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  • 2019年 F1カナダGP テレビ放送時間&タイムスケジュール

    2019年 F1カナダGP テレビ放送時間&タイムスケジュール

    2019年のF1世界選手権 第7戦 F1カナダGPが、6月7日(金)からモントリオールのジル・ヴィルヌーヴ・サーキットで行われる。

    ジル・ビルヌーブ・サーキットは、大西洋と北米の五大湖をつなぐセントローレンス川上の人工島に位置するサーキット。仮設でもなく、ストリートでもないが、路面のグリップ力が低く、かつサーキットバリアが市街地コースのようにギリギリにそびえ立ち、圧迫感があることが特徴。

    レイアウトの中でも最も有名なのは、最終コーナーのシケインと立ち上がりの直後に迫る壁の「ウォール・オブ・チャンピオンズ」。また、セーフティカーの出現率は80%以上と、展開が予想できない難しいレースである。一方、サーキットの形状は平坦で、高速コーナーなどもあまりないが、フルスロットル率の高い複数のストレートから、急激な加減速が必要とされ、パワーユニットやタイヤ、ブレーキに大変厳しい。

    タイヤは、前戦のモナコと同様のC5、C4、C4の柔らかいコンパウンドが3種類用意されており、特にレース中盤からは各チームのタイヤ、サスペンション、ブレーキ冷却などのバランスが勝敗のカギを握る。また、この時期の天候は変わりやすい。さらに、サーキットは特に川や湖の風の影響を受けやすいので体感温度は低く感じる。

    日本とカナダの時差は13時間。2019年 F1カナダGPのフリー走行1回目は、7日(金)の日本時間23時(現地時間10時)から開始。決勝は6月9日(日)の日本時間27時10分(現地時間14時10分)にスタートする。

    テレビ放送に関しては、今年もフジテレビはBSフジによる無料放送は行わず、F1カナダGPの放送もCS放送による有料放送のみ。フジテレビNEXTでフリー走行から公式予選、決勝まで全セッションをノーカット完全生中継で放送する。

    F1カナダGP

    6月7日(金) フリー走行1回目 23:00~24:30 (現地時間 10:00~11:30)
      フリー走行2回目 27:00~28:30 (現地時間 14:00~15:30)
    6月8日(土) フリー走行3回目 24:00~25:00 (現地時間 11:00~12:00)
      予選 27:00~28:00 (現地時間 14:00~15:00)
    6月9日(日) 決勝 27:10~ (現地時間 14:10~)

    CS放送/フジテレビNEXT F1カナダGP 放送時間

    【フリー走行1】 6月7日(金) 22:50~24:40
    【フリー走行2】 6月7日(金) 26:50~28:40
    【フリー走行3】 6月8日(土) 23:50~25:10
    【予選】 6月8日(土) 26:50~29:00
    【決勝】 6月9日(日) 26:30~30:00
  • 2019年 F1カナダGP | 各ドライバーのタイヤ選択

    2019年 F1カナダGP | 各ドライバーのタイヤ選択

    2019年のF1世界選手権 第7戦 カナダGPの各ドライバーのタイヤ選択をF1公式タイヤサプライヤーのピレリが発表した。

    ピレリは、2019年のF1世界選手権から新しいタイヤ命名システムを導入。ドライコンパウンドは7種類から5種類への削減され、最も硬いものをC1(コンパウンド1)、最も柔らかいものをC5(コンパウンド5)と名付け、各レースでハード(ホワイト)、ミディアム(イエロー)、ソフト(レッド)として配分する。

    ジル・ヴィルヌーヴ・サーキットで行われる第7戦カナダGPでは、F1モナコGPと同じく最も軟らかいレンジのC3(ハード/ホワイト)、C4(ミディアム/イエロー)、C5(ソフト/レッド)が配分される。

    3強チームではタイヤ配分が分れた。フェラーリはミディアムコンパウンド重視して5セット選択。対するメルセデスはソフトを8セット選択。レッドブル・ホンダはソフト7、ミディアム4、ハード2とその中間をいく選択となっている。

    マクラーレン、レーシングポイント、アルファロメオ・レーシングはソフトタイヤに比重をおいて9セット選択している。

    F1 カナダグランプリ

  • トロロッソ・ホンダ:F1 第7戦 カナダGP 現場レポート

    トロロッソ・ホンダ:F1 第7戦 カナダGP 現場レポート

    ホンダF1のテクニカルディレクターを務める田辺豊治が、パワーユニットをアップグレードして臨んだカナダGPを振り返った。F1カナダGPはホンダにとってトラブルやアクシデントなどもあった一方で、ポジティブな兆候を掴んだ一戦でもあった。

    近年、カナダGPはニュースペックのパワーユニット投入の舞台として定着している。年間使用数の規定によるタイミング、開発の時間的なタイミング、そしてカナダGPはハイスピードでパワーユニットのパフォーマンスが大きく影響するサーキットレイアウトであるというのが主な理由。

    実際今年もパワーユニットサプライヤーである4メーカーすべてがカナダでのニュースペック投入を予定していた(メルセデスは直前に延期を発表)。

    ホンダもこのカナダGPに照準を合わせ、ニュースペックの投入を行った。

    「主にICEのパフォーマンスを向上させた新しいパワーユニットを2台に投入します。ジル・ヴィルヌーヴ・サーキットは長いストレートがあり、全開率は60%超。さらに、そのストレートの後には低速コーナーがあるため、パワーとともにドライバビリティーも重要で、パワーユニットの貢献度が高いサーキットです。そのためこのカナダGPで新たなパワーユニットを投入することが慣例になっているのだと思います」とホンダF1のテクニカルディレクターの田辺豊治は語る。

    ICEとは内燃機関本体で、燃焼効率を高めるバージョンアップが主なテーマである。燃焼効率の向上は、パワーアップはもちろん、燃費やドライバビリティーにも大きく影響し、現在のパワーユニットシステムの肝となる部分だ。ライバルに追いつき、追い越すためには、このパフォーマンスを上げることが、ホンダにとっての課題であった。

    初日、チャレンジングなサーキットに初めて挑む2人のドライバーは、時折りブレーキングのミスやコースオフをしながらも、ベスト10に近いポジションをそれぞれが得て、バージョンアップの効果を表していた。順調だった流れが、FP3の終盤、突如変わってしまう。ガスリーがパワーユニットの異常を訴え、アタックタイムは伸びずにセッションを終了。トラブルが発生したのだ。予選開始までは2時間しかなく、チームはパワーユニット交換を決断する。載せ替えられたパワーユニットは前戦まで使用していたスペックのもので、これならばペナルティーを科されることはない。素早い作業で予選開始には間に合ったものの、ガスリーはQ1敗退となった。ハートレーは12番手とQ3進出こそ逃したが、上々のパフォーマンスで予選を終えた。

    「アップグレードの結果、パフォーマンスは上がっています。明日はいいレースができると思います」とハートレーは語った。

    カナダGPは、そのコースが特徴的なだけでなく、セントローレンス川にある人工島というロケーションや毎年多くのファンが押し寄せることなどから、多くのF1関係者に愛されているグランプリだ。今年も予選後に恒例のチーム対抗のオリジナルのイカダによるレースが行われ、Red Bull Toro Rosso ホンダチームもエントリー。ホンダのエンジニアも選手として参加した。一方、この和気あいあいとしたイベントの裏では、ガスリーのパワーユニットについてシリアスなミーティングが行われていた。

    「新スペックの効果は大きく、それはとてもうまく機能しているだけに、できるだけ早く新しいパワーユニットに戻したい」とピエール・ガスリーは予選後にコメントし、決勝には新たなバージョンのパワーユニットを望んだ。

    次戦、ガスリーの母国フランスでのグランプリでのペナルティーを避けたいという思いもあった。田辺豊治も「ピエールが、次のフランスGPを気持ちよく迎えてもらうためにはどうすればいいかも含めて考えたいと思います」とコメント。チームは再度のパワーユニット交換を決断した。予選で使用したパワーユニットは、すでに6戦使用したパワーユニットだけに耐久性にも不安がある。そして、16番グリッドからのスタートならば、ペナルティーによるグリッドダウンのダメージもそれほど大きくないという面もあり、決断は早かった。

    決勝レース、ブレンドン・ハートレーは12番手から、ピエール・ガスリーは19番手からのスタート。ハートレーはポイント獲得に意欲を燃やしてのスタートだったが、1周目にアクシデントでリタイアとなる。ガスリーが後方からのスタートで、ハートレーに入賞の期待がかかっただけに、チームにとっては残念なリタイアだった。一方、ガスリーは1周目の混乱を切り抜け、ポジションを上げてレースを戦い続けた。ポイント獲得こそ目前で逃したものの、ガスリーはマシンの、そして自身のポテンシャルをしっかり見せる戦いでフィニッシュを果たした。

    レース後のピエール・ガスリーはとても明るかった。「後方グリッドからのスタートでしたが、多くのポジションアップを果たすことができました。新しいパワーユニットの調子はよさそうです。ストレートで何台かオーバーテイクできたので、今後のレースでは、さらに期待できそうです。ホンダはこのカナダGPでアップグレードを投入するために懸命に開発を続けてくれていましたし、レースでもよく機能していました」とガスリー。期せずして、新旧2つの仕様のパワーユニットをドライブしたガスリーは、新パワーユニットの効果を実感したとも付け加えていた。

    そして田辺豊治は、パワーユニットにとって大きな挑戦だったカナダGPをこう締めくくった。

    「今回のカナダGPはいいところと悪いところの両面があったレースでした。我々が今回から持ち込んだパワーユニットのアップデートは、パフォーマンスの向上につながっていたと考えています。一方で土曜にガスリー選手のパワーユニットに信頼性の問題が発生してしまったことは非常に残念でした。そんな中でも後方からスタートしたガスリー選手がポイント圏内まであと一歩のところまできたことは、チームにとって心強い結果です」。

    ホンダは、トラブルを起こしたパワーユニットを日本へ送り返し、原因究明と対策に全力を挙げる。それとともに、今回のデータを分析し、パワーユニットのさらなるパフォーマンスアップを図る。いよいよ次戦からシーズンの天王山とも言えるヨーロッパラウンドが始まる。それは6週間に5戦という、かつてない過密スケジュールの過酷な戦いとなる。

  • FIA 「チェッカーフラッグのミスはウィニー・ハーロウの責任ではない」

    FIA 「チェッカーフラッグのミスはウィニー・ハーロウの責任ではない」

    FIA(国際自動車連盟)は、F1カナダGPの決勝でゲストとしてチェッカーフラッグを担当したウィニー・ハーロウが1周早くにフラッグを振ってしまったのは彼女の責任ではないと擁護した。

    幼い頃から肌の一部の色素が無くなり白くなってしまう尋常性白斑という疾患を持ちながらもモデルとして活躍するカナダ出身のウィニー・ハーロウは、F1カナダGPの特別ゲストとしてチェッカーフラッグを担当した。

    しかし、ウィニー・ハーロウは70周のレースの69周目にチェッカーを振ってしまい、レースは競技規則に従って68周終了時点で順位が決定。トップ10の順位に影響はなったが、ダニエル・リカルドのファステストラップが取り消されたほか、13位だったセルジオ・ペレスの順位もひとつ下がることになった。

    FIAのレースディレクターを務めるチャーリー・ホワイティングは、運営側の混乱によってウィニー・ハーロウが69周目にチェッカーフラッグを振ってしまうという事態が招かれたと説明した。

    「スタートプラットフォームとここでスターターと呼ぶスタッフ、つまりレースをスタートして終了させるスタッフとの間でミスコミュニケーションがあり、チェカーフラッグが1周早く出された」とチャーリー・ホワイティングは説明。

    「彼は最終ラップだと考えてレースコントロールに確認し、レースコントロールはそれを承認した。彼らは実際に彼が質問してきた際に予告していただけだと考えてしまった。それで彼は1周早く合図を出してしまった」

    「事実、彼は1周早くにフラッグを振るように伝えていた。セレブリティがフラッグを担当していたという事実とは無関係だ」

    F1の競技規則42.3項では「いかなる理由にせよ先頭車両が所定の周回数を完走する前、または規定の時間が経過する前にレース終了の合図が出された場合は、その合図が出される前に先頭車両がラインを最後に横切った時点でレースは終了したものとみなされる」と規定されている。

    「レギュレーションで規定されているので(終結果は68周目に遡る。そうしている理由は、混乱があった場合に確実なものにするためだ。前のラップの終わりに戻れば、本来のレース順位を得ることになる。レースがストップし、リスタートできなかった場合も同じだ。ストップとなった前のラップに遡る」とチャーリー・ホワイティングは説明。

    チャーリー・ホワイティングは、ラップカウンターの誤読がミスを招いた可能性があると考えている。

    「F1で働いていない人々は、69/70とスクリーンに表示されているのを見て混乱することがある。我々全員が69周目を意味することをわかっているが、詳しくないオブザーバーは『最終ラップを意味している』と考えてしまうかもしれない。疑いが起こったのはそのためだと思う。我々がそれらの人々にもっと良く説明する必要があるのは明らかだ」

    スターターはラップカウンターの見方を知っているべきだと思うかと問われたチェーリー・ホワイティングは「彼はタイミングスクリーンを正しく読んでいた。だから質問したのだ。承認を得ようした。彼は承認されたと考えたが、そうではなかったということだ」

    「レースコントロールから『そうです、正しいです』と言われたので、OKが出たと思ってしまった。彼は質問をしたが、レースコントロールのスタッフは、ただ伝えてきただけだと考えた」

    「当然、私は今回の件を深く追求しなければならないが、実際には誰にもわからなかったように思う。真相を探らなければならない事柄だ。納得できることではない。幸いにも結果には影響しなかったが、手順を見直し、すべてのサーキットで非常にシンプルな手順になるようにする必要があるかもしれない」

    「彼ら全員が異なるコミュニケーションシステムを持っており、コミュニケーションネットワークも異なる。コースのクラークがフラッグを振ることもある。すべて違っている。いかなる場合もカウントダウンがあるようにしなければならない。一部のサーキットでは『リーダーは最後から3周目、最後から2周目、これが最終ラップだ』となっており、その上でフラッグを振る者に対してリーダーがどこにいるかを示すことになる。『次のマシンだ』というそういう風にね。ここではそういったことがなかった」

    トップでチェッカーを受けたセバスチャン・ベッテルは、勘違いしたファンがコース上に入ってこないかと心配だったと語っている。実際、ドライバーがまだレースをしているところに、マーシャルたちが彼らを称えようとコースに近づいたため、安全面での懸念が浮上している。

    「幸いなことに、クルマにラップカウントが付いているし、ピットボードも正確だったから大丈夫だった」とセバスチャン・ベッテルはコメント。

    「でも、もし無線を失ってピットボードもなかったとしたら、減速してしまった可能性がある。その場合、リードしている立場からすれば他のみんなにも減速してほしいと願うよね」

    「僕たちにするべき質問ではだろう。僕は心配だっただけだ。だから最終ラップで人々がコース上に飛び出してこないように伝えた。まだフルペースで進行しているとき時にコース上で旗を振ったり祝ったりしないようにね」

    今回の問題によってウィニー・ハーロウを批判する声もあったが、彼女は指示に従っただけだとSNSで誤解を解いている。

    「私は指示に従っただけ。あたしのせいではないわ。あそこで振るように指示されたの。でも、誰も怪我しなくて良かったわ!」

    F1では、過去にチェッカーフラッグを任されたゲストのセレブがミスをしたことがある。2002年にサッカーの神様ペレが母国F1ブラジルGPでタイミングを逃して、チェッカーを振り損ねている。また、2014年のF1中国GPでもミスにより、ルイス・ハミルトンが1周早くチェッカーを受けた。

    関連:F1カナダGP:ゲストが誤ってチェッカーを振り残り2周で順位確定

  • トロロッソ・ホンダ:F1カナダGP 決勝レポート

    トロロッソ・ホンダ:F1カナダGP 決勝レポート

    トロロッソ・ホンダは、F1カナダGPの決勝で、パワーユニット交換で19番手スタートのピエール・ガスリーが11位フィニッシュ。ブレンドン・ハートレーは1周目に他車との接触によりリタイアに終わった。

    第7戦カナダGPは、快晴の下、午後2時10分から決勝レースが行われた。気温は19℃、路面温度は41℃の好コンディションだった。

    予選12番手のブレンドン・ハートレーは、6列目からのスタート。また、チームは決勝に向けて、ピエール・ガスリー車のパワーユニット交換を行った。これは年間規定数を超えるパワーユニットの各構成要素の交換。そのため、グリッドダウンのペナルティーが適用され、ガスリーは19番グリッドからのスタートとなった。トロロッソ・ホンダの2台は、共に新品のハイパーソフトタイヤでスタートした。

    スタート後の1、2コーナーでポジションを落としたブレンドン・ハートレーは、ターン5で他車との接触によりクラッシュしリタイア。このクラッシュによってセーフティカーが導入された。

    ピエール・ガスリーはこの混乱を切り抜け、15番手に浮上。4周目にレースが再開されると前車をパスし、9周目には12番手にポジションを上げている。その後、上位車のピットインなどで、19周目に7番手を走行していたガスリーは、タイヤ交換を23周終了まで引き伸ばした。スーパソフトタイヤに替えて13番手でレースに戻ったガスリーは、入賞を目指して追い上げる。レースは終盤まで大きな順位の変動がない状態となったが、41周目に上位車がリタイアし12番手、49周目に上位車がピットインし、11番手とポジションアップ。入賞目前まで迫る。レース終盤はフレッシュなタイヤを履いた後続から迫られたが、そのポジションを守りきってガスリーはスタートから8つポジションを上げ、11位でフィニッシュした。

    ホンダとしては、FP3でピエール・ガスリーのマシンに発生したパワーユニットトラブルの原因究明と対策、今回投入した新スペックのパワーユニットのデータ分析を進める。

    次回、ピエール・ガスリーのホームレースとなる第8戦フランスGPは、マルセイユ郊外のポール・リカール・サーキットで6月22日~24日に行われる。

    ピエール・ガスリー (11位)
    「トータルで見れば僕にとってはいいレースになったと思います。後方グリッドからのスタートでしたが、多くのポジションアップを果たすことができました。しかし、あと一歩のところでポイント獲得とならなかったのは悔しいく思っています。ルクレール(ザウバー)と何度かバトルを繰り広げましたが、フロントタイヤを痛めてしまったせいでオーバーテイクには至りませんでした。新しいパワーユニットの調子はよさそうです。ストレートで何台かオーバーテイクできたので、今後のレースでは、さらに期待できそうです。ホンダはこのカナダGPでアップグレードを投入するために懸命に開発を続けてくれていましたし、レースでもよく機能していました! 改めて自分たちの戦力の分析を行い、安定した速さを身につける必要があると思います。次戦は僕の故郷フランスのポール・リカール・サーキットで行われるレースなので、とても楽しみにしています」

    ブレンドン・ハートレー (リタイア)
    「このレースウイークは新しいパワーユニットにいい手応えを感じていた分、トロロッソとホンダにとって残念な週末となってしまいました。今日のレースではポイント圏内を狙えるはずでした。周囲のマシンとともにいいスタートを切ることができましたが、2コーナーで少しアウトにはらんでしまい、ポジションを落としてしまいました。4コーナーでアウトからストロール(ウィリアムズ)をオーバーテイクしようとしたところ、彼がマシンのコントロールを失ってしまい2台でクラッシュしてしまいました。オーバーテイクできるはずのコース状況でしたし、いいレースができると思っていただけに、この結果となったことはとても残念です。この週末の自分のパフォーマンスには満足していましたし、カナダGPをこのようなかたちで終えてしまったことは悔しくてなりません。念のために病院で検査を受けたため、サーキットに戻って来るのが遅くなりました。身体には全く問題ないので、万全に次のレースを迎える準備をしたいと思います」

    フランツ・トスト (トロロッソ チーム代表)
    「このレースウイークは私たちにとってなかなか上手くいかない週末でした。予選でピエールのパワーユニットを交換することとなり、その結果彼は後方グリッドからの決勝スタートとなってしまいました。ピエールはとてもいいパフォーマンスをこのレースでみせてくれましたが、11位フィニッシュとあと一歩のところでポイント獲得には至らず残念です。ブレンドンは、レース開始後1周目にストロール選手の接触によって壁にクラッシュし、リタイアを余儀なくされてしまいました。彼がこのレースウィークをいいかたちで始められていただけに、とても悔しく思っています。私たちは、今日のレースでみせた以上のパフォーマンスをまだまだ発揮できるはずです。次週のフランスGPではさらなるパフォーマンスと結果をみせる自信があるので、次戦を楽しみにしています」

    田辺豊治 (ホンダF1 テクニカルディレクター)
    「今回のカナダGPはポジティブとネガティブの両面があったレースでした。我々が今回から持ち込んだパワーユニットのアップデートは、パフォーマンスの向上につながっていたと考えています。一方で土曜にガスリー選手のパワーユニットに信頼性の問題が発生してしまったことと、ハートレー選手が今日のレースで開始早々にクラッシュに巻き込まれてしまったことは非常に残念でした。そんな中でも後方からスタートしたガスリー選手がポイント圏内まであと一歩のところまできたことは、チームにとって心強い結果になりました。次は彼のホームグランプリであるフランスGPですので、チーム一丸となり、いいレースをみせられたらと思います」

    関連:F1カナダGP:ゲストが誤ってチェッカーを振り残り2周で順位確定

  • マクラーレン:アロンソの300戦目はリタイア / F1カナダGP

    マクラーレン:アロンソの300戦目はリタイア / F1カナダGP

    マクラーレンは、F1カナダGPの決勝レースで、ストフェル・バンドーンが16位、F1参戦300戦目となったフェルナンド・アロンソはリタイアでレースを終えた。

    フェルナンド・アロンソ (リタイア)
    「レース序盤は楽しかった。リスタート後に2つのコーナーで3台をオーバーテイクしたときは特にね。セルジオ(ペレス)が芝生に出てあとにコース上に戻ってきたときは彼がどのようなラインを取るのか予測するのが難しかった」

    「そのあと、レースの途中でパワーの低下を感じて、リタイアするよう伝えられた。悲しいし、フラストレーションを感じることだし、この結果にがっかりしている。今週末、僕たちは競争力がなかった。クルマにもっとペースを見つけだす必要があるし、競争的になれる方法を見つけなければならない。信頼性も重要だ。シーズン序盤に自分たちがどれだけ多くのポイントを獲得できたかをわかっているし、今日と7位を走っていたモナコのリタイアによって過去2レースでどれだけ多くのポイントを失ったかもわかっているからね。クルマには取り組んで改善させる必要のあるエリアがいくつかあるし、今後数カ月でどうなるか見ていくつもりだ。明日ル・マンにいる必要にあるので今夜フランスに飛ぶ。忙しい月曜日になるだろうし、新しい経験だ。もちろん、楽しみにしているよ」

    ストフェル・バンドーン (16位)
    「今日はスタートからかなり不運だったと思う。うまくグリッドを離れることができたけど、事故が起こったことで、ターン5の通り道に多くのデブリがあったし、避けるのは不可能だった。右フロントがパンクしたし、基本的にレースがスタートする前からすでにタイヤがなくなっていたので難しい一日だった。大きなデブリがクルマの下に入ってしまったので、1周目にピットに入らざるを得なかったし、ピットストップでも多くのタイムを失った。レースに入る前からすでに終わっていた。個人的には過去数レースで僕たちが遂げた進歩という点ではとてもポジティブに感じている。期待外れだったのは、ここでのチーム全体としての予選パフォーマンスだそれはここに来る前からわかっていたことだけど、残念ながらそれが確認されてしまった。僕たちはこの先多くの仕事をしなければならない。今後のレースが僕たちにとってどのようなものになるかを伝えるのは難しい。予測はしたくない。去年を見た場合、難しいと思えたレースはいくつかあったけど、大丈夫なことがわかっていたりするしね。様子を見てみなければならない。ポール・リカールは全員にとって新しいとらっくだし、そのあとはオーストリアとシルバーストンもあるので忙しい数週間になるけど、僕はそれを楽しみにしているし、もっと運に恵まれることを願っている」

    エリック・ブーリエ (レーシングディレクター)
    「今日はマクラーレンにとって忘れ去りたい一日となった。両方のドライバーが1周目の混乱をかなりうまく避けたが、ストフェルはその結果として生じたデブリの上を走ったことでパンクを報告し、その後のセーフティカーのピットストップによって多くのタイムを失った。そこから彼は最後尾だったし、戦略を管理しいていい走りをして、ライバルに対してペースがあったものの、ジル・ビルヌーブ・サーキットの厳しい特性にとって前の集団に対して大きくゲインを得ることができなかった。それに加えて、レースの最終スティントは断続的なエネルギーマネジメントの問題を労わらなければならなかった。現在、そこは調査中だ。全てのことを考えれば、16位でクルマを完走させるために彼は非常に厳しい戦いを繰り広げたと思う。フェルナンドは最初の数周のカオスの後、ストフェルよりもはるかに良いポジションにいたし、序盤のセーフティカーから利益を得て、1ストップ戦略で11番手まで3つ順位を上げた。ポイント獲得は明確に可能になったと思っていたが、今回も彼は残酷な運に苦しめられ、エアクーラーパイプが故障したことでブースト圧を失い、リタイアを余儀なくされた。非常にフラストレーションを感じるが、異常な問題であり、今後の我々に影響を及ぼすものだとは思っていない。ここから重要なことは、起き上がって、ヨーロッパに戻り、数週間での3連戦に注意を向けることだ。新たな焦点、ハードワーク、もっと良い運によって、我々の運命が上向きになってくれることを願っている」

    関連:F1カナダGP:ゲストが誤ってチェッカーを振り残り2周で順位確定

  • F1 カナダGP 決勝:トップ10ドライバーコメント

    F1 カナダGP 決勝:トップ10ドライバーコメント

    2018年のF1世界選手権 第7戦 カナダGPの決勝が6月10日(日)にモントリオールのジル・ヴィルヌーヴ・サーキットで行われた。

    優勝はフェラーリのセバスチャン・ベッテル。ポールポジションからスタートしたベッテルは、一度もトップを譲ることのない“完璧”なレースで今季3勝目、通算50勝目を挙げて、ドライバーズ選手権で首位に浮上した。

    2位にはバルテリ・ボッタス(メルセデス)、3位にはマックス・フェルスタッペン(レッドブル)が続いて表彰台を獲得。ポイントリーダーとしてレースに臨んだルイス・ハミルトン(メルセデス)は5位でフィニッシュしてランキング2位に陥落した。

    優勝:セバスチャン・ベッテル (フェラーリ)
    「この勝利はティフォシとチームにとって非常に重要なものだし、今日は特別な一日だ。40年前、ジルがここで勝利し、14年前にはミハエルが勝利した。今日、僕はそのことを考えていた。スタートでマージンを築こうと思っていたし、1周目には満足している。そのあとセーフティカーが入ってことで、もう一度やり直さなければならなかったけどね。ラスト10周は最後までクルマに問題が発生しないことを祈っていたよ! いつでもポイントは重要だけど、今日のこの勝利にはチャンピオンシップという点だけでなく、多くの意味がある。シーズンはまだ長いし、この先にも多くのレースがある。肝心なことは僕たちのクルマが強く、それを維持して、戦うことができるということだ」

    2番手:バルテリ・ボッタス (メルセデス)
    「僕たちはできる限りのことにトライしたけど、今日は勝利を争うチャンスはなかったと思う。レースのスタートはエキサイティングだったし、なんとかして2位を守った。ターン1でアウトサイドを出て、ターン2でインサイドラインにつくために多くのスピードを維持しようと思っていた。マックスとホイール・トゥ・ホイールになって、僕たちは激しく戦ったけど、その全てがフェアなものだったし、彼の前に留まることができたことにとても満足している。その後、セバスチャンにプレッシャーをかけたいと思ったけど、十分なペースはなかった。フェラーリはレースをコントロールしていたし、とにかく今日の僕たちには十分な速さがなかった。レース後半は燃料をセーブするためにバックオフした。マックスにかなり迫られたのはそれが理由だ。今回のレースで新しいエンジンを投入しなかったトップチームは僕たちだけだった。フランスでの新しいエンジンの投入がフェラーリやレッドブルとの戦いの助けになることを願っている」

    3番手:マックス・フェルスタッペン (レッドブル)
    「週末全体で僕たちはとても競争力があったし、レースではタイヤを持っていたので、戦略を最大限に引き出せたと思うし、結果にはとても満足している。毎週、勝ちたいと思っているけど、ここではプラクティスが良かったし、予選もポジティブで、レースもうまくいった。もちろん、僕たちにとって理想的ではないけど、とても満足しているし、このトラックで表彰台を獲得して、2位にチャレンジできたのは本当にポジティブだ。クルマに自信を感じているときは良い仕事ができるものだし、レース中はマシン最適な方法でハイパーソフトを管理していたと思う。このようなレースでは多くのことを管理しなければならない。まず何より燃料、それにタイヤもね。後ろからのプレッシャーもあるし、DRSに入れたくないものだ。でも、ある時点でかなり快適に引き離すことができたし、最後はバルテリにチャレンジすることができた。ある意味、レースはちょっと退屈だったかもしれないけど、その一方で良い仕事をすることに完全に集中する必要があった。今日のセブはとても速かったし、自分たちにトップスピードが不足していることはすぐに感じることができた。タイヤは本当に長持ちしてくれたし、彼は燃料をセーブしていたので最後にバルテリにチャレンジすることができた。それは僕たちのクルマがうまく機能していることを示しているし、現時点で僕たちにとても競争力があるクルマがあるのは確かだ。僕たちが全てのトラックで勝利にチャレンジできるとは思わない。それはストレートがどれくらい長いかにもよるけど、今は今後のレースを楽しみにしている」

    4番手:ダニエル・リカルド (レッドブル)
    「実際にはかなり良い一日だったし、これ以上のことができたとは思わない。4位なのはわかっているけど、実際には満足している。6番手からスタートして、このトラックにどれくらい期待できるかはわからなかった。ここではもうオーバーテイクするのは簡単なことではないのが現実だからね。自分が成し遂げたこと、チームが成し遂げたことに本当に満足している。ハイパーソフトで行くのはアグレッシブなのはわかっていた。レース序盤にタイヤを最大限に生かさなければならないことはわかっていたし、僕たちはそれを実現した。スタートでキミを捕え、そのあとはルイスをうまくオーバーーカットした。僕たちはやれることは全てやったと思う。僕のガレージは最もスムーズな週末というわけではなかった。アップグレード版エンジンがあったけど、キャリブレーションにいくつか問題があった。レース中もタイヤyやホイールのスリップを管理するのが簡単ではないときがあったし、ベストを尽くせたと考えても間違いないではないと思う。マックスのエンジンが順調に走っていたのは良いことだし、フランスでそれを参考にできる。本当に多くのチームポイントを獲得できたのはおそらく久しぶりだし、その点でも良い週末だった。マックスにとっても良いことだ。ポジティブに見ているよ(笑)。僕たちはルイスからも2ポイントを奪えたし、まだチャンピオンシップ争いのなかにいる。僕たちはまだそこにいる。最後に今日は母親の誕生日なんだ。お母さん、誕生日おめでとう」

    5番手:ルイス・ハミルトン (メルセデス)
    「今日は厳しい一日だったけど、今日のレースをフィニッシュして、ポイントを獲得できてことにとても感謝している。スタートからパワーが低下していたし、エンジンはオーバーヒートしていた。温度を下げることができなかったし、とにかく壊れるんじゃないかと思っていた。1周するたびにパワーが低下して消えていくのを待っていた。でも、続けることができた。スタッフは本当に懸命に仕事をしているけど、僕たちの一人一人が常にもっと向上し、改善することができる。とにかく自重して、プッシュし続けて、ポジティブなままでいることだ」

    6番手:キミ・ライコネン (フェラーリ)
    「昨日の予選でのミスによってレースで良いポジションにつけることができなかった。ここではオーバーテイクがとても難しかった。ピットストップ後にハミルトンの前に出ようと頑張ったけど、うまくいかなかった。そのあとはDRSをオープンにするために彼に十分に接近することさえ難しかった。このトラックはオーバーテイクやバトルが見れると思っていたけど、そうではなく2週間前のモナコと同じようなストーリーになったのは驚きだった。レースは退屈だったし、あまり多くのことは起こらなかった。僕たちは1セット目のタイヤで少し長くステイアウトすることにしたけど、それでポジションが犠牲になったとは思わない。何か異なることを試すことだけが僕たちの選択肢だった」

    7番手:ニコ・ヒュルケンベルグ (ルノー)
    「今日はレースをうまくやり遂げることができたし、全員の努力の賜物だ。コンストラクターズ選手権で10ポイント獲得できたのは僕たちにとってポジティブなことだし、ライバルに対して4位でのリードを広げることができた。今日は接戦だったし、スタートでポジションを落としてしまったけど、オコンよりも2周長く走ることでなんとかオーバーカットを成功させることができた。第1スティントでは彼に少し抑えられていたからね。そこからはタイヤを管理することが重要だったし、デグラデーションが進んだ終盤はかなり厳しかった」

    8番手:カルロス・サインツ (ルノー)
    「チームにとって良い一日だったし、コンストラクターズ選手権のために10ポイントを獲得することができた。もう一歩先に進むことができたし、僕たちには残りのミッドフィールドと比較して良いレースペースがあった。僕たちは2台揃って入賞したかったし、大部分はかなり静かなレースではあったけど、結果を味わうつもりだ! 昨日はチームが堅実な仕事をしてくれたし、今日もフォース・インディアの前に出ることができた。もっとデグレデーションが酷くなると思っていたけど、最終的にうまくタイアを管理できた」

    9番手:エステバン・オコン (フォース・インディア)
    「ポイントを獲得できたのは良かったけど、今日の僕たちにはさらに多くのポイントを獲得できるポテンシャルがあった。1周目は素晴らしかったし、ターゲットとしていたヒュルケンベルグの前に出ることができ、7番手を順調に走行していた。その後、ピットストップで小さな問題があり、数秒が犠牲になってしまったし、ルノーの2台の後ろに後退してしまった。そこから反撃するためにベストを尽くしたし、最後の数周ではカルロスに迫っていたけど、オーバーテイクは不可能だった。特にファイナルラップでオーバーテイクしようとしたとき、彼はコーナーをカットしてタイムを稼いだからね。戦略は本当にうまくいくはずだったので残念だ。ポジティブなことに集中するつもりだ。今週末のチームは強力なパフォーマンスを発揮していたからね。僕たちはここで成し遂げたことに満足できると思う。ペースは競争力があったけど、僕たちはプッシュし続けていく必要がある」

    10番手:シャルル・ルクレール (ザウバー)
    「今日は良いレースができた。結果にとても満足している。僕たちは4レースで素晴らしい仕事ができているし、一貫して改善している。チームのこと、そして、全員が成し遂げている仕事を誇りに思っている。モントリオールのこのトラックを発見することはエキサイティングだった。ここでのドライビングをとても楽しむことができた。今はここで学んだことを吸収して、今後のレースでもこのポジティブな方向性を継続していかなければならない」

  • 【動画】 ブレンドン・ハートレー、クラッシュで0周リタイア / F1カナダGP

    【動画】 ブレンドン・ハートレー、クラッシュで0周リタイア / F1カナダGP

    トロロッソ・ホンダのブレンドン・ハートレーは、F1カナダGPの決勝レースをクラッシュにより0周リタイアで終えた。

    12番グリッドからスタートしたブレンドン・ハートレー。最初の3コーナーは無事に通過したが、その後、コントロールを失ったランス・ストロール(ウィリアムズ)に幅寄せされるカタチでウォールにクラッシュ。2台揃ってリタイアとなり、レースにはセーフティカーが導入された。

    今回、ホンダは新スペックのパワーユニットを投入。来季からホンダのF1パワーユニットへの変更を検討しているレッドブル・レーシングにとっても多くのデータを取りたいレースだった。幸いにもピエール・ガスリーが新スペックへの交換を決断しており、その部分では問題ないかもしれない。

    F1シート喪失の噂が絶えないブレンドン・ハートレー。いいところを見せたいレースではあったが、厳しい結末となってしまった。

    関連:F1カナダGP 結果:セバスチャン・ベッテルがポール・トゥ・ウィンで圧勝

  • 【動画】 F1 カナダGP 決勝 ハイライト…ベッテルが通算50勝目

    【動画】 F1 カナダGP 決勝 ハイライト…ベッテルが通算50勝目

    2018年のF1世界選手権 第7戦 カナダGPの予選が6月9日(土)にモントリオールのジル・ヴィルヌーヴ・サーキットで行われた。

    優勝はフェラーリのセバスチャン・ベッテル。ポールポジションからスタートしたベッテルは、一度もトップを譲ることのない“完璧”なレースで今季3勝目、通算50勝目を挙げて、ドライバーズ選手権で首位に浮上した。

    2位にはバルテリ・ボッタス(メルセデス)、3位にはマックス・フェルスタッペン(レッドブル)が続いて表彰台を獲得。ポイントリーダーとしてレースに臨んだルイス・ハミルトン(メルセデス)は5位でフィニッシュしてランキング2位に陥落した。

    オープニングラップでは、トロロッソ・ホンダのブレンドン・ハートレー(トロロッソ・ホンダ)が、ターン5でランス・ストロール(ウィイアムズ)を抜きにいたが、アンダーステアが出たストロールに幅寄せされるカタチでウォールにクラッシュ。両者ともリタイアとなり、レースにはセーフティカーが導入された。だが、その後はセーフティカーのない比較的穏やかなレースとなった。

    今大会でF1参戦300戦目の記念すべきレースとなったフェルナンド・アロンソは42周目にエキゾーストにトラブルが発生してリタイアとなった。

    レース前にパワーユニットを交換して最後列19番グリッドからスタートしたピエール・ガスリー(トロロッソ・ホンダ)は入賞にあと一歩届かず11位でレースを終えた。

    また、今回のレースではゲストとしてチェッカーフラッグを担当したカナダ出身のモデル、ウィニー・ハーロウが70周のレースの69周目にフラッグを振ってしまい、68周時点で順位が確定することになった。これによるトップ10の順位の変動はなかったが、ダニエル・リカルドがファイナルラップで記録したファステストラップ(1分13秒839))は取り消しとなり、マックス・フェルスタッペンが記録した1分13秒864が今大会のファステストラップとなった。

    2018年 F1カナダGP 決勝 動画

    関連:F1カナダGP 結果:セバスチャン・ベッテルがポール・トゥ・ウィンで圧勝

  • ハースF1チーム:ペースを生かせずノーポイント / F1カナダGP

    ハースF1チーム:ペースを生かせずノーポイント / F1カナダGP

    ハースF1チームは、F1カナダGPの決勝レースで、ロマン・グロージャンが12位、ケビン・マグヌッセンは13位でレースを終えた。

    ロマン・グロージャン (12位)
    「僕たちはどれくらい長く走れるかあまりわかっていなかった。長く走る計画ではあったけど、あそこまで長くはなかった。タイヤはかなり持ちこたえてくれた。フロントに少しデグラデーションが出ていただけだった」

    「ペースには満足していた。楽に前のルノーについていくことができたし、後ろのフォース・インディアを抑えることができた。僕が思っていたように予選で7番手だったら、今日は確実に7位だっただろう。とにかく、僕たちは取り戻そうとしていたけど、戦略があまり機能しなかった。ピットを出た時、ブルーフラッグなど多くのことがあった。フィールドを潜り抜けて挽回することができなかった。僕たちはベストを尽くした。クルマは速かったし、ドライブしていた楽しかった」

    ケビン・マグヌッセン (13位)
    「僕たちにとって素晴らしい週末ではなかった。予選での11番手は良い結果だと思っていた。レースではトップ10と異なるタイヤを装着することがアドバンテージになると思っていた。その通りにはいかなかったけどね。1周目があまり良くなかった。ザウバーの一台にオーバーテイクされてしまった。彼らは本当に良いスタートを切っていたし、その数周後にフォース・インディアがスピンして、インサイドに行くことができなかったので、アウトサイドにいったら、フェルナンドにインを突かれてしまった。今日は物事が僕たちの思い通りには進まなかった。残念だ。クルマはかなり良かった。特にスーパーソフトではペースは良かった。今日はそれをまとめられなかっただけだったと思う」

    関連:F1カナダGP:ゲストが誤ってチェッカーを振り残り2周で順位確定