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  • トヨタ:バルセロナテスト2日目 グロックがドライブ

    トヨタ:バルセロナテスト2日目 グロックがドライブ

    トヨタは、4日間を予定するバルセロナでのテストの2日目を行った。

    2日目もティモ・グロックがTF108のステアリングを握り、テストを行った。グロックは、引き続きスペイングランプリのためのセットアップに時間を費やし、あわせてそれに伴うダンパーとサスペンションの作業を行った。午後遅くには、2009年にF1に導入される予定のブリヂストンのスリックタイヤを試した。

    ティモ・グロックは、112周を走行し、8番手タイムとなる1分20秒870を記録した。

    明日も来週のレース準備のためのテストは引き続き行われ、ヤルノ・トゥルーリがテストを引き継ぐ予定。

    ティモ・グロック
    「この2日間のテストは、とても有意義なものだったね。我々は、スペイングランプリのためのセットアップ作業を続けて行い、様々なシステム用のデータを集めるのに午前を費やしたんだ。我々は正しい方向に進んでいるから、準備してきたことが来週のレースで役に立ってくれること願っているよ。一日の終わりに、来年導入される新しいスリックタイヤを試したんだ。いくつかの重要なデータを集めることができたが、更に研究する必要がある。けれど今は、目の前の状況に焦点をあてていて、特に来週このサーキットで行われるレースに集中している。我々がここで行った作業のおかげで、来週に向けて万端の準備を整えることができるだろう。」

    ゲルト・プファイファー テスト・チーム・マネージャー
    「今日は、様々な異なった要素を組み合わせたプログラムでとても忙しかった。午前中は、スペイングランプリのためのセットアップ作業を引き続き行い、それにあわせてダンパーとサスペンションを含む他のパーツのテストを幾つか行った。ランチの後もそれらの作業を続けて行い、午後遅くに2009年に導入されるスリックタイヤのテストを行った。全体的に見て、計画していたすべての作業を行うことができ、役に立つデータを集めることができた。」

  • トヨタ:バルセロナテスト初日 ティモ・グロックが担当

    トヨタ:バルセロナテスト初日 ティモ・グロックが担当

    トヨタは14日、スペインのカタルニア・サーキットでテストを開始した。

    初日は、ティモ・グロックがTF108のステアリングを握りテストを実施。4月27日にこのサーキットで行われるスペインGPの準備を開始した。

    ティモ・グロックは、今年最初のヨーロッパでのレースのために大きくアップデートを行うTF108の空力性能のテストに集中し、あわせてそれに伴うセットアップやその他のシステムに関する作業を行った。

    午前中はスピンしコースオフを喫したティモだが、93周を走行し、8番手となる1分22秒590を記録した。

    明日もティモ・グロックがテストを続ける予定。

    ティモ・グロック
    「今日はチームとメカニックがいい仕事をしてくれたおかげで、とても実りのある一日だった。チームのみんなで、我々が得た数々の新しいデータの解析に集中し、正しい方向を見つけようとした。私は朝、小さなミスを一つしてしまい、スピンをしてしまったのだけれど、そんなに時間をロスしないで済んだ。午後には多くの検討すべきデータを集めたから、今度はそのデータをもとに微調整をしなければならない。今日集めたすべてのデータから、今夜中に正しい方向を見つけることができることができるだろう。タイムシートにはまだ結果として表れていないだろうけど、今までのところ我々の仕事には満足している。」

    ゲルト・プファイファー テスト・チーム・マネージャー
    「我々の今週の主な目的は、10日先に迫ったスペイングランプリの準備をすることだ。我々はレースのための車のセットアップとともに、TF108の空力パッケージの改良に集中する予定だ。今日午後は風が強く、ロングランでの詳細を比較するのは難しかったが、ティモは新しいパーツでテストをし、有益なデータを収集することが出来た。今日はしっかり作業を行ったので、全体的に見て、とても実のある一日だった。」

  • トヨタ、トゥルーリが6位入賞

    トヨタ、トゥルーリが6位入賞

    トヨタは、2008年F1第3戦バーレーンGP決勝レースで、ヤルノ・トゥルーリが6位、ティモ・グロックが9位だった。

    昨日よりもさらに強い風に見舞われる中、午後2時半に決勝レースがスタート。7番手グリッドからスタートを切ったヤルノ・トゥルーリは、第1コーナーで2つ順位をあげた後、力強い走りを見せ6位でチェッカーを受け、2戦連続でポイントを獲得。

    一方、最初の2戦をリタイアで終えているティモ・グロックは13番手グリッドからスタート。その後順位を上げ、ポイント獲得はならなかったものの9位で初めてチェッカーを受けた。

    ヤルノ・トゥルーリ (6位)
    「前回に続いてポイント圏内の6位でフィニッシュできて、自分にとっても、頑張って良い仕事をしてくれたチームのみんなにとっても、とても嬉しいよ。トップ3のチームのすぐ後ろでフィニッシュできたのは、今週末の練習と予選の流れから我々が望みうる最も良い結果だ。優れたスタートを切れたから、第1コーナーで2つ順位をあげることができた。レース序盤、ニコ・ロズベルグから少しの間プレッシャーを受けたが、そこから私は自分らしいレースをすることが出来た。車はよくバランスが取れていて、自分が速いことも、戦略が優れていることも分かっていたから、ただ自分らしいドライビングをし続けたんだ。車のペースは非常に良く、自分もティモも完走できて、我々には競争力があることが分かった。この結果は我々のこれからを後押ししてくれるよ。我々は、次のレースに備えて、今回の結果を踏まえバルセロナのテストに向かう予定だ。」

    ティモ・グロック (9位)
    「今日は良いレースができたよ。また全体的に見て、車には満足している。自分のドライビングスタイルにとって大きな進歩を果たしたし、レース中に行ったいくつかの細かな調整も役に立った。レース序盤では、私の周りのすべての車がお互いに衝突していた。けれどそのおかげで、第1、第2セクターがオイルによって走りにくくなったんだ。また、ポイントを取ることが可能だったのに、レース中盤でニコ・ロズベルグを追いかけていたときにスピードが落ちてしまった。その後にフェルナンド・アロンソの追撃をかわすのはかなり大変だったけれど、かわしきってフィニッシュすることができて嬉しかった。車のセットアップは本当に良かったよ。今は、さらに車を改善するために頑張り続けなくてはならない。」

    新居章年 技術コーディネーション担当ディレクター
    「今日はチーム全員ミスなくレースを戦ったことでヤルノ、ティモ2台揃って完走することが出来た。ヤルノはスタートで上手くポジションを上げ、6位入賞、ポイント獲得に結び付けてくれた。ティモもスタートの混乱を上手く切り抜け、またストラテジーが上手く働いたことにより9位で完走できたこれはチームにもティモにも大きな自信を与えたと思う。次はヨーロッパに戻ってのスペインGPだが空力のアップデートも予定しており、是非2台揃ってポイント獲得を果たしたい。」

    山科忠 TMG会長兼チーム代表
    「今日は、両方のドライバーがともに良いレースをしてくれた。ヤルノが3ポイントを獲得し、ティモも力強くレースを完走してくれたのがとても嬉しい。今日の我々の目標は、少しでも順位をあげることだったので、ヤルノが第1コーナーで順位を上げるのを見るのは嬉しかった。そして、彼は強いレースをずっと続けてくれた。ピット作業も素晴らしかったし、両車のレース戦略もパーフェクトだった。ティモも、今日は大変良いレースをしてくれた。彼は非常に速かった。残念なことに、彼の1回目のピットストップでギアボックスに小さな問題があったため、やむを得ず予備の戦略に変更した。その問題は次のレースまでには修理できるものだが、今回獲得できるはずだったポイントを犠牲にしてしまった。それでも、我々はバルセロナでの次戦へ向けて自信を持っている。ヤルノは再びポイントを獲得してレースを終えてくれたし、ティモも今回のレースパフォーマンスから自信を得てくれるだろう。」

  • トヨタ:バーレーンGP予選 トゥルーリが7番手

    トヨタ:バーレーンGP予選 トゥルーリが7番手

    トヨタは、F1 バーレーンGPの予選で、ヤルノ・トゥルーリが7番手、ティモ・グロックが13番手だった。

    コンディションは快晴ながら、強い風と埃に見舞われた。予選第1セッションでは、ヤルノ・トゥルーリが2番手、ティモ・グロックが
    6番手で第2セッションへと進出。しかし、続いて行われた第2セッションでは、ティモ・グロックが惜しくも第3セッション進出を逃し、13番手から明日の決勝レースでの巻き返しへ臨むことになった。

    一方、ヤルノ・トゥルーリは第2セッションで7番手につけ、最終第3セッションへ進出。第3セッションでは給油装置に問題が生じたが7番手タイムを刻み、3戦連続のトップ10グリッドから明日の決勝レースへと挑む。

    ヤルノ・トゥルーリ (7位)
    「我々はまさに望んでいたポジションを獲得した。7番グリッド獲得は、このコンディションで我々が達成できる最高のポジションだ。フェラーリ、マクラーレン、BMWが我々よりもまだ少し速いからね。再び問題なくトップ10入りできてとても嬉しいよ。第3セッションの前に給油装置に問題が生じて、装置を交換しなくてはならなかったんだけれど、最終的に解決できた。車はよくバランスが取れているし、満足はしているんだ。だけれど勿論、我々は車がもう少し良くなることを望んでいる。我々は先頭集団に追いついてきているし、より近づいていっているよ。レースが風の強いコンディションで厳しくても、レースでは予選のときより強いという自信があるので、確実にポイントを獲得できると思っている。」

    ティモ・グロック (13位)
    「今日は少々厳しい日だった。特に第2セッションのタイヤセットは厳しかった。第1セッションの時は、車に自信があったし、もっと速く行けると分かっていた。しかし、最終走行のアウトラップでは、車が同じように動いていないことを感じたんだ。強い風がさらに車の動きを難しいものにしたために、パーフェクトな走行ができずに、タイムを上げることができなかった。その結果、今回はトップ10に入ることが出来なかった。前の2レースの予選は、我々にとって良い結果だったのに、今回は明日の第1コーナーの争いが厳しくなるので残念だ。それでも、レースの間は、ライバルに追いつくためにどんどんプッシュしていくつもりだよ。」

    パスカル・バセロン シャシー部門シニア・ゼネラル・マネジャー
    「今週末はコースコンディションに完全に支配されてしまった。バーレーンで風が強い時は、コースは埃と砂だらけになってしまう。そして、それは練習の間を通したパフォーマンスを決定してしまう。この風と埃はタイヤの汚れがつくという問題を引き起こし、与えられたタイヤセットから時々グリップを取り戻せなくなる。我々にとっては、たとえ同じレベルの競争力で戦えていると思えていても、実際にはこの週末がセパンほどスムーズに行かなかったことを意味する。最終的に、ヤルノは上手くやってくれた。第3セッション前の給油装置の問題にも関わらず、我々が期待していたポジションを取った。また、ティモも、第3セッション進出のための速さはあったが、第2セッションで重要であった時に、最も良いラップタイムを出せなかった。そして、一番争いの厳しい中盤ポジションになり、トップ10に入れずに終わってしまった。しかし少なくともこれは、明日は我々が自由に彼の戦略を選ぶことができることを意味する。10位以内に入れなかったことを除けば、昨日はロングランで安定していたので、レースでは楽しみだ。」

    新居章年 技術コーディネーション担当ディレクター
    「朝から気まぐれな風に惑わされながらの公式練習第3回目、予選となったがヤルノは順調にタイムを刻んで予選7番手を確保してくれた。しかしティモはわずかなところで最終予選に届かず。本当に残念だ。しかしバセロンが語るように、ポジティブに考えれば明日のレースにおいては戦略の幅ももてる。ベストな作戦を通じてティモには是非完走、出来ればポイントを獲得してほしいと思っている。またヤルノについてはマレーシアに続いて上位でフィニッシュ、そしてポイントを上積みできるようにしたい。」

  • トヨタ:バーレーンGP初日 トゥルーリは14番手

    トヨタ:バーレーンGP初日 トゥルーリは14番手

    トヨタは、F1 バーレーンGPの初日のフリー走行を行い、ヤルノ・トゥルーリは14番手、ティモ・グロックは15番手だった。

    ヤルノ・トゥルーリ
    フリー走行1回目 8番手 1分33秒539
    フリー走行2回目 14番手 1分33秒822
    「順調に行った公式練習初日だった。午前中のサーキット路面は予想通り埃っぽく滑りやすかったよ」

    「また、今日はとても風が強く、2回のセッションでは別の方向からの突風に見舞われた。風と格闘しながらの一日となったけれど、まだ全体的に見ると、若干改良を行う必要があるね。我々は2月にここバーレーンでテストを行っており、その甲斐あって今日は予想通り順調に準備を進めることが出来た。バーレーン・インターナショナル・サーキットは素晴らしくチャレンジングなサーキットで、私はここでは常に力強いレースを戦って来ている。それだけに今週末を楽しみにしているよ。マレーシアGPでの結果は、“TF108”の競争力が高いことを示している。だから、開発を継続することと、可能な限り多くのポイント獲得を狙っていくことが重要だろうね。」

    ティモ・グロック
    フリー走行1回目 11番手 1分33秒929
    フリー走行2回目 15番手 1分33秒856
    「有意義な一日だった。そして公式練習2回目は、1回目よりも更に上手く進んだよ。午前中はブレーキング時の安定性について若干の問題を抱えていたんだけれど、インターバルを経て、コース路面は良くなり、“TF108”の開発とセットアップをこなすことが出来た。スタッフが良い仕事をしてくれたおかげで、我々は正しい方向へと進み、ロングランにおいて更に好感触になったよ。2月にここで行ったテストは我々にとって有意義なものだった。この週末へ向けて心配なのは、強風の可能性が高いということだ。もし風が非常に強かったら、問題になるだろう。もっともそれは誰にとっても同じことだけれどね。」

    ディーター・ガス レース&テスト チーフエンジニア
    「全体的に今日こなした作業には満足している。唯一午後のセッション序盤に、ティモのクルマにマイナートラブルが発生したが、すぐに修復する事が出来た。それ以外は、予定されたプログラム通りに進行出来た。タイヤに関しては、冬季オフシーズン中のここバーレーンでのテストではオプションタイヤが供給されなかったけれども、何をやらなくてはいけないかについては良く分かっていた。全体的なコンディションもまた2月のテスト時とは異なっていた。風が問題になることは予測していたが、明日、そして日曜日も更に強くなる可能性があり、そうなれば影響はあるだろう。とはいえ、我々は更なる好結果を目指して、いつも通りハードにプッシュして行く。」

    新居章年 技術コーディネーション担当ディレクター
    「バーレーン特有の変わり易い風が吹き、路面にも砂が多く滑りやすいコンディションだったが、まずは順調にプログラムを消化することが出来た。特に昨年とは違うタイヤの組み合わせとなったことで、昨年使用しなかったオプション(ソフト)タイヤのデータを得ることが重要だったが、それも順調に進み、予選、レースに向けては作戦も立てやすくなった。タイムについては、今日はある程度割り切って進めたので気にはしていない。 明日のプラクティスでは予選に向けた準備も行い、良いグリッドポジションでレースに臨めるように進めて行く。」

  • トヨタ:バルセロナテスト初日 グロックが13番手

    トヨタ:バルセロナテスト初日 グロックが13番手

    天候に恵まれなかった先週のF1バルセロナ合同テストの後、今週こそ天候の回復と、好コンディションを願って、F1チームは再びスペイン・バルセロナ近郊のカタルニア・サーキットに集結した。しかし、残念ながら、その願いは叶わず、今週も初日は、前夜降り続いた雨により、路面は濡れた状態で午前中のテストをスタートする事となった。

    パナソニック・トヨタ・レーシングは、レースドライバーのティモ・グロックとサードドライバーの小林可夢偉がテストを担当。ティモ・グロックは1日を通して走行し、メカニカルなセットアップ作業のために70周を走破した。一方、小林可夢偉の走行は、より確実なコンディションを求め、走行距離とタイヤを温存するために制限されることとなった。チームは、明日もカタルニア・サーキットでの合同テストに参加し、ヤルノ・トゥルーリとティモ・グロックがTF108のテストを続行する。

    ティモ・グロック : TF108/04
    ベストラップ:1分23秒270 順位:13位
    周回数:70周 走行距離:325.9km
    「再び濡れた路面でのテスト開始となり、理想的とは言い難いコンディションであった。午前中もコースには出たが、路面の変化が激しかったため、あまり多くは走行しなかった。しかし、午後のセッション後半には、安定したコンディションとなり、私にとって良い方向に進んだ。私のドライビングスタイルにより適した方向へのセットアップを見出す作業を行った。そして、より良いバランスを見出し、今日の成果には満足している。全てを試みるには午後の時間では足りなかったが、それでも良い一日であった」

    小林可夢偉 : TF108/02
    ベストラップ:1分23秒880 順位:16位
    周回数:29周 走行距離:135.0km
    「今日も静かな午前中でスタートすることとなった。濡れた路面での走行距離とタイヤを浪費しないように、初期チェック走行のみに留めた。昼食の後、路面が乾いてからは更なるテストを行うことが出来た。セットアップ作業と重量配分に関する作業をこなし、限られた走行時間ながらも、いくつかの進歩を遂げた。TF108は一層バランスが改善されたように感じられ、我々は正しい方向に進んでいる」

    パスカル・バセロン : シャシー部門シニア・ゼネラル・マネージャー
    「ここ2週間は、我々がテストを行っているここスペインよりも、ベルギーの方が天気が良いようで、スパでテストを行わなかったことを本当に残念に思う。今日もテストを行うには非常に困難なコンディションでスタートを切ることとなった。午前中は、路面コンディションが目まぐるしく変わり、比較を行うのは非常に困難だった。そのため、我々は午後までメカニカルなセットアップ作業を始めるのを待ち、明日予定している空力テストへと2台共に準備を整えることを試みた。明日は天候に恵まれるという予報なので、ドライコンディションの一日が過ごせることを期待している」

  • トヨタ:バーレーンテスト 4日目

    トヨタ:バーレーンテスト 4日目

    パナソニック・トヨタ・レーシングは、F1バーレーン合同テストの後半3日間を開始した。レースドライバーのヤルノ・トゥルーリとティモ・グロックが、好天に恵まれ暑い中東バーレーンでのテストに臨み、セットアップ開発プログラムを継続した。

    暖かい天候の下で、チームは改良された冷却系レイアウトを特徴とする“TF108”に関してチェックする更なる機会を得た。また、機械的なセットアップや空力に関する作業といくつかの開発項目についての評価も行い、明日行う予定のグランプリシミュレーションへの準備として、今日の走行終盤にはピットストップ練習も行った。

    今日もトラブルに見舞われることなく、ヤルノ・トゥルーリ、ティモ・グロック共にプログラムを完遂し、有意義なデータを収集。明日も2人のレースドライバーが、シーズン開幕へ向けた準備のためにテストを続行する。

    ヤルノ・トゥルーリ : TF108/03
     ベストラップ:1分32秒382 順位:3位 周回数:73周
    「今日は順調だった。多くのセットアップと空力に関する作業をこなすと共に異なるセッティングを比較し、更なる情報を得た。我々の目的は、どの分野において改良が必要かを更に学ぶために、可能な限り周回を重ねることであった。我々はどの方向へ進むべきか分かっていると思うし、そのために懸命な作業を続けている。シーズン中のテスト走行距離協定を考慮して走行距離は抑えたが、予定していた全ての周回を終えることが出来た。特に“TF108”はこれまでのところとても高い信頼性を見せている」

    ティモ・グロック : TF108/02
     ベストラップ:1分32秒762 順位:4位 周回数:75周
    「とても良い一日であり、計画通り全てのセットアップテストがこなせた。我々は“TF108”と、異なるセットアップでの効果の理解を深めることについて前進を続けている。午前中、コースには若干埃が載っていたが、それを除けばテストを行うのにとても良いコンディションであった。これまでの作業には非常に満足しており、良い進歩を遂げていると感じている。残り2日間もこの状況が続くことを望んでいる」

    ディーター・ガス : レース&テスト・チーフ・エンジニア
    「機械的、そして空力的なセットアップ変更に関するプログラムを遂行し、全体的に見て、今日も充実した一日であった。我々は温暖な気候を求めてバーレーンに来ており、天候に恵まれているのは良いことだ。それは、一日中テストが出来るということだけでなく、昨年型の“TF107”と異なる新しい“TF108”の冷却について試す良い機会が得られるという意味でも有意義なことだ」

  • トヨタ、ヘレス合同テスト初日

    トヨタ、ヘレス合同テスト初日

    パナソニック・トヨタ・レーシングは、2008年シーズンへ向け、新型“TF108”の公式テスト初走行を果たした。“TF108”は前日13日(日)に同サーキットでシェイクダウン走行を行い、理想的なコンディションの下、ヤルノ・トゥルーリがトラブル無く67周を走破した。しかし、“TF108”初の公式なテスト参加となった14日(月)は降雨のウェットコンディションで始まることとなった。

    ヤルノ・トゥルーリの任務は、新たなチームメイトとなったティモ・グロックが、変更を加えられた従来型“TF107”で、新しいギアボックスとスタンダードECUに関していくつかのパターンを比較しながら開発を行う間に、新型“TF108”のシステムをテストするために可能な限り多くの周回をこなし、セットアップの変更について理解を深めることであった。

    昼食直後に、ティモ・グロックは第8コーナーでスピンを喫し、コースアウト。タイヤバリアに接触しフロントウィングを損傷したが、チームクルーの迅速な作業により、僅かな時間でコースへと復帰し、問題なくプログラムを完了した。ヤルノ・トゥルーリも“TF108”に付いて理解を深め、高い信頼性にも助けられ87周を走破した。明日のテスト2日目はティモ・グロックが“TF108”のテストを引き継ぎ、小林可夢偉も加わる予定である。

    ヤルノ・トゥルーリ : TF108/02
     ベストラップ:1分21秒344 順位:8位
     周回数:87周 走行距離:385.236km
    「今日は全てがスムーズに進んだ。路面がウェットでもドライでも競争力は高かった。パフォーマンスを向上させるために努力を続け、新型“TF108”に関する経験を重ねた。昨日のシェイクダウン走行は上手く行き、トラブル無く多くの周回をこなすことが出来た。“TF108”は好調で、大きな問題はない。今日も新車で多くの周回をこなせて良かった。有意義な一日だった」

    ティモ・グロック : TF107/06
     ベストラップ:1分24秒351 順位:13位
     周回数:58周 走行距離:256.824km
    「良い一日だった。多くの周回をこなし、昨年型の“TF107”ではあったが、新しいギアボックスについて更なる情報を得ると共に、特に今朝のウェットコンディションにおいて、トラクションコントロール無しでどのような挙動を示すかを学ぶことが出来た。信頼性に関する問題は無くプログラムを遂行出来たが、午後早い時間に濡れた縁石に乗ってコントロールを失い、スピンを喫してしまったのは残念だった。明日、新型“TF108”に乗るチャンスが得られることに興奮している。“TF108”は全く新しい空力コンセプトが採用されており、これまでのところ、ヤルノ・トゥルーリのドライブによって全てが順調に進んでいる。そして、私は“TF108”をドライブ出来ることを本当に楽しみにしており、それは興味深い経験になるはずだ」

    パスカル・バセロン : シャシー部門シニア・ゼネラル・マネージャー
    「これまでの“TF108”に関する進歩については満足出来るものだ。昨日、シェイクダウン走行を行ったが、重大な問題もなく、順調にシステムチェックをこなすことが出来た。今日はセットアップを開始し、有意義なスタートが切れたと信じている。しかし、現時点では、ラップタイムを比較するにはまだ早い。今日の主な目的は新型“TF108”に関するデータと情報を収集することであり、また、セットアップ
    変更に伴う反応と挙動がどう変わるかを見ることであった。そのどちらもウェット、ドライの両コンディションで達成出来た。ティモ・グロックは“TF107”で、新しいギアボックスとスタンダードECUについての作業をこなした。いくつかのセットアップ作業を行ったが、午前中の路面コンディションでは難しかった。午後は難しい路面コンディションであったが、トラクションコントロールが禁止された新しい規則の下で、貴重な学習の機会となった。今日の進歩には満足しており、明日も順調に作業が続けられることを期待している」

  • トヨタ TF108 ステアリング

    トヨタ TF108 ステアリング

    トヨタ TF108のステアリング。中央にあった大型ディスプレイがなくなり、随分とシンプルになった印象。大型ディスプレイがなくなったことにより、ダイヤル類が上部へ移動してますね。ボタンも少なくなっています。

    2008年からトラクションコントロールがなくなるので、当然のことながらTCのダイヤルはなくなっていますね。ディファレンシャルのダイヤルが2個に増えていますが、正直、それぞれのダイヤルの役割はわかりません。「グランプリトクシュウ」の解説を待ちます。

    参考までにTF106のステアリング画像。
    トヨタ TF106 ステアリング
    TF107のステアリングはTF106と大きな違いはなかったはずです。

  • トヨタ TF108

    トヨタ TF108

    TOYOTA TF108
    TF108の主な変更箇所はホイールベースの延長、空力性能の向上、サスペンションの改良や新しいギアボックス。TF107はTF106の進化だったが、TF108の新しいパッケージは、近年のトヨタF1カーとは異なるものとなった。TF108の第一の空力デザインコンセプトは、F1カー全体を適正化にする方向に向けられた。また、TF108は新しいギアボックスと、RVX−08用の新しい電子制御システム(ECU)を有する。

    シャシー構造 カーボンファイバー及びハニカム構造
    燃料タンク ATL製安全タンク
    サスペンション カーボンファイバー製トラックロッド/プッシュロッド付
    カーボンファイバー製ダブルウィッシュボーン 
    ショックアブソーバー ペンスキー製
    ホイール BBS製鍛造マグネシウム
    タイヤ ブリヂストン製ポテンザ
    ブレーキキャリパー ブレンボ製
    ブレーキマスターシリンダー ブレンボ製
    ブレーキ素材 ヒッコ (前後カーボン製)
    ステアリング トヨタ製パワーステアリング
    ステアリング表示板 トヨタ製カーボンファイバー
    トヨタ/マネッティ・マレリ製計器板
    ドライバーシート ドライバー体型成型カーボンファイバー製
    ドライバー拘束具 タカタ
    ドライバーHANSデバイス トヨタ・デザイン
    エレクトロニクス トヨタ/Magneti Marelli plus McLaren Electronics Systems ECU (as required by FIA rules)
    トランスミッション 7速後退付ギア
       
    TF108 フロント TF108 サイド
       
    <ディメンション>  
    全長 4636mm
    全高 950mm
    全幅 1800mm
    総重量 605kg(ドライバー及びカメラ含む)
       
    <エンジン主要諸元>  
    エンジン・コード RVX-08
    気筒数 8
    排気量 2398cc
    馬力 およそ740馬力
    最高回転数 FIAの規定により、最高回転数19,000rpm
    バルブ駆動 圧搾空気式
    スロットル駆動 油圧
    スパークブラグ デンソー製
    燃料及び油脂類 エッソ製