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  • レッドブル 「パフォーマンスでサインツではなくガスリーを選んだ」

    レッドブル 「パフォーマンスでサインツではなくガスリーを選んだ」

    レッドブル・レーシングのチーム代表クリスチャン・ホーナーは、ダニエル・リカルドの後任として、あくまでパフォーマンスに基づいてカルロス・サインツではなくピエール・ガスリーを選んだと強調した。

    ダニエル・リカルドは、今シーズン限りでレッドブル・レーシングを離れ、2019年からルノーに移籍するという決断を下した。

    昨年末、レッドブルはカルロス・サインツとの契約を保持したままルノーにサインツをローン移籍させており、当時クリスチャン・ホーナーは、カルロス・サンツはダニエル・リカルドがチームを離脱した場合の“セーフティネット”だと語っていた。

    ダニエル・リカルドのレッドブル・レーシング離脱が発表された当初、すぐにカルロス・サインツの起用が獲得されると考えられていたが、レッドブルは「我々は今後、2019年シーズンにマックス・フェルスタッペンのパートナーを務めるドライバーを決定する前に様々な利用可能なオプションを評価していく」と述べ、様々な憶測が飛び交った。

    そのひとつが、マックス・フェルスタッペンが過去にトロロッソで険悪な関係となったカルロス・サインツの加入を拒否したというものだった。後日、カルロス・サインツは「彼は決してそんなことはしないだろう」と否定している。

    最終的にレッドブル・レーシングは、今年トロロッソ・ホンダでF1フル参戦を果たしたばかりのピエール・ガスリーを昇格させることを決定。カルロス・サインツは来季マクラーレンに移籍することになった。

    F1ベルギーGPの金曜記者会見に出席したクリスチャン・ホーナーには、ダニエル・リカルドの後任の選定プロセスについての質問が飛んだ。

    クリスチャン・ホーナーは、カルロス・サインツとピエール・ガスリーをパフォーマンスに基づいて評価し、ガスリーの起用を決めた後、サインツが他チームに移籍できるようにリリースしたと語った。

    「我々はピエール・ガスリーがトロロッソ内で行っているパフォーマンス面に基づいて彼を選択した」とクリスチャン・ホーナーはコメント。

    「もちろん、それに先立ち、我々はカルロスとマックスのどちらかの選択という点でマックス・フェルスタッペンを選択していた」

    「カルロスのキャリアを継続的に発展させるために、我々は彼のキャリア開発を継続するためにルノーに彼をリースした」

    「我々には彼を戻すという選択肢もあった。だが、我々が有している選択肢と向き合い、相対的なパフォーマンスを見て、ピエール・ガスリーが卒業し、レッドブル・レーシングのシートを満たすに相応しい男だという選択をした」

    「それによって、我々はカルロスがすぐにF1で他のオプションを追求できるようにすぐにリリースした」

    「彼にはマクラーレンからのオファーが届いていたし、我々は彼が自由にそれを手にすることを妨げたくはなかった」

    また、クリスチャン・ホーナーは、ダニエル・リカルドの離脱についての気持ちも改めて語った。

    「今年、ダニエルとのプロセス全体が長引いてしまったように思う。実際、我々は2月に話し合いを始めていたし、当初はオーストラリアまでに完了したいと思っていた。その後、それはモナコ後まで延期され、モナコ後もまた延期となった。全体的なプロセスがかなり長引いてしまった」

    「最近の数週間はディートリッヒ・マテシッツも彼との議論に関与していた。バルセロナから議論に加わり、オーストリアでも話し合い、彼が残留するだろうというあらゆる兆候があった。だが、それはチームの視点からの兆候だった」

    「彼が米国に滞在していた木曜日電話があった際、彼は自分が望んでいること、要求していること、財政面、技術面、期間など、まだ彼が変えたいと感じていた彼のなかにあったすべてをさらけ出してくれた。それが彼が我々に説明した方法であり、彼は異なることをするための正しいタイミングだと感じていた」

    「もちろん、それは驚きだった。彼が離れたいと思う場合は、メルセデスやフェラーリのためだと思っていた。だが、彼の決断であり、我々はそれを完全に尊重している」

    「我々は素晴らしい10年間を過ごした。レッドブルはフォーミュラ・ルノーでジュニアとして彼に投資をした。彼は英国F3選手権で勝ち続けた。F3のシルバーストンで彼を見たとき、その段階で彼の才能が非常に明確だったことを覚えている」

    「その後、彼はルノー・ワールドシリーズを卒業してHRTでF1に入り、そこからトロロッソに加入し、その後、マーク・ウェバーが引退した際にセバスチャン・ベッテルのパートナーに選ばれた。我々はその期間に彼が成長し、個人、そして、ドライバーとして進化するのを見てきた。彼は過去5年間、レッドブル・レーシングというチームにいることを喜んでいた」

    「彼はいくつか素晴らしいレースを見せてくれた。彼は素晴らしいキャラクターだ。我々はそれを表現するためのプラットフォームを彼に与えてきた」

    「彼のキャリアの次の旅路での活躍を祈っている」

  • ルノー 「リカルドはレッドブルのコミュニケーション戦略に嫌気が差した」

    ルノー 「リカルドはレッドブルのコミュニケーション戦略に嫌気が差した」

    ルノーF1のチーム代表シリル・アビテブールは、ダニエル・リカルドはルノーに対して“不公平”な批判を繰り返しているレッドブルのホンダへの称賛を納得できなかったと考えている。

    レッドブル・レーシングは、今シーズン限りでルノーとのパートナーシップを解消し、2019年からホンダのF1パワーユニットに切り替える。

    今週、レッドブルのモータースポーツアドバイザーを務めるヘルムート・マルコは、ホンダにはどのライバルチームも匹敵できない優れたリソースがあると語っていた。

    しかし、シリル・アビテブールは、ダニエル・リカルドは、トロロッソからのポジティブな発言やレッドブル・レーシングのチーム代表クリスチャン・ホーナーがホンダは長期的に良い賭けだと語っているにも関わらず、ホンダのパワーユニットについて懸念を感じていたと語る。

    「我々が高く評価しているのは、ダニエルが自分の立場、課題、状況についてコメントしたがらない部分だ」とシリル・アビテブールは Autosport にコメント。

    「だが、彼はレッドブルのコミュニケーション戦略に嫌気が差していたんだと思う。ルノーに対するもの、ホンダに対するもの、いかにホンダが完璧かというものにね」

    「ルノーに対するものはやや不公平だったと思っている。ホンダは進歩していると思うが、ホンダがすでに11~12基のパワーユニットを投入している際のホンダに関するトロロッソのコミュニケーションは率直に言ってジョークだし、印象的ではない」

    「彼らがピエール・ガスリーのようなドライバーを感化できることは理解できる。ダニエル・リカルドのようなドライバーは違う。そこが私が敬意を抱いている部分だ」

    ダニエル・リカルド自身、レッドブル・レーシングが2019年にホンダのF1パワーユニットに切り替えることを決断した理由が重要だと語っていた。

    「僕にとって重要なことは、彼らがなぜそうしたのか、それがただの感情だけではないことを理解することだ。『ルノーとの関係はもう何をしてもダメだ。我々は変えたいから変える』といったようにね」

    また、シリル・アビテブールは、ダニエル・リカルドを獲得するというルノーの契約は、レッドブルを出し抜いてやろうという気持ちはまったくなかったとし、リカルドを説得するために土壇場でプッシュするようなこともなかったと語る。

    ダニエル・リカルドのルノーへの移籍は、F1ハンガリーGPでマックス・フェルスタッペンがMGU-Kの故障によってリタイアした後、テレビでルノーを激しく批判した一週間後に発表された。

    「ドライバーと決定とは何も関係なかったと思う。率直に言って、我々はそうは思っていない」

    「F1では常にエンジニア、スポンサー、チャンピオンシップのポジション、ドライバーなど多くのものために競争している」

    「我々は何もしていたかったしい、何かを言っていたわけでもない。我々はかなり誠実であり、事実を提示することにおいて正直だ。突然、来年や彼の給料について表明したり、約束するようなことはしなかった。我々はそのような全てのことに関してかなり素直だ」

    「彼は提示された契約内容や金銭的な取り決めだけでなく、チーム、我々の状況、チームの構造の一員でなければならない責任、それによってクルマがまだレッドブルのレベルにいないこと、来年もレッドブルのレベルにはいないだろうことを知っていた。彼はそれを知っていたと思う」

    「とにかく彼自身のなかでの思考プロセスだったし、彼には最終的な決断を下すために休暇の数日が必要だったかもしれないが、最後の段階で我々の側からの新しいものは何もなかった」

    「我々のオファーはしばらくそこにあったし、彼はそれが自分が追い求めている方法であると非常に時間をかけて決断した」

  • ダニエル・リカルド 「移籍を決断したのはホンダだけが要因ではない」

    ダニエル・リカルド 「移籍を決断したのはホンダだけが要因ではない」

    ダニエル・リカルドは、ホンダF1は競争力を示す必要があると認めつつも、今シーズン限りでレッドブル・レーシングを離れてルノーに移籍するという決断を下したのはモチベーションを保つためにも変化が必要だったためだと説明した。

    2018年でレッドブルとの契約が期限を迎えるダニエル・リカルドは、メルセデスやフェラーリへの移籍を検討していたが、その可能性が低くなったことでレッドブル・レーシングに残留することが濃厚だと考えられていた。

    しかし、ダニエル・リカルドは、今シーズン限りで3強チームの一角であるレッドブル・レーシングを離れ、2019年から再建を目指すルノーのF1プロジェクトに加入することを選び、そのニュースはF1界に衝撃を与えた。

    F1ベルギーGPの木曜記者会見でルノー移籍が発表されて以来初めて公の場に姿を現したダニエル・リカルドには当然ながらその決断に関して多くの質問が飛んだ。
    「長いプロセスだったのは確かだ」とダニエル・リカルドはコメント。

    「昨年末にすでに質問攻撃を受けていたと思う。マックスがチームとの契約発表を延長したあと、僕にちょっとしたスポットライトが当たった。もちろん、僕は自分の時間をそれに費やした」

    「でも、決して簡単な決断ではなかった。変化の準備ができているポイントまできたんだと感じた。長くて短かったと思う。新しいチャレンジへの準備はできているし、個人的に新鮮なモチベーションを得られている」

    「簡単に言っているように聞こえるかもしれないけど、簡単ではなかった。眠れない夜もあったのは確かだし、自分のためにい最高の結論を導こうとしていた。でも、いったん決断して、トリガーを引いたら快適に感じいることができたし、来年にむけて正しい動きだったと感じている」

    「評価しなければならない多くの要素、変数があった。でも、さっきも言ったけど、心のなかで個人的に変化の時だと感じていたことが重要だった。今年の特にモナコまでのシーズン前半は僕にとって素晴らしいスタートだった。本当に多くのポジティブなことがあった。たくさんの良い勢いとエネルギーがあった」

    「でも、そんな時も何らかの理由で個人的に少しフラストレーションを感じていた。チーム内で起こっていたことというより、自分のなかでね。とにかく理由を理解しようとしていたし、それを評価したとき、環境を変えること、新しいチャレンジをすることが僕に必要な答えかもしれないと思ったんだ」

    ダニエル・リカルドがレッドブルを離れるという決断を下したのは、マックス・フェルスタッペンに対する自身の立場に不満を抱いていたからだと報じられていた。現にレッドブルのチーム代表クリスチャン・ホーナーは、リカルドが“サポート役”に回ることを懸念したのではないかと発言している。

    その件について質問されたダニエル・リカルドは「ノー。それが簡単な答えだ」とコメント。

    「外部のメディアやおそらくファンの位置にはそう映ったかもしれない。でも、正直、内部的には、まあバクーではインシデントがあったし、僕たち自身でコース上で何度かそういったことがあったけど、チーム内で平等であるという点ではさっきも言ったように外部からはそう見えたかもしれないけど、正直に言って、そのような兆候には何の懸念もなかった。だから、そうではなかったというのが答えだ」

    「今年、チーム内での僕の存在が変わったとは感じていない。特に日曜日には今でもその欲求が100%であることは示されているはずだ。レースをして一番になりたいという欲求は変わっていない・・・ただ、夜ベッドに横になり、いろいろと考えているときに、自分が何を求めているのか、どこにいたいのかを考える機会が増えていたかもしれない」とダニエル・リカルドはコメント。

    レッドブルのモータースポーツアドバイザーを務めるヘルムート・マルコは、ダニエル・リカルドが“ホンダのプロジェクトを信じることができなかった”か“ルノーに大金を積まれた”に違いないと語っていた。

    だが、ダニエル・リカルドは、決してホンダのエンジンやお金が移籍を決断させたわけではないと語る。

    「すべてのことに未知な部分はたくさんある。もちろん、僕が来年移籍する場所でさえね。一定のリスクや不明点はあるものだ。はっきりしたことなど何もない」とダニエル・リカルドはコメント。

    「ホンダがまだ表だって彼ら自身を証明する必要があるのは確かだ。でも、正直、自分自身以上に重要な要素はなかった。見ている景色を変えたいと思っていた。おそらくそれが最大で圧倒的な要素だった」

    「必ずしもエンジン契約やお金ことなどではなかった。とにかく本当にそういうポイントに来ていたんだ・・・レッドブル・レーシングで5年間を過ごした。レッドブルとは今年の末で10年目になる。もちろん、信じられないくらい素晴らしいものだったけど、とにかく今は何か新しいことをする時間だと感じている。それが僕の決断のかなり大きな部分を占めていた」

    レッドブル側は、ダニエル・リカルドとの契約を延長するために1年契約という希望を含めたあらゆる条件を飲んでいたことを明らかにしている。

    レッドブルに対して移籍という決断は正しい返事だったと思うかと質問にダニエル・リカルドは「決して愛されていなかったとは言っていない。そんなことはなかった」とコメント。

    「さっきも言ったようにルーティン以外のハイライトがなくなってしまったんだと思う。僕たちは9時から5時までの仕事をしているわけではないし、毎日同じオフィスに行くわけでもない。でも、何年も同じファクトリーに行き来しているし、ある種のルーティンになっていると思う」

    「そのような日常でスポーツの楽しみにが減ってきたように感じていた。わからないけど、時々、少し鈍くなってしまうと思うし、ルーティンの一部がそれを引き起こしていると考えた・・・僕はまだそうではないけど・・・フェルナンドはそれに触れたんだと思う」

    「僕は人生のなかで自分を発見しているところだし、それは急速に変化している。12ヵ月前に考えていたことは今とは違うと思う。でも、そのプロセスの一部を推測するとちょっとしたルーティンを感じていたんだと思う・・・僕のベストを出せなくなっていたとは言いたくないけど、少し影響していた。それははっきりしていると思うし、それについて多くの質問が出てくるだろうけど、チーム内の誰かやボスなどと仲たがいしていたわけではないし、憎しみなどもない」

    「タフだったけどね。誰かをがっかりさせるのは好きではない。他人をがっかりさせて満足する人なんていないだろう。問題はなかった。かけなければならない電話だった。もちろん、多少はナーバスになったけど、うまく話せたと思う」

    「いろいろな面で理解はできる。彼は僕のことを10年も前から知っているし、僕のフラストレーションや、僕の中の何らかの変化を感じ取っていたと思う。だから、完全に予想外だったということはないはずだ。でも、僕がいなくなるって聞いて少しがっかりはしていた。僕としても寂しい気持ちはある。でも、自分が求められていることには誇りを感じる。本当に穏やかで丁寧な反応だったし、それ以上は望めなかったくらいだ」

    「確かに締め切りは迫っていた。数週間も数カ月も前から決まっていたことではない。夏休み直前に発表されたときは・・・もちろん、ルノーはしばらく僕の検討の一部だった。どこからともなくいきなり浮上してきたわけじゃない。何をすべきか本当に悩んでいたし、そのプロセスには時間がかかった。最終的にブダペストのレース週末でもどうすればいいかわからなかった。火曜日にテストをして、そこから48時間以上考える時間があったし、それで決断した。

    「契約関連でレッドブルとほぼ完了して、契約する準備ができていると思っていた人もいると思う。でも、僕はいつも何かに近づいているとは言っていたと思うけど、決してレッドブルに100%残ると言っていなかったと思う。急展開が起きてこうなったわけではない」

    「ここ数カ月の間、気持ちは行ったり来たりしていた。最終的な契約は満足のいくものになった。だから後は僕次第だ。目の前に何が広がっているかはわかっていたような気がする」

  • ニコ・ヒュルケンベルグ 「リカルド獲得はルノーの“本気度”の現れ」

    ニコ・ヒュルケンベルグ 「リカルド獲得はルノーの“本気度”の現れ」

    ルノーのニコ・ヒュルケンベルグは、ルノーが2019年のドライバーとしてレッドブル・レーシングからダニエル・リカルドを獲得したことは、グリッドの返り咲くためのルノーの“本気度”の現れだと考えてる。

    レッドブル・レーシングで通算7勝を挙げてきたダニエル・リカルドがルノー移籍を決断したことはF1界に衝撃を与えた。ルノーは2016年にワークスチームと復活して以降、いまだ表彰台を獲得できていない。

    しかし、ルノーは急速に進歩を遂げており、2019年にダニエル・リカルドとチームを組むニコ・ヒュルケンベルグは、リカルドの獲得がルノーの前進のための大きな後押しになることを期待していると語る。

    ダニエル・リカルドについてニコ・ヒュルケンベルグは「間違いなく彼はチームの資産になるだろう」とコメント。

    「もちろん、どのチームも結果を出してくれる2人の強力なドライバーを必要としている。でも、彼には多くの経験がある。レッドブルのようなチームとの価値ある経験を豊富に積んできたし、それはここでも役に立つだろう。彼は間違いなくルノーにとって一つの資産だし、勝利のようなものだ」

    ルノーには輝かしい未来が待ち受けているかと質問されたニコ・ヒュルケンベルグは「そう思っている。だからこそ僕もここに来た。今はまだそのプロセスの途中だし、この道を進んで前進していくという目標を達成するために努力しているところだ」

    「まだやることはたくさんある。まだ長い道のりだ。でも、僕たちは進歩を果たし、前進してきた。チームは本当に真剣だし、目標を達成するためのアプローチは本当にプロフェッショナルだ。彼らは本当に真剣に考えている」

    ニコ・ヒュルケンベルグは、2014年から7勝を挙げてきたダニエル・リカルドと比較されることを楽しみにしていると語る。

    「僕たちが彼にとって良く見えれば、確実に僕の評価は上がるだろう。でも、そうならなければ、評価も上がらない。どうなるか様子を見てよう。でも、今のところはそういうことは考えていないん。全ては来年のことだ」

    「自分の宿題をこなしていくだけだと思っている。ダニエルのスピードは心配していない。僕自身の調子がよければ、誰とだってやっていけるはずだ。自分自身の仕事をこなせば、誰にも引けを取らないと思っている。このチャレンジを楽しみにしているよ。もちろん、彼は強いドライバーだし、評価も高い。でも、さっき言ったように、全ての面から見て、今回のことは一つの勝利だと思っている」

  • マックス・フェルスタッペン 「リカルドの決断に驚いている」

    マックス・フェルスタッペン 「リカルドの決断に驚いている」

    マックス・フェルスタッペンは、レッドブル・レーシングこそが将来タイトルを獲得するマシンを与えてくれるチームだと確信しており、現時点では格下といえるルノーに移籍するというダニエル・リカルドの決断に驚いていると語った。

    今シーズンの2勝を含め、レッドブル・レーシングで通算7勝を挙げているダニエル・リカルドが、ワークス復帰して以降、いまだ表彰台にすら手が届いていないルノーへの移籍を発表したことはF1界に衝撃を与えた。

    ダニエル・リカルドがレッドブル・レーシングで走っている間、常にルノーのF1エンジンを走らせてきたが、メルセデスやフェラーリに匹敵するエンジンを製造することはできいない。レッドブル・レーシングが2019年からホンダにF1パワーユニットを切り替えるのはそれが大きな要因でもある。

    F1ベルギーGPの記者会見の第1部に参加したダニエル・リカルドは、レッドブルでフラストレーションを抱えていたことを明らかにしていたが、続いて行われた第2部に参加したマックス・フェルスタッペンは「誰もが驚いたと思う。でも、最終的に彼は自分の決断を良いものだと感じているはずだし、それが最も重要なことだと思う」とコメント。

    レッドブル・レーシングのチーム代表クリスチャン・ホーナーは、ダニエル・リカルドがマックス・フェルスタッペンの“サポート役”に回ることを懸念していたのではないかと述べている。

    「「僕にはわからない。そんなことはなかったと思うけどね。もちろん誰だってキャリアにはいろんな瞬間がある。フラストレーションを感じることも、現状に満足できないこともあるだろう。ここにいる誰もが、レースに勝ち、チャンピオンシップに勝つことを望んでいると思う」

    「でも、そうはいかないこともあるし、本当に辛抱して、そのためにハードワークをていかなければならない時もある。そうだね、パッケージ全体がまとまっていなければならないときもある。それがレッドブルが現在取り組んでいることだし、彼らは全てのレースで勝てるクルマを作ってくれると確信している」

    「パッケージ全体が必要なだけだし、僕たちはそれを向けて取り組んでいるところだ。それもあって、彼が去ることにはちょっと驚いている。景色を変えることなんだとしたら、行き場所として最高の景色であるかどかはわからない・・・」

    ダニエル・リカルドの移籍により、2019年のチームメイトとしてトロロッソからピエール・ガスリーが昇格することが決まった。

    ピエール・ガスリーについてマックス・フェルスタッペンは「彼は素晴らしい男だ」とコメント。

    「僕たちが一緒にカートを走らせていた頃からすでに彼のことを知っている。シーズン序盤に彼が1週間モナコにいた時、彼は僕のアパートに泊まって、夜にFIFAで遊んでさえいた。僕たちは良い関係を築いているし、彼はとても速いと思っている。チームにとって良いことだと思っている」

  • レッドブル 「リカルドはホンダF1のプロジェクトを信頼できなかった」

    レッドブル 「リカルドはホンダF1のプロジェクトを信頼できなかった」

    レッドブルのモータースポーツアドバイザーを務めるヘルムート・マルコは、ダニエル・リカルドはレッドブルに契約延長にサインすることを伝えていたとし、なぜ急にルノーに移籍する気になったのか“理解できない”とコメント。“非常に奇妙な状況”だったと振り返り、ホンダF1のプロジェクトを信じられなかったのだろうとの見解を示した。

    2018年でレッドブルとの契約が期限を迎えるダニエル・リカルドは、メルセデスやフェラーリへの移籍を検討していたが、その可能性が低くなったことでレッドブル・レーシングに残留することが濃厚だと考えられていた。

    実際、ダニエル・リカルドとレッドブルは数カ月にわたって契約延長について交渉を行っていた。

    しかし、F1ハンガリーGPの数日後、ダニエル・リカルドがルノーに移籍することが電撃発表された。その決断はF1ファンだけでなく、レッドブルに寝耳に水だったようだ。

    レッドブルのチーム代表クリスチャン・ホーナーは、1年契約を含めダニエル・リカルドの要求をほぼみたす条件を提示していたと明かしており、マックス・フェルスタッペンの“サポート役”に回ることを危惧していたに違いないとの見解を示していた。

    レッドブルのモータースポーツアドバイザーを務めるヘルムート・マルコは Servus TV に出演。ダニエル・リカルドの電撃移籍の舞台裏を明かすとともに、いまだにリカルドが心変わりした理由が理解できないと語った。

    「私には(リカルドの決断が)理解できない。いずれにしても非常に奇妙な状況だった」とヘルムート・マルコはコメント。

    「交渉は難しいものだったが、オーストリアGP前の水曜日に彼と2時間にわたって話し合いをして、条件面について合意に至っていた。その週末にもう一度話し合いをして交渉を進めていた」

    「ハンガリーで彼は(レッドブルのオーナー/ディートリッヒ)マテシッツと私にすべてOKであり、テスト中の火曜日にサインすると伝えていた。だが、最終的にそれは実現しなかった」

    「木曜日に彼から電話があり、声がいつもとは違ったので『我々は大人同士なんだから要件を話してくれ』と言うと、『ルノーに行くことにした』と伝えられた」

    しかし、ダニエル・リカルドに近い情報筋は、レッドブルから条件を提示され、合意目前ではあったものの、いかなる時点でも合意には至っていないと明かしている。

    また、ヘルムート・マルコは、ダニエル・リカルドがレッドブル・レーシングからルノーに移籍するとの決断に至ったのは、レッドブル・レーシングが2019年にF1パワーユニットをルノーからホンダに変更することを信頼することができなかったか、もしくはルノーから多額の契約金を提示されたからではないかと推測する。

    「私が推測するに、彼はホンダのプロジェクトを信じられなかったのだろう。もしくはルノーから多額の契約金をオファーされたのかもしれない。そのどちらかだとしか考えられない」とヘルムート・マルコはコメント。

    「近い将来、彼にとってシューイを披露するのは難しくなるだろうね」

    「彼はジュニアドライバー時代を含め、レッドブルと10年を共に過ごしてきた。環境の変化を必要としていたのかもしれない。その気持ちはわからなくもない。だが、残念でもある。彼は最強ドライバーのひとりだからね。彼のオーバーテイクは素晴らし。相手がオーバーテイクされたことを気付かないときさえある」

    「しかし、予選ではマックス(・フェルスタッペン)ほどの結果を出していなかった」

    レッドブル・レーシングは、ダニエル・リカルドの後任として、現在トロロッソ・ホンダで走るピエール・ガスリーを起用することを発表。ヘルムート・マルコはピエール・ガスリーの予選パフォーマンスはピエール・ガスリーと同じレベルに達していると語る。

    「ピエールはまだF1での2シーズン目に過ぎないし、彼には経験が不足している。だが、純粋なペース、特に予選では彼はマックスのレベルにかなり近づいている」とピエール・ガスリーに太鼓判を押した。

    「シーズン中盤には彼がリカルドの後任をしっかり務めてくれることを期待している」

    また、ヘルムート・マルコは、同番組のなかで一時ダニエル・リカルドの後任候補に挙げられていたフェルナンド・アロンソにも言及。クリスチャン・ホーナーは、アロンソがチームに“面倒な事態を起こす”存在だとして、獲得を否定していた。

    ヘルムート・マルコは「2007年か2008年に彼と交渉していた。当時、彼の要求はうんざりするようなものだった」とコメント。

    「彼のマクラーレンやフェラーリでの歴史を見てみれば、常にワンマンショーだった。我々にそれは適さない」

    フェルナンド・アロンソは今シーズン限りでF1を離れることを発表している。

  • ダニエル・リカルド 「スパを好きにならない理由なんてない!」

    ダニエル・リカルド 「スパを好きにならない理由なんてない!」

    レッドブル・レーシングのダニエル・リカルドが、2018年のF1世界選手権 第13戦 ベルギーGPへの意気込みと舞台となるスパ・フランコルシャンについて語った。

    夏休み中に来季のルノーへの移籍が発表されたダニエル・リカルド。過去に好成績を収めてきたスパ・フランコルシャンですでに離脱が決定しているレッドブルでどのようなパフォーマンスを披露するか注目が集まる。

    「去年はスパで3位だったし、一昨年は2位、そして、2014年には優勝している。クールな場所だし、非常に歴史的なトラックだ」とダニエル・リカルドはコメント。

    「ラップは長いけど、かなり多くのコーナーがあるので、どこかで小さなミスをしても挽回できると感じる場所だし、フルラップを走り切るまでそれは終わらない。1コーナーでミスをすれば、かなりの影響を受けてしまうオーストラリアとは違うね。スパではラップの終盤にタイムを取り戻すことができる。もちろん、各ラップを完璧に走れた方が好ましいけどね!」

    「流れるようなミドルセクターが本当に好きなんだ。素早い方向転換は楽しいし、それがたくさんある。ターン10のプーオンはカレンダーで最速で最もクールなコーナーのひとつだ。スパはオーバーテイクに適しているし、大きなスリップストリームがあって、スピードも高い。楽しいトラックだ。好きにならない理由なんてないよ」

    関連:2018年 F1ベルギーGP テレビ放送時間&タイムスケジュール

    F1ベルギーGPに先駆け、レッドブル・レーシングウは、2019年のダニエル・リカルドの後任としてピエール・ガスリーを起用することを発表している。

    関連:レッドブル・ホンダ、2019年のピエール・ガスリーの起用を正式発表!

  • ルノーF1 「ダニエル・リカルドはホンダのエンジンに疑念を抱いていた」

    ルノーF1 「ダニエル・リカルドはホンダのエンジンに疑念を抱いていた」

    ルノーF1のマネージングディレクターを務めるシリル・アビテブールは、2019年からチームに加入するダニエル・リカルドが、2019年にレッドブル・レーシングがホンダのF1パワーユニットに切り替えることに“正当な疑問”を抱いていたと明かす。

    ダニエル・リカルドは、キャリア序盤から10年間所属していたレッドブルを今シーズン限りで離れ、2019年からルノーに移籍することを電撃発表。そのニュースは、F1界に衝撃を与えた。

    多くの人はレッドブル・レーシングから見ればまだ競争力の劣っているルノーへ移籍することに疑問を抱いている。

    レッドブル・レーシングは、2019年からルノーに代えてホンダのF1パワーユニットを搭載する。ホンダは今年トロロッソとの新たなパートナーシップを開始し、過去3年と比較すれば大きな改善を示している。だが、だからといって、ライバル3社を倒してタイトル争いに加われるという説得力のあるパフォーマンスを示せていないのが現実だ。

    シリル・アビテブールは「ダニエル・リカルドは、2019年にレッドブルがホンダのF1エンジンを搭載することに正当な疑念を抱いていた」と にコメント。

    シリル・アビテブールは、ダニエル・リカルドの加入によって、ルノーはさらに高い位置を目指さなければならないと語る。

    「彼のコミットメントは、我々がトップチームに追いつくプロセスを加速させるという意思を示している。これは我々が過去2年半にやってきた仕事の正当性の認識でもある」とシリル・アビテブールは Auto Motor und Sport にコメント。

    「ダニエルの才能とカリスマ性はチームにとって大きなボーナスだ。我々はできる限り最高のクルマを彼に与えることにとって彼の信頼に応えなければならない」

    しかし、シリル・アビテブールは、ダニエル・リカルドが2020年、もしくは2021年になるまで、勝てるポジションにはいられないかもしれないと認める。

    「リカルドとの大きな目標は2021年にタイトルを争うことだ。だが、我々は2020年にレースでの勝利を開始できることを願っている」とシリル・アビテブールはコメント。

    「だが、私は29歳、30歳のドライバーが、運転したいだけでなく、他のことも熱望していることをわかっている。それはニコ(ヒュルケンベルグ)も同じことだ」

    「誰もが同じではないが、私は2人のドライバーはそうだと信じている」

  • フェリペ・マッサ 「ダニエル・リカルドの移籍の理由はホンダだと思う」

    フェリペ・マッサ 「ダニエル・リカルドの移籍の理由はホンダだと思う」

    フェリペ・マッサは、ダニエル・リカルドがレッドブルを離脱することを決断した理由を理解できると語る。

    ダニエル・リカルドは、今シーズン限りで3強チームの一角であるレッドブル・レーシングを離れ、2019年から再建を目指すルノーのF1プロジェクトに加入することを選んだ。

    ダニエル・リカルドのルノー移籍は待遇面の理由もあったと考える見方もあり、レッドブル・レーシングのチーム代表クリスチャン・ホーナーは、ダニエル・リカルドが移籍を後悔するかもしないと考えている。

    しかし、元F1ドライバーは、ダニエル・リカルドの移籍を理解できると語る。

    「残りの僕たちと同じように、ダニエルは来年のホンダのエンジンがどうなるかわからないと思う」とフェリペ・マッサは、レッドブル・レーシングが2019年から採用するホンダのF1パワーユニットを理由のひとつに挙げた。

    「それに彼はマックス・フェルスタッペンにもあまり満足していない確かにリスクだ。うまくいかくかもれないし、そうではないかもしれない」とフェリペ・マッサは Globo に語った。

    ホンダは、今年、大きな改善を示してはいるものの、現在のエンジン勢力図で最下位のままであり、レッドブル・レーシングは来年、苦戦を強いられると考える者も少なくない。

    また、クリスチャン・ホーナーは、ダニエル・リカルドの決断は、来年からレッドブルにエンジンを供給するホンダに関する懸念によって動機づけされたとは思っていない。

    「彼は2つのエンジンの比較パフォーマンスと信頼性を知っている。我々はフェラーリとメルセデスが彼を連れにやってこなかったので、12か月後に彼らがやってきたときに移籍可能なように1年契約に合意する準備さえしていた」とクリスチャン・ホーナーは語っている。

  • ルノーF1 「リカルドと契約できるチャンスを逃すわけにはいかなかった」

    ルノーF1 「リカルドと契約できるチャンスを逃すわけにはいかなかった」

    ルノーF1のマネージングディレクターを務めるシリル・アビテブールは、ダニエル・リカルドと契約するタンスを逃すわけにはいかなかったと語る。

    8月3日(金)、ダニエル・リカルドが今シーズン限りでレッドブル・レーシングを離れ、2019年にルノーに移籍することが電撃発表され、F1界に衝撃を与えた。

    2019年のルノーのドライバー候補には、カルロス・サインツやエステバン・オコンといったドライバーの名前が挙げられていた。

    シリル・アブビテブールは、エステバン・オコンは“獲得リスト”に載っていたが、“うまくいかなかった”と認める。

    エステバン・オコンに関しては「メルセデスが我々に貸し出す形になっていただろう」とシリル・アビテブールはコメント。

    また、カルロス・サインツも検討していたが、サインツはまだレッドブルの契約下にあるため、ダニエル・リカルドと契約することは「我々にとって100%ルノードライバーを揃えられるため、ベストであるだけでなく、唯一の選択肢だった」と語る。

    「ダニエル・リカルドがマーケットに出たことで、逃すにはあまりに大きすぎるチャンスだった」とシリル・アビテブールは RMC Sport にコメント。

    「彼と契約しないという余裕などなかった。このような機会は2~3年に一度しか訪れない。トップドライバーの列車が通り過ぎる次の機会は2021年以降になるかもしれない」