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  • フェルナンド・アロンソ、2018年最後の過酷なレース日程がスタート

    フェルナンド・アロンソ、2018年最後の過酷なレース日程がスタート

    フェルナンド・アロンソは、F1とFIA 世界耐久選手権(WEC)との連戦となる2018年で最も過密なレーススケジュールを迎える。

    今年、マクラーレンでのF1と並行してトヨタからWECに参戦するフェルナンド・アロンソ。今週末のF1ロシアGPで9週間で8レースというか過酷なレース日程がスタートする。

    フェルナンド・アロンソは、F1ロシアGPとF1日本GPの連戦の後、富士スピードウェイでWECの6時間耐久レースに参戦。その後すぐにF1アメリカGPとF1カナダGPの連戦に挑む。

    1週間のオフを経て、F1ブラジルGPに参戦。翌週には中国で上海6時間レースを終えた後、アブダビでF1最終戦を戦うことになる。

    フェルナンド・アロンソは、シーズン前半にも10周で9レースを経験しているが、その際はヨーロッパでの転戦。今回は世界中を行き来してのレースとなる。

    「レースはそれほど近くで開催されるわけではないので、今回はもう少し難しくなると思う」とフェルナンド・アロンソはコメント。

    「シンガポール、ポール・リカール、オーストリア、ル・マンの8連続の週末はすべてヨーロッパの同じ場所でだった」

    「今後は日本、オースティン、ブラジル、中国、アブダビだし、もう少し厳しいものになると思う」

    「大変だけど、うまく準備ができることを願っているし、ベストを突くすつもりだ」

    フェルナンド・アロンソの2018年の残りのレーススケジュール
    9月30日 F1ロシアGP
    10月7日 F1日本GP
    10月14日 WEC 富士6時間レース
    10月21日 F1アメリカGP
    10月28日 F1メキシコGP
    11月11日 F1ブラジルGP
    11月18日 WEC 上海6時間レース
    11月25日 F1アブダビGP

  • WRC ラリー・トルコ | トヨタのオット・タナックが3連勝で今季4勝目

    WRC ラリー・トルコ | トヨタのオット・タナックが3連勝で今季4勝目

    2018年 FIA世界ラリー選手権(WRC) 第10戦 ラリー・トルコの競技最終日となるデイ4が9月16日(日)にトルコ南西部のマルマリスを中心に行なわれ、TOYOTA GAZOO Racing World Rally Teamのオット・タナック/マルティン・ヤルヴェオヤ組 (ヤリスWRC 8号車)が優勝。第8戦ラリー・フィンランド、第9戦ラリー・ドイチェランドに続く3連勝で今季4勝目を飾った。

    また、ヤリ-マティ・ラトバラ/ミーカ・アンティラ組(7号車)は、今季最上位となる総合2位でフィニッシュ。チームは2017年のWRC復帰後初となる1-2フィニッシュを達成し、マニュファクチャラーズ選手権トップに浮上した。

    なお、デイ3でコースオフしたエサペッカ・ラッピ/ヤンネ・フェルム組(9号車)は、サービスでは修復できないダメージがクルマに見つかったため、デイ4での再出走を断念しリタイアとなった。

    ラリー最終日のデイ4は、サービスパークを中心に4本、計34.98kmのSSが行われた。デイ3でトップに立ち、2位のヤリ-マティ・ラトバラに13.1秒差を築いていたオット・タナックは、安定した走りで上位のタイムを刻み続け、ボーナスの選手権ポイントがかかるSS17のパワーステージでは3番手タイムを記録。2位ラトバラに22.3秒差をつけ、ラリー・トルコ初優勝を飾った。オット・タナックは優勝の25ポイントとパワーステージでの3ポイントの合計28ポイントを獲得し、ドライバーズ選手権1位のティエリー・ヌービルと13ポイント差の2位に浮上した。また、ラトバラは今シーズンのベストリザルトとなる2位でフィニッシュし、パワーステージでは4番手タイムを記録。ボーナスの2ポイントを獲得し、ドライバーズ選手権において4位のラッピと13ポイント差の5位に順位を上げた。 8年ぶりにWRCのシリーズに復帰したラリー・トルコは、非常に荒れた路面と高い気温によってクルマに大きな負荷がかかり、リタイアが続出。サバイバルラリーといえる展開になった。しかしチームは信頼性を重視してヤリスWRCを仕上げ、ドライバーは極力ミスをしない走りを続けた結果、1-2フィニッシュという最高の結果でラリーを終える事ができた。

    WRC次戦は、10月4日(木)から7日(日)にかけてイギリスのウェールズで開催されるラリーGB(グレートブリテン)。かつてRACラリーという名で呼ばれていたラリーGBは長い歴史を誇るイベントで、現在はウェールズを中心に行なわれている。サービスパークは前年と同様ウェールズ北東部のディーサイドに置かれ、ウェールズ中部から北部にかけての森林地帯や丘陵地帯のグラベルロード(未舗装路)でSSが行なわれる。秋のウェールズは天候が変わりやすく、雨が降ると路面はぬかるみ滑りやすくなる。また、霧が出る可能性も高く、非常に難易度の高いラリーといる。

    豊田章男(チーム総代表)
    フィンランド、ドイツに続き、TOYOTA GAZOO Racing WRTは3戦連続で素晴らしい結果を得ることができました。応援いただいている全世界のファンの皆さま本当にありがとうございます。トルコの戦いは、大きな石も転がる荒れた路面、高い気温など…車体、エンジン、タイヤなどクルマを構成する全てに想像を超える厳しさがある道でした。その道を走りきり、素晴らしい結果と共にヤリスをゴールまで運んで来てくれたドライバー、コドライバー、そして、それを支えたチームのみんなにも感謝したいと思います。みんな、ありがとう。そして、おめでとう。ゴールまで戻ってきてくれたヤリスも終始万全ということはありませんでした。いずれのヤリスも、各々トラブルを抱え、ドライバーは安心して思いっきり走れる状態ではありませんでした。トラブルを補うよう運転に神経を使い、サービスにクルマを戻し、エンジニア、メカニックと共に改善して、再び道に戻る、その繰り返しで到達したゴールです。また、2位のポジションで3日目を終えたラトバラ選手はチームメイトとチームのために最終日に臨んでいくと自ら話してくれました。こうしてチームみんなで掴んだ結果を本当に嬉しく思いますし、タナック選手、ヤルヴェオヤ選手をはじめ、努力した全てのチームメイトを誇りに思います。このチームにおいて、我々トヨタ自動車の仕事は、ドライバー達がもっと安心して走れるクルマをつくること。この素晴らしいチームメイトと共に更なる喜びを分かち合うため我々はもっといいクルマづくりを続けてまいります。ファンの皆さま、引き続き、応援よろしくお願いいたします。

    トミ・マキネン(チーム代表)
    今週もまた、素晴らしい週末になりました。最後まで集中力を絶やさず、まったくミスをしなかったオットとヤリ-マティに感謝します。このラリーは誰にとっても新しく、非常に高い技術を求められるステージがありミスをしやすいイベントだと私は見ていました。チームとクルマにとって大きなチャレンジでしたが、素晴らしい戦いを実践し、良い結果を残すことができました。チームは冷却系を始めとするクルマ全体のレベルを高め、信頼性が大きく向上しました。マニュファクチャラーズ選手権をリードする立場になったのは素晴らしいことですし、このままシーズンの終わりまで一生懸命努力し続けたいと思います。

    ヤリ-マティ・ラトバラ (ヤリスWRC 7号車)
    チームにとって素晴らしい結果になりました。今日は1-2フィニッシュを最優先して走り、それを達成することができました。すべてが予定通りに進んだといえます。とにかくクレバーに、そして無用なミスをしないように安定した走りを心がけました。チームはマニュファクチャラーズタイトルを勝ち取ろうと努力し続けているので、今回のポイント獲得はとても価値がありますし、これで残る3戦がとても面白くなりました。今回も表彰台に立てたのは、自分にとって喜ぶべきことです。ラリー・フィンランド以降状況は好転したので、この良い流れを維持し続けたいと思います。

    オット・タナック (ヤリスWRC 8号車)
    本当に難しいラリーでした。最初の時点で、このラリーで勝つためには速さよりも賢さが必要だと確信していました。我々は誰よりも安定した走りをしていたと思いますし、ラリー全体を通してトラブルと無縁で、ステージ上で止まるようなこともありませんでした。チームの素晴らしい努力が実を結び、本当に強いクルマに仕上がったと思います。これでドライバー選手権争いは可能性がさらに広がったので、このままプッシュし続けるつもりです。

    ラリー・トルコ デイ4の結果
    1 オット・タナック/マルティン・ヤルヴェオヤ (トヨタ ヤリスWRC) 3h59m24.5s
    2 ヤリ-マティ・ラトバラ/ミーカ・アンティラ (トヨタ ヤリス WRC) +22.3s
    3 ヘイデン・パッドン/セバスチャン・マーシャル (ヒュンダイ i20 クーペ WRC) +1m46.3s
    4 テーム・スニネン/ミッコ・マルックラ (フォード フィエスタ WRC) +4m10.9s
    5 アンドレアス・ミケルセン/アンダース・ジーガー (ヒュンダイ i20 クーペ WRC) +7m11.7s
    6 ヘニング・ソルベルグ/イルカ・ミノア(シュコダ ファビア R5) +13m40.6s
    7 ヤン・コペツキ/パヴェル・ドレスラー (シュコダ ファビア R5) +18m25.2s
    8 シモーネ・テンペスティーニ/セルジュ・イトゥ (シトロエン C3 R5) +19m37.1s
    9 クリス・イングラム/ロス・ウィトック (シュコダ ファビア R5) +20m21.3s
    10 セバスチャン・オジエ/ジュリアン・イングラシア (フォード フィエスタ WRC) +20m51.2s
    R エサペッカ・ラッピ/ヤンネ・フェルム (トヨタ ヤリス WRC)

  • 【速報】 WRC 第10戦 ラリー・トルコ 結果 | トヨタのタナックが優勝

    【速報】 WRC 第10戦 ラリー・トルコ 結果 | トヨタのタナックが優勝

    2018年 FIA世界ラリー選手権(WRC) 第10戦 ラリー・トルコの競技最終日が9月16日(土)に行われ、TOYOTA GAZOO Racing World Rally Teamのオット・タナック/マルティン・ヤルヴェオヤ組 (ヤリスWRC 8号車)が優勝。ヤリ-マティ・ラトバラ/ミーカ・アンティラ組(ヤリスWRC 7号車)も総合2位に入り、トヨタが1-2フィニッシュを果たした。

    デイ4は、サービスパークの周辺および北側エリアで4本のステージを走行。そのうちSS14の再走ステージとなるSS17「マルマリス-2」は、トップ5タイムを記録した選手に対してボーナスの選手権ポイントが与えられる「パワーステージ」に指定された。

    オット・タナックは2位に22.3秒差をつけて、前戦ラリー・ドイチェランドに続いて3連勝となる今季4勝目。2位にもヤリ・マティ・ラトバラが続き、トヨタがチーム初となる1-2フィニッシュを果たした。

    ラリー・トルコ 結果
    1 オット・タナック/マルティン・ヤルヴェオヤ (トヨタ ヤリスWRC) 3h59m24.5s
    2 ヤリ-マティ・ラトバラ/ミーカ・アンティラ (トヨタ ヤリス WRC) +22.3s
    3 ヘイデン・パッドン/セバスチャン・マーシャル (ヒュンダイ i20 クーペ WRC) +1m46.3s
    4 テーム・スニネン/ミッコ・マルックラ (フォード フィエスタ WRC) +4m10.9s
    5 アンドレアス・ミケルセン/アンダース・ジーガー (ヒュンダイ i20 クーペ WRC) +7m11.7s
    6 ヘニング・ソルベルグ/イルカ・ミノア(シュコダ ファビア R5) +13m40.6s

  • WRC | トヨタ:第10戦 ラリー・トルコ 2日目レポート … ラトバラが4位

    WRC | トヨタ:第10戦 ラリー・トルコ 2日目レポート … ラトバラが4位

    2018年 FIA世界ラリー選手権(WRC) 第10戦 ラリー・トルコの競技2日目が9月14日(金)にトルコ南西部のマルマリスを中心に行なわれ、TOYOTA GAZOO Racing World Rally Teamのヤリ-マティ・ラトバラ/ミーカ・アンティラ組(ヤリスWRC 7号車)が総合4位に、オット・タナック/マルティン・ヤルヴェオヤ組 (8号車)が総合5位に、エサペッカ・ラッピ/ヤンネ・フェルム組(9号車)が総合7位につけ、ヤリスWRCは全3台がデイ2の難しいコースを走りきった。

    ラリー・トルコのデイ2は、マルマリス北西の山岳地帯で3本のステージを各2回走行。6本のSSの合計距離は144.84kmと、4日間でもっとも長い1日になり、路面は一部濡れていたが、強い日差しと高い気温により全体的にはドライコンディションになった。事前の予想通り路面は非常に荒れており、クルマのボディとタイヤに大きな負荷がかかる過酷な環境下でのラリーとなったが、ヤリスWRCは全車がトラブルなく6本のSSを走破。ラトバラは経験に裏打ちされた安定した走りを実践し、トップと16.3秒差の総合4位で1日を終えた。また、タナックは午前中はやや苦しい展開となったが、デイ2最終のSS7で今大会初のベストタイムを記録。タナックはチームに加入した今シーズンの開幕戦からすべてのラリーでSSベストタイムを記録してきたが、その記録をさらに伸ばす事に成功した。

    競技3日目となる9月15日(土)のデイ3は、サービスパークの西側エリアで3本のステージを各2回走行する。そのうちSS8/11「イェシェレベレデ」は全長34.24kmと、今大会2番目に走行距離が長いステージ。6本のSSの合計距離は130.62km、リエゾン(移動区間)も含めた1日の総走行距離は306.32kmとなる。

    トミ・マキネン(チーム代表)
    今日は非常に厳しいコンディションに直面しましたが、それでもヤリスWRC全車が技術的な問題なくサービスに戻って来られたのは喜ぶべき事です。ドライバーは皆、冷静にラリーを戦い、クルマにも強さがありました。また、最後のSSでのベストタイムには勇気づけられました。もしパフォーマンスの改善にもう少し集中して取り組めば、きっと継続的に良いタイムが出るはずです。明日はまた新しい1日ですし、このようなラリーでは依然あらゆる可能性が残されていると、私は思います。

    ヤリ-マティ・ラトバラ (ヤリスWRC 7号車)
    今朝の最初のステージは、前走車の土煙で視界が悪かったにも関わらず、良いタイムが出ました。その後のステージでは少しタイムを失ってしまいましたが、午後は状況が良くなりました。ステージはとても荒れていたので、とにかくクレバーに安定した走りを続けるよう集中し、ミスをしないように注意して走りました。その結果、1位と16秒差の4位で1日を終える事ができました。明日のステージは路面コンディションが今日よりも少し良いので、我々にとってはチャンスだと思います。

    オット・タナック (ヤリスWRC 8号車)
    朝の路面コンディションは、予想していたよりも悪くありませんでした。ただし滑りやすいルーズグラベルによってタイヤのグリップレベルが十分に得られず、さらなる改善の必要性を感じました。午後は非常に大変でしたが、問題が起きないように走った結果、順位を上げる事ができました。そして、最後のステージは路面がとてもスムーズだった事もあり、良い走りができました。明日はさらにクルマが良くなるように、エンジニアと共に一生懸命努力しています。総合1位とのタイム差はまだそれほど大きくないので、トップ争いに加わるべく頑張りたいと思います。

    エサペッカ・ラッピ (ヤリスWRC 9号車)
    今朝のステージではかなり苦戦しましたが、それでも何とか問題なく走り切りました。午後の再走ステージでは路面がさらに悪くなる事が予想され、クルマが沈み込んだ際に岩で下まわりを打つ可能性が高まると考え、サスペンションのセッティングを硬めに変更しました。しかし、その結果タイヤのグリップ力が落ち、長いステージではかなりのタイムを失いました。そこで移動区間のリエゾンでいくつか調整を加えた所、グリップ力が回復しました。今日の終盤の良い流れを明日も保ち、安定したタイムを記録し続けられるように走りたいと思います。まだまだ長い距離が残っているので、いかなる事も起こり得るでしょう。

    ラリー・トルコ デイ2の結果
    1 ティエリー・ヌービル/ニコラス・ジルソー (ヒュンダイ i20 クーペ WRC) 1h52m28.2s
    2 セバスチャン・オジエ/ジュリアン・イングラシア (フォード フィエスタ WRC) +0.3s
    3 アンドレアス・ミケルセン/アンダース・ジーガー (ヒュンダイ i20 クーペ WRC) +2.6s
    4 ヤリ-マティ・ラトバラ/ミーカ・アンティラ (トヨタ ヤリス WRC) +16.3s
    5 オット・タナック/マルティン・ヤルヴェオヤ (トヨタ ヤリスWRC) +31.9s
    6 ヘイデン・パッドン/セバスチャン・マーシャル (ヒュンダイ i20 クーペ WRC) +35.1s
    7 エサペッカ・ラッピ/ヤンネ・フェルム (トヨタ ヤリス WRC) +36.8s
    8 クレイグ・ブリーン/スコット・マーティン (シトロエン C3 WRC) +50.1s
    9 テーム・スニネン/ミッコ・マルックラ (フォード フィエスタ WRC) +1m02.9s
    10 ヘニング・ソルベルグ/イルカ・ミノア(シュコダ ファビア R5) +6m52.0s

  • WRC | トヨタ:第10戦 ラリー・トルコ 初日レポート

    WRC | トヨタ:第10戦 ラリー・トルコ 初日レポート

    2018年 FIA世界ラリー選手権(WRC) 第10戦ラリー・トルコが9月13日(木)に開幕。デイ1としてトルコ南西部のマルマリス市街地でSS1が行なわれ、TOYOTA GAZOO Racing World Rally Teamのオット・タナック/マルティン・ヤルヴェオヤ組 (ヤリスWRC 8号車)が総合3位に、エサペッカ・ラッピ/ヤンネ・フェルム組(9号車)が総合7位に、ヤリ-マティ・ラトバラ/ミーカ・アンティラ組(7号車)が総合9位につけた。

    2010年以来のWRC開催となるラリー・トルコは16日の午前中に、サービスパークが置かれるマルマリスのアスパラン近くのグラベル(未舗装路)コースでシェイクダウンが行なわれ、ラトバラが3番手タイムを、タナックが4番手タイムを、ラッピが6番手タイムを記録した。その後、夜8時からマルマリスの中心部でのセレモニアルスタートに続き、市街地の特設ステージでSS1がスタート。3名のドライバーは全長2kmのステージを駆け抜け、順調にラリーのスタートを切った。

    競技2日目となる9月14日(金)のデイ2はサービスパークの北東、ムーラの周辺で3本のステージを各2回走行。そのうちSS2/5「チェティベリ」は全長38.10kmと、今大会最長の難関ステージとなる。6本のSSの合計距離は144.84km、リエゾン(移動区間)も含めた1日の総走行距離は414.90kmとなる。

    トム・フォウラー(チーフ・エンジニア)
    初めて出場するラリーですので、今朝のシェイクダウンはポルトガルの事前テストで導き出したセットアップをチェックする、大事な機会でした。レッキ(コースの事前下見走行)の段階で、自分達が予想していた以上に路面が荒れている事が分かったので、車高を少し上げる必要がありました。その調整作業は上手く行き、シェイクダウンでは技術的な問題もなく、とても良いタイムが出た事でドライバー達は満足していました。今回はきっと誰にとっても非常に過酷なラリーになると思いますので、信頼性と耐久性が重要となります。予め気温がかなり高くなると予想していたので、冷却系の改善に取り組んで来ました。既に事前テストの時点で自信を得ていましたが、今朝のシェイクダウンで温度を上手く制御できたので、さらに自信が深まりました。今晩の市街地ステージは問題なく終わり、明日からの本格的な戦いに向けて準備は万端です。

    ヤリ-マティ・ラトバラ (ヤリスWRC 7号車)
    レッキで初めてステージを走りましたが、良いコンディションの道もあれば、非常に荒れた道もありました。きっと挑戦しがいのあるラリーになると思いますし、スピードよりも耐久力が重要になるでしょう。シェイクダウンでは最初の走行でクルマにかなり大きな衝撃を受けたので、車高をもっとも高い位置まで上げ、その状態で十分な安定性が得られるようにセッティングをしました。ラリー期間中はきっと様々な事が起こるでしょうから、冷静に、ミスなく走る事が重要です。今晩の最初のステージでは、それを実践できたと思います。

    オット・タナック (ヤリスWRC 8号車)
    マルマリスはとても良い所ですし、オーガナイザーの歓迎も素晴らしく胸が弾んでいます。今晩の市街地SSは特に問題なく走り終えましたが、重要なのは明日からのグラベルステージです。レッキの時点でかなり荒れそうだと思っていましたが、今朝のシェイクダウンでそれを確信しました。我々が予想していたように、きっと信じられないくらい難しいラリーになるでしょう。シェイクダウンではクルマのフィーリングはとても良く感じられましたが、このラリーでは信頼性の高さこそが重要です。良いフィーリングを得られれば、それがスムーズな走りに繋がり、最終的に良い結果に結びつくと思います。

    エサペッカ・ラッピ (ヤリスWRC 9号車)
    今晩の最初のSSは上手く走れたと思いますが、明日以降のステージは今日とはまったく違います。シェイクダウンでのクルマの動きは良く、最初の2回は良い走りができました。しかし、その後サービスに戻りさらにもう1回走った時には、路面コンディションが劇的に変化していました。きっと誰にとってもタフなラリーになると思いますし、クルマを労り、そしてタイヤの摩耗に注意して走る必要があります。

    ラリー・トルコ デイ1の結果
    1 アンドレアス・ミケルセン/アンダース・ジーガー (ヒュンダイ i20 クーペ WRC) 2m03.9s
    2 クレイグ・ブリーン/スコット・マーティン (シトロエン C3 WRC) +2.5s
    3 オット・タナック/マルティン・ヤルヴェオヤ (トヨタ ヤリスWRC) +2.8s
    4 ティエリー・ヌービル/ニコラス・ジルソー (ヒュンダイ i20 クーペ WRC) +3.1s
    5 カイエタン・カイエタノビッチ/マチィ・シュツェパニアク (フォード フィエスタ R5) +3.1s
    6 ヤン・コペツキ/パヴェル・ドレスラー (シュコダ ファビア R5) +3.4s
    7 エサペッカ・ラッピ/ヤンネ・フェルム (トヨタ ヤリス WRC) +3.5s
    8 マッズ・オストベルグ/トシュテン・エリクソン (シトロエン C3 WRC) +3.9s
    9 ヤリ-マティ・ラトバラ/ミーカ・アンティラ (トヨタ ヤリス WRC) +4.0s
    10 エルフィン・エバンス/ダニエル・バリット (フォード フィエスタ WRC) +4.3s

  • WRC | トヨタ 第10戦 ラリー・トルコ プレビュー

    WRC | トヨタ 第10戦 ラリー・トルコ プレビュー

    TOYOTA GAZOO Racing World Rally Teamは、9月13日(木)から16日(日)にかけて開催されるFIA世界ラリー選手権(WRC)第10戦ラリー・トルコに、ヤリ-マティ・ラトバラ/ミーカ・アンティラ組(ヤリスWRC #7号車)、オット・タナック/マルティン・ヤルヴェオヤ組(#8号車)、エサペッカ・ラッピ/ヤンネ・フェルム組(#9号車)の、3台のヤリスWRCで参戦する。

    第8戦ラリー・フィンランド、第9戦ラリー・ドイチェランドと2戦連続でタナックが優勝を飾り、チームは良い流れを維持すべく次なるイベント、ラリー・トルコに臨む。

    トルコでWRCが開催されるのは2010年以来となり、今回で7回目となる。ただし、開催地は以前にWRCが行なわれたトルコ南西部のアンタルヤ県や、北西部のイスタンブール県ではなく、地中海に面する南西部ムーラ県のマルマリスが中心となる。そのため、すべての参加者にとって新たな挑戦となり、ゼロの状態からペースノートを作らなければならない。レッキ(コースの事前下見走行)では、コースの情報をいかに正確にペースノートに書き記すかが重要な課題となる。

    ラリー・トルコは今シーズン6回目のグラベルラリーであり、様々な路面のステージが予想される。マルマリス周辺の道は比較的スムーズだが、北側に広がるムーラ周辺の山岳路は石や岩が多く、クルマとタイヤに厳しいステージといえる。WRCの規則によってトルコでの事前テストは禁じられているため、チームはトルコと似たような路面、気候で走行できるポルトガル南部で先週事前テストを実施し、ラリー・トルコに向けた準備を終えた。

    ラリーのサービスパークは、地中海に面したマルマリスの市街地から少し内陸に入ったアスパランに置かれ、そこを中心にSS(スペシャルステージ)が行なわれる。競技初日となる9月13日(木)は、夕方マルマリスの市街地でのセレモニアルスタートに続きスーパーSSが1本行なわれる。14日(金)のデイ2は、マルマリスの北側エリアで3本のステージを各2回走行。15日(土)のデイ3は西側エリアで3本のステージを各2回走る。そして、最終日となる16日(日)は、北側エリアでの2本のステージに加え、サービスパークの近くで2本のステージが行なわれる。そのうち、SS14の再走ステージかつ最終SSとなる「マルマリス2」は、ボーナスポイントの獲得が可能な「パワーステージ」に指定されている。SSは全部で17本用意され、その合計距離は312.44km。リエゾン(移動区間)も含めた総走行距離は875.34kmとなる。

    トミ・マキネン(チーム代表)
    直近2戦の結果は素晴らしく、もちろんその好調を維持するのが今回の目標です。しかしトルコはすべてのチームにとって初めてのラリーであり、知らない事が多くあります。私は初めてトルコでWRCが開催された2003年の大会に出場しましたが、コンディションは非常に厳しく、路面はかなり荒れていた事を覚えています。ただし今回は違うエリアでの開催となるため、一体どのようなコースなのか正確には分かりません。我々はできる限りの準備をしてきましたし、先週はポルトガル南部で成功裏にテストを終えました。我々がラリーで直面するであろう状況、特に高い気温に対する備えができたのではないかと思っています。

    ヤリ-マティ・ラトバラ(ヤリスWRC #7号車)
    完全に新しいWRCイベントに向けた準備は数年ぶりです。新たにペースノートを作ったり、コースの特徴に対する知識が十分ではなかったり、同じステージを2度目に走る時に路面がどう変化するのかなど、未知なる事ばかりです。私は2008年にアンタルヤ周辺で開催されたWRCトルコ大会に初めて出場しましたが、非常に暑く、ロングステージはとてもハードで、タイヤに厳しいラリーでした。ですから今回もそれと似たようなラリーになるのではないかと予想していますし、かつてWRCが開催されていたアクロポリス・ラリーにも似ているのではないかと思っています。事前テストは上手く行き、特にサスペンションに関して進化があったので、クルマにはとても満足しています。

    オット・タナック(ヤリスWRC #8号車)
    最近2戦の良い結果にはもちろん満足していますが、それでも依然1戦、1戦が勝負です。ラリー・トルコに対するノウハウはあまりないため、どのようなラリーになるのか予想できません。荒れた路面での戦いになるだろうと言われていますが、実際どうなのかはレッキをすれば分かるでしょう。ただし、気温がかなり上がるのは間違いないと思います。ポルトガル南部での事前テストはトルコに向けて良い準備になりましたし、戦うために必要な事はすべてやったと思います。現時点でできる事はあまりなく、後は自分達で実際にステージを確認するだけです。

    エサペッカ・ラッピ(ヤリスWRC #9号車)
    トルコは予想外のラリーになると予想しています。路面は荒れていて、滑りやすいルーズグラベルが多く、タイヤマネージメントが鍵を握るだろうというのが、我々が得ている情報です。ですから、午後の距離が長い再走ステージが重要になるでしょう。事前テストでは、気温が35度程度の荒れた路面を走るとタイヤの摩耗がかなり進む事が分かりました。とはいえ、全体的にテストは非常に上手く行き、良いセッティングを見つける事ができました。何か新しい事を学ぶチャンスだと思いますので、チャレンジを楽しみにしています。今のところ、早い出走順でルーズグラベルで覆われた路面を走るのが私はあまり得意ではないので、それを改善したいと思っています。

  • スーパーフォーミュラ | トヨタ:第6戦 岡山国際サーキット 決勝レポート

    スーパーフォーミュラ | トヨタ:第6戦 岡山国際サーキット 決勝レポート

    岡山国際サーキットで開催されたスーパーフォーミュラの第6戦は、悪天候による長い順延の後に雨の中で激戦が展開され、関口 雄飛(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL)が今季初勝利。最後まで首位を争った小林 可夢偉(carrozzeria Team KCMG)が2位、平川 亮(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL)が3位でトヨタエンジンが表彰台を独占した。

    スーパーフォーミュラの第6戦が9月8日(土)、9日(日)の両日、岡山県の岡山国際サーキットで開催された。

    全7戦で行われる2018年シーズンのスーパーフォーミュラも今大会を含め残り2戦。注目のタイトル争いは、参戦2年目のニック・キャシディ(KONDO RACING)がランキング首位、前戦勝利を挙げたディフェンディングチャンピオンの石浦 宏明(JMS P. MU / CERUMO・INGING)が3点差で追い、この2人を含めた3人がやや抜け出した状態となっている。

    ポイント的にはやや離されたものの、この終盤2戦の戦い次第では逆転可能な位置に付けている平川 亮(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL)、関口 雄飛(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL)、中嶋 一貴(VANTELIN TEAM TOM’S)らにとっても、タイトル争いに残るために重要なこの一戦に臨んだ。

    予選
    この週末の西日本は、停滞した前線の影響で天候に恵まれず、8日(土)も朝から雨模様。午前中のフリー走行はかなり強い雨に見舞われたが、午後3時15分からの予選Q1開始時点では雨は止んでおり、気温は21度、路面温度26度、ウェットながら、路面状況は徐々に回復していくという難しいコンディションでセッションがスタートした。

    セッションが開始されて間もなく、本格的なタイム計測が始まろうとしたところで、午前のフリー走行でトップタイムをマークするなど好調だったトム・ディルマン(UOMO SUNOCO TEAM LEMANS)がコースオフしバリアにクラッシュ。いきなりの赤旗中断となってしまった。

    車両排除のため20分弱中断された後、セッションは残り16分5秒で再開。ここでいきなり平川が1分26秒台に入れる好タイムをマークしトップに。その後、各車一旦タイムをマークした後ピットインし、再アタックで次々にタイムを更新していったが、中嶋が苦戦しタイムを伸ばすことが出来ず、16番手でまさかのQ1敗退となってしまった。

    Q2では、小林 可夢偉(carrozzeria Team KCMG)が3周目に他を大きく引き離すタイムをマークしトップに。ほぼ一発アタックでの争いとなり、終盤各車タイムを更新していく中、8番手のQ3進出ライン争いは熾烈を極め、最後の最後に国本 雄資(JMS P. MU / CERUMO・INGING)が8番手に飛びこむと、チームメイトの石浦がこれにはじき出される形でノックアウト。無念のQ2敗退に。大嶋 和也(UOMO SUNOCO TEAM LEMANS)が11番手、ジェームス・ロシター(VANTELIN TEAM TOM’S)が13番手でQ3進出を逃すこととなった。

    Q3は、今大会初めての試みとして、決勝レース中に5回使用できるオーバーテイクシステム(一時的に燃料流量を増加し、パワーアップする機構)を、予選中に2回使用できることとなった。残念ながらウェットコンディションだったため、期待されたコースレコード更新には至らなかったが、各車、タイヤと路面が最も良い状況で2回使用してのアタック。

    ここでQ2同様の速さを見せたのが小林。3周目の計測で、その時点でライバルを1秒以上引き離す圧倒的なタイムをマーク。しかし、最後の最後に関口が素晴らしいアタックを見せ、この小林のタイムを僅か100分の2秒上回るタイムをマーク。通算4回目、今季初のポールポジション獲得となった。

    小林は惜しくもスーパーフォーミュラでの初ポール獲得ならず。最前列2番手。3番手には、新品タイヤが残っていなかったためタイムをのばすことが出来なかった平川。キャシディが5番手、山下 健太(KONDO RACING)が6番手、国本が8番手から翌日の決勝レースに臨むこととなった。

    決勝
    9日(日)は朝から断続的な雨となり、併催レース共に、レース距離の短縮や時間の調整が行われた。朝9時からのフリー走行、続く全日本F3の第14戦決勝は実施されたが、昼のサポートレースは全周回セーフティカーランで終了。

    朝の時点では、予定より10分早い進行とされていたスーパーフォーミュラ決勝は、ディレイとなることが発表され、午後2時55分、セーフティカー先導で周回が開始された。

    レース前のスタート進行が始まった頃にはやや小降りとなっていた雨だったが、決勝スタート前には再び強さを増し、セーフティカーランのまま6周を終えたところで赤旗中断。その後、雨が止むことは無かったものの、やや弱くなった午後4時10分、1時間弱の中断を経て、走行が再開された。

    4周のセーフティカーランのあと、13周目に本格戦が開始。首位の関口に2位の小林がピタリとつけ、高く水煙を上げながらの激しい首位争いを展開。再三にわたって関口を攻める小林は、ダブルヘアピンでクロスラインを取ろうとして関口のテールに接触。続くマイクナイトコーナーで関口をかわし、首位に立った。

    この接触でフロントノーズにダメージを追った小林だったが、ペースは落ちず、翌周には3.8秒と大きくリード。その後も差を広げていき、17周目には7秒差での独走態勢となった。

    後方でも各所で接近戦が展開されていたが、22周目、後方から追い上げを見せていたディルマンが、前車をパスしようとして接触。2台はスピンを喫し、コース上に停まってしまったため、再びセーフティカーが導入されることとなった。

    これで各車のマージンは無くなり、27周目に再スタート。首位の小林は見事なスタートダッシュを決め、2位の関口との差を広げたが、その直後、更にプッシュした小林はダブルヘアピン入口でコースオフ。何とかすぐコースに復帰したが、関口にかわされてしまった。

    2位に落ちた小林だったが、諦めず関口を猛追。関口も難コンディションで僅かにコースオフするなど苦しい中で、残り10分間、息を飲むようなバトルが繰り広げられた。

    31周目を終えて2台の差は0.5秒。テール・トゥ・ノーズ状態で小林が関口を攻めていたが、最終コーナーでスピン車両が止まったため、セーフティカーが導入されて万事休す。総レース時間70分という期限規則で戦われたため、レースは34周、セーフティカーランのままチェッカーとなった。

    関口がポール・トゥ・ウィンで今季初勝利。2位に小林、3位平川、5位キャシディ、6位山下、7位石浦、8位国本までが入賞でポイントを獲得。但し、今レースは予定周回数の75%に達しなかったため、正規の半分のポイントが与えられることとなった。

    この結果、ドライバーズランキングでは、2ポイントを加えたキャシディが29ポイントで首位をキープ。1ポイントを加えた石浦が4ポイント差の2位で追う形となり、3位の山本 尚貴(TEAM MUGEN : 24ポイント)までの3人が事実上タイトルを争うこととなる。関口と平川もそれぞれ6、3ポイントを加えたことで、僅かながら逆転タイトルの可能性を残して最終戦に臨むこととなった。

    ITOCHU ENEX TEAM IMPUL 19号車 ドライバー 関口 雄飛
    本当に難しいコンディションで、自分もミスをしたんですが何とかコースに留まれて、トップでゴール出来ましたが、すごく疲れたレースでした。最初は(小林)可夢偉が速すぎて防戦一方でしたが、その後向こうのタイヤがたれてくると追い上げられる、という状況でした。セーフティカーのおかげで助かったというのもあります。残念ながら今日はハーフポイントということで、タイトル争いに有利になれるほどのポイントは獲得出来なかったんですが、まだ可能性はゼロではありませんし、やはり目標はチャンピオン獲得なので、やるからには次戦も優勝を目指し精一杯頑張ります。

    carrozzeria Team KCMG 18号車 ドライバー 小林 可夢偉
    (首位に立って)勝てるかなとは考えましたが、2度目のリスタートの後ミスをして(関口)雄飛に抜かれてしまいました。その後もチャンスがあるかとアタックしましたが、残念ながらセーフティカーが出て、巻き返すことが出来ませんでした。自分の方が後半はキツくなると分かっていてギャップを作ろうとプッシュした結果で、仕方ないと思いますし、これもレースです。チームにとっても、僕自身にとっても初優勝のチャンスだったんですが、それをこんな形で落としたのは非常に残念です。ただ、速さの部分では充分あったし、前回のレースも休んでるんで、そういう意味では、こういう得意なサーキットでは今年しっかりトップの方を走れているということで、自信にも繋がるし、こういうレースを続けて行ければいつか勝てるんじゃないかと思って頑張ります。

    ITOCHU ENEX TEAM IMPUL 20号車 ドライバー 平川 亮
    今日のレースは前の2台についていけなくてちょっと悔しい思いをしました。なかなかタイヤが暖まらなくて、セーフティカー中も頑張って暖めようとしたらブレーキがヒートしたり、あまり上手く行かないレースでした。もうちょっと前の2台と絡んでトップ争いが出来ればと思っていたので残念です。ただ、ここ2レース共に表彰台に上れているので、次の鈴鹿では、優勝を目指して頑張りたいと思います。

  • WEC | トヨタ 「失格という判定に対して対応を検討していく」

    WEC | トヨタ 「失格という判定に対して対応を検討していく」

    トヨタは、FIA 世界耐久選手権(WEC) 第3戦シルバーストン6時間レースで2台共に失格となったことを受け、「今後、この判定に対する対応を検討してまいります」と語った。

    8月18日(土)から19日(日)にかけて行われましたWEC第3戦シルバーストン6時間レースにおいて、中嶋一貴、セバスチャン・ブエミ、フェルナンド・アロンソがドライブしたTS050 HYBRID 8号車が1位、小林可夢偉、マイク・コンウェイ、ホセ・マリア・ロペスがドライブした7号車が2位でチェッカーフラッグを受けた。

    しかし、決勝レース後の車検でスキッドブロッグが車検の車体剛性検査で不適合と判断され、失格という裁定が為された。

    トヨタはレース後にプレスリリースを発表。当該パーツは昨年より使用していたものだと強調し、対応を検討していくと述べた。

    「両車共に、今回のサーキット改修で新たに設けられた縁石を乗り越えた時に発生したと考えられる衝撃により、車体前方下部にダメージを負っていました。結果、レース後の車検の車体剛性検査で不適合と判定され、2台共に失格となりました」

    「当該の車両部品は2017年初めより使用を開始し、直近では今年の開幕戦のスパで同様の検査に合格しています」

    「我々は、今後、この判定に対する対応を検討してまいります」

    関連:WEC シルバーストン | 1-2のトヨタの2台が車両規定違反で失格処分

  • WEC シルバーストン | 1-2のトヨタの2台が車両規定違反で失格処分

    WEC シルバーストン | 1-2のトヨタの2台が車両規定違反で失格処分

    WEC 第3戦 シルバーストン6時間で1-2フィニッシュを果たしたトヨタだったが、レース後に車両規定違反で2台とも失格処分が下され、プライバーターのレベリオンが総合優勝を果たした。

    トップでチェッカーを受けたトヨタ TS050 HYBRID 8号車(中嶋一貴、セバスチャン・ブエミ、フェルナンド・アロンソ)は「スキッドブロック前面に2500Nの荷重をかけた際に右側で6mm、左側で8mmの偏向があった」とされている。

    また、2位でチェッカーを受けたトヨタ TS050 HYBRID 7号車 (小林可夢偉、マイク・コンウェイ、ホセ・マリア・ロペス)は「スキッドブロック前面に2500Nの荷重をかけた際にスキッドブロックのフロント前部に9mmの偏向があった」とされている。

    これより、3位でフィニッシュしたNo.3 レベリオン・レーシング/レベリオンR13・ギブソン(トーマス・ローレン/マティアス・ベシェ/グスタボ・メネゼス)が優勝。2位にNo.1 レベリオン・レーシング/レベリオンR13・ギブソン(アンドレ・ロッテラー/ニール・ジャニ/ブルーノ・セナ)、3位にはNo.17 SMPレーシング/BRエンジニアリングBR1・AER(ステファン・サラザン/イゴール・オルトツェフ)が繰り上がった。

    スチュワードによると、トヨタは2台ともレース中にスキッドブロックがダメージを受けたと説明したが、有効な言い訳とはみなされなかったとしている。

    「競技者は、不適合に関して唯一説明できるととして、クルマがコース外を走行した結果、内部のステイがダメージを負い、その部分を修正したとしたが、特定の事故に車両が関与しているという報告はなかった」

  • WRC ラリー・ドイチェランド | トヨタのオット・タナックが今季3勝目

    WRC ラリー・ドイチェランド | トヨタのオット・タナックが今季3勝目

    2018年FIA世界ラリー選手権(WRC)第9戦ラリー・ドイチェランドの競技最終日 デイ4が8月19日(日)にドイツ西南部のボスタルジーを中心に行なわれ、TOYOTA GAZOO Racing World Rally Teamのオット・タナック/マルティン・ヤルヴェオヤ組 (ヤリスWRC 8号車)が、前戦ラリー・フィンランドに続き優勝を果たし、今シーズン3勝目を飾った。また、エサペッカ・ラッピ/ヤンネ・フェルム組(9号車)は総合3位に入り、今季2回目の表彰台フィニッシュを達成した。なお、総合3位につけていたヤリ-マティ・ラトバラ/ミーカ・アンティラ組(7号車)は、メカニカルトラブルによりリタイアとなった。

    ラリー・ドイチェランドのデイ4は、モーゼル河近くのブドウ畑を中心とする「グラフシャフト」のステージを2回連続で走り、その後サービスパーク方面へと移動。トップ5タイムを記録した選手に対してボーナスの選手権ポイントが与えられる「パワーステージ」に指定された「ボーゼンベルク」の農道ステージを走行するという3本のSS計72.18kmでタイムを競った。

    デイ3で総合2位の選手に対し、43.7秒差を築いたタナックは安定した走りで最初の2本のSSを走破。最後のパワーステージは全開で攻め、セカンドベストタイムを記録して優勝を決めると共に、ボーナスの4ポイントを獲得した。今回、タナックはSS2を除く全てのSSで首位の座を保ち続け、そしてヤリスWRCは初めてターマックラリーをリード。TOYOTA GAZOO Racing World Rally Teamは 2017年のWRC参戦以来初となる、ターマックラリー優勝を果たした。

    デイ2で総合5位に順位を上げたラッピは、上位の選手が脱落した事もあってふたつポジションを上げ、総合3位でフィニッシュした。ただし、脱落した選手の中には、僅差の2位争いをしていたラトバラも含まれ、チームにとっては少し残念な結末となった。ラトバラはオープニングのSS16でクルマに技術的な問題が発生。自分たちの力で修復を試みましたが問題解決には至らず、リタイアを余儀なくされた。なお、タナックとラッピによるダブルポディウムにより大量のポイントを得たチームは、マニュファクチャラーズランキングにおいて、トップのチームと13ポイント差の2位に浮上した。

    WRC次戦は、9月13日(木)から16日(日)にかけてトルコで開催されるラリー・トルコ。トルコでのWRC開催は2010年以来だが、地中海に面したリゾート、マルマリスを舞台とするのは今回が初めて。ラリー・トルコの路面はグラベル(未舗装路)であり、フラットで高速なステージと、多くの石が転がる荒れた山岳ステージが入り混じった、複雑なコースになると予想される。また、9月中旬は日中気温がかなり上昇するため、クルマの熱対策が重要な課題のひとつとなる。

    トミ・マキネン(チーム代表)
    我々のチームにまたしても素晴らしい時間が訪れました。オットは前戦のラリーフィンランドに続き今回もまた週末を通して傑出していました。唯一、今朝ヤリ-マティのクルマに問題が起こってしまった事には失望しました。我々は彼が今日のステージできっと活躍するだろうと確信していたので、本当に残念に思います。運に恵まれなかったとも言えますが、できる限りヤリ-マティをサポートするつもりです。ドイチェランドはミスをしやすいラリーなのですが、エサペッカは、ミスなくクリーンな素晴らしい走りをしました。今回は、チーム全員の献身的な働きにより、ターマックラリーで素晴らしい結果を残す事ができました。そして、今季の残るラリーにも最大限の努力で臨もうと、皆がモチベーションを高めています。

    ヤリ-マティ・ラトバラ (ヤリスWRC 7号車)
    最初のSSに向かうロードセクションで止まった時、ギヤを1速に入れようとしたのですが、入りませんでした。油圧ポンプが止まってしまったのです。ギヤチェンジを手動に切り替える事はできたのですが、油圧ポンプが作動していないためギヤボックスに大きなストレスがかかり、結局駆動を完全に失いました。今年は何度も運の悪い出来事に遭遇してきましたが、今週末は良いフィーリングを感じていただけに残念です。クルマのパフォーマンスは非常に高く、戦いを楽しめたことが今回1番の収穫です。

    オット・タナック (ヤリスWRC 8号車)
    間違いなく、今まででもっとも大変な思いをして手にした勝利です。週末を通して激しいバトルが続き、ひたすら全力で攻め続けなくてはなりませんでしたが、金曜日のブドウ畑のステージでは、快適に運転する事ができました。土曜日の午前中はあまり自信を持てなかったのですが、チームが日中のサービスでクルマを大幅に改善してくれました。そして今日は、クリーンな走りだけを心がけました。我々のチームは今週末本当に強く、とても満足しています。選手権争いについても正しい方向に進んでいると思いますが、それでも自分としては1戦、1戦を大事にしています。現在は次戦トルコに集中しており、できる限り万全な準備をしてラリーに臨みたいと思います。

    エサペッカ・ラッピ (ヤリスWRC 9号車)
    本当に大変な週末でしたが、それでも問題もミスもなく戦い続けた結果、ポディウムに立つ事ができました。自分のまわりでは、昨日から今日にかけて色々な出来事がありましたが、それがラリーというものであり、自分もそのような経験をしてきました。週末を通して前進する事ができたと思いますが、それでもダーティな路面で限界がどこにあるのかを理解するためには、もう少し多くの距離を走る必要があります。ドイチェランドはミスに寛容なラリーではないので、今回はミスをしないよう、細心の注意を払って走りました。

    ラリー・ドイチェランド デイ4の結果
    1 オット・タナック/マルティン・ヤルヴェオヤ (トヨタ ヤリスWRC) 3h03m36.9s
    2 ティエリー・ヌービル/ニコラス・ジルソー (ヒュンダイ i20 クーペ WRC) +39.2s
    3 エサペッカ・ラッピ/ヤンネ・フェルム (トヨタ ヤリス WRC) +1m00.9s
    4 セバスチャン・オジエ/ジュリアン・イングラシア (フォード フィエスタ WRC) +1m34.5s
    5 テーム・スニネン/ミッコ・マルックラ (フォード フィエスタ WRC) +2m02.9s
    6 アンドレアス・ミケルセン/アンダース・ジーガー (ヒュンダイ i20 クーペ WRC) +2m13.8s
    7 クレイグ・ブリーン/スコット・マーティン (シトロエン C3 WRC) +2m39.1s
    8 マリヤン・グリーベル/アレクサンダー・ラーツ (シトロエン DS3 WRC) +10m41.2s
    9 ヤン・コペツキ/パヴェル・ドレスラー (シュコダ ファビア R5) +13m12.8s
    10 カッレ・ロバンペラ/ヨンネ・ハルットゥネン (シュコダ ファビア R5) +13m16.6s
    R ヤリ-マティ・ラトバラ/ミーカ・アンティラ (トヨタ ヤリス WRC)