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  • 2019年 F1レギュレーション | グリッド降格ペナルティ等を調整

    2019年 F1レギュレーション | グリッド降格ペナルティ等を調整

    FIA(国際自動車連盟)は、2019年のF1レギュレーションの調整を承認。グリッド降格ペナルティを受けたドライバーが予選に参加することを奨励するよう変更される。

    2018年のF1レギュレーションでは、パワーユニット交換によって15グリッド以上のグリッド降格ペナルティを科せられたドライバーは最後尾からスタートすることになり、複数のドライバーが該当する場合は、ペナルティが発生した順にグリッドの最後に配置されるというルールが導入された。

    週末前にパワーユニットを交換したドライバーは、フリー走行1回目にピットレーンを出た時点でペナルティが“発生”する。

    このシステムは、昨年、複数のコンポーネントを交換することで、20台のグリッドで60グリッド以上の降格ペナルティという異常な状況が発生したため採用された。

    だが、このルールでは予選で走行したドライバーにインセンティブが与えられることはなく、一般的にQ1ではドライバーは形式的に走行を行うだけだった。F1ロシアGPでは、ペナルティを受けた5名のドライバのうち、3名がQ2に進出したが、タイヤやエンジンのマイレージを無駄にしないために3名全員がQ2で走行を行わなかった。

    また、週末を迎える前から大量降格が決定シテイルドライバーは、少しでも前のグリッドを確保するためにフリー走行1回目がスタートする10分以上にピットレーンの出口に並ぶという現象も発生した。

    そのような状況を回避するため、2019年のF1世界選手権では、ペナルティを受けたドライバーは予選での順位を元にグリッドに並ぶように変更される。これにより、ペナルティを科せられたドライバーでも予選でタイムを出すにメリットが出てくるようになる。

    また、FIAは107%ルール外でレースのスタートを許可されたドライバーは、エンジン降格ペナルティを受けるドライバーの後ろに配置されるようルールを変更した。

    FIA 世界モータースポーツ評議会で承認されたもうひとつの変更として、2021年のレギュレーションに沿ったCFD(計算流体力学)によるシミュレーションは無制限で実施できるようになるというものがある。このCFDの無制限化によって、F1とFIAのレギュレーション策定ワーキンググループは、チームからより正確なフィードバックを得ることが可能になる。

    その他の変更点では、燃料の取り扱いに関する手順が変更される。この変更により、チームはテストの際にグランプリ週末と同じ方法で燃料を取り扱う事が義務付けられる。2012年のF1スペインGPでは、優勝したパストール・マルドナドを祝っていたウィリアムズのガレージから火災が発生し、数十人が負傷する事故が起こった。これを受けてルールが改正されたが、グランプリを除くテストの際にはこの規約が遵守されていなかった。

    また、セーフティカーがピットに戻った後、各マシンがコントロールラインを通過するまでは、イエローフラッグ状態が継続されることとなった。現行では、セーフティカーがピットに戻ると同時にイエローフラッグとSCボードが解除され、グリーンフラッグが振られるが、2019年はSCボードが廃止され、セーフティーカーがピットに戻っても引き続きイエローフラッフが提示される。

    また、F1テクニカルレギュレーションの調整として、2019年のフロントウイング変更についてのボディワークの詳細が最終決定された他、最低重量が740kgから743kgに引き上げられた。

  • 【F1】 ピットレーンクローズの時間を30分前に変更

    【F1】 ピットレーンクローズの時間を30分前に変更

    F1ドライバーとチームは、レースのスタート前にメディアの取材を受ける機会を増やすためにこれまでより10分長くスターティンググリッドにいるよう手順が変更された。変更は今週末のF1カナダGPから適用される。

    現在の手順では、ピットレーンはフォーメーションラップの20分前にクローズされ、国歌斉唱はフォーメーションラップの14分前に行われている。

    そのため、F1ドライバーは、国歌斉唱セレモニーに出席する数分前にグリッドに登場することが多く、レース前にメディアがインタビューする機会は限られていた。

    木曜日に行われたFIA 世界モータースポーツ評議会では、今後ドライバーがメディアの取材を受けるための時間をより長く設けるためにピットレーンのクローズの時間を30分前に変更することが評決された。この変更はF1カナダGPから実施される。

    FIAは「世界評議会は、マシンとドライバーが国歌斉唱セレモニーの前に10分長くスターティンググリッドにるを確実にするために、2018年のF1スポーティングレギュレーションの変更を承認した。これにより、メディアはドライバーへのアクセスが向上する。これらの変更は、今週末のカナダGPから有効になるだろう」と声明で説明した。

    関連:2018年 F1カナダGP テレビ放送時間&タイムスケジュール

  • F1モナコGP:廃止されたはずの“グリッドガール”が復活

    F1モナコGP:廃止されたはずの“グリッドガール”が復活

    今週末のF1モナコGPでは、廃止されたはずの“グリッドガール”が復活する。

    今年、F1は露出度の高い衣装を着た女性は“現代の社会規範にそぐわない”として、何十年にもわたって伝統的にF1グリッドに華を添えてきた“グリッドガール”を廃止すること決定。

    これは主にフェミニスト団体からの苦情、社会問題となっている“女性蔑視”“セクハラ”対策への措置ではあるものの、これまでグリッドガールを務めてきた女性たちの“仕事を奪う”ことになる決定にモータースポーツ界だけでなく、スポーツ界全体を含めた世界的な論争へと広がった。

    代わりにF1は2018年のF1世界選手権からグリッドガールに代わってボードを持つ“グリッドキッズ”を起用しているが、さほど話題にはなっていない。今週末のモナコGPでもグリッドキッズは登場することになっており、ザウバーから参戦するモナコ出身ドライバーのシャルル・ルクレールの従兄弟が含まれていることになっている。

    だが、日曜日のレースでは、グリッドキッズ以外に長年F1モナコGPのパートナーを務めているタグ・ホイヤーの代表として男女がスタート前のグリッドに登場するという。

    PA Sportによると、彼らはF1ドライバーの写真を撮ってソーシャルメディアに投稿する役割を担うという。だが、昨年までのようにドライバーのナンバーを示すプラカードを持つことはしない。

    F1モナコGPの木曜記者会見では、ルイス・ハミルトンとセバスチャン・ベッテルにグリッドガールについての質問がなされた。

    ルイス・ハミルトンは「女性は世界で最も美しい存在だ・・・今まで男性が前に立ったこともあるし、過去には両方混ざっていたレースもあった。モナコは非常にエレガントなグランプリだと思う」とコメント。

    「女性たちがそれについてどう思っているのかは僕にわからない。この状況について、彼女たちの気持ちをきちんと聞いたことはないからね。だから、コメントはできない。僕は特に何とも思っていない。グリッドに着いたら美しい女性たちがグリッド上にいる。それがモナコGPであり、素晴らしいことだと思う」

    「でも、女性たちを不快にさせてしまうのであれば、プッシュもサポートもするべきじゃないと思うし、もし彼女たちがそう感じているのならやるべきではない。でも、彼女たちがそれを喜んでいるのであれば、僕には他に言えるような答えはない」

    セバスチャン・ベッテルは、2015年のF1モナコGPで男性モデルが“グリッドボーイ”が起用された際に「ジョージだか、デイブだかの後ろに停めろって? 何の意味があるの?」と不満を述べていた。

    しかし、セバスチャン・ベッテルは、F1がグリッドガール禁止が決定して以降、この問題はあまりにも注目されすぎたと考えている。

    「騒がれすぎだと思う。不必要にね」とセバスチャン・ベッテルはコメント。

    「僕は過去にグリッドガールたちが強制されてやっていたとは思っていない。彼女たちは仕事を楽しんでいたはずだ。僕もルイスに同意する。僕は女性が好きだし、彼女たちはきれいだと思う」

    「それが男だと、単に興味なかっただけだ・・・彼らに何か不満があるわけではない、それほど興味が持てなかっただけのことだ」

    「でも、基本的にこの問題についてはちょっと騒ぎすぎだと思う。過去にグリッドガールとして参加した女性は自分がやりたくてやっていたんだと思うかし、日曜日にどのグリッドガールでもいいから、今ハッピーかって尋ねたら、イエスと答えるに違いない」

    「そうしろって彼女たちに強制する人なんて誰もいない。このようなことはいかにも時代を象徴している気がする。何でもないことを騒ぎ立てている」

    関連:2018年 F1モナコGP テレビ放送時間&タイムスケジュール

  • 英国モデル、F1のグリッドガール廃止を受けて抗議デモ

    英国モデル、F1のグリッドガール廃止を受けて抗議デモ

    英国のモデルたちが、F1のグリッドガール廃止を受けて抗議デモを行った。

    F1は、露出度の高い衣装を着た女性は“現代の社会規範にそぐわない”として、何十年にもわたって伝統的にF1グリッドに華を添えてきた“グリッドガール”を廃止することを発表している。

    その一週間前にはプロのダーツ団体「プロフェッショナル・ダーツ・コーポレイション」が場時に選手をエスコートする『ウォークオンガール』を発表しており、モデルたちは他の団体が同じように女性の起用を廃止すれば、数千人の女性が仕事を失うことになると懸念を表明している。

    イングランドのバーミンガムにあるブル・リングで2月10日(土)に行われた抗議デモには数十名のモデルが参加。バーミンガムを拠点とする自動車関連企業のRacewars GBR、エシントンを拠点とするモデルエージェンシーのDream Street Models and Eventsが参加を呼び掛けた。

    Dream Street Models and Eventsのオーガナイザーを務めるクロエ・エイボンは「この抗議の論点は、このような禁止に多くの反対があることを示すことです。宣伝用の女性を起用しているNEC(National Exhibition Centre)のような他の企業はそれに従いません。女性たちが楽しみ、快適に過ごし、お金を稼いでいることを禁止することは理にかなっていません」とコメント。

    クロエ・エイボンは、女性モデルたちは一般的にそれらの仕事で1日に80~150ポンド(約1万2000円~2万2000円)を稼いでいると述べた。

    「多くの女性が自信を育むためにこのプロモーションの仕事をやっています。ただ周りに立っているわけではなく、彼女たちは人々と会話もしなければなりません」

    ミス・バーミンガムのファイナリストであるサシャ・ジョーンズは「私はメーキャップアーティストですが、グリッドガールとして働くことを含めて様々なプロモーションの仕事で収入を支えています」と述べた。

    「それがどこかで終わってしまうのではないかと心配しています。NECは彼らのスタンドでモデルを起用することをやめるのでしょうか? そうなったら怒りますよ。仕事なんです。私たちがお金を稼いでいることなんです。私が愛してやっていることであり、苦痛など感じていません」

    「屈辱的などまったく思ったことはありません。私たちは働きたいのに、フェミニストたちはその仕事は良くないので働いてはいけないと言っているようなものです」

    クロエ・エイボンは、全てのモデルにはピットレーンでどのような衣装を着るかについて選択肢があると強調。

    「もし、その衣装を着ることが快適でない場合はそうしません。NECで働いていて、与えられた衣装が気に入らなければ、違ったものを着るか、自分に適した別の仕事に就くことができます。

    ミス・ギャラクシー・バーミンガムのペイジ・アトキンはレースモデルやトレードショーでのプロモーションモデルの仕事をフルタイムの仕事と組み合わせている。

    「プロモーションの仕事では、バーミンガムの普通の女の子が夏に切るよようなクロップドトップスやジーンズだけでなく、イブニングドレス、ジャンプスーツなどいろいろなものを着用していま」

    「私たちは100年前に女性の権利、衣服や仕事の種類を含め、自分自身を自由に表現する権利を得るために戦いました。それがまた私たちから奪われました。とにかく理由がわかりません」

    スーパーモデルのナオミ・キャンベルは、自分の仕事とグリッドガールの仕事には「何も違いはない」とテレビ番組で語っている。

    以前にF1のグリッドガールを務めていたモデルのケリー・ブルックは、グリッドガールの仕事は「今まで最高の仕事のひとつだった」と語った。

    「魅力的に着飾ってそれを披露することが重要ですが、私は利用されていると感じたことは一度もありませんでした。

    F1はグリッドガールに代えて、各国の国内モータースポーツを戦う若い子供たちを“グリッドキッズ”として起用する。

    FIAのジャン・トッド会長は「F1はモータースポーツの頂点であり、カートからF1に至るまでFIAのシングルシーターピラミッドを構成するジュニアシリーズで競争している全ての若手レースの夢だ」とジャン・トッドはコメント。

    「我々は将来のF1チャンピンにレーススタートのための準備の間にグリッド上で彼らのヒーローの隣に立つ機会を与えることで少しでも夢に近づけてあげられることを嬉しく思っている」

  • フォーミュラE 「我々は今後もグリッドガールを起用していく」

    フォーミュラE 「我々は今後もグリッドガールを起用していく」

    フォーミュラEは、F1が廃止した“グリッドガール”を今後のレースで起用していくと述べた。

    F1は露出度の高い衣装を着たグリッドガールは“現代の社会規範にそぐわない”として2018年シーズンに伝統的なグリッドガールを起用しないことを決定。新たに“グリッドキッズ”を起用することを発表している。

    最近、F1を意識した発言を続けているフォーミュラEは、F1のグリッドガール廃止のニュースに「21世紀へようこそ」とメッセージを送り、「フォーミュラEは昨年すでにグリッドガールを廃止している」と主張していた。

    フォーミュラEは、2016/17シーズン最終戦のモントリオール大会でグリッドキッズを採用し、そのコンセプトは2017/18シーズンのマラケシュ大会やサンティアゴ大会でも起用されている。

    しかし、今期の開幕戦となった香港大会では、地元のプロモーターの要請を受けてグリッドガールを立たせていた。

    フォーミュラEの最高経営責任者を務めるアレハンロド・アガグは“グリッドガールはモータースポーツの一部”であると感じており、同シリーズで再び登場する可能性はあると述べた。

    「私にとってそれは現在の最も関連性の高い問題ではない。問題ではないはずだ」と Autosport にコメント。

    「キッズを起用することもあれば、グリッドガールを使用すべきときもある」

    「彼女たちは何も悪いことはしていない。モータースポーツの伝統の一部だ」

    「私はグリッドガールというコンセプトの敵ではない」

    「フォーミュラEはグリッドガールを起用する。全てのレースではないかもしれないが、彼女たちはモータースポーツの伝統の一部だと思っている」

    F1のコマーシャル責任者を務めるショーン・ブラッチズは、グリッドガール廃止の決定を「ブランドバリューにそぐわないものであり、また、明らかに現代の社会規範に反している」と説明していた。

    だが、F1の最高責任者を務めるチェイス・キャリーは、グリッドガールは廃止するものの、プロモーションでのモデル起用など“レースから美女がいなくなることはない”と語っている。

    「それは人生の一部だと思うし、我々のスポーツを特別にしているものにしている一部だ。これは魅惑的で神秘的なスポーツだ。しかし、進化を続けていかなければならない」とチェイス・キャリーは Telegraph にコメント。

    「現代の世界では10~12年前とは明らかに感受映画異なってきている。ただ頑固なだけではいられないと思う」

    「私の周りでも相当数の人々がそれを時代遅れだと感じ、今のスポーツにはふさわしくないと考えていることがわかった。そうなるとそれに理解を示さねばならない」

    「我々は魅力を維持していくつもりだ。今後もレースから美しい女性がいなくなることはない」

  • F1会長 「グリッドガールは廃止するがレースから美女はいなくならない」

    F1会長 「グリッドガールは廃止するがレースから美女はいなくならない」

    F1の最高経営責任者で会長でもあるチェイス・キャリーは、“グリッドガール”を廃止する決定はしたものの、プロモーションモデルなど“レースから美女がいなくなることはない”と語った。

    F1の新オーナーであるリバティメディアは、伝統的にF1に華やかさを加えてきたグリッドガールを廃止し、レース前のグリッドにはジュニアモータースポーツで戦っている子供たちを“グリッドキッズ”として起用することを発表した。

    F1は、グリッドガール廃止の決定を「ブランドバリューにそぐわないものであり、また、明らかに現代の社会規範に反している」と説明したことで、モータースポーツの枠を超えて“女性蔑視”問題を論点とした議論を巻き起こした。

    チェイス・キャリーは、個人的にはレース前にグリッドガールを起用することは嫌ではなかったが、廃止という決断はファンのことを念頭に置いてなされたものだと説明した。

    「グリッドガールを廃止することへの反応は我々が想定していたものだった」とチェイス・キャリーは Telegraph にコメント。

    「ポジティブに捉える者もいれば、懸念を抱く者もいた。当然、長年のファンの多くは、それをスポーツの一部として育ってきたわけだし、私はそれを尊重している」

    「実際、私個人の判断に委ねられているのであれば、私はグリッドガールは好きだ。しかし、それは私のための決定ではなく、ファンのための決定だ」

    「グリッドガールの多くがそれをすることを誇りに思っていたことはにニキしているし、それは素晴らしいことだと思っている。改めて言うが、私といてはグリッドガールは好きだ」

    「だが、多くの人々がそれについて問題提起していることがわかり、検討していくにつて、意義のあると思える部分があった。不快があまりに強いものかどうかはわからないが、搾取的というか、現代社会に適していないと思われる部分が明らかになった」

    「私の周りでも相当数の人々がそれを時代遅れだと感じ、今のスポーツにはふさわしくないと考えていることがわかった。そうなるとそれに理解を示さねばならない。積極的にそれを肯定する人数ははるかに少なかった」

    F1の発表はグリッドガールだけに言及したものであり、パドック内の他のプロモーション活動に起用されているモデルについては触れられていない。

    チェイス・キャリーは、まだレースでプロモーションのための女性は存在することになると確認した。

    「我々は魅力を維持していくつもりだ。今後もレースから美しい女性がいなくなることはない」とチェイス・キャリーはコメント。

    「それは人生の一部だと思うし、我々のスポーツを特別にしているものにしている一部だ。これは魅惑的で神秘的なスポーツだ。しかし、進化を続けていかなければならない」

    「現代の世界では10~12年前とは明らかに感受映画異なってきている。ただ頑固なだけではいられないと思う」

  • ジャン・アレジ 「グリッドキッズには賛成できない」

    ジャン・アレジ 「グリッドキッズには賛成できない」

    元F1ドライバーのジャン・アレジは、先週F1界を襲った“グリッドガール”論争を非難した。

    今年からグリッドガールを廃止し、代わりに少年少女を起用するというリバティメディアの決定はかなりの論争を引き起こし、意見は真っ二つに割れた。しかし、ジャン・アレジはどちらの動きも気に入らないと語る。

    「グリッドガールの廃止も新しいグリッドキッズのプロジェクトも賛成できない」とジャン・アレジは Motorbox にコメント。

    「グリッドガールを廃止することは、多くの女性が働き、すでに円滑に進んでいたシステムを排除することになる」

    「若いアスリートやドライバーを目出させるのは賛成ではあるが、今回はそうではない」

    元マクラーレンでチームコーディネーターを務めたジョー・ラミレスもジャン・アレジの意見に同調している。

    「F1は方向性を見失いつつあるね。彼らは変化のために何かを変えようとしている」

    「グリッドガールにもう少し上品な服装をさせればそれで十分だったと思うが、すでに多くの国で彼女たちは民族衣装などを身に着けていた」

    「グリッドガールの廃止は女性に対する差別だ。明日になれば彼女たちはサーキットへの立ち入りも禁止されてしまうだろう。私の意見だが、グリッドガールたちは誰から不快にさせたりなどしていなかった」

  • マクラーレンのザク・ブラウン 「グリッドキッズは本当に良いアイデア」

    マクラーレンのザク・ブラウン 「グリッドキッズは本当に良いアイデア」

    マクラーレンのエグゼクティブディレクターを務めるザク・ブラウンは、女性モデルに代わって“グリッドキッズ”を起用するというF1の動きを支持。F1の魅力を若いオーディエンスに広げるためのポジティブなステップだと考えている。

    今週、F1はレース前のセレモニーの一貫として、ドライバーのマシンの隣に将来のレーサーを立たせることを発表した。グリッドキッズは、各国のモータースポーツクラブによって、カートやジュニアカテゴリーに参戦する若者のなかから選ばれる。

    その一方で、F1の伝統だったグリッドガールの廃止は大きな批判を呼んだ。

    ザク・ブラウンは「グリッドキッズは本当にいいと思う」とザク・ブラウンは述べ、2つの発表は同時になされるべきだったと付け加えた。

    「私は野球の大ファンであり、かつて試合でバットボーイをやっていた。学校で気付いたのは、子供たちはその興奮について話し、クラス全体で分かち合える素晴らしい経験だったということだ。『ザクがバットボールをやるからテレビを見よう』とね」

    「グリッドキッズは同じ興奮、エネルギー、話題、若いファン、それについて学校で話す人々を生み出すと思う。本当に良いアイデアだと思っている」

    だが、ザク・ブラウンは、レース前にプレッシャーが高まっているスターティンググリッドで女性モデルのことを考えたことはなかったと語る。

    「彼らはそれを変更する必要はあったか? 私はF1には他に変更しなければならないことがたくさんあると思っている。若いオーディエンスを引きつけることは確かに必要としていることではあるがね」

    ザク・ブラウンは、企業名の入ったコスチュームを着た女性を使えないことはスポンサーに少なからず影響はあるかもしれないが、それは簡単に補えることだと語る。

    「ハイネケンが主催したグランプリで、ハイネケンのブランド名が入った服を着た子供を起用することはないだろう」

    「だが、代わりを作ることが可能なレベルの露出だと思う。私がハイネケンの人間であれば、その瞬間の露出を失うことになるが、私がF1の人間であれば『君の言うとおりだ。もっと多くの看板を掲げることにしよう』と言うだろう」

    「スポンサーの視点でナビゲートするのは簡単なことだと思う」

  • 【F1】 グリッドキッズ計画にファンは“しらけムード”

    【F1】 グリッドキッズ計画にファンは“しらけムード”

    “子供たちに夢を”・・・F1新オーナーとFIA(国際自動車連盟)が新たに発表した“グリッドキッズ”のイニシアチブだが、ファンにはしらけムードが漂っている。

    F1は先週、露出度の高い衣装を着た女性は“現代の社会規範にそぐわない”として、何十年にもわたって伝統的にF1グリッドに華を添えてきた“グリッドガール”を廃止することを発表。

    これは主にフェミニスト団体からの苦情、社会問題となっている“女性蔑視”“セクハラ”対策への措置ではあるものの、これまでグリッドガールを務めてきた女性たちの“仕事を奪う”ことになる決定にモータースポーツ界だけでなく、スポーツ界全体を含めた世界的な論争へと広がった。

    そんな中、F1は5日(月)に2018年のF1世界選手権からグリッドガールに代わってボードを持つ“グリッドキッズ”を起用することを発表。各国のジュニアカテゴリーでモータースポーツに出場している子供たちがF1というモータースポーツの頂点に足を踏み入れる『夢を与える』企画であると大々的に発表した。

    サッカーでは“エスコートキッズ”または“フェアプレーキッズ”と呼ばれる子ども達を選手入場の際に起用し、『子どもたちに夢を与える』と同時に『フェアプレー精神を大切にし、サッカーをする者は皆仲間であるということをアピール』するという意味を持たせている。

    しかし、“女性”をテーマに社会的なテーマにまで広がったグリッドガール問題だけに『夢』だけをテーマにした今回の決定にファンの反応はいまいちだ。

    グリッドガールは、各国の文化を伝える役割を持たせるとともに、スポンサーの広告塔として“仕事”としての役割があった。今回の決定は、最終的にF1はグリッドガールを“仕事”とは見なしていななかったとも受け取れる。

    今回のグリッドキッズの起用についてウェブ上では好意的な意見もある一方で
    「そこまでしてグリッドボードを持たせる役割は必要?」
    「子供に労働を強いる改悪だ」
    「女性がダメなら子供でって安直な考え方だと思う」
    「子どもを出しとけばいいと思うな」
    「女性差別を訴える集団への対策にはなる」
    「発想が世間と少しズレてるような気がする」
    と言った意見や
    さらには「炎天下のグリッドに30分近く立たせる」ことへの健康面を理由に「今後は“児童虐待”だと騒ぎ出す奴らが出てくるのでは」との冷ややか声も湧き上がっている。

    すでにグリッドキッズは、日本のスーパーフォーミュラや海外のファーミュラEを始めとするモータースポーツカテゴリーで企画として実施されており、嬉しそうなボードを持って立つ子供たちの表情は好印象を与えている。

    決して子供たちに罪はない。だが、“ショーの改善”をマニフェストに掲げてF1改革を進めている今回のリバティメディアの“安直”とも受け取れる決定に懐疑的な見方は多いようだ。

  • ナオミ・キャンベル 「F1のグリッドガールとモデルの仕事に違いはない」

    ナオミ・キャンベル 「F1のグリッドガールとモデルの仕事に違いはない」

    スーパーモデルのナオミ・キャンベルは、F1のグリッドガールとモデルの仕事に違いはないと主張。自分はグリッドガールを不快に思ったことはないとし、F1の新オーナーであるリバティメディアは、現在の社会規範と矛盾していると述べた。

    ナオミ・キャンベルは、テレビ番組 Good Morning Britain 出演。F1は再びグリッドガールに仕事を与えるべきかと質問されたナオミ・キャンベルは「彼女たちは解雇されたの? 知りませんでした。それは良いことではないですね」とコメント。

    「私はグリッドガールを不快に感じたことは一度もありません」とナオミ・キャンベルは続ける。

    自身のモデルという役割と比較して「違いはありません。私はカメラの前に立っています。彼女たちはドライバーが位置につけるようにナンバーを持って立っています」とコメント。

    「私は多くのレースを訪れています。嫌悪感を持ったことは一度もありません。不快に感じたことはありませんし、私も何度もグリッドを歩いています。私にとって彼女たちは国の代表です。彼女たちは自分たちが表現できる方法で国を代表することに誇りを持っています。何年間もそうでした」

    自身の過去のディーバのような振る舞いについての評価についてナオミ・キャンベルは「私は人生で別の場所にいるだけです。本当にくつろいでいますし、やりたいことをやっています」とコメント。

    ナオミ・キャンベルは、自分はフェミニストではあるが、キム・カーダシアンやモデルのエミリー・ラタコウスキーがトップレスのセルフィーを公開していることを問題だとは感じていないと語る。

    「それが彼女たちのやりたいことです。私はランジェリー姿で写真を撮ることをこなせるようになるまで何年もかかりましたけどね」

    F1は、グリッドガールを廃止し、2018年から新たに“グリッドキッズ”を採用することを発表している。

    関連:【F1】 グリッドガールに代えて“グリッドキッズ”の起用を発表