カテゴリー: ビザ・キャッシュアップRB

  • レーシングブルズF1 オーストラリアGP予選「2台揃ってQ3は素晴らしい結果」

    レーシングブルズF1 オーストラリアGP予選「2台揃ってQ3は素晴らしい結果」

    レーシングブルズは2026年F1オーストラリアGP予選で、リアム・ローソンが8番手、アービッド・リンドブラッドが9番手を記録し、2台そろってQ3進出を果たした。中団チームとして唯一のダブルQ3進出となり、開幕戦で“ベスト・オブ・ザ・レスト”の存在感を示した。

    両ドライバーはQ3でユーズドタイヤを使用する戦略を採り、フライングラップは1回のみ。ローソンが最後のラップをまとめてチームメイトを上回る結果となり、F1デビュー戦のリンドブラッドも9番手という見事な結果を残した。

    ゴス「2台Q3は素晴らしい結果」
    チーフテクニカルオフィサーのティム・ゴスは、開幕戦予選のパフォーマンスを高く評価した。

    「今日はVCARBとレッドブル・フォード・パワートレインズにとって素晴らしい一日だった」とゴスはコメント。

    「今年はマシンとパワーユニットのレギュレーションが大きく変わり、各チームの相対的なペースについて多くの憶測があった」

    「長い研究と準備の期間、そして厳しい3週間のプレシーズンテストを経てきた」

    「2台がQ3に進出し、予選8番手と9番手を獲得したことは、我々に速いドライバー2人とVCARB03という優れたマシンがあることを証明している」

    「メルボルンにはマシンのセットアップの最適領域を理解した状態で持ち込み、さらにいくつかの空力アップデートも加えた」

    「エンジニアリングチームの準備のおかげで、マシンは最初から適切なウインドウに入っており、プラクティスでは微調整を進めるだけでよかった」

    「Q1通過は比較的スムーズだったが、Q2に向けて万全を期すため新品タイヤを2セット使用した」

    「Q2では2人のドライバーが素晴らしいラップをまとめ、トップ10シュートアウトに進出した」

    「Q3では日曜のレースに向けてチャンスを広げるためユーズドのソフトタイヤを選択した」

    「リアムは素晴らしいラップを決めたが、アービッドは小さなコントロールミスでパフォーマンスを失った」

    「まだ仕事は終わっていないが、日曜のレースで良いポイント結果を目指したい」

    レーシングブルズ / ビザ・キャッシュアップ・RB・フォーミュラワン・チーム 2026年のF1世界選手権

    ローソン「正直ここまで来るとは思っていなかった」
    8番手となったリアム・ローソンは、予選結果に満足感を示した。

    「正直なところ、今週末ここにいるとは思っていなかったので、かなり満足している」とローソンはコメント。

    「予選の序盤はかなり荒れていて、正直かなり苦しいスタートだった」

    「終盤になってようやくラップをまとめることができたが、自分の中では難しいセッションだった」

    「ラップをまとめるのが本当に難しくて、ロックアップしたりミスをしたりしていた」

    「マシンはかなり速かったので、僕のミスは少しもったいなかった」

    「それでも最後にはうまくまとめることができた」

    「明日のために新品タイヤを1セット残せたのもポジティブだ。周りのチームはすでにQ3で新品を使っていた」

    リンドブラッド「2台Q3は期待以上」
    F1デビュー戦で9番手を獲得したアービッド・リンドブラッドも、チームのパフォーマンスに手応えを感じている。

    「週末を通してかなり競争力があったと思う」とリンドブラッドはコメント。

    「昨日の段階では他チームがどれだけ隠し玉を持っているのか分からなかったので、あまり期待しすぎないようにしていた」

    「でもセッションに入る時にはマシンが速いことは分かっていた」

    「自分の仕事に集中すれば十分戦えると思っていた」

    「チームは本当に素晴らしい仕事をしてくれた」

    「バーレーンでの状況を考えれば、2台がQ3に入るのは本当に印象的なことだ」

    「正直、僕自身やチームの期待をも上回る結果だった」

    「とても嬉しいし、明日のレースが本当に楽しみだ」

    レーシングブルズは開幕戦予選で中団トップの存在感を示し、2台そろってQ3進出という結果を残した。マシンのバランスとペースの両面で手応えを得ており、決勝ではポイント争いの中心に入る可能性が高い。新品タイヤを温存した戦略もあり、日曜日のレースではさらに上位を狙う展開になりそうだ。

  • リアム・ローソン 2026年F1最大の課題「バッテリー管理は最も繊細」

    リアム・ローソン 2026年F1最大の課題「バッテリー管理は最も繊細」

    リアム・ローソンは、2026年F1シーズン開幕を前に、新時代マシンで直面している最大の課題について語った。50%電動化と100%持続可能燃料の導入により、ドライバーにはこれまで以上に繊細なエネルギーマネジメントが求められている。

    レッドブル・レーシングでシーズンを開始した昨年とは異なり、今季はレーシングブルズでフル参戦2年目を迎えるローソン。だが、新レギュレーション下での挑戦は、経験値だけでは補いきれない領域に踏み込んでいる。

    「バッテリー管理は、理解するうえで間違いなく最も難しい部分だ」とリアム・ローソンは語った。

    「昨年とはまったく違うし、はるかに敏感だ。特に予選ラップに向けてバッテリーをどう準備するか、そして長いスティントでどう管理するかが重要になる」

    「それに加えて、マシンの空力は大きく減少している。より運転が難しくなり、全体的に許容範囲も狭くなっている」

    2026年は内燃エンジンと電力の出力比率が50対50へと移行。これにより、エネルギー回収と放出のタイミングがラップパフォーマンスを左右する重要要素となった。バーレーンでのプレシーズンテストでは、多くのドライバーがグランプリ全体の展開だけでなく、1周の予選アタックすら読みづらいと懸念を示していた。

    リアム・ローソン ビザ・キャッシュアップ・RB・フォーミュラワン・チーム

    ローソン自身は、完全に未知の状態でテストに臨んだわけではないと明かす。

    「新しいレギュレーションについては昨年の早い段階から把握していて、すぐに準備を始めた」とローソンは述べた。

    「だから初めて新車に乗ったときも、何を期待すべきか、2025年型と2026年型の主な違いについては理解していた」

    「驚きではなかった部分もあるが、実際にクルマに乗ると最適化の方法をまだ学んでいる段階だ」

    開幕戦オーストラリアGPを前に、勢力図の予測は極めて困難だという。

    「自分たちの本当のペースがまだはっきりしていないので、現時点でどこにいるのかを言うのは難しい」とローソンは語った。

    「もちろん目標はポイントを獲得することだが、個人的には常に最大限を引き出すことに集中している。マシンに乗るたびに、可能な限り最高のパフォーマンスを発揮したい」

    エネルギー管理、空力低減、そしてセッティング自由度の拡大。2026年F1は、ドライバーの適応力が例年以上に問われるシーズンとなる。ローソンにとっても、それは極めて“センシティブ”な戦いの始まりを意味している。

  • レーシングブルズF1が燃料電池施設を正式稼働 年間4.6GWhを自給

    レーシングブルズF1が燃料電池施設を正式稼働 年間4.6GWhを自給

    レーシングブルズは、イタリア・ファエンツァの本拠地において最先端のコージェネレーション型燃料電池プラントの正式稼働を発表した。モータースポーツにおける持続可能な技術革新の大きな節目となるプロジェクトだ。

    この先進的プロジェクトは、公式サプライヤーであるセフラとの協力のもと開発され、レッドブル、F1、そしてFIAの持続可能性目標と完全に整合する形で実現した。スポーツにおける卓越性と環境責任、そして長期的な経済的価値を結びつける先端技術への重要な投資と位置付けられている。

    新施設は、本拠地に隣接する14,500平方メートルの「レーシングブルズ・グリーンエナジーパーク」内に設置された。最先端の太陽光発電設備と、セフラの「ノヴァ・ソリューション」による固体酸化物形燃料電池(SOFC)を統合している。燃料電池は、地元パートナーから供給される認証バイオメタンによって直接稼働する。

    この相乗効果により、ファエンツァ拠点のエネルギー供給は信頼性と自立性を確保。さらに、持続可能な都市とコミュニティのESGアジェンダに沿い、地域の技術力やパートナーシップの発展も後押ししている。

    この高性能燃料電池は、年間平均4.6GWhのゼロカーボン電力を生産する能力を持つ。熱回収システムにより効率はさらに向上し、施設全体の暖房需要を完全にカバー。水を使用しない運転方式によって貴重な資源を保全し、環境負荷を最小限に抑えている。

    その結果、このプラントは排出量を大幅に削減し、騒音公害も排除。エネルギー効率の新たな基準を打ち立てる存在となっている。

    レーシングブルズ / ビザ・キャッシュアップ・RB・フォーミュラワン・チーム

    「我々の事業活動における環境負荷を最小化し、真のエネルギー自立を実現する取り組みを強調できることを嬉しく思う」と、レーシングブルズの施設管理およびHSEディレクターであるエンリコ・ファステッリは語った。

    「地元サプライヤーとの強固なパートナーシップを構築することで、排出量削減だけでなく、地域社会におけるイノベーションと成長も促進している。地域との相乗効果を最大限に活用することで、関係者すべてに利益をもたらすスキルと協力体制の発展を育んでいる」

    1932年にイモラで創業したセフラの社長、ジャンマリア・バルドゥッチも次のように述べた。

    「セフラは1932年、進歩に奉仕するエンジニアリングの卓越性という明確な使命のもと、イモラで創業した」

    「本日、ビザ・キャッシュアップ・レーシングブルズとのパートナーシップ開始からちょうど1年を迎え、持続可能性の未来へとそのビジョンを投影する節目を祝っている。我々はすでに稼働し、完全に運用されているノヴァ・ソリューション・プラントを正式に始動させた。数々の実績で築いてきた歴史に、新たな章が加わったことを大きな誇りに思う。イタリアの技術革新が、このように名高いパートナーのエネルギー自立を保証しているのだ」

    また、セフラのエネルギー部門セールスディレクター、マリオ・ガルガーノは次のように語った。

    「ファエンツァの燃料電池プラントは、技術革新と環境責任が融合したときに何が実現できるかを示す証だ」

    「このプラントは市場でも唯一無二の存在であり、近隣のカヴィーロ工場で生産されたバイオメタンを直接燃料とする550kWの燃料電池を備え、環境への排出はゼロだ。この施設は革新的技術を可能にするだけでなく、地域レベルで企業が協力し合う好例でもある。セフラはこのようなプロジェクトに積極的に参加できることを誇りに思う」

  • 角田裕毅 2026年F1で金曜走行復帰へ レーシングブルズ代表が明言

    角田裕毅 2026年F1で金曜走行復帰へ レーシングブルズ代表が明言

    レーシングブルズのチーム代表アラン・パーメインは、2025年シーズン限りでフルタイムのレースシートを失った角田裕毅が、2026年F1シーズン中にフリー走行へ参加する予定であることを明らかにした。

    角田裕毅は2025年シーズン終了後にレッドブルのレースシートを失ったが、現在もレッドブル体制に残り、2026年はテスト兼リザーブドライバーを務めている。すでにアメリカでチームの商業活動に参加しているが、直近のデモランでは車両が炎上するトラブルにも見舞われていた。

    2026年F1ではレギュレーションが大幅に変更されていることから、パーメインは角田裕毅の経験がマシン開発において重要な役割を果たすと強調した。

    「ユウキがまだファミリーの一員でいてくれるのは素晴らしいことだ」とパーメインはメディアに語った。

    「彼は長い間このチームの一員だった。彼が今もパドックにいるのは良いことだ」

    「彼のインプットは非常に、非常に価値がある。我々を大いに助けてくれるだろうし、シミュレーター走行でも大きな力になる」

    角田裕毅 レッドブル・レーシング/ビザ・キャッシュアップ・RB・フォーミュラワン・チーム

    さらにパーメインは、角田裕毅の活動がテストやシミュレーター業務に限定されるわけではないことも明かした。

    「彼は何度か金曜日を担当する。両方のクルマか我々のクルマだけかは分からないが、FP1で走ることになる」と述べた。

    「だが彼の仕事の多くは、我々にとってシミュレーターサポートになる」

    「レースウイークエンドに彼のような実力のあるドライバーが我々のシミュレーターを担当してくれるのは、本当に素晴らしいことだ」

    Source: RacingNews365

  • レーシングブルズF1 Visaとのタイトルスポンサー契約を複数年延長

    レーシングブルズF1 Visaとのタイトルスポンサー契約を複数年延長

    レーシングブルズは、タイトルスポンサーであるVisaとのパートナーシップを複数年にわたり更新し、さらに拡大したことを発表した。2024年にスタートした画期的な提携を基盤とし、今回の発表はレッドブル両チームとのグローバルパートナーシップ拡大の一環として行われた。

    更新された契約は、世界で最も急成長しているスポーツのひとつであるF1に対するVisaのコミットメントを改めて強化するものであり、新たなブランディング権、強化されたホスピタリティ資産、そして没入型の体験機会が導入される。

    VisaはチームのF1アカデミープログラムにおけるタイトルパートナーの地位も維持する。女子限定シリーズが4年目を迎える中、Visaはレッドブルの取り組みに歩調を合わせ、グリッド上の2台を支援することで、フォーミュラ1およびF1アカデミー双方への投資をさらに強化する。

    今回の更新の一環として、VisaはF1アカデミードライバーのラファエラ・フェレイラとパーソナルサービス契約を締結した。また、引き続きプレミアムアクセスやブランディング機会も提供される。

    「我々はVisaとのタイトルパートナーシップを延長できることを誇りに思う。2024年以降、ともに築いてきた強い勢いをさらに発展させていく」とレーシングブルズの最高経営責任者ピーター・バイエルは語った。

    「Visaはビザ・キャッシュアップ・レーシングブルズにとって卓越したパートナーであり、革新を追求し、ファンとつながり、スポーツ全体に意味あるインパクトをもたらすという我々の野心を共有している。我々はコース上でもコース外でもチャンピオンを生み出し、創造性を称える存在であり続ける。Visaとともに、この勢いをさらに発展させ、可能性の限界を押し広げていくことを楽しみにしている」

    ビザ・キャッシュアップ・RB・フォーミュラワン・チーム

    Visaのチーフ・マーケティング・オフィサーであるフランク・クーパー三世は次のように述べた。

    「今回の更新は、レッドブル両チーム、ビザ・キャッシュアップ・レーシングブルズ、そしてオラクル・レッドブル・レーシングとともに築いてきた並外れた勢いを反映している。我々はスポーツ、カルチャー、コマースの交差点で可能性を押し広げるという共通の野心を持っている」

    「レッドブルF1チームは、ファン、クライアント、カード会員と力強く、かつ本物の形でつながるためのダイナミックなグローバルプラットフォームを提供してくれる。この次の章では、スポーツ全体における我々の存在感をさらに拡大していく」

    Visaの関係はレッドブルのエコシステム全体へとさらに広がり、米国で開催されるレッドブル・ショーランツアーでも重要な役割を果たす。サンフランシスコ、フェニックス、デトロイト、アトランタでのイベントが予定されている。

  • レッドブルF1 Visaとの長期契約延長を発表 角田裕毅のイベント展開も拡大

    レッドブルF1 Visaとの長期契約延長を発表 角田裕毅のイベント展開も拡大

    レッドブル・レーシングとレーシングブルズは、主要スポンサーであるVisaとのパートナーシップを「長期契約」として延長したと発表した。

    Visaはレッドブルの多数のスポンサーの一つであり、2024年シーズン前に参画した。このシーズンには、正式名称「Visa Cash App Racing Bulls」として知られるセカンドチームの2つのタイトルスポンサーのうちの1つとなった。

    今回の新契約では、両F1チームとの関係をさらに強化する。

    新契約はF1アカデミーにも拡大され、Visaの支援を受けるマシンが2台走らせる予定だ。また「レッドブル・エコシステム」全体へと広がり、レッドブルのショーカー・チームを通じたイベント活動も支援する。サンフランシスコ、フェニックス、デトロイト、アトランタでのイベントが予定されており、角田裕毅の参加も計画されている。

    レッドブル・レーシング 角田裕毅 ビザ・キャッシュアップ・RB・フォーミュラワン・チーム

    レッドブルの最高商務責任者ポール・ガンドルフィは次のように語った。

    「レッドブル・レーシングとVisaは、協力体制と相互の成功に基づくパートナーシップを築いてきた」

    「レッドブルとともに、我々はスポーツ、エンターテインメント、ライフスタイルの中心に位置している。だからこそ、Visaのような世界的に認知された業界リーダーをF1の新時代へと迎え入れるうえで、戦略的なポジションにいる」

    Visaの最高マーケティング責任者フランク・クーパー三世も、今回の契約更新が築き上げてきた勢いを示すものだと強調した。

    「今回の更新は、レッドブル・レーシング・チーム、レーシングブルズ、そしてレッドブル・レーシングとともに築いてきた並外れた勢い、そしてスポーツ、カルチャー、コマースの交差点で可能性を押し広げるという共通の野心を反映したものだ」

    「両レッドブルF1チームは、ファン、クライアント、カードホルダーと力強く、かつ本物の形でつながるためのダイナミックなグローバル・プラットフォームを提供してくれる。そして今回の新章では、スポーツ全体における我々の存在感をさらに拡大していく」

  • レーシングブルズF1 角田裕毅と岩佐歩夢を2026年リザーブドライバーに起用

    レーシングブルズF1 角田裕毅と岩佐歩夢を2026年リザーブドライバーに起用

    レーシングブルズは2026年シーズンの体制として、角田裕毅と岩佐歩夢をリザーブドライバーに起用することを正式に発表した。角田裕毅はレッドブル・レーシングのシートを失った後もF1の舞台にとどまり、再起の機会を得る形となる。

    両名はリザーブドライバーとしてシミュレーター作業やテスト走行を分担し、新レギュレーション下でのマシン開発を支える重要な役割を担う。

    レッドブル離脱後もF1に残留
    2025年シーズン、角田裕毅はリアム・ローソンに代わってレッドブル・レーシングに昇格したが、マックス・フェルスタッペンの隣で安定したパフォーマンスを発揮することは容易ではなかった。近年、同チームでフェルスタッペンのチームメイトを務めたドライバーたちが苦戦してきた流れの中で、角田裕毅もまた厳しいシーズンを過ごすことになった。

    その後シートを失う結果となったが、今回レーシングブルズのリザーブ就任が決まり、F1との接点を維持する道が開かれた。これにより角田裕毅は旧型車テストや各種開発プログラムに参加し、実走行の機会を得ることになる。

    新パワーユニット時代を支える役割
    レーシングブルズにとって2026年は新パワーユニット体制で臨む重要なシーズンとなる。バッテリーマネジメントの最適化が大きな課題とされるなか、週末のシミュレーター作業や各種テストで得られるフィードバックは極めて重要となる。

    レギュレーションサイクル初年度という状況もあり、正ドライバーだけでなくリザーブドライバーのデータもマシン開発に直結する。角田裕毅はチーム事情や内部体制を熟知しており、その経験は開発面でも大きな武器となる。

    ホンダ移籍説は実現せず
    ホンダがアストンマーティンへと移籍したことで、角田裕毅が同チームへ合流する可能性も取り沙汰された。しかしその構想は実現せず、結果として角田裕毅は自身をF1へと導いたグループ内にとどまることになった。

    一方の岩佐歩夢もリザーブとしてプログラムを分担し、将来的な昇格を目指す立場となる。両者は日本人コンビとして2026年シーズンのレーシングブルズを裏側から支える存在となる。

    角田裕毅 岩佐歩夢 ビザ・キャッシュアップ・RB・フォーミュラワン・チーム / レッドブル・レーシング

  • クリスチャン・ホーナー 2029年F1規定変更でレーシングブルズ買収の可能性

    クリスチャン・ホーナー 2029年F1規定変更でレーシングブルズ買収の可能性

    クリスチャン・ホーナーは、2025年F1イギリスGP後にレッドブル・レーシングのチーム代表を退任して以降、将来的なF1復帰の可能性を模索している。

    現在はアルピーヌへの投資にも関心を示しているとされるが、オーナーであるルノーの売却方針が障壁となっている。そのなかで、2029年F1レギュレーション変更が新たな選択肢を生む可能性が浮上している。

    英ジャーナリストのマーク・ヒューズは、将来的に導入が見込まれる「1オーナー2チーム保有禁止」規定が、レッドブルにレーシングブルズの売却を迫る可能性があると指摘した。

    「クリスチャン・ホーナーにとって、もうひとつ興味深い可能性がある。3年後に導入されると考えられているレギュレーションで、ひとりのオーナーが2チームを所有できなくなる」

    「それはつまり、どこかの段階でレッドブルがレーシングブルズを売却しなければならなくなるということだ」

    「そうなれば、それもひとつの可能性だ。ただ、レッドブルがホーナーに売るかどうかは皮肉な話だ。もし彼らがレーシングブルズを売りたくないなら、メインチームを売ることも理屈上はあるが、それは現実的ではないだろう」

    2025年シーズン限りでホーナーはレッドブルを去ったが、F1復帰には契約上すぐには動けない状況にあるとみられる。そのため、時間をかけた復帰戦略が必要になる。

    アルピーヌは直近シーズンでコンストラクターズ最下位に沈み、ここ数年でチーム代表が頻繁に交代するなど不安定な状況が続いている。再建役としてのホーナーという構図は理解しやすいが、売却問題が大きなハードルとなっている。

    クリスチャン・ホーナー ビザ・キャッシュアップ・RB・フォーミュラワン・チーム

    一方で、2029年に仮に所有規制が導入されれば、レーシングブルズは売却対象となる可能性がある。ホーナーはレッドブル在籍時代にその組織構造を熟知しており、即座に改善ポイントを見極められる立場にある。

    さらに、新オーナーとなれば将来的に任意のパワーユニットメーカーと契約する自由も得られる。これは姉妹チームとしての制約から解放されることを意味する。

    もっとも、ホーナーがそこまで待つ覚悟があるのか、そしてレッドブルが将来的に交渉のテーブルにつくのかは依然として不透明だ。

    2029年F1レギュレーションが、ホーナー復帰の鍵を握る存在になる可能性は否定できない。

    Source: F1 OVERSTEER

  • レーシングブルズF1 バーレーンテスト総括「信頼性なくしてスピードなし」

    レーシングブルズF1 バーレーンテスト総括「信頼性なくしてスピードなし」

    レーシングブルズは2026年F1バーレーンテスト第1週を終え、アラン・パーメインがチームの進捗に手応えを示した。初日にトラブルで半日を失ったものの、その後は走行距離を順調に重ね、新型VCARB 03への理解を深めたという。

    リアム・ローソンとアービッド・リンドブラッドが水曜以降に積み重ねた周回は、マシンだけでなくレッドブル・パワートレインズ・フォード製パワーユニット、そしてピレリタイヤの挙動を把握するうえで重要な時間となった。

    「我々は非常に良い1週間を過ごした」とアラン・パーメインは語った。

    「出だしは良くなかった。初日に問題が発生し、半日しか走れなかった。しかしその後は改善し、今日は最高の1日だった。多くの周回を重ねた。それが鍵だ。信頼性なくしてパフォーマンスは得られない」

    「満足している。コースに出るたびに学んでいる。すべてが新しい。エンジンもそうだし、タイヤもそうだ。我々はそれらをどう扱うか、どのような条件を好むかを学んでいる」

    チームは意図的にロングラン主体のプログラムを選択したという。

    「我々が決めたのは、多くの燃料を積んで走ることだ。少ない燃料での走行は行わず、1回につき15周ずつ走った。まずは走行距離を重ね、信頼性を確認し、来週はパフォーマンスに集中できるようにしたかった」

    ビザ・キャッシュアップ・RB・フォーミュラワン・チーム

    パーメインはレッドブル・パワートレインズ・フォードの信頼性にも言及した。

    「非常に印象的だ。コースに出て、そのまま問題なく走り続けられるのは素晴らしい。小さな調整変更はあったが、非常に多くの周回を重ねることができた。テストとしてはこれ以上ない内容だ」

    また、ローソンとリンドブラッドの取り組みについても評価した。

    「リアムにリーダー役が必要だとは思わない。2人とも良い仕事をしている。ただ、彼らにとって最も刺激的な週ではない。彼らは速く走り、攻めたいはずだが、我々は軽い燃料でのアタックは一切行っていない。すべてを理解するためにロングランを重ねている」

    「さまざまなセットアップを試し、変更し、戻す作業を行った。1日の中でのデグラデーションを確認する必要があったからだ。我々は時間をかけた。それは彼らにとって刺激的ではないが、我々には彼らの一貫性とフィードバックが必要だった」

  • リアム・ローソン レッドブルF1エンジン“1秒差”説を一蹴「そんなに速くない」

    リアム・ローソン レッドブルF1エンジン“1秒差”説を一蹴「そんなに速くない」

    2026年F1プレシーズンテストのバーレーンで、レッドブル陣営の新パワーユニットを巡る“1秒差”発言が波紋を広げている。メルセデスのトト・ヴォルフが「最大で1秒のアドバンテージがある」と示唆したことに対し、レーシングブルズのリアム・ローソンも笑い飛ばす形で応じた。

    今季からレッドブルはフォードと提携し、自社開発のパワーユニットを投入。バルセロナでのシェイクダウンを経て、バーレーンテストでも注目を集めているが、その評価を巡っては駆け引きも始まっている。

    「1秒もみんなより速いって? それ誰が言ったの?」

    ヴォルフの名前を聞かされたローソンは笑いながらこう返した。

    「なんてことだよ」

    もっとも、ローソンは新パワーユニットの初期段階での働きそのものを否定しているわけではない。

    「メルボルンに行けば分かると思う」

    「正直に言って、今のところパワーユニットはとても、とても順調に動いている。それは良いことだ」

    リアム・ローソン レッドブル F1

    ただしテスト特有の不確定要素にも言及し、現時点での数値比較には慎重な姿勢を示した。

    「でもパフォーマンスの数値という点では、他のチームが何をしているのか全く分からないから、とても判断が難しい」

    さらにローソンは、ポテンシャルには自信を示しつつも、誇張された優位性には距離を置く。

    「パフォーマンスの観点では、明らかに堅実だと僕たちは思っている。でも、みんなより1秒速いとは言わない」

    「でも、すぐに分かるよ。今のところはすべて順調だ」