カテゴリー: SUPER GT

  • 【動画】 SUPER GT 最終戦もてぎ 決勝ダイジェスト

    【動画】 SUPER GT 最終戦もてぎ 決勝ダイジェスト

    AUTOBACS SUPER GT第8戦『MOTEGI GT GRAND FINAL』が、11月13日、栃木県・ツインリンクもてぎで行われた。

    この大会は、前日の12日(土)に熊本地震で中止となったオートポリス大会の代替戦が行われ、この日連戦で最終戦が行われることになった。

    第8戦の決勝ではNo.39 DENSO KOBELCO SARD RC F(ヘイキ・コバライネン/平手晃平組)が見事なポール・トゥ・ウインを決め、2016年のドライバーズチャンピオンを獲得した。

    GT300クラスは、No.25 VivaC 86 MC(土屋武士/松井孝允組)が優勝し、こちらもGT300クラスのドライバーズチャンピオンを決めた。

    2016 スーパーGT 最終戦 もてぎ 動画

    関連:【SUPER GT】 最終戦もてぎ 結果:SARDが優勝してタイトル獲得!

  • 【SUPER GT】 ホンダ:スーパーGT 最終戦もてぎ 決勝レポート

    【SUPER GT】 ホンダ:スーパーGT 最終戦もてぎ 決勝レポート

    2016 オートバックス SUPER GTの最終ラウンド「MOTEGI GT GRAND FINAL」の「SUPER GT Round8 GT250kmレース」が、栃木県芳賀郡茂木町にあるツインリンクもてぎで開催された。

    最終戦は全車がウェイトハンデ無しで争われ、昨日の「SUPER GT Round3 GT250kmレース」と同様に予選と決勝が1日で行われた。

    ホンダ勢は予選から決勝にかけて厳しい戦いとなり、予選10番手からスタートした#17 KEIHIN NSX CONCEPT-GT が11位、#100 RAYBRIG NSX CONCEPT-GTが12位、#8 ARTA NSX CONCEPT-GTが13位、#64 Epson NSX CONCEPT-GTが14位でチェッカー。今シーズンで参戦終了を発表した#15 ドラゴ モデューロ NSX CONCEPT-GTは冷却系のトラブルにより45周目にマシンをガレージに入れる形で、2016年のシーズンを終えた。

    ドライバー部門のシリーズランキングの最高位は#17 KEIHIN NSX CONCEPT-GT 塚越広大選手/小暮卓史選手の11位だった。

    悔しさを胸に2017年マシン「NSX-GT」の活躍を誓う
    ホンダは来シーズンのSUPER GTシリーズに向けた「NSX-GT」を11月2日に発表している。「NSX-GT」は、2016年8月に発表したスーパースポーツモデル「NSX」をベースとし、高い空力性能とデザイン性を両立したNSXのエクステリアを継承するとともに、25%のダウンフォース削減を図った2017年のGT500車両規則に準拠している。

    ニューマシンで臨む2017年シリーズは4月9日(日)に岡山県美作市にある岡山国際サーキットで開幕戦の決勝レースを迎える予定。

    塚越広大 (♯17 ケーヒン・リアル・レーシング)
    僕は昨日の予選・決勝ともに走ることができなかったので、今日はどこまで攻めていいかわからない状態で戦いましたが、そんな中でもできる限りプッシュして走り続けました。それでも入賞圏内に届かなかったのは残念です。今シーズンは、ハイブリッド・システムを下ろした状態で改めてセットアップを合わせ込まなければならず、難しい戦いが続きました。Honda陣営として戦闘力が不足している部分もあったと思います。来年は勝てるポジションでレースを戦いたいと思っており、これからHondaと一緒に全力で新型の開発に取り組みます。

    小暮卓史選手 (♯17 ケーヒン・リアル・レーシング)
    本当はもっと良いレースをしたかったのですが、思うような戦いにできませんでした。リアル・レーシングに移籍した今シーズンは、良いことも悪いことも経験して勉強にはなりましたが、このまま終わって良いとは思っていません。ファンのみなさんの期待に応えるためにもオフの開発でベストを尽くし、来年こそは良い戦いをしたいです。今日のレースは来年につながる経験ができたので、気持ちを切り替えて来シーズンに向けた努力を始めます。

    松本雅彦(Honda GTプロジェクトリーダー)
    シーズン中も開発の手を緩めず努力して来ましたが、結果的にはシーズン当初の準備不足を取り返すことができないまま最終戦を迎える形となりました。もう少し扱い易いマシンに仕上げることができれば、NSX本来の実力を発揮できたはずなので、その意味でも悔しいレースでした。今週末はタイヤのピックアップに苦しめられましたが、今日の17号車はあまりその影響を受けなかったので、その要因を解析して来シーズンのマシン開発に生かしたいと思います。ファンの皆さんには今年も熱い声援をお送りいただき、本当にありがとうございました。

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  • 【SUPER GT】 最終戦もてぎ 結果:SARDが優勝してタイトル獲得!

    【SUPER GT】 最終戦もてぎ 結果:SARDが優勝してタイトル獲得!

    AUTOBACS SUPER GT第8戦『MOTEGI GT GRAND FINAL』が、11月13日、栃木県・ツインリンクもてぎ(1周4,801.379m×53周)で行われた。この大会は、前日の12日(土)に熊本地震で中止となったオートポリス大会の代替戦が行われ、この日連戦で最終戦が行われることになった。

    第8戦の決勝ではNo.39 DENSO KOBELCO SARD RC F(ヘイキ・コバライネン/平手晃平組)が見事なポール・トゥ・ウインを決め、それとともに2016年のドライバーズチャンピオンもその手に収めた。

    GT300クラスは、No.25 VivaC 86 MC(土屋武士/松井孝允組)が優勝し、こちらもGT300クラスのドライバーズチャンピオンを決めた。

    この日の午前9時5分から予選が行われ、No.39 DENSO KOBELCO SARD RC Fの平手晃平が、前日第3戦のチームメイトのヘイキ・コバライネンに続き、チームとして連続でポールポジションを獲得した。

    決勝レースでも、前日のレース同様にポールポジションからDENSO KOBELCO SARD RC F(平手晃平)が好スタートを決め、レースの主導権を握る。この後は逃げるDENSO KOBELCO SARD RC Fを同じレクサスRC FのNo.6 WAKO’S 4CR RC F(アンドレア・カルダレッリ)、No.37 KeePer TOM’S RC F(平川亮)が追いかける。このツインリンクもてぎに来るまでランキングトップだった3連覇を狙うNo.1 MOTUL AUTECH GT-R(ロニー・クインタレッリ)は8番手と走りに精彩を欠いている状態だ。

    前日の第3戦でランキングトップに立ったNo.39 DENSO KOBELCO SARD RC Fはトップをキープしたまま、所定のピットインへ。LEXUS TEAM SARDのメカニックたちはノーミスで作業こなして、実質トップのままヘイキ・コバライネンに代わったNo.39 DENSO KOBELCO SARD RC Fをコースに戻した。この後、各チームがピットインを済ませると、順当にDENSO KOBELCO SARD RC Fはトップに復帰。レース終盤は、No.6 WAKO’S 4CR RC F(大嶋和也)に背後へ迫られるが、F1で優勝経験を持つコバライネンは慌てることなく、わずか0.472秒ながら先行してチェッカーフラッグを受けた。昨年からSUPER GTに参戦するコバライネンは初優勝、平手は6勝目の勝利となった。

    この優勝でNo.39 DENSO KOBELCO SARD RC Fのコバライネン/平手組は、2016年のドライバーズチャンピオンを獲得。チームチャンピオンもNo.39 LEXUS TEAM SARDが獲得し、SUPER GT初年度の1994年(当時は全日本GT選手権)から参戦する古豪チームが、悲願の初タイトルをダブルで勝ち獲った。コバライネンは初タイトル、平手は2度目のGT500タイトルになる。

    GT300クラスは、No.31 TOYOTA PRIUS apr GTの中山雄一がポールポジションを獲得。決勝レース序盤はNo.31 TOYOTA PRIUS apr GT(嵯峨宏紀)がポールから逃げる。一方、ポイントリーダーでこのレースに望んだ予選6位のNo.25 VivaC 86 MC(土屋武士)は我慢のポジションキープに徹し、早めのピットインでタイヤ無交換作戦を決行。この作戦が見事に成功して、レース終盤はトップのNo.31 TOYOTA PRIUS apr GT(中山雄一)の背後につける。そして、No.25 VivaC 86 MC(松井孝允)がすばらしい走りでTOYOTA PRIUS apr GTをパス。そのままトップで今季2勝目のゴールを決めた。

    この優勝でNo.25 VivaC 86 MCの土屋/松井組がGT300クラスのドライバーズチャンピオンを決めることになった。チームチャンピオンもNo.25 VivaC team TSUCHIYAが獲得した。
    (観客:3万6,000人)

    GT500クラス

    No.39 DENSO KOBELCO SARD RC F

    ヘイキ・コバライネン
    「この週末は、我々にとってとてもアメイジングなものになりました。素晴らしいクルマを用意してくれたチームとレクサス/トヨタに感謝しています。もちろん、(平手)晃平が予選でポールポジションを獲ったことも大きな勝因でした。終盤にはタイヤがちょっと厳しくなりましたが、タイヤが壊れないようにコントロールしながら、最後の最後に再び突き離そうと。結局作戦通りの展開になりました。初勝利とチャンピオンを飾ることができ本当に嬉しいです」

    平手晃平
    「ようやく(このチームで)優勝することができました。チャンピオンを獲れたことも嬉しいのですが、何よりも勝って終わりたいと思っていて、それがかなえられたことが嬉しい。サポートしてくれたレクサス、TOYOTA GAZOO Racingとブリヂストン、もちろんチームにも感謝しています。今日は予選からフルプッシュしました。それで昨日のヘイキに続いてポールポジションを獲ることができ、いい流れをつくることができました。本当に勝って終わることができて最高です」

    GT300クラス

    No.25 VivaC 86 MC

    土屋武士
    「勝ってチャンピオンを獲ることができて、本当に嬉しいです。昨日と同じタイヤを選んでいて、昨日はダメだったから(セッティングで)ギャンブルに出ました。それにしても(追い上げをした松井)孝允はかっこよかったよね。これからも彼のような若いドライバーを育てて行きたいのですね。ともかく、今はもう、何が何だか分からないくらい混乱してますが、本当に嬉しいです」

    松井孝允
    「勝ってチャンピオンを獲ることができて、気分は最高です。(土屋)武士さんと一緒に走って、いろんなことを吸収しながらやってきました。このチームでチャンピオンを獲ることができたことは本当に嬉しい。もちろん、これで満足している訳にはいきません。これを糧に、さらに上を目指したいです。ともかく、勝ってチャンピオンを決めることができて、本当に嬉しいです」

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  • 【FIA-F4】 宮田莉朋が2016年のチャンピオンを獲得

    【FIA-F4】 宮田莉朋が2016年のチャンピオンを獲得

    快晴に恵まれた11月13日(日)、ツインリンクもてぎにて2016FIA-F4選手権のシリーズ最終戦となる第14戦が行われ、宮田莉朋(みやた りとも)がチャンピオンを獲得した。

    前日の第13戦を終えた段階で、チャンピオン争いの権利を残すのは、宮田莉朋、阪口晴南、大湯都史樹の3人に絞られたが、ダンプコンディションでタイヤ選択の分かれた第6戦決勝のベストラップによって決められた第14戦のグリッドでは、タイトルを争う3人大湯が20番手、宮田が25番手、阪口が33番手と予想外の後方グリッドからのスタートとなった。

    SUPER GTの公式予選終了後、午前9時59分にスタートとなった12周の第14戦決勝。オープニングラップのヘアピンでクラッシュがあり、セーフティーカーが導入される。注目の3人は、大湯が17番手、宮田が19番手、阪口が21番手とそろって大きくポジションアップを果たしていたが、ポイント獲得にはまだまだ遠い状況。

    大湯は5周目に14番手、7周目に13番手、9周目に12番手と躍進。さらに宮田も5周目に15番手とすると、7〜8周目にファステストラップを刻みながら追い上げ、9周目には14番手、11周目には12番手に。阪口も11周目には15番手に浮上を果たす。

    このレースを制したのは今季2勝目となった平木湧也。タイトルを争う3人は最終的に大湯が10位に入り1ポイントを加算。宮田は11位、阪口は15位でフィニッシュしポイント獲得はならなかった。この結果、シリーズチャンピオンに輝いたのは宮田。阪口、大湯がランキング2〜3位となり、チェッカー後には宮田が喜びを爆発させながらウイニングランならぬ“チャンピオンラン”を行った。

    これで開催2年目となったFIA-F4選手権シリーズも全日程を終了。3年目となる来季はさらなる激戦が期待される。

    2016 FIA-F4選手権シリーズチャンピオン 宮田莉朋

    ———チャンピオン獲得おめでとうございます。今の率直な気持ちを聞かせてください。

    「はい。今は素直に嬉しいです。今週末のもてぎ大会を通じて、チームの皆さんや体の面など、支えてくださった全ての人に感謝したいと思います」

    ———昨年途中からスポット参戦し、今季はフル参戦しました。今季1年を振り返ってコメントをお願いします。

    「そうですね、今年は開幕大会から昨年よりも安定感のないレースをしてしまって、2戦連続でノーポイントとなったりしたこともあり、こんなことではチャンピオンを獲ることはできないと思いましたが、ポイントのシステム的にはまだ逆転はできると思い直し、とにかくまずは史上最年少優勝を目指しました。それをクリアしたあたりから、徐々にチャンピオンが獲れるかもしれないという気持ちも出てきましたが、本当にそれを実現することができたのも、たくさんの準備をしていただいたチームの皆さんのおかげです」

    ———3レース制大会のレースフォーマットなど、色々な状況の中でタイトルの懸かった最終戦は残念ながら後方からのスタートとなりました。

    「今日の最終戦は25番グリッドからのスタートとなり、ポイントを獲得するのは厳しかなと思ったのですが、練習走行通りに走ることができれば自分のペースは悪くないと思っていましたし、前に大湯選手、後ろに阪口選手がいましたので、そのあたりの状況も見ながら戦って、最後は大湯選手の前でゴールできたらいいなと思って走りました。結果的に大湯選手の前に出ることはできませんでしたが、追いつくところまで行って、最後まで良いレースができたので、本当に良かったと思います」

    ———今振り返って、このFIA-F4選手権で学んだことは何でしょうか?

    「自分はフォーミュラレースはこのFIA-F4選手権しか知りませんが、周囲にはJAF-F4やF3を経験しているドライバーも出ています。サーキットに関しても自分はFIA-F4でのレースがそこでの初レース、というケースが多かったものの、これまでのデータであるとか、他のカテゴリーの車載映像とか、色々なものを使ってFIA-F4選手権のレースウィークに向けて準備したりしてやってきました。他のドライバーに比べて、そういう部分では自分は有利ではなかったと思いますが、その中でこうした結果を残すことができましたし、そうした経験すべてが良かったように思います」

    ———FIA-F4選手権のチャンピオンを獲ったわけですが、今後の自身の目標をお願いします。

    「もちろんまだ何も決まっていませんが、やはりF3にはステップアップしてみたいと思います。また、僕のような年齢でもGT300はもちろん、GT500にも乗りたいという気持ちはすごく強いので、来年それが叶ったら良いなと思います」

  • 【SUPER GT】 最終戦もてぎ 予選:SARDが2日連続でポール獲得

    【SUPER GT】 最終戦もてぎ 予選:SARDが2日連続でポール獲得

    2016 AUTOBACS SUPER GT第8戦(最終戦)「MOTEGI GT GRAND FINAL」の公式予選が11月13日(日)午前、ツインリンクもてぎ(栃木県)で行なわれた。

    GT500クラスは昨日の第3戦で2位になりランキングトップに立ったNo.39 DENSO KOBELCO SARD RC Fの平手晃平が獲得。GT300クラスではNo.31 TOYOTA PRIUS apr GTの中山雄一がクラスポールとなった。両者ともにツインリンクもてぎのコースレコードを更新するタイムだった。

    完全ドライの第8戦予選はレクサスRC F勢が好調
    爽やかな晴天に恵まれたこの日のツインリンクもてぎ。午前9時05分から始まった15分間のGT500クラス公式予選は完全なドライコンディションとなる。GT500クラスでは、この第8戦では全車がハンディウエイトは全車が0kgとなり“ガチンコ”のタイムアタック合戦が展開される。この予選では、昨日の第3戦予選を走らなかったドライバーがステアリングを握る。

    コースオープン直後、まず動き出したのは、前日の第3戦でランキング首位を失ったNo.1 MOTUL AUTECH GT-R(ロニー・クインタレッリ)。ただ、No.1 MOTUL AUTECH GT-Rはそのまま一度ピットに戻る。その後、残り11分を切ってNo.24 フォーラムエンジニアリング ADVAN GT-R(柳田真孝)、No.19 WedsSport ADVAN RC F(国本雄資)、そしてNo.64 Epson NSX CONCEPT-GT(中嶋大祐)がコースインした。

    ブリヂストンタイヤ、そしてミシュランタイヤ装着車が本格的に動きはじめたのは残り8分30秒を切ったあたりから。続々とコースインし、ウォームアップをこなし残り3分あたりから続々とタイムがマークされていく。

    まずはNo.1 MOTUL AUTECH GT-Rが1分38秒111というタイムをマーク。午前中の予選で気温が低いということはあるが、いきなりクインタレッリ自身がもつGT500クラスのコースレコードタイムがブレイクされた。それにNo.46 S Road CRAFTSPORTS GT-R(本山哲)が続いていく。

    しかし、日産陣営のタイムを凌駕してきたのはレクサスRC F勢。第3戦でランキング首位に浮上したNo.39 DENSO KOBELCO SARD RC F(平手晃平)がNo.1 MOTUL AUTECH GT-Rのタイムを大幅に上回る1分37秒115というタイムをマーク。さらに、そのタイムをNo.6 WAKO’S 4CR RC F(アンドレア・カルダレッリ)が1分36秒776という驚異的なタイムで上回った。

    ラストアタックを DENSO KOBELCO SARD RC Fの平手が見事に決める
    さらに、No.36 au TOM’S RC F(伊藤大輔)、No.38 ZENT CERUMO RC F(石浦宏明)が続き、レクサスRC F勢がトップ4を独占。No.12 カルソニックIMPUL GT-R(安田裕信)が1分37秒144で食い込んでいくが、まだアタックは終わらない。

    「日産に負けていると思って、思いきりいった」という平手は翌周もアクセルを踏み込み、No.6 WAKO’S 4CR RC Fのタイムをも上回る1分36秒491をマーク。さらに、No.37 KeePer TOM’S RC F(ジェームス・ロシター)もタイムを上げるが、平手のタイムには0.283秒及ばず。これでNo.39 DENSO KOBELCO SARD RC Fがチャンピオンシップを大きくたぐり寄せるポールポジション獲得となった。

    3番手はNo.6 WAKO’S 4CR RC F、4番手にはチェッカー周にタイムを上げたNo.19 WedsSport ADVAN RC Fが続き、レクサスRC F勢がトップ4独占。No.12 カルソニックIMPUL GT-Rが5番手につけた。Honda NSX CONCEPT-GT勢の最上位はNo.17 KEIHIN NSX CONCEPT-GT(塚越広大)の10番手となっている。

    一方、ランキング2位につけるNo.1 MOTUL AUTECH GT-Rは、クインタレッリがチェッカー周までアタックを繰り返すものの、ポジションは9番手。前にレクサスRC F勢が並ぶ展開となり、逆転チャンピオンに向け苦しい展開となっている。

    ドライバーズランキング首位のNo.39 DENSO KOBELCO SARD RC Fがポールポジションの1ポイントを獲得したことで、同8位のNo.12 カルソニックIMPUL GT-R(安田裕信/ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ)のタイトル獲得は消滅。タイトルの可能性はランキング上位7組まで絞られた。

    最終戦の決勝レースは、午後1時30分にスタート。泣いても笑っても52周後のチェッカーですべてが決まることになる。

    GT500 Class

    No.39 DENSO KOBELCO SARD RC F

    平手晃平
    昨日(第3戦)のヘイキ(コバライネン)に続いて、ポールを獲ることができて嬉しいです。特に今回は全車がウエイト(ハンディ)を降ろした“ガチンコ”の勝負だったし、これまで(チームとして)ポールを獲ったことはあっても、自分の力でポールを獲るのは初めてだったので、最高にハッピーです。ドライタイヤで予選を走るのは、この週末で初めてでしたが、路面温度も低くてウォームアップを2周するつもりでした。でも1周温めたら手応えがあったので、2周目から9割方でアタックしました。そこで良いタイムが出せたことは確認していましたが「タイヤの余力がある限り続けて行こう」とアタックを続けました。最後のアタックでは途中で−0.4秒のタイムがメーターで出ていましたが、何番手かは分からないまま、最後まで無心で走ったら、トップタイムをマークすることができました。

    ヘイキ・コバライネン
    予選でも決勝でも、最後の最後までどうなるか分からないのがSUPER GTです。でも(平手)晃平の走りは、見ていても戦略通りでコースインしてからキッチリとタイヤをウォームアップし、そこからプッシュしてフルアタックしていた。そこでベストラップを獲得できました。でも、昨日もそうでしたが近いタイムで走っているクルマもあったので、最後まで油断はできませんでしたね。午後の決勝レースは、戦略的にはとてもシンプルです。つまりポールからスタートし、そのポジションを守りきったままゴールまでレースを走りきる。昨日もそれを目指していましたができなかったので、今日こそはそれができるようがんばります。

    GT300 Class

    No.31 TOYOTA PRIUS apr GT

    嵯峨宏紀
    昨日(第3戦)の予選でもクルマの状態は悪くありませんでしたがドライコンディションでの予選アタックは今日が初めて。どうなるか分からない部分もありましたが、後は(中山)雄一に任せて、彼ならやってくれると思っていました。(ポールの得点)1ポイントも大きいですね。でも気を緩めることなく決勝でもがんばります。昨日はトラブルで悔しいレースになりましたが、トラブル修復のためにチームがんばってくれて、(チームガレージのある神奈川県)厚木からパーツを運んでくれて夜遅くまで作業してくれました。そんな状況で迎えた予選だったので、ポールを獲ることでチームの士気もいっそう高まっています。昨日の決勝はアウディ(21号車)がタイヤ無交換で勝っていて、もう(タイヤ)無交換じゃなきゃ勝てなくなっています。だから2人で上手くタイヤをマネージメントして、あとはタイヤをどう持たせるか、そんなレースになると思います。

    中山雄一
    これまでQ1でトップタイムを出すことはありましたが、ポールを(自力で)獲ることができたのは今回が初めてです。本当に嬉しいです。昨日はマシントラブルで悔しい結果になりましたが、チームが完璧に治してくれました。ブリヂストンのタイヤも、今日のコンディションにマッチしていて、クルマの良さを引き出すことができました。2回アタックして2回目のベストタイムをマークできましたが、実はこの時もアウディに少し引っ掛かっていました。そのくらいクルマの調子はいいので、決勝では嵯峨さんと2人でタイヤを上手く使って優勝したいですね。

  • 【動画】 SUPER GT 第3戦もてぎ 決勝ダイジェスト

    【動画】 SUPER GT 第3戦もてぎ 決勝ダイジェスト

    AUTOBACS SUPER GT第3戦『MOTEGI GT 250km RACE』が12日(土)、栃木県のツインリンクもてぎで行われた。

    このレースは5月に予定されていた第3戦オートポリス大会が熊本地震で中止になったため、代替戦として最終戦もてぎ大会の土曜日に開催されることになった。

    第3戦の決勝ではNo.24 フォーラムエンジニアリング ADVAN GT-R(佐々木大樹/柳田真孝組)が今季2勝目を挙げ、GT300クラスでは、No.21 Hitotsuyama Audi R8 LMS(リチャード・ライアン/藤井誠暢組)がチーム初優勝を飾った。

    2016 スーパーGT 第3戦 動画

    関連:【SUPER GT】 第3戦 結果:フォーラムエンジニアリングが今季2勝目

  • 【SUPER GT】 トヨタ:スーパーGT 第3戦もてぎ 予選&決勝レポート

    【SUPER GT】 トヨタ:スーパーGT 第3戦もてぎ 予選&決勝レポート

    11月12日(土)ツインリンクもてぎでSUPER GTの第3戦(AP代替戦)が行われ、ヘイキ・コバライネン/平手 晃平組 DENSO KOBELCO SARD RC F 39号車が終盤猛追するも届かず2位フィニッシュ。それでもドライバーズランキングでは3ポイント差の首位に浮上した。3位から6位もLEXUS RC F勢が続き、この5台がタイトル獲得の可能性を残して最終戦に臨むこととなった。

    12日(土)は朝から好天に恵まれたが、前夜の雨により、予選が行われる朝方はまだ路面はウェット。車両が走行を重ねることで路面は乾いていくと思われたが、ウェットタイヤか、スリックか、悩ましいコンディションで予選を迎えた。

    午前9時から15分間一発勝負となる、GT500クラスの予選が気温11度、路面温度12度と朝方ならではの寒いコンディションで開始された。

    LEXUS勢では平川亮が駆るKeePer TOM’S RC F 37号車以外はウェットタイヤでコースイン。日差しは強くなるものの、ほぼ無風ということもあって予想以上に路面は乾かず、最後までウェットタイヤ勢が優位の展開となった。

    LEXUS勢で気を吐いたのはコバライネンが駆る39号車。残り4分半というところで3番手タイムをマークすると、その翌々周、残り1分を切ったところでついにトップタイムをマーク。コバライネンにとって自身初となるポールポジションを獲得した。39号車はこのポールポジションによる1ポイントを加えたことでランキング2位タイに浮上。その他のランキング上位勢が予選で下位に沈んだこともあり、逆転に絶好の状況で第3戦の決勝を迎えることとなった。

    チェッカーが振られた後、最後の最後にタイムを刻んで3番手に飛びこんだのがニック・キャシディのau TOM’S RC F 36号車。関口雄飛がアタックしたWedsSport ADVAN RC F 19号車が8番手につけたが、ランキング上位を争うWAKO’S 4CR RC F 6号車は10番手、ZENT CERUMO RC F 38号車は14番手、スリックタイヤでギャンブルに出た37号車は最後尾15番手グリッドとなった。

    午後1時10分からの決勝レーススタート時には路面は完全に乾き、気温18度、路面温度24度と、前日までとはうって変わって暖かく、過ごしやすい気候の下でスタートが切られた。

    ポールポジションの39号車 平手は絶好のスタートを切り後続を引き離すと、その後方では3番手スタートの36号車 伊藤大輔がサイド・バイ・サイドバトルの末に2位へ浮上。2周目には8番手グリッドからこちらも好スタートで2つポジションを上げた19号車 関口雄飛が更に前を攻め5位へ。

    3周目にクラッシュ車両によりセーフティカーが導入され、8周目に再スタートが切られると、10番手スタートから7位へと順位を上げていた大嶋和也の6号車が10周目に6位へポジションアップを果たすなど、LEXUS勢が序盤から着実に上位へと躍進していった。

    レースが中盤に入り、各車ピットへ向かい、給油とドライバー交代、タイヤ交換を実施。ここで、最後尾15番手スタートで、序盤接触によるスピンを喫しながらも10位まで順位を上げていたジェームス・ロシターから平川へとドライバー交代した37号車が、コースへ復帰した直後にトラブルに見舞われ、無念の戦線離脱。タイトル争いからも脱落してしまった。

    レースが折り返しを過ぎ、ほとんどの車両がピット作業を終えても、GT-Rの24号車と関口の駆る19号車がややピットを遅らせる作戦に。

    29周終了でピットインした19号車はタイヤ無交換作戦を採り、4位でコースへ復帰。一方、規定周回ぎりぎりの33周を走ってピットへ向かったGT-R 24号車もタイヤ無交換で、首位のままコースへと復帰した。

    その後方では、キャシディの36号車とコバライネンの39号車が激しい2位争い。抜きつ抜かれつのバトルが数周にわたって繰り広げられたが、39周目にこのバトルを制し2位に浮上した39号車コバライネンが、首位への猛追を開始した。

    その時点で6秒程あった首位との差を、みるみるうちに詰めて行った39号車コバライネンは、50周を終えた時点でその差を1秒フラットに。残り3周の時点でテール・トゥ・ノーズ状態に詰め、逆転を狙った。

    わずか0.26秒差で迎えたファイナルラップ、39号車のコバライネンは最後まで首位を追い詰めたが、惜しくも逆転には至らず、2位でチェッカー。しかし、ランキングを争うGT-R 1号車が9位に終わったこともあり、39号車のコバライネン/平手組が3点上回ってのランキング首位に浮上した。

    36号車が3位、6号車が4位、19号車が5位、38号車が6位と、予選で苦しんだLEXUS勢も着実に上位へと進出してフィニッシュ。6号車も首位と7ポイント、38号車が11ポイント、19号車、36号車も14,15ポイント差と逆転タイトルの可能性を残して13日(日)の最終戦に臨むこととなった。

    ヘイキ・コバライネン (DENSO KOBELCO SARD RC F 39号車)
    ポールポジションからスタートして2位でフィニッシュ出来たという結果には満足している。ただ、ライバルの異なる戦略やタイヤなどの要素もあって先行を許してしまった。でもベストなレースが出来たし、あと5周もあればパスすることも出来たと思う。あの時点でパスするのはリスキーだったし、時間も足りなかった。それでもチャンピオンシップを考えれば良い結果だし、我々の目標はタイトル獲得だ。今年はクルマの感触も、チームの状態もとても良い。これでランキング首位に立つことが出来たのはとても嬉しいし、ドライバー2人とも好調なので、明日へ向けての自信もある。タイトル獲得へ向け全力を尽くす。

    平手 晃平 (DENSO KOBELCO SARD RC F 39号車)
    朝、ヘイキ(コバライネン)がとても良い走りでポールポジションを取ってくれたので、何も気負うことなくスタートできた。ただ、タイヤ選択が昨日の時点でのものだったため、タイヤのマネージメントに気を遣った。スタート直後に大きなギャップを築けたがSCが入ってしまい、ゼロになってしまったのが痛かった。ただ、その後またギャップを広げ、トップのままミス無くクリアに帰ってこられたので自分としては良い仕事が出来たかなと思う。明日は自分が予選を担当するが、クルマのフィーリングもいいし、ウェイトハンデが0になるので、軽い車で思いっきり走りたい。プレッシャーはない。思いっきり行く。

    伊藤 大輔 (au TOM’S RC F 36号車)
    スタートは順調な滑り出しだったかなとは思うが、予想よりも早めにグリップダウンを感じたので、ちょっと長めの予定だった後半スティントは硬めのタイヤをリクエストした。その選択が上手く行かなかった感じはあるが、どちらにしてももう少しクルマの基本ペースを上げないと、タイヤ無交換作戦のチームに対抗するのは難しい。今日の結果を踏まえて明日へ向けてチームとミーティングしていく。タイトルについては、まだ可能性は残ってるようなので、最後までプッシュするしかないと思っている。

    ニック・キャシディ (au TOM’S RC F 36号車)
    今日は朝から非常に難しいコンディションの中、とても良い予選アタックができた。決勝レースはとてもタフで、ハードな戦いだった。最後は勝ちたかったが届かなかった。チャンピオンシップの面でも非常に重要なレースで表彰台獲得は悪くない結果だし、ミス無く良いレースが出来たので満足している。

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  • 【SUPER GT】 ホンダ:スーパーGT 第3戦もてぎ 予選&決勝レポート

    【SUPER GT】 ホンダ:スーパーGT 第3戦もてぎ 予選&決勝レポート

    2016 オートバックス SUPER GTの最終ラウンド「MOTEGI GT GRAND FINAL」は、栃木県芳賀郡茂木町にあるツインリンクもてぎで第3戦/第8戦の2レースが行われる。

    12日(土)は、熊本地震の影響によりキャンセルとなった第3戦オートポリスの代替レースとなる「SUPER GT Round3 GT250kmレース」の予選および決勝レースが開催された。

    もてぎラウンドでの予選は、第3戦が12日(土)、第8戦が13日(日)に行われるが、それぞれに各チームのドライバー1名ずつエントリーし、15分の予選タイムアタックで決勝グリッドが決定。また、「SUPER GT Round3 GT250kmレース」は、これまで獲得したドライバーズ・ポイント×1kgに換算した重量のウェイトハンデを搭載して予選と決勝を戦う。

    予選開始時は昨夜の降雨により路面はまだ濡れた状態だった。路面は予選が進むにつれて徐々に乾き始めたが、ほとんどのチームがレインタイヤのままでタイムアタックに挑んだ。

    ホンダ勢は、#100 RAYBRIG NSX CONCEPT-GTの山本尚貴が4番手、#64 Epson NSX CONCEPT-GTのベルトラン・バゲットが5番手、#15 ドラゴ モデューロ NSX CONCEPT-GTの武藤英紀が7番手、#8 ARTA NSX CONCEPT-GTの松浦孝亮が9番手、#17 KEIHIN NSX CONCEPT-GTの小暮卓史が13番手となった。

    午後の決勝レースは、完全なドライコンディションの下で行わた。

    4番手スタートの#100 RAYBRIG NSX CONCEPT-GTは、22周まで山本がライバルの追撃を抑えて4位を走行したが、終始タイヤのゴムかすがタイヤから剥がれにくくなる、ピックアップの症状に苦しみ、最終的には10位でチェッカーを受けた。

    #8 ARTA NSX CONCEPT-GTは11位、#15 ドラゴ モデューロ NSX CONCEPT-GTは12位、#64 Epson NSX CONCEPT-GTは13位で完走を果たしたが、#17 KEIHIN NSX CONCEPT-GTはギアボックスのトラブルのためにリタイアとなった。

    13日(日)の最終戦「SUPER GT Round8 GT250kmレース」は、全車がウェイトハンデ無しで決勝レースを争う。

    GT500クラス予選が9時5分に始まり、決勝レースは13時30分にスタートする予定。

    山本尚貴 (#100 チーム・クニミツ)
    決勝はピックアップの影響でグリップ力が低下し、苦戦を強いられました。ピックアップというとタイヤに原因があると思われがちですが、実際には様々な要素が積み重なり1台のクルマが出来上がっているので、タイヤだけでなくマシンや僕たちドライバーにも責任はあると思っています。明日も苦しい戦いになるかもしれませんが、少しでもピックアップの状況を改善するためにセッティングの見直しを行い、シーズン最後のレースを良い形で終えたいです。

    伊沢拓也 (#100 チーム・クニミツ)
    今日はレースの後半を担当しましたが、ドライバー交代直後から順位を落とす苦しい戦いとなりました。ホンダ勢の中では最上位でしたが、良いところを見つけることが難しかったです。明日はNSX CONCEPT-GTで戦う最後のレースですし、Hondaのホームコースなので、絶対に諦めることなく全力で戦い抜きます。そうした努力が来年の戦いに繋がると信じています。

    松本雅彦 (Honda GTプロジェクトリーダー)
    予選結果から順位を落とす悔しいレースとなりました。
    ピックアップが主にフロントタイヤで発生したため、アンダーステアとなってペースを上げることができませんでした。ピックアップの程度はタイヤのコンパウンドにより違いますが、ピックアップが起きにくいタイヤではペースが上がらないため、タイヤ選択が非常に難しかったです。明日に向けてタイヤ選択やサスペンションのセッティングを見直したうえで、NSX本来の速さを引き出したいと思います。

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  • 【SUPER GT】 第3戦 結果:フォーラムエンジニアリングが今季2勝目

    【SUPER GT】 第3戦 結果:フォーラムエンジニアリングが今季2勝目

    AUTOBACS SUPER GT第3戦『MOTEGI GT 250km RACE』が、11月12日、栃木県・ツインリンクもてぎ(1周4801.379mm×53周)で行われた。

    このレースは5月に予定されていた第3戦オートポリス大会が熊本地震で中止になったため、代替戦として最終戦もてぎ大会の土曜日に開催されることになった。このため土曜日に第3戦の、日曜日に最終戦(第8戦)の予選と決勝がそれぞれ開催されるSUPER GT初の大会となった。

    第3戦の決勝ではNo.24 フォーラムエンジニアリング ADVAN GT-R(佐々木大樹/柳田真孝組)が今季2勝目を挙げ、GT300クラスでは、No.21 Hitotsuyama Audi R8 LMS(リチャード・ライアン/藤井誠暢組)がチーム初優勝を飾った。

    この日の午前9時に予選が行われ、昨晩の雨による路面の濡れが残る滑りやすい難しい状況の中、No.39 DENSO KOBELCO SARD RC Fの元F1ドライバー、ヘイキ・コバライネンがSUPER GT初ポールポジションを獲得した。なお、第3戦と明日の最終戦の予選は、ペアのドライバーが1人ずつそれぞれの予選を担当する。

    決勝レースでは、ポールポジションにつけたNo.39 DENSO KOBELCO SARD RC F(平手晃平)が好スタートを切り、序盤にあったGT300クラスのクラッシュによるセーフティカーランも無難に乗り切り、レース前半をリード。その後ろには、予選2位のNo.24 フォーラムエンジニアリング ADVAN GT-R(佐々木大樹)がしっかり付いていく。

    No.24 フォーラムエンジニアリング ADVAN GT-Rの近藤真彦監督は、ピットインを遅らせ、さらにタイヤも無交換で済ませる作戦を決行。これでレース終盤はNo.24 フォーラムエンジニアリング ADVAN GT-R(柳田真孝)がトップに立った。これを元F1ドライバーのヘイキ・コバライネンが駆るNo.39 DENSO KOBELCO SARD RC Fが猛追。ラスト2周はコバライネンがテール・トゥ・ノーズの激戦から何度もNo.24 フォーラムエンジニアリング ADVAN GT-Rのサイドに並び掛ける。だが、GT500で2度のチャンピオンを獲得している柳田がゴールラインまで辛くもしのぎきってチェッカーフラッグを先頭で受けた。これでNo.24 フォーラムエンジニアリング ADVAN GT-Rは第4戦以来の今季2勝目を挙げた。

    チャンピオン争いでは、このレースで2位になったNo.39 DENSO KOBELCO SARD RC Fのコバライネン/平手組がドライバーズランキングのトップとなり、No.1 MOTUL AUTECH GT-Rの松田次生/ロニー・クインタレッリ組が3ポイント差で、No.6 WAKO’S 4CR RC Fの大嶋和也/アンドレア・カルダレッリ組が7ポイント差、この他5チームにより最終戦で争うことになった。

    GT300は21アウディが初優勝
    GT300クラスは、No.11 GAINER TANAX AMG GT3のビヨン・ビルドハイムがポールポジションを獲得。しかし、レースでは予選2位のNo.21 Hitotsuyama Audi R8 LMS(リチャード・ライアン)がピットインを利用して逆転。この後、藤井誠暢が逃げきって優勝。チームとライアンにとってのGT300クラス初勝利をもたらした。なお、ライアンはGT500クラスでチャンピオンを獲得しているベテラン。

    チャンピオン争いでは、このレースで7位に入ったNo.25 VivaC 86 MC(土屋武士/松井孝允組)が引き続きドライバーズランキングをリード。9ポイント差のNo.3 B-MAX NDDP GT-R(星野一樹/ヤン・マーデンボロー組)以下5チームと最終戦で決着をつけることになった。
    (観客:2万3,500人)

    GT500クラス
    No.24 フォーラムエンジニアリング ADVAN GT-R
    佐々木大樹
    「タイヤ無交換の作戦は、最初から頭の中に入っていました。だから序盤にトップの2台が逃げても、無理せずに彼らに上手く付いていくことができれば、後半楽になると思っていました。タイヤもできるだけセーブしましたが、最後は柳田さんに苦しい思いをさせてしまいました。勝つことができて嬉しいのですが、まだ明日、もう1回予選と決勝が残っているので、気持ちをリセットして引き締めます」

    柳田真孝
    「レース終盤には凄く追い上げられて、ピットでは皆がヒヤヒヤしていたみたいですが、実は僕自身もヒヤヒヤしていました(苦笑)。優勝ですが爆発的な喜びはなく、明日のレースを終えてから喜びたいと思います。今回の勝因はやはり予選でフロントローに並んだことでしょう。明日の作戦ですか? 想像にお任せします(苦笑)」

    GT300クラス
    No.21 Hitotsuyama Audi R8 LMS
    リチャード・ライアン
    「チームメイトのトモ(藤井誠暢)はもちろんですが、チームとWRT(テクニカル・サポート)やアウディ・ジャパン、チームに関わるすべての人たちに感謝しています。このレースウィークでドライタイヤを履くのはレース前のウォームアップ走行が初めてという状況でセットアップは“当てずっぽう”でしたが、最終戦のもてぎでは、これまでも好結果を残しているダンロップが、良いタイヤを用意してくれて、それが大きな勝因になりました」

    藤井誠暢
    「このチームに移籍してきてアウディをドライブするようになって3年目ですが、去年までは年に1回くらいは表彰台に上ることができても優勝はまだ見えない、という状況でした。今年になりクルマも良くなり、夏の富士ではあと少しで勝てるところまで来ました。0.1秒差で逃していたので悔しい気持ちもあったし、そこから不甲斐ないレースが続いていましたが、今回やっと勝てました。嬉しいという気持ちとホッとしたのと半々ですね。今日勝ったことでタイトル争いの権利も明日に繋ぐことができましたが、明日も一戦必勝の気持ちでがんばります」

  • ジェンソン・バトン 「ホンダとSUPER GTの鈴鹿1000kmに出たい」

    ジェンソン・バトン 「ホンダとSUPER GTの鈴鹿1000kmに出たい」

    ジェンソン・バトンは、2017年にSUPER GTにスポット参戦したいという願望があることを認めた。

    2017年はF1から退くジェンソン・バトンだが、マクラーレン・ホンダは将来的にF1に復帰する可能性を完全には除外していない。

    ジェンソン・バトンは、2017年にフルタイムでレース参戦するつもりはないが、スポット的にレースを継続することを望んでいる。

    ジェンソン・バトンは、ホンダとSUPER GTの鈴鹿1000kmに参戦したいと述べ、アメリカでラリークロスも試してみたいと語った。

    「まだ何をするかはわからない。SUPER GTで鈴鹿1000kmを走るかもしれない。それが実現したら素晴らしいだろう」とジェソン・バトンは Crash.Net にコメント。

    「それ以外ではアメリカでラリークロスに出るかもしれないし、他にもいくつかテストをする可能性がある」

    「やれることはたくさんあるし、来年、やってみたいことは本当にたくさんあるので選ばなければならない。来年、ラリークロスにフル参戦することはない。将来的にはあるかもしれないけどね。大きく成長しているスポーツだと思う」

    ジェンソン・バトンの父ジョンは1970年代にラリークロスドライバーとして活躍していた。

    実際、ジェンソン・バトンは、F1以外でレースをすることに興奮していると語る。

    「とても興奮しているよ。17年間1つのレースだけをやってきたし、他でレースをしてみたい。僕はレーシングドライバーだ。キャリア全体で1つのレースだけをしたくはない。F1はモータースポーツの頂点だけど、変化が必要なときもある」