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  • フェルナンド・アロンソ、「トルコで速さを確かめたい」

    フェルナンド・アロンソ、「トルコで速さを確かめたい」

    スペインGPではエンジントラブルでリタイアしたものの、予選ではスーパーラップを披露したフェルナンド・アロンソ。バルセロナ前のテスト、ルノーはR28を明らかに改善したように感じる。アロンソは、ここトルコでその速さを確認し、トップ3と戦うための次のステップへ進むことを望む。

    チームはここバルセロナでも有望であり続けることができますか?
    そう願っている。それは僕たちが期待していることだ。僕たちはマシンが良くなったのがわかった。バルセロナの前にマシンは改善されたけど、それは期待以上たっだ。バルセロナでは速さがあった。それは嬉しい驚きだった。だから、それが特別なレースでサーキットが僕たちのマシンに合っていたからとは思いたくない。

    そして、僕たちはここトルコで速さを確かめたい。とにかくポジションは望んでいるほど良くない。僕たちはまだ7番手で戦っているし、トップ3のチームはまだ少し僕たちの前を行っているからね。

    でも、このパフォーマンスが確かめられれば、僕たちは近づくことができるのだから、それは偉業だ。僕たちがマシンに導入する次のステップでトップ3と戦うことができる。だからまず、僕たちがこのパフォーマンスを確認できることを望んでいるよ。

    マシンはどのように改善されましたか?
    グリップが多くなった。より多くのダウンフォースが得られるし、あまりホイールスピンしない。コーナーでは運転が楽に感じる。マシンがグリップするのでミスが少なくなる。僕たちはまだ、上位に追いつくために、やらなければならないことは多いけど、今、3週間前より簡単になっていることは明らかだ。

    ターン8は今年、非常に要求が多いでしょうか?
    それほどでもない。非常に特別だし、チャンピオンシップの中で独特のコーナーだけど、ラップタイムを改善したり失ったりするコーナーではない。そんなに重要じゃないよ。コーナーではGフォースによって、フィーリングがいいから運転するには特別なコーナーだし、コーナーでの時間も長い。でも、トラックで集中しなければならない場所ではない。

    あなたはバルセロナでアグレッシブでした。ここでもそうしますか?
    考えてみよう。レース毎にアプローチは異なるだろう。金曜日のロングランと予選でのペースに依存するからね。もしそこでQ3に進むのに苦しむなら、あまりアグレッシブになる理由はない。多くを失うだろうからね。

    Q2で多かれ少なかれOKだったら、もっとアグレッシブになれるかもしれないし、グリッドの最前列のために戦うだろう。でも、それはレースからレースで変化すると思う。でも、結果は多かれ少なかれ同じだろうと思う。最前列でスタートして7位で終えるのと、7番手でスタートして7位で終わるのはね。

    いつバルセロナの戦略を決めたのですか?
    たいてい、僕たちは2つか3つの可能性を考えている。Q1とQ2を待って、チームは結果に従い最高のもの選択する。僕たちは1つか2つを考えているけど、最終的な決定はQ2のあとになされる。

    ここでは競争力がありますか?またはモンテカルロで?
    わからない。モンテカルロでどれくらい競争力があるかを知るのは、誰にとっても難しいと思う。特別なトラックだし、電子制御がなくなったことでここ数年と比較するのはかなり難しいから、誰にとっても同じだ。

    正直なところ、モンテカルロよりここの方が自信があるかもしれない。問題のひとつは、僕たちは今年苦労していて、このマシンのトラクションに少し苦しんでいる。モンテカルロで速くなるための鍵の一つだ。良いセットアップとトラクションの可能性をうまく見つけなければならない。そうでなければ、僕たちはそこであまり競争的ではないだろう。

    スタートはチームにとって懸念ですか?
    そうだね。残念ながらフェェラーリが僕たちよりスタートが良いことがわかった。僕たちはレースのあと、いくつか計算を行った。そして最初の3レースで、フェラーリがスターティング・グリッドで最高のマシンであることはわかっている。正直、バルセロナで僕はホイールスピンが多かったと思う。

    最初の30〜40メートルではOKだった。そして僕はホイールスピンをして、そこから加速を失った。それは僕たちが取り組まなければいけないことだし、フェラーリ以外のすべてのチームにいえることだ。僕のスタートとクビサ、ハミルトンを比べると、とても似ていた。フェラーリの3台だけが、他より良いスタートをした。だから改善する必要がある。

    他のみなに対してフェラーリはアドバンテージがありますか?
    ああ、そう思うね。

  • スーパーアグリF1撤退とカスタマーマシン問題

    スーパーアグリF1撤退とカスタマーマシン問題

    スーパーアグリのF1撤退には、カスタマーマシン問題が大きな障壁となった。

    スーパーアグリがエントリーした翌年の2006年、F1は2008年のエントリーを行った。募集は1枠。その1枠という狭き門に22ものチームがエントリーした。

    なぜそんなにも多くのチームがエントリーしたのか?

    当時、新しいコンコルド協定では、他のチームからのシャシー購入、いわゆるカスタマーマシンの使用が許され、FOMからの賞金の分配などの条件も良くなることになっていた。他チームのマシンを購入することができれば、チーム運営のコストは大幅に抑えることができる。

    スーパーアグリが2005年末にわずか4ヶ月という期間で“奇跡の参戦”をしたのは、狭き門となる2006年のエントリー前にF1の世界へ飛び込むという意図があった。

    しかし、状況は変わった。プライベートチームであるウィリアムズとスパイカー(現フォース・インディア)がカスタマーマシンの使用に異論を唱え、新しいコンコルド協定では、2008年と2009年の2年間はカスタマーマシンを認めるものの、2010年からは独自のシャシーを設計・製造しなければならなくなった。

    それにより、マクラーレンからシャシーを購入し参戦予定だったプロドライブは参戦を断念。またレッドブルのマシンを使用するトロ・ロッソも2010年までのチーム売却を発表した。

    カスタマーマシンは供給する側にもメリットがあった。コスト削減が進められているF1では、テストの走行距離が制限された。仮に1チームにシャシーを提供すれば、4台分のデータを収集できることになる。しかし、新しいコンコルド協定により、そのメリットもなくなった。

    現在、F1チームの運営には小さなチームでも100億円、トップチームでは400億円以上の費用をかけていると言われている。

    ホンダのシャシーを使用しているスーパーアグリには、その費用に加えて、2010年から独自にマシンを製造するリソースも必要となった。

    “財政難”や“ホンダの支援”といったキーワードが取りざたされたスーパーアグリのF1撤退だが、直接の原因は、このカスタマーマシン問題にあった。
    (F1-Gate.com)

  • ニック・フライとスーパーアグリF1撤退

    ニック・フライとスーパーアグリF1撤退

    スーパーアグリのF1撤退に際し、様々な発言を繰り返したニック・フライ。鈴木亜久里もスーパーアグリの撤退を発表した記者会見の場で、ニック・フライに対して批判的な発言をしている。

    ニック・フライとは、どのような人物なのだろうか。

    ニック・フライは現在、ホンダ・レーシングF1チームのCEOとして運営面やマーケティングを統括している。

    ニック・フライ 経歴

    ニック・フライは、1978年にフォードに入社。プロダクトプランニング部に異動してからはエスコートコスワース、RS2000をはじめ、様々な戦略的製品の開発を担当した。1992年にフォードがアストンマーチン・ラゴンダ社の株式の50%以上を取得すると、マネージングディレクターに就任。DB7開発を指揮し、同社歴代1位の販売台数を記録した。

    その後、ドイツ・ケルンにあるフォード・ヨーロッパの製品計画・事業担当取締役としてフォードで最後の2年を過ごしたのち、デビッド・リチャーズに誘われ、プロドライブ・オートモーティブ・テクノロジーのマネージング・ディレクターとしてプロドライブに移籍。翌2002年にはB・A・Rマネージングディレクターに就任し、F1との関わりを持った。

    2005年にチームを去ったデビッド・リチャーズの後継としてニック・フライはB・A・R Hondaの代表となる。2005年末にホンダがB・A・Rの株式を100%取得し、ホンダフルワークスとしての参戦に伴い、ホンダ・レーシングF1チームのCEOに就任し現在に至る。

    ニック・フライとスーパーアグリ

    ニック・フライは、スーパーアグリに対して以前から「ホンダワークスの開発が進まないのはスーパーアグリへのリソース提供の負担も影響している」との意見を持っていたとされ、2007年のベルギーGPでは、栃木が開発したSA06用リアウィングの使用を認めなかったと言われている。

    鈴木亜久里も撤退を発表した記者会見の場で、「ニック・フライが、どうしていちいち私たちのことに口をはさむのか理解できません。本田技研として意見をするなら全部受け入れますが、彼自身はHRF1のCEOではあるけれど、ホンダのCEOでもないしホンダのボードメンバー(取締役)でもない。ホンダの決定や指示なら、もちろん最大のパートナーだと思っているので、従っていきます。ニック・フライに関しては、なにをしてなにを言っているのか興味もありません。」とニック・フライとの関係を象徴する発言をしている。

    スーパーアグリのF1撤退の直接的な原因となったマグマ・グループを紹介したのもニック・フライである。マグマ・グループのCEOであるマーティン・リーチとはフォード時代の同僚であった。鈴木亜久里は会見で「まっ、マグマを紹介してくれたニック・フライに感謝しますよ。」と皮肉交じりにコメントしている。

    また、ニック・フライは、スーパーアグリとヴァイグル・グループとの提携に関して「ヴァイグルのような規模の会社が、競争力のあるF1チームを支援することは不可能に思える」との発言をし、ヴァイグルからは名指しで交渉を妨害した批判されている。

    ホンダ本社とHonda Racng F1 Team

    日本のホンダ本社(本田技研)とイギリスのHRF1との連携は以前から話題にのぼっている。ホンダも2008年の体制発表の際には、“マシン開発においても、日本とイギリスの連携を密にすることで、チーム基盤の強化を図りました”と自らイギリスとの連携について触れているほどだ。

    今後も、ホンダ本社とHRF1=ニック・フライとの“政権争い”に注目していきたい。

  • ヘイキ・コバライネン、トルコGP出場にGOサイン

    ヘイキ・コバライネン、トルコGP出場にGOサイン

    ヘイキ・コバライネンのトルコGP出場にGOサインが出た。

    ヘイキ・コバライネンは、スペインGPでの大クラッシュで意識を失ったとことから、グランプリに出走するためにはトルコで木曜日にFIAの健診を受ける必要があった。

    「FIAメディカルチームの決定に非常に満足している。僕は100%だと感じていたから、FIAのテストをパスする自信をもってここに着た。もし100%じゃなかったら、僕はチームに話していただろうし、家にいたよ」

    「今週末のための準備はうまくいっているし、たくさんのトレーニングをしてきた。FIAの安全基準とスペインで僕を安全にマシンから引き出すため懸命に作業にあたってくれた人たちのすべてが素晴らしいね。」

    ヘイキ・コバライネンは、前戦スペインGPでマシンの破損により、高速でタイヤバリアに突っ込む大クラッシュを起こしていた。2日間の入院したが、その後はトーレニングを再開していた。

  • 佐藤琢磨、「F1から引退するつもりはない」

    佐藤琢磨、「F1から引退するつもりはない」

    佐藤琢磨が、スーパーアグリがF1撤退を発表後、初めてメッセージを発表した。スーパーアグリへの愛情と、今後への力強い意思を語った。

    スーパーアグリF1チームがF1から撤退したことが悲しく、残念だという以外に、いまの自分の気持ちを表す言葉は見つかりません。」

    チームが非常に難しい状態にあることは分かっていましたが、この件に関係しているすべての人たちが何とかして解決策を見出してくれることを心から期待していました。どんな理由があったとしても、そうならなかったことが残念で仕方ありません。

    チームが抱えていたすべての問題に対しても常に希望を持ち続け、僕ができる範囲でどうしたらチームをサポートできるかということを考えてきました。

    スーパーアグリは小さなチームでしたが、その志は高く、崇高なスピリットを抱いていました。2年半前にチームが動き始めたとき、リフィールドのスタッフは誰もが驚くような働き振りを見せてくれ、たったの4ヵ月でマシンをグリッドに並べただけでなく、最初のシーズンにしてトップ10でレースにフィニッシュし、昨年は4ポイントを獲得しました。彼らは、不可能を可能にするという意味で、本物のプロフェッショナルだったと思います。

    また、亜久里さんがこれまで僕たちのためにしてくれたすべてのことに、深い敬意を抱いています。物事を進めるために懸命の努力を続けてきてくれました。チームのスタッフ全員が全身全霊を傾けてきてくれたことも決して忘れることはできないし、SAF1の短い歩みのなかで彼らが達成してくれたことにも心から感謝しています。チームの初ポイントを獲得したのがたった1年前だったことがいまでは信じられませんし、それからたった1年で、そのときの喜びや興奮が落胆に転じるとは思いもよりませんでした。

    これまではSAF1と共にレースすることに全力を投じてきたので、いまはまだ次に進む道がどうなるのかはわかりません。マネージャーとともに今後の可能性を探り、しかるべきときがきたら発表するつもりです。しかしながら、僕はF1から引退するつもりはまったくありません。僕は今まさに、自分自身これまでのなかで最高のドライビングができる状態にあると信じていますし、僕のこれまでのキャリアを通じて信じられないほど熱心にサポートしてきてくれた日本や世界中のファンのみなさんに、もっともっと力強いレースをお見せしたいのです。

  • ルーベンス・バリチェロ、「僕はまだF1を愛している」

    ルーベンス・バリチェロ、「僕はまだF1を愛している」

    ルーベンス・バリチェロは次戦トルコGPで、F1最多出場記録を更新する。トルコGPではバリチェロの“257”戦を記念した特別カラーリングのマシンとヘルメットが用意される。しかし、16年経ってもバリチェロのF1に対する思いは何も変わっていない。

    「キャラミでの初レースが昨日のことのようだ。予選のためにショーダン 193に座ったときのことは決して忘れないだろう。ピットでテレビモニターを見ていた。しばらく、家のソファーに座っているような感じだったよ!」

    「それ以来、浮き沈みはあった。家族と友達のサポートに感謝しなければならないね。」

    デビュー戦のルーベンス・バリチェロ

    「若い年齢でF1でのキャリアをスタートさせたことは幸運だった。これまでより運転し、レースをすることを愛しているんだ。重要なのは、僕はまだF1を愛していることだ。他のどこよりも、レースの準備でF1のパドックにいるときが幸せなんだ。」

    「F1で最も経験のあるドライバーになることは、僕にとって大きな意味がある。」

    「長いキャリアと多くの素晴らしい思い出があるけど、1993年にこの旅を始めたときから今日まで、なにも変わっていないんだ。」

    「人々はトルコで僕の16年を振り返るだろうけど、僕はまだ前を見ている。」

    「ホンダ・レーシングF1チームのための時間はエキサイティングだ。チームとして急速に成長しているからね。次は最も重要なものレースのひとつになるよ。」

  • アンソニー・デビッドソン:インタビュー

    アンソニー・デビッドソン:インタビュー

    アンソニー・デビッドソンのインタビュー。F1からの撤退を発表したスーパーアグリで戦ったアンソニー・デビッドソンが、チームのこと、将来のことについてインタビューに答えた。

    チームに関するニュースを聞いたとき、あなたの最初の反応はどうでしたか?
    みんな、どれくらい困難なことかわかっていたから、そこまでショックではなかった。でも、残りのシーズン、チームのを見届けることができないことには本当に落胆したし、僕だけじゃなく、懸命に働いていたファクトリーのみんなもがっかりしたと思う。

    ニュースを知ってからチームと話しましたか?
    はい。今朝、僕のエンジニアとチームの数人と話したよ。ぼくは今日、リフィールドのファクトリーにいたんだ。

    チームでの時間を振り返って、最高の瞬間はなんでしたか?そして、最悪のことは?
    たくさんの素晴らしい瞬間があった。レースドライバーになるために長い間待って、昨年初めてメルボルンのグリッドに着いたことや、いくつか非常に力強い予選が、お気に入りだ。最悪の瞬間はチームが撤退すると聞いたときだ。そして、もちろん僕のトップ5を台無しにした悪名高いウッドチャックかな・・・

    スーパーアグリはどれくらいと特別ですか?
    小さなチームだけど、たくさんの情熱があった。チームは常に信じられないくらい働いたし、今年のみんなは、戦い続けるために素晴らしい献身と忠誠をみせてくれた。特に将来が不明確な中でね。

    今、あなたにはどんなことが待ち受けていますか?
    数年間F1でテストドライバーをしたあと、僕がレースができて、僕のスピードを証明するチャンスを得られたことを嬉しく思う。チャンスをくれたチームとホンダに感謝している。シーズンは進行中だし、大部分の計画がまとめられているから代わりのオプションを見つけるのは難しい時期だけど、今年また競争する機会を得られればいいし、F1でやり残したことがあると強く思っている。

    最後に、数千人のスーパーアグリのファンが、リフィールドのチームに素晴らしいメッセージと励ましを送りましたね。世界中のファンのメッセージは届ききましたか?
    スーパーアグリF1チームのファンはいつも素晴らしかった。彼らの素晴らしい支援に感謝したい。僕たちの受け取った多くのメッセージは、とても有難かったよ。

  • ヴァイグル、「ニック・フライがスーパーアグリとの交渉を妨害した」

    ヴァイグル、「ニック・フライがスーパーアグリとの交渉を妨害した」

    ヴァイグルは、スーパーアグリとの交渉に際し、ニック・フライの妨害があったことを明らかにした。

    ヴァイグル・グループのフランツ・ヨーゼフ・ヴァイグルは、スーパーアグリの財政救済に関するホンダ・レーシングF1チームのニック・フライの介入を非難した。

    ヴァイグルは、ドイツ誌“Auto Motor und Sport”に「終わってしまった。政治の勝利だ。非常に残念なことだ」と語った。

    「ニック・フライがあらゆることをしたことにより、我々の契約は成立しなかった。」と述べた。

    またヴァイグルは、スーパーアグリ関係者との最初の交渉は1月に始まっていたことも明らかにした。

    「残念なことに、フライ氏とリーチ氏(マグマ・グループ代表)が妨害した」と契約に関する背景を明かした。

    鈴木亜久里は、F1からの撤退を表明した記者会見で、イスタンブールでのチームの締め出しや、ヴァイグル・グループとの買収契約を拒否したことに関するニック・フライの介入に関して、不快感をあらわにしていた。

  • アンソニー・デビッドソン、「F1こそ僕の居場所だ」

    アンソニー・デビッドソン、「F1こそ僕の居場所だ」

    スーパーアグリのF1撤退により、佐藤琢磨とともにF1のシートを失ったアンソニー・デビッドソン。しかし、アンソニー・デビッドソンは、F1にはやり残したことがあるとし、F1復帰への決意を語った。

    アンソニー・デビッドソンはBBCに対して、スーパーアグリのF1撤退を受けての心境を語った

    「この時期にこんな衝撃を与えられるのは厳しいことだけど、僕は戻ってくるよ。自分のドライビングの能力には自信を持ってから、将来は僕にとって良い状況になると確信している。」

    「F1に残るつもりだ。F1から離れてはいけない。それが今と将来のための優先事項だ。そのために僕はトレーニングをしてきた。集中して、きちんと取り組むチャンスを手に入れたい」

    「F1ではやり残したことがあると感じている。F1こそ自分の居場所だと思う」

    「失ったときはじめて、どれだけ愛していたかに気付くものだ。この世界では何が起こるか分からないから。ジェットコースターに乗っていれば、上がったり、下がったりするものだ。今は下り坂だが、絶対にまた上向きになると信じている」

  • トヨタ、トルコGPでも大幅なアップデートを実施

    トヨタ、トルコGPでも大幅なアップデートを実施

    トヨタは、トルコGPでも大幅なアップデートを予定している。それは、スペインGP用アップグレードの延長上にあるという。トヨタF1チームのシャシー部門シニアゼネラル・マネージャーのパスカル・バセロンがTF108のアップデートについて語った。

    トルコGPが間近に迫っていますが、イスタンブールサーキットはクルマに対しどういった負荷を強いるコースなのでしょう?
    「ブレーキやダウンフォースなど、様々な要素のほとんどに関してトルコは平均的なサーキットと言える。ただしトルコには特別なコーナーが一つある。それは長い左カーブのターン8だ。このコーナーがサーキット攻略の鍵になるし、また、シーズン中最大の難コーナーでもある。(ここの攻略のために)クルマのバランスとタイヤの使い方に関して、数多くの対策が考えられる。トルコは全てがターン8で決まると言ってもいいだろう。一つのコーナーがこれほど大きな意味を持つサーキットはそれほど多くはないが、イスタンブールサーキットはそのうちの一つだね。ターン8を上手く走れるようしっかりパッケージをまとめておかなければならないし、それによって例えばタイヤの選択も決まってくる」

    今年はトルコGPの開催時期が昨年までより早まっています。例年より気温が低くなりますが、これは何か影響があるでしょうか?
    「かなり暑かった昨年までと比べると確かに気温はやや低くなるだろう。とは言え、コース条件はバルセロナに似ているはずだと考えている。従ってそれほど大きな影響はないはずだ。違いがありそうなのは、タイヤ内部の温度とエンジンの冷却まわりの二つだろう。トルコで8月にレースが開催されていた時はこの要素が特に厳しかったからね」

    どんなレースになると予想していますか?
    「開幕からの4戦で我々のクルマは競争力が高く、トップ6に挑むことができた。スペインでは混乱が生じたせいでヤルノが6位を逃し残念だったが、再度あの位置で戦えたのは励みになった。従って、今週末の目標は当然ポイント圏内の上位でフィニッシュすることになる。願わくば2台そろってね。今シーズンここまでティモは潜在能力の高さを示してくれているが、その努力が結果に結びついていない。今回は彼に運が向いてくれることを期待している」

    トルコGPでは技術面で何か進化はあるのでしょうか?
    「今回はパッケージにかなり大幅なアップグレードを施す。これによりパフォーマンスが改善されるものと考えている。これは、バルセロナ用アップグレードと同じ開発線上にあるものだ。一連の改善は特にトルコGPを狙って計画されたものではなく、今回が投入できる一番早い機会になったということだ」

    いわゆる“新パッケージ”ではないのですね?
    「何をもって新パッケージとするのかはかなり曖昧だと思う。シーズン序盤の海外でのレースで大きなアップグレードを実施するのは難しい。ロジスティクスも問題だし、その時期にはテストができないという問題もあるからね。このため我々のアップグレードのほとんどはヨーロッパラウンドの緒戦となるバルセロナで投入される。バルセロナ用パッケージを投入した後も空力開発は休みなく続けられ、何か一つの改善、あるいはその組み合わせの効果が確認された段階で、出来る限り早期にクルマに採用する。基本パッケージに関連する空力開発は全て休みなく続けられている。我々はシーズン中に達成すべき目標を設定しているが、どんな改善であれ、それがしっかり機能すると分かればすぐにでも実戦投入している」

    新パッケージはいつ開発されるのですか?
    「通常とは異なる性格のレースに備える際は、特別なパッケージを用意している。例えばモナコとモンツァでは異なるパッケージを用意する。そういったコースでは要求されるダウンフォースの幅が正反対だからね。その場合、大きく異なる空力効率レベルに対応すべく、新しいフロントウィングとリアウィング、ボディワークなどが必要になる。パッケージの開発のため厳密に締め切りを設定するのは、クルマに特別な仕様が必要になるサーキットでレースが行われる時だけだ」

    個別に進行中の開発を一つにまとめた時にパッケージ全体のパフォーマンスがちゃんと向上するようにしておくため、どういった形で確認作業を行っているのでしょう?
    「開発中の各パーツがお互いにどう作用し合うのかを常に考えておかなければならない。絶え間なく進化していくクルマと空力開発プロセスの足並みを揃えておくには、まさにこれが基本条件の一つになる。1年中続く開発ではそういった相関関係を踏まえつつ全体の作業が進行していく」

    バルセロナで投入したアップグレードをどう評価していますか?
    「バルセロナに投入したアップグレードが一歩前進に繋がったのは間違いない。レースでのヤルノのパフォーマンスはかなり力強いものだったが、我々としてはもっと上の順位を予想していた。そこで我々は、このパッケージから最大限の力を引き出すべく、また開発作業に戻っている」