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  • WRC | 第13戦 ラリー・オーストラリア:タイトルを狙うタナックが首位

    WRC | 第13戦 ラリー・オーストラリア:タイトルを狙うタナックが首位

    2018年 FIA 世界ラリー選手権(WRC) 第13戦 ラリー・オーストラリアの競技2日目デイ2が11月17日(土)に東海岸のコフスハーバーを中心に行なわれ、TOYOTA GAZOO Racing World Rally Teamのオット・タナック/マルティン・ヤルヴェオヤ組 (ヤリスWRC 8号車)が首位に浮上した。また、ヤリ-マティ・ラトバラ/ミーカ・アンティラ組(ヤリスWRC 7号車)は総合2位に、エサペッカ・ラッピ/ヤンネ・フェルム組(9号車)は総合5位にポジションを上げ、ヤリスWRCは全車がトップ5に入った。

    ラリー・オーストラリアのデイ2は、コフスハーバーのサービスパークを中心に、5本のステージを各2回走行。SS12/16「ラレー」と、SS17/18「デスティネーション・ニューサウスウェールズ」以外は、すべてコフスハーバー南側のグラベル(未舗装路)ステージが舞台となった。森林地帯と農場地帯に広がるグラベルステージは、全体的に滑りやすいルーズグラベルに覆われた。加えてドライコンディションとなった事で、後方からの出走となるデイ1上位の選手達にとっては、かなり有利な路面コンディションとなった。

    デイ1総合3位のラトバラ、総合5位のタナックは、午前中の3本のステージが終わった時点でそれぞれ総合1位、総合2位にポジションをアップ。午後のSS14ではドライバーズタイトル獲得のチャンスがあるタナックが首位に立ち、ラトバラが総合2位となった。首位でデイ2を終えたタナックは、全10ステージのうち6ステージでベストタイムを記録するなど1日を通してスピードがあり、優勝に大きく近づいた。一方、タナックと僅差の首位争いを続けたラトバラは、総合2位でデイ2をフィニッシュ。最後のスーパーSSでは突然の強い降雨により大幅にタイムを失ったが、それでも依然総合3位の選手に対し4.4秒差をつけている。また、デイ1総合6位のラッピは、SS15でベストタイムを記録するなど好調を維持し、前日よりもひとつポジションを上げた。総合4位の選手との差は3.8秒と小さいため、明日のデイ3ではさらなるポジションアップを目指す。

    競技3日目、最終日となる11月18日(日)のデイ3は、サービスパークの北側で3本のグラベルステージを各2回走行する。そのうちSS19/22「コランバ」とSS20/23「サファイア」は新しいステージだが、過去の大会で使用された「ブッカ」のステージと多くの部分が重なる。また、SS21/24「ウェディングベルズ18」は、スタート後の最初のセクションが、デイ1のSS1/4「オラーラ・イースト」と重なっている。なお、ウェディングベルズ18の2回目の走行となるSS24は、トップ5タイムを記録した選手に対しボーナスの選手権ポイントが与えられる「パワーステージ」に指定されている。6本のSSの合計距離は83.96km、リエゾン(移動区間)も含めた1日の総走行距離は222.39kmとなる。

    トミ・マキネン(チーム代表)
    非常に良い形で1日を終える事ができました。特に大きな問題もなく、素晴らしい日だったと思います。最後のスーパーSSのコンディションは皆にとって公平ではありませんでしたが、幸運にも大きな影響は受けませんでした。我々の3人のドライバーは良くやってくれましたし、明日どう戦うべきかも理解しているはずです。このような形でシーズンを終える事ができたら、とても素晴らしいと思います。

    ヤリ-マティ・ラトバラ (ヤリスWRC 7号車)
    午前中は本当に良かったと思います。クルマはとても素晴らしく、ドライビングを楽しんで少し順位を上げる事ができました。午後も初めは良かったのですが、恐らくタイヤに対する負荷が強過ぎたからだと思いますが、タイヤがかなり摩耗してしまいました。そのためペースを緩めなくてはならず、タイムが落ちていってしまいました。また、スーパーSSではアンラッキーなコンディションでの走行となりました。それでも、以前総合2位につけていますし、この順位を最後まで保つ事がマニュファクチャラーズ選手権にとっては本当に重要です。また、良いフィーリングでシーズンを終えるのは、自分にとっても大切な事です。

    オット・タナック (ヤリスWRC 8号車)
    とても良い1日でした。今朝は本来のリズムを取り戻しクルマのフィーリングも良かったので、少し攻めた走りをしてタイムを挽回しました。そして午後も攻めの走りを続け、後方の選手に対するマージンをさらに拡大する事ができました。明日は少々トリッキーなステージがあり、また天気も安定しないようなので、簡単には行かないかもしれません。とはいえ、現時点では全てが正しい方向に進んでいますし、あらゆる状況をコントロールできていると思います。

    エサペッカ・ラッピ (ヤリスWRC 9号車)
    今日は良い仕事をできたと思います。自分の前と後ろにいる選手とはタイム差が大きくついていたので、少し孤立した感じがしました。また、激しく攻める必要もなかったため、集中力を保つのは簡単ではありませんでした。午後2本目のステージで少しペースを緩めたところ、すぐにミスをしてしまいました。そこで、やはり攻めるべきだと決心したところ、次のステージではベストタイムを記録し、総合4位の選手との差を詰める事ができました。明日は、クルマをフィニッシュに運ぶ事が最大の目標です。

    ラリー・オーストラリア デイ2の結果
    1 オット・タナック/マルティン・ヤルヴェオヤ (トヨタ ヤリスWRC) 2h07m52.0s
    2 ヤリ-マティ・ラトバラ/ミーカ・アンティラ (トヨタ ヤリス WRC) +21.9s
    3 ヘイデン・パッドン/セバスチャン・マーシャル (ヒュンダイ i20 クーペ WRC) +26.3s
    4 マッズ・オストベルグ/トシュテン・エリクソン (シトロエン C3 WRC) +46.6s
    5 エサペッカ・ラッピ/ヤンネ・フェルム (トヨタ ヤリス WRC) +50.4s
    6 セバスチャン・オジエ/ジュリアン・イングラシア (フォード フィエスタ WRC) +1m44.8s
    7 エルフィン・エバンス/ダニエル・バリット (フォード フィエスタ WRC) +2m04.6s
    8 ティエリー・ヌービル/ニコラス・ジルソー (ヒュンダイ i20 クーペ WRC) +2m35.2s
    9 テーム・スニネン/ミッコ・マルックラ (フォード フィエスタ WRC) +2m49.0s
    10 クレイグ・ブリーン/スコット・マーティン (シトロエン C3 WRC) +6m26.8s

  • WEC | トヨタ 上海6時間レース 公式練習レポート

    WEC | トヨタ 上海6時間レース 公式練習レポート

    FIA世界耐久選手権(WEC)第5戦上海6時間のレースウィークがウェットコンディションの下、2度の公式練習で幕を開けた。TOYOTA GAZOO Racingの2台のTS050 HYBRIDは、予選と決勝レースへ向けて多くの周回を走破し着実に準備を進め、両セッション共にトップ2を占めた。

    上海のレースウィーク初日は、走行セッションのほとんどが雨という、全ての車両にとって厳しいコンディション。

    加えて、LMP1クラスで新たに設定された性能調整により、2018年の最後のレースとなる上海は、レースウィーク序盤から非常に接近したタイムでの争いとなった。

    刻々と天候の変わっていく一日となったが、この日の最速タイムは、現在シリーズランキング首位につける中嶋一貴、セバスチャン・ブエミ、フェルナンド・アロンソの3名が駆るTS050 HYBRID 8号車が、やや路面が乾き始めた公式練習1回目の終盤、インターミディエイト・タイヤを履いて記録した。

    前戦富士で勝利を飾った小林可夢偉、マイク・コンウェイ、ホセ・マリア・ロペスの3名が駆る7号車は、完全なウェットコンディションとなった午後の公式練習2回目でトップタイムをマークした。

    LMP1クラスのノン・ハイブリッド勢は、富士での燃料及び重量面での性能調整に加えて、今大会上海において更に燃料面で優位となる性能調整が採り入れられた。その結果、公式練習2回目において、LMP1クラスのトップ4は僅か0.676秒の中に入る僅差となった。

    本日金曜日は、LMP1クラスのチームにとっては、通常よりも朝早くから走行が開始されることとなった。LMP1クラスのノン・ハイブリッド車両には、朝8時から様々なタイヤのテストを行う機会が与えられ、TOYOTA GAZOO Racingも全105分間のセッションのうち60分間にわたって、部分的に濡れているコースでタイヤテストを行った。

    午前11時から行われた公式練習1回目のセッションは、弱い雨と低い路面温度の中で始まった。セッションが進むにつれコンディションはやや改善していき、最後の数周はインターミディエイト・タイヤでの走行が可能となった。

    ブエミが駆る8号車が最初にインターミディエイト・タイヤに履き替えると、すぐに好タイムをマークし、この日のベストタイムを記録することとなった。

    しかし、ラップタイムはこの日のチームにとってあまり重要ではない。チームは1周5.451kmの上海国際サーキットにおける、空力面、メカニカル面、そしてハイブリッド・システムの調整に集中し、それは午後の公式練習2回目も続けられた。

    公式練習2回目もセッション終盤に向かうにつれコンディションはやや良くなっていき、ロペスがウェットタイヤでこのセッションでの最速タイムを記録したが、1回目のタイムよりも6秒以上遅いものだった。

    明日17日(土)は公式練習3回目の後に予選を行い、18日(日)現地時間午前11時(日本時間正午)に6時間の決勝レースがスタートする。

    TS050 HYBRID 7号車 (小林可夢偉、マイク・コンウェイ、ホセ・マリア・ロペス):
    公式練習1回目 : 2番手 (1分56秒354), 37周
    公式練習2回目 : 1番手 (2分02秒259), 32周

    TS050 HYBRID 8号車 (中嶋一貴、セバスチャン・ブエミ、フェルナンド・アロンソ):
    公式練習1回目 : 1番手 (1分54秒768), 39周
    公式練習2回目 : 2番手 (2分02秒504), 35周

    小林可夢偉(7号車):
    両セッション共にウェットコンディションだったのはちょっと残念です。このコンディション下で出来る限りの作業をこなそうとしましたが、限られた数のウェットタイヤしか使えず、通常通りのセットアップ作業を行うのは困難でした。明日土曜日、路面コンディションがどのくらい回復するかを確認しなくてはなりません。明日の公式練習3回目は非常に重要なセッションになるでしょう。そこで可能な限りTS050 HYBRIDのセッティング改善を進めるつもりです。

    マイク・コンウェイ(7号車):
    今日はこのコースにTS050 HYBRIDを合わせるための作業を行うつもりでしたが、天候のために望み通りには行きませんでした。我々は全力で取り組みましたし、状況はどのチームにとっても同じですが、あらゆるコンディションにあわせて車両のパフォーマンスを引き出すのは難しいです。LMP1ノン・ハイブリッド勢との差は非常に僅かなようなので、明日の公式練習3回目で更なる最適化を進め、どんな天候になっても戦えるように準備する必要があります。

    ホセ・マリア・ロペス(7号車):
    良い一日でしたが、コースコンディションが刻々と変わり、大変な一日でもありました。何種類かのタイヤコンパウンドを試し、今日のようなコンディションでのデータを得られたのは良かったです。公式練習2回目の最後のラップは本当にTS050 HYBRIDの感触が良く、満足しています。我々はセッティング面で良い方向に進んでいると思いますし、これからの週末、天候がどうなるかを見守るだけです。

    中嶋一貴(8号車):
    雨のレースを想定すると、使用できるタイヤセットが限られているうえに性能落ちも大きく、タイヤのマネジメントに苦労しました。全般にグリップも弱く、チームはTS050 HYBRIDのチューニングと車両セットアップに注力しました。レースに向けて、今日は良い準備ができたと思いますが、僅差の戦いになりそうなので、集中を切らさず戦っていきたいと思います。

    セバスチャン・ブエミ(8号車):
    多くの走行が出来た良い一日でした。雨で濡れた路面はとてもトリッキーでしたが、かなりの距離を走れたので、雨予報のレースに向けて準備万端です。ノンハイブリッド車とのタイム差は小さいので、厳しい戦いになりそうですが、今日得られたデータを分析し、可能な限り改善していきたいと思います。

    フェルナンド・アロンソ(8号車):
    今日は厳しいコンディションでしたが、いつもの金曜日と同様、あらゆる情報収集を行い、どのウェットタイヤがコースに最も適しているかを時間かけて分析しました。週末はおそらく激戦になるでしょう。天気が急変した場合、タイヤを素早く選択し、正しく判断するのが勝負の鍵になると思います。

  • WRC | トヨタ 第13戦 ラリー・オーストラリア:ラトバラが初日総合3位

    WRC | トヨタ 第13戦 ラリー・オーストラリア:ラトバラが初日総合3位

    2018年 FIA 世界ラリー選手権(WRC) 第13戦 ラリー・オーストラリアの競技初日デイ1が11月16日(金)に東海岸のコフスハーバーを中心に行なわれ、TOYOTA GAZOO Racing World Rally Teamのヤリ-マティ・ラトバラ/ミーカ・アンティラ組(ヤリスWRC 7号車)が総合3位、オット・タナック/マルティン・ヤルヴェオヤ組 (8号車)が総合5位、エサペッカ・ラッピ/ヤンネ・フェルム組(9号車)が総合6位につけ、マニュファクチャラーズタイトル獲得に向けて堅実なスタートを切った。

    ラリー・オーストラリアのデイ1は、コフスハーバーのサービスパークを中心に、4本のステージを各2回走行。1日の最後にコフスハーバーのウォーターフロントで行なわれた2本のスーパーSS以外は、すべて森林地帯を中心とするグラベル(未舗装路)ステージだった。コフスハーバーの周辺は夜間から早朝にかけて小雨が降ったが、ステージは概ねドライコンディションとなり、多くの路面は滑りやすい「ルーズグラベル」に覆われた。その結果、特に午前中のステージは出走順が早いドライバー選手権上位の選手にとっては不利な走行条件となった。

    オープニングステージのSS1では1位ラッピ、2位タナック、3位ラトバラと、ヤリスWRCがトップ3を独占した。続くSS2ではラトバラがベストタイムを記録して総合2位に。ラッピは2ステージ連続で総合1位の座を守った。SS3でラッピは総合2位に後退し、SS5ではウォータースプラッシュ(川渡り)を通過した際、エンジンがミスファイアし総合9位に後退した。しかし、その後順位を挽回し総合6位で1日を終えた。

    タナックは出走順が3番手とかなり早く、ドライバーズタイトルを争う他の2名のライバルと同様、非常に不利な出走順での走行となった。しかし、SS4ではベストタイムを記録。午後のSS5のウォータースプラッシュでフロントのバンパー部が破損。空力性能の低下によりハンドリングが悪化しペースダウンを余儀なくされた。しかし、SS8では大会2本目のベストタイムを記録。首位と16.9秒差の総合5位と、タイトルを争うライバルよりも上の順位でデイ1を終えた。

    ラトバラはSS6が終了した時点では総合2位につけていた。SS7/8の市街地でのスーパーSSではタイヤが合わずやや遅れをとり総合3位に後退したが、首位との差は8.7秒と好位置でデイ1を締めくくった。

    競技2日目となる11月17日(土)のデイ2は、サービスパークの南側で4本のグラベルステージを各2回走行。さらに、1日の最後にはデイ1と同様コフスハーバーのウォーターフロントでスーパーSSを2本走る。SS10/14「ウェルシュズクリーク・リバース」は、全長28.83kmと今大会最長のステージであり、途中で広大な牧草地帯を走行する。10本のSSの合計距離は133.00km、リエゾン(移動区間)も含めた1日の総走行距離は444.37kmとなる。

    トミ・マキネン(チーム代表)
    今朝はとても良いスタートとなりました。3人のドライバー全員がクルマに良いフィーリングを感じ、その高い競争力を証明してくれました。残念ながらオットとエサペッカはSS5のウォータースプラッシュで問題に見舞われましたが、恐らくそれは水に入る際にやや大きなドリフト角度がついていた事が原因だと思います。ヤリ-マティはほぼ1日を通して非常に速く、マニュファクチャラーズタイトル獲得を目指す我々チームにとっては良い展開です。明日はスタート順も良くなるので、パフォーマンスに自信を持って臨みたいと思います。

    ヤリ-マティ・ラトバラ (ヤリスWRC 7号車)
    概ね良い1日でした。午前中はミスをしてしまい少しタイムをロスしましたが、午後は安定した走行ができたので非常に満足しています。森林地帯でのグラベルステージをクリーンに走れたことは、きっと重要な意味を持つ事になるでしょう。スーパーSSではハードタイヤを装着していたため十分な駆動力が得られず、少しタイムを失いました。しかし、依然トップとの差は小さいので明日も頑張ります。

    オット・タナック (ヤリスWRC 8号車)
    全体的に午前中のステージは良好で、良いリズムで走れました。ただし、午後はいくつかミスをしてしまい満足できない結果となりました。午後の最初のステージではゲートに当たり、サスペンションに少しダメージを負いました。その次のステージでは大きなウォータースプラッシュでフロントバンパーが壊れ、通常より空力性能が低下した事で運転がかなり難しくなりました。しかし自分のベストを尽くしましたし、まだタイトル争いは続いています。不可能はないと思います。

    エサペッカ・ラッピ (ヤリスWRC 9号車)
    午前中は全てがうまく行き、とてもスムーズでした。出走順が非常に早かったので、もっとタイムロスすると思っていましたが、そうはならず本当に驚きました。ただし、残念ながら午後のウォータースプラッシュで我々の1日は台無しになってしまいました。午前中の1回目の走行時と同じようにアプローチしたつもりでしたが、多くのタイムを失ってしまいました。それでも、走り続けられたのは良かったと思います。1日を通してドライビングが楽しく感じられ、クルマの調子も良いので明日がとても楽しみです。

    ラリー・オーストラリア デイ1の結果
    1 マッズ・オストベルグ/トシュテン・エリクソン (シトロエン C3 WRC) 53m37.4s
    2 クレイグ・ブリーン/スコット・マーティン (シトロエン C3 WRC) +8.7s
    3 ヤリ-マティ・ラトバラ/ミーカ・アンティラ (トヨタ ヤリス WRC) +6.8s
    4 ヘイデン・パッドン/セバスチャン・マーシャル (ヒュンダイ i20 クーペ WRC) +12.5s
    5 オット・タナック/マルティン・ヤルヴェオヤ (トヨタ ヤリスWRC) +16.9s
    6 エサペッカ・ラッピ/ヤンネ・フェルム (トヨタ ヤリス WRC) +28.3s
    7 セバスチャン・オジエ/ジュリアン・イングラシア (フォード フィエスタ WRC) +38.2s
    8 エルフィン・エバンス/ダニエル・バリット (フォード フィエスタ WRC) +45.2s
    9 テーム・スニネン/ミッコ・マルックラ (フォード フィエスタ WRC) +47.2s
    10 ティエリー・ヌービル/ニコラス・ジルソー (ヒュンダイ i20 クーペ WRC) +1m11.9s

  • トヨタ、新型カローラシリーズのセダンを世界初披露

    トヨタ、新型カローラシリーズのセダンを世界初披露

    トヨタは、11月16日に開幕した中国の広州国際モーターショーにおいて、新型カローラ シリーズのセダン(中国名 : 「カローラ」および「レビン」)を世界初披露した。

    新型モデルは、基本性能を大幅に向上させたGA-Cプラットフォームをベースに、国・地域のお客様特性に応じて、アクティブさを強調したスポーティモデル(北米、中国「レビン」、日本など)と、堂々とした上級感を表現したプレステージモデル(中国「カローラ」、欧州など)の2タイプを設定している。

    新型モデルは、2019年春に米国・欧州で販売を開始した後に、2019年央以降に発売する中国など、世界150以上の国・地域で順次発売する。なお、日本においては、スポーティモデルのカローラをベースに、日本のお客様や道路環境に合わせて最適化した専用仕様のセダンおよびワゴンを2019年内に発売する予定としている。

    世界初披露に際して、開発責任者を務めるチーフエンジニア(CE)の小西良樹は「新型モデルは『見てカッコよく、乗って、走って楽しいクルマ』を目指して開発しました。また、クルマ本来の楽しさだけではなく、新たな価値を生み出すつながる機能として『コネクティッド』も拡充することで、世界中のお客様のモビリティライフを豊かにするクルマにしていきたいと考えています。世界中に数多くのお客様がいるカローラシリーズは、トヨタがTNGAの取り組みを通じて進めてきた『もっといいクルマづくり』の成否を占う重要なクルマだと考えています。お客様には、トヨタのクルマづくりが変わったことを必ず実感いただけると確信しています」と語った。

    カローラシリーズは、1966年に日本で初代を発売して以降、派生車型も含めて、世界で累計約4600万台以上を販売してきたトヨタのグローバルベストセラーカー。信頼性や使い勝手の良さをDNAとして受け継ぎながら、時代のニーズにあわせた先進装備や機能を導入し、各世代のカローラは進化を続けてきた。

    12代目となる今回のモデルは、トヨタが進めるクルマづくりの構造改革である「Toyota New Global Architecture」(TNGA)の取り組みをもとに、2018年夏に発売したハッチバックや、2019年初旬に欧州などで発売するワゴンも含めて、グローバルでプラットフォームを統一し、効率的な開発を進めることにより商品力の大幅な向上を実現している。また、今回から、欧州などで展開するハッチバックやワゴンのシリーズ名を「カローラ」に統一し、カローラブランドのさらなる強化を図っていく。

    基本性能においては、プラットフォーム刷新により、上質な走り、乗り心地、静粛性、安全性能などを大きく向上させている。また、様々な国・地域のお客様にお乗りいただくグローバルカーとして、世界5大陸で延べ100万キロの走行試験を実施し、「走る喜び」をより感じていただけるクルマに仕上げた。

    エクステリアは、「シューティング・ロバスト」(骨格で魅せる逞しさとアクティブさを併せ持つデザイン)をコンセプトとし、TNGAプラットフォームの採用により、現行型より全高を低く、トレッドを広げることで、踏ん張り感のある低重心でスポーティなシルエットを実現している。

    インテリアにおいては、「センシュアス・ミニマリズム」(シンプルでありながら感性に響くデザイン)をコンセプトとし、薄型インパネによる心地よい開放感のある空間と、センタークラスターなど集約された機能部品とのコントラストにより、上質なデザインを追求している。

    新型モデルは、国・地域のお客様の特性に応じて、TNGAの新型パワートレーン(2.0L Dynamic Force Engine、Direct Shift-CVT、6速MTほか)など、ニーズに合わせた様々なパワートレーンを設定し、走行性能・環境性能を向上させている。加えて、最新のハイブリッド技術を搭載したモデルを新たに90以上の国・地域に投入し、電動車両をグローバルに普及させる重要な役割を担っていく。また、先進安全装備においても、国・地域に応じて最新のToyota Safety Senseの設定を拡充し、より安全なクルマの普及を推進する役割を担っていく。

    さらに、新型モデルにおいては、人とクルマ、クルマと社会がつながり、ひとりひとりのお客様にあった「安全・安心」「快適・便利」なコネクティッド機能・サービスを国・地域ごとに提供していく。中国では、車載通信システムであるDCM(Data Communication Module)の標準搭載によりクルマをつなげることで、24時間・365日お客様を見守り、ジャスト・イン・タイムなサービスなどを提供する「トヨタコネクティッド」(中国名「豊田智行互聯」)を全グレードに設定。米国ではApple CarPlayやAmazon Alexaとの連携をはじめとする様々なコネクティッド・マルチメディア機能、欧州では事故や急病時にオペレータに接続して車両位置情報に基づき緊急車両を手配するサービスなどを利用できる。

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  • WRC | トヨタ 第13戦 ラリー・オーストラリア シェイクダウン レポート

    WRC | トヨタ 第13戦 ラリー・オーストラリア シェイクダウン レポート

    2018年 FIA 世界ラリー選手権(WRC) 第13戦ラリー・オーストラリアのシェイクダウンが11月15日(木)にコフスハーバー近郊で行なわれ、TOYOTA GAZOO Racing World Rally Teamのオット・タナック/マルティン・ヤルヴェオヤ組 (ヤリスWRC 8号車)が2番手タイムを、ヤリ-マティ・ラトバラ/ミーカ・アンティラ組(7号車)が7番手タイムを、エサペッカ・ラッピ/ヤンネ・フェルム組(9号車)が8番手タイムを記録。明日からの競技初日デイ1に向けて、ヤリスWRCの最終確認および調整作業を行った。

    WRC最終戦ラリー・オーストラリアは、マニュファクチャラー選手権をリードするチームと、ドライバー選手権3位につけているタナックにとって、タイトル決定戦となる。規則によりヨーロッパ以外の地域での事前テストは禁じられているため、15日午前中のシェイクダウンがオーストラリアでの今年最初の走行となった。また、コフスハーバーの北側に設定された全長5.07kmのシェイクダウンコースは、その一部がデイ1およびデイ3のステージと重なっているため、クルマの最終セッティングを確認するための良い機会となった。3人のドライバーはいずれも4回の走行を行ない、明日からの競技に向けて最後の準備を終えた。

    競技初日となる11月16日(金)のデイ1はサービスパークの北側、ウールグールガ周辺で3本のステージを各2回走行。1日の最後には、コフスハーバーのウォーターフロントで全長1.27kmのスーパーSSを2本連続で走る。デイ1のステージはその大部分が森の中のグラベルロードで行なわれ、SS1/4「オラーライースト」は、ステージの一部がシェイクダウンやデイ3のSS21/24「ウェディングベルズ18」と重なっている。8本のSSの合計距離は101.68km、リエゾン(移動区間)も含めた1日の総走行距離は350.31kmとなる。

    トム・フォウラー(チーフ・エンジニア)
    他のラリーと同じように、シェイクダウンではシステムチェックを実施しました。このラリーのように欧州から遠く離れたイベントでは、輸送のためにクルマを分解する必要があるため、システムチェックは特に重要な作業となります。シェイクダウンで我々のドライバーは良いタイムを刻みましたが、ライバルとの大きな差はつきませんでした。ここ数戦、グラベル(未舗装路)でのパフォーマンスはかなり上がっており、そこで得られたデータを基にこのラリーに最適と思われるセットアップを施しました。そして、シェイクダウンではそれが上手く機能している事が確認できました。現時点での懸案事項は天候の変化で、ラリー期間中に不安定な天気の影響を受けるおそれがあり、それが我々の戦略およびタイヤ選択にどう影響するのか熟考する必要があります。

    ヤリ-マティ・ラトバラ (ヤリスWRC 7号車)
    全体的にとても良いシェイクダウンとなり、最初の走行時からクルマに良いフィーリングを感じました。その後いくつかセッティングを試し、最後の走行で満足できるセットアップに到達しました。ヘアピンコーナーでミスをしてタイムを失いましたが、クルマは良い仕上がりです。このラリーはデイごとにステージのキャラクターが異なるのですが、ステージは素晴らしく、大好きなイベントのひとつです。ただし、今年は多くのステージが逆向きの走行となるためいつもと違う感じがしますし、雨が降ればさらに難しくなるため、例年よりも厳しい戦いになると思います。

    オット・タナック (ヤリスWRC 8号車)
    良い内容のシェイクダウンでした。一部が他のステージと重なるなど、このラリーを代表するコースで行なわれたため、クルマに対する理解をさらに深め、いくつかセッティングを決める事ができました。変化を確認するために何度かセッティングを変更しましたが、全体的にとても良いフィーリングでした。ここは通常素晴らしい天気が続き、それを楽しみにしているのですが、今年は雨が降る可能性もあり、少々複雑なコンディションになりそうです。状況は変わりやすく予想は難しいですが、リスクを背負ってでも、自分達の重要な仕事を成し遂げたいと思います。

    エサペッカ・ラッピ (ヤリスWRC 9号車)
    シェイクダウンのコースのグリップレベルの高さに皆が驚いたと思います。あのエリアでは今週末多くのステージが予定されているので、きっとドライブを楽しめるでしょう。クルマは万事順調です。いくつか小さな調整を試しましたが、あまり効果がなかったので以前のセッティングに戻しました。今週末は 天候の変化が大きな鍵を握るでしょう。私は昨年、このラリーでウェットコンディションを経験しましたが、非常に滑りやすく、ドライバーにとってはコントロールがとても難しい路面となるので注意が必要です。

  • フェルナンド・アロンソ 「今はWECチャンピオン獲得が“唯一のゴール”」

    フェルナンド・アロンソ 「今はWECチャンピオン獲得が“唯一のゴール”」

    フェルナンド・アロンソは、トヨタとWECチャンピオンを獲得することが現在の“唯一のゴール”だと語る。

    今シーズン限りでF1を離れるフェルナンド・アロンソだが、来年のインディ500とル・マン24時間レースへの参戦が決定している。

    フェルナンド・アロンソにとって、来週末のF1アブダビGPが最後のグランプリとなるが、そこで具体的な目標は定めていないと語る。

    「今年の唯一のゴールは耐久選手権でチャンピオンを獲得することだ」とフェルナンド・アロンソは Movistar にコメント。

    「F1で15日ごとに得られる結果はだいたいわかっている。アブダビでは、メルセデス、レッドブル、フェラーリがコントロールすることになるだろう。そのあとは、ハース、フォースインディア、ルノー、ザウバー、マクラーレン、トロロッソ、ウィリアムズだ。全員がどうなるか見てみるつもりだ」

    F1アブダビGPに向かう前に上海でWECに参戦するフェルナンド・アロンソは、WECでの現在のリードを維持することの方が関心があると語る。

    「上海も面白いレースになるだろうと思っているし、楽しみにしている。チームのハードワークのおかげで、僕たちはチャンピオン争いで良い位置につけることが出来ている」

    「でも、僕たちの目標は上海でそのリードを更に拡げることだ。いつも通り、簡単なことではないけど、シーズン後半戦へ向けて、また1-2フィニッシュという完璧なスタートを切れるようプッシュを続けて行く」

  • WEC | トヨタ 2018-19 第5戦 上海6時間レース プレビュー

    WEC | トヨタ 2018-19 第5戦 上海6時間レース プレビュー

    TOYOTA GAZOO Racingは今週末、中国・上海国際サーキットで行われる6時間レースでの1-2フィニッシュを目指し、タイトル争いのリードを更に拡大して2018年を締めくくるべく、上海へと向かうう。

    今年5月から始まった、全8戦で争われるFIA世界耐久選手権(WEC)2018-2019年スーパーシーズンは後半戦に入った。1周5.451kmの上海国際サーキットで行われるWEC第5戦は、シーズン後半戦の幕開けというだけでなく、2018年に行われる最後のレースとなる。

    TOYOTA GAZOO Racingは、先月チームの母国日本で行われた富士6時間レースを1-2フィニッシュという最高の形で終えた。これにより、チーム選手権において、タイトルを争う直接のライバルであるレベリオン・レーシングとの差を14ポイントに拡げて上海へと臨む。

    ドライバーズ選手権では、TS050 HYBRID 7号車を駆る小林可夢偉、マイク・コンウェイ、ホセ・マリア・ロペスの3名が富士で今季初勝利を挙げたことで、TOYOTA GAZOO Racingの2台のドライバーがランキングの1、2位で争う状況となった。

    ここまでの4戦中、ル・マン24時間レースを含む2戦で勝利を挙げた8号車の中嶋一貴、セバスチャン・ブエミ、フェルナンド・アロンソの3名が現在ドライバーズ選手権の首位を走っているが、7号車も13ポイント差に迫り、2台のTS050 HYBRIDによる争いが更に激しくなることは間違いない。

    上海中心部から40kmほどの場所に位置する上海国際サーキットにおいて、TOYOTA GAZOO Racingは過去6戦中3勝という強さを見せてきた。

    再びの上海での勝利、そして直近のWECレース8戦中7勝目へ向けて、チームは1000馬力を誇る4輪駆動のTS050 HYBRIDをコースへ最適化し、予選、決勝レースへ向けての準備を始める。レースウィークは、16日(金)の2回に渡る90分間の練習走行と、17日(土)の60分間の練習走行に続いて予選が行われ、6時間の決勝レースは18日(日)現地時間午前11時(日本時間正午)にスタートが切らる。

    村田久武 TOYOTA GAZOO Racing WECチーム代表:
    上海6時間レースに向けて、ここ数週間、全力で準備をしてきました。TS050 HYBRIDは過去の4戦で速さを示してきましたが、ちょっとしたミスや技術的な問題が世界チャンピオン獲得のために大きな障害となってしまうからです。一方、上海は2018-2019スーパーシーズン後半戦の始まりのレースでもあります。2019年のル・マンを見据え、我々の弱い部分を継続して改善し、より強くなってル・マンに戻るべく、この地から再出発します。

    小林可夢偉(7号車):
    富士での今季初勝利の後だけに、上海でのレースがとても楽しみです。過去の上海のレース経験から、我々のクルマはコースに向いていると思っていますし、また力強いレースが見せられることを期待しています。ただ、富士でノン・ハイブリッド勢がかなり良いラップタイムをマークしてきているので、我々もミスは許されません。富士で今季初勝利を挙げられたのは最高でしたし、中国でも更なる勝利を目指して戦えればと思っています。

    マイク・コンウェイ(7号車):
    今からシーズンの後半戦というのが少し信じ難いですが、つまりはこれからも多くのトロフィーと、ポイントを獲得するためチャンスがある、ことを意味しています。可夢偉とホセ、そして私の3人が富士で得た勝利という最高の美酒を、もう一度味わいたいというのはもちろんですが、常に努力を続けて最高のTS050 HYBRIDを用意してくれているチームのためにも、また1-2フィニッシュを果たすことが最大の目標です。

    ホセ・マリア・ロペス(7号車):
    私にとって2度目となるWECの上海戦を楽しみにしています。上海のコースレイアウトは面白いのですが、他クラスとの混走は簡単ではなく、タイムをロスしやすいので、余計なリスクを負わないようにすることも重要です。また8号車との素晴らしいバトルが出来ると思いますし、加えてノン・ハイブリッド勢がどのくらい速くなっているか分からないので、エキサイティングなレースになるでしょう。

    中嶋一貴(8号車):
    上海はトリッキーなコースレイアウトで、特に混雑時の追い越しが難しいです。遅い車の後に付いてしまうとタイムをロスしやすいですし、ラインを外すと多くのタイヤかすが待ち受けています。これらの要素もあり、様々なことが起こる、エキサイティングなレースになることは間違いありません。レースの間も冷静さを保ち、プッシュしながらも着実にレースを戦い、富士同様の1-2フィニッシュを目指します。

    セバスチャン・ブエミ(8号車):
    上海が楽しみです。我々は富士で1-2フィニッシュを果たしましたが、上海でも勝利を争い、シリーズタイトル争いでのリードを拡げたいと思っています。私にとって上海はWECでも、F1でも良いレースを戦ってきた、験の良いサーキットです。1周のやや長いコースで、多くの流れるような中高速コーナーがあり、我々のTS050 HYBRIDにあっていると思います。

    フェルナンド・アロンソ(8号車):
    上海も面白いレースになるだろうと思っており、楽しみにしています。チームのハードワークのおかげで、我々はチャンピオン争いで良い位置につけることが出来ています。しかし、我々の目標は上海でそのリードを更に拡げることです。いつも通り、簡単なことではありませんが、シーズン後半戦へ向けて、また1-2フィニッシュという完璧なスタートを切れるようプッシュを続けて行きます。

  • WRC | トヨタ 第13戦 ラリー・オーストラリア プレビュー

    WRC | トヨタ 第13戦 ラリー・オーストラリア プレビュー

    TOYOTA GAZOO Racing World Rally Teamは、11月15日(木)から18日(日)にかけてオーストラリアで開催されるFIA世界ラリー選手権(WRC)第13戦ラリー・オーストラリアに、ヤリ-マティ・ラトバラ/ミーカ・アンティラ組(ヤリスWRC 7号車)、オット・タナック/マルティン・ヤルヴェオヤ組(8号車)、エサペッカ・ラッピ/ヤンネ・フェルム組(9号車)の、3台のヤリスWRCで参戦する。

    トヨタは、2位に12ポイント差をつけトップに立っているマニュファクチャラー選手権と、1位と23ポイント差の3位でタナックが追っているドライバー選手権の、両選手権での王座獲得を目標にシーズン最後の戦いに挑む。

    ラリー・オーストラリアはアジア-パシフィック地域で開催される唯一のWRCイベントであり、オーストラリア東海岸サウスウェールズ州のコフスハーバーにサービスパークが置かれる。コフスハーバーは大都市であるシドニーとブリスベンの間に位置するシーサイドタウンであり、住みやすい町として人気がある。ラリーのステージはグラベル(未舗装路)で、道幅が狭くツイスティな森林地帯の道や、高速で流れるようなコーナーが続くカントリーロードなど、様々なタイプの道を走行する。初夏にあたる11月中旬は通常穏やかで過ごしやすい気候が続くが、強い雨が降る事もある。

    ラリーは15日(木)の午前中にシェイクダウンが行なわれ、16日(金)から競技がスタート。デイ1としてコフスハーバーの北側でSS1/4「オラーライースト」とSS2/5「コールドウォーター」の2本の新ステージと、昨年と同じSS3/6「シャーウッド」の、3本のステージを各2回走行する。そして一日の最後には、コフスハーバー市街地で行われるスーパーSSのSS7/8「デスティネーション・ニューサウスウェールズ」を走る。

    デイ2はコフスハーバーの南側でSS9/13「アージェンツヒル・リバース」、SS10/14「ウェルシュズクリーク・リバース」、SS11/15「ウルンガ」、SS12/16「ラレー」の4本のステージを各2回走行する。いずれも過去に使われたステージを逆走、分断、一部変更したステージとなる。一日の終わりには、デイ1と同様に「デスティネーション・ニューサウスウェールズ」がSS17/18として、コフスハーバーの市街地で行われる。

    ラリー最終日となるデイ3はコフスハーバーの北側で3本のステージを各2回走る。SS19/22「コランバ」とSS20/23「サファイア」は新ステージだが、有名な「ブッカ」のステージと多くの部分が重なる。また、SS21の再走ステージとなる最終のSS24「ウェディングベルズ18-2」は、SSでトップ5タイムを記録した選手に対しボーナスの選手権ポイントが与えられる「パワーステージ」に指定されている。3日間で24本のSSを走行し、その合計距離は318.64km。リエゾン(移動区間)も含めた総走行距離は1017.07kmとなる。

    トミ・マキネン(チーム代表)
    多くのアップ&ダウンがあったスリリングなシーズンも、いよいよラリー・オーストラリアでエキサイティングな最終戦を迎えます。我々にはWRC復帰2年目でのタイトル獲得という大きなチャンスがあり、もしそれを達成できれば素晴らしいことに違いありません。もちろん簡単ではありませんが、自信を持つだけの理由はあります。ラリー・GBとラリー・スペインのグラベルで我々は高いパフォーマンスを発揮しましたし、ラリー・オーストラリアで対峙するであろう路面と似たようなコンディションのステージで、パフォーマンスの改善を確認する事ができました。タイトル獲得の目標に向けて全員が懸命に取り組んでいますし、我々には強いクルマと3人の強力なドライバーがいますので、目標を達成できる可能性は高いと考えています。

    ヤリ-マティ・ラトバラ (ヤリスWRC 7号車)
    オーストラリアを本当に楽しみにしています。なぜなら心から楽しむ事ができるラリーだからです。オーストラリアはまず何よりもとてもリラックスした雰囲気が素晴らしく、通常は天候も良いため、シーズンの終わりにふさわしい1戦だと思います。今年は多くのステージが変更されましたが、その大部分は過去に走った経験がある道ですし、私が好きな高速ステージが多く含まれます。ここ数戦、私は速さを示す事ができていますので、自信を持ってラリーに臨み、好結果を得てタイトル獲得に貢献したいと思います。

    オット・タナック (ヤリスWRC 8号車)
    オーストラリアでは自分の力をすべて出し切るつもりです。数字の上では私にもまだドライバーズタイトル獲得の可能性があります。自力だけではどうにもならない部分はありますが、最後まで諦めずに攻め続けます。マニュファクチャラーズタイトルに関して我々は選手権をリードしていますし、良い位置につけています。特に、グラベルラリーではここ数戦で良いパフォーマンスを発揮できていますので、自信を持つべきでしょう。ラリー・オーストラリアは常に挑戦し甲斐のあるイベントですが、高速で流れるような道が多く、我々との相性はとても良いはずです。

    エサペッカ・ラッピ (ヤリスWRC 9号車)
    オーストラリアで良い結果を残し、チームのマニュファクチャラーズタイトル獲得に貢献したいと心から願っています。昨年はとにかく経験を積む事を目標にこのラリーを戦いましたが、今年はその経験を活かし、強さを示したいと思います。もしもドライコンディションならば、グラベルのステージは滑りやすいルーズグラベルに覆われる箇所が多くなり、早い出走順での走行は大きなチャレンジになるでしょう。実際、昨年早い出走順は経験して慣れることができていますし、ここは時折大雨に見舞われることも学んでいます。もしそうなると、森の中のステージはグリップレベルが頻繁に変わるので注意が必要です。

  • トヨタ、新型「スープラ」を北米国際自動車ショーで世界初披露

    トヨタ、新型「スープラ」を北米国際自動車ショーで世界初披露

    トヨタは、新型「スープラ」を米国・デトロイトで開催される2019年北米国際自動車ショー(デトロイトモーターショー)において初披露することを発表した。

    トヨタの歴史において長らくフラッグシップスポーツカーとして親しまれてきた「スープラ」は2002年に生産を中止していたが、今年3月、ジュネーブ国際自動車ショーでレーシング仕様のコンセプトモデル「GR Supra Racing Concept」として復活した。

    その後、試作車が7月に英国「グッドウッド・フェスティバル・オブ・スピード」を走行。さらに、10月には開発の一環として、ドイツのニュルブルクリンク耐久シリーズ(VLN)第9戦に参戦し、完走するなど、様々な場でファンの皆様の前に登場していた。

    伝統を受け継ぎ直列6気筒エンジンとFRレイアウトを採用した新型「スープラ」は、来年前半より順次、世界各国で販売を開始する予定となっている。

    2019年北米国際自動車ショーは、2019年1月14日(月)から27日(日)まで開催される。

    関連:トヨタ、「スープラ」試作車の走行を英国で初披露

  • WRC ラリー・スペイン 3日目 | トヨタのラトバラが総合首位に浮上

    WRC ラリー・スペイン 3日目 | トヨタのラトバラが総合首位に浮上

    2018年 FIA 世界ラリー選手権(WRC)第12戦ラリー・スペインの競技3日目デイ3が10月27日(土)にスペインのサロウを中心に行われ、TOYOTA GAZOO Racing World Rally Teamのヤリ-マティ・ラトバラ/ミーカ・アンティラ組(ヤリスWRC 7号車)が総合1位に立った。また、エサペッカ・ラッピ/ヤンネ・フェルム組(9号車)も総合7位に浮上したが、首位を走行していたオット・タナック/マルティン・ヤルヴェオヤ組 (8号車)は、パンクにより総合8位に順位を下げた。

    ラリー・スペインのデイ3は、サロウの北東部を中心に7本、計121.80kmのSSが行なわれた。ステージはすべてターマック(舗装路)となり、クルマはデイ2の最終サービスでグラベル(未舗装路)仕様からターマック仕様に変更された。強い雨により路面は全体的にウェットコンディションだったが、少し湿っているだけの路面も混在し、タイヤ選択が重要な鍵を握る1日となった。

    チームは午前中のステージで路面にマッチしたフルウェットタイヤを選択。SS9ではそれが奏功し、ベストタイムを記録した首位タナックは、総合2位の選手に対するリードを32.9秒に拡げ、セカンドベストタイムのラトバラは総合4位に浮上した。しかし、続くSS10でタナックはパンクを喫し、タイヤ交換により多くのタイムを失い総合9位に後退。その後、滑りやすい路面に苦労しながらも攻めの走りで8位に順位を上げたが、優勝はかなり厳しい状況となってしまった。

    一方、ラトバラはSS10でベストタイムを記録して総合2位にポジションアップし、続くSS11でついにトップに立った。午後のステージでもラトバラは首位の座を堅持。今シーズン初優勝に向けて好位置で1日を終えた。また、ラッピはSS10で2番手タイムを、SS11と12では3番手タイムを記録し、デイ2よりも3つ順位を上げた。

    競技4日目、最終日となる10月28日(日)のデイ4は、サービスパークの西側で4本のSSが行われる。デイ4の路面はすべてターマックとなり、2本のステージを各2回走行。SS16の再走ステージとなるSS18「サンタ・マリーナ2」は、トップ5タイムを記録した選手に対しボーナスの選手権ポイントが与えられる「パワーステージ」に指定されている。4本のSSの合計距離は61.70km、リエゾン(移動区間)も含めた1日の総走行距離は245.15kmとなる。

    トミ・マキネン(チーム代表)
    今日は色々な事が起こり、とても複雑な気分です。オットは今日も非常に速く万事順調だったのですが、午前中にパンクをしてしまい本当に残念です。彼のドライバーズタイトル争いにとって、大きなマイナスとなってしまったのは明らかです。一方、昨日のパンクによる遅れを挽回してトップに立った、ヤリ-マティにとっては素晴らしい1日となりました。すぐ後ろには非常に強力なライバル達が迫っていますが、ヤリ-マティはクルマに大きな自信を持っていますし、いかなる気象条件でも素晴らしい走りをしているので、最後までリードを守ってくれると信じています。

    ヤリ-マティ・ラトバラ (ヤリスWRC 7号車)
    昨日の遅れにも関わらず、ラリーをリードする立場となり素晴らしい気分です。決して諦めるべきではないと改めて思いました。降雨と路面に流れ込んだ大量の泥により、今日はとても難しいコンディションでした。しかしクルマの調子はとても良く、タイヤ選択に関しても正解だったと思います。最後の2本のSSは少し慎重になり過ぎてタイムを失いましたが、それでも我々は依然ラリーをリードしています。明日はきっと激しい戦いになると思います。私のすぐ後ろには5年連続王者と、9年連続王者が迫っていますが、リラックスして自分の走りを続ける事が勝負の鍵を握る事になるでしょう。

    オット・タナック (ヤリスWRC 8号車)
    本当にタフな1日でした。走り始めは良かったのですが、パンクでかなり多くのタイムを失ってしまいました。そして午後は路面が泥で覆われており出走順は最悪でした。また、私自身もロングステージのSS13でスピンをするなどミスをしてしまいましたが、それでもベストを尽くしたつもりです。もし明日も今日と同じような天気ならば、きっとチャレンジングな1日になるでしょう。ドライバーズタイトル争いにおいては自分達ができる事は少なくなってしまいましたが、マニュファクチャラーズタイトル争いに関しては良い方向に進んでいますので、ベストを尽くして貢献したいと思います。

    エサペッカ・ラッピ (ヤリスWRC 9号車)
    とても満足できる1日でした。午前中はタイヤ戦略が上手く行き、午後も悪いチョイスではなかったと思います。午後のロングステージ、SS13ではコーナーが多くの泥で覆われていたため、少しミスをして多くのタイムを失ってしまいました。しかし、速さは十分にあったと思います。全体的には、間違いなく昨日よりもポジティブな1日でした。タイム差が大きいため私よりも前の選手を捕える事は難しいかもしれませんが、明日は最後まで楽しんで走りフィニッシュを目指します。

    ラリー・スペイン デイ3の結果
    1 ヤリ-マティ・ラトバラ/ミーカ・アンティラ (トヨタ ヤリス WRC) 2h35m01.8s
    2 セバスチャン・オジエ/ジュリアン・イングラシア (フォード フィエスタ WRC) +4.7s
    3 セバスチャン・ローブ/ダニエル・エレナ (シトロエン C3 WRC) +8.0s
    4 エルフィン・エバンス/ダニエル・バリット (フォード フィエスタ WRC) +9.8s
    5 ティエリー・ヌービル/ニコラス・ジルソー (ヒュンダイ i20 クーペ WRC) +12.7s
    6 ダニ・ソルド/カルロス・デル・バリオ (ヒュンダイ i20 クーペ WRC) +16.5s
    7 エサペッカ・ラッピ/ヤンネ・フェルム (トヨタ ヤリス WRC) +46.5s
    8 オット・タナック/マルティン・ヤルヴェオヤ (トヨタ ヤリスWRC) +1m00.7s
    9 クレイグ・ブリーン/スコット・マーティン (シトロエン C3 WRC) +1m37.9s
    10 アンドレアス・ミケルセン/アンダース・ジーガー (ヒュンダイ i20 クーペ WRC) +2m07.3s