カテゴリー: ビザ・キャッシュアップRB

  • 角田裕毅 レッドブルF1昇格は「チームにとっての成功」とVCARB代表

    角田裕毅 レッドブルF1昇格は「チームにとっての成功」とVCARB代表

    レーシングブルズのチーム代表ローラン・メキースは、2025年シーズンのF1はミッドフィールドの争いがかつてないほど激化している中、ドライバーの入れ替えによる不安定な体制がチームのパフォーマンス目標と衝突していることを認めつつ、角田裕毅のレッドブル・レーシング昇格を「チームにとっての成功」と語った。

    レーシングブルズには今季、F1のより競争の激しい中団上位で戦うという「非常に野心的な目標」が課せられており、ここまでの数戦では戦略面の判断ミスによりいくつかのポイントを逃す場面も見られた。

    しかしながら、マシン自体は着実に戦闘力を高めており、今季の中団争いにおいては、ウィリアムズ、ハース、アルピーヌ、アストンマーティンと接戦を演じている。

    その中で、チームの戦力維持におけるひとつの課題となっているのが、レッドブル・グループ全体のドライバー配置に伴う変動だ。開幕時にはリアム・ローソンが起用されたものの、シーズン開始からわずか2戦で角田裕毅と交代。角田は現在、レッドブル・レーシングのシートを掴み、トップチームの一員として戦っている。

    こうした背景について、メキース代表は「James Allen on F1」ポッドキャストに出演した際、チームとしては競争力の確保と同時に、レッドブルのドライバー育成プログラムの一翼を担うという二重の使命を抱えており、これらが時に相反する場合もあると語った。

    「我々の第一の目標は、競争力のあるチームであることだ。しかし、同時にレッドブル・グループのドライバー育成にも貢献しなければならないという目標がある」とメキースは説明した。「したがって、我々のドライバーが優れたパフォーマンスを発揮し、レッドブル本隊から注目を集めて昇格するに至れば、それは間違いなくチームとしての成功であると捉えている」

    「昨年は角田とローソンの2人のドライバーがその候補となり、昇格の可能性を示した。これは明らかに我々の取り組みが成果を上げたことを意味していた。そして今年、角田がそのチャンスを掴み、レッドブル・レーシングに移籍したこともまた、我々にとって非常に誇らしい瞬間だ」

    角田裕毅の成長についてもメキースは高く評価しており、「彼のこの1年半の成長は驚くべきものであり、我々がこれまで慣れ親しんできた『キャリア最初の2年間での成長』という常識を覆すほどだ」とコメント。「4年目、5年目にこれだけの進化を遂げた彼に、このような機会が与えられたことは素晴らしいことであり、それを支えたチーム全体にとっても大きな喜びだ」と述べた。

    角田裕毅 レッドブル F1

    一方、角田裕毅に代わってチームに復帰したリアム・ローソンは、今回が3度目のフルタイムでの起用となったが、彼の前にはF2準優勝者で、非常に早い段階でF1の環境に適応してみせた若き才能、アイザック・ハジャーが立ちはだかっている。

    サウジアラビアGPでは予選でハジャーを上回る走りを見せたローソンだが、決勝レースでは依然として安定したパフォーマンスに課題がある。ハジャー自身もその週末の戦いぶりについて「ローソンに常にプレッシャーをかけられていた」と認めており、2人のライバル関係がチーム内のレベルを押し上げているのは確かだ。

    それでも、メキースはローソンのポテンシャルについて疑いはないと強調する。

    「彼は数週間前まで我々のマシンを操っていた、あの才能あるドライバーであることに変わりはない」としたうえで、「F1のトップレベルの世界がどれほど厳しいものかは我々も理解しており、彼のスピードが確かであることにも確信を持っている」と述べた。

    さらに、「彼は我々の全面的なサポートを受けており、共に課題を消化し、学び、進化してきた。そしてその成果はすでに日本、バーレーン、ジェッダといったレースごとに見られている。ジェッダではQ3進出まであと0.05秒という僅差だった」とし、「昨年彼が見せた本来のスピードを、彼は必ず取り戻してくれると確信している」と語った。

    メキースの言葉からは、チームとしての苦悩と誇り、そして将来への期待がにじんでいる。レーシングブルズは今後も、育成と結果の狭間でバランスを取りながら、F1という舞台での存在感を高めていくことになりそうだ。

  • リアム・ローソン F1で苦戦続くも手応え「結果だけがついてこない」

    リアム・ローソン F1で苦戦続くも手応え「結果だけがついてこない」

    リアム・ローソンは、2025年F1シーズンでいまだにポイントを獲得していない4人のドライバーのうちの1人だが、それは彼のパフォーマンスを正確に反映した結果とは言えないかもしれない。

    「正直、ショッキングだよ」。レッドブルから降格され、再びレーシングブルズのシートに戻ったローソンは、4戦を終えた自身の成績をそう振り返った。

    「僕たちはまだポイントを取れていない」と、マイアミでのまたしても苦しいレースを終えた後に淡々と語った。「F1って本当に多くの要素が絡んでくるから、すべてをうまくまとめるのは難しい。スピード自体はだいたいの場面で出せてるけど、今のところうまく噛み合っていないだけなんだ」

    ハジャーとの比較と“見えない実力差”
    世間では、2025年シーズンのレーシングブルズ勢のなかで最も印象的な走りをしているのはアイザック・ハジャーだと見られている。フランス出身のルーキーはここまでコンスタントにポイント圏内で戦っており、予選ではスプリントを含めて4対1でローソンを上回っている。ただし、ローソンはバーレーンでDRSに、マイアミではバッテリーに問題を抱えていた。

    統計というのは見方次第で印象が変わる。スプリントを除いた通常の予選セッションで技術的な問題がなかった2回に限れば、ローソンはハジャーよりも平均で0.048秒速かったという見方もできる。

    とはいえ、課題は残る。グランプリ予選の平均順位では、ハジャーが11位なのに対し、ローソンは14.5位。この差が日曜のポイント獲得チャンスを狭めているのは間違いない。

    日本GPでは、ローソンは13番グリッドからスタートしたものの、1周目に14位へと順位を落とし、最終的には17位フィニッシュ。ジャック・ドゥーハンとニコ・ヒュルケンベルグにアンダーカットされ、カルロス・サインツにも抜かれた。一方でハジャーは見事に8位入賞を果たしている。

    バーレーンではペースは良かったが、ローソンはランス・ストロールとヒュルケンベルグとの接触により2つのペナルティを受け、13位相当の走りをしていたにもかかわらず、16位に後退。ちなみにその時はハジャーの前を走っていた。

    サウジアラビアでは、ローソンは初めてハジャーより前のグリッドに並んだが、1周目の混乱でポジションを失う。ミディアム→ハードという戦略を成立させるにはいくつかのオーバーテイクが必要だったが、ターン2でドゥーハンをコース外から抜いたことで10秒加算ペナルティを受け、11位から12位へ後退。その一方でハジャーはポイントを獲得した。

    リアム・ローソン F1

    マイアミでは、またしてもドゥーハンとの接触によりスピンを喫し、マシンにダメージを負ってレースは台無しに。「クルマは本当にひどい状態だった」とローソンは振り返っている。

    不運続きのレースにローソンは疲れた表情を見せていたが、実際のパフォーマンスに比べて結果が悪く見えている可能性は高い。まだ判断材料が少ない段階ではあるものの、ハジャーとのパフォーマンス差は決定的とは言いがたい。

    「クルマの中ではすごく快適に感じてる」とローソンは語る。「多くの場面でスピードも良かったし、ただ結果だけがついてこなかっただけなんだ」

    これからどうすべきかについて、ローソンはこう答える。

    「リセット、それがいつものやり方。モータースポーツってそういうものなんだ。前に進み続けること、改善を重ねていくことが大事だよ。

    週末の取り組み方はすごくいいと思ってるし、実際マシンも速かった。だから、いずれうまく噛み合ってくるはずだよ」

    今のローソンに必要なのは、アクシデントとペナルティから遠ざかること。それだけかもしれない。

  • レッドブルが見出した才能 アイザック・ハジャーが語るF1への道

    レッドブルが見出した才能 アイザック・ハジャーが語るF1への道

    彼のF1までの道のりは決して平坦ではなかった――しかし今、その舞台に立ったアイザック・ハジャーは、鮮烈な印象を残している。

    20歳のフランス系アルジェリア人ルーキーは、登場早々に注目を集めた。開幕戦メルボルンではフォーメーションラップ中にクラッシュするという波乱のスタートとなったが、その後は中国と日本でQ3に進出し、日本とサウジアラビアでポイントを獲得。グリッド上で最も話題を呼ぶ新人の一人となった

    そのスピードと安定感は、レッドブルのアドバイザーであるヘルムート・マルコから「今季最大のサプライズ」と称されるほどだ。

    モータースポーツ・コムはレーシングブルズの若きドライバーにインタビューを行い、F1までの道のりとその背後にあるストーリーを聞いた。

    ピクサーがくれた火花
    すべてはディズニー・ピクサーの映画から始まった。「きっかけは家で『カーズ』を観たことだった」と、ハジャーはモータースポーツへの原点を語る。「たぶん2歳くらいだったと思う。DVDを買った日のことを今でも覚えてる。それからF1をテレビで観るようになったんだ。あれがすべての始まりだった」

    6歳のとき、彼はすでにカートに乗っていた。「パリ郊外に学校があって、屋内のカート場があったんだ。父と一緒に行ってみたら、初めてなのにすごく得意だった」と振り返る。そして8歳になる頃には競技として本格的にカートを始めていた。「最初の2~3シーズンは本当に楽しかった」

    だが、上のレベルに進むにつれて状況は厳しくなっていった。「全国選手権に出るようになると、どんどんフラストレーションが溜まった。走行距離もなければ、シャシーもエンジンも足りなかった。つまり、勝つための“正しいパッケージ”が揃ってなかった。両親は勉強を優先させたがっていたから、10~13歳の頃は他の選手たちとまともに戦えなかった」

    ハジャーは、成功が才能よりも予算に左右される現実に落胆していた。「ヨーロッパ選手権や世界選手権にも出たいと思ってた。でも出場できたのはカート最後の年だけ。普通は年間20~24戦出るけど、僕は8戦だけ。本当に重要な大会だけしか出られなかった。だから準備不足で、結果は出なかった。最初の数年は楽しかったけど、カート全体の経験としてはフラストレーションが多かった」

    親友でありライバル
    カート時代の最大のライバルを問うと、ハジャーは即座にサミ・メゲトゥニフの名を挙げた。現在はF2に参戦している。

    「彼はモータースポーツ界での僕の一番の友達だね。全国選手権では何度もバトルしたけど、いつも楽しい戦いだったよ」

    2人の友情は2015年に始まった。「彼と彼のお父さんにル・マンで会って、彼が『君、アルジェリア人?』って聞いてきた。僕は『フランス人だけどアルジェリアのルーツがある』って答えたら、『僕もアルジェリア人!』って。すごく面白くて、今では10年の付き合いになる。素敵なストーリーだと思うし、彼がF1に来るのを待ってる」

    F1で再び相まみえる日は来ると思うかと問われると、ハジャーは自信をもって答えた。

    「彼は本当に速い。ただ、キャリアの選択という点では僕の方が少し運がよかった。タイミングも重要だからね。でも、彼にはF1でやっていける素質があると信じてる」

    クルマの方が自分に合っていた
    カートからフォーミュラに転向すると、ハジャーのキャリアは大きく前進した。フランスF4で勝利を挙げ、2021年にはR-ace GPからFRECA(フォーミュラ・リージョナル・ヨーロピアン・チャンピオンシップ)に参戦。

    「フォーミュラの方がドライバーの腕が結果に直結すると思う。カートだと、いいエンジンとシャシーがあれば1~2コンマくらい簡単に速くなれる。でもクルマではセッティングなど、速さに影響する要素がたくさんある。F4はすごく自分にフィットしてた」

    モナコでのFRECA勝利がキャリアの転機となった。「あの日のことは全部覚えてる。スタートはウェットだったけど、僕らはスリックタイヤ。すぐに路面が乾いていって、レースは完全に支配できた。デグラデーションも一切なくて、ファステストラップを何度も出して、優勝した。最高のレースだった」

    レース後、母親から「モンテカルロ・ベイ・ホテルでヘルムート・マルコが会いたがっている」と電話があった。それがレッドブルとの最初の接触だった。

    「彼に会ったら、“契約書を送るよ”って言われて。それで終わり。すごく簡単だった。本当にいい日だったよ!」

    加速するキャリア
    2022年にはレッドブルの支援のもとF3に昇格し、スプリント2勝、フィーチャー1勝を挙げてランキング4位に。2023年にはF2へと進み、F1の金曜フリー走行ではメキシコでアルファタウリ、アブダビでレッドブルから出走した。

    2024年にはF2でフィーチャーレース4勝を挙げ、アブダビの最終戦ではタイトル争いの渦中にいたが、スタートでストールしてしまった。

    「無線で“人生最悪の瞬間だ”って言ったけど」と振り返る。

    「でも実際は違った。もっと酷い瞬間も経験してきた。F1はもう無理だと思ったこともあったし。もちろん、負け方としては痛かった。でも心が折れるようなものではなかった。一番きついのは、何かを懸けて戦うチャンスすら与えられなかったとき。その意味では今回はまだよかった。痛みはあったけどね」

    2日後、ハジャーはアブダビでRB20をテストし、再びハンドルを握っていた。

    パーソナル・エンジニア
    ハジャーは、自分がレッドブルに加わって以来、ドライバーとして大きく成長したと実感している。

    「FRECAの頃の僕と今の僕では、ドライビングのレベルも、判断力も、精神面の強さも、まったく別物だと思う。成長をはっきりと感じてる。レッドブル・ジュニアチームのテクニカルサポートは本当に優れていて、理解を深めて改善していくためのすべてのツールが揃っている。それは今も変わらないよ」

    ハジャーは、セバスチャン・ベッテルの元レースエンジニアであるギヨーム・“ロッキー”・ロックランと密接に連携してきた。

    「彼は僕の“オフトラックにおけるパーソナル・エンジニア”みたいな存在だった。週末に起きたこと、どんなことでも彼に相談できた。質問があれば全部持っていってたし、何かトラブルが起きたらまず彼のところに行ってた。今でもそうしてる」

    2人はどちらもフランス人だが、そのことが特別な利点になるとは思っていないという。

    「彼、今ではフランス語より英語の方が上手なんだ」とハジャーは笑った。

    月曜朝の電話はなかった
    レッドブル・ジュニアドライバーたちは、週末が終わるたびにマルコから“月曜朝の電話”を受けると言われているが、ハジャーにはそれがなかった。

    「僕にはそういう電話はなかった」と彼は語る。「僕の場合、他のドライバーほどキツくはなかったと思う。僕たちの関係は本当に正直で、実際のところ、彼とは笑ってることの方が多いくらいなんだ」

    マルコが週の後半に電話してくることもなかったのかと聞かれると、彼はこう返した。

    「彼は基本的に、僕に全然電話してこないんだよ!」

    それでもハジャーは、マルコとの関係について好意的に語る。

    「彼が僕に対して失礼なことを言ったことは一度もない。F2で本当にひどいシーズンだったときですら、彼は僕をプログラムに残してくれたんだ」

    F1昇格を告げられた瞬間
    ハジャーは、2025年にF1ドライバーとして走ることが決まった瞬間のことを今でもはっきりと覚えている。

    「F1はずっと目標だった。小さい頃から、F1以外のことを考えたことなんてなかった。でも、両親――とくにマネージャーを務めてくれていた母は、“将来のことを心配するより、今やっていることに集中しなさい”って、いつも言ってくれてた。その姿勢は本当に素晴らしかったと思ってるよ」

    アイジャック・ハジャー ビザ・キャッシュアップ・RB・フォーミュラワン・チーム

    マルコが語った「痛ましい」メルボルン後の姿
    開幕戦メルボルンでのクラッシュの後、マルコはオーストリアのテレビで、パドックに戻ってくるハジャーの様子が「少し痛ましかった」と語っていた。

    「うん、あれはたしかに痛ましかったと思う」とハジャーも振り返る。

    その後、マルコは彼に何を言ったのか?

    「彼は僕のクラッシュのことなんて気にしてなかったよ。そういうことは誰にでも起きるものだから。怒ってる様子もなかった。“中国ではもっとよくなるさ”って。それだけだったよ」

    “ル・プティ・プロスト”の由来
    アイザック・ハジャーには「ル・プティ・プロスト(小さなプロスト)」というニックネームがある。しかし、その由来について聞かれると、本人はこう答える。

    「どこから来たのかって? みんなに聞かれるけど、正直に言うと僕にも全然わからない」と彼は笑った。「たぶん僕が爪を噛むからだと思う。ヘルムートがそう言ってた。プロストも爪を噛んでたんだって。それで僕も、そんな風に見えるらしいよ」

    「顔が似てるからでも、声が似てるからでもない。実際のところ理由はよくわからないんだ」と言いながら、彼はその“癖”を真似て見せた。

    「でも、このニックネームはすごく嬉しいよ。だってプロストだよ? レジェンドだ。僕の名前と結びつけられて、彼が怒ってなければいいな。“なんで僕がこの子と同一視されてるんだ”って思ってないといいけどね!」と、笑顔を見せた。

    #F1 #f1jp #アイザックハジャー #ハジャー #レーシングブルズ

  • リアム・ローソン マイアミの屈辱からレーシングブルズF1での再起を誓う

    リアム・ローソン マイアミの屈辱からレーシングブルズF1での再起を誓う

    リアム・ローソンは、F1マイアミGPで「ひどい」マシンダメージに見舞われながらも、レーシングブルズF1での再起を誓い、今後のシーズンに自信を示した。

    決勝では、1コーナーでジャック・ドゥーハンと接触。ドゥーハンはその場でリタイアとなり、ローソンはレースを続行したが、36周目にフロアとサイドポッドの深刻な損傷によってリタイアを余儀なくされた。

    今季いまだポイントを獲得できていないものの、マイアミの週末はローソンにとってシーズン最良の内容のひとつだった。スプリントでは一時入賞圏内を走行し、実際にフィニッシュラインではポイント圏内にいたが、フェルナンド・アロンソとの接触により5秒ペナルティを受け、順位を落とす結果となった。

    F1がいよいよヨーロッパラウンドに入るなか、ローソンは今後の巻き返しに向けて楽観的な見方を示している。

    「正直、かなりひどかった」とローソンはメディアに語った。「チームにとっては残念だった。みんな本当によくやってくれているし、クルマも速かった。それこそが、このスポーツで求められる姿なんだ」

    「僕たちは前進し続けなければいけないし、改善を重ねていかなきゃならない。週末のアプローチはとても良かったと思うし、だからこそ、いずれ噛み合ってくるはずだ」

    「ここ最近のサーキットでは手応えがあったし、予選に入る前も良い感触だった。レース序盤もフィーリングは良かったんだけど、エンジントラブルが出てしまったんだ」

  • リアム・ローソン 1周目の接触で無念のリタイア「雨を待ったが…」

    リアム・ローソン 1周目の接触で無念のリタイア「雨を待ったが…」

    リアム・ローソン(レーシングブルズ)は、2025年F1 マイアミGPの決勝で1周目の接触によりマシンに大きなダメージを負い、リタイアを余儀なくされた。

    15番グリッドからスタートしたローソンはスタート直後に好反応を見せ、ターン1で大きく空いたスペースを突いてポジションアップを狙ったが、直後に横からの接触を受け、レースは事実上終了となった。

    「スタートはすごく良かった。ターン1で大きなギャップができたから、前のマシンについていったんだけど、横から当たられてしまう、かなり大きなダメージを受けてしまった」

    「その後は雨を期待して走り続けたけど、降らなかった。チームは素晴らしい仕事をしてくれたし、マシンの速さもあっただけに残念だ」

    ローソンはスプリントでも14番手スタートから7位に浮上する力走を見せながらも、レース後のペナルティによりポイントを失っており、今週末は悔しさの残る内容となった。

    リアム・ローソン F1 マイアミGP

    チーム代表ローラン・メキースは、ローソンの果敢な戦いぶりとチーム全体の進化を強調した。

    「リアムはスプリントで14番手から7位まで順位を上げる素晴らしい走りを見せてくれたが、残念ながらペナルティでポイントを失った。決勝ではスタート直後の接触でレースが台無しになってしまったが、彼の攻めの姿勢とマシンの速さは今週末を通して際立っていた。ポイントには結びつかなかったが、我々には確かな手応えがある」

    「イモラは今季最初の“ホームレース”。今の勢いを活かして、さらに強くなって戻ってきたい」

  • アイザック・ハジャー 角田裕毅を猛追も届かず「全部出し切ったけど…」

    アイザック・ハジャー 角田裕毅を猛追も届かず「全部出し切ったけど…」

    アイザック・ハジャー(レーシングブルズ)は2025年F1第6戦マイアミGPで11位でフィニッシュ。惜しくもポイント圏に届かなかったが、終盤には角田裕毅(レーシング)との5秒の差を賭けた激しい攻防を繰り広げた。

    ハジャーは11番グリッドからスタート。中団での激しいポジション争いの中、1ストップ戦略で冷静にレースを組み立てると、終盤には10位を走る角田に接近。

    角田裕毅には5秒加算のタイムペナルティが科されており、ハジャーが5秒以内でフィニッシュすれば順位が入れ替わる可能性があった。

    「今日は自分のドライビングにあんまり満足してない。いくつかミスしちゃったし、それがトップ10を逃した原因だと思う。でもそのぶん、めちゃくちゃプッシュしていた」

    「ほんとにギリギリだった。ピットストップのあとにハードタイヤで結構走ったけど、ユウキとのバトルはずっと予選みたいで楽しかった。ラストラップでは5秒差以内にいるのは把握してたし、全部出し切った。でも、届かなかった。たった0.15秒でポイント逃したのは悔しい」

    アイザック・ハジャー F1 マイアミGP

    惜しくも2戦連続のポイント獲得とはならなかったが、角田との緊迫したバトルは、ルーキーながらの成長と勝負強さを存分に示す内容であり、次戦イモラについては、自信をのぞかせる。

    「イモラはよく知ってるし、F2でも勝ったことあるからね。自信はあるよ」

    チーム代表ローラン・メキースも、ハジャーの成長と粘りを称賛した。

    「アイザックは金曜のスプリント予選でトップ10に入り、日曜の決勝でもわずか0.1秒差でポイントを逃したが、非常に強いレースを見せてくれた。Q3進出も0.02秒差で逃しただけだった。結果にはつながらなかったが、今週末を通じてマシンと彼自身のパフォーマンスは非常に力強かった」

  • リアム・ローソン F1マイアミGPスプリントの8位剥奪に「納得していない」

    リアム・ローソン F1マイアミGPスプリントの8位剥奪に「納得していない」

    リアム・ローソン(レーシングブルズ)は、マイアミグランプリのF1スプリントで今季初のポイント獲得を目前にしていたが、レース後の裁定により順位を落とし、悔しい結果となった。

    スプリントレースで8位でチェッカーを受けたローソンは、本来であれば1ポイントを獲得するはずだった。しかし、レース中のターン12でフェルナンド・アロンソ(アストンマーティン)をコンクリートバリアに押しやる形となった接触が審議対象となり、スチュワードは彼に5秒加算のタイムペナルティを科した。

    この裁定によりローソンは最終結果で13位に後退し、ポイント圏外に落ちた。

    さらにグランプリ本戦のグリッドも15番手と振るわず、チームは予選中のバッテリートラブルが影響したことを明かしている。チームメイトのアイザック・ハジャーが11番手と健闘した中での結果となった。

    「ポイントを取れていれば、それに越したことはなかった。でも、もうどうにもならない」とローソンはメディアに対して語った。

    「(ペナルティが妥当だったかは)僕の判断じゃない。納得しているわけじゃないけど、決めるのは僕じゃないからね」

    予選中の技術的トラブルについても、ローソンは不満をあらわにした。

    「走行中にパワーが落ちていくのを感じた。ずっと対処しながら走っていたけど、何が問題なのかはまだ分かっていない。せっかくマシンのバランスは良くなっていたのに、残念だ」

    とはいえ、スプリントで見せた好走には一定の手応えを感じており、「スプリントでは力強い走りができた。またチャレンジするよ」と前を向いた。

    マイアミGP F1 リアム・ローソン
  • アイザック・ハジャー F1マイアミGPスプリント予選「すごく緊張した」

    アイザック・ハジャー F1マイアミGPスプリント予選「すごく緊張した」

    アイザック・ハジャー(レーシングブルズ)は、F1マイアミGPのスプリント予選でSQ3進出を果たし、9番手タイムをマークした。

    アイザック・ハジャーは、SQ1でミスをして降格圏に停滞する危機を乗り越えてSQ3に進出。チームメイトのリアム・ローソンはSQ2で敗退して14番手だった。

    「今日はすごく緊張したスプリント予選だった。SQ1の最初のランでは最後のコーナーでミスをしてしまって、それでプレッシャーがかかった」とアイザック・ハジャーはコメント。

    「でもSQ2では満足できるラップができて、SQ3に進むことができた。時間がギリギリで、シャルル(ルクレール)のすぐ後ろでのラップスタートになってしまったのは理想的ではなかったけど、全力で行くしかなかった。明日はスタートが非常に重要になるから、しっかり決めて、ポイント争いに加わりたい」

    マイアミGP F1 マイアミグランプリ

    リアム・ローソンは「かなり混乱したセッションだった」とコメント。

    「FP1とは全然違った感じだったね。午前中はクルマの調子が悪くなかっただけに残念。スプリント予選ではバランスに苦しんでしまった。チームとしていろいろと分析が必要だし、それを活かしてスプリントレースに向けてしっかり準備したい」

  • 角田裕毅 F1マイアミGP SQ1敗退に「コミュニケーション不足が原因」

    角田裕毅 F1マイアミGP SQ1敗退に「コミュニケーション不足が原因」

    角田裕毅(レッドブル)はマイアミGPのスプリント予選でSQ1での敗退を喫し、土曜日のスプリントレースを18番手からスタートすることとなった。セッション終了間際の最後のアタックに間に合わなかったことで、角田はその原因を「チームとのコミュニケーション不足」にあると語っている。

    金曜日の予選序盤、最初のタイム計測を終えた時点で、角田はカットライン付近に位置しており、次のアタックがQ2進出の鍵を握っていた。

    だが、セッション終盤にコースインした際、チームメイトのマックス・フェルスタッペンの直後を走行していた角田裕毅は、フェルスタッペンが自身のタイムで安全圏に入ったことからピットイン。その結果、角田はチェッカーに間に合うタイミングでラインを通過できず、アタックラップに入ることすら叶わなかった。

    初回アタックの詳細を問われた角田裕毅は、ピットレーン出口での混雑に苦言を呈した。

    「ピットから“賢い”クルマ(ベアマン)が出てきてしまい、ラップを中断せざるを得ませんでした。多くのクルマが自分のラップに大きく影響しました」と角田裕毅は説明。

    「最終コーナーでは大きくロックアップしてしまいましたが、正直なところ、その時点でラップはほぼダメになっていました。ターン1でピット出口から出てきたクルマ(ベアマン)の影響を受けてしまい、ちゃんとしたアタックができませんでした」

    角田裕毅 レッドブル F1 マイアミグランプリ

    また、2回目のアタックに出る際、フィニッシュライン通過のタイミングがギリギリであることを把握していたかという質問には、フラストレーションをにじませながら次のように答えた。

    「もちろん分かっていましたが、前にクルマがいたので、どうすることもできませんでした。アウトラップで自分のペースには限界がありますし、そもそもコミュニケーションがかなり悪かったです。予選自体、しっかりとできたとは言えません」と角田裕毅は語った。

    今季2回目のスプリントレース、そしてレッドブル移籍後初のスプリントに臨む角田だが、最後方近くからのスタートにやや厳しい戦いを覚悟している。

    「18番手はかなり後方ですけど、もちろん全力は尽くします。このサーキットでは何が起きるか分かりませんし、ポジティブな気持ちでベストを尽くします」とコメントし、逆転を目指す姿勢を見せた。

  • ダニエル・リカルド F1アカデミーと提携しモータースポーツに新たな形で関与

    ダニエル・リカルド F1アカデミーと提携しモータースポーツに新たな形で関与

    ダニエル・リカルドが、自身のライフスタイルブランド「アンシャンテ(Enchanté)」を通じて再びモータースポーツの舞台に戻ってくる。

    今回の提携は、レーシングブルズのアカデミープログラムとアンシャンテのパートナーシップによるもので、リカルドのブランドロゴがF1アカデミーに参戦するラファエラ・フェレイラのマシンに掲出される。

    初戦となるのは今週末、マイアミで開催されるグランプリだ。

    また、フェレイラはアンシャンテとのコラボレーションによるチームウェアを着用し、同コレクションはブランド公式ウェブサイトでも販売される予定。

    リカルドはこの取り組みについて、次のように語っている。

    「アンシャンテは常に“楽しさ”から生まれたブランドだ。見た目が良ければ気分も良くなる。あのスピードでクルマを操るには自信が必要だし、パドックを歩く時に快適でいられることが、それに繋がると信じている。ここ数年でF1のパドックにもファッションの流れができてきたけど、今回の提携はそれをさらに広げるものになると思う。」

    F1アカデミー第2戦終了時点でランキング9位につけているフェレイラも、この新たな挑戦に期待を寄せている。

    「私は普段からファッションで自分を表現するのが好き。アンシャンテの持つポジティブで楽しい雰囲気が大好きで、この提携には本当にワクワクしているの。ファッションがくれる自信を、今週末のマイアミのレースにもしっかり持っていきたい。」

    フェレイラにとっては、レーシングブルズ アカデミープログラムでの初レースとなるマイアミで、ブランドとの新たな一歩を踏み出すことになる。

    ダニエル・リカルド F1アカデミー レーシングブルズ