タグ: タイGP

  • F1タイGPが誘致に本腰 首相がイモラを訪問してF1幹部と会談

    F1タイGPが誘致に本腰 首相がイモラを訪問してF1幹部と会談

    F1タイGPの開催権獲得に向けた取り組みが前進。タイのスレッタ・タビシン首相がイモラに出席し、F1レース開催に向けた話し合いを行った。

    イタリア公式訪問の一環として、タビシン首相はエミリア・ロマーニャGPに出席し、F1最高経営責任者(CEO)のステファノ・ドメニカリと会談したほか、他の関係者とも会談した。

    タイGPプロジェクトは政府主導で進められているが、タビシンはレッドブルに対し、このプロジェクトに参加する潜在的な関心について打診したとされている。

    タビシンはバンコクでのストリートレース開催を目標に掲げており、2027年か2028年のカレンダー入りを目指している。

    訪問後、彼はソーシャルメディアに投稿し、グランプリがタイに国際的な露出を与える助けになるという信念を概説した。

    「近い将来タイにF1レースを誘致するというタイ政府の意向に沿って、私はアウトドロモ・エンツォ・エ・ディーノ・フェラーリを訪問し、F1グループの幹部らと話し合った」

    「これは、タイを国際的なイベントや活動において世界的な注目を集めるという私たちの方針と共鳴するものだ」

    F1 タイグランプリタイ国籍のF1ドライバー、アレクサンダー・アルボンと談笑するスレッタ・タビシン首相。

    タイのレース招致は、F1がアジアに大きな拠点を築くという明確な目標に合致する。

    ドメニカリは4月にタイを訪れ、タビシンと会談するなど、バンコクでのレース構想に熱心なことで知られている。

    しかし、明らかなことは、タイのようなレースの登場は、F1が現在開催されているイベントの一部を失うことになる可能性が十分にあり、特にイモラの将来が疑問視されているということだ。

    ドメニカリ氏は最近ウォール街のアナリストらとの電話で、F1にはカレンダーを拡大する意欲はほとんどないと述べたが、一方で最近イタリアのメディアに対し、来年末でイモラとの契約が切れるため、すぐに厳しい選択を迫られる可能性が高いと語った。

    「F1には多くの国から多くの関心が寄せられており、これは明らかに発展のチャンスである」とドメニカリは語った。

    「同時に、カレンダーに関して選択を迫られている」

  • MotoGP | ホンダ 第15戦 タイGP 決勝レポート

    MotoGP | ホンダ 第15戦 タイGP 決勝レポート

    マルク・マルケスが優勝。4戦を残し王座確定
    マルク・マルケス(Repsol Honda Team)のタイトル王手で迎えた第15戦タイGPの決勝レースは、予選3番手のマルケスとPPスタートのファビオ・クアルタラロ(ヤマハ)との一騎打ちとなり、最終ラップに先行するクアルタラロをかわしたマルケスが今季9勝目を達成。同時に最高峰クラスで4年連続6回目のタイトルを獲得した。

    スタートから最終ラップまで、クアルタラロが先行、それをマルケスが追うという展開だった。2人のペースは1分31秒台前半のハイペースで、2人の差は、もっとも差が広がったレース中盤で0.6秒。後半の10ラップは、その差が0.2秒から0.3秒に接近した。

    そして最終ラップを迎える。前日、予選で転倒を喫し3番手に終わったマルケスは、「明日の決勝は優勝を狙う」とコメントしており、勝ってチャンピオンを決める意気込みだった。その言葉通り、最終ラップの3コーナーでクアルタラロをかわしトップに浮上。そしてチャーン・インターナショナル・サーキットで最大の勝負どころとなる最終コーナーでクアルタラロの逆転を許すが、クロスラインで立ち上がったマルケスが、0.171秒差で先着。今季9勝目を挙げてチャンピオンを獲得した。

    史上最年少優勝、史上最年少チャンピオン記録はもちろんのこと、これまで数々の記録を更新してきたマルケスだが、今年も多くの記録を樹立した。史上最年少26歳で最高峰クラス6回目のタイトル獲得、3クラス通算8回目のタイトル獲得など、多くの記録を塗り替えた。また、Hondaライダーでは、これまでミック・ドゥーハン氏の5回が最多獲得記録だったが、その記録も塗り替えた。

    シーズンは残り4戦。Hondaは、次戦日本GPではコンストラクターズタイトルに王手を掛けて挑む。さらにRepsol Honda Teamは、チームタイトルでもドゥカティとし烈な戦いを繰り広げており、今年も3冠を目指し、チーム一丸となって戦い続けることになる。

    予選14番手から好スタートを切った中上貴晶(LCR Honda IDEMITSU)は、2戦連続トップ10フィニッシュとなる10位でチェッカーを受けた。中上のマシンは、今大会からカーボンスイングアームを装着してレースに挑んでいる。今大会はアルミスイングアームとの比較テストを行いながらの走行だったが、ホームGPとなる次戦日本GPからは2台ともにカーボンスイングアーム仕様になり、ベストリザルトに挑む。

    予選13番手から決勝に挑んだカル・クラッチロー(LCR Honda CASTROL)は、序盤、ブレーキのフィーリングに苦しみペースを上げられず17番手へとポジションを落としたが、その後、次第にペースを取り戻し、最終的に12位でチェッカーを受けまた。

    ケガから復帰4戦目となるホルヘ・ロレンソ(Repsol Honda Team)は、高い気温と路面温度に苦戦。ペースを上げることができなかった。イギリス、サンマリノ、そしてアラゴンと調子を上げてきただけに厳しいレースとなった。

    マルク・マルケス(MotoGP 優勝)
    「とてもうれしいです。今回は大きなアドバンテージがあり、タイトル獲得の瞬間がとても近いことを感じていました。でもモチベーションをキープするためのなにかを見つけなければなりませんでした。今日はそれがレースに勝つことだったし、その通りのレースをしました。ファビオはとても速かったです。でも、決してあきらめませんでした。レース中盤、彼が逃げていくように見えてるときも、あきらめませんでした。すばらしい形でタイトルを獲得しました。最終ラップもタイトルのことは考えていませんでした。Repsol Honda Team全員がパルクフェルメに集まったのは最高の気分でした。ファンクラブ全員がそこに集まってお祝いするのが夢です。毎年タイトル争いをするために、すべてを完ぺきにこなすことは簡単なことではありません。冬の間はケガをしてとてもたいへんでしたが、僕とチーム、そしてHRCでうまく乗りきりました。今はこの瞬間を少し楽しみたいと思います」

    中上貴晶(MotoGP 10位)
    「暑くて長いレースでした。後ろにバニャイアがいることはサインボードで知っていました。そして、ミスもなくしっかり走り切って10位でフィニッシュすることができました。前回のアラゴンGPも10位でしたが、全く違うレース内容でした。アラゴンは追い上げての10位、今回はいいスタートを切ってポジションをキープしました。日本GPに向けて、この2戦、いいレースができたと思います。今回使用したカーボンスイングアームは、劇的な変化はありませんが、より安定した走りが実現していると思います。スロットルワークに対して、リアタイヤのスライドが、リニアにライダーに伝わってきます。こういう厳しいコンディションのレースでは、効果があると感じました。今日は1分31秒台で走りたかったのですが、コンディションが厳しくなり、32秒台で走ることになりました。コンディションが厳しくなった分ペースが落ちたのですが、上位に進出するには、こういう状況でもしっかりセットアップを合わせていかなくてはいけません。次は日本GPです。シーズンを通してもっともモチベーションの高い大会となります。みんなに喜んでもらえるレースにしたいです」

    カル・クラッチロー(MotoGP 12位)
    「今日の結果はあまりよくありませんし、序盤の5周はとても難しい走りを強いられました。スタートしたときにフロントブレーキに問題があり、その問題を抱えたままうまく走る方法を見つけなければなりませんでした。単独走行になりましたが、フィーリングがよくなってからは、追い上げられるようになりました。レース序盤にタイムをかなり落としましたが、そのあと自分のレースをしてなんとかポイントを獲得することができました。次の日本GPに向けて、チームも僕も前進しなければならないことは分かっています。タイトルを獲得したマルク・マルケスとHondaにおめでとうと言いたいです。次の日本が楽しみです」

    ホルヘ・ロレンソ(MotoGP 18位)
    「まずは、8度目のタイトルを獲得したマルクとRepsol Honda Teamにおめでとうと言いたいです。とてもすばらしい功績をあげました。僕に関しては、今日の結果はとても残念であり、受け入れがたいものです。速く走れるようにベストを尽くしましたが、気温が上がると減速が難しくなりました。日本GPでは力強く走れることを願っています」

  • MotoGP | ヤマハ 第15戦 タイGP 決勝レポート

    MotoGP | ヤマハ 第15戦 タイGP 決勝レポート

    ビニャーレスが3位表彰台獲得
    Monster Energy Yamaha MotoGPのマーベリック・ビニャーレスが3位でチェッカーを受け、今季6度目の表彰台と4度目のブロンズ・トロフィーを獲得。チームメイトのバレンティーノ・ロッシは、序盤で順位を上げたもののペースを維持することができず、ふたつ下げて8位でゴールした。

    ビニャーレスはグリッド2番手から好スタート後、第1コーナーでM・マルケス(ホンダ)に先行を許して3番手へ後退。前のふたりはコンスタントに1分31秒台前半をキープしており、ビニャーレスは懸命にプッシュするも、徐々に離されてしまう。

    7ラップ目には2番手との差が2秒以上に拡大。同時に後続4番手との差は序盤の1.5秒から10秒近くまで広がり単独走行となっていたが、最後まで追撃に手を緩めることなく、ビハインドを1.380秒まで短縮して3位でチェッカーを受けた。

    一方のロッシは、オープニングラップの第1セクションで9~10番手へ下げたが、そのあとの3つのセクションではヤマハの特徴である敏捷性を最大限に引き出して7番手まで挽回。4ラップ目にはJ・ミル(スズキ)に仕掛け、足がステップから外れるアクシデントにも冷静に対応して6番手のポジションをしっかりとつかんだ。

    しかし残り16ラップごろからはリア・グリップ低下によりペースを上げることができず、再び2台に抜かれて8番手へ後退。このあとはポジション・キープを目標にチェッカーまで全力で走り切り、トップから19.162秒差でゴールラインを通過した。

    3位獲得のビニャーレスはランキング4位へ浮上。ロッシは18ポイント差の6位となっている。ヤマハはコンストラクターズ・ランキング3位をキープし、Monster Energy Yamaha MotoGPもチーム・ランキング3位を維持している。

    ヤマハは、2019 MotoGPチャンピオン獲得を決定したRepsol Honda TeamのM・マルケスに祝福の意を表す。Monster Energy Yamaha MotoGPは2週間後の10月18日~20日、ツインリンクもてぎで第16戦日本GPに臨む。

    クアルタラロが熾烈な優勝争いの末に2位表彰台獲得
    PETRONAS Yamaha Sepang Racing Teamのファビオ・クアルタラロがM・マルケスと優勝争いを展開し、0.171秒差で2位となり今季5度目の表彰台。チームメイトのF・モルビデリもフリープラクティスでの好調をそのままに、素晴らしい走りを見せて6位獲得と健闘した。

    ポールシッターのクアルタラロは、絶好のスタートからレースをリード。終盤までマルケスを抑えてトップをキープしていたが、最終ラップでついに先行を許して2位となった。この結果、トップ・ルーキーおよびトップ・サテライトとしてのアドバンテージを拡大してまた一歩ルーキー・オブ・ザ・イヤー獲得に近づき、総合ランキングでもランキング6位に2ポイント差と迫っている。

    一方のモルビデリも好スタートから上位につけて4位争いを展開。中盤で一旦、順位を下げたものの、終盤では再びペースを上げて6位を獲得した。ふたりの活躍により、PETRONAS Yamaha SRTはサテライト・チームのランキングトップを維持してリードを拡大している。

    Monster Energy Yamaha MotoGP
    マーベリック・ビニャーレス(3位)
    「ハッピーでポジティブ。非常に前向きな気持ちで3位の結果を受け入れています。でもこれで終わりではありません。これからもっとがんばって、もう一歩、前へ進まなければならないと思っています。ファビオ(クアルタラロ)やマルク(マルケス)とは、とくにトラクションにおいて違いがあることに気づきました。それでも何度も好タイムを記録し、終盤には差を縮めることもできました。つまり、私たちには私たちの長所があるのです。しかしウイーク・ポイントは克服していかなければなりません。トラクション不足で、しかもフルタンクの状態ではペースを上げることは不可能。でも燃料が少しでも減ってくれば、すぐさまコーナー・スピードが上がってラップタイムも良くなってくるのです。午前中のウォームアップ・セッションは決勝よりもずっとフィーリングが良かったので、このことをしっかり理解して次の日本GPに備えたいと思います」

    バレンティーノ・ロッシ(8位)
    「残念なことに、私はいつも同じ問題にぶつかってしまいます。7、8、9ラップ目あたりからリアタイヤの状態が非常に悪くなってしまうのです。リア・グリップが低下し、それと同時にリアタイヤを酷使するようになって、性能が落ちてしまうため、ペースを落とすしかありません。この状況は前回も同様でしたし、決して私たちの本来のポテンシャルではないので、何らかの問題があるということがわかります。午前中のウォームアップではよくグリップしてくれてフィーリングも良かったので、ハイペースで走ることができました。ユーズド・タイヤでも決してペースは悪くなかったのです。しかし決勝では、同じスペックの新品タイヤでも問題が出てしまいました。今日のことは非常に残念ですが、まだ4戦残っているので、なんとか問題を突き止めて状況を改善していかなければなりません」

    マッシモ・メレガリ(チーム・ディレクター)
    「表彰台はいつでもうれしいもの。でも本当ならもっとトップに近づくことができたはずです。マーベリックの3位は素晴らしい成績ではありますが、プラクティスでの素晴らしいパフォーマンスからすれば優勝を狙っていけるものと期待していたのです。バレンティーノのほうは、優勝争いに加わるためにはグリッド上位につけることが重要だということが明らかになりました。方向性はそれぞれ異なりますが、今日はふたりともグリップ不足に悩まされていたので、データを分析して解決策を見つけなければなりません。それでも総合的には、ヤマハにとって大成功の一戦であったことは間違いありません。フリープラクティスでは全セッションを通じて好調をキープ。決勝でもふたりのヤマハが表彰台に上ったのです。2週間後、ヤマハのホームレースとなる日本GPではより一層、ハードワークに励みます」

    PETRONAS Yamaha Sepang Racing Team
    ファビオ・クアルタラロ(2位)
    「素晴らしいレースでした。とくにレース序盤でのマシン・フィーリングの良さが私を助けてくれました。表彰台の頂点に立てなかったことは残念ですが、新たに誕生した世界チャンピオンと最終ラップの最終コーナーまで競り合うことができたことに満足しています。マシンとの相性が完璧とは言えないこのコースで、ここまでできたことは大きな前進。プラクティスでは、マルクのペースは私たちよりコンマ3秒も速かったのに、今日は最後まで真っ向勝負することができました。そして最終コーナーでは、私の力のすべてを賭けて挑んでいきました。だってもしもそうしなかったら、日本GPまでずっと眠れそうにありませんからね。次回がとても楽しみです!」

    フランコ・モルビデリ(6位)
    「レースには非常に満足しており、今日もまた良い一日になりました。好スタートを決めて4位争いを展開していましたが、最後の6ラップくらいはブレーキングでやや苦戦するところもありました。シルバーストン以降、好調が続いているので、この勢いを次の日本GPにつなげたいと思っています。前を行く2台のヤマハを見ていると、私にはまだまだ改善の余地が残っていると感じるので、やるべきことをやって彼らに近づいていきたいです」

    ウィルコ・ズィーレンベルグ(チーム・マネジャー)
    「チームを心から誇りに思います。25ラップにわたってレースをリードするなど、今年の始めにはまったく考えもしませんでした。最終ラップの戦いは素晴らしいショーであり、チームとして非常に誇れることです。ファビオの2位とフランコの6位で、チームは大量のポイントを獲得することもできました。この勢いをシーズンの終わりまで維持できることを期待しています」

    ラズラン・ラザリ(チーム代表)
    「何というレースでしょう! マルク・マルケスの8回目のチャンピオン獲得を心から祝福します。彼は間違いなく、素晴らしい記録を打ち立てました。今日はその彼に近づくことができ、チームとしては2位と6位を獲得できたことを非常にうれしく思っています。この結果、チーム・ランキング4位に上がり、サテライト勢トップを維持してアドバンテージを拡大。またファビオもトップ・サテライトとしてリードを広げています。次の日本GPでは今度こそ、MotoGP初優勝を成し遂げたいと思います。その日はすぐそこまで迫っています」

    MS開発部モトGPグループリーダー、鷲見崇宏談
    「クアルタラロ選手は、自らの持てる力、YZR-M1のパフォーマンスを全て引き出し、最終ラップまでトップ走行。惜しくも2位となってしまいましたが、チャンピオンのマルケス選手に対し互角に戦いきってくれました。ビニャーレス選手は、これまでのセッションからは十分勝利を狙えるスピードを持っていましたが、タイヤのグリップ不足に苦しみ序盤のペースをつかむのに手間取ってしまいました。その後はトップ同等の走行ができていただけに、勝負に加われなかったことが悔やまれます。モルビデリ選手は安定した走りで6位獲得、ロッシ選手は、ここ数戦同様リヤタイヤのグリップダウンに苦しみ、本来の彼のパフォーマンスを出し切ることができませんでした。ヤマハライダーがダブル表彰台を獲得できたことを喜びたいと思いますが、勝利を目前にしていただけに悔しい気持ちのほうが強いです。各ライダーに、今回足りなかったものを分析・改善のアイデアを準備し、次戦、日本GPもてぎで日本のファンの皆さんに強いM1を見ていただけるよう、スタッフ一同懸命に取り組んでいきます。引き続きご声援よろしくお願いします」

  • MotoGP | スズキ 第15戦 タイGP 決勝レポート

    MotoGP | スズキ 第15戦 タイGP 決勝レポート

    タイGP決勝はリンス5位、ミル7位
    2019年 MotoGP 第15戦タイGPの決勝日はチャン・インターナショナルサーキットに95,000人を超える観客が集まり、興奮の渦の中、午後2時にスタートが切られた。8番手グリッド、10番手グリッドからそれぞれスタートしたジョアン・ミル、アレックス・リンスはオープニングラップでロッシ(ヤマハ)の後ろ、7番手争いのポジションにつける。ミル、アレックス共にロッシのオーバーテイクに苦戦するも、残り16周、ようやくリンスがオーバーテイクに成功。その後ミルも同様にオーバーテイクし、ミルはリンスのすぐ後ろにつける。

    リンスはロッシをオーバーテイク後、徐々にペースを上げ、前を走るモルビデリ(ヤマハ)とドビツィオーゾ(ドゥカティ)に忍び寄る。残り11周、ついにモルビデリをオーバーテイクし、さらにドビツィオーゾを射程圏内に捉える。しかし最終ラップまでそのチャンスは訪れることなく、リンスは5位でチェッカー。チャンピオンシップに貴重なポイントを加算した。

    一方のジョアン・ミルはGSX-RRでの初走行となるブリラムでMotoGPトップライダー達を相手に健闘の走りを見せ、ロッシをオーバーテイク後リンス同様ペースアップ。ロッシとのギャップを少しずつ広げ、7位でレースを終える。怪我から復帰後のベストリザルトとなった。

    チームスズキエクスターはレプソル・ホンダ・チームとマルク・マルケス選手のタイGPの優勝および世界タイトル獲得に祝福の意を表します。

    河内 健 テクニカルマネージャー
    「残念ながら表彰台争いはできませんでしたが、アレックスは10番手ボジションから良いリカバリーを見せてくれたと思います。ジョアンに関しては、彼の課題はレースでコンスタントなペースを維持することだったので、それもある程度できて7位というポジションでフィニッシュできたことはポジティブな結果だったと言えるでしょう。しかしこれで満足しているわけではないので、早く再び表彰台争いに戻れるようさらに努力を続けたいと思います。」

    ダビデ・ブリビオ チームマネージャー
    「結果的にはポジティブな1日だったと言うべきでしょう。アレックスは渾身の走りで後方からのリカバリーをしましたが、レース序盤にトップグループが逃げてしまう形となったために、トップグループに追いつくことは不可能でした。ジョアンもまた非常に安定した強い走りでMotoGPクラスのトップライダーの中で対等に戦うことができ、確実な成長を見せることができたと思います。次戦の日本GPは我々にとってのホームGPなので、今からとても楽しみにしています。我々チームの成長した姿をぜひ皆に見てもらいたいですね。」

    アレックス・リンス
    「結果は5位で終わってしまったけど、チャンピオンシップを考えれば今日は少しでも上位でチェッカーを受けることがとても大切だった。ドビツィオーゾを抜いてあとひとつポジションを上げることができればさらによかったけど、10番グリッドからではあれが精一杯だったよ。次の日本GPは僕らの最も大切なレースだから、しっかり気持ちを集中させて挑むよ。僕らを支えてくれているスズキの皆と日本のファンの前で絶対に良い結果を残したいからね。」

    ジョアン・ミル
    「今週の全体の流れは本当にうまくいったし、結果にも満足しているよ。レース毎にトップグループとのギャップが縮まっていて、確実に手応えを感じることができるようになってきているしね。今日は気温がかなり上がったから、正直体力的にも少し大変だったよ。怪我の後しばらくトレーニングできなかったのが響いているのだと思う。いずれにしても今日の7位は納得の結果さ。次の茂木はいつ行っても日本のファンが暖かく迎えてくれるスペシャルな場所。良い結果を残して、さらに一歩前進できるきっかけになるよう全力で頑張るよ。」

  • MotoGP | マルク・マルケスが2019年の年間チャンピオンを獲得!

    MotoGP | マルク・マルケスが2019年の年間チャンピオンを獲得!

    MotoGP 第15戦 タイGPの決勝レースが10月6日(日)にチャーン・インターナショナル・サーキットで行われ、マルク・マルケス(レプソル・ホンダ)が優勝し、2019年の年間チャンピオンを獲得した。

    マルク・マルケスは、今大会、総合2位のドヴィツィオーゾ(ドゥカティ)に2点差以上をつければタイトル獲得となる状況で決勝を迎えた。気温31度、路面温度51度のドライコンディションで26周のレースはスタート。

    ポールポジションからスタートしたファビオ・クアルタラロ(ヤマハSRT)がホールショットを奪い、マルク・マルケスのアタックを交わして首位をキープ。その後、二人の接戦バトルが展開される。

    そして、ファイナルラップでマルク・マルケスがファビオ・クアルタラロをオーバーテイクして首位に浮上。一旦リードを奪われるが、最終コーナーで再び抜き返し、最高峰クラスで4年連続6度目となる年間チャンピオンを勝利で飾った。

    マルク・マルケスは、オースティンで転倒した以外はすべて2位以上の今季9勝14回の表彰台という圧倒的な強さでのチャンピオン獲得となった。

    2位はファビオ・クアルタラロ。あと一方で最高峰クラス初勝利を逃した。3位にはマーベリック・ビニャーレス(ヤマハ)が続いた。

  • MotoGP | ホンダ 第15戦 タイGP 予選レポート

    MotoGP | ホンダ 第15戦 タイGP 予選レポート

    タイトル王手のマルケスが3番手フロントローから決勝へ
    第15戦タイGPの予選は、初日から好調な走りをみせるマルク・マルケス(Repsol Honda Team)と、クアルタラロ(ヤマハ)、ビニャーレス(ヤマハ)のヤマハ勢とのし烈なポールポジション(PP)争いとなり、マルケスは惜しくも3番手に終わり、今季10回目のPPを逃した。

    マルケスは、1回目のアタックで1分29秒台で走ると、2回目のアタックでは、さらにタイムを更新。セクター2までベストタイムで走ったが、セクター3の5コーナーでギャップに乗ってフロントからスリップダウンを喫した。これでマルケスは、初日のFP1に続き今大会2度目の転倒。タイトル王手というもっとも緊張する大会を迎えているマルケスだが、プレッシャーを感じさせない攻めの走りにファンは魅了された。

    2度の転倒を喫したマルケスだが、決勝に向けたロングランでは、十分に優勝を狙える安定したラップタイムで走った。雨の影響でセッション開始が遅れ、ウエットからドライへと路面が変化したFP3では、決勝が不安定なコンディションになった時のために、レインタイヤで走行を続けタイヤの消耗を確認した。

    完全なドライになったFP4では、フロントにハード、リアにソフトを装着し、決勝を想定したロングランを行い、1分30秒から31秒台というすばらしいタイムで周回を重ね、ドライコンディションの準備を進めた。

    タイトル王手のマルケスは、今大会、総合2位のドヴィツィオーゾ(ドゥカティ)に2点差以上をつければタイトル獲得となる。今季8勝13回の表彰台に立ってきたマルケスが、タイGPでどんなレースをするのか、世界中のレースファンが注目している。

    初日のフリー走行でタイヤの選択に苦戦したカル・クラッチロー(LCR Honda CASTROL)は、不安定な天候とコンディションのため、思うようにセッティングを進めることができず13番グリッドから決勝に挑む。チームメートの中上貴晶(LCR Honda IDEMITSU)も、前後のバランスの悪さを解消できず、クラッチローに続いて14番グリッドから決勝に挑む。ともに厳しいグリッドからの決勝レースとなるが、ウォームアップでセットアップを進め、追い上げのレースに挑む。

    ケガから復帰4戦目を迎えるホルヘ・ロレンソ(Repsol Honda Team)は、ウエット、ドライともに、これまでよりリズム感あふれる走りで復調を感じさせた。19番グリッドと厳しいグリッドからの決勝となるが、粘り強い走りで調子を上げていく意気込みだ。

    マルク・マルケス(MotoGP 3番手)
    「予選セッションの最後に軽い転倒がありましたが、今日はとてもいい日になりました。転倒したことで心配をかけましたが僕は大丈夫です。少し痛みがありますが、明日のレースに向けて、言い訳にはなりません。とてもいいペースがあります。明日の重要なレースに向けて、一日を通して仕事に集中し、プッシュし続けました。今週末の転倒は問題ではありません。明日に向けていいペースがありますし、これまでのレースと同じように表彰台と優勝を目標にがんばります」

    カル・クラッチロー(MotoGP 13番手)
    「昨日は13番手でしたが、今日も13番手でした。残念ですが、これが現実です。しかし明日のレースに向けて気持ちはポジティブです。がんばっていい結果を出したいと思います。今のペースよりももっと速く走れると思います。予選はもっと速いタイムを出せたし、直接Q2へ進めたのではないかと思います。明日のレースをどう戦えるのか、スタートまでしっかり考えていきたいです」

    中上貴晶(MotoGP 14番手)
    「今日は厳しい予選になると思っていました。1回目のアタックはそれほど差はなかったので、2回目のアタックでQ2に進出できるのではないかと思ったのですが、わずかに届きませんでした。Q1では1分30秒台に入れるのが目標でした。30秒台に入れられるマシンだったと思います。しかし、自分のミスもあり、30秒台に入れることができませんでした。明日も不安定な天候が予想されるので、午前中のウエットコンディションでは、しっかり走って準備をしました。決勝がドライでもウエットでも追い上げのレースにしたいです。今日もカーボンスイングアームとアルミスイングアームの比較テストを続けました。いいポイントが確実にわかってきたので、しっかりデータを蓄積していきたいです。サンマリノ、アラゴンの2戦はリアのグリップを出せず苦戦しました。今回はリアのグリップがあがった分、フロントを押す感じになり、その影響で1次旋回に苦労しています。昨日はわからなかったセッティングの方向性も見えてきたので、明日のウォームアップでしっかり調整したいです」

    ホルヘ・ロレンソ(MotoGP 19番手)
    「雨の影響でコンディションはあまりよくありませんでした。午後は路面がさらに滑りやすくなりました。このコンディションに合わせてセッティングを変えなければならず、トップとのギャップも縮めることができませんでした。予選ではレースウイークで一番速く走ることができましたが、高速コーナーで縁石の上を走ってしまい、最後のブレーキングに問題が出てしまいました。このためコンマ数秒遅れてしまいました。これがなければ16番手になれたと思います。アッセン以来のベストグリッドが獲得できたと思います。明日も引き続きがんばります」

  • MotoGP | ヤマハ 第15戦 タイGP 予選レポート

    MotoGP | ヤマハ 第15戦 タイGP 予選レポート

    ビニャーレスが予選2番手フロントロー
    Monster Energy Yamaha MotoGPのマーベリック・ビニャーレスとバレンティーノ・ロッシは、ともにQ2で全力プッシュ。ビニャーレスはピットストップを2回行う作戦で2番手を獲得したが、ロッシは1回目の走行で転倒し、スペアマシンに乗り換えて9番手に留まっている。

    ポールポジション獲得を狙うビニャーレスは、1度目のアタックで1分30秒332を記録して一旦トップに立ったものの、ライバルたちが2ラップ目を終えるころには2番手に後退。残り9分半でピットに戻り、素早くマシンを乗り換えて2度目のアタックを開始した。1分30秒190に更新するもポジションは3番手。次のラップでさらに1分30秒096へ短縮したが、順位を上げることはできなかった。

    残り3分。2度目のピットインを行ったビニャーレスは、再びメイン・バイクに乗り換えて最後の1ラップにすべてを賭ける。身体を伏せ、全力でプッシュすると1分30秒台の壁を破る1分29秒825を記録。これでトップに0.106秒差と迫り2番手を獲得した。

    一方のロッシはQ2の1ラップ目で1分31秒080を記録して5番手。次のトライではセクション・ベストを更新するも第5コーナーで転倒して順位を下げてしまった。お気に入りのマシンをあきらめ、スペアマシンに乗り換えてコースに復帰するころには残り時間が4分弱となっていたが、懸命のアタックで1分31秒019へ更新して10番手。さらに次のラップでは1分30秒741を記録して9位まで上げ、トップから1.022秒差でセッションを終了した。

    クアルタラロが今季4度目のポールポジション獲得
    PETRONAS Yamaha Sepang Racing Teamのファビオ・クアルタラロが今季4度目のポールポジションを獲得。チームメイトのフランコ・モルビデリも4番手と健闘し、決勝はクアルタラロの後ろのポジションからスタートすることとなった。

    ウエット・コンディションで行われたフリープラクティス第3セッションで好調ぶりをアピールしたクアルタラロは、路面が乾き始めた第4セッションでもトップタイムをマーク。Q2ではラップレコードを2度も更新して1分29秒719とし、2番手に0.106秒差をつけてポールポジションを獲得した。

    モルビデリはフリープラクティス第3セッションで2番手を獲得。好調をそのままに臨んだQ2では1分30秒431のベストタイムで4番手につけ、決勝グリッド2列目の先頭を確保している。

    決勝は現地時間14:00にスタート。全26ラップで競われる。

    Monster Energy Yamaha MotoGP
    マーベリック・ビニャーレス(予選2番手/1分29秒825)
    「マシンのフィーリングが素晴らしく、リズムも順調。ラップタイムでもトップにかなり近づいています。1ラップの速さに十分な手ごたえを感じていて、今日もそれをしっかりアピールすることができました。決勝に向けては、もう少し改善したいところもあって、明日までにもう一歩、前進したいと思っています。でもポールとの差はわずかコンマ1秒ですし、ここ数戦は常にフロントローを維持できていて、この安定感がとても重要だと考えています。記録上はライバルのほとんどを上回っているので、表彰台に立つ自分を想像することができますが、本当にそうなるかどうかは誰にもわかりません。確かなことは、決勝の1ラップ目から勝利を目指して戦っていくということだけです」

    バレンティーノ・ロッシ(予選9番手/1分30秒741)
    「悔しい転倒でした。フリープラクティス第4セッションがとても好調だったので、転倒がなければもっと前の列を獲得できたはずです。最初のタイヤでミスをしてはらんでしまい、そのあと路面のバンプにフロントを取られてしまったようです。すぐにピットに戻り、マシンを乗り換えて復帰しましたが、同じタイヤがなくて完璧な状態ではありませんでした。それでもなんとか1分30秒7まで縮めることができ、グリッド3列目ということになりました。明日はドライ・コンディションを期待します。ペースは決して悪くありませんが、4~5台が非常に接近しているので、状況を見ながら前を目指していきます」

    マッシモ・メレガリ(チーム・ディレクター)
    「今日もまた、金曜日の重要性を再認識することとなりました。午前中に雨が降ったため、昨日のラップタイムとポジションを更新することは不可能です。幸い、ふたりはQ2進出を決めていたので、フリープラクティス第3セッションではウエット用セッティングに取り組むことができました。明日の天気がどうなるかわかりませんから、昨日の順位がとても大きな意味を持つことになったのです。マーベリックは今日も全セッションで絶好調。予選タイムの1分29秒825は非常に素晴らしく、フロントローの真ん中というポジションもとても良かったと思います。決勝用セッティングで多くの周回数をこなしているので、明日のバトルにも自信を持っています。

    バレンティーノのほうは不運にも、予選中盤の第5コーナーで転倒。これで時間を費やしてしまった結果、9番手に留まりました。彼の本来のポテンシャルをポジションにつなげられなかったことは残念ですが、怪我がなかったことのほうが重要です。タイヤを決めたら、明日のウォームアップ・セッションではマシン・セッティングに専念して最終調整に取り組みます。さきほども言いましたが天気は不確実で、それがレースの行方を左右することになるかもしれません」

    PETRONAS Yamaha Sepang Racing Team
    ファビオ・クアルタラロ(予選トップ/1分29秒719)
    「予選セッションでは全力を尽くし、それが実を結んでポールポジションを獲得することができました。好タイムを1度だけでなく、2度も記録できたことに満足していますが、3回目のトライではとうとう限界を超えて転倒してしまいました。それ以外はここまでずっと順調で、マシンのフィーリングも良く、すべてがうまくいっています。もちろんこれは私だけの力ではなく、チームも同様に素晴らしい仕事をしてくれているからこそ達成できたことです。タイムアタックのスピードだけでなく、決勝ペースも非常に好調なので、明日を待ちきれない気持ちです」

    フランコ・モルビデリ(予選4番手/1分30秒431)
    「目標の2列目までに入ることができたのでハッピーです。ペースにも満足しているので、明日のウォームアップ・セッションで、あと少し改良するだけでいいレースができると思います。ウエット、ドライともにスピードがあり、フィーリングも上々。決勝への準備は整っており、いつものように表彰台を目指して戦うつもりですが、現状ではそこにわずかに届いていません。気になっているところを少しでも改善できれば、必ず達成できると確信しています」

  • MotoGP | スズキ 第15戦 タイGP 予選レポート

    MotoGP | スズキ 第15戦 タイGP 予選レポート

    激闘のタイGP予選でミルが8番手、リンスは10番手
    MotoGP タイGP2日目を迎えたブリラムは朝から大雨に見舞われ、サーキットの路面コンディションの悪化のため午前の全セッションがディレイ。約1時間に及ぶコース整備を終え、路面の安全性が確認された後、FP3がスタートした。

    セッション序盤には完全にウエットだった路面が終盤には乾き始め、多くのライダーが最後のピットアウトはスリックタイヤで走行。

    このミックスコンディションの難しいセッションをアレックス・リンスは3番手で締めくくる。ジョアン・ミルもリンス同様に安定したペースで走行し、8番手タイムを記録。前日金曜日のタイムを更新したライダーはなく、チームスズキエクスターライダーのふたりは前日のタイムで揃ってダイレクトQ2進出を果たす。

    午後のFP4ではふたりのライダーがそれぞれ予選に向けて最終調整を行い、リンス7番手、ミル11番手と共にセッションを順調に終える。

    最終予選となるQ2ではミルが最初のアタックラップで3番手タイムを記録。ルーキー・ミルは安定かつ健闘の走りで、この週末FP4を除くすべてのセッションでトップ10圏内を走行。最後の予選は8番手で終え、決勝は3列目グリッドからのスタートとなった。

    一方のリンスはチームメイト・ミルの1列後方、4列目10番手から決勝をスタートすることになった。オーバーテイクポイントの多いチャン・インターナショナルサーキットの特性を活かし、決勝では追い上げレースに懸ける。

    ダビデ・ブリビオ チームマネージャー
    「まずはふたりのライダーが揃ってダイレクトにQ2進出できたことを嬉しく思います。ジョアンは予選8番手と大健闘の走りをみせたので、決勝でのパフォーマンスにも大いに期待しています。アレックスは今日本来の実力を見せきれず、予選10番手というのは少し残念ではありますが、彼はレースでは確実にポジションを上げてくると思うので、明日の決勝が両ライダーにとって良いレースになることを願っています。」

    ジョアン・ミル
    「このサーキットをMotoGPマシンで走るのは初めてだけど、フィーリングはかなり良いよ。ブルノテストの怪我でレースを数戦欠場した後、チームも自分自身もそれまでのペースに早く戻すことができるように努力してきた成果がしっかりと手応えとして感じられるようになってきたしね。シーズンはもう終盤戦に入ったけど、今はかなりポジティブな状態だと思う。予選でもう少し上の順位につけることが今後のテーマだけど、とりあえずこのレースを8番手からスタートできることをアドバンテージにして、トップグループについていけるよう頑張るよ。アレックスとのタイムも近いので、ふたり揃って上位争いができるといいね。」

    アレックス・リンス
    「ラップタイムを改善することができたからそんなに悲観的なわけじゃないけど、予選ポジションはいまいちだったね。グリッドは後方になってしまったけど、このサーキットはオーバーテイクできるところがたくさんあるから、追い上げるチャンスは十分にあると思っている。ただ同時にちょっとのミスが命取りにもなるから、最後までミスなく集中して走りきらないとね。どんなレースになるか楽しみだよ。」

  • MotoGP タイGP 予選 | ファビオ・クアルタラロが今季4度目のポール獲得

    MotoGP タイGP 予選 | ファビオ・クアルタラロが今季4度目のポール獲得

    MotoGP 第15戦 タイGPの公式予選が10月5日(土)にチャーン・インターナショナル・サーキットで行われ、ファビオ・クアルタラロ(ヤマハSRT)がポールポジションを獲得した。

    気温29度、路面温度46度のドライコンディションの中、今季5度目のフリー走行総合1番手に進出したファビオ・クアルタラロが最後のタイムアタック中に5コーナーで今季4度目の転倒を喫したが、週末3度目、今季23度目のトップタイムをマーク。オールタイムラップレコードを更新して第8戦TTアッセン以来今季4度目のポールポジションを奪取した。

    フリー走行総合2番手のマーベリック・ビニャーレスは、0.106秒差の2番手に入り、3戦連続7度目の1列目を獲得。

    フリー走行総合6番手のマルク・マルケスは、最終ラップに5コーナーで週末2度目、今季11度目の転倒を喫して、0.212秒差の3番手に入り、2戦連続13度目の1列目を確保。フリー走行総合3番手のフランコ・モルビデッリは4番手。

    フリー走行総合5番手のバレンティーノ・ロッシは、3ラップ目の5コーナーで今季5度目の転倒を喫して1.022秒差の9番手。フリー走行総合10番手のアレックス・リンスは10番手。フリー走行総合15番手のポル・エスパルガロは、公式予選1で2番手、公式予選2で11番手。

    フリー走行総合5番手のバレンティーノ・ロッシは、3ラップ目の5コーナーで今季5度目の転倒を喫して1.022秒差の9番手。フリー走行総合10番手のアレックス・リンスは10番手。フリー走行総合15番手のポル・エスパルガロは、公式予選1で2番手、公式予選2で11番手。

    フリー走行総合14番手の中上貴晶は、公式予選1でトップタイムから0.703秒差の4番手。明日の決勝レースを5列目14番グリッドから迎える。

    2019年 MotoGP 第15戦 タイGP 公式予選 結果

    順位 ライダー チーム マシン タイム
    1 F・クアルタラロ Petronas Yamaha SRT Yamaha 1’29.719
    2 M・ビニャーレス Monster Energy Yamaha MotoGP Yamaha 1’29.825
    3 M・マルケス Repsol Honda Team Honda 1’29.931
    4 F・モルビデリ Petronas Yamaha SRT Yamaha 1’30.431
    5 D・ペトルッチ Mission Winnow Ducati Ducati 1’30.522
    6 J・ミラー Alma Pramac Racing Ducati 1’30.597
    7 A・ドビツィオーゾ Mission Winnow Ducati Ducati 1’30.692
    8 J・ミル Team SUZUKI ECSTAR Suzuki 1’30.735
    9 V・ロッシ Monster Energy Yamaha MotoGP Yamaha 1’30.741
    10 A・リンス Team SUZUKI ECSTAR Suzuki 1’30.778
    11 P・エスパルガロ Red Bull KTM Factory Racing KTM 1’31.065
    12 A・エスパルガロ Aprilia Racing Team Gresini Aprilia 1’31.258
    13 C・クラッチロー LCR Honda Honda 1’30.969
    14 中上貴晶 LCR Honda Honda 1’31.388
    15 F・バニャイア Alma Pramac Racing Ducati 1’31.416
    16 A・イアンノーネ Aprilia Racing Team Gresini Aprilia 1’31.428
    17 M・オリベイラ Red Bull KTM Tech 3 KTM 1’31.499
    18 T・ラバト Reale Avintia Racing Ducati 1’31.554
    19 J・ロレンソ Repsol Honda Team Honda 1’31.605
    20 K・アブラハム Reale Avintia Racing Ducati 1’31.773
    21 M・カリオ Red Bull KTM Factory Racing KTM 1’31.849
    22 H・シャーリン Red Bull KTM Tech 3 KTM 1’31.979
  • MotoGP | ホンダ 第15戦 タイGP 初日レポート

    MotoGP | ホンダ 第15戦 タイGP 初日レポート

    タイトルに王手のマルク・マルケス。初日を6番手で終える
    第15戦タイGPは、ライダーズタイトル王手で迎えたマルク・マルケス(Repsol Honda Team)が、6番手で初日を終えた。今大会は走り出しから好調で、FP1ではセッション開始直後から1分31秒台で連続周回を重ねて、ライバルを圧倒した。そしてセッション終盤、明日以降の不安定な天候を考慮してアタックするために前後にソフトタイヤを入れてコースインしたが、アウトラップの7コーナーで痛恨の転倒を喫した。

    この転倒で背中を強く打ったマルケスは、グラベルでしばらく動けない状態となり、サーキットは緊迫した空気に包まれた。その後、自力で立ち上がったマルケスは救急車に乗り込んで医務室へ。そして検査を受けるために市内の病院へ向かったマルケスだが、幸いにもケガはなく、FP2に挑むと、再び1分31秒台前半の好タイムでラップを重ね、6番手で初日を終えた。

    ハプニングはあったが、FP1、FP2ともに連続ラップで好走をみせたマルケスは、土曜日の予選では、今季10回目のポールポジション獲得に挑む。

    カル・クラッチロー(LCR Honda CASTROL)は、タイヤ選択に苦しむ一日となった。しかし、FP1とFP2で、すべてのタイヤのテストを行ったことで2日目のフリー走行、そして予選に向けて多くのデータを獲得した。2日目は、ダイレクトで予選Q2進出を果たすために、FP3でトップ10を目指し、予選ではさらに上位を目指す。

    中上貴晶(LCR Honda IDEMITSU)は、今大会からカーボンスイングアームを使用することになり、アルミスイングアームとの比較テストで初日を終えた。比較テストのためにフロントにミディアム、リアにソフトという組み合わせで走り続けた。その結果、初日は14番手だったが、2日目は、まだ試していないタイヤの組み合わせでタイム更新に挑む。そして、クラッチロー同様、FP3でダイレクトでの予選Q2進出を目指し、予選ではトップ10を狙う。

    ケガから復帰4戦目を迎えるホルヘ・ロレンソ(Repsol Honda Team)は、レースをこなすごとにアベレージを上げており、順調に周回を重ねた。ベストタイムでは20番手だったが、連続ラップでは、また一歩前進する内容だった。

    マルク・マルケス(MotoGP 6番手)
    「今日はいいスタートを切ることができましたが、FP1で最後のアタックに向かうときに大きな転倒をしてしまいました。メディカルセンターに着いたときは大丈夫でしたが、ひと通り診察をしてもらいました。大事なことはケガをしていないことです。少し痛みはありますが大丈夫です。午後はいい走りができました。今日の結果には満足しています。今日はプランを少し変更しましたが、すぐに速く走ることができました」

    カル・クラッチロー(MotoGP 13番手)
    「今日はあまりいい日にはなりませんでした。しかし、今日はすべてのタイヤを試すことができたので、タイヤからインフォメーションをしっかり得ることができました。マシンのセッティングに少し苦戦しましたが、明日は改善できることを願っています。今夜は明日のセッションのプランを決めたいと思います。前のライダーたちとのギャップを縮められることを願っています」

    中上貴晶(MotoGP 14番手)
    「今日はFP1、FP2ともに暑くて厳しいコンディションでした。着実にセッティングを進めることに集中しました。今回からカーボンスイングアームを導入してもらいました。初めてトライしましたが、アルミスイングアームと比較して、それほど大きなフィーリングの違いはありませんでした。しかし、場所によってはボジティブな部分が確実にあり、土曜日、日曜日としっかりセッティングを進めていきたいです。テストをしていたこともありますが、初日のフリー走行は、全体的には苦労しました。今日の時点では、どこでどのくらい遅れているのか理解できていないので、これからしっかりデータを分析して判断したいです」

    ホルヘ・ロレンソ(MotoGP 20番手)
    「FP1はいいペースで、かなり周回することができました。おかげで、とても満足のいくセッションとなりました。気温が上がったFP2はセッティングを変えましたが、思っていたようにはいきませんでした。最終的なポジションはあまりよくありませんが、トップとの差は悪くありません。明日の目標はトップと1秒以内のタイムを出すことです」