カテゴリー: 佐藤琢磨

  • 佐藤琢磨、2020年のインディカー・シーズン開幕への意気込みを語る

    佐藤琢磨、2020年のインディカー・シーズン開幕への意気込みを語る

    佐藤琢磨が、2020年のインディカー・シーズン再開にむけての意気込みを語った。

    インディカーは3月15日にフロンダのセントピーターズバーグで開幕する予定だったが、新型コロナウイルスの影響によって最初の6戦がキャンセルとなった。だが、インディカーは6月6日にテキサス・モーター・スピードウェイでシーズンを開始することを発表している。

    その間、佐藤琢磨はインディカーの公式バーチャルレースである『IndyCar iRacing Challenge』に参戦。第4戦ではツインリンクもてぎが舞台となった。

    「現在のレースカーでもてぎに戻れるとは考えてもいませんでした。ある意味10年ぶりのインディ・ジャパンでしたね」と佐藤琢磨は Japan Times のビデオインタビューで語った。

    だが、次のレースはさらにエキサイティングなものになる。再びマシンを走らせるとき、それはリアルな環境となる。

    「素晴らしい気分ですね。ファンタスティックです」と2017年インディ500の優勝者である佐藤琢磨はシーズン開幕について語った。

    「明らかに不確実な状況でしたからね。毎日すべてがアップデートされています。ついにリーグは僕たちがレースできることを確認しました。それは世界にとって素晴らしいことだと思います」

    「もちろん、最も重要なことは、医療関係者や病院に関わるすべての人に僕たちが心から感謝をしているということです。僕たちは多くの命を救っている人々に心から感謝しています」

    テキサス・モーター・スピードウェイの社長兼ゼネラルマネージャーを務めるエディ・ゴセージは「アメリカにはライブスポーツが必要だ。彼らはテキサスからテレビでリビングルームにGenesys300が中継されるときに目にするものを信じられないだろう」と声明で語っている。

    2020年もレイホール・レターマン・ラニガン・レーシングからインディカーに参戦する佐藤琢磨も良いショーを披露したいと考えている。

    「今日、僕たちはアスリートとして何ができるでしょうか? 僕たちはレースをして大成功を収めることができると思っています。多くの希望と興奮をもたらし、それを人々に提供することは素晴らしいことだと思います」

    レースは正常化への小さな一歩だが、通常通りの開催というわけではない。一つは、観覧席にはファンがいないこと。また、多数のCOVID-19プロトコルも導入され、トラックに入る人員は制限され、参加者の健康診断などが行われる。さらに、プラクティス、予選、レースはすべて同じ日に行われる。

    「準備がかなり重要になってきます」と佐藤琢磨は語る。「しかし、1日だけという理由だけではありません。毎週末、準備は最も重要なことの1つです。3日間のイベントや2日間のオーバルでのイベントとそれほど大きく異なりません」

    「しかし、僕たちはチームとして、オーバルで新しいエアロスクリーンを搭載したインディカーを運転したことがありません。そのため、物理的な設定、どのように感じるのか、マシンにどれだけ素早く適応して慣れることができるかなど不明な点がたくさんあります」

    コックピットに取り付けられたポリカーボネート製のキャノピーであるエアロスクリーンは、ドライバーをデブリから保護するためにインディカーが実施している安全対策のひとつだ。

    佐藤琢磨は、コックピット内で空気に当たる感覚に慣れており、感覚を戦略的に使用する方法さえ見つけていたと語る。ただし、そのような感覚はエアロスペースではなくなる。

    「以前はコックピットに大量の空気が流入していました」と佐藤琢磨は語る。「1台のマシン、2~3台のマシン、または5~10台のマシンを追っているとき、気流は非常に異なります」

    「だから、これは僕にとって難しいことの1つです。しかし、少なくともエアロスクリーンは、ドライバーの安全性の点で大きな前進です。だから、本当に感謝しています」

    過去数週間にわたってレースが休止しているなか、佐藤琢磨は、リモートでの作業や体調維持に時間を費やしてきた。また、IndyCar iRacing Challengeも「困難な状況下でファンが楽しんでくれただと確信している」と語った。

    「インディカー・シリーズが、iRacingバーチャルシリーズをスタートさせたことで、エキサイティングなシーズンが来るのかを予測するのに非常に役立ったと思います」と佐藤琢磨は語る。

    また、Zoomを使用してビデオトレーニングをしたことさえあったという。「最初は少し変な感じしましたが、慣れればそうでもないですね」

    昨年、佐藤琢磨は2勝を挙げ、ランキング9位でシーズンを終えたが、テキサスでシーズンが進行するときにはすべてを一歩前進させる準備が整っていると語る。

    「確かにチャレンジングです。でも、他の誰もが同じように感じています。僕たちは常にベスト・オブ・ザ・ベストのものを目指しています。状況は難しいです。実際、物理的にも時間的にもテストの量が不足している、もしくは制限されています。このような状況でも、チームエンジニアが一生懸命働いていると信じています」

    「非常に競争の激しいシーズンになることを願っています。精神的、肉体的に準備はできていますし、もちろん健康である必要があります。毎週末にレースして、結果をだすために100%準備ができている必要があります」

  • 佐藤琢磨が優勝したインディカーの全5レースをGAORAが再放送

    佐藤琢磨が優勝したインディカーの全5レースをGAORAが再放送

    CSチャンネルGAORA SPORTSは、歴史的快挙となった2017年のインディ500をはじめ、佐藤琢磨がインディカーで優勝した全レースを5月9日(土)から再放送する。

    新型コロナウイルスの世界的な大流行によって2020年のインディカー開幕は延期となっているが、先日6月6日にテキサスでスタートすることが決定した。

    GAORA SPORTSでは“レースの興奮を味わいたい!”という多くのモータースポーツファンのご要望に応え、これまで佐藤琢磨がチェッカーフラッグを受けた5度のレース全てを主催者であるインディカーの全面協力の再放送。

    佐藤琢磨が日本人初の世界3大レース制覇を成し遂げた歴史的レース「第101回インディ500」は完全ノーカット版でお届けする。

    【佐藤琢磨 優勝レース】インディカー・シリーズ

    ■放送日時: 
    2019年「アラバマ・グランプリ」
    解説:松田秀士/実況:辻野ヒロシ
    5月9日(土)  深夜4:00 ~ 翌あさ7:00

    2013年「トヨタ・グランプリ・オブ・ロングビーチ」
    解説:松田秀士、武藤英紀/実況:村田晴郎
    5月11日(月)  午後6:00 ~ よる9:00

    2019年「ゲートウェイ500」~イリノイ~
    解説:野田英樹/実況:木幡ケンヂ
    5月15日(金)  深夜0:30 ~ 深夜3:30

    2017年「第101回インディ500」~インディアナポリス~
    解説:松田秀士、松浦孝亮/実況:村田晴郎
    5月17日(日) ひる0:00 ~ 午後6:00 (ノーカット完全版)
    5月21日(木) 午後6:30 ~ よる11:00
    5月24日(日) あさ8:30 ~ ひる1:00

    2018年「ポートランド・グランプリ」
    解説:松田秀士/実況:村田晴郎
    5月17日(日)  午後6:00 ~ よる9:00

  • 佐藤琢磨 vs ランド・ノリスが実現! INDYCAR iRacing Challenge

    佐藤琢磨 vs ランド・ノリスが実現! INDYCAR iRacing Challenge

    佐藤琢磨が参戦するインディカーの公式バーチャルレース『INDYCAR iRacing Challenge』。サーキット・オブ・ジ・アメリカズ(COTA)が舞台となる第5戦ではマクラーレンのF1ドライバーであるランド・ノリスの参戦が決定。大会は4月25日(土)の日本時間27時30分に行われる。

    新型コロナウイルスの世界的な大流行によって第5戦インディ500まで延期が決定しているインディカーは、現役ドライバーが多数参戦するバーチャルレースをレースシミュレーション開発企業のiRacingと提携して開催している。

    佐藤琢磨は第4戦ツインリンクもてぎでの“バーチャル・インディジャパン”から参戦を開始。デビュー戦を12位で終えている。

    第5戦の舞台となるのはF1の開催地でもあるサーキット・オブ・ジ・アメリカズ。同大会にはマクラーレンの現役F1ドライバーであるランド・ノリスの参戦が決定。元F1ドライバーの佐藤琢磨 vs 現役F1ドライバーのランド・ノリスの対決がバーチャルの世界で実現する。

    第4戦ではケーヒンをフィーチャーしたカラーリングを採用していた佐藤琢磨は、第5戦ではアビームコンサルティングをプライマリースポンサーとしてマシンカラーに変更する。

    初レースを終えた佐藤琢磨は「コロナウィルスの感染が世界中で拡大している中、使命感をもって、コロナウィルスと戦ってくださっている医療従事者の方々、生活を維持するために働いてくださっている方々に心から感謝致します。そして、ステイホームを呼びかけあって不要不急の外出を控えているみなさん、先の見えない中で不安やストレスを抱えている方も多いと思いますが、感染拡大防止に向けて、今一度、自覚をもった行動で一緒に乗り切っていきましょう」とコメント。

    「インディカーレースの開催も延期になっていて、バーチャルではありますが、応援してくださるスポンサーのみなさん、ファンのみなさんに少しでも自分の走りを見てもらえればと、初めてのオンラインシミュレーションレースに挑戦しました。INDYCAR iRacing Challengeは、バーチャルである以外はほとんど本物と同様のオペレーションになります。レースコントロールがあり、2日間の合同練習や、チームのエンジニアたちもオンラインで日夜バックアップするなど、本当に真剣なレースです。今回は10年前までインディジャパンを開催していたツインリンクもてぎが舞台でしたので、私もオンラインレースのデビュー戦ながら気合い十分でした。レースは序盤のアクシデントに巻き込まれてしまい、残念ながらほぼ最後尾からのリスタートとなってしまいましたが、33台のエントリーがあるなかで、12位まで順位を上げてチェッカーを受けることができました。コース上でのバトルはいつもレースしているドライバーの癖なども見えて本当に面白い反面、とてもコンペティティブなフィールドでした」

    「来週はロードコースのCOTAが舞台となります。オーバルとはまた違った難しさがあって、大きな挑戦になりますが、シミュレーターに慣れるためにも、さらに練習を重ねて挑みたいと思います」

    INDYCAR iRacing Challenge 第5戦は、日本時間では4月25日の27時30分からスタート。インディカーの公式YoutubeやTwitchで生配信される。

  • 佐藤琢磨 「バーチャルレースのデビュー戦は楽しかった!!」

    佐藤琢磨 「バーチャルレースのデビュー戦は楽しかった!!」

    佐藤琢磨は、バーチャルレースのデビュー戦となる『INDYCAR iRacing Challenge』の第4戦 ツインリンクおてぎを12位でフィニッシュ。「バーチャルレースのデビュー戦は楽しかった!!」と語った。

    新型コロナウイルスの世界的な大流行によって第5戦インディ500まで延期が決定しているインディカーは、現役ドライバーが多数参戦するバーチャルレースをレースシミュレーション開発企業のiRacingと提携して開催している。

    レースの数日前にシムレース環境を整えた佐藤琢磨は「この数日間猛練習したけど… 初のオンライン、すごい緊張感笑。エンジニアたちと全力でがんばってきます!」と語ってレースに臨んだ。

    奇しくも、佐藤琢磨のデビュー戦は、インディ・ジャパンが開催されていた思い出のツインリンクもてぎのオーバルコースが舞台となった。

    ツインリンクもてぎでは2011年までインディ・ジャパンが開催されていたが、最終年となった2011年は東日本大震災でサーキットがダメージを受けたたためロードコースでの開催であり、バーチャルトラックとはいえ、10年ぶりにツインリンクもてぎがインディカーの公式レースで復活することになった。

    予選を23番手で終えた佐藤琢磨は、2周目にエリオ・カストロネベス(ペンスキー)をきっかけとした多重クラッシュに巻き込まれてピットイン。28番手にまで後退するも挽回し12位でレースを終えた。

    「序盤のアクシデントに巻き込まれてしまったのは残念だったけど(それも古き良き友のカストロネベス)バーチャルレースのデビュー戦は楽しかった!!」と佐藤琢磨はコメント。

    「最後尾から12位まで追い上げたところで惜しくもチェッカー。もっと走りたかった!でも、もてぎのオーバルで再びレースができるなんて夢のようでした」

    優勝はシモン・パジェノー(ペンスキー)、2位にはスコット・ディクソン(チップ・ガナッシ)、3位にはウィル・パワー(ペンスキー)が続いた。

    次戦は、サーキット・オブ・ジ・アメリカを舞台に4月25日(土)に開催される。

  • F1特集 | 佐藤琢磨 歴代F1マシン

    F1特集 | 佐藤琢磨 歴代F1マシン

    佐藤琢磨のF1キャリアを歴代マシンとともに振り返る。

    2001年には日本人初のイギリスF3チャンピオンを獲得した佐藤琢磨は、2002年にジョーダンでF1デビュー。史上7人目の日本人フルタイムF1ドライバーとなった。ホンダF1チーム所属時の2009年の第9戦アメリカGPでは自己初、そして日本人ドライバーとしては14年ぶりとなる3位表彰台を獲得した。

    スーパーアグリ撤退後にトロロッソのテストを受け、加入が確実視されたが、最終的には実現しなかった。

    ジョーダン EJ10

    ジョーダン EJ10 Jordan EJ10
    佐藤琢磨のF1初走行マシン。2000年のイギリスF3でシリーズランキング3位を獲得をした琢磨には、数チームからテストドライブの申し出があり、ジョーダンでのテストが実現。2000年12月7日、スペイン・ヘレスサーキットでジョーダン EJ10をドライブした。残念ながら雨のため午後のセッションはキャンセルとなり、午前中のみのテストとなった。初めてのF1マシンを琢磨は、「パワー、ダウンフォース、ブレ-キングとも、F3とはまったく違う」とコメントしている。

    BAR 002

    B・A・R ホンダ 002 BAR Honda 002
    2000年12月18日には、B・A・Rのドライバー育成プログラムの一員としてバルセロナで行われたB・A・Rのテストに参加。翌年の1月15日のヘレステストでは、B・A・R 002でトラクションコントロールの開発とブレーキのテストを任せられ、最速タイムをマークした。

    BAR 003

    B・A・R ホンダ 003 BAR Honda 003
    2001年1月12日、B・A・Rは佐藤琢磨をテストドライバーに起用することを発表。マーク・ハインズとの「オーディション」に競り勝ち、新人育成プログラムに参加、英国F3に参戦しながらテストドライバーを務めることになる。

    ジョーダン EJ11

    ジョーダン EJ11 Jordan Honda EJ11
    2001年10月10日、ジョーダンは2001年英国F3チャンピオンの佐藤琢磨を2002年のレースドライバーに起用することを発表。佐藤琢磨は史上7人目の日本人フルタイムF1ドライバーとなった。冬季テストでは、前年マシンであるEJ11で多くの作業を行った。

    ジョーダン EJ12

    ジョーダン EJ12 Jordan Honda EJ12
    佐藤琢磨のグランプリデビューマシン。ジョーダンチームの資金不足により、プレシーズン、シーズン中のテストもままならず苦戦が続いた。日本GPでは、予選7位、決勝では5位でフィニッシュし、F1初ポイントを挙げた。

    BAR 005

    B・A・R ホンダ 005 BAR Honda 005
    2003年はB・A・Rのリザーブ兼テストドライバーとなった佐藤琢磨。全戦に帯同し、膨大な量のテスト走行をこなした。最終戦日本GPでは、翌年のシートを失うことが確実になっていたジャック・ヴィルヌーヴに代わり出走し、見事6位入賞を果たす。

    BAR 006

    B・A・R ホンダ 006 BAR Honda 006
    B・A・Rのレギュラードライバーに昇格した2004年は、ヨーロッパGPで日本人初のセッションリーダー(予選1回目)、フロントロー獲得、ラップリーダーを記録、さらにアメリカGPで日本人最高位タイの3位フィニッシュを果たす。34ポイントを獲得した琢磨は、ドライバーズランキング8位でシーズンを終えた。

    BAR 007

    B・A・R ホンダ 007 BAR Honda 007
    B・A・R 007は、レギュレーション変更への対応に苦戦し、開幕戦のオーストラリアGPから第3戦バーレーンGPまでは、1ポイントすら獲得できない状況に陥る。第4戦サンマリノGPでは5位でフィニッシュした琢磨だが、ホンダはレース終了後の車検で重量規定違反を問われ、サンマリノGPはレース失格となり、獲得したポイントを剥奪されたばかりでなく、第5戦スペインGP、第6戦モナコGPの出場停止処分が下された。この年、移籍を撤回したジェンソン・バトンに押し出されるカタチで佐藤琢磨は2006年B・A・Rでのレギュラードライバーの座を失うことになる。

    スーパアグリ SA05

    スーパーアグリ SA05 SUPER AGURI SA05
    2006年は、新規参戦チーム スーパーアグリF1チームから、参戦することとなった佐藤琢磨。SA05は、予定していたホンダの1年落ちのマシンB・A・R007が使えなくなり、4年落ちのアロウズA23をベースに、ホンダRA806Eエンジンを搭載。2006年のレギュレーションに適合させるためにエンジンの前後にスーペサーをいれて寸法を合わせたり、ギアボックスにあわせるためにエンジンを持ち上げるなどの対応が施された。4年落ちのマシンでは、新型タイヤのグリップを使いこなすことはできず、マシンバランスに苦労した。

    スーパアグリ SA06A

    スーパーアグリ SA06A SUPER AGURI SA06A
    第12戦ドイツGPで満を持して投入されたSA06。念願のホンダ製ギアボックスを搭載し、エンジンを本来の位置に搭載できるようになり、重量配分が向上。また、SA05と比較して20kgの軽量化がなされたため、セッティングの幅が広がった。特にエンジン搭載位置の低下とギアボックスのナロー化は、空力面に多くの貢献をもたらし、不足していたダウンフォースを確保。リアサスペンションのジオメトリーも一新され、コーナーリング時の挙動が大幅に改善された。

    スーパアグリ SA06B

    スーパーアグリ SA06 SUPER AGURI SA06B
    第14戦トルコGPから投入されたSA06B。アロウズA23の流れをくむツインキールのキール部を短くする改良が施され、ロワアームの取り付け位置が5cmほど引き上げられた。これにより、ジオメトリーも変更され、ゼロキールに近い空力特性を獲得。さらにアップライトの改良により、タイヤのリムが広がり、最新仕様のタイヤを使いこなせるようになった。シーズンを通して細かなエアロパーツを投入してダウンフォースの獲得に尽力。着実にポテンシャルをあげ、最終戦ブラジルGPで佐藤琢磨は10位完走を果たした。

    スーパアグリ SA07

    スーパーアグリ SA07 SUPER AGURI SA07
    スーパーアグリのデザインチームとホンダの栃木研究所によって共同開発されたSA07。2006年型ホンダRA106をベースに、2007年のレギュレーションにあわせた改良が施された。スペインGPでは新しいカーボンギアボックスを搭載。チムニーやウィングレット、リアウィングのパッケージなど、積極的なアップデートを行い、琢磨はスーパーアグリ初ポイントとなる8位入賞を果たした。そして、カナダGPでは、王者フェルナンド・アロンソをオーバーテイクし、6位入賞を果たす。その後も細かな改良が加えられ、最終戦ブラジルGPでも新しいリアウィングを持ち込むなど、限られた資金のなか健闘をみせた。このマシンでスーパーアグリは4ポイントを獲得した。

    スーパアグリ SA08A

    スーパーアグリ SA08A SUPER AGURI SA08A
    ホンダの2007年型マシンRA107をベースに、2008年レギュレーションにあわせてドライバーヘッドプロテクターを装着するなどしたRA107の改良型マシン。ギアボックスは、ホンダRA108搭載のものと同じもので、SA08は言わばRA107のフロントとRA108のバックエンドをあわせたようなハイブリッドマシン。資金不足よりシーズン前のテストもままならず、挙動はRA107の不安定さをそのまま引き継いでいた。チームはこの後、SA08Bを投入する予定であったが、スーパーアグリはスペインGP後にF1撤退を決定。わずか4戦の出走に終わった。

    トロ・ロッソ STR3

    トロ・ロッソ STR3 Toro Rosso STR3
    2008年シーズン途中でF1シートを失った琢磨だが、トロ・ロッソからテストのチャンスを与えられる。9月のヘレステストでは、前戦イタリアGPの優勝マシンであるこのSTR3でテストを実施。午後から雨が降り、午前中のみのテストとなったが安定したパフォーマンスを見せる。その後、11月のバルセロナ、12月のヘレスに再び招かれ、スリックタイヤと2009年を想定したエアロで走行。ヘレスではトップタイムを記録する印象的なパフォーマンスを披露した。「クルマからやってくる情報量が違う。初めてF1マシンに乗ったような気分になった」と語った。

  • F1回顧録:佐藤琢磨が3位表彰台を獲得した2004年F1アメリカGP

    F1回顧録:佐藤琢磨が3位表彰台を獲得した2004年F1アメリカGP

    2004年F1アメリカGPでは、B・A・Rホンダの佐藤琢磨が、自身初、そして日本人F1ドライバーとしては14年ぶりとなる3位表彰台を獲得した。

    朝のうちは雲が多かったインディアナポリス・モータースピードウェイ上空も、レース開始時刻の正午には前日同様の快晴となった。この時点で、気温23℃、路面温度は35℃。そして前日の予選時に悩まされた強風も止み、絶好のレースコンディションとなった。

    フォーメーションラップの直前、5番グリッドのファン・パブロ・モントーヤが、ウィリアムズマシンのコクピットから飛び降り、ガレージへと走る。レースカーにトラブルが発生したようだ。スペアのマシンに乗り換え、モントーヤはピットレーンからスタートとなった。

    スタート直後、フロントローのイン側からスタートのミハエル・シューマッハ(フェラーリ)が佐藤琢磨をブロックし、極端に寄せて行く。フェラーリの2台に行く手を阻まれた佐藤は、1コーナーをクリアする間に、9番手から上がってきたルノーのフェルナンド・アロンソにパスされて4番手に後退。後方ではジャガーやトヨタなど5台が絡む多重クラッシュが発生し、1周目からセーフティカーの導入となった。この時点で4番手スタートのバトンは、キミ・ライコネン(マクラーレン)に先行され、6番手に後退した。

    6周目にレース再開。ミハエル・シューマッハがすぐにトップに立つ。1コーナーで佐藤琢磨はキミ・ライコネンに激しくプッシュされるが、上手くしのいで4番手をキープ。その後はアロンソを追う展開になるが、なかなか前に出られない。しかし9周目のメインストレートエンドで、佐藤琢磨の目の前を走行中のアロンソの右リアタイヤがバースト。1コーナーのバリヤに突っ込んで、そのままリタイア。佐藤琢磨は、そのアクシデントに巻き込まれること無く、スタートポジションの3番手に復帰した。

    そして続く10周目には、ウィリアムズのラルフ・シューマッハが、エンジン全開のバンクで、コンクリート壁に激しく衝突。再度セーフティカーの導入となり、首位のミハエル・シューマッハを始め、9台が次々にピットイン。B・A・Rホンダの2人はコースにとどまったものの、セーフティカーの入る直前に燃料補給を終えたミハエル・シューマッハがそのままトップ。佐藤琢磨とジェンソン・バトンが2、3番手で追い上げる展開となった。大クラッシュしたラルフ・シューマッハは、意識はある模様だが、コクピットから自力で出られない。ドクターらが駆け付け、その場で処置を施し、メディカルセンターへと運ばれた。

    19周目にレース再開。B・A・Rホンダの2台がミハエル・シューマッハを追いながら、4番手のモントーヤ以下を引き離して行く。上位3人だけが、1分11秒台のハイペースだ。佐藤琢磨は低速区間ではフェラーリの真後ろにほとんど食い付くが、高速区間への立ち上がりで僅かに離されてしまい、オーバーテイクするまでには至らない。そして24、25周目に、ジェンソン・バトン、佐藤琢磨が相次いでピットイン。11、12番手にいったん順位を落とすが、佐藤琢磨は次々に先行車を抜いていく。しかしジェンソン・バトンはその直後に緊急ピットイン。ギアボックストラブルのため、今季初のリタイアとなった。

    30周目の時点で、佐藤琢磨は6番手まで上がった。この時点ではトップのミハエル・シューマッハと、追い上げる佐藤琢磨だけが、1分11秒台のハイペース。前を行くオリビエ・パニス(トヨタ)に、1周1~2秒のペースで差を縮めて行く。39周目には、0.5秒差に。そして40周目、裏ストレートのブレーキングで、鮮やかに抜き去って行った。3番手のモントーヤがピットに入っており、これで佐藤は表彰台目前の4番手となった。

    45周目。前を行く3番手のミハエル・シューマッハに2秒あまりの位置まで迫ったところで、佐藤は2度目のピットイン。その前後には1分10秒台のタイムを出すなど、快調なペースは変わらない。5番手に下がった佐藤琢磨は、ルノーのヤルノ・トゥルーリを追う展開。6秒以上あった差をジリジリと詰めて、60周目には2.2秒まで迫った。その時点のトップはフェラーリの2台。3番手を走っていたモントーヤは、スペアマシンに乗り換えたタイミングが違反と判断され失格。黒旗を振られ戦列を離れ、3位表彰台は佐藤とトゥルーリの争いに絞られた。

    61周目、2人の差はコンマ1秒。佐藤琢磨は1コーナーでトゥルーリの前に出たものの、2台ともそのままコースオフ。しかし佐藤琢磨が先にコースに復帰し、ついに表彰台圏内の3位にポジションを上げた。佐藤琢磨はそのまま、1分11秒台のペースを落とさず走り続ける。そして73周を走り切り、3位入賞! 1990年の鈴木亜久里以来14年振りの、表彰台に上がった日本人F1ドライバーとなった。優勝は、ミハエル・シューマッハ(フェラーリ)だった。

    佐藤琢磨 (3位)
    「信じられない気持ちですよ。長い間頑張ってきたことの結果だと思います。チームの皆やHonda、そして全てのサポーターへお礼を言いたいです。皆は問題解決に向けて本当に頑張ってくれましたからね。今日は良いレースができましたし、マシンの調子は最高でした。タイヤの減りもずっと安定していましたから、ミシュランにもお礼を言いたいですね。スタートした後、アロンソに抜かれたのはちょっと驚きでしたし、その後のコース上のアクシデントで、とても混乱してしまいました。2回のセーフティカーの後には、マシンの調子も良く、再び元のポジションに戻れると思いました。何人かをバトルで抜くことができましたし、後半にヤルノがオイルフラッグで躊躇した時、抜きにかかったんです。最近の幾つかのレースは、様々なトラブルが出てしまったこともあって、チームにとって本当にタフだったんです。だからこそ、頑張ってくれたチームの全員に表彰台をプレゼントできて、本当に良かったです」

    ジェンソン・バトン (26周リタイア)「今日は本当にドラマチックなレースだったね。スタートが上手く決まらず、アロンソ、ライコネンの2人を前に行かせてしまったんだ。最初のセーフティカーの後、マシンは良くなってきたんだけど、ライコネンにふさがれてなかなか前に行けなかった。ラルフのクラッシュの時の2回目のセーフティカーが出た時は、ピットストップせず、そのまま走り続けることに決めたんだ。このチームの戦略は間違っていなかったと思うよ。僕らのピットストップの前、約6ラップほど トップを走るマイケルの後ろにつけることができたんだ。マシンはとても安定していて、良かったよ。特にブレーキングの時にはね。タイヤのグリップも良かったから、もっとすごい結果になっていたかも知れないし、完走できなかったのはとても残念だよ」

    中本修平 エンジニアリング・ディレクター Honda Racing Development
    「琢磨選手には、本当におめでとうと言いたいですね。レースの最初から最後まで激しいバトルをしていましたし、表彰台は、彼自身がもっとも望んでいましたしね。ジェンソン選手については、ここでも良い結果を望んでいただけに残念です、クラッシュしたラルフのことが気掛かりでしたが、大丈夫と聞いて安心しましたよ」

    順位 No. ドライバー チーム タイヤ タイム/差
    1 1 M.シューマッハ フェラーリ B 1:40:29.914
    2 2 R.バリチェロ フェラーリ B +2.950
    3 10 佐藤琢磨 B・A・R Honda M +22.036
    4 7 J.トゥルーリ ルノー M +34.544
    5 17 O.パニス トヨタ M +37.534
    6 6 K.ライコネン マクラーレン M +1lap
    7 5 D.クルサード マクラーレン M +1lap
    8 21 Z.バウムガルトナー ミナルディ B +3laps
    9 11 G.フィジケラ ザウバー B +8laps
    RT 14 M.ウェーバー ジャガー M +13laps
    RT 18 N.ハイドフェルド ジョーダン B +30laps
    RT 9 ジェンソン・バトン B・A・R Honda M +47laps
    RT 16 C.ダ・マッタ トヨタ M +56laps
    RT 4 R.シューマッハ ウィリアムズ M +64laps
    RT 8 F.アロンソ ルノー M +65laps
    RT 15 C.クリエン ジャガー M –
    RT 12 F.マッサ ザウバー B –
    RT 19 G.パンターノ ジョーダン B –
    RT 20 G.ブルーニ ミナルディ B –
  • 佐藤琢磨、INDYCAR iRacing Challenge もてぎ への参戦の準備完了!

    佐藤琢磨、INDYCAR iRacing Challenge もてぎ への参戦の準備完了!

    佐藤琢磨は、4月18日(土)に開催される『INDYCAR iRacing Challenge』の第4戦に参戦することが正式決定。ツインもてぎでバーチャルで復活するインディ・ジャパンにむけてシムレース環境が整ったことを報告した。

    新型コロナウイルスの世界的な大流行によって第5戦インディ500まで延期が決定しているインディカーは、現役ドライバーが多数参戦するバーチャルレースをレースシミュレーション開発企業のiRacingと提携して開催している。

    4月18日に開催予定の第4戦のバーチャルトラックは“Random Draw(無作為で抽出)”となっていたが、インディカーはツインリンクもてぎに決定したことを発表していた。

    佐藤琢磨は、INDYCAR iRacing Challengeへの参戦を表明していたが、実際に参戦できるかどうかはシムレース環境が整うかどうかにかかっていた。

    だが、準備は整ったようだ。佐藤琢磨は「オフィシャル! 今週、INDYCAR iRacing Challengeに参戦します」とTwitterにバーチャルマシンのカラーリングとともに投稿。

    「僕のシムはちょうど1時間前にすべてのセットアップが完了しました。レイホール・レターマン・ラニガン・レーシングの僕のデータエンジニアのヘイデンのたくさん助けてくれたおかげです。とても興奮しています!」

    INDYCAR iRacing Challengeでは、チームは希望する塗装スキームに合わせてマシンのカラーリングをデザインすることができる。さらにアクションにリアルな外観と雰囲気を与えるために、各マシンには2020年シーズンに導入されたコックピット保護デバイスであるINDYCARの新しいエアロスクリーンが装備される。

    INDYCAR iRacing Challenge 第4戦 ツインリンクもでぎは、日本時間では4月18日の27時30分からスタート。インディカーの公式YoutubeやTwitchで生配信される。

    また、インディカーを放送するGAORA SPOERSは、4月23日(火)に録画中継で放送することを決定。日ごろからレースシミュレーターでトレーニングを積んでいる武藤英紀選手とともに解説する。第4戦ツインリンクもてぎ(2020.4.20開催)

    ■GAORA 放送予定
    4月23日(木) 18:00 ~ 19:30
    4月25日(土) 10:00 ~ 11:30

  • F1回顧録:佐藤琢磨が王者・アロンソをぶち抜いた2007年F1カナダGP

    F1回顧録:佐藤琢磨が王者・アロンソをぶち抜いた2007年F1カナダGP

    スーパーアグリの佐藤琢磨が、マクラーレンの王者フェルナンド・アロンソを最終コーナーでぶち抜いた2007年のF1カナダGPはファンの間で語り草となっている。

    “純日本チーム”として鈴木亜久里を代表に2006年にF1に乗り込んだスーパーアグリ。初年度は苦戦を強いられたものの、事実上ホンダF1のワークスチームが前年に1勝を挙げたRA106がベースとなる2007年マシンSA07は序盤に競争力を発揮。第4戦スペインGPで新車に苦戦するホンダF1のワークスチームより先にポイントを獲得していた。

    迎えた第6戦カナダGP。11番グリッドからスタートした佐藤琢磨は、得意のスタートを決めて、ヤルノ・トゥルーリ(トヨタ)を抜いて10番手に浮上する。

    22周目にセーフティカーが導入される。その後、ピットが開かれ、25周目には佐藤琢磨をはじめ8台が次々にピットに飛び込んでいく。27周目には、ロバート・クビサの大事故で、2度目のセーフティカーが導入。その後レースは再開され、11番手の佐藤琢磨は、キミ・ライコネン(フェラーリ)を抜いて10番手に順位を上げ、その差を広げていく。

    50周目、55周目と、さらに2度、セーフティカーが導入される。チェッカーまで残り10周の60周目の時点で、佐藤琢磨は9番手につけ、ラルフ・シューマッハ(トヨタ)に激しく迫る。そして、66周目に佐藤琢磨は最終コーナーで見事にシューマッハを抜き去り、7番手に。

    さらに明らかにペースの劣るフェルナンド・アロンソに、あっという間に追いつく。その2周後には同じ最終コーナーで、ワールドチャンピオンとのブレーキング競争に勝ち、鮮やかに抜いていく。これで6番手となった佐藤琢磨はそのまま70周を走り切り、12台完走という波乱のレースで3ポイントを獲得した。

    佐藤琢磨 スーパーアグリF1チーム 2007年 F1カナダGP

    佐藤琢磨(6位)
    「すばらしい週末だった。今回のレースではさまざまな出来事があった。クビツァのことは本当に心配だったが、彼の無事を聞いてホッとしている。F1のセーフティチームに心から感謝したい。あのアクシデントのあと、僕はレースに再び集中した。激しい戦いとセーフティカーの導入が渾然一体となったレースになったけれど、僕たちの戦略が成功した。あるときはセーフティカーが導入された直後のチャンスを見計らってピットインすることができた。ピットレーンがまだ開いていたんだ。チームも状況を把握していて、すぐに対応してくれた。最後の数周は最高の気分だった。トップ集団と戦うことができたし、自信を持ってオーバーテイクして、ポジションを取り戻すことができた。僕のこれまでのレースキャリアの中でも最高にすばらしい日だったし、本当にすばらしいリザルトを手に入れることができた。チームのメンバー、そして僕たちを支援してくれているすべての人々に心から感謝したい」

    鈴木亜久里
    「完ぺきな一日だった。チームも琢磨も3ポイントを獲得することができた。今日のチームの仕事ぶりは本当にすばらしかった。アンソニーも本当によくがんばったと思うが、レースの最中に動物が当たって、マシンにダメージを負ってしまったのは運が悪かった。今日もチームの全員がすばらしい仕事をしてくれた。彼らのことを心から誇りに思う」

  • 佐藤琢磨が参戦目指すINDYCAR iRacing Challenge第4戦はもてぎに決定!

    佐藤琢磨が参戦目指すINDYCAR iRacing Challenge第4戦はもてぎに決定!

    佐藤琢磨が参戦を目指して準備しているインディカーの公式バーチャルレース『INDYCAR iRacing Challenge』の舞台がツインリングもてぎに決定した。

    4月18日に開催予定の第4戦のバーチャルトラックは“Random Draw(無作為で抽出)”となっていたが、インディカーはツインリンクもてぎに決定したことを発表した。

    現在、参戦を目指してシミュレーターの構築を目指している佐藤琢磨は、この発表を受けて「INDYCAR iRacing Challengeの次のラウンドはなんとツインリンクもてぎ に決まりました!」とコメント。

    「公式練習が始めるまでにシミュレーターの部品が全部揃いますように…祈る!」

    新型コロナウイルスの世界的な大流行によって第5戦インディ500まで延期が決定しているインディカーは、現役ドライバーが多数参戦するバーチャルレースをレースシミュレーション開発企業のiRacingと提携して開催している。

    現在『INDYCAR iRacing Challenge』は、6戦が予定されており、既に3戦が行われているが、佐藤琢磨もエントリーすることを決定。早ければ4月18日の第4戦から参戦する。

    佐藤琢磨が操るマシンは、今シーズン、実際に使用する予定のものと同じカラーリングが施される。

    参戦にむけて佐藤琢磨は「コロナウィルスの影響で多くの方々が大変な状況に置かれ、不安な日々を過ごされている事と思います」とコメント。

    「インディカーレースにおきましても、他のスポーツ同様、延期に次ぐ延期で未だ開幕出来ずにおります。このような状況ではありますが、応援してくださる皆様へのエールに繋がればと思い、バーチャルではありますがiRacingへの参戦を決めました」

    「初めてのチャレンジなので、色々と不安もありますが、応援よろしくお願いします!そして、一日も早くこの状況が落ち着くよう、皆さんで力を合わせて乗り越えましょう」

  • 佐藤琢磨、IndyCar iRacing Challengeへの参戦を表明

    佐藤琢磨、IndyCar iRacing Challengeへの参戦を表明

    佐藤琢磨が、インディカーの公式バーチャルレース『INDYCAR iRacing Challenge』にエントリーすることを発表した。

    新型コロナウイルスの世界的な大流行によって第5戦インディ500まで延期が決定しているインディカーは、現役ドライバーが多数参戦するバーチャルレースをレースシミュレーション開発企業のiRacingと提携して開催している。

    現在『INDYCAR iRacing Challenge』は、6戦が予定されており、既に3戦が行われているが、佐藤琢磨もエントリーすることを決定。早ければ4月18日の第4戦から参戦する。

    佐藤琢磨が操るマシンは、今シーズン、実際に使用する予定のものと同じカラーリングが施される。

    「コロナウィルスの影響で多くの方々が大変な状況に置かれ、不安な日々を過ごされている事と思います」と佐藤琢磨はコメント。

    「インディカーレースにおきましても、他のスポーツ同様、延期に次ぐ延期で未だ開幕出来ずにおります。このような状況ではありますが、応援してくださる皆様へのエールに繋がればと思い、バーチャルではありますがiRacingへの参戦を決めました」

    「初めてのチャレンジなので、色々と不安もありますが、応援よろしくお願いします!そして、一日も早くこの状況が落ち着くよう、皆さんで力を合わせて乗り越えましょう」

    IndyCar iRacing Challenge スケジュール
    第4戦 4月18日 “Random Draw” track (無作為で抽出)
    第5戦 4月25日 Circuit of The Americas
    最終戦 5月 2日 non-INDYCAR “Dream” track (インディカー未開催地)