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  • F1イギリスGP:シルバーストン サーキット解説

    F1イギリスGP:シルバーストン サーキット解説

    フォーミュラ1 第10戦 F1イギリスGPが、7月14日(金)~7月16日(日)にシルバーストン・サーキットで行われる。

    シルバーストンとF1は、その歩みを同じくしてきた。飛行場跡に設立されたシルバーストン・サーキットは、F1世界選手権の初年度となった1950年に開幕戦を開催。現在に至るまで、F1カレンダーの中でも中心的なグランプリとしての役割を担ってきた。

    コースレイアウトは何度か変更されたものの、開設からの67年間、一貫して高速コースという特性は変わっておらず、F1マシンが全開で攻める姿を堪能できる。昨年のポールポジションラップは、平均時速237.521㎞。レギュレーション変更のあった今年はさらなる速度向上が見込まれる。

    イギリスGPを冠して開催されたサーキットは、シルバーストンのほかに、エイントリーとブランズハッチの3つ。このほか、英国では1993年にヨーロッパGPとしてドニントンパークで開催されたことがある。

    また、シルバーストンではF1以外にも多くのレースが行われ、四輪のWEC(世界耐久選手権)や二輪のMotoGPのほか、多数の英国内選手権も開催。英国にとってはモータースポーツの聖地とも呼べるサーキットだ。

    ファンの雰囲気は最高で、F1への情熱と深い知識でグランプリを盛り上げる。また、グランドスタンドから漂うバーベキューの香りも、独特の雰囲気を醸し出すのに一役買っている。

    数々の逸話を残してきたシルバーストンでのグランプリだが、1973年のレースは衝撃的だった。1周目を終えてホームストレートに戻ってきたジョディ・シェクターがピットウォールにクラッシュし、そこへ後続の7台が次々に衝突。レースは赤旗中断となった。幸い、深刻なケガを負った選手はおらず、再開されたレースではマクラーレンのピーター・レブソンが優勝した。

    また、1977年にマクラーレンのジェームズ・ハントがポール・トゥ・ウインを飾ったレースでは、ジル・ヴィルヌーヴが同じくマクラーレンのサードドライバーとしてF1にデビュー。結果は11位だったものの、4位に入ったチームメートのヨッヘン・マスと予選ではわずか0.2秒差となるなど、印象的な走りを披露し、後の躍進につなげました。

    これらの勝利を含め、マクラーレンはこれまでイギリスGPで14勝。直近では2008年に勝利を挙げている。

    ちなみに、イギリスGPで優勝を果たした同国出身ドライバーは11名。スターリング・モス、ピーター・コリンズ、ジム・クラーク、ジャッキー・スチュワート、ジェームズ・ハント、ジョン・ワトソン、ナイジェル・マンセル、デーモン・ヒル、ジョニー・ハーバート、デビッド・クルサード、ルイス・ハミルトンと、そうそうたる顔ぶれが並んでいる。

    【動画】 F1イギリスGP シルバーストン サーキット解説

    シルバーストン・サーキット

    全長 5.891㎞ ※カレンダー中4番目の長さ。
    2016ポールポジション ポールポジション:ルイス・ハミルトン 1分29秒287
    2016ファステストラップ ファステストラップ:ニコ・ロズベルグ 1分35秒548(44周目)
    ラップレコード 1分33秒401 (マーク・ウェバー、2013年)
    エンジニアリング 高速サーキットであるため、ダウンフォースが増した2017年型マシンがその力を発揮しやすいコースと言える。これまでスロットルを戻したり、ブレーキを踏んだりしていたコーナーでも全開で抜けられる箇所が増える見込みで、エンジニアはコーナリングのグリップとストレートスピードの両立に苦心する。
    ドライビング ターン10から13にかけての“マゴッツ”、“ベケッツ”と呼ばれる高速S字区間でのスピードに、今季型マシンの特性が最もよく現れる。シミュレーションではどちらもブレーキを使うことなく抜けられるため、ドライバーは全開でのコーナリングにチャレンジするが、速度を保つためにはセンチ単位でのライン取りが必要となる。 また、今季型マシンは加速の反応がよいため、ターン18の“クラブ”コーナーの出口のように、3速ギアで抜けて加速しながら脱出するコーナーでは、アクセルを踏みすぎるとマシンがリアを失ってスピンを喫することになる。
    マシンセットアップ 中程度のダウンフォース。ストレートが多いためダウンフォースをつけすぎるとタイムが伸びないは、“クラブ”、“アリーナ(ターン4)”、“ルフィールド(ターン7)”といった低速コーナーでのパフォーマンスも考慮してセッティングしなければならない。
    グリップレベル 高い。路面のアスファルトは使い慣らされ、摩耗しており、そこに今季型マシンのダウンフォースが組み合わされて高いグリップレベルとなる。
    タイヤ スーパーソフト(赤)、ソフト(黄)、ミディアム(白) ※この組み合わせは今季3回目
    ターン1までの距離 420m(カレンダー中最長はバルセロナの730m)
    最長ストレート 780m ※ターン15へ向かう直線
    トップスピード 時速320㎞(ターン15への進入時)
    スロットル全開率 66% ※カレンダー中最大はモンツァの75%
    ブレーキ負荷 中程度。大きなブレーキングポイントは3カ所。ターン3の“ヴィレッジ”、ターン6の“ブルックランズ”、ターン16の“ヴェイル”。ドライバーにとっては、ストレートでブレーキが冷えた状態から“ヴェイル”のような低速コーナーへ突入するのが難しい。ここではブレーキング前に45秒間もブレーキを使わない時間がある。
    燃費 1周あたり2.4㎏を消費。カレンダー中でも燃費に厳しいコース。
    ERSの影響 中程度。高速コースながら一周の距離が長いが、3つのブレーキングポイントでエネルギー回生ができる。
    ギアチェンジ 48回/1ラップ、2496回/レース

    F1 イギリスGP

    周回数 66ラップ
    スタート時間 現地時間13時(日本時間21時)
    グリッド ポールポジションはコース左側で、走行ライン上にあるため路面もクリア。ポールシッターにとっては、ターン1へ向かうレーシングライン上なので、ドライコンディションであれば全開で抜けていける。
    DRS ゾーンは2つ。ターン6の“ブルックランズ”へ向かうストレートと、ターン15の“ストウ”へ向かうストレート。
    ピットストップ 今季はダウンフォースが増してコーナリング時の設置力が向上しているため、タイヤへの負荷も大きい。昨年のレースではピレリがミディアムタイヤでの上限を28周と推奨し、完走17台中14台が2ストップ作戦を採用。今季はより硬いコンパウンドが導入されており、20周目前後のピットインによる1ストップ作戦も可能かもしれない。
    ピットレーン 489m。1回のストップでのタイムロスは約23秒と比較的長め。
    セーフティカー 出動率は60%。ランオフエリアが広くコース上にマシンが止まることはあまりないが、高速での接触によるデブリが発生しやすい。
    注目ポイント ターン9の“コプス”。入り口はかなりタイトなのに出口は開けており、コーナーの頂点でかなりのスピードが出る。今季のハイダウンフォースマシンでは、8速に到達し時速約300㎞以上で抜けていくと見られている。
    見どころ 技術的な観点では、シルバーストンの風が重要なポイントになる。もともと飛行場だったため丘の頂上に位置しているが、今季型のマシンは横風の影響に弱い。

    関連:2017 F1イギリスGP テレビ放送時間&タイムスケジュール

  • 【動画】 2016 F1イギリスGP 決勝レース ハイライト

    【動画】 2016 F1イギリスGP 決勝レース ハイライト

    2016 F1 第10戦 イギリスGPの決勝レースが10日(日)、シルバーストン・サーキットで行われた。

    レースは、スタート直前の豪雨により、セーフティカー先導でスタート。その後、コンディションはドライへと変化していった。

    優勝は、母国レースとなったメルセデスのルイス・ハミルトン。ポールポジションからスタートしたハミルトンは、コースアウトすることもあったが、危なげないレース運びでトップチェッカーを受け、3年連続でシルバーストンを制した。

    チームメイトのニコ・ロズベルグが2位でチェッカーを受けたが、無線での指示がドライバーへのアシストにあたるとして10秒加算ペナルティを科せられて3位に降格。マックス・フェルスタッペン(レッドブル)が2位となった。

    2016年 F1 イギリス 決勝 ダイジェスト 動画

    関連:F1イギリスGP 結果:ルイス・ハミルトンがポール・トゥ・ウィン!

  • ピレリ:F1イギリスグランプリ 決勝レースレポート

    ピレリ:F1イギリスグランプリ 決勝レースレポート

    ピレリが、F1イギリスグランプリの決勝レースを振り返った。

    メルセデスのルイス・ハミルトンが、ピレリの3種類のコンパウンドを使用して、母国グランプリ4勝目を挙げた。今年のイギリスグランプリ決勝は、スタート15分前の豪雨により、全ドライバーがCinturatoブルー・フルウェットタイヤを装着して、セーフティーカー先導で開始された。

    5周後、セーフティーカーが退くと同時に、多くのドライバーがCinturatoグリーン・インターミディエイトへと交換したが、上位勢は、その後のバーチャル・セーフティーカー周回を活用してインターミディエイトへ交換した。

    インターミディエイトよりもスリックタイヤでの走行が速くなるクロスオーバーポイントは、全52周中の15周から18周の間に訪れた。フェラーリのセバスチャン・ベッテルが最初にスリックタイヤへ交換した。状況に即したタイヤを使用することで大きなゲインを得られる可能性があったことから、ピットストップのタイミングが極めて重要になった。決勝がウェットコンディション下でのスタートとなり、2種類のスリックコンパウンド使用義務は無くなった。

    レースの中盤まで、全ドライバーが全く同じタイヤの使用方法(フルウェット – インターミディエイト – ミディアム)を採る珍しい展開になった。大半のドライバーがミディアムで最後まで走り切り、2ストップが主流のレースとなった。トップ10も2ストップ戦略を採用し、トップ3は、終始10秒以内の差の中で競い合っていた。3ストッパー中の最上位ドライバーは、終盤にソフトタイヤを使用したウィリアムズのフェリペ・マッサだった。

    ポール・ヘンベリー (ピレリ・モータースポーツ・ダイレクター)
    「ずっと懸念されていた雨がスタート直前に現実のものとなり、特に、長くセーフティーカーが導入されたことでレースの様相は一変し、タイヤ戦略にも影響が及びました。スタート後、乾いていく路面上で、全ドライバーが、フルウェットからインターミディエイト、そしてスリックへとタイヤ交換を行うことになり、ピットストップのタイミングが極めて重要になりました。イギリス特有の天候と多彩なコンディションの下、終始接戦が繰り広げられましたが、ドライバーたちはチェッカーフラッグまでプッシュし続けることができていたと思います」

    ピレリ F1 イギリス関連:【動画】 F1イギリスGP 決勝レース ハイライト

  • マクラーレン・ホンダ:ポイント獲得ならず / F1イギリスGP

    マクラーレン・ホンダ:ポイント獲得ならず / F1イギリスGP

    マクラーレン・ホンダは、F1イギリスGPの決勝レースで、ジェンソン・バトンが12位、フェルナンド・アロンソが13位だった。

    ジェンソン・バトン (12位)
    「セーフティカーが先導する中、レースを開始したのは正しい決断だった。路面が非常に濡れていたし、水たまりもたくさんあった。ただ、セーフティカーはあれよりも2周前に下がるべきだったと思う」

    「その後、セーフティカーがピットインした際に、みんながインターミディエイトタイヤに履き替えるためにピットストップをしたので、僕は逆にコース上にとどまることにした。その際に他チームのマシンを2台追い越すことができたので、それについてはよかった。2回目のピットストップは、早めに実施した方がよかったけど、僕はバルテリ・ボッタス(ウィリアムズ)の後方で引っかかっていたので、もう1周コース上にとどまることにした。今日は17番手からのスタートだったので、思うようなレース運びができなかった。決勝で入賞するには、予選でトップ10以内に入り、そのポジションをレースで死守するために、ミスをせずに走り続ける必要がある。僕たちのマシンには、レースでポジションを大幅に上げるほど十分な速さがまだないので、前方の他チームのマシンとの差を縮めることができなかった。午後は難しいレースとなったが、最後にファンの皆さんが応援してくださる姿をみて、嬉しかった。今日は地元のイギリス人ドライバーが優勝したので、観客の皆さんはとても喜んでいることだろう」

    フェルナンド・アロンソ (13位)
    「今日は12位および13位という結果に終わったので、誇れるものはあまりない。スタート時の難しいコンディションでは、1周走っている間に、ヒーローからゼロへと状況が急変することがある。なので、僕たちは戦略面で自分たちができることをした。残念ながら、ピットストップをしている間にいくつかポジションを落としてしまったので、それについてはあとで確認する必要がある。レース中に、ポイントをいくつか獲得できるのではないかと感じた場面があった。フェリペ・マッサ(ウィリアムズ)の後ろで懸命にプッシュしていたときのことだが、オーバーテイクするには困難な状況だった。その後、僕は1コーナーでコースオフしてしまった。今日は厳しいレースだった。ただ、外からは分からないかもしれなけど、僕たちは今週末に一歩前進することができたと思う。競争力が上がり、ウィリアムズ、フォース・インディアおよびトロ・ロッソと競い合うことができました。これは良いニュースだ」

    関連:F1イギリスGP 結果:ルイス・ハミルトンがポール・トゥ・ウィン!

  • ホンダ F1 「我々の強さが十分ではなかった」 / F1イギリスGP

    ホンダ F1 「我々の強さが十分ではなかった」 / F1イギリスGP

    ホンダのF1プロジェクト総責任者を務める長谷川祐介が、マクラーレン・ホンダのF1イギリスGP決勝レースを振り返った。

    長谷川祐介(ホンダ F1プロジェクト総責任者)
    「ウエットスタートからドライコンディションに変化するという難しい環境の中で、チームとドライバーは堅実なレース運びをしました。セーフティカー後のピットストップなどでも、ガレージは全くあわてることなく、すばらしい仕事を行っていました」

    毎戦、着実な進化を遂げているパフォーマンスには今週末も勇気付けられました。信頼性にも大きな問題はなく、コース上で数々のすばらしいバトルを繰り広げられたと思います。レース中盤では、アロンソがポイント獲得に向けてチャレンジングな走行をしましたが、後一歩実力が及ばずポイント獲得を逃しました。レースの展開によっては入賞の可能性があっただけに、残念な結果になりました」

    関連:F1イギリスGP 結果:ルイス・ハミルトンがポール・トゥ・ウィン!

  • メルセデス:ルイス・ハミルトンが母国で圧勝 / F1イギリスGP

    メルセデス:ルイス・ハミルトンが母国で圧勝 / F1イギリスGP

    メルセデスは、F1イギリスGPの決勝レースで、ルイス・ハミルトンが優勝。ニコ・ロズベルグは2位でフィニッシュしたものの、レース後に10秒加算ペナルティを科せられて3位だった。

    ルイス・ハミルトン (優勝)
    「今年全体で最高の週末だ! レース序盤に雨が降ってきたときは信じられなかった。“マジで?”と思ったよ。そういうことがあると、全員にとってかなり難しくなる。セーフティカーも全然見えなかった」

    「かなり遅くなっていて、リアブレーキの温度が低くなりすぎていたので、熱を入れようと努力していたら、知らないうちに真後ろにいたよ! 曲がれて良かったよね! 幸運なことに大丈夫だったし、そこからはウェットコンディションで素晴らしい感覚だった。何よりもまずは、これだけ信じられないくらいの仕事をしてくれたチームに感謝したい。今週末の僕たちのパフォーマンスは傑出していた。エンジニアとメカニックが素晴らしい仕事をしてくれたし、彼ら全員に改めて心からありがとうといいたい。そして、次はあの観衆だ・・・彼らはいったいどこから来たんだ? 本当に信じられないよ! 他の国ではこれに近いものだって見られない。どんな天候であれ、イギリス人がこのスポーツに対して抱いている情熱を僕に知らしめてくれる。土砂降りなのに、みんな“イエーイ、最高!”だからね。正直、夢にも思わなかった。今より若いときは、自分はF1ドライバーになることで伴ってくる他のことはわかっていなかった。単にレースに畏怖の念を抱いていただけで、理解し始めたのは成長してからだ。ただ栄光を浴び、それを楽しもうと努力している。いつの日か、誰かが、できれば若いイギリス人がここで勝利して、その瞬間を心から楽しんでほしいと思うからね。でも今は、僕の番だ。僕たちのときだ。今日ここに来てくれた全員に感謝している。本当に信じられないくらい素晴らしかったよ」

    ニコ・ロズベルグ (3位)
    「週末を通してルイスの方が良い仕事をしていたし、彼は勝利にふさわしい。だから、彼を祝福したい。終盤のギアボックストラブルがとても深刻で、ほぼリタイアしかけていたので、フィニッシュできて満足している。幸いにも修正することができた。全体的には素晴らしい感触だったし、ミディアムタイヤを履いたときのペースは最高だった。マックス(フェルスタッペン)とのバトルは楽しかった。ちょっと時間がかかったけど、何とかアウトサイドからオーバーテイクできた。今週末、ここシルバーストンの雰囲気は他にはないくらいずっと素晴らしかった。そうだね、ルイスほど僕のことを好きではな人がいることには気づいている。でも、彼の母国なんだからそれは当たり前のことだし、大部分の人たちは僕を応戦してくれたと感じた。それこそが、イギリスのファンが世界でも最高で、最も情熱的なファンである理由だ。だから、本当に見事なイベントにしてくれた彼らに感謝している。今は夏休み前のラスト2戦を楽しみにしている。そこには僕の母国グランプリであるドイツも含まれているしね」

    関連:F1イギリスGP 結果:ルイス・ハミルトンがポール・トゥ・ウィン!

  • フェラーリ:レッドブルに完敗 / F1イギリスGP

    フェラーリ:レッドブルに完敗 / F1イギリスGP

    フェラーリは、F1イギリスGPの決勝レースで、キミ・ライコネンが5位、セバスチャン・ベッテルが9位だった。

    キミ・ライコネン (5位)
    「レース序盤はコンディションがとてもトリッキーだった。一部の場所では視界が悪く、ウェットタイヤのグリップはとても低かった。それでもできるだけ速く走ろうとして、何度か飛び出してしまった」

    「ミディアムタイヤにしてからは少しだけ改善したけど、楽ではかった。週末が始まった時から、難しくなるのはわかっていた。今日は最大限のことをしたけど、前の人たちと戦うにはスピードが足りなかった。このようなコンディションではもっとダウンフォースとグリップが必要だ。ハンガリーはもう少し楽になるはずだけどね。これからの数戦は違う展開になる。絶対とは言わないけど、ここと同じ問題はないはずだ。僕たちの通常の状態に戻ると考えている」

    セバスチャン・ベッテル (9位)
    「タフな一日だったけど、僕たちはチームとクルマを信じているし、パニックを起こして右往左往する必要はない。ピットに入るという判断は間違いなく正しかった。でも、スピンしてしまったせいで僕のアドバンテージは全てなくなってしまった。最後のペナルティは大きな違いはなかった。別にわざとフェリペを押し出そうとしたわけではない。実際に僕自身も飛び出しているからね。彼とサイド・バイ・サイドになった時、あまりのグリップのなさに驚いたんだ。結局のところはレーシングインシデントだ。僕たちはどこで落とし物をしたのか理解しなければならない。こういう週末からは学ぶことがたくさんある。今日は明らかに他のレースのような競争力がなかったけど、少なくともいくつかポイントを取り戻せたのは良かった。レースペースで僕たちがレッドブルに勝てなかったのはここだけだ。2週間後の状況は変わるはずだけど、それは言い訳にできない。僕たちは前に進んで、どうしてここでは後退してしまったのかをきちんと理解しなければならない」

    関連:F1イギリスGP 結果:ルイス・ハミルトンがポール・トゥ・ウィン!

  • レッドブル:フェルスタッペンが2位表彰台 / F1イギリスGP

    レッドブル:フェルスタッペンが2位表彰台 / F1イギリスGP

    レッドブルは、F1イギリスGPの決勝レースで、マックス・フェルスタッペンが3位でフィニッシュし、ロズベルグのペナルティで2位に昇格。ダニエル・リカルドは4位だった。

    マックス・フェルスタッペン (2位)
    「今日はとても良いペースがあると感じたし、路面が乾いたらとにかくやってみることにした。最初は水しぶきが酷くて、特にセクター1は前が見えにくかった」

    「ニコ(ロズベルグ)をパスしてからはルイスに近づこうとしたけど、彼はそこでスリックのためにピットインした。もしかしたら、僕たちは1周長く引っ張りすぎたのかもしれない。でも、最終的にレースは素晴らしかったし、クルマも本当に最高だった。後半にもニコとの良いバトルがあったけど、路面が乾いたらメルセデスは直線で速すぎた。後ろからのプレッシャーもなかったので、できるだけついていって、自分のレースをすることに集中した。ターン1は少しトリッキーだったし、何度かヒヤっとする場面があったので、そこでは慎重になったけど、聞くところによると他の人たちも同じように苦戦したみたいだね。ベケッツの外側から攻めるのは楽しかった。彼はインサイドを狙っていたので、僕はアウトサイドを試そうと思ったんだ。もちろんリスキーな動きだった。クルマにはグリップがあったし、いけるという感覚があった。うまくいったね。あそこにはランオフもあるので、失敗してもスペースがある。最終的に僕たちはだいたい8秒遅れでフィニッシュした。それはとてもポジティブだと思うし、僕たちはギャップを縮めつつある。ここのファンは最高だった。あんなに大きな声で熱心に応援してくれるなんて信じられないくらいだった。彼らがルイスを応援していたのは当然だけど、僕にもたくさんの声援を贈ってくれたのがとても嬉しかった」

    ダニエル・リカルド (4位)
    「ポイント的にはチームにとって本当に良かったと思う。フェラーリに対して少し差を縮められて良かった。でも、僕にとっては寂しくて少し退屈なレースだった。バーチャルセーフティカーの時に大きくタイムをロスしてしまったし、運がなかった。仕方のないことだし、違うことはできなかった。僕に関しては単にタイミングが悪くて、ペレスにポジションを奪われてしまった。それにトップから10秒以上も離されてしまったからね。残りのレースではピットストップがなかったので、ギャップを埋められなかった。トップのペースがあんな感じだったからね。あちこちで0.1秒は縮められるけど、1周あたり0.5秒は無理だ。今日はバトルやアクションへの準備はできていたけど、残念ながらそのチャンスがなかった。今は見たままだ。ブダペストではもっと良くなることを期待している」

    関連:F1イギリスGP 結果:ルイス・ハミルトンがポール・トゥ・ウィン!

  • ニコ・ロズベルグ、10秒加算ペナルティで3位に降格 / F1イギリスGP

    ニコ・ロズベルグ、10秒加算ペナルティで3位に降格 / F1イギリスGP

    ニコ・ロズベルグは、F1イギリスGPの決勝レースに無線通信ルールに違反したとして10秒加算ペナルティを科せられ、3位に降格した。

    ニコ・ロズベルグは、レースの残り8周でギアボックスにトラブルが発生。その際、エンジニアはロズベルグに対しセッティングを変更すること、7速ギアを使わないことを指示した。

    今年、FIAはF1競技規則 第27条1項の「ドライバーは、1人で援助なしに運転しなければならない」を厳しく適用することを決定。ピットウォールからF1ドライバーへの無線によるコーチングを禁止している。

    スチュワードは、ニコ・ロズベルグが上記に違反したと判断。10秒のタイム加算ペナルティを科した。

    「本件を広範囲に検討し、スチュワードはチームがドライバーに技術指南書014-16で許された指示をしたと断定した」とスチュワードは声明で述べた。

    「だが、スチュワードはその後チームがさらにドライバーに技術指南書で許可されていない指示を与え、スポーティグレギュレーション第27条1項の『ドライバーは、1人で援助なしに運転しなければならない』に違反したと断定した」

    これにより、2位でフィニッシュしたニコ・ロズベルグは3位に降格。マックス・フェルスタッペン(レッドブル)が2位という最終結果になった。

    この結果により、ドライバー選手権で首位に立つニコ・ロズベルグと2位のルイス・ハミルトンとの差は1ポイントまで縮まった。

    関連:ニコ・ロズベルグ、無線メッセージに関して審議対象

  • ウィリアムズ:期待外れなノーポイント / F1イギリスGP

    ウィリアムズ:期待外れなノーポイント / F1イギリスGP

    ウィリアムズは、F1イギリスGPの決勝レースで、フェリペ・マッサが11位、バルテリ・ボッタスが14位だった。

    フェリペ・マッサ (11位)
    「期待外れなレースだ。レース中、僕たちはとてもたくさんのマシンと戦おうとしたけど、ウェットではオーバーステアがとてもトリッキーだった。ペースとポジションをキープしようと努力したけど、他のチームと比べてタイヤのデグラデーションが激しく、ポジションを落とし、ポイント圏外でのフィニッシュとなってしまった」

    「タイヤが機能している時のペースは良かった。ミディアムタイヤの時でもね。でも、いったん落ちてしまってからはトリッキーだった」

    バルテリ・ボッタス (14位)
    「残念な一日だった。ウェットの時にスピンしてポジションを落とした。ウェットタイヤからドライタイヤへの切り替えで問題だったのは、十分に熱が入らず、機能させられないことだった。スリックでのスティントは酷いペースだった。チームとして何が起きていたのかを分析することが重要だ。僕自身もドライバーとして自分のミスから学ばなければならない。明日は今週のテストプログラムのために、一日シミュレーターに乗ることになっている」

    関連:F1イギリスGP 結果:ルイス・ハミルトンがポール・トゥ・ウィン!