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  • MotoGP | スズキ 第11戦 オーストリアGP 決勝レポート

    MotoGP | スズキ 第11戦 オーストリアGP 決勝レポート

    アレックス・リンス、オーストリアGP決勝は6位
    周りを山に囲まれた美しい丘陵地帯に位置するレッドブルリンクの日曜朝は、昨日までの天候から打って変わり、暗い雲に覆われ大粒の雨がサーキットを濡らした。路面はその後乾き始め、MotoGPクラスのウォームアップ走行はドライコンディションになるかと思われた矢先、再び通り雨が路面を濡らす。しかしその後は雨が上がり、85,000人の観客が見守る中、28周のMotoGPクラス決勝がドライコンディションでスタートした。

    ジョアン・ミルの怪我による欠場のため、チームスズキエクスターはアレックス・リンスのみの1台体制で、リンスはフロント、リア共にミディアムのタイヤコンビネーションを選択。7番手グリッドから好スタートを決めたリンスは3コーナーで起きた数台のミスをうまく交わし、一気に2番手にジャンプアップ。しかしその後うまくリズムを掴めずに7番手まで順位を落とす。他車の転倒でひとつ順位を上げたリンスは、終盤までロッシ(ヤマハ)、ビニャーレス(ヤマハ)と3台で4位争いを行うも、わずかにオーバーテイクには至らず6位でチェッカーを受けたが、チャンピオンシップランキングでひとつ上のペトルッチ(ドゥカティ)とのポイント差を縮めた。

    リンスは前年との比較でトップとの差は8秒、トータルレースタイムでは14秒縮め、チームスズキエクスターにとってはテクニカルで難しいレッドブルリンクで大きな進歩を確認できたレースとなった。

    河内 健 テクニカルマネージャー
    「このサーキットでは表彰台争いに絡むことができませんでしたが、シーズン全体を考えた際、あまり得意としないこのレッドブルリンクで6位という結果はそれほど悪くないと思います。もちろんどのサーキットでも安定した戦闘力を保てるようにしていくべきなのですが、今週はライダーが一人体制で情報も少なく、アレックスにとってもやりにくかった部分もあったと思います。ジョアンに早く復帰してもらい、またふたりのライダーで競い合いながら成績を上げていきたいと思います。」

    ダビデ・ブリビオ チームマネージャー
    「厳しいレースになることを予想していましたが、結果的にはアレックスは我々が予想していた以上の結果で終えてくれました。もちろんベストなパフォーマンスだったとは言い難いですが、それでもトップ6で終えることができたことはポジティブだったと考えています。ここから先の数戦は我々のマシンと比較的相性の良いサーキットなので、さらに上の結果を目指していきます。次戦までにジョアンの怪我が完全に回復し、シルバーストンではまた一緒に戦えることを願っています。」

    アレックス・リンス
    「このレースは正直かなり厳しかったよ。特にブレーキングがね。でも僕らの目標は去年の結果を上回ることだったから、去年よりふたつ順位を上げて少なくともその目標はクリアできたし、チャンピオンシップポイントも上との差を少し縮めることができた。次戦が今から楽しみでならないし、いつも通りベストを尽くす準備はできているよ。シルバーストンは大好きなサーキットだからさらに楽しみだね。」

  • MotoGP | オーストリアGP 結果:A.ドヴィツィオーゾが逆転優勝

    MotoGP | オーストリアGP 結果:A.ドヴィツィオーゾが逆転優勝

    2019年のMoroGP 第11戦オーストリアGPの決勝レースが8月11日(日)にレッドブルリンクで行われ、アンドレア・ドヴィツィオーゾ(ドゥカティ)が今季2勝目を挙げた。

    気温23度、路面温度32度のドライコンディションで23周のレースはスタート。3番グリッドからスタートしたアンドレア・ドヴィツィオーゾは、マルク・マルケスと2年前のバトルを再現するような優勝争いを展開。ドヴィツィオーゾが最終コーナーで逆転し、開幕戦カタールGP以来今季2勝目、当地で2年ぶりの優勝を挙げた。

    マルク・マルケスは、0.213秒差でフィニッシュして、3年連続の2位を獲得し、8戦連続10度目のトップ2入り。2番グリッドのファビオ・クアルタラロは、5.904秒差の3位に入り、3戦ぶり3度目の表彰台を獲得した。

    10番グリッドのバレンティーノ・ロッシは、6.117秒差の4位。当地での自己最高位タイを獲得すれば、4番グリッドのマーベリック・ビニャーレスは5位。7番グリッドのアレックス・リンスは6位

    5番グリッドのフランセスコ・バグナイアと13番グリッドのミゲール・オリベイラは、自己最高位となる7位と8位。12番グリッドのダニロ・ペトルッチと14番グリッドのフランコ・モルビデッリがトップ10入り。6番グリッドの中上貴晶は、22.273秒差の11位でフィニッシュ。

    チャンピオンシップは、マルケスとドドヴィツィオーゾのギャップが63ポイント差から58ポイント差に接近した。

    次戦のイギリスGPは、路面の舗装工事が実施されたシルバーストンで8月23日に初日、25日に決勝レースが行われる。

    2019年 MotoGP 第11戦 オーストリアGP 結果

    順位 ライダー チーム マシン タイム
    1 A・ドヴィツィオーゾ Mission Winnow Ducati Ducati 39’34.771
    2 M・マルケス Repsol Honda Team Honda +0.213
    3 F・クアルタラロ Petronas Yamaha SRT Yamaha +6.117
    4 V・ロッシ Monster Energy Yamaha MotoGP Yamaha +7.719
    5 M・ビニャーレス Monster Energy Yamaha MotoGP Yamaha +8.674
    6 A・リンス Team SUZUKI ECSTAR Suzuki +8.695
    7 F・バニャイア Alma Pramac Racing Ducati +16.021
    8 M・オリベイラ Red Bull KTM Tech 3 KTM +16.206
    9 D・ペトルッチ Mission Winnow Ducati Ducati +17.350
    10 F・モルビデリ Petronas Yamaha SRT Yamaha +20.510
    11 中上貴晶 LCR Honda Honda +22.273
    12 J・ザルコ Red Bull KTM Factory Racing KTM +25.503
    13 S・ブラドル Team HRC Honda +31.962
    14 A・エスパルガロ Aprilia Racing Team Gresini Aprilia +34.741
    15 K・アブラハム Reale Avintia Racing Ducati +48.109
    16 A・イアンノーネ Aprilia Racing Team Gresini Aprilia 1 Lap

  • MotoGP | ホンダ 第11戦 オーストリアGP 予選レポート

    MotoGP | ホンダ 第11戦 オーストリアGP 予選レポート

    マルケス3戦連続今季7回目のポールポジションを獲得。今季初の3連勝に大きく前進
    2日連続で好天に恵まれたMotoGP 第11戦オーストリアGPの予選は、フリー走行で快調にラップを刻んだマルク・マルケス(Repsol Honda Team)が、3戦連続今季7回目のポールポジション(PP)を獲得した。このPP獲得でマルケスは、更新中の最多PP記録を「87」とし、最高峰クラスでも、Hondaで5年連続タイトルを獲得したミック・ドゥーハンとマルケスが持つ「58」を更新、最多記録となる「59」を樹立した。

    快調なラップを刻むマルケスは、午前中のFP3では、1分23秒台で連続ラップを刻むと、気温と路面温度が上がったFP4でも1分24秒台でラップを刻み、ドイツGP、チェコGPに続く3連勝に向けて大きく前進した。予選では、これまでのサーキットベストタイムを更新する1分23秒027をマーク。2番手のファビオ・クアルタラロ(ヤマハ)以下は大接戦となりましたが、マルケスは2番手に0.434秒の大差をつける快走だった。

    中上貴晶(LCR Honda IDEMITSU)がベストグリッドの6番手を獲得した。初日4番手と好調なスタートを切った中上は、FP3で総合8番手につけてダイレクトでQ2進出を果たした。そして迎えた予選Q2では2度のアタックを敢行、2回目のアタックで1分23秒669をマーク。初めて2列目グリッドを獲得した。決勝では、第6戦イタリアGPの5位をしのぐベストリザルトに挑む。

    初日9番手だったカル・クラッチロー(LCR Honda CASTROL)は、FP3で思うようにタイムを更新できず11番手へとダウン。Q1から予選に挑むことになった。Q1では本来の走りを発揮してトップタイムでQ2進出を果たし、Q2でも1分23秒754とタイムを更新し、9番グリッドを獲得した。

    PPを獲得したマルケスからクラッチローまでは0.727秒差だが、2位のクアルタラロからクラッチローまでは、0.293秒差という大接戦。決勝では追い上げのレースと今季3回目の表彰台が期待される。

    ケガで欠場中のホルヘ・ロレンソの代役として3戦目を迎えるステファン・ブラドル(Repsol Honda Team)は、思うような走りができず21番グリッドから決勝に挑む。初日16番手だったブラドルは、FP3で前日のタイムを更新できず20番手へとポジションを落とし、Q1でも11番手と厳しい走りとなった。3年ぶりのレッドブル・リンクに苦戦したブラドルですが、決勝では追い上げのレースに挑む。

    マルク・マルケス(MotoGP ポールポジション)
    「ベストを出したラップはとてもいい走りでしたが、1分22秒台を出したかったです。最終セクターでミスをしてしまい、10コーナーで大きく膨らんでしまいました。それ以外はすばらしい仕事ができました。FP4はすばらしいリズムがありました。これは決勝に向けてとても重要なことです。今日はすべてがうまくいき、チームのみんなととてもいい仕事ができました。すばらしい日になりました。あとは明日に向けてベストなタイヤを選ぶだけです。決勝は最後までがんばります。どのような結果になるか楽しみです」

    中上貴晶(MotoGP 6番手)
    「昨日に続き、今日も快調にラップを刻み、初めて2列目グリッドを獲得することができました。難しいレイアウトのサーキットでいい走りができました。ワークス勢を相手に非常に価値ある2列目を獲得ができたと思います。マシンのフィーリングも着実によくなっています。昨日に引き続き、セクター4は速い走りができていますが、セクター2で少し遅れているので、今晩、カル(クラッチロー)とマルク(マルケス)のデータを検証してそれを決勝に活かしたいです。明日はベストを尽くして最後まで歯を食いしばって自分のポテンシャルを最大限出し切りたいです。それで結果がついてくればとてもハッピーですが、とにかくいい走りを見せたいという気持ちでいっぱいです。今日はリアのスイングアームを調整し、ホイールベースを短くしたことで、ソフトタイヤにはいい方向に向かいました。できれば、あと、0.2から0.3秒はペースを上げたいです。タイヤはフロントにハード、リアにソフトでいきます。目標はトップ5、6以上。ベストリザルトを目標に全力を尽くします」

    カル・クラッチロー(MotoGP 9番手)
    「レースウイークを通してあまりいい感触がありませんでした。今日は僕のキャリアで一番たいへんな日だったかもしれません。いろいろ調整をして、マシンを乗り換えましたが、いいフィーリングがつかめませんでした。トップ10に入れるようにがんばりましたが、思っていたようなタイムは出せませんでした。もっと速く走りたかったです。レースペースは悪くないと思います。今週末のセットアップでは、中盤以降、いいフィーリングがつかめると思います。昨日今日とブレーキングに少し問題がありましたが、明日は状況に合わせてがんばります」

    ステファン・ブラドル(MotoGP 21番手)
    「厳しい日になりました。いろいろトライすることができましたが、予選では運もなくて、前進することができませんでした。HRCとともに、一生懸命取り組んでいます。HRCのために今後に向けていろいろトライしています。FP4は少しプランを変えましたが、その結果、スピードが落ちてしまいました。明日はこれ以上悪くなることはありません。前進するだけです」

  • MotoGP | ヤマハ 第11戦 オーストリアGP 予選レポート

    MotoGP | ヤマハ 第11戦 オーストリアGP 予選レポート

    ビニャーレス0.008秒差でフロントローを逃して4番手
    ウイーク2日目に好調ぶりを見せたMonster Energy Yamaha MotoGPのマーベリック・ビニャーレスが、Q2ではわずか0.008秒差でフロントローを逃して4番手。チームメイトのバレンティーノ・ロッシはフリープラクティス第3セッションで大幅な前進を見せたものの、予選ではフィーリングをつかみきれずグリッド10番手となっている。

    グリッド好位置を手に入れたいビニャーレスは、ピットレーンの先頭でQ2のスタートを待っていた。シグナル・グリーンとともに飛び出し、前方が完全に開けた状態で一気にペースを上げてゆく。1ラップ目でトップタイムマークしたあと2ラップ目も好調を確認したが、その後、他車が上回り2番手へと後退した。

    すばやくピットに戻ってリアタイヤをソフト・コンパウンドに変更。残り約9分で再度アタックに挑んだ。そして始めは第1セクションで自己ベストを記録したものの、3ラップ目と4ラップ目では後半のセクションで後退。5回目のトライで1分23秒523へと更新したが、順位を上げることはできなかった。最後の2ラップでも更新ならず、トップから0.496秒差の4番手でセッションを終えている。

    チームメイトのロッシもビニャーレスと同様のミディアム/ミディアムで最初の走行に臨んだ。1度目のトライで4番手を狙ったが、次のラップではライバルたちもペースを上げたため7番手へ後退。すぐさま反応したロッシが1分23秒899へ上げると一旦は2番手へ浮上したものの、再び全体のペースが上がって7番手に逆戻りしてしまった。

    残り7分でピットに戻り、2分弱の作業を終えて2度目のトライ。身体を伏せて懸命にペースアップを図ると1分23秒817を記録して6位へ上がったが、最後の2ラップで伸ばせず10番手まで後退してセッションを終えた。トップとの差は0.790秒差。

    クアルタラロが2位獲得
    PETRONAS Yamaha Sepang Racing Teamのファビオ・クアルタラロが予選2番手を獲得し、今季6度目のフロントロー。チームメイトのフランコ・モルビデリは14番手からの挽回に挑む。
    クアルタラロは期待を超えるほどの素晴らしい走り。Q2では驚異的とも言えるスピードを発揮してトップに0.434差の2番手を獲得した。決勝用セッティングでもこれと匹敵する速さを見せており、自信を持って明日の戦いに臨む。

    一方のモルビデリは実力を出し切れないまま14位に留まり、グリッド4列目。レース序盤は苦しい戦いを強いられるが、このウイーク中はおもに安定性向上を重視し、終盤でグリップが落ちたあともペースを維持することを目標としてきただけに、その成果が期待されている。

    オーストリアGPは現地時間14:00にスタート。全28ラップで競われる。

    Monster Energy Yamaha MotoGP
    マーベリック・ビニャーレス(予選4番手/1分23秒523)
    「今日は作業がとても順調に進んだので満足しています。でもストレートではどうしてもコンマ数秒遅れてしまうので、ブレーキングとコーナリング・スピードで取り返さなければならない状況は続いています。ここを改善するために、このあとも懸命に作業に取り組まなければなりません。コーナーではマシンが好調に動いてくれていて、シャシーがとても良い状態です。明日の天気はわかりませんが、どうなろうと冷静に対処し、ベストを尽くすのみ。コンディションは誰にとっても平等ですから、私たちにできることは、グリップが落ちたときに、いかに速く走るかを追求することだけです」

    バレンティーノ・ロッシ(予選10番手/1分23秒817)
    「午前中のフリープラクティス第3セッションは絶好調でした。決勝用のタイヤで非常に良いペースが出ていたのです。でも第4セッションでは、レース後半でグリップが落ちたときの状態を確認するために使い込んだタイヤを履いてみたらかなり苦しい状態でした。順位も一気に下がってしまいましたが、これは現実的ではないと思っています。みんなが新品タイヤを履いているときに、私はユーズド・タイヤを使っているのですから。いずれにしてもグリッド10番手はうれしい結果ではありません。当然、もっと上を狙っていましたが、予選セッション中に何度かミスをしてしまい、全力を出し切ることができませんでした。問題は5番手から12番手までが非常に接近していることです。4列目からのスタートは難しいですが、自分自身のペースは好調です。決勝では大勢がスピードを競ってくるわけですから、コンディションを見極めることも重要です」

    マッシモ・メレガリ(チーム・ディレクター)
    「スピールベルグの路面グリップはとても良い状態なので、そのことを私たちのアドバンテージとして有効に使えるよう挑んできました。そしてその結果、決勝に向けたセッティング作業のなかで一歩前進があったのです。でも正直なところを言えば、もっと前へ行けると考えていました。具体的にはふたりそろって2列目までに入ることを目標にしていたので、悔しい気持ちもあります。マーベリックは1000分の8秒差でフロントローを逃しましたが、プラクティス・セッションでは常にトップ3をキープしていました。ここまで非常に好調なので、チームとしてもしっかり集中し、彼が明日の決勝でトップ争いができるようサポートしていかなければなりません。バレンティーノもフリープラクティス第3セッションで大きく前進。ユーズド・タイヤを使って決勝用セッティングに取り組み、良い手ごたえを得ていました。Q2では残念ながら力を出し切れず、4列目からのスタートとなってしまいました。このコースはオーバーテイクが難しいので厳しい戦いになると思いますが、今晩と明日の午前中、さらに作業を続けて改良を目指していきます。ペースは悪くありませんし、ポテンシャルは持っているのですから」

    PETRONAS Yamaha Sepang Racing Team
    ファビオ・クアルタラロ(予選2番手/1分23秒461)
    「自分がどうやって走ったのかも覚えていません。ただ限界まで攻め、とくに最終ラップは絶好調だったということだけです。チーム一丸となってベストを尽くし、私たちにとってはポールポジションと同様の価値のある2番手を獲得することができました。明日がどんなことになるかは予想がつきませんが、とにかく、ここまでのチームのハードワークに感謝しておきたいと思います。GPが行われるサーキットのなかで最も厳しいと思っていたスピールベルグで、フロントローを獲得できるとは思っていませんでした。ペースは悪くないので明日の決勝でもベストを尽くします」

    フランコ・モルビデリ(予選10番手/1分24秒270)
    「今日はあまりペースが上がらず、コーナー進入で十分なスピードを維持することができませんでした。リア・トラクションに課題があり、自信を持って走ることができなくなっていたのです。明日のウォームアップ・セッションでいくつか変更を試し、決勝で力強い走りができるよう願っています。明日もまた難しいコンディションになりそうですが、どうなっても問題はありません。ただ好スタートを切り、前のライダーをパスし、チームの努力に報いるためにトップ10を目指すだけです」

  • MotoGP | スズキ 第11戦 オーストリアGP 予選レポート

    MotoGP | スズキ 第11戦 オーストリアGP 予選レポート

    オーストリアGP予選はリンスが7番手
    レッドブルリンクで開催されたMotoGP オーストリアGP2日目午前のFP3はまれに見る接近戦となり、トップ10入りライダーが激しく入れ替わる緊張の続くセッションとなった。チームスズキエクスターのアレックス・リンスはセッション前半をセットアップに費やし、後半にタイムアタック。トップ10圏内に残り、まずはストレートQ2行きを決める。

    リンスは午後のFP4では主に予選に向けてシミュレーションを行い、トップ10圏内を安定して走行しつつ、終盤にはトップ5近辺にタイムアップ。

    距離が短く、高速でスムーズな走りを要求されるレッドブルリンクのQ2予選では、15分間の短い予選の組み立て方が大きな鍵となる中、リンスはフロント、リア共にソフトタイヤを選択し、最初のアタックでは6番手タイムを記録して2列目につける。しかし2度目のピットアウトではさらに激しいタイムアタックが展開され、リンスはチェッカーフラッグが振られる直前にポジションをひとつ落とし、Q2セッションを7番手で終了。トップから+0.654差ながら、セクター3では2番手タイムを記録した。

    ダビデ・ブリビオ チームマネージャー
    「我々のマシンとあまり相性の良くないサーキットながら、アレックスは昨日から今日にかけてかなり良い方向性を見つけることができましたし、7番手スタートはチームにとってポジティブな結果だと思っています。マシンセッティングに関しては明日のウォームアップで最後の調整が必要ですが、決勝には期待しています。アレックスは必ずフロントグループでレースしてくれると信じているので、決勝が楽しみですね。」

    アレックス・リンス
    「このサーキットは僕らのマシンとあまり相性が良くなくて予選はいつも苦戦するから、今日の結果にはまずまず満足しているよ。昨日のフリー走行ではセッティングをまとめることに時間を費やしてあまり速いタイムを記録することができなかったけど、今日の予選ではそこからコンマ5秒上げることができたしね。明日は3列目からのスタートだけど良いレースをする自信はあるよ。大切なのは常にトップグループでレースをすることだね。」

  • MotoGP | オーストリアGP:マルク・マルケスが今季7度目のPP奪取

    MotoGP | オーストリアGP:マルク・マルケスが今季7度目のPP奪取

    2019年 MotoGP 第11戦 オーストリアGPの公式予選が8月10日(土)にレッドブルリンクで行われ、マルク・マルケス(ホンダ)がポールポジションを獲得した。

    気温33度、路面温度51度のドライコンディションの中、マルク・マルケスはオールタイムラップレコードを更新して、第9戦ドイツGPから3戦連続7度目、当地で2017年から3年連続のポールポジションを奪取した。

    フリー走行総合5番手のファビオ・クアルタラロは、0.434秒差の2番手に入り、今季6度目の1列目を獲得すれば、フリー走行総合3番手のアンドレア・ドビツィオーゾは、0.488秒差の3番手に入り、第2戦アルゼンチンGP以来9戦ぶり今季3度目、16年から4年連続の1列目を維持。

    フリー走行総合2番手のマーベリック・ビニャーレスは、0.496秒差の4番手。フリー走行総合15番手のフランセスコ・バグナイアは、公式予選1で2番手、今季4度目の公式予選2で自己最高位の5番手に進出。

    フリー走行総合8番手の中上貴晶は、0.625秒差の6番手。最高峰クラスでのベストグリッド、初めての2列目を獲得すれば、フリー走行総合9番手のアレックス・リンス、フリー走行総合7番手のジャック・ミラーが続き、フリー走行総合11番手のカル・クラッチローは、今季3度目の公式予選1で1番手、公式予選2で9番手。

    フリー走行総合6番手のバレンティーノ・ロッシは10番手。フリー走行総合10番手のポル・エスパルガロは11番手。フリー走行総合4番手のダニロ・ペトルッチは、今季7度目の転倒を喫して12番手だった。

    順位 ライダー チーム マシン タイム
    1 M・マルケス Repsol Honda Team Honda 1’23.027
    2 F・クアルタラロ Petronas Yamaha SRT Yamaha 1’23.461
    3 A・ドビツィオーゾ Mission Winnow Ducati Ducati 1’23.515
    4 M・ビニャーレス Monster Energy Yamaha MotoGP Yamaha 1’23.523
    5 F・バニャイア Alma Pramac Racing Ducati 1’23.652
    6 中上貴晶 LCR Honda Honda 1’23.669
    7 A・リンス Team SUZUKI ECSTAR Suzuki 1’23.681
    8 J・ミラー Alma Pramac Racing Ducati 1’23.688
    9 C・クラッチロー LCR Honda Honda 1’23.754
    10 V・ロッシ Monster Energy Yamaha MotoGP Yamaha 1’23.817
    11 P・エスパルガロ Red Bull KTM Factory Racing KTM 1’23.866
    12 D・ペトルッチ Mission Winnow Ducati Ducati 1’23.964
    13 M・オリベイラ Red Bull KTM Tech 3 KTM 1’24.130
    14 F・モルビデリ Petronas Yamaha SRT Yamaha 1’24.270
    15 T・ラバト Reale Avintia Racing Ducati 1’24.389
    16 J・ザルコ Red Bull KTM Factory Racing KTM 1’24.392
    17 K・アブラハム Reale Avintia Racing Ducati 1’24.423
    18 A・イアンノーネ Aprilia Racing Team Gresini Aprilia 1’24.526
    19 A・エスパルガロ Aprilia Racing Team Gresini Aprilia 1’24.749
    20 H・シャーリン Red Bull KTM Tech 3 KTM 1’24.759
    21 S・ブラドル Team HRC Honda 1’25.020
  • MotoGP | ホンダ 第11戦 オーストリアGP 初日レポート

    MotoGP | ホンダ 第11戦 オーストリアGP 初日レポート

    マルケスが初日トップでスタート。中上4番手、クラッチロー9番手でHonda勢3台がトップ10入り
    MotoGP 第11戦オーストリアGPのフリー走行は、終日、青空が広がる絶好のコンディションの中で行われ、FP1、FP2ともにタイヤテストを順調に進めたマルク・マルケス(Repsol Honda Team)が、トップタイムをマークした。午前中に行われたFP1では、前後にミディアムコンパウンドのタイヤを装着、いつも通り、1セットだけでセッションを走行し、トップと0.185秒差の2番手。最後に新品タイヤを装着してアタックしたライバル勢と比べても内容のいいスタートとなった。

    FP2では、フロントにハード、リアにソフトを装着して23ラップをこなし、セッション序盤にマークした1分23秒916がそのままトップタイムとなった。このセッションでも、終盤に新品タイヤを装着してタイムアタックする選手が多い中で、マルケスの取り組みは際立つものだった。明日の予選では今季7回目のPP獲得に挑む。

    中上貴晶(LCR Honda IDEMITSU)が快調にラップを刻み、総合4番手で初日を終えた。中上もFP1では前後ミディアムでラップを重ね9番手。FP2では、前後ハードで走り出し、その後、リアにミディアム、ソフトを入れてセッション3番手のタイムをマークし、総合4番手で初日を終えた。第7戦カタルニアGPの初日3番手という金曜日のベストリザルトは更新できなかったが、予選ではベストグリッドとなる6番手以上を目標に挑む。

    前戦チェコGPで5位フィニッシュのカル・クラッチロー(LCR Honda CASTROL)は、セッティングが決まらず苦戦の一日となった。課題はロングストレートからのブレーキングで、特に1コーナーと4コーナーで苦戦。加速につなげられなかったことがタイムに影響した。土曜日のフリー走行、予選でセットアップを進め、ポジションアップに挑む。

    ホルヘ・ロレンソの代役として3戦連続の出場となるステファン・ブラドル(Repsol Honda Team)は、終日、セットアップに取り組んだ。レッドブル・リンクを走るのは、2016年以来3年ぶり。着実にラップタイムを更新したブラドルは、トップのマルケスから1秒差以内に17台という接戦の中、16番手で初日を終えた。土曜日の予選ではさらにコース攻略を進めポジションアップに挑む。

    マルク・マルケス(MotoGP 1番手)
    「今日はいつものように、決勝レースに向けてたくさんのメニューを消化しました。レースディスタンスに取り組み、タイヤとセットアップの変化をしっかり理解できるようにしました。ドイツGP、そしてチェコGPに引き続き、2つのフレームのテストにも取り組みました。どちらもいいフィーリングでした。今日は、ほかのライダーたちよりもかなり速いように感じられるかも知れませんが、ドヴィツィオーゾ(ドゥカティ)も力強いペースがありますし、ビニャーレス(ヤマハ)とクアルタラロ(ヤマハ)もかなり接近しています。明日はタイヤのグリップの変化をさらに理解したいです」

    中上貴晶(MotoGP 4番手)
    「気温も路面温度も上がったFP2は、決勝を想定してハードで走り出しましたが、順調に走行することができました。その後、ソフトタイヤでタイムを出すことができてセッション3番手、総合4番手で初日を終えました。一発のタイムはもちろんですが、ハード、ミディアム、ソフトと、どのタイヤでも1分24秒台を出すことができました。どれも同じようなフィーリングだったことは、とてもポジティブでした。このサーキットは、シーズンを通して最もトップスピードが必要なサーキットなので、正直、苦戦を覚悟していましたが、いい方向にいっていると思います。よほど天候の変化がなければフロントはハードで行くことを決めました。リアはこれから詰めていくことになります。今日はセクター4でいいタイムが出せましたが、セクター3でトップと0.3秒くらい差があるので、明日はその部分をしっかり改善していきたいです。今日はマルク(マルケス)がトップタイムなのでマルクのデータを参考にして、この調子をキープしていきたいです。このサーキットで4番手スタートというのは、うれしいサプライズでした。明日はベストグリッドを目指し全力を尽くします」

    カル・クラッチロー(MotoGP 9番手)
    「今日はそれほど悪い日ではありませんでしたが、もっといろいろ改善できると思います。1コーナーと4コーナーでマシンを減速させるのに苦戦しました。セッティングを変えることでいいフィーリングになることを願っています。今日はセッティングを変更してもフィーリングがつかめず、短い周回でピットに入らなければなりませんでした。明日も引き続き、チームとHondaとマシンのセットアップに取り組み、この状況を理解して問題を解消したいと思います。また、予選と決勝で使う最善のタイヤを選ぶことにも取り組みたいです」

    ステファン・ブラドル(MotoGP 16番手)
    「今日は忙しい一日でした。トライすることがたくさんありましたが、ラップタイムには満足しています。いまのポジションは理想的なものではありませんが、前のライダーとタイムは接近しています。明日は今日のようにたくさんのメニューがないので、レースに向けて集中することができます。セットアップも進めることができると思います。もっと満足のいく一日にしたいですし、天気がいいことを願っています。そして自分たちのできることをしっかり消化していきたいです」

  • MotoGP | ヤマハ 第11戦 オーストリアGP 初日レポート

    MotoGP | ヤマハ 第11戦 オーストリアGP 初日レポート

    ビニャーレスが総合2番手、フリープラクティスを順調にスタート
    フリープラクティス初日、Monster Energy Yamaha MotoGPのマーベリック・ビニャーレスとバレンティーノ・ロッシはそれぞれ総合2番手と11番手。午前中の第1セッションではふたりとも好調だったが、気温が上がった午後はロッシが苦戦した。

    ビニャーレスは先週月曜日のブルノ・テストの成果を発揮。フリープラクティス第1セッションでは開始早々に3番手につけ、45分間のセッションの前半でそのポジションをキープした。終盤になって全体のペースが上がるとビニャーレスもすぐさま反応。最後の2ラップでは次々に自己ベストを更新し、トップに0.247秒差に迫る1分24秒280を記録して3番手を獲得した。

    午後からの第2セッションは気温が上昇。コンディション変化に慣れるまでにしばらく時間を割いてから徐々にペースを上げ、リズムをつかんだあとは、タイヤ・スペックのテストに集中した。最後の5分でタイムアタックを行うと1分23秒982を記録して2番手へ浮上。トップとの差を0.066秒まで詰めて総合2番手を獲得した。

    一方のロッシは緩やかなペースアップ。第1セッションでは開始16分で6番手まで上がり、その後はマシン・セッティングにほとんどの時間を費やした。コースの性質上、不可欠となるブレーキングでの安定性と加速性能を追求し、セッションの最後では成果をためすべくタイムアタック。ここで1分24秒469に更新すると順位をひとつ上げ、トップから0.436秒差の5番手でセッションを終えている。

    第2セッションではマシン・セッティングに加えてタイヤ・チョイスも重要な課題。最後の10分になってアタックを試みたが、1分24秒532に留まり、第1セッションの記録を上回ることができなかった。この結果、トップから0.616秒差の11番手。総合成績でもトップから0.553秒差の11番手に留まり暫定Q2のチャンスを逃している。

    クアルタラロとモルビデリ、初日総合4番手と14番手
    PETRONAS Yamaha Sepang Racing Teamのファビオ・クアルタラロとフランコ・モルビデリは、それぞれ4番手と14番手を獲得。

    クアルタラロとそのクルーたちは懸命なハードワークの結果、フリープラクティス初日の目標としていたトップ10を上回る4番手を獲得。明日に向けて改善すべき課題についても手ごたえを感じており、トップとの差をさらに詰めるべく自信を持って臨む。

    一方、月曜日のブルノ・テストのなかで試した新しいセッティングで安定性向上に成功したモルビデリ。フリープラクティス初日は、順位はあまり上げられなかったものの、決勝用のセッティングに集中しながら着実な前進を見せた。明日のフリープラクティス第3セッションでは1ラップのペースを追求する。

    Monster Energy Yamaha MotoGP
    マーベリック・ビニャーレス(フリー走行総合2番手/1分23秒982)
    「フィーリングはとても好調です。マシン・セッティングに時間をかけてさまざまな方向性を試してきた結果、リズムがつかめるようになってきているようです。トップに僅かに届かなかったことは残念ですが、フィーリングは上々ですし、これまで苦戦ばかりしてきたこのコースで、2番手を獲得できたことはとても良かったと思っています。今日はタイヤについても十分にテストを行い一定の成果が出ているので、明日もこのままハードワークを続け、フロントロー獲得を目標にベストを尽くします」

    バレンティーノ・ロッシ(フリー走行総合11番手/1分24秒532)
    「午前中は順調でしたし、午後もペースはとても良かったのですが、最後のアタックでソフト・コンパウンドのタイヤを履いたときは、あまりうまくいきませんでした。ちょうどコースが混んでいるところに当たってしまい、タイムを十分に上げることができないまま終わってしまったのです。今回もまた、多くのライダーが好タイムを記録しています。でも昨年と比べれば、私たちもペースが上がっているのです。今日は僅差でトップ10を逃してしまいましたが、フィーリングは決して悪くありませんし、天気予報によれば明日の午前中もドライ・コンディションになるようなのでQ2進出のチャンスは残っています」

    マッシモ・メレガリ(チーム・ディレクター)
    「午前中の第1セッションを順調にスタートすることができ、昨年よりも順位が上がったことに満足しています。私たちは経験から学び、焦点を当てるべき場所がわかってきたのです。以前にもお話したように、ここはヤマハに合ったコースではありません。そのなかでマーベリックが2番手を獲得できたことは非常にうれしい結果です。午前中はこのように好調でしたが、午後はバレンティーノがタイムを更新することができず、僅差でトップ10を逃してしまいました。Q2進出はライダーにとってもチームにとっても常に必須の要件ですから、明日もプッシュし続けます。手ごたえはつかめているので、自信を持って臨めると思います。タイヤについては、すでにすべてのオプションのテストを終えており、決勝で使用するものについても、ほぼ決まっています」

    PETRONAS Yamaha Sepang Racing Team
    ファビオ・クアルタラロ(フリー走行総合4番手/1分24秒153)
    「非常に厳しいセッションとなりましたが、このコースでこのように苦労することは始めからわかっていたことです。でもプッシュし続け、限界まで攻め続けるうちにフィーリングは良くなっていきました。最初のふたつのセクションでやや手間取る状態なので、明日はそのあたりの改善に取り組むことになります。このコースはおもに3本のストレートでできています。つまり3つのハード・ブレーキングがあるということなので、その部分を中心にブレーキングからコーナリングにかけてベストの状態を引き出すことが重要な課題になるでしょう」

    フランコ・モルビデリ(フリー走行総合14番手/1分24秒630)
    「ペースがとても良く、満足しています。1ラップの速さについてはもっとパフォーマンスを上げていかなければならないと思っていますが、そのためのアイディアはつかめており、しかもそれによって安定性も上げることができるはずなのです。このコースはオーバーテイクが難しいので、グリッドの前のほうに並ぶことが不可欠です。他のヤマハ勢と比べてみても、私はもっと加速性を上げていかなければならないと思っています。明日が非常に重要です」

  • MotoGP | オーストリアGP:マルク・マルケスが初日総合1番手

    MotoGP | オーストリアGP:マルク・マルケスが初日総合1番手

    MotoGP 第11戦オーストリアGPのフリー走行が8月9日(金)にレッドブル・リンクで行われ、フリー走行1で2番手に進出したポイントリーダーのマルク・マルケスが今季28度目のトップタイムをマーク。開幕戦カタールGP、第9戦ドイツGPに続き、今季3度目となる初日総合1番手。16年に復帰した当グランプリで初めて初日の最高位に進出した。

    気温29度、路面温度49度のドライコンディションの中、フリー走行1で3番手のマーベリック・ビニャーレスは、0.066秒差の2番手に浮上すれば、フリー走行1で9番手の中上貴晶は、0.155秒差の3番手。初日総合3番手に進出した第7戦カタルーニャGPに続く、4番手に浮上。

    フリー走行1で6番手のファビオ・クアルタラロは4番手。フリー走行1で4番手のジャック・ミラー、フリー走行1で10番手のミゲール・オリベイラ、フリー走行1で14番手のダニロ・ペトルッチが続き、フリー走行1で11番手のカル・クラッチローは8番手。

    今季2度目となる1番手発進を決めたアンドレア・ドビツィオーゾは、3コーナーで今季3度目の転倒を喫して、0.495秒差の9番手に後退したが、16年から4年連続の初日総合1番手を逃し、午前のラップタイムで初日総合3番手。

    フリー走行1で15番手のポル・エスパルガロは10番手。フリー走行1で5番手のバレンティーノ・ロッシは11番手。フリー走行1で7番手のアレックス・リンスは12番手。フリー走行1で8番手のヨハン・ザルコは17番手に後退した。

    順位 ライダー チーム マシン タイム
    1 M・マルケス Repsol Honda Team Honda 1’23.916
    2 M・ビニャーレス Monster Energy Yamaha MotoGP Yamaha 1’23.982
    3 中上貴晶 LCR Honda Honda 1’24.071
    4 F・クアルタラロ Petronas Yamaha SRT Yamaha 1’24.153
    5 J・ミラー Alma Pramac Racing Ducati 1’24.308
    6 M・オリベイラ Red Bull KTM Tech 3 KTM 1’24.326
    7 D・ペトルッチ Mission Winnow Ducati Ducati 1’24.330
    8 C・クラッチロー LCR Honda Honda 1’24.336
    9 A・ドビツィオーゾ Mission Winnow Ducati Ducati 1’24.411
    10 P・エスパルガロ Red Bull KTM Factory Racing KTM 1’24.418
    11 V・ロッシ Monster Energy Yamaha MotoGP Yamaha 1’24.532
    12 A・リンス Team SUZUKI ECSTAR Suzuki 1’24.540
    13 F・バニャイア Alma Pramac Racing Ducati 1’24.598
    14 F・モルビデリ Petronas Yamaha SRT Yamaha 1’24.630
    15 S・ブラドル Team HRC Honda 1’24.755
    16 A・エスパルガロ Aprilia Racing Team Gresini Aprilia 1’24.865
    17 J・ザルコ Red Bull KTM Factory Racing KTM 1’24.948
    18 A・イアンノーネ Aprilia Racing Team Gresini Aprilia 1’25.003
    19 K・アブラハム Reale Avintia Racing Ducati 1’25.139
    20 T・ラバト Reale Avintia Racing Ducati 1’25.233
    21 H・シャーリン Red Bull KTM Tech 3 KTM 1’25.269
  • MotoGP | ホンダ 第11戦 オーストリアGP プレビュー

    MotoGP | ホンダ 第11戦 オーストリアGP プレビュー

    過去2年連続でオーストリアGP2位のマルケスが、大会初制覇に挑む
    チェコGPからの連戦となる第11戦オーストリアGPが、8月9日(金)から11日(日)の3日間、レッドブル・リンクで開催される。レッドブル・リンクは1969年に完成したサーキットで、当初はエステルライヒリンクという名称だったが、95年にA1リンクとなり、2010年からはレッドブル・リンクへと改称された。

    オーストリアGPは、1971年にザルツブルグで初めて開催され、94年までの24年間で22回行われた。その後、A1リンクで96年、97年に開催されている。レッドブル・リンクに名称が変更されてからは、2016年に19年ぶりに大会が復活し、今年で4年連続の開催となります。オーストリアGPとしては、今年で通算28回目を迎える。

    レッドブル・リンクは、ウイーンから南西約200kmのシュピールベルクにあり、オーストリアのほぼ中央に位置します。一周4.326kmのコースは、アップダウンに富んだハイスピードコースで、コーナー数は10(右7/左3)とシンプルなレイアウト。

    過去、Honda勢は、A1リンク時代の96年と97年に2年連続で、125cc、250cc、500ccの3クラスを制している。最高峰クラスでは96年にアレックス・クリビーレ(99年のチャンピオン)、97年にミック・ドゥーハン(94年から98年までの5年連続チャンピオン)とHonda勢でMotoGPレジェンドに名前を連ねる両選手が優勝した。

    19年ぶりの開催となった2016年は、事前テストに参加しなかったこともあり、マルク・マルケス(Repsol Honda Team)は5位に終わった。そして、グランプリの復活2年目の17年は、マルケスがトップと僅差の2位、昨年の大会でもマルケスは僅差の2位と、あと一歩、優勝に届かなかった。しかし、フィニッシュラインまで繰り広げられた手に汗を握る戦いはサーキットに集まった大観衆を興奮させた。

    マルケスは、前戦チェコGPで今季6勝目、MotoGPクラスで通算50勝を挙げた。チェコGP終了後の月曜日には、ブルノで公式テストに参加し、データの収集とマシンのセットアップに励み、今大会の準備を進めた。マルケスにとってレッドブル・リンクは、まだ優勝経験がないサーキットの一つ。今年は3年連続PPと大会初制覇に挑む。

    ランキング総合8位のカル・クラッチロー(LCR Honda CASTROL)は、16年はジャンプスタート。17年はセッティングが決まらずに2年連続15位と苦戦が続いた。しかし、18年は表彰台にあと一歩の4位でフィニッシュした。前戦チェコGPでは5位。今年はレッドブル・リンク初表彰台と初優勝を目指す。

    総合11位の中上貴晶(LCR Honda IDEMITSU)は、第8戦オランダGPで痛めた左足首もほぼ完治し、前戦チェコGPでは9位と3戦ぶりのトップ10フィニッシュを果たした。昨年の大会は旋回性に苦しんで15位だったが、今年はトップ10フィニッシュを目指しす。

    ケガで欠場のホルヘ・ロレンソ(Repsol Honda Team)の代役として、3戦連続の代役出場となるステファン・ブラドルが、3年ぶりにレッドブル・リンクのレースに挑む。16年は当時所属していたアプリリアから参戦してノーポイントだったが、今年はトップ10フィニッシュを目指す。鈴鹿8時間耐久ロードレースから3週連続のレースとなるが、Repsol Honda Teamのチームポイント獲得に大きな期待が寄せられる。

    マルク・マルケス(MotoGP 総合1位)
    「夏休みが明けてから忙しい毎日が続いています。チェコGPの優勝はとてもうれしい出来事でしたが、今はオーストリアGPに向けてまた集中しています。そして、準備をしなければなりません。レッドブル・リンクはとてもユニークなサーキットです。ブレーキングの安定性とマシンのパワーが重要になります。過去2年、優勝できませんでしたが、とても楽しいレースができました。今年もおもしろくなると思います」

    カル・クラッチロー(MotoGP 総合8位)
    「チェコGPは力強い走りができました。後方グリッドからのスタートとなってしまったことだけが残念です。そのため序盤にかなりタイムをロスしてしまいました。今週末はもっといいグリッドポジションを獲得できることを願っています。レッドブル・リンクのレイアウトは、自分はあまり得意ではありませんが、今はそれは問題ではありません。好きか嫌いかにかかわらず、どのサーキットも同じようにアタックしていきます。ブルノで月曜日にテストを行いました。新しいパーツもテストしましたが、現行マシンのテストに集中しました。マシンのフィーリングをよくするために、Hondaは一生懸命がんばってくれています」

    中上貴晶(MotoGP 総合11位)
    「オーストリアでMotoGPマシンに乗るのは今年で2度目になります。今大会も一生懸命取り組み、ブルノで行ったテストの成果を活かせればいい結果を残せると思います。チェコGPはエッジグリップに少し苦戦し、コーナーでうまくコントロールできませんでした。そこでテストではコーナー立ち上がりでもっと速くなれるようにセットアップに取り組みました。このサーキットではこれがとても重要になります。レースウイークが始まるのが楽しみです」

    ステファン・ブラドル(MotoGP 総合21位)
    「ブルノでHonda RC213Vのいいフィーリングを見つけることができたので、今週末に向けてワクワクしています。オーストリアではもっと早くいいペースをつかめると思います。このサーキットは、一度しか走ったことがないところですが、自信はあります。このような機会を与えてくれたHRCとチームに感謝しています。今週末も実りのある週末にしたいと思います」