タグ: オランダグランプリ

  • 2023年 F1オランダGP:サーキット&タイヤコンパウンド解説

    2023年 F1オランダGP:サーキット&タイヤコンパウンド解説

    2023年F1第14戦オランダGPが、8月25日から8月25日にザントフォールト・サーキットで開催される。公式タイヤサプライヤーのピレリが2023年オランダグランプリのタイヤについて解説した。

    オランダGPでは、ハード(C1)、ミディアム(C2)、ソフト(C3)がノミネートされた。これは過去2年(ザントフォールトがカレンダーに復帰して以来)と同じ選択だが、現在のC1コンパウンドは以前のものよりもソフトになっているという違いがある。

    ザントフォールトでは1952年以来、計32回のF1グランプリが開催されており、トラックは35年ぶりに2021年にカレンダーに復帰した。ザントフォールトで最も成功したチームは8勝を挙げたフェラーリで、最多勝利ドライバーはジム・クラーク(4勝)。

    昨年はほとんどのドライバーが3回のピットストップを行った。理論上、最速の戦略は2回ピットストップだが、タイヤマネジメントに注意すれば1回だけのピットストップも可能だ。昨年は、遅いセーフティカー(バーチャルセーフティカーに続く)により、ソフトタイヤでの最終ストップが可能になった。

    コース幅が狭く、コーナーが連続するため、オーバーテイクは難しい。そのため、予選は最終結果を左右する重要なものとなる。

    F1 オランダGP

    1948年に開設されたザントフォールト・サーキットは、北海に隣接する砂丘の間に位置する。その結果、砂がコースに吹き飛ばされ、タイヤのグリップが低下することがあ。バーレーンのサヒールでもそのリスクがある。

    オランダGPはモンツァの1週間前にシーズン後半戦が始まる。F1ピレリ・グラン・プレミオ・ディタリア2023は9月1日から3日まで開催され、フェラーリとアルファタウリのホームレースとなる。

    オランダグランプリ F1l

    マリオ・イゾラ(ピレル モータースポーツディレクター)
    「シーズン後半戦はユニークなレースで幕を開ける。オランダGPはF1カレンダーの中でも伝統的に最も過酷なトラックのひとつであるザントフォールトが舞台となる。3年前にF1のスケジュールに復帰したコースであり、マックス・フェルスタッペンが地元の声援に応えて、過去2戦で2勝を挙げ、ファンに十分な恩返しをした。非常にツイスティなトラックで、ターン3とターン14の2つのバンクコーナーはインディアナポリスよりも急だ。このようなコーナーでは、バンクにより速度が上がるにつれて垂直方向の力が増加するため、タイヤにかかるストレスは通常のコーナーを通過する場合よりも大きくなる。少なくとも名前に関する限り、2022年と同じタイヤ、C1、C2、C3を持ってきた。ただし、現行のC1は実は今年のニューコンパウンドで、C2と従来のC1(現在はC0と呼ばれている)の中間に位置している。昨年は2度のニュートラリゼーションを経験したが、トップ3ドライバーを含む14人以上のドライバーが3種類のコンパウンドを使用し、ピットウォールの戦略家が利用できる幅広いオプションを強調した」

  • ランス・ストロール、感染症のためF1オランダGPのメディア活動を欠席

    ランス・ストロール、感染症のためF1オランダGPのメディア活動を欠席

    ランス・ストロールは、感染症のためF1オランダGPの木曜日のメディア活動を欠席した。

    アストンマーティンF1チームは、ストロールが感染症から回復中であることを確認したが、「体調は良好」であり、「今週末もドライブする予定だ」と述べた。ストロールは左耳の下に包帯を巻いてガレージ内で目撃されている。

    万が一、ストロールが欠場した場合、フォーミュラEチャンピオンで、リザーブドライバーのストフェル・バンドールンが代役を務めることになる。

    ストロールにとって、シーズン後半戦は苦しいスタートとなりそうだ。今年はチームメイトのフェルナンド・アロンソが表彰台を何度も獲得している一方で、ストロールはまだトップ3フィニッシュを果たしておらず、ベテランのスペイン人ドライバーとの差を縮めたいと考えている。

    それにもかかわらず、アストンマーティンF1チームのテクニカルディレクター、ダン・ファローズは二人のドライバーの仕事ぶりを称賛している。ザントフォールトでは、戦力を取り戻すためにそれを利用する必要がある。

    「ランスがプレシーズンに自転車事故で負った怪我と回復を考慮すると、彼は素晴らしいチームメイトとともに非常に良いパフォーマンスを見せている」とファローズはウェブサイトで説明した。

    しかし、アストンマーティンF1チームは最近のレースでメルセデスとマクラーレンに抜かれた。ストロールと彼のチームはコンストラクターズランキングで3位をキープしているが、フェラーリも彼らに迫っている。

    「我々はAMR23に対する理解を深めるため、たゆまぬ努力を続けてきた。マシンの弱点をよく理解できたと思うし、それを解決しようとしているところだ」とファローズは説明する。最新の調整を施したザントフォールトでのマシンのパフォーマンスが、週末にランスとフェルナンドがポイント争いをする上で、正しい方向に向かっていることを確認できることを期待している。

    「両ドライバーは、マシンと改善点を理解する上で絶対に欠かせない存在だ」とテクニカル・ディレクターは締めくくった。

    F1界を駆け巡っている噂の中には、ストロールがテニスに集中するため、近いうちにレースを離れるのではないかというものもある。

    ジャーナリストのベン・アンダーソンはポッドキャストThe Race のエピソードでこのことに触れ、アロンソはストロールに対してパフォーマンスが良すぎると主張。アロンソはチームメイトに102ポイントのリードを築いている。

    契約は毎年自動更新されるため、ストロールは自主的にF1を去ることを選択する可能性もある。

  • 角田裕毅、F1オランダGPにむけて充電完了 「予選に焦点を当てていく」

    角田裕毅、F1オランダGPにむけて充電完了 「予選に焦点を当てていく」

    角田裕毅が、2023年第14戦オランダGPへの意気込みを語った。

    前半戦は戦闘力の劣るアルファタウリF1チームのマシンで苦戦を強いられたが、それでもチームの3回の入賞のすべてを達成した角田裕毅、後半戦にむけて休暇とトレーニングにメリハリをつけて夏休みを過ごすことができたと語る。

    「ベルギーでのシーズン前半戦の締めくくり方には満足しています。ポイントを獲得するのは久しぶりできた。そのおかげでポジティブな気分で夏休みに入ることができたし、そのモチベーションを保ったまま今週末からシーズン後半戦を迎えることができます」と角田裕毅はコメント。

    「リラックスした時間を過ごすためにテネリフェ島に行って休暇を始めました。その後、残りのシーズンに向けて最高の状態で臨むために、オーストリアで6日間トレーニングをしました。休暇とトレーニングのメリハリをはっきりつけました。両方を組み合わせようとするよりもはるかに優れています」

    「トレーニングはうまくいったし、体調もよく、リラックスしていて、また頑張っていく準備はできています。前半戦の忙しさから数日間完全に休養し、集中力を高めてから数日間のトレーニングに戻るというのは、リセットのようなもので、とても重要なことでした」

    「また今週初めには、次の2つのレースに備えるため、シミュレーターでの調整も行ないました。ザントフォールトでは過去に2回レースをしていて、昨年はQ3に進出したこともありましたが、一度も完走したことがないので、今週末はそれを正したいと思っています」

    「このトラックはテクニカルで、急なバンクのあるコーナーや低速コーナーと高速コーナーが混在しているところなど、独特の特徴があるから好きです。体力的にもかなり厳しいですね。スパはうまくいきましたが、その多くはトラックの特殊な性質や天候に左右されたため、ここでどのようにパフォーマンスを発揮するかはわかりませんが、今回も良いレースができることを願っています。コースが非常に狭いため、予選をうまく進めることに主な焦点を当てますが、今シーズンは予選に少し苦労しているので、どうなるか見てみましょう」

  • F1オランダGP、2023年のトロフィーは1939年のカップをリデザイン

    F1オランダGP、2023年のトロフィーは1939年のカップをリデザイン

    2023年F1オランダGPのトロフィーの写真が公開された。

    デザイナーのスタジオ・ピエト・ブーンによると、今年のトロフィーは1939年のオランダGPで授与されたカップをリデザインしたもので、オランダの王家の紋章が大きくあしらわれている。優勝ドライバーには金色、2位ドライバーには赤色、3位ドライバーには青色の紋章があしらわれる(下図参照)。

    「長年にわたり、自動車レースはオランダ文化の中で傑出した地位を築き上げ、国家の誇りを象徴してきました。これに敬意を表して、オランダ王室の紋章がトロフィーのデザインに大きく組み込まれています。」

    オランダグランプリ

    また、トロフィーはオランダの何世紀にもわたる磁器と土器の歴史と伝統を象徴するセラミックで作られている。

    「そのユニークさに加えて、トロフィーはセラミックで作られています。1653 年以来デルフト ブルーの巨匠であるロイヤル デルフトと協力して、トロフィーは理想的な職人を見つけました」

    オランダGP

    ピエト・ブーンは2021年のオランダGPのトロフィーも1939年のカップに倣ったが、こちらはビール瓶を再利用して製造され、ザントフォールト海岸の砂が刻印されている(右下)。

    しかし2022年、オランダGPのトロフィーはパブロ・ルッカーがデザインし、大会のタイトルスポンサーへのオマージュとしてまったく異なるデザインを採用した(左下)。

    レッドブルと地元の英雄マックス・フェルスタッペンがザントフォールトでの優勝候補に挙がっている中、オランダGPの公式アカウント『X(旧Twitter)』がレッドブルの最近のトロフィー破損癖をからかっている。

    ブダペストの表彰台ではランド・ノリスがシャンパンボトルを叩き、フェルスタッペンの陶器製トロフィーが落下して粉々になり、代替品が作成された。

    ベルギーGPでは、レッドブルのチーム勝利の記念撮影の際、エナジードリンクシャワーからスタッフが逃げ出した際に、優勝したコンストラクターズのトロフィーが倒れる場面があった。

    今週初め、オランダGPのアカウントはこれらの事件に言及し、優勝トロフィーをプチプチに包んで投稿した。「トロフィーではなく、記録を更新しよう」

  • F1オランダGP主催者、“オレンジアーミー”の発煙筒の使用を禁止

    F1オランダGP主催者、“オレンジアーミー”の発煙筒の使用を禁止

    F1オランダGPのオーガナイザーは、今週末のザントフォールトでの発炎筒の使用を取り締まると発表した。レースディレクターも発煙筒がドライバーにとってもファンにとっても「危険」な行為だと指摘している。

    マックス・フェルスタッペンのファンは同じ色に身を包むことで知られており、近年は『オレンジアーミー』がさらに一歩進み、お気に入りのドライバーを応援するためにレース後、時にはレース中に発炎筒を焚いている。

    しかし、現在ではその煙がファンやドライバーの間で問題になっており、ザントフォールトのサーキット関係者は今週末のオランダGPでの発煙を避けようとしている。

    オレンジ色の雲の光景はテレビカメラではスペクタクルに映るが、実際のレベルではドライバーにとってはまったく異なる体験となる。

    フェルスタッペン自身、昨年のザントフォールトで、Q2で発炎筒をコースに投げ入れて赤旗を出したファンがいたため、不適切なタイミングで発炎筒を放ったファンを批判したが、メルセデスF1のチーム代表のトト・ヴォルフはさらに一歩踏み込み、発炎筒を投げつけたファンを「大馬鹿者」と烙印を押した。

    だが、発炎筒を持ったファンはお気に入りのドライバーを応援するために現れ続けている。彼らはフェルスタッペンの母国でのレースを前に、発炎筒を持ち込まないよう厳重注意を受けた。

    オランダGPのディレクターであるイムレ・ファン・ルーウェンは「このスポーツとマックスの人気により、数年前のオーストリアGPではファンが発炎筒を持ち込んだ」とMotorsportに語った。

    「テレビで見るとその映像は素晴らしく、発煙筒を使った映像も撮影されていたので、普通のファンは、発煙筒を持ってきた彼が、フーリガンではなく、良いファンだと思うだろう」

    「だが、今、あまりに数が多すぎて危険であり、健康にも良くないことがわかった」

    「我々は今、発煙筒を持っている人は良いファンではなく、発煙筒を持っていないのが良いファンだということを人々に知らせなければならない。そして、発炎筒を見たら、『みんな、これは私の健康に危険だ』と言うようにしなければならない」

    「2年前のオーストリアのフォーメーションラップでは、ドライバーたちの視界が悪かった。これはドライバーにとっても危険なことだ。それは普通のファンには分からないことだった」

    「彼らは発煙筒を持った2人の男を見ただけだったが、その後4人、そして8人、16人、32人と増えていった。我々は今これを鎮圧しなければならない」

  • F1オランダGP 2023年:開催スケジュール&テレビ放送時間

    F1オランダGP 2023年:開催スケジュール&テレビ放送時間

    2023年F1第14戦オランダGPの開催スケジュールとテレビ放送時間。2023年オランダグランプリの決勝が8月25日(金)~8月27日(日)の3日間にわたってザントフォールト・サーキットで開催される。

    夏休みを終えてF1後半戦がスタート。2021年に36年ぶりにF1カレンダーに復活したオランダグランプリ。ザントフォールトは、多くの標高の変化に加えて、速くて狭いターンで、明らかにオールドスクールな雰囲気を持っている。

    だが、1985年にF1を最後に開催したトラックとは多少異なっている。特に、ターン3と14(元サーキットディレクターのジョン・フーゲンホルツとオランダ人ドライバーのアリー・ルイエンダイクにちなんで名付けられた)は現在、約19度でバンクされている。これはインディアナポリスのバンク(約9度)の約2倍となる。つまり、マシンは以前よりもはるかに速くこれらのコーナーを通過でき、タイヤにかかるエネルギーが増加する。

    ザンドフォールトはビーチ近くの砂丘のエリアにあり、通常、バーレーンのような場所で問題となる、風がトラックに砂を吹き付けてグリップに影響を与えることがある。
    日本とオランダの時差は7時間。F1オランダGP 決勝は、8月27日(日)の22時(現地時間15時)からフォーメーションラップが行われる。

    2023年 第14戦 F1オランダGP 開催スケジュール
    ■8月25日(金)
    フリー走行1: 19:30~20:30(12:30~13:30)
    フリー走行2: 23:00~24:00(16:00~17:00)
    ■8月26日(土)
    フリー走行3: 18:30~19:30(11:30~12:30)
    予選 : 22:00~23:00(15:00~17:00)
    ■8月27日(日)
    決勝: 22:00~(15:00~)
    ※日本時間(現地時間)

    2023年 F1オランダGP テレビ放送時間(フジテレビNEXT)
    ■フリー走行1
    8月25日(金) 19:20~21:10
    ■フリー走行2
    8月25日(金) 22:50~24:40
    ■フリー走行3
    8月26日(土) 18:20~20:10
    ■予選
    8月26日(土) 21:50~26:00
    ■決勝
    8月27日(日) 21:10~26:50
    ※時間はいずれも日本時間

    2023年 F1オランダGP ネット配信(DAZN)
    ■フリー走行1
    8月25日(金) 19:25~
     <解説>柴田久仁夫 <実況>笹川裕昭
    ■フリー走行2
    8月25日(金) 22:55~
     <解説>小倉茂徳 田中健一
    ■フリー走行3
    8月26日(土) 18:25~
     <解説>浅木泰昭 田中健一
    ■予選
    8月26日(土) 22:00
     <解説>中野信治 田中健一
    ■決勝
    8月27日(日) 21:10~
     <解説>中野信治 <実況>サッシャ
    ※時間はいずれも日本時間

    ザントフォールト・サーキット
    FORMULA 1 HEINEKEN DUTCH GRAND PRIX 2023
    2023 オランダグランプリ
    サーキット名: ザントフォールト・サーキット
    コース全長: 4.259km
    周回数:72
    レースディスタンス:306.587km
    ラップレコード:1分11秒097(ルイス・ハミルトン / 2021年)

  • フェラーリF1、ロバート・シュワルツマンをオランダGPのFP1に起用

    フェラーリF1、ロバート・シュワルツマンをオランダGPのFP1に起用

    スクーデリア・フェラーリは、今週末の2023年F1第14戦オランダGPのフリー走行1回目にカルロス・サインツに代えてテストドライバーのロバート・シュワルツマンを起用することを発表した。

    シュワルツマンは、2022年にフェラーリF1チームのテストドライバーとなり、F2でオスカー・ピアストリに次ぐ2位を獲得している。2回のプラクティスでルーキーを走らせるというチームの義務を果たす。

    シュワルツマンは、2022年シーズンをサイドラインで過ごした後、今年、現役復帰し、GTワールドチャレンジ・ヨーロッパに参戦している。

    今のところ、マクラーレン、アルファタウリ、ウィリアムズだけが、それぞれのフルタイムデビュー戦がバーレーンで行われた後、今年2回のルーキーセッションのうち1回を終えている。

    メルセデスは、若手ドライバーの起用計画を部分的に伝えている唯一のチームであり、F2タイトル候補のフレッド・ベスティがメキシコ・シティでW14をドライブすることになっている。

    スクーデリア・フェラーリのF1チーム代表であるフレデリック・バスールは「ロバートはカルロスのマシンでザントフォールトを走り、シャルルのマシンでおそらくアブダビを走るだろう」と語った。

    スクーデリア・フェラーリ F1 オランダグランプリ

    また、バスールは、プラクティスセッションをいつ諦めるかどうかの決断はレースドライバーに委ねられていると語った。

    「簡単な状況ではないことは分かっているが、カルロスはとても率直だった」とバスールは語った。

    「決断するのはそれほど簡単ではない。なぜなら、シンガポールや日本、ラスベガスでは開催できないのは明らかだし、オースティンやカタールではスプリントイベントもあるので実施できない」

    「そして、タイヤアロケーションが少し異なるレースも難しい。結局のところ、選択肢はそれほど多くない。」

  • F1オランダGP、2020年の開催は「まだ決定ではない」

    F1オランダGP、2020年の開催は「まだ決定ではない」

    F1オランダGPのスポーツディレクターを務めるヤン・マラースは、2020年にF1オランダGPの開催は“まだ決定ではない”と語った。

    F1のオーナーであるリバティメディアは、2020年のF1カレンダーにオランダGPを組み込むための最終期限を3月31日に設定ていたが、その前日にいくつかのメディアはF1オランダGPの開催にゴーサインが出たと報じていた。

    報道によると、FOM(フォーミュラ・ワン・マネジメント)がF1オランダGPの開催の候補に挙げられているザントフォールトに「2020年から5年にわたる開催契約を結ぶことを保証した」とある関係者が語ったとされている。

    F1の商業権保有者であるリバティ・メディアは、地元オランダのヒーローであるマックス・フェルスタッペンに対する同国民の情熱と熱狂を利用したいと考えており、オランダGPの復活について常に前向きな姿勢をとっている。

    しかし、元F1ドライバーでザントフォールトのスポーツディレクターを務めるヤン・ラマースは「まだ時期尚早だ」と語る。

    「我々は正しい方向に進んでいるが、まだ最終的な調整に取り組んでいるところだ」

    「それがすごく信頼できる関係者であることを望んでいる。そのような噂を耳にするのは非常にうれしいことでもある。だが、そういった報道は少し早計だと思っている。いずれにしろ、我々はそれらのことを発表できる立場ではない」

    「F1はザントフォールトのことだけを考えているわけではない。他にも21~22レースがあるからね

    「すべてが完了すれば、我々もそのニュースを発表することになるだろう。だが、まだそこには至っていない。しかし、我々は楽観的だ」

  • マックス・フェルスタッペン人気がF1オランダGPを復活させる?

    マックス・フェルスタッペン人気がF1オランダGPを復活させる?

    リバティメディアは、オランダのザントフォールトにF1オランダGP開催をオファーしており、2020年までにF1オランダGPが復活する可能性があると報じられている。

    近年、オランダ出身のマックス・フェルスタッペンの人気は凄まじく、多くのグランプリでグランドスタンドがオランダのナショナルカラーであるオレンジ色に染まっている。

    オランダの De Telegraaf によると、リバティメディアは、ザントフォールトに2000万ユーロ(約25億7000万円)のF1オランダGP開催契約を正式にオファーしたと報道。開催料に加えて、全体の運営費を3000万ユーロ(約38億7000万円)と見積もっている

    ザントフォールトの所有者であるバーナード・ファン・オラニエ王子は、30年ぶりにF1オランダGPが復活する可能性を示唆いしている。

    「我々が今サインをすれば、オランダは2020年に再びグランプリを開催することになる」とバーナード・ファン・オラニエ王子はコメント。

    「マックス・フェルスタッペンの存在もあり、我々全員がこれが唯一無二のチャンスであることをよくわかっている」

    ザントフォールトではF1が30回開催されており、最後のレースとなった1985年ではニキ・ラウダが優勝している。

  • 【MotoGP】 ホンダ:第8戦 オランダGP 決勝レポート

    【MotoGP】 ホンダ:第8戦 オランダGP 決勝レポート

    2018年のMotoGP 第8戦オランダGPは、今季2度目のポールポジションを獲得したマルク・マルケス(Repsol Honda Team)が好スタートを切ると、8台で形成されたトップグループに加わり、今季4勝目を挙げた。今季最もし烈な戦いとなり、8台のトップグループは目まぐるしくポジションを入れ替えた。

    序盤はマルケス、その後、ホルヘ・ロレンソ(ドゥカティ)が首位に立ち、中盤にはアンドレア・ドヴィツィオーゾ(ドゥカティ)、バレンティーノ・ロッシ(ヤマハ)と首位が入れ替わるが、終始、トップグループにつけたマルケスは、ラスト5周でスパートを掛けると、ラスト3周にはレース中の自己ベストタイムを刻みライバルを突き放した。それからもペースを緩めず、2位争いの集団に2秒以上のリードを築き、26周のレースで真っ先にチェッカーを受けた。

    今大会は、トップグループに加わった選手全員に勝利のチャンスがあるし烈な戦いだった。その中でマルケスは、フリー走行、予選、そしてウォームアップで築きあげた速さと安定した走りを見事に再現。終盤の圧倒的な強さには、サーキットに集まった10万人のファンも大喜びだった。

    これで今季4勝目。総合2位で今大会5位に終わったロッシとの差を27点から41点へ、総合3位で今大会3位のマーベリック・ビニャーレス(ヤマハ)に47点差とし、3年連続5度目のタイトル獲得にまた一歩前進した。

    今季2度目のフロントローからトップグループに加わったカル・クラッチロー(LCR Honda CASTROL)は、表彰台圏内を走行するが、ラスト2周でオーバーランを喫し、6番手へとポジションを落とした。アルゼンチンGPの優勝に続き、今季2度目の表彰台が期待される走りと内容だったが、あと一歩届かなかった。

    予選で苦戦したダニ・ペドロサ(Repsol Honda Team)は、決勝でも思うように追い上げることができず15位。18番グリッドからのスタートということで、序盤は混戦の中でリズムをつかめず苦戦するが、徐々に本来の走りを取り戻すと後半は今大会の自己ベストラップを刻んだ。結果は15位。ペドロサにとっては残念なリザルトだが、次戦ドイツGPは得意とするサーキット。今大会の雪辱に向けて闘志をかきたることになった。

    13番グリッドから決勝に挑んだ中上貴晶(LCR Honda IDEMITSU)は、オープニングラップ15番手と出遅れ、その後も思うようにペースを上げられず19位。目標とするポイント獲得とトップ10フィニッシュを果たせなかった。今大会はリアのグリップ不足に苦しんだ。2日後に行われるチェコでのテストで今大会の問題解消に挑む。トーマス・ルティ(Estrella Galicia 0,0 Marc VDS)は、予選22番手から20位でフィニッシュ。今大会もポイント獲得は果たせなかった。

    マルク・マルケス(MotoGP 優勝)
    「アドレナリンが出続ける、信じられないレースでした。このスポーツをしている理由の一つが、こうした戦いです。昨日はこのようなレースになることを期待していました。しかし、これほど厳しい戦いになるとは思いませんでした。今日は風がありました。その風の中でグループに加わった全員がバトルをしていました。そして、だれもがどこかでだれかと接触したと思います。アタックして守る。その繰り返しでした。何度もすごい瞬間がありました。転倒のリスクもありました。クレイジーでした。作戦通りに走ることも、作戦を立てることも不可能でした。そのため、とにかく戦って、最後に何ができるかを考えることにしました。残り3周になってからは、タイヤやチャンピオンシップのことは考えず全力を出しました。タイトル争いをしているときは、前にいるライダーの数をなるべく少なくしたいので、とにかく集団の人数を減らそうをしました。でも、それも難しいことでした。ラストラップを迎えたときに1秒半以上のアドバンテージができました。このときになって、やっと『よし、いけるぞ、とにかくこの周をフィニッシュしよう』と思いました。重要な勝利になりました。重要な25ポイントを獲得しました。これからも引き続きがんばって、プッシュし続けます。そして、同じレベルをキープしなければなりません」

    カル・クラッチロー(MotoGP 6位)
    「いいレースだったと思いますが、残り2周で失敗してしまいました。バレンティーノをパスしたときに、さらに前にいるライダーたちに向けてプッシュできると思ったのですが、大きなミスをしてしまいました。8コーナーで大きくはらんでしまい、6位という結果で我慢しなければなりませんでした。スタートはよかったし、1周目も悪くありませんでした。しかし、フロントタイヤがHonda勢には柔らかすぎたようで、あまりプッシュできませんでした。マルク(マルケス)が何度かブレーキングでパスされていたのも、このせいだと思います。とにかく自分のリズムを維持していいペースを刻もうと思いました。いいバトルになりました。僕は(レース前に)8人のライダーのうちだれが表彰台に立ってもおかしくないと言いましたが、その通りになりました。今日、いいレースができたのは、いい仕事をしてくれたチームのおかげです」

    ダニ・ペドロサ(MotoGP 15位)
    「すべてがとても難しい週末でした。いいスタートを切ることができず、序盤は全く前進できませんでした。序盤はプラクティスのときと同じフィーリングでしたが、徐々にペースを上げられるようになり、快適になっていきました。そして最後はペースも上がり、まずまずのラップタイムを刻むことができました。最終シケインの速さが十分ではありませんでした。そういう状態でしたが、最後は、レースウイーク中で一番いいラップを刻めました。予選でもっと速くなれるように取り組まなければなりません」

    中上貴晶(MotoGP 19位)
    「想定していたタイムに届かず、1分34秒台で走ることができませんでした。今日はリアにハードコンパウンドを選択しました。ソフトとどっちにするかずいぶん迷いましたが、ソフトはコーナーの立ち上がりの挙動が激しかったのでレース終盤のことを考えてハードを選択しました。タイヤチョイスは悪くなかったと思うのですが、思っていたような走りはできませんでした。それがどうしてなのか、水曜日にブルノでテストがあるので、今日の原因をしっかり追求したいです。今大会はウイークを通してリアのグリップに苦しみました。旋回性にも苦しみました。今日はシケインの不通過でペナルティーを取られたのですが、他のライダーもグリーンのラインを走っていたと思います。自分はしっかりポジションを落としてレースに復帰していたし、1.5秒加算されたことは納得のいかない裁定でした」

    トーマス・ルティ(MotoGP 20位)
    「このレースは僕にとってはあまり楽しくはありませんでした。スタートしてから、できることはありませんでした。プッシュしようとするとマシンがコントロールできなくなり、前の集団についていけませんでした。そのため自分のライディングに集中して、ポジションを変えたりしながら、レースを完走できるように集中しました。これからブルノで重要なテストがあります。ドイツのレースの前に電気系のセットアップなどたくさんのことを試したいと思います」

    関連:【MotoGP】 第8戦 オランダGP 結果:マルク・マルケスが今季4勝目