カテゴリー: ビザ・キャッシュアップRB

  • レーシングブルズF1代表 来季残留のローソンは「リンドブラッドを支える役割」

    レーシングブルズF1代表 来季残留のローソンは「リンドブラッドを支える役割」

    レーシングブルズ代表アラン・パーメインは、2026年にルーキーとしてF1デビューを迎えるアービッド・リンドブラッドについて、すでにリアム・ローソンへ「支える役割」を期待していることを明かした。

    パーメインによれば、ローソンに“正式なメンター役”を求めるわけではないものの、18歳のリンドブラッドがF1に順応するうえで重要な存在になると考えているという。

    ローソンには「メンターではなく支え役」を期待
    パーメインは次のように語っている。

    「これはリアムと話し合ったことだ。私は彼にアービッドのメンターになれとは思っていない、まったくそんなことはない。ただ、そばにいて支えてほしいとは期待している」

    「彼は1年半の経験しか持っていないが、それでもアービッドよりはずっと多い。特に序盤やテストデーなど、物事が厳しくなる場面でアービッドを助けられるはずだし、そうしてほしいと思っている」

    リアム・ローソン ビザ・キャッシュアップ・RB・フォーミュラワン・チーム

    ローソンは慎重な姿勢「まだ学ぶことは多い」
    23歳のリアム・ローソンは、一方で自身に過度な期待がかかることについて慎重なスタンスを見せた。2025年シーズンはレッドブルでの不運なスタートから苦境が続き、F1フル参戦1年目としては厳しいシーズンとなった。

    「経験があるということで、チームが僕に多少依存することになるのは分かっている」とローソンは語る。

    「でも僕だって1シーズンしか戦っていない。F1では1年で膨大なことを学ぶけれど、それでもまだまだ学ぶことはたくさんある」

  • アービッド・リンドブラッド F1昇格決定「14歳のときから信じていた」

    アービッド・リンドブラッド F1昇格決定「14歳のときから信じていた」

    アービッド・リンドブラッドは木曜日、ヤス・マリーナ・サーキットに到着すると満面の笑みを見せた。翌年からF1グリッドに加わる昇格が発表された直後のことだ。

    今週初め、レッドブルは2026年のドライバーラインアップを正式発表し、18歳のリンドブラッドがレーシングブルズでリアム・ローソンとコンビを組むことが決まった。リンドブラッドは2022年のシングルシーターデビューから、F4、F3、F2をわずか3年で駆け上ってきた。

    「来年が本当に楽しみ」──F1ドライバー発表の心境
    発表を受けた気持ちを問われると、リンドブラッドは「いい気分だよ! ニュースが公になって本当に嬉しい。来年がとても楽しみだ」と語った。

    また、幼い頃のカート時代にランド・ノリスへ「5年後に同じグリッドに立つ」と宣言した、いまや有名となった動画についても話が及んだ。

    「ここまで来るのは本当に早かった。ランクをすごく早く駆け抜けてきた。ランドとの話は面白いんだ。彼を見かけて、あの言葉が最初に頭に浮かんだ。5歳でこの道を始めたときから“F1に行ける”と信じていたし、14歳のときもそうだった。今も同じ気持ちだ。タイムラインを守れたのは本当に嬉しいし、今はいい話になっているよ」

    F3・F2で培った成長「毎週末、自分を伸ばす必要があった」
    F1昇格が現実味を帯びる中で、これまでの学びを振り返ったリンドブラッドは「とてつもなく多くのことを学んだ」と述べる。

    「F3に上がったとき、僕はF4を1年やっただけで、何もかもが本当に新しかった。だからこの2年で、あらゆる面で大きなステップを踏む必要があった。ひとつだけ選ぶのは簡単じゃないけど、おそらく一番大きいのは、走行時間の少なさと、それにどう対処するかだと思う」

    「F3でも大きなステップを踏まなきゃいけなかったし、今年もまた大きなステップが必要だった。すごく早いペースでカテゴリーを上がってきたから、毎週末、自分を改善することに集中しなければならなかった」

    アービッド・リンドブラッド F1 ビザ・キャッシュアップ・RB・フォーミュラワン・チーム

    F2最終戦へ「今年を良い形で締めくくりたい」
    今季のF2では最終戦を前にランキング6位につけ、アブダビでは今季3度目のFP1出走も控えるリンドブラッド。ジュニアカテゴリー最終年をしっかり締めたいと意気込む。

    「とにかく、今年を強く終えることだけに集中している。今季は決してベストな年ではなかった。カタールの週末は(フィーチャーレース4位で)なんとか立て直せて良かったけど、簡単な一年ではなかった」

    「今の僕にとって大事なのはF2で良い結果を出すこと。ここでしっかり結果を残してから、来週以降に来年のことを考えるよ。今はF2のことだけが頭にある」

  • リアム・ローソン F1アブダビGP決勝「戦略もスピードも良くなかった」

    リアム・ローソン F1アブダビGP決勝「戦略もスピードも良くなかった」

    リアム・ローソン(レーシングブルズ)は、2025年最終戦アブダビGPを18位で終え、厳しい一年を象徴するようなフィナーレだったと振り返った。レースでは序盤からアストンマーティン勢の猛追を受け、チームがコンストラクターズ6位を死守するための守備的な任務を担う展開となった。

    レーシングブルズは3ポイント差で6位を確保し、チーム史上タイの最高位を達成。ローソン自身にとっては見どころの少ないレース内容となったが、チームの目標達成には貢献する形となった。

    レースは「終始苦しかった」。ストロールとの攻防で5秒加算ペナルティ
    ローソンは序盤、ランス・ストロールを抑え込む役割を任され、その過程で「動きが遅すぎた」と判断され5秒加算ペナルティを受けた。

    「本当にタフなレースだった。スピードもなかったし、戦略もあまり良くなかった」

    「(チームは)とにかくコンストラクターズ6位を最適化すること、アストン勢を後ろに留めることにフォーカスしていた。だからレース前半はずっとストロールとやり合っていた」

    「結局スピードが足りなかった。タフなレースだった。本当にそれだけだ」

    自身のペナルティについて問われると、ローソンは率直に認めた。

    「守っていた。正直かなり遅く動いたので、僕のせいだと思う。意図的じゃなかったけど、だからペナルティになったんだと思う。正直、とても退屈な午後だった」

    王者ノリスとの短いバトル「僕はタイヤが終わっていた」
    中盤には、順位を上げてきたランド・ノリスとも一時的にバトルした。

    「ポジション争いだった。でも僕はタイヤが完全に終わっていたから、無理に踏ん張る価値はなかった」

    「その時点ではまだそこそこ戦えていたけど、その後すぐに僕たちのレースは崩れていった」

    リアム・ローソン ビザ・キャッシュアップ・RB・フォーミュラワン・チーム

    チーム史上タイのコンストラクターズ6位に貢献
    結果は18位ながら、レーシングブルズはアストンマーティンとの接戦を制して6位を確保。ローソンもこれには大きな満足感を示した。

    「チームにとって素晴らしい結果だ。今年後半はこの6位を目指してきたので、本当に嬉しい」

    チーム代表アラン・パーメインも、激戦を制したチームの総合力を称えた。

    「長いシーズンが終わったが、レーシングブルズにとって本当に素晴らしい一年だった。6位という結果は驚異的だ。これまでP6に到達したのは一度だけで本当に大きな成果だ」

    「アップダウンの激しいシーズンだったし、最後はアストンマーティンとの争いが本当にギリギリだったが、とても満足している」

    レッドブルに“事実上の解雇”を受けた年「すごくしんどい時期だった」
    ローソンにとって2025年は、開幕直後にレッドブルのシートを失うという心理的ダメージからスタートした。本人もまだ整理できていない部分があると語る。

    「正直、すごく昔のことのように感じる。あまり覚えていないくらいだ」

    「本当にしんどい時期だった。振り返る必要があるとは思うけど、まだできていない」

    「すごく忙しいシーズンだったし、きっとこの経験から学ぶことはある。でも最も重要だったのは、この一年を生き抜いて来年にまたチャンスを得ること。それが最大の目標だった」

    ローソンは最終的にドライバーズランキング14位、38ポイントを獲得。これはニュージーランド人として過去50年で最多のポイントでもあった。

  • ホンダ、レッドブルF1との最終戦で有終の美「今後も技術革新を推し進める」

    ホンダ、レッドブルF1との最終戦で有終の美「今後も技術革新を推し進める」

    ホンダは、2025年12月7日にF1最終戦となる第24戦アブダビGPをもって、Red Bull Powertrains(レッドブル・パワートレインズ/RBPT)へのレースにおけるF1パワーユニット(以下、PU)技術支援を終了した。

    ホンダは2021年シーズンをもってPUサプライヤーとしてのF1参戦を終了した後も、株式会社ホンダ・レーシング(HRC)による、RBPTへのF1 PU技術支援を通じ、レッドブル・レーシングおよびビザ・キャッシュアップ・レーシング・ブルズ)に対し、F1活動のサポートを行ってきた。

    だが、ホンダとレッドブル・グループのパートナーシップは2018年にScuderia Toro Rosso(スクーデリア・トロロッソ、現在のRB)へPUを供給したことから始まり、翌2019年にはレッドブル・レーシングにもPU供給を開始。2021年にはマックス・フェルスタッペン選手がドライバーズタイトルを獲得し、ホンダに30年ぶりのF1タイトルという栄冠をもたらした。

    2022年以降はHRCによるRBPTへの技術支援を行っており、2023年にはRed Bull Racingが22戦中21勝という圧倒的な成績で2年連続となるダブルタイトルを獲得。2024年にはフェルスタッペン選手がドライバーズタイトル4連覇を達成するなど、数々のドラマと偉業を生み出してきた。

    ホンダは、これまでF1活動を通じて培ってきた技術と人材の発展と展開により、モータースポーツ活動の強化ならびに、さまざまな商品と先進技術の開発に取り組んでいくい。

    株式会社ホンダ・レーシング 代表取締役社長 渡辺康治のコメント
    「8年間にわたり、両チームおよびRed Bull Powertrainsとの強い協力関係のもとで、F1の最前線に関わり続けられたことを誇りに思います。この期間にOracle Red Bull Racingが達成した数々の勝利とチャンピオンシップ獲得に、Hondaの技術と人材が貢献できたことは大きな喜びです。関係者の皆様に心より感謝申し上げます。HRCはこれまでの経験を糧に、今後もモータースポーツの発展とHondaの技術革新を推し進めていきます」

    本田技研工業 F1 ホンダ・レーシング

    ■ ホンダとレッドブル・グループのパートナーシップの歴史
    2018年 HondaがScuderia Toro RossoにPUの供給を開始
    戦いの中でPUをアップグレードさせていく
    2019年 Red Bull RacingにもPU供給を開始
    第9戦オーストリアGPでの第4期Honda F1初優勝を含め、3勝を挙げる
    2020年 Scuderia AlphaTauri(スクーデリア・アルファタウリ 旧Scuderia Toro Rosso)が
    第8戦イタリアGPにて悲願の初優勝を達成。Red Bull Racingと合わせて3勝を挙げる
    2021年 Red Bull Racingのマックス・フェルスタッペン選手がドライバーズタイトルを獲得
    Hondaに30年ぶりの栄冠をもたらす
    2022年 HRCによるRBPTを通じた技術支援を開始
    Red Bull Racingがコンストラクターズ、ドライバーズのダブルタイトルを獲得
    2023年 Red Bull Racingがコンストラクターズ、ドライバーズのダブルタイトルを連覇
    22戦中21勝という偉業を達成
    2024年 Red Bull Racingのフェルスタッペン選手がドライバーズタイトル4連覇を達成
    2025年 Red Bull Racingがコンストラクターズ3位、フェルスタッペン選手がドライバーズランキング2位、
    Visa Cash App Racing Bullsがコンストラクターズ6位でシーズンを終了

    ■ ホンダとレッドブル・グループのパートナーシップ情報まとめ(2018年~2025年)
    総レース数:172戦
    勝利数:72勝
    表彰台:141回
    ポールポジション:51回
    ドライバーズタイトル:4回
    コンストラクターズタイトル:2回最終戦でのマックス・フェルスタッペンの勝利にて、レッドブル・グループとのパートナーシップは当初の契約通り、区切りを迎えた。

  • リアム・ローソン 角田裕毅のリザーブ降格は「F1の非情さを示している」

    リアム・ローソン 角田裕毅のリザーブ降格は「F1の非情さを示している」

    リアム・ローソン(レーシングブルズ)は、角田裕毅が2026年にレッドブルのリザーブドライバーへ回る決定について、「F1がどれほどハードな世界かを物語っている」と語った。自身は2026年もレーシングブルズからF1参戦を継続することが決まっている。

    今週、レッドブルは2026年のドライバー体制を発表。アイザック・ハジャーがマックス・フェルスタッペンの新チームメイトに昇格し、アービッド・リンドブラッドがレーシングブルズからF1デビューする。一方で角田裕毅はリザーブに回り、現ラインアップの中で唯一シートを失う形となった。

    角田裕毅に対する心境「F1は本当に厳しい世界」
    ローソンはSky Sportsに対し、角田裕毅への思いを問われると次のように語った。

    「難しい。F1から離れざるを得ない人には本当に心が痛む。僕たちはここに来るために何年も費やしているから。でも一方で、チャンスすらもらえないドライバーもたくさんいる。彼(角田)は何年もこのスポーツにいたし、結局のところF1は本当に、本当にハードな世界だ。僕自身もそれを体験した」

    自身の降格を振り返り「すべては理由があって起きる」
    ローソンは、今年序盤にレッドブルからレーシングブルズへと“降格”した自身の経験にも触れ、次のように語った。

    「よく“すべては理由があって起きる”と言うけど、その言葉をいつも心に留めるようにしている。特に苦しい時はそうだ。今年の序盤は僕の周りでいろいろなことが起きて、たくさんのことを考えさせられた」

    角田裕毅

    「もっと時間があれば適応できていた」レッドブルでの2戦を回顧
    ローソンは現在、最終戦アブダビを前にランキング14位。角田裕毅より1つ上に位置している。

    短期間で終わったレッドブルでの2戦については、今も「もっと走れていれば違っていた」と感じているという。

    「十分な時間があれば、本当に適応できていたと思う。だって2レースだけなんて短すぎて、正直ほとんど覚えていないくらいだ! でも僕はあの言葉を信じているし、今年起きた多くの出来事が僕を強くし、たくさんのことを学ばせてくれたと思っている」

  • アイザック・ハジャー F1アブダビGP予選9番手「最大限を引き出せた」

    アイザック・ハジャー F1アブダビGP予選9番手「最大限を引き出せた」

    2025年F1アブダビGP予選で、レーシングブルズのアイザック・ハジャーが9番手を獲得し、シーズン最終戦で鮮やかなQ3進出を果たした。前日から大きく改善したマシンバランスと自身のステップアップが結びつき、最終戦にふさわしい力強いパフォーマンスを見せた。

    中団争いがわずか数百ミリ秒で順位が入れ替わる極めてタイトな状況の中、ハジャーはQ2で完璧なラップをまとめ上げて突破。

    Q3でのさらなる伸びは叶わなかったものの、P9はチームとしてもドライバーとしても“最大限を達成した結果”となった。

    アイザック・ハジャー(レーシングブルズ) 予選9番手
    「今日は良い一日だった。昨日と比べて大きく前進したし、ドライビングでも確実にステップアップできた。それが特別なものを見つけることにつながり、Q3進出につながった。Q2ではすべてをまとめて本当に良いラップができたが、Q3ではさらにグリップを見つけることができず、それを再現できなかった。後悔はない。P9が今日のベスト結果だったと思うし、やるべきことを最大限果たせた。ここは我々のクルマに合うサーキットではないが、それでもうまく戦えた。明日はおそらく1ストップのレースになるが、昨日は予想以上にデグラデーションが高かった。状況を見極めつつ、ポイント獲得のために全力を尽くす。」

    アイザック・ハジャー(ビザ・キャッシュアップ・RB・フォーミュラワン・チーム) アブダビグランプリ

    ギヨーム・デゾトゥー(車両パフォーマンス部門責任者)
    「午後と夕方のセッションで路面温度が大きく変化するため、ここでの最適化は常に難しい。フリープラクティス3では競争力を正確に評価するのが難しかったが、予選は再び非常にタイトな戦いになった。Q1では両車が突破したが、ギャップは小さく、完璧な実行が求められた。Q2では15台が367ミリ秒以内に収まり、アイザックは素晴らしい新品タイヤでのラップで突破を果たした。一方リアムはコンマ05秒弱届かなかった。Q3ではアイザックがP9を確保し、クルマとタイヤからすべてを引き出した。明日のレースではタイヤマネジメントが重要になる。我々の周りには直接のライバルが多く並んでいるが、ポイント獲得のために全力を尽くす。」

  • リアム・ローソン F1アブダビGP予選「慎重すぎた判断が裏目に出た」

    リアム・ローソン F1アブダビGP予選「慎重すぎた判断が裏目に出た」

    2025年F1アブダビGP予選で、レーシングブルズのリアム・ローソンは13番手となり、わずか0.05秒弱でQ3進出を逃した。マシンのフィーリングは良好で、実力的にはトップ10の可能性も十分あっただけに、本人も結果には悔しさを滲ませた。

    ローソンはQ1で新品タイヤを3セット投入する“過度に慎重な判断”が響いたと分析。

    FP1を走れなかった影響もありデータが十分でなかったことから安全策を取ったが、結果としてQ2で新品タイヤが不足し、ラップタイムの最大化に届かなかった。

    リアム・ローソン(レーシングブルズ) 予選13番手
    「予選中はクルマが速く感じられていたので、Q2で敗退するのは本当に悔しい。今日は少し慎重に行き過ぎた。Q1で3セットのタイヤを使ってしまったが、実際にはそこまでする必要はなかったし、その結果Q2で新品が1セットしか残らず、わずかな差でQ3を逃すことになった。昨日FP1を走れなかったので、ほとんどのデータは自分が初めて乗ったFP2のものに頼らざるを得なかった。今思えば、慎重すぎたのが裏目に出た。これは来年に向けての学びになる。」

    リアム・ローソン(ビザ・キャッシュアップ・RB・フォーミュラワン・チーム) アブダビグランプリ

    ギヨーム・デゾトゥー(車両パフォーマンス部門責任者)
    「午後と夕方のセッションで路面温度が変化しやすく、フリープラクティス3では正確な競争力把握が難しかった。予選は非常に僅差で、Q1では両車が突破できたものの、完璧な実行が求められた。Q2では15台が367ミリ秒以内に入り、アイザックは素晴らしいラップで突破したが、リアムはコンマ05秒弱でノックアウトとなった。Q3でのアイザックのP9は最大限の結果だ。明日のレースはタイヤマネジメントが鍵になる。我々の周囲には直接のライバルが並んでいるが、長いレースの中で最大限ポイントを狙う。」

  • レーシングブルズF1 フェルスタッペン援護を否定「我々の戦いがある」

    レーシングブルズF1 フェルスタッペン援護を否定「我々の戦いがある」

    レッドブル・レーシングとマックス・フェルスタッペンは、タイトル最終決戦となるアブダビGPで姉妹チームのレーシングブルズからの“援護”を期待すべきではない──そう強調したのは、レーシングブルズのCEOピーター・バイエルだ。

    フェルスタッペンは現在、ランキング首位ランド・ノリスに対して12ポイント差を追う立場。勝利しても、ノリスが3位以内に入れば逆転は成立しない状況となっており、本人にもチームにも“奇跡”が求められる最終戦だ。

    レーシングブルズは「完全に自分たちの戦いに集中」
    噂として浮上しがちなのは、同じレッドブル傘下であるレーシングブルズ(アイザック・ハジャーとリアム・ローソンが所属)が、タイトル争いでビッグブラザーを支援するのではないかという点だ。しかし、ピーター・バイエルはSky Sport Deutschlandの取材に対し、こうした疑念を明確に否定した。

    「まったくない。我々には我々の心配事がある。アストンマーティンが12ポイント差まで迫っている」と、バイエルはコンストラクターズ6位争いを最優先事項として強調した。

    「誰もタイトル争いに干渉したくはない」
    番組に同席していたラルフ・シューマッハも議論に加わり、「もちろん互いにぶつかったりはしない。それは誰だってしない。タイトル争いに介入したくないのは当然だ。考えてみてほしい──チャンピオンシップリーダーを弾き飛ばすなんて正気の沙汰じゃない」と述べた。

    ここでバイエルは、2021年のアブダビGP終盤でのニコラス・ラティフィのクラッシュを引き合いに出す。

    「ラティフィのことはいつも頭に浮かぶ。あの件は何年経っても語られる」とバイエル。

    あのレースでのクラッシュはセーフティカー導入を招き、最終1周でフェルスタッペンがルイス・ハミルトンを逆転するという歴史的展開を生んだ。同時に、ラティフィ本人や当時のレースディレクター、マイケル・マシには激しい批判や脅迫が寄せられる事態にもなった。

    ビザ・キャッシュアップ・RB・フォーミュラワン・チーム

    「マックスを応援はするが、協力関係はない」
    バイエルは最後に次のように締めくくった。

    「我々は皆、スポーツマンであり、ライバルであり、レーサーだ。誰もが自分と自分のチームのために最善を尽くしたい。もちろん、マックスのことを嬉しく思うし、応援もしている──それは正直に言う。しかし、協力関係やそれに類するものは一切ない」

    レーシングブルズは“独立した戦い”に集中する姿勢を崩さず、アブダビでの決着を迎えるフェルスタッペンのタイトル挑戦は、あくまでレッドブル・レーシング単独での戦いとなる。

  • F1デビュー決定のアービッド・リンドブラッドがF2アブダビのスプリントで勝利

    F1デビュー決定のアービッド・リンドブラッドがF2アブダビのスプリントで勝利

    アービッド・リンドブラッドが2026年にレーシングブルズへ昇格するという大ニュースの後、アブダビのスプリントレースでポール・トゥ・ウィンを達成し、今季3勝目を飾った。

    レースは終盤までジョシュア・デュルクセンとの接戦となったが、最終的にリンドブラッドがDRS圏外への逃げ切りと冷静な再加速で主導権を維持し、力強い勝利を手にした。

    順位争いは全域で激しい展開となり、ニコラ・ツォロフが初のF2表彰台を獲得。ディノ・ベガノビッチ、オリバー・ゲーテ、ジャック・クロフォードらも躍動し、シリーズ最終盤らしい見応えあるスプリントとなった。

    スタートで波乱、リンドブラッドは首位キープ
    スタート直後、7番手のセバスチャン・モントーヤがまさかのストールで最後尾に後退する波乱の幕開けとなった。一方、リバースグリッドのポールシッターであるリンドブラッドは盤石のスタートを決め、ジョシュア・デュルクセンが続き、ニコラ・ツォロフが5番手から3番手へジャンプアップした。

    すでにF2王者のレオナルド・フォルナローリはやや出遅れて8番手から11番手へ後退。その後方ではディノ・ベガノビッチが序盤から積極的に攻め、モントーヤをかわした勢いでARTのビクター・マルタンスを抜き、トップ5圏内に浮上した。

    VSC後にリンドブラッドが主導権、デュルクセンは追撃続く
    6周目時点でデュルクセンは依然DRS圏内にとどまり、リンドブラッドはギャップを築けず苦しい展開。だが8周目、ファン・アメルスフォールト・レーシングのジョン・ベネットがエンジントラブルでストップし、VSCが導入される。

    再開直後にデュルクセンが痛恨のミスで1.5秒差まで後退。ここからリンドブラッドはようやくDRS圏外へ抜け出し、レース中盤では2秒以上のリードを確保した。

    中団では激しいバトルが続き、6番手争いではマルタンスがアレックス・ダンの攻撃を辛くも抑え込む展開となった。

    クロフォードがポイント圏内へ、ミニは激しい縁石で失速
    14周目、ジャック・クロフォードがガブリエレ・ミニをターン7でオーバーテイクし8番手に浮上。ミニは取り返しに動いたがターン9で縁石へ乗り上げ、マシンが跳ねてしまい逆転のチャンスを失う。その後クロフォードはダンも攻略し、着実にポイントを積み上げていった。

    終盤の二度目のVSC、再び接近戦へ
    オリバー・ゲーテとの4番手争いを制したベガノビッチは、勢いそのままにツォロフの3番手を追撃。だが上位勢は大きな順位変動はなく、残り2周でデブリ回収のため2度目のVSCが発動される。

    再開後、デュルクセンは一時1.4秒差まで広げられたものの、最終盤に再びDRS圏内へ戻り、リンドブラッドに迫る。しかし追撃はわずかに届かず、リンドブラッドがスタートからフィニッシュまで首位を守り切った。

    リンドブラッドが完勝、ツォロフは初表彰台
    リンドブラッドが圧巻の逃げ切りで今季3勝目を記録し、2026年レーシングブルズ昇格にふさわしい存在感を示した。2位デュルクセンは終盤まで粘り強く食らいつき、リード争いを演出。
    ツォロフは先週のF2デビュー戦カタールでの悪夢を払拭し、わずか2戦目で見事初表彰台を獲得した。

    4位ベガノビッチ、5位ゲーテ、6位クロフォード、7位マルタンス、8位ダンまでがポイント獲得となった。

    アービッド・リンドブラッド(ビザ・キャッシュアップ・RB・フォーミュラワン・チーム)

  • アイザック・ハジャー F1アブダビGP初日「まだ速さが足りない」

    アイザック・ハジャー F1アブダビGP初日「まだ速さが足りない」

    レーシングブルズのアイザック・ハジャーは、アブダビGP初日のフリー走行でFP1=12番手、FP2=7番手と安定した位置を確保した。しかし本人は手応え半ばと語り、ライバルとの差を強く意識している。

    FP1ではハードタイヤで走行を重ね、FP2では予選に向けた準備としてソフトタイヤを2セット投入。バランス面では改善が見られたものの、前を走るサウバー勢やオリバー・ベアマンの速さに対して警戒感を示した。

    「全体的に良い1日だったが、正直もう少し良いと思っていた」とハジャーはコメント。

    「サウバーの2台とオリー(オリバー・ベアマン)が本当に速くて僕たちの前にいる。まだペースを見つけないといけないので、今夜しっかり取り組む。明日の予選は本当に戦いになると思う」

    アイザック・ハジャー(ビザ・キャッシュアップ・RB・フォーミュラワン・チーム) アブダビグランプリ

    レーシングブルズのチーフレースエンジニア、マッティア・スピーニはハジャーについて次のように語った。

    「アイザックは最速ラップのバランスに完全には満足していなかったが、ハードタイヤの感触は良かった。だからFP2では予選準備を最適化するためにソフトを2セット使った。バランスは改善していたが、いくつかのコーナーではさらに調整が必要だと感じていた」