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  • 【スーパーフォーミュラ】 第4戦 もてぎ:決勝トップ3ドライバーコメント

    【スーパーフォーミュラ】 第4戦 もてぎ:決勝トップ3ドライバーコメント

    スーパーフォーミュラ 第4戦「ツインリンクもてぎ2&4レース」の決勝が20日(日)に行われた。

    優勝はピエール・ガスリー(TEAM MUGEN)。レッドブルの育成ドライバーでF1での将来が期待されるピエール・ガスリーは、日本での4戦目で見事優勝を成し遂げた。2位は小林可夢偉(KCMG)。序盤はレースをリードした小林可夢偉だが、ピットストップで右リアタイヤの交換にトラブルが発生して大きくタイムロスして残念な2位となった。3位のフェリックス・ローゼンクヴィスト(SUNOCO TEAM LEMANS)は2戦連続での表彰台となった。

    優勝:ピエール・ガスリー(TEAM MUGEN)

    驚きの結果を残せてとてもうれしいです。チームやホンダ、一緒に仕事をしている人たちに感謝しています。特に今回新しくアップグレードしたエンジンを用意してくれたおかげです。今シーズン序盤はチームとしても色々と悩むことが続きましたが、みんないつも一生懸命がんばって準備をしてくれたことで結果を出すことができて、本当に素晴らしいと思っています。また僕自身、まだスーパーフォーミュラでのレースが4戦目ですがそこで優勝できたのは本当に素晴らしいことです。できればこのままこの調子をキープしていきたいです。とにかく今日はハッピーです!今回、スタートでミディアムタイヤを装着することは、予選を終えて決めました。雨になるかもしれないという心配もありましたが、ドライコンディションなら絶対ミディアムだと思いました。僕自身、そのほうが心地良いと思っていました。周りはソフトもミディアムもいましたが、その中でもミディアムのほうが確実にいいと思っていました。シーズン前のテストでは手応えがあったのに、開幕後はレース毎に状況が異なり、苦しみました。今日、自分たちのポテンシャルを出して優勝できたのは良かったのですが、まだまだ改善することはあるし、中でも予選でのパフォーマンスをあげていきたいので、その課題に向けて取り組みたいと思います。

    2位:小林可夢偉(KCMG)

    レースは全体的には良かったんですが、ピットストップで…。なんて言うんやろ…。あのぉ、自分の中でショックというよりも笑ってしまったんです。その横で、「あーっ!」ていう顔をしている(ピットレポーターの松田)次生さんの顔が目に入り、笑っちゃったんです。で、リスタートしたんですが、感覚的にはもっと(ポジションが)後ろのほうかなという感じだったので、逆に2位で終われて良かったと思います。前回の富士でもクルマは良かったのですが、今回も本当にレースウィーク通してクルマは良かったし、予選2位、決勝2位だったし。今回パフォーマンスを見せることができたのは良かったです。一方でまだまだ足りない部分もあると思うので、そこをハングリーにやって成長しつつ、もうピットストップで笑うことがないようにしたいと思います。無線が走りはじめて10周くらいから繋がらなくて。いつ(ピットに)入っていいのか、(無線がつながらないことを)気づいているのか、何度か手を振ってみたんですが…。“BOX”の表示を見て、すぐピットインしました。毎周必死にサインボードを見ていました。正直、無線が切れていたので集中するのが難しい状態だったのですが、ピットへはもう少し早めに入りたかったですね。ただタイヤが用意されていなければやばいと思ったので、確実に気づいてくれるまで待とうと思って待ちました。

    3位:フェリックス・ローゼンクヴィスト(SUNOCO TEAM LEMANS)

    こうやってシーズン2度目の表彰台に上がることができてとてもうれしいです。決勝では、ピエール(・ガスリー)と同じ戦略で挑んだことがいい結果に繋がったのだと思います。彼はミディアムタイヤでのペースがとても良く、僕は必死にあとを追ったのですがオーバーステアがひどくて差が開いて行き、思うようにポジションを上げることができませんでした。ですが、ピットアウト後はバトルをして、楽しむこともできたし、最終的に3位でレースを終えることができてとても驚いています。リスタート後、タイヤをロックアップさせてフラットスポットを作ってしまったんです。それで大きなバイブレーションを感じるようになって視界が確保できずに苦戦したのですが、3位まで上がることができてうれしいです。これからもこの調子で安定した走りをしていきたいと思っています。

    優勝チーム監督:手塚長孝

    この場に来ることができて、ひと安心というか、本当にうれしいです。開幕からガスリー選手と山本選手の二台体制になり、色んな苦労がたくさんありました。前回(第3戦富士)もそこそこいいレースでしたが、なんとか4レース目しかもこのホンダのホームコースであるもてぎ、そして20周年を記念する中でホンダエンジン搭載車として我々チーム無限が優勝できたというのは、記憶と記録に残るようなことなので本当に幸せです。うれしいです。今日のレースを振り返ると、(小林)可夢偉選手もローゼンクヴィスト選手もすごく素晴らしかったですが、特に可夢偉選手がすごく速くて、もう(勝つのは)無理かなと思いました。こういう形で我々が優勝することができましたが、可夢偉選手には敬意を表します。これからのオートポリス、SUGOに関してはポール・トゥ・ウィンを狙って16号車を含め、2台で表彰台に上がれるようにがんばります。

    関連:【スーパーフォーミュラ】 第4戦 もてぎ:ピエール・ガスリーが初優勝!

  • 【スーパーフォーミュラ】 ホンダ:第4戦 ツインリンクもてぎ 決勝レポート

    【スーパーフォーミュラ】 ホンダ:第4戦 ツインリンクもてぎ 決勝レポート

    2017年 全日本スーパーフォーミュラ選手権シリーズ第4戦が8月20日(日)、栃木県のツインリンクもてぎにて行われた。

    まず午前中に前日順延された公式予選Q2セッションとQ3セッションが行われ、決勝スターティンググリッドが決定した。Q3セッションでは、#40 野尻智紀、#15 ピエール・ガスリーが従来のコースレコードを上回るタイムを記録してそれぞれ3番手と4番手につけ、#41 伊沢拓也が7番手、#64 中嶋大祐が8番手から決勝スタートに臨むこととなった。

    決勝レース前に雨が降り一旦路面は濡れたが、スタート時には雨が止んで走行ラインが乾き、ソフトタイヤでスタートするかミディアムタイヤでスタートするかについては戦略が分かれたものの、全車ドライタイヤでスタートした。

    午後2時13分にスタートが切られると、ソフトタイヤを選んだ#40 野尻智紀が2番手へ抜け出し、ミディアムタイヤを選んだ#15 ピエール・ガスリーが4番手に続いてレースが始まった。

    レース中盤、ミディアムタイヤに交換した#40 野尻智紀は徐々に順位を下げたが、ソフトタイヤに交換した#15 ピエール・ガスリーは上位をキープし、首位を走っていた選手がピット作業で遅れた際に順位を入れ替え、40周目に首位へ立った。

    #15 ピエール・ガスリーはそのまま首位を守って52周を走りきり、スーパーフォーミュラ初優勝を遂げ、ホンダにとっても今季初優勝となった。

    シリーズ第5戦は9月9~10日に大分県のオートポリスで開催される。

    ピエール・ガスリー (#15 チーム無限)

    ツインリンクもてぎを走るのは初めてでしたが、金曜日はブレーキに問題が生じクルマを壊してしまったので、ほとんど走れないまま終わってしまいました。でも悩んでいてもしかたがないし、もてぎは自分にとって相性のいいコースだと感じたので、気持ちを入れ替え土曜日を迎えました。決勝では4番手からスタートして、まさか勝てるとは思いませんでしたが、今回Hondaが持ってきた新しいスペックのエンジンが素晴らしいパフォーマンスを発揮してくれました。日本に来て以来、ここまで少し苦労もしてきましたが、この勢いに乗って残りのシーズンも戦いたいです。第5戦が行われるオートポリスは僕の好みのコースなので楽しみです。

    佐伯昌浩 (本田技術研究所 スーパーフォーミュラ プロジェクトリーダー)

    今回のレースで、シリーズ後半向けに新しいスペックのエンジンを投入しましたが、早速そのエンジンで勝てたのはうれしいです。週末走り出しから、ドライバーたちからは扱いやすくなったとコメントをもらっていました。パワーバンドを広げ、ピックアップを良くし、ターボラグを減らしたことが扱いやすさにつながったと思います。ツインリンクもてぎで勝てたということは、オートポリスやスポーツランドSUGOでも戦闘力を発揮できるということですから楽しみです。ポイントランキングで挽回できる手応えを感じたレースでした。ただ、今回のレースはタイヤの要素が多く関わってしまったので、うまく結果を出せなかった選手がいたのは残念です。ガスリー選手は、タイヤ選択に自信を持っていて、まるで先が見えていたようなレースを見せてくれて、すごいなと感じました。Hondaのホームコースであるツインリンクもてぎの20周年に、華を添えることができ嬉しく思います。

    関連:【スーパーフォーミュラ】 第4戦 もてぎ:ピエール・ガスリーが初優勝!

  • 【スーパーフォーミュラ】 トヨタ:第4戦 ツインリンクもてぎ 決勝レポート

    【スーパーフォーミュラ】 トヨタ:第4戦 ツインリンクもてぎ 決勝レポート

    スーパーフォーミュラの第4戦がツインリンクもてぎで行われ、Q1が雷雨に見舞われ大波乱となった予選の後、2番手スタートからトップに立った小林可夢偉(KCMG)が、ピットでのタイムロスで惜しくも順位を落とし、それでも自身最高位タイとなる2位表彰台を獲得。3位にはフェリックス・ローゼンクヴィスト(SUNOCO TEAM LEMANS) が入り、前戦に続く今季2度目の表彰台。17番手と後方スタートから追い上げた石浦宏明(P.MU / CERUMO・INGING)が4位でフィニッシュし、ランキング首位の座を守った。

    20日(日)は曇り空ながらドライコンディションとなり、朝から蒸し暑い中で、午前9時から当初30分間予定されていたフリー走行を10分間へ短縮し、その後午前9時20分よりQ2(7分間)が気温29度、路面温度32度というコンディションで実施された。

    セッション開始直後は2台がコースインしたが、他の車両は残り6分を切ったあたりから全車ソフトタイヤを装着してコースイン。直前に行われたフリー走行でトップタイムをマークした山下健太(KONDO RACING)がこれまでのコースレコードを上回る好タイムをマークし2番手につけると、小林可夢偉が1分31秒台に入れて山下健太をかわし、2番手へ。一方、アンドレ・ロッテラー(VANTELIN TEAM TOM’S)はアタックラップに入るところでブレーキ不調を訴えピットイン。関口雄飛(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL)、中嶋 一貴(VANTELIN TEAM TOM’S)もタイムを伸ばせず、関口雄飛が10番手、中嶋一貴が12番手、ヤン・マーデンボロー(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL)が13番手、アンドレ・ロッテラーが最後尾14番手で、トムスとインパルの4台がQ2敗退となってしまった。

    午前9時37分から7分間で実施されたQ3も、残り6分ほどでコースイン。まず小林可夢偉がトップタイムをマークするも、山下健太がこれを0.075秒上回るタイムをマーク。ルーキーの山下健太がトップフォーミュラ参戦4戦目にして初のポールポジションを獲得した。

    小林可夢偉が2番手で続き、2015年の第5戦オートポリス以来となる自身最高位グリッドで最前列に並ぶことに。ニック・キャシディ(KONDO RACING)が5番手、フェリックス・ローゼンクヴィストが6番手と3列目に並んで決勝レースをスタートすることとなった。このフェリックス・ローゼンクヴィストまでの上位6台は全てコースレコードを更新する速さと僅差の予選となった。

    予選の後、もてぎの開設20周年イベントが行われた正午前後には雨が降り路面を濡らしたが、まもなく雨は止み、決勝スタート前にはほぼドライコンディションに。注目のタイヤ選択は、ポールポジションの山下健太、2番手の小林可夢偉はソフト。後方から追い上げる他のトヨタ勢はミディアムを選択と作戦が分かれた。

    午後2時10分、52周で争われる決勝レースがスタート。ポールポジションの山下健太は、出だしは良かったものの加速が鈍り、3位へ後退。首位に立った小林可夢偉が一気に逃げる展開となった。

    小林可夢偉は1周目で2位に1.3秒差をつけると、その後も1周当たりコンマ5秒速いペースで差を広げていった。一方、後方ではソフトタイヤ装着組が猛烈な勢いでポジションアップ。追い越しの難しいもてぎでのフォーミュラレースながら、各所で追い越しが見られるエキサイティングなバトルが展開された。

    3位走行中の山下健太は先陣を切り、9周終了でピットイン。その後、他の車両もピットインしていき、順位が目まぐるしく入れ替わった。

    レースが折り返しに近づいた25周目に3位につけていたフェリックス・ローゼンクヴィスト、翌周その後方にいたニック・キャシディがピットイン。首位を逃げる小林可夢偉と2位のピエール・ガスリー(TEAM MUGEN)との差は15秒ほどで推移し、28周目にガスリーがピットインした後も小林可夢偉はソフトタイヤのまま周回を続け、34周終了でピットイン。そのまま首位でコースへ戻れるかと思われた。

    しかし、小林可夢偉は右リアタイヤの交換で大きくタイムロス。ガスリーに次ぐ事実上の2位へポジションを落としてしまった。

    その後は、ミディアムタイヤに交換した小林可夢偉を、ソフトタイヤに換えたフェリックス・ローゼンクヴィストとニック・キャシディが攻め、三つ巴での2位争いが展開された。

    波乱の予選で後方スタートとなってしまったトヨタ勢は苦戦を強いられたが、その中で、17番手スタートとなった石浦宏明が健闘。ミディアムタイヤでスタートし、最後までピットを遅らせる作戦に出た。40周目終了でピットインした石浦宏明は、7位でコースへ復帰したが、新しいソフトタイヤの優位性を活かし、他の車両よりも1周当たり2秒近く速いラップタイムで猛烈な追い上げを開始。次々に前を行く車両をパスしていった。

    小林可夢偉は逃げ切って2位でチェッカー。2015年第2戦岡山大会以来自己最高位タイとなる2位表彰台を獲得した。フェリックス・ローゼンクヴィストが3位で、前戦富士に続いての連続表彰台を獲得し、ドライバーズランキングでも3位に浮上。

    石浦宏明は終盤、山下健太、ニック・キャシディもパスし、13台抜きの4位でフィニッシュ。ランキング首位の座を守った。ニック・キャシディと山下健太は5位、6位で共にポイント獲得。14番手スタートから猛烈な追い上げを見せたアンドレ・ロッテラーは、途中ライバル車に追突、ドライブスルーペナルティを受けながらも終盤再度追い上げ、8位で1ポイント獲得を果たした。

    小林可夢偉 (KCMG 18号車)

    レースは全体的には良かったが、(ピットでのアクシデントは)ショックというよりも笑ってしまった。そもそも10周目くらいから無線の調子が悪くなり、いつ入って良いのか毎周ピットを見ながら確認するような状況だった。あのピットでのアクシデントの後は、感覚的にもっとポジションを落としていたと思っていたので、2位で終われて逆に良かった。レースウィークを通してクルマは本当に調子が良かった。前戦富士も良かったし、今回も予選で2番手を獲得出来、決勝レースでも最終的に2位と言うことで、今まで見せられなかったパフォーマンスは示せたと思う。もちろんまだまだ足りない部分もあると思うので、ハングリー精神で更に成長していきたい。

    フェリックス・ローゼンクヴィスト (SUNOCO TEAM LEMANS 7号車)

    2度目の表彰台を獲得出来て嬉しい。ピエール(ガスリー)と同じ戦略でミディアムタイヤでのスタートを選択したが、彼は非常に速く、逆に私はオーバーステア症状に苦しみ、離されてしまった。しかし、その一方で、バトルを楽しむことが出来たレースだった。3位でフィニッシュ出来たというのは驚きだ。もちろん選手権争いのことを考えても良い結果だが、個人的にはタフなレースだった。ピットでタイヤを交換した直後、ブレーキングでタイヤをロックさせてしまい、タイヤにフラットスポットを作ってしまったので、その後は振動に苦しんだ。苦しいレースだったが、それだけに3位でフィニッシュ出来て良かった。

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