カテゴリー: F1カタールGP

  • F1カタールGP 予選Q1:角田裕毅は16番手でQ1敗退

    F1カタールGP 予選Q1:角田裕毅は16番手でQ1敗退

    2025年F1カタールGPの予選Q1は、ルサイル・インターナショナル・サーキットで大きく路面が進化する難しいコンディションの中で行われ、角田裕毅(レッドブル)がQ1敗退となった。

    チャンピオンシップを争うランド・ノリスがトップタイムを記録した一方、フェラーリ勢を含む多くのドライバーが混戦の中でタイム更新を強いられる展開となった。

    最終盤のトラックエボリューションが極端に大きく、順位が激しく入れ替わる中、角田裕毅(レッドブル・レーシング)は一時16番手から改善を見せる場面もあったが、最終的にタイムを伸ばしたガブリエル・ボルトレト(ザウバー)によりノックアウトゾーンへ押し戻され、Q1敗退が決定した。ルイス・ハミルトン(フェラーリ)やランス・ストロール(アストンマーティン)、フランコ・コラピント(ウィリアムズ)もQ1で姿を消す波乱となった。

    Q1 終盤は激しいタイム更新合戦に
    残り5分を切ると路面コンディションが急速に向上し、ほぼ全ドライバーがタイム改善を連発。マックス・フェルスタッペンは新品ソフトでトップに浮上したが、その直後にランド・ノリスが再び最上位へ。オスカー・ピアストリも続き、上位勢は0.1秒以内の僅差で並ぶ予選らしい緊迫感に包まれた。

    一方、フェラーリ勢はグリップ不足に悩まされ、シャルル・ルクレールは中古ソフトでの走行後、早くも新品タイヤ2セット目を投入。5番手に浮上したものの、依然として不安定な挙動を抱えながらの走行となった。

    角田裕毅は16番手、ハミルトンは18番手で敗退
    残り1分、角田裕毅は当初ルイス・ハミルトンを押し出す形でタイムを更新したが、その後リアム・ローソンが上位へ浮上し、さらにアレクサンダー・アルボンも改善。順位が一気に動く中で角田裕毅は16番手へ後退し、最後のアタックも残っていなかったためQ1敗退が確定した。

    脱落した5名は以下の通り。

    ■ 16番手 角田裕毅(レッドブル・レーシング)
    ■ 17番手 エステバン・オコン(ハースF1チーム)
    ■ 18番手 ルイス・ハミルトン(フェラーリ)
    ■ 19番手 ランス・ストロール(アストンマーティン)
    ■ 20番手 フランコ・コラピント(ウィリアムズ)

    ストロールは序盤から19番手付近に沈み続け、最終アタックでも改善できずに敗退。ハミルトンは新品ソフト2セット目に賭けたが、タイム更新ならず18番手止まり。ウィリアムズのコラピントはコースオフの影響で有効なラップを残せなかった。

    序盤は渋滞とトラックリミット、終盤は新品タイヤ投入ラッシュ
    Q1開始直後はピットレーン出口に大行列ができ、アレクサンダー・アルボンがエステバン・オコンを強引に追い越す場面もあり、スチュワードは同件をセッション後に調査すると通知。トラックリミット違反も多発し、アルボンは1周目のタイムを即削除されるなど混乱が続いた。

    残り9分になると多くのドライバーが新品ソフトを投入し、アイザック・ハジャー(レーシングブルズ)が暫定トップへ。フェルナンド・アロンソ(アストンマーティン)も上位に絡み、上位から下位まで全く油断できないセッションとなった。

    路面進化の影響を受けた波乱のQ1
    F2の走行やスプリントで路面が大きく改善したことで、Q1は例年以上の混戦となった。わずか1分ごとに順位が入れ替わる“タイム改善合戦”となり、判断ミスやアタックの順番ひとつで明暗が分かれた。

    角田裕毅にとっては、週末を通じて好調だっただけに痛恨の結果となったが、日曜日の決勝では巻き返しの余地が十分に残されている。

  • F1カタールGP 予選 展開:オスカー・ピアストリがポールポジション

    F1カタールGP 予選 展開:オスカー・ピアストリがポールポジション

    2025年F1カタールGP予選は、マクラーレン勢が強さを示した一夜となり、オスカー・ピアストリが今週末2度目となるポールポジションを獲得した。ランド・ノリスは最終アタックでわずかに届かず、フェルスタッペンはタイヤのタレに苦しみ3番手にとどまるなど、タイトル争いの行方を左右する重要なセッションとなった。中団勢では路面進化とタイヤ投入のタイミングが明暗を分け、アイザック・ハジャーが6番手を掴む一方、角田裕毅がQ1敗退という波乱も発生。

    セッション中には赤旗やトラックリミット違反が相次ぎ、終盤は一発勝負の緊張感が漂う中で各ドライバーが限界に挑む激しい戦いが繰り広げられた。

    Q1:全車混雑の中で展開、角田裕毅はまさかの16番手敗退
    Q1は序盤から激しい混雑が発生し、アレクサンダー・アルボンとエステバン・オコンの“ピットレーン割り込み”まで起きる荒れた展開となった。直後にトラックリミット違反が相次ぎ、アルボンは早々にタイム抹消。ウィリアムズ、フェラーリ、アルピーヌなどが次々に新しいソフトを投入するタイヤ戦争となる。

    角田裕毅は終盤で一度ハミルトンを突き放したものの、ガブリエル・ボルトレトの改善により再びドロップゾーンに戻され、アタックの余力がなくQ1敗退。ハミルトン、ストロール、オコン、コラピントも脱落し、多くの実力者が早々に姿を消す波乱の幕開けとなった。

    Q2:路面が急激に進化、0.1秒以内に多数がひしめく混戦
    Q2では路面のグリップが急上昇し、セクターごとに順位がめまぐるしく入れ替わる状況に。ピアストリ、ノリス、ラッセル、フェルスタッペン、アロンソらが次々にトップを奪い合い、ハジャーやガスリーも一時最上位に躍り出るほどの接戦となった。

    終盤はほぼ全車が新品ソフトを投入。フェルスタッペンがトップに立った直後、ノリスがさらに上回り、ピアストリが追随するという“ミニQ3”状態に突入。最終的にヒュルケンベルグ、ローソン、ベアマン、ボルトレト、アルボンの5台が脱落となった。

    Q3前半:ノリスが1分19秒495、ピアストリがわずか0.035秒差で続く
    Q3はフェルスタッペンが3セット目の新品ソフトで先行し、ノリス、ラッセルが続く形でスタート。ノリスはQ2から0.4秒も更新する1分19秒495を叩き出し、ピアストリはわずか0.035秒届かず2番手。フェルスタッペンは4分の1秒差の3番手で、マクラーレン2台には届かない状態だった。

    その直後、サインツ車のボディワーク剥離とルクレールのスピンにより、Q3は一時赤旗中断。路面リセットの効果により、ラストアタック一発勝負の展開へ移った。

    Q3終盤:ノリスは2周準備の「ダブルウォームアップ」、だがピアストリが先に更新
    再開後、ラッセルとノリスはダブルウォームアップを選択。ノリスはターン2の小さなミスから仕切り直しになり、アタック順がやや乱れた。ピアストリが先に飛び込み、第1セクターで紫を取るもフェルスタッペンがわずかに上回る流れとなる。しかし中盤セクターでピアストリが再逆転し、最終的に1分19秒387でプロビジョナルポールを更新。

    ノリスはセクター1を並走したが、最終的にピアストリを上回るには至らず0.108秒差。ラッセルは4番手、フェルスタッペンは3番手で予選を終えた。

    F1 カタールGP 予選 結果・Q3ラップタイム

    1.オスカー・ピアストリ(マクラーレン) – 1分19秒387
    2.ランド・ノリス(マクラーレン) – 1分19秒495
    3.マックス・フェルスタッペン(レッドブル) – 1分19秒651
    4.ジョージ・ラッセル(メルセデス) – 1分19秒662
    5.アンドレア・キミ・アントネッリ(メルセデス) – 1分19秒846
    6.アイザック・ハジャー(レーシングブルズ) – 1分20秒114
    7.カルロス・サインツJr.(ウィリアムズ) – 1分20秒287
    8.フェルナンド・アロンソ(アストンマーティン) – 1分20秒418
    9.ピエール・ガスリー(アルピーヌ) – 1分20秒477
    10.シャルル・ルクレール(フェラーリ) – 1分20秒561
    11.ニコ・ヒュルケンベルグ(ザウバー)
    12.リアム・ローソン(レーシングブルズ)
    13.オリバー・ベアマン(ハース)
    14.ガブリエル・ボルトレト(ザウバー)
    15.アレクサンダー・アルボン(ウィリアムズ)
    16.角田裕毅(レッドブル)
    17.エステバン・オコン(ハース)
    18.ルイス・ハミルトン(フェラーリ)
    19.ランス・ストロール(アストンマーティン)
    20.フランコ・コラピント(アルピーヌ)

  • 角田裕毅 F1カタールGPスプリント5位「予選へ向けて注意点が明確になった」

    角田裕毅 F1カタールGPスプリント5位「予選へ向けて注意点が明確になった」

    角田裕毅(レッドブル・レーシング)は、カタールGPのスプリントで5位を獲得しポイント圏に復帰した。

    スタートではマックス・フェルスタッペンを助ける動きも見せ、レース中にはトラックリミット違反のペナルティを受けたものの、最終順位には影響せずにまとめ切った。

    週末を通して安定したパフォーマンスを発揮しており、「すべてをまとめることができれば結果はついてくる」と自信を示した角田裕毅。ここから迎える本番の予選・決勝に向けて、さらに集中を強めている。

    スプリントを5位で終えました。序盤にはフェルスタッペンを助ける場面もあり、トラックリミットのペナルティもありましたが、最終的には影響しませんでした。ご自身の評価は?

    そうですね、僕が争っている相手もトラックリミットを取られていたので、結果的には影響がなかったです。トラックリミットは4回あって、そのうち2回は理解できるんですけど、残りの2回はこれから確認しないといけないですね。ただ、予選に向けてどこに気をつけるべきか分かったので、そこは意識していきます。

    ポイント圏に戻ったことについては?

    はい、すごく良かったです。ここまでいいレースウイークで、すごくスムーズに来ています。週末を通して全部をまとめ切れるかどうかだと思っていたので、ここから大事なセッションが続きますけど、同じように自分のやることをやって、しっかりまとめたいです。

  • F1カタールGP スプリント:ピアストリ圧勝、角田裕毅はフェルスタッペン援護

    F1カタールGP スプリント:ピアストリ圧勝、角田裕毅はフェルスタッペン援護

    2025年F1カタールGPのスプリントが11月29日(土)にルサイル・インターナショナル・サーキットで行われ、オスカー・ピアストリ(マクラーレン)が圧巻の勝利を挙げ、ジョージ・ラッセル(メルセデス)とランド・ノリス(マクラーレン)を抑えて19周の短期決戦を制した。

    角田裕毅(レッドブル)はトラックリミット違反で5秒加算ペナルティを受けながらも順位を取り戻し、最終的に5位で4ポイントを獲得した。

    ピアストリはポールポジションから自信を持って隊列を率い、終盤でタイヤ性能が落ちた場面を除けばほとんど脅威を受けなかった。一方、ラッセルはノリスを寄せ付けず、2番手を維持した。

    3人目のタイトルコンテンダーであるマックス・フェルスタッペンは、金曜日から続くポーポイズの問題に悩まされ、6番手から4番手に上げるのが精一杯だった。また、角田裕毅がトラックリミット超過でタイムペナルティを受けた後、キミ・アントネッリは当初5番手となった。

    しかし、アントネッリもチェッカーフラッグ後に5秒ペナルティを科され、メルセデスのルーキーは6番手に後退し、角田が4ポイントを得ることになった。アロンソとカルロス・サインツが、タイヤマネジメントとコース上をきれいに走ることが支配したスプリントのポイント圏内を締めくくった。

    金曜日のプラクティスはわずか1時間しかなく、19周のスプリントの順位を左右するスプリント予選で完璧なラップをまとめるプレッシャーが高まっていた。ピアストリは最終アタックでポールポジションを奪い、最大8ポイントを獲得するための最良の位置につけた。

    オーストラリア人のピアストリはラッセルをわずか0.032秒で上回り、ノリスは最終コーナーでのミスによりグラベルに飛び出して首位争いから脱落した。アロンソはアストンマーティンで見事な4番手、角田は5番手を獲得し、レッドブルのフェルスタッペンを予選で上回った。

    フェルスタッペンはスプリント予選で過去10回ポールポジションを獲得してきたが、今回は6番手に甘んじた。

    フェラーリのルイス・ハミルトンにとってはさらに厄介な一日で、SQ1で18番手に沈み、セッション後のインタビューでは10語のコメントにすべてが集約された。その結果、チームはパルクフェルメ下で夜間にマシン変更を行うことを選択し、彼はピットレーンスタートとなった。ランス・ストロール、ピエール・ガスリー、フランコ・コラピントも同じ状況だった。

    動画の公開は終了しました

    16台がグリッドに整列し、タイヤブランケットが外されると、ほとんどのドライバーがミディアムタイヤを選択し、上位勢は中古と新品が混ざっていた。

    シグナルが消灯すると、ピアストリは理想的なスタートを決めてラッセルを引き離し、ラッセルはターン1に向かう中でノリスを抑える必要があった。少し後方では、アロンソが両レッドブルに抜かれて最も順位を落とし、フェルスタッペンは理想の数コーナーで4番手に上がった。

    シャルル・ルクレールはターン2でワイドに膨らんで9番手から13番手に後退し、ミッドフィールドのDRSトレインに巻き込まれた。ハミルトンも順位を上げられず18番手付近を走行していた。

    ピアストリは序盤で1秒以上の差を築きながら前方へと加速していった。フェルスタッペンはノリスを抜こうと試みたが成功せず、その後「バウンシングがまだひどい」と無線で伝えた。ポーポイズの問題は金曜日から解決されていないのは明らかだった。

    無線の雑音やマシンの「ジャンプ」を伝え続ける中、8番手を走行していたカルロス・サインツのマシンからパーツが飛び散った。しかし、アイザック・ハジャーが1.7秒後方にいたため、サインツは損傷をマネジメントする余裕があった。

    先頭ではピアストリが独走状態に入り、11周目にはラッセルに2秒差をつけていた。メルセデスからはタイヤのデグラデーション警告が出たが、トップ3が入れ替わる気配はなかった。

    ポイント圏外では、リアム・ローソンがルクレールを抜こうとしてコースアウトし、すぐにポジションを返上した。角田も白線を越えすぎたとして調査対象となり、5秒ペナルティを受けた。

    それはアントネッリにとって朗報で、アロンソが最終コーナーでワイドに膨らんだ際に6番手へ浮上した。さらに自身がトラックリミット内に収まれば、レッドブルへのペナルティでさらに順位を上げられる可能性があった。

    しかし、アントネッリも角田と同じ理由でペナルティを受け、最終的に6番手となった。それでも、フェラーリの2人よりははるかに良い結果で、ルクレールは13番手、ハミルトンは17番手でフィニッシュし、ポイントゼロだった。

    ポイントを逃したのは、9番手のハジャーと10番手のアレックス・アルボンで、次にガブリエル・ボルトレトとオリー・ベアマンが続いた。キック・ザウバーは今季スプリントで唯一ポイント未獲得のチームのままとなった。

    ローソンは14番手、続いてエステバン・オコン、ニコ・ヒュルケンベルグが続いた。残りのピットレーンスタート組は、このスプリントを事実上のテストのように扱い、さまざまなタイミングで新品タイヤに交換した。

    「これまでのところ良い週末になっていると思う」とピアストリは語った。「スプリントはすべてスムーズに進んだと思う。ここまでの流れには満足しているので、このまま続けていきたい。」

    スプリント後、ドライバーたちは現地時間18時から行われるカタールグランプリの予選のために再びコースへ戻る。RACE HUBでアクションの追い方を確認してほしい。

    カタールグランプリ スプリント

    2025年F1カタールGP 決勝 順位・結果

    1.オスカー・ピアストリ(マクラーレン)
    2.ジョージ・ラッセル(メルセデス)
    3.ランド・ノリス(マクラーレン)
    4.マックス・フェルスタッペン(レッドブル)
    5.角田裕毅(レッドブル)
    6.アンドレア・キミ・アントネッリ(メルセデス)
    7.フェルナンド・アロンソ(アストンマーティン)
    8.カルロス・サインツJr.(ウィリアムズ)
    9.アイザック・ハジャー(レーシングブルズ)
    10.アレクサンダー・アルボン(ウィリアムズ)
    11.ガブリエル・ボルトレト(ザウバー)
    12.オリバー・ベアマン(ハース)
    13.シャルル・ルクレール(フェラーリ)
    14.リアム・ローソン(レーシングブルズ)
    15.エステバン・オコン(ハース)
    16.ニコ・ヒュルケンベルグ(ザウバー)
    17.ルイス・ハミルトン(フェラーリ)
    18.ピエール・ガスリー(アルピーヌ)
    19.フランコ・コラピント(アルピーヌ)
    20.ランス・ストロール(アストンマーティン)

  • 角田裕毅は5位 … F1カタールGP スプリント 結果・タイムシート

    角田裕毅は5位 … F1カタールGP スプリント 結果・タイムシート

    2025年F1カタールGP スプリントの結果・タイムシート。11月29日(土)にカタール・インターナショナル・サーキットで2025年のF1世界選手権 第23戦 カタールグランプリのスプリントレースが行われた。

    優勝はオスカー・ピアストリ(マクラーレン)。2位にジョージ・ラッセル(メルセデス)、3位にランド・ノリス(マクラーレン)が続いた。角田裕毅(レッドブル)は5位で入賞を果たした。

    ■ ピアストリが3連勝達成、タイトル戦線で巻き返し
    マクラーレンのオスカー・ピアストリが首位スタートから一度も譲らず、カタールで自身3年連続となるスプリント優勝を飾った。序盤から後続を突き放し、終盤のタイヤ振動にも冷静に対処。これでランキング2位の座をフェルスタッペンから奪い返し、22ポイント差の首位ノリスを追撃する態勢が整った。

    ■ 角田裕毅に5秒加算の波乱、順位がアントネッリと再逆転
    角田裕毅はレース中に複数回のトラックリミット違反が記録され、黒白旗の後に5秒加算ペナルティが決定。フィニッシュは5番手だったが、ペナルティにより実質7~8番手相当まで後退する見込みだった。しかし終盤のアントネッリのタイム削除・復活が再び覆り、審議の結果角田とアントネッリの順位が逆転。角田が5番手、アントネッリが6番手で確定した。

    ■ フェルスタッペンは4位、タイトル維持へ苦しい展開
    レッドブルのマックス・フェルスタッペンは6番手スタートから序盤に角田裕毅をパスし4位へ浮上。中盤はノリスに迫ったものの、タイヤのデグラデーションが進みペースが伸びず3位争いから脱落した。ノリスとの差は広がり、総合3位のまま決勝へ厳しい展開となっている。

    ■ メルセデス勢が健闘、ラッセル2位&アントネッリ6位
    ジョージ・ラッセルはピアストリに迫るシーンもあったが、最終的に2位でフィニッシュ。アンドレア・キミ・アントネッリはスタート直後の混乱をうまくまとめて6位を獲得し、ペナルティ審議で順位が行き来する波乱の中でもポイントを確保した。メルセデスは両者とも上位フィニッシュで手応えを得た。

    ■ 中団勢はタイヤ摩耗に苦戦、サインツが8位で踏ん張る
    19周スプリントは予想以上にタイヤの摩耗が進み、中団勢は次々とワイドランを喫した。ウィリアムズのカルロス・サインツJr.は序盤にバージボードの破損が発生しながらもペースを維持し8位でポイント。レーシングブルズのアイザック・ハジャーは9位で惜しくもポイント圏外となった。

    ■ フェラーリは依然厳しい週末、ハミルトン17位・ルクレール13位
    フェラーリはスプリントでも苦戦が続き、ルイス・ハミルトンはピットレーンスタートから17位、シャルル・ルクレールも13位に留まった。グリップ不足と高速コーナーでの不安定さが改善されず、2025年終盤戦の失速傾向に歯止めをかけられないまま本戦を迎える。

    2025年F1カタールGP スプリント 結果・タイムシート

    順位 No ドライバー チーム GAP INT POS PIT
    1 81 オスカー・ピアストリ マクラーレン     - 0  
    2 63 ジョージ・ラッセル メルセデス 4.951 4.951 - 0  
    3 4 ランド・ノリス マクラーレン 6.279 1.328 - 0  
    4 1 マックス・フェルスタッペン レッドブル 9.054 2.775 ↑ 2  
    5 22 角田裕毅 レッドブル 19.327 10.273 ↓ 1  
    6 12 アンドレア・キミ・アントネッリ メルセデス 16.391 2.,064 ↑ 2  
    7 14 フェルナンド・アロンソ アストンマーティン 21.391 3.165 ↓ 3  
    8 30 カルロス・サインツJr. ウィリアムズ 27.333 2.777 - 0  
    9 6 アイザック・ハジャー レーシングブルズ 28.206 0.873 ↑ 2  
    10 23 アレクサンダー・アルボン ウィリアムズ 28.925 0,719 - 0  
    11 98 ガブリエル・ボルトレト ザウバー 32.966 4.041 ↓ 2  
    12 87 オリバー・ベアマン ハース 34.529 1.563 - 0  
    13 16 シャルル・ルクレール フェラーリ 35.182 0.653 ↓ 4  
    14 55 リアム・ローソン レーシングブルズ 36.916 1,734 ↑ 2  
    15 31 エステバン・オコン ハース 38.838 1.922 - 0  
    16 27 ニコ・ヒュルケンベルグ ザウバー 39.638 0.800 ↓ 2  
    17 44 ルイス・ハミルトン フェラーリ 46.171 6.533 ↑ 1  
    18 10 ピエール・ガスリー アルピーヌ 69.534 23.363 ↑ 1 1
    19 43 フランコ・コラピント アルピーヌ 77.960 8.426 ↓ 2 1
    20 18 ランス・ストロール アストンマーティン 80.804 2.844 - 0 1
  • F1カタールGP スプリント展開:オスカー・ピアストリ快勝、角田裕毅が5位入賞

    F1カタールGP スプリント展開:オスカー・ピアストリ快勝、角田裕毅が5位入賞

    2025年F1カタールGP スプリントが行われ、オスカー・ピアストリがルサイルで3年連続のスプリント勝利。ジョージ・ラッセルが2番手、ランド・ノリスは3番手でフィニッシュし、タイトル争いは最終盤へ突入した。マックス・フェルスタッペンは6番手スタートから4位で終え、選手権生き残りへ望みをつないだ。一方、角田裕毅は走行中に複数のトラックリミット違反が判定され、5秒加算ペナルティで順位が変動する場面もあった。

    スタート直後:ピアストリ完璧発進、ノリスは進路を塞がれる
    シグナル消灯と同時にピアストリが理想的なスタート。ラッセルは即座にノリスの進路をカットし、マクラーレン同士の接触リスクを回避。後方ではアルピーヌ勢がピットレーンスタートを選択し、16台のみがグリッドに並ぶ形となった。角田裕毅は好反応でポジションを上げ、フェルスタッペンも素早く前方へ進出した。

    序盤(LAP2〜5):ピアストリがDRS圏外へ、後方は接近戦
    ピアストリはDRS解除圏の1秒以上の差を一気に確保し、ラッセルとの静かな間合いの取り合いに持ち込む。ノリスはラッセルとの差を測りながらも順位維持で安定走行。フェルスタッペンはDRSを使ってノリスに迫るが決定打を欠き、角田はフェルスタッペンの背後でチームとしての役割を遂行しながら走行した。

    中盤(LAP6〜10):タイヤ摩耗が想定より早く進行
    予想以上のデグラデーションが全体を襲い、多くの車両がワイドラン。フェルスタッペンはノリス追撃から一転、タイヤ温存を優先する展開へ。角田は黒白旗(最後の警告)を受け緊迫状態に。中団ではサインツがマシン破損を抱えながらもペースを維持し、ハジャーも2つ順位を上げる走りを見せた。ピアストリは終始1.3〜2秒差を維持し続けレースをコントロールした。

    後半(LAP11〜15):フェルスタッペンが脱落、角田警告の連鎖
    ノリスはラッセルとのギャップを一定に保ち、3位を確実にする走りを選択。一方フェルスタッペンはタイヤ限界により徐々に後退し4位が確定的に。角田裕毅は複数のトラックリミット違反でラップ削除が相次ぐ厳しい展開となった。中団ではハジャーがボルトレトやアルボンと競り合う展開が続いた。

    LAP16〜18:アントネッリの審議混乱、サインツが耐え抜く
    アントネッリはアロンソを抜いて6番手に浮上。しかしその直後、ラップタイム削除と復活が繰り返され、判定が二転三転する混乱へ。サインツはバージボードの破損がありながらも後続との差を一定に保ち、8位を維持した。

    最終局面(LAP19):ピアストリが完勝、角田は最終的に5番手確定
    最終ラップでもピアストリは危なげない走りでそのままトップチェッカー。ラッセルが2位、ノリスが3位で選手権リードを固めた。角田裕毅は5秒ペナルティにより順位変動が想定されたものの、アントネッリの審議が再度変更され、角田が5位、アントネッリが6位で確定した。フェラーリ勢はハミルトン17位、ルクレール13位と厳しい結果になった。

    ピアストリは無線で「ナイスだ、みんな。クルマは良かった。このまま続けよう!」と伝えた。トップ3は、ピアストリが「すべて順調で、楽しめている」と語り、ラッセルは「タイヤに厳しいトラックだ」と振り返る。ノリスは「抜くのが難しいので、予選がすべて」とコメントした。

    選手権状況:ノリスが優勝すれば戴冠
    ノリス396点、ピアストリ374点、フェルスタッペン371点。ノリスは決勝で勝てば自力でタイトル獲得。フェルスタッペンはノリスより前でフィニッシュしなければ希望が消える。

  • F1カタールGP スプリント スターティンググリッド:4台がピットレーンスタート

    F1カタールGP スプリント スターティンググリッド:4台がピットレーンスタート

    ランス・ストロール、ルイス・ハミルトン、ピエール・ガスリー、フランコ・コラピントの4台は、パルクフェルメ規定を破ってセットアップ変更を選択したため、カタールGPのスプリントをピットレーンスタートとなる。

    オスカー・ピアストリは、2025年F1シーズン最後のスプリントレースとなるカタールで、ポールポジションからスタートする。

    見事なラップをまとめ、ここ最近の不調を断ち切る“起死回生のポール”を獲得したオーストラリア人ドライバーは、スプリント予選で再び速さを証明した。

    ジョージ・ラッセルはメルセデスでフロントロウに並び、選手権リーダーのランド・ノリスはマクラーレンのもう1台で3番手につけた。

    フェルナンド・アロンソはアストンマーティンで4番手を確保し、レッドブルの2台の前からスタートする。驚くべきことに、そのレッドブル勢の前に立ったのは角田裕毅で、マックス・フェルスタッペンの前の5番手を得た。

    タイトル争いのもう1人の候補であるフェルスタッペンは、SQ3で苦しい走りとなり6番手に留まった。

    アンドレア・キミ・アントネッリは7番手から、カルロス・サインツ、シャルル・ルクレール、アレクサンダー・アルボンがトップ10を締める。

    ルイス・ハミルトンはフェラーリの厳しい状況が続き、SQ1敗退で18番手に終わった。

    ハミルトン、アルピーヌの2台、そしてランス・ストロールのアストンマーティンは、セットアップ変更のためパルクフェルメを離れたことで、ピットレーンスタートとなる。

    2025年F1カタールGP スプリントは土曜日最初のセッションとして行われ、日本時間23時から開催される。

    2025年F1カタールGP スプリント スターティンググリッド
    1.オスカー・ピアストリ(マクラーレン)
    2.ジョージ・ラッセル(メルセデス)
    3.ランド・ノリス(マクラーレン)
    4.フェルナンド・アロンソ(アストンマーティン)
    5.角田裕毅(レッドブル)
    6.マックス・フェルスタッペン(レッドブル)
    7.アンドレア・キミ・アントネッリ(メルセデス)
    8.カルロス・サインツ(ウィリアムズ)
    9.シャルル・ルクレール(フェラーリ)
    10.アレクサンダー・アルボン(ウィリアムズ)
    11.アイザック・ハジャー(レーシングブルズ)
    12.オリバー・ベアマン(ハースF1チーム)
    13.ガブリエル・ボルトレト(ザウバー)
    14.ニコ・ヒュルケンベルグ(ザウバー)
    15.エステバン・オコン(ハースF1チーム)
    16.リアム・ローソン(レーシングブルズ)

    PIT LANE ランス・ストロール(アストンマーティン)
    PIT LANE ルイス・ハミルトン(フェラーリ)
    PIT LANE ピエール・ガスリー(アルピーヌ)
    PIT LANE フランコ・コラピント(アルピーヌ)

  • F1カタールGP 分析:金曜日のデータが示す残りの週末の行方

    F1カタールGP 分析:金曜日のデータが示す残りの週末の行方

    オスカー・ピアストリがF1カタールGPのスプリント予選で力強い走りを見せ、タイトル争いを続ける上で重要なポールポジションを獲得した。ランド・ノリスは3番手にとどまり、マックス・フェルスタッペンはバウンシングに苦しみながら6番手に終わり、角田裕毅がその前に立つ展開となった。

    ピアストリはプラクティスから好調を維持し、ノリスやラッセルとの接戦を制してポールポジションを確保。フェルスタッペンは終始フィーリングを欠き、角田裕毅がチームメイトを上回るパフォーマンスを発揮した。

    各陣営の週末のセットアップやタイヤ選択も含め、スプリント本番を前に状況は大きく揺れている。

    ピアストリがスプリントでポール獲得、タイトル争いを継続
    オスカー・ピアストリは、スプリントのポールポジションをカタールで獲得し、タイトル獲得の望みをつなぎとめた。マクラーレンのチームメイトでチャンピオンシップリーダーのランド・ノリスは3番手となり、両者の共通のタイトル争い相手であるマックス・フェルスタッペンはレッドブルの中で非常に不快そうに見えた1日だった。

    「なんてこった」というほどのピアストリのラップ
    ピアストリは、8月のオランダで勝利して以来、散々な時間を過ごしてきた。オーストラリア人はその後6戦連続で表彰台を逃し、ノリスに対して34ポイントのリードを持っていたはずが、24ポイントの deficit(負債)に変わってしまっていた。

    しかしルサイル・インターナショナル・サーキットは、24歳の彼にとってある種の“安全地帯”であり、これまでこの会場でノリスの後ろでフィニッシュしたことがない。そして彼は週末を好スタートで切り、プラクティスでチームメイトを抑えてトップに立った。

    ピアストリはその自信とリズムをスプリント予選にも持ち込み、まず良いバンカーラップを記録し、2回目のランでも(少し wiggle=挙動の乱れがあったにもかかわらず)タイムを伸ばして素晴らしいポールを獲得。メルセデスのジョージ・ラッセルを抑えた。

    ノリスには何が起きたのか
    ノリスはプラクティスの最初の45分間では落ち着かない様子だったが、いくつかの調整によってマシンは改善し、ソフトタイヤでは悪くない状態になり、スプリント予選に向けてチームメイトにわずかに及ばない程度まで仕上げてきた。SQ3の最初のフライングラップでは、ピアストリからわずか0.44秒差まで迫り、壮絶な決戦を準備した。

    しかし、重要な最終ランの際に最終コーナーでミスを犯してワイドに走行し、ピアストリに敗れ、さらにラッセルにも先行されて3番手となった。彼はセッション後、最終ラップでアレックス・アルボンとの“to-ing and fro-ing(行ったり来たり)”に少し妨げられたと語ったが、「でもそういうものだ」と言った。

    彼は続けて「ペースはあった。ただ、まとめきれなかっただけだ」と述べた。

    チャンピオンシップへの影響
    スプリントで勝利しても最大8ポイントで、2位が7ポイント、3位が6ポイント。だから、ノリスの予想(「追い抜きは不可能。だから僕はP3で終わると思う」)が本当に当たったとしても、最悪の場合はピアストリに2ポイント失うだけ(ピアストリが勝つと仮定して)ということだ。

    つまり、まだ“パニックモード”には程遠い。日曜のグランプリに22ポイントのリードを持って臨めるし、初タイトル獲得のためにはピアストリより4ポイント多く取る必要があるだけだ。

    フェルスタッペンはなぜ苦戦したのか
    彼はプラクティスでのフィーリングに満足しておらず、スプリント予選の前にレッドブルは調整を行ったものの、4度のワールドチャンピオン(そしてピアストリと同じくノリスに24ポイント差で遅れている)は、マシンのバウンシングについて絶え間なく不満を漏らしていた。

    彼は最初のアタックでターン4でワイドに走行し、すべてが最終ランにかかることになったが、そのタイムは6番手に留まり、レッドブルのチームメイトである角田裕毅の後ろとなった。これは昨年のアゼルバイジャンGP以来、あらゆるフォーマットで初めてチームメイトに予選で負けたことになる。

    角田裕毅が重要な場面で見せたパフォーマンス
    日本人ドライバーである角田裕毅は、自身のF1での未来を懸けて戦っており、アイザック・ハジャーが来季レッドブル入りすることが予想されている。

    角田裕毅はレーシングブルズに残る可能性をまだ持っており、リアム・ローソンとシートを争っている。そしてF2のアービッド・リンドブラッドがもう一つのシートを得る見込みだ。

    今日の結果は角田裕毅に自信を与えるはずであり、またフェルスタッペンを助ける位置にもつけた。

    カタールグランプリ

    フェルスタッペンはスプリントで挽回できるのか
    可能だ —— だが、レッドブルは金曜日がなぜこれほど厳しかったのかを理解する必要がある。

    予選ペースでは約0.3秒遅れていた。フェルスタッペンが特に失っていたのはターン2、6、10、16 —— いずれも低〜中速コーナー —— で、フロントエンドの“bite(食いつき)”に苦しんだ。

    最初のランでコースオフした際にマシンにダメージを負った可能性もあり、その場合は6番手に終わった理由になるかもしれない(ただし、明確に言えばマクラーレンが最も良いパッケージだった)。

    同様に、メルセデスはスプリント予選の終盤にピットインしてフラップ調整をするチャンスがあったが、それが改善につながったようで、一方レッドブルは行わなかった。スプリントに向けてその設定は調整可能なので、フェルスタッペンがより快適に走れるよう助けになる可能性がある。

    ラッセルのフロントローは見事
    イギリス人ドライバーであるジョージ・ラッセルはプラクティス14番手だった —— そして彼自身、最近1周のパフォーマンスを引き出すのに苦しんでいたことを踏まえれば、スプリント予選がこれほど良かったのは驚きだと語っている。

    明日は絶好の位置につけているが、オーバーテイクが難しいとされる中で、1コーナーが勝負の鍵となるだろう。

    カタールGP

    ルイス・ハミルトンに何が起きたのか
    7回の世界王者ルイス・ハミルトン自身もフェラーリも、SQ1敗退について理由が掴めていない可能性が高い。

    イギリス人はセッション後の義務インタビューでわずか10語しか話さず、非常に落胆している様子だった。

    フェラーリのマシンはこの砂漠のサーキットと相性が良くないことが明らかで、我々のスプリント予選分析では10チーム中6番目。ただしシャルル・ルクレールは少なくともSQ3まで進出し、9番手につけた。

    フェルナンド・アロンソが“ブラインダー”を炸裂
    2度の世界王者フェルナンド・アロンソは、今季のほとんどを8番目の速さしかないマシンで苦しんできたが、スプリントでは経験が武器になる。

    44歳のアロンソは、2021年にアルピーヌで3位表彰台を獲得したこのコースで再び輝き、アストンマーティンの高速コーナーでのわずかにトップのペースを最大化して4番手を獲得。

    これは今季のアストンマーティンにとってあらゆるフォーマットでのベストスタートとなった。

    2025年のF1世界選手権 カタールグランプリ

    ウィリアムズも好調
    カルロス・サインツが8番手で、スプリントでの最後のポイント圏内。そしてアレックス・アルボンが10番手。

    ウィリアムズとアストンマーティンは、週末前の予選シミュレーションを上回った唯一のチームだった。

    誰が最も“取りこぼした”のか
    理想ラップデータでは、ニコ・ヒュルケンベルグが最も失っていた。ターン16でのオーバーステアにより、最大5ポジションを損した可能性がある(最終的に14番手)。

    19周のスプリントの最適タイヤ
    広く信じられているのは、ミディアムが最適ということ。ソフトは8〜12周で落ち込み、ハードは遅い。

    プラクティスで誰もミディアムを使っていないため、スプリントで全員がミディアムを使用できる。

    2025年のF1世界選手権 カタールGP

    すべてが絶妙に拮抗した状況
    ピアストリはタイトル争いを維持するために必要なことをやり切り、3度目のカタール・スプリント勝利を狙う。

    ノリスは3番手でも非常に良い位置にいる。フェルスタッペンはタイトル争いから滑り落ちないために最もやるべきことが多い。

    そこに何も失うもののないラッセルとアロンソが加わり、スプリントのスタートは非常にスパイシーになるだろう。

  • F1カタールGP スプリント予選 ハイライト動画:角田裕毅は5番手

    F1カタールGP スプリント予選 ハイライト動画:角田裕毅は5番手

    2025年F1 カタールGP スプリント予選のハイライト動画。11月28日(金)にカタール・インターナショナル・サーキットで2025年のF1世界選手権 第23戦 カタールグランプリのスプリントのグリッドを決める予選が行われた。

    オスカー・ピアストリ(マクラーレン)がルサイル・インターナショナル・サーキットのスプリント予選で最速タイムを記録し、ポールポジションを獲得した。最終アタックで完璧なラップをまとめあげ、ジョージ・ラッセル(メルセデス)とランド・ノリス(マクラーレン)を抑えてトップに立った。

    セッションは路面が進化する難しい状況で、多くのドライバーがグラベルに飛び出す波乱の展開に。ノリスは最終ラップでグラベルに落ち、フェルスタッペン(レッドブル・レーシング)は激しいバウンシングを訴え続け、思うようにタイムを削れなかった。

    その中で、角田裕毅(レッドブル・レーシング)は安定感ある走りで5番手を確保。前方にはピアストリ、ラッセル、ノリス、アロンソ(アストンマーティン)が並び、フェルスタッペンは角田の後方6番手となった。

    一方、ルイス・ハミルトン(フェラーリ)は厳しい予選が続き、18番手で敗退。チームメイトのシャルル・ルクレール(フェラーリ)は苦戦しつつも9番手に滑り込んだ。

    動画の公開は終了しました
  • F1カタールGP スプリント予選:トップ10 ドライバーコメント

    F1カタールGP スプリント予選:トップ10 ドライバーコメント

    2025年F1カタールGPのスプリント予選でトップ10入りしたドライバーのコメント。11月28日(金)にルサイル・インターナショナル・サーキットで2025年のF1世界選手権 第23戦 カタールグランプリのスプリントのグリッドを決める予選が行われた。

    マクラーレン勢が強さを示したスプリント予選は、オスカー・ピアストリがポールポジションを獲得し、ジョージ・ラッセルがその間に割って入る形で2番手を確保。ランド・ノリスも3番手につけ、上位はマクラーレンとメルセデスが占める結果となった。

    4番手にはフェルナンド・アロンソが入り、ここまででアストンマーティン勢も存在感を示した。注目のレッドブル勢は角田裕毅が5番手に入り、マックス・フェルスタッペンを上回る形でトップ5に滑り込んだ。サインツが8番手、ルクレールが9番手、アルボンが10番手に入り、ウィリアムズも2台とも上位10台に進出してスプリントでのポイント獲得を狙う状況となった。

    1番手:オスカー・ピアストリ(マクラーレン)
    「週末の良いスタートになった。スプリント予選を通してクルマの感触はとても良かったので、チームに感謝している。今日は一日を通してペースがあったので、うまくまとめられて良かった。明日のスプリントで前でフィニッシュし、しっかり予選に向けて準備ができるように、今夜見直しを行うつもりだ。」

    2番手:ジョージ・ラッセル(メルセデス)
    「今日はとても満足している。ここ数戦の予選セッションは本当に楽しくて、クルマを限界までプッシュすると、それにしっかり応えてくれる。おかげでパッケージを最大限に活かし、強い結果を得られている。今日も同じだった。P2は素晴らしい結果だし、マクラーレン勢の間に割って入れるとはセッション前は思ってもいなかった。明日のスプリントはオーバーテイクが難しいだろうから、レースは1コーナーの立ち上がりで決まる可能性もある。フロントロウからのスタートは有利だし、たとえ勝てなくても良いポイントを狙っていく。このサーキットはグリップが高くて本当に楽しいので、週末の残りも楽しみにしている。」

    3番手:ランド・ノリス(マクラーレン)
    「フラストレーションの残るスプリント予選だった。ペースはあったのに、それを発揮する機会がしっかり得られなかった。1回目のラップでは自分がミスをし、2回目のラップはアレックスが前に出てきて妨げられてしまい、台無しになった。P3から何ができるか様子を見るつもりだけど、いつも通り勝利を狙っていく。ここは追い抜きが難しいが、まさにそれをやろうとする。」

    4番手:フェルナンド・アロンソ(アストンマーティン)
    「今年の中では良い予選結果のひとつだ。FP1からクルマは正しいウインドウに入っていたし、スプリント予選でも交通に悩まされながらもラップをしっかりまとめることができた。まずは一歩ずつ進み、明日のスプリントを戦って、予選に向けてさらに改善していきたい。」

    5番手:角田裕毅(レッドブル)
    「ここまで週末はクリーンでスムーズに進んでいて、FP1でも大きな問題がなかったので、スプリント予選に向けて自信を持つことができました。これまで何も起きていないのは良いことです。あとは全てをまとめるだけで、まだ3つのセッションが残っていますし、特にチームとマックスにとってとても重要なので、ガレージの両側がすごく集中していますし、みんな最大限を尽くしています。クルマには満足していますが、明日に向けてまだコンマ数秒を見つける必要があるので、その作業をしていきたいですし、楽しみです。」

    角田裕毅 カタールグランプリ

    6番手:マックス・フェルスタッペン(レッドブル)
    「今日は良くなかった。最初のスティントからひどいバウンシングと攻撃的なアンダーステアがあった。高速域ではそれがオーバーステアに切り替わってしまい、速く走るために必要な状態ではなかったし、セットアップをロックされている状態でもある。もちろんステアリング上でいくつか調整を試したが、うまくいかず、かなり厄介だった。FP1後にもいくつか変更したが、スプリント予選ではほとんど改善せず、その理由を理解する必要がある。このバランスのままだと明日のスプリントはあまり楽しくならないし、予選に向けて変更が必要だ。」

    7番手:アンドレア・キミ・アントネッリ(メルセデス)
    「明日のスプリントでP7からスタートするのは望んでいた位置ではない。ここは難しいサーキットで、特にSQ2でいくつかミスをしてしまった。ハジャーのラップ削除に助けられてSQ3に進めたが、その瞬間に少し自信を失い、SQ3に向けても影響が出た。それがなければもっとペースを見いだせて、もっと前のポジションからスタートできていたはずだ。このサーキットはグリップが高く、練習とスプリント予選を通してクルマのバランスは良かった。クルマのポテンシャルを最大限に活かせなかったのは残念だ。とはいえ明日は新しい一日だし、今夜データをすべて分析して、自分のドライビングも見直して改善点を理解し、クルマを最大限活かしたい。スプリントで十分に良いポイントを取れるチャンスはまだあるし、その後の本予選がとても重要になる。」

    8番手:カルロス・サインツJr.(ウィリアムズ)
    「理論上は苦戦するはずのサーキットで、今日はとてもポジティブな一日になった。今季まだ試したことのなかった実験的なセットアップを選んだが、それが成功したようで嬉しい。2台そろってSQ3に進めたのは心強いし、いつも通り硬めのコンパウンドではクルマのフィーリングが良かった。P4からP8までは1/10秒以内の差しかなかったので、明日のスプリントとその後の予選で何ができるか見てみたい。」

    9番手:シャルル・ルクレール(フェラーリ)
    「今日の予選はもっと良くできたはずだし、トップ5に入るポテンシャルもあったと思う。最後のラップで前のクルマがターン15の手前でスローになり、十分なギャップを作れず、彼に近すぎる状態でラップを開始することになってしまった。こういうことはレースの一部だけれど、今日は自分たちにとって不運だった。明日のスプリントではプッシュして、良いバトルができることを願っている。」

    10番手:アレクサンダー・アルボン(ウィリアムズ)
    「思っていたより良い週末のスタートになった。僕たちは最速のクルマではないが、スプリント予選の前に今日のプラクティスが1回しかない状況の中では悪くないポジションにつけている。SQ3ではガレージを出るのが遅すぎて、チェッカーまでに間に合わせるため少し急ぐ必要があった。スプリントと予選に向けて悪くないクルマがあるので、明日はすべてのチャンスを最大化したい。」