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  • FOTA、基本規則を制定

    FOTA、基本規則を制定

    F1チームは、モンツァで会合を開き、新しいF1チーム団体“FOTA”の定款を決定した。

    FOTAは、新しいコンコルド協定を決定するため、FIAとFOMとともに働く新しいF1チーム団体。

    FOTAはこの日、「FOTAはコスト削減を心がけながら、F1の発展を目指し、また、FIAおよび商業権所有者との協力の下、F1のスペクタクル向上に努める」との声明を発表。

    FOTAの会長には、フェラーリのルカ・ディ・モンテゼーモロが就任。副会長にはトヨタのジョン・ハウエットが就いた。

    また、FOTAには3つの委員会が設立され、スポーティング・ワーキング・グループは、マーティン・ウィットマーシュ(マクラーレン)、テクニカル・ワーキング・グループは、ロス・ブロン(ホンダ)、コマーシャ・ワーキング・グループは、フラビオ・ブリアトーレ(ルノー)が率いることが発表された。

  • アロンソ、「ハミルトンのペナルティは妥当」

    アロンソ、「ハミルトンのペナルティは妥当」

    フェルナンド・アロンソは、ベルギーGPのルイス・ハミルトンのペナルティは妥当なものだと語った。

    アロンソは、ハミルトンは間違いなくアドバンテージを得ていたので、FIAスチュワードが下した25秒ペナルティを完全に支持すると述べた。

    「すべて同意するよ。ルイスはそうすることによってアドバンテージを得た。もし彼がきちんとシケインを走ったら、彼は決してキミの1メートル後ろでラインを横切らなかっただろう。5~10メートル失って、ターン1でオーバーテイクできなかった。」

    「我々は常にポジションを戻すと言っている。でも、ポジションを戻すと同時に、1つ前のコーナーでアドバンテージを得てはいけない。ポジションを戻したとき、スリップストリームを得て次のコーナーでオーバーテイクするなら、まだアドバンテージを得ていることになる。」

    「終わりまで2~3周あったし、サーキットの状況によっては、もっと多くのオーバーテイクするコーナーがあった。オーバーテイクにふさわしい瞬間でなかったのは明らかだ。スチュワードは、彼らの決定をする。そして、彼らは今年とても厳しかった。彼らは非常に厳しいけど、一貫している。」

    アロンソはまた、1周早くウェットタイヤに変更するためにピットに入ったら、ハミルトンのペナルティーによって、シーズン初勝利に手にする可能性があったと語る。

    「最終的にハイドフェルドの9秒前でフィニッシュしたマッサが優勝したのだから、レースに勝つことは可能だったと思う。僕はハイドフェルドのかなり前にいた。9秒以上ね。だから、その時点でマッサをオーバーテイクできたかもしれないし、そのあとルイスのペナティーで僕がレースに勝っていたかもしれない。」

  • フェラーリ、KERSの開発に苦戦

    フェラーリ、KERSの開発に苦戦

    フェラーリは、KERSの開発に苦戦していることを明らかにした。

    KERSは、2009年にF1に導入される予定だが、一部のチームは初期開発に苦労しており、2009年の開幕戦に間に合わないのではないかと懸念されている。

    フェラーリのエンジン技術ディレクターであるジル・シモンは、全チームが2009年のスタートの時点で信頼性の高いシステムを持っていることはあり得ないとの見方をみせており、フェラーリもKERSに苦戦していることを認めた。

    「KERSは複雑な課題であり、多くの新しく複雑な分野に対処しなければならない。一方で、我々はまだ今年のマシンの通常の開発プログラムに必要なあらゆる努力をさ捧げている」。

    「来年このシステムを実施するは本当にチャレンジングなことだ。我々は、毎日学んでいるが苦労している。全てのチームが2009年の開幕戦から新しいシステムの信頼性に苦労すると思う。」

    「来年は、KERS同様、フロント・ウィング上の電子的フロント・フラップ調節装置の使用を認める規約変更があり、エレクトロニックは非常に大きな役割を果たすだろう。これらの新しいエレメントをうまく動かすためには、共通ECUを完全に理解しなければならない」

    シモンは、全チームがKERSの使用によって平等に恩恵を得るとは思わないと語る。

    「ブレーキング中にシステムの再充電することが、当然のことと思うべきではない。システムの信頼性と同じだ。レース中の80bhpという数字は、レースの終わりでも同じだろうか?」

    「このプロジェクトに成功したチームが、とてつもなく大きなアドバンテージを手に入れるだろうね」

  • モンツァ:F1サーキット解説

    モンツァ:F1サーキット解説

    ホンダのテストドライバーであるアレキサンダー・ブルツが、イタリアGPが開催されるモンツァのサーキットを解説。

    アレキサンダー・ブルツ
    モンツァには、特別なものがたくさんある。マシンセッティング、モータースポーツに対する熱狂的なファンたちの歓声、そびえ立つような旧バンクコース、そしてその名前そのもの。そのすべてが、僕は好きだ。今やF1カレンダー唯一の超高速コースだし、すべてのことが、とてつもない速さで起きる。F1マシンでいつもレースをしていても、このことに慣れるには数周はかかる。

    ドライビングそのもので言っても、モンツァは信じられない面白いものが混じり合ってる。一方ではマシンを壊すのもいとわないように、縁石にアグレッシブに乗って行く。でも同時にダウンフォースが極限まで削られてるから、スロットルワークはものすごく細心に行わないといけない。

    ターン1は、ブレーキングがすべてだ。時速340kmまで伸びてる車速から一気に減速するから、どうしても落とし切れないことが多い。縁石をうまく使わなければならない。この出口は、とにかくきれいに立ち上がることを心がける。そこからクルヴァ・グランデを経て次のシケインまで、長い直線が続くからね。二つ目のシケインのブレーキングポイントは、路面がすごく荒れてる。そして縁石は、ジャンプするように乗り越えて行く。最高に面白い。

    ふたつのレスモには、4速で進入する。両方とも、すごく滑りやすい。最初の方はややバンクがかかってるから、コーナリング途中はアンダー、出口でオーバーが出やすい。二つ目のレズモはリズムに乗って、立ち上がりに集中することが重要だ。

    次がアスカリの上り。GPサーキットのコーナーで、最良の一つだろう。路面がバンピーだから、ブレーキングはむずかしい。ひとたびターンインを開始したら、すぐに内側の縁石にジャンプする。そのまま回転数を落とさないようにしながら、次の右左を攻めて行く。簡単に全開で行けるけど、アンダーステアかダウンフォースが付きすぎる傾向に陥りやすい。それを避けるために少しでもスロットルを戻そうとすると、今度大きくタイムロスしてしまう。

    最終コーナーのパラボリカは、できるだけブレーキングを遅らせる。大体60m近辺で、ブレーキを蹴飛ばす。そして7速から4速まで落とす。進入では、挙動は相変わらずすごくナーバスだ。クリップにつく前から、スロットルを踏んで行く。周回のたびに、出口ではどの白線まで跳んで行くかわからない。何度走っても、ドキドキする。

  • シンガポールGP、セッション開始時間を変更

    シンガポールGP、セッション開始時間を変更

    F1初のナイトレースとして注目を集めているシンガポールGPだが、ドライバーとチームに照明の下でより多くの走行時間を与えるため、スケジュールが変更になった。

    当初発表されたF1シンガポールGPのスケジュールでは、予選前に照明の下で走行できるのは、金曜のフリー走行2回目の90分のみで、走行時間の少なさが懸念されていた。

    これまでのスケジュールでは、金曜フリー走行1回目は午後4時に、土曜フリー走行は午後5時から開始されることになっていた。

    今回の変更により、金曜のフリー走行1回目と土曜のフリー走行3回目の開始時間が、それぞれ午後7時(日本時間:午後8時)に変更された。また、金曜のフリー走行2回目は午後9時30分(日本時間:午後10時30分)へと変更された。

    日曜の決勝レースのスタート時間は、これまでの予定通り午後8時から開始される。しかし、土曜日の予選は午後10時(日本時間:午後11時)へ変更されている。


    F1 シンガポールGP 開催スケジュール

    9月26日(金) フリー走行1回目 19:00〜20:30 (日本時間20:00〜21:30)
      フリー走行2回目 21:30〜23:00 (日本時間22:30〜0:00)
    9月27日(土) フリー走行3回目 19:00〜20:00 (日本時間20:00〜21:00)
      予選 22:00 (日本時間23:00)
    9月28日(日) 決勝 20:00 (日本時間21:00)

    開催日程:シンガポールGP

  • トヨタ、2009年のF1空力デザインを語る

    トヨタ、2009年のF1空力デザインを語る

    トヨタF1チームのシャシー部門シニア・ゼネラル・マネージャーであるパスカル・バセロンが、大きな変更となる2009年の空力レギュレーション、そして2009年のF1マシンのデザインについて語った。

    来年は空力のレギュレーションが変わりますが、その理由を説明してもらえますか?
    来年のレギュレーション変更には基本的に3つの狙いがある。一つ目はドライバーが追い越しをするチャンスを増やすこと、二つ目はクルマのパフォーマンスを制限し、速くなる一方のスピードを抑制すること、三つ目はウィングレットやターニングベインやチムニーなど小さな空力パーツを取り払い、クルマの見た目をすっきりとさせることだ。

    クルマの見た目はどのように変わるのでしょう?
    このレギュレーション変更の大きな要素の一つが、F1カーの見た目を変えて、もっとスッキリさせたいという点だ。現在のF1カーの外見は純粋に空力的な観点から決まっているわけではない。我々は“合法的な箱形の空間”の範囲内でクルマの制作を行っている。クルマの特定の部分においてのみ、ダウンフォースを発生する付加パーツが許されているんだ。その取り付け位置は、純粋な物理法則に従っているわけではない。空力効率だけを優先してレーシングカーを設計した場合、最終的にはウィングレットなどない、流線型になるわけだからね。来年のレギュレーションになれば、我々がそういったパーツを目にすることもなくなるだろう。

    新しい空力レギュレーションによって追い越しが容易になるというのはどうしてなのでしょう?
    新レギュレーションの目的は、前を走るクルマから生じる気流の乱れに対し、後ろのクルマが空力的な影響を受けにくくすることにある。速いスピードで走っているクルマのすぐ後ろでは空気の乱れが生じるからね。この課題に対し、オーバーテーキング・ワーキング・グループは二つの方向から対策を講じた。最初の目標は、前を走るF1カーから生じる乱流の悪影響を弱めること、二つ目は乱流に対し後ろのクルマの空力パフォーマンスが敏感に反応しないようにすることだ。

    F1にスリックタイヤが復活するのはなぜですか?
    スリックタイヤは、追い越しを促進することを狙いにした新レギュレーションのもう一つの側面と言える。このコンセプト全体の中で大きな割合を占めているのがスリックタイヤだ。追い越しを増やすには、クルマから生じる乱流が背後のクルマへ大きな悪影響をもたらしている現状を変えなければならない。ただし、後ろのクルマのパフォーマンス低下を防ぐには、空力パフォーマンスとメカニカルグリップのバランスも変える必要がある。新レギュレーションではメカニカルグリップを増やすことが重要な要素になっている。もちろん他車の乱流の中にあってもタイヤのグリップは変わらないし、また、スリックタイヤは溝つきタイヤよりもグリップが大きいため、追い越しを容易にするという目標に貢献してくれるというわけだ。

    調整可能なフロントウィングは何が狙いなのでしょう?
    これもまたクルマのパフォーマンスに対する乱流の影響を抑制するための変更の一つだ。後ろを走っているクルマの特徴の一つとして、フロントのダウンフォースを失い、そのせいでアンダーステアが生じる、という点が挙げられる。新レギュレーションはこの現象を抑制する方向で策定されているが、それでもまだ十分ではない。そこで別の可能性として考えられるのが、ドライバーがカーバランスを好きなように変えられるようにしたらどうか、ということだ。これを実現する一番簡単な方法は、運転中にフロントウィングを調整できるようにすることだ。これにより、(後ろのクルマが)アンダーステアになったらドライバーはフラップの角度を増やしてバランスを改善することができる。ここでの狙いは、やはり前のクルマに接近している際のパフォーマンスの低下に歯止めをかけ、それによって追い越しのチャンスを広げることにある。また、前にクルマがいない時でも、これを利用すれば特定のコーナーにおけるバランスの問題を補うことができるだろう。来年は間違いなくドライバーがもっと忙しくなるだろうね!。

    そういったレギュレーションの変更に対応するのはどれくらい大変なのでしょう?
    もちろんこれは一つの挑戦になる。非常に大きなレギュレーションの変更になるわけだからね。だがこれは本当に興味深くてエキサイティングな挑戦と言えるだろう。我々のチームの状況を考えれば尚更だ。F1の世界での我々はまだ若いチームだし、我々はこれまで現在のレギュレーションへの対応に関してより多くの経験を持つ他チームに追いつくべくがんばってきた。だがこの新レギュレーションにより、全員が経験値という意味ではゼロにリセットされることになる。どのチームも最初から始めることになるからね。我々はチームスタッフの面々の自由な想像力に任せている。何も縛りを設けずにね。その結果は大いに期待に応えるものになっている。これは取り組むのが楽しい挑戦と言えるね。

    ここまでの進捗には満足していますか?
    そうだね。既に幾つかはいい方向に進んでいると信じているが、ただし、当然ながら自分達にどのくらいの競争力があるのかは最初のレースまで分からない。この新レギュレーションの場合は尚更だ。ここまでの所は面白い体験だった。このような新しいコンセプトに取り組む場合、必然的に初期段階のステップは非常に大きなものになる。そのため、仕事に出掛ける度に、その日の終わりになると何か重大な発見をすることになるんだ。これはとてもやりがいを感じられることだ。

    他チームがどんなソリューションを採用してくるのかについて、いつもの年よりも色々と憶測が働くものでしょうか?
    どのチームも参考になるものがない状況で開発を進めているだけに、果たして新車がどんな外見になるのか、みんな本当に楽しみにしている。レギュレーション自体は今までよりも縛りがキツくなるとは言え、これまでのシーズンで目にしたよりも更に大きな違いがチーム間で生じることになるだろうね。規定の範囲内で、各チーム毎に様々な異なるソリューションを目にすることができるだろう。

    空力について今年学んだことは2009年のクルマにも応用できますか?
    一般的なF1カーの空力について我々が理解を深めたうちの一部分なら応用できるだろう。だが、TF108に固有の課題の対応策については無理だ。そのくらい単純な話だね。レギュレーションが大きく異なるため、例えばターニングベインからどうやって最高のパフォーマンスを引き出したらいいのか、といった知識は、2009年のクルマには特に関係なくなるだろう。

  • キミ・ライコネン(イタリアGPプレビュー)

    キミ・ライコネン(イタリアGPプレビュー)

    ベルギーGPでは、雨が災いし、あと一歩のところで優勝を逃したキミ・ライコネン。フェラーリティフォシのメッカでのレース、そして残りのシーズンに向けて、ライコネンは決して諦めることなくレースに挑む。

    キミ・ライコネン (フェラーリ)
    スパは求めていた結果ではなかったのは間違いない。でも、タイトルのための戦いに戻れたことは良かった。最終的にマシンは望みどおりの感覚だったし、スパのサーキットは、まさにF1レースで最も美しいトラックだね。

    僕はセカンドローから良いスタートを切って、すぐに勝利のために戦えたのは素晴らしかった。僕は前の2人のドライバーをオーバーテイクし、そのあと僕は、状況をコントロールして、自分のレースをすることができた。結局、僕はほんの2周、ほんの4分で週末のゴールを逃した。雨の中でドライブするのは本当に難しかった。最終スティントの始まりから、ハードコンパウンドにいくつか問題が生じていたし、雨はまったく助けにならなかった。サーキットは極度にスリッパリーで、ずっとスライドしていた。リードを取り戻したけど、そのあとウォールに衝突して、お手上げだった。まさにバレンシアのときのように、ピットに歩いて戻らなければならなかったけど、今回はスペインと違って、本当に最後まで勝利のために戦っていた。

    ベルギーに来た時のただひとつゴールは勝利だった。ただレースに勝ちたかったし、他のどんなことも僕にとっては十分ではなかった。それはライバルがギャップを広げることを意味するからね。

    今、不満はない。僕はベストを尽くしたけど十分ではなかった。このようなことは起こることだ。起こったことについて心配はしていないし、諦めてはいない。最後まで戦うつもりだ。ポイントはシーズンの最後にカウントされる。まだ5レースある。実際のポジションは理想的ではないけど、何度も言ってきたように、僕は簡単に諦める男ではない。

    僕たちはすぐにイタリアGPのためにサーキットに戻る。モンツァはフェラーリティフォーシのメッカだし、フィンランドのファンもたくさんいると思う。1年で最も高速なトラックだから、そこへ行くのが楽しみだよ。クルマを信用できることはわかっているし、思ったように走ってくれる。去年は土曜日の午前にひどい事故をしてしまった。壁に激突して、その衝撃はとてつもなかったよ。シーズンで一番厳しい週末だったね。

    スパの前にこのトラックでとても生産的なテストをすることができた。F2008は本当にコンペティティブだと思う。予選の後、それが十分だったのかが分かるだろう。チームのためにもファンのためにも、勝つために全力を尽くすつもりだ。今回はフェラーリのホームレースだし、初めてイタリアGPに勝つことが出来れば最高だろうね。失うものは何もないから、ベストを尽すつもりだ。

    開催日程:イタリアGP

  • フェリペ・マッサ(イタリアGPプレビュー)

    フェリペ・マッサ(イタリアGPプレビュー)

    フェリペ・マッサがイタリアGPへの意気込みを語った。ベルギーで優勝を手にしたマッサは、フェラーリの地元イタリアのファンの前での活躍を誓う。

    フェリペ・マッサ (フェラーリ)
    ほんの数日でモンツァでグランプリが始まるし、あそこで素晴らしいレースをするために本当にモチベーションが高いんだ。特に僕たちのホームのファンの前だからね。僕たちはすべての週末、残るレースすべてに集中して強くならなければならない。

    前回の勝者としてモンツァにを訪れるのは後押しになるし、先週のスパでは良いテストができた。僕たちは、多くの走行を重ねた。信頼性、特にエンジンに重要だった。それは次のレースでも重要な要素になるだろう。また、低ダウンフォースのモンツァ仕様の空力パッケージでもたくさん走った。全体に良い結果だったし、サスペンションの改良のおかげで、モンツァのようなコースで必要な縁石での挙動が良くなった。

    あのようなサーキットでは縁石に乗ったときのメカニカルグリップが必要となる、スピードに乗るためには優れたダウンフォースも必要だ。この両方の要素がベストでなければ、良い結果は出せない。それらの要素がうまくかみ合ったとき、マシンはより速くなり、より安定する。どうなるかは、様子をみてみなければならない。個人的にはスパでのとんでもない午後を過ごした後だし、早くレースに戻りたいね。

    開催日程:イタリアGP

  • フラビオ・ブリアトーレ、「マシンは良くなっている」

    フラビオ・ブリアトーレ、「マシンは良くなっている」

    ルノーF1チームの代表であるフラビオ・ブリアトーレが、今シーズンのルノーF1チームについて、そして、将来のF1レーシングについてを語った。

    フラビオ、私たちが最後に話したのは、シーズンに入って2レース目で、有望な開発の最中だといっていました。それはあなたの期待に見合っていましたか?
    ああ、そう思うよ。マシンは良くなっている。あなたが日曜に見たようにね。レース毎により強くなっている。実際、フェルナンドはバレンシアで中嶋との事故によってノーポイントだったが、マシンのパフォーマンスとは無関係だった。

    フェルナンドは、まだタイヤに問題があると指摘していますが・・・
    でも、我々だけではない。誰もがわずかに問題を抱えている。タイヤがうまく働くときもあればそうでないときもある。それはサーキットに依存しているんだ。他の人々も同じ問題を抱えていると強く思っている。ブリヂストンにスイッチしたとき、はじめはタイヤの問題に直面したのは事実だが、解決できているし、他の皆に比べれば問題ではない。

    これまでのシーズンでのベストリザルトはルーキドライバーであるネルソン・ピケが挙げた表彰台です。おそらく、あなたは満足できないと思います・・・
    我々はシーズンの中盤にいるが、今からシーズンの終わりまでに少なくとも、もう2つの表彰台を持てると確信している。手の届く範囲にあるだろう。どちらのドライバーがそれをするかって?私にとっては同じだ。ポイントは同じだからね。ルーキーポイントやベテランのポイントといったカテゴリーはない。しかし、フェルナンドは表彰台に値していると言いたい。

    フェルナンド・アロンソのような特別なドライバーでさえ、チームのパフォーマンスを変えることはできていませんが・・・
    シーズンの初めに我々のマシンはトップから少し離れていた。しかし、言ったように、我々は段階的にギャップを縮めることができたし、最後の5レースではより良いパフォーマンスをみせるだろう。スパでの我々の目標は4位でフィニッシュすることだった。そしては、それはフェルナンドがまさに届けてくれた。

    しかし、ルノーはすでに2009年に集中していますね・・・
    間違いだ。2008年に集中している。我々はコンストラクターズ・チャンピオンシップを4位で終えたいんだ!

    あなたはKERS導入に反対しています。独立チームであるウィリアムズは、KERSが彼らのエアロダイナミクスやコンポジット部品の予算の10%になるので、財政面では問題にならないと認めています。どうですか?
    もしKERSを開発するなら、F1の中ですべて合わせて開発すべきだというのが私の意見だ。現時点では、皆が他から単独で開発しているし、それはコストを高めている。結局は、誰もが同じことを望む。コストの枠を縮めて、同時にチャンスを与えることができる状況だ。KERSは本当チャンスを広げることができる。しかし、経済的なことだけではないと思う。安全性も問題だ。いつでも新技術を導入するときは、観客やドライバー、メカニックなど、それが誰にとっても安全でなければならない。そして最初のテストでKERSは危険な可能性があることを示した。我々はBMWとレッドブル・レーシングの事故を知った。BMWは最もKERSを推し進めている。それは理解しがたいね。安全を別として、確実な安全性とコストを管理するために、一緒にKERSを開発することが可能だと考えている。しかし、通常通り、F1での自由はコストの許容範囲を超えている。完全に新しいテクノロジーなので、どこが安全な場所かはわからない。

    それから予算の上限にも反対しているようですね・・・
    これはボトムからの上限だ。我々はレッドブルにエンジンを供給している。KERSによって、来年の価格は2倍になるだろう。KERSを持つ今、他のおそれがある。1年で誰もが同じシステムを持つだろうし、我々は大量の金額を投入するだろう。

    あなたは、大部分のニュアンスがファンにほとんど見えないので、技術開発を遅らせることを常に提唱してきました。F1レーシングは正しい方向に進んでいますか?
    現時点では間違った方向に進んでいると思う。サスペンションやギアボックスに興味を抱くファンはいない。彼らは良いレースが観たいんだ。我々はエンジニアにあまりに多くのパワーとお金を与えている。でも、それは我々の誤りだし、我々がもたらした結果だ。他人のお金を使う人は、非常に気前よく使う傾向にある。F1は経済環境の一部であることを理解しなければならない。自分自身のためにすることではない。我々は問題を予測する必要がある。もし優れたマネージャーであるならね。市場に強要されてはいけない。10年間、私はコストをカットするように訴えてきたし、我々が6〜7年前に実施していたら、もっと良い状態だったと思う。ときどき、我々はレースのためにここにいる事実を見失う。我々は将来のための新技術を発見するためにここにいるのではない。我々はそのためにはあまりに小さい。F1はモータースポーツの頂点だが、堅実な予算も見つけるべきだ。

    ルノーはどれくらいF1レーシングに熱心ですか?
    ルノーはF1でコストを削減することについては考えていない。ルノーにとって最も重要でエキサイティングなマーケティングツールだからね。我々が市場に一生懸命に取り組めむことで、予算の多くはスポンサーにとって提供される。

    ドライバーに戻ると、ネルソンはシーズンのはじめに苦しい運転をしていました。彼の表彰台は、彼の弱いスタートを補いましたか?
    彼にとっては本当に困難なスタートだった。しかし、我々は昨年コバライネンでそれを見ている。若いドライバーにとって、最初のシーズンは常に非常に困難なんものだ。でも、昨年ヘイキで見たように、彼はシーズンの過程で本当に良くなったし、それはネルソンにも見られる。彼はドイツのレースで素晴らしい彼の才能を垣間見せてくれた。

    そして、フェルナンド。2度のワールドチャンピオンはトップランナーの後ろでドライブすることを強いられています。チームに競争力のあるマシンを彼に与えるという責任を気付かせましたか?
    その通り、我々の責任は、彼に競争力のあるマシンを与えることだ。そして、我々は最善を尽くしている。今年これまででわかったことは、我々はマシンのせいでチャンスを逃すときもあれば、ドライバーによってのときもあるということだ。モナコとカナダで表彰台のチャンスがあったが、我々はそれを逃した。我々はともに勝ち、ともに負けているんだ。1つの部分によるものではない。良いマシンがなければどこにも行けないのは事実だ。だから、まずは良いマシンが必要だ。そのあとでドライバーのパフォーマンスが差を生む。我々は彼にスパよりも良いマシンをモンツァのために与えたい。

    ほとんどのチームが既に来年のドライバーラインナップを確定させています。ルノーの状況はどうですか?
    我々が、今年の終わりと来年のはじまりの間に2009年のドライバーを発表することは確実だ。

    F1レーシングでのあなた自身の将来はどうですか?あなたの契約は今シーズン末までです。我々は来年ここで会いますか?
    私の将来はピンクだよ。来年もここにいるかって?わからないね。でも、これは私の問題では小さなことだ。コストを削減して、すべてを管理することが可能なら、留まることに興奮しているだろう。でも、今のように続くのなら、興味を持たないかもしれない。

  • リカルド・パトレーゼ、ホンダRA107をドライブ

    リカルド・パトレーゼ、ホンダRA107をドライブ

    リカルド・パトレーゼが、9月9日(火)に南スペインのヘレスサーキットでホンダ RA107をドライブする。今回のドライブはホンダ・レーシングF1チームの招待により実現。往年の名F1ドライバーがホンダの2007年モデルで、現在のF1マシンの走りを体験することになる。

    今回のゲストドライブが実現するきっかけは、シーズンはじめに行われたルーベンス・バリチェロのGP通算257回出場を祝うゴルフ大会。2008年トルコGPで達成されたこの記録は、15年前にパトレーゼ氏が樹立し、長らく破られていなかったF1歴代最多出場記録を更新するものだった。ゴルフ大会に参加したパトレーゼ氏がホンダのF1マシンをドライブしてみたいと話していたことから、チームはその機会を設けることにした。

    リカルド・パトレーゼは、1977年にデビューしてから1993年に17年にわたりF1の世界で活躍したパトレーゼは、通算256戦出場し、計6勝を挙げた元F1ドライバー。表彰台獲得は37回で、ポールポジションは8回、ファステストラップは13回記録。現在は母国イタリアのテレビ局Sky Sports ItaliaのF1放送で解説者を務めている。