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  • 【動画】 ベッテル、レース終了直後にフェルスタッペンに謝罪

    【動画】 ベッテル、レース終了直後にフェルスタッペンに謝罪

    セバスチャン・ベッテルは、F1イギリスGPのレース終了直後にパルクフェルメでマックス・フェルスタッペンに謝罪にいき、握手を交わした。

    セバスチャン・ベッテルは、マックス・フェルスタッペンに抜かれた直後にブレーキングの判断を誤って追突。フェルスタッペンはコース外に弾き出されるとともにマシンにダメージを負い、表彰台のチャンスを逃した。

    マックス・フェルスタッペンは謝罪を受け入れ、「レーシングアクシデントであり、ベッテルの故意で起きたことではないので、怒っているわけではないが非常に残念だ。マシンから降りた直後に、ベッテルは謝罪に来てくれた。ファンの皆さんに『モータースポーツは面白い』と改めて感じてもらえるシーンを見せられたのではないだろうか」と語っている。

  • アントニオ・ジョビナッツィ、ハミルトンの勝利を決定づけたリタイア

    アントニオ・ジョビナッツィ、ハミルトンの勝利を決定づけたリタイア

    アルファロメオ・レーシングのアントニオ・ジョビナッツィは、F1イギリスGPでスピンを喫してリタイアしたのは原因不明のパンクによるものだと語った。

    トップ10圏内を走行していたアントニオ・ジョビナッツィだが、21周目にグラベルでストップ。このリタイアでレースにはセーフティカーが導入された。

    「レースを完走できなかったのは残念だ。クルマの何かがおかしくなってグラベルに突っ込んでしまった。それが何だったのかはまだ分からない。クルマが戻ってきたら調べるつもりだ」とアントニオ・ジョビナッツィはコメント。

    「残念だけど、レースとはそういうものだ。キミにかなり近づいていたし、2人とも同じような戦略だったので、ポイントを獲得できた、もしくはポイントに近いところまではいけたはずだ。それでも僕たちのパフォーマンスについては喜んでいいと思う。チームにとってはいい結果を出せたし、また前進を果たすことができた。ミッドフィールドはとても拮抗しているので、そこに居続けるためにはハードワークを続けていかなければならない」

    アントニオ・ジョビナッツィのリタイアによって導入されたセーフティカーによって、まだピットストップを行っていなかったルイス・ハミルトンはフリーストップが可能となり、結果的に勝利を手にすることになった。

    ルイス・ハミルトンは「最初のスティントを数ラップ伸ばしたしたときにセーフティカーが出てくれて、バルテリの前で戻れたし、僕にとっては完璧なタイミングだった」と語っている。

  • トロロッソ・ホンダ 「期待以上にマシンからパフォーマンスを引き出せた」

    トロロッソ・ホンダ 「期待以上にマシンからパフォーマンスを引き出せた」

    トロロッソ・ホンダのテクニカルディレクターを務めるジョディ・エギントンが、F1イギリスGPの決勝レースを振り返った。

    ポイント圏内にいたアレクサンダー・アルボンは、セーフティカー導入時点でスタート時のソフトタイヤからミディアムタイヤに交換を済ませていたが、戦略的にはもう1度タイヤ交換が必要だった。

    しかし、不運にもパワーユニットの高圧電力系に問題が発生し、安全面を考慮して2度目のピットストップを行うことができなかった。それにもかかわらず、アルボンは最終ラップにパスされるまでポジションをキープし、11位フィニッシュというあと一歩でポイント獲得という健闘を見せた。

    「今日のレースはかなり波乱含みで、ポイントを獲得できたとはいえ、もっとうまくやれたのではないかという疑問を投げかけている」とジェディ・エギントンはコメント。

    「アレックスは素晴らしい走りを披露した。様々な点でピット戦略の選択肢が制限され、レースをとしてマシンのあらゆるトラブルに対処しなければならなかったので特にそう思う。プライムタイヤをしっかりと管理したものの、レース終了から2周で終わってしまい、ヒュルケンベルグを抑えきれなかった」

    チームメートのダニール・クビアトは、後方グリッドから着実に順位を上げ、力強いレース運びを披露した。序盤でミディアムタイヤに交換した後、セーフティカー導入のタイミングでハードに履き替え、そこからポイント圏内までポジションアップ。9位でチェッカーフラッグを受けた。

    「ダニーのレースはそこまで波乱は少なく、セーフティカー中にベースタイヤに交換するチャンスを生かし、レースの残り3分の1で攻撃できる状態に持ち込めたが、残念ながら、キミを追い抜くには時間が足りなかった」

    「ここでは期待していた以上にマシンからパフォーマンスのレベルを引き出せていたので、その点についてはポジティブだが、ミッドフィールドが僅差であることを考えれば、ミスを犯す余地はないし、積極的に開発を続けていかなければならない」

  • ホンダ | 2019年 F1イギリスGP 決勝レポート

    ホンダ | 2019年 F1イギリスGP 決勝レポート

    F1イギリスGP決勝は、ホンダのパワーユニットを使用する4台のうち、3台がポイントを獲得。レッドブル・ホンダは表彰台争いを繰り広げたが、マックス・フェルスタッペンがフェラーリのセバスチャン・ベッテルに追突されるアクシデントの影響を受けて後退を余儀なくされた。

    マックス・フェルスタッペンとピエール・ガスリーは、序盤からトップ6のポジションでレースを進める。

    マックス・フェルスタッペンは前を行くシャルル・ルクレール(フェラーリ)をパスしようと仕掛ける間に、ピエール・ガスリーはターン3でベッテルをオーバーテイクして5番手に浮上。その後、1度目のピットストップでは、レッドブルのメカニックが見事な作業によって、ルクレールより前の3番手でフェルスタッペンを送り出す。

    コース上でルクレールに再度先行されたものの、その後数周でセーフティカー(SC)が出動。このタイミングでフェルスタッペン、さらにその後ルクレールが2度目のピットインを行ったため、ベッテルが3番手、ガスリーが4番手に浮上し、フェルスタッペン、ルクレールというオーダーとなる。

    ガスリーの前に出たフェルスタッペンは、ベッテルにも迫り、残り15周となった37周目にターン15のストウコーナーでアウトサイドからオーバーテイク。しかし、その次のコーナーのブレーキング時にベッテルに後方から追突されてコースアウトを喫した。大きなクラッシュだったがそのまま走行を継続。5番手までポジションを下げる結果となった。チームとして表彰台は逃したものの、ガスリー、フェルスタッペンともに競争力を発揮してトップ3争いを展開。ガスリーは、F1での自己ベストリザルトに並ぶ4位でフィニッシュした。

    ポイント圏内にいたトロロッソ・のアレクサンダー・アルボンは、SC導入時点でスタート時のソフトタイヤからミディアムタイヤに交換を済ませていたが、戦略的にはもう1度タイヤ交換が必要だった。しかし、不運にもパワーユニットの高圧電力系に問題が発生し、安全面を考慮して2度目のピットストップを行うことができなかった。それにもかかわらず、アルボンは最終ラップにパスされるまでポジションをキープし、あと一歩でポイント獲得という健闘を見せた。

    チームメートのダニール・クビアトは、後方グリッドから着実に順位を上げ、力強いレース運びを披露した。序盤でミディアムタイヤに交換した後、SC導入のタイミングでハードに履き替え、そこからポイント圏内までポジションアップ。9位でチェッカーフラッグを受けた。

    田辺豊治 (ホンダF1 テクニカルディレクター)
    「今日の決勝ではフェルスタッペン選手が素晴らしい走りを見せ、2戦連続の表彰台が間近だっただけに、あのようなクラッシュでポジションを失ったことは非常に残念です。一方で、ガスリー選手が今季最高かつ自身のベストに並ぶ4位というリザルトを獲得したことはポジティブに捉えています。これをきっかけにさらなる上位争いに絡んでいってほしいと思います。Toro Rossoについてはクビアト選手が粘り強い走りとチームの的確な戦略により、17番グリッドからの入賞を果たしました。アルボン選手についてはレース中にPUの高圧電力系に問題が発生し、安全面のリスクを考慮したために2度目のピットストップを行えず、2台同時入賞を逃す形になってしまいました。ここから早急に問題の分析を進めていきます。我々としては残念な部分もありましたが、今日はオーストリアに続き、ファンにとっては見応えのあるレースになりました。この先のレースでもいい戦いを続けられるよう、懸命にプッシュを続けていきます」

    ピエール・ガスリー (レッドブル・ホンダ)
    「このレースウイークは初日から今日まで常に力強い走りができ、僕にとって今年一番のレースとなりました。本来僕たちがいるべき上位の中でバトルし、4位という結果でレースを終えることができて、とても喜ばしく思います。もちろん、表彰台まであと一歩であるポジションは“悔しくない”はずがありませんが、このレースウイークでチームとして正しい方向への大きな一歩を踏み出すことができました。ベッテル選手やルクレール選手とのバトルなど、レースを通してたくさん見応えのあるアクションを見せられたと思います。表彰台に立つためにまだ改善すべき点は残っているのですが、そう遠い現実ではないと感じているので、引き続き全力を尽くします。今日のようなレースが毎回できれば、さらに盛り上がるシーズンとなるはずです」

    マックス・フェルスタッペン (レッドブル・ホンダ)
    「マシンの調子はとてもよく、速さも見せられていたレースウイークであっただけに、表彰台を逃してしまったことはとても残念です。ルクレール選手とのバトルは手強いものではありましたが、とてもフェアであり、彼も上手にブロックして応戦したと思います。まだレースの先は長かったので、あまりリスクを負うような無理はせずにいました。明らかに僕たちのほうが速かったため、仕掛ける正しいタイミングを探りながらのバトルはとても楽しかったです。ハードタイヤに交換するためにチームが下した2回目のピットストップのタイミングの判断は正しく、ルクレール選手に対してアドバンテージを得ることに成功しました。それからはベッテル選手に追いつくのに十分なペースで走行することができたのですが、彼をオーバーテイクした後、ブロックをしたターン17で、ブレーキのタイミングが遅れたベッテル選手に後方から追突されてしまいました。その結果、縁石とグラベルを飛び越えてしまい、その瞬間『レースは終了してしまった』と思ったほどでした。パワステに違和感があり、フロアもダメージを負ったような感覚の中、自分がどうやって最後まで走らせることができたのか正直分かりません。そんな状況の中、5番手でポイントを獲得してレースを終えることができたので、この結果に十分満足しています。これはレーシングアクシデントであり、ベッテル選手の故意で起きたことではないので、怒っているわけではありませんが非常に残念です。マシンから降りた直後に、ベッテル選手は謝罪に来てくれました。ファンの皆さんに『モータースポーツは面白い』と改めて感じてもらえるシーンを見せられたのではないでしょうか」

    ダニール・クビアト (トロロッソ・ホンダ)
    「今日のレースにはとても満足しています。正直、後方グリッドからのスタートだったため、あまり期待はしていませんでした。このレースウイークを通して思ったようにリズムがつかめず、マシンのバランスにも苦戦をしていましたが、今日は必要なときにマシンのポテンシャルをすべて引き出すことができました。昨日セットアップの方向性を見出すことができたおかげで、マシンの感触が著しく改善しました。レース後半は、ライコネン選手と8番手争いのバトルを楽しむことができました。残念ながら残り周回数が足りず、仕掛けるチャンスがあまりないまま終わってしまいました。ここ最近悔しいレースが続いていたので、この大会で2ポイントを獲得できたことはとてもいい結果となりました」

    アレクサンダー・アルボン (トロロッソ・ホンダ)
    「タイヤのマネージメントが難しい一戦でした。あのセーフティカーのタイミングがラッキーに働いたドライバーもいれば、そうでなかったドライバーもいました。マシンに問題を抱えており、ピットインもできなければマシンにも触れず、他チームがタイヤ交換をする中で走行を続けなくてはならない状況でした。フラストレーションのたまるレースでしたが、そういうときもあるのだと自分に言い聞かせて、次戦に向けて気持ちを切り替えたいと思います」

  • カルロス・サインツ 「リカルドとの6位をかけたバトルは楽しかった」

    カルロス・サインツ 「リカルドとの6位をかけたバトルは楽しかった」

    マクラーレンのカルロス・サインツは、F1オーストリアGPの決勝で6位入賞を果たした。

    13番グリッドからスタートしたカルロス・サインツだったが、ミディアムタイヤでの第1スティントを伸ばした1ストップ戦略とセーフティカー導入のタイミングがぴったりと合って6番手に浮上。その後、ひとつ順位を落とすが、接触したセバスチャン・ベッテルが後退したことで再び順位を上げ、“ベスト・オブ・ザ・レスト”となる6位でレースを終えた。

    「良い日曜日だった! 厳しい土曜日の後、着実なスタートを切って、タイヤを管理して、良い戦略を実行することで挽回する計画だった」とカルロス・サインツはコメント。

    「今回も僕たちはそれを完璧に実行した。スタートでアルファロメオの2台をオーバーテイクしてミディアムタイヤのミッドフィールドランナーのトップに立った。ペースは良かったし、セーフティカーのアドバンテージを生かして今日実行するつもりだった唯一のピットストップを完了させた」

    「ピットストップの後は重要なときに本当に良いペースを刻むことができたし、6位をかけたリカルドとのバトルは激しかったけど、楽しかった。良いレースだった。なんとか前に留まってチームのためにたくさんのポイントを獲得できた。これから週末全体を分析して、ドイツについて考えていくつもりだ。プッシュし続けていこう」

  • ダニエル・リカルド 「セーフティカーがサインツに奏功したのは不運」

    ダニエル・リカルド 「セーフティカーがサインツに奏功したのは不運」

    ルノーF1チームのダニエル・リカルドは、F1イギリスGPの決勝で7位入賞を果たした。

    多くのドライバーのそうだったようにダニエル・リカルドもセーフティカーがレース結果に影響を与えたドライバーの一人。マクラーレンとバトルをしていたリカルドだが、結果的にカルロス・サインツの後ろでフィニッシュすることになった。

    「全体的に良いレースだったと思う。当初、スタートは悪くないと思ったけど、いくつかのクリーンなレースの後、ランド(ノリス)に抜かれてしまった」とダニエル・リカルドはコメント。

    「彼をアンダーカットすることができたけど、セーフティカーがカルロス(サインツ)にフリーストップの機会を与えたのはちょっとフラストレーションを感じた。僕たちにとって不運だった。終盤に彼を捕えていたけど、追い抜くために本気の攻撃を仕掛けることはできなかった」

    「でも、トップ10に戻れたことはポジティブに感じている。特にここ2ラウンドの後だけにね。短期間で僕たちの一発のペースとレースペースが堅実な改善されているのは確かだ。2週間前を振り返れば、この結果は受け入れられるものだ」

  • ニコ・ヒュルケンベルグ 「やることなすことうまくいかない日曜日だった」

    ニコ・ヒュルケンベルグ 「やることなすことうまくいかない日曜日だった」

    ルノーF1チームのニコ・ヒュルケンベルグは、F1イギリスGPの決勝で10位入賞を果たしたものの、レース展開には満足できていないと語る。

    10番グリッドからスタートしたニコ・ヒュルケンベルグは、セーフティカーのリスタートでセルジオ・ペレスと接触してポイント圏外に交代。最終ラップでアレクサンダー・アルボンを抜いてなんとか1ポイントを獲得した。

    「今日は大変な仕事だったし、10位以上の結果を出せなかったのは期待外れだ」とニコ・ヒュルケンベルグはコメント。

    「レースは僕たちから離れていっているように思えた。僕たちの戦略はもっとスマートだったはずだけど、セーフティカーのリスタートで接触があってポジションを1つ失い、終了間際には数秒間エンジンを弱いモードに入れなければならず、そこで再び元の位置に戻ってしまった。やることなすことうまくいかない日曜日だった」

    「2台がポイントを獲得できたのはポジティブだったけど、次のレースに向けて形勢を立て直して、もっと良いポジションに立てるようにいくつかのことを見直していく」

  • キミ・ライコネン 「前のクルマのDRS圏内に留まってクビアトを抑えた」

    キミ・ライコネン 「前のクルマのDRS圏内に留まってクビアトを抑えた」

    アルファロメオ・レーシングのキミ・ライコネンは、F1イギリスGPを8位でフィニッシュ。マシンは直線スピードに欠けていたが、前のクルマのDRS圏内に留まってDRSを使うことでなんとかダニール・クビアトを抑えることができたと語った。

    「8位はポジティブな結果だ。今日のコーナーでのマシンのハンドリングはかなりいい感じだったけど、僕たちは直線スピードを少し欠いていた」とキミ・ライコネンはコメント。

    「最後は前のクルマのDRS圏内に留まり続けて、後続のトロロッソのクビアトを抑えるために戦った。最も簡単な週末ではなかったけど、喜んでポイントを受け取るよ」

  • シャルル・ルクレール 「F1キャリアで一番楽しいレースだった」

    シャルル・ルクレール 「F1キャリアで一番楽しいレースだった」

    フェラーリのシャルル・ルクレールは、F1イギリスGPで3位表彰台を獲得。“F1キャリアで一番楽しいレースだった”と語った。

    3番グリッドからスタートしたシャルル・ルクレールは、レッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンとピエール・ガスリーとバトルを展開。セーフティカー中のピットストップの判断が遅れて一時6番手まで後退したが、ベッテルとフェルスタッペンのインシデントもあり、3位でチェッカーを受けた。

    「今日はいい1日だった。僕のこれまでのF1キャリアで一番楽しいレースだった」とシャルル・ルクレールはコメント。

    「コックピットの中にいてもマックスとのバトルは本当に楽しかったし、家やサーキットで観てくれた人にとってもいいショーだったと思う。ある意味、オーストリアでの出来事によってレースでどこまでアグレッシブになればいいか分かったし、躊躇はしなかった」

    「ピエール(ガスリー)とも良いバトルがあった。彼はストレートでとても速かったので、彼をオーバーテイクするためには大胆にならなければならなかった。技術的な面では、僕たちはレースペースやタイヤ管理をもっと改善しなければならない。今日はそこ少し苦しんだからね」

  • マックス・フェルスタッペン 「怒っているわけではないが非常に残念」

    マックス・フェルスタッペン 「怒っているわけではないが非常に残念」

    レッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンは、F1イギリスGPの決勝レースを5位で終えた。

    4番グリッドからスタートしたマックス・フェルスタッペンは、序盤からトップ6のポジションでレースを進める。1度目のピットストップではメカニックの見事な作業によって、ルクレールより前の3番手でフェルスタッペンを送り出す。

    コース上でルクレールに再度先行されたものの、その後数周でセーフティカー(SC)が出動。このタイミングでフェルスタッペン、さらにその後ルクレールが2度目のピットインを行ったため、ベッテルが3番手、ガスリーが4番手に浮上し、フェルスタッペン、ルクレールというオーダーとなる。

    ガスリーの前に出たフェルスタッペンは、ベッテルにも迫り、残り15周となった37周目にターン15のストウコーナーでアウトサイドからオーバーテイク。しかし、その次のコーナーのブレーキング時にベッテルに後方から追突されてコースアウトを喫した。大きなクラッシュだったがそのまま走行を継続。5番手までポジションを下げる結果となった。

    「マシンの調子はとてもよく、速さも見せられていたレースウイークであっただけに、表彰台を逃してしまったことはとても残念だ」とマックス・フェルスタッペンはコメント。

    「ルクレールとのバトルは手強いものではあったが、とてもフェアであり、彼も上手にブロックして応戦したと思う。まだレースの先は長かったので、あまりリスクを負うような無理はせずにいた。明らかに僕たちのほうが速かったため、仕掛ける正しいタイミングを探りながらのバトルはとても楽しかった」

    「ハードタイヤに交換するためにチームが下した2回目のピットストップのタイミングの判断は正しく、ルクレールに対してアドバンテージを得ることに成功した。それからはベッテルに追いつくのに十分なペースで走行することができたが、彼をオーバーテイクした後、ブロックをしたターン17で、ブレーキのタイミングが遅れたベッテルに後方から追突されてしまった。その結果、縁石とグラベルを飛び越えてしまい、その瞬間『レースは終了してしまった』と思ったほどだった。パワステに違和感があり、フロアもダメージを負ったような感覚の中、自分がどうやって最後まで走らせることができたのか正直分からない」

    「そんな状況の中、5番手でポイントを獲得してレースを終えることができたので、この結果に十分満足している。これはレーシングアクシデントであり、ベッテルの故意で起きたことではないので、怒っているわけではないが非常に残念だ。マシンから降りた直後に、ベッテルは謝罪に来てくれた。ファンの皆さんに『モータースポーツは面白い』と改めて感じてもらえるシーンを見せられたのではないだろうか」