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  • 2026年マン島TTで重大事故 ライダー1人と観客8人が負傷

    2026年マン島TTで重大事故 ライダー1人と観客8人が負傷

    2026年マン島TTの開幕初日となった5月25日(月)、マウンテンコースのパーラメント・スクエア出口で重大事故が発生し、ライダー1人と観客8人が病院へ搬送された。

    主催者によれば、負傷者はいずれも意識がある状態で、ライダーは脚に負傷を負い、ノーブルズ病院で治療を受けている。

    開幕初日のフリープラクティス中に赤旗
    2026年マン島TTは月曜午前、良好なコンディションのもとでスタートした。現地時間10時45分ごろにニューカマーが走行を開始し、その後、スーパースポーツ、スポーツバイク、サイドカー、スーパーバイク/スーパーストックの各クラスが走行を行った。

    この日の序盤セッションはすべてタイム計測なしで行われ、最初の公式予選走行は現地時間14時15分から開始される予定だった。

    しかし、最終セッションの残り約10分で赤旗が提示され、主催者はその後、パーラメント・スクエアで発生した「重大インシデント」により、この日の予選走行を中止すると発表した。

    単独ライダーの事故に観客が巻き込まれる
    マン島TTの主催者は、事故がパーラメント・スクエアの出口で発生し、単独の競技参加者と複数の観客が関係したことを明らかにした。

    主催者の声明では、赤旗は現地時間13時30分に提示され、マウンテンコース全体の走行活動は直ちに停止されたと説明されている。これは重大事故対応手順を実施するための措置だった。

    ライダーはノーブルズ病院へ搬送され、脚の負傷を負っているものの、意識があり会話できる状態と報告されている。観客については8人が治療を必要と判断され、全員がさらなる診断と治療のため同病院へ搬送された。

    この日の走行はすべて中止
    主催者は、事故対応を可能な限り適切に行うため、この日の残りすべての走行活動を中止する判断を下した。

    「2026年マン島TTレースの開幕フリープラクティス中に発生したインシデントを受け、13時30分に赤旗が提示された」と主催者は声明で説明した。

    「セッションは直ちに停止され、重大事故対応手順を実施するため、マウンテンコース全体でのすべての走行活動が中断された」

    「事故はパーラメント・スクエアの出口で発生し、単独の競技参加者と複数の観客が関係した」

    「競技参加者はノーブルズ病院へ搬送され、脚の負傷を負っているものの意識があり会話できる状態と報告されており、引き続き治療を受けている」

    「治療が必要と判断された観客は8人だった」

    「全員が意識のある状態と報告され、さらなる診断と治療のためノーブルズ病院へ搬送された」

    事故原因の調査を開始
    主催者は、標準運用手順に基づき、レース、医療、安全担当者による調査プロセスがすでに開始されていると説明した。

    現時点で負傷したライダーの名前は公表されておらず、治療を受けた8人以外に、どの程度の観客が事故に関係したのかも明らかにされていない。

    マン島TTは声明の中で、事故対応にあたったマーシャル、医療チーム、救急サービス、マン島の医療機関であるマンクス・ケア、そして現場対応を支えたすべての関係者に謝意を示したうえで、事故に関係した人々に思いを寄せているとした。

  • アービッド・リンドブラッド F1カナダGP決勝DNS「ギアが入らなかった」

    アービッド・リンドブラッド F1カナダGP決勝DNS「ギアが入らなかった」

    アービッド・リンドブラッド(レーシングブルズ)は2026年F1カナダGP決勝をスタートすることができず、無念のDNSに終わった。

    フォーメーションラップ開始直前にクラッチトラブルが発生し、マシンがギアを選択できない状態となったことで、リンドブラッドはレースへの参加を断念。週末を通して高い競争力を見せていただけに、大きな落胆を隠さなかった。

    「ギアが入らなかった」
    「今日のフォーメーションラップ開始時にクラッチの問題が発生して、レースに参加できなかった」とアービッド・リンドブラッドはコメント。

    「スタート前のライトが点灯してギアを入れようとしたけど、ギアが入らなかった」

    混合コンディションでの決勝を楽しみにしていたという。

    「こういうコンディションで走るのを本当に楽しみにしていたから、そのチャンスが得られなかったのは本当に残念だ」

    “結果を残せる週末”だっただけに悔しさ
    リンドブラッドは、週末を通してマシンに強い手応えを感じていた。

    「それまでは本当にポジティブな週末だっただけに悔しい」

    「チームは週末を通して完璧な仕事をしてくれたし、投入したアップグレードもうまく機能していた」

    レーシングブルズは今大会で高い競争力を見せており、リンドブラッド自身も上位進出の可能性を感じていた。

    「今日の結果に値する力はあったと思う。それだけに結果を持ち帰れなかったのはフラストレーションが大きい」

    さらに、6位でフィニッシュしたフランコ・コラピントとの比較も口にした。

    「コラピントが今6位を走っているのを見ると、なおさら悔しい。僕たちは彼より前からスタートするはずだったからね」

    初モナコへ前向きな姿勢
    結果こそ残せなかったものの、リンドブラッドは次戦モナコGPへ前向きな姿勢を見せている。

    「次戦へ向けて持ち帰れるポジティブな要素はたくさんあるし、自信もある」

    「モナコで初めてF1マシンを走らせるのが今から楽しみだ」

    カナダGPでは不運に泣いたリンドブラッドだが、週末を通して示したスピードは確かなものだった。モナコの市街地コースで再び存在感を示せるか注目される。

  • トト・ヴォルフ メルセデスF1内戦を回顧「止めようと考えた瞬間もあった」

    トト・ヴォルフ メルセデスF1内戦を回顧「止めようと考えた瞬間もあった」

    2026年F1カナダGPでは、ジョージ・ラッセルとアンドレア・キミ・アントネッリによるメルセデスF1同士の激しい首位争いがレース最大の見どころとなった。2台は序盤から何度も順位を入れ替え、接触寸前のサイド・バイ・サイドを繰り広げながらトップ争いを展開した。

    レース後、メルセデスF1代表のトト・ヴォルフは、状況次第ではチーム側がバトルを止める可能性もあったことを明かした。

    一方で、両ドライバーが互いを尊重しながら限界の戦いを続けていたことを高く評価し、「ぜいたくな問題だった」と振り返っている。

    接触寸前の激しい攻防
    ラッセルとアントネッリはレース序盤から何度も順位を入れ替え、接触寸前の攻防を繰り返した。

    無線では、チーム側がドライバーたちに冷静なレース運びを求める場面もあった。

    トト・ヴォルフは、当時の状況を次のように振り返った。

    「我々は何度も“もう十分だ”と言いかけた。しかし次の2周ではまたペースが上がる。その繰り返しだった」

    「ギャップを維持できている限りは問題なかった。しかし当然、間違えばすべてを失う危険もあった」

    “完全公平”で戦わせたメルセデスF1
    ヴォルフは、メルセデスが両ドライバーを完全に公平な条件で戦わせていたことも明かした。

    「彼らは互いに十分なスペースを残していた。それは素晴らしかった」

    「エンジンモードも公平だった。守る側にも攻める側にも、必要なツールは同じように与えていた」

    ヴォルフは、この状況を「ぜいたくな問題」と表現。一方で、後方との差が小さければチーム介入していた可能性も認めた。

    「もし後ろとのギャップが小さく、ポジションを失う状況だったなら、我々は間違いなく介入していただろう」

  • F1カナダGP決勝 ハイライト動画:アントネッリ4連勝 メルセデス激闘の結末

    F1カナダGP決勝 ハイライト動画:アントネッリ4連勝 メルセデス激闘の結末

    2026年F1第5戦カナダGP決勝は、アンドレア・キミ・アントネッリ(メルセデス)が制し、今季4連勝を達成した。

    レース序盤にはジョージ・ラッセルとの激しい首位争いが展開され、メルセデスF1同士による接触寸前のバトルが続いた。しかし30周目、ラッセルがパワーユニット系トラブルで突然ストップ。アントネッリはその後レースを掌握し、ランキング首位のリードをさらに広げた。

    終盤にはルイス・ハミルトン(フェラーリ)がマックス・フェルスタッペン(レッドブル)をオーバーテイクして2位を獲得。フェルスタッペンは3位で今季初表彰台となった。一方でマクラーレンF1はタイヤ戦略が裏目に出て苦戦し、ランド・ノリスはリタイア、オスカー・ピアストリも無得点に終わる厳しい週末となった。

    フジテレビのFチャンネルでは、F1カナダGP決勝のハイライト動画を公開。スタート直後の攻防、メルセデス勢の壮絶なチームメイトバトル、ラッセルのリタイア、そして終盤のハミルトン対フェルスタッペンの戦いなど、波乱のレースを映像で振り返ることができる。

    2026年F1カナダGP 決勝 結果

    1.アンドレア・キミ・アントネッリ(メルセデス)
    2.ルイス・ハミルトン(フェラーリ)
    3.マックス・フェルスタッペン(レッドブル)
    4.シャルル・ルクレール(フェラーリ)
    5.アイザック・ハジャー(レッドブル)
    6.フランコ・コラピント(アルピーヌ)
    7.リアム・ローソン(レーシングブルズ)
    8.ピエール・ガスリー(アルピーヌ)
    9.カルロス・サインツJr.(ウィリアムズ)
    10.オリバー・ベアマン(ハース)
    11.オスカー・ピアストリ(マクラーレン)
    12.ニコ・ヒュルケンベルグ(アウディ)
    13.ガブリエル・ボルトレト(アウディ)
    14.エステバン・オコン(ハース)
    15.ランス・ストロール(アストンマーティン)
    16.バルテリ・ボッタス(キャデラック)
    DNF.セルジオ・ペレス(キャデラック)
    DNF.ランド・ノリス(マクラーレン)
    DNF.ジョージ・ラッセル(メルセデス)
    DNF.フェルナンド・アロンソ(アストンマーティン)
    DNF.アレクサンダー・アルボン(ウィリアムズ)
    DNF.アービッド・リンドブラッド(レーシングブルズ)

  • アイザック・ハジャー F1カナダGP決勝5位「クルマは速いけど扱いが難しい」

    アイザック・ハジャー F1カナダGP決勝5位「クルマは速いけど扱いが難しい」

    アイザック・ハジャー(レッドブル)は2026年F1カナダGP決勝を5位でフィニッシュし、再び力強いパフォーマンスを披露した。

    スタートでは好発進を決め、一時は4位争いにも加わったハジャー。しかし、本人はレース中を通してマシンへの自信を持てず、「昨日のような感覚はなかった」と振り返った。

    それでも苦しい状態の中で5位を持ち帰ったことは、レッドブルにとっても大きな収穫となった。

    「クルマは速かったが扱いが難しかった」
    「スタートはとても良かった。でもレースではペースにかなり苦しんだ」

    とアイザック・ハジャーはコメント。

    「クルマ自体はすごく速かったけど、昨日と比べるとかなり運転が難しかった。昨日はもっと快適に感じていたから、今日は自分が望むほどプッシュできなかった」

    スプリントと予選で高い競争力を見せた一方、決勝ではフィーリングが変化していたという。

    「昨日のスプリントや予選では本当に良いペースがあったし、何が起きているか理解できていた。でも今日はうまくいかなかった」

    「だからコース上に留めることと、ミスをしないことにすごく集中しなければならなかった」

    4位を逃すも“前進”を実感
    ハジャーは、内容次第では4位も狙えたと語った。

    「4位を確保できた可能性はあったと思う。でも最終的には5位で終えることになった」

    それでも、週末全体としては非常にポジティブだったと評価した。

    「今週末のクルマのパフォーマンスは本当に良かった。マイアミから大きく前進できたし、週末を最大限に生かせたと思う」

    さらに、今季ベストだったという土曜日の感覚を今後も維持したいと語った。

    「少なくとも僕にとって昨日は今年最高の日だった。本当に強さを感じていた」

    「その感覚をシーズン残りでもずっと続けたい。もしそれができれば、もっと前で戦えるはずだ」

    モナコGPへ“勢い維持”を目指す
    カナダGPで再び上位争いに加わったハジャーは、次戦モナコGPへ向けても自信を見せた。

    「この勢いをモナコでも維持できることを願っている」

    レッドブルはマイアミ以降、着実に競争力を高めており、ハジャー自身も週末を通して強い存在感を示している。モナコの市街地コースはドライバーの自信とフィーリングが重要になるだけに、“昨日の感覚”を再現できるかが大きな鍵となりそうだ。

  • フランコ・コラピント F1カナダGPで自己最高6位「チーム全員への最高のご褒美」

    フランコ・コラピント F1カナダGPで自己最高6位「チーム全員への最高のご褒美」

    フランコ・コラピント(アルピーヌ)は2026年F1カナダGP決勝で6位入賞を果たし、自身最高位フィニッシュを記録した。

    週末序盤は苦戦も見えたアルピーヌだったが、難しいコンディションの中で着実にポジションを守り抜き、ピエール・ガスリーとのダブル入賞を達成。コラピントは「チーム全員への素晴らしいご褒美になった」と喜びを語った。

    「自己最高結果で本当にうれしい」
    「週末のスタートから考えると、チームでダブル入賞を達成できたのは素晴らしい結果だし、懸命に働いてきた全員への最高のご褒美だ」とフランコ・コラピントはコメント。

    「僕たち全員が積み重ねてきた仕事を本当に誇りに思っている。今日は素晴らしいチーム結果だった」

    コラピントにとって6位はF1キャリア最高位となった。

    「これは僕自身にとってもF1で最高の結果だ。本当にうれしいし、マイアミで見せたパフォーマンスをさらに発展させることができた」

    “他車の不運”を最大限に生かしたアルピーヌ
    コラピントは、上位陣のトラブルによってポジションを得たことも認めつつ、チームが最大限の仕事をしたと強調した。

    「他のドライバーの不運によって恩恵を受けたのは分かっている。でもそういう形で順位を得るのは決して気持ちの良いものではない」

    「それでも僕たちはできる限りのことを最大化して、クルマをしっかり持ち帰った」

    レース中にはヒヤリとする場面もあった。

    「ピットアウト直後にウェットパッチへ乗ってしまい、そのあと白線に乗って壁へ向かって滑っていった。かなり怖かった」

    「幸い壁には横向きに当たっただけで済んだし、ダメージも小さく、修理が必要なほどではなかった」

    アルピーヌの前進を実感
    コラピントは、アルピーヌが確実に前進している手応えを口にした。

    「チームとして本当に素晴らしい仕事ができた。スタートも良かったし、ポジションを守ることができた」

    「今週末を通して、僕たちはクルマの持つ力をすべて引き出せたと思う」

    一方で、トップ勢との差はまだ大きいとも語った。

    「まだもっと競争力を上げる必要があるし、クルマのパフォーマンスも改善して、実力で前のチームに近づかなければならない」

    それでも、カナダGPでの自己最高6位は、アルピーヌにとって大きな前進を示す結果となった。

  • アストンマーティン・ホンダF1 カナダGPで苦戦 クラック「これが今の実力」

    アストンマーティン・ホンダF1 カナダGPで苦戦 クラック「これが今の実力」

    アストンマーティン・ホンダは、2026年F1カナダGP決勝で苦しいレースを強いられた。フェルナンド・アロンソはシートトラブルによってリタイアし、ランス・ストロールはピットレーンスタートから15位完走。チームとしてポイント争いに絡むことはできなかった。

    決勝では、アロンソがソフトタイヤスタートを成功させ、序盤はトップ10圏内を走行。しかし、コンディションが安定すると徐々に後退し、24周目にマシンを降りた。

    一方のストロールは、バッテリー交換とセットアップ変更によりピットレーンからスタートし、2ストップ戦略でチェッカーを受けた。

    クラック「残念ながら今はこれが我々の位置」
    アストンマーティンF1のマイク・クラックは、レース後に現在のチーム状況を率直に認めた。

    「レース序盤は、両ドライバーともオープニングラップでポジションを上げることができ、まずまずのスタートだった」とクラックはコメント。

    「ただ、雨の脅威が薄れていく中で、その位置を維持するのは難しかった」

    アロンソのリタイアについては、シートの問題が原因だったと説明した。

    「フェルナンドはシートの問題によってコクピット内が不快な状態になっていたため、24周目にリタイアを選択した」

    ストロールについては、通常の2ストップ戦略でレースを走り切ったと振り返った。

    「ランスはソフト、ソフト、ミディアムの2ストップ戦略で15位フィニッシュとなった。残念ながら、現時点で我々にはそれ以上のペースがない。それが今の我々のポジションだ」

    アストンマーティン・コグニザント・フォーミュラワンチーム

    ホンダ陣営への祝福も
    厳しい週末となった一方で、クラックはホンダ陣営へ祝福の言葉も送った。

    「別件ではあるが、インディ500でポールポジションと優勝を達成したホンダの同僚たちを祝福したい」

    同じホンダ陣営では、インディカーでフェリックス・ローゼンクヴィストがインディ500を制覇。アストンマーティン・ホンダF1にとっては厳しいカナダGPとなったが、チームは夏休み前後に投入予定のアップグレードによる巻き返しを目指している。

  • キミ・アントネッリ F1カナダGP決勝「ジョージとの戦いは本当に楽しかった」

    キミ・アントネッリ F1カナダGP決勝「ジョージとの戦いは本当に楽しかった」

    アンドレア・キミ・アントネッリ(メルセデス)は2026年F1カナダGP決勝で4連勝を達成し、ドライバーズ選手権でさらにリードを広げた。

    レースではチームメイトのジョージ・ラッセルと激しい首位争いを展開。何度もポジションを入れ替える白熱の攻防を繰り広げた末、ラッセルがマシントラブルでリタイアしたことでアントネッリが勝利を手にした。

    レース後、アントネッリはラッセルとのバトルについて「限界で戦っていた」と振り返り、最後まで続いていれば素晴らしい戦いになっていたと語った。

    「限界の戦いだった」
    「まず今週末来てくれたみんなに感謝したい。ジョージとのバトルは本当に楽しかった」とアンドレア・キミ・アントネッリはコメント。

    「僕たちはほぼ限界で走っていたし、今日は風が強くて簡単じゃなかった。特にターン10は本当に難しかった。ある周に彼がロックアップして僕が前に出て、そのあと今度は僕がロックアップした。すごく接戦だった」

    ラッセルのリタイアについては残念だったとしつつも、勝利を素直に喜んだ。

    「彼にトラブルが起きたのは残念だった。最後まで続けば本当にクールな戦いになっていたと思う。でも僕たちは勝利を受け取る。もう1勝できて本当にうれしいし、チームにも大きな感謝を伝えたい」

    タイヤマネジメントにも苦戦
    ラッセルの離脱後も、アントネッリは決して楽なレースではなかったと明かした。

    「単独走行になってからはタイヤマネジメントをかなり意識していた。フロント左にグレイニングが出始めていたからね」

    「タイヤがしっかり噛んでくれない変な感覚があった。でも最後は温度が入ってペースも良くなった」

    また、メルセデスが投入したアップグレードについては、まだ完全には評価し切れていないと説明した。

    「今週末はタイヤを正しいウインドウに入れるのが本当に難しかった。だからパッケージ自体をまだ完全には理解できていない。次の数戦でよりはっきり見えてくると思う」

    43ポイント差でも“タイトルは考えていない”
    4連勝によってランキング2位との差は43ポイントに拡大した。しかしアントネッリは、まだタイトル争いを意識する段階ではないと語った。

    「正直、選手権については考えていない。僕は1戦ずつ集中している」

    「今はギャップがあるけど、それで楽になるわけじゃない。むしろもっとレベルを上げていかないといけない。ライバルたちも近づいているし、ジョージも本当に速い」

    「だから自分自身に集中して、ドライビングを楽しみながら、できる限り速く走ることを目指していく」

  • ルイス・ハミルトン F1カナダGPでフェラーリ初2位「深く掘り下げ続けてきた」

    ルイス・ハミルトン F1カナダGPでフェラーリ初2位「深く掘り下げ続けてきた」

    ルイス・ハミルトン(フェラーリ)は2026年F1カナダGP決勝で2位表彰台を獲得し、フェラーリ加入後最高の結果を手にした。

    週末を通して高い競争力を見せたハミルトンは、終盤にマックス・フェルスタッペンとの激しい攻防を制して2位を確保。レース後には「ここまで来るために本当に深く掘り下げてきた」と語り、苦しかった移籍後の日々を振り返った。

    「ついにスイートスポットを見つけた」
    「まずチームのみんなに大きな感謝を伝えたい。グラッツェ」とルイス・ハミルトンはコメント。

    「彼らはオープンアームで迎えてくれた。でもこの1年少しは本当に厳しかった。だからようやくスイートスポットを見つけて、こういう良い週末を過ごせたのは最高の気分だ」

    「またこの場所に戻って来られてうれしい。しかも彼らは本当に速かったし、マックスともレースができた。本当に楽しかった」

    今回の結果は、ハミルトンにとってフェラーリ移籍後初の2位表彰台となった。

    「ここまで来るためにどれだけ深く掘り下げなければならなかったか説明できない。裏で山を動かすような努力をしてきた」

    「それでもチームは毎週末ずっと僕を支え続けてくれた。本当に感謝している」

    “マックス狩り”を楽しんだハミルトン
    終盤にはフェルスタッペンとの激しい2位争いが展開された。

    「最高だった。偉大なドライバーの一人と戦うのは本当に素晴らしい」

    「僕たちはコーナーでは少し速かったと思う。でも彼らはストレートで取り返してくる。本当に難しかった」

    ハミルトンは、エネルギーマネジメントを計算しながらオーバーテイクを狙っていたことも明かした。

    「どこでバッテリーを使うか、どこで温存するかをずっと計算していた。何とか成功できて本当に良かった」

    「追い抜いた瞬間の感覚は最高だった。こういう“狩る感覚”は子どもの頃から大好きなんだ」

    モナコGPへ向けても手応え
    ハミルトンは、今回の結果が今後への希望につながると語った。

    「モナコはパワーが支配するサーキットではない。だから僕たちのクルマはかなり強いと思う」

    「もしパワー差がなければ、僕たちは彼らと戦えている」

    また、今週末は母親と過ごしたことも良い流れにつながったと笑顔を見せた。

    「母と毎晩一緒に夕食を食べて、映画を見たり話をしたりしていた。本当に素晴らしい週末だった」

    「彼女は僕のラッキーチャームだね。これから毎戦来てもらわないと」

    ルイス・ハミルトンと母親

  • フェルスタッペン F1カナダGPで今季初表彰台「ようやく普通のレースができた」

    フェルスタッペン F1カナダGPで今季初表彰台「ようやく普通のレースができた」

    マックス・フェルスタッペン(レッドブル)は2026年F1カナダGP決勝で3位表彰台を獲得し、今季初表彰台を記録した。

    予選後にはマシンへの不満を口にしていたフェルスタッペンだったが、決勝では安定したレースを展開。終盤にはルイス・ハミルトンと激しい2位争いを繰り広げた。

    レース後には「ようやく普通のレースができた」と語り、混乱続きだった今季序盤との違いを強調した。

    「今季初表彰台は本当にポジティブ」
    「今日はすごく良いバトルができた」

    とマックス・フェルスタッペンはコメント。

    「前の方でレースできるのはやっぱり良いことだし、今季初表彰台を獲得できたのは本当にポジティブだ」

    終盤はハミルトンとの激しい攻防となった。

    「ルイスとの戦いも楽しかった。最後まで全力でプッシュし続けた」

    「簡単じゃない週末だったことを考えると、ここで表彰台に乗れたのは本当に前向きな結果だ」

    “普通のレース”を喜ぶフェルスタッペン
    フェルスタッペンは、ようやく波乱の少ないレースを戦えたことにも安堵を見せた。

    「たぶん今季初めて普通のレースができた。クレイジーなことが何も起きなかったからね」

    一方で、マシンバランスには依然として課題が残っていると語った。

    「正直、クルマはマイアミの方が良かったと思う。だからここで表彰台に乗れたのは少し驚いている」

    「ソフトタイヤでは比較的競争力があったけど、ミディアムではタイヤをうまく機能させられなかった」

    それでも、難しいコンディションの中で結果を持ち帰れたことを評価した。

    「厳しい条件の中で、僕たちは良い仕事をしたと思う」

    マックス・フェルスタッペン(レッドブル・レーシング) F1 カナダGP

    “F1はもっと純粋であるべき”
    会見では現在のパワーユニット規則についても持論を展開した。

    「今のF1は複雑すぎる。ファンですら、僕たちが走りながら何を管理しているのか分かっていないと思う」

    「フォーメーションラップで何をしなければいけないか、どれだけ充電できるか、そういうことばかりだ」

    「F1はもっと純粋であるべきだと思う」

    さらに、2027年以降に議論されているレギュレーション変更についても期待を示した。

    「来年に向けて議論されている変更は必要最低限のものだと思う。もっと自然で、もっと純粋なレースに戻ってほしい」