カテゴリー: スーパーフォーミュラ

  • 中嶋一貴、2014年のスーパーフォーミュラのチャンピオンを獲得

    中嶋一貴、2014年のスーパーフォーミュラのチャンピオンを獲得

    中嶋一貴が、2014年のスーパーフォーミュラのチャンピオンを獲得した。

    シャシー、エンジン共に一新された新型で戦われた今季のスーパーフォーミュラもシーズン最終戦を迎えた。

    例年に無い混戦となっている今季、ランキングでは、首位の中嶋一貴に4ポイント差の2位にジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ、6.5ポイント差でアンドレ・ロッテラーとロイック・デュバルが追う状況。

    今大会は2レース制、20周と28周という、超スプリントレースとして行われ、最終戦は特別ボーナスポイントが加えられるため、ポールポジションのボーナスポイントも含めれば、両レースで最大18ポイントが獲得でき、上位の4人だけで無く、7人ものドライバーが逆転タイトルの可能性も残しての最終戦となった。

    レース1は4番手グリッドから抜群のスタートを切ったジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ(Lenovo TEAM IMPUL)が完勝。中嶋一貴(PETRONAS TEAM TOM’S)が2位、アンドレ・ロッテラー(PETRONAS TEAM TOM’S)が3位に入り、タイトル争いは中嶋一貴とオリベイラが1点差でレース2へ。

    レース2は、ポールポジションから逃げた中嶋一貴が後続を大きく引き離しポール・トゥ・ウィンで圧勝。中嶋一貴は2012年に続き、2年ぶり2回目の国内トップフォーミュラチャンピオンを獲得した。

    中嶋一貴
    「レース2はポールポジションからのスタートと言うことで、しっかりスタートを決めればレースの主導権が握れると思っていた。ウォームアップでのペースがあまり良くなかったので、多少心配はしていたが、スタートを上手く決められた。特にクルマの状態が良いわけではなかったが後続との差を築くことができ、結果的に完璧なレースが出来た。レース1で決められれば午後は楽だったはずだが、そんなに簡単ではなかった。ウェットだったこともあり、28周は長かったが、なんとか耐えてタイトルを決めることができてほっとしている。一昨年のタイトル獲得の時と、今回もプレッシャーは同様だったが、今回は自分の力で勝って決められて良かった。シーズンを通して思い返すと、満足出来ていない部分もあったので、またタイトルを獲れるよう頑張りたい」

  • F1を経験したアンドレ・ロッテラー、スーパーフォーミュラを絶賛

    F1を経験したアンドレ・ロッテラー、スーパーフォーミュラを絶賛

    F1ベルギーGPで小林可夢偉に代わってケータハムからF1参戦したアンドレ・ロッテラーが、ル・マンを戦うスポーツカー、そして、日本で参戦しているスーパーフォーミュラについて語った。

    アンドレ・ロッテラーは、F1ベルギーGPでケータハムからスポット参戦したものの、続くF1イタリアGPはオファーを受けながらも断ったと伝えられている。

    アンドレ・ロッテラーは、若手時代にジャガーのテストドライバーを務め、F1キャリアをスタートしかけたこともある。

    「達成できなかったけど、僕はとても満足できる素晴らしいキャリアを築いている」とコメント。

    アウディとル・マンに挑むのは“最高”だとアンドレ・ロッテラーは、日本で参戦しているスーパーフォーミュラを絶賛した。

    「その一方で、僕は世界中で最も純粋で最も速いレースを戦っている。スーパーフォーミュラだ」とアンドレ・ロッテラーは述べた。

    「とても精密だ。レースを終わらせたくないと思うくらいだ。クルマは自分の思い通りになる。スポーツ的にその2つが組み合わされれな本当に凄いと思う」

    それでも、アンドレ・ロッテラーは、メディア的にスーパーフォーミュラがF1と競えないことはわかっていると語る。

    「レースについてあまり知らない人は、大抵、F1が唯一のものだと思っている。でも、レースいう意味ではF1はもう前ほどではない。自分がレースを戦った時にそれを感じた」

    「タイヤからのグリップはあまりないし、コーナーのダウンフォースも多くなかった。全開で走れなかった。でも、いい経験だったとは思っている」

    さらに、近代のモータースポーツ最高峰の姿を目の当たりにしたアンドレ・ロッテラーは、2014年にグランプリデビューしたF1での活動を拡大させる意向がないことをほのめかした。

    「F1は新たな挑戦になるかもしれないけれど、33歳なので、良いチャレンジに挑みたい。何が言いたいかというと、経済的なことも含めてすべて健全なチームに2〜3年はいておきたい。でも、上位の3チーム、もしくは4チームを除けば、F1でそれをオファーできるチームはひとつもない」

    「7〜8年前ならもっとメーカーも多かったけど、今はいいタイミングではないと思う」

    もう一人、スポーツカーと過去のF1の違いを比較したのは、13勝を挙げて昨年末にF1を引退し、ポルシェに加わったマーク・ウェバーだ。

    「F1とプロトタイプの一番大きな違いのひとつはダウンフォースだ」とマーク・ウェバーは語る

    「それ以外だとタイヤかな。ル・マンのミシュランは本物のレーシングタイヤだし、誰もが楽しめるタイヤだ。でも、F1のピレリはショービジネス用だ」

  • アンドレ・ロッテラー、SFを欠場。ケータハムでF1参戦?

    アンドレ・ロッテラー、SFを欠場。ケータハムでF1参戦?

    小林可夢偉に代わってケータハムでのF1参戦が噂されるアンドレ・ロッテラーの名前が、F1ベルギーGPと同じ日程で開催されるスーパーフォーミュラ第4戦のエントリーリストから消えた。

    現在、スーパーフォーミュラで2位につけているアンドレ・ロッテラーだが、8月23〜24日にツインリンクもてぎで開催される第4戦のエントリーリストから名前が消え、アンドレア・カルダレッリの名前が記された。

    F1ジャーナリストのアダム・クーパーは、自身のブログで、アンドレ・ロッテラーのF1ベルギーGPへの参戦は19日に正式発表される予定だったが、スーパーライセンスに必要な書類が遅れ、20日に延期されたという。だが、すでに契約の準備は整っており、カーナンバーが32になることまで明らかにしている。

    アダム・クーパーは、アンドレ・ロッテラーとケータハムの契約は、F1ベルギーGPの1戦だけだとしつつも、その後の小林可夢偉の去就については不透明だと付け加えた。

    現在32歳のアンドレ・ロッテラーは、アウディのワークス・チームでWECに参戦しているが、数年前に現在ケータハムのアドバイザーを務めるコリン・コレスのチームでル・マン24時間レースでデビューを飾っている。

    関連:ケータハム、小林可夢偉に代えてアンドレ・ロッテラーを起用?

  • NAKAJIMA RACING、中日ドラゴンズと提携

    NAKAJIMA RACING、中日ドラゴンズと提携

    元F1ドライバー中嶋悟が率いるレーシングチーム「NAKAJIMA RACING」は、プロ野球に参戦する中日ドラゴンズと提携することを発表した。

    中嶋悟は愛知県岡崎市出身の61歳。NAKAJIMA RACINGは中嶋悟が総監督を務め、全日本選手権スーパーフォーミュラなどに参戦中。

    今回の提携は両チームの参戦するスポーツの振興を図るという観点から実現した。

    スーパーフォーミュラは1996年に日本独自のカテゴリーとして、フォーミュラ・ニッポンの名称で誕生。最高時速300キロを超える高速で競い合う、国内最高峰のレースとして知られている。

    提携の具体的な活動としては、スーパーフォーミュラのフォーミュラカーおよびスーパーGTのレーシングカーへの中日ドラゴンスのロゴの掲示や、サーキットでのドアラのパフォーマンス、ナゴヤドームでの中嶋さんの始球式などを予定している。

    中嶋悟
    「この度中日ドラゴンズさんとの提携を開始することとなり、根っからのドラゴンズファンとして大変光栄に思っております。異なるスポーツに参戦するチームとの提携を通じ、新規レースファンの開拓のみならず、日本スポーツ界全体の振興につながることを切に願っております」

    西山和夫 (中日ドラゴンズ代表)
    「ドラゴンズが拠点とする愛知県は自動車産業が盛んで、フォーミュラレースの人気は特に海外では絶大です。日本が誇るドライバー中嶋悟さんとドラゴンズが融合することでどんな化学反応が起こるのか、とても楽しみです」

    中日ドラゴンズ

  • スーパーフォーミュラ 開幕戦:トヨタエンジンがトップ7独占

    スーパーフォーミュラ 開幕戦:トヨタエンジンがトップ7独占

    スーパーフォーミュラの開幕戦が13日(日)、鈴鹿サーキットで行われ、ロイック・デュバル(KYGNUS SUNOCO Team LeMans)が新生スーパーフォーミュラ最初のレースを制した。

    セーフティカーが導入され、順位も激しく入れ替わった波乱のレースで、フル参戦初年度のジェームス・ロシター(KONDO RACING)が2位、2年ぶりのフォーミュラ復帰となった石浦 宏明(P.MU/CERUMO・INGING)が3位で表彰台を獲得。

    4位に自己最高位タイの平川亮、5位にアンドレ・ロッテラー、6位中嶋一貴、7位ジョアオ・パオロ・
    デ・オリベイラと続き、トヨタ「RI4A」エンジンはデビュー戦でトップ7を占める活躍を見せた。

    ロイック・デュバル(KYGNUS SUNOCO Team LeMans #8)
    「今の気分は最高だ。今日はレース中にたくさんの選手とバトルが出来、とても楽しかった。金・土とあまりクルマのセッティングが良くなかったのだが、昨晩良いセットを見つけ、今朝のフリー走行でそれを試したところ、パーフェクトな仕上がりになった。レースでは、セーフティカーが出た後、オーバーテイクを重ねトップに立つことが出来た。今年のレギュレーションは非常に良い。トヨタやシャシーメーカー、チームの努力のおかげもあって、素晴らしいシーズンになると思う」

    ジェームス・ロシター(KONDO RACING #3)
    「今朝のフリー走行で、フルタンクで走ってピットインを繰り返した。1台体制のチームで他のチームよりデータが少ないため、1つ1つの作業がとても大事であり、ポジティブにいろいろ試した。決勝レースはどうなるのか全くわからず、とても不安な中で迎えた。スタートは上手く行かず、前のロッテラー選手も良くなかったことでそちらに気を取られていたら、オリベイラ選手に先行されてしまった。レース中は、オーバーテイクシステムやタイヤのおかげで、サイド・バイ・サイドになってもオーバーテイクは容易だった。最高のレースだった」

    石浦 宏明(P.MU/CERUMO・INGING #38)
    「2年ぶりのフォーミュラだが、復帰してすぐ表彰台に乗ることが出来、ほっとしている。チームを強くする為にとオファーを受けたのだが、チャンスをくれたチームに感謝している。乗った当初は、スピードについていけなかったりと悩んだが、今週はクルマもゆっくりに感じ、攻められる状態になるなど、テストの時から積み上げてきたものが間に合ったという状況だった。決勝に関しては、ロングランの経験も、ピットストップ練習も一度もしたことがないような準備期間で迎えたのだが、上手くまとめられて良かった。スタートはとても上手く行ったのだが、前をふさがれてしまった。パスして前が開けてからの追い上げで速さを見せられたし、自分としては良いレースが出来たと思っている」

    ロイック・デュバル (Loic Duval )

  • スーパーフォーミュラとJリーグ“川崎フロンターレ”がコラボレーション

    スーパーフォーミュラとJリーグ“川崎フロンターレ”がコラボレーション

    富士スピードウェイは、4月26日(土)に神奈川県の等々力陸上競技場で開催されるJリーグ ディビジョン1 第9節 川崎フロンターレ vs ガンバ大阪戦にて、全日本選手権スーパーフォーミュラ 第2戦のPRイベントを実施する。

    同イベントは、川崎フロンターレとスーパーフォーミュラのコラボレーションで行われる「スマイル・キッズ with 川崎フロンターレ」の一環として開催される。

    富士スピードウェイは等々力競技場メインスタンド前広場にPRブースを設置し、SUPER GT 第2戦(5/3〜4)、スーパーフォーミュラ 第2戦(5/17〜18)の特別割引前売観戦券の販売や、富士スピードウェイ イメージガール“クレインズ”(山本捺生、安藤麻貴)の2 名とイメージキャラクターの“チェカ”による来場者との記念撮影会等を予定している。

    また試合中のハーフタイム時には、等々力陸上競技場内の競技トラックにて、武藤英樹選手(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)と平川亮選手(KYGNUS SUNOCO Team LeMans) による、新型スーパーフォーミュラ車両(SF14)のデモンストレーション走行が行なわれる。

    ■日時:4 月 26 日(土)
    ■場所:神奈川県川崎市 等々力陸上競技場 (PR ブース:メインスタンド前広場)
    ■スケジュール
    ・12:30〜15:30 富士スピードウェイ ブースオープン
    ・16:00〜 Jリーグ第 9 節 川崎フロンターレ vs ガンバ大阪 キックオフ
    ・16:45〜17:00 ハーフタイム時 競技場内デモラン

    画像 クレインズ

  • スーパーフォーミュラ、中勢バイパスでデモ走行

    スーパーフォーミュラ、中勢バイパスでデモ走行

    スーパーフォーミュラのマシンが、中勢バイパスの一部区間の開通を記念して公道でデモ走行をすることが決定した。

    国道23号中勢バイパス(三重県鈴鹿市野町〜三重県鈴鹿市稲生町)が3月23日に開通することを記念して、3月21日に開通記念イベントを開催。

    イベントでは、鈴鹿にファクトリーを構えるリアルレーシングの2014年型スーパーフォーミュラのマシンと鈴鹿8耐で3度の優勝を誇るTSRの全日本参戦マシンが500mの区間でデモ走行を実施する。

    また当日は元F1ドライバーの中嶋悟、元プロ車いすランナーの伊藤智也さんがトークショーを開催する。

    【日時】 平成26年3月21日(金・祝)13:00〜16:30(雨天決行)
         ※スーパーフォーミュラのデモ走行は16:00〜

  • フジテレビCS、新番組「スーパーフォーミュラTV(仮)」を開始

    フジテレビCS、新番組「スーパーフォーミュラTV(仮)」を開始

    フジテレビは、国内最高峰カテゴリーのフォーミュラカーレース「全日本選手権スーパーフォーミュラ」の魅力を伝える新番組をCS放送フジテレビNEXTで4/18(金)より開始する。

    「スーパーフォーミュラTV(仮)」では2014年シリーズ全7戦のレースハイライトと、現役の参戦ドライバーをスタジオに迎えて、スーパーフォーミュラの魅力や知られざる裏側をお伝えするスタジオトークを届ける。毎回テーマに応じて、チーム監督やエンジニアなど多彩なゲストも予定している。

    F1を全セッション生中継するフジテレビNEXTが、今シーズンは日本の最高峰カテゴリーであるスーパーフォーミュラの魅力も合わせてモータースポーツファンの皆様に届けていく。

    2014年のスーパーフォーミュラには、元F1ドライバーのナレイン・カーティケヤン、ビタントニオ・リウッツィが参戦。

    スーパーフォーミュラは、J SPORTSが決勝レースを生中継、BSフジがダイジェスト番組を放送している。

    「スーパーフォーミュラTV(仮)」

    ・チャンネル:フジテレビNEXT、フジテレビONE
    ・放送日時:2014年4月18日(金)22:30-23:00ほか
    ・ステレオ/HD

  • ヴィタントニオ・リウッツィ、SUPER GTとスーパーフォミュラに参戦

    ヴィタントニオ・リウッツィ、SUPER GTとスーパーフォミュラに参戦

    ヴィタントニオ・リウッツィが、2014年にSUPER GTとスーパーフォーミュラに参戦することが発表された。

    7日(金)、ホンダは2014年のモータースポーツ活動の概要を発表。ヴィタントニオ・リウッツィが、SUPER GTのGT500クラスおよびスーパーフォーミュラに参戦することが発表された。

    SUPER GTではGT500クラスでオートバックス・レーシング・チーム・アグリの8号車をドライブ。松浦孝亮とチームを組む。

    スーパーフォーミュラでは、HP REAL RACINGの11号車をドライブ。塚越広大とチームを組む。

    スーパーフォーミュラでは、2011年にヒスパニア・レーシングでリウッツィと共にF1を戦ったナレイン・カーティケタンが、トヨタのエンジンを搭載するTEAM IMPULから参戦することが決定している。

    ヴィタントニオ・リウッツィは、2005年にレッドブルでF1デビュー。その後、2011年までの間、トロ・ロッソ、フォース・インディア、ヒスパニア・レーシングからF1に参戦し、81戦を戦った。

    関連:ナレイン・カーティケヤン、スーパーフォーミュラに参戦

  • スーパーフォーミュラ:山本尚貴がチャンピオン獲得

    スーパーフォーミュラ:山本尚貴がチャンピオン獲得

    2013年スーパーフォーミュラは、山本尚貴(TEAM 無限)が逆転でチャンピオンを獲得した。

    鈴鹿サーキットで開催されたスーパーフォーミュラ最終戦の決勝レースは20周のレース1と28周のレース2が別々に行われる変則的な2レース制が採られた。

    シリーズチャンピオン逆転奪取の可能性を残していた山本尚貴はレース1、レース2ともポールポジションを獲得。ポイント差を11ポイントへと縮めた。タイトル獲得には優勝1回と表彰台1回を獲得することが条件となった。

    迎えたレース1。先頭に立った山本尚貴はベストタイムを連発しながら、独走状態へ。その後も危なげなくレースをまとめ上げ、先頭でチェッカーフラッグを受けて、初優勝を飾った。これはTEAM無限にとっても初めての国内トップフォーミュラにおける優勝となった。

    レース2は、レース中に1回のタイヤ交換ピットストップが義務づけられる。路面はすでに予想以上の早さで乾き出していたため、レインタイヤでスタートしたチームの一部は1周を終えたところでピットインしてドライタイヤに交換。スタートで首位をキープした山本尚貴は、2周を終えたところでタイヤ交換のためのピットインして順位を落とす。終盤に再び雨が強まるトリッキーなコンディションとなったが、慎重なレース運びで3位でフィニッシュ。

    レース2の結果により、山本尚貴は、アンドレ・ロッテラー(PETRONAS TEAM TOM’S)と同点の合計37ポイントに。選手権規定では同点の場合、1大会で獲得したポイントが多い選手を上位とすると定められており、今大会で13点を獲得した山本尚貴が逆転でシリーズチャンピオンとなった。

    山本尚貴にとっては初めての王座。また、5シーズンにわたった現行規定によるシリーズで、ホンダ製エンジンを使用したドライバーでは、2009年のロイック・デュバル選手以来のチャンピオン獲得となった。

    山本尚貴
    「レース1では結果的にラッキーな面もあって、トップに出られました。でもその後は、本当にマシンの調子がよかったので優勝できました。レース2ではスタートがうまく決められました。ただ、コースが乾いていることは感じたのですが、決断を1周遅らせてしまったのが響いてしまいました。途中、ペースが上がらなくて、半ばあきらめかかったのですが、そこであきらめないでよかったです。もちろんチャンピオンを取りたいと思ってこの週末に臨みましたが、条件的には非常に厳しいなと思っていました。でも土曜日の走り始めからマシンの調子がよかったので、これはいけるかもしれない、と希望が出てきました。でもまさか本当に取れるとは思いませんでした。マシンもエンジンもすばらしかったです。すべてが噛み合ったからこそ、たどり着いたチャンピオンだと思います」

    坂井典次 (「HR12E」開発責任者)
    「最後には雨が降ってきましたが、スタート前、山本選手には『自分とマシンを信じて行け』と声をかけてレースに送り出しましたので、心配はしていませんでした。このエンジンにとって最後のレースでしたが、最高の締めくくりになりました。これはドライバーのがんばりがあってこその結果です。マシンを開発してきた者として、この上ない喜びを感じています。我々はドライバーからの情報をベースとするわけですが、弱点をどうカバーできるか、長所をどう伸ばすかと考える際、今年は山本選手が積極的にいろいろな方面から大変多くの要因を突き詰めてくれました。彼がいろいろな積み上げをしてくれて、こういう結果が出せました。本当によくやってくれたと言いたいです」

    スーパーフォーミュラ 山本尚貴(チーム無限)