カテゴリー: F1ロシアGP

  • マックス・フェルスタッペン、ギアボックス交換&黄旗無視で最後尾に降格

    マックス・フェルスタッペン、ギアボックス交換&黄旗無視で最後尾に降格

    レッドブル・レーシングのマックス・フェルスタッペンは、グリッド降格ペナルティの追加によってF1ロシアGPの決勝レースを暫定で最後尾グリッドからスタートすることになった。

    レッドブル・レーシングは、F1ロシアGPの週末に先駆けてルノーのF1エンジンを“スペックB”に戻すことを含めてパワーユニットのコンポーネントを交換。15グリッド以上のグリッド降格ペナルティを科せられていた。

    競技規約の23.3では「ドライバーが15グリッドを超えるペナルティを受けた場合、スタートグリッドの後方からレースを開始することが求められる。2人以上のドライバーがこのようなペナルティを受けた場合、違反行為を犯した順番でグリッド後方に配置される」と記されている。

    フリー走行前に複数名が15グリッド以上のペナルティを受けた場合、“違反行為を犯した順番”はフリー走行1回目にコースに出た順番が適用され、マックス・フェルスタッペンは金曜日の時点では17番グリッドとなっていた。

    その後、レッドブル・レーシングは土曜日のフリー走行3回目の後に2台のギアボックスを交換して5グリッド降格ペナルティを科せられて19番グリッドに降格。

    そして、土曜日の予選Q1でセルゲイ・シロトキン(ウィリアムズ)がスピンを喫してセクター2にイエローフラッグが提示された際にそれを無視したとして3グリッド降格ペナルティが科せられ、暫定で最後尾グリッドからスタートすることになった。

    さらにマックス・フェルスタッペンには2点のペナルティポイントが加算された。12ヶ月間有効なペナルティポイントは累積で7点となった。12ヶ月以内にペナルティポイントが累積12点に到達するとドライバーは1レースの出場停止となる。

  • ブレンドン・ハートレー 「グリッド降格のため予選は重視していなかった」

    ブレンドン・ハートレー 「グリッド降格のため予選は重視していなかった」

    トロロッソ・ホンダのブレンドン・ハートレーは、F1ロシアGPの予選を16番手で終えた。

    予選Q1でブレンドン・ハートレーは、1セット目のタイヤで1分35秒037とベストタイムマークする。Q1終盤、2セット目のアタックに出たが1セット目のタイムを上回ることはできず、16番手でQ1敗退となった。

    ホンダF1は土曜日のプラクティスに向けて、PUを前戦に使用したスペックのものに交換した。前日のプラクティスの中で、新たなPUのセッティングに関してさらなる調整が必要と判断した上での決定となり、ロシアGPの予選、決勝ともに前戦と同じ仕様で走行する。

    ブレンドン・ハートレーは、グリッド降格が決定していたため、予選はあまり重視していなかったものの、ホンダの新しいパワーユニットは明らかに改善されていると語った。

    「明日はペナルティでグリッド降格が決まっていたので、この大会では予選をあまり重視していなかった」とブレンドン・ハートレーはコメント。

    「このレースウイークには新しいPUを使わないことにしたけど、ホンダにとって昨日は性能を確かめるいい準備の一日になった。新しいPUは明らかに速く改善されていて、次の日本GPで最大のパフォーマンスを引き出せるようにこれから準備したいと思う」

    「グリッド後方からのスタートということもあり、明日のレースは僕たちにとってタフな一戦になるであろうと予想している。でも、昨日のソフトタイヤのロングランでの走行は感触がよかったので、明日の決勝レースでなにかトライできることができるのではないだろう」

    「このコースでは過去のレースでアクシデントも起こっていて、スタートライン後の長いストレートを抜けた先には狭く難しい1コーナーが待っている。明日の決勝では何が待ち受けているかわからないけど、できる限りの力で戦うつもりだ!」

    関連:
    ・F1ロシアGP 予選 | バルテリ・ボッタスがポールポジション!
    ・ホンダF1、ロシアGPでの“スペック3”エンジンの使用を断念

  • ピエール・ガスリー 「新しいエンジンは残りのシーズンに取っておく」

    ピエール・ガスリー 「新しいエンジンは残りのシーズンに取っておく」

    トロロッソ・ホンダのピエール・ガスリーは、F1ロシアGPの予選を13番手で終えた。

    予選Q1でピエール・ガスリーは、1セット目のタイヤで1分34秒383とベストタイムをマーク。Q1終盤、2セット目のアタックで1セット目のタイムを上回ることはできなかったが、13番手でQ2進出を果たした。

    トロロッソ・ホンダの2台はPU交換によるグリッドダウンのペナルティにより、後方からのスタートが決定していることもあり、ピエール・ガスリーはQ2を走行せずに予選を終えた。Q2では、5台が走行せずにセッションが終わったため、ガスリーはQ1と同じ13番手となっている。

    ピエール・ガスリーは、マシンの仕上がりには満足しており、レースには自信を感じていると語る。

    「昨日搭載した新しいエンジンは改善された点がたくさんありすばらしい性能を見せたので、残りのシーズンにマイレージを取っておくため、このレースウイークの残りは前のスペックのエンジンに載せ換え戦うことにした」

    「マシンの仕上がりにはとても満足していて、ペナルティのためにグリッド後方からスタートしなくてはならないのはとても残念だ。昨年のレースを見る限りではこのコースでのオーバーテイクは難しいように見える。しかし、シャシーの仕上がりには手応えを感じているのでレースには自信がある」

    「タイヤの摩耗が明日の決勝の大きなカギとなるので、そのための作戦を立てたいと思う。明日は最大限に攻めて、想像しなかったようないい結果でレースを終えられるようにがんばる」

    関連:
    ・F1ロシアGP 予選 | バルテリ・ボッタスがポールポジション!
    ・ホンダF1、ロシアGPでの“スペック3”エンジンの使用を断念

  • 【動画】 F1ロシアGP 予選 ダイジェスト

    【動画】 F1ロシアGP 予選 ダイジェスト

    2018年 F1ロシアGPの予選が9月29日(土)にソチ・オートドロームで行われ、バルテリ・ボッタス(メルセデス)がコースレコードを更新するラップタイムで今季2度目のポールポジションを獲得した。

    現地時間15時。気温23.8℃、路面温度37.6℃のドライコンディションでセションはスタート。レッドブルの2台、トロロッソ・ホンダの2台、マクラーレのフェルナンド・アロンソは、パワーユニット交換によって後方からスタートすることが決定している。

    そのうちレッドブルの2台とトロロッソ・ホンダのピエール・ガスリーがQ2に進出。Q3に進出するとQ2でタイムで出した中古タイヤでスタートしなければならなくなることもあり、この3台に走る理由はなく、事実上12台によるQ3争いとなった。

    だが、ルノーの2台はタイヤを自由に選べるなかで最後列となる6列目を狙って両ドライバーがクルマに乗り込んだもののコースには出ず。結果的にタイムを出した残りの10台が自動的にQ3に進出するという奇妙なセッションとなった。メルセデスの2台とフェラーリの2台はウルトラソフトでタイムを記録しており、明日の決勝でハイパーソフトでのスタートを避けた。

    Q3では1回目のアタックでバルテリ・ボッタスがルイス・ハミルトンに0.004秒という僅差でトップに浮上。バルテリ・ボッタスが2回目のアタックでコースレコードをさらに更新する1分31秒387を記録したのに対し、ルイス・ハミルトンは脹らんでトラックリミットを超えてしまったためラップを中断。バルテリ・ボッタスが今季2度目、自身6度目となるポールポジションを獲得した。

    ライバルのフェラーリは週末を通して精彩を欠いており、メルセデスに対して常に0.5~0.6秒差をつけられてきた。予選でもその傾向は変わらず、セバスチャン・ベッテルが0.556秒差で3番手、キミ・ライコネンが0.850秒差で4番手という結果に終わった。

    3列目にはケビン・マグヌッセン(ハース)とエステバン・オコン(フォースインディア)が並ぶ。

    以下、シャルル・ルクレール(ザウバー)、セルジオ・ペレス(フォースインディア)、ロマン・グロージャン(ハース)、マーカス・エリクソン(ザウバー)までがトップ10入り。ちなみにザウバーが2台揃ってQ3に進出するのは2015年の中国GP以来と63戦ぶりとなる。

    ホンダの新型“スペック3”エンジンの使用を断念してスペック2に戻したトロロッソ・ホンダは、ピエール・ガスリーがQ2でアタックを行わず13番手、ブレンドン・ハートレーはQ1で敗退して16番手だった。

    F1ロシアGPの決勝は9月30日(日)の20時10分(現地時間14時10分)から行われる。

    2018年 F1ロシアGP 予選 動画

    関連:F1ロシアGP 予選 | バルテリ・ボッタスがポールポジション!

  • ホンダF1、旧スペックのPUに戻すも「いい手応えを感じている」

    ホンダF1、旧スペックのPUに戻すも「いい手応えを感じている」

    ホンダF1のテクニカルディレクターを務める田辺豊治が、トロロッソ・ホンダのF1ロシアGPの予選を振り返った。

    今週末のF1ロシアGP初日に“スペック3”エンジンを含めたアップグレード版パワーユニット(PU)を投入したホンダだったが、カリブレーション(較正)とパワーユニットのシャシーへのマッチングに改善の余地があるとして旧スペックに戻すことを選択。

    パワーユニット交換によってグリッド降格が決定している両ドライバーは、ピエール・ガスリーがQ2でアタックを行わずに13番手、ブレンドン・ハートレーはQ1でノックアウトとなり16番手で予選を終えている。

    「今日は昨日使用したスペックのPUから、前戦まで使用していたスペックのPUに戻してセッションに臨みました」と田辺豊治はコメント。

    「それもあり、トロロッソ・ホンダのメカニックとエンジニアには非常に忙しい週末になっています」

    「今日のセッションは普段よりもロングランにフォーカスしたプログラムでしたが、昨日の同様にマシンの感触は悪くありませんし、明日に向けてはいい手応えを感じています」

    関連:
    ・F1ロシアGP 予選 | バルテリ・ボッタスがポールポジション!
    ・ホンダF1、ロシアGPでの“スペック3”エンジンの使用を断念

  • 【動画】 バルテリ・ボッタスのポールラップ / F1ロシアGP 予選

    【動画】 バルテリ・ボッタスのポールラップ / F1ロシアGP 予選

    メルセデスのバルテリ・ボッタスが、F1ロシアGPの予選でコースレコードを更新する素晴らしい走りで今シーズン2度目のポールポジションを獲得した。

    今週末は、すべてのセッションでチームメイトのルイス・ハミルトンに上回れていたバルテリ・ボッタスだが、最も重要な予選Q3でラップをまとめてみせた。

    バルテリ・ボッタスは予選Q3の1回目のアタックで1分31秒528を記録し、ルイス・ハミルトンを0.004秒上回ってタイムシートのトップに浮上。

    2回目のアタックではタイムをさらに短縮してコースレコードを更新する1分31秒387をマーク。ルイス・ハミルトンがタイムを更新できなかったことで今季2度目、自身6度目となるポールポジションを獲得した。

    「最後に素晴らしいラップができたし、少し改善することもできた。ルイスはラップを中断していたけど、彼に何が起こっていたのかはわからない。でも、いい気分だし、まっだちょっと身震いしている」とバルテリ・ボッタスはコメント。

    「明日のレースへのアプローチはもちろんレースに勝つことだ。ポールからスタートするのに他にゴールはない。とにかくそれが目標だ。チームとして僕たちは両方の選手権を戦っている。ルイスはセバスチャンにかなりの差をつけてチャンピオンシップをリードしているし、僕と差もとても大きいので、僕たちはそのことを念頭に置いておく必要がある」

    2018年 F1ロシア 予選:バルテリ・ボッタス

    関連:F1ロシアGP 予選 | バルテリ・ボッタスがポールポジション!

  • F1ロシアGP 予選 | バルテリ・ボッタスがポールポジション!

    F1ロシアGP 予選 | バルテリ・ボッタスがポールポジション!

    2018年のF1世界選手権 第16戦 ロシアGPの予選が9月29日(土)にソチ・オートドロームで行われ、バルテリ・ボッタス(メルセデス)がポールポジションを獲得。2番手にもルイス・ハミルトンが続き、メルセデスがフロントローを独占した。

    パワーユニット交換によりグリッド降格が決定しているトロロッソ・ホンダは、ピエール・ガスリーが13番手、ブレンドン・ハートレーが16番手で予選を終えた。

    F1は第16戦ロシアGPを迎えた。ソチ郊外の特設サーキットは、2014年冬季オリンピック会場に隣接したサーキット。オリンピック村の周囲に公道とクーロズドコースが混在したソチ・オートドロームは、高速での戦いが予想され、パワーユニットの性能が重要になる。

    ピレリは、今年のロシアGPに昨年よりも柔らかいハイパーソフト(ピンク)、ウルトラソフト(パープル)、そして、スーパーソフトを飛ばしてソフト(イエロー)という前戦シンガポールと同じ3種類のタイヤを選択。ハイパーソフトがQ3用タイヤに指定されており、レースでソフトとウルトラソフトのいずれか1セットを使用しなければならない。

    現地時間15時。気温23.8℃、路面温度37.6℃のドライコンディションでセションはスタート。レッドブルの2台、トロロッソの2台、マクラーレのフェルナンド・アロンソは、パワーユニット交換によって後方からスタートすることが決定しており、Q3争いは実質12台での戦い。だが、今週末ここまではフェラーリに勢いがなく、メルセデスが常に0.6秒ほど優位に立っている。

    その構図は予選になっても変わらず、予選Q3はメルセデス勢の一騎打ちに。チームメイト同士の争いを制したのはバルテリ・ボッタス。コースレーコードを更新する1分31秒387を記録して今シーズン2度目のポールポジションを獲得した。2番手のルイス・ハミルトンとともにフロントローからスタートする。メルセデスのフロントロー独占は今季5度目。

    3番手には0.556秒差でセバスチャン・ベッテル、4番手には0.850秒差でキミ・ライコネンとフェラーリ勢。3列目にはケビン・マグヌッセン(ハース)とエステバン・オコン(フォースインディア)が並ぶ。

    以下、シャルル・ルクレール(ザウバー)、セルジオ・ペレス(フォースインディア)、ロマン・グロージャン(ハース)、マーカス・エリクソン(ザウバー)までがトップ10入り。ちなみにザウバーが2台揃ってQ3に進出するのは2015年の中国GP以来と63戦ぶりとなる。

    スペック3の使用を断念してスペック2に戻したトロロッソ・ホンダは、ピエール・ガスリーがQ2でアタックを行わず13番手、ブレンドン・ハートレーはQ1で敗退して16番手だった。

    F1ロシアGPの決勝は9月30日(日)の20時10分(現地時間14時10分)から行われる。

    2018年 第16戦 F1ロシアGP 予選 結果

    順位 No ドライバー チーム Q1 Q2 Q3
    1 77 バルテリ・ボッタス メルセデス 1分32秒964 1分32秒744 1分31秒387
    2 44 ルイス・ハミルトン メルセデス 1分32秒410 1分32秒585 1分31秒532
    3 5 セバスチャン・ベッテル フェラーリ 1分33秒476 1分33秒045 1分31秒943
    4 7 キミ・ライコネン フェラーリ 1分33秒341 1分33秒065 1分32秒237
    5 20 ケビン・マグヌッセン ハース 1分34秒078 1分33秒747 1分33秒181
    6 31 エステバン・オコン フォース・インディア 1分34秒290 1分33秒596 1分33秒413
    7 16 シャルル・ルクレール ザウバー 1分33秒924 1分33秒488 1分33秒419
    8 11 セルジオ・ペレス フォース・インディア 1分34秒084 1分33秒923 1分33秒563
    9 8 ロマン・グロージャン ハース 1分34秒022 1分33秒517 1分33秒704
    10 9 マーカス・エリクソン ザウバー 1分34秒170 1分33秒995 1分35秒196
    11 33 マックス・フェルスタッペン レッドブル 1分33秒048    
    12 3 ダニエル・リカルド レッドブル 1分33秒247    
    13 10 ピエール・ガスリー トロロッソ・ホンダ 1分34秒383    
    14 55 カルロス・サインツ ルノー 1分34秒626    
    15 27 ニコ・ヒュルケンベルグ ルノー 1分34秒655    
    16 28 ブレンドン・ハートレー トロロッソ・ホンダ 1分35秒037    
    17 14 フェルナンド・アロンソ マクラーレン 1分35秒504    
    18 35 セルゲイ・シロトキン ウィリアムズ 1分35秒612    
    19 2 ストフェル・バンドーン マクラーレン 1分35秒977    
    20 18 ランス・ストロール ウィリアムズ 1分36秒437    

    【Q1】
    18分間のQ1。全ドライバーがハイパーソフトを装着してアタック。トップ通過はメルセデスのルイス・ハミルトンでタイムは1分32秒410。2番手には0.554秒差でバルテリ・ボッタス(メルセデス)、3番手にはマックス・フェルスタッペン(レッドブル)が続いた。

    Q1でノックアウトとなったのはブレンドン・ハートレー(トロロッソ・ホンダ)、フェルナンド・アロンソとストフェル・バンドーンのマクラーレン勢、ランス・ストロールとセルゲイ・シロトキンのウィリアムズ勢の5台となった。

    【Q2】
    15分間のQ2。パワーユニット交換による降格が決定している3台が進出したため、実質的に脱落者は2名。そのため、メルセデス勢とフェラーリ勢は決勝を見据えてウルトラソフトをアタック用タイヤに選択。その他はハイパーソフトで走行を行った。

    降格決定の3台はアタックを行わず。またルノーはタイヤを自由に選べる6列目を確保できることからマシンにドライバーは乗り込んだものの走らないことを選択した。実質Q3争いのないセッションとなった。

    【Q3】
    12分間のQ3。1回目のアタックでバルテリ・ボッタスが1分31秒528でトップタイムをマーク。2番手には0.004差でルイス・ハミルトン。3番手のセバスチャン・ベッテルは0.6秒差とメルセデス同士の一騎打ちの様相。

    2回目のアタックではルイス・ハミルトンがミス。バルテリ・ボッタスがコースレコードを更新する1分31秒387でポールポジションを獲得した。

  • ホンダF1、ロシアGPでの“スペック3”エンジンの使用を断念

    ホンダF1、ロシアGPでの“スペック3”エンジンの使用を断念

    ホンダは、F1ロシアGPで“スペック3”エンジンの使用を断念。予選にむけて旧仕様の“スペック2”にパワーユニットを戻す決断を下した。

    ホンダは、次戦鈴鹿での日本GP、そしてシリーズ後半戦を見据えて今週末のF1ロシアGPで“スペック3”エンジンを含めたパフォーマンスと信頼性の両面の向上のために改善を施した新しいパワーユニットを投入。

    初日のプラクティスではドライバーを含めトロロッソもスペック3エンジンのパフォーマンスを称賛していたが、ホンダはより多くのキャリブレーション(較正)作業とシャシーへの搭載の見直しを図るため、以前の使用に戻すことを決断した。ホンダF1は信頼性が理由ではないとしている。

    ホンダF1のテクニカルディレクターを務める田辺豊治は「FP2後に利用可能なパワーユニットのデータをすべて調べたところ、パフォーマンスは励みになるものでしたが、キャリブレーションやパワーユニットとシャシーのマッチングなどいくつかのエリアでやらなければならない作業が残っていることを認識しました」とコメント。

    「したがって、我々は残りの週末では2台のクルマのパワーユニットを以前の使用に戻すことを決定しました」

    「日本GPまでに作業は完了できると考えており、それ以降は両方のクルマで新しい仕様のパワーユニットを走らせることができると思います」

    金曜日に搭載した新しい“スペック3”エンジンは、ストックできるため、日本GPで搭載してもペナルティを受けることない。

    トロロッソは、エンジンを古い仕様に戻す機会を利用してブレンドン・ハートレーのマシンに新品のターボチャージャー、MGU-K、MGU-Hを導入した。

    スペック2に戻すことなったがピエール・ガスリーとブレンドン・ハートレーだが、F1ロシアGPの決勝は最後列からスタートすることが決定している。

  • F1ロシアGP フリー走行3回目 | ルイス・ハミルトンがトップタイム

    F1ロシアGP フリー走行3回目 | ルイス・ハミルトンがトップタイム

    2018年のF1世界選手権 第16戦 ロシアGPのフリー走行3回目が9月29日(土)にソチ・オートドロームで行われ、ルイス・ハミルトン(メルセデス)がトップタイムを記録。2番手にもバルテリ・ボッタスが続き、メルセデスが1-2で予選前のセッションを終えた。

    グリッド降格が決定しているトロロッソ・ホンダの2台は、ピエール・ガスリーが12番手タイム、ブレンドン・ハートレーが16番手タイムでセッションを終えている。

    土曜日もサーキット上空には薄い雲がかかっているが、現地時間12時に気温23.4℃、路面温度31.9℃のドライコンディションで60分のFP3セッションはスタートした。

    前日のフリー走行ではハイパーソフトのデグラデーションが顕著に表れており、予選と決勝にむけてタイヤをどのように仕上げていくかが重要となる。

    序盤は各チームがスローなスタート。レッドブルの2台、トロロッソの2台、マクラーレのフェルナンド・アロンソは、パワーユニット交換によって後方からスタートすることが決定しており、決勝を見据えた作業を進めていくことになる。

    比較的淡々と進められたセッション。速さを見せたのはメルセデス。ルイス・ハミルトンが1分33秒067をマークしてトップタイムを記録。2番手にも0.254秒差でバルテリ・ボッタスが続いた。

    3番手のセバスチャン・ベッテル(フェラーリ)はトップとの差は0.600秒と前日の遅れは取り戻せていない。4番手にはキミ・ライコネンが続いた。

    5番手のマックス・フェルスタッペン、6番手のダニエル・リカルドはグリッド降格が決定している。

    トロロッソ・ホンダは、ピエール・ガスリーが12番手、ブレンドン・ハートレーは16番手。ホンダはスペック3の使用を断念して、スペック2にエンジンを戻している。

    F1ロシアGP 予選はこのあと21時(現地時間15時)から行われる。

    2018年 第16戦 F1ロシアGP フリー走行3回目

    順位 No ドライバー チーム ベストタイム GAP 周回
    1 44 ルイス・ハミルトン メルセデス 1分33秒067   13
    2 77 バルテリ・ボッタス メルセデス 1分33秒321 0.254 16
    3 5 セバスチャン・ベッテル フェラーリ 1分33秒667 0.600 14
    4 7 キミ・ライコネン フェラーリ 1分33秒688 0.621 11
    5 33 マックス・フェルスタッペン レッドブル 1分33秒937 0.870 11
    6 3 ダニエル・リカルド レッドブル 1分34秒394 1.327 14
    7 16 シャルル・ルクレール ザウバー 1分34秒628 1.561 15
    8 31 エステバン・オコン フォース・インディア 1分34秒809 1.742 16
    9 20 ケビン・マグヌッセン ハース 1分34秒820 1.753 15
    10 11 セルジオ・ペレス フォース・インディア 1分34秒916 1.849 14
    11 55 カルロス・サインツ ルノー 1分34秒988 1.921 13
    12 10 ピエール・ガスリー トロロッソ・ホンダ 1分35秒125 2.058 21
    13 8 ロマン・グロージャン ハース 1分35秒185 2.118 18
    14 27 ニコ・ヒュルケンベルグ ルノー 1分35秒213 2.146 12
    15 9 マーカス・エリクソン ザウバー 1分35秒370 2.303 16
    16 28 ブレンドン・ハートレー トロロッソ・ホンダ 1分36秒033 2.966 22
    17 35 セルゲイ・シロトキン ウィリアムズ 1分36秒071 3.004 16
    18 18 ランス・ストロール ウィリアムズ 1分36秒274 3.207 20
    19 2 ストフェル・バンドーン マクラーレン 1分36秒597 3.530 14
    20 14 フェルナンド・アロンソ マクラーレン 1分36秒992 3.525 21
  • F1 ロシアGP 金曜フリー走行 | トップ10ドライバーコメント

    F1 ロシアGP 金曜フリー走行 | トップ10ドライバーコメント

    2018年 F1ロシアGPのフリー走行が9月28日(金)にソチ・オートドロームで行われた。

    サーキットには薄い雲が覆ったが、心配された雨は降らずに2回のセッションが行われた。初日はルイス・ハミルトンが1分33秒385を記録してトップに立ち、バルテリ・ボッタスが0.119秒差で続き、メルセデスがタイムシートの1-2に名を連ねた。

    3番手には0.442秒差でマックス・フェルスタッペン、4番手にはダニエル・リカルドとレッドブル勢。2台はエンジン交換によって後方からのスタートが決定している。フェラーリは、セバスチャン・ベッテルがトップから0.543秒差の5番手、キミ・ライコネンが6番手というタイム。ベッテルがロングラン中にスピンを喫するなど、やや精彩を欠いた初日となった。

    1番手:ルイス・ハミルトン (メルセデス)
    「ソチは過去に僕たちにとって苦手なサーキットのひとつだった。昨年は特にね。だから、バランスを理解して、どこを改善できるかを把握し、それを修正するために多くの作業を行った。今日はその意味では良い一日だった。僕たちは全てのレースからより多くのことを学んでいるし、特にここ数戦は週末をスタートさせるために必要な足取りを正確に測定するために本当に役立った。今週末、僕たちは多くのアップグレードを持ち込んでいる。ホームで進行している作業はたくさんあるし、レースに来て、アップグレードを得られるときは本当に励みになる。今シーズン後半にはすでに来年のクルマにも取り組んでいることも知っているしね。それは全てのものから最大限を引き出すためのモチベーションにもなっている。僕たちにとって良い一日だったし、明日もそれが続くことを願っている」

    2番手:バルテリ・ボッタス (メルセデス)
    「僕たちにとって良い一日だった。データ上では僕たちは競争力がありそうだけど、まだ金曜日にすぎない。クルマの初期の感触は良かった。でも、まだやらなければならない作業はある。このトラックはラップを通してバランスがかなり異なるので、各コーナーで完璧なセットアップを得るのがとても難しい。いくつか空力アップデートを持ち込んでいるし、うまく機能している。より多くのグリップが追加されている。それが週末にむけて十分かどうか見ていくつもりだ。フェラーリは全てを示していないように思うし、おそらく明日は強くなるだろう。とても拮抗すると思うし、プッシュし続けなければならない」

    3番手:マックス・フェルスタッペン (レッドブル)
    「僕たちにとって良い金曜日だった。FP2で3番手は予想していたよりもいい。クルマは最初からうまく機能していたし、ロングランもいい感じだった。僕たちは良い状態にあると思う。総合的にクルマのパフォーマンスには満足している。とにかくタイヤをもっと良く理解して、レースの計画を立てていく必要がある。今日集めた情報はとても良かったし、夜に分析するための全てが揃っている。フェラーリと戦えたのは良いことだったし、今のところあまり不満はない。明日の予選での戦略がどのようなものになるかはわからないけど、たぶんフルにセッションを完了することはないだろう。フェラーリも今夜何かを見つけてくるだろうし、明日は接戦になるだろう。僕たちにとって最強のトラックではないのでここでペナルティを受けるのはそれほど悪いことではない。グリッド後方からのスタートは楽しいはずだ。前進してに抜いていくのは決して簡単ではないけど、どこまでやれるか見てみるつもりだ」

    4番手:ダニエル・リカルド (レッドブル)
    「今日のクルマの感触は良かったし、本当にドライビングを楽しんでいた。実際、サーキットはとても楽しかったし、僕たちにはかなり良いペースがある。コーナーで追加のグリップを得ることができないけど、ハイパーソフトが必要なグリップを与えてくれてより楽しいものになっている。ロングランではトラフィックに見舞われたけど、レースがどのようなものになるかフィーリングを得ることができた。オーバーテイクが最も簡単なトラックではないけど、実際にはオーバーテイクはできるので、本当に面白いレースになると思う。タイヤデグラデーションには満足している。簡単な1ストップレースになれば、少し予想ができてしまうし、よりエキサイティグな2ストップレースになることを期待している。明日の予選はペナルティによってフルに使っても意味はないけど、FP3の後にどのように進めるべきか見てみて、何をすべきかを決定する予定だ。午後は多くの走行ができたし、そこから良いデータを得ることができた。FP3でまたロングランを行って、レースにむけて十分に準備していくことが重要だ。ロシアは決して僕たちにとって最強のサーキットではなかったけど、今日はいくつか良い兆候があった」

    5番手:セバスチャン・ベッテル (フェラーリ)
    「良い金曜日もあれば、そうでもないときもある。今回は僕たちにとってあまり良い金曜日ではなかった。まだ望んでいる位置にはいないし、キャッチアップしなければならないことがいくつかある。今日はラップをまとめるのが難しかったし、タイヤがあまりに早くになくなっていた。左フロントが特にね。速いラップと燃料を積んだ状態の両方で苦しんでいた。トラフィックも多かったし、当然それは役には立たない。これからやらなければならないことがある。理由を見つけて、もっと強くなって戻ってくる必要がある。でも、今のところはポジティブだ。明日と日曜日は良くなると思っているし、適切なものを見つけられるはずだ。明日は2台がフロントローを獲得できることを期待している。どうなるかはまだわからないけど、スタートするにはポールがベストな場所だし、ベストを尽くすつもりだ」

    6番手:キミ・ライコネン (フェラーリ)
    「通常、金曜日はいつもタイヤはトリッキーだ。そのあと状況は改善していくし、サーキットが綺麗になって、よりグリップが多くなっていく。今日のコンディションはほぼ予想していた通りのものだった。通常、金曜日はラップタイムをあまり重視しない。多くのことを試し、そこから学んでいく。いくつか作業しなければならないのは確かだし、改善できることはある。でも、それは普通のことだ。全員が最大限でプッシュする明日の予選で何をもたらせるか見ていくつもりだ」

    7番手:セルジオ・ペレス (フォースインディア)
    「今日は午後に走ったけど、すぐにペースは競争力があるように見えた。僕たちは夏休み以降に示してきた形を維持できていると思うし、クルマの感触はいい。ここは予選が重要なので明日すべてをまとめることが課題だ。僕たちはここではクルマが速くてもオーバーテイクがいかに難しいかを見てきた。トラックがどのように進化していくかを把握するのは難しいけど、今夜正しい決断を下すためのデータと情報は揃っている」

    8番手:ピエール・ガスリー (トロロッソ・ホンダ)
    「今日は前向きな結果で終えられた一日だった。特にシンガポールではタフなレースウイークを過ごし、チームとしてペースを取り戻す“答え”を見つける必要があったのでなおさらだ。その答えを見つけることができ、今日テストを行った新しくアップグレードしたエンジンに対しても手応えを感じることができた。残り少ないシーズンに向けて、期待が高まったのではないだろうか。準備してくれたホンダには、本当に感謝している。パワーユニット交換によるペナルティーで日曜日の決勝は後方グリッドからスタートになってしまうので、今週末は予選よりも決勝を重視して進めていきたいと思っている」

    9番手:エステバン・オコン (フォースインディア)
    「両方のセッションをトップ10内で終えられた堅実な一日だったし、僕たちがこなした仕事には満足している。僕たちはまだ新しいパーツをテストしているところだ。シンガポールと比較すれば容易になっているし、フィーリングはポジティブなままだ。僕たちは間違いなく良い方向に進んでいる。残りの時間は通常のレース準備に集中し、異なるタイヤコンパウンドがロングランでどのように機能するかを学んだ。週末を良い状態で臨むための宿題の大部分は終えられたと思う」

    10番手:マーカス・エリクソン (ザウバー)
    「FP1を欠場するのは常に難しいことだけど、ソチ・オートドロームのことはよく知っているので、今日はFP2に飛び込む準備はできていた。セッション開始時からクルマの感触は良かったし、バランスにも満足できた。いつものようにこのサーキットではタイヤマネジメントが重要だし、今日はそれについて多くのことを学ぶことができた。全体的にポジティブな一日だったし、残りの週末を楽しみにしている」