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  • キャデラックF1 バルテリ・ボッタス更迭説が浮上 セルジオ・ペレスにも移籍の噂

    キャデラックF1 バルテリ・ボッタス更迭説が浮上 セルジオ・ペレスにも移籍の噂

    2026年F1カナダGPの週末で、ドライバー市場の噂が一気に加熱している。マックス・フェルスタッペンを巡るトップチームの動向が注目を集める一方、新規参戦チームのキャデラックにも不穏な空気が漂い始めた。

    伊Sky Italiaのロベルト・キンチェロによると、バルテリ・ボッタスはセルジオ・ペレスに対して予選で大差をつけられたことで、すでにチーム内で立場が揺らいでいるという。

    さらに、ペレス自身にも他チームへの関心があるとされ、2027年に向けてキャデラックのラインアップが大きく変わる可能性が浮上している。

    ボッタスに厳しい視線 予選0.8秒差が波紋
    モントリオールでの予選で、バルテリ・ボッタスはセルジオ・ペレスに対して2回の予選セッションともコンマ8秒差をつけられた。

    「ブレーキに問題があったのかは分からない」とロベルト・キンチェロは語った。

    「だが、コンマ8〜1秒差というのは大きい。彼の立場が安泰だとは思えない」

    キャデラックは参戦初年度、経験豊富なドライバーラインアップでプロジェクトを安定させる方針を取ってきた。しかし、開幕から苦戦が続く中で、早くも将来に向けた方向転換が議論されているという。

    「まだ5月だが、ドライバー市場はすでに本格化している」

    「キャデラックではボッタスのポジションについて議論が始まっている」

    ペレスにも移籍説 キャデラック残留は不透明
    一方で、セルジオ・ペレス自身も長期的にキャデラックに留まる考えではない可能性があるとされる。

    「ペレスは他チームに問い合わせを行っている」とキンチェロは明かした。

    「はっきりしているのは、彼がおそらく引退を望んでいないということだ。彼は走り続けたいと思っている」

    そのためキンチェロは、2027年には少なくとも1席、場合によっては2席とも空席になる可能性があると予測している。

    「おそらく2人のうち少なくとも1人は来年いないと思う」

    「もしかすると、2人ともいないかもしれない」

    キャデラックの次世代候補にハータ浮上
    もしラインアップ刷新が現実となれば、キャデラックは“生き残り”重視の体制から、将来を見据えた若手育成路線へ舵を切る可能性がある。

    その筆頭候補として名前が挙がっているのが、アメリカ人インディカードライバーのコルトン・ハータだ。

    現在はF2でスーパーライセンス獲得に必要なポイントを積み上げており、条件を満たせばキャデラック入りへの道が開けるとみられている。

    「コルトン・ハータがいる」とキンチェロは語った。

    「もしスーパーライセンスを確保できれば、彼にはキャデラック入りへの明確な道筋があると思う」

  • 2026年F1シーズンは“クリスマス決着”も? 中東2戦復活で過酷日程案が浮上

    2026年F1シーズンは“クリスマス決着”も? 中東2戦復活で過酷日程案が浮上

    2026年F1シーズンが、史上例を見ない“クリスマス直前フィニッシュ”となる可能性が浮上している。

    イラン情勢の影響によって4月開催予定だったバーレーンGPとサウジアラビアGPが中止となったが、F1は現在、この2戦をシーズン後半に再組み込みする案を検討しているという。

    DAZNのトマス・スラファー記者によると、F1側は特にサウジアラビアGPの復活開催を強く望んでおり、さらにバーレーンGP追加も視野に入れている。

    “10戦を13週間”という過酷スケジュール案
    現在議論されている案では、バーレーンGPを10月2〜4日に移動し、アゼルバイジャンGPとシンガポールGPの間に組み込む構想が検討されている。

    この案が実現した場合、2026年後半戦は3連戦が3回組み込まれる極めて過酷な日程となる。

    ■ アゼルバイジャンGP
    ■ バーレーンGP
    ■ シンガポールGP

    その後に1週間の休みを挟み、

    ■ アメリカGP
    ■ メキシコGP
    ■ ブラジルGP

    さらに再び1週間の休みを挟んで、

    ■ ラスベガスGP
    ■ カタールGP
    ■ サウジアラビアGP

    という構成になる見通しだ。

    そして最終戦アブダビGPは12月20日に開催され、F1史上でも異例の“クリスマス直前フィナーレ”になる可能性がある。

    マドリードGP以降は“消耗戦”に
    この案が採用された場合、マドリードGP後からシーズン終了までの約13週間で10レースを消化することになる。

    トマス・スラファー記者は、DAZNのカナダGP中継内で次のように説明した。

    「F1はサウジアラビアGPを何としてもカレンダーに戻したいと考えている」

    「現在はバーレーンGP追加も検討されている。ただし、残された空き枠はほとんどない」

    さらに、後半戦の負担についても懸念を示した。

    「9月中旬以降、13週間で10レースという日程になる」

    最大の障壁は中東情勢の不透明さ
    ただし、現時点でF1はこの改訂カレンダーを正式発表できる状況にはない。

    背景には、依然として不透明な中東地域の地政学リスクがある。特にサウジアラビアとバーレーンを再び開催地として組み込めるかどうかは、今後の安全保障状況に大きく左右される。

    一方で、F1側としては中東ラウンドを失うことによる商業的損失や契約上の問題も無視できず、代替開催ではなく“復活開催”を模索している状況だ。

    仮にこの案が承認されれば、2026年シーズン終盤はタイトル争いだけでなく、チームスタッフや物流部門の“耐久戦”としても歴史に残るシーズンとなりそうだ。

  • アルボンのカナダGP“マーモット事故”にPETAが声明 F1に野生動物対策を要求

    アルボンのカナダGP“マーモット事故”にPETAが声明 F1に野生動物対策を要求

    アレクサンダー・アルボン(ウィリアムズ)が2026年F1カナダGPのプラクティス中にマーモットと接触した事故を受け、動物愛護団体PETAがFIAとF1に対し、ジル・ヴィルヌーヴ・サーキットでの野生動物対策を強化するよう求めた。

    アルボンはコース上に現れたマーモットを避けようとしたが、接触を避けきれず、FW48は大きなダメージを受けた。この影響でスプリント予選への準備にも支障が出た。

    PETA創設者がアルボンを称賛「PETAの表彰台に値する」
    PETA創設者のイングリッド・ニューカークは、アルボンがマーモットを避けようとした判断を称賛した。

    「アレックス・アルボンがコース上のマーモットを避けようとしてステアリングを切った判断は、彼を勝者にするものだ」とニューカークは声明で述べた。

    「勇気と思いやりの両方を示し、彼は一瞬の判断で傷つきやすい動物の命を重んじる選択をした。それは彼にPETAの表彰台に上がる資格を与えるものだ」

    その一方で、ニューカークはFOM、FIA、そしてカナダGP主催者に対し、野生動物とドライバー双方を守るための対策強化を求めた。

    「他の種の動物たちは、レーストラックや高速で走る車を理解していない。彼らはただ、自分たちの生活を送ろうとしているだけだ」

    「PETAは、この出来事が、こうした地域をすみかとする動物たち、そしてドライバー自身を守るために、主催者がより強力な抑止措置を導入するきっかけになることを望んでいる」

    毎年問題となるカナダGPのマーモット出没
    カナダGPが開催されるジル・ヴィルヌーヴ・サーキットでは、周辺にマーモットの生息地があるため、毎年のようにコース付近で姿が確認されている。

    愛らしい存在ではあるが、走行中のF1マシンの前に出れば、動物にとってもドライバーにとっても重大な危険となる。主催者はこれまでもコース上への侵入を防ぐための対策を講じてきたが、今回の事故により、その有効性が改めて問われる形となった。

    ボウルズ「アルボンは動物を気にしていた」
    ウィリアムズのチーム代表ジェームス・ボウルズは、事故後のアルボンが動物のことを気にしていたと明かした。

    「彼の最初の反応はもちろんフラストレーションだった。カルロスに対して速かったからだ。こうしたスプリントのセッションでは60分しかない。それだけで、その半分以上を失うのはフラストレーションがたまる」

    「ガレージに戻ってからは、彼は母親のことをより心配していた。母親は、彼がマーモットの一家を引き取るために費用を払わなければならないと思っているからだ。それが今回の結果というわけだ」

    アルボンはこれまでも動物保護を訴える特別ヘルメットを使用してきたことで知られ、今回の事故についても「動揺していた」とされている。

    今回の接触は単なる珍事ではなく、自然環境の中に置かれた市街地型サーキットが抱えるリスクを浮き彫りにした。PETAの声明は、動物愛護の観点だけでなく、F1マシンが高速で走行する場に野生動物が入り込むことの危険性を改めて示すものとなった。

  • マックス・フェルスタッペン マクラーレンF1“大博打”失敗に「ありがとう」

    マックス・フェルスタッペン マクラーレンF1“大博打”失敗に「ありがとう」

    2026年F1カナダGPでは、スタート直前のタイヤ選択が序盤の展開を大きく左右した。雨が落ちたジル・ヴィルヌーヴ・サーキットは決勝前に乾き始めていたが、マクラーレンはランド・ノリスとオスカー・ピアストリをインターミディエイトでスタートさせる大胆な判断を下した。

    しかし、フォーメーションラップの時点で両ドライバーは無線でタイヤ選択への懸念を訴えており、ノリスが一時トップに立ったものの、すぐに判断ミスが明らかになった。

    2台は早い段階でミディアムへ交換し、表彰台を狙える位置から大きく後退した。

    フェルスタッペン「ありがとう」
    マクラーレンの判断に対し、マックス・フェルスタッペンは驚きを隠さなかった。

    「素晴らしい判断だった」とマックス・フェルスタッペンはコメント。「僕は『ありがとう』という感じだった」

    マクラーレンだけがインターミディエイトを選んだわけではなく、アウディ、キャデラック、そしてウィリアムズのカルロス・サインツも同じ選択をしていた。

    だが、ノリスとピアストリは上位争いの好位置にいたため、その影響はより大きかった。

    アントネッリも「驚いた」
    優勝したアンドレア・キミ・アントネッリも、マクラーレンのタイヤ選択には驚いたと語った。

    「簡単な状況ではなかった。少し雨脚が強くなり始めていたからだ」とアンドレア・キミ・アントネッリはコメント。

    「少し濡れ始めているのは見えていた。でも少なくとも僕たちは、それがそれほど長く続かないとかなり確信していたし、耐えられると思っていた」

    「だから当然、スリックを選んだ。もちろん、マクラーレンがインターを履いているのを見て驚いた」

    「大きな賭けだった。もし雨が降り始めていれば彼らにとっては非常に良かったが、そうはならなかった」

    「ベストではなかった。ただ、スタートは簡単ではなかった。特にロックアップしやすく、少なくとも最初の数周は縁石も少し危なかった」

    「簡単なコンディションではなかったが、クルマが走り始めると数周後には路面は完全に乾き、レースをするには問題なかった」

    マクラーレンにとっては、勝負に出た判断が裏目に出た一戦となった。雨が続けば大きな武器になり得た選択だったが、路面の乾きが予想より早く、上位争いの主導権はスリックを選んだライバルたちへと移った。

  • オスカー・ピアストリ F1カナダGPでアルボンに謝罪「抜こうとしたわけじゃない」

    オスカー・ピアストリ F1カナダGPでアルボンに謝罪「抜こうとしたわけじゃない」

    マクラーレンのオスカー・ピアストリは、2026年F1カナダGPでアレクサンダー・アルボンと接触し、レース後に謝罪の言葉を口にした。

    インターミディエイトタイヤでスタートしたピアストリは、1周目終了時点でスリックタイヤへ交換。しかし路面コンディションに苦しみ、11周目のヘアピンでウィリアムズのアルボンに追突。アルボンはそのままリタイアとなり、ピアストリには10秒加算ペナルティが科された。

    “経験したことがないグリップ不足”
    モントリオールは低気温と特殊な路面特性によりタイヤへの熱入れが難しく、多くのドライバーがグリップ不足を訴えていた。

    ピアストリもレース後、その状況は「これまで経験したことがないレベル」だったと説明した。

    「難しくなるとは思っていたけど、ポイント争いは可能だと思っていた」とオスカー・ピアストリは語った。

    「でも、あのグリップレベルはこれまで乗ってきたどのクルマとも違っていた。完全に自分の判断ミスだった」

    「ウィリアムズとアレックスには本当に申し訳なく思っている。実際にはオーバーテイクを仕掛けようとしていたわけじゃなくて、ただロックアップしてしまった。それで終わりだった。こういうことも起きる」

    アルボンにとっては悪夢の週末
    一方、アレクサンダー・アルボンにとっては踏んだり蹴ったりの週末となった。

    金曜日にはグラウンドホッグとの接触で走行時間を大きく失い、決勝でもわずか11周でリタイア。レース序盤は着実にポジションを上げつつあっただけに、悔しさの残る結末だった。

    「前にいたクルマはどれも中団勢より速かったので、序盤は厳しかった。周囲がインターミディエイトだったこともあって、最初の数周はかなり引っかかった」とアルボンは振り返った。

    「スタートでも少し問題があったけど、その後はうまく挽回していたし、前のクルマを1台ずつ抜いていけていた」

    「ちょうどピエール・ガスリーを抜こうとしていたところで、その前にはフランコ・コラピントとリアム・ローソンがいた」

    「でも残念ながら、オスカーはオリー・ベアマンと一緒に僕の後ろについて抜けようとして、距離感を見誤ったんだと思う」

  • アストンマーティン・ホンダF1 改良版PU時期を示唆「夏には進展を見せたい」

    アストンマーティン・ホンダF1 改良版PU時期を示唆「夏には進展を見せたい」

    アストンマーティン・ホンダF1にとって、2026年F1カナダGPは結果以上に“前進”を確認できた週末となった。

    フェルナンド・アロンソは決勝でリタイアに終わったものの、ホンダ側はパワーユニットの改善に一定の手応えを得ており、さらに改良版“スペックB”投入時期について初めて具体的な見通しを示した。

    ホンダが初めて示した“スペックB”投入時期
    カナダGPでは、パワーユニットの配分制御やギアボックス面で改善が見られ、アロンソは今季初めて予選Q2進出を果たした。

    ホンダは現在、燃焼効率や内部摩擦低減を中心に改良を進めており、サクラの開発拠点では2026年F1パワーユニットのアップデート作業が継続している。

    ホンダのチーフエンジニアである折原伸太郎は、カナダGP後に次のように語った。

    「改善しなければならないポイントは分かっています。燃焼を改善する必要がありますし、その方法についてもアイデアがあります。データ上でもポジティブな兆候があります」

    「フリクションについても、パフォーマンス向上のためには低減させる必要があります。その課題リストはファクトリー側にあり、あらゆる面で改善を進めています」

    そして最大の注目点となったのが、“スペックB”投入時期への言及だった。

    これまで折原伸太郎は時期について明言を避けてきたが、今回は明確に「シーズン終盤ではない」と語った。

    「開発作業は長期的なものですが、シーズン終盤の話ではありません」

    「夏休み期間のどこかで、何らかの進展を見せたいと考えています。それが我々の目標です」

    アストンマーティン・コグニザント・フォーミュラワンチーム ホンダF1

    ADUO適用候補として注目されるホンダ
    2026年F1では、新たに導入されたADUO(エンジン調整・開発支援制度)が大きなテーマとなっている。

    カナダGP後、FIAは各メーカーのパフォーマンス差を評価し、トップ勢から2%以上遅れているメーカー、4%以上遅れているメーカー、さらに10%以上の差がある“特別支援対象”を判定する見込みだ。

    その最上位支援カテゴリーであるADUO適用候補として、現在もっとも名前が挙がっているのがホンダだと報じられている。

    もしホンダが夏休み明けまでに改良版PU投入に成功すれば、ザントフールトで導入予定とされるアストンマーティンの大型空力アップデートと重なる可能性もある。

    マイク・クラックは以前、プレシーズン段階で大型アップデート投入を凍結していたことを認めており、その理由について「現状のPUでは十分なパフォーマンスを引き出せなかった」と説明していた。

    カナダGPでは信頼性面にも前進
    決勝ではアロンソがシートトラブルでリタイアした一方、ホンダ側はパワーユニット自体の信頼性に一定の満足感を示した。

    「2台ともパワーユニットに大きな問題が発生しなかったこと、そしてドライバビリティ面でポジティブな兆候が見えたことには満足しています」と折原伸太郎はコメント。

    一方で、依然として課題は残るという。

    「ただし、ドライバーたちが求めているものと、我々の現状との間にはギャップがあります」

    「だからこそ、今後はドライバビリティ改善をさらに進めていく必要があります。どの方向に進むべきかは見えてきています」

    アストンマーティン・ホンダF1は依然として苦戦の最中にあるが、ホンダ側は確実に“次の一歩”を見据え始めている。スペインGP、そして夏以降のアップデート投入は、2026年シーズン後半戦の重要な転機となるかもしれない。

  • F1名将ロス・ブラウンがMotoGPへ プラマック・レーシング取締役就任

    F1名将ロス・ブラウンがMotoGPへ プラマック・レーシング取締役就任

    プラマック・レーシングは、ロス・ブラウンが同社の取締役会に加わったことを発表した。

    F1で複数のタイトル獲得と要職を経験してきたブラウンは、今後、チーム代表パオロ・カンピノティの戦略アドバイザーとして、MotoGPパドックでその知見を生かすことになる。

    F1で22冠を築いた名将がプラマックへ
    ロス・ブラウンのモータースポーツでのキャリアは40年以上に及び、その間にコンストラクターズ選手権11回、ドライバーズ選手権11回、合計22の世界タイトルを獲得してきた。

    F1では1991年からベネトンのテクニカルディレクターを務め、その後1996年末に同じ役職でフェラーリへ移籍。スクーデリアでミハエル・シューマッハ時代を支えた。

    その後、2008年にはホンダのチーム代表を務め、2009年にはブラウンGPの主要株主として自身のチームを率い、ジェンソン・バトンとともにタイトルを獲得した。

    チームは2010年からメルセデスF1チームとなり、ブラウンは2013年までチーム代表を務めた。さらに2017年から2022年までは、フォーミュラ・ワン・マネジメントでモータースポーツ担当マネージングディレクター兼テクニカルディレクターを務めた。

    カンピノティ「勝利のメンタリティが貢献する」
    プラマック・レーシングのチーム代表パオロ・カンピノティは、ロス・ブラウンの加入を歓迎した。

    「ロスをプラマック・レーシングに迎えられることを非常に誇りに思う」とカンピノティはコメント。

    「F1における彼の並外れたキャリアと実績だけでなく、ロスは私が長年にわたり友情と大きな敬意を共有してきた人物でもある」

    「彼のビジョン、知識、そして勝利のメンタリティは、プラマック・レーシングの継続的な成長と発展に価値ある貢献をもたらしてくれると信じている」

    ブラウン「経験が役立つ場所で貢献したい」
    ロス・ブラウンは、非常勤の立場でプラマック・レーシングの取締役会に加わることを喜んだ。

    「プラマック・レーシング・リミテッドの取締役会に非常勤の役割で加わることをうれしく思う」とブラウンはコメント。

    「モータースポーツは常に人、チームワーク、そして継続的な改善に関わるものだった。パオロとチームを支え、自分の経験が役立つところで貢献できることを楽しみにしている」

    「プラマックは強い精神と野心を備えた印象的な組織を築いてきた。その未来の一部になれることを楽しみにしている」

    ロス・ブラウンの加入は、プラマックにとって単なる肩書きの追加ではなく、F1で成功を築いてきた組織運営、技術判断、勝利文化をMotoGPチームの成長に取り込む動きとなる。F1で時代を築いた名将が、今度はMotoGPの現場でどのような影響を与えるのか注目される。

  • ジョージ・ラッセル アントネッリとの激闘でF1新PUを擁護「なぜ変える?」

    ジョージ・ラッセル アントネッリとの激闘でF1新PUを擁護「なぜ変える?」

    2026年F1カナダGPで、ジョージ・ラッセルとアンドレア・キミ・アントネッリが繰り広げた激しい首位争いが、新世代パワーユニット論争の象徴的なシーンとなった。

    電動出力への依存増加を巡って批判も出ている2026年F1レギュレーションだが、ラッセルは「むしろ今のPUだからこそ素晴らしいバトルが可能になっている」と反論。来季以降に検討されている“60対40”への出力配分変更案にも疑問を呈した。

    ラッセル「何年もこんなバトルはなかった」
    メルセデス勢はカナダGP序盤、首位を巡って何度もポジションを入れ替える激しい攻防を展開した。

    現在の2026年型パワーユニットについては、バッテリー展開への依存が大きすぎるとの批判も出ており、ホイール・トゥ・ホイールのレースを損なっているという声もある。

    そのため、2027年にも内燃機関の比率を高める“60対40”案が浮上しているが、ラッセルは現行規則を支持した。

    「僕は大好きだった。本当に素晴らしかった」とジョージ・ラッセルはメディアにコメント。

    「こんなバトルは何年も経験していなかった。こういう戦いを見たのも、おそらく2014年バーレーンGPのルイス(ハミルトン)とニコ(ロズベルグ)以来だと思う」

    「今のマシンだからこそできるし、今のエンジンだからこそできるんだ」

    “60対40案”にも疑問
    F1では現在、2026年型パワーユニットの電動比率を巡る議論が続いている。

    一部メーカーや関係者の間では、バッテリー依存を減らし、内燃機関の出力割合を増やす方向性が議論されているが、ラッセルは変更の必要性を感じていない。

    「なぜ誰もが変更したがるのかわからない。メルボルンでも素晴らしいバトルがあった」

    「中国でも素晴らしい戦いがあったし、今日も昨日もキミと素晴らしいバトルができた」

    「それが可能なのは、今のパワーユニットだからだ。僕はそう思っている」

    もっとも、ラッセル自身のレースはパワーユニットトラブルによって幕を閉じた。

    首位を走行中だったラッセルは終盤前にマシンを止め、リタイア。チームメイトのアントネッリに対して選手権で43ポイント差をつけられる結果となった。

    “新世代F1”を巡る議論は続く
    2026年F1レギュレーションは、導入前から“電動化の比率が高すぎる”との議論が続いてきた。

    一方で、カナダGPのようにエネルギーマネジメントを駆使しながら複数周にわたって接近戦が続く展開は、従来世代とは異なる魅力として評価する声もある。

    ラッセルの発言は、単なるPU擁護にとどまらず、「現在のF1は本当にレースを悪化させているのか?」という議論そのものに疑問を投げかける内容となった。

  • 2026年F1カナダGP決勝 22人のドライバーが語る明暗「勝者と敗者の本音」

    2026年F1カナダGP決勝 22人のドライバーが語る明暗「勝者と敗者の本音」

    2026年F1カナダGP決勝は、メルセデス勢による激しい首位争いと、変化する路面コンディションに翻弄された波乱のレースとなった。

    アンドレア・キミ・アントネッリが4連勝を達成し、ルイス・ハミルトンとマックス・フェルスタッペンが表彰台を獲得。一方でジョージ・ラッセル、ランド・ノリス、フェルナンド・アロンソら有力勢がリタイアに終わった。

    各チームとドライバーは、低温と不安定なコンディションに苦しみながらも、それぞれ異なる課題と収穫を持ち帰った。レース後には、勝者の歓喜から戦略ミスへの反省、マシントラブルへの悔しさまで、多くのコメントが語られている。

    1位:アンドレア・キミ・アントネッリ(メルセデス)
    「まず最初に、ジョージには本当に気の毒だった。彼はレースをリードしていたし、本当に強かった。僕たちは最初のスティントで素晴らしいバトルをしていて、ペースもとても接近していた。きっとレース最後まで続いていたと思うし、それを最後まで続けられなかったのは残念だ。僕たちにとって簡単なレースではなかった。風は非常にトリッキーで、低温コンディションのなかでタイヤを機能させるのが難しかった。特に序盤は何度かロックアップもあったが、幸いにもコース上に留まり、トップでチェッカーを受けることができた。もちろん、こういう形で勝ちたいわけではないが、この結果は受け取る。これからヨーロッパラウンドが始まり、シャットダウン前まで8週間で6レースが続く。厳しい期間になるが、僕たちはそれを楽しみにしている」

    2位:ルイス・ハミルトン(フェラーリ)
    「僕にとって本当にポジティブな週末だった。プラクティス最初のラップからクルマと一体感があったし、予選では少しうまくいかなかった部分もあったが、ペースは確実にあった。今日の結果は、ここサーキットとファクトリーの両方で積み重ねてきた仕事の成果だ。関わってくれたすべての人に大きな“グラツィエ”を伝えたい。チームが初日から僕を支え、歓迎してくれたことにも本当に感謝している。それは僕にとって大きな意味がある。こうして大量ポイントを持ち帰れたことは重要だし、今後につながるポジティブな要素もたくさんある。マックスとのバトルは激しく、そして楽しかった。それこそが僕たちがレースをする理由だし、僕たちが進歩していることも示している。マイアミで投入したアップグレードはうまく機能しているし、この流れをさらに築きながら前進を続けていきたい」

    3位:マックス・フェルスタッペン(レッドブル)
    「再び表彰台に戻ってこられてうれしい。少し驚きでもあったが、僕たちは正しい判断をしたし、やれることはすべてやり切った。ソフトタイヤでの最初のスティントはとても良く、そのおかげで必要なギャップを築くことができた。ミディアムタイヤはもう少し難しく、温度管理に加えてVSCの出入りもあり、さらに厳しかった。終盤のルイスとのバトルは楽しかったし、ポジションを取り返そうとハードにプッシュした。ここ2戦で僕たちはかなり近づいてきているし、前向きな前進も見えている。それに、自分たちのパワートレインで初めての表彰台でもあり、チームにとって大きな節目だ。ここまで到達するために尽力した全員に賛辞を送りたい」

    4位:シャルル・ルクレール(フェラーリ)
    「僕にとって難しい週末だった。FPの時点からクルマに正しい感触を得られず、タイヤを適切なウインドウに入れることにも苦労していた。一方でルイスは同じクルマで素晴らしい週末を過ごしていたので、彼のデータを見て、何が違ったのか理解する必要がある。次は母国レースのモナコだ。あの場所で走るのを楽しみにしているし、僕たちのクルマがあのコースでアドバンテージを発揮してくれることを願っている」

    5位:アイザック・ハジャー(レッドブル)
    「スタートは非常に良かったが、レースではペースにかなり苦しんだ。クルマはとても速かったが、昨日よりもドライブが難しく感じていて、自分が望むほどプッシュできなかった。4位を獲得できた可能性もあったと思うが、最終的には5位で終えることになった。週末を通してクルマ全体のパフォーマンスは非常にポジティブだった。マイアミから大きく前進したし、その力を最大限に引き出せたと思う。モナコでもこの勢いを維持できることを願っている」

    6位:フランコ・コラピント(アルピーヌ)
    「週末のスタート時点から考えると、チームとしてダブル入賞を果たせたのは素晴らしい結果であり、ハードワークを続けてきたチーム全員への最高のご褒美だと思う。僕たち全員が一丸となって取り組んできたことを誇りに思うし、今日は本当に素晴らしいチーム結果になった。それに、自分自身にとってもF1でのベストリザルトになったのでとてもうれしいし、マイアミで見せたパフォーマンスをさらに積み上げることができた。もちろん、他のドライバーたちの不運によって恩恵を受けた部分があることは分かっているし、それは決して気持ちの良いものではないが、僕たちはできることをすべて最大化し、クルマをしっかり持ち帰った。今日は全体的にグリップが非常に低く滑りやすかった。特にスタート直後の数周は周囲より硬いタイヤだったこともあり難しかった。ピットアウト時には濡れた部分に乗って白線にも触れてしまい、壁に向かって流される怖い瞬間もあった。ただ、幸いにも壁には横向きで当たり、小さなダメージだけで済んだので修理も不要だったし、パフォーマンスにも影響はなかった。僕たちにはまだやるべきことがたくさんあり、もっと競争力を高めて、純粋な速さで前のチームたちに近づかなければならない」

    7位:リアム・ローソン(レーシングブルズ)
    「週末の難しいスタートを考えれば、7位フィニッシュは間違いなく良い結果だし、チームにポイントを持ち帰ることができてうれしい。全体的に簡単なレースではなかった。スタート位置から順位を上げることはできたが、クルマのバランスには苦しみ続けていたし、レース全体を通して少しスピードも不足していた。最大の課題はタイヤ温度を適切に維持することで、全開ラップの時しかうまく機能させられなかった。今日はアルピーヌ勢の方が速く、終盤ソフトタイヤを履いた僕に対してピエールは簡単には諦めなかったので、このポジションを守り切れたことをうれしく思う。数週間後のモナコで再びレースをするのが楽しみだし、ヨーロッパラウンド開幕に向けて期待している」

    8位:ピエール・ガスリー(アルピーヌ)
    「全体として、本当に良いチーム結果だったし、選手権に向けても大きなポイントになった。僕自身としては、ここまで難しい週末だったなかでダメージを最小限に抑え、8位でポイント圏内に入れた結果だったと思う。ただ全体的には、今回もクルマに苦しんでいたし、チームとしてその理由を確認し、いくつかの問題を解決していく必要がある。クルマを再び良い状態に戻すためには、まだ多くの作業が待っているし、それがモナコまでの目標になる。今日のレースに関しては、ミディアムタイヤでのスタートが厳しく、序盤はかなり冷えていてグリップも低かった。ただ終盤には順位を取り戻し、最後はリアムとのバトルに持ち込めた。追い抜く場所を見つけるのが本当に難しく、結局前に出られなかったので、8位で満足するしかなかった。今はモナコが楽しみだ。1年の中で一番好きな場所なので、こうした制限を改善し、もっと自信とパフォーマンスを持って臨めることを願っている」

    9位:カルロス・サインツJr.(ウィリアムズ)
    「今日は複雑な気持ちだ。こういうコンディションで走るのはいつも好きだし、自分はクルマからすべてを引き出せる感覚がある。15番手スタートだったので、インターミディエイトでギャンブルする価値はあると思っていたし、コンディションも少し不安定だった。追加のフォーメーションラップは助けにならなかったし、残念ながら今日はその判断が明確に裏目に出た。ただ、ミディアムに履き替えてからの第2スティントは本当に強力で、時にはミッドフィールド最速だった。良いリカバリーはできたが、前の3台と戦えたら面白かったと思う。とはいえ、チームにまたポイントを持ち帰れたので、その点はうれしい。最終的には、コンスタントにトップ8争いをするにはまだペースが必要だが、レースごとに良い流れを築けている」

    10位:オリバー・ベアマン(ハース)
    「今日のパフォーマンスを考えると、僕たちがポイントに値したかどうかは分からないが、受け取るよ。逆に、十分に値する走りをしても何も得られなかった週末もあったからね。全体的に見れば、僕たちにとって本当に難しい週末だったが、それでもポイントを獲れたのは良かった。もっと上を狙えたと思うが、ピットストップが遅かったので、その理由を理解する必要がある。今日は非常に滑りやすく難しいコンディションだったし、1周目に役立つと思ってユーズドソフトでスタートすることを選んだ。ただ、結局フォーメーションラップが3周追加されたので、その恩恵があったかは分からない。大きな笑顔で帰れるわけではないが、モナコで強く戻ってくるまで1週間ある」

    11位:オスカー・ピアストリ(マクラーレン)
    「僕たちが望んでいたような1日ではなかった。国歌斉唱からクルマに乗り込むまでの間に路面がかなり濡れていたので、インターミディエイトでスタートすることを決めたが、最終的には間違った判断だった。その後、アルボンとの接触でダメージを負ってしまった。彼とウィリアムズには謝りたい。その後は追い上げるためにできることをやったが、今日は本当に難しかった。それでも、この週末から得られるポジティブな部分はある。いくつかの面で前進できた感触はあるし、メルセデスとの差を縮める意味でも一歩前進した。今はリセットして振り返り、モナコへ向けて集中したい」

    カナダGP 2026年のF1世界選手権

    12位:ニコ・ヒュルケンベルグ(アウディ)
    「僕たちにとっては厳しいレースだった。振り返れば、スタート時のコンディションは僕たちの予想とは違う方向に進んでいた。当時持っていた情報を考えればリスクを取る価値はあったが、結局序盤は思ったように展開せず、かなり早い段階で苦しい状況に追い込まれた。その後も、自分たちが望んでいたような回復ペースはなかった。周囲のライバルたちはもっと早く前に進んでいたので、そこには理解し改善しなければならない点がある。全体として、多くを振り返る必要のある厳しい週末だった。すべてをしっかり分析し、そこから学びを得てモナコへ向かいたい」

    13位:ガブリエル・ボルトレト(アウディ)
    「僕たちにとっては長いレースだった。インターミディエイトタイヤでスタートしたのは、それがうまくいく可能性があると感じていたからだが、雨はすぐに止んでしまい、その判断が結果的に不利になった。追加ピットストップによって争いから脱落し、その後は自分たちのペースを管理するレースになった。それでもポジティブな点として、2台とも完走し、チームにとって重要なデータを集められたことは良かった。もちろん少し残念ではある。クリーンな週末と普通のレース展開なら、今日はポイント獲得も可能だったと思う。でも、それがレースだ。今はモナコに集中している」

    14位:エステバン・オコン(ハース)
    「控えめに言っても厳しかった。ブレーキング時に何かがうまく機能しておらず、ずっとロックアップしていたので、そこを掘り下げる必要がある。予選後にクルマを新しいアップデート仕様へ変更したので、まともに走れたラップは2周だけだった。でも、チームとしてすべてを持ち帰って分析していく」

    15位:ランス・ストロール(アストンマーティン)
    「モントリオールでは難しい週末になった。必要な温度をタイヤに入れることができず、レースを通してずっとグリップ不足に苦しんでいた。ストレートでも必要なペースがなかった。クルマのパフォーマンスは僕たちが求めているレベルにはなく、そこへ到達するためにはまだ多くの作業が必要だ」

    16位:バルテリ・ボッタス(キャデラック)
    「長くて厳しい1日だった。バランスに本当に苦しんだ。レースを通してオーバーステアをまったく改善できず、それが最大の問題だったし、調査する必要がある。結果だけを見ると、進歩があまり見えないこともあるかもしれないが、改善しているのはクルマのペースだけではない。僕たちはあらゆる面で前進を続けている。少しずつだが確実に前へ進んでいるし、時間がかかることは最初から分かっていた。次のレースは2週間後なので、さらに一歩前進できることを願っている」

    DNF:セルジオ・ペレス(キャデラック)
    「順調だったよ。もちろんスタート時のインターミディエイト選択は間違っていたが、どちらへ行くかは50対50だった。そこから挽回して争いに加わり、エステバンと戦い、ハースを抜いた後は良いペースもあった。だが残念ながらサスペンションにトラブルが起きてリタイアせざるを得なかった。それでも、この週末はシーズン開幕以来もっとも競争力のある週末だったし、大きな前進を果たせた。ポジティブな要素はたくさんある。あとはオペレーション面を整理し、進歩を結果につなげていくだけだ」

    DNF:ランド・ノリス(マクラーレン)
    「今日は厳しかった。グリッド上でまだ小雨が降っていたのでインターミディエイトでスタートする決断をしたが、スタート自体は素晴らしかったものの、雨が弱まり、その選択は最初の1周以降は間違いになってしまった。これがレースだ。そういう判断がレースを勝たせることもあれば、逆の結果になることもあるし、その決断については自分にも責任がある。さらに序盤に複数回のピットストップが必要になり、最後はメカニカルトラブルでリタイアとなった。低温コンディションのなかでフロントタイヤを温められず、クルマを扱うのが難しかったが、それでもポイント争いはできていたと思う。それでも週末から得られるポジティブな部分はたくさんある。僕たちのペースは強力だったし、メルセデスとも戦えた。ファンからのサポートも素晴らしかった。トラブルの原因を調査し、低温時のタイヤウォームアップ改善に取り組み、さらに強くなって戻ってくる。今日の判断から学び、次はその速さをクリーンなフィニッシュとポイントにつなげたい」

    DNF:ジョージ・ラッセル(メルセデス)
    「今日リタイアに終わったとしても、自分の週末には誇りを持っている。スプリントでポールを獲得し、そのレースにも勝ち、グランプリでもポールを獲得した。そして、リタイアの原因となったPUトラブルが起きるまではレースをリードしていた。今週末、自分にできた以上のことはなかったと思っているし、それが今後のシーズンに向けて自信を与えてくれる。もちろん、こういう形でカナダGPを終えるのは痛いが、自分のベストを尽くせたという満足感を持ってここを去る。30周目までは本当にレースを楽しんでいた。キミとのバトルは最高だったし、きっと彼も同じだったと思う。まるでカート時代に戻ったような感覚で、ホイール・トゥ・ホイールで戦い、何度もリードを入れ替えた。見ていたみんなにも、僕が楽しんだのと同じくらい楽しんでもらえていたらうれしい。ただ、あの戦いを最後まで続けたかった」

    DNF:フェルナンド・アロンソ(アストンマーティン)
    「良いスタートを切れたし、トップ10争いができていた。ソフトタイヤでスタートしたのは正しい判断だったと思う。何人かはインターミディエイトを選んで早めにピットインせざるを得なかったからね。残念ながらレース中にシートの問題が発生し、それでリタイアを決めた。マイアミと同じパッケージだったが、ここではもう少し速さがあったように感じる。パフォーマンス向上はサマーブレイク前後のアップグレードを待つ必要があるが、それまではこのパッケージを最適化し続けたい」

    DNF:アレクサンダー・アルボン(ウィリアムズ)
    「今週末は全体的についていなかった。今日もまた不運だった。オスカーに悪感情はないし、彼がオーバーテイクを少し見誤っただけだと思う。こういうことは起きるし、それがレースだ。レース序盤のペースは良かったし、クルマにも良い感触があった。アルピーヌ勢と争い、十分ポイント圏内にいたと思う。結局のところ、今季は走行時間が不足しているし、自分としてもリズムに乗ってスムーズな週末を過ごす必要がある。それはいずれ来るはずだ。モナコは通常僕たちに合うコースだし、ドライバーとしての自分にも合っているので、リセットしてチームとしてさらに強く戻ってくるのを楽しみにしている」

    DNS:アービッド・リンドブラッド(レーシングブルズ)
    「今日はフォーメーションラップ開始時にクラッチの問題が発生し、レースに参加することができなかった。ミックスコンディションで走るのを本当に楽しみにしていたので、そのチャンスを失ったのはもちろん残念だ。それまでは本当にポジティブな週末だっただけに悔しい。チームは週末を通して完璧に仕事をしてくれたし、持ち込んだアップグレードもうまく機能していたので、結果を持ち帰れなかったのはフラストレーションが残る。それでも次戦へ向けて持ち帰れるポジティブな要素はたくさんあるし、自信も十分ある。モナコで初めてF1マシンを走らせるのを今から楽しみにしている」

  • インディ500賞金総額が史上最高3090万ドル ローゼンクヴィストが約7億円獲得

    インディ500賞金総額が史上最高3090万ドル ローゼンクヴィストが約7億円獲得

    2026年の第110回インディアナポリス500の賞金総額が、史上最高額となる3090万6400ドル(約49億1418万円)に達した。

    初優勝を飾ったメイヤー・シャンク・レーシング w/カーブ・アガジャニアンのフェリックス・ローゼンクヴィストは、優勝賞金として過去最高の434万ドル(約6億9000万円)を獲得した。

    5年連続で更新されたインディ500賞金記録
    「ザ・グレイテスト・スペクタクル・イン・レーシング」と称されるインディ500の賞金総額は、これで5年連続の記録更新となった。

    2026年のNTTインディカー・シリーズのドライバー平均支払額は93万6500ドル(約1億4890万円)で、2025年の平均59万6500ドルを大きく上回った。

    2025年のインディアナポリス500賞金総額は2028万3000ドル(約32億2500万円)で、優勝者の獲得額は380万ドル(約6億420万円)だった。2024年は総額1845万6000ドル(約29億3450万円)、優勝者は430万ドル(約6億8370万円)を獲得しており、この中にはボルグワーナーによる連覇達成ボーナス44万ドル(約7000万円)が含まれていた。

    2023年は総額1702万1500ドル(約27億640万円)、優勝者は370万ドル(約5億8830万円)。2022年は総額1600万200ドル(約25億4400万円)、優勝者は310万ドル(約4億9290万円)だった。2022年以前の最高額は、2008年インディアナポリス500の1440万ドル(約22億8960万円)だった。

    ボールズ「インディ500は歴史を作り続けている」
    「インディアナポリス500は、いくつもの意味で歴史を作り続けている」とインディカーおよびIMS社長のJ・ダグラス・ボールズはコメント。

    「5月の1カ月間は、グランドスタンドが2年連続で完売となり、2016年の第100回大会以来最大の観客を集めた。そしてコース上では、インディ500史上最多のリードチェンジを記録する激しい戦いが繰り広げられた」

    「フェリックス・ローゼンクヴィストは見事な形でその名を歴史に刻んだ。インディ500史上最僅差のフィニッシュ、そして今度は史上最大の賞金だ。記憶に残る5月を締めくくるうえで、これ以上の結末はない」

    インディ500 ミック・シューマッハ

    ミック・シューマッハがルーキー・オブ・ザ・イヤーを受賞
    レイホール・レターマン・ラニガン・レーシングのミック・シューマッハは、5月を通じたパフォーマンスによりインディアナポリス500のルーキー・オブ・ザ・イヤーに選出された。

    ミック・シューマッハは同賞のボーナスとして5万ドル(約795万円)を獲得し、最終的な獲得賞金は21万8800ドル(約3479万円)となった。

    インディアナポリス500の賞金は、インディアナポリス・モーター・スピードウェイとNTTインディカー・シリーズによる賞金に加え、その他の指定賞や特別賞によって構成される。賞金は毎年ビクトリー・セレブレーションで授与され、今年はインディアナポリス中心部のインディアナ・コンベンション・センターで月曜夜に開催された。