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  • セルジオ・ペレス 「リカルドを2025年の脅威と考えるのはナンセンス」

    セルジオ・ペレス 「リカルドを2025年の脅威と考えるのはナンセンス」

    セルジオ・ペレスは、2025年にダニエル・リカルドがレッドブル・レーシングで自分の代わりを務めるという脅威について考えるのは「ナンセンス」だと語った。

    先週、リカルドがニック・デ・フリースに代わって残りのシーズンに参戦することが発表され、今週末からアルファタウリでF1にフルタイムの復帰を果たすことになる。

    レッドブル・レーシングのF1チーム代表であるクリスチャン・ホーナーとともに、リカルドは2018年限りで自ら手放したレッドブルのF1シートへの復帰を目指していることを明らかにしている。

    現役F1ワールドチャンピオンのマックス・フェルスタッペンは、2028年までレッドブルと契約を結んでいるおり、2024年末までしか契約を結んでいないペレスは、リカルドが狙っているポジションを維持することになる。

    しかし、ペレスはレッドブルの将来をめぐる憶測を気にしておらず、現在のパフォーマンスを向上させることだけに集中していると主張している。

    「いや、僕はそんな男じゃない・・・13年もF1にいるし、そんなに先のことを考える男ではない」とペレスは語った。

    「エンジニアたちと一緒にいたけど、ダニエルと何が起こっているのか話し合う時間すらない。彼にとっては大きなチャンスだと思うけど、それだけだ」

    「僕はハンガリーとベルギーに集中しているし、2025年のことはあまり考えていない。はるか先の世界だし、そんな先のことを考えるのはナンセンスだ」

    リカルドが将来的にペレスの後任に指名される可能性があるという噂は、ペレスの不振の中で生まれた。

    5月末のマイアミGPでポールポジションを獲得して以来、ペレスは過去5戦でQ3進出を果たせず、その間に表彰台も1回しか獲得していない。

    しかし、ペレスはシングルラップの苦戦を心配していないと断言し、懸念されるような結果はスピード不足が原因ではないと主張する。

    「いや、心配はしていない」とペレスは語った。

    「予選での悪い結果を見ると、いつもとは違う状況、外的な状況があり、僕たちはそれにうまく対処することができなかったんだと思う」

    「常に何らかの外的要因があった。純粋なペースが原因ではない」

    セルジオ・ペレス レッドブル・レーシング F1

    ペレスは主に雨が降ったときに問題に遭遇する傾向があり、その結果、6度のF1レースウィナーはRB19への自信を失うことになった。

    しかし、33歳のペレスは前戦からの休みの間にエンジニアたちと精力的に作業を続けてきたことを明かし、今週末はより強い走りができると期待している。

    「ここ数レースでマシンの不足を経験しており、コンディションに変化があるたびに、その不足はさらに広がる傾向にある」とペレスは認めた。

    「この限界は、言ってみれば、僕らを追いつめたものだ」

    「過去5レースは予選のコンディションに多少の変化があったと思う。そのせいで僕たちは本当に後手に回ってしまった」

    「この1週間、エンジニアたちといい仕事をしてきた」

    「ここについてはいくつかのアイデアがある。全般的に、より快適に過ごせるより良いプラットフォームがあると感じることができ、状況に変化があったとしても、それほど違いはないことを願っている」

    ペレスが最近の予選でのトラブルを最終的に改善しようとする試みは、今週末のオルタナティブタイヤアロケーション(ATA)システムの試行によって複雑になる。

    キャンセルされたイモラでテストされることが決まっていたATAルールでは、Q1では20人の参加者全員がハードタイヤを、Q2では15人がミディアムコンパウンドを、そしてQ3では最もグリップの良いソフトタイヤが使用される。

    しかし、ペレスは、この変更や来週末のベルギーGPでのスプリント週末フォーマットが彼の復調への取り組みに影響することは懸念していない。

    「僕たちは・・・F1で働いている。僕たちは常にいかなる状況においても成果を上げなければならない」とペレスは宣言した。

    「そこは問題ではない。僕たちは理解している。できないわけじゃない。僕たちができることは以前から証明されている。チームからは全面的にサポートされていると思う。あとは時間だけだと思う」

  • ダニエル・リカルド、アルファタウリF1初戦は「マシンバランス」が焦点

    ダニエル・リカルド、アルファタウリF1初戦は「マシンバランス」が焦点

    ダニエル・リカルドが、スクーデリア・アルファタウリとのF1復帰戦となる2023年第12戦ハンガリーGPへの意気込みを語り、初めて乗るマシンについて「バランス」という言葉を繰り返した。

    マクラーレンでの2年間の低迷で1年早く放出されたリカルドは、今季、レッドブルのサードドライバーとして主にシミュレーターをドライブしてきた。

    だが、ニック・デ・フリースの不振と、レッドブルでのタイヤテストの好パフォーマンスが重なり、リカルドのスクーデリア・アルファタウリでのF1復帰が決定した。

    今季、スクーデリア・アルファタウリのAT04は、コーナー進入時のリアの不安定さが課題となっており、それはリカルドがルノーやマクラーレンで苦戦を強いられた特性だ。

    それでも、「バランス」さえ感じることができれば、仕事に取り掛かることができるとリカルドは自信をみせる。

    「戻ってきたことに興奮している。レッドブル・ファミリーとはいつもそうだけど、声がかかったら準備ができていなければならないし、その機会が訪れたので飛びついた」とダニエル・リカルドはコメント。

    「アルファタウリへの移籍はスムーズに進んでいる。先週、ファエンツァに戻ってきた。10年前にこのチームで最後にレースをしたときとはファクトリーもずいぶん変わっていたけど、まだ見知った顔がたくさんいて、これからのレースに向けて準備するなかでリラックスできた」

    「先週のシルバーストーンでのタイヤテストでレッドブルをドライブしたとき、すべてが非常にノーマルに感じられた。アルファタウリのマシンもそうなるだろう。ドライブして、そこから仕事をするつもりだ。あまり先入観を持ちたくない。バランスが取れていると感じられるクルマなら、それで仕事ができると思う。飛び込んでいきなり走り出すのはチャレンジになるだろうけど、楽しみだよ」

    「クルマを開発して自分の経験を活かすことも楽しみにしているし、最終的には、ブダペストではとにかく楽しんで、左足(ブレーキ)よりも右足(アクセル)を使って、楽しい時間を過ごしたい! たくさんのコーナーが揃っているので、このトラックで重要なのはリズムをつかむことだ。クルマのバランスが取れていれば、本当に楽しめるだろう」

    ダニエル・リカルド スクーデリア・アルファタウリ F1

  • ホーナー 「リカルドは2025年のレッドブルF1のシートを強く望んでいる」

    ホーナー 「リカルドは2025年のレッドブルF1のシートを強く望んでいる」

    レッドブル・レーシングのF1チーム代表を務めるクリスチャン・ホーナーは、ダニエル・リカルドがアルファタウリでF1復帰するのは、2025年にレッドブルのシートに値することをチームに証明するというリカルドの決意だと語った。

    今シーズン、アルファタウリでフルシーズンデビューしたニック・デ・フリースの不甲斐ない成績を受け、レッドブルF1のモータースポーツアドバイザーを務めるヘルムート・マルコは、デ・フリースをシートから引きずり出し、レッドブル・レーシングのリザーブドライバーであるリカルドを起用するよう促した。

    リカルドは、今季はF1を離れていたことで、F1への情熱がよみがえったと主張している。アルファタウリの平凡なトラックレコードを考えると、34歳のリカルドは2023年に大きなチャレンジに直面することになるが、ホーナーはリカルドが戦列に復帰した背景には大きな構想があると説明した。

    「現時点ではシーズン終了までのことしか決まっていないので、それ以上の考えや期待はない」とホーナーは『F1 Nation』のポッドキャストで語った。

    「我々は彼を年末までアルファタウリにレンタルすることにした」

    「もちろん、来年もドライバーはマックスとチェコが務めることになるだろう。だが、タレントをリザーブに揃えておくのはいつだって良いことだ。ダニエルはアルファタウリを見ていると思うし、2025年のレッドブルのシートを手に入れることを強く望んでいる」

    「それが彼の目標であり、目的であり、アルファタウリに行くことで、2025年に向けて自分の主張を表明する最善のルートだと考えていると思う」

    デ・フリース退団は予想外ではなかったが、マルコはシーズン中の交代があった場合、リカルドがレッドブルの優先的な選択肢になることはないだろうと繰り返し語っていた。

    しかし、先週のシルバーストーンで行われたピレリタイヤテストでリカルドが見せたパフォーマンスによって、ホーナーとマルコはリカルドを即座にデ・フリースと交代させることに納得した。

    「最も印象的だったのは、彼がこのマシンをドライブしたことがなく、7カ月間マシンに乗っていなかったことを念頭に置いてのことだった。3周目か4周目には我々のドライバーたちが達成していたタイムと1秒以内の差にまで詰めていたことだ」とホーナーは明かした。

    「その後、いわば同等のタイヤを履いて初めてまともに走行したとき、彼の自信がますます高まっているのがわかった」

    「おそらくこの日7周目だったと思うが、その最初のフライングラップは、彼をグリッドの先頭に立たせていただろう。非常に印象的だった」

    アルファタウリでは、リカルドはパフォーマンス不足のマシンと才能ある若いチームメイトである角田裕毅に立ち向かうことになる。これは挑戦的な提案であり、ホーナーはリカルドの復帰を決める前に、彼が喜んで受け入れるかどうかを確認しなければならなかった。

    「まず第一に、彼がそれを望んでいるのかどうかをはっきりさせる必要があった」とホーナーは説明する。

    「アルファタウリに乗り込むのは、レッドブルのマシンをドライブするのとはまったく違う」

    「確かに課題はあるだろうし、我彼がQ1を突破するために奮闘することを望んでいるかどうかを確認する必要があった。彼はグリッドに戻り、再びF1ドライバーになることを喜んでいるようだった」。

    ダニエル・リカルド F1 レッドブル

    ヘルムート・マルコは最近、デ・フリース起用をめぐってホーナーと当初から対立しており、今にして思えば、ホーナーがデ・フリースの採用に反対したのは正しかったと明かしている。

    「ニック・デ・フリースにとっては明らかに難しい状況になってきていた。彼には大きな期待が寄せられていた。なぜなら、F1での経験は浅いが、彼は明らかに非常に経験豊富なドライバーだからだ」とホーナーは語った。

    「そして、ニックが的を射ていないという一般的な感覚があったと思う」

    「フォーミュラEのチャンピオンであり、フォーミュラ2のチャンピオンでもあるニックは非常に有能なドライバーだ。彼は明らかに豊富な経験を持っている」

    「年齢の観点から見ると、彼はそれほど若いドライバーではない」とホーナーは語った。

    「ニックは非常に有能なドライバーであり、FEチャンピオンであり、F2チャンピオンでもあるが、明らかに経験が豊富であると思う。

    「年齢的に見て、彼はそれほど若いドライバーではない。そして、それがジュニアプログラムにどのように適合するのか分からなかった。それはほとんど一時しのぎだった」

  • ダニエル・リカルド、アルファタウリF1のAT04との相性は最悪?

    ダニエル・リカルド、アルファタウリF1のAT04との相性は最悪?

    ダニエル・リカルドは、スクーデリア・アルファタウリでのF1復帰に笑顔を浮かべているかもしれないが、F1ハンガリーGPでコースに出たときに残酷な現実を突きつけられることになりそうだ。

    ダニエル・リカルドは、今週のシルバーストンテストで輝きを放ったRB19でカムバックするのではなく、コンストラクターズランキング最下位に沈んでいるアルファタウリがのF1マシンと戦うことになる。

    さらに悪いことに、リカルドはAT04の致命的な弱点に対処しなければならない。それはまさにリカルドがマクラーレンでの2年間に非常に苦労させられた部分だ。

    リカルドはブレーキングとコーナー進入に強いマシンによく反応することで知られている。彼のトレードマークであるレイトブレーキングでのオーバーテイクで何度も目撃されているように、こうした特性を備えたマシンを与えれば、彼の輝きが前面に出てくる。

    しかし、マクラーレン時代に明らかになったように、彼が運転するマシンがコーナー進入に自信を与えてくれなければ、事態はたちまち制御不能に陥る可能性がある。

    昨年、リカルドはF1のポッドキャスト『Beyond the Grid』でコーナー進入の問題について「すべてはそこから始まる」と語っている。

    「コーナーの立ち上がりで苦戦するのは、そのコーナーで何が起こったかが原因で、困難な状況に追い込まれたからだ。ほとんどの困難は進入から始まる・・・すべてではないかもしれないけど、ほとんどの場合がそうだ」

    そのため、角田裕毅とニック・デ・フリースが今年苦戦している主な問題のひとつが、コーナーのレイトエントリー段階での制限であり、それがリアの不安定さを引き起こしていることをリカルドが知ることは、おそらく理想的なことではないだろう。これはドライバーの自信につながるものではない。

    アルファタウリのトラックサイドエンジニアリング責任者であるジョナサン・エドルスは、リカルドの決断が下される前に、チームが解決策を追い求めていたこの重大な問題について率直に語っている。

    「レイトエントリー、つまりリヤの不安定さが大きな弱点であり、我々が取り組んでいるエリアだ」とエドルズは語った。

    「改善はされたが、まだ弱点と言えるだろう」

    ダニエル・リカルド スクーデリア・アルファタウリ F1

    アルファタウリの問題は、クルマが大きく減速すると、ダウンフォースがはがれてリアの車高が上がることで誘発されるようだ。これによって、空力のアンバランスを引き起こされる。

    今年初め、アルファタウリF1のテクニカルディレクターのジョディ・エギントンは「それはプレシーズンで達成できなかった目標のひとつだ・・・そして我々が何をしたいのか、疑う余地はなかった」と語った。

    「非常に基本的な意味で、リアの車高が高いときのリア荷重を改善したかった。今のところ、この車高での荷重の落ち込みが不安定さの原因になっている」

    「エントリーフェーズでのリア荷重を改善し、リア荷重が増えれば、安定性が増す。そして、それをさらにコーナーに持ち込むことで、ドライバーはレイトエントリーのエイペックスに向かってより強くプッシュすることができる」

    現世代のグラウンドエフェクトカーは、さまざまなコーナースピードに対応できるセットアップの妥協点を見つけるのが非常に難しいことが判明しており、エドルズはラップのある領域で問題が発生すると、その影響が他の領域にも及ぶ可能性があることを認めている。

    「レイトエントリーの部分が弱点であるため、それに対処しようとすると、マシンの他の部分のスピードが遅くなってしまう」とエドルズは語った。

    「例えば、高速用のエアロバランスを追加したいとすると、バランスは改善されるが負荷も大きくなる」

    「低速域のエントリーに限界がある場合、フラップやエアロバランスを追加できる量が制限される可能性がある。したがって、あるエリアでの弱点は、実際にはあらゆるところに影響を及ぼす可能性がある」

    「もちろん、我々はは総合的に最高のラップタイムを得られる妥協点を見つけようとしている。それが実際に我々は毎週やっているトレードオフだ」

    アルファタウリがイギリスGPに持ち込んだアップデートの数々は、この部分を改善するためのものだったが、角田裕毅からお墨付きをもらったわけではない。

    とはいえ、作業は続けられており、エドルスが言うように、チームがパフォーマンスを引き出す最善の方法を見つけ出すには、まだ時間がかかりそうだ。

    「エアロ開発を変更すると、慣性のようなものが生じて、そのパーツがクルマに届くまでに時間がかかる」とエドルズは語った。

    「しかし、これからはマップのその部分でターゲット変更の効果が見え始めるはずだ」

    アルファタウリがどれだけ早く調子を上げられるかが、残りのシーズンでリカルドの運命を左右するかもしれない。

    しかし、リカルド自身にとっては、マクラーレンでコーナー進入でひどい経験をしたことで、今回は物事を解決するために何が必要なのかをよりよく知っていると感じているのかもしれない。

  • アルファタウリF1、角田裕毅とリカルドの新コンビは「新しい方針」を反映

    アルファタウリF1、角田裕毅とリカルドの新コンビは「新しい方針」を反映

    ダニエル・リカルドがニック・デ・フリースに代わってスクーデリア・アルファタウリに移籍したことは、角田裕毅とリカルドの経験のバランスを取るというチームの新たな方針を反映している。

    言い換えれば、リカルドをマシンに乗せることは、単に短期的な便宜を図るためではなく、メインチームであるレッドブル・レーシングに復帰する可能性があるリカルドにスピードアップのチャンスを与えるということだ。

    この方向転換は、レッドブル陣営内でのアルファタウリの役割を詳細に分析し、アルファタウリを売却しないというレッドブルのトップマネジメントの固い決定を経たチームの再起動の一環として行われた。

    また、これはアルファタウリとの現在のスポンサー契約終了後の2024年シーズンに向けてのアイデンティティの変化とも結びついている。

    リカルドとデ・フリースとの交代が決定する前、Autosportのインタビューに応じたアルファタウリの新CEOであるピーター・バイエルは、今後は若手と経験の融合が進むべき道だと考えていることを示唆した。

    「若手ドライバーの育成を担当するヤンガーブラザーがファミリーの中にいることは非常に理にかなっている」とバイエルは語った。

    「それは今後も残るだろうし、若い才能を見つけるという目的も残るだろう。これを少し拡張して、これらの領域をもう少し構造化して検討する可能性がある」

    「また、それが2人の若いドライバーを走らせなければならないのか、それとも最終的にはより経験豊富なドライバーと若いドライバーを起用することのかについても現在議論されている。それはグローバルなプロダクトの観点からも非常に興味深いことだと思う」

    スクーデリア・アルファタウリ F1ピーター・バイエル(スクーデリア・アルファタウリ CEO)

    バイエルは、フェラーリを離れてフランツ・トストの後任となる新チーム代表のローラン・メキースとともに働くことになるが、チームが安定してより多くのポイントを獲得する必要があるという明白な問題もあったことを認めた。

    アルファタウリは現在、コンストラクターズ選手権で最下位に沈んでおり、角田裕毅が獲得したポイントは2回の10位入賞による2ポイントのみとなっている。

    しかし、7位のウィリアムズとの差はわずか9ポイントであり、それぞれの順位が莫大な賞金を意味している。

    「正直なところ、それがまさに私が皆と話し合った内容だ」とバイエルは語った。

    「若いドライバーを育成するのは素晴らしいことだが、F2とF1の間には大きな隔たりがある」

    「フランツの言う通り、彼はいつも3年と言っている。つまり、2人が3年続けることを考えると、焦りがあり、明確な戦略がない。それが私たちが開発したいものだ。我々は時間をかけて、それを正しく理解したいと思っている」

    「そして、それはポイントだけの問題ではない。フェルナンド(アロンソ)とストロール(ランス)を見てほしい。トップドライバーは、『セットアップを探せ、あれを考えろ、これを考えろ、ここをもっとプッシュしろ』と言っている」

    「それは自然なことだし、普通のことだ。だから、我々はそれを考慮する必要があるし、それがどのような展開をするかを確認する必要がある」

    バイエルは、チームのリブランディングについてまだ話し合いが続いており、経営陣はタイトルスポンサーが変わっても、タイトルスポンサーと同等の名前を持つことを望んでいることを示唆した。

    「今日、我々はスクーデリア・アルファタウリと呼ばれている」とバイエルは語った。

    「我々はスポンサーの名前にちなんで呼ばれており、チーム名と会社名はスクーデリア・アルファタウリだ」

    「したがって、アルファタウリ(衣料品会社)が何か別のことをすることに決めた場合、我々も変わらなければならない」

    「レッドブルの代表である)オリバー・ミンツラフと株主たちとチームの長期的な将来について話し合ったとき、まず第一に、我々がユニークでありながら独立したビジネスユニットであることを可能にするアイデンティティを考えるべきだと我々は言った」

    「また、ネーミングの面でもレッドブル・ファミリーに近づけ、ブランドとしてのレッドブルとの提携や関連性を持たせたいと考えている。そうすれば、『XXX』F1チームにタイトルスポンサーを追加できるようになるだろう」

    「そうすれば、3年後、そのタイトルスポンサーが移籍することになっても、我々は彼らを置き換えることができる。すべてを再発明する必要があるというわけではない」

    バイエルは、トロロッソの名前が復活しないことを認めた。

    「これには歴史があるので、戻ることは可能だ」

    「しかし真実は、オーナー、レッドブル経営陣、ローラン、そして私自身、多くの新しい人たちがいるということだと思う。私たちは皆、前に進んで何か新しく新鮮なものを考え出したいと思っていると思う」

  • ダニエル・リカルド、アルファタウリでF1復帰「自分らしさを取り戻した」

    ダニエル・リカルド、アルファタウリでF1復帰「自分らしさを取り戻した」

    ダニエル・リカルドのスクーデリア・アルファタウリでのセンセーショナルなF1グリッドへの復帰は、6カ月にわたる目覚ましい方向転換を完了させた。しかし、リカルドはキャリアを救う前に自信を取り戻す必要があった。

    昨シーズン、リカルドの株はどん底に落ちた。34歳のオーストラリア人ドライバーは、2年間の苦難の末にマクラーレンとの契約を1年早く解除された。

    2021年イタリアGPでマクラーレンにとって10年ぶりとなる記念すべき優勝を飾ったことを除けば、リカルドのウォーキングでのスティントはフラストレーションと迫力に欠けるパフォーマンスの連続だった。

    リカルドはリセットを必要だったが、2023年のレッドブルでマックス・フェルスタッペンとセルジオ・ペレスのバックアッパーを務めるサードドライバーという形でそれを見つけた。

    チャンピオンチームに完全に統合された6カ月後、「この2~3年は少し屈辱的だった」と認めたリカルドはリフレッシュし、F1への愛を再発見している。

    「ここまでではないだろうけど、結婚式の余興みたいな感じかなと思っていた」とリカルドはイギリスGPでの独占インタビューでCrash.netに語った。

    「多くの人が、それは実際よりも怖いことだと僕に思い込ませた。『1年も休む余裕はない』とか、『キャリアの自殺行為』だとかね。まったくそんなことはないのに」

    「1年休んだことで、ゆっくりできるようになったし、愛も見つけられたと思う。今はもっと多くのことを観察できるようになったし、レーシングドライバーとしては、ただその中にいるだけだ」

    「違う視点から物事を見ることができる。それは素晴らしいことだ。レースに戻ったら、違うことをしたり、今意識していることがいくつかあると思う」

    「今年は僕にとって最高の年だった。実際、個人的にはとても楽しんでいる」

    「レーシングカードライバーとして、これまで時間がなかったことをいくつかやった。自分にとって完璧でない状況にいると、このままではこのスポーツに飽きてしまう危険性があった」

    「人々はそれを見ている。友人も家族は『幸せそうだ、生き生きしている、あなたらしい』と言ってくれる。自分らしくなったと感じている」

    レッドブルのチームプリンシパルであるクリスチャン・ホーナーは、リカルドが2014年から2018年にかけてグランプリ8勝のうち7勝を挙げたチームに復帰した当初、マクラーレンでの苦闘で身につけたドライビングの癖を「認識できなかった」と語った。

    だが、オーストリアGPでホーナーは、リカルドが「自分の魅力を再発見」し、「彼の歩みにはバネがある」と宣言した。

    元レッドブルのレースエンジニアであるサイモン・レニーとのシームレスな再会は、リカルドがシミュレーターでスピードを取り戻すための鍵となった。今、リカルドは 「以前の状態に完全に戻っている」と感じており、「とてもいい状態」だという。

    「RB19は自分がコントロールできると感じられるマシンだし、自分が望むように語りかけてくれると感じられるマシンだ」とリカルドは説明した。

    「レッドブルのエンジニア、サイモンと一緒に仕事をしている。僕のシムワークはすべて彼と一緒にやっている」

    「正直なところ、マクラーレンとルノーでのこの4年間は、いろいろな出来事があったような気がする。この4年間をなかったことにしようとしているわけではない。僕たちはまるで一緒に仕事をしていたような感じだ。チームに戻る移行はとてもシームレスだった」

    「すべてが本当にいい感じだった。彼らは僕にサポートと安らぎを与えてくれた。サイモンと一緒に仕事をすることで、『これは馴染みのあるものだ』と感じることができた。すべてがうまくセットアップされている」

    ダニエル・リカルド F1 スクーデリア・アルファタウリ

    マクラーレンにいたときと比べて、レッドブル・ファミリーの中でより多くのサポートを感じているかと尋ねられたリカルドは 「マクラーレンでは、努力が足りなかったわけじゃない。僕たち全員が理解しようとしていた。もちろん、最終的にはそこに到達することはできなかった。でも、彼らが助けようとしなかったわけじゃない」と語った。

    「でも、レッドブルほど僕を理解してくれたチームはなかったと思う。ジュニア時代から僕を育ててくれたし、どのチームよりも僕のことをよく知っていて、長い間一緒に仕事をしてきたからね。彼らはいわば、僕の出世のために存在してくれた」

    「彼らは確かに私のことを知っているので、私がいつ良い立場にいるのか、何が必要なのか、私の周りの人たちなどを理解できるのだと思います。彼らはそれを理解している」

    火曜日にシルバーストンで行われたピレリタイヤテストで、リカルドは5年ぶりにレッドブルのF1マシンでRB19を走らせた。

    F1マシンのコックピットに戻ってきたリカルドのパフォーマンスはレッドブルに感銘を与え、先週末のイギリスGPではベストラップタイムでグリッド最前列に並んだと伝えられている。

    そして、火曜日の午後、リカルドが、ルーキーF1シーズンでわずか10レースしか走っていないニック・デ・フリースに代わって、レッドブルの姉妹チームであるアルファタウリに復帰することが正式に発表された。

    そのわずか4日前、リカルドは、アルファタウリからシニアチームへの復帰の道が開けるのであれば、喜んでアルファタウリでドライブするつもりだと明かしていた。

    「ハングリー精神はまだあるし、終わったとは思っていない」とリカルドは語った。

    「もしかしたら、今年は心の中で『もう恋しくない、どうでもいい』と思っていたかもしれない。でも、競争心はある」

    「ただグリッドに並んで、F1ドライバーだと言える20人のうちの1人になることだけじゃない。ある意味で、もっと競争力のある役割のビジョンがあれば、それを受け入れることができる」

    「いわば、2歩進むために1歩下がる必要があるのならそれでもいい。あまり頑固になってそれを無視したくはない。トップの席は、とても、とても、とても、とても少ない」

    「もしかしたら、僕はまた梯子を登らなければならないかもしれない。正直なところ、個人的に必要だと感じるか? そうは思わない。もし今、トップチームに飛び込めば、ある意味で、自分がやり残したことをやり直せると思っている。2022年ではないかもしれないけれど、その前のね」

    リカルドの心に疑いはない。彼はF1でやり残したことがあり、マクラーレンの悪魔を祓いたいと思っている。そして彼は今、夢のレッドブル復帰が現実になる一歩手前まで来ている。

  • ダニエル・リカルドのF1復帰のきっけとなったホーナーからマルコへの電話

    ダニエル・リカルドのF1復帰のきっけとなったホーナーからマルコへの電話

    ダニエル・リカルドがシルバーストーンで行ったタイヤテストが、ニック・デ・フリースに代わってスクーデリア・アルファタウリからグリッドに復帰することになった経緯を詳細に伝えるレポートが発表された。

    2023年のF1復帰に向けてレッドブルの舞台裏で懸命に働いていたリカルドは火曜日、ピレリタイヤテストの一環としてシルバーストンで、これまで10戦全勝のRB19を初めてドライブした。

    しかしその日のうちに、リカルドが苦戦していたニック・デ・フリースに代わり、レッドブルの姉妹チームであるアルファタウリから2023年ハンガリーGPのグリッドに復帰することが発表された。

    レッドブル、ダニエル・リカルド復帰を急きょ発表へ
    ESPNの報道によると、関係者らはこの一連の出来事がどのようにして急速に進んだのかを詳述しており、レッドブル・レーシングのチーム代表であるクリスチャン・ホーナーがチームのアドバイザーであるヘルムート・マルコにリカルドの素晴らしいペースを伝えたことが最初のドミノ倒しとなった。

    情報筋が『ESPN』に語ったところによると、ホーナーがマルコに電話をかけたのはセッションが始まって1時間かそこらのことで、いかに素晴らしいペースだったかを伝えるためだったという。

    その直後にマルコから電話があり、ホーナーにデ・フリースを解雇したと告げた。

    マルコとの電話の後、デ・フリースのマネージャーが数名のオランダ人ジャーナリストに密告し、火曜日の正午頃にこの話が広まった。

    レッドブルはリカルドの復帰をこれほど早く発表するつもりはなかったが、デ・フリース・マネジャーがオランダのメディアにその情報を流したことで、選択の余地がなくなったという。

    実際、レッドブルはデ・フリースに代わってリカルドが復帰することを週明けまで待つつもりだったと言われている。

  • ヘルムート・マルコ、リカルド起用で補足「角田裕毅は過小評価されている」

    ヘルムート・マルコ、リカルド起用で補足「角田裕毅は過小評価されている」

    レッドブルF1のモータースポーツアドバイザーを務めるヘルムート・マルコが、ニック・デ・フリースの後任としてダニエル・リカルドをスクーデリア・アルファタウリに起用した理由を説明。今後の展開についてはまずは角田裕毅との比較を見る必要があると語った。

    レッドブルと姉妹チームのスクーデリア・アルファタウリは、2023年の10レースで成績を残せなかったニック・デ・フリースに代えて、F1ハンガリーGPからダニエル・リカルドを角田裕毅のチームメイトとして起用することを発表した。

    「彼のラップタイムは、3つの異なるタイヤセットで競争力のあるものだった」とマルコは語った。

    「リカルドにスピードがなかったら、別のことを考えなければならなかっただる。しかし、アルファタウリは良いポジションになく、コンストラクターズランキングでも最下位なので、何かをもたらすために何かをしなければならない。それはドライバー交代後によく起こることだが、リカルドはチームに新しいエネルギーをもたらしてくれる」

    リカルドのアルファタウリ復帰は、5月のマイアミGP以来パフォーマンスに苦戦し、それ以降すべてのレースでQ3に進出できていないセルジオ・ペレスにプレッシャーをかける手段とみなされるかもしれないが、マルコは、リカルドを監視することになれば、“Watch this space(次号の後続記事をお見逃しなく)”のケースだと説明した。

    「チェコ(ペレス)はワールドチャンピオンシップで2位につけている。今、彼を排除したいと考えるのは意味のないことだろう」とマルコは語る。

    「シルバーストーンでも彼のレースは良かったが、予選で改善する必要がある」

    「リカルドに関しては、まず彼が角田とどう比較されるかを見なければならない。裕毅は多くの人に過小評価されていると思う」

    「アルファタウリは運転が最も簡単なクルマではないが、裕毅は良い結果を得ることが可能であることを証明した」

  • 元F1王者セバスチャン・ベッテル、ダニエル・リカルドのテストを表敬訪問

    元F1王者セバスチャン・ベッテル、ダニエル・リカルドのテストを表敬訪問

    シルバーストンテストでダニエル・リカルドに注目していたのはレッドブルだけでなかった。元F1王者セバスチャン・ベッテルも挨拶に訪れていた。

    2023のリザーブドライバーとしてレッドブルに復帰したリカルドは、イギリスGP後の火曜日、ピレリのタイヤテストの一環としてシルバーストンでRB19のステアリングを握るチャンスを得た。

    しかし、このテストはピレリを助けるだけのチャンスではなかった。レッドブルはリカルドのタイムを注視し、マクラーレンでの悪夢のようなシーズンを終えたリカルドのパフォーマンスを見極めようとしていた。そして、リカルドにはもう一人、元チームメイトの野次馬がいた。


    セバスチャン・ベッテルがレッドブルのガレージでダニエル・リカルドを出迎える
    二人はリカルドのレッドブルでのチームデビューシーズンである2014年に1シーズンを一緒に過ごし、その後ベッテルは翌シーズンにフェラーリに移籍した。

    ベッテルは2022年シーズン終了後に引退し、F1サーカスから離れた時間を楽しんでいるが、2023年のF1パドックでは見慣れない顔とはほど遠く、リカルドがRB19を文字通りスピンさせる準備をしているとき、リカルドを出迎えた。幸いなことにダメージはなかった!

    ベッテルが次にセンセーショナルなレッドブル復帰を果たす可能性は? おそらくそうではないだろうが、F1の世界では決して「絶対にない」とは言えないことを我々は学んだ。レッドブル・レーシングのF1チーム代表を務めるクリスチャン・ホーナーがリカルドがレッドブルのラインナップに戻ることは計画にないと言った数日後、リカルドは復帰に大きく近づいた。

    レッドブルは火曜日、2023年F1シーズンがわずか10レースを終えた時点で、リカルドがニック・デ・フリースに代わって姉妹チームであるアルファタウリにレンタル移籍することを発表した。

    ハンガリーGPがリカルドの復帰戦の舞台となる。このイベントは、2014年にレッドブルでの初優勝を飾ったリカルドは8勝中2勝目を挙げた。

  • 【動画】 ダニエル・リカルド、レッドブルF1とのタイヤテストで派手にスピン

    【動画】 ダニエル・リカルド、レッドブルF1とのタイヤテストで派手にスピン

    スクーデリア・アルファタウリからF1復帰することが決定したダニエル・リカルドは、レッドブルF1とのタイヤテストでセンセーショナルなペースを記録したと伝えられている。

    ローレンス・バレットによると、火曜日のピレリタイヤテストでのリカルドのベストラップは、先週末のF1イギリスGPでP2に出場する資格を得るのに十分だったという。

    だが、リカルドのラップタイムは1分27秒415で、シルバーストンでポールポジションを獲得したマックス・フェルスタッペンのタイム(1分26秒720)かたコンマ7秒だったとしている。

    ただし、タイヤはソフトタイヤではなく、路面状況も土曜日よりも良くなかったことを差し引けば、コンマ2秒差でフロントロー獲得も可能だったとの見解が示されている。

    ダニエル・リカルドにとって、RB19での走行は、初めて2023年F1マシンでのドライブとなる。

    スピンはしたものの、F1のベテランであるリカルドはまだ必要なものを持っているようだ。


    リカルドは来週末のF1ハンガリーGPからニック・デ・フリースに代わってスクーデリア・アルファタウリから出場することになる。

    リカルドが最後にF1マシンをドライブしたのは、マクラーレンでの最後のレースとなった2022年のアブダビGP。テスト前にはF1からの「休息」はもう十分だと語り、来年アルファタウリでドライブする可能性を否定しなかった。

    「とても楽しみだよ!」とリカルドはSpeedCity Broadcastingに興奮を語った。

    「普段はドライブするためにぶらぶらしているだけだ。いい意味で、パンツに蟻がたかるような休みはもうたくさんだ」

    「でも、もちろん驚異的なクルマだし、シルバーストーンのような高速サーキットでそれを感じられることに興奮している」

    これまでレッドブルのピットウォールとチームシミュレーターに閉じこもっていたリカルドだが、再びF1のグリッドに立ちたいとうずうずしているという。

    「ああ、もちろん恋しいよ。レースに向けてビルドアップしていくのがレースウイークエンドで一番好きな部分なんだ」とリカルドは語った。

    「10~15分くらいでグリッドに着くと、本当に素晴らしくて、グリッドは超満員で、ちょっとした動物園のようで、カオスなんだけど、ある意味で楽しいカオスなんだ。だから恋しいけれど、すべて順調だ」

    「すべては成り行きに任せているし、いつかはグリッドに戻れると確信している。もちろん、100%の確信があるわけじゃないけど、いつかまたそうなると確信している」