カテゴリー: バレンティーノ・ロッシ

  • MotoGP:バレンティーノ・ロッシ、レジェンドとして殿堂入り

    MotoGP:バレンティーノ・ロッシ、レジェンドとして殿堂入り

    MotoGPは、最終戦バレンシアGPで26年間の現役から引退したバレンティーノ・ロッシをレジェンドとして殿堂入りすることを発表。最高経営責任者カルメロ・エスペレータから記念のメダルが贈呈された。

    ドルナスポーツは11月14日(日)、スペイン・バレンシア市内のコンベンションセンター『Feria de Valencia(フェリア・デ・バレンシア))』で開催したチャンピオンシップの年間表彰式『FIM MotoGP Awards(MotoGPアワード)』の際に、26年間の現役から引退したバレンティーノ・ロッシをレジェンドとして殿堂入りすることを発表した。

    バレンティーノ・ロッシは、1996年3月の開幕戦マレーシアGPでデビューしてから通算432戦に参戦。9度のタイトル、115度の優勝、235度の表彰台を獲得。35人目のレジェンドとなった。

    バレンティーノ・ロッシ
    「長いキャリアの終わりであり、バレンシアで開催されると思っていたから、この日がいつも悪夢だと思っていたけど、最終的にはとても楽しかったから、みんなに感謝しなければいけない。一緒に働いてくれた全ての人たち、パドックのみんな、ライダーたちに。忘れられない1日となった。楽しかった。それは長いキャリアであり、常に喜びだった。」

    カルメロ・エスペレータ
    「バレに唯一言えることは、ありがとう。1996年のマレーシア以来、ファンタスティックなレースをしている男を観てきましたが、多くの理由で大変特別でした。我々は彼と話し始め、それ以来、『MotoGP』で働く全ての人たちと共としたことは、素晴らしいことでした。第一にバレンティーノは信じられないライダーでした。昨日は42歳でありながら、ファビオ・クアルタラロからコンマ1秒差に接近していました。彼のパーソナリティ、我々の発展を助けた状況、セーフティ委員会、それは大変特別でした。私が言うことができる全ての言葉です。グラツィエ、バレンティーノ!」

    殿堂入りのレジェンド
    ジャコモ・アゴスチーニ(15タイトル/122勝)
    ウェイン・レイニー(3タイトル/24勝)
    マイク・ヘイルウッド(9タイトル/76勝)
    ケビン・シュワンツ(1タイトル/25勝)
    アンヘル・ニエト(13タイトル/90勝)
    ミック・ドゥーハン(5タイトル/54勝)
    カルロ・ウビアリ(9タイトル/39勝)
    ケニー・ロバーツ(3タイトル/24勝)
    アントン・マング(5タイトル/42勝)
    ワイン・ガードナー(1タイトル/18勝)
    ジェフ・デューク(6タイトル/33勝)
    バーリー・シーン(2タイトル/23勝)
    フィル・リード(7タイトル/52勝)
    ジョン・サーティース(7タイトル/38勝)
    加藤大治郎(1タイトル/17勝)
    ジム・レッドマン(6タイトル/45勝)
    エディ・ローソン(4タイトル/31勝)
    フレディ・スペンサー(3タイトル/27勝)
    ヤーノ・サーリネン(1タイトル/15勝)
    ケーシー・ストーナー(2タイトル/45勝)
    マルコ・シモンチェリ(1タイトル/14勝)
    ニッキー・ヘイデン(1タイトル/3勝)
    アレックス・クリビーレ(2タイトル/20勝)
    フランコ・ウンチーニ(1タイトル/7勝)
    ケニー・ロバーツ・ジュニア(1タイトル/8勝)
    マルコ・ルッキネリ(1タイトル/6勝)
    ランディ・マモラ(13勝)
    コーク・バリントン(4タイトル/31勝)
    ダニ・ペドロサ(3タイトル/54勝)
    ステファン・ドルフリンガー(4タイトル/18勝)
    ホルヘ・マルティネス・アスパル(4タイトル/37勝)
    ホルヘ・ロレンソ(5タイトル/68勝)
    マックス・ビアッジ(4タイトル/42勝)
    ヒュー・アンダーソン(4タイトル/25勝)

    ※ 2020年にレジェンドとなったホルヘ・ロレンソ、マックス・ビアッジ、ヒュー・アンダーソンのセレモニーは、スペインGP、イタリアGP、オーストラリアGPで予定していたが新型コロナウイルスのパンデミックにより延期となっていた。

  • MotoGP:引退のバレンティーノ・ロッシ、“ラストダンス”は10位

    MotoGP:引退のバレンティーノ・ロッシ、“ラストダンス”は10位

    2021年 MotoGP 最終戦 バレンシアGPの決勝レースが11月14日(日)にサーキット・リカルド・トルモで行われ、10番グリッドのバレンティーノ・ロッシが13.468秒差の10位。4戦連続10度目のポイント圏内に進出し、26年間のキャリアに終止符を打った。

    気温20度、路面温度23度のドライコンディションの中、2番グリッドのフランチェスコ・バニャイアは15ラップ目にトップに飛び出し、16ラップ目にはファステストラップを刻んでレースの主導権を握り、2戦連続4勝目を挙げた。

    ドゥカティが表彰台独占
    ポールポジションのホルヘ・マルティンは0.489秒差の2位。7戦ぶり4度目の表彰台を獲得し、3番グリッドのジャック・ミラーは0.823秒差の3位に入り、2戦連続5度目の表彰台を獲得。

    5番グリッドのヨハン・ザルコは6.993秒差の6位。18番グリッドのエネア・バスティアニーニは10.933秒差の8位。17番グリッドのルカ・マリーニは17位。

    ジョアン・ミル4位進出
    ウォームアップ走行で今季始初めて1番時計を刻んだ4番グリッドのジョアン・ミルは、5.214秒差の4位。6番グリッドのアレックス・リンスは、3番手走行中の11ラップ目6コーナーで今季12度目の転倒。

    ファビオ・クアルタラロ5秒差の5位
    8番グリッドのファビオ・クアルタラロは5.439秒差の5位。11番グリッドのフランコ・モルビデリは11位。13番グリッドのアンドレア・ドビツィオーゾは12位。

    KTMブラッド・ビンダーは7位
    7番グリッドのブラッド・ビンダーは8.437秒差の7位。20番グリッドのミゲール・オリベイラは14位。15番グリッドのイケル・レクオナは15位。16番グリッドのダニロ・ペトルッチは18位。

    12番グリッドのアレイシ・エスパルガロは12.651秒差の9位。14番グリッドのマーベリック・ビニャーレスは16位。

    中上貴晶、今季3度目の転倒リタイア
    19番グリッドのアレックス・マルケスは13位。9番グリッドの中上貴晶は6コーナーで今季12度目の転倒を喫し、開幕戦カタールGP、第6戦イタリアGPに続き今季3度目の転倒リタイア。

    チャンピオンシップ
    ライダー部門はファビオ・クアルタラロがチャンピオン、フランチェスコ・バニャイアは総合2位、ジョアン・ミルは総合3位。チーム部門は2戦連続3度目のダブルポディウムを獲得したドゥカティ・レノボ・チームが2007年以来2度目のタイトルを獲得。ルーキー・オブ・ザ・イヤーはホルヘ・マルティンが逆転。プラマック・レーシングがトリプルクラウンを達成。

    オフィシャルテスト
    4日後の11月18日から2日間、ヘレス・サーキット‐アンヘル・ニエトで2022年シーズン最初のオフィシャルテストが開催。6メーカー、12チームが来季に向けて本格的な準備を始める。

    順位 ライダー チーム マシン タイム
    1 F・バニャイア Ducati Lenovo Team Ducati 41’15.481
    2 J・マルティン Pramac Racing Ducati 0.489
    3 J・ミラー Ducati Lenovo Team Ducati 0.823
    4 J・ミル Team SUZUKI ECSTAR Suzuki 5.214
    5 F・クアルタラロ Monster Energy Yamaha MotoGP Yamaha 5.439
    6 J・ザルコ Pramac Racing Ducati 6.993
    7 B・ビンダー Red Bull KTM Factory Racing KTM 8.437
    8 E・バスティアニーニ Esponsorama Racing Ducati 10.933
    9 A・エスパルガロ Aprilia Racing Team Gresini Aprilia 12.651
    10 V・ロッシ Petronas Yamaha SRT Yamaha 13.468
    11 F・モルビデリ Monster Energy Yamaha MotoGP Yamaha 14.085
    12 A・ドビツィオーゾ Petronas Yamaha SRT Yamaha 16.534
    13 A・マルケス LCR Honda CASTROL Honda 17.059
    14 M・オリベイラ Red Bull KTM Factory Racing KTM 18.221
    15 I・レクオーナ Tech 3 KTM Factory Racing KTM 19.233
    16 M・ビニャーレス Aprilia Racing Team Gresini Aprilia 19.815
    17 L・マリーニ SKY VR46 Esponsorama Ducati 28.860
    18 D・ペトルッチ Tech 3 KTM Factory Racing KTM 32.169
  • F1ドライバー、MotoGP引退レースのバレンティーノ・ロッシに賛辞

    F1ドライバー、MotoGP引退レースのバレンティーノ・ロッシに賛辞

    MotoGPのレジェンドであるバレンティーノ・ロッシは、今週末のバレンシアGP後を最後に引退する、ルイス・ハミルトンは“生ける伝説”である9回のワールドチャンピオンへの賛辞を贈った。

    サテライトチームでのバレンティーノ・ロッシの2021年シーズンはファンにすぐに忘れられてしまうかもしれないが、MotoGPでの突出した業績や激しいライバルとの戦いは永遠にファンの心に刻まれている。

    今週末のサンパウログランプリに先立ち、何人かのF1ドライバーが、全世代のライダーやレーサーにインスピレーションを与えたバレンティーノ・ロッシに心からの敬意を表した。

    「バレが引退するのは明らかに悲しいことだけど、彼の意欲、アプローチ、彼がしたことすべては信じられないものだったと思う」とルイス・ハミルトンは語った。

    「彼が長い間持っていた情熱は、あのような伝説を通して示されてきた。これまででグレイテストではないにしても、これまででグレイテストの1人だ」

    「だから、レースを観れなくなり、いつものようにスタイリッシュにライドする彼を見れなくなるのは悲しいことだ」

    「でも、彼にとっても美しい時間だと思う。彼には今家族がいるからね。彼は成長していて、築き始めている」

    ルイス・ハミルトンとバレンティーノ・ロッシ

    2019年、ルイス・ハミルトンはバレンシアのリカルド・トルモ・サーキットでバレンティーノ・ロッシとトラックデイを楽しんだ。そこではペアはマシンをスワップし、ハミルトンはヤマハMotoGPバイクに乗り、ロッシは2017年 メルセデスW08に乗った。

    「トラック上で彼と本当に特別な日を共有する特権を与えられたことに感謝している」とルイス・ハミルトンは付け加えた。

    「いつまでのその日のことは忘れない」

    ランド・ノリスは、過去にバレンティーノ・ロッシの特別ヘルメットを装着して称賛を示している。2019年、ランド・ノリスはシルバーストンで開催されたMotoGP イギリスGPでアイドルであるロッシと会っている

    「彼は僕が尊敬していた男であり、僕がこのポジションに到達するのを助けてくれた男だ。おそらく彼を見ていなければ、レーシングドライバーになるという僕の野心はそれほど高くなかっただろう」とランド・ノリスは認めた。

    「MotoGPで彼がいなくなるのは寂しい。僕たちではないと思う。彼をサポートしているファンは何百万人もいると思う。彼がパドックにいないのも寂しい」

    「そして、彼のキャラクターだ。彼がどういう男か、人々の間、ファンの間でのキャラクター、全員との時間は、彼について最高のもののひとつだと思う」

    「彼は特別な人だと思うし、彼のことを恋しく思うのは間違いないだろう」

    ランド・ノリスとバレンティーノ・ロッシl

    フェラーリは常にバレンティーノ・ロッシの心の近くにあり、過去に何度かフェラーリのF1マシンをテストしている、当時のフェラーリ社長ルカ・ディ・モンテゼーモロはバレンティーノ・ロッシに4輪への切り替えを勧めていた。

    「彼はフェラーリとの歴史があるし、F1でのレースに近づいていた」とバレンティーノ・ロッシを“生ける伝説”と呼んだカルロス・サインツはコメントした。

    「彼は今、ラリーが大好きだと聞いるので、彼がラリーをしているのを見ることができると思うし、ラリーカーで彼に会えるかもしれないので、寂しくはないだろう」

  • MotoGP:バレンティーノ・ロッシが父親に!交際相手が第1子を妊娠

    MotoGP:バレンティーノ・ロッシが父親に!交際相手が第1子を妊娠

    MotoGPライダーのバレンティーノ・ロッシは、交際相手のフランチェスカ・ソフィア・ノヴェッロが第1子を妊娠したことを発表。

    9度の世界チャンピオンに輝いた伝説のライダー、バレンティーノ・ロッシ(42歳)が父親になる。“THE DOCTOR”の愛称で親しまれるロッシは、白衣を着てフランチェスカ・ソフィア・ノヴェッロのお腹に聴診器をあてている写真を公開してニュースを明らかにした。

    「診察の結果、フランシが妊娠していることがわかった! 女の子を期待している」とバレンティーノ・ロッシは語った。

    バレンティーノ・ロッシは8月上旬、レギュラー参戦26年目の今シーズンを最後にキャリアに終止符を打ち、現役引退することを発表している。

  • F1界、MotoGP引退発表のバレンティーノ・ロッシに敬意

    F1界、MotoGP引退発表のバレンティーノ・ロッシに敬意

    F1界は、MotoGP引退を発表したバレンティーノ・ロッシに敬意を表した。

    9度の世界チャンピオンである42歳のバレンティーノ・ロッシは、今週末のシュタイアーマルクGPに先駆けて引退を発表。125cc、250cc、500cc、MotoGP世界選手権で優勝した唯一のライダーであるロッシは、115回のレースで勝利を収めた輝かしい25年のキャリアに幕を下ろす。

    オーストリアでの記者会見で、バレンティーノ・ロッシは」今シーズン末にストップすることを決めた。残念なことに、これがMotoGPライダーとして最後のハーフシーズンとなる」と記者会見で述べた。

    「来年レースをしないと言うことは難しく、とても悲しい。30年ぐらいレースをしてきた。来年、人生が変わるだろう。でも、最高だった。とても楽しかった。とても、とても長い旅だったし、とても、とても楽しかった。世界選手権に25年、26年参戦したから最高だった。一緒に働いてきた全ての人たちと忘れられない瞬間を過ごしたから、あまり言うことはない。それだけだ」
    ごしました。」

    アレサンダー・アルボンは、二輪のさまざまなレースへの情熱も楽しんでいる最近の数人のF1ドライバーの1人だ。


    「子供の頃からロッシはアイドルだった。僕のカートは46番で、ロッシのステッカーで覆われていた。彼は最大のインスピレーションの1つであり続けているし、彼がモータースポーツで達成したことを永遠に賞賛していく。素晴らしいキャリアをお祝いしたい」

    アルファロメオのアントニオ・ジョヴィナッツィは、同じイタリア人が達成した統計的な分析結果を提供した。


    「423レース、115勝利、235表彰台、9回の世界選手権。それだけでなく、5000万人以上がソファの上に立がり、939458010303人が抱擁し、929884940538人のロッシがそこにいた。情熱は終わらない。これらすべての感情に感謝する、それはショーだった」

    ペドロ・デ・ラ・ロサは「到着した時のように笑顔で出発する。涙もなく、自分に忠実だ。すべてのことに心から感謝する」

    一方、デイモン・ヒルは素晴らしく簡潔に称賛した。「なんというレジェンドだ。ワオ、これは本当に時代の終わりだ」

    必然的に、フェラーリも2004年にフェラーリでのF1転向が噂された仲間に敬意を表した。

    「ここ数年、世界中のレーストラックでパフォーマンスをするのを見るのは素晴らしいことだった。また、このような日々を一緒に共有することも素晴らしかった」とバレンティーノ・ロッシがフェラーリのF1マシンに座っている写真を添えた。

    「あなたが我々に与えてくれたすべての素晴らしい瞬間に感謝し、あなたが次に何をすることはどんなことであっても活躍を祈る!」

  • ヤマハ、MotoGP引退のバレンティーノ・ロッシに感謝のコメント

    ヤマハ、MotoGP引退のバレンティーノ・ロッシに感謝のコメント

    9度の世界チャンピオンに輝いた伝説のライダー、バレンティーノ・ロッシが、2021年シーズンをもってMotoGPライダーを引退することを発表した。ヤマハ発動機株式会社とヤマハ・モーター・レーシングは、今も継続中である16年間の素晴らしいパートナーシップに心よりの感謝の意を表した。

    ヤマハとバレンティーノ・ロッシのパートナーシップは2004年、南アフリカGPでの勝利から始った。

    以来、サーキットの内外で数々の素晴らしい瞬間を共有し、現在までに142回の表彰台、56回の優勝、そして2004年、2005年、2008年、2009年と4度のMotoGP世界選手権のチャンピオンを獲得した。

    バレンティーノ・ロッシのこの驚異的な戦績、レースへの情熱、そして無類のカリスマ性は、ヤマハとMotoGPの歴史に多大なる影響を与えており、世界中で認められているロッシは、「GOAT」(Greatest of All Time)という称号を得ている。

    ヤマハが「2022年にゼッケン46をつけるバレンティーノ・ロッシ選手がMotoGPに出場しないということは、当社にとっても、MotoGPにとっても、ひとつの時代が終わることを意味します。しかし、当社とヤマハ・モーター・レーシングは、2021年以降も『VR46 Riders Academy』や『YAMAHA VR46 Master Camp』などを通じ、ロッシ選手との緊密な協力関係を維持していく予定です」と声明で述べた。

    「今回の引退発表と新たなキャリアへの移行は、ロッシ選手がMotoGPライダーとして戦う残りの数ヵ月間のモチベーションに影響を与えることはありません。当社も、MotoGPレジェンドであるロッシ選手の貢献に感謝し、残る9戦が特別なパートナーシップを締めくくるにふさわしいレースとなるよう、最善を尽くします」

    日髙祥博(ヤマハ発動機株式会社 代表取締役社長)
    「はじめに、この場をお借りしてロッシ選手との素晴らしいパートナーシップに感謝の意を表します。ロッシ選手がコースやパドック、そして私たちとともにいないことは非常に寂しいことですが、私たちはロッシ選手の決断を尊重します。同時に、ともに築き上げてきたグランプリでのレガシーは大きな誇りです。私たちがパートナーとして過ごした16年間は、壮絶な戦いと勝利に満ち溢れていました。ヤマハはファンやお客さまに“感動”をお届けすることを企業理念としていますが、ロッシ選手のヤマハにおける全キャリアは、特別な価値のあるものに出会ったときに感じる強い満足感と、大きなエキサイトメントそのものでした。今回、ロッシ選手がMotoGPキャリアの最後までヤマハのライダーであり続けてくれたことを、社員一同、大変うれしく思っています。当社とロッシ選手の間には素晴らしい思い出がたくさんあり過ぎて、最もうれしかった瞬間をあげようとしてもひとつに絞ることはできません。困難なこともありましたが、信頼関係は決して揺らぐことなく、長年にわたって強固なパートナーシップを継続してきました。その間のロッシ選手の功績は、サーキットの内外に広がり、ヤマハのレース史における重要な役割を果たしてくれました。 信じがたいほどの努力と類まれなスキル、そして尽きることのない情熱に感謝し、そのサクセスストーリーをともに歩むことができたことを誇りに思います。私たちは、ともに築き上げた貴重な思い出を永遠に大切にしながら、今後も当社との関係性を維持し活躍していただくことを期待し、その思い出をさらに増やしていきたいと思います」

    リン・ジャービス(ヤマハ・モーター・レーシング・マネージング・ダイレクター)
    「まず、ヤマハ・モーター・レーシングを代表して、これまでの特別なパートナーシップに心から感謝します。ロッシ選手が16年間にわたりヤマハのライダーとして活躍してくれたおかげで、私たちは伝説的なグランプリの時代にキープレーヤーであり続けることができました。ヤマハとロッシ選手のパートナーシップは、まるでおとぎ話のように始まりました。ロッシ選手は、ヤマハで最初のレースとなった2004年のウェルコムで、見事な優勝を成し遂げました。それは、ヤマハのMotoGPレースプログラムを一変させ、チャレンジ精神を取り戻して再びMotoGP世界チャンピオンになるための自信を与えてくれました。こうして2004年から現在までに264戦に出場して56勝をあげ、2位を46回、3位を40回獲得し、2004年、2005年、2008年、2009年と4度のMotoGP世界選手権のチャンピオンを獲得しています。ロッシ選手は生ける伝説であり、その成功と才能は、ヤマハのレース史に多大な貢献をしました。また困難な時には、彼のポジティブな考え方が周囲を後押しし、良い結果を得るための努力の源となりましたが、これもロッシ選手のMotoGPに対する強い情熱があったからこそです。ロッシ選手の輝かしいグランプリでのキャリアに終わりが来ることは、誰もがわかっていました。ロッシ選手の比類なきスキルとカリスマ性は、ファン、メディア、MotoGPパドック、そしてヤマハのスタッフ全員から非常に惜しまれるものとなるでしょう。2021年の残りのグランプリで、ロッシ選手の走りを堪能できる機会はあと9回あります。その意味で、これから開催されるレースでファンが戻って来てくれるとすれば非常にうれしいことです。残りのレースを楽しみ、11月のバレンシアGPではロッシ選手に感謝の気持ちを伝えたいと思います」

    バレンティーノ・ロッシが残した記録
    26シーズンにわたってグランプリに参戦し、42歳の今もなお戦い続けているバレンティーノ・ロッシは、史上最も偉大なライダーの一人。そのキャリアのなかでマイク・ヘイルウッド、カルロ・ウッビアーリと並ぶ全クラスで合計9回のチャンピオンを獲得。ジャコモ・アゴスチーニとアンヘル・ニエトだけがその数を上回っている。ヤマハで264戦中56勝のロッシは、ヤマハの歴代チャンピオンの中で最も成功したライダー。さらには、5種類のレーシングマシン(500cc4 気筒2ストローク、990cc 5気筒4ストローク、ヤマハ990cc 4気筒4ストローク、ヤマハ800cc 4気筒4ストローク、ヤマハ1000cc 4気筒4ストローク)で最高峰クラスのチャンピオンを獲得した唯一のライダーでもある。

    ●これまでヤマハで264戦に出場し、優勝56回、2位46回、3位40回を獲得してきたヤマハ史上最も成功したライダー。
    ●1996年にグランプリデビューを果たして今季で26年目を迎えており、グランプリで最も長く活躍。これまで423戦に出場し、そのうち363戦が最高峰クラス。
    ●ヤマハでMotoGPクラスに参戦した期間(今季で16年目)が最も長いライダー。
    ●ヤマハで142回の表彰台に立ち、MotoGPクラスに参戦したヤマハライダーの中で最も多くの表彰台を獲得している。
    ●MotoGPクラスでヤマハ最多となる56勝を獲得している。
    ●1996年のマレーシアでのデビューから2010年のムジェロでまで連続230レースを欠場することなく完走している。
    ●グランプリの全クラスで423戦、最高峰クラスでは363戦(264戦がヤマハでの出走)に出場。全クラスおよび最高峰クラスでの最多出場記録を保持している。
    ●2004年の開幕戦、南アフリカGPで優勝し、異なるメーカーで最高峰クラスの連覇を達成した初のライダー。
    ●2005年には11勝をあげ、ヤマハライダーでは最多となる年間優勝回数を記録している。
    ●最高峰クラスで199回、全クラス合計で235回の表彰台に立っている。
    ●グランプリライダーの中で唯一、ラリーでも活躍している(モンツァ・ラリーで7回の優勝経験があり、アブダビのヤス・マリーナ・サーキットで開催された2019年ガルフ12時間レースのGTE Amクラスで優勝)。
    ●ヤマハがグランプリで獲得した516勝のうち、最多となる56勝(11%)を獲得している。
    ●現役のグランプリライダーであり、同時にチームオーナーでもある唯一の存在。
    ●125cc、250cc、500cc、MotoGPの全クラス合計で6,330ポイントを獲得している(2021年スティリアGP以前)。

  • バレンティーノ・ロッシ「難しい決断だけど、スポーツでは結果が重要」

    バレンティーノ・ロッシ「難しい決断だけど、スポーツでは結果が重要」

    9度のワールドチャンピオンに輝いたバレンティーノ・ロッシは8月4日、MotoGP後半戦緒戦となる第10戦スティリアGPの開催地となるレッドブルリンクのプレスカンファレンスルームで記者会見を開き、レギュラー参戦26年目の今シーズンを最後にキャリアに終止符を打ち、現役引退することを発表した。

    「サマーブレイク明けに来年の去就に関する決断を下すと伝え、今シーズン末にストップすることを決めた。残念なことに、これが『MotoGPライダー』として最後のハーフシーズンとなる」とバレンティーノ・ロッシは記者会見で述べた。

    「難しい。来年レースをしないと言うことは難しく、とても悲しい。30年ぐらいレースをしてきた。来年、人生が変わるだろう。でも、最高だった。とても楽しかった。とても、とても長い旅だったし、とても、とても楽しかった。世界選手権に25年、26年参戦したから最高だった。一緒に働いてきた全ての人たちと忘れられない瞬間を過ごしたから、あまり言うことはない。それだけだ」

    「とても長いキャリアだ。幸運なことに多くのレースに勝ったけど、忘れられない瞬間や勝利がある。純粋な喜び。1週間笑顔だった後、10日後も笑顔だったことがあった」

    「難しい。難しい決断だけど、理解する必要がある。最終的にはすべてのスポーツでは結果が違いを生み出す。最終的に正しい形だと思う」

    「弟と一緒に自分のチームためにレースをする機会があったから難しかったけど、これでいいと思う。シーズンの半分がある。何戦があるのか分からない。最終戦を迎えるときは、最も難しいだろう。今は自分の決断を伝えるだけ。キャリアに不満を言うことはできない」

    42歳のイタリア人ライダーは、キャリア423戦目となった第9戦TTアッセンまでに通算115勝を挙げ、9度のタイトルを獲得。来季からは主宰する若手育成の『VR46 Riders Academy(VR46・ライダーズ・アカデミー)』に加え、最高峰クラスに初めて単独参戦する『Aramco Racing Team VR46(アラムコ・レーシング・チーム・VR46)』を先導する。

  • MotoGPの生ける伝説:バレンティーノ・ロッシのキャリア

    MotoGPの生ける伝説:バレンティーノ・ロッシのキャリア

    バレンティーノ・ロッシは、1996年にグランプリとしてキャリアをスタートさせ、26年間に通算9度、最高峰クラスで7度のタイトルを獲得した。

    1979年2月16日生まれ(2021年開幕時の年齢は42歳)。出身地は、イタリア・アドリア海沿岸のウルビーノ。1996年に『イタリア選手権』王者として3月の開幕戦マレーシアGPから世界舞台でのキャリアを始める。

    ルーキーシーズンは、第11戦チェコGPで初ポールポジションと初優勝を飾り、総合9位に進出。2年目は全15戦中11勝を挙げ、『125ccクラス』の史上2番目となる最少年王者(18歳と196日)に輝く。

    参戦3年目、『250ccクラス』1年目は、終盤の4連勝を含む5勝を挙げて総合2位に進出。2年目は全16戦中9勝を挙げて史上最年少王者(20歳と250日)。

    2000年、4年間所属したアプリリアを離れ、ホンダのファクトリーライダーとして最高峰クラスへの挑戦を開始。第9戦イギリスGPで、史上5番目となる最年少優勝と2番目の3クラス優勝(21歳と144日)を達成して総合2位に進出。2年目は全16戦中11勝を挙げ、史上最年少となる3クラス制覇(22歳240日)の偉業を達成。

    『500ccクラス』最後のチャンピオンとして迎えた『MotoGP™クラス』元年の2002年は、全16戦中2年連続の11勝を含む15度の表彰台を獲得し圧倒的な強さと速さで初代王者に輝く。

    2003年に全16戦で9勝を含む16度の表彰台を獲得して3連覇を達成した後、新たな挑戦を求め、ヤマハのファクトリーチームに移籍。開幕戦となった南アフリカGPで、史上初となる2メーカーでの連勝を達成(前年の最終戦バレンシアGPで優勝)。第15戦オーストラリアGPでは、史上4人目となる別メーカーでのタイトル防衛に成功。

    2005年は、史上2人目となる開幕からの5連勝を始め、年間最多獲得ポイント(367ポイント)など数々の記録を書き換え、最高峰クラス5連覇を達成。

    2006年は、2001年から続いていた開幕戦優勝を逃すと、転倒やマシントラブルが相次ぎ、8ポイント差のアドバンテージで迎えた最終戦バレンシアGPでは転倒により、5ポイント差でタイトルを逃す。2007年は、第9戦TTアッセンで11番グリッドから逆転優勝を飾り、ヤマハに最高峰クラス150勝目をもたらしたが、開幕からチャンピオンシップをリードすることができず、最終的に総合3位に後退。

    2008年は、ミシュランからブリヂストンにタイヤを履き替え、プレシーズンからタイヤの特性に適応するセットアップを追求すると、第6戦イタリアGPで7年連続の優勝。第14戦インディアナポリスGPで最高峰クラス最多勝(69勝)を更新。そして、ヤマハの地元となった第15戦日本GPで8勝目を飾り、タイトル奪回に成功。

    2009年は、2002年にスタートした『MotoGP™クラス』の唯一の連続参戦者として、タイトル防衛に挑戦すると、開幕から安定して表彰台を獲得。第7戦TTアッセンで通算100勝目。第16戦マレーシアGPでは、史上最多タイとなる58度目のポールポジションから12度目の表彰台を獲得し、タイトルを連覇。

    2010年は、5年振りに開幕戦を制したが、その直後のモトクロストレーニング中に右肩を負傷。第4戦イタリアGPのフリー走行2で転倒を喫した際に右脚脛骨を骨折。デビュー戦から続いていた史上最多の連続参戦記録が230戦で止まったが、負傷から41日後の第8戦ドイツGPに復帰すると、第15戦マレーシアGPでヤマハ機での通算46勝目を達成。

    最高峰クラス12年目の2011年は、2010年8月15日に2年契約を締結したドゥカティに移籍し、ファクトリーチームのドゥカティ・チームから参戦。最高位は第4戦フランスGPの3位。2年目は2度目の2位を獲得し、前年の総合7位から総合6位に浮上。

    2012年8月10日、2019年にヤマハ復帰を決断。第7戦TTアッセンで45戦振りに優勝を挙げ、総合4位に進出。2014年は、2勝を含む13度の表彰台を獲得して総合2位に浮上。

    キャリア通算20年目となった2015年は、開幕戦カタールGPで5年振りに優勝を挙げ、ポイントリーダーに飛び出すと、第4戦スペインGPで史上初となる通算200度目の表彰台を獲得。第17戦マレーシアGPで、最多参戦記録を更新する通算329戦目のスタートを切ったが、レース中の行為により、ペナルティが科せられ、2009年以来6年振り、通算10度目のタイトル奪回に挑戦した最終戦バレンシアGPを最後尾の26番グリッドからスタート。4位まで挽回したが、逆転を許して総合2位に後退。

    2016年は、転倒数こそ4回だったが、年間3度の転倒リタイアは、最高峰クラス1年目の1999年と総合7位だった2011年以来3度目。テクニカルトラブルで戦列離脱を強いられた第6戦イタリアGPを加えた年間4度目の0ポイントは、最高峰クラスで初めてだったが、3年連続の総合2位を維持。

    2017年は、第8戦TTアッセンの優勝を含む6度の表彰台を獲得して総合5位。2018年は2012年以来6年振りの未勝利に終わったが、5度の表彰台を獲得して総合3位。

    2019年は、2018年3月18日に契約期間を2年延長したヤマハのファクトリーチーム、モンスターエナジー・ヤマハ・MotoGPから参戦。2度の表彰台を獲得したが、総合7位に後退。

    2020年は、第3戦アンダルシアGPで最高峰クラス199度目の表彰台を獲得したが、新型コロナウイルスに感染したことから2戦を欠場。第13戦ヨーロッパGPの2日目に復帰したが、第8戦エミリア・ロマーニャ&リビエラ・ディ・リミニGPから4戦連続のリタイアが影響して総合15位。

    通算26年目、最高峰クラス22年目の2021年は、2020年9月27日にヤマハ発動機との契約を1年延長して、サテライトチームのペトロナス・ヤマハ・セパン・レーシング・チームから参戦。前半戦終了した時点での最高位は、第6戦イタリアGPの10位。ポイント圏内進出は4回、完走6回、転倒リタイア3回。

    2021年8月5日、25年前にキャリア初表彰台を獲得したレッドブルリンク(A1リンク)で開催される後半戦緒戦、第10戦スティリアGPの開催前日にシーズン終了後に現役から引退することを発表した。

    2021年第9戦TTアッセン終了時点の成績
    出走:415戦(最高峰クラス355戦)
    優勝:115勝(89勝)
    表彰台:235回(199回)
    ポールポジション:65回(55回)
    ファステストラップ:96回(76回)
    タイトル:9回(7回)

  • バレンティーノ・ロッシ、2021年限りでMotoGP引退を発表

    バレンティーノ・ロッシ、2021年限りでMotoGP引退を発表

    バレンティーノ・ロッシは、2021年限りでMotoGPから引退することを発表した。

    9度の世界チャンピオンであるバレンティーノ・ロッシは、スティティアGPを控えた8月5日にレッドブル・リンクで記者会見を開催し、「サマーブレイク明けに来年の決断を下すと伝え、シーズン末にストップすることを決めた。残念なことに、これが『MotoGPライダー』として最後のハーフシーズンとなる」と今シーズンを以ってMotoGPから現役引退すると発表した。

    「難しい。来年レースをしないと言うことは難しく、とても悲しい瞬間。30年ぐらい走ってきた。来年、人生が変わるだろう。しかし、最高だった。とても楽しかった。とても、とても長い旅だったし、とても、とても楽しかった。世界選手権に25年、26年参戦したから最高だった。一緒に働いてきた全ての人たちと忘れられない瞬間を過ごしたから、あまり言うことはない。それだけ。」

    42歳のイタリア人ライダーは、キャリア423戦目となった第9戦TTアッセンまでに通算115勝を挙げ、9度のタイトルを獲得。来季からは主宰する若手育成の『VR46 Riders Academy(VR46・ライダーズ・アカデミー)』に加え、最高峰クラスに初めて単独参戦する『Aramco Racing Team VR46(アラムコ・レーシング・チーム・VR36)』を先導する。

  • バレンティーノ・ロッシ、本日の記者会見でMotoGP引退を発表との報道

    バレンティーノ・ロッシ、本日の記者会見でMotoGP引退を発表との報道

    7回のMotoGPチャンピオンであるバレンティーノ・ロッシは、今日の会見で引退を発表すると見られている。

    スティリアGPが開催されるオーストリアで、午後から特別な記者会見が予定されている。バレンティーノ・ロッシは、夏休み中に将来の決断を下すとしていたが、今日のレッドブル・リンクで夏休みは終了する。

    ここ数週間、バレンティーノ・ロッシに関しては、26シーズンのグランプリレースには終止符を打たず、2022年はVR46ドゥカティチームに加わるとの憶測があったが、MotoGPパドックのレースの情報筋はニュースは引退の発表になると信じている。

    特別な記者会見を開催する珍しいステップは、決定が下されたように見える。これは、バレンティーノ・ロッシが所属するペトロナス・ヤマハ・チームや彼自身の代理人ではなく、シリーズプロモーターのドルナが特別記者会見を主催することからも伺われる。

    記者会見は現地時間16時15分(日本時間23時15分)に開始される。

    バレンティーノ・ロッシは、2022年に自身のMotoGPチームを運営しながら、フェラーリからFIA 世界耐久選手権に参戦すると噂されている。