわたってセーフティカーが導入された後、再スタートが切られると、#7をドライブする中嶋一貴が首位争いを展開したが、周回遅れの車に接触し、タイヤのパンクとボディのダメージを負ってしまった。

    このトラブル修復で3分ほどのタイムロスでコースに戻った#7だったが、オルタネーターを交換するために更なるピットストップ。チームはこの機にリアブレーキも交換した。

    この1時間以上にわたるピット作業の後、アレックス・ブルツがコクピットに収まり43位からピットアウトしたが、更なるトラブルに見舞われることとなった。

    木下美明 (トヨタ・レーシング チーム代表)
    「モータースポーツは時にジェットコースターのようなものだ。ニコラス・ラピエールが首位に立ち、喜んだかと思えばアンソニー・デビッドソンがアクシデントに見舞われてしまった。彼が無事だったことを聞いて安心したのと同時に、TS030 HYBRIDのモノコックの堅牢さも証明することとなった。さらに、再スタートでは不運な接触を喫してしまい、それがきっかけで再びトラブルに見舞われてしまった。しかし、我々はチェッカーを受けるまで諦めずに戦い続ける」

    #7:(アレックス・ブルツ/ニコラス・ラピエール/中嶋一貴)
    3時間経過時点(ラピエール):2位(50周:トップと52秒281差)
    4時間経過時点(ラピエール):3位(67周:トップと1分19秒629差)
    5時間経過時点(ラピエール):1位(83周)
    6時間経過時点(中嶋一貴):2位(91周:トップと6秒368差/セーフティカー走行)
    7時間経過時点(中嶋一貴):19位(98周:トップと8周差)
    8時間経過時点(ブルツ):46位(98周:トップと25周差)

    ニコラス・ラピエール
    「まず、アンソニー・デビッドソンが無事だったことで安堵した。我々とチームのレースカーを一台失ったことは残念だ。私のスティントはとても上手く行った。最初のスティントではタイヤの振動に見舞われたため2スティントへと短縮し、次に3スティントで追い着こうとした。コースは更にグリップが増し、ハンドリングも良くなって行った。トップを捉え、激しいバトルの末に首位を奪うことができた。素晴らしいペースでル・マン24時間レースのトップを走れたことで、このプロジェクトでチームがやってきたことが正しかったのを証明できたと思う。この後もプッシュを続け、このレースからできる限り多くのことを吸収したい」

    #8:(ステファン・サラザン/アンソニー・デビッドソン/セバスチャン・ブエミ)
    3時間経過時点(ブエミ):3位(50周:トップと1分9秒200差)
    4時間経過時点(ブエミ):2位(67周:トップと1分16秒333差)
    5時間経過時点(ブエミ):4位(50周:トップと1周差)
    6時間経過時点(デビッドソン):アクシデントによりリタイア

    セバスチャン・ブエミ
    「我々は順調に走っていた。首位には若干の遅れを取ったものの、それでもペースは悪くなく、予定よりも多い4スティントを走り追い着くことも出来た。TS030のパフォーマンスは満足出来るものであったし、ポテンシャルを明確に示すことが出来た。そして、最も大事なことは、アンソニー・デビッドソンが、大事に至らなかったことだ。残念ながら、このような出来事は、レースでは起こりうることであり、我々の#8はレースを去ることになったが、勝利を目指して戦い続けられると信じている」

  • トヨタ、予選3番手と5番手グリッドからル・マン24時間レース決勝へ

    トヨタ、予選3番手と5番手グリッドからル・マン24時間レース決勝へ

    トヨタは、ル・マン24時間レースの決勝レースを3番グリッドと5番グリッドからスタートすることとなった。

    6月14日(木)、ル・マン24時間レースのスターティンググリッドを決定する、予選2回目、3回目がフランスのサルト・サーキットで行われた。

    ル・マンウィーク初走行となった13日(水)同様、雨に見舞われることもなく、過ごしやすい気候の下で、午後7時から2時間ずつ1時間のインターバルを挟んで、2回のタイムアタックを展開した。

    ドライバーの全力アタックに、セッティングの改良と路面コンディションの向上も加わり、前日の予選1回目に比べ、ラップタイムは著しく向上した。

    TS030 HYBRIDの2台は共にセッションの間に、些細な電気系のトラブルを修復する必要があったものの、チームは迅速な対応で復旧し、最終予選セッションはフルに周回を重ねることとなった。

    最終予選セッションでは中盤に赤旗中断があったが、まもなくセッションは再開され、予定通りに午前零時にチェッカーフラッグ。セッションの最後には、中嶋一貴とアンソニー・デビッドソンが予選最後のタイムアタック。果敢な走りで自己ベストタイムを更新した。

    記念すべき第80回ル・マン24時間レース決勝のスターティンググリッドは、3回にわたる予選セッションのベストタイムで決定。トヨタ・レーシングと TS030 HYBRIDは、#8のアンソニー・デビッドソンが3分24秒842(トップと1.055秒差)をマークし、3番手グリッド。#7の中嶋一貴はベストタイム3分25秒488をマークし、5番手グリッドからデビューレースとなるル・マン24時間レースに挑むこととなった。

    決勝レースは、16日(土)午後3時(日本時間午後10時)、トヨタ・ハイブリッドの先駆者であり、初代プリウスの開発責任者であったトヨタ自動車の内山田竹志副社長が振り下ろすスタートフラッグにより、24時間の長い戦いがスタートする。

    木下美明 (トヨタ・レーシング チーム代表)
    「ケルンのTMG(トヨタ・モータースポーツGmbH)と東富士のモータースポーツ部、双方によるチームを誇りに思う。ここに至るにはチーム全員が懸命な努力を重ねてきており、時にそれは挑戦でもあったが、その努力は確かに報われた。2台がトップ5に入ることができたことは、チームにとって初めてのレースで、わずか3日間しかル・マンのコースを走行していないことを考えれば、素晴らしい結果だ。決勝レースはタフでエキサイティングな挑戦になることが予想されるが、非常に楽しみだ。激しい争いでポールポジションを勝ち取ったアウディチームには祝福を送ると共に、彼らに勝ることがどれだけ困難かを実感させられた」

    ■カー#8:(ステファン・サラザン/アンソニー・デビッドソン/セバスチャン・ブエミ)
    予選2回目:4番手(3分26秒151)23周
    予選3回目:2番手(3分24秒842)28周
    グリッド:3番手

    アンソニー・デビッドソン

    「予選セッションでは、TS030 HYBRIDの性能のほぼ全てを引き出せたと思う。良いラップタイムをマークすることが出来、得られた結果には満足している。私はまだTS030 HYBRIDに乗り始めて間もなく、日々速くドライブ出来るようになっている。TS030HYBRIDはバランスも良く、非常に快適だった。決勝レースでどこまでやれるのかを、本当に楽しみにしており、我々の車両の信頼性が高いことを望んでいる。我々がポールポジションに迫るパフォーマンスを示せたことに驚いている人もいると思うが、実際のところ、決勝レースでは予選よりも強さを見せられると思う。ル・マンは非常にタフなレースだが、トラブルに見舞われることなく、全てが上手く行けば、表彰台には上れるはずだ」

    ■カー#7:(アレックス・ブルツ/ニコラス・ラピエール/中嶋一貴)
    予選2回目:6番手(3分26秒502)21周
    予選3回目:4番手(3分25秒488)28周
    グリッド:5番手

    中嶋一貴
    「ニュータイヤでのタイムアタックを任されるという、自分にとって素晴らしい経験をさせてもらった。感触も良く、楽しむことができた。コース上には、行く手を阻む先行車の存在はあったが、セッションの終盤は多くの車両がピットへと向かい、コース上の車両が少なくなることは分かっていた。我々の戦略は的中し、最後のセクターで1台に引っかかっただけで、それほど大きなタイムロスにはならなかった。我々に とってはデビューレースである今回、アンソニー・デビッドソンがトップ3に入り、2台揃ってトップ5に入れたことは本当に素晴らしい。我々は決勝でも良いレースが戦えると思うし、ノートラブルでフィニッシュ出来ることを望んでいる。ここに至るまでの様々な困難を克服してきたチームには本当に感謝したい。予選セッションの間には若干のトラブルもあったが、コースに戻り、アウディと全力で戦えるようにしてくれた。この結果はチームの大きな努力の賜物だ」

  • トヨタ、ル・マン24時間レースの予選1回目は暫定4番手と6番手

    トヨタ、ル・マン24時間レースの予選1回目は暫定4番手と6番手

    トヨタは、ル・マン24時間レースの予選1回目で2台が共に暫定トップ6のタイムをマークした。

    6月13日(水)午後10時、日は沈んだがまだ若干明るさの残るサルト・サーキットで、2時間にわたる予選1回目のスタートが切られた。徐々に闇に包まれていくコースをレースカーのヘッドライトの閃光が切り裂き、タイムアタックを展開。午前0時にチェッカーフラッグが振られ、予選1回目のセッションは終了した。

    トヨタ・レーシングは、アレックス・ブルツ、ニコラス・ラピエール、中嶋一貴がドライブするTS030 HYBRID #7が3分27秒191で暫定4番手、ステファン・サラザン、アンソニー・デビッドソン、セバスチャン・ブエミの#8が3分28秒295で暫定6番手タイムをマーク。 また、トヨタ・レーシングの6名のドライバーは、それぞれ5周以上の周回をこなし、決勝レース出場のために必要とされる夜間走行の規定周回数をクリアした。

    予選1回目の前には、午後4時から4時間にわたってフリー走行セッションが行われた。このセッションでは、#7はトラブルフリーで、空力及びメカニカルなセットアップの評価等を行なった。しかし、#8はセッション開始30分ほどを過ぎてエンジントラブルに見舞われストップ。5周のみで走行を終えることとなった。#8はピットに戻され、予選に向けてエンジンを交換。午後10時からの予選1回目に出走を果たした。

    前日までル・マン周辺は時折雨の降る不安定な天候が続いていたが、走行初日となった13日はほとんど雨は降らず、全セッションがドライコンディションでの走行となった。

    14日(木)は2回の予選セッション(予選2回目は午後7時〜午後9時。予選3回目は午後10時〜15日午前0時)が予定されており、記念すべき80回目を迎えるル・マン24時間レースへ向けて最終的なスターティンググリッドが決定される。

    木下美明 (トヨタ・レーシング チーム代表)
    「まず、レースの現場に戻ってこられたことに感激している。何ヶ月もの間夢見て来て、ついにこの偉大なレースに参加することが出来た。パフォーマンスについては、まずまずだと考えており、テストデーを経て予想されたレベルにある。残念ながらフリー走行で#8がエンジントラブルに見舞われてしまった。このトラブルは初めて遭遇するものだ。エンジンは、テストベンチ上でもコースでも、ル・マンの決勝レース以上の距離をトラブル無くこなしており、今回のトラブルはこのエンジン個体のものだと思われる。予選1回目のセッションでは最後に、ハイブリッドシステムの軽微なエラーに見舞われ、アレックス・ブルツのスティントを早めに終えなくてはならなかったのは残念だ。明日も更なる速さと信頼性の改良を進めていく」

    ■カー#7:(アレックス・ブルツ、ニコラス・ラピエール、中嶋一貴)
    フリー走行:5位(3分28秒421)53周
    予選1回目:4位(3分27秒191)25周

    アレックス・ブルツ
    「今日は初日であり、多くの結論を導き出すのは難しい。フリー走行は我々にとって満足のいくものであり、予選1回目も同様だった。システムの軽微なトラブルによりほんの数分ではあるがロングランを予定よりも早く終えなくてはならなかった。ただし、これは重大なトラブルではない。全体的に見れば我々は目指す方向に進んでいる。ライバルとは若干のギャップがあるが、我々にとっては初めてのル・マンであり、これまでのところはハッピーだと言える」

    ニコラス・ラピエール
    「コース上がまだ若干明るいうちにプッシュすることにした。最後のセクターで他車に行く手を阻まれ、私自身も最終コーナーで若干のミスを犯したが、良いラップタイムを刻むことが出来た。最初のアタックとしては悪くなかったと思っている。まだセットアップでやれることはあり、2台が揃って予選セッションを走れたことで多くのデータを得られたのは良かったと思っている。明日は残りの予選でラップタイムを向上させるために必要な変更について考える時間がたっぷりある」

    中嶋一貴
    「自分にとって初めてのナイトセッション走行であり、多くの先行者の追い越しと、汚れた路面で非常に難しかったし、タイヤを暖めるのも大変だった。しかし、全体的には良いスタートが切れたし、ニコラス・ラピエールが良いラップタイムをマークしてくれた。明日に向けて、更なる改良が可能なはずだ。チームは大変なハードワークで2台のTS030 HYBRIDを今週のレースのために準備してくれた。週末のレースではその努力に少しでも報いたい」

    ■カー#8:(ステファン・サラザン、アンソニー・デビッドソン、セバスチャン・ブエミ)
    フリー走行:6位(3分30秒162)5周
    予選1回目:6位(3分28秒295)26周

    ステファン・サラザン
    「良い一日だった。予選1回目のセッションは、私にとっては昨年のル・マン24時間レース以来の走行であり、重要なものだった。フリー走行でのトラブルにより、この予選1回目のナイトランが最初の走行となったが、徐々に自分のリズムを取り戻すように努力した。そして、すぐに良いラップタイムを刻めたことには満足している。TS030 HYBRIDのハンドリングは好感触で、それ故にプッシュすることが可能だった。まだバランスなど詰めるべき部分はあるが、レースカーのポテンシャルは高く、まだまだ速くなると思う」

    アンソニー・デビッドソン
    「予選1回目では多くの先行車に引っかかってしまった。予選の後には多くのドライバーが同じ様なことを言うのは分かっているが、私の場合はアタックラップで先行車に遭遇してしまったので本当に悔しい。とはいえ、セッション全体は上手く行き、感触は悪くない。テストデーから考えればTS030 HYBRIDは進化しており、より多くのグリップと、安定性を得ているのは良い兆候だ。いくつかのポイントで最適化を進める必要はあるが、走り込むにつれ良くなっている。夜のル・マンはやはりエキサイティングで、明日の最終予選で更にラップタイムを更新できることを楽しみにしている」

    セバスチャン・ブエミ
    「あまり多くの周回は走れなかったが、第一印象は非常に良かった。良いスタートが切れ、全てが上手く行っている。明日はもっと多くの周回をこなし、より多くの経験を積みたい。ただそれだけだ。ル・マンの夜間走行は素晴らしい雰囲気で、ここでしか体験出来ないものだ。明日の最終予選が楽しみだ。我々は良い方向に進んでいると感じている」

  • トヨタ・レーシング、ル・マン24時間レースへの参戦準備が整う

    トヨタ・レーシング、ル・マン24時間レースへの参戦準備が整う

    トヨタ・レーシングは、来週末、6月16日(土)17日(日)の両日、フランス ル・マン市のサルト・サーキットで開催されるFIA世界耐久選手権第3戦 第80回ル・マン24時間レースへ参戦し、新生ハイブリッド モータースポーツの歴史に第一歩を踏み出す。

    画期的なハイブリッド駆動システム、トヨタ・ハイブリッドシステム・レーシング(TOYOYA HYBRID System-Racing, 以下THS-R)は、トヨタがモータースポーツ用に専用開発したもので、THS-Rが搭載されるTS030 HYBRIDはトップカテゴリーのLMP1クラスで戦うことになる。

    これまで昼夜を問わず新技術のテストと改良を重ねてきたチームにとっては、モータースポーツの究極への挑戦であるル・マン24時間レースで、ひとつのクライマックスを迎える。

    チームが今回THS-Rに採用したのは、デンソー製のリアハイブリッドモーターで、これはギヤボックスのケーシング内に備え付けられている。エネルギーは減速時に電気エネルギーに回生変換され、コックピット内に搭載されたスーパーキャパシタに蓄えられる。減速区間内で最大500kJ(キロジュール)の上限値まで蓄えられたエネルギーは、コーナー脱出時の補助動力として活用される。

    ハイブリッドのパワートレインが日本のトヨタ自動車 東富士研究所で開発されている一方で、TS030 HYBRIDのシャシーはドイツ・ケルン市のトヨタモータースポーツGmbH(TMG)で設計・開発が進められてきた。TMGはチームの本拠地としてサーキット現場での要員配置も行っている。

    1月13日のシェイクダウン走行から、TS030 HYBRIDは延べ18日間のテストを実施。主にフランスのポールリカールで行われたが、モーターランド・アラゴン(スペイン)やマニクール(フランス)、ル・マン(ブガッティサーキット)でもテストを実施した。

    新技術の最適化を図るための挑戦であるにも関わらず、また、テスト中のアクシデントによるモノコックの損失に見舞われながらも、その進捗は目覚ましく、トヨタ・レーシングは開発継続のためにル・マンに立ち向かうが、これは同時に、THS-Rシステムのポテンシャルを証明することに他ならない。

    才能あるドライバーラインアップもル・マンでの経験、持ち前の速さ、安定性と強い団結力を取り合わせて人選されている。

    7号車(ゼッケン#7)は、2度にわたってル・マン24時間レースで優勝を果たしているアレックス・ブルツ(オーストリア)と、セブリング12時間レース優勝者 ニコラス・ラピエール(フランス)、F1経験者の中嶋一貴(日本)で決定している。

    8号車(ゼッケン#8)には、ル・マン24時間レースで3度ポールポジションを獲得しているステファン・サラザン(フランス)と、多数の耐久レース優勝経験を持つアンソニー・デビッドソン(イギりス)、そしてF1の若手セバスチャン・ブエミがステアリングを握る。

    レースウィークは、6月13日(水)から閉鎖された公道コースでの走行が始まるが、この日はフリー走行(現地時間16:00−20:00)と、予選1回目(22:00−00:00)が行われ、翌14日(木)に予選2回目(19:00−21:00)、および最終予選(22:00−00:00)が行われる。また、16日(土)の朝にはウォームアップ走行(09:00−09:45)があり、24時間レースの決勝は15:00にスタートが切られる。

    決勝レースのスタートフラッグは、トヨタ・ハイブリッドの先駆者であり、初代プリウスの開発責任者であったトヨタ自動車の内山田竹志副社長が担当する。

    木下美明 (トヨタ・レーシング チーム代表)
    「今年はトヨタにとっては勉強の年とするつもりであったにも関わらず、我々が自らに非常に高い基準を課したのは、ハイブリッドシステムとTS030 HYBRIDの性能の高さを証明したかったからだ。ル・マンでの経験のあるライバル車に対抗するのは容易でないことは知っているし、実際目覚ましい勢いでいろいろ習得してもいるが、このプロジェクトの究極の目標は、ル・マンに勝つことである。従って2012年は目標に向けて大きな一歩を踏み出したと言える。トヨタはハイブリッド技術の分野においてはパイオニアであるため、トヨタ・レーシングはそのトヨタの膨大な経験と知見という点で有利だ。これはモータースポーツの分野においては新技術なので、学ぶべきことと開発しなければならないことがたくさんある。村田主査と彼のプロジェクトチーム、それにトヨタ自動車のハイブリッド車両開発部署は、ハイブリッドシステムのレースへの活用を既に何年間も研究し続けてきている。我々がお見せしたいと考えているのは、そこで得られた独自のノウハウである。TMGはTS030 HYBRIDのシャシーをジョン・リッツェン率いるシャシー開発チームに託して来た。彼らは持てる限りのあらゆる空力やシミュレーション等のノウハウをクルマに注ぎ込んでくれた。その成果には本当に自信を持っている」

    アレックス・ブルツ(カーナンバー#7)
    「私はずっとスポーツカーレースが好きで、子供の頃からル・マンのファンだった。毎年この時期にここに来ると、映画「栄光のル・マン」に出ていたスティーブ・マックイーンのような気分になれる。ル・マンは特別なレースだし、過去数年のヒーローとル・マンの戦いぶりはもの凄く競争が激化している。もしレースの結果だけを考えるのなら、毎周100分の1秒の戦いをしなければならない。というのは、時として24時間後でもわずか数秒しか違わないからだ。言い換えれば24時間もの間、どれだけレースの環境が厳しいかが分かるだろう。我々は非常に競合の激しくなっている戦いに立ち向かって行くわけだ。私は、謙虚に考えており、今年ル・マンで勝てるとは期待していない。しかし勿論、我々の新技術で最善の結果を得るべく、攻めに攻めて行く。それが将来につながることに違いない」

    ニコラス・ラピエール(カーナンバー#7)
    「ル・マンは、私にとって世界で最もエキサイティングなレースのひとつだ。ドライバー目線でだけでなく、フランス人としてもね。こんなに多くのファンが来てくれるじゃないか!今年、この新しいハイブリッド技術と共に参加出来るのは、本当に楽しく、エキサイティングだ。チームメイトもアレックスと一貴で、とてもハッピーだ。我々はすごく良い関係にある。以前から二人とも知っていたが、一緒に緊密な仕事をするようになって本当に楽しい。また、トヨタ・レーシングという素晴らしいチームの一員に加われたことを誇りに思っている。我々が1月にテストを始めてから、仕事の分担をして開発を進めるにつれ、益々チームと仲間への理解も進んでいる。トヨタ・レーシングでの仕事の進め方は本当に楽しいと思う」

    中嶋一貴(カーナンバー#7)
    「テストデーから既にル・マン24時間レースは非常に特別なものだと感じている。とても多くの観客がいるし、勿論レースの週末にはもっとたくさんの大観衆となるだろう。今回初めてこのレースに参戦することになり、ワクワクしている。自分が楽しんでいれば成績も付いて来ると思うので、チームの仲間やチームメイトのドライバーと一緒に、このサーキットでのドライビングを楽しもうと思っている。いかに速くシケインを抜けるか、いかに速くカーブを走り切るか、まだまだ勉強しているところだが、このサーキットではポルシェコーナーが好きになった」

    ステファン・サラザン (カーナンバー#8)
    「未だにレースは私に夢を見させてくれる。私は何回か表彰台に上ったこともあるし、ある年は優勝しかかっていたのにル・マンは他のドライバーを勝者に決めた。こんな感覚を持つレースはおそらくル・マンだけだろう。レースが、そしてル・マンが勝者を決めるのだ。最善を尽くして万事を整えることは出来るが、ル・マンでは勝利を自分の手中に収めることが必要なのだ。この晴れ舞台のために準備される全ての要素をひとつにまとめ、チームとTS030 HYBRIDは完璧でなければならない。過去に私がここで経験した喜びや失望とは関係なく、ル・マンは未だに魔法の世界であり、独特の雰囲気を持っている。私はル・マンで3回ポールポジションを取っている。誰もがポールポジションなど24時間レースではあまり意味がないと言うが、それは士気を高めるし、チーム全体のモチベーションを高揚させる何かでもあるのだ」

    アンソニー・デビッドソン(カーナンバー#8)
    「ドライバーとチームにとって、実際、ル・マン24時間レースは他のどのレースとも異なる挑戦である。レースにおいては、夜間も最良のペースを見つけて走らなければいけないし、トラフィック処理(遅い先行車をうまく追い越すこと)も同様に大切だ。ここではいつも難しいからね。ル・マンは肉体的にも、精神的にもプレッシャーに耐えなければならず、難しいレースであり、だからこそ、このレースが偉大なのだ。ここで成功するには、単純明快な話で、絶好調でなければならない。テストデーでは我々は非常に勇気づけられたし、レースに向けた準備をこのまま継続して進めていかなければならない。私はポジティブで現実的な男であり、我々のTS030 HYBRIDが上位争いすることを願っているが、2012年は我々にとって1年目であり、学ぶことも多いはずだ」

    セバスチャン・ブエミ(カーナンバー#8)
    「こうしていても、この大レースのスタートが待ち切れない。この感覚は、コースが本当に郊外の一般道だと分かったテストデーのあたりから沸いてきた。私は、コースの終盤のポルシェコーナーとフォードシケインが好きだ。祖父が出場していたこともあり、このレースには特別な思いがあるし、彼の足跡を辿ることになってとても嬉しい。私の家族もまたトヨタとの関係が深いので特にそう思う。テストデーでの初めての経験はポジティブなものであり、レースウイークの雰囲気や、ル・マン市内での車検、夜間の予選走行やパレードなどがどんなものか、非常に楽しみにしている。面白く、エキサイティングな週末になると思う。初めてのル・マンの思い出は良いものにしたい。特にトヨタの新しいハイブリッド技術で出るのだからね」

  • トヨタ TS030ハイブリッド、青を基調にした新カラーリングを公開

    トヨタ TS030ハイブリッド、青を基調にした新カラーリングを公開

    トヨタ・レーシングは、ル・マン24時間レースに参戦するTS030 HYBRIDの新カラーリングを公開した。

    公開されたTS030 HYBRIDには、これまでの赤を基調としたものとは異なり、青を基調としたカラーリングが採用されている。同時に開設されたチームの公式オンラインショップにも青を基調としたチームウェアの販売が開始された。

    トヨタ・レーシングは、ル・マン24時間レースに2台のTS030 HYBRIDで参戦。ゼッケン#7をアレックス・ブルツ、ニコラス・ラピエール、中嶋一貴、ゼッケン#8をアンソニー・デビッドソン、セバスチャン・ブエミ、ステファン・サラザンがドライブする。

    トヨタ・レーシングは、6月3日のル・マンテストデーに参加。2012年のル・マン24時間 決勝レースは、6月16日(土)にスタートする。

    トヨタ TS030 HYBRID トヨタ・レーシング チームシャツ トヨタ・レーシング チームウェア 画像 画像 画像

  • トヨタ、FIA世界耐久選手権(WEC)へのデビューを延期

    トヨタ、FIA世界耐久選手権(WEC)へのデビューを延期

    トヨタ・レーシングは、FIA世界耐久選手権(WEC)へのデビューとして参戦を予定していた第2戦 スパ・フランコルシャン6時間レース(5月5日決勝)への出場取り止めを発表した。

    4月4日、南仏ポールリカールサーキットでの参戦車両TS030 HYBRID走行テスト中のアクシデントにより、モノコックに大きな損傷を受けた。モノコックは参戦チームであるTMGが保有する唯一のものであるが修復不可能な状態であり、新たなモノコックを第2戦までに準備するのは物理的に困難と判断した。

    このため、トヨタ・レーシングは4月7日、FIA世界耐久選手権のオーガナイザーに、第2戦への出場取り止めを連絡した。

    トヨタ・レーシングは、6月16・17日に決勝を迎える第3戦 ルマン24時間レースがデビュー戦となる。

    木下美明 (トヨタ・レーシング チーム代表)
    「このような発表をするのは誠に遺憾であり、スパのレースを楽しみにしてくれていたファンの皆様に大変申し訳ない思いでいっぱいだ。あらゆる可能性を検討したが、残念ながら今回の苦渋の決断に至った。現在、新しいモノコックの製造を急いでおり、出来る限り早くテストに復帰し、ルマン24時間 レースへの準備を進める」