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  • ピエール・ガスリー 「現段階でこのサーキットは僕たちにとって厳しい」

    ピエール・ガスリー 「現段階でこのサーキットは僕たちにとって厳しい」

    トロロッソ・ホンダのピエール・ガスリーは、F1イギリスGPの初日のフリー走行でP1を12番手、P2ではトラブルが発生し13番手で終了した。

    午前10時、気温20℃で迎えたP1で、ピエール・ガスリーはソフトタイヤによる走行を実施。マシンのセッティングのプログラムを順調に消化して31周を周回。PUとしては全開率の高いサーキット特性に合わせたセットアップを進め、車体側もエアロの調整を進め、ガスリーは1分30秒004のタイムで12番手だった。

    気温26℃、路面温度は51℃にまで上昇した午後2時にP2がスタート。ピエール・ガスリーはミディアムタイヤでコースインし走行を続ける。セッション後半、ソフトタイヤに履き替えてタイムアタックを行い、1分29秒831をマークして自己ベストを更新。その後、ガスリーはパワーユニットにトラブルが発生し、走行中にストップしたが、このパワーユニットは、走行距離も長くなっていた前仕様の金曜走行用で、チームは当初の予定通り、週末に向けて予選・レース用のPUに交換する。

    「午前中は主に空力のテストに特化して、新たに導入したパッケージの理解に努めた。チームにとって有用なデータが取れていればうれしい」とピエール・ガスリーはコメント。

    「午後のP2では、エンジンに問題が発生して早めにストップせざるを得なかったので、残念ながら多くの周回はこなせなかった」

    「現段階では、このサーキットは僕らにとって厳しいように思う。ここで上手く機能するセットアップが見つけられていないので、マシンに満足できる状態ではない。明日に向けて、今晩は改善に努めてく」

    関連:
    ・F1イギリスGP フリー走行2回目:セバスチャン・ベッテルがトップタイム
    ・F1イギリスGP フリー走行1回目:ルイス・ハミルトンがトップタイム

  • F1イギリスGP フリー走行1回目:ルイス・ハミルトンがトップタイム

    F1イギリスGP フリー走行1回目:ルイス・ハミルトンがトップタイム

    2018年のF1世界選手権 第10戦 イギリスGPのフリー走行1回目が7月6日(金)にシルバーストン・サーキットで行われ、ルイス・ハミルトン(メルセデス)がトップタイムを記録。2番手にはバルテリ・ボッタスが続き、メルセデスが1-2体制で好スタートを切った。

    トロロッソ・ホンダは、ピエール・ガスリーが12番手タイム、ブレンドン・ハートレーは19番手タイムで1回目のセッションを終えている。

    F1史上初の3連戦を締めくくるF1イギリスGP。舞台となるシルバーストン・サーキットはF1カレンダー中で最も歴史があり、かつ最も高速なサーキットのひとつ。エンジン全開のコーナーがあり、レースの65%がフルスロットルで争われるこのサーキットでは、パワーユニットがいつも以上の働きをすることになる。

    今年、シルバーストン・サーキットは路面が再舗装された。ピレリは、今回のF1イギリスGPにに今シーズン初めてハードタイヤ(アイスブルー)を投入。ミディアム(白)とソフト(黄)という硬いレンジの3種類のコンパウンドが選択されている。タイヤはトレッドの薄い新構造のものが持ち込まれている。

    また、今年のF1イギリスGPでは、ホームストレートからターン1、ターン2まで続く3つ目のDRSゾーンが追加されていることも話題となっている。

    現地時間10時。気温19.8℃、路面温度32.6℃のドライコンディションで90分のセッションはスタート。ザウバーのマーカス・エリクソンがいの一番にコースに入っていた。

    F1チームは、大半が英国に拠点を置いており、多くのチームが新しいパーツをテスト。イタリアのチームであるフェラーリも新型フロアとエンジンカバーを投入している。トロロッソ・ホンダは、今週はビエール・ガスリーが新しい空力パッケージのテストを担当している。

    コースレコードは、昨年の予選でポールポジションのルイス・ハミルトン(メルセデス)が記録した1分26秒600。

    セッションが折り返した時点でタイムシートのトップに立ったのはそのルイス・ハミルトン。母国グランプリで特別デザインのゴールドのヘルメットを装着する1分28秒908を記録。2番手には0.336秒差でフェラーリのセバスチャン・ベッテル、3番手には0.537秒差でマックス・フェルスタッペン(レッドブル)が続いている。上位勢がミディアムタイヤで走行するなか、ダニエル・リカルドはハードタイヤで6番手タイムを記録している。

    残り30分を切った時間帯でロマン・グロージャン(ハース)が1コーナーと2コーナーの間でクラッシュ。バーチャルセーフティカーが導入された。

    また残り5分を切ったところでマックス・フェルスタッペン(レッドブル)がギアボックスにトラブルが発生してホームストレートでストップ。2度目のバーチャルセーフティカーが導入された。

    フリー走行1回目のトップタイムを記録したのはメルセデスのルイス・ハミルトン。ソフトタイヤで1分27秒487を記録。2番手には0.367秒差でバルテリ・ボッタスが続き、メルセデスが再び1-2体制で週末をスタート。

    3番手にはセバスチャン・ベッテル(フェラーリ)が0.511秒差で1分27秒台のタイムを記録。4番手にはダニエル・リカルド(レッドブル)、5番手にはキミ・ライコネン(フェラーリ)が続いた。

    トロロッソ・ホンダは、ピエール・ガスリーがトップから2.517秒差となる1分30秒004で12番手タイム、ブレンドン・ハートレーは18番手タイムとなる1分30秒749だった。

    直前にエリック・ブーリエの辞任を発表し、新しいマネジメント体制での緒戦を迎えたマクラーレンは、フェルナンド・アロンソはトップから2.835秒差の15番手タイム、ストフェル・バンドーンが17番手タイムだった。

    F1イギリスGP フリー走行2回目は、22時(現地時間14時)から行われる。

    2018年 第10戦 F1イギリスGP フリー走行1回目

    順位 No ドライバー チーム ベストタイム GAP 周回
    1 44 ルイス・ハミルトン メルセデス 1分27秒487   24
    2 77 バルテリ・ボッタス メルセデス 1分27秒854 0.367 27
    3 5 セバスチャン・ベッテル フェラーリ 1分27秒998 0.511 22
    4 3 ダニエル・リカルド レッドブル 1分28秒144 0.657 30
    5 7 キミ・ライコネン フェラーリ 1分28秒218 0.731 24
    6 33 マックス・フェルスタッペン レッドブル 1分28秒325 0.838 24
    7 8 ロマン・グロージャン ハース 1分28秒352 1.865 12
    8 11 セルジオ・ペレス フォース・インディア 1分28秒812 2.325 23
    9 31 エステバン・オコン フォース・インディア 1分28秒815 2.328 24
    10 18 ランス・ストロール ウィリアムズ 1分28秒878 2.391 25
    11 9 マーカス・エリクソン ザウバー 1分28秒942 2.455 25
    12 10 ピエール・ガスリー トロロッソ・ホンダ 1分30秒004 2.517 31
    13 16 シャルル・ルクレール ザウバー 1分30秒027 2.540 27
    14 20 ケビン・マグヌッセン ハース 1分30秒065 2.578 20
    15 14 フェルナンド・アロンソ マクラーレン 1分30秒322 2.835 19
    16 55 カルロス・サインツ ルノー 1分30秒358 2.871 22
    17 2 ストフェル・バンドーン マクラーレン 1分30秒416 2.929 25
    18 27 ニコ・ヒュルケンベルグ ルノー 1分30秒701 3.214 18
    19 28 ブレンドン・ハートレー トロロッソ・ホンダ 1分30秒749 3.262 31
    20 35 セルゲイ・シロトキン ウィリアムズ 1分30秒896 3.530 22
  • トロロッソ・ホンダ:F1イギリスGP プレビュー

    トロロッソ・ホンダ:F1イギリスGP プレビュー

    トロロッソ・ホンダのピエール・ガスリーとブレンドン・ハートレー、ホンダF1のテクニカルディレクターを務める田辺豊治が、2018年のF1 第10戦 イギリスGPへの意気込みと舞台となるシルバーストン・サーキットについて語った。

    シルバーストンはファクトリーがあるミルトン・キーンズから近く、ホンダにとって特別なサーキット。F1のグランプリが初めて行われた場所であり、その精神を体現したサーキットでもある。

    エンジン全開のコーナーがあり、レースの65%がフルスロットルで争われるこのサーキットでは、パワーユニットがいつも以上の働きをすることになる。

    ピエール・ガスリー
    「シルバーストンに戻ってくるのは、少し複雑な気分です。前回ここでレースをしたのは、2016年にGP2で初優勝を飾ったときでした。それ自体は良かったのですが、その週末は金曜に両親と一緒に移動している際に大きな交通事故に遭ってしまいました。僕は椎骨を骨折し、母は重傷のために、2ヶ月も集中治療室に入院して、もうダメかと思ったほどでした。そのレースウイークは、あらゆる感情を背負って戦ったのです。ただ、サーキットは大好きです。レイアウトは複雑で、有名なコーナーがたくさんあります。現代のF1マシンでマゴッツからべケッツへ駆け抜けるのは、本当に感動的な光景になるでしょう。加えて、英国の情熱的なファンが特別な雰囲気を作り出してくれます。最高のレースウイークになると思うので、とても楽しみです。今はトロロッソの風洞施設があるビスターに滞在していますが、レースウイークが始まる前には、ミルトン・キーンズにあるホンダのファクトリーを初訪問する予定です。そこで、残りのシーズンでの改善に向けて懸命にプッシュしてくれている仲間たちを激励しようと思います。また、水曜日には、レッドブルドライバー全員がクリスティアン・ホーナーに招かれてクレーピジョン射撃をするんです。僕は初めてなので、間違えて他の人を撃たないようにしなければいけませんね(笑)。実は、数年前にミルトン・キーンズに1年半暮らしていたんです。そのときはレッドブル Racingのシミュレーター作業をたくさん行いました。その意味でも、シルバーストンに帰るのが楽しみです」

    ブレンドン・ハートレー
    「シルバーストンからほど近くのミルトン・キーンズには約7年間暮らしたことがあり、いい思い出ばかりです。このあたりは多くのチームが拠点を構えており、F1のホームタウンとも言える場所で、僕たちトロロッソの風洞施設もすぐ近くのビスターという街にあるんです。シルバーストン・サーキットでは何度もレースをしましたし、好結果を残すこともできました。長い歴史を持つサーキットで、コプス~マゴッツ~べケッツといった高速コーナーでの走りは多くの人に愛されています。今年は路面が再舗装されたので、これまでよりもグリップが増すでしょう。高速コーナーが多いということは、オーバーテイクは難しくなるので、予選が重要です。カナダで投入されたパワーユニットのアップグレードには手ごたえを感じています、オーストリアでの空力アップデートも、ここはより多くのダウンフォースが必要となるコースなので、いいタイミングだったと思います。このサーキットを今のF1マシンで走るのが本当に楽しみです。シルバーストンは真のドライバーズサーキットで、天候もあいまって素晴らしいレースを生み出します。F1にとって原点ともいえるトラックですし、さまざまな特性を持ち、雰囲気は最高です。力強い走りができればと思いますし、ここ数戦よりも少し運に恵まれることを願っています」

    田辺豊治 (ホンダF1 テクニカルディレクター)
    「今回は3連戦最後となる英国でのレースです。ホンダ はF1参戦時、第2期にラングレー、第3期にブラックネル、現在はミルトン・キーンズと、英国に最前線基地とも呼べる拠点を置いてきました。したがって、英国GPは日本GPと同じく我々のホームレースと言えます。現在、そのレースチームの拠点となるミルトン・キーンズでは、パワーユニットのメンテナンスやエンジンベンチでのテストに加え、バッテリーパックの開発も行っています。今回のレースには、それらの開発に関わる同僚やその家族、友人などが応援に来てくれる予定です。そして、同じく英国にあるホンダの欧州本社や研究所、スウィンドン工場からも多くの仲間が来てくれます。今回のレースの地となるシルバーストン・サーキットは、スロットル全開率が65%近く、パワーユニットのパワーが重要となる高速サーキットですし、ストレートでの戦闘力を得るためのエネルギーマネジメントなども併せて重要となります。ここ2戦は難しい戦いが続きましたが、3連戦の最後となるシルバーストンではホームの観衆にいいレースを見てもらえるように、万全の準備をして臨みたいと思います」

    関連:2018年 F1イギリスGP テレビ放送時間&タイムスケジュール

  • ホンダF1 「イギリスGPは日本GPと同じく我々のホームレース」

    ホンダF1 「イギリスGPは日本GPと同じく我々のホームレース」

    ホンダF1のテクニカルディレクターを務める田辺豊治が、2018年のF1 第10戦 イギリスGPへの意気込みと舞台となるシルバーストン・サーキットについて語った。

    「今回は3連戦最後となる英国でのレースです。ホンダ はF1参戦時、第2期にラングレー、第3期にブラックネル、現在はミルトン・キーンズと、英国に最前線基地とも呼べる拠点を置いてきました。したがって、英国GPは日本GPと同じく我々のホームレースと言えます」と田辺豊治はコメント。

    「現在、そのレースチームの拠点となるミルトン・キーンズでは、PUのメンテナンスやエンジンベンチでのテストに加え、バッテリーパックの開発も行っています。今回のレースには、それらの開発に関わる同僚やその家族、友人などが応援に来てくれる予定です。そして、同じく英国にあるホンダの欧州本社や研究所、スウィンドン工場からも多くの仲間が来てくれます」

    「今回のレースの地となるシルバーストン・サーキットは、スロットル全開率が65%近く、パワーユニットのパワーが重要となる高速サーキットですし、ストレートでの戦闘力を得るためのエネルギーマネジメントなども併せて重要となります」

    「ここ2戦は難しい戦いが続きましたが、3連戦の最後となるシルバーストンではホームの観衆にいいレースを見てもらえるように、万全の準備をして臨みたいと思います」

    関連:2018年 F1イギリスGP テレビ放送時間&タイムスケジュール

  • ブレンドン・ハートレー 「今週末はエンジンと空力改善の効果が出る」

    ブレンドン・ハートレー 「今週末はエンジンと空力改善の効果が出る」

    トロロッソ・ホンダのブレンドン・ハートレーが、2018年のF1 第10戦 イギリスGPへの意気込みと舞台となるシルバーストン・サーキットについて語った。

    「シルバーストンからそれほど遠くないミルトンキーンズに7年ほど住んでいたは良い思い出だ。それは僕の人生のかなりの時間を割いてきた」とブレンドン・ハートレーはコメント。

    「いろいろな意味でエリア全外がF1のホームだ。レースチームの大部分が近くを拠点にしているし、僕たちトロロッソの独自の空力施設もその先のバイチェスターにある。サーキット自体も何度もレースをしているし、良い思い出がある」

    「シルバーストンにはとても多くの歴史があるし、誰もが大好きなカプス、マゴッツ・ベケットのコーナーがあるとても速いトラックだ。路面は今年再舗装されているので、過去よりもさらに多くのグリップが得られると思う。高速コーナーが多いのでオーバーテイクはとても難しいし、予選が最優先される」

    「カナダで入ったパワーユニットのアップグレードによって僕たちは良い状態にあると思うし、オーストリアでの空力アップデートも適切なタイミングで届いたと思う。このトラックはできるだけ多くのダウンフォースが必要だからね」

    「現代のF1マシンでこのサーキットに取り組むのを楽しみにしている。クレイジーな速さだろうね。シルバーストンは本物のドライバーズトラックだし、特に天候が役割を果たすときには素晴らしいレースが生み出されてきた。そこは独創的だし、多くの特性と素晴らしい雰囲気がある。最近のレースよりも運に恵まれた力強い週末を過ごせることを願っている」

    関連:2018年 F1イギリスGP テレビ放送時間&タイムスケジュール

  • ピエール・ガスリー 「シルバーストンでは交通事故に巻き込まれ…」

    ピエール・ガスリー 「シルバーストンでは交通事故に巻き込まれ…」

    トロロッソ・ホンダのピエール・ガスリーが、2018年のF1 第10戦 イギリスGPへの意気込みと舞台となるシルバーストン・サーキットについて語った。

    ピエール・ガスリーは、GP2に参戦していた2016年にシルバーストンで初勝利を挙げているが、レース前に家族と共に移動していた自動車が交通事故に巻き込まれ、母親が深刻な怪我を負っていた。

    「いくつかの点で僕にとってシルバーストンに戻るのは落ち着かない気持ちになるだろう」とピエール・ガスリーはコメント。

    最後にレースをしたのはGP2で初めて勝利した2016年だった。素晴らしいことだったけど、両親と一緒に交通事故に巻き込まれた週末でもあった。金曜日にトラックに向かう途中の非常に大きな事故だったし、それで僕は椎骨を骨折した。でも、母親はもっと深刻な怪我をして、病院の集中治療室で2ヵ月過ごしたし、彼女には死が迫っていた。週末にわたって、あらゆる種類の感情を経験した」

    「サーキットに関しては本当に大好きだ。レイアウトは非常に複雑だし、いくつか伝説的なコーナーがある。現在のF1カーでマゴッツとベケッツを走り抜けるのは本当に印象的だろうね。それに加えて、熱狂的な英国ファンのおかげでここはいつも非常に特別な雰囲気がある。本当に最高の週末にいなるし、僕も本当に楽しみにしている」

    「僕たちは週末が始まるまでトロロッソの風洞があるバイチェスターに滞在している。ミルトンキーンズのホンダのF1施設を訪れるのも初めてだ。そこにいる全員が、残りのシーズンもハードにプッシュして進歩し続けられるように激励しようと思っている。水曜日にレッドブルのドライバー全員がクリスチャン・ホーナーからクレー射撃のイベントにい招待されている。僕にとっては初めての経験になるし、ミスをして誰かを撃たないようにしなきゃね!」

    「実際、僕は1年半の間、トラックにほど近いミルトンキーンズに住んでいた。レッドブル・レーシングのシミュレーターでの作業に多くの時間を費やしていたし、あの場所に戻れるのは嬉しいね」

    関連:
    ・ピエール・ガスリー、GP2初優勝直前に悲惨な交通事故
    ・2018年 F1イギリスGP テレビ放送時間&タイムスケジュール

  • ピエール・ガスリー 「ラリークロスのマシンを運転しているようだった」

    ピエール・ガスリー 「ラリークロスのマシンを運転しているようだった」

    トロロッソ・ホンダのピエール・ガスリーは、F1オーストリアGPのオープニングラップでマシンにダメージを負った後、まるでラリークロスのマシンでレースをしているように感じたと述べた。

    12番グリッドからスタートしたピエール・ガスリーは、スタート直後にストフェル・バンドーン(マクラーレン)から追突された。レースを続行することはできたが、フロアにダメージを負ったことでタイヤに苦しむことになり、終盤にポイント圏内から脱落して11位でレースを終えた。

    「正直、僕にとってこれまでで一番難しいレースだったように思う」とピエール・ガスリーはコメント。

    「1周目にストフェルと接触して、リアサスペンションが曲がり、フロアの半分が外れてしまった。その時点からはとにかくあらゆる場所でスライドしていたし、クルマと格闘していた。最後まで走り切れたのはかなりラッキーだった」

    「レースでは20回くらいコースオフしていたし、とにかくコース上にクルマを留めようと頑張った」

    「ポイントを獲得できれば素晴らしかったのは確かだけど、僕はあらゆる手を尽くした。でも、もうF1ではなくラリークロスのマシンを運転しているようだったね」

    だが、ピエール・ガスリーはオープニングラップでの事故はレーシングインシデントだったと考えている。

    「左側にランス(ストロール)がて、彼の左側には(ニコ・ヒュルケンベルグ)がいた。僕たちは4ワイドになっていたと思うし、トラックは十分に幅広くはなかった」とピエール・ガスリーはコメント。

    「ストフェルが不注意ではなかったことはわかっている。判断を誤ってしまっただけだろう。彼が意図的にやったわけではなことはわかっている。でも、それが僕の残りのレースに影響を与えたのは確かだ」

    ピエール・ガスリーは、多くのマシンがリタイアしたレースでポイントを獲得するチャンスを逃したと悔しがった。

    「かなり悔しい。ハミルトンとボッタス、ダニエル(リカルド)がリタイアして大きなチャンスがあったし、普通の状況だったが8位は楽に手にできたと思っている」とピエール・ガスリーはコメント。

    「1周目の後、パンクやサスペンションが壊れてピットに入ることになると思ったけど、なんとか最後まで走り切ることができた。本当にタフだった」

    関連:F1オーストリアGP 結果:マックス・フェルスタッペンが今季初優勝!

  • ブレンドン・ハートレー 「トロロッソ・ホンダには入賞できる力があった」

    ブレンドン・ハートレー 「トロロッソ・ホンダには入賞できる力があった」

    ブレンドン・ハートレーは、F1オーストリアGPで完走できていれば、トロロッソ・ホンダにはポイントを獲得できるポテンシャルがあったと考えている。ハートレーは54周目にマシントラブルによってリタイアしている。

    ホンダF1は、予選終了後にブレンドン・ハートレーのパワーユニット交換を行い、グリッド降格ペナルティーを科されたが、予選順位通りの10列目19番手からのスタート。

    なお、パワーユニット交換はトラブルによるものではなく、予選結果と今後のパワーユニット使用予定を踏まえた戦略的なものとしている。

    スーパーソフトでスタートしたブレンドン・ハートレーは、第1スティントを延ばし、10番手まで順位を上げていた54周目にマシントラブルによってスローダウンしストップ、その場でリタイアとなった。

    「ペースは本当によかったし、僕にはポイントを獲得する本格的なチャンスがあった。僕たちは本当に長く走っていたし、最後にウルトラソフトに交換する計画だった」とブレンドン・ハートレーは Motorsport Week にコメント。

    「順位を上げることはできたはずだし、ポイントは間違いなく可能だった」

    来季からホンダのF1パワーユニットを搭載するレッドブルは、ブレンドン・ハートレーの故障の原因を調査しているが、ハートレーは何も心配することはないと主張する。

    「リアに振動があったので、最初はパンクかと思ったけど、原因ははっきりしていない。今晩それを突き止め、次戦のシルバーストンにはさらに強化して臨めればと願っている」

    「何が壊れたのかはまだわからないけど、ホンダとは関係のないものだし、クルマのリアの何かの不具合だ。何かに大きな影響があったわけではないし、まだ調査しているところだ」

    F1オーストリアGPをノーポイントで終えたトロロッソ・ホンダは、コンストクターズ選手権8位を維持してはいるものの、ダブル入賞を果たしたザウバーに6ポイント差まで迫られており、フォース・インディアとの差は23ポイントに広がった。

  • トロロッソ・ホンダ:F1 第9戦オーストリアGP 現場レポート

    トロロッソ・ホンダ:F1 第9戦オーストリアGP 現場レポート

    トロロッソ・ホンダのチームスタッフが、2018年のF1世界選手権 第9戦 オーストリアGPのレース週末を振り返った。

    連戦の中にあって、マシンにアップデートを施して挑んだオーストリアGP。レースでは2台が入賞圏内を走行する好ペースを見せるも、アクシデントにも苦しめられ、惜しくもポイント獲得は果たせなかった。

    オーストリアGPの舞台となるレッドブル・リンクは、言うまでもなくレッドブルのホームコースである。かつてはオステルライヒリンク、A1リンクと呼ばれていたこの丘陵にある美しく、長い歴史のあるサーキットは、2010年にレッドブルによって全面的に改修され、安全なコースと近代的な施設を備えたトラックに生まれ変わった。グランプリの中でも、関係者に人気の高いコースとしても知られている。

    レッドブルグループに属するトロロッソにとってはホームレース、かつチーム代表のフランツ・トストにとっては、ホームグラウンドでもあり、オーストリアGPはトロロッソ・ホンダにとって特別なレースとなった。

    「レッドブル・リンクは、起伏に富むコースレイアウトと、前回のフランスGPを越える60%前後の高いエンジン全開率が特徴として挙げられます。標高が約700mと高く、平地に比べて空気が薄いことで、冷却効率の低下やターボチャージャーの仕事量も上昇しますので、高い全開率と合わせて、PUにとってはタフなサーキットです。このサーキットでの基本的なエネルギーマネージメントについては大きな懸念はありませんが、予選ラップタイム、レース中の戦闘力など、トータルでPUパフォーマンスが発揮できるように最適な設定を煮詰めていきます」と大会前、ホンダF1 テクニカルディレクターの田辺豊治は語った。

    この大会が特別だったもう一つの点としては、ホンダが2019年からレッドブルへのPU供給を発表して間もないタイミングであったことも挙げられる。金曜日のFIA定例記者会見にはレッドブル代表のクリスチャン・ホーナー、トスト、そして田辺豊治も召集された。

    田辺豊治は、「レッドブルへのPU供給が決まったことはとてもうれしいことですが、大きなプレッシャーを感じています。2チームに高いパフォーマンスのPUを供給するために、これからも努力を続けます」と会見でコメントした。

    連戦の中にあって、今回、チームは車体側、特に空力面のアップデートを投入。PUに関しても、カナダで投入したアップデート仕様の効果は確認されており、マシンとしては大きなパフォーマンスアップが期待されていた。

    金曜日のプラクティスから、アップデートしたエアロパーツの効果は確認された。PUもトラブルなくパフォーマンスを発揮。しかし、実際の走行では、少しのトラブルやアクシデントがたびたび2人のドライバーに降りかかり、なかなか結果を出すことができない。金曜日にはピエール・ガスリーに、土曜日にはブレンドン・ハートレーのマシンにトラブルが発生し、接戦が予想された予選ではわずかの差でガスリーが12番手、ハートレーが19番手に終わった。

    「予選ではQ3進出を狙っていましたが、ガスリー選手があと少しのところでQ2敗退となったことはとても残念でした」と田辺豊治は悔しさをにじませた。

    それでもドライバーのマシンに対しての評価はポジティブで、入賞への自信も見せていた。迎えたレース当日。ガスリーは1周目に他車と接触し、マシンにダメージを負ってしまう。それでも終盤までポイント圏内を走行するも、この時点ですでにタイヤはボロボロの状態。結果、10番手以内を死守することは叶わず、11位でレースを終えた。19番手からスタートしたハートレーは、タイヤ交換を引き伸ばす作戦でポジションを上げ、終盤に追い上げられるペースも見せていたが、マシントラブルによりリタイアとなってしまった。

    あと一歩。オーストリアGPは予選も決勝も、あと一歩が届かなかった週末となった。アップデートの効果を最大限に引き出すために、チームもドライバーも着実な進化を模索するための努力を続けていく。「2人とも入賞圏内を走っていただけに、非常に残念な結果となりました。が、すぐにイギリスでの戦いが始まります。シルバーストンは、我々の拠点であるミルトンキーンズからも近いので、ある意味ホームレースとも言える戦いです。そこで、もう一度ポイント獲得にチャレンジします」と田辺豊治は力強く語った。

  • トロロッソ・ホンダ:惜しくも入賞を逃す / F1オーストリアGP

    トロロッソ・ホンダ:惜しくも入賞を逃す / F1オーストリアGP

    トロロッソ・ホンダは、F1オーストリアGPの決勝レースでピエール・ガスリーが終盤タイヤに苦しめられ8番手から後退して11位、ブレンドン・ハートレーが55周目にマシントラブルでリタイアという結果に終わった。

    2018年のF1世界選手権 第9戦 オーストリアGPは、現地時間午後3時10分から決勝レースが行われた。気温22℃、路面温度48℃、日差しも強くこの週末一番の好天ですが、路面温度の上昇でタイヤには厳しいコンディションとなった。

    トロロッソ・ホンダは、予選12番手のピエール・ガスリーが6列目からのスタート。ブレンドン・ハートレーは、予選終了後パワーユニット交換を行い、グリッド降格ペナルティーを科されたが、ピットスタートのペナルティーを科せられたマシンが出たために、予選順位通りの10列目19番手からのスタートとなった。なお、パワーユニット交換はトラブルによるものではなく、予選結果と今後のパワーユニット使用予定を踏まえた戦略的なもの。2台ともに、スーパーソフトタイヤを選択し、レースはスタートした。

    1周目にピエール・ガスリーは他車と接触し、ポジションを14番手に落とす。ブレンドン・ハートレーは1周目を18番手で終えた。10周を過ぎ、トラブルでストップする上位車が出て、ガスリーは12番手、ハートレーは16番手となる。16周目、ストップしたマシンの回収のためにバーチャルセーフティカーが導入され、このタイミングで多くがタイヤ交換を行った。ガスリーもピットインし、ソフトタイヤに交換、ハートレーはピットインせず、13番手にポジションを上げた。

    15番手でコースに戻ったピエール・ガスリーは、その後上位車のピットインやオーバーテイクなどで25周目には13番手となる。27周目に、12番手のハートレーとポジションを入れ替え、ガスリー12番手、ハートレー13番手でレースは後半戦に入った。

    後半になると、タイヤの摩耗により2回目のピットインを行うマシンやストップするマシンが出始め、トロロッソ・ホンダの2台は徐々にポジションを上げた。46周目にはガスリーが10番手となり入賞圏内に入り、54周目には9番手に浮上した。その時点でまだタイヤ交換を行わずに10番手を走行していたハートレーだが、54周目に車体のトラブルによりでスローダウンしストップ、その場でリタイアとなった。

    9番手を走行していたピエール・ガスリーだが、スタート直後の他車との接触の影響もあり、レース終盤、タイヤの状態が厳しくペースが上げられない。残り10周を切って後続の追い上げが激しく迫り、上位車のストップで8番手まで上げたポジションを守りきることはできなかった。64周目、65周目に3台にパスされ11番手に後退し、レースをフィニッシュした。

    第10戦 F1イギリスGPは、シルバーストン・サーキットで7月6日(金)~8日(日)に行われる。

    ピエール・ガスリー (11位)
    「僕にとってこれまでで一番難しいレースだったように思います。1周目のターン3でストフェル(バンドーン)と接触したことでフロアに大きなダメージを負い、どのコーナーでもマシンがスライドしていました。ポイント獲得に向けて全力を尽くしましたが、ドライブはかなり困難で、終盤にはタイヤのグリップがなくなってしまいました。今週末は空力パッケージのアップデートを投入しましたが、フロアの損傷によってダウンフォースを失ったので、その効果をきちんとは見極められませんでした。今日は、残り数周まで8番手につけており、ポイント獲得のチャンスが目前だったので残念ですが、ポテンシャルは示せました。来週のシルバーストンに向けて切り替え、さらに前進しなければなりません」

    ブレンドン・ハートレー (リタイア)
    「昨日の予選から空力バランスを変更したことで、今日はかなり乗りやすくなりました。レース序盤はザウバーの2台に苦しみましたが、周回が進んでタイヤが摩耗してもペースを失わず、より強さを発揮できたと思います。ポイント獲得は難しかったかもしれませんが、競り合っていたエリクソン選手が9位に入っているので、完走できていればと残念に思っています。今日はタイヤマネジメントの部分で強みがあったのですが、マシンのリアで問題が起きてしまいました。リアに振動があったので、最初はパンクかと思いましたが、原因ははっきりしていません。今晩それを突き止め、次戦のシルバーストンにはさらに強化して臨めればと願っています」

    田辺豊治 (ホンダF1 テクニカルディレクター)
    「ハートレー選手はタイヤを上手にマネジメントしながら、入賞圏内を走行していましたが、車体側のトラブルによりリタイアとなってしまいました。ガスリー選手もレース終盤までポイント圏内に踏みとどまっていましたが、最後の数周でタイヤ性能の限界を迎え、入賞を逃しました。非常に残念なレースとなりましたが、来週金曜にはまたイギリスGPが始まります。シルバーストン・サーキットは我々のミルトン・キーンズの拠点からもすぐですし、その意味でホームレースとなるため、もう一度ポイント獲得に向けてチャレンジしたいと思います」

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