カテゴリー: SUPER GT

  • SUPER GT | 第3戦 鈴鹿 予選:au  TOM’S LC500がポールポジション

    SUPER GT | 第3戦 鈴鹿 予選:au TOM’S LC500がポールポジション

    2019年 SUPER GT第3戦『SUZUKA GT 300km RACE』の予選が5月25日(土)、鈴鹿サーキットで行われた。

    GT500クラスは#36 au TOM’S LC500(関口雄飛/中嶋一貴)がポールポジションを獲得。2番手には#37 KeePer TOM’S LC500(平川亮/ニック・キャシディ)が続き、レクサスがフロントローを独占。GT300クラスは#25 HOPPY 86 MC(松井孝允/佐藤公哉)がポールポジションを獲得した。

    2019 SUPER GT 第3戦 鈴鹿サーキット 公式予選

    Pos. No. Car Driver Tire WH Time
    1 36 au TOM’S LC500 関口雄飛
    中嶋一貴
    BS 2kg 1分45秒775
    2 37 KeePer TOM’S LC500 平川亮
    ニック・キャシディ
    BS 8kg 1分45秒788
    3 8 ARTA NSX-GT 野尻智紀
    伊沢拓也
    BS 24kg 1分46秒207
    4 12 カルソニック IMPUL GT-R 佐々木大樹
    ジェームス・.ロシター
    BS 11kg 1分46秒216
    5 6 WAKO’S 4CR LC500 大嶋和也
    山下健太
    BS 6kg 1分46秒246
    6 16 MOTUL MUGEN NSX-GT 武藤英紀
    中嶋大祐
    YH 4kg 1分46秒462
    7 1 RAYBRIG NSX-GT 山本尚貴.
    ジェンソン・バトン
    BS 22kg 1分46秒519
    8 17 KEIHIN NSX-GT 塚越広大
    ベルトラン・バゲット
    BS 12kg 1分46秒580
    9 3 CRAFTSPORTS MOTUL GT-R 平手晃平
    フレデリック・マコヴィッキィ
    MI 16kg 1分46秒909
    10 19 WedsSport ADVAN LC500 国本雄資
    坪井翔
    YH 49kg 1分47秒076
    11 23 MOTUL AUTECH GT-R 松田次生
    ロニー・クインタレッリ
    MI 5kg 1分47秒124
    12 24 リアライズコーポレーション ADVAN GT-R 高星明誠
    ヤン・マーデンボロー
    YH 18kg 1分47秒177
    13 38 ZENT CERUMO LC500 立川祐路
    石浦宏明
    BS 6kg 1分47秒185
    14 39 DENSO KOBELCO SARD LC500 ヘイキ・コバライネン
    中山雄一
    BS 43kg 1分47秒289
    15 64 Modulo Epson NSX-GT ナレイン・カーティケヤン
    牧野任祐
    DL 3kg 1分48秒150
  • ジェンソン・バトン 「F1でのウエット走行経験がSUPER GTに役立った」

    ジェンソン・バトン 「F1でのウエット走行経験がSUPER GTに役立った」

    ジェンソン・バトンは、富士スピードウェイで開催されたSUPER GT 第2戦をノーポイントで終えることになるのではないかと心配していたと語る。

    ジェンソン・バトンと山本尚貴が駆る#1 RAYBRIG NSX-GTは、予選Q1で敗退し、12番グリッドからスタート。ウエットコンディションとなった決勝ではスタートドライバーを務めた山本尚貴は一時14位まで順位を下げた。

    しかし、レース残り1/3で、再びジェンソン・バトンからマシンを引き継いだ山本は乾いた路面の上でスパートし、4番手まで順位を上げると徐々に前走車との間隔を詰めて105周目の第1コーナーでインに飛び込んで順位を入れ替え、3番手に進出した。その後は追いすがる後続車を突き放し、110周を走りきって3位でチェッカーフラッグを受けた。

    「開幕戦は事故まで本当にいい感じだった。だから、今回のレースでの予選12位は期待外れだった」とジェンソン・バトンは振り返る。

    「僕たちはノーポイントで離れることになるではないかと心配していた。だから、12ポイントを獲得できたのはとても良いことだ」

    重要なミドルスティントを担当したジェンソン・バトンは、コース上がまだ濡れている状況をスリックタイヤで走らなければならなかったが、F1でのウエット走行での経験が役に立ったと語る。

    「最初の2週はウエットタイヤを履いたGT300のマシンを追い抜かなければならなかった。その後、ウエットタイヤの4号車(Modulo Epson NSX-GT)にオーバーテイクされた」

    「タイヤが温まったら、オーバーテイクをしていくことができたし、もちろん、他のドライバーのミスもあった。トラブルを避けることができたのが良かったと思う」

    「本当に楽しかった。このようなコンディションでのF1での経験が完璧に役になった。かなり助けになった」

    「F1でそのようなコンディションで走るのはいつも好きだったし、富士は本当に楽しかった」

  • SUPER GT | ホンダ:第2戦 富士スピードウェイ 決勝レポート

    SUPER GT | ホンダ:第2戦 富士スピードウェイ 決勝レポート

    5月3日(金)~4日(土)、富士スピードウェイ(静岡県)で2019年度SUPER GTシリーズ第2戦が開催され、GT500クラスに5台の2019年型NSX-GT、GT300クラスに3台のNSX GT3が出走した。

    岡山国際サーキットで開催されたシリーズ開幕戦では、速さをみせ優勝を遂げたNSX-GTだが、富士スピードウェイは過去の大会でも苦戦することが多いコースで、快晴の空の下で行われた公式予選では、#16 MOTUL MUGEN NSX-GT(武藤英紀/中嶋大祐)が4番手、#17 KEIHIN NSX-GT(塚越広大/ベルトラン・バゲット)が6番手にとどまり、厳しい出だしとなった。

    決勝日は、午前中まで晴天だったものの、午後2時半の決勝レーススタートが近づくにつれ天候が急激に悪化。雨が降り出してウエットコンディションとなり、セーフティカー先導でレースが始まった。スタート直後は#16 MOTUL MUGEN NSX-GT(武藤)がポジションを守っていたが、その後順位を落とし、入れ替わって#17 KEIHIN NSX-GT(塚越)が5番手へ進出した。しかし天候はさらに悪化し、路面に水が溜まったためセーフティカーがコースイン、その後レースはいったん赤旗で中断となった。

    天候回復を待ち、雨はほぼ止んだものの、路面はまだ濡れている状態でレースが再開された。それまで各車、スタート時に装着したレインタイヤで走行を続けていたが、500kmの長丁場となるレースの1/3を迎えるところで各チーム最初のドライバー交代に入り、それまで装着していたレインタイヤをスリックタイヤへ交換し始めた。ところがそれまでHonda勢最上位を守っていた#17 KEIHIN NSX-GT(バゲット)がまだ濡れていた路面に足をとられてスピンし、順位を落としてしまった。一方、公式予選ではマシンの挙動が落ち着かず12番手スタートとなった#1 RAYBRIG NSX-GT(山本尚貴/ジェンソン・バトン)が悪コンディションの中、山本からバトンへとつないで着実に順位を上げていった。

    レース残り1/3で、再びバトンからマシンを引き継いだ山本は乾いた路面の上でスパートし、4番手まで順位を上げると徐々に前走車との間隔を詰めて105周目の第1コーナーでインに飛び込んで順位を入れ替え、3番手に進出した。その後は追いすがる後続車を突き放し、110周を走りきって3位でチェッカーフラッグを受けた。5位には#17 KEIHIN NSX-GT(塚越/バゲット)が入賞した。また、GT300クラスではARTA NSX GT3(高木真一/福住仁嶺)が開幕戦に続き、クラス2位に入賞してレースを終えた。

    佐伯昌浩 | 株式会社本田技術研究所 Honda GT プロジェクトリーダー
    「予選ではうまく調整できたクルマと、調整が進まなかったクルマが分かれる結果となってしまいました。しかし急にコンディションが悪化した決勝レースでは、各チームうまくクルマをまとめて全車トラブルなく完走し、5台中4台がシリーズポイントを獲得したばかりか1号車が12番グリッドから表彰台に上がれて、決して得意とは言えない富士でのレースでしたがHondaとしてはいいレースができたと感じています。2戦連続表彰台に上がり、これで全チームがポイントを獲得できたので、年間のチャンピオンシップを考えるといい流れに乗ったと思います。鈴鹿以降さらに飛躍していこうと考えています」

    山本尚貴(3位)
    「予選では車体がはねる症状に苦しみました。表彰台は目指すべきポジションなので、あきらめずにがんばろうとは思っていましたが、その状態を考えると実際に表彰台に上れるとは思っていませんでした。でもチームが一生懸命セッティングを考えてくれたおかげで結果が出せました。スタート直後はなかなかタイヤが温まらなくてペースが上がらず、最終コーナーでスピンしたりもしましたが、幸いダメージを受けずにセーフティカーも入ったので幸運でもありました。Hondaファンの皆さんにいいレースを見せることができたかなと思います。鈴鹿での次戦は勝たなければいけないレースだと思うので気合を入れて臨みます」

    ジェンソン・バトン(3位)
    「とてもタフでしたがレースを楽しめました。他チームより一周早いピットインでクルマを引き継いだので、まだ濡れている路面の上でGT300クラスを抜きながら走るのはとてもたいへんでした。路面が乾いてからは、今度はあまりにもピックアップがひどくて、少しラインを外すだけで、ものすごい振動が発生して苦労しました。予選結果を考えれば、Hondaの一員として表彰台に立てたことをうれしく思います。表彰台の上からは大勢のファンがいてすばらしい光景が見え、スーパーGTはすばらしいレースだと改めて感じました。鈴鹿での次戦ではもっといい結果を出してファンの皆さんに喜んでもらおうと思います」

    ジェンソン・バトンと山本尚貴 2019年 第2戦 富士スピードウェイ

  • SUPER GT | レクサス:第2戦 富士スピードウェイ 決勝レポート

    SUPER GT | レクサス:第2戦 富士スピードウェイ 決勝レポート

    富士スピードウェイで開催されたSUPER GT第2戦は、スタート直後の雷雨で一旦は赤旗中断となるもその後回復していく中で激戦が展開。7番手グリッドから追い上げた立川 祐路/石浦 宏明組 ZENT CERUMO LC500 38号車が終盤劇的な逆転を果たし、得意の「ホーム」富士で2年ぶりの勝利を飾った。

    SUPER GT第2戦「FUJI GT 500km RACE」が5月3日(金)、4日(土)の両日、静岡県の富士スピードウェイで開催された。

    悪天候に翻弄された開幕戦の岡山大会から3週間。SUPER GTは恒例のゴールデンウィーク開催となる第2戦富士を迎えた。国内のモータースポーツで最高の人気を誇るSUPER GTの中でも、毎年特に多くの観客が集まるGWの富士大会。今年は特に10連休、そして天候に恵まれたこともあり、2日間で9万人以上ものモータースポーツファンの皆様が集結し、熱いレースを堪能した。

    前戦岡山大会は悪天候のために長いセーフティカーランの末に2度目の赤旗で短縮終了となった。今季がLEXUS LC500での参戦ラストシーズンとなるLEXUS勢は予選から苦戦を強いられ、最上位が6位に終わった。

    第2戦となる富士大会は、通常の300kmよりも長い500kmでの開催。2度のドライバー交代が義務づけられる。開幕戦がハーフポイント獲得に終わったため、各車のウェイトハンデも例年に比べると差のない状況での長丁場のレース、ホームコースであるLEXUS勢の巻き返しに期待がかかった。

    今大会、au TOM’S LC500 36号車の中嶋一貴はWEC(世界耐久選手権)第7戦スパ6時間のために欠場。代わりにGT300クラスに出場している宮田莉朋が36号車の第2ドライバーとして、GT500クラスにデビューすることとなった。

    予選
    3日(金)は好天に恵まれ、暖かさを感じる気温22度、路面温度33度というコンディションで午後2時30分より予選が行われた。

    15分間で行われたQ1では、セッション開始から5分ほど全車待機してコースイン。数周でタイヤを暖め、セッション終盤にタイムが更新され、順位が目まぐるしく入れ替わっていった

    LEXUS勢は38号車の石浦がまず1分27秒台に入れてトップに立つと、KeePer TOM’S LC500 37号車の平川亮が好タイムでこれを塗り替えた。しかし、その後ライバルに0.007秒上回られ、平川が2番手、石浦が3番手、そして、前戦は予選、決勝共に走行のチャンスがなかったDENSO KOBELCO SARD LC500 39号車の中山雄一が初のGT500クラス予選アタックで見事7番手タイムをマークし、Q2進出を果たした。

    WAKO’S 4CR LC500 6号車の大嶋和也は僅か0.037秒及ばず9番手。36号車が11番手、WedsSport ADVAN LC500 19号車が14番手でQ1敗退となった。

    Q2(10分間)は15時33分から開始され、やや路面温度も下がる中、セッション終盤に僅差での激しいアタック合戦が繰り広げられた。LEXUS勢ではQ1でも最上位につけた37号車のニック・キャシディが、これまでの予選コースレコードを上回る好タイムをマーク。ライバル勢もレコードを更新し食い下がるが、キャシディのタイムには届かず、ポールポジション獲得かと思われたが、最後の最後に上回られ、37号車は最前列2番手グリッド。ヘイキ・コバライネンがアタックした39号車が5番手、立川祐路の38号車が7番手グリッドから明日の決勝に臨むこととなった。

    GT300クラスでは、開幕戦岡山のQ2で、SUPER GTデビュー戦ながらコースレコードを更新する走りで2番手につける好走を見せた19歳の阪口晴南が、当落線ぎりぎりの16番手タイムをマークし(その後走路外走行により1台降格となったため15番手)唯一のQ2進出。Q2では96号車のベテラン新田守男が12番手グリッドを獲得した。

    他のLEXUS/トヨタ勢4台はQ2進出ならず。今回、第3ドライバーとして、小高一斗が加わったTOYOTA GR SPORT PRIUS PHV apr GT 30号車が20番手、宮田に代わってドミニク・ファーンバッハーと吉本大樹が組むSYNTIUM LMcorsa RC F GT3 60号車が22番手。昨年まで同車両をドライブしていたナタウッド・ジャルーンスルカワッタナが3人目のドライバーとして加わるarto RC F GT3 35号車が24番手、TOYOTA GR SPORT PRIUS PHV apr GT 31号車が26番手グリッドとなった。

    決勝
    4日(土)も午前中までは好天で、昼のウォームアップ走行時は暑いほどのコンディションだったが、スタート前のグリッドウォーク中に雨がぱらつき始め、午後2時半の決勝スタート時には路面はウェットコンディションに。雷雨の予報もあり、各チームタイヤ選択に悩むこととなった。

    雨の中、セーフティカー先導で500kmで争われるレースがスタート。2周を終えたところでグリーンフラッグが振られ各車全開でのバトルが開始された。

    LEXUS勢最上位の2番手からスタートを切った37号車キャシディは、水煙の中で前車をかわし首位浮上。後方では7番手スタートの38号車立川が好スタートを切り、4位争いを展開した。

    その後、雨が強くなっていき、37号車キャシディはコースオフを喫するなどで3位へと後退。変わって13周目に38号車が首位に立った。その直後、強くなった雨のためにセーフティカーが導入され、15周目にレースは赤旗中断。

    30分ほどの中断を経て午後3時30分過ぎにセーフティカー先導で走行が再開された。冷え切ったタイヤを温め直し、19周目、残り92周でバトルが再開。38号車、37号車とライバルによる三つ巴の首位争いが繰り広げられた。

    その後路面は乾いていき、40周目終了時に38号車がピットイン。立川から石浦へとドライバーチェンジ。ほかの車両も次々にピットインし、全車が1度目のドライバー交代を終えた時点で38号車が2位、ピットアウト直後にコースオフを喫した37号車は7位、中山雄一へと交代した39号車が8位で中盤戦を迎えた。

    LEXUS勢はピットアウト直後は苦戦したものの、タイヤが充分に暖まってからはライバルを上回るペースでの追い上げを開始。59周目には38号車の石浦が首位を奪還した。

    前戦岡山では予選、決勝共に走るチャンスのなかった39号車の中山雄一は、7位でコバライネンから39号車のステアリングを引き継ぐと、次々にライバルをパスしていき68周目には元F1チャンピオンのジェンソン・バトンが駆るNSX 1号車をパスし4位へポジションを上げて、コバライネンへと再び交代した。

    78周終了時点で首位を行く石浦の38号車もピットイン。しかし、このピットのタイミングでライバルの先行を許し、立川は2位でコースに復帰。立川は4秒以上あった首位との差をじりじりと詰めて行き、残り15周でテール・トゥ・ノーズの状態まで持ち込んだ。

    ベテラン同士の見応えある首位争いが数周にわたって繰り広げられたが、「富士マイスター」の称号で知られる立川が残り12周、99周目のTGRコーナー進入でついに逆転。首位に立つと、その後は後続を引き離していった。

    その後方では、4位のコバライネンがライバルをかわして表彰台圏内の3位に浮上。しかし、終盤になると別のライバル勢の猛追を受け、必死の防戦を繰り広げましたが惜しくもかわされ、4位へ後退。

    立川の38号車は、最後は2位に約20秒もの大差をつけてトップでチェッカー。2017年の第2戦富士500km以来2年ぶりとなる勝利を石浦と共に飾った。39号車は4位。37号車が7位、6号車が8位でポイント獲得を果たした。

    GT300クラスでは、12番手からスタートを切った96号車の阪口が、難しいコンディションの中で好走を見せ、雨脚が強くなりセーフティカーが導入された時点で6位に浮上。

    赤旗中断からの再開後も96号車阪口の勢いは止まらず、3台でのバトルを制して4位までポジションを上げて見せた。しかし、そのハイペースで路面が乾く前にタイヤの摩耗が厳しくなり、ライバル勢よりも早めにピットイン。ドライバー交代とともに新たなウェットタイヤに交換してピットアウトしたが、その後急速に路面が乾いていき、まもなくスリックタイヤへの交換のため、再ピットインを余儀なくされてしまった。

    このピット作業時にも大きくタイムロス。交代したベテラン新田もドライコンディションで速さを見せ、23位まで落としたポジションから追い上げ、42周目には今大会GT300クラスのファステストラップをマークする速さを見せて再び阪口へと交代。阪口は16位でチェッカーを受けた。

    一方、22番手からスタートを切った60号車もスタートドライバーの吉本が9位までポジションを上げて今大会宮田の代わりにドライブしているファーンバッハーヘと交代。ドライコンディションでは苦戦したものの、9位でチェッカーを受けポイント獲得を果たした。

    ZENT CERUMO LC500 38号車 ドライバー 立川祐路:
    最初から最後まで気の抜けないバトルの連続でしたが、本当にいいレースが出来たと思います。今シーズン新たな体制で臨むこととなり、新たな責任と絶対に勝たなくてはというプレッシャーもありました。開幕戦が厳しい結果に終わり、TRDやチームも頑張ってくれて、富士で勝たなくてどこで勝てるんだという思いで臨んだので、実現できて嬉しいです。昨日の予選がタイヤ選択などが上手く行かなくて中団グリッドに沈み、今日は微妙なタイミングでの雨でどうなるか分からない状況でしたが、思いのほかスタートで前に出られたのは良かったです。ただ、ドライになってからはライバルと最後まで気の抜けないレースでした。

    ZENT CERUMO LC500 38号車 ドライバー 石浦宏明:
    とにかくほっとしています。このシーズンオフにチーム体制などが変わり、自分の責任も増えてという状況で臨んだシーズン、この第2戦が一番チャンスがあるので勝ちに行こうと立川さんとも話していました。ホームですし、僕らも得意のサーキットなので、絶対にここで結果を残すという気持ちが2人とも走りに出せたかなと思います。すごくいいレースが出来て、本当にチームの皆に感謝しています。

    2019年 SUPER GT 第2戦 富士スピードウェイ レクサス

  • SUPER GT | 日産:第2戦 富士スピードウェイ 決勝レポート

    SUPER GT | 日産:第2戦 富士スピードウェイ 決勝レポート

    2019年のSUPER GT第2戦の決勝が行われ、ポールポジションからスタートした#23 MOTUL AUTECH GT-R(松田次生/ロニー・クインタレッリ)が2位表彰台を獲得した。

    予選日は好天に恵まれた富士スピードウェイ。決勝日も午前中こそ青空が広がり初夏のような暑さも感じられたが、決勝に向けたスタート進行中、グリッドウォークが行われている頃から雲行きが怪しくなると、ぽつぽつと雨粒が落ちてきた。

    次第に雨量も増え、コース上もウェットコンディションになってきたことから、110周の決勝レースはセーフティカー(SC)先導のもとスタートした。

    2周のSCランを終え、3周目に入ったところで実質的にレースが始まった。ポールポジションスタートの#23 GT-Rはクインタレッリが第1スティントを担当。2位スタートの#37 LC500に一旦かわされたものの、6周目の100Rで再びトップを奪い返した。ここから後続との差を広げにかかったが、9周目に入る頃から雨脚が強まり、GT500クラスでもオーバーランするマシンが出るほどコンディションが悪化。クインタレッリはなんとかコース上にとどまっていたが、13周目に入った1コーナーで、後ろから迫っていた#38 LC500に逆転を許し、2位に後退。直後にSCが入り、そのまま16周目には赤旗が提示されレースは一旦中断することになった。

    天候の回復を待って、約30分後にSC先導のもとレース再開。18周を終えてSCが隊列を離れ、再びバトル開始となった。コース上は依然ヘビーウェットコンディションで、タイヤに十分な熱が入るまで#23 GT-Rには苦しい時間が続き、20周目には5位まで後退。しかしその後ペースを取り戻して次々に前の車をとらえていき、31周目にはトップを奪い返した。32周目にはファステストラップを記録するハイペースで周回を重ね、41周を終えてピットイン。スリックタイヤに履き替えると松田にドライバー交代して第2スティントへと向かった。44周目には全車が1度目のピット作業を終え、#23 GT-Rはトップに浮上したが、59周目に#38 LC500の逆転を許し2位後退。松田はなんとか食らいつきながら80周目まで力走を見せてピットイン。1周前に#38 LC500はピット作業を終えていたが、チームの素早い作業で逆転に成功しトップを奪い返した。最後のスティントを託されたクインタレッリはベストラップを更新しながら周回を重ねたが、気温と路面温度が下がってきたことからペースが上がらなくなり、99周目の1コーナーで#38 LC500にかわされてしまった。残り10周を懸命に走り切った#23 GT-Rは2位でチェッカーを受け、開幕戦から2戦連続で表彰台獲得を果たし、ポイントランキングで首位に浮上した。

    予選8位からスタートした#3 CRAFTSPORTS MOTUL GT-R(平手晃平/フレデリック・マコヴィッキ)は、第1スティントを担当した平手が5位まで順位を上げると、GT500クラスの中ではいち早くスリックタイヤに交換し、マコヴィッキが上位陣を追い上げていった。第2スティントで表彰台圏内の3位までポジションアップし、最後のスティントを平手に託したが、終盤にペースダウン。6位で持ちこたえてフィニッシュし、2戦連続でポイントを獲得した。

    予選3位からスタートした#12 カルソニック IMPUL GT-R(佐々木大樹/ジェームス・ロシター)は途中接触によるスピンなどがあり12位フィニッシュ。予選13位の#24 リアライズコーポレーション ADVAN GT-R(高星明誠/ヤン・マーデンボロー)はトラブルで一旦ピットに入り、7周遅れの14位となった。

    ロニー・クインタレッリ
    「最初のスティントは、開幕戦のことが一瞬よぎるような大雨でした。雨がやんでレースが再開してからは、序盤は苦しかったですがペースが上がってきてトップに復活できました。ピットインのタイミングも良く、いい形で次生選手に渡せたと思います。最後のスティントは、アウトラップで踏ん張ればトップを守れると思って、その通り順調に行っていましたが終盤グリップに苦労しました。結果は残念ですが、ランキングトップをこの先も守っていけるように頑張ります」

    松田次生
    「(自分のスティントでは)GT300クラスと出会うタイミングが悪く、ストレートで38号車に抜かれてしまいました。ですがピット作業に関しては僕たちのチームには定評があるので、なんとかロニーに託したときにチャンスができるよう、離されないように頑張りました。今日の結果でランキングトップになりました。去年もこの時点でトップに立ちましたが、GTはここからが難しくなります。次戦以降も取りこぼしのないように戦っていって、8月の富士大会で大量得点ができるように頑張ります」

  • SUPER GT | 第2戦 富士 結果:ZENT CERUMO LC500が逆転優勝

    SUPER GT | 第2戦 富士 結果:ZENT CERUMO LC500が逆転優勝

    2019年 SUPER GT第2戦『FUJI GT 500km RACE』決勝レースが5月4日(土)、富士スピードウェイ(1周4,563m×110周)で行われた。

    レース序盤は突然の強い雷雨で中断もあったが、その後は天候が回復して好レースが展開。GT500クラスは、No.38 ZENT CERUMO LC500(立川祐路/石浦宏明)が、GT300クラスはNo.11 GAINER TANAX GT-R(平中克幸/安田裕信)が優勝した。

    前日の予選、この日の午前は好天に恵まれていたが、決勝レースを前に雨が降り出し、スタート時には完全に路面はウエットとなってしまう。このため、セーフティカー先導でスタートして2周を終えてからのレース開始となった。

    スタートではポールポジションからトップを走るNo.23 MOTUL AUTECH GT-R(ロニー・クインタレッリ)をNo.37 KeePer TOM’S LC500(ニック・キャシディ)が激しく攻め、時に濡れた路面に滑るというハードなトップ争いを展開。そこに加わったのは予選7位から雨中を追い上げてきたNo.38 ZENT CERUMO LC500(立川祐路)だ。38号車は先行する2台も抜き、13周目にはトップに立つ。その直前から雨が非常に強くなり、さらに雷も鳴ったことから、赤旗が提示されてレースは一時中断となった。

    幸いにも30分ほどで雨は上がり、レースが再開。この後、路面が少しずつ乾いていくと38号車と23号車のマッチレースとなる。最初のピットイン後は、No.23 MOTUL AUTECH GT-R(松田次生)がリードするもNo.38 ZENT CERUMO LC500(石浦宏明)が逆転。また最後のピットインでNo.23 MOTUL AUTECH GT-R(クインタレッリ)が前に出るが、これをラスト10周でNo.38 ZENT CERUMO LC500(立川)がひっくり返す。結局、このままNo.38 ZENT CERUMO LC500が逃げ切って優勝となった。2位はNo.23 MOTUL AUTECH GT-R。また昨年のチャンピオンであるNo.1 RAYBRIG NSX-GT(山本尚貴/ジェンソン・バトン)が、予選12位から追い上げて3位表彰台に上がった。

    GT300クラスでは、ウエット路面の序盤でNo.11 GAINER TANAX GT-R(安田裕信)が予選4位からぐいぐいとポジションを上げて、ポールポジションのNo.56 リアライズ 日産自動車大学校 GT-R(平峰一貴)を抜いてトップに立つ。その後、強雨によるレース中断もものともせず、GAINER TANAX GT-R(平中克幸)はマージンを広げる。レース終盤にGAINER TANAX GT-R(安田裕信)はNo.55 ARTA NSX GT3(高木真一)に迫られるも、辛くも逃げ切って優勝した。2位はNo.55 ARTA NSX GT3(高木/福住仁嶺)、3位はNo.88 マネパ ランボルギーニ GT3(小暮卓史/元嶋佑弥)が入った。
    (観客動員:5万6000人 5/3(予選日)3万5800人 2日間合計9万1800人)

    GT500クラス
    No.38 ZENT CERUMO LC500
    立川祐路
    「今季はチーム運営が変わって、僕のプレッシャーも大きくなりましたが、開幕戦が悔しい結果に終わったこともあって、今日は絶対に勝ちたいと思っていました。最初から最後まで、本当に気が抜けない展開でしたが、素晴らしいレースで、しかも最高の結果で終えることができました。応援ありがとうございました」

    石浦宏明
    「僕たちは2年前に、この5月の富士で勝ってから2年ぶりの優勝です。その時も立川さんと2人で優勝の喜びを分かち合ったのですが、立川さんも言ったように、今年は2人とも立場が変わり、責任も重くなりました。だからこそ、ホームコースであるこの富士で勝ちたい気持ちが強かった。本当に勝てて良かったです」

    GT300クラス
    No.11 GAINER TANAX GT-R
    平中克幸
    「終盤の安田選手は本当に辛かったと思います。僕も経験がありますが、追われる展開は肉体的にも精神的にも辛い。だから安田選手に感謝です。去年のタイでも彼とのコンビで優勝して、それ以来の優勝なんですが、今日の優勝は今後も自分自身の記憶に残る、とても嬉しいレースになりました」

    安田裕信
    「今日は56号車(リアライズ 日産自動車大学校 GT-R)との一騎打ちと思っていたら、違った展開になりました。最後の走行は本当に厳しいバトルでしたが、最後の最後、GT500車両に抜かれる状況を上手く利用することができ、何とか逃げ切って優勝できました」

    2019 SUPER GT 第2戦 富士スピードウェイ 結果

    Pos. No. Car Driver Tire WH
    1 38 ZENT CERUMO LC500 立川祐路
    石浦宏明
    BS 3kg
    2 23 MOTUL AUTECH GT-R 松田次生
    ロニー・クインタレッリ
    MI 17kg
    3 1 RAYBRIG NSX-GT 山本尚貴.
    ジェンソン・バトン
    BS 0kg
    4 39 DENSO KOBELCO SARD LC500 ヘイキ・コバライネン
    中山雄一
    BS 0kg
    5 17 KEIHIN NSX-GT 塚越広大
    ベルトラン・バゲット
    BS 0kg
    6 3 CRAFTSPORTS MOTUL GT-R 平手晃平
    フレデリック・マコヴィッキィ
    MI 8kg
    7 37 KeePer TOM分S LC500 平川亮
    ニック・キャシディ
    BS 0kg
    8 6 WAKO’S 4CR LC500 大嶋和也
    山下健太
    BS 0kg
    9 8 ARTA NSX-GT 野尻智紀
    伊沢拓也
    BS 20kg
    10 64 Modulo Epson NSX-GT ナレイン・カーティケヤン
    牧野任祐
    DL 1kg
    11 16 MOTUL MUGEN NSX-GT 武藤英紀
    中嶋大祐
    YH 4kg
    12 12 カルソニック IMPUL GT-R 佐々木大樹
    ジェームス・.ロシター
    BS 11kg
    13 19 WedsSport ADVAN LC500 国本雄資
    坪井翔
    YH 5kg
    14 24 リアライズコーポレーション ADVAN GT-R 高星明誠
    ヤン・マーデンボロー
    YH 6kg
      36 au TOM’S LC500 関口雄飛
    宮田莉朋
    BS 2kg
  • SUPER GT | 第2戦 富士 予選:MOTUL AUTECH GT-Rが連続ポール

    SUPER GT | 第2戦 富士 予選:MOTUL AUTECH GT-Rが連続ポール

    2019 SUPER GT第2戦『FUJI GT 500km RACE』の予選が5月3日(金)、静岡県の富士スピードウェイ(1周4,563m)で行われた。

    GT500クラスは、Q2で逆転したNo.23 MOTUL AUTECH GT-R(松田次生/ロニー・クインタレッリ)が、開幕戦に続き連続ポールポジション(予選1位)を獲得。GT300クラスは、No.56 リアライズ 日産自動車大学校 GT-R(平峰一貴/サッシャ・フェネストラズ)がクラス1位となり、両クラスでNISSAN GT-Rがポールポジションとなった。

    予選日は青空に富士山がくっきり望める好天に恵まれ、10連休の半ばということもあり、早朝からとても多くの観客が訪れた。SUPER GTの予選は、Q1とQ2の2回で行われるが、Q1で8位以内に入らないとQ2に進めないという厳しいノックアウト方式となる(GT300クラスはQ1の16位以内)。

    予選Q1でGT500クラスのトップとなったのはNo.3 CRAFTSPORTS MOTUL GT-Rの平手晃平。レクサス系のチームでこれまで2度のチャンピオンを獲得しながらも、昨年はGT300クラスで走り、今季は心機一転でNISSAN系チームに移籍。早くも2戦目にして、その実力を見せる形となった。2番手には、この富士をホームコースとするレクサス系のチームで、一昨年のチャンピオンであるNo.37 KeePer TOM’S LC500の平川亮だった。

    Q2では、時間いっぱいのラスト2周でアタック合戦が繰り広げられた。Q1を松田次生が5位で通過したNo.23 MOTUL AUTECH GT-Rは、Q2をロニー・クインタレッリが渾身のタイムアタックを決め、1分26秒871のコースレコードタイムを叩き出す。これに対し、No.37 KeePer TOM’S LC500(ニック・キャシディ)、No.12 カルソニック IMPUL GT-R(佐々木大樹)もレコードタイムを記録するも、No.23 MOTUL AUTECH GT-Rには僅かに及ばず。これで開幕戦岡山に続き、クインタレッリの連続ポールポジションが確定した。予選2、3位はNo.37 KeePer TOM’S LC500、No.12 カルソニック IMPUL GT-R。雨の開幕戦を制したホンダ NSX-GT勢では、予選4位にNo.16 MOTUL MUGEN NSX-GT(武藤英紀/中嶋大祐)がつけた。

    GT300クラスは、今季からGT500クラスに加えこのクラスにも参戦する近藤真彦監督が指揮するNo.56 リアライズ 日産自動車大学校 GT-Rが、Q1でサッシャ・フェネストラズが2位、Q2は平峰一貴が1位と快走を見せ、クラス参戦2戦目にしてポールポジションを獲得した。2、3位にはNo.25 HOPPY 86 MC(松井孝允)、No.5 ADVICS マッハ車検 MC86 マッハ号(平木湧也)と、ガレージビルドのマザーシャシー車両がそろって入った。

    決勝レースは明日5月4日の午後2時30分にスタートし、500kmに渡る長距離戦を行う。

    GT500クラス
    No.23 MOTUL AUTECH GT-R
    ロニー・クインタレッリ
    「自分の中で富士の第2戦は、多くのファンが来てくれる特別なレース。そのレースでこうしてポールポジションを獲ることができて、とても嬉しいです。Q1で松田次生選手がいいペースで走っていたので、自分はQ2で『1分26秒台を出さなきゃいけない』と思いながらスタートしましたが、正直言って(26秒台は)無理だと思っていました。でもアタックを終えて26秒台が出たことを知って、自分ながら“凄いな!”と思いました(苦笑)」

    GT300クラス
    No.56 リアライズ 日産自動車大学校 GT-R
    平峰 一貴
    「Q2ではとても集中することができ、最高のアタックになりました。自分でも忘れていましたが、ポールポジションを獲ったのは、昨年の最終戦に続いて今回が2回目ですね。今年は移籍したので、その時とはチームも違うし、クルマも変わっていますが、チームがとてもいい状態にクルマを仕上げてくれました。チームの頑張りもあって(チームのGT300クラス)参戦2戦目でポールを獲ることができたし、本当に嬉しいですね」

    2019 SUPER GT 第2戦 富士スピードウェイ 公式予選

    Pos. No. Car Driver Tire WH Time
    1 23 MOTUL AUTECH GT-R 松田次生
    ロニー・クインタレッリ
    MI 17kg 1分26秒871
    2 37 KeePer TOM分S LC500 平川亮
    ニック・キャシディ
    BS 0kg 1分27秒105
    3 12 カルソニック IMPUL GT-R 佐々木大樹
    ジェームス・.ロシター
    BS 11kg 1分27秒289
    4 3 CRAFTSPORTS MOTUL GT-R 平手晃平
    フレデリック・マコヴィッキィ
    MI 8kg 1分27秒323
    5 16 MOTUL MUGEN NSX-GT 武藤英紀
    中嶋大祐
    YH 4kg 1分27秒402
    6 39 DENSO KOBELCO SARD LC500 ヘイキ・コバライネン
    中山雄一
    BS 0kg 1分27秒588
    7 17 KEIHIN NSX-GT 塚越広大
    ベルトラン・バゲット
    BS 0kg 1分27秒690
    8 38 ZENT CERUMO LC500 立川祐路
    石浦宏明
    BS 3kg 1分27秒756
    9 6 WAKO’S 4CR LC500 大嶋和也
    山下健太
    BS 0kg 1分28秒308
    10 8 ARTA NSX-GT 野尻智紀
    伊沢拓也
    BS 20kg 1分28秒351
    11 36 au TOM’S LC500 関口雄飛
    宮田莉朋
    BS 2kg 1分28秒457
    12 1 RAYBRIG NSX-GT 山本尚貴.
    ジェンソン・バトン
    BS 0kg 1分28秒486
    13 24 リアライズコーポレーション ADVAN GT-R 高星明誠
    ヤン・マーデンボロー
    YH 6kg 1分28秒714
    14 19 WedsSport ADVAN LC500 国本雄資
    坪井翔
    YH 5kg 1分28秒838
    15 64 Modulo Epson NSX-GT ナレイン・カーティケヤン
    牧野任祐
    DL 1kg 1分29秒309
  • SUPER GT | 第2戦 富士 公式予選:順位・結果

    SUPER GT | 第2戦 富士 公式予選:順位・結果

    2019年のSUPER GTは第2戦の公式予選が5月3日(金)、富士スピードウェイで第2戦で行われた。

    GT500クラスは#23 MOTUL AUTECH GT-R(松田次生/ロニー・クインタレッリ)がコースレコードを更新してポールポジションを獲得。上位4台がこれまでのコースレコードを上回り、そのうち3台をGT-Rが占めた。GT300クラスは#56 リアライズ 日産自動車大学校 GT-R(平峰一貴/サシャ・フェネストラズ)がポールポジションを獲得した。

    2019 SUPER GT 第2戦 富士スピードウェイ 公式予選

    Pos. No. Car Driver Tire WH Time
    1 23 MOTUL AUTECH GT-R 松田次生
    ロニー・クインタレッリ
    MI 17kg 1分26秒871
    2 37 KeePer TOM分S LC500 平川亮
    ニック・キャシディ
    BS 0kg 1分27秒105
    3 12 カルソニック IMPUL GT-R 佐々木大樹
    ジェームス・.ロシター
    BS 11kg 1分27秒289
    4 3 CRAFTSPORTS MOTUL GT-R 平手晃平
    フレデリック・マコヴィッキィ
    MI 8kg 1分27秒323
    5 16 MOTUL MUGEN NSX-GT 武藤英紀
    中嶋大祐
    YH 4kg 1分27秒402
    6 39 DENSO KOBELCO SARD LC500 ヘイキ・コバライネン
    中山雄一
    BS 0kg 1分27秒588
    7 17 KEIHIN NSX-GT 塚越広大
    ベルトラン・バゲット
    BS 0kg 1分27秒690
    8 38 ZENT CERUMO LC500 立川祐路
    石浦宏明
    BS 3kg 1分27秒756
    9 6 WAKO’S 4CR LC500 大嶋和也
    山下健太
    BS 0kg 1分28秒308
    10 8 ARTA NSX-GT 野尻智紀
    伊沢拓也
    BS 20kg 1分28秒351
    11 36 au TOM’S LC500 関口雄飛
    宮田莉朋
    BS 2kg 1分28秒457
    12 1 RAYBRIG NSX-GT 山本尚貴.
    ジェンソン・バトン
    BS 0kg 1分28秒486
    13 24 リアライズコーポレーション ADVAN GT-R 高星明誠
    ヤン・マーデンボロー
    YH 6kg 1分28秒714
    14 19 WedsSport ADVAN LC500 国本雄資
    坪井翔
    YH 5kg 1分28秒838
    15 64 Modulo Epson NSX-GT ナレイン・カーティケヤン
    牧野任祐
    DL 1kg 1分29秒309
  • 日産自動車、SUPER GTのFRO車両として「パトロールNISMO」を提供

    日産自動車、SUPER GTのFRO車両として「パトロールNISMO」を提供

    日産自動車は、SUPER GTのファースト・レスキュー・オペレーション(FRO)車両として、「パトロールNISMO」を提供することを発表した。来月5月4日、SUPER GT第2戦の決勝レースが行われる富士スピードウェイにおいて、贈呈式を実施する。

    FRO車両は、レース中にアクシデントが発生した際に、ドライバー、ドクター、レスキュースタッフが乗車し、迅速に救助活動を行うことを目的としたレスキュー車両。

    今回提供する「パトロールNISMO」は、日産が60年以上にわたって世界の過酷なレースで戦い、勝利を収めてきた経験と知識を基に、高度なレーシングテクノロジーを搭載した高性能「NISMOロードカー」シリーズの1モデル。NISMOのチューニングによる、ガソリンV8 5.6Lのエンジンから繰り出される、428ps、560Nmという圧倒的な出力と、その大柄なボディからは想像のつかない俊敏なハンドリングを併せ持つ究極のパフォーマンスSUVとなっている。

    これまで長きにわたりFRO車両として活躍した「スカイラインクロスオーバー」からバトンを引き継ぎ、激闘のSUPER GTレース活動を支えていく。

    日産自動車 SUPER GT パトロールNISMO

  • SUPER GT | ホンダ:開幕戦 岡山 決勝レースレポート

    SUPER GT | ホンダ:開幕戦 岡山 決勝レースレポート

    4月13日(土)~14日(日)、岡山国際サーキット(岡山県)で2019年度SUPER GTシリーズ第1戦が開催され、GT500クラスには5台の2019年型NSX-GT、GT300クラスには3台のNSX GT3が出走した。

    GT500公式予選では昨年のチャンピオンである#1 RAYBRIG NSX-GT(山本尚貴/ジェンソン・バトン)が3番手、昨年の岡山ラウンドを制した#17 KEIHIN NSX-GT(塚越広大/ベルトラン・バゲット)が4番手、#8 ARTA NSX-GT(野尻智紀/伊沢拓也)が5番手と好位置につけた。いずれもコースレコードを破るラップタイムを記録した。

    またGT300公式予選では、#55 ARTA NSX GT3(高木真一/福住仁嶺)がクラスポールポジションにつけた。昨年実戦デビューしたNSX GT3にとって初めてのポールポジション獲得となった。

    決勝日を迎えた岡山国際サーキットは、SUPER GTの決勝レース前に雨が本降りとなり、スタート時にはフルウエットコンディションとなった。各車レインタイヤを装着してセーフティカースタートによりレースが始まると、3番手にいた#1 RAYBRIG NSX-GT(山本)がスパート、オープニングラップのうちに2番手へ進出し、車両回収のためのセーフティカーランを挟み再スタートした直後はさらに先行車をとらえてトップへ躍り出た。また#17 KEIHIN NSX-GT(塚越)も2番手につけ、NSX-GTの2台がレースをリードすることになった。

    14周目、雨が強まったコース上でアクシデントが発生し、レースは赤旗でいったん中断となる。レース再開直後、ARTA NSX-GT(伊沢)が前を行くマシンを抜いて3番手に上がり、NSX-GTは1-2-3体制となった。その後天候がさらに悪化する中、#17 KEIHIN NSX-GT(塚越)がトップを走る#1 RAYBRIG NSX-GT(山本)に迫り、NSX-GT同士が接近戦を繰り広げる。しかしウォータースクリーンの中、24周目の1コーナーで接触し、#1 RAYBRIG NSX-GT(山本)は弾き出されるかたちでグラベルへ飛び出して大きく順位を落とした。

    この混乱を受けてセーフティカーがコースインしたが、32周目にコース上で発生したアクシデントのためレースは再び赤旗中断に。大会審査委員会は天候の回復は見込めないとして、ドライバー交代をすることなくレースの打ち切りを決定した。レース結果は、赤旗提示前の時点で首位にいた#17 KEIHIN NSX-GT(塚越)に対し、レース結果に34秒加算のペナルティーが科せられたため順位が後退し、ARTA NSX-GT(野尻/伊沢)が繰り上がりでシリーズ開幕戦で優勝となった。また、ARTA NSX GT3(高木/福住)はクラス2位でレースを終えた。

    佐伯昌浩 | 株式会社本田技術研究所 Honda GT プロジェクトリーダー
    「悪天候の中、応援に来ていただいたファンの皆さまに心から御礼をするとともに、予定通りの周回数でレースをお見せすることができなかったことをお詫び申し上げます。タイヤの温まりがよかったようで、セーフティカー明けのペースがよく、1-2-3体制に持ち込むことができました。このようなコンディションではありましたが、今年のクルマのバランスはよかったのだろうと評価しています。8号車がまず開幕戦で優勝できたのはよかったと思いますが、1-2-3のままレースを終えることはできませんでしたし、気持ちを引きしめて富士のレースに取り組みます」

    野尻智紀(優勝)
    「今日は走らないままレースが終わりましたが、非常に長い1日に感じました。今回のレースはウォータースクリーンの中でちょっとラインを外したら壁にぶつかってしまうという状況で進みました。そんな中で伊沢選手がコースにとどまったうえ、前のクルマを抜いてきてくれた結果、優勝できました。僕が同じ立場だったら同じことができたかどうか自信がありません。次回は富士でのレースですが昨年のチャンピオンシップを振り返ると富士が一つのポイントになると思うので、いいパフォーマンスを出せるようがんばります」

    伊沢拓也(優勝)
    「今まで経験したレースの中でも、今日のレースは雨量とウォータースクリーンがたいへんな方でした。ほとんどなにも見えずどこを走っているのかも分からない状況でしたが、前を走るクルマをうまく抜けてよかったです。(ペナルティーによる繰り上がりなので)素直に喜べない気持ちもありますが、予選で5番手に食い込んだことがこの成績につながったのだと達成感もあります。フリー走行や予選を見る限り、今シーズンは3メーカーの実力が拮抗していると感じました。次の富士はNSX-GTにとって難しいコースなので、なんとか昨年以上の成績(第5戦決勝4位)を残したいと思います」