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  • アルピーヌF1の株式24%を謎の米国人投資家が取得へ ホーナーの買収構想は後退

    アルピーヌF1の株式24%を謎の米国人投資家が取得へ ホーナーの買収構想は後退

    アルピーヌF1チームの株式24%を保有するOtro Capitalが、その持ち分をF1とは無関係の裕福な米国人投資家に売却する見通しだという。英国のF1ジャーナリスト、ジョー・サワードが『2 Guys, A Girl, and F1』ポッドキャストで明らかにした。

    アルピーヌへの関与を模索してきた元レッドブル・レーシング代表のクリスチャン・ホーナーにとって、この動きは復帰構想を難しくするものとなる。

    サワードによれば、ホーナーが求めているのは単なる少数株主ではなく、チーム経営に実質的な影響力を持つ立場であり、ルノーがチーム全体の売却を拒んでいることが最大の障壁になっている。

    Otro Capitalのアルピーヌ株24%が売却へ
    ルノーは2023年、アルピーヌF1チームの株式24%を投資グループのOtro Capitalなどに売却した。その後F1チームの企業価値が大幅に上昇したことで、Otro Capitalは保有株式を売却して利益を確定させることを検討してきたという。

    一方、2025年にレッドブルを離れたホーナーは、F1への復帰に向けた道を模索してきた。その選択肢のひとつとして浮上したのがアルピーヌへの出資だった。

    ホーナーは富豪を含む投資家グループから支援を受け、Otro Capitalが保有する24%の株式を取得することでアルピーヌへの関与を始める可能性が取り沙汰されてきた。

    しかし、サワードによると、これまでの契約にはOtro Capitalによる株式売却に対してルノーが拒否権を行使できる条項が存在していた。

    「これが何か大きな転換点になるのかは分からない」とサワードは語った。

    「彼らは多額の資金を調達して24%を手放した。ただ、24%を持っていても何かをコントロールできるわけではないので、実際にはそれほど意味のある持ち分ではなかった」

    「9カ月ほど前、Otro Capitalは『そろそろ現金化したい。F1チームの評価額は上がっている。投資額を2倍、3倍、4倍にしたい。24%を売却したい』となった」

    ルノーの拒否権が9月8日に失効
    重要な転機となったのが9月8日だったという。

    サワードによれば、ルノーにはOtro Capitalの株式売却を阻止できる契約上の権利があったものの、その条項が9月8日をもって失効した。

    「契約にはルノーが取引を拒否できる条項があった。それが9月8日に失効した。だから今週から彼らは売却できるようになった」

    これによってOtro Capitalは、ルノーの意向とは関係なく、自らが保有する株式を第三者へ売却できる状況になったという。

    ホーナーがここで動く可能性も考えられていたが、サワードによれば、実際の買い手として浮上しているのはホーナーではない。

    買い手は「F1とは何の関係もない」裕福な米国人
    サワードは、Otro Capitalの24%を取得する人物について、F1とのつながりを持たない裕福な米国人だと説明している。ただし、その人物の身元は現時点で明らかになっていない。

    「買い手がいる。F1とは何の関係もない裕福な米国人だ。ただ、僕はそれが誰なのか知らない。彼はOtro Capitalに大金を支払うことになる」

    「ルノーはそうなることを望んでいないが、この人物は気にしていない。彼は支配権を欲しがっているわけではなく、大金を稼ぎたいだけだ」

    さらにサワードは、その人物についてF1そのものへの関心はほとんどないと強調した。

    「興味はまったくない。F1マシンにひかれたとしても、それがF1マシンだとほとんど分からないくらいだ」

    つまり、この投資家にとってアルピーヌ株の取得はモータースポーツへの情熱によるものではなく、F1チームの企業価値上昇を見込んだ純粋な投資案件だという見方だ。

    クリスチャン・ホーナー(アルピーヌF1チーム)

    ホーナーが24%だけを買わない理由
    これがホーナーにとって大きな問題となる。

    サワードによれば、ホーナーはアルピーヌの株式を単純な金融投資として取得したいわけではない。F1に復帰するのであれば、チーム運営に関与できるだけの権限を求めているという。

    「だからクリスチャン・ホーナーが買い手にはならない。クリスチャン・ホーナーは、自分に何の支配権も与えられない24%を買いたいわけではない。それでは意味がない」

    「ルノーはチーム全体を売るつもりがない。現状はそういうことだ」

    ホーナーがOtro Capitalの株式取得を入口としてアルピーヌに関与したとしても、残る株式を握るルノーがチームそのものを手放さない限り、ホーナーが望む経営権を確保することはできない。

    したがって、Otro Capitalの持ち分だけを取得することは、チーム運営への復帰を目指すホーナーにとって魅力的な選択肢ではないという。

    新たな株主を近く発表か
    サワードは、Otro Capitalによる株式売却について、正式発表が近いとの見通しも示している。

    「近いうちに、Otroが去り、別の人物が入ってくるという発表があると完全に予想している。それが誰なのかは分からない。それが結論だ」

    この情報が正しければ、アルピーヌF1チームでは近く少数株主の交代が発表されることになる。ただし、24%の株式が新たな投資家へ渡っても、ルノーが引き続き過半数を保有するため、チームの支配権そのものが移るわけではない。

    ホーナーにとってアルピーヌへの道が完全に閉ざされたことを意味するわけではないものの、ルノーがチーム全体を売却しない姿勢を維持する限り、経営権を伴う形でのF1復帰を実現するには別の道を探す必要がありそうだ。

  • クリスチャン・ホーナー F1復帰に逆風 BYD「具体的な参戦計画はない」

    クリスチャン・ホーナー F1復帰に逆風 BYD「具体的な参戦計画はない」

    クリスチャン・ホーナーのF1復帰を巡る新たな選択肢として噂されていた中国EV大手BYDへの加入説が否定された。BYD幹部は「現時点でプロジェクトは存在しない」と明言し、ホーナーのF1復帰シナリオは再び不透明となっている。

    レッドブル・レーシングを2025年に退任してから1年が経過したホーナーは、ガーデニング休暇も終了しているものの、いまだ新天地は決まっていない。アストンマーティンとの関係が取り沙汰される一方、BYDルートは現時点で消滅した格好だ。

    BYD幹部がF1参戦報道を否定
    クリスチャン・ホーナーは2025年イギリスGP直後にレッドブルの親会社から解任され、約20年間率いたチームを去った。当初は2030年まで契約を残していたが、最終的に2025年9月に正式退任となった。

    その後は複数のF1チームとの関連が報じられてきたが、中国EVメーカーのBYDで新規F1プロジェクトを率いる可能性も噂の一つだった。

    しかし、BYDの副会長ステラ・リーはスペインメディア『SoyMotor』に対し、この報道を否定した。

    「いいえ、そのようなプロジェクトはありません」

    「夢は常にありますが、具体的な計画はありません」

    これにより、BYDが近い将来F1へ参入し、そのトップとしてホーナーが復帰するという見方は大きく後退した。

    クリスチャン・ホーナーとBYDの副会長ステラ・リー

    技術パートナーでなければ参戦しない姿勢
    BYD側はF1への関心そのものを否定しているわけではない。

    同社の特別顧問アルフレード・アルタヴィッラは、参戦する場合でも最大の目的は技術開発であり、マーケティング目的だけでF1に参入する考えはないと説明した。

    「2030年以降の新レギュレーションの議論には参加していません。ステラも明確に説明していますが、私たちはBYDの技術がF1に貢献できる場合にのみ関心があります」

    「単にマシンにステッカーを貼るためだけにF1へ参入することは決してありません。そのようなお金の使い方より良い投資先があります」

    「F1と技術パートナーになれる道が見つかれば興味を持つでしょう。しかし、それが前提条件です」

    2030年以降のPU方針も不透明要素
    BYDは世界有数のEVメーカーであり、最大の強みはバッテリー技術にある。

    一方で、FIAのモハメド・ビン・スライエム会長は2030年または2031年からV8エンジンへの移行と電動化比率のさらなる縮小を目指す考えを示している。2027年には内燃機関と電動比率が58対42、2028年には60対40へ変更される予定だ。

    将来的に電動技術の比重がさらに低下すれば、BYDがF1参戦に魅力を感じ続けるかは未知数である。

    BYD側が「具体的なプロジェクトはない」と明言したことで、ホーナーのF1復帰候補は再び絞られた形となった。現時点では、以前から名前が挙がるアストンマーティンなどが現実的な選択肢として残されている。

  • クリスチャン・ホーナー レッドブルF1復調は「私が辞めなくても同じ結果だった」

    クリスチャン・ホーナー レッドブルF1復調は「私が辞めなくても同じ結果だった」

    2025年シーズン途中でレッドブル・レーシング代表を退任したクリスチャン・ホーナーが、チームの復調は自身が築いた基盤によるものだったと主張した。後任のローラン・メキース体制で成績が向上したことについても、「自分が辞めていなくても同じ結果になっていた」との見解を示している。

    ホーナーは、F1では組織改革の効果が現れるまでには長い時間が必要だと説明。2025年後半の巻き返しは自身の在任中に進めた取り組みの成果であり、新体制の直接的な影響ではないと語った。

    ホーナー「変化が結果に表れるには9~12か月かかる」
    クリスチャン・ホーナーは英紙『The Times』のインタビューで、F1チームにおける組織改革は短期間で成果が出るものではないと強調した。

    2025年のイギリスGP後、ホーナーはレッドブル・レーシング代表を解任され、当時レーシングブルズを率いていたローラン・メキースが後任に就任。その後、マックス・フェルスタッペンはランキング首位のオスカー・ピアストリに対して104ポイント差から猛追し、最終戦アブダビGPでは最終的にタイトルを獲得したランド・ノリスとの差を2ポイントまで縮めた。

    この復調はメキース就任後の出来事だったが、ホーナーはその功績を新体制によるものとは考えていない。

    「通常、F1では導入した変化が結果として表れるまで9~12か月かかる。だから昨年起きたことについて言えば、もし僕がバスにはねられて交代していなかったとしても、同じような展開になっていただろう」

    レッドブル・レーシング

    自身の功績に満足「時間が評価してくれる」
    現在は投資会社オークリー・キャピタルのアドバイザーを務めるホーナーは、自身がレッドブル・レーシングで築き上げた実績には十分満足していると語った。

    「僕は自分がやってきたことで評価されるだけだ。最終的には時間が答えを出してくれると思う」

    「でも、称賛を求めているわけではない。自分が成し遂げたことには満足している」

    今回の発言は、2025年後半のレッドブル・レーシング躍進を巡る評価について、自身の立場を改めて明確に示したものと言えそうだ。

  • FIA会長が示唆 クリスチャン・ホーナーのF1復帰先は「すでに知っている」

    FIA会長が示唆 クリスチャン・ホーナーのF1復帰先は「すでに知っている」

    クリスチャン・ホーナーのF1復帰を巡る憶測が続くなか、FIA(国際自動車連盟)のモハメド・ビン・スライエム会長が、復帰は確実との見方を示すとともに、その行き先についても「私は知っている」と意味深な発言を行った。

    レッドブル退団後にガーデニング休暇を終えたホーナー本人も、すでに複数のプロジェクトと協議を進めていることを認めており、BYDが支援する新規F1チームへの関与を含め、さまざまな憶測が飛び交っている。

    FIA会長「彼は戻ってくる」 復帰先も把握と明かす
    モハメド・ビン・スライエム会長は、英『Oxford Mail』の取材でクリスチャン・ホーナーのF1復帰について問われると、迷うことなく「はい」と回答した。

    さらに、復帰の可能性について重ねて質問されると、次のように語っている。

    「彼は戻ってくる。どこになるかは私が言うことではない。たとえ私が知っていたとしても、それを話すのは彼自身だ」

    この発言は、ホーナーの復帰先についてFIAトップが何らかの情報を把握していることを示唆したものとして注目を集めている。

    実績を高く評価「勝ちたいなら彼のような人物が必要」
    ビン・スライエム会長は、レッドブル退団を巡る一連の騒動よりも、ホーナーが残してきた実績を重視すべきだとの考えも示した。

    「彼の経歴を見れば分かる。誰だって間違いは犯す。しかし、彼は結果を出したのか?」

    そして、こう続けた。

    「何を求める? 勝ちたいのか、それとも勝ちたくないのか。挑戦したいのか、それともしたくないのか」

    長年にわたりレッドブルをF1屈指の強豪へと育て上げた手腕を高く評価していることがうかがえるコメントだった。

    ホーナー「今は自由の身」 復帰へ向け協議を認める
    一方のホーナー本人も、英『The Times』の取材で将来についての話し合いが始まっていることを認めた。

    「もちろん話し合いはある。しかし最近まではガーデニング休暇中だったので、何もできなかった」

    「今は技術的に言えば自由の身だ」

    52歳のホーナーは、復帰するのであれば条件が重要だとも強調している。

    「戻るとすれば、違いを生み出し、勝利を目指せる立場でなければならない」

    「勝つためでないなら、なぜやる必要があるんだ?」

    最有力候補はBYD新チーム説も 本人は慎重姿勢
    パドックでは、中国の自動車メーカーBYDが支援するとされるF1第12チームへの参画が最有力候補との見方が広がっている。

    しかしホーナーは、この噂について明言を避けた。

    「巨大な組織だ。本当に巨大な会社だ」

    その一方で、次のように笑顔で語っている。

    「これまで本当に多くの憶測が飛び交ってきた。今ではグリッド上のほぼすべてのチームと結び付けられていると思うよ」

    さらに「私は急いでいない」と付け加え、焦らず最適なプロジェクトを見極める姿勢を示した。

    今回のビン・スライエム会長の発言によって、ホーナーのF1復帰は既定路線との見方がさらに強まった。一方で、その復帰先については依然として明かされておらず、BYD支援の新規参戦プロジェクトを含め、今後の動向に注目が集まりそうだ。

  • クリスチャン・ホーナー BYD支援のF1新チーム説を一蹴「ただの憶測」

    クリスチャン・ホーナー BYD支援のF1新チーム説を一蹴「ただの憶測」

    クリスチャン・ホーナーは、レッドブル離脱後初めてF1パドックに姿を見せ、古巣へのわだかまりはないと語った。一方で、中国の自動車大手BYDが支援するF1新チームへの関与が噂される中、その憶測を明確に否定した。

    シルバーストンで行われたイギリスGPでは、レッドブル・フォードのパワーユニット開発を誇りに振り返るとともに、将来的なF1復帰については含みを残しつつも、「噂を信じるべきではない」と冷静な姿勢を示した。

    ホーナー「レッドブルに恨みはない」
    レッドブルを突然離れることになったホーナーは、イギリスGPにF1とFIAのゲストとして参加した。決勝後には古巣レッドブルの関係者とも交流する姿が見られたが、チームに対する感情は穏やかなものだった。

    「すべては本当にあっという間に起きた。しかし、起きたことは起きたことだ。今では、もう少し違うやり方もあったのではないかという理解があると思う」

    「でも人生は続く。私は誰に対しても恨みは持っていない」

    レッドブル・フォードのPU開発を誇る
    ホーナーは、自身の在任中に立ち上げたレッドブル・フォードのパワーユニットプロジェクトについても大きな自信を示した。

    「私はあのエンジンは本当に素晴らしいと思っている」

    「忘れてはいけないのは、あの工場は以前は気泡緩衝材(プチプチ)を作っていたということだ。その成果はもっと評価されるべきだと思う」

    「どうやら今は誰よりも優れているようだ。私はその成果を本当に誇りに思っている」

    BYD支援のF1新チーム説は否定
    ホーナーは現在、契約上は他チームで活動できる立場となっており、中国の自動車大手BYDが支援するF1新チームへの参画が噂されている。

    しかし、この報道については強く否定した。

    「すべて憶測だ」

    さらにViaplayには次のように語っている。

    「人生にはF1以外にもいろいろある」

    「噂は信じるべきではない。毎週のように新しい噂が出るし、きっと明日にはまた別の噂が出るだろう」

    なお、今回のシルバーストン訪問では、2か月前にレッドブルを退職した元広報責任者アリス・ヘドワース氏が同行していたことも注目を集めた。

    F1関係者は12チーム制に慎重姿勢
    2026年からキャデラックが11番目のチームとして参戦したことで、F1が将来的に12チーム体制へ拡大する可能性についても話題となった。

    マクラーレンのザク・ブラウン代表は「それがF1にとって良いことなら12チームでもいいし、そうでなければ現状維持で構わない」と中立的な見解を示した。

    また、アルピーヌのスティーブ・ニールセン代表も「誰が参戦するのかによる部分がある」と述べ、新規参入には慎重な姿勢を見せている。

    今回のホーナーの発言からは、BYDとの新プロジェクトを否定する一方で、F1復帰の可能性そのものを閉ざしてはいない姿勢もうかがえる。今後も新チーム構想や主要チームとの関連が取り沙汰される可能性は高く、その動向には引き続き注目が集まりそうだ。

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  • クリスチャン・ホーナー アストンマーティンF1加入説再燃 ニューウェイと抱擁

    クリスチャン・ホーナー アストンマーティンF1加入説再燃 ニューウェイと抱擁

    クリスチャン・ホーナーは、F1イギリスGPで約1年ぶりにF1パドックへ姿を見せた。レッドブル代表解任後では初のグランプリ訪問となり、アストンマーティン加入説が続くなかでの行動に注目が集まっている。

    シルバーストンのグリッドでは、アストンマーティンを率いるエイドリアン・ニューウェイと抱擁を交わす姿が目撃された。この場面は、両者の関係改善を示すものとして、ホーナーの将来を占う「手がかり」になる可能性があると報じられている。

    約1年ぶりにF1パドックへ復帰
    クリスチャン・ホーナーは2026年F1イギリスGP決勝に姿を見せた。2025年のイギリスGPを最後にレッドブルのチーム代表を退任して以来、初めてグランプリのパドックを訪れたことになる。

    ホーナーはレッドブルとの和解条件に基づき、春以降は他チームでの活動が可能となっており、この1年ほどアストンマーティンやアルピーヌへの加入がたびたび噂されてきた。一方、新規参戦チームに加わる可能性も取り沙汰されている。

    ニューウェイとの抱擁が注目集める
    ホーナーのアストンマーティン加入で課題とみられていたのが、エイドリアン・ニューウェイとの関係だった。

    両者は2024年4月のニューウェイ退任前後に関係が悪化したと伝えられていたが、英『The Telegraph』によると、シルバーストンの決勝前グリッドでは2人が抱擁を交わす様子が目撃されたという。

    ニューウェイは現在、アストンマーティンでチーム代表を兼任しており、チームの株式も保有している。このため、ローレンス・ストロール会長がホーナー招聘を決断するには、ニューウェイの理解や賛同も重要になるとみられている。

    今回の抱擁は両者の関係が良好であることを示すものであり、ホーナーのアストンマーティン加入実現への「手がかり」になる可能性があるとの見方が報じられている。

    ホーナーは将来について明言避ける
    ホーナーはイギリスGP期間中の複数のインタビューで、適切なプロジェクトがあればF1復帰に前向きな姿勢を示した。

    ただし、特定のチームについてはコメントを避け、アストンマーティンとの交渉状況などについても明言しなかった。

    一方のアストンマーティンはイギリスGPでフェルナンド・アロンソが21位、ランス・ストロールが22位に終わるなど苦戦が続いている。チームは今後数戦のうちに今季最大規模となるアップグレードパッケージを投入する計画だが、シルバーストン予選ではQ2進出まで2.2秒届かず、大幅な戦力向上が求められている。

    ホーナーとニューウェイの抱擁が単なる再会の挨拶だったのか、それとも将来につながる意味を持つものだったのかは現時点では不明だ。しかし、アストンマーティン加入説が続くなかで両者が友好的な関係を示したことは、今後の動向を占う上で注目すべき出来事となった。

  • クリスチャン・ホーナー 約1年ぶりにF1パドック復帰 シルバーストンに登場

    クリスチャン・ホーナー 約1年ぶりにF1パドック復帰 シルバーストンに登場

    クリスチャン・ホーナーが、レッドブル・レーシングのチーム代表を退任して以来初めてF1パドックに姿を現した。2025年7月の退任から約1年を経て、2026年F1第9戦イギリスGP決勝日が行われるシルバーストンを訪れた。

    ホーナーはレッドブルを離れて以降、MotoGPなど他カテゴリーのイベントには姿を見せていたが、F1パドックへの復帰は今回が初めてとなる。今後の去就には依然として注目が集まっている。

    約1年ぶりにF1パドックへ
    クリスチャン・ホーナーは、2025年F1イギリスGP直後にレッドブル・レーシングのチーム代表を退任。その後、退職条件の交渉を経て同年9月に正式退社し、契約に基づくガーデニング休暇に入っていた。

    その期間はすでに終了しており、現在はF1を含め、いかなるカテゴリーでも新たな職務に就くことが可能な状態となっている。

    ホーナーは2026年F1イギリスGP決勝日の朝、決勝スタート約3時間前にシルバーストン・サーキットへ到着。まずF1モーターホームを訪れ、その後FIAエリアへ向かった。

    今回の訪問は、ホーナーがレッドブル代表として最後に指揮を執ったサーキットへの帰還という意味でも注目を集めた。

    クリスチャン・ホーナー F1 イギリスグランプリ

    新天地は依然として未定
    ホーナーはレッドブル退任後、フェラーリやアストンマーティン、アルピーヌなど複数のF1チームとの関係が報じられてきた。

    しかし現時点で新たなチームへの正式な加入は発表されておらず、F1復帰の具体的な形は決まっていない。

    20年にわたりレッドブル・レーシングを率いたホーナーは、セバスチャン・ベッテル時代とマックス・フェルスタッペン時代の両黄金期を築き上げ、F1史上でも最も成功したチーム代表の一人として知られている。

    今回のパドック訪問は具体的な新天地を示すものではないが、ガーデニング休暇終了後初のF1公式イベントへの登場となったことで、今後の動向への関心はさらに高まりそうだ。

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    クリスチャン・ホーナー 回顧録『Drive』でレッドブルF1の内幕を暴露へ

    クリスチャン・ホーナーが、自身初となる回顧録『Drive』を2026年10月22日に出版することを発表した。レッドブルF1の創設期から約20年以上にわたる歩みや、チーム代表として経験した成功と苦悩、自身の視点から見たF1の舞台裏が綴られる。

    レッドブルF1を率いて8度のドライバーズタイトル、6度のコンストラクターズタイトル、124勝を挙げたホーナーは、退任から約1年を経て、自らの言葉でそのキャリアを振り返る。

    20年以上のレッドブル時代を振り返る
    『Drive』は、レッドブルがジャガーを買収してF1へ参戦した2005年から、ホーナーがチームを率いた約20年間を振り返る内容となる。

    ホーナーは、この本について次のように説明した。

    「F1は究極的には人のビジネスだ」

    「このスポーツはマシンや勝利、チャンピオンシップで語られることが多いが、私の心に最も残っているのは、人々、決断、挑戦、そして道中で出会った素晴らしい個性豊かな人たちだ」

    「この本は、信じられないような20年間の旅と、その道のりを形作ってくれた多くの人々への私なりの振り返りだ」

    レッドブル黄金時代の舞台裏を描く
    ホーナーはF1史上でも最も成功したチーム代表の一人として知られる。

    在任中にはセバスチャン・ベッテル、そしてマックス・フェルスタッペンという2つの黄金時代を築き、レッドブルはドライバーズタイトル8回、コンストラクターズタイトル6回、グランプリ124勝という輝かしい実績を残した。

    出版元のトランスワールドは、本書について「1ポンドで買収されたチームが、世界で最も価値があり知名度の高いスポーツチームの一つへと成長するまでの舞台裏を描く」と紹介している。

    また、チーム代表という立場で直面した極限のプレッシャー、レースごとの心理的な駆け引き、そして勝利をつかむために求められた瞬時の意思決定についても詳しく語られるという。

    退任後初の本格的な発信
    今回の発表は、ホーナーがレッドブルを離れてから約1年の節目で行われた。

    2025年のF1イギリスGPがチーム代表として最後のレースとなり、その後ベルギーGPを前に職を離れることになったことで、レッドブル創設以来続いた長期政権に幕が下りた。

    退任後は公の場への登場を控えてきた一方、F1復帰の可能性はたびたび取り沙汰されている。ただし本人は、復帰するのであれば「適切なプロジェクト」であることが条件との考えを示している。

    さらにホーナーは今年後半にオーストラリアで講演ツアーを予定しているほか、今週末のシルバーストンで開催されるF1イギリスGPにも姿を見せる見込みで、レッドブル退任後初めてグランプリ会場を訪れることになる。

    レッドブル黄金時代の舞台裏や、F1を代表するチーム代表としての意思決定、ライバルたちとの関係などがどこまで赤裸々に語られるのか、『Drive』はF1ファンにとって注目の一冊となりそうだ。

  • クリスチャン・ホーナー F1イギリスGPに招待 パドック制限が解除

    クリスチャン・ホーナー F1イギリスGPに招待 パドック制限が解除

    クリスチャン・ホーナーが、レッドブル退任後初めてF1パドックに姿を見せる可能性が高まっている。

    ドイツ紙『Bild』によると、ホーナーは今週末のF1イギリスGPに向けて、F1とFIAからゲストとしてシルバーストンへの招待を受けたという。最終的な出席確認はまだ行われていないものの、F1 CEOのステファノ・ドメニカリとFIA会長モハメド・ビン・スライエムは、実現するとの見方を示している。

    F1とFIAがホーナーをシルバーストンに招待
    『Bild』のミシェル・ミレフスキ記者は次のように報じている。

    「F1が1年間待ち続けていた人物がいる。それがクリスチャン・ホーナーだ」

    さらに同紙は、ホーナーがF1とFIAの招待を受け、イギリスGPをゲストとして訪れる予定だと伝えた。

    現時点では正式な出席は確定していないが、関係者は実現に前向きな見通しを持っているという。

    パドック立ち入り制限は5月末で終了
    報道によると、ホーナーはレッドブル退任時の合意に基づき、一定期間F1パドックへの立ち入りが制限されていた。

    その制限は5月末をもって終了しており、『Bild』は「青信号が再び灯った」「ホーナーは再びフルスロットルで活動できるようになった」と表現している。

    一方で、ミレフスキ記者は「ホーナーは戻ってきたのか? 答えはイエスでもありノーでもある」と指摘する。

    「彼は本当にF1から姿を消していたわけではない。パドックへの立ち入りは禁止されていたが、イギリス人である彼は関係者とのつながりを維持していた」

    アストンマーティン移籍説も再燃
    ホーナーの今後を巡る憶測は依然として続いている。

    ここ数日ではアストンマーティンとの関係が再び取り沙汰されているほか、アルピーヌや中国メーカーのBYD、さらには将来的に参戦が見込まれる12番目のF1チームとの関係も噂されている。

    シルバーストンで実際に姿を見せることになれば、それは単なるゲスト参加にとどまらず、ホーナーの今後を占う重要なシグナルとしてパドック内外から大きな注目を集めそうだ。

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  • クリスチャン・ホーナーのアルピーヌF1参画説を否定 ルノーが支配維持を明言

    クリスチャン・ホーナーのアルピーヌF1参画説を否定 ルノーが支配維持を明言

    ルノー・グループCEOのフランソワ・プロボは、クリスチャン・ホーナーがアルピーヌF1チームに関与するとの憶測を否定し、同時にルノーが今後もチームの支配権を維持する方針であることを強調した。

    この発言は、アルピーヌF1チームの少数株主であるオトロ・キャピタルの24%保有株を巡る不透明な状況が続くなかで飛び出したものだ。

    ホーナーによるアルピーヌ参画説が浮上
    クリスチャン・ホーナーは昨シーズン、レッドブルのチーム代表兼CEOとしての職務を解かれ、20年に及ぶF1キャリアに一区切りをつけた。その後、推定1億ドル規模とも報じられる和解金とともに2025年9月に正式退任し、現在はF1パドック復帰への障害はなくなっている。

    ホーナーは以前からF1に「やり残した仕事がある」と語っており、その復帰先としてアルピーヌの名前が浮上していた。

    背景にあったのは、オトロ・キャピタルが保有するアルピーヌF1チームの24%株式だ。ホーナーがこの持ち分の取得に向けて入札したと報じられたことで、アルピーヌへの関与説が急速に広がった。

    しかし、PlanetF1.comが今年報じたところによると、英国で提出された企業関連書類から、オトロ・キャピタルは2026年9月まで保有株を自由に譲渡できないことが判明している。また、それまでルノー側が取引に対する承認権を有しているとみられている。

    「クリスチャンとの話し合いはない」
    そうしたなか、プロボはPA通信に対してホーナーとの交渉を明確に否定した。

    「現時点でクリスチャンとの話し合いはない」

    さらに、オトロ・キャピタルの後継投資家探しは続いているものの、ルノーが主導権を手放す考えはないと強調した。

    「われわれは選択肢を評価しているところだ」

    「オトロの後継が誰であれ、ルノー・グループがチームの支配権を維持したいと考えている」

    現在ルノーはアルピーヌF1チームの76%を保有しており、仮にオトロの持ち分が売却されたとしても経営権が移ることはない。

    プロボは次のようにも説明した。

    「この件については2つ申し上げたい」

    「まず第一に、このオトロの問題はチームにまったく影響していない。なぜならわれわれが支配権を持っているからだ」

    「そして第二に、われわれはF1チームの支配権を維持し続ける。アルピーヌは独立したチームであり、われわれはその支配権を維持するつもりだ」

    メルセデスとの交渉も停滞
    プロボの発言は、メルセデスが買収競争から事実上離脱したとの報道が伝えられた直後に行われた。

    メルセデスはオトロ・キャピタルの24%株式取得を検討していたが、関係者によると、提示された企業価値評価がメルセデスの見積もりと一致せず、交渉は終了したという。

    プロボも進展が止まっていることを認めた。

    「現在はメルセデスとのさらなる協議は行われていないと認識している」

    そして率直な心境も明かした。

    「交渉が前進していないことには満足していない」

    こうした状況のなかでホーナーの名前が繰り返し取り沙汰されていたが、ルノー首脳自らが否定したことで、アルピーヌ復帰説は大きく後退した格好だ。

    ホーナーの関心はBYDへ
    一方で、ホーナーのF1復帰計画そのものが消えたわけではない。

    現在、ホーナーの関心は中国のEV・ハイブリッド車大手BYDに向いているとされる。BYDはF1のステファノ・ドメニカリCEOと、第12のF1チームとして参戦する可能性について協議を行ったと報じられている。

    ホーナーはカンヌでBYD副社長のステラ・リーと複数回にわたり会談したとされ、BYDが公開した映像には、同社主催の「Cannes Night」に出席するホーナーの姿も映っていた。

    元レッドブル幹部のリチャード・ホプキンスは、ホーナーが求めているのは単なるチーム代表職ではなく、出資比率と経営権を伴う立場だと分析する。

    「グリッド全体を見渡しても、ローレンス・ストロールがチームを売却する気があるとは思えないし、他のチームもかなり安定している」

    「だからアルピーヌへの道が閉ざされたなら、BYDがおそらく唯一残された選択肢だろう」

    「クリスチャンは単にチーム代表へ戻ることには興味がないと思う。その考え方はすでに変わっている。しかし今後どうなるか見てみよう」

    アルピーヌとの関与説がルノー首脳によって否定されたことで、ホーナーの次なるF1挑戦の舞台はBYDによる新規参入プロジェクトへと移りつつある。今後、BYDが本格的なF1参戦計画を進めるのか、そしてその中心にホーナーが立つのかが注目される。